黒巣刑事シノノメンの活躍によって、活気を取り戻しつつある年の瀬の涌波市。
その人通りの多い駅前商店街で、“事件”は唐突に起こった。 通りに広がるワーディング。 そして女の悲鳴。 「たっ助けてェ!」 血相を変えて此方に向かって走ってくる輩を捕まえてみれば、 安楽金久との関わりがあるとして、聴取リストに上がっている窃盗常習犯の女だった。 「刑事さん!? 安楽金久のこと? 知らな…知ってる知ってます全部言うから助けてください!!」 ワーディングの中でも動けるPCに、縋るよう懇願してくる女。 そんな彼女を追って現れたのは、どう見てもそのスジに見える黒服の二人組。 どうにも厄介事であるのは間違いないが、捜し物の手掛かりとなりそうだ。
◆PC:1 “暁より来る風” 東雲 主
【シナリオロイス】樋ノ上 さやか(ひのえ・さやか) 連続猟奇殺人事件は解決した。 その翌日、森本刑事と共に商店街で昼食を取っていた時のことだ。 広がるワーディングに通りを出てみれば、一人の女性とぶつかった。 どうやらこの人物が新たな揉め事を持ってきたらしい。 ◆PC:2 “三叉槍” 倉井 梧郎 【シナリオロイス】樋ノ上 さやか この街で連続猟奇殺人事件が起こっていたことは知っている。 事件は昨夜解決したようで、キミが手にした地方紙の一面を飾っていた。 しかしキミの上司は、ヘヴンフォールという麻薬の全貌が掴めていないことを懸念している。 下調べのために涌波に降り立ったキミを、 早速歓迎するかのようなワーディングが展開された。 ◆PC:3 “トリニタス” 京極 秀人 【シナリオロイス】樋ノ上 さやか 『事件は必ずどこかで繋がっている』 キミの元後輩・橋場直行は、管轄外の事件ついても首を突っ込んで 独自の推理を働かせることを趣味にしていた。 「涌波市の連続猟奇殺人事件の被疑者死亡」というニュースに 彼が以前、涌波市で起きた事故について触れていたことを思い出した。 確たる理由もなかったが、キミは休日を利用して涌波市へと足を運んでみることにした。
主:「さて、無茶な所作は願い下げたいものだが……まぁ、言っても無駄だろう」
主:「応援に呼ばれたからには事が多いと思っていたが……やれやれだ。本来の担当は此方(暴力団系)ではないのだが、な」 主:“暁より来る風” 東雲 主 主:刑事部所属の刑事。階級は警部補。順当に実績を備えたノンキャリア。 主:裏役として、不本意ながらも上司とともに、レネゲイド対応役請負中。 主:本人は「常識派」を装っているが、周囲の評価は暴走派と言う、見事に自他の認識が逆転しているという典型例。 主:ノンキャリアの割りに出世株のはずが、一度の過ちで黒巣市警察署に飛ばされたという経歴を持つ。 主:地元帰りのため本人は気にしてはいない……が。また改めてどこかに飛ばされるとは思いもよらず。 主:シンドローム:ブラックドッグ/ハヌマーン 基本侵食率:33% HP38 IV14 自覚はないけれど起源種所持。 主:シナリオロイス:樋ノ上 さやか 及び PC間ロイス:倉井 梧郎 には後ほど取得。 主:以上にて。宜しくお願いします。 梧郎:「俺たちの魂は、常に共にある」 梧郎:「どこに行っても、身が休まる日が無いってか」 梧郎:“三叉槍(Trident)”倉井 梧郎。 梧郎:環境情報大学付属高校の化学教師兼UGNエージェントを務める男性。 梧郎:かつては…UGN日本支部直属の戦闘部隊"トライデント"の戦闘隊長をしていたが、とある作戦の際に部下を失い、自身も瀕死の重傷を負う。 梧郎:現在は療養と鍛錬を兼ねて黒巣市に出向、オーヴァード学生の比率が少ない環境情報大学付属高校に勤務することとなった。 梧郎:戦闘スタイルは部下の形見の日本刀と西洋剣による二刀流。 梧郎:ブリード:クロスブリード シンドローム:エグザイル/ノイマン 梧郎:【HP】31 【行動値】9 初期侵蝕率:32% Dロイス:《器物使い》 梧郎:PC間ロイス:“トリニタス”京極 秀人 ■信頼/憐憫 「いろいろ苦労してんだな…お疲れさん」 梧郎:シナリオロイス:樋ノ上 さやか OP後提示 梧郎:以上にて、よろしくお願いします。 秀人:「涌波市、涌波市、ねぇ……何かと耳にするな、ここの街」 秀人:「――ま、後輩が遺した憂いってのもあるな。一つ潰しておくのも悪くはないか」 ※1 秀人:“トリニタス” 京極 秀人 秀人:何処となくヘタレ風味の漂う刑事。 秀人:主にUGNの調整役として動いており、その関係でR事件の担当として割り振られることも珍しくない。 秀人:現場百篇を信条とし、様々な人の思いを受け継いで多忙な日々を今日も駆ける。 秀人:SR:ブラックドッグ/サラマンダー/モルフェウス 秀人:HP:30/行動値:6/侵食:28% Dロイス:奇跡の血 秀人:シナリオロイス:樋ノ上 さやかに□好奇心/■不信感 秀人:「ほーう、窃盗常習犯ねぇ……色々と面倒事が降ってきそうだなぁ、オイ」 秀人:PC間ロイス:東雲 主に■信頼/□脅威 秀人:「まったく、そろそろケリつけて戻ってこいって。こっちだって人手足らないんだからな」 秀人:以上にて。宜しくお願い致します。 GM:GMはこびとです。よろしくお願いします。
GM:登場お願いします。
秀人:#1d10+28 よいせ。 Dice 秀人:1d10=(2)=2+28=30 秀人:よーしよし。 GM:ある休日。 GM:普段と同じ時間に目を覚ましたところで、テレビのニュースが涌波市で起こった連続殺人事件の解決を告げていた。 GM:涌波市といえば…橋場直行が興味を示していた『件』が起こった街と、同じ街であったことを思い出す。 ※2 秀人:「ぉー、あれ解決したのかー」 秀人:そっちの管轄の人もお疲れさん、とか思いつつトーストを齧る。 秀人:――そう言えばアイツもこっちに出張ってるんだっけかーとか考えたところで、ふともう一人の後輩の事を思い出し。 GM:そして、被疑者である薬物中毒者が死亡のまま書類送検されたと締めて、次のニュースに変わった。 秀人:「死亡、ねぇ」 はふりと息を吐いて牛乳を飲みほし。 秀人:……刑事たるもの、やはり犯人を捕まえて罪を償わせたいところではあるが……ままならない現実もやはりある。 秀人:ふるりと首振り。 GM:デスクに無数の書類の束を積み上げては片っ端から読みふけり、面白い推測を聞かせてくれた後輩――橋場直行。 GM:彼が語った『件』は、麻薬絡みでも殺人事件でもない、ただの交通事故だった。 秀人:アイツの興味の琴線が何処にあるのか、結局分からずじまいだったなぁとか思いながら。 GM:自分はすっかり聞き流していたが、確か涌波市がどうのという話をしていたことを不意に思い出し。 秀人:――電話口などで意気揚々と持論を話す後輩の姿が浮かぶ。 GM:そして今日は、特に予定も無かったことにも思い至る。 秀人:「……まったく。本来ならお前がやることだろうに」 秀人:余りもの忘れ物の多さに、そのうち幽霊としてアイツ戻ってきそうだなーとか苦笑して。テレビを消して、立ち上がる。 秀人:「安らかに眠っているところを起こすのも悪いからな。仕方ないから、代わりに片づけてやるよ」 秀人:そう言って隣の部屋に向かい。本棚の奥にしまってあるアイツの捜査日誌を取り出してカバンの中に突っ込んだ。 ※3 GM:そして電車を乗り継いで涌波に到着した頃には、ちょうど昼時になっていた。 GM:軽く食事でも取ろう。そう思った時に、ワーディングがキミを包んだ。
GM:登場お願いします。
梧郎:#1d10+32 登場 Dice 梧郎:1d10=(3)=3+32=35 GM:「正式な任務というわけではないのですが」 GM:そう言って、UGN日本支部長の霧谷雄吾が話を切り出した。 GM:何でも、涌波市の事件についてらしい。 梧郎:「と、いうと…?」 霧谷:「涌波市の連続殺人事件は表向き解決した…というニュースはご存じですよね?」 ※4 梧郎:「ええ、ニュースでも何かやってましたね」 霧谷:「はい。連続殺人犯だったジャームは、警察の協力もあって無事に…捕まりました」 梧郎:「…成程」ジャームという言葉から、なんとなく事情を察する。 霧谷:「ですが、涌波市で拡散しているαトランス効果を持つ麻薬、ヘヴンフォールについては未だ全容が解明されていません」 霧谷:「これを放っておけば、同じ事件が再び起こる懸念は充分に考えられます」 霧谷:「そこで、通常ならば警察と連携して捜査に協力するよう依頼するところなのですが…」 梧郎:「……それは穏やかじゃありませんね…何か不都合が?」 GM:ここで少し言いよどんで。 霧谷:「いえ。まあ此方の事情なのですが、警察との連携が思うように進んでいないのですよ」 GM:どうやら表立って動けないといった事情があるようだということを、ニュアンスで感じられます。 梧郎:「……なるほど。それで私を、というわけですか」 霧谷:「はい。倉井さんには、『個人的に』、UGNのイリーガルでもある東雲という刑事に会っていただきたいのです」 梧郎:「ああ、あの方ですか」 霧谷:「ご存じでしたか。それなら話は早い」 梧郎:「一応、ですがね」と一言入れて「では、これより涌波市に向かいます」 霧谷:「よろしくお願いします。休暇だと思ってゆっくりなさっても構いませんよ。温泉も湧くそうですから」 ※5 梧郎:「了解しました、ゆっくり湯治でもしてきますよ」笑みを浮かべつつ。 GM:霧谷もやんわりと微笑みながら頭を下げる。 GM:そして再び一人きりとなった室内で、霧谷が深い溜息とともに呟いた。 ※6 霧谷:「まったく…何処にでも“ダブルクロス”は居るものですね」 GM:そして現在。 GM:涌波市に到着して、駅前通りを歩いている。 梧郎:「さて、どうしたものかね」観光客っぽく肩にバッグを提げて歩く。 GM:そろそろ昼時で、犯人逮捕のニュースもあって久しぶりに街は賑わっているようだ。 GM:突如として広がった《ワーディング》の気配を感じたのは、その直後だった。
GM:登場お願いします。
主:#1d10+33 Dice 主:1d10=(7)=7+33=40 主:む。40% GM:キミは今、商店街の蕎麦屋で森本刑事と昼食を取っている。 GM:例によって川瀬刑事は森本の誘いを断っており、男二人で肩を並べて蕎麦をたぐっている。 ※7 主:川瀬刑事はまったくもう。 GM:森本は無言で箸を割り、蕎麦を胃袋に流し込んでいたが。その手を止めた。 森本:「……事件が解決したな」 主:「そう……と言えるんでしょうか。事実」かかった声に此方も箸を止め、前を見たまま呟いた。 GM:呟いた言葉には未だに実感が籠もっていないようで、むしろ疑問すら抱いているようにも聞こえる。 森本:「川瀬も言っていたが、金城はコロシを自供していた。だから、ホシであることには違いないんだ」 主:「私としては、まだ先がある様な気がしますがね。金城の言い分からすれば、奴はまだ、本質からすれば末端でしょう」 森本:「…同じ意見だ。全てが奴の仕業だとは到底思えない」 GM:そう言って、ずるずると音を立てて再び蕎麦をすする。 主:「それに。──安楽金久」 主:「その名を持った者の、影すら私は見ておりませんからね」 森本:「ああ」 主:まぁ。と息をつき、箸を再度取り上げて。 森本:「そうだな。こっちで長くいりゃ奴の悪評もよく耳に入ってくるんだが、東雲は直接見たこともないよな」 主:「ええ」 森本:「行方知れずになって何ヶ月経つやら…奴がカギを握ってるのは間違いないんだろうが」 GM:ずるずるずるー。 森本:「……」 主:「行方知れず、ですか」 主:「中途半端は気になりますのでね。出来ることならきちんと解決して帰りたいものです」 GM:森本は何かを言おうとして、一瞬躊躇を見せた。 主:「……どうかしましたか」 森本:「連続殺人事件は解決。…東雲刑事にゃ麻薬事件の方も手伝ってもらいたいところだが」 森本:「こればっかりは“上”の意向次第かね」 主:「私自身はやる気でいるのですがね」 主:「先ほど申し上げた通り、中途半端で帰るのは気分が悪いですから」 森本:「そうだとありがたいんだが。…川瀬は、どうも、マル暴には向かないような気がしてな」 主:ああ。と頷き。「同感です」 GM:そして、森本が何かを言おうとしたところで、 GM:ワーディングに包まれた。 主:「────」軽い反応で、結局丼に戻すことのなかった箸を再度カウンターに置く。 GM:森本は何かを言いかけた状態のまま停止しているように見える。 主:「ちょっと失礼しますよ」 主:動きを止めた先輩に呟くように断りを入れて、蕎麦代だけを傍らに置いて外に出た。 ※8 GM:この店の外、割と近い位置が発信源だろうと感じた。 主:そのまま、気配の方向を探る。 GM:店を出た、ところで、ドン!と誰かがぶつかってきた。 主:お。と思わず声を上げ、ぶつかって来たモノを見る。 小娘:「っ、いったーぃ!? 邪魔……――って、あれ?」 GM:派手な服装の若い女性が東雲を見上げて、 主:「邪魔もなにも。突然ぶつかって来たのは其方だろうに」 小娘:「あんたも動けるの? じゃ、じゃあちょっと、あたしを助けて!」 主:はぁ? と言わんばかりに眉根を寄せて。「助ける、とは?」 小娘:「悪者に追われてるの! あたし殺されちゃう!!」 主:「悪者?」 GM:そして彼女が怯えた視線を向けた先から、二人組の黒服が、ワーディングをモノともせずに近づいてきた。 ※9 主:棒立ちとも見える雰囲気で、剣呑な雰囲気で寄って来たモノを見て。 主:「……一応訊くが」 主:「あんなものに追われる様な君は、一体何なんだ?」 主:この状況で動けるというのは、つまりは“此方側”──日常からずれたモノとも言えるだろう。
GM:全員登場お願いします。
秀人:#1d10+30 Dice 秀人:1d10=(5)=5+30=35 梧郎:#1d10+35 登場 Dice 梧郎:1d10=(7)=7+35=42 主:#1d10+40 Dice 主:1d10=(7)=7+40=47 主:むん。 小娘:「あたしはこの通り、かよわい一般市民で」 ※10 小娘:「ちょっとからかっただけなのに、なんかブチ切れちゃって」 主:「からかうとは?」 小娘:「あー…えーと、そ、そんなことよりも、あいつらこっち来ちゃう!!」 小娘:「お兄さん助けて、一生のお願い!」 小娘:「あいつらに捕まったらあたし(検閲)されてドラム缶にコンクリート詰めになって海に捨てられちゃう」 主:まぁ剣呑なことには違いない。はぁ。と一旦息を吐き。 主:「中に」端的に言って、出てきた店の扉を示した。 GM:それじゃあ東雲さん。【精神】か<知覚>のどちらでもいいので判定していただけますか? 主:知覚の方が分がいいな。其方で。 GM:OKです。 主:#5r10+1 技能込み。 Dice 主:5r10=(4,6,10,2,5)=Critical!! Dice 主:1r10=(6)=6+10=16+1=17 主:よーし17。 GM:じゃあ、彼女は安楽金久の関係者として事情聴取リストに載っている人物であることに気づきます。 主:ふむ。 主:では中に押し込めようとした仕草を止めて。不意に腕を掴む。 小娘:「えっ、ちょ、何。痛いよ…」 主:「今更ながら、手配書で見た顔だな。──安楽金久」 主:「その名を持つ人物を、君は知ってる筈だな」 小娘:「…――お兄さん、もしかして………警察?」 主:「そういうことだ」 主:「見返りを寄越せと言うつもりはないが。この後少々付き合っていただくことになるかもしれん」 GM:そうこうしている間に、人波をかき分けて黒服が近づいてくる。 小娘:「安楽金久のこと? 知らな…知ってる知ってます全部言うから助けてください!!」 GM:東雲さんに縋り付くように懇願する。 主:「大事な証人をむざむざ取り零したりはせんよ」 主:呟く様に言って。手は話さないまま、彼女を後ろにして立った。 黒服:「…おい、そこの」 主:「何か用か」 GM:どう見てもスジ者っぽい外見の二人組が、蕎麦屋の店の前で足を止めた。 GM:片方は、身長190cm以上、体重も110kgは優に超えているだろうと思われる、巨漢の男。 GM:もう片方の細長いケースを持っている男も、巨漢の男よりは細身ながら180cm以上の長身で、どちらも色の濃いサングラスをかけている。 主:怯むことなく二人の様子を見回して。 GM:女はビビって、縋り付いたまま東雲の後ろに隠れてしまう。 巨漢:「あんたもオーヴァードか」 主:「訊くまでもないことを答える義理はあるか」 巨漢:「ああそうだな、一目瞭然だな」 主:「此方のお嬢さんには話があるのでね。面倒なことは願い下げにしたいとこなのだが」 主:ぶっちゃけ帰ってくれないか的な視線を向ける。 巨漢:「そうしてやりたいのも山々なんだが、生憎こっちが先約なんだ」 巨漢:「その手癖の悪い娘をちょいとこちらに寄越してくれないかな?」 主:「彼女が何かしたのか」 黒服:「兄さん、財布はちゃんと持っているかい?」 ※11 主:「…………」 主:ああ。そういう。と言う目で背後の女性を胡乱げに振り仰いだ。 GM:サッと隠れる(何) 主:「返すものは返したまえよ。犯罪者を庇う義理はないんだがな。こちらは」 巨漢:「そういうことだ。ワーディングにかかったフリをしてやろうと思っていたら、舐めた真似してくれたんでな」 主:ほら。と掴んだ腕を一旦揺すり。 小娘:「わーん」 GM:東雲さんの財布が足下に落ちました(何) 主:をい(何) 主:まぁそれは拾っておく(何) 主:「──全く手癖の悪いことだ」 主:「次はないからな」言い聞かせるように一瞥して。もう一度目の前の男に視線をやった。 小娘:「だってヤクザなんて悪いことして金稼いでるヤツらばっかりじゃない!」 小娘:「ちょっとくらいおこぼれに預かってもいいじゃないのよ!」 主:「そういう問題じゃない」 主:ほら向こうにも返しなさいよ。と今一度掴んだ腕を揺する。 小娘:「持ってないわよ。持ってるわけないでしょ!」 主:「何度も言いたくはないが、庇い立てする義理は俺に特にないんだぞ?」持ってないって何でだ。と言いたげに眉を潜め。 GM:恐らく、逃げている最中、どこかに捨てたと思われます(何) 主:中身だけ抜いた訳か…… GM:足が付かないように。 主:「──と言う話だが」どうするね。と男二人を振り仰ぐ。 主:「まぁ、引き渡せと言われた場合は承諾しかねるんだがね」案の定か。と軽く肩を竦め。 黒服:「まあ、財布は今更どうでもいいさ」 巨漢:「さっきも言ったが、こっちはその娘を引き渡してくれりゃいいんだよ。ケジメ付けて貰う」 ※12 主:「それは断る」 主:ほら行くぞ。と無視する様に女性の腕を掴んだまま、さっさと達とは逆の方向へ速足で歩き出した。 小娘:「お兄さん優しい。好き好き大好き! 何でも喋っちゃう!」 ※13 巨漢:「オーヴァードのスリなんざ庇い立てしても、現行の法じゃ立件できないだろ?」 主:「彼女はスリで用がある訳じゃないのでな」 主:いいから帰りなさいよ。とひらと二人に手を振った。 GM:手を振った、その袖口が切れる。 主:……ふん。と軽く鼻白み。視線を移した。 GM:細身の黒服の左手には日本刀が握られ、細長いケースの口は開いている。 主:「手首を落とされなかったのには感謝すべきかね、これは」 主:どことなく軽口に似た何かで。切れた袖を振った。 黒服:「ヒトの決めた法律なんてどうでもいい」 黒服:「俺は、その女の度胸を最後まで試してやりたいと思ってな」 主:「ほう」 主:「ならば俺は、あくまでも“人の世界の法”で以て、貴様らに対処しようじゃないか」 巨漢:「おいおい、テツさんを本気にさせちゃったよお前。謝るなら今の内だぞ?」 主:「…………お前ら、相川に、テツ、とか言うやつか」 主:ふと思い出した名前。それを確かめる傍で知った声がした。意外そうな表情でその姿を見て。 巨漢→相川:「俺達のことを知っているのか」 GM:黒服たちがこの場に現れた京極に視線を向ける。 主:「名前だけはな。話は常々聞きたいと思っていたところだが」 秀人:「――そう言うお前さん方も、うちの東雲を本気にさせようとしてるわけなんだがね。謝るなら今のうちだぜ?」 秀人:軽口叩いて男どもの背後からのっそり現れる。 秀人:「よっす、お久方」 主:「京極さんですか。何でこんなところに」 秀人:「なーに、お前さんの抜けた穴をふさごうとして日々頑張ってる身体を偶には労わろうと思ってやってきたところ、だったんだがな」 秀人:温泉有名だしなー、と眼の前の男組は無視して話し始める。 主:「相変わらず運はない様で」先輩に軽口をたたきつつ。名前を言い当てた相手に軽く眉を潜めた。 相川:「成程。東雲か…」反芻するように名を呟く。 主:「其方もこっちの事を知ってる様だが」 秀人:「うるせぇやい」 あれ、何か拙い事言ったかな俺、的に頬掻きつつ。 梧郎:「…《ワーディング》の発生源に来てみれば、いきなりこんな様相か」すたすたと旅行者風の恰好で。 秀人:まぁ、細かい事は後で尋ねようと後回し。そして更なる闖入者の方向にまた振り向く。 GM:巨漢はサングラス越しに曖昧に笑って。 梧郎:「お久しぶりです…と、挨拶は後の方がいいですかね、東雲さん」 主:おや又珍しい顔が。と多少面食らいつつ。肯定の意味で軽く手を上げた。 黒服→テツ:「あんた達はあの娘に尋ねたい用件がある。俺達はあの娘に教えてやりたい“ルール”がある」 テツ:「そして双方が優先順位を譲るつもりはない…と」 主:「そうなるな」 テツ:「だったら、掴まえた者勝ちとするのはどうだ?」 GM:そして黒服が目を向けた先に。既にこの場から逃走を図っている彼女の姿がある(何) 秀人:これは ひどい(何 梧郎:おま(何) 主:……えー手を離したつもりはないのにー(何) GM:OV能力で、するっと抜け出しました(何) 主:「……いつの間に逃げたんだあいつ」呆然と呟きつつ(何) 秀人:エグか……(何 相川:「一筋縄じゃいかない相手だろ」 GM:巨漢は大笑いしながら、テツと呼んだ男のケースを拾う。 主:「……まぁ、正直乗ってやる義理もないんだが」気を取り直しつつ。 主:「いいだろう。先に追いついたもの勝ちだ」 主:「お前たち含め、彼女にも訊きたいことはある訳だからな」 テツ:「異存はない」 秀人:勝手に話が進んでるなぁ、とは思いつつも口出さない。落ちついたら問いただせば良いやー。 梧郎:「…要するに、何か逃げたお嬢ちゃんをとっ捕まえればいい、と」 主:「顔なじみの誼で、京極さんも、倉井さんも付き合っていただけませんかね」 主:「詳しい説明はあとでしますが、懸案の重要人物と言うことでご理解していただきたいところです」 梧郎:「構いませんが、後で説明お願いしますよ」と、やる気モードに。 主:ええ。と頷き。 秀人:「……お前も負けず劣らず、運はないようだな」 ま、自分から首突っ込んだ訳だしな。とは首軽くならしつつ。 主:「お互い様です」 梧郎:「運があればこんな現場には出くわさない」苦笑しつつ。 秀人:「違いない」 主:合図を待つ必要はあるまい。そっけなく応じ、彼女の後を追う様に走り出した。 テツ:「お手並み拝見としよう」 GM:巨漢の男からケースを受け取って、黒服達も走り出した。
GM:まずは皆さん登場お願いします。
梧郎:#1d10+42 登場 Dice 梧郎:1d10=(9)=9+42=51 秀人:#1d10+35 Dice 秀人:1d10=(1)=1+35=36 秀人:(照 主:#1d10+47 Dice 主:1d10=(4)=4+47=51 梧郎:テンションひっくいな京極さんや(何) GM:1出した人、逸品を使って振り直してくださいよ(何) 秀人:持ってないから無理だなー(何 GM:ちぇー(何) GM:では。ここからFS判定に入ります。 FS判定:樋ノ上さやかを追え 判定:【肉体】 難易度:8 最大達成値:40 20ポイントでFS判定終了 経験点:3点 支援判定:【肉体】【感覚】 ハプニングチャートの効果はPCにのみ適応されます(IC160ページ「裏切りの追走」改変) GM:あ、名前出しちゃった。けどシナリオロイスで出てたからいいよね(何) 秀人:おkおk(何 主:先ずロイス提示で。樋ノ上さやかに 有為/■憤懣 倉井梧郎さんに ■信頼/不安 で取得します。 梧郎:じゃあシナリオロイスに好奇心/■猜疑心で取得。 GM:ネガばっかりだ(何) 梧郎:ハハハ(何) 秀人:いやだってねぇ……(何 黒服たちとPCは同じシーンに登場し、「互いの進行値の差×5m」離れて配置される。 それぞれの勢力ごとにひとつのエンゲージとなる。 このFS判定は、どちらかが完了値に達した時点で終了となる。 また、このシナリオの特別ルールとして、 1)黒服のHPを0にした場合、HPが0になった黒服は「そのラウンドは行動済み」となる。 2)逆に、黒服からの攻撃でPCのHPが0になった場合は「行動済み」とはならず、通常の《リザレクト》処理を行う。 3)自分の手番で相手に攻撃を行う場合、その時点での「互いの進行値の差×5m」離れたエンゲージ状態となっている。 マイナーで戦闘移動などを行い射程内であれば攻撃が可能。攻撃後は自動的に元居たエンゲージに戻る。 4)進行値が5以上離れた場合は、黒服たちが使用するエフェクト内容が不明となる。 5)黒服たちはエネミーエフェクトも使用する。 6)自分の手番を消費して情報判定を行ってもよい(通常通り1シーン1回のみ) 黒服たちがFS判定に勝利した場合、樋ノ上さやかは黒服たちに連れ去られ、安楽金久に関する情報を得られない。 この情報を次のシナリオで得ようとする場合には、何らかの交換条件を突きつけられることだろう。 GM:といったルールで行われます。 主:情報と言う点でも、これは勝ちにいきたいところ。 秀人:ふむ。これ、つまり黒服のHPは0になった次ラウンドで全回復するって事で良いのかな。 GM:全回復はしません。 秀人:ほう。 梧郎:とりあえずOK。 主:まぁ大体了解で。ほぼ戦闘平行FSと判断。 GM:そうですね。戦闘とFS判定の併用です。ただし、FS判定に失敗すれば元も子もありません。 秀人:情報判定項目は適当に名前あげれば良いのかな。 GM:情報判定は自分の手番で、調べたい項目を挙げていただければ使用する情報技能を提示します。 GM:おおよそ普段と同じです。 秀人:おういえ。 梧郎:あいさー Initiative:テツ>相川>東雲>倉井>京極 梧郎:これはええな(何) 秀人:黒服たちが早いよぉ……(何 ※14 GM:IV変更エフェクトってありませんよね? 梧郎:無い(何) 主:ないです。 秀人:ないない(何 GM:おういえ。ではこの順番で。それではFS進行を開始します。 ■1ラウンド GM:#1d100 ハプニングチャート Dice GM:1d100=(42)=42 主:うげー。いきなり厳しいものが。 GM:トラップ発動。<運転>か<回避>で難易度10の判定を行うこと。失敗したPCは即座に「重圧」を受ける。 GM:どうやらさやかの置き土産らしい(何) 主:あんにゃろう。 秀人:後で〆ようぜ(何 GM:では、セットアップ! 主:なーし。 秀人:なしなし。 GM:此方は二人とも無し。 梧郎:無し。 主:このハプニングはセットアップ判定でいいのかな。 秀人:……俺オート持ってないから成功しようがしまいが余り関係なかった事実(何 GM:あ、そうですね。駆け出そうとした時にトラップ発動の巻(何) 主:んでは運転技能が2あるのでそちらで。 #3r10+2 Dice 主:3r10=(7,6,3)=7+2=9 主:あー。駄目だ。 秀人:#4r10+2 まぁ運転で。 Dice 秀人:4r10=(9,1,5,9)=9+2=11 秀人:成功したけど(ry GM:何を運転しているんだろう。まあいいけど(何) 梧郎:#2r10 回避 Dice 梧郎:2r10=(4,8)=8 梧郎:無理(何) 主:セグウェイ? GM:セグウェイ(笑) 梧郎:ここまで乗ってきたのか(何) GM:むしろ乗りづらいだろうと(何) 主:んじゃローラースケートにまけてやろう。まぁともあれ。 ◆テツ GM:テツは一旦待機する。 ◆相川 GM:相川はトラップが発動しきったところでスタートする。 GM:《天性のひらめき》を使用して【肉体】でFS判定を行う。#8r8 ※15 Dice GM:8r10=(1,6,10,1,5,8,9,2)=Critical!! Dice GM:3r10=(5,1,7)=7+10=17 GM:17で2点。 主:むん。 GM:人の流れを巧みに読んで、樋ノ上さやかを追走する。 GM:(PC:0/黒服:2) ◆東雲 主:人ごみを避けて走る、意外と軽い身のこなしに軽く舌打ちで見た。マイナーで重圧解除の上、メジャーで進行判定を。 主:#3r10 技能は特になし。 Dice 主:3r10=(4,10,3)=Critical!! Dice 主:1r10=(3)=3+10=13 主:お。 GM:2点ですね。 梧郎:東雲さんぱねー(何 主:勘で並走しましたよっと。 ※16 GM:(PC:2/黒服:2) ◆倉井 梧郎:「さて、ちーっとばっかり邪魔させてもらうぜ」 梧郎:マイナーで重圧解除。オートで日本刀と西洋剣を装備しつつ器物使いの効果発動。 梧郎:メジャー:《コンセントレイト:ノイマン/コントロールソート:白兵/マルチウェポン》 対象:テツ #9r7+11-2-4 Dice 梧郎:9r10=(9,2,2,1,8,4,8,6,2)=Critical!! Dice 梧郎:3r10=(5,6,4)=6+10=16+11-2-4=21 梧郎:出目が悪かった、21で。 GM:テツは日本刀で受ける。《戦士の知恵》を使用。ダメージどうぞ。 梧郎:#3d10+9 ダメージ Dice 梧郎:3d10=(3+4+7)=14+9=23 梧郎:装甲ガード有効23点。 梧郎:「──浅い、か」2本の剣を振り切った格好で。 GM:凌ぎきれず、斬りつけられた腕から流れる血を舐めながら呟いた。 テツ:「案外、好戦的な奴もいるものだ」 梧郎:「──俺はこういうのが専門分野だからな」侵蝕率58%へ。 ◆京極 秀人:まぁ、俺も肉体かな。頑張ろう(震え声 #4r10 Dice 秀人:4r10=(5,4,4,4)=5 秀人:(´・ω・` GM:(まごまご) 秀人:何も出来ずに終了しました(><。 ◆テツ(待機) GM:侵蝕率が一番低い人を狙おう(何) 秀人:ΣΣΣ(><。 テツ:「なら、返礼としよう」 GM:日本刀+《コンセントレイト:ノイマン/急所狙い/スキルフォーカス》#5r7+22 ※17 Dice GM:5r10=(5,7,2,3,7)=Critical!! Dice GM:2r10=(5,4)=5+10=15+22=37 GM:37で、少し出遅れた京極さんに斬りつける。 秀人:#4r10 やるだけやります(><。 Dice 秀人:4r10=(9,1,7,9)=9 秀人:無理ですよ下さいよ(何 GM:#4d10+15 Dice GM:4d10=(7+1+3+4)=15+15=30 GM:ダメージは装甲有効の30点。 秀人:#1d10+36 装甲の大切さを噛みしめながらリザります(><。 Dice 秀人:1d10=(1)=1+36=37 秀人:(照 GM:おまい(何) 主:ホントにこういうとこで低いね…… 秀人:「ったく、其方さんもなかなかやってくれる方のようで……!」 ◆クリンナップ GM:此方は無しで。 秀人:此方も無し。 梧郎:ありません。 主:無し。 ■2ラウンド GM:#1d100 ハプニングチャート ※18 Dice GM:1d100=(24)=24 GM:妨害が激しくなる。このラウンド中、難易度に+1d10(何) 秀人:おうふ(何 梧郎:アッー(何) 主:ちょっとー! GM:この次は皆さんが振っていいですよ…(震え声)#1d10+8 Dice GM:1d10=(5)=5+8=13 GM:難易度は13に。 ◆セットアップ GM:此方は無し。 梧郎:ありません。 主:無し。 秀人:無しで。 ◆テツ GM:今回も様子見で待機。 ◆相川 GM:先ほどと同じく《天性のひらめき》を使用してFS判定。#8r8 Dice GM:8r10=(6,9,10,1,6,9,9,4)=Critical!! Dice GM:4r10=(10,1,9,6)=Critical!! Dice GM:2r10=(9,10)=Critical!! Dice GM:2r10=(2,10)=Critical!! Dice GM:1r10=(8)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(6)=6+80=86 GM:何が起こった(何) 梧郎:おま(何) 秀人:こっちが聞きたい(何 主:ええー…… GM:最大達成値の40で。5点かな…(何) GM:突然、まったく違う脇道へと黒服達が逸れた。 GM:(PC:2/黒服:7) ◆東雲 主:ううむ。達成できる気がしないけど頑張るしかないか。 主:とまれ普通に振るしかないので進行度判定を。#3r10 Dice 主:3r10=(9,7,1)=9 主:ダメですな。 ◆倉井 梧郎:マイナーで届かないから判定するしかない #2r10 Dice 梧郎:2r10=(2,4)=4 梧郎:無理(何 ◆京極 秀人:俺も駄目もとで(ry(><。#4r10 Dice 秀人:4r10=(2,8,10,10)=Critical!! Dice 秀人:2r10=(10,4)=Critical!! Dice 秀人:1r10=(4)=4+20=24 梧郎:おや(何) 秀人:えっ(何 主:(拍手) 秀人:まさかの回りました(`;ω;´ GM:おお。おめでとう、3点ゲット。 秀人:「くそっ、これ以上離されるかよ!」 言って、奴らが消えた路地裏を見つけ出して進む。 巨漢:「おっと、こっちについて来たか」 GM:(PC:5/黒服:7) ◆クリンナップ 主:無しでー。 秀人:なしでー。 梧郎:ありません。 GM:……テツの手番忘れてるな。まあ今はいいか(何) 梧郎:あーあ(何) ■3ラウンド 主:とまれセットアップはなしですの。 梧郎:こちらも無しで。 GM:NPC側は無し。汎用か現行のままか、ハプニングチャートをPC1が選んで振ってください。 ※19 主:専用は分がないので汎用をチョイス。 #1d100 Dice 主:1d100=(55)=55 GM:膠着した進行。修正は特にない。 主:おしおし。何もないならそれに越したことはない。 ◆テツ GM:相変わらず待機。 ◆相川 GM:おっと。一足先に次の判定ゾーンに到達していたんだった。 進行値:4 樋ノ上さやかは入り組んだ路地に逃げ込んだようだ。 以降判定を<知覚><情報:裏社会>に、難易度を10に変更する。 GM:というわけで、一足先に<知覚>判定を、同じく《天性のひらめき》込みで行う。#8r8 Dice GM:8r10=(9,9,7,9,4,4,8,4)=Critical!! Dice GM:4r10=(8,8,10,6)=Critical!! Dice GM:3r10=(10,10,9)=Critical!! Dice GM:3r10=(9,9,2)=Critical!! Dice GM:2r10=(3,7)=7+40=47 GM:ねえ。ダイス変える?(何) ※20 主:寧ろひらめきを止めなさい(何) 梧郎:あーあ(何) 秀人:あーあ・・・(何 梧郎:どんどん置いてかれてるようちら(何) GM:(PC:5/黒服:12) ◆東雲 主:7差か……。しゃーない。あまりやりたくなかったけど背に腹は代えられない。途中成長宣言。 主:《電光石火》フルレベル取得。 ※21 GM:OK。 主:その他で打てる手は今のとこ無いか……では《電光石火》込みで判定。#10r10+1 Dice 主:10r10=(10,2,1,6,8,9,4,9,2,5)=Critical!! Dice 主:1r10=(8)=8+10=18+1=19 GM:2点ゲットですね。 主:……いや。黒服にロイス昇華で達成値を上げよう。せめてもだ。 GM:了解。どうぞ。 主:#1d10+19 Dice 主:1d10=(10)=10+19=29 GM:これはw 梧郎:すげー(何) 秀人:さっきからおっしいな……(何 主:ここで10とかさぁ! まぁとまれ3点ゲットだよ!(侵蝕54%になりました) #1d10-38 Dice 主:1d10=(9)=9-38=-29 主:あたた。HP29へ。 GM:(PC:8/黒服:12) GM:進行値:8 でイベント。 樋ノ上さやかの後ろ姿を見つける。しかし、行き交う車や通行人を巧みにかわして走る彼女の速度に追いつくのは困難だ。 以降、判定を<運転><回避>に変更する。 ◆倉井 梧郎:距離が足りないのでこのままで回避でFSにチャレンジ。#2r10 Dice 梧郎:2r10=(1,9)=9 GM:1ポイントげっと。 梧郎:んー、こちらも黒服にロイス取って昇華、達成値をブーストします。 GM:どうぞ。 梧郎:#1d10+9 Dice 梧郎:1d10=(1)=1+9=10 GM:ジャストw 梧郎:あぶねぇ(何) 秀人:極端だな(何 主:上がればいいんですよ上がれば。 GM:(PC:10/黒服:12) ◆京極 秀人:まぁ、素直に運転で頑張ろう。何を運転してるのかは分からないけども選択技能にあるのだから仕方ない!(何 秀人:元はカーチェイスのだもんなぁコレ(何 梧郎:その辺のチャリでも拝借したんじゃね(何) GM:盗んだチャリンコで走り出す刑事。 秀人:#4r10+2 Dice 秀人:4r10=(4,1,7,5)=7+2=9 梧郎:結果オーライ。 秀人:悩ましい、が……。いや、まぁ1点でも獲得出来たのなら此処は通そう。足りなかった時に使おう。 GM:(PC:11/黒服:12) ◆テツ(待機) テツ:「脱落の手助けならしてやろう」 GM:作り物めいた薄い笑みを浮かべながら、刀を振るう。対象は京極さんね(何) GM:日本刀+《コンセントレイト:ノイマン/急所狙い/スキルフォーカス》 秀人:デスヨネー(何 GM:#5r7+22 Dice GM:5r10=(1,10,6,1,8)=Critical!! Dice GM:2r10=(5,6)=6+10=16+22=38 GM:ここでは回らないんだよな…38。 梧郎:それでもでけえ(何) 秀人:#4r10 まぁ(ry Dice 秀人:4r10=(8,10,10,2)=Critical!! Dice 秀人:2r10=(4,7)=7+10=17 秀人:此処で頑張らなくても良いんだよ下さい(何 GM:頑張った! #4d10+15 Dice GM:4d10=(6+9+5+6)=26+15=41 GM:装甲有効の41点。 秀人:#1d10+37 まぢ死ぬ(><。 Dice 秀人:1d10=(9)=9+37=46 秀人:(がっつり GM:よし(何) 秀人:「ったく、男に言い寄られるのは勘弁願いたいところなんだがなぁっ!」 もろ攻撃受けつつ。イテェ。 ◆クリンナップ 主:なっしん。 梧郎:ありません。 秀人:なしなし。 GM:此方も無しで。 ■4ラウンド GM:ハプニングチャートを、今度は倉井さんに。選んで宣言してから振ってください。 梧郎:#1d100 汎用で。 Dice 梧郎:1d100=(17)=17 GM:一歩間違えば致命的な状況。次の進行判定に失敗した場合、今まで獲得した進行度が0になる。 主:やってくれた(汗笑) 梧郎:(土下座) GM:危険だと思ったら、支援とか情報判定してもいいのよ?(何) ◆セットアップ GM:ではセットアップ。此方は無し。 主:無しで。 秀人:無し無し。 梧郎:無しで。 GM:樋ノ上は建設中のビルの中に入っていった(何) GM:あ、進行値:12 なので次のイベントだ。 樋ノ上さやかはいくつもの店に飛び込み、裏口を抜けてキミたちを撒こうとする。 以降判定を【精神】に変更する。 ◆テツ GM:待機。 ◆相川 相川:「厄介な所に逃げ込んでくれたもんだ…!」 GM:先刻と同じように《天性のひらめき》でFS判定を行う。#8r8 ※22 Dice GM:8r10=(6,2,6,10,4,3,2,7)=Critical!! Dice GM:1r10=(1)=1+10=11 GM:工事現場を危なっかしく通り抜けて、再び商業ゾーンへ。 GM:(PC:11/黒服:14) ◆東雲 主:ふむ。と背後で相川の様子を見て。ものは試し。その背に照準を合わせた。 主:射撃6+ 《アームズリング/雷光撃/浸透撃/電光石火/コンセントレイト:BD》侵食率:+11% 主:背後より攻撃を仕掛けてみる。対象は相川。 GM:どうぞ。 主:#12r8+6-2 Dice 主:12r10=(1,7,2,8,5,1,10,9,3,7,4,4)=Critical!! Dice 主:3r10=(8,9,7)=Critical!! Dice 主:2r10=(8,10)=Critical!! Dice 主:2r10=(3,4)=4+30=34+6-2=38 主:38。 GM:《リフレックス:コンセントレイト:ブラム=ストーカー/死者の肉体》#8r8 Dice GM:8r10=(2,3,3,8,1,4,2,5)=Critical!! Dice GM:1r10=(10)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(1)=1+40=41 GM:……(土下座) 主:GMよ(何) 秀人:従者確定しましたー(何 梧郎:おま(何) GM:まっことすまぬ、すまぬ…! 主:もういい。シナリオロイスタイタスで達成値上昇を試みる! もうCXは俺に期待するな! GM:どうぞ(何) 主:#1d10+38 Dice 主:1d10=(2)=2+38=40 秀人:(ぶわっ 主:……ああうんこれはもうどうしようもないごめん。 梧郎:どまい。 秀人:うん、休んでて下さい……(沈痛 主:#1d10+29 Dice 主:1d10=(2)=2+29=31 主:HP27の侵蝕は65%。以上で! ※23 GM:銃弾は相川の背を貫いた――筈が、そのまま素通りして向こう側へと突き抜けた。 相川:「危ない危ない」汗を拭う仕草をして、ちらりと振り返った。 ◆倉井 梧郎:待機で。 ◆京極 秀人:綱渡りな状況ながら、FS判定に賭ける!(`・ω・´ GM:どうぞ。 秀人:#4r10+2 運転で。 Dice 秀人:4r10=(5,6,1,10)=Critical!! Dice 秀人:1r10=(6)=6+10=16+2=18 GM:2点ゲット。 GM:(PC:13/黒服:12) 秀人:・・・・・ってあ、しまった。炎のプライドって振る前の宣言だった……(何 梧郎:成功したからよしとしよう(何) 秀人:すいません(何 GM:また今度ね(何) ◆倉井(待機) 梧郎:マイナー:5m前進でエンゲージ ※24 梧郎:メジャーの前に途中成長で《確定予測》1Lvを取得申請します。 GM:どうぞ。 梧郎:メジャー:《コンセントレイト:ノイマン/コントロールソート:白兵/マルチウェポン》+《確定予測》 対象:相川 梧郎:#9r7+11-2-4 Dice 梧郎:9r10=(8,2,4,2,3,10,2,3,3)=Critical!! Dice 梧郎:2r10=(6,7)=Critical!! Dice 梧郎:1r10=(8)=Critical!! Dice 梧郎:1r10=(3)=3+30=33+11-2-4=38 梧郎:38。 GM:《リフレックス:コンセントレイト:ブラム=ストーカー/死者の肉体》#8r10 Dice GM:8r10=(2,1,9,3,4,2,9,3)=9 GM:ですよねー(何) ダメージどうぞ。 梧郎:#4d10+9 「捉えた…っ!」 Dice 梧郎:4d10=(3+10+4+5)=22+9=31 梧郎:装甲有効31点。侵蝕率は11%上がって69%へ。 GM:十字に切り裂かれ、相川だったものは赤色の液体となって爆ぜた。 梧郎:「ったく、こういう仕込みだったとはな」 ◆テツ(待機) テツ:「慧眼だな」 GM:すれ違い様に、倉井目掛けて抜刀する。 GM:日本刀+《コンセントレイト:ノイマン/急所狙い/スキルフォーカス》#5r7+22 Dice GM:5r10=(7,10,1,1,4)=Critical!! Dice GM:2r10=(9,7)=Critical!! Dice GM:2r10=(2,1)=2+20=22+22=44 GM:44。 梧郎:器物使いの能力付き日本刀&西洋剣による《八重垣》でガード。侵蝕率72%。 GM:#5d10+15 Dice GM:5d10=(3+6+8+8+4)=29+15=44 GM:装甲値有効の44点。 梧郎:12止めて32通り…ぐ、1点足りずか。#1d10+72 リザレクト Dice 梧郎:1d10=(10)=10+72=82 梧郎:ぐはっ、HP10の82%へ。 ◆クリンナップ 秀人:無しでー。 主:なっしん。 梧郎:無しで。 GM:此方も無し。 ■5ラウンド GM:京極さん、ハプニングチャートをお願いします。 秀人:おういえ。勿論汎用で。#1d100 Dice 秀人:1d100=(47)=47 GM:膠着した進行。修正は特にない。 ※25 ◆セットアップ GM:こちらはなし 主:なぁし。 梧郎:無し。 秀人:なしなし。 ◆テツ GM:少し考えるような素振りをして、待機。 ◆東雲 主:射撃6+ 《アームズリング/雷光撃/浸透撃/コンセントレイト》侵食率:+8% 主:今一度、さっきはかわされた銃を今度はもう一人に向ける。対象:テツに射撃攻撃。ガード無視。#9r7+6-2 Dice 主:9r10=(9,2,2,5,5,1,4,1,7)=Critical!! Dice 主:2r10=(5,10)=Critical!! Dice 主:1r10=(4)=4+20=24+6-2=28 主:ぐ。低いな。28で。 GM:テツは日本刀を構えようとするが、途中で止める。ダメージをどうぞ。 主:#3d10+17 Dice 主:3d10=(10+8+4)=22+17=39 主:39点ガード無視。 GM:装甲は? 主:残念ながら抜けなくなりました。 ※26 GM:了解。鎖骨の辺りを撃ち抜かれて、刀を下げる。HPはまだ少し残っている。 主:軽く眉を顰めて一旦銃口を上に向けた。いまいちか。小さく呟きを洩らす。侵蝕は73%に。以上で。 テツ:「いい腕をした奴らだ。刑事にしとくのは勿体ない」 ◆倉井 梧郎:マイナー:なし メジャーで進行判定。#9r10 Dice 梧郎:9r10=(4,4,9,6,10,9,5,8,1)=Critical!! Dice 梧郎:1r10=(5)=5+10=15 梧郎:よし、15。 GM:2点ゲット。 GM:(PC:15/黒服:12) ◆京極 秀人:精神は流石に分が悪い。って事で俺も足止めに回ろう。 秀人:マイナーでインフィニティウェポン。警棒の真ん中らへんを掴んで、そのまま日本刀に再構築。 秀人:手を鞘に見立ててそのまま振りぬくよ!(オートで警棒は外しつつ 秀人:《白兵》 + CR:BD/アタックプログラム/カスタマイズ/フレイムタン。侵蝕+8で[視界]白兵攻撃。対象はテツさん。 秀人:#5r7+4+8 Dice 秀人:5r10=(4,6,4,2,5)=6+4+8=18 ※27 秀人:おうふ(何 GM:回避を試みたくなってくる数字(何) 梧郎:あーあ(何) 秀人:(ぇー(何 GM:まあ、ガードしようか。日本刀+《戦士の知恵》でガード。ダメージをどうぞ。 秀人:#2d10+7 ってもガードも通らない感がして仕方ないが、仕方ない。遠距離から炎の斬撃を飛ばす。 Dice 秀人:2d10=(7+9)=16+7=23 秀人:こっちはそこそこ、装甲有効で23。 GM:黒服のHPが0に、《リザレクト》。裏路地の壁に身を預けるように体を支える。 GM:HPが0になったことで、テツの行動は1回休み。 ◆クリンナップ GM:此方は無し。 主:無しでー。 秀人:無しで。 ■6ラウンド GM:よーし、私が振っちゃおうかな!(何) #1d100 汎用で。 Dice GM:1d100=(71)=71 主:お、おお。 GM:チャンス到来。このラウンド中に行う進行判定は、ダイスが+5個される。 秀人:よーしよしよし。 GM:塩を送ってしまった(何) 梧郎:わーい(何) GM:ともあれ、セットアップ。こちらはなし。 主:無しでー。 梧郎:無しで。 秀人:無しで。 ◆テツ GM:待機。 ◆東雲 主:ここは判定にしよう。精神で。#7r10 Dice 主:7r10=(7,7,5,8,1,5,6)=8 主:む。 梧郎:丁度かな GM:1点ですね。 主:1点でも上がればいい! GM:(PC:16/黒服:12) ◆倉井 梧郎:こちらも進行判定を。#14r10 Dice 梧郎:14r10=(8,5,4,4,8,3,1,2,5,6,5,9,4,2)=9 GM:おかしいね(何) 梧郎:おかしいな(何) まぁ成功してるし結果オーライ(何) GM:(PC:17/黒服:12) ◆京極 秀人:うーん、少しでも目を増やしておきたいのは事実だな……侵蝕も割と余裕あるし……。 GM:タイタスでダイス+10ですね分かります(何) 秀人:ばれましたね(何 秀人:まぁうん、賭けにでる!黒服たちに■不快感でロイス取得後、タイタス昇華。ダイスを10増やす。 GM:どうぞ。 秀人:#17r10 Dice 秀人:17r10=(6,2,2,9,1,6,8,9,8,9,1,7,7,5,1,4,6)=9 秀人:これはひどい(何 ※28 梧郎:(ぶわっ GM:いさむん降臨(何) 秀人:(><。 主:回らないときは回らないんだなぁ……。 秀人:違うんです、他2人見ててもさっきからタイタス使用ダイスは全体的に回ってない感なんです!(何 GM:(PC:18/黒服:12) GM:あ。 秀人:い? GM:進行値16越えてましたね…(何) 秀人:えっ(何 主:ですね。 梧郎:うむ。 進行値:16 樋ノ上さやかは郊外の廃ビルに逃げ込んだ。暗く入り組んだフロアの中で、彼女を捜さなければならない。 以降、判定を<知覚>に変更する。 主:ちょっと待ってー(笑) GM:この判定のみ、差し戻してもいいですよ…(震え声) 秀人:お、俺、知覚なら1だけ技能持ってる……(何 GM:「進行値17」のイベントだったんだ!きっと!(何) 梧郎:そういう事で!(何) 主:17だったんですね! GM:17です!(何) 秀人:とは言え、感覚ダイス自体は2で変わらないんだよな……(何 秀人:それを踏まえた上で振り直してもいいと言うのであれば振り直しますが……(何 GM:振り直していいですよ。 梧郎:ガンバレ(何) 秀人:よ、よーしじゃあ振り直す!(><。#17r10+1 Dice 秀人:17r10=(3,2,1,3,6,7,4,4,1,5,9,9,9,10,3,4,1)=Critical!! Dice 秀人:1r10=(9)=9+10=19+1=20 主:おお、出た。 秀人:よし、20行った……! GM:ジャストだな。 梧郎:おおー GM:(PC:20/黒服:12) GM:黒服に先んじて、廃ビルに逃げ込んだ樋ノ上さやかを発見した。 GM:シーンエンド。 GM:……。 GM:テツの判定もやっておこう。 秀人:えっ(何 GM:#19r7 《色々足して》 Dice GM:19r10=(8,7,10,8,9,5,8,4,5,9,6,10,5,3,8,6,6,5,3)=Critical!! Dice GM:9r10=(1,10,9,6,5,8,2,8,1)=Critical!! Dice GM:4r10=(6,5,7,10)=Critical!! Dice GM:2r10=(4,9)=Critical!! Dice GM:1r10=(2)=2+40=42 秀人:色々足して(何 ※29 主:……ええー?? 梧郎:ちょっとテツさん(何) GM:クライマックスの2ラウンド後にやってくるようです。
GM:登場お願いします。
秀人:#1d10+54 Dice 秀人:1d10=(10)=10+54=64 秀人:(><。 主:#1d10+73 Dice 主:1d10=(6)=6+73=79 梧郎:#1d10+82 登場 Dice 梧郎:1d10=(10)=10+82=92 梧郎:ぎゃー GM:薄暗い廃ビルの一室。遺棄された家具などが放置されている。 GM:次々に室内を見回って、京極はふと、違和感を感じた。 秀人:「――捕まえた、ぜ?お嬢さん。 そろそろ、大人しくして貰えると助かるんだがな……」 秀人:色々とダメージ受けてボロボロになった身体で部屋へと一歩入り――なんだろう、この変な違和感。 GM:室内にドラム缶がある。 ※30 秀人:え、爆発するの……?(何 GM:しないよ(何) 秀人:あぶあぶ(何 秀人:とりあえず彼女の姿は今のとこ見えないのかな、見えないのならドラム缶の中を一応チェックする(何 GM:「………」 GM:ドラム缶は蓋が閉まってますよ。 主:ごいんと蹴っ飛ばせば反響でくらくらになって音を上げるんじゃないかな。 主:「と言うかだな」 主:「保護してくれと言う対象がその相手から逃げてどうする」 秀人:じゃあ、とりあえず持ってた警棒の取っ手側で思いっきりドラム缶を殴ってみる。 主:あーぁ(何) 梧郎:あーあ(何) 秀人:躊躇なく!(何 さやか:「痛ァーい! 何すんのよ!!」 梧郎:「最近のドラム缶は悲鳴を出すのか」 GM:ドラム缶が倒れて、代わりに年頃の娘さんが現れた。 主:いいから出て来い。という言葉を呑みこんで、先輩の仕草にはコートに手を突っ込んで見守った(何) 秀人:流石は後輩、分かっているな(何 主:伊達にドS署長の下にはついていない(何) まぁともあれだ。 梧郎:「エグザイルシンドローム、か。成程ねぇ」 秀人:「何するんだ、とはこっちの科白だ。なんでスタコラ逃げ出したか、ちょっとお灸をすえつつ小一時間話し合おうか?」 秀人:良い笑みで。 さやか:「黒服は? お兄さんたちが倒してくれたの?」きょろきょろ。 主:「倒してはいない、君に追いついただけだ。ぐずぐずしていたら直ぐにでもまた追いついてくるだろう」 主:「だからいい加減手を煩わせてくれないで欲しいのだがな」 さやか:「ちょっ…三人もいるのに何やってんのよ、あの手の奴らはちゃんと潰しとかないとまた追ってくるんだから!」 主:「それを君が言う筋合いがあるのか」胡乱気に見て。 秀人:「お前さんが逃げさえしなければ、潰す時間もあったって事は理解して言ってるんだよなぁ。お嬢さん?」 梧郎:「そういうことだ、おかげでこっちはいらん手間をかけされられたよ」 秀人:爽やかな笑み浮かべつつ詰め寄る。 GM:さやかは三人をまじまじと見て、 さやか:「…嫌よ。警察なんかに捕まりたくない、あたしは誰にも捕まらない」 GM:じり…と後ずさりながら、ポケットに手を突っ込む。 梧郎:「おいおい…」 主:やれやれ。と軽く頭を振って。 さやか:「互いにやりあって疲弊しきってるクセに」 さやか:「今ならあたしにだって何とかできる……このクスリさえあればさァ!」 主:「──……」 梧郎:「───おい、まさか」 GM:樋ノ上さやかは、隠し持っていた「ヘブンフォール」を自分に投与する。 主:待て。と言う言葉より先に手を伸ばす。それをむしり取ろうとして……間に合わないか、な。これは。 GM:オートイベントなので間に合いません(何) GM:そして勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、此処から逃げ出そうと向きを変えた…ところで、 GM:さやかが急に苦しみだして、床に膝をつく。 主:「……莫迦が!」思わず、何時もは出ない悪態が口をついた。 秀人:「何を打ったかは知らないが、無茶な事を……!」 秀人:薬、との言葉にはハテナマークを浮かべるものの。流石にあれがヤバそうなブツと言うのは分かる。 秀人:膝をつく様子を見れば、慌てて駆け寄り。 さやか:「………ぁ、ああっ、が、はッ……!」掻き毟るように胸を押さえ。 GM:彼女を中心に、今までとは全く異なる《ワーディング》が広がる。 主:「──“ヘヴンフォール”」 梧郎:「…なるほど、あれが、か」 主:「またか。また、人を奈落へ突き落す気か」 主:忌々しげに呟き、振った手に銃を握る。 秀人:「“ヘブンフォール”……?」聞き覚えはない、が。 秀人:この街において、ヤバそうな薬の事件と言ったら真っ先に思い出すのは先日解決したと言う連続殺人事件。 GM:さやかは憎しみで歪んだ眼差しを、三人に向ける。その視線にレネゲイドが激しく揺さぶられた。衝動判定を。 秀人:「――くそっ、後で分かりやすくかつ簡潔に説明しろよ。東雲、倉井さん!」 梧郎:「わかってるよ、だがまずはこの娘の性根を叩きなおすのが先だ」 主:「後でなら存分に」 GM:そして、この薬が持つ「Eロイス:堕落の誘い」効果によって、衝動判定に失敗したら侵蝕率が100%になる。 秀人:ぇー。目標値は9で良いかな(何 GM:9で良いです。 秀人:#2r10 Dice 秀人:2r10=(3,10)=Critical!! Dice 秀人:1r10=(2)=2+10=12 秀人:まさかの回った……だと……(何 #2d10+54 Dice 秀人:2d10=(1+5)=6+64=70 秀人:よーしよしよし。成功で70。 主:それは純粋に厳しいぞ、と! #2r10+1+1 Dice 主:2r10=(2,6)=6+1+1=8 主:あーだめだ。#2d10+100 Dice 主:2d10=(2+1)=3+100=103 主:おお。失敗の103%と。 梧郎:#9r10+1 衝動 Dice 梧郎:9r10=(2,9,3,8,5,2,7,10,8)=Critical!! Dice 梧郎:1r10=(2)=2+10=12+1=13 梧郎:#2d10+92 成功で Dice 梧郎:2d10=(5+5)=10+92=102 梧郎:成功で102%。 秀人:どうしよう、俺と2人の差が酷い……(何 GM:一番失敗して欲しい人が成功した件(何) 秀人:(照(何 梧郎:侵蝕に40%もの開きが(何) さやか:「…あたしが…あたしだけが悪いんじゃない――」 さやか:「あたしをこんなにした奴が、あいつらが、お前達がいなければ…!」 GM:三人を凝視しながらも、別の何かを睨み付けているような眼光を向けた。 主:「──堕ちる手が取れないなら」 主:ふん。と鼻を鳴らした。先ほどとは明らかに違う雰囲気で。 主:「……せめて奈落に到達する前に、楽にしてやる」 主:どことなく突き放すもの言い、声で、無造作に得物を構えた。 秀人:「――おい、東雲!?」飲まれやがったな、と悪態付きつつ。 秀人:……逆に言えば、それほどまでに彼女から湧き上がるどす黒い気が精神を侵す程の酷いものだと言う事でもあり。 梧郎:「──時間もねぇ、速攻で決めんぞ」両手に異なる剣を持つ。 Initiative:東雲>倉井>さやか>京極
■□Round 1□■
●セットアップ
梧郎:ありません。 秀人:無しで。 GM:さやかは《ヒュドラの怒り》を使用。暴走状態になる。 主:100%超えてたら遠慮する理由もないよね!《フルイン》宣言。R中DB15個でございます。侵蝕は108%。 GM:さやかが《加速する刻》を宣言して行動する。 ◆さやか(加速する刻) GM:オートで別のポケットからナイフを取り出して装備。マイナーでPCエンゲージに移動。 GM:ナイフ+《コンセントレイト:エグザイル/ジャイアントグロウス/音速攻撃/マシラのごとく》 GM:範囲攻撃を全員に。#8r7-1 ※31 Dice GM:8r10=(4,1,7,4,1,10,6,9)=Critical!! Dice GM:3r10=(4,9,6)=Critical!! Dice GM:1r10=(6)=6+20=26-1=25 GM:うん。25(何) 秀人:#5r10 駄目もとでがんがる(`・ω・´ Dice 秀人:5r10=(6,5,7,7,1)=7 梧郎:《崩れずの群れ》で東雲さんをカバーリング。侵蝕率104%。 秀人:まぁですよね(何 主:おぅ。感謝。 GM:ではダメージ。#5d10+28 Dice GM:5d10=(8+6+7+6+5)=32+28=60 GM:装甲有効の60点。怨み言葉を投げつけながらナイフでめった刺す。 秀人:#1d10+70 HP9しかないのに無理です(><。 Dice 秀人:1d10=(8)=8+70=78 梧郎:ぶっ倒れるのでシナリオロイスのさやかをタイタスにしてHP12で復帰。 梧郎:「っつー…」 ◆東雲 主:構えた後にかかった声に、一瞬動きを止め、目を強く閉じる。マイナーで暴走解除。 主:「……いかん、な」本分を忘れるところだった。内心で己に毒づきつつ、こればかりは何時もの目で対象を見据えた。 主:メジャー:射撃6+《アームズリング/雷光撃/吼え猛る爪/コンセントレイト/マシラのごとく》侵蝕率:+13%。対象はさやか。 GM:どうぞ。 主:#25r7+6-2 ほぼ一発芸である。 Dice 主:25r10=(8,1,8,2,5,6,7,10,6,2,7,2,1,5,3,7,4,6,9,4,2,3,5,1,2)=Critical!! Dice 主:7r10=(2,8,10,6,9,7,1)=Critical!! Dice 主:4r10=(2,5,1,5)=5+20=25+6-2=29 GM:暴走中なのでリアクションできず。ダメージどうぞ。 主:#3d10+63 Dice 主:3d10=(8+10+7)=25+63=88 主:88点ガード無視! GM:その一撃で、華奢なさやかの胸に風穴が空いた。 GM:《蘇生復活》 ※32 主:「──すまんな」流石に罪悪感を持って、小さく零した。以上。侵蝕は121%へ。 さやか:「痛い、いたいよ……ママ、やめて、お願いだから」 GM:流れ出す血を掻き集めるように、這い蹲って床に伏せる。 ◆倉井 梧郎:「……」待機。 ◆さやか さやか:「どうしてあたしばかりなの? どうしていつもあたしばっかりぶたれるの?」 さやか:「あたしのせい? だったらどうすればいいっていうの…」 GM:くしゃくしゃな泣き顔で見上げ、ゆらりと立ち上がり。 さやか:「だったらあんたたちを殺してあげる、死んで!!!!」 ※33 GM:ナイフ+《コンセントレイト:エグザイル/ジャイアントグロウス/音速攻撃》 対象はPC全員。#13r7-1 Dice GM:13r10=(9,10,5,3,10,10,10,5,1,5,3,2,2)=Critical!! Dice GM:5r10=(10,4,9,7,6)=Critical!! Dice GM:3r10=(2,7,7)=Critical!! Dice GM:2r10=(9,4)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(2)=2+50=52-1=51 秀人:流石に無理だな。放棄するんで下さい。 主:《マグネットフォース》で倉井さんをカバー。ダメージはこちらに適用で。 梧郎:感謝。 GM:#6d10+8 Dice GM:6d10=(10+9+9+6+2+7)=43+8=51 GM:装甲有効の51点。 梧郎:「──すまない」と、自身の代わりに攻撃を受けたのを見て。 主:「死にはしない。……が、少なくとも多少の痛みはもらって、やる」 主:くは。と、切りつけられる感覚に零し、崩れた。昏倒します。侵蝕は123%で。 秀人:#1d10+78 そしてそれを横目にリザる俺!(何 Dice 秀人:1d10=(7)=7+78=85 ◆京極 秀人:起き上がりながらも小さく息を吐いて。頭をガリガリと掻く。 秀人:「お嬢さんの過去に何があったかは知らないさ。――だから、せめて」 秀人:これ以上苦しまぬようにと。マイナーでインフィニティウェポン。 秀人:《白兵》 + CR:BD/アタックプログラム/バリアクラッカーにしよう。 秀人:+8で装甲・ガード無視。暴走だから変わらないけど……(何 GM:安価…(何)ともあれどうぞ。 秀人:エフェクト全部入れれば+15で100到達に見えるんだけど、奇跡の血効果で結局+12止まりになるんで……(何 秀人:#6r7+12 Dice 秀人:6r10=(7,8,3,4,7,9)=Critical!! Dice 秀人:4r10=(6,3,4,8)=Critical!! Dice 秀人:1r10=(1)=1+20=21+12=33 秀人:33と言って攻撃。 GM:暴走中なのでリアクションせず。ダメージどうぞ。 秀人:#4d10+8 Dice 秀人:4d10=(10+8+7+3)=28+8=36 秀人:装甲無視で36。一瞬の電撃を叩きこむ。 さやか:「同情なんていらないんだよ!! あたしのこと……なんて、分かってたまるかぁぁぁぁ!!!」 GM:ヘブンフォールがもたらした狂気が断末魔の叫びを上げて、 GM:叩き込まれた電撃が収まると、人形のように力なくその場に倒れた。 GM:戦闘終了。
GM:使用したEロイスは「堕落の誘い」です。これは2つ分引き下げ可能となります。
GM:最終侵蝕率、ロイス、タイタスを宣言の上、Eを使用するなりしてください。ロイスを新たに取得しても構いません。 梧郎:最終侵蝕率104%。Dロイス1・ロイス3・タイタス2・空き1。Eロイスは使用しません。 主:最終侵蝕は123%。ロイス3、D1、タイタス2で実は空き枠がある不思議。 主:樋ノ上さやかに取り直しでいきたい所存。■同情/悔悟 で。 GM:同情なんていらないっていったのに(笑) 主:いやだってさあ… GM:まあ、本心は分かりませんよね! ともあれ、どうぞ。 梧郎:#3d10-104 通常で。 Dice 梧郎:3d10=(3+6+2)=11-104=-93 梧郎:出目は低いが93%で帰還です。 GM:おかえりなさい。 主:Eは有り難くいただいておきます。まずは。 #2d10-123 Dice 主:2d10=(6+8)=14-123=-109 秀人:最終が94でタイタス1、ロイス4。お嬢さんのロイスは……■好奇心にした上で保持したままにするかな。 秀人:このまま振ろう(何 #4d10-94 Dice 秀人:4d10=(3+4+7+5)=19-94=-75 GM:良い感じ。おかえりなさい。 梧郎:おかえりなさいませ。 秀人:丁度良い塩梅でした(照 主:素振りで。 #4d10-109 Dice 主:4d10=(3+7+3+7)=20-109=-89 GM:皆さんおかえりなさい。 梧郎:おかえりなさいませー 主:よし順当。皆さんお帰りなさいませー。 GM:最後に一言。 GM:シナリオロイスを娘にして本当に良かった…(何) 梧郎:ああ…(何) 主:そっすね(何)<それでも紅一点 秀人:まったくですね(何
GM:しかしシーンプレイヤーが倒れているという状況(何)
主:ははは(爽) 秀人:あーあ……(何 梧郎:あーあ(何 秀人:まぁ、仕方ないから起こすよ(何 主:お願いします! GM:仕方なくなくても起こしてください(何) 秀人:「――全く。何時まで寝坊してるつもりだ、お前さんは」 秀人:お嬢さんが倒れたのを見届けたその足で、後輩の元まで移動して。肩揺さぶって起こしますよ! 主:「……別段好きで寝ていた訳ではないですがね」面目ない。と呟きつつ、気だるそうに身を起こした。 GM:片や、樋ノ上は倒れたまま起き上がることもできず、自らの血溜まりの中で泡を吹きながら痙攣している。 秀人:「廃墟のど真ん中で寝る趣味とか、酔狂な人物以外はそりゃないだろうな」 GM:ちょうどそこに、二人組の黒服が入ってきた。ポン刀使いのテツと、巨漢の相川だ。 秀人:「……ともあれ、俺はあのお嬢さんが打った薬を詳しくは知らない。どうすれば――」 秀人:と言いかけたところで。遅れてやってきた黒服に視線を向ける。 梧郎:「──おや」剣を構え、黒服たちの前に立ちはだかる。 主:気を失っている間に終わっていたか。その様子を見て眉を潜めたところで、別の気配に床に座った身を起こし、注視した。 GM:二人は室内の様子を見て、互いに顔を見合わせ肩を竦め。 テツ:「急性薬物中毒の症状だな」 相川:「それに、随分と派手に風穴が空いたもんだな」 秀人:「……これはこれは不思議な事が起こったものだ。先ほど弾け飛んだ人間が再び五体満足で復活しているとはね」 秀人:相川と呼ばれている人物の方を見て。――これも従者か、それとも。 GM:テツの服はそのままだけど、相川の服は元通りの状態になっています。 GM:テツはその場で腕を組んだまま、樋ノ上の様子を見て、 テツ:「…だが、シンドロームがエグザイルで侵蝕率も上がりきってはいないなら、適切な処置を行えば、運さえ良ければ命くらいは助かるだろう」 GM:薬物はどうだか知らんが、と。冷淡に告げた。 主:「ともあれ、だ」 主:「先に追いついたのは此方が先と言うことだな。彼女の身柄は此方で預からせていただく」 主:そう言う約束だったろうからな。と呟き、樋ノ上の傍に膝をついた。 梧郎:「というわけだ。実力行使に出るならこっちもそれなりの対応をするぞ」 梧郎:油断せずに2本の武器を構えつつ。 相川:「おいおい待てよ。何もその娘を無理矢理連れて行くって話をしたいわけじゃない」 GM:おどけたように肩を竦め、懐から何かのケースを取り出した。 GM:応急手当キットのようだ。 主:「……そいつは?」 相川:「なあ、取り引きをしないか?」 相川:「今から救急車を呼んだところで、しばらく時間が掛かる。助かる確率を上げたいはと思わねぇか?」 秀人:俺ら、誰一人として応急手当キット持ってないからなぁ……(何 梧郎:調達の暇が無かったからな(何) GM:そうですね(何) 主:「取引と言ったな」 テツ:「ああ」 主:「其方の要求する見返りは?」 テツ:「此方の要望は、安楽金久の情報だ」 主:「……なに?」 テツ:「俺達も奴の行方を捜している」 主:流石にその言葉には多少意外気に、見て。 主:「お前ら二人、安楽の使いじゃなかったのか」 相川:「そんなことは一言も言ってないな。それに、俺らのクライアントは全く違う」 主:「……」一瞬思案する。躊躇ったところで、結局彼女を失っては、そもそも情報が入らない。 GM:数秒、考える時間を与えるかのように待ってから、テツが口を開いた。「どうする?」 主:となれば──。「──情報引き渡しの方法は何が希望だ」 テツ:「もしそいつが無事で、情報も得られたなら、『辰久』の店主に言付けてくれりゃいい」 主:「随分曖昧なやり口だな」 相川:「それで事足りるんでね」 GM:にやりと笑う。 主:口にはしないまでも、此方がそれを護らなかった場合はどうするのか。そんなことを思う。 主:「こちらの誠意を信じるというなら。……そうだな。今回は厚意に甘えよう」 主:「どうだろうか。と、周囲の二人にとりあえずの確認を求める様に目線を向ける。 梧郎:「俺は構わん」 秀人:「安楽なんぞの名前は知らんのでね。お前が渡すと言うのであれば、それで良いんだろう」 秀人:知らん人間が口出す領域でも無し、とはへらりと苦笑しつつ。 テツ:「なに。どのみち、また会う事になるだろう」 GM:乾いた笑みを漏らしながら相川に目配せする。相川は、応急手当キットをそちらに向かって弓なりに放った。 主:「次回もまた、やり合うことになりそうだ」 主:放られたそれを受け取りつつ。 主:「──その対価が犯罪者と言うのは、どうにも気のりはしないがね」 相川:「俺が“従者”だったって見破ったのは褒めてやるよ。じゃあな」 梧郎:「生身の人間と比べてのぎこちなさは、そう隠せるもんじゃねぇよ」 GM:相川は楽しげに笑いながら、手を振り背を向ける。 主:はふ。と息をつきつつ、再度樋ノ上の傍らに膝をついた。 主:──どうあれ、手をこまねいたまま失う事だけはしかねるのだから。 テツ:「…俺は“力”を過信していい気になってる輩が嫌いだ」 テツ:「あんたの荒療治はヘブンフォールよりもいいクスリになったろう」 ※34 GM:そう言い残して、テツも長物の入ったケースを手に、この部屋から出て行った。 秀人:「荒療治?」 何言ってるだアイツは、とでも言いたげな表情をして。黙って男たちを見送る。 主:特に反応らしい反応は見せず、横眼でその言葉と姿が去るに任せたまま、樋ノ上絵の応急処置を施した。 梧郎:「面倒事は、まだ終わらない、ってか」救急車を呼びつつ。 主:「……立場が立場であれば……か」思わず漏れた様な声は、誰にも聞こえない程のそれとして。 GM:しばらく経ってからやってきた救急車が、樋ノ上さやかを回収していった。 GM:後は、彼女の生命力と精神力次第だろう。
GM:橋場直行は「捜査日誌」と呼んでいたが、その実体は彼の超常的ノイマン思考の飛躍が詰まりに詰まった、極めて難解なメモ帳だった。
GM:予定の電車までの余裕はまだある。あなたはその捜査日誌を繙いて、改めて中身を調べてみることにした。 GM:雑多な単語の羅列の中、「涌波」という記載を探してみれば、 GM:幾つかの人名と、幾つかの単語が浮かび上がってきた。 秀人:ぺらりぺらりと、カバーを被せたメモ帳を開く。つーかこの大半は本当に何が書かれているのやら。 GM:「もやし9円」とか「クラムボン」とか、何だかよく理解できない単語も混ざっている(何) ※36 秀人:どっかにこのもやし売ってる店とかもメモってないかなーとか思いつつもめくる(何 GM:しかし、その所々に「R」と記され、丸の付いた箇所もあった。 秀人:「……アイツが興味を示す程の代物なら。そう言うことなんだろうな。これは」 秀人:Rの記載があるページをじっと見つめながら。 GM:その中で、どこかで聞き覚えのある人名はあった。 GM:「熊谷幸三郎/事故死」の文字が三重の丸で囲まれ、その傍らには「R」と、「工作?」の文字。 GM:そこから伸びる矢印の先には「対象変更?」と記されている。 秀人:「――ったく。幾ら自分用のメモだからって、もう少し分かりやすく書けよ」 秀人:三重の丸を指でなぞりながら、小さく文句を呟く。 秀人:……まぁ、分かりやすく書かれなかったからこそ。押収される事もなく、処分前になんとか取得出来た訳なのだが。 秀人:東雲たちから聞いた事件と、此処に書かれている事件に関係性があるかどうかなんて――記載した本人以外に分かる訳がない。 秀人:だが、これらの符号を偶然で片づけるには早計過ぎるだろうとも思った。軽く上を仰ぎみて。 秀人:「偶然か否か。――お前からの示し合わせって事にするかね」 秀人:そう言って、メモ帳を閉じる。気になる事があるのなら、自分の足で調べろとは散々っぱら叩きこまれた教えだ。 秀人:そんな思いを胸にして、電車が到着するのを静かに待った。
霧谷:「お疲れさまでした。ゆっくり休養はできましたか?」
GM:あなたを出迎えるなりそう言って、着席を促した。 梧郎:「おかげさまで退屈しませんでしたよ」椅子に座りつつ。 GM:そして、報告に何度も頷きながら楽しそうに紅茶を淹れて、テーブルの前に置く。 霧谷:「東雲さんにも無事お会いできたようで何よりです」 霧谷:「涌波にもきちんとした支部を置きたいと考えているのですが。なかなか」 梧郎:「ああいう形で会うことになるとは思いませんでしたが」 霧谷:「街中での鬼ごっこの件も、大した混乱も無かったからよかったのですが」思案げに腕を組んで。 梧郎:「何か、問題でも?」その様子を見て。 霧谷:「ヘヴンフォールがある限り、これからもオーヴァードやジャームが増えるということです」 霧谷:「無事にジャーム化を免れたとしても、レネゲイドの力を正しい方向に使えるように、導く必要があります」 梧郎:「…そう、ですね」頷く。 霧谷:「今回の、樋ノ上さやかさんの件もそうですね。レネゲイドは単なる便利な力では無いのですから」 梧郎:「ええ、その通りです。レネゲイドは諸刃の刃とも言うべき代物です」 GM:その言葉に相槌を打って。「…それでですね」 梧郎:「はい」 霧谷:「UGN涌波支部の再編もですが、もう一つお願いしたいことがあるのです」 GM:霧谷は資料の束の中から、数枚のレポートを取りだして。 梧郎:「というと…?」 霧谷:「樋ノ上さやかさんはジャーム化を免れているようでして」 霧谷:「薬物の影響は今後も彼女に及ぶことでしょうが、それを踏まえて我々は、彼女の保護を考えています」 GM:そう言いながら、資料を倉井さんに手渡す。 梧郎:「なるほど…」資料を受け取り、目を通す。 GM:病院での検査の結果や、彼女の複雑な家庭状況等といった履歴が記載されていた。 GM:添付の写真には、化粧を落とした素朴な少女の姿が写っている。 梧郎:「…これはかわいらしいお嬢さんだ」と、率直に感想を漏らしつつ。 霧谷:「まだ19歳。難しい年頃だと思いますが、これを機にやり直すことはできる――と。私は、そう信じています」 ※37 梧郎:「問題ありませんね。まだまだ、やり直しは充分過ぎるくらいに出来ます」 霧谷:「それで、ここからが本題です」 あなたの言葉に我が意を得たり、と笑顔を向けて。 霧谷:「倉井さんにはUGN涌波支部の再編と共に、彼女のOV教育をお願いしたいのです」 GM:にこにこ。 梧郎:「……そんな事だろうと思いましたよ」頭を掻きつつ。「構いませんよ」 霧谷:「ありがとうございます」深々と頭を下げて。 霧谷:「我々の仕事は、日常を守ることです」 霧谷:「彼女が得るべき日常と、涌波市に住まう人々のために、あなたが尽力してくださると信じています」 梧郎:「私一人でどこまで出来るかわかりませんが、出来る限り尽力させていただきます」 霧谷:「メディカルチェックもじきに終わるそうです。東雲さんと共に、彼女に面会してあげてください」 霧谷:「私からの話は以上です。……鬼ごっこも、これっきりだと良いですね」 GM:冗談めかして笑って、話を切り上げた。 梧郎:「了解しました」と返答しつつ「…そう、ですね」とぽつり。 梧郎:「それでは、失礼します」と言い、立ち上がってそのまま部屋を後にする。 霧谷:「――さて。大変なのはこれからですよ…」 GM:室内のディスプレイに浮かび上がった涌波市の地図を見つめながら、自分にも言い聞かせるように呟いた。
GM:樋ノ上さやかは救急車で搬送後、UGN系列の病院に転院となり、そこでのメディカルチェックも終え。
GM:独り、個室の中で。茫と窓の外を見つめていた。 主:軽いノックで扉を叩き。部屋の主に来訪を合図する。 さやか:「誰?」 主:「邪魔するよ。具合の方は、どうだ?」手土産にケーキの箱を掲げつつ、ドアの隙間から半身を見せた。 梧郎:「よお」手を上げつつ東雲さんの後ろから入室。 さやか:「…えっ、ちょ、何。信じらんない! あたし素っぴんなのにヤダー」顔を両手で覆う。 梧郎:「若いうちから化粧なんぞするもんじゃねぇよ、肌に悪いぞ」 主:「別段化粧をしなくとも変わるもんでもなかろう」 さやか:「全ッ然違うわよ!」ぷんすかと頬を膨らませて怒りながらも、寝癖を気にして髪を触る。 主:「そうか? 俺から見ればどちらも変わらないと思うが」 主:そこはかとなくデリカシーのない事をのたまいつつ。ほら。と膝の上に箱を置いた。 さやか:「……何コレ?」膝の上に置かれた箱に、きょとんとして。 GM:デリカシーの無い言葉には罵声を浴びせまくる(何) 主:「見舞いだよ」 主:何を当たり前のことを。と言いたげに。悪態はスルーしつつ手を振った。 さやか:「…ふーん。刑事さん達って、結構ヒマなのね。開けていい?」 主:「どうぞ」 GM:ちなみに倉井さんのことも刑事だと思い込んでいる様子(何) 梧郎:そういえば説明する暇も無かったな(何) 主:まぁシュークリームとカットケーキが1個づつ入った小箱だと思いねぇ。 GM:遠慮する風もなく箱の包みを開けて 主:「暇と言うほどではない。半分は仕事だからな。──約束は忘れてないだろう」 梧郎:「まぁ、俺は警察じゃないんだけどな」 さやか:「けっこう気ィ利くじゃん。病院って好きなモノ食べれないからさぁー」 GM:そう言いつつ、シュークリームをつまんでパクつく。 さやか:「げふっごふっ。粉砂糖が……」咳き込んで。 主:勝手にその辺の簡易椅子二脚を広げて、枕元に座る。倉井さんにも、どうぞ。と進めつつ。 梧郎:ひとつ頭を下げ、よっこいせと座る。 さやか:「ってぇ、警察じゃないのォ!? あたし慌てて超ソンした!」 主:「俺はそうだがな。まぁともあれだ」 主:「約束は守ってもらおうか。安楽金久」 GM:胸を叩いて、シュークリームを飲み込んで。 主:「君が知ってる彼の事を、話してもらいたい」 さやか:「安楽……ああ、そうだったね。安楽金久のこと」 さやか:「金と薬で人の人生を食い物にする最悪の奴だよ」 視線を下げて、吐き捨てるように言った。 さやか:「しばらく見かけなかったんで誰かに殺されたと思ってたけど」 主:ふん。と軽く鼻を鳴らし。「ここのところ行方不明になっていた様だが。居場所は知ってるのかね」 さやか:「住み家は知らないけど、つい先日、あいつを見掛けたよ」 主:「どこで?」 さやか:「この前、あたしが隠れてたビル。安楽に似た奴ともう一人を見掛けたよ」 主:あそこか……と呟きつつ。「もう一人、とは?」 さやか:「男だとは思うけど、よく見えなかったなあ」 梧郎:「……」話を聞く態勢。 主:「覚えている限り、特徴など教えていただければありがたいのだが」勿論安楽の方も。と続けつつ。 さやか:「あたし、アイツ嫌いなんだよね」 主:「聞いていれば解る」 さやか:「てっきり、『ゆうすけ』とかって奴が安楽を殺したんだと思って清々してたんだけどさぁ」 主:嫌いだ。と言う言葉に頷きつつ。「ゆうすけ?」 さやか:「うん。安楽はブサイクなくせして男女構わないって奴でさァ、何人か囲ってたみたいだよ」あっけらかんと言い放った。 主:初めて聞く名だな。と片隅に記憶しつつ。一瞬眉を潜めた。 主:「……囲ってる……って、つまりは、そう言うことなのか……?」思わず(何) ※38 梧郎:「……素晴らしい趣味だなオイ」 さやか:「だから言ったでしょ、クズだって」にやにやと東雲さんの顔を覗き込む(何) 主:そうか……と些かトオイメをしつつ。腕を組んだまま天を仰いだ。 主:「まぁなんだ。で。その『ゆうすけ』という者も、そのひとりだという事なんだな」 さやか:「ゆうすけってのには会ったことないけど、部屋を宛がってたんじゃないかな」 主:ふむ。と頷きつつ。「その場所など大体でいいから解るかね」 GM:さやかは考え込んで、いくつかの町名を告げる。 さやか:「あんまり詳しくことまでは知らないけど、××町とか△△町とか、此花町の辺り?」 GM:ちなみに此花町というのは、東雲さんが滞在しているマンションがある辺りですな。 主:近いな。と呟きつつ。 さやか:「あたしが知ってるのはこのくらいかな。…正直言ってさ、もう関わり合いたくないんだよ」 GM:心の底に澱んだものを吐き捨てるように苦々しく呟いた。 主:「まぁ、また何か思い出した事があるなら連絡をくれたまえ」連絡先だ。と、名刺を差し出しつつ。「ところで」 さやか:「なに?」名刺をまじまじと見て。 主:「君の好物を知らなくて今回は適当に持ってきたが。何か希望があるなら、それも言ってくるといい」 主:こつ。と指先で差し出した名刺を示す。 主:「またお邪魔させてもらおう。次に来る時はもう少し薬の抜けた、綺麗な君を見てみたいところだ」 主:ではな。と呟き、立ち上がる。 さやか:「マジで? ……あははははははっ、お兄さんいい人すぎるよ!」 主:「普通だろう」 主:そっけなく続け、ではな。ともう一人の話を遮らないよう部屋を出かけ。振り向いて。 さやか:「バッカじゃないの。あたしなんか相手にしたって何の得にもなんないよ」 GM:笑いながら悪態を付いて、名刺を指で弾く。 主:「損得の問題ではないからな」 主:「知り合った者が良くなるならば。それで充分だ」 主:邪魔したな。と、あまり表情を変えなかったそれに軽い笑みを浮かべ、 主:倉井さんに後は宜しく。という合図を以って先に退出した。 梧郎:「お疲れ様です」と退室する後ろ姿に声をかけ。 梧郎:「…さて、次は俺が話をさせてもらおうか」 さやか:「知った風なクチ利かないでよ…………で。もう一人のおにーさんは、まだ何かあるの?」 GM:横柄な…拗ねた態度で素っ気なく言って。 梧郎:「ああ。お前さん、自分に宿った力は、どこまで理解している?」 さやか:「自分の事を気づかれないってチョー便利だよね」 さやか:「あとは何だろ。追いかけられても物に化けてやり過ごすとか。…あの黒服とかおにーさん達にはバレちゃったけどね」 梧郎:「そりゃ、お前さんの能力がまだ稚拙だからだ」ときっぱり。 さやか:「むぅ…」 さやか:「薬使ったらすっごい力だって出せるし!」 梧郎:「そんなもん二度と使うんじゃねぇ。化物になっちまうぞ」 GM:戦闘時のエフェクトは、ヘヴンフォールの力だと思い込んでいる様子。 さやか:「もう持ってないって。安楽からくすねたのはアレで最後だよ」 梧郎:「…あの力は薬の力じゃねぇ、お前さん自身に宿った力だ」ぴ、と指差す。 さやか:「……へ、へぇー…」 梧郎:「そして俺やあの刑事さんも、同じ力を持ってる」 さやか:「便利だもんね」 ※39 梧郎:「…確かに便利だが、諸刃の剣だ。デメリットだって沢山ある」 さやか:「さっき言った“化け物”になるとかってやつ?」 梧郎:「そーゆーこった。まぁその点は追々聞かせてやる。お前さんに拒否権は無い」 さやか:「ぇーーー」不満げに口を尖らせる。 さやか:「……じゃあさ、一つ訊くけども」 梧郎:「ん?」 さやか:「何でわざわざあたしにそんなお節介焼くわけ? めんどくさいだけじゃん」 梧郎:「俺はお節介が大好きだからさ、さっきの刑事さんと同じようにな」 さやか:「めんどくさいのが好きな人が多いんだね。わざわざ。…放っておけばいいのにさ」 梧郎:「放っておけるわけがなかろう」と言って立ち上がる。 さやか:「……そんなことされると迷惑なんだよ」 さやか:「また、信じたくなっちゃうじゃない…」ぽつり、と。 GM:ショートケーキの上の苺をつまんで口の中に。 梧郎:「そう思えるなら、まだまだお前さんは大丈夫だよ」 さやか:「…あーー。この苺チョー酸っぱい。最悪!」 さやか:「今度はもっと美味しいケーキ持ってきてってひがしくもさんに言っといて!」 ※40 梧郎:「漢字くらいちゃんと読め、それは『ひがしくも』じゃなく『しののめ』って読むんだよ」名刺を指しつつ。 さやか:「…ッ、わ、わかってるよそんなことくらい!」 梧郎:「その元気があれば身体は大丈夫そうだな」 さやか:「いつだってこんなトコ抜け出してやるんだから。用事が済んだならもう帰れ!」ぶーぶー。 梧郎:「はいはい、じゃあまた来る。今度は俺も見舞いくらい持ってきてやるよ」ひらひらーと手を振って部屋を後にする。 GM:訪問者が部屋を出ると、起こしていた上体を再びベッドに預けて、さやかは天井を見上げた。 さやか:「お節介な奴ら…………くそっ。なんか、また体が痛い」 GM:さやかは自分の胸に手を当てて、ぎゅっと目を瞑った。 GM:このままずっと独りだと思っていた自分の、身を抉るような心の痛みを強く感じながら、 GM:再び訪れた眠気に、彼女は素直に身を委ねた。 ――違う自分になりたい。 新しい自分になりたい。
Credit……「Ignorant punishment」
Start:2013.02.22 22:10〜02.25 01:10 PC1:“暁より来る風” 東雲 主 /たつきさん PC2:“三叉槍” 倉井 梧郎/Sevenさん PC3:“トリニタス” 京極 秀人/風翼さん GM:こびと(ログ編集) |