OpeningMiddleClimaxEndingAfterPlay What color is life Ver,01(20071124)
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 貴方の人生は何色ですか?
 薔薇色?それは素晴らしい

 ブルーな気分だったり、灰色だったり、十人十色
 では、もし、人生が真っ黒だったら?一寸先は闇だったら?

 人は恐怖を乗り越えて歩いていけるのか?
 もし恐怖に負けてしまったら……



 Handout
PC:1
【PC制限】特になし
【シナリオロイス】安達 沙耶
【推奨感情】P:友情/N:憐憫
 最近、日本全国で老人の自殺が急増している。老人には住みにくい国になったと言う事だろうか?
 そんなある日、友人の安達 沙耶の祖父が自殺したと聞いた。
 つい先日会った時にはそんな素振りは見えなかったのだが
▼Character sheet “瞬雷刀” 鳴神 閃


PC:2
【PC制限】特になし
【シナリオロイス】辻 桃子
【推奨感情】P:好奇心/N:隔意
 老人の自殺が留まる所を知らない。ニュースをつければそんな話ばかり聞いている気がする
 気が滅入るニュースから離れようと外に出たところで人にぶつかりそうになった。
 慌てて転んだ相手を見てみると最近人気のあるレポーターの辻 桃子だった。
 どうやら近所でも老人の自殺があったらしい。
▼Character sheet “Three minutes” 三納 瑞穂


PC:3
【PC制限】特になし
【シナリオロイス】桑名 隼人
【推奨感情】P:好奇心/N:不信感
 老人の自殺。世間では宗教が関与してるとか、宇宙人がどうとか言う噂がまことしやかに囁かれている。
 ある日、ある老人が自殺した場所で一人の男性と出会った。
 一見して伊達とわかる細縁眼鏡に釣り上がった目が冷たい印象を受けるその男は
 ルポライターだと名乗った。
▼Character sheet “無垢なる心” 神原 恭平


 自己紹介

閃: 「私は鳴神 閃という しがない学生だよ」
閃: 「よく知り合いには生まれる時代を間違えたんじゃないか?といわれるが」
閃: 「私としてはそんなことはないと思うんだけどね」
閃: 「といっても、剣術くらいしかとりえの無い女は確かに時代錯誤かもしれない」
閃: HP14 IV9 基本侵食率33%
閃: ノイマン/ブラックドッグ
閃: 得意技は大量のダイスペナルティを与えての回避不能攻撃
閃: 瑞穂:◎庇護/隔意で
閃: シナリオロイスはOPを見てから考えます

瑞穂: 「黒巣市でウ○ッキーさん、もとい、レポーター見るの初めてでびっくりですよ」
瑞穂: 「お年寄りが自殺する世の中って、なんか寂しいなあ…」
瑞穂: 三納 瑞穂、運動部を掛け持ちしている元気な女子高生。
瑞穂: その実 心臓に疾病を抱えていて、短時間しかその力を発揮できない。
瑞穂: 故に“Three minutes”──『3分間』と揶揄されるが、
瑞穂: その分、いざという時の集中力は絶大なものを誇る。
瑞穂: シンドローム:エグザイル/ソラリス HP:16、IV:6、基本侵蝕率:29%
瑞穂: シナリオロイス:辻 桃子に、推奨通りの■好奇心/□隔意
瑞穂: 「うわーテレビの向こうの人だ。入社試験突破するのとか大変だったんだろうなあ」
瑞穂: PC間ロイス:“無垢なる心” 神原 恭平に、■連帯感/□脅威
瑞穂: 「んー、普通の高校生だと思うよ。なんでバット持ち歩いてるのかはわからないけど」
瑞穂: 以上。よろしくお願いします。

恭平: 「”人生一度っきり”」
恭平: 「クイックセーブとロード出来るモンでもねぇさね。クールに行こうぜ」
恭平: 神原恭平。本来は単なる高校生。
恭平: そして今は“鬼”を継ぐ人間の少年。先祖帰り。
恭平: 惑いながら。最悪を打ち砕く為にその手に”鬼の金棒”を取る。
恭平: ノイマン・キュマイラのクロスブリード。
恭平: HP28 IV:10 基本侵食率:32%
恭平: PC間ロイス:鳴神 閃 関係:知り合い[■感服 □恐怖]
恭平: →「”生き方”っていうのが決まってるたいした奴だと思うよ。夜道であったら逃げるがな」
恭平: シナリオロイス:桑名 隼人 関係:知り合い[□有為 ■無関心]
恭平: →「お仕事ご苦労様です」
恭平: 以上で。よろしくお願いします。

GM: それでは宜しくお願い致します(礼)





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“瞬雷刀”鳴神 閃/場所:自宅付近/登場:不可

 登場Dice 閃: 1d10=(10)=10+33=43
GM: 飛ばしてますね
閃: ダイス君に嫌われてますね

GM: 最近、日本全国で老人の自殺が急増していると言うニュースをよく聞く
GM: 医療費・税金・年金問題etc.etc.
GM: 確かに老人には住みにくい世界なのかもしれないが、それでも異常と言える量だった
GM: そんな中、友人の安達 沙耶の祖父が自殺したとそう聞いた
GM: 明るく朗らかな老人で、先日会った時もとても世を儚んでいるようには見えなかった
閃: 「まぁ、我が養父殿のような老人ばかりならば介護だのなんだのというものは必要なくなるが」
閃: 「それはかなりはた迷惑な気がするよ」
閃: そんな話題を聞いていてふと口からついて出た言葉だ。
閃: それに介護されるようなら自分で首を切り落とすと言いかねない親父殿の姿に苦笑も浮かべていた気がする。
GM: お祖父さん子だった沙耶も落ち込んでいるのが目に見えていた
GM: そして、そんな事を考えている折に、とうの沙耶と出会う
沙耶: 「こんにちは鳴神君…」知り合いに会って、戸惑ったように軽く会釈をしながら言う
閃: 「沙耶。私はそんなに男らしいのか?」からかい半分苦笑半分をない交ぜにしてそんな返事をする。
閃: 「こんにちは。沙耶」どうしたんだい?と続けようと思ったがじっと顔を覗き見る。
沙耶: 「うん…ごめん…」視線を合わせず顔をあげようともしない
閃: 「何か悪いことをされたのか?私は」そっと両手で頬を挟んで視線を合わせる。
閃: 「悪いと思っているなら視線を合わせてもらおうか」そうしてから。「私からのお願いだ」それだけ付け加えた。
GM: 沙耶はますます俯いてしまう
沙耶: 「なんか…ちょっと…ずっと…考え事してるから」
閃: 「・・・」無言で。頬に当てた手はそのまま。じっと次の言葉を待つ。
沙耶: 「………………ねぇ」すっと視線を上げ
沙耶: 「お爺ちゃん、死んじゃうように見えた?私が気づいてあげられなかっただけ?」
閃: 「…」まだ続きがあるのだろうと。無言で待つ。どこまでこの友人は自分に吐き出してくれるのだろうと。
沙耶: 「……お爺ちゃん、死んじゃう少し前まで、楽しそうだったんだよ?」
閃: 「うん。囲碁の勝負もまだついてないな」頷きを返す。
沙耶: 「………そう、だよね…楽しみにしてたもんね…………じゃあ、何で死んじゃったんだろ」
沙耶: 「いっつも『何があっても、自分で自分の命を絶つ事だけはしちゃいけない』って言ってたお爺ちゃんが」
沙耶: 「ねぇ、なんで?」涙こそ流していないが、その表情は完全に泣いていた
閃: 「ああ、うちの親父殿をしかり飛ばした数少ない人だったな」優しく頬を撫でる。
閃: 「解らない」そうきっぱりと告げる
沙耶: 「そうだよね、ごめん………ごめんね」また俯き
GM: そして、地面に滴が落ちる
閃: 「ところで沙耶。私は友達が泣いてるのが嫌いなんだ」そのまま抱き寄せて胸を貸す。
閃: 「それに、その問いかけは飲み込んでいいものじゃないと思う」安心させるように背中をさする。
GM: 無言でしゃくり上げながらされるがままにしていたが
沙耶: 「でも、どうしたらいい?お爺ちゃんはもう何も言ってくれない」
沙耶: 「私はもうお爺ちゃんの為に何かしてあげられないの」
閃: 「それは私が沙耶を手伝っても言いってことかな?」
沙耶: 「?」呆けたように見る
閃: 「まずは、何が出来るか一緒に考えよう。でも、その前に」ゆっくりと目を細めて
閃: 「まず、おじいちゃんのために泣いて”あげられる”だろう?」瞳を覗き込みながら少しだけ笑みを浮かべる。
沙耶: 「………うん…うん、有難う、有難う」
GM: やがて落ち着くまで泣き続けた沙耶は、その後、今後の事を話し始めた

閃: では、シナリオロイスは 沙耶に 遺志/偏愛です
GM: 御意です、有難うございます。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“Three minutes”三納 瑞穂/場所:住宅街/登場:不可

 登場Dice 瑞穂: 1d10=(2)=2+29=31

GM: 最近、ニュースも新聞も、老人の自殺の話ばかりしている気がする
GM: 気が滅入るような話ばかりが流れるテレビの電源を切り
GM: 外へと出た時に、誰かとぶつかった
瑞穂: 「あっ…! ご、ごめんなさい」
??: 「イタタタ」
GM: 見ると、スーツを着込んだ長身の女性だった
瑞穂: 「すみません、大丈夫ですか?」屈んで手を伸ばす。何にせよ、自分の不注意でもあったのだから。
GM: 一見、モデルにも見えるような顔立ちだが、見た事がある気がした
??: 「ごめんなさい、私も急いでいたものですから」
瑞穂: 「って、あー! もしかしてレポーターの辻桃子!? …さん」
瑞穂: 指をささなかったのは偉いと思う、自分。
桃子: 「(クスクスと笑いながら)別に呼び捨てでも良いわよお譲さん」
桃子: 「貴女位の年ならテレビに映ってる人に敬語は使わないわよね、普通」
GM: そう言いながら立ち上がり、服の埃を払う
瑞穂: 「……えへ」指摘に曖昧な笑みを返して、何となくカメラクルーとかを視線で探す。
瑞穂: 「ところで、何か事件でもあったんですか?」
桃子: 「あ〜それなんだけど」
瑞穂: 事件があったからこそ仕事に来たというわけで。間抜けな質問だと思ったのはこの後、数分後。
桃子: 「この辺りに“クーデルライン”ってマンションないかな?」
瑞穂: 「あ〜…えーと………」知っているならばかくかくしかじかと教えます。
桃子: 「有難う、助かった。良かったら今度スタジオに遊びにきて」そう言いながら自分の名刺を渡す
瑞穂: 「ありがとうございます」名刺を受け取る。
瑞穂: 「──で、そこで何が?」
桃子: 「ん〜〜秘密にできる?」
GM: 少し悪戯っぽく笑う
瑞穂: 「任せてください。私はこう見えても口は堅い女ですよ」どんと胸を叩いて頷く。
桃子: 「ほんとに?…じゃあ教えるけど、そこで、また老人が自殺したらしいの。まだオフレコな話なんだけどね」
瑞穂: 「えっ!?」目が点に。
瑞穂: さっきもニュースを見て、憂鬱な気分にはなった。
瑞穂: でもそれは“まだ”、自分とは隔てた世界のコトだと、何となくそう思っていたから。
桃子: 「しかも、今度のは直前まで昼食とってたって言う話なの…だから他の所が来る前にって言うわけ」
瑞穂: 「なんていう人ですか? …って、ここまで聞いちゃマズイのかなあ」
瑞穂: 「自殺する人が食事…ってのも変な話ですよね」相づちを打ちつつ。
桃子: 「そうか、知ってる人かもしれないもんね……ん〜工藤って言うおばあさんに知り合いいる?」
瑞穂: 「工藤さん……」記憶の中から顔と名前をサーチんぐ。いますか?>GM
GM: 知り合いでも知り合いじゃなくても問題ないです(何
瑞穂: 「うーん。聞いたことあるような無いような」
瑞穂: 多分、知り合いのお年寄りの友人辺りの名前を聞いたのだろうとセルフ納得する。
桃子: 「そう、じゃあこれ以上は、教えられないな……ごめんね」
瑞穂: 「いえいえ。お仕事ですからね。頑張ってください!」
桃子: 「じゃあ、私急ぐから、じゃあね」
GM: そう言って走り去る
瑞穂: 「は〜い」手をひらひら振って、それを見送って。
瑞穂: 「………後を付けるくらいならいいよね、うん。仕事の邪魔をするわけじゃないし」
瑞穂: むくむくと膨れあがってきた野次馬根性。
瑞穂: 距離が離れてから、こそこそと後を付けていった。
GM: <追跡>判定をするまでもなくついていけ、自殺現場へと辿り着けた(何
瑞穂: 着いちゃった(何)



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“無垢なる心”神原 恭平/場所:以前にあった自殺現場の近く/登場:不可

 登場Dice 恭平: 1d10=(3)=3+32=35

GM: ここ最近は何故か老人の自殺が多い
GM: 一部では宗教が関与してるとか、宇宙人がどうとか言う噂がまことしやかに囁かれていたりする
GM: そんな中で、流行(?)になる前に
GM: 自殺をした老人の自殺現場近くを通った
GM: そこで老人が自殺した事も皆が忘れ始めているような場所だ
恭平: 世の中も俺の懐も寒いよな、とか思いつつ。だるそうに缶珈琲をちびちびやりつつ。件の場所を眺める。
GM: そこにはその場に似つかわしくない雰囲気の、男が立っていた
恭平: 宇宙人に拉致されてもアリガタ迷惑だよな、と思って、おや。と
GM: サングラスに不精髭、革のコートを着て、カメラのバッグを提げている
恭平: 「そこのアンちゃんは記者の人かねぇ」まだ缶珈琲片手に。けだるそーに声をかける。
恭平: 帰宅途中で寒いのだ。
男: 「俺か?………随分と不躾な坊主だな…まぁ嫌いじゃないが」
男: 「一応そんなところだよ学生さん」
恭平: 「そこ事件の遺族という割には雰囲気出てないからな」行儀悪く缶加えたままあごシャクリ。
男: 「フッ、そうかね…お前さんは、この事件の事知ってるのかい?」
恭平: 「一応、か。仕事という割には熱心でもない。”関係者”かな。まぁお仕事お疲れさん」
恭平: 「アンちゃんらが書いた新聞記事と雑誌の三面記事ぐらい程度はね」
男: 「これが金になるかどうかはわからんがな…そうか、都合よく現場を見た人間には合わんもんだよな」
恭平: 「どーでもいいけれど寒くね?」
恭平: ちびちびと缶珈琲飲みつつ。のらりくらり。
男: 「寒いな…良い喫茶店でも知ってるか?温かいものでも奢るが」
恭平: 「それこそ俺に金奢っても金にならんぜ。アンちゃん」
恭平: 「そこまでして”金にならない事件に興味があるなら別だけれど”ね」
男: 「少なくとも、事件の事を覚えてる人間だからな、場所だけでわかる程度には」
男: 「興味あるね………なぁ、学生さんよ」
恭平: 「なんだい。アンちゃん」
男: 「こいつは仮定の話だが」
恭平: 薄目を開けて。ふてぶてしくニィと笑い。
男: 「もし、この大量の老人の自殺が、誰かに、若しくは一部の者たちにかもしれんが」
男: 「そいつによって意図的に行われているものだとしたら」
男: 「どうだ?そいつの事を突き止めてみたくならないか?」
恭平: 「そんなのは名探偵か警察の役割じゃないのか、と一般論を語ってみるが」
男: 「そいつを突き止めてすっぱ抜いたら、こいつは面白いと思うんだよ…だから俺らの仕事さ」
恭平: 「やる気と根気があるなら。別の話だな」
恭平: 「喫茶店でも行くか。野郎と二人。味気も無く。色気も無いが。ちょうどいいだろうさ」
男: 「そうこないとな、俺は桑名 隼人。ルポライターだ。学生さんは?」
恭平: コン、と空の缶珈琲の缶を空き缶屑篭に。
恭平: もうポケットからもう一つの缶を取り出して事件現場の片隅に。
恭平: そして告げた。
恭平: 「神原 恭平。高校生だ」
隼人: 「よし、恭平だな、よろしく頼むぜ」
恭平: 「あいよ」
GM: そう言いながら、喫茶店へと向かう
恭平: ちらりと最後に缶を見て。
恭平: 追随した。



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“瞬雷刀”鳴神 閃/場所:沙耶の家/登場:不可

 登場Dice 閃: 1d10=(6)=6+43=49

GM: あの後、落ち着くのを待って、沙耶の家へと移動した
GM: 沙耶の両親は割としっかりしているように見える
GM: 沙耶が落ち込んでいるので、しっかりしようと言う気が働いているせいかもしれないが
GM: そして沙耶の部屋で
沙耶: 「どうすれば、いいのかな」
沙耶: 「お爺ちゃんが自殺なんて絶対におかしいけど…でも、誰かに殺されたとかじゃないし………」
閃: 「沙耶はどうしたい?」
沙耶: 「………納得したい、お爺ちゃんがどうして自殺なんてしたのか、何で死ななきゃいけなかったのか」
沙耶: 「でも、どうしたら良いのかはわからない…お爺ちゃん、日記とか付けてないみたいだし」
閃: 「なら、納得できるように調べよう」
沙耶: 「こう言う時、刑事ドラマとかではどうするんだろう」
閃: 「マンガや小説の主人公はこういうときぱっと凄いアイデアをだすものだけど。私には無理だな」
沙耶: 「私にも無理…」
GM: ってことで<知覚>判定願います
閃: 「でも、日記をつけていないからといって。あの御仁は一人だったわけじゃないだろう?」
閃: #3r10 感覚は3技能はなし
 Dice 閃: 3r10=(3,8,10)=Critical!!
 Dice 閃: 1r10=(3)=13
沙耶: 「誰かに話してるかな?……」
GM: ってすごいな
閃: 13だね
GM: では、ニュースで近所で老人の自殺があった事を報道してます
GM: 自殺したのは工藤淑子さん
閃: 「親父様やお袋様。それに、買物の時にだって誰かと触れて。覚えてるものだからね」
閃: 「それを拾って行こうと・・・」と言ってテレビに視線が流れる。
GM: 場所はかなり近いのですが、それよりもその名前に聞き覚えがありますね
閃: というと?
沙耶: 「お父さんもお母さんも、特に何も聞いてないって…あれ?」
沙耶: 「このお婆さん、確かお爺ちゃんの茶飲み友達だったんじゃ」
GM: 沙耶のお祖父さんから話を聞いた事が何度かありますね、ゲートボール好きの元気なお婆さんです
GM: ついでに、閃はもうひとつ、テレビに見覚えのある影が映っている事に気がつきますね
閃: ふむふむ
GM: 瑞穂ですが
GM: そしてテレビ画面のレポーターは興奮しているように言います
閃: 「・・・」テレビをじっと見つめる
GM: 桃子『そして、工藤 淑子さんは、自殺の直前まで昼食をとっていたと言うのです』
GM: 桃子『異常なまでの数の自殺、これは伝染病なのでしょうか?政府の対応が待たれます』
GM: などと言っているのが聞こえてくる
沙耶: 「また、死んだんだ…でも伝染病?本当に?」
閃: 「どうやら」手元の缶ジュースを一口すすり次の言葉を探すように息を整える。
閃: 「一連の事件らしい。これは自殺ではないよ」確信をこめて。
沙耶: 「自殺じゃなくて、病気、なの?……」
閃: 「解らない」ゆっくりと目を細め「けれどね。沙耶」すっと視線を上げる
閃: 「だから、私たちはそれを調べようと思ったんじゃないかな?」
沙耶: 「……私…私、あの女の人に会ってくる」そう言われいきなり立ち上がる
沙耶: 「あって、もっと詳しい話聞いてみる」
閃: 「制服を着て。塩と数珠は忘れないように。失礼にあたるよ」立ち上がり当然のように一緒についていこうとする。
沙耶: 「………ありがと、頼りになるね」
閃: 「それは、頼られてるからね」おどけた笑みを見せる。
沙耶: 「うん、頼りにしてる」
GM: ふたりは制服に着替えて、急いで現場へと向かった



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“Three minutes”三納 瑞穂/場所:自殺現場/登場:可能

 登場Dice 瑞穂: 1d10=(1)=1+31=32
GM: 低燃費ですよね、瑞穂さんは(何

GM: 桃子の後をつけてきた自殺現場にはすぐにクルーが駆けつけてきた
GM: 警察・野次馬もさほどなかった為、瑞穂も事件現場を見ることができた
瑞穂: おお、本格的ですねこれは。…などと、ちゃっかりベストポジションに居座ってテレビスタッフの様子を伺う。
GM: マンションの8階から飛び降りたらしい、死体は殆ど原形をとどめていなかった
GM: 桃子はその死体を見ても顔色一つ変えずに、レポートしている
GM: クルーの男たちの方が、電柱の陰で戻したりしている
瑞穂: 微かに聞こえるレポートの声、告げられる惨事に先程のテンションもしょんぼりと縮むも
瑞穂: それでも固唾を呑んで様子を見守っていた。
瑞穂: なんであのおばあちゃん、自殺しちゃったんだろう?
GM: 等とぼんやり考えていると
GM: 集まり始めた野次馬達の噂話が聞こえてくる
瑞穂: マンションを見る限り、生活に困窮している風でも無いし……考えながら、垂れ流される噂話に耳を傾けていた。
野次馬A: 「聞いた?工藤のお婆さん、死ぬ直前までテレビ見ながらご飯食べてたんだって」
野次馬B: 「本当に?じゃあ発作的に死にたくなったって言う事?」
野次馬B: 「工藤さんの奥さんも可哀相に、あんなに仲の良い嫁姑だったのに」
野次馬A: 「幸せそうに見えたのにねぇ、わからないものよねぇ」
野次馬B: 「お婆ちゃんも元気で、病気一つしないし何がいけなかったのかしらね」
瑞穂: 聞くにつれ、幸せな生前の姿と現在のギャップにしょんぼりと。跳ね髪さえも元気なく。
GM: その後も野次馬の噂は、如何に幸せそうだったかの話が続く
瑞穂: うちの里のばーちゃん、元気でやってるかな──
瑞穂: ぐすん。寒空に鼻をひとすすりして。
GM: やがて、放送が終了したのか桃子が、瑞穂を見つけてやってくる
瑞穂: 「…お、お疲れさまでしたー」はっ。何となく気まずさを感じつつも頭を下げる。
桃子: 「見に来たの?あんまり、面白い場所でもないでしょうに」
GM: と、後ろを振り返りつつ言う
瑞穂: 「いやぁ、うち、この辺なんで」ぼりぼりと後頭部を掻く。実際には逆方向。
瑞穂: 「別の現場でも取材とかされたんですか?」
桃子: 「あぁだから知ってたんだ。えぇ、してるわよ。特にこの一連の事件はね、優先的に振ってもらってるから」
瑞穂: 「そうなんですかー。……一体、お年寄りの皆さんに何が起こったんでしょうね」呟きのように漏らす。
瑞穂: 「………!?」
瑞穂: 唐突な思いつきに自ら驚いて、いやいやいや…と否定に頭を振る。
桃子: 「宗教・宇宙人・伝染病。まことしやかに流れてる噂」
桃子: 「本当の事を伝えるのが私の使命………………どうか、した?」
瑞穂: 「あ、いえ。何でも無いです。その、宗教とか宇宙人とか伝染病みたいなものを想像しただけで」
瑞穂: 左右に手を振って、何でもないとアピール。
瑞穂: 「その、辻さん的にはどう見てらっしゃいますか?」誤魔化しの逆質問。
桃子: 「そうね、どれも、オカルトな域を超えてないのが問題なのよ」
瑞穂: 「人がいきなり消えた、とかいう状況じゃないですしね」
桃子: 「いきなり唐突に死にたくなる…って考えられる?」
瑞穂: 「自分で死を、選んで………ただその理由だけが不可解」
瑞穂: 「ううーん………私には、ちょっとわかんないですね」
瑞穂: 「病気で先が短いとか、そういうのだったらわかるかもしれないんですけど」
桃子: 「そう、悩みがあれば、ね…でもそうじゃない人もいっぱいいる」
瑞穂: 「工藤さんは、そんな風じゃなかったそうです。円満な家庭で」
瑞穂: 先程耳にした噂話を拝借して。
桃子: 「今回お婆ちゃんもそうね。他にもいっぱい」
桃子: 「勿論、当人がどんな事で悩んでたかなんて他人にはわからないけどね」
瑞穂: 「そうですね…」
桃子: 「少なくとも傍目には悩んでつことはなさそうだった、死んだりするほど、ね」
瑞穂: 「みたいですね。これ以上、こういった事件が起こらないで欲しいです」真摯な願いを込めて。
GM: と、
GM: そこへ駆けてくる少女が
瑞穂: 「?」足音に気付いて首をひねってそちらを見る。
瑞穂: きょとん。
GM: 少女は桃子に
少女: 「あの!さっきテレビで話してた人ですよね!!」
GM: と話しかけた
瑞穂: 一歩退いて、話の場を譲る。
 登場Dice 閃: 1d10=(6)=6+49=55
瑞穂: 関係者かなーとか思いつつ。
桃子: 「一応、出てた事は出てたけど………どなた?」
閃: 「いきなりそれだと何のことかわからないよ。落ち着いて」と追いつきながら声をかける。
沙耶: 「そ、そうだよね…」深呼吸する沙耶
瑞穂: 「あ、閃さん」
桃子: 「あれ?知り合い?」
瑞穂: 「はいー。後ろの方とは」
桃子: 「後ろの人とは、か、じゃあこの人は?」
瑞穂: こんにちはと挨拶し、桃子に返事を。
閃: 「今度は何の助っ人をしてるんだい君は」ウィンクと呼ぶには不器用すぎる、片目を瞑るしぐさで>瑞穂
沙耶: 「私、安達 沙耶って言います!この間うちのお爺ちゃんが死んじゃって!」
沙耶: 「でさっきテレビに貴方が出てて、伝染病がどうとか言ってたから!」
GM: まくしたてるように言うが要領は得ない
閃: 「沙耶。落ち着いて」
沙耶: 「う…ごめん」
瑞穂: 「あー、いやー。助っ人というか見ているだけの人で…」後ろ首を掻いて、怒濤の勢いに目を丸くする。
閃: 「ざっくばらんにいきましょう。私は鳴神 閃。沙耶とそこの助っ人の友人です」
瑞穂: 「です」
桃子: 「助っ人?」と言いつつ瑞穂を見る
瑞穂: 「バイトですねー。困った人を助けてるんです」
閃: 「安達という苗字で今回の事件を追いかけてる記者の方であれば、こちらの事情を察していただけると思いますが」
閃: まっすぐに視線を外さずに桃子を見る。
瑞穂: 自分にできることならば、と小さく付け足して。
桃子: 「バイト?なんでも屋さんみたいな感じ?」
瑞穂: 「はい」
瑞穂: 「安達……あー」そういえばニュースで名前聞いたかもしれない。
桃子: 「そうか…(少し考えるようにした後)………私は記者じゃないんだけどね」
桃子: 「安達さんでお祖父さんが亡くなったって言ったわよね?」
閃: 「こちらが先にぶしつけな質問をしておいてこういうのもなんですが。そちらも自己紹介していただきたいのですが」
桃子: 「確か安達 介爾さんだったかしらね?…あら、結構名前も知られてきたと思ったんだけどなぁ」
閃: 「一方的に知っているということと、自ら名乗って頂けるというのはまた別です」そこで表情を崩して笑む。
桃子: 「そっか、これは失礼。私は辻 桃子。テレビでキャスターとかレポーターとかしてるの、ヨロシクね」
沙耶: 「で、あの!さっきテレビで言ってた、伝染病って話は本当ですかっ?!」
閃: 「いえ、こちらこそ失礼しました」と言って一歩下がって沙耶の後ろに位置取る
桃子: 「あれは………まだ確証はないの」
桃子: 「ただ、そういった可能性も検討するべきだって話ね、実際の所はまだまだ未解明」
桃子: 「そうだ、私も質問してもいいかしら?」
沙耶: 「え?はい!」ビクッとして反射的に答える
桃子: 「貴方の御爺さまが亡くなる直前まで何してらしたかわかる?」
沙耶: 「え?いえ、私はいなかったから…でも、お母さんの話では、今でのんびりしてたって言ってました」
桃子: 「そう、特に落ち込んでたとか言う事は無いのね?」
沙耶: 「ないですっ!それに、お爺ちゃんは自分で自分の命を絶つような事する人じゃないんですっ!!」
GM: 次第に興奮し始める沙耶
桃子: 「ご、ごめんなさい」たじろぐ桃子
閃: 「沙耶」背後から両手を肩の上に置く。
沙耶: 「それにっ!?」肩に手をおかれ鎮まる
閃: 「それに?」
閃: ふと、その言葉が気になり先を進めてしまう。
沙耶: 「あっ、ごめんなさい…つい…」
沙耶: 「それに、私、お爺ちゃんと約束してたの…お爺ちゃんの誕生日にデートしようねって…」
沙耶: 「お爺ちゃん喜んでくれてたのに………………」
瑞穂: 「おおぅ」黙って聞いていたが、“でぇと”という言葉に思わず声を漏らす女子高校生。
桃子: 「そう…それじゃ死んだりしないよね」
瑞穂: 「じいちゃんばあちゃんという人種は、孫との約束を何より最優先したがるものですしね」
桃子: 「じゃあ、他に何か思い出したら連絡貰えないかな?どんな事でも良いからさ」
瑞穂: 里の祖父母を思い出して、腕を組んでうんうん頷く。
GM: そう言って名刺と共に連絡のつく携帯のアドレスを渡す
閃: 「思い出す手がかりになるかもしれないので。こちらもその他の”事件”の話があったら教えてください」
桃子: 「いいでしょう、じゃあ、そちらの連絡先も教えてもらってもいいかな?」
閃: 「わかりました」と言ってメアドを書いた毛筆の名詞を手渡す。
桃子: 「毛筆とはまた古風ね」沙耶からも連絡先を教えてもらい桃子は一礼して立ち去る
閃: 鳴神剣術道場 師範代 鳴神 鳴  と丁寧な書体で書かれてる下に 電話番号とアドレスが書いてある。
瑞穂: では、それを見送って。
瑞穂: 「……閃さん。これは、もしかしてアレでしょうか。アレが絡んでいるんでしょうか」
沙耶: 「アレ?」
瑞穂: 「何でもかんでもアレにこじつけるのもどーかと思うんですけど……って、あ、いやいやこっちの話で!」
沙耶: 「何か、心当たりがあるんですか?」詰め寄ってくる
瑞穂: 「心当たりはあったとしても、ぶっちゃけそれが何なのかは私にもよくわからない」きっぱり。
沙耶: 「あるんですか?!教えて下さい!お願いします」
瑞穂: “これふつーの人には言わないほうがいいよね”とか内心思いつつ。
閃: 「可能性は高いだろうね」苦笑を浮かべ
瑞穂: 「………………………病気の一種?」追及されてもごもごと。
瑞穂: 実際、自分にもその程度の認識しか無いのでこれ以上のコトは言い様がない。
瑞穂: 「ほら、よくわからないから調べるの。私も協力するから、さ!?」
沙耶: 「病気………やっぱり伝染病?…お爺ちゃん病気だったんだ」
閃: 「でも、それは手段であって、手がかりはまだ無いんだ」
沙耶: 「え?協力してくれるんですか?」呆然
瑞穂: 「そうだと決まったわけじゃないし。ね? それを探すのも我々調査団の仕事よ」
瑞穂: いつの間にか結成。脳内決定。メンバーは現状この3名で。
瑞穂: 「手がかりはこれから探していきましょう。……アテはあんまりないけど」
閃: 「違う。安易に自殺しないと言ったのは沙耶だろう?その沙耶が勝手に祖父御を病に負けたことにしないで欲しい」
沙耶: 「あの、えっと…ありがとうございます」と言いつつ視線は閃へ
沙耶: 「だって、病気だって…違うの?」
閃: 「助っ人代金は何を払えばいいんだ?」と苦笑を浮かべる
瑞穂: 「そうだなあ…探してる間にお腹が鳴ったら何かおごってもらうということで」びし、親指を立てて笑って答えた。
GM: 暫く呆然としていた沙耶は、思い切り頭を下げ礼を言った



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“無垢なる心”神原 恭平/場所:喫茶店/登場:可能

 登場Dice 恭平: 1d10=(8)=8+35=43

GM: 喫茶店で男二人がガン首並べて会話中
恭平: 「────」
隼人: 「まぁ、目新しい情報も無し、だな」
GM: そう言いつつ店内にあったテレビに目をやる
恭平: 「ないわな。ふつー」
GM: テレビには女性のレポーターが映っており
恭平: 「かといって。行動に不自然な事が見えるところは確かである」
GM: 老人の自殺事件の事を報じていた
隼人: 「今度は、食事中だって言ってるしな」
GM: とテレビを指す
恭平: 「自殺しようとする者が食事中に席たっていきなりやるかね。マリー・セレストな見かけねぇ話だ」
恭平: 「可能性を更に突き詰める」
隼人: 「可能性?例えば?」
恭平: 「老人ばかりが、ありえない状態で、死ぬ」
恭平: 「だったら”何で”か。まぁ真面目に考えるとUFOなブラックボックスに行きますやね」
隼人: 「それなんだよな、なんで老人だけなんだ?」
恭平: 「犯人がいると”仮定”する」
隼人: 「多分いるんだと睨んでるんだが………それで?」
恭平: 「犯人は老人しか”狙えない”、”狙わない”」
恭平: 「どっちだと思う?」
恭平: 「前者なら何かの制約が掛かっているという事。組織ぐるみか計画的犯行」
隼人: 「“狙わない”としたら………それが、犯人を見つけるカギになる」
恭平: 「後者なら怨恨か、ブチ切れた感じ。もしくは一貫したルールを持つ」
隼人: 「…高校生やらせとくのは惜しいな、卒業したら俺と手を組まないか?」
恭平: 「記者だろ?苦労の割に金持ち悪そうだな。テンションに流されずに楽してーんだよ」
恭平: ヘッと笑って。
恭平: 「”仮定”しよう」
隼人: 「そいつは惜しいな…まぁ良いか………仮定?今度はどんな?」
恭平: 「一人暮らしの老人。食事中。何をして時間を過ごすか」
恭平: 「新聞を読みながら食事するもの。テレビを見ながら食事するもの」
隼人: 「一人暮らし?独居老人か?」
隼人: 「あ〜音楽、はきかねぇなきっと、話し相手はなし…ラジオにテレビに新聞………ん?待てよ」
GM: 隼人はメモを取り出して何かを探し始める
恭平: 「だから例えばになる。同時にしてありえない『凶器』を持った『犯人』にも行き着く」
恭平: 「すげぇなぁ。宇宙人」
隼人: 「………………宇宙人か、強ち外れても無いかも知れんぞ」
GM: 何かを見つけたのかニィと笑ってみせる
恭平: 「何見つかったの。坊主に見せてくれい」
隼人: 「時間だよ時間」
GM: 隼人はいくつも書き込まれた、メモを見せ
恭平: 「ああ。犯行の時間ね」
隼人: 「自殺した老人たちが死んだ時間。大きく分けて3つになるんだよ」
恭平: 「ほー」
隼人: 「朝の7時頃、昼の1時頃、そして夕方の6時頃」
隼人: 「老人がこの時間に見るものって言ったらなんだ?」
恭平: 「日曜のアニメっぽいな。ゴメン嘘」ずずーと珈琲飲みつつ
恭平: 「ニュースかね」
隼人: 「いや、それならそれでビビるが………そうだニュースだ」
隼人: 「政府が人口削減の手段にニュースを使って、老人を洗脳した、なんてのはオカルトチックだろう?」
恭平: 「するとなんですか。公共の電波に毒混じってましたか。毒は毒でも皮肉にも使えない毒ですな」
隼人: 「どうやって、老人だけにとか、意味わからんけどな…手掛かりができたんなら調べてみる価値はあるさ」
恭平: 「そしてこの展開だと『よーし悪いのは政府だ。倒すぜ!悪政府!』とか言って議事堂に突撃ですか。そうですか」
隼人: 「なんでそんな玉砕しなきゃいけないんだ」
恭平: 「パズルを組み立てるのは勘か論理的思考が必要である、と」
恭平: 「ニュースを飾れるぜぃ」
恭平: 「どうやって、というかな」
隼人: 「俺がニュースになってどうするんだ…まぁ、政府云々は適当だが、手掛かりには違いないさ」
恭平: 「そのトンデモ論理ならテレビ関係者が何かあんだろ」
恭平: 「決まって同じニュースキャスターとかな」
隼人: 「キャスター?…なるほどな、それは気付かなかった」
恭平: 「同じ内容とか」
恭平: 「同一事件で同じ凶器なら。どこかしら『同じ所が存在する』」
GM: そして携帯で番組をチェックしだす隼人
恭平: 「あんたの口調だけでは犠牲者は老人以上の同一事項は無し」
隼人: 「いくつもの同一内容の番組って言ったら最近はこの事件そのものだろうが………」
恭平: 「なら『犯行対象はあくまで老人に限定しつつも無差別であり」
恭平: 「なおかつニュースを見る時間的余裕のある者』に限られてくる」
恭平: 「ただそれだけだと間口が広すぎるので。ニュースといっても地域ニュースなどだとより絞りやすい」
恭平: 「地方テレビ局さね」
隼人: 「余裕のある老人ね…寝たきりとかは良いってことか?………………残念ながら全国ニュースだな」
隼人: 「さっきの時間全部に出てるようなのは、一人だ。それ今話してるその女だよ」
GM: そう言ってテレビを指さす
恭平: 「ほーん」
恭平: 見てみる。なかば腹が減ったのでついでにホットドッグを注文する。店員さーん。
隼人: 「流石に証拠も無く、いきなり取材ってわけにもいかねぇなぁ、折角近くにいるのによ」
GM: 注文を取りに来た店員は、不思議そうに二人を見ていった
恭平: 「四つ角でパン咥えてぶつかったような理想的な出会いとか無いのか。アンちゃん」珈琲御代りー。
隼人: 「そんな出会いは無いな、ってか、それは理想的なのか?」
隼人: 「なんとか、接触しないといけないねぇ」
恭平: 「何かのフラグじゃね。グッドかバッドかはしらね」
GM: そう言いながら、テレビをじっと見ていた
恭平: 「でもこれはあくまで可能性の一つ」
恭平: 「だから。実は手札は足りなかったりする」
恭平: 「ぼちぼちやろうぜぇ」
恭平: ずずーっと珈琲を飲み干した。
隼人: 「いかれますか」
GM: そう言って席を立つ



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“瞬雷刀”鳴神 閃/場所:街中/登場:可能

 登場Dice 閃: 1d10=(9)=9+55=64
GM: 高いですね…

GM: 沙耶の手伝いを瑞穂と二人でする事になり
GM: 沙耶の記憶を辿ってみたり、情報を集めたりしている
GM: が、特に目新しい事実が出てきたりはせず
GM: ちょっと煮詰まっているところ
沙耶: 「そう簡単にわかる事なら警察が調べてるよね、やっぱり」しょぼくれる沙耶
閃: 「とりあえず情報を整理してみたが。あまり共通点がないな」
閃: 「三日坊主にすらなってないのに諦める気はないよ」でも、手詰まりなのはどうしようもないな。と考えながら
沙耶: 「何処から手をつけたらいいのか…」
 登場Dice 瑞穂: 1d10=(9)=9+32=41
瑞穂: 「あ、いたいた。そっちどうですかー?」向こう側からとてとて小走りにやってくる。
沙耶: 「(黙って首を横に振る)」
閃: 「とっかかりが少なくてね。大師の真似事をしてるところだ」
閃: 口をへの字に曲げて両腕を組んであぐらで左右にゆれてみる。
瑞穂: 「そうですか。こちらも友達に当たってはいるんですが、なっかなか手掛かりらしいものも無くて」
瑞穂: 二人と合流。両膝に手を付いて息を切らせる。
沙耶: 「大体、全国規模の事を調べるのは難しいよね、ただの高校生なんだし」
瑞穂: 「マスコミに詳しい友人でも捕まえられたらなぁ」言いつつ、取り出すのは件の名刺。
沙耶: 「マスコミ…やっぱり………」同じ名刺を見ながら
瑞穂: 何度か出し入れして縁が丸くなっている名刺。相手方に提供できる情報も無い事に、気が引ける。
GM: と、途方に暮れている所に
瑞穂: 「ダメ元で、テレビ局にでも行ってみ………」
GM: 男が二人通りがかる
GM: そのうちの一人
閃: 「手は多い方がいいな」男ー少年ーを見ると。てくてくと歩いていく。
GM: サングラスの男が話しかけてくる
 登場Dice 恭平: 1d10=(2)=2+43=45
隼人: 「君達、このあたりでテレビクルーを見なかったか?」
恭平: 「ぐだぐだー、と擬音をつけて歩いてみるぜー」
閃: 「つまりは暇なわけだな。キョウヘイ」すーっと背後から声をかける<ぐだぐだーっと擬音
瑞穂: 「クルーですか? 少し前に撤収しましたけど…」誰だろう? 神原君の親戚か何かかなと思いつつ。
隼人: 「お、知りあいなのか?恭平。それは好都合だな」
恭平: 「ハハハ。暇ですよ。たった今暇になりましたヨ」がくがく(何)
恭平: 「好都合とか言うなよ。アンちゃん。まぁいいが」
隼人: 「少し前?そうか、遅かったらしいな………流石にテレビ局には入れんな…さて、どうするか」
瑞穂: 「もしかして、老人自殺事件の調査とか…ですか?」首傾げて。
恭平: 「あたり」
隼人: 「よくわかったなお譲さん」
瑞穂: 「これはまったもって好都合ですね! 閃さん」
GM: 沙耶は完全に取り残された様子
隼人: 「なにが好都合なんだ?お嬢さん方も関係者なのか?」
閃: 「ああ、沙耶。キョーヘイが手伝ってくれるそうだ」朗らかな笑顔で。
恭平: 「こっちはルポライター。今回の事件について記事モドキを書こうとしてる」後ろ手で。
瑞穂: 「事件の関係者と準関係者です」前者に沙耶、後者に閃さんと自分を指さす。
恭平: 「俺帰宅部学生。”暇だから”事件を調査してる。よろしゅ」沙耶にも瑞穂にも。ついでに再確認のように閃にも。
沙耶: 「キョーヘイ?って?」
閃: 「私の知人だ」とキョウヘイの肩を叩く「何故か怖がられている」実に不思議そうに
瑞穂: 「わからないでもないと思います」何処かの誰かの言葉に答えて(何)
隼人: 「関係者か、ならこっちも話が聞きたいから都合が良いか」
沙耶: 「ええと、あのキョーヘイ君、有難うございます」と頭下げる
恭平: 「任侠漫画の世界の住人が実物したら閃のような奴だ」はふーんと溜息(何)
恭平: 「いえいえ。これからでございますんで」にこやんとしつつ頭下げて
瑞穂: 「私達も知りたいことがあります。是非、お話を聞かせてください」
隼人: 「任侠漫画ね…ま、いいや。じゃあ、情報交換といこうか?そっちは何が聞きたい?」
恭平: 「漠然としすぎるダロ。それ」
沙耶: 「えっと………あの…この事件て、何かおかしいです…よね?」
GM: 上目づかいに
瑞穂: 「ルポライターの視点から、今回の事件をどう捉えていらっしゃるか…とか?」語尾に疑問符付きで。
恭平: 「おかしいねぇ」
隼人: 「まずは何が疑問なのかを整理するのは大事だぞ。学生さん」
瑞穂: 「自殺者に理由が無い、というのが不思議なんです」
恭平: 「ん。ないんじゃね」
沙耶: 「私のお爺ちゃんも、その…自殺?したんですけど………そんな人じゃないんです」
恭平: 「自殺者自身に理由なんて『無い』」
恭平: はふーん。
瑞穂: 「共通点が無いものかと調べているんですが、私達だけの力じゃとても調べられなくて…」
隼人: 「無い、だろうな………」
隼人: 「彼らは、操られた、と言うのが出しい表現か知らんが、それだけであって、死にたかったわけじゃないはずだ」
瑞穂: 「それって……催眠とか暗示とかですか?」
恭平: 「で、だ。ある意味トンデモ理論として」
恭平: 「連続事件の『老人が死亡した時に公共のテレビのニュースを見ている』という共通事項が判明した」
瑞穂: 「ニュース…」
隼人: 「共通点は、テレビ・ニュース・そして辻 桃子だな」恭平の言葉に追従して
瑞穂: 「辻桃子!?」小さく叫んで、わたわたとポケットを探る。
恭平: 「だから手がかりが無いか、と探しにきたわけですよ」
閃: 「何故 辻桃子が共通点なんだ?」
隼人: 「そう、そこの学生君の言う通り、辻と接触したかったんだよ俺達は」
瑞穂: 「さっき、現場でレポートしてたのが彼女なんです」 ね? と女性二人に確認して、取り出した名刺を見せる。
隼人: 「順を追って説明すると………………って、本人の名刺かよ、そりゃまた好都合な」
GM: 名刺を確認し
恭平: 「朝。昼。晩。──老人が連続自殺する最後の時」
恭平: 「食事をしながら見ていたのが辻桃子の出ていたニュース番組なんだ」
隼人: 「ふむ、連絡がとれそうなら、揺さぶり掛けてみるのも面白いかもしれないな」と恭平を見る
恭平: 「そりゃまったく無関係の可能性がある。だが言ってみるのもいいかな、ぐらいの共通点さ」
恭平: 「だね」
沙耶: 「………………ニュース…そういえば、お爺ちゃんもお昼のニュースは毎日見てたはず」
瑞穂: 「でも、どうやって揺さぶりを……?」腰に手を当てて思案。
恭平: 「ん。考えているのは別にたいした事じゃないよ」
隼人: 「そうだな、例えば『老人が自殺した時間について共通点が見つかった』とかだな」
瑞穂: 「ふむふむ」
恭平: 「瑞穂っちーとかは普通に見学させてもらったらいいんじゃね」
隼人: 「本人にやましい事がなければ、普通に興味持つかもしれないが」
隼人: 「何かあれば、動揺するだろうし、何か動きを見せるかも知れん」
恭平: 「同伴した場合、『犯人』ならトリックはありますやね」
瑞穂: 「見学かー………」もやんもやん。
隼人: 「あぁ、お譲さんに危険なマネはさせられんからな、これは俺の仕事だろう」
恭平: 「さて。瑞穂っちーよ。面識のある感じなら『辻桃子はどんな人?』」
瑞穂: 「どんな人……えー、やっぱテレビに出ている人っぽくてハキハキしてるやり手さん?」
瑞穂: 「現場にもいち早く到着していたみたいだし」
瑞穂: 思い出すままに彼女についての感想を述べる。
隼人: 「現場………あぁ、さっきのか……事件に対しての関心はどうだ?異常だったとか、逆に無関心だったとか」
恭平: 「んで、だ。辻 桃子ってそもそもどんな人なんよ?隼人のアンちゃんさ」
瑞穂: 「熱心でしたよね?」女性陣二人に確認しつつ。
閃: 「事件の放送より早く現場に居たということは事件が起こりえることを予測していたのかもしれないな」
閃: 「もし、犯人だと仮定した場合、その熱心さは計画に対する熱心さと見ることが出来るわけか」淡々と
GM: 沙耶は瑞穂の言葉に頷く
隼人: 「業界的にって事か?だったら、それこそやり手だな」
瑞穂: 「………………」そうなのかもしれない。でも俄には信じがたく、言葉を失う。
閃: 「この事件に優先的に割り振ってもらうということは事件の情報をより正確に集めることが出来るということでもある
閃: 「業界関係者としては不思議でもないが。そういう考え方も出てくる」
閃: 「しかし、それだったら事件の分布が不思議だな」
閃: 「何らかの前処理があったのではないか。と思うのだがどうだろう?」
恭平: 「自分の知っているのは『連続事件を報道するニュースキャスターとしての辻桃子』だな
恭平: 「だったらそれ以前は?俺あんまニュース番組みねぇからな」
隼人: 「今回の事件もそうだが、ここ最近でのし上がった人物だ…正直謎は多いしな」
恭平: 「前処理ね──まぁ選別といった方がいいか」
隼人: 「以前か?以前は報道と言っても、花形じゃなかったぜ。地味な仕事が多かったはずだ」
恭平: 「『ありえない話ではない』」
瑞穂: 「わからない…だからこそ、試してみる価値はあるのかも…」
隼人: 「………以前にも接触があるって事か?…どうなんだ?」これは沙耶に向けて
沙耶: 「お爺ちゃんが、辻さんと?…わかりません」首を振る
恭平: 「なぁ。アンちゃんさ。その地味な仕事って」
恭平: 「──『”先”のある仕事なのかねぇ』」
隼人: 「下積み、と言っても売れる奴ばっかじゃねえよ、全然知らないキャスターとかいっぱいいるだろ?学生さんも」
恭平: 「まぁ。公共のテレビで毒電波流して操るとか言う時点でトンデモ理論だから。先言いますが」
恭平: 「まぁ。自分達の考えられる範囲はこの程度じゃね?他に何かあるかね。ワトスン瑞穂に閃殿よ」
瑞穂: 「ワトスン瑞穂さんは推理する人じゃないので、行動したいと思います」挙手。
閃: 「私も行動することは賛成だな、そちらには案があるようだ」にこり
隼人: 「当たってみて外れたら、また考え直すって事で良いと思うんだがな、俺は」
沙耶: 「えっと………それで、私はどうしたらいいんでしょう?」
恭平: 「人生行き当たりばったりでいんじゃね。猪突猛進できるぐらいがちょうどいいんよ」
瑞穂: 「ダメ元ですから」こくりと頷く。
恭平: 「ん。着いて行けばいんじゃね。沙耶っちーも知りたいんじゃないのかね」
恭平: 「まぁ策なんて。その場で考えたらいいんよ」
瑞穂: 「沙耶ちゃんはー………どうしましょ?」
瑞穂: “万が一”の事を考えるのは杞憂かな、とか思うも、のけ者もあんまりだし。
沙耶: 「知りたいです、勿論!!」
隼人: 「仕掛けるのは俺だから、お譲さん達は見学者しててくれればいい」
恭平: 「頑張れ。アンちゃん。木陰から見守っているぜ」
瑞穂: 「じゃあ、よろしくお願いしますルポライターさん!」
隼人: 「学生さんあんたは来な」にっこりと笑いながら
恭平: 「エエー。何この兄貴と舎弟コンビ」(何
閃: 「健闘を祈る」すちゃ
瑞穂: 「ふぁいとっ!」両手をぐっと握りしめて、にかっと笑う。
沙耶: 「あのあの、お願いしますっ」
恭平: 「へいへい。じゃあ行きますかねぇ」
隼人: 「文句言いなさんなっての…あ、ちょっと名刺借りるな」
GM: そう言って名刺の番号へと電話をし始める
閃: 「さて、これでどうなるかだな」
沙耶: 「どう、なると思う?」上目使いに問いかける
恭平: 「どうにかなんだろ」
閃: 「いけば判るよ」沙耶の頭を撫でる。
沙耶: 「………うん」意志を固める
閃: 「後は待つだけか」

隼人: 「―――どうも、毎●の記者で桑名 隼人というものですがね」
隼人: 「老人の自殺事件の事でちょっと御話が―――――」



 Climax Phase
 ScenePlayer:ALL/場所:テレビ局/登場:全員

 登場Dice 瑞穂: 1d10=(3)=3+41=44
 登場Dice 恭平: 1d10=(4)=4+45=49
 登場Dice 閃: 1d10=(3)=3+64=67

GM: 隼人が連絡をつけ、辻と会う事にし、それと同日に
GM: 女性陣も見学に行くと連絡をしておいた
GM: 予定通り女性陣は先に入り、後から恭平と隼人が会いに来ていた
GM: 恭平と隼人は人気の少ない所へと案内される
GM: 当然、女性陣は隠れてついていく形となった
GM: 使われていないスタジオらしい所まで言ってから桃子は話し出す
桃子: 「それで?老人の自殺でわかった共通点って、何?」
恭平: 目線で隼人を促す。
GM: 隼人は視線を受け、うなずいてから話し出す
隼人: 「老人達は、みな、一定の時間に死んでいると言う事さ」
隼人: 「………もちろんそれだけなら大したことじゃないかも知れんが」
GM: 時間帯を書き出したメモと、テレビの番組表を取り出し
隼人: 「何故か、みんな、あんたの出てるニュース番組の時、なんだよ」
GM: と様子を窺うように
GM: 桃子は一瞬、顔色を変えるがすぐに平静を装い
恭平: 「──現場に急行って仕事熱心だねぇ」言おうとする言葉に被せるように。
桃子: 「つまり、皆私のファンだった、と言うのが共通点?変な事言う記者さんね」
桃子: 「………………今、世間の関心があるニュースだからよ」暫く考えた後で絞り出す
恭平: 「”世間の関心がある”、と”世間の関心にした”」
恭平: 「全然違う話だねぇ」
恭平: 「良く考えた話だ。これが無差別な話だと話題にもならない」
恭平: 「どういう事だろうね。どういう事でもない」
桃子: 「………………………………私が、やったと、そう言いたいの?………どうやって?」不敵に笑う。
GM: その笑顔はテレビ画面で見る笑顔とは全くの別物
恭平: 「今アンタはこう思っているのかな。”こいつらどこまで知っているのかな””白を切りとおしてみるか”」
桃子: 「………」
恭平: 「”ルポライター”は記事を作成する」
恭平: 「だが『真実』を語る必要は無い。それでアンタの”先”は途絶える」
隼人: 「方法が分からないから、捕まえられないだろうってのは、語るに落ちたって言うんだよ」
恭平: 「どこまで知っているか。ネタを語っちゃ記者の飯食い上げだな」
桃子: 「私は、催眠術師でも、魔法使いでも無い…不可能な事を書くってのは、馬鹿にされるだけよ」
GM: そう、桃子が告げた時
声: 『諦めろ桃子、ご同類だ』そう、突然声が聞こえる。男とも女とも判別しづらい“声”
隼人: 「へ?誰だ?」わけも分からず辺りを見回す
桃子: 「同類?………貴方みたいなのが他にもいるって事?」桃子は姿の見えない誰かと話をしている
声: 『私と全く同じではないが………同類さ…方法ぐらい予想ができるのだろう』
恭平: 「お決まりの台詞で『お前姿を現せ!』とか叫べばいいのか」
桃子: 「貴方は私をトップキャスターにしてくれると約束したじゃないっ!そんな邪魔な奴らなんとかしてよっ」
閃: 「姿を見せてくれないか?話しづらいな」
声: 『スマンガ、姿を現しようは無いな、すでにお前たちの目の前にいる』
GM: そう声がすると、桃子のスーツが仄かに光りを発したように見える
恭平: 「いきなり来たな。閃」
瑞穂: 「あんたが黒幕ってことね!」閃の後ろから姿を現す。
恭平: 「このスタジオの中に捨てられたどっからどーみても使われてない警察マスコット黒巣君の中にいるのか…って違うか」
隼人: 「………………なんかのトリックか?」
恭平: 「トンデモ理論だよ」
沙耶: 「貴方が、貴方がお爺ちゃんを?」こちらものらくらと前に出てくる
隼人: 「トンデモ…オカルトな話だと記事にはしづらいな」困ったように頭を掻く
恭平: 「トンデモ理論な奴は戦車の砲弾にも耐えて、チンピラのナイフもへし折るゴイスな奴なんだ」
瑞穂: 「ダメ!」沙耶の肩を掴んで、前へ行かないよう止める。
桃子: 「別に、貴方のお爺さんだけ狙ったわけじゃないけどね…」
恭平: 「だから離れるように。こういう時は」
沙耶: 「だって、だって、あの人が!!」必死に前に出ようとする
恭平: 「閃と瑞穂っちーが何とかしてくれる」
恭平: パンパンと手を叩いて。
閃: 「沙耶。昔から言ってたと思うが」ゆっくりと笑みを浮かべて
隼人: 「………………あの子らが?」呆然
閃: 「荒事は私の分野だ。それでな?一言もらえるだろうか。何でもいいから」>沙耶
恭平: 「空手1000段らしいです」
恭平: のらりくらり。
瑞穂: 「空手じゃないよ、古武術だよ」訂正は忘れずに。
沙耶: 「…お願い、お爺ちゃんの仇を討って」ぎゅっと両手で閃の左手を握って言う
隼人: 「……リアルな超常現象は勘弁だぜ(汗)」
恭平: 「じゃあ古武術万段らしいです」なにその適当流。
閃: 「承知」紫布に包まれた長物をかまえる。
恭平: 「現実を直視しようぜぇ。アンちゃん」
隼人: 「………………ま、それもそうだ。じゃあ現実直視した、か弱きルポライターは」
隼人: 「逃げる」
GM: そう言って逃げ出す隼人(何
恭平: 「Bダッシュで逃げろ。お姫様を忘れずにね」
隼人: 「おうっ!」
GM: 沙耶は半ば引きずられるように連れられて行く
閃: 「さてと、舞台は整ったようだ」
瑞穂: 「バット拳闘流10万段の恭平君には言われたくないです先生! 行きますよ!」
瑞穂: 丹田に気を注ぎ込み、かけ声と気合いと共に発散。《ワーディング》
GM: 世界の色が変わるのと、隼人たちがスタジオを出るのはほぼ同時
瑞穂: 「よし、これで存分にできるね」両の拳を胸の前でかち合わせ。
恭平: 「という訳で、物理的な話し合いをしてもらいます。よろしくて。閃殿よ」
恭平: 「一応俺ヘタレなんで応答無いと対応困りましてな」
閃: 「まぁ、私はね。いつ死んでもおかしくないと思っているしね」からから笑う。
恭平: 「人それぞれだからな。その辺り」閃の言葉に肩すくめ。
桃子: 「………なんで、貴方達は邪魔するの?やっと、夢が叶いそうだとと言うのに」
瑞穂: 「人を不幸にして叶う夢なんて、独りよがりの妄想にしかすぎないです」
瑞穂: その妄想の犠牲となった老人達と遺族達の姿を思い出し、身が震える。体内のレネゲイドが急激に活性化する。
瑞穂: 《ジェネシフト》
 Dice 瑞穂: 4d10=(7,2,7,3)=97+44=63
恭平: 「そんな夢ははなっから叶っちゃいないさね」
桃子: 「老い先短い老人達が死ぬ事で、随分と救われる人だって多いのよ?私はその手伝いをしてるだけ」
桃子: 「その上で、私の夢を叶える、それがおかしい?」
閃: 「みんな、よく考えているな。私はそんなに頭がよくないよ」
恭平: 「おかしいか?」
恭平: 「元よりアンタの言い分を正当化するつもりなんてさらさらないね」
閃: 「もっと単純に。親しい人間の恨みをぶつけさせてもらうだけだ」ゆぅっくりと目を細める
恭平: 「間違っていると思うからボロも出るし。人に正当性を聞くようにもなる」
瑞穂: 「救われてない人だってたくさん居る。現に、あの子が!」
恭平: 「自分自身で”おかしい”と思ってるんよ」
声: 『そいつらの言う通りだ、そしてこの場合、理を通すのは、勝った方だと歴史が言っている』
声: 『潰さねば気様の夢が潰れるぞ桃子』
恭平: 「”お仕事ご苦労様でした”」
恭平: スタジオの隅にあったバットを手に取り。軽く振るう。
桃子: 「なら、居なくなってよ、老人達の様に………」
恭平: 「元からな。怪しいと思って口封じを考えていたんだろうに」
恭平: 「グダグダ言わずにかかって来なさいな」
声: 『消す気だったのはさっき居なくなった少女だったのだがな、随分と予定を狂わされたよ…』
声: 『始めよう、そこの少女もお待ちかねの様子だ』
瑞穂: 「勝負するんだね。いいよ、望むところ。間違ってるって証明してあげる」
GM: 全身を衝動が駆け抜ける

GM: ◆衝動判定◆
 衝動判定Dice 恭平: 4r10=(9,10,7,8)=Critical!!
 衝動判定Dice 恭平: 1r10=(6)=16+1=17
 Dice 恭平: 3d10=(1,2,7)=10+49=59
 衝動判定Dice 瑞穂: 4r10=(4,7,7,8)=8+2=10
 Dice 瑞穂: 2d10=(4,4)=8+63=71
瑞穂: 成功の71%
 衝動判定Dice 閃: 3r10=(8,3,2)=8
 Dice 閃: 2d10=(2,9)=11+67=78
閃: なんでこんなに高いんだろう

GM: IV 恭平(10)→閃(9)→桃子(8)→瑞穂(6)
GM: エンゲージは任意でどうぞ
瑞穂: 沙耶を止めてたから後方になるのかな…マイナーが無いからそれでいいや。

■□Round 1□■

GM: ○セットアップ
恭平: なし。
瑞穂: 無し。
閃: ないです
GM: こちらは《ヴァイタルアップ》
GM: あ、因みに、スーツは【付喪神】ですので行動は一緒です

GM: ○“無垢なる心” 神原 恭平
恭平: 行動待機。IV0まで。

GM: ○“瞬雷刀”鳴神 閃
閃: 雷の牙 達人の技 オウガバトル 侵食率7 ダイスペナルティ4
 Dice 閃: 6r8=(2,3,2,10,9,4)=Critical!!
 Dice 閃: 2r8=(6,9)=Critical!!
 Dice 閃: 1r8=(7)=27+4=31
閃: 「まずはお相手願おう」紫布を解いて白鞘で殴りかかる。
GM: <回避3>+《電光石火》+《アドレナリン》
 Dice GM: 9r8=(4,4,9,8,1,5,10,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 4r8=(1,5,5,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r8=(4)=24+3=27
GM: 回避失敗、ダメージ下さい
 ダメージDice 閃: 4d10=(2,1,4,6)=13+4=17
閃: 17点
桃子: 「………くっ……ほんとに、変な力があるんだ…」
閃: 「いやいや、昔は誰もが持っていた程度の力だよ。私程度だとね」
GM: それにはしかめ面で返し

GM: ○辻 桃子&付喪神
桃子: 「頼むから倒してよね」
GM: <交渉3>+《エンジェルヴォイス》+《声なき声》+《絶対の恐怖》+《蝕む声》
GM: 装甲・防御無視 攻撃力+4 対象は3名全員
 Dice GM: 15r7=(2,4,8,8,8,3,4,4,4,1,9,2,7,9,9)=Critical!!
 Dice GM: 7r7=(9,10,2,8,10,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 5r7=(7,7,8,1,5)=Critical!!
 Dice GM: 3r7=(1,7,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r7=(5,8)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(6)=56+4=60
GM: え〜…60だそうで
瑞穂: 抵抗不能。
恭平: 抵抗無し。
閃: 抵抗なしで
 ダメージDice GM: 7d10=(2,4,9,3,3,6,4)=31+4=35
GM: 35点
 《リザレクト》Dice 瑞穂: 1d10=(7)=7+71=78
瑞穂: 78%に。
瑞穂: 「うあああああああああ!」視えたのは、“目の前で落下する”里のじいちゃんばーちゃん。
瑞穂: 張り裂けそうになった心臓を押さえ、爪が食い込む程に拳を握る。
桃子: 「どう?恐怖で死にたくなったでしょう」
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10=(2)=2+59=61
恭平: 「エエー」
恭平: 腰元のポーチに在った”銃”を己の額に軽く当て。──嘆息。
恭平: 「テンションに流されずにクールにやろうぜ」
 《リザレクト》Dice 閃: 1d10=(7)=7+85=92
閃: 「さすがに痛い」刀の峰で脚を殴る。

GM: ○“Three minutes”三納 瑞穂
瑞穂: マイナーでエンゲージ。恐怖を振り切るかのように間合いを詰めて、目前で急制動。
瑞穂: 白兵4+《貪欲なる拳/骨の武具/アドレナリン/フィジカルエンハンス》 侵蝕値+9→87%
 Dice 瑞穂: 14r7=(5,3,7,6,5,3,7,4,1,9,7,2,9,8)=Critical!!
 Dice 瑞穂: 6r7=(10,9,9,2,10,7)=Critical!!
 Dice 瑞穂: 5r7=(4,4,3,2,2)=24+4=28
GM: <回避3>+《電光石火》+《アドレナリン》
 Dice GM: 13r8=(8,6,4,1,3,2,4,1,8,1,1,10,9)=Critical!!
 Dice GM: 4r8=(10,5,4,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r8=(7)=27+3=30
GM: と、回避
瑞穂: タイタスを使用します。
GM: どうぞ
瑞穂: 桃子のロイスをタイタスに、達成値上昇。
 Dice 瑞穂: 1d10=(2)=2+28=30
GM: ………
瑞穂: んーと……
恭平: ……
瑞穂: 亡くなった工藤のお婆ちゃんに、□慕情/■憐憫。更にそれをタイタス。
GM: 御意
 Dice 瑞穂: 1d10=(3)=3+30=33
瑞穂: 33で。
GM: ダメージ下さい
 ダメージDice 瑞穂: 4d10=(5,4,7,10)=26+4=30
瑞穂: 装甲値有効30点。
GM: 痛いな…
瑞穂: 左足を基軸に、加速と遠心力を伴った拳が弧を描いて横ッ腹を殴りつける。
瑞穂: 「──ってぇやぁぁああ!」
桃子: 「(殴られくの字になりながら)なにっこれ…」

GM: ○“無垢なる心”神原 恭平(インタラプト)
恭平: マイナーで移動。
恭平: 《コンバットシステム/獣の力/フィジカルエンハンス》 侵食率:69 
 Dice 恭平: 17r7=(7,7,5,1,7,2,10,6,10,3,9,2,7,9,10,1,7)=Critical!!
 Dice 恭平: 10r7=(2,3,2,9,8,1,9,8,4,5)=Critical!!
 Dice 恭平: 4r7=(5,5,2,6)=26+2=28
恭平: 28。低いな。
GM: <回避3>+《電光石火》+《アドレナリン》
 Dice GM: 13r8=(6,4,3,4,3,10,3,8,3,1,9,9,2)=Critical!!
 Dice GM: 4r8=(5,3,9,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r8=(5)=25+3=28
GM: 同値が好きらしいです(何
恭平: 眼前の桃子をタイタスに。
 Dice 恭平: 1d10=(1)=1
恭平: 29で(爽)
GM: 1でもあたりで(何
恭平: [修羅宣言] 侵食率:71に
 ダメージDice 恭平: 4d10=(3,6,7,4)=20+2=22
恭平: 22点装甲あり。くの字になった桃子を反対側からバットで殴りつける。
GM: 《アクア・ウィターエ》宣言
 Dice GM: 2d10=(2,5)=7
恭平: 「微妙にいたたまれない光景なんですがね」
GM: 7点…
GM: 桃子が殴りつけられる寸前に、スーツから何か液体状のものが出てその衝撃を受ける
恭平: 行動終了。

GM: ○セカンド
瑞穂: 無しです。
GM: 勿論無しで(何
閃: 今回はなしで
恭平: なしで。

GM: ○クリンナップ
GM: さて、《電光石火》のバックファイア
 ダメージDice GM: 1d10=(4)=4
GM: 生きてました(何
閃: いや、まだ死ぬにははやいでしょう
瑞穂: 良かったですね、いや立場上そう言っちゃいけませんが(何)
GM: 皆さんはなしですね

■□Round 2□■

GM: ○セットアップ
GM: こちらはないです
瑞穂: 無しです。
閃: ありません
恭平: なしで。

GM: ○“無垢なる心”神原 恭平
恭平: IV0まで待機を宣言。

GM: ○“瞬雷刀”鳴神 閃
閃: IV0まで待機

GM: ○辻 桃子&付喪神
桃子: 「私は、私はトップになるんだぁっ!!」
GM:  <交渉3>+《エンジェルヴォイス》+《声なき声》+《絶対の恐怖》+《蝕む声》
GM:  装甲・防御無視 攻撃力+4 対象は3名全員
 Dice GM: 15r7=(7,1,6,10,9,4,5,3,10,9,6,8,2,8,2)=Critical!!
 Dice GM: 7r7=(10,7,3,10,7,6,3)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(1,5,4,2)=25+4=29
GM: 29点
 Dice 瑞穂: 6r10=(5,9,2,5,4,1)=9
瑞穂: うん、ダメ。
恭平: 回避放棄。
 Dice 閃: 6r10=(4,5,10,7,3,6)=Critical!!
 Dice 閃: 1r10=(9)=19
閃: 惜しいね
 ダメージDice GM: 3d10=(1,8,2)=11+4=15
GM: 15点
 《リザレクト》Dice 瑞穂: 1d10=(3)=3+87=90
瑞穂: 90%に。
 《リザレクト》Dice 閃: 1d10=(2)=2+92=94
閃: 「夢は誰でも追い求める。それに弱いものを踏みつけにするのは道理か。筋は通っている筋はな」
閃: ぎりぎりと唇を噛みながら起き上がる。
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10=(4)=4+71=75
恭平: 「──────ハッ」
桃子: 「邪魔は、させない」
恭平: ガリガリガリとバットを地面に擦らせ。
恭平: 振り上げ。肩に担ぐ。

GM: ○“Three minutes”三納 瑞穂
瑞穂: 「……はぁ…はあ………」病の後遺症残る左胸を押さえ、脈拍を整える。待機。

GM: ○“無垢なる心”神原 恭平(インタラプト)
恭平: 途中成長を宣言します。
GM: はい
恭平: 《支援射撃》1レベル。マイナー:ジェネシフト
 Dice 恭平: 1d10=(1)=1+75=76
恭平: 目標値6 対象:閃 瑞穂
 Dice 恭平: 4r10=(7,2,2,5)=7
恭平: 成功。ラウンド中のすべての行動に+[3]D。
恭平: 振り上げたバットではなく。片手に持った拳銃で適当に撃つ。
恭平: 勿論。その筋の人ではないので当たらない。だが。回避コースは限定される。

GM: ○“瞬雷刀”鳴神 閃(インタラプト)
閃: 桃子のロイスを取得 →タイタスに
GM: 御意
閃: オーガバトル・抜き打ち・達人の技・雷の牙 侵食率+9 ダイスペナルティ12個 侵食率103
閃: 判定のダイスをタイタスを使用して10個増量
 Dice 閃: 21r7=(2,10,10,5,7,10,5,4,7,9,9,6,3,3,2,7,5,9,10,5,4)=Critical!!
 Dice 閃: 10r7=(5,6,9,3,1,3,5,5,10,4)=Critical!!
 Dice 閃: 2r7=(10,3)=Critical!!
 Dice 閃: 1r7=(10)=Critical!!
 Dice 閃: 1r7=(7)=Critical!!
 Dice 閃: 1r7=(10)=Critical!!
 Dice 閃: 1r7=(8)=Critical!!
 Dice 閃: 1r7=(1)=71+4=75
GM:  <回避3>+《電光石火》+《アドレナリン》
 Dice GM: 1r8=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r8=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r8=(6)=26+3=29
GM: 回避失敗ダメージ下さい
 ダメージDice 閃: 8d10=(5,2,5,3,1,6,1,7)=30+4=34
閃: 34点
GM: 回避しきれない攻撃を受け、ゆっくりと倒れる桃子
声: 『見事だな…私は深い眠りにつくとしよう…この女の事は好きにしろ、一応この場での処置はしておくがな』
瑞穂: 「終わっ、た…の?」胸を押さえながら振り返る。
閃: 「助かったよ。恭平」すっと懐紙で刀をふき取り鞘に収める。
GM: 声が再び聞こえてきて、スーツがもう一度光ったかと思うと、桃子の傷は癒えている
恭平: 「だって約束したんだろ。あの子と」
恭平: ぽぃとバットを投げて。
恭平: 「だったら締めは俺の役目じゃねぇよ」
閃: 「格好をつける男だな。相変わらず恭平は」楽しそうに笑い
恭平: 「ケジメと言ってくれ」ハハハ。
瑞穂: 「…そか、とりあえずは、終わったんだね…」ぺたん。固い床にへたり込む。
瑞穂: 床が固く、冷たい。沙耶や工藤のおばあちゃんが亡くなった場所のように。
閃: 「全部が終わったわけじゃない」
閃: 「でも、サンクトペテルの特大チョコレートパフェを笑って食べられるくらいには終わりだ」瑞穂に上着をかける。
恭平: 「と言うことで瑞穂っちーよ。終わったぞ。深呼吸して。その場ダッシュして。電話して。深呼吸してきなさい」
瑞穂: ふわりと掛けられた上着の暖かさに、不意に涙が零れそうになった。上を向いて、ぐっと堪えて深呼吸。
瑞穂: 「わかった、行ってくる!」礼もそこそこに、二人を追いかけて通用口へと駆けだした。
閃: 「先ほどの人物評は返しておこう。君の方が任侠マンガに出てきそうだ」
恭平: 「お控えなすってぇ。日は明るく。天下往来に神原 恭平ここにあり、ってか。ガラでもねぇ」
恭平: 「後始末にもならねぇ。ただのお話だ」
閃: 「生きてるうちに後なんてないだろう」実に不思議そうな顔をしてその場にゆっくりと正座する。
恭平: 「それでも。あのご老人方は”死んだ”。だから”後始末”として話を片つけなければならない」
恭平: 「そうでないと。あの子の話は終わらない」
恭平: はぁと一息。
閃: 「なら、これで締めだ」にこり
恭平: 「だな」
恭平: あーあと大きな欠伸をした。
GM: そして表が俄かに騒々しくなる
GM: 見ると、沙耶と隼人が守衛を連れて引き返してきていた
GM: そして、テレビ局はちょっとした騒動となる…




 自律判定

GM: 最終侵蝕率を報告の上、判定願います
瑞穂: 最終侵蝕率は90%、ロイス4、タイタス2でこのまま振ります。
 Dice 瑞穂: 4d10=(1,2,3,9)=15-90=-75
瑞穂: 75%で帰還。
閃: 最終侵食率103% ロイス5
 Dice 閃: 5d10=(1,1,8,5,3)=18-103=-85
閃: 85と
瑞穂: おかえりなさいー。
恭平: えーと…ロイス3個か。最終は80%。このまま振ります。
 Dice 恭平: 3d10=(2,9,8)=19-80=-61
恭平: ひく。61%で。
GM: 3以下多いですね皆様…兎も角お帰りなさいませ



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“無垢なる心”神原 恭平

GM: 事件の後、軽く事情を聞かれた後で、解放された恭平は
GM: 隼人に付き纏われて辟易としていた(何
隼人: 「なぁ、結局、あそこで何があったんだよ、教えろって学生さん」
GM: ずっとこの調子で付いて回られている
恭平: 「妖怪 VS 剣術娘 〜武術は世界を救う頂上戦〜が行なわれた」
隼人: 「だから、それは何度も聞いた、茶化すなってホントの事教えろよ」
恭平: 「ちょっと世界救ってくるぜ!とかいう勇者が……って」
恭平: 「んー。そだねぇ」
恭平: 「記事にかけないんだが」
隼人: 「うんうん、なんだ?」
恭平: 「悪い奴が毒電波出して老人を操って自殺させていた、でいんじゃね」
恭平: 「あの人は其れを話題つくりにしてのしあがろうとした」
恭平: 「骨格はそんなものだろ。オカルテイスト入ってるから記事にならねぇよ」
隼人: 「(溜息)そうか〜結局そこに辿り着くのか〜…」と興味をなくしたように呟く
恭平: 「辿り着くんだよ。そうでなければ怪人呼んで来い。怪人」
隼人: 「どうやったんだか知らねぇが、おっかねぇ女だな………………いねぇよそんな知り合い」
恭平: 「でもな。手段は兎も角な」
隼人: 「あん?」
恭平: 「”老人を対象として選んだ”と言う所ではあくまで人間的なんだぜ。あの人」
隼人: 「…………なんでだ?非人道的って言うところじゃないのか?」
GM: 不思議そうに見つめてくる
恭平: 「”老人は先が無い””下積みの自分も先が見えない”」
恭平: 「同じようなものと考えた。手段は手の中に。”目障りな同類を始末します”」
恭平: 「まぁ。なんだ。あのねーちゃんは自分を変えたかったんだろうねぇ」
恭平: はふん。
恭平: 「ホラ人間的」
隼人: 「同属嫌悪、ね………傍迷惑に変わりはねぇな」悪態ついて
隼人: 「よう、それよりも学生さん。いや、恭平」
恭平: 「なんだよ」
恭平: 「金ならねぇぞ」
隼人: 「前にも言ったが、こっちの世界にはいらねぇか?」
恭平: 「────あん?」
隼人: 「お前の情報分析能力はかなり使えるぜ」
恭平: 「まぁ縁があればな」
隼人: 「その度胸も、根性も含めてな………そうか?じゃあ、気が向いたら俺の所に連絡くれ」
恭平: 「まだ学生でテストや行事でへーコラ下積みしたいんよ」
恭平: 「あいよ。金せびりに行くぜ」
隼人: 「間違っても他の出版社行くんじゃねぇぞ?良いな」
恭平: 「へいへい」
恭平: 無造作にポーチを叩き。
隼人: 「ば〜か、俺だって金無心されるほどねぇよ」
恭平: 溜息をつく。
恭平: 「無くてももらう」
恭平: 「そこに大人がいるからだ」がーん。
隼人: 「お前が言うとシャレにならなそうだからよせ」そう言って笑い
隼人: 「気長に待ってんぜ」と去っていく
恭平: 「あいよ」
恭平: もう一度溜息をつく。
恭平: 見れば”事件現場”。
恭平: 少し前に自分が珈琲を供えた場所。
恭平: 軽く目を瞑り。
恭平: ──ここで死んだ知人の声。姿を懐古し。
恭平: 振り切って。
恭平: 街に繰り出した。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“Three minutes”三納 瑞穂

GM: 事件は桃子が電波に乗せて行った大掛かりな集団催眠と言う形で収まった
GM: 陰謀説や政府主導説、宇宙人説など、ワイドショーをつければまだその話題をしているところもある
GM: 道場でも
GM: 面白おかしく、色々と言う者たちもいて、そんな話題に付き合わされることも増えた
瑞穂: 知らなければ…もしかしたら、この輪の中に自分は溶け込んでいたかもしれない。
GM: 老人の自殺は激増することはなくなったが、その禍根はいまだに残っている
生徒A: 「三納さん、どうしたの?面白くない?」
GM: 一人が不思議そうに聞いてくる
瑞穂: 「うーん。その話題聞くと、里んちのじーちゃんばーちゃん思い出しちゃって」
瑞穂: 組み手で乱れた胴着の帯を締め直す。
GM: 生徒B「そんなもんかな?だってさ、あの人が全部仕切ってたって…」
瑞穂: 自分は知らないフリをして皆に話を合わせ、一日、二日…あと何日続くのか。
晶: 「瑞穂はそんなくだらない話に興味はないってよ」
瑞穂: 「死んじゃった人はもう戻らないし……あ、晶にーちゃん」
GM: そこに有働 晶が割って入る
生徒A: 「師範代はまた三納さんの肩を持つからなぁ」とからかうように言ってくる
瑞穂: 「師匠(せんせい)の話、終わったの…って、そんなんじゃないってばー!」腕ぶんぶん。
晶: 「はいはい、わかったから散った散った」そう言って追い返し
晶: 「あぁ、爺さまの話もその事だったしな」と爽やかに笑う
GM: 生徒達はからかいながらも帰宅していく
瑞穂: 「…おししょー様は、何て?」
晶: 「瑞穂は元気が無さすぎだ、このままでは大怪我しかねない。ついては少し休養させてやれ」
GM: 祖父の真似をしながらそう言い
瑞穂: 「ほへ?」思いがけない言葉に鼻から声が抜ける。
晶: 「つまり、息抜きして来いってさ。ほら」
GM: そう言った晶の手の中には映画の券
瑞穂: 「こ、これは…」
瑞穂: 「ガイアハザード3ではありませんか!」
晶: 「映画の内容は爺さまの趣味なんで勘弁して………って、観たいの?」ちょっと驚く
瑞穂: 「しかも2枚。行きます、ついていきます。行かせてください」
晶: 「いや、瑞穂が元気になるんなら、良いんだけど…じゃ、行くか?俺のエスコートで良ければ」
瑞穂: 「もちのろんです。悲しいことは汗と涙で流しきってしまいました! じゃ着替えてきます」
GM: 晶は楽しそうに笑いだしてそれを見送り
GM: 瑞穂は、まだ残っていた生徒たちにからかわれる
GM: その胸に残るしこりも、時が癒してくれるのかもしれない
瑞穂: 自分一人が沈んでいていいことなんてない。
瑞穂: もう、事件は終わったのだから──とりあえずは。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“瞬雷刀”鳴神 閃

GM: 事件から暫くして
GM: 沙耶から墓参りに誘われた
GM: どうしても、祖父に紹介したいのだとそう言われて
GM: そして何故か墓前
沙耶: 「お爺ちゃん、だからね。お爺ちゃんの仇は彼女がちゃんととってくれたからね」
閃: 墨染めの黒いさっぱりとした着物を着込み足袋と草鞋を履く。
GM: そう報告する沙耶はやはり泣き出しそうな顔をしている
閃: 「私は沙耶の手伝いをしただけだよ。だから、私たちが。だよ」
沙耶: 「違うよ…私は、あの時怖くて動けなかっただけだもん」そう言ってまた俯く
閃: 「沙耶が望んだから私は動けたんだよ」
閃: 「それに」
沙耶: 「それに?」
閃: 「最初から私は沙耶の手伝いだったろう?」目を軽く細めるだけの、けれどやわらかい笑み。
沙耶: 「うん…ありがと、お爺ちゃんの仇もとってくれて………………そして」
沙耶: 「傍に居てくれて有難う。とっても、心強かったよ」そう言って顔をあげる
閃: 「どういたしまして」当然のことをしただけという顔で軽くうなずく。
沙耶: 「また、お爺ちゃんのお墓参りに一緒に来てくれる?きっと、お爺ちゃんも喜ぶと思うし」
GM: いつもの上目づかい
閃: 「盆暮れにはちゃんと墓参りをしないといけない」くしゃくしゃっと反射的に頭を撫でる
沙耶: 「(素直に撫でられながら)ねぇ、あの人………これからどうなるんだろうね?」
GM: ふと浮かんだ疑問を尋ねてみる
沙耶: 「直接じゃないにしろ、沢山の人を殺した………んだよね?」
閃: 「それがあの人の人生だよ。私たちがかかわるところは此処までだ」目を閉じる。
沙耶: 「トップになるのってそんなに大切、だったのかな、あの人の中では」
GM: 目を閉じたのをみて閃を通り越して遠くを見るようにしながら言う
閃: 「そうだったんだろうね」
閃: 「でも、私はああいう手段は嫌いだ」
沙耶: 「独りぼっちになっても、他の人を犠牲にしても………………そんなの寂しいよね」
閃: 「沙耶の夢は孫やもっと小さな子供に囲まれて元気なおばあちゃんになることだものな」
沙耶: 「お爺ちゃんみたいな、ね………その時にはあなたもきっとそばに居てよ、ね?」
GM: そう言って、事件以来、いや祖父がなくなって以来初めてかもしれない、柔らかい笑みを浮かべた
閃: 「む」凄く困った顔になる。
閃: 「善処するとしよう」手を出しだす。
沙耶: 「もぅ、いつ死んでもいいとか言ってたら、お爺ちゃんだけじゃなく私も怒るんだから」そう言いつつ手をとる
閃: 「いつ死んでもいいというのは生きていたくないということではなく」
閃: 「いつ死んでも悔いのないように生きることであってだね・・・」
閃: それから始まる話はいつもの話だ。
閃: それは時代を間違えた剣客娘の信念の話であり、友達思いの優しい娘の話でもある。
閃: 学校の帰り道に夕日を背にたわいも無い会話をするのと同じ。いつもの話。
閃: ただ、それだけの話が大切なのだ。



Credit……「What color is life」
Start:2007.11.18 02:30〜11.19 03:00

PC1:“瞬雷刀” 鳴神 閃/夜光さん
PC2:“Three minutes” 三納 瑞穂/こびと(ログ編集)
PC3:“無垢なる心” 神原 恭平/久流さん
GM:優雅さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「What color is life」  〜END

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