胡蝶の箱庭 Ver,01(20130125)
 Opening / Middle-a / Middle-b / Trigger / Climax / Ending //Another 
横幅700pix以上を推奨します 
 恐喝、詐欺、横領、傷害、そして殺人――よくある事。
 底辺にいる者が生き方を選ぼうなどと、思い上がりも甚だしい。

 よく考えろ。
 お前がダイヤモンドのつもりで掴んだソレは
 炭の欠片ほどの役に立つモノなのか?

 これは三面記事にすら載らない、よくある陳腐な物語。
 Handout
◆PC1(共通)
【推奨PC】殺し屋、何でも屋(裏社会に精通する者)、FHPC
【シナリオロイス】“カットアウト”or“女狐”
「組員を殺して3億円を持ち逃げした男がいる。そいつを殺して金を回収してくれ」
血の臭いに満ちた部屋の中で、マフィア紛いのあざとい手管で成り上がった組幹部の“女狐”が言った。
「そいつは“ただの人間”じゃ太刀打ちできなくてね。だからアンタらを呼んだのさ」
『此方側』のやり方で対処。――つまりはそういうことらしい。
 “名伏せの住人”アノニマス
 “裏に立つ者”楠木 伊知朗
 “幾億の仮面神”神流木 汀
 自己紹介
GM:それではPC番号1から自己紹介をお願いします。

アノニマス:「俺の名前?そうだな、“anonymous”とでも呼んでくれ。」
アノニマス:「……しっかしまた血生臭いモノを持ってきてくれたもんだなぁ、こりゃ。」
アノニマス:「ま、こちとらも長い事はやってるんだ。良くある仕事の一つではあるって事で、しゃーないしゃーない。」
アノニマス:“名伏せの住人” アノニマス
アノニマス:“匿名”の意味通りに本名を隠し、普段は“アノニマス”の名でウェブを中心に様々なネタを集める情報屋。
アノニマス:時には成年、時には少年、更に時には動物と、様々な姿を持って他人と接する。
アノニマス:彼の本当の姿等を知るのは近しい存在のみだとか。
アノニマス:SR:ブラム=ストーカー/オルクス/ウロボロス ※1
アノニマス:HP:25/行動値:9/侵食:42%  Dロイス:動物使い
アノニマス:シナリオロイス:“女狐”に□好奇心/■無関心
アノニマス:「ま、貰うものさえ貰えりゃ文句は言わんさ。せいぜい頑張らせてもらうかね。」
アノニマス:PC間ロイス:楠木 伊知朗に□信頼/■不信感
アノニマス:「……仮にも天下の各務社員が、こんな事に首突っ込んで大丈夫なんかとは普通に思うがね。」 ※2
アノニマス:以上にて、宜しくお願い致します。

伊知朗:「僕は“裏方”で十分ですよ」
伊知朗:「華々しい表舞台に立つのは、他の人でいいです」
伊知朗:“裏方に立つ者(Propman)” 楠木 伊知朗(くすのき いちろう)。
伊知朗:今年、各務に入社した新入社員で、裏方仕事を専門とする。
伊知朗:大学卒業から入社まで1年の間があるが、その間に妙な人脈を築いている。
伊知朗:能力は雷光を使った支援を得意とし、攻撃能力は皆無。
伊知朗:ちなみに、本社から黒巣支社への異動が内定済み。
伊知朗:ブリード:クロスブリード シンドローム:ブラックドッグ/ソラリス Dロイス《記憶探索者》
伊知朗:【HP】30 【行動値】5 初期侵蝕率:29%
伊知朗:PC間ロイス:神流木 汀 ■好奇心/無関心 「若い人は、いいですね…」
伊知朗:シナリオロイス:"カットアウト" ■有為/無関心 「結構な、お手前で」
伊知朗:以上です、よろしくお願いします。

汀:「黒巣市よ、私は帰って来た!!」
汀:「とか言ってみたけど、それが本当に正しかったかは…ねぇ」
汀:「まあ、それはともかく…とりあえずあんたら、攻撃くらいしろ(笑顔)」
汀:“幾億の仮面神”神流木 汀 エグザイルピュアブリード
汀:特殊なレネゲイドウィルスのキャリアーだったため、UGNの監視対象となっていた少女。
汀:だったのだが、その監視者に惚れ、むしろ積極的にUGNに協力するようになったという経歴を持つ。
汀:アメリカ移住時に暗殺者をしていたが、今は一応足を洗っている。
汀:性格は、見た目こそは明るく振舞っているものの、中身はかなり乾いている。
汀:今は、想い人たる了の家に勝手に入り込み、彼の居場所を探りながら適当にエージェントの真似事をしている。
汀:PC間ロイス:アノニマス ■有為/□憐憫
汀:「まあ、引きこもり程、自分の事を『引きこもりじゃない』って言うしね」
汀:シナリオロイスは、なんか二るあるんで見てから決めます。以上です。

GM:GMは、常に間隔が空きすぎて、毎回「リハビリです」と言い張っているこびとがお送りいたします。
 Master Scene
 ScenePlayer:None/登場:不可
 それは、他愛もない寝物語だった。
 一坪ほどでいいから、小さな花屋を開いて心穏やかに暮らしたいね――という、ただの夢。 ※3

 “いつか叶うといいね”
 夢物語を耳にして男達が言うのは、いつもお決まりのセリフだったが
 そんなやり取りが、彼女にとってはひとときを繋ぐ気休めであり、それだけで充分だったのだ。

 ――だったのだが。

「ここから出て、どこかへ行こう。そこで静かに暮らそう」
「もう、君にこんなことさせない。こんな檻から出て、二人で…」

 夢を覚ますような熱っぽさで語り、白くて柔らかい手を両手で握りしめる男の手がある。
 無骨なその手に、もう片方の手をそっと重ね
 そして彼女は首を振り、うつむきながら小さく呟いた。

「私はその言葉だけでいいの。それだけでいいのよ…」
 Opening Phase-01
 ScenePlayer:ALL/場所:寂れたビルの地下/
GM:全員登場を。
伊知朗:#1d10+29 登場
汀:#1d10+35
 Dice 伊知朗:1d10=(2)=2+29=31
 Dice 汀:1d10=(5)=5+35=40
汀:ば、バカな…私の方が先にダイスを振ったはずだ…(ゴゴゴゴゴゴゴ) まあ、40%
アノニマス:#1d10+42+1  従者とアニマルと悩んだ挙句にハンドリングで登場します(キリッ ※4
 Dice アノニマス:1d10=(8)=8+42+1=51
GM:中に人が入っているに違いない。

GM:『貴方に引き受けていただきたい仕事があります』
GM:鴻央会系の組幹部・村木鼎の使いと名乗る男からの電話を受け、
GM:各々諸般の事情から、指定された場所にやってきた面々が三人――もとい、二人と一匹。
GM:かの人物から呼び出された先は、
GM:鴻央会に属する・鹿島正太郎(上級ルルブ125P)が密かに所有している華島ビル系列の、寂れたビルの地下。
GM:細い階段を下りて薄暗い廊下を進み、扉を開ければ、
GM:つい先ほど凶行があったような、鉄錆びたような血の臭いに満ちた空間だった。
GM:足下はまだ乾いておらず、足を踏み入れれば小さな音を立てて血が跳ね上がる。
GM:そんな凄惨な部屋の中央、奥。
GM:扉が開きっぱなしの金庫に腰掛けた女が、“女狐”とも称されている村木鼎だった。
GM:傍らに控えている黒服が差し出した腕時計の文字盤を見て、彼女は足を組んだまま口を開いた。
村木:「……時間ね。それじゃ、この二人だけに話をしようか」
アノニマス:「何気なくスルーするなよ。」(何
GM:楠木と汀を見て、彼女が言う(何)
アノニマス:足元で文句ぶーたれるちびぬこたん!(何
汀:「ど、どうぶつがしゃべったー」(棒読み)
GM:びちゃんびちゃん。抗議の度に血が跳ねて脚が真っ赤に染まる(何)
アノニマス:「お前さんもお前さんで驚くなよ!? ってちょ、ま、地面近いから血が目に入る入る。」(何
伊知朗:「正確には、“もう1人”いるようですがね」いつもの眼鏡ではなくミラーシェイドをかけ、服装もラフなものを着ている。
GM:村木は、傍らに控えている長身の黒服グラサンの男に何事かを囁かれて猫を見下ろす。
汀:「て言うか、誰よ。てっきり、呼ばれたのは私一人だと思ってたんだけど」
村木:「失礼したわね。“Propman”、“Ahtu”、そして小さいのが“anonymous”と言ったかしら」
村木:「私は村木鼎。鴻央会に属する者よ」
伊知朗:「大方、この状況に関係することですかね」足元の血を見つつ。
汀:「鴻央会は、昔のお得意様だったけど…あなたは初めてよね」
村木:「そう。時間が無いのでできるだけ簡略に話をさせて貰うわ。早い話が、この現場を作った者を捕まえて、金庫の中身を取り戻して欲しいの」
アノニマス:てっきり俺ぁあんた等がころころしたのだとばっかり思ってたよ……とは思っても喉元で止めておく!(何
汀:「そっちは一応休業中だけど…まあ、いいわ。それで、見返りは?」
村木:「“Lost Beast”が捕まらないなら別に代理でも構わないの。貴方も、ただのお子様って訳じゃないんでしょう?」薄い笑みをたたえながら汀を見て、
アノニマス:「しかし血が固まりきってないところを見るに……然程時間は経っていないように見受けられるが、一応この現場は何時辺りに気付いたんだ?」
村木:「…それじゃ順番に説明するわ」
村木:「ここは私達の経営する賭場や娼館の金庫でね、『朱童』という坊やと他5人が警備していた」
村木:「4時間前、その坊やが裏切ってカネを持ち出してね」
村木:「3人が斬り殺され、残る2人から報せを受けて駆けつけたらこのザマよ」
伊知朗:「我々を集めたという事は…“同類”と見ていいでしょうか」
村木:「役に立たない二人には“お仕置き”をしてね。その分が追加されちゃったようね」
GM:血溜まりを意に介した風も無く、さらっと告げた。
汀:「答えられないなら、『答えられない』って言ってね。それを、『外部の者にやらせる理由』は何?」
村木:「“Propman”の質問にはNoと答えるわ」
村木:「お嬢ちゃんの質問には、『残念な事に私の手札では対抗手段が無い』――と答える」
村木:「ボスはこの不始末におかんむりでね。幹部連中は皆、競争のまっただ中、血眼になって奴を捜しているわ」
汀:「『ふぅん』…まあ、いいわ」
汀:「私は、貰える物さえ貰えるなら、かまわない」
伊知朗:「成程…」
村木:「私も幹部の一人として、あなた達に奴からカネを奪い返して欲しいってわけ」
村木:――それと、潰されたメンツも回復させなくては」
伊知朗:「…まぁ、いいでしょう」
アノニマス:「幹部様も大変なもんだねぇ。 ま、そっちの事情は関係が無い限り追及はせんが。」 はふーと肩竦める猫。
村木:「坊や――朱童が奪って逃げた金は、3億円」
アノニマス:「……ま、ともあれ既に4時間経っていると言うのであれば確かにもたもたしている場合じゃねぇな。 写真か何かがあるのなら今のうちに受け取っておきたいんだが?」 3億円とかだいたーん。
村木:「朱童が奪った金を回収して戻ってきたら、その1割が貴方達の報酬となる」――どうかしら? と一堂を見回す。 ※5
伊知朗:「ほう、たいした金額ですね」とさして驚いた風も無く。
汀:「代わりに、相応の情報を貰うって選択肢は、有りかしら?」
村木:「いいわよ。私も組の資金を回収できないと困るの」
アノニマス:「1割、ねぇ……。 これは確認の為に聞くが、万が一金が回収できなかった場合はどうなる?」
GM:村木は憐憫の籠もった目で猫を見下ろす。「0円なら、1割は0円よ」
村木:「私からの依頼は、朱童の始末と奪った金の回収よ」
汀:「まあ、さっきも言ったけど、私は構わない」
伊知朗:「右に同じ、です」
村木:「――ただ、若いとはいえ金庫番を任せていたほどの男だもの。一筋縄ではいかないわ」
アノニマス:「想定通りの返答をありがとう。 ま、成功時にちゃんと払うものを払って貰えりゃ俺も問題は無いさ。」
アノニマス:流石に幹部様とあろうものが、ケチ渋ってお金持ち逃げーとかは無いだろうしなぁと目線で言いつつ。
村木:「ええ、約束は守るわ。毒をもって毒を制す。オーヴァードにはオーヴァード…」
GM:彼女がシガレットケースから煙草を取り出すと、後ろに控えている黒服がサッと火を付ける。
GM:小さな炎に照らされた彼女の唇が、赤く濡れるように輝いた。
伊知朗:「まぁ、オーヴァードを一般人が倒すのは、まず不可能と言っていいでしょう」
GM:その唇から細い紫煙を吐き出して。
村木:「…あまり時間をかけたくないの。できればこの煙草を吸い終えるまでに取りかかって貰えるかしら?」
村木:「詳しい事は、この合田から聞いて頂戴」 ※6
GM:傍らの男を顎で指し示した。
汀:「話を聞くなら、ここじゃなくてもいいんでしょ。じゃあ、さっさと出ましょ。あまりいい臭いがする部屋じゃないもの」
GM:指名を受けて、男が三者を先導するようにこの部屋を出てゆく。
汀:言いつつ、特に気にした風もなく歩を進める。
伊知朗:「そうですね、あまり愉快な場所でもありませんし」と踵を返して男の後に続く。
アノニマス:「――ま、せいぜい期待に添える様な仕事はさせて貰うぜ。 そうでなければ、俺の名すらも廃ってしまうんでな」
アノニマス:猫――の向こう側で、現在地点からの予測逃走経路を測りつつ。 音も無く他面子に続いて外へと出た。

GM:生者の居なくなった室内に。一人、残った女が小さく呟いた。
GM:「化け物どもめ…」
GM:――そして、うっすらと嗤った。
 Middle Phase-01
 ScenePlayer:ALL
GM:リサーチシーンです。全員登場を。
伊知朗:#1d10+31 登場
 Dice 伊知朗:1d10=(2)=2+31=33
アノニマス:#1d10+51+1 引き続きハンドリング。
 Dice アノニマス:1d10=(4)=4+51+1=56
伊知朗:既に22%も差が(何
汀:#1d10+40
 Dice 汀:1d10=(5)=5+40=45
アノニマス:声なき者どもの7%はマジ無いわ・・・(何

GM:金庫部屋を出て、合田という男の後について別室へと向かう。
GM:彼が向かった先は同じビルの階上、店をたたんだ後の飲食店だった。
GM:テーブルと椅子にうっすらと積もる埃を払い除けながら、席に着くよう促した。
合田:「血なまぐさい部屋から出た先が、こんな部屋で申し訳ない」
アノニマス:ちょこんと椅子に座ったら、テーブルに重なって皆の顔が見えなくなった俺!(何
汀:「まあ、聞きたいことはいろいろあるけどね。ちゃっちゃと進めましょうか」
GM:淡々とした口調で告げる。濃いサングラスの奥は見えないが、それでも一応申し訳ないと思っているようで軽く頭を下げた。 ※7
伊知朗:「まぁ、あの部屋よりは幾分マシですよ」
GM:では、情報項目を挙げますよ。
アノニマス:はーい。
GM:・朱童 修(すどう・おさむ) 情報:裏社会≧FH>UGN
GM:・村木 鼎(むらき・かなえ) 情報:裏社会>FH
GM:今のところはこの2点かな。他にも何か尋ねたい(調べたい)事があったら言ってください。
GM:なお、左側の項目で調べる方がロス無く情報をゲットできます(難易度が少しだけ下がる)
伊知朗:つまり裏社会がベターと(何
GM:そうなりますね。≧は同程度ってことで。
アノニマス:2つだけ・・・では流石に済まないんだろうなぁ(何
汀:聞きたいことは、上記の中に含まれて出るかもしれないからな。まずは振るか。
GM:情報を入手することで、更に調査項目が出てくることも勿論考えられます。
汀:どうせ、技能は裏社会しかない。
汀:そして…私は情報収集判定は、ダイス2個の時が一番回るような気がする…!(笑)
GM:朱童の行き先の手がかりは、朱童の項目に。村木を調べればまあ裏社会の事が分かる的な。
GM:さあ、宣言して振るといいですよ!
汀:ということで、まずは肝心要の修を振るか。#2r10+1
 Dice 汀:2r10=(4,4)=4+1=5
GM:よし(何)
汀:そうでもなかった(笑)5。
GM:残念ながら汀にはその名に覚えが無かった!
アノニマス:俺も朱童で振るか。駄目だったり増えたら従者生やす(キリッ
GM:別のシーンでも調査はできますんで。
伊知朗:じゃあとりゃーず本体さんどうぞ(何
アノニマス:#4r10+1 裏社会のコネ使用。
 Dice アノニマス:4r10=(10,5,3,10)=Critical!!
 Dice アノニマス:2r10=(9,6)=9+10=19+1=20
アノニマス:(どや顔
GM:ん。現時点で出せる項目はフルオープンだな。
伊知朗:すごーい(何 では僕は鼎を振ってみるか
GM:どうぞー。
伊知朗:#5r10 裏社会のコネ込
 Dice 伊知朗:5r10=(2,4,6,6,10)=Critical!!
 Dice 伊知朗:1r10=(3)=3+10=13
伊知朗:13と出た
GM:回しすぎですよ(何)
伊知朗:偶然です(何
GM:此方もフルオープン。ってことで情報を開示します。

・朱童 修(すどう・おさむ)
 村木鼎の子飼いの部下。敵対勢力の要人暗殺や村木の護衛、隠し金庫の番など、体よく扱われている二十歳くらいの青年。
 身の丈ほどある剣を布に包んで、肌身離さず持ち歩いている。
 大剣を振り回し、容赦なく相手を切り捨てる戦闘スタイルから「切り捨て御免(カットアウト)」と呼ばれている。
 1年ほど前、雇い主である村木の気まぐれで連れていかれた系列店「夜蝶館」で働く娘に入れ込んでいる。
 →「夜蝶館で働く娘」の項目がオープン

・村木 鼎(むらき・かなえ)
 鴻央会系の組幹部。“女狐”とも“血塗れ狐”とも称されている女傑。ヘビースモーカー、三十代半ば。
 近年、表面的には比較的穏健方向へとシフトしている鹿島組に属する幹部だが、
 その中でも目立った活動を続けている一派で、彼女を煙たく思う他の派閥を巧妙に出し抜く、
 あるいは潰すことによって、現在の地位を保っている。
 オーヴァードが持つ能力にいち早く目を付け、彼らを利用することで組の幹部にまで上り詰めた計算高さを持つ。
 かつてFHに属する研究者を匿った際に、研究者が連れていた少年・朱童の身柄を引き受け、手下にしたらしい。
 →気になる項目があれば用意

伊知朗:追加項目は従者に任せようか(何
アノニマス:今振った方が良いのなら従者作る…ってか、どっちにしろCXに行くまでに従者最低1体は作っておかないとだな。
アノニマス:尚且つダイスボーナスに到達するから、最悪コネ含めれば今後でも本体は情報ダイス振れる。 作っておこう(何
汀:まあ、多分誰かが『夜蝶館』に直接行って、その子を口説いてくれるだろうから、後で振っても(チラリ)
GM:質問が無い限り、合田は口を閉ざしたままじっとしている。
アノニマス:(ちらっ (ちらっ
伊知朗:(あのにんさんの中の人に視線を受け流す)
アノニマス:と言う訳で、赤色の従者+血の絆宣言。8%で64%……ってだからめっきり上がり過ぎなんだよ俺っ!(何か叩きつけつつ(何
汀:まあ、現在こちらの予測を超える状況にはなって無いから、慌てることは無い…。
アノニマス:顔を隠した様な適当な人型従者を作りつつ、「夜蝶館で働く娘」を調べてみます。 どれで振れば良いのかな。
GM:んで、「夜蝶館で働く娘」について調べるのかな、従者が?
アノニマス:従者で(みぅ
GM:情報:裏社会、でお願いします。というか従者だから関係無い(ry
アノニマス:んでは知恵あるものの効果によって裏社会のコネ使用。#6r10
 Dice アノニマス:6r10=(8,8,4,7,10,4)=Critical!!
 Dice アノニマス:1r10=(6)=6+10=16
アノニマス:(きりっ

・「夜蝶館」で働く娘
 組が経営している“派遣会社”「夜蝶館」に所属している、「みはる」という娘のもとに通っている。
 いわゆる“夜の店”たる「夜蝶館」は、破産し離散した家の娘が行き着いた先で、似たような境遇の娘が多く働いている。 ※8
 その気だての良さと優しさから、みはるは館で働いている者達から可愛がられているらしい。
 →「夜蝶館」の場所をゲット。

合田:「――まあ、よくある話だ」
アノニマス:「良くある話で3億円強奪とは、本当に大胆と言うか何と言うか……。」
合田:「夜蝶館など、組に関わる末端の店から吸い上げた金があの金庫の中に入っていた」
アノニマス:人型の従者に猫を抱かせつつ、
汀:「そうね。私がステイツで暮らしてた所に比べれば、良心的とさえ言えるわ」
伊知朗:「まぁ、ホントによくある話というかそんな感じですね」
アノニマス:「しかし幾ら金庫番していたとはいえ、朱童ってのは所詮末端だろ? どうやって金庫の番号を知ったんだ。」
アノニマス:それとも力技かねぇとかと。
合田:「村木の護衛から離れた朱童は、ここ最近、鉄砲玉として扱われたり金庫室で寝泊まりをしていたようだ」
合田:「朱童は知らなかったようだが、殺された者の中に売り上げを管理する者が居た。脅して開けさせたのだろう」
伊知朗:「なるほど…」
アノニマス:「にゃーるほど、そっちか。」 にゃーん。
汀:「オーヴァードに金庫なんて、あって無いが如しでしょ」
汀:「どんなシンドロームだって、露見するのを恐れなければ、手段はあるもの」
汀:「そういう意味では、金庫番なんてさせる方がどうかしてるくらいよ」
合田:「取りあえず、此方から伝えておくべき情報はこのくらいか」
GM:そう言いながら、懐から一葉の写真を取り出してテーブルの中央に置く。 ※9
伊知朗:「これは?」写真を覗き込む。
合田:「朱童だ」
GM:少しやつれているようにも見えるが、ごく普通の青年といった感じか。
汀:「ところで、彼のアシは何かしら?」
合田:「徒歩だ。免許なども勿論持てない。が、見よう見まねで強奪した車両を運転するのは可能かも知れない」
汀:「三億なんてかさばる物、持って歩いてるわけないし…って言うか、そういうえばその金はどんな『形』よ? それとも、現ナマ?」 
GM:合田は少し思案して。
合田:「現金だと思う」
汀:「じゃあ、そっちからも追えそうね…」
アノニマス:「ま、どちらにせよでかい得物持ちと言うのであれば捨てる事も難しいだろうし探すのは多少何とかなるだろ……っておい、現金のまま持って逃げてんのか。」
アノニマス:通帳か何かだと思ったら。 流石に驚いた。
汀:「なら、相当の大荷物ね。それに大剣持ち………まあ、相手がモルフェウスだったりしたら、前提全部崩れるけどさ」苦笑
合田:「オーヴァードの能力で何とか成らないか?」
伊知朗:「…盗難車か組の車を勝手に使ってるか…といったところでしょうか」
伊知朗:「…まぁ、シンドローム次第では荷物などあって無きが如しですがね」
アノニマス:一応上司なら、女狐さんとかシンドローム知らないんですか(><。(何 <朱童の
合田:「そうか。では、組の車で管理を外れた車両が無いか、当たってみることにしよう」
伊知朗:「よろしくお願いします」
GM:そして、楠木の前に大きめの紙袋を置く。
伊知朗:「・・・これは?」
合田:「貴方は“それ”を使うべきかと判断しまして」
GM:直ぐに中を確認しますか?
アノニマス:変装グッズくるー(何
伊知朗:とりあえず紙袋の中身を覗いてみます。
汀:紙オムツ…か(違)
GM:中にはFHアイテムのMaskedと、小さな紙片が一枚。 ※10
伊知朗:「変装用の道具と・・・」紙片を見てみる。
GM:紙片には『野町とは争うな』と記されている。
GM:紙袋を渡した合田は楠木の視線をスルーして、猫の首根をつまみ上げる。
アノニマス:動物ぎゃくたいはんたーい(><。 (みーむー
伊知朗:「……」とりあえずそのまま紙袋を手元に引き寄せておく。
合田:「……」猫が暴れたので、おとなしく椅子に戻す(何)
アノニマス:まぁ、その野町さんって何方さんよとは目線で尋ねておこう……ってちょっと、何のために首根っこ掴んだの!(何
伊知朗:「……」さあ?と言いたげに首を横に振る。
GM:テーブルの上に載せて、撫でたかったんじゃないかな!(何)
伊知朗:愛でたかったのか・・・(何
アノニマス:(なでてもいいのよ (さぁ!(何
GM:じゃあ、合田は大きな手でそっと猫を撫でる(なでなで)(何)
アノニマス:(うにうに(何
合田:「此処で言える事はこのくらいだな。では急いで当たってくれ」
アノニマス:「――まぁ、シンドロームで何でもアリってーなら……最悪移動手段すらも何でもアリになっちまうな」
アノニマス:「此処は一つ、シンドロームの力でも動かす事が出来ない場所に張っておくのもスマートかね。」
汀:「とりあえず、手分けする? 夜蝶館とやらに行ってみるのと、足取りを調べるのと、一眠りするのの、三つ」
アノニマス:猫は今撫でられているので、ふいんき(何故かry)を壊さぬように人型従者の方を喋らせました(きりっ
合田:「シンドロームという区切りはよく分からないが、目にもとまらぬ速さで大剣を振るう事だけは違いない」
合田:「戦う事は滅法強いが、それ以外は不器用だという話だ」
アノニマス:「……まぁ、それなら俺は足取りを調べよう。元からそっちの方が得意だしな。」
アノニマス:一眠り案に交代制か?とは突っ込みつつ。
汀:「実戦で矢面に立つ気があるなら、交代でもいいのよ」
アノニマス:「戦闘出来ないーズでホントさーせん」(何
GM:合田は更に携帯を懐から取り出し、今度は汀の前に置く。
伊知朗:「その点に関しては詫びるしかないですね」
GM:「連絡用だ。此方の番号は既に登録してある」できれば使わずに済めばいいのだが…と言いつつ、更に懐を探り。
GM:ちりん。猫用の鈴と首輪を取り出した。
汀:「ふーん…」盗聴器や発信器が無いか、ざっと調べながら
アノニマス:首輪付けられちゃう(*ノノ
GM:グラサンの合田は、じっと猫を見ている(何)
アノニマス:付けたかったら付けても良いのよ!(何
GM:じゃあ付けた!(何)
アノニマス:(ちりちりーん(何
GM:あ、携帯に盗聴器とか発信器は無いようです。
アノニマス:まぁ、此方も首輪と鈴に関しては、別れた後で一応何か仕掛けられてないか調べておこう・・・(何
合田:「……それでは、“下”の始末をしに行かねばならないので」
GM:立ち上がって軽く頭を下げ、合田は出て行った。
アノニマス:「……アチラさんも大変だぁな。」 ちりちりと鈴鳴らしつつ。さて、と従者を立ち上がらせ。
伊知朗:「まぁ、与えられた役割をこなすとしますか」紙袋を持って立ち上がる。
アノニマス:「だな。 ……仮面さんはどうする、ホテルとかでも取るのかい?」 汀さん見つつ。
汀:「私は私で、調べる事があるのよ。片手間でもよければ、護衛の代わりくらいなら、してあげてもいいけどね」
アノニマス:「いや、調べ事があるならそっち優先の方が良いだろ。此方も立ち周りは適当にやってみせるさ。」 ま、基本脳筋系っぽいしなとは。
アノニマス:「――ともあれ行動開始だな。 お互い、適度に頑張ろうと言う事で。」
アノニマス:連絡先を渡し終えればそいじゃ先に、と猫を抱いた従者は下に降りて行った。
伊知朗:「そうですね」言いつつ階段を下りる。

GM:部屋を出て、階段を下りる直前。窓の向こう側から二人+一匹を見つめてから、腕時計に視線を落とす。
GM:「…………」
GM:合田は無言のまま、静かに地下へと下りていった。
 Master Scene
 ScenePlayer:None/登場:不可
「遅かったわね。随分と熱心に話していたこと」
 左耳に繋がるイヤホンのコードを指に絡め、弄びながら、村木は戻ってきた男に声をかけた。
「私の悪口も結構言ってくれたようだけど?」
「申し訳ありません。彼らの信用を得るには必要かと思いまして」
 合田は深々と頭を下げ、タイピンの装飾にカムフラージュしたボタンに触れながら弁明した。
「ふぅん」愉しげな響き。
「それと、用意するよう申しつけられていた方の盗聴器ですが……」 ※11
「見つかったの?」
「いえ。迷ったのですが、仕掛けておりません。案の定、渡した携帯電話には即座にチェックが入りました」
 朱童だけではなく、一筋縄ではいかないのは彼らも同じのようです――と告げ、
 無言で差し出された煙草に手慣れた仕草で火をつけ、合田は首を振った。
「…そう、だったら仕方がないわ。それは諦めて、彼らの働きぶりに期待するしかないわね」
 だったらこれはもう用済みね。村木は盗聴器のイヤホンを耳から外して摘み上げ、高く放り投げた。
 くるくると回転しながら宙を舞うイヤホン。
 慌ててキャッチした合田は、それを自らの懐に収めると、
 ポケットから手袋を取り出して、黙々とこの場の“後始末”に取りかかった。
 Middle Phase-02「夜蝶館」
 ScenePlayer:“裏に立つ者”楠木 伊知朗/場所:夜蝶館/登場:自由
GM:登場を。
伊知朗:#1d10+33 登場
 Dice 伊知朗:1d10=(1)=1+33=34
GM:やっすいな(何)
伊知朗:ローテンション(何

GM:「朱童の女が『夜蝶館』という娼館にいる」という情報を入手し、向かった先――
GM:フロアの中央に大きなシャンデリアが下がり、
GM:眩い無数の煌めきは、闇夜に羽ばたく蝶のように縦横無尽にホールの中を舞う。
GM:煌びやかなホールから甘やかな空気を漂わせる薄暗がりの奥へと目をやれば、
GM:スタッフルームとは別に続く幾つかの扉が、人目を忍ぶよう闇に紛れて存在している。
GM:恐らくは、この奥の部屋こそが無許可営業の根幹を成すエリアなのだろう。

伊知朗:「……」Maskedを装着した上からミラーシェードをかけ、店内をきょろきょろ。
GM:「お兄さん、何やってるの? そんな処でこそこそしていないで、どうぞ此方にいらして」
GM:ぐいぐいと細腕の娘に体を寄せられるように腕を取られ、フロアの中央へと。
伊知朗:「おっと」引っ張られるがままに移動。
GM:「えっ、やだ。キョウジさんかと思ったら。すっごーい、似てる。弟さんとか? 他人の空似かしら」
GM:妙にテンションの高い娘さんが、先の娘と楠木を間に挟むように隣に着席する(何)
GM:「この店は初めて?」
伊知朗:「他人の空似だろうね、世の中には似た人が3人はいるというし」口調を少し変えつつ。
GM:煌びやかなドレスを纏った女の子が、どうぞ、とテーブルの上にドリンクを置いて、更に間を詰める。
伊知朗:「ええ、何か噂で聞いたもんでね」
GM:「どんな噂かしら。どなたかのご紹介?」 ※12
GM:チーママと思しきやや年配の女性が、いつの間にか座席の近くに立って微笑んでいた。
伊知朗:「いやね、名前は明かせないけどその人が『みはる』とか言う子と楽しんだって聞いたもんでね」
チーママ:「…みはるちゃん?」
チーママ:「申し訳ありません。あの子は今日はお休みですの」
GM:楠木の目を見て、にっこりと微笑む。
伊知朗:「あ、そうだったんですか。どんな子かちょっと見てみたかったけど」残念そうに。
GM:周りを囲んでいた女の子も、どこか不穏な雰囲気を漂わせながら互いを見合っている。
伊知朗:「……あれ、何かまずいこと言っちゃったかな?」
チーママ:「いえいえ。彼女は居ませんが、どうぞ楽しんでください」
伊知朗:「ああ、そうさせて貰うよ」と酔わない程度に飲む。
GM:ね? と若い娘達に笑顔を振りまく。彼女の一言で、気まずい雰囲気もかき消え、グラスには更に酒が注がれた。
GM:楠木の携帯に着信が。
GM:取りますか? 無視しますか? そもそも電源を切っていますか?(何)
伊知朗:この状況では切ってませんのでトイレかどっかで取ります(何
GM:おういえ。では、席を少し外させて貰って洗面所へ。
寒川:「あー、あー。楠木さん? 今、いいかな? 駄目でも話を続けたいんだけど」(何)
GM:各務の同じ部署に所属する、寒川八雲女史からの電話だった。 ※13
伊知朗:「…なんでしょうか寒川さん?」
寒川:「主任が何処行ったか知りません?」
寒川:「必要な資材があるってーのに、二日前から音信不通で調達できなくて困ってるんです」
伊知朗:「さあ…僕は分かりませんね」
寒川:「大体データにして難易度30くらいなんだけど、楠木さんこういうの得意? 代わりに手はず整えてくれませんか?」
伊知朗:「素人よりはできますが、そこまでの代物はできるかどうかわかりませんが?」
寒川:「しかも勝手に資材を持ち出しちゃってるし、もう最悪です。もし顔を合わせたら言ってやってください。そのイケメンが二度と拝めなくなるツラにしてやるとテッドさんが息巻いていたって!」(何)
伊知朗:「何でテッドさんに押し付けるんですか」(何
寒川:「とりあえず必要資材のリストを送っておきますので宜しくお願いします。では」――ツー、ツー。
伊知朗:「……」ため息をひとつして電話を切る。
GM:まあ、これを口実に店を出る事は可能。
伊知朗:では店内の様子がおかしいので「仕事の電話が入って〜」と言って会計を済ませて外に出ます。
GM:情報こそ何一つ手に入れてはいないものの、どうも、店の者達はみはるの事に触れたくなさそうであるという確信を得た。
GM:まあ、店では収穫は無かったけど、情報ロールを行ってもいいですよ…(何)
伊知朗:「……何を隠しているのでしょうかね」というわけでみはる個人についてリサーチを(何
GM:・みはるの居場所 情報:裏社会
GM:みはる個人の情報については、特に用意などありません(きぱ)(何)
伊知朗:#8r10 では裏社会に要人の借りをつけて(何
 Dice 伊知朗:8r10=(1,6,9,2,7,2,4,1)=9
伊知朗:9で。何か上があるなら財産点を突っ込むのでもやぶさかではないですが。
GM:いや、充分です。みはるが使っている住居と、彼女が朱童と会う時に使っているホテルの場所を特定できました。
伊知朗:了解、ではそれを手土産代わりに店を離れます。
GM:「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」
GM:法外な値段をふっかけられた後、恭しく見送られた。

GM:さて、次はどうしますか?
アノニマス:順当に行けばホテル探りと住居漁りだな。
GM:1)みはるを探しに行く 2)村木を調べる 3)野町を調べる 4)合田を調べる 5)その他
伊知朗:とりあえず得た情報は2人に流しておきます。
汀:とりあえず、野町を調べればいいんじゃないかな。
GM:ほいほい。では3番コース入りまーす。どなたが出ますか?
汀:調べろって言われたの誰だっけ?
伊知朗:僕のメモに書いてあった名前ですねぃ。
アノニマス:情報探るなら俺も出た方が良いのだろう・・・が・・・何で楠木さん侵蝕俺の半分なの!?(何
伊知朗:侵蝕の出目が低空飛行だからです!(何
GM:えーと(メモ見つつ)状況によっては荒事風な出来事があるかもしれない、とある。
アノニマス:野町は出来ればこっそりと調べたいなぁ、争うなとは言われたし。
汀:汀はホテルにガサ入れ行こうかなと思ってたな。そこが一番戦闘発生しそうだったし(笑)
アノニマス:俺は覗き魔しろって言われた気がして・・・住居、か・・・(ごくり
伊知朗:また変態畜生に・・・(何
アノニマス:調べる項目は沢山ある気がするが、人数的手がなかなか足りないのが現状だな・・・(何
汀:とりあえず、基本的には他のPCの護衛的に動こうと思ってました。
GM:ホテルにガサ入れってのは、みはるの居そうなホテルかな?
汀:いっそのこと、裏事情を探るのをばっさりやめて、みはるを徹底的に追う道もある。
GM:勿論あり。そのコースは最も手っ取り早くクライマックスにたどり着けます(何)
汀:問題は解決しないかもしれないけど、依頼は解決できる。
伊知朗:それでもいいんですよな、「裏事情何それ美味しいの?」状態ですが(何
アノニマス:それならば先にみはると合田か野町どちらかのリサーチやってみますかね。
アノニマス:村木はアプローチの仕方がいまいち分からんから今は放置で。
GM:構わないですよ。みはるは、多分もうリサーチすべきことは無いと思われ。
アノニマス:ああごめん、みはるは居場所だな(何
汀:なあ、その前に一つ二つ調べて、進展が見られなかったら追うという方法もありますし。
GM:村木については、合田の情報を裏付けるくらいかな。
GM:ちなみに、情報ロールによって、他者に口外されていない段階の企みが暴露されるということはありません。
GM:まあ、とりあえず野町についてリサーチしていそうだから、其方をシーンに据えますね。
アノニマス:みはるの現居場所に関してはこれもリサーチで良いんすよな? 既に朱童と一緒にいる気もしなくはないが(何
GM:みはるの現居場所はもう判明しています。この時点では(何)
アノニマス:おっと、既に判明情報で良いのk この時点・・・(何
伊知朗:状況次第でまた場所がずれるとか(何
GM:展開に進展はあります。
アノニマス:先にみはるの居場所を確認しといて尾行の方が逃げられる可能性が減るやもしれんか・・・(何
GM:よし、じゃあ1マスターシーン入れますね。
アノニマス:お願いします。
伊知朗:はーい。
汀:普通に二手に分かれますか? 情報誌入れる側と、みはる達の居所を押さえておく側。
GM:まあ、マスターシーンを見ていただいてからってことで。では。
 Master Scene
 ScenePlayer:None/登場:不可
「――ねえ、どうしたの。急に仕事を休んで来いだなんて………ど、どうしたの。その、…」 ※14
「やめて。本当に組織の金を奪うなんて! なんて恐ろしい事…!!」
「あれは…ただの寝物語だったのよ。あの女や組から本当に逃げられると思ってるの!?」
「そんなこと出来るわけないじゃない!」
「だって、みはる……」
「それだけで良かったのに……どうしてあのままでいられなかったの…?」
「私達、殺されるわ。だから……」

「…………俺を。俺を、裏切るのか!!」

一閃。二閃。
更に――
“裏切り者”の血で、壁に赤い華が咲いた。
 Middle Phase-03「ネタ集め」
 ScenePlayer:“名伏せの住人”アノニマス/登場:可
GM:登場を。そしてリサーチも同時に可能です。
アノニマス:#1d10+64
 Dice アノニマス:1d10=(6)=6+64=70
アノニマス:あ、ごめん。ハンドリングで+1の71%・・・(何
GM:了解。

GM:気になる事象は色々とあるが、 ※15
GM:楠木が受け取ったメモの「野町」という人物について調べなければ先が見えないと感じたので、早速調査を開始した。
アノニマス:おれがんがる(`・ω・´
アノニマス:ちりちり鈴鳴らしつつ…………い、いいいい一応鈴に何らかが仕掛けられてないか知覚って良いですか!(何
アノニマス:鈴ってか鈴と首輪辺りに(何
GM:いいですよ。
アノニマス:よーし(何
GM:にゃんこの手が、もぞもぞと首輪を外そうと必死にもがく。
アノニマス:とは言え従者出してるからダイス1で・・・・・・流石にこの判定に従者は使えないよね・・・?(何
GM:いいですよ。
アノニマス:なん、だと・・・。
GM:従者が猫の首輪を外して調べるんでしょう? できますよ。
アノニマス:そ、そっかその手!(何
汀:そして、外した瞬間に爆発(マテ)
GM:惜しいにゃんこを亡くしてしまった…。
伊知朗:ちゅどーん(何
アノニマス:(なみだめ (ふるふる
GM:あと、野町について調べるならば、情報:裏社会な。
アノニマス:#4r10 ともあれ、ならば従者たんに調べて貰います(キリッ
 Dice アノニマス:4r10=(10,2,10,1)=Critical!!
 Dice アノニマス:2r10=(2,7)=7+10=17
アノニマス:知覚は17って言われた!
GM:ペットショップや少し大きめのスーパーのペットコーナーに売っているような、ごく普通の首輪だという事が分かった。
GM:値段は398円くらい。以上。
伊知朗:お手頃(何
アノニマス:そうか、ただの猫萌えさんなだけか・・・(何 (ほろりとしつつ (首輪もっかい嵌めて貰う(何
アノニマス:ともあれ、裏社会コネを使って従者にたの、も・・・・・・ち、ちちち知覚判定は情報判定とはカウント別だよね!?(何
GM:別物として扱ってください。
アノニマス:よーし。#6r10 裏社会コネで野町なる人物を。
 Dice アノニマス:6r10=(8,1,9,1,6,5)=9
アノニマス:さっきで頑張り過ぎた。9で。
GM:あと2追加出来たら幸せになれそうな、なれなさそうな。
伊知朗:財産点持ってこーい(何
アノニマス:・・・先に導きを使っておくべきだったな・・・(ぬかった
アノニマス:俺、財産点0なんで無理なんだわ(何
GM:まあ、裏事情の欠片なので。無くても死にません。
アノニマス:(がくぶる

・野町 泰治(のまち・やすはる)
 村木とは何かと反目し合っている鴻央会系の組幹部。49歳、地味さでは定評のある男。
 村木が狐なら野町は狸。しかし『レネゲイド』という存在を知るのに遅れを取った分、彼女に辛酸を舐めさせられていた。
 彼女に先んじて“カットアウト”が奪った3億円を取り戻すと同時に、村木失脚のネタを求めている。

GM:以上です。
アノニマス:失脚のネタ、ねぇ・・・。 ふんふんふふーんとぼやきつつ情報を纏めて行く。
アノニマス:後は一応、合田についても調べてみようかな。本体で。
GM:おお、便利だな! いいですよ
アノニマス:その為の従者だからな、ある意味・・・此方も裏社会で良いすよな。
GM:えーと。はい、裏社会で。
GM:・合田 徹(ごうだ・てつ) 情報:裏社会
アノニマス:#2r10+1 とは言えDPのせいで余り振れない罠でもある。裏社会コネ使用で。
 Dice アノニマス:2r10=(8,9)=9+1=10
アノニマス:10で(きりっ

・合田 徹(ごうだ・てつ)
 役割が鉄砲玉や金庫番にシフトしつつあった朱童の代わりに、村木鼎の護衛を務めるようになった男。
 PC達に、このビルに来るよう直接電話を掛けてきたのが彼。
 長身、寡黙、濃いサングラスをかけており、比較的整った顔立ち。
 元々は鹿島正太郎の部下で、与えられた職務には愚直なほど実直にあたり、口も硬い。腕も立つ。
 その辺を評価した村木が鹿島と交渉して合田を引き抜き、自分の護衛としているようだ。

GM:10をクリアしたので、彼に関する余談が舞い込んできた。
情報屋:「鹿島の合田って言やぁ、たいへんな動物愛好家のダンナだな」 ※16
アノニマス:・・・・・・(何
伊知朗:(何
情報屋:「組のモンから面白い話を聞いたぞ。一昨日だったか…村木の呼び出しに遅刻したそうなんだが、その理由が『捨て猫を拾って自宅に連れて帰ったから』だとか」
アノニマス:「世間一般で言う、お堅い系かつギャップ萌え、と……。」 マル秘メモ取りつつ。捨て猫、ねぇ……。
情報屋:「当然、村木からは激しく罵倒されたらしいが、本人はさほど気にした様子も無いそうだ」
情報屋:「…まあ、合田が遅刻だの何だのしたって話はそのくらいしか聞いた事がないな」
情報屋:「そのくらい生真面目な輩らしい」
情報屋:「あの女傑も立場が微妙だからな。口が硬くて弾避けになるイエスマンが欲しかったんだろうなー」
アノニマス:「ちなみにその捨て猫、村木とかは実物を見てるかい?」 ほむほむふーんとメモリ。
情報屋:「お前、人の話を聞けよ。合田のダンナは自宅に連れて帰ったって言ったろ」
アノニマス:「……つまり誰も猫自体は見ていない、か。」 関係あるのかねぇとぼやきつつ。
情報屋:「無いだろ、趣味だろ」あっけらかんと電話口の向こうで笑い声が聞こえた。
情報屋:「そういや、合田の前にいた朱童という若造も、確かに妙な奴だったな。いつも黙ったまま長物を抱えて」
アノニマス:「長物ぅ?そりゃやっこさんの商売道具なんだろ、何でもデカイ得物使うらしいじゃねぇか。 ……趣味なだけなら良いんだがねぇ。」
情報屋:「物騒なシロモノを使うロボットと言えば聞こえはいいが、所謂マインドコントロールってやつかね」
情報屋:「長期間虐待を受けた輩がずっと立場の強い奴に従っているような感じの、習性ってやつか」
情報屋:「…そんな朱童にも反抗期が訪れたのかね。みはるって娘に入れ込むようになってから自我が芽生えたのか」
情報屋:「だが、それは村木にとって都合のいい話じゃなかった――って事だろな」
アノニマス:「にゃーるほど、ねぇ……。」 ちりちりと鈴鳴らしつつ。
GM:ほい、情報はここまでなー。と言って、その他余談をしながら情報交換を行った。
アノニマス:「……まぁ、もう少し詰めてみるか。」 情報あんがとなーとか言いつつ電話切り。
アノニマス:しかし肉球じゃ携帯ボタン押しづらいなーとか何とか言ってみた。こっそり(何 ※17
アノニマス:まぁ猫っぽくキーボードの上でねっ転がりつつ、人型従者に2人に向けて情報メールの送信を頼んでおきました(キリッ
 Middle Phase-04「狸」
 ScenePlayer:“幾億の仮面神”神流木 汀/場所:ホテル付近/登場:可
GM:登場を。
汀:#1d10+45
 Dice 汀:1d10=(5)=5+45=50
伊知朗:#1d10+34 登場
 Dice 伊知朗:1d10=(7)=7+34=41
GM:みはるが居ると思しきホテルに、二人はほぼ同じタイミングで到着した。
GM:ネオンが幾つか切れたまま放置されている、裏通りの安ホテル。
GM:中に入ろう…とした二人に、後方から掛かる声があった。
??:「君達が探しているのは朱童という男か?」
伊知朗:「貴方は?」
GM:少女と優男風ビジネスマンという組み合わせを見ての、少し戸惑ったような声。 ※17
GM:仕立ての良いグレイのスーツを身に纏った、地味な中年男の姿があった。
野町:「私は野町、という。悪いんだが、このまま帰っていただけないかな?」
伊知朗:「どういう意味でしょうか?」
汀:「手順を飛ばしたってことは、ある程度は事情を把握してるんでしょ。そうすることで、私達とってのメリットは?」
野町:「あ、いや。その人物を知らないならいいんですよ」突然掌を返したように、相好を変える。
GM:野町は年長者である楠木を見て、どうなのでしょうかと問い掛けた。
伊知朗:「……何が言いたいのかよく分かりませんね」眉を顰めつつ。
汀:「まあ、私がここに来たのは、『朱童って奴を探しに来たんじゃない』のは確かね」
野町:「そうですか。では、もう一つお尋ねしますが、貴方がたは村木の関係者で?」
汀:「括りが大き過ぎるけど、『一時の関係者』くらいではあるわね」
伊知朗:「まぁ、そういうわけです」
GM:修羅場をくぐり抜けてきた汀には、彼の後方に6人ほどの黒服が控えていることを視認できた。
汀:そうか。単体攻撃しかできないから、伊知朗は5ターン耐えてください(マテ)
野町:「ふむ……となれば雇われ者ですか」顎に手を当てて思案するような素振りを見せ。
伊知朗:ええー(何
野町:「………もう一度言いますが。手を引いて貰えないかな。痛い思いをするのはイヤだろう?」
野町:「退けば痛い思いもしない、これが君達のメリットだ」
GM:黒服が懐に手を入れた。
汀:まあ、いつ攻撃されてもいいように、それとなく動きに気を張っておきましょう。
野町:「村木に手柄を持って行かれるわけにはいかないんだよ」
汀:《ワーディング》を張ってみようか。
GM:顎に当てた手を掲げ、指を弾いて合図しようと――した処で、へにゃへにゃと野町と後ろの黒服は力を失った(何)
アノニマス:え、エキストラー!(何
GM:煮るなり焼くなり尋問するなりしてくれい!(やけ)
伊知朗:「……これが、オーヴァードとそうでない人の差、ですか」
汀:うむ。『《ワーディング》を張ったら、朱童に気取られる可能性もあるから、どうしようか』という問いかけのつもりだったのですが、もういいや(笑)
GM:うやむやに問題が解決してしまった(何)
伊知朗:とりあえず黒服の凶器は全部没収しておこうか(何
GM:黒服が持っていた拳銃はボッシューされました!
伊知朗:なんという結果オーライ(何
野町:「――ハッ。な、なんだ急に意識が遠くなったような……」周囲を見渡して。
野町:「すすすすすすみません、貴方がたをOVとは露知らず、とんだご無礼を……!」土下座する(何)
汀:この場は任せて、本来の目的である朱童の居場所を覗こうと思ってたら、伊知朗の拷問タイムがもう始まっていた(笑)
伊知朗:ええー(何
野町:「実はですね、ここに“カットアウト”が向かった事を突き詰めたんですが、奴を探し出した処でどうしたものかと手をこまねいていたという話だけは内緒にしてやってください…ッ!!」
伊知朗:「…何もしてないのにベラベラ喋ってくれましたね」
汀:「十歩くらい譲って、サラリーマン風はともかく、オーヴァードでもない小娘がのこのこ現れるわけないじゃない…」
野町:「全くその通りで御座います。この野町、一生の不覚!」
汀:「まあ、いいわ。こちらの質問に答えてくれるなら、『私達は遭わなかった』。それでいいわね?」
GM:土下座をしている野町はどさくさに紛れて汀の足首辺りを握りしめ、こくこくと頷いた。
野町:「もし、もしも、奴を始末してなおかつ村木に先んずる事ができるならば、同額の報酬に色を付けて出すのも吝かではありません!」
伊知朗:「こちらも自由にお持ち帰りください」拳銃を足元に落とす。
GM:後方待機の黒服達も、何故か皆正座して、頷いている(何)
汀:まあ、何か敵対行動取ろうとしたら、即座に掴んでる部分にトゲを生やして突き刺すよ。エグザイルらしく(笑)
伊知朗:さすがオーヴァード(何
野町:「手にトゲが、トゲが!?」
汀:「私達の邪魔にならなければ、あなた達が誰をどう出し抜こうと、私は関与しない」
汀:「基本的に、これっきりの関係にするつもりなのは、村木相手なのも同じだし」
伊知朗:「利権争いはご自由にどうぞ、それは我々は感知しません」
野町:「分かりました、そうします、そうさせてください!」
GM:叫んで、野町と黒服達は這々の体でこの場から逃げ去った。
伊知朗:「じゃあ、本来の仕事に戻りましょうか。中にいれば流石に相手も気付いてるでしょうが」
汀:握られた足首の部分は、軽くさらっておこう。何か付けられたかもしれない。
GM:中年親父の手垢くらいは付いたかもしれないな(何)
汀:野町菌とか(マテ)
伊知朗:あーあ(何

GM:騒々しさに様子を見に来る者達が出る前に、さっさとホテルに入ってしまうに限る。
GM:二人は、夜のホテルへと姿を消した。 ※18
 Master Scene
 ScenePlayer:None/登場:不可
 黒ずんだ蛍光灯は、虫の羽ばたきのような音を立てながら、しきりに点滅を繰り返す。
 一瞬消えては闇を吸い込み、心許ない光が屠殺場のような室内を再び照らし出していた。
 時折強く光を放つ蛍光灯に照らされ、ぼんやりと浮かび上がるのは、
 村木の気怠げな表情と、少しずつ崩れつつある化粧で隠されていた、左頬の刀傷。
 彼女は煙草をふかしながら合田の作業をただ見つめていたが、退屈凌ぎに声を掛けた。

「――ねえ、合田。彼らは一体、何者かしら?」
「…私にも、詳しい事は。ただ、そういった伝手を持っている人物を運良く知っていただけです」
「ふふっ。面白いわね、貴方も。ただの木偶の坊かと思っていたけれど、何でもやらせてみるものね。人は見かけに依らないわ」
 血臭に満ちた室内に煙を浮かべながら、村木がうっすらと嗤う。
 『荷物』を袋に詰め終え、然るべき処理の手筈を整えた合田は、ようやく上司と向かい合い、口を開いた。

「…朱童は、オーヴァードは、お嫌いですか?」
「当然。化け物には制御される手綱が必要なのよ」
 村木は当然の事のように言ってのけた。
「朱童は、もう要らない子。私の言う事を聞こうとしなくなった危険分子なんて、必要無いわ」
「だから今回の件は好都合よ。できれば彼らを道連れに死んでくれれば丁度良いのだけど」
 吐き捨てた言葉と共に煙草の灰を床へと落とす。
「朱童の件については……」
 あくまでも控えめに合田が口を挟む。村木の手は、合田が発した一言で止まった。
「てっきり貴方が『   』だからだと思って――」

 ――ジュッ。

「…貴方は冗談も言えたのね」
 煙草の火が合田のに押しつけられた。 ※19
「……口が過ぎました。無礼の報い、謹んで頂戴いたします」
 合田は不興を買った事を速やかに謝罪すると
 火の消えた煙草を彼女の手から取り上げ、乾きつつある血溜まりの中に投げ捨て、
 代わりに村木の手を取り、抱え込むように体を抱いて、彼女を部屋の外へと連れ出す。
「どうぞ。迎えの車を待たせています」
 何かを言いたげに睨み付けてくる村木を下ろして恭しく一礼し、
 組の車が彼女を乗せて立ち去った事を見届けてから、『最後の仕上げ』を終えた。

「ここまでは順調――」
 合田は煙草を咥え、ライターを擦って火を付ける。
 待望の一服を味わいながら金庫室へと戻り、吸い止しを指で弾く。

 赤い火種は弧を描きながら吸い込まれるように、血とガソリンの混ざる床へと――
 Middle Phase-05「赤い花」
 ScenePlayer:“裏に立つ者”楠木 伊知朗/場所:ホテル5階/登場:可
GM:MD4のシーンの続きとなります。
伊知朗:#1d10+41 登場
 Dice 伊知朗:1d10=(4)=4+41=45
汀:#1d10+50
 Dice 汀:1d10=(6)=6+50=56

GM:情報にあった部屋の扉を開けてみれば、そこには先刻のような惨劇の現場が広がっていた。
汀:遺骸の損壊具合を調べてみよう。
GM:赤い絨毯の中に沈む、切断された手、脚、胴体の一部………と思しき肉片。
GM:何れも頑強かつ鋭利な刃物で寸断されたような痕跡が残っている。 ※20
汀:武器が何かとか、どんな攻撃手段だったかとか、どんな精神状態だったかとか、わかるかもしれない…!
GM:壁面にも、ペンキをまき散らしたような血痕が広範囲に飛び散っていた。
汀:ちなみに、さりげなく《知識:解剖学》とか、2レベル持ってるぜ!(笑)
GM:じゃあ振ってみよう(何)
伊知朗:「なかなかに、凄惨な光景ですね」
汀:ただし、精神は1だけどネ!(笑)
アノニマス:ジェネシフトしてダイスボーナスを貰えば2個振れるじゃない!(何
GM:そ れ だ
汀:#1r10+2 超無視(笑)
 Dice 汀:1r10=(5)=5+2=7
アノニマス:(´・ω・`(何
汀:ファンブルはしなかった。7。
伊知朗:あーあ(何
GM:専門的な知識はGMにはありませんが、見る者が見ればこの状況は、よく切れる大型刃物を何度も振り回して、執拗に寸断したのではなかろうかと判断した。
GM:まあ、“カットアウト”の仕業だね! って感じで。
汀:何処かのブラム=ストーカーが、《ブラッドリーディング》を持っていれば!(チラッ)
GM:ただし、彼女の頭部辺りはこの場には無いようだ。
伊知朗:(ちらっ(何
アノニマス:奇遇だな、似た事を考えていた(何
GM:血痕は、窓の外へと続いている。
汀:部屋の状態を調べてみよう。
汀:人体の頭部に、三億円の現ナマ。両方共、それなりに重い物だし、何か痕跡が残っているかもしれない。
GM:では、知覚を行っていただきましょうか。
汀:感覚は、3あるんだ…。#3r10
 Dice 汀:3r10=(5,2,8)=8
汀:普通に8。
GM:シーン登場している人なら同じく知覚判定を行ってもよいですよ。
伊知朗:#1r10
 Dice 伊知朗:1r10=(5)=5
伊知朗:5と出た
GM:ベッドがある場所から部屋の反対側に枕が落ちている。他は特に異常は見られない。
GM:変わった物も見つからない。みはるの所持品と思しきバッグも見つかったが、特に何も無いようだ。
汀:バッグの中身はチェック。手掛かりがあるかもしれない。『そんなことより血痕調べろ』という意見は後回し(マテ)
GM:ああ、いや。一掴み分ほどの札束が、無造作にその辺に放り投げられてあった。 ※21
伊知朗:血痕はどこかのブラムストーカーの人に任せる(何
アノニマス:#1d10+71 まぁ、こちらもそろそろ合流するかね。
 Dice アノニマス:1d10=(7)=7+71=78
アノニマス:「――よう、其方の動きは――……おーおー、こいつぁまたド派手なこって。」 ホテルの人超乙ーとか言いつつ。
アノニマス:人型従者にペット用キャリーバッグ持たせてやってきました(きりっ(何
GM:芸が細かいな(何)
伊知朗:「ええ、結構な惨状ですよ」
アノニマス:歩かないで俺らくちん(何
汀:「ひー、ふー、みー…これ持ってって、『勘弁して下さい』って言う道もあるわよ」
アノニマス:「勘弁してくれるタマならそれでもありだがね。」 窓から外に続く血痕とかも見つつ。
伊知朗:「まぁ、何らかの仲違いがあったのは確実ですね」
GM:恐らくは、血を浴びた朱童が窓ガラスを開けて桟に脚を掛け、そのまま外壁を伝って逃亡したのではないかと考えられた。
アノニマス:と言う訳で、俺ブラムスの面目躍如としてかぐわしき鮮血とブラッドリーディングを取得したいですGM!
GM:いいですよ。使用を宣言して、ついでに演出とか入れちゃってください(何)
アノニマス:よし。じゃあかぐわしき鮮血とブラッドリーディングを……俺、血の味とか好きじゃないんで従者に使わせます!(何
GM:では、血痕部分に従者が手を触れると、先刻のマスターシーンにあった状況がイメージされる。
アノニマス:しゃがみ込んで床に溜まった血を従者の内部に取り込みつつ、この血の持ち主の情報やらなんやらを取得。
アノニマス:……朱童の血が混じってれば言う事無しなんだがなぁ。
アノニマス:「……現実を知ってる嬢ちゃんと、夢物語を真に受けたうぶな青年の一方的裏切り劇、か……。」
アノニマス:ふみーん。余り良い画ではないなぁ。血はみはるのものだけっぽいですかの。
GM:朱童の血は無い。
アノニマス:ちっ。
伊知朗:「成程、そういうストーリーですか」
GM:スポーツバッグみたいなものから札束をいくつか放りだして、代わりに綺麗に顔を拭ったみはるの頭部を入れて、窓から外に出たっぽい。
アノニマス:成る程、頭部を入れる隙間を作る為に捨てたのか。
GM:なんとなくみはるの血液からのイメージ情報から、この近くにあるうち捨てられたようなビルの屋上が浮かんだ。
アノニマス:「まぁ、分かったのはこの被害者が間違いなくみはるっつー娘って辺りだな」
アノニマス:「あとは……付近の屋上だな。恐らく行き先だろう。」
伊知朗:「この部屋の後処理は・・・後で考えましょう」
アノニマス:「どうする、さっさと向かってミッションコンプリートと行くかい?」
汀:「腑に落ちないわね…。一足飛びに金庫から三億を奪うなんて凶行に走るものかしら? 何の対策も無しに」
汀:「その時点でジャームだった。って可能性も無きにしも非ずだけど」
伊知朗:「そう、ですね」
アノニマス:「誰かに入れ知恵された結果の犯行って可能性は勿論あるだろうな。」
伊知朗:「では…場所が分かるなら向かいましょう」

GM:夜闇の街に、消防のサイレンが鳴り響いている。
GM:赤々と燃える先を見やれば、先刻呼びつけられたビルが激しく炎上していた。
 Climax Phase
 ScenePlayer:ALL/場所:ビル屋上
GM:登場を。
アノニマス:#1d10+78+1 毎度のごとくハンドリング(ry
 Dice アノニマス:1d10=(5)=5+78+1=84
汀:#1d10+56
 Dice 汀:1d10=(9)=9+56=65
伊知朗:#1d10+45
 Dice 伊知朗:1d10=(4)=4+45=49

アノニマス:おっと、序でに。 合田の人に■親近感/□不信感でロイス取っておく!(何
GM:了解。
GM:不況の時代に買い手も無く、解体される事もなく、うち捨てられたようなビルの屋上。
GM:“名伏せの住人”が操る猫と従者に先導されて向かった先には、一人の青年の姿があった。
GM:錆び付いた給水塔を吹き抜けるビル風が、啜り泣きを残して去ってゆく。
GM:そんな風音に紛れるような小さな声で、何かを呟いている。
GM:彼の足下には、美しかったであろう顔が恐怖に強ばったまま時を止めた、みはるがいた。 ※22
GM:――いや、“あった”。
GM:他の部分は血に塗れていても、顔だけは丁寧に血を拭い取られ、
GM:無造作に切り離された上体がフェンスに寄りかからせてあった。
アノニマス:「真冬のホラーでござるの巻、っと。 ――ビンゴだな。」
アノニマス:人型従者に肩を竦ませつつ。自分はその従者の頭上にとまる。雀だし!
朱童:「……何処にだって行けるんだ。金だって、力だってあるんだから」
朱童:「だから、この手を取ってくれれば良かったんだ。それだけで――」
GM:言い訳のような懺悔を繰り返しながら、フェンスに指をかけて街を見下ろしている。
伊知朗:「おや、大層なご趣味ですね」溜息。
朱童:「―――……村木の、追っ手?」ゆらりと振り向いた。
汀:「そんなところかしら?」風に飛ばされないように、帽子を押さえながら
GM:どこか遠くを見ているような虚ろな目が、3つの人影を見つめる。
汀:ついでに、シナリオロイスを宣言するよ!(笑)村木に□有為/■隔意で!(笑)
GM:了解(何)
アノニマス:「お前さんの境遇にゃ同情するがね。 ……残念ながらこの世の中、金や力だけがあっても無理なもんは無理ってものがあってな。」
朱童:「…村木の。そうか………」虚ろな瞳が少しずつ光を取り戻す。
GM:狂気を孕んだ鈍い光を眼に湛え、血のこびりついた抜き身の大剣を手元に引き寄せる。
朱童:「ここから出れば何か変わるかと思ったのに、挙げ句このザマだ。彼女まで、俺を――」
伊知朗:「まぁ、今更確認することでもないですが…完全に一線を越えてしまってるようですね」
汀:「あら、変わったでしょ? 己を知らず、世間を知らず、身の程を知らない、矮小な自分に変われたじゃない」
アノニマス:「裏切った、か? そいつぁどうかねぇ、お前さんの思い込みの結果、勝手に裏切られたと脳内補完した挙句の逆恨みって線は考えつかんかね。」
GM:朱童は腹を抱えるようにして笑いながら、引き寄せた大剣を両手で構える。
アノニマス:つかないんだろうなぁ、とは胸中の突っ込み。少しずつ領域を展開しながら、
朱童:「ハハハッ、そうだ、そうだよな…俺だって花を咲かせられる。真っ赤な花を」
朱童:「みはるが大好きだった世界を、俺は今から手に入れるんだ」
汀:「一つだけ教えてあげる。恋ってのは、裏切ったり裏切られたり…くっ付いたり、離れたり、そんなこんなを繰り返して育むものなのよ!」(ビシッ) ※23
アノニマス:「実体験持ちの人からの有難い一言入りましたー」(何
伊知朗:「妙な重みがありますね」(何
汀:「『裏切られっぱなしだろう』とか、『くっ付いたことねぇんじゃね?』とか、余計なことは言わなくていいのよ!」(マテ)
朱童:「そうか、それが恋か。――だったら、叩き斬ったアンタ達もくっついてくれるのかな?」
朱童:「だったら俺、ときめいてしまうかもしれないな……!!」
汀:「いいわよ。私にときめくといいわ…。もっとも、私のお相手は、永劫に予約済みだけどね!」
GM:殺戮の狂気に満ちた《ワーディング》を展開する。衝動判定を。目標値は9で。
伊知朗:「まぁ、現実の見えてないお子様にこれ以上付き合う義理もありませんね」
伊知朗:バチバチと指先に青白い雷光を走らせつつ。#3r10+1 衝動
 Dice 伊知朗:3r10=(4,5,10)=Critical!!
 Dice 伊知朗:1r10=(5)=5+10=15+1=16
アノニマス:#2r10
 Dice アノニマス:2r10=(8,5)=8
アノニマス:あ、失敗した(何
伊知朗:#2d10+49
 Dice 伊知朗:2d10=(7+2)=9+49=58
伊知朗:成功で58%
アノニマス:#2d10+84
 Dice アノニマス:2d10=(2+4)=6+84=90
アノニマス:失敗で90になったでござる(何
汀:#2r10+1
 Dice 汀:2r10=(7,6)=7+1=8
汀:#2d10+65
 Dice 汀:2d10=(1+9)=10+65=75
GM:失敗が2/3でござるか(何)
汀:失敗の75。
伊知朗:僕以外衝動失敗(何
アノニマス:「わおわお、それって地味にきもーいって奴じゃね?」
アノニマス:「――ま、一つだけ分かった事と言えば。放っておいたら確実に他ぱんぴーとかに被害出そうだなって辺りだな。」
アノニマス:「組内部だけならまだしも、他の一般人巻き込まれとかは流石に寝ざめも悪いんでなぁ」
アノニマス:「さっさか、眠りについてもらいたいものだ。」
汀:「さあ、殺してあげる! 殺して! 殺して! 殺しつくして! その最後に、僅かに愛してあげるわ!」

 Initiative:従者12>あの9>朱7>楠木&汀5
 Engage:「朱童」10m「PC」
■□Round 1□■
●セットアップ
アノニマス:無しです。
伊知朗:ありません。
汀:ありません。
朱童:「なるほど、殺し愛か。とてもいいな!」 ※24
GM:Eロイス「殺刃圏」を発動。シーン終了まで、クリンナップごとに2d10のHPダメージを受ける。とどめは刺せない。
アノニマス:いたいいたい(何
GM:ごぅんと振るった大剣から発せられる強烈な殺気が渦を巻き、生命力を削り取ってゆく。
GM:でもダメージが適用されるのはクリンナップのみ(何)

●従者
アノニマス:「……しかし残念ながら、最近妙な物が生えたせいで感覚が微妙に戻っちゃねぇんだよな。 つー事で、だ――」
アノニマス:導きの華を汀さんに。 侵蝕92%で次に行うメジャーの達成値+[6]。
アノニマス:「――ま、あんな限界まで狂った輩なんぞあんまし見てて良い気はしないんでなぁ。」
アノニマス:あーこえぇこえぇ、とぼやきつつ行動終了・・・(何

●あのにん
アノニマス:マイナーで暴走を解除。
アノニマス:メジャーで赤色の従者、侵蝕97%になりつつも壁替わり従者を更に生やす。
アノニマス:以上で(きりっ(何

●朱童
GM:自分の身長ほどもある大剣を軽々と構え、瞬時に間合いを詰める。マイナーでエンゲージ。
GM:白兵+《コンセントレイト:キュマイラ/獣の力/音速攻撃/獅子奮迅》
GM:対象:PC全員、装甲値&ガード有効。#15r7+5-3
 Dice GM:15r10=(2,6,8,6,8,9,9,6,2,2,1,8,7,6,10)=Critical!!
 Dice GM:7r10=(6,5,4,10,6,3,9)=Critical!!
 Dice GM:2r10=(4,5)=5+20=25+5-3=27
GM:ぬお。27で。
アノニマス:獅子奮迅は範囲だったな、そう言えば・・・(何
GM:うむ。
伊知朗:#2r10 奇跡の素回避
 Dice 伊知朗:2r10=(10,10)=Critical!!
 Dice 伊知朗:2r10=(1,3)=3+10=13
汀:絶賛暴走中なんで、リアクションありません。
伊知朗:ちょっとだけ奇跡が見えたけど無理だった(何
アノニマス:・・・あ、領域の盾って侵蝕4%・・・(何
GM:誰が誰にカバーリングをしますか?
アノニマス:ちょ、ちょっと待って。しまったな、素直に孤独の魔眼って言えば良かった・・・(何
GM:じゃあ次からね(何)
伊知朗:どまーい(何
GM:なぁに、まだリザレクトのできる侵蝕率だから大丈夫さ。バッステ付与もないし(何)
アノニマス:ちゃうねん。 従者・・・(何
GM:本体が従者をカバーするんでしょう?(何)
アノニマス:従者にカバーさせるよ。まぁ、敵1体なら此処で初っ端タイタス切っても何とかなるだろう・・・。
GM:おうけ。ではダメージ。#3d10+24
 Dice GM:3d10=(5+4+2)=11+24=35
GM:装甲有効、35点。
汀:うむ、生きてる(笑)
GM:良い具合の手加減だったようだ(何)
アノニマス:領域の盾で従者Aを従者Bでカバーって事で。 ※25
伊知朗:#1d10+58 《リザレクト》
 Dice 伊知朗:1d10=(7)=7+58=65
アノニマス:と言う事でシナリオロイスの“女狐”をタイタスにして立ちあがっておく。侵蝕は101%で(きりっ(何
伊知朗:HP7で65%
朱童:「――キレイだな。キレイだろう? なあ、見てるか、みはる?」
GM:血のしぶきを浴び、喜悦の笑みを浮かべながら暴風のように駆け抜けた。

●楠木or汀
GM:どちらが動きますか?
伊知朗:では僕が先に支援をかけます。
GM:はい。では。

●楠木
伊知朗:「では…よろしくお願いしますね」
伊知朗:マイナー:2dジェネシフト #2d10+65
 Dice 伊知朗:2d10=(1+10)=11+65=76
伊知朗:MJ:《開放の雷/強化の雷光/癒しの水/ポイズンフォッグ》 対象:朱童以外全員
伊知朗:次MJのCr-1&攻撃力+2、シーン中のMJ判定+5DB、戦闘移動距離+5m、【HP】1d10+3(2d10+3)回復。
伊知朗:#1d10+3
 Dice 伊知朗:1d10=(6)=6+3=9
伊知朗:HPは9点回復、侵蝕率は+10%で86%へ。以上。

●汀
汀:マイナー《骨の剣》メジャー《コンセントレイト》《貪欲なる拳》対象:修 #18r7+10
 Dice 汀:18r10=(10,3,3,6,6,7,8,8,2,7,8,8,6,7,1,4,8,6)=Critical!!
 Dice 汀:9r10=(10,2,5,4,9,4,8,3,2)=Critical!!
 Dice 汀:3r10=(10,5,4)=Critical!!
 Dice 汀:1r10=(5)=5+30=35+10=45
汀:45。
GM:自らが傷つくことも厭わずに、急所をさらけ出しながら大剣を振りかぶる。《復讐の刃》を宣言。ダメージどうぞ
汀:#5d10+8
 Dice 汀:5d10=(10+8+9+7+10)=44+8=52
汀:52点装甲有効。
GM:#12r8+5-3
 Dice GM:12r10=(8,9,4,8,2,6,5,8,1,2,10,2)=Critical!!
 Dice GM:5r10=(1,4,3,6,5)=6+10=16+5-3=18
GM:こちらのダメージ算出。#2d10+12
 Dice GM:2d10=(1+5)=6+12=18
GM:装甲有効の18点。骨の剣に切り裂かれながらも、踏みとどまり、にたりと笑みを浮かべた。
汀:僅かに残りHPを上回ったな。《リザレクト》#1d10+83
 Dice 汀:1d10=(8)=8+83=91
朱童:「………いいな、あんた。みはるは何もしなかった、ただ黙って切り裂かれているだけだった…」
GM:永劫の別れを思い起こしながら、寂しげに呟いた。

●クリンナップ
GM:「殺刃圏」タイムです。(何)
アノニマス:(ぇー (やだー(><。(何
GM:自分で振ってもらいましょうかね。2d10をダメージとして受けてください。
アノニマス:#2d10 本体。
 Dice アノニマス:2d10=(6+6)=12
アノニマス:#2d10 従者。
 Dice アノニマス:2d10=(2+10)=12
伊知朗:#2d10
 Dice 伊知朗:2d10=(10+2)=12
GM:なかーま。
アノニマス:何この綺麗な数字・・・(何
伊知朗:とりあえず4点残った(何
汀:#2d10
 Dice 汀:2d10=(7+6)=13
汀:チッ(笑)
汀:それはともかく、《リザレクト》#1d10+91
 Dice 汀:1d10=(7)=7+91=98
アノニマス:あれ、この攻撃ではHP0以下にゃならないですよな?
GM:0になります。とどめを刺せないだけですね。
伊知朗:0にはなるじゃないすか(何
アノニマス:あ、そっちか(何
アノニマス:タイタス復活の値は確か肉体+10の筈だから・・・うん、本体は何とかなる、な・・・(何
アノニマス:素で0になる事を忘れてたのが痛い。従者消えた(何
GM:ダメージ処理は皆、終わったかな? 終わったら次のラウンドへ。
アノニマス:こっちはおkす。
GM:従者はAのみ生存?
伊知朗:OKです
アノニマス:いや、従者は・・・HP10しかなく、て・・・(目伏
GM:全滅?
アノニマス:全滅。
GM:了解。
汀:働け、ヒッキー(笑)
■□Round 2□■
●セットアップ
汀:ありません。
アノニマス:なしで。
伊知朗:ありません。
朱童:「賑やかなのはいいよな」
朱童:「なあ、ずっと一緒にいよう。たくさんの花に囲まれて暮らそう。みはると一緒に。あんたらも、喜んでくれるだろ?」
GM:Eロイス「殺戮衝動」を宣言。クリンナップで戦闘不能のPCは自動的に死亡。 ※26
アノニマス:やっべ俺まじ足引っ張りフラグ(何
GM:高らかな笑い声を上げながら、血を吸ってなお白く強い輝きを放つ大剣を構えた。

●あのにん
アノニマス:「くっそ、マジ相性わりぃ。 俺の従者、貧弱なんだっつーに!」
アノニマス:106%になりつつ赤色の従者を宣言。 これでこのシーンで作れる従者も打ち止めだな(きりっ(何

●朱童
GM:マイナーは無し。壊れたような笑い声を上げたまま腰を落とし、大剣を水平に構え。
GM:全身のバネを使って風を巻きながら横へと凪ぎ払う。
GM:白兵+《コンセントレイト:キュマイラ/獣の力/音速攻撃/獅子奮迅》
GM:対象:PC全員 #15r7+5-3
 Dice GM:15r10=(4,6,8,8,6,8,3,5,9,7,4,10,9,7,8)=Critical!!
 Dice GM:9r10=(10,9,3,7,10,4,1,4,8)=Critical!!
 Dice GM:5r10=(8,1,5,8,4)=Critical!!
アノニマス:流石にそれを受けると(俺が)死ぬ!(何  孤独の魔眼宣言、侵蝕113%。
 Dice GM:2r10=(10,2)=Critical!!
 Dice GM:1r10=(6)=6+40=46+5-3=48
アノニマス:って遅かった(何
GM:了解。孤独の魔眼のダメージは従者でOK?
アノニマス:おっと、従者でお願いします。
GM:#5d10+24
 Dice GM:5d10=(4+9+7+3+6)=29+24=53
アノニマス:従者のHP10しかないよ!弾け飛んだよ!(何
GM:装甲値有効53点。風を巻き、唸りを上げながら迫る刃が何らかの力で集約され、従者を粉砕するに留まった。

●楠木or汀
伊知朗:では同様に先行します
GM:了解

●楠木
伊知朗:マイナーで2dジェネシフト #2d10+86
 Dice 伊知朗:2d10=(9+3)=12+86=98
GM:………あっ。
伊知朗:はい?
GM:まあいいか。気にせずにどうぞ。
伊知朗:メジャー:《開放の雷/癒しの水/ポイズンフォッグ》 対象:PC全員
伊知朗:次MJのCr-1&攻撃力+2、【HP】1d10+3回復。#1d10+3
 Dice 伊知朗:1d10=(5)=5+3=8
伊知朗:8点回復しつつ侵蝕率106%へ。 ※27
伊知朗:支援効果が攻撃力+4、シーン中のMJへのDBが6個に変更されます。

●汀
汀:マイナー無し、メジャー《コンセントレイト》《貪欲なる拳》対象:修 #20r7+3
 Dice 汀:20r10=(6,7,6,2,9,6,2,9,9,1,6,4,6,10,6,5,6,9,5,8)=Critical!!
 Dice 汀:7r10=(8,8,7,6,7,9,9)=Critical!!
 Dice 汀:6r10=(4,7,4,6,2,1)=Critical!!
 Dice 汀:1r10=(3)=3+30=33+3=36
汀:36。もうちょと、出目バラけろよ(笑)
GM:先程と同じく、迎え撃つ。ダメージをどうぞ。#12r8+5-3 《復讐の刃》
 Dice GM:12r10=(4,2,10,1,7,5,6,3,9,7,2,5)=Critical!!
 Dice GM:2r10=(10,10)=Critical!!
 Dice GM:2r10=(1,1)=1+20=21+5-3=23
GM:極端だな…(何)
汀:#4d10+10
 Dice 汀:4d10=(10+9+6+5)=30+10=40
汀:40点装甲有効。
GM:#5d10+12 Dロイス強化兵込み。
 Dice GM:5d10=(6+10+9+2+8)=35+12=47
GM:装甲値有効47点。
汀:耐えられるわけない。修に□同情/■憤懣でロイス取得。即タイタスで復活。
朱童:「………が、はッ……」
GM:さすがに朱童も耐えきれず、血を吐きながら膝を付く…が。《魔獣の証》で復活。大剣を支えに立ち上がる。
朱童:「これが……殺し愛…………」
GM:今までここまで追い詰められる事が無かった朱童は、何かを勘違いしながら自分の血で濡れた両手を見つめた(何)
アノニマス:はたらけどはたらけど・・・(何
伊知朗:あーあ(何

●クリンナップ
GM:では、各自自分に対して2d10のHPダメージを振ってください。
アノニマス:#2d10
 Dice アノニマス:2d10=(7+7)=14
アノニマス:さきから俺、ゾロ目多いな・・・(何
アノニマス:まぁ、何とか踏みとどまった。血にまみれたぼろぼろの羽を纏いながら以下略。
汀:#2d10
 Dice 汀:2d10=(2+5)=7
伊知朗:#2d10
 Dice 伊知朗:2d10=(10+6)=16
伊知朗:ぐ、駄目か。シナリオロイスの“カットアウト”をタイタスにしてHP12で復帰。
GM:了解。

■□Round 3□■
●セットアップ
アノニマス:無しで。
伊知朗:ありません。
汀:《ヒュドラの怒り》宣言。
GM:了解。
アノニマス:(がおー
汀:さっきから暴走回復してないから、改めて暴走受けないぜ、ヒャッハー!(マテ)
汀:(正確には、微妙に違うけど)(笑)
伊知朗:なんという罠(何
GM:朱童は肩で息をしながらも、命を刈り取ろうと殺意を向ける。

●あのにん
アノニマス:どうすっか、なぁ・・・。 まぁ、今はまだ動かないでおこう。待機で。

●朱童
朱童:「みはるが死んだんだ……だから村木の手下であるお前達も――」
GM:白兵+《コンセントレイト:キュマイラ/獣の力/音速攻撃/獅子奮迅》
GM:対象:PC全員
GM:朱童の殺意に呼応するかのように、大剣が漆黒へと色を変える。レイジングブレイド使用宣言。
朱童:「――死ねェッ!!!!」#15r7+5-3
 Dice GM:15r10=(8,5,9,3,5,6,6,9,7,4,5,4,6,6,10)=Critical!!
 Dice GM:5r10=(2,6,4,4,6)=6+10=16+5-3=18 ※28
GM:なん、だと……(何)
伊知朗:あーあ・・・(何
アノニマス:まさかの、だと・・・(何
GM:リアクションしなさいよウワァァァァァァン!(何)
伊知朗:#11r10 素回避にチャレンジ
 Dice 伊知朗:11r10=(3,5,1,2,10,1,9,6,3,7,9)=Critical!!
 Dice 伊知朗:1r10=(3)=3+10=13
アノニマス:#4r10 無理な気はするが挑戦してみたくなっちゃったじゃない!(何
 Dice アノニマス:4r10=(6,5,2,8)=8
アノニマス:むりだた(何
伊知朗:惜しくも当たった(何
汀:まず、村木のロイスをタイタス昇華して暴走解除。
GM:了解。
汀:そして、《異世界の因子》宣言で《復讐の刃》をコピー。
GM:了解。
汀:即座に宣言して攻撃。
GM:達成値とダメージをどうぞ。#6d10+24 此方は朱童のダメージ。
 Dice GM:6d10=(9+7+3+9+7+1)=36+24=60
GM:装甲値有効60点。
汀:#12r8+3
 Dice 汀:12r10=(10,7,4,5,9,2,7,2,4,10,2,1)=Critical!!
 Dice 汀:3r10=(5,9,8)=Critical!!
 Dice 汀:2r10=(6,9)=Critical!!
 Dice 汀:1r10=(4)=4+30=34+3=37
汀:うむ。37。
GM:ダメージをどうぞ。
汀:#4d10+16
 Dice 汀:4d10=(7+10+2+7)=26+16=42
汀:42点、装甲有効。
朱童:「――な、ん………」胸に突き刺さったモノを見て、驚愕の表情を浮かべ。
GM:朱童のHPは30。装甲無し、マイナス12点になって【昏倒】。戦闘終了!
汀:「あんたじゃ、ちっともときめかないわね」
GM:言っちゃった(何)
伊知朗:村木のロイスをタイタスにして復活。
汀:とりあえず、さっきのダメージで死ねるんで、アノニマスのロイスをタイタスにして立つよ(笑)
アノニマス:(><。(何
アノニマス:まぁ、この位なら大丈夫か。 朱童にロイスを□同情/■憐憫で取得。それをタイタスにして起き上がっておこう。
GM:最期の力を振り絞って、胸に突き立った槍から引きはがすように身を過ぎる。
GM:ふらり。おぼつかない足取りで、みはるの元へと歩み寄り。
朱童:「………遠い……世界はこんなにも広いのに…俺たちは、何処にも行けやしない…」
GM:僅かに正気を取り戻した朱童だが、彼女との距離の遠さに絶望を覚えながら、嘆きの言葉を呟くと
GM:自らが遺した殺意が、彼の躰を切り刻んだ。

伊知朗:「……せめて、僅かでも安らかに逝ってくだされば幸いです」
伊知朗:事切れる寸前に記憶探索者の効果で朱童の「みはる」のタイタスをロイスに戻す。#1d10+106
 Dice 伊知朗:1d10=(8)=8+106=114
伊知朗:侵蝕率114%
GM:その瞬間、彼自身の命を刈り取った殺戮の風が凪いだ。

汀:トドメを刺さんと振り上げた槍を、やはり、振り下ろすのをやめる。
汀:代わりに、彼女の首を取り、彼の残滓の近くに置く。
汀:「…あーあ。了に会いたくなっちゃった」
汀:おどけるように肩をすくめる。

汀:「………あ」
汀:「…そういえば…三億円は、何処?」 ※29
 Back Track
GM:愉しいバックトラックのお時間がやってまいりました。
アノニマス:(せーざ
伊知朗:(正座
GM:今回のEロイスは、「殺刃圏」「殺戮衝動」の2つです。(「惨劇の輪廻」はポケットにしまいつつ)(何)
伊知朗:しまっちゃった(何
アノニマス:(みなかったふり(何
GM:というわけで、Eロイスを使用するなりしないなり各自の判断に任せつつ、
GM:最終侵蝕率とロイス数を宣言の上、判定をお願いします。ここでロイスを取ることも可能です。
汀:まず、Eロイス分を下げる…。#2d10-118
 Dice 汀:2d10=(6+4)=10-118=-108
伊知朗:最終侵蝕率114%、D1つ、初期2・PC間1・タイタス2・空1でEロイスは使用します。#2d10-114
 Dice 伊知朗:2d10=(2+6)=8-114=-106
アノニマス:最終は113%、D1でタイタス2、ロイス4。E分貰って下げるかね。#2d10-113
 Dice アノニマス:2d10=(5+3)=8-113=-105
アノニマス:#4d10-105 素振りー。
 Dice アノニマス:4d10=(6+9+4+2)=21-105=-84
アノニマス:うっし、ただいま!
GM:おかえりなさい
汀:で、ロイス2、タイタス3、Dロイス1、空き1、浸食率108%。空き枠には…そうだな、野町に取ろう。□懐旧/■厭気で。
伊知朗:#3d10-105 素振り
 Dice 伊知朗:3d10=(5+8+3)=16-105=-89
GM:おかえりなさい
伊知朗:89%で。みなさんおかえりなさいませー
GM:全員おかえりなさいー。
汀:で、これでロイス三つになるから…まだ振って無いですが(笑) ※30
GM:あ、あれ?(何)
汀:ということで、通常振りを。
アノニマス:み、汀さーん(何
汀:#3d10-108
 Dice 汀:3d10=(6+10+10)=26-108=-82
汀:帰還。
GM:おかえりなさい!(何事もなかったかのように)
 Ending Phase-01
 ScenePlayer:ALL/場所:村木のオフィス
GM:鴻央会系・鹿島組が所有する3億円を強奪し、
GM:所属者5人(+みはる)を斬殺して逃亡したとされる“カットアウト”朱童修を始末し、
GM:現場に残されていた8000万円を回収した後、報告のために村木が所有するダミー会社のオフィスへと向かった。
村木:「お帰りなさい。首尾の方は?」
汀:薄汚れたカバンを、テーブルに投げ置く。
汀:「ジャームになってたから、死体は残らなかったんで、そっちの方は証明する品は持って来れなかったけどね」
GM:社長席の誂えの良い椅子に座ったまま、顔の前で指を組んで3人(?)を出迎えた村木。
伊知朗:「それが回収時点で彼の持っていたお金です」
アノニマス:「ま、完璧にって訳にゃ行かなかったが――それでも其方さんの目論見の数点は叶ったって訳かね。」
村木:「そう。……朱童は、残念だったわ」
汀:「まあ、私は組の金をちょろまかすような面倒はしたくないから」
汀:「それが、回収した分すべてよ」
アノニマス:何処を始めとして完璧と見るか、は妖しいがね。と、お金の入ったカバン見つつ。
村木:「そしてこれが回収した分ね」
GM:傍らに控えている合田に顎でしゃくって、鞄の中身を確認させる。
GM:合田は血で汚れた札束を丁寧にテーブルの上に並べた。
村木:「おおよそ8000万…といった処かしら。3億には到底足りないわね」
伊知朗:「僕としても目先の欲望であなた方に追い回されるのも御免ですし」
汀:「その鞄じゃ、そのくらいしか入らないもの。そのくらい、見ればわかるでしょ」
アノニマス:「ま、足りない分はどっかに捨てたか、或いは置いてきたか……そんな辺りなんじゃねぇのかね?」
アノニマス:にゃーんと前足で顔掻き掻きしつつ。
GM:村木は、ニィ…と、口元だけを歪めて嗤う。
村木:「……………………いいわ。合田?」
合田:「はい」
伊知朗:「戦闘スタイルから推測される彼のシンドロームではそれ以上のお金を持ち逃げするのは無理がありますね」
村木:「そうなの? じゃあ、上手くやったのね。彼は」悠然とした笑みは崩さない。
GM:合田は8000万円の中から1割を取り、更にそれを3等分してテーブルの上、三人の前へと揃えて置いた。
アノニマス:・・・・・・はっ。 俺、どうやって持って帰ろう・・・(何 <ぬこ姿 ※31
汀:自分の前に置かれた金を二等分して、二人に均等に重ねる(笑)
汀:「私、いらなーい。百万単位の稼ぎとか、すぐばれるもの」
伊知朗:「…いいんですか?」
アノニマス:「……百万単位の稼ぎでなけりゃ、問題なかろ。」
汀:「最初に代替品でもいいって話したじゃない。二百万そこそこで手に入る情報じゃ、私が欲しい分には足りないだろうしねぇ」
汀:「それに、『今後も使える』と思われても迷惑だし。私、今暗殺は休業中なの」
アノニマス:机の上に飛び乗って、自分の前に置かれたお金から2,3枚を抜き出して汀さんの前に。
アノニマス:これくらいなら今回の分の必要経費にもなるだろ、的に。
アノニマス:そしてどう見てもこれやっぱ重いよなとまごまごする猫!(何 <現ナマとかでかいよ!(何
村木:「そうなの? どんな情報が必要なのか、気になるところね」口調こそ優しいものの、どこかしら視線は上から目線だ。
伊知朗:「まぁ、貰えるものは貰っておきます、後はそちらでご勝手にどうぞ」
汀:「やーねー、人前で話すことじゃないわよ」チラリと横目で一人と一匹を見ながら
アノニマス:(にゃーん(><
村木:「ええ。では――この件はこれでおしまい。関わる事は、一切他言無用よ?」
伊知朗:「……我々はお引き取りした方がいいですかね」鞄に詰めつつ猫を横目で見る。
アノニマス:「ま、そうだな。依頼が終わった以上、以降はただの他人同士ーってね。」
汀:「言われたら困るのは私の方よ。むしろ、『他言無用にして欲しい』は、こっちの科白だわ」
伊知朗:「それは僕も同じですね」
村木:「合田。客人を玄関まで送ってあげなさい」
GM:合田は無言で頷いて、オフィスの適当な紙袋に札束を詰めてから楠木に持たせる。
伊知朗:「では、謹んで受け取らせていただきます」
合田:「どうぞ」
GM:もう一つ、“名伏せの住人”の分は自らの手に。
アノニマス:(なでていいのよ?(何
合田:「………従者を迎えに来させれば良いのではないのか?」小声で呟いて、そっと猫の頭を撫でた(何)
アノニマス:「あれ、作成に結構気力掛かるんだ。特に最近……。」 撫でられればにゃーんとすりよっとく(何
伊知朗:「では…あとはご随意に。そちらの利権やら何やらは知ったことではありません。たとえこの裏に何があろうとも」
GM:執事のような立ち振る舞いで、二人と一匹を玄関までエスコートする合田。
合田:「そうして頂けると此方としても有り難く。――お疲れ様でした」深々と頭を下げた。
GM:猫には札束を風呂敷でくるんで体にくくりつけてあげよう(何)
アノニマス:おつかい仔猫(何
伊知朗:大金持ったぬこか・・・(何
伊知朗:「さて…こちらも仕事に戻るとしますか」電話の事を思い出してため息を付き、音も無くその場を立ち去る。
アノニマス:「ま、ともあれ互いにお疲れ様っつー事で」
アノニマス:「ま、役に立てるかどうかは知らんが、何かあった際にゃ多少割引利かせとくぜ。」
アノニマス:後半は合田さんに。 ぬこ好きに悪い人はいません(キリッ(何
合田:「…ありがとうございます」
アノニマス:そいじゃな、と手代わりに尻尾ふりふりしてとっとこ去っていく。 あー早く俺ぬこの道か縮地思い出さんとなぁ(何
汀:「果たして、二億円はどこに消えたのか。初めから、そんな物は無かったのか。それとも、持ち出されたのが夢だったのか」
汀:「今更どうでもいいことだけどね。どうせ、『かけ離れた世界の話』だもの」
汀:胡蝶の見た夢のようなものだろう。きっと。
 Master Scene「狐の思惑」
 ScenePlayer:None/登場:不可
「上手くいったようね」
 戻ってきた合田の姿を目に留め、村木は一仕事を終えた緊張感を解きながら、大きく息をついた。
「必要経費は大きかったけれど、手をこまねいていた“カットアウト”の始末も終えて、大金も手に入った」
「起こってしまった“不幸な出来事”は仕方が無いけれど、それなりに上手く利用できた……上々の首尾、といった処かしら?」
 いかがかしら? と無邪気に言ってのけた彼女の影に
 血に塗れた狐の尻尾が見え隠れする――ような錯覚を覚えながら、合田は問い掛けた。
「刎ねた2億2000万と、報酬を引いた残りは如何なさいますか?」
「そうね――………」
 Master Scene「Faker」
 ScenePlayer:None/登場:不可
「これが貴方の必要としているであろう品物です」
 懐から取り出した小さな機材の再生ボタンを押して、テーブルの上へと置く。
 スピーカーから流れてくるのは女が話す声。男は更に数枚の写真をその傍らに並べ広げた。
 向かい側に座す小柄な男は写真を凝視しながら
 スピーカーから流れてくるその剣呑な内容の会話にしばらく聞き入っていたが、
 やがて、頬を弛ませながら立ち上がると、向かい合う男に両手で握手を求めてきた。
「これさえあれば、村木に一泡も二泡も吹かせてやれますよ!」
 ありがとうございます、と何度も感謝の気持ちを述べる野町、だったが。
「今回の件は『鴻央会』からの依頼で行ったまで」
「貴方が上に――この街に於いては鹿島の指導に忠実である事を願っています」
「それから、“本物の合田”の処遇はよしなに。私自身に対する詮索は無しで」 ※32
 サングラスの男から、にべなく握手の求めを拒まれて、野町は心の中で舌打ちをしながらも残念そうに手を引っ込めた。

 その後、あの手この手とあらゆる条件で畳みかけてくる勧誘の申し出を丁寧かつ潔く辞した“合田”は、
 速やかに野町の根城から退出し、尾行をまいてから悠々と公共施設の洗面所に入ると、
 サングラスを外してポケットにねじ込み、鏡の前に立った。
 そして耳の下部に指をかけて、おもむろに皮膚…のようなマスクを剥ぎ取った。

 額に穴の空いたMASKedを指に引っかけて、くるくる回しながら、彼は天井を見上げる。
「…まったく。慣れないことをするものではないな」
 ため息と共に軽く肩を竦め、掌に残った僅かな灰を洗い流すと、
 撫で付けた髪を指で梳かして整え、別人として、悠然とこの場から立ち去った。
Credit……「胡蝶の箱庭」
Start:2011.01.27 23:30〜01.30 01:40

PC1:“名伏せの住人”アノニマス/風翼さん
PC2:“裏に立つ者”楠木 伊知朗/SEVENさん
PC3:“幾億の仮面神”神流木 汀/Nオレンヂさん
GM:こびと(ログ編集)
 DOUBLE+CROSS THE 3rd EDITION Replay
「胡蝶の箱庭」 〜END〜

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