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ろりろり☆ラプソディー Ver,02(20080620)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 

 唯一慕う者からの信頼を失って数日後。
 “彼女”の『非日常』は
 ある朝、自身の悲鳴と共に幕を開けた。 

 フランス人形のようなロング丈のふわふわドレス。
 褐色の肌に長い黒髪を風に靡かせた可憐な美幼女は
 固い決意とともに今、黒巣の荒野に立ち、
 真横を通過したダンプの突風にあおられ、バランスを崩して転倒した。

 「…――あれもこれもそれも、みーんなアイツらのせいだ!」

 逆恨みという名の、幼女の復讐劇が始まった。



 Handout
PC:1
【推奨PC】津嶋 皓
【シナリオロイス】何処かで見たことがあるような幼女
【推奨感情】P:庇護/N:猜疑心など
稽古が終わった帰り道。薄暗がりの中、所在なく路地で佇む幼女を見つけた。
フランス人形のようなドレスを身に纏った彼女と、ふと目が合う。
そして、次の瞬間──
「みつけたぞ、コウ! ちねーっ!!」
その幼女はキミを見るなり、舌っ足らずなかけ声とともに爪を伸ばして走り寄り、
キミの目の前、あと1mのところで盛大に転んだ。
▼Character sheet “正位置の太陽” 津嶋 皓


PC:2
【推奨PC】幼女に心当たりのある人
【シナリオロイス】何処かで見たことがあるような幼女
【推奨感情】P:好奇心/N:猜疑心など
用事が済んでの帰途の中。
誰かを捜しているのか、きょろきょろと辺りを見回している幼女の姿を見かけた。
その幼女はキミを見るなり爪を伸ばして飛びかかってきた。
そして、とっさにかわしたキミが居たところ…地面に、その爪が突き刺さる。
「お、おぼえてろー!」
強襲失敗と見るや、やけに月並みな負け台詞とともに幼女は姿を消した。
………何だったんだろう?
▼Character sheet “無垢なる心” 神原 恭平


PC:3
【推奨PC】イリーガル
【シナリオロイス】幼女 or“青紫の薔薇の人”
【推奨感情】P:好奇心/N:猜疑心、脅威など
依頼人が飲み物を勧めながらキミに話し掛けてきた。
「子供達とのコミュニケーションというものは、実に難しいものですね」
「時には心を鬼にして突き放す事も必要とはいえ、真意はなかなか伝わり難く」
そして付け足す一言。「まあ。心は鬼にしても、この通り、外見はただのネコですがね」
――要約するに、とある少女を捜して連れ戻して欲しいということらしい。
というか、アンタは一体何なんですか。
▼Character sheet “蒼茫たる世界” 神無月 冴


PC:4
【シナリオロイス】“Innocent deeper”
【推奨感情】P:執着、好奇心/N:脅威、食傷など
報告書を持って支部長室の扉を開けたキミの眼に飛び込んできたのは
冷笑混じりに天城美鈴と談話しているアッシュ・レドリックの姿。
室内に入ってきたキミを見留めて彼は言う。
「“Innocent deeper”を捕獲せよ」と。
曰く、ID細胞を持つ存在が黒巣市内に潜伏しているということらしい。
▼Character sheet “無慈悲な女神” 高羽 綴


 自己紹介

皓: 「おはよう。さて、今日は一体どんな一日?」
皓: 「……えーと…。何だろ、この違和感っていうかミョーな感覚。──ともあれ、キミ、お名前はなんていうの?」
皓: 津嶋 皓。なんだか色々それなりの目に遭っていながら、気にした風を周囲には見せない高校2年生。
皓: 内に在る思いは思いのまま。身にかかる一件を真っ向から受け止める姿勢は誠意からか、素質からか。
皓: 小さなポジティブを何より信じることをモットーとする。“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。
皓: ただ、自分がその様に呼ばれている自覚とかはさほどない様子。
皓: シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:白兵《伝承者》
皓: HP:30 IV:25/26 基本侵蝕率:32%
皓: PC間ロイス:神原 恭平君に ■感服/食傷
皓: 「あれだけ頭と舌が回るって凄いよなぁ。見習いた……くはないか。やっぱりね」
皓: シナリオロイス:何処かで見たことがあるような幼女に  ■懐旧/猜疑心
皓: 「近所の子……って訳じゃないよね? 何処かで会ったっけ? ──まぁいいか」
皓: 以上です。宜しくお願いします。

恭平: 「宣誓」
恭平: 「我々黒羽学園生は己の野次馬根性を持って」
恭平: 「ぴーしーわんをニヨニヨと見守る事を誓います」 ※1
恭平: 「野次馬代表。神原恭平」
恭平: 神原恭平。本来は単なる高校生。
恭平: そして今は“鬼”を継ぐ人間の少年。先祖帰り。
恭平: 惑いながら。最悪を打ち砕く為にその手に“鬼の金棒”を取る。
恭平:  
恭平: ──でも今回は関係ないよね!(何)
恭平: ノイマン・キュマイラのクロスブリード。HP:28 IV:10
恭平: シナリオロイス:何処かで見たことがあるような幼女[□同情 ■憐憫]
恭平: 「ぼくしらないもん!とか言えばいいんだっけ」(何)
恭平: PC間ロイス:“蒼茫たる世界” 神無月 冴 [□有為 ■憐憫]
恭平: 「まぁなんだ。確か天然に女生徒のはぁとわしづかみの人ですよね。色んな意味で」(何)
恭平: 以上です。オーヴァ。

冴: 「(果たしてその格好の意味を尋ねても良いものか……い、いやいや。やはり失礼だよなぁ……。)」
冴: 「(……い、いや。もしかしてこれは何かを試されているのか……!?)」(一人こっそり頭抱えつつ
冴: ”蒼茫たる世界” 神無月 冴
冴: 普段は教師、時折イリーガルの二束草鞋を器用に、もしくは要領良くこなす青年。 ※2
冴: 穏やかな性格だが、裏を返せば気弱な人。
冴: 普段から運動は余り得意じゃない……と言う割に、基本戦法は白兵戦。
冴: ――教師として、大人として。
冴: 子供達に大変な思いをさせるくらいならば自分が動くほうがマシだと言うかの如く、
冴: 積極的にイリーガルの活動を続ける。
冴: SR:オルクス/サラマンダー HP:22/IV:9/侵食:35%
冴: シナリオロイスは後ほど提示。
冴: PC間ロイス:綴さんに□有為/■不安
冴: 「えっと、その……もう少し、肩の力を抜いても大丈夫だと思いますよ?」
冴: 以上です、宜しくお願いします。

綴: 「…査察任務ですか?」
綴: 「…違いましたか。…拉致監禁ですか、了解です」 ※3
綴: “無慈悲な女神”高羽 綴 エンジェルハィロゥ/ソラリス
綴: 査察部より異動させられたチルドレンの少女。
綴: 他者に、というより、ほとんど全ての物事に対する関心が感じられない。
綴: もっとも、時折素っ頓狂な事を口にしたりするので、実は何も考えてないだけ(断言)
綴: 周りにゆっくりと毒されつつあるものの、基本的には任務に忠実である。
綴: 津嶋 皓 □誠意/■無関心 「………強く生きるといいですよ」
綴: “Innocent deeper” ■執着/□食傷 「…任務了解」
綴: 以上です。

GM: 「怖れるものはナニもない」宣言の、こびとがGMを担当します。
GM: そしてサブマスターに、なんとなく比良坂さんをお願いしております(何)
SM: 失うものは…多分無い。よろしくお願いします(何)
GM: 其れでは宜しくお願いいたします(礼)





 Opening Phase-01 「黄昏の襲撃者」
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:不可

 登場Dice 恭平: 1d10=(8)=8+32=40
恭平: ぐぐんと40%。

GM: なんだかんだと雑多な用事が済んでの帰途の中。
GM: 家路に急ぐ人々や、うだうだとその辺をたむろって居る人々。
GM: それぞれがそれぞれの思いのままに、黄昏の中を行き交っている中、
GM: 誰かを捜しているのだろうか? きょろきょろと辺りを見回している子供を見かけた。
恭平: 《コマンド》 
恭平: →見棄てる。 →声をかける。 →助けを呼ぶ
恭平: どうします。ボス。
恭平: ボスって誰やねん。
GM: 《コマンド》
GM: →強制イベント。
GM: どことなく不安げな様子ではありながらも、勝ち気な面立ちのその幼女は
GM: 「オマエは!!」と、キミを見るなり甲高い声で叫んで、
恭平: 「にゅーちゃれんじゃーかむひやー」
GM: にょきっと爪を伸ばして、ダッシュで近寄り、そして跳躍。 ※4
幼女: 「てやーーーーー!」
GM: 斜陽を背に、その幼女は高く跳んだ。
恭平: 「おおっ」
GM: そして──ザクッ。
GM: とっさにかわしたキミが居たところ…地面に、その爪が突き刺さった。
幼女: 「……………」
恭平: 「ふぅ。ブックオンの会員カードが無ければ危ない所だった」
幼女: 「よ、よくぞかわしたなバットおとこ! でもこれなら! ……あ、あれ…?」
幼女: 「………ぬ、ぬけない……??」
恭平: 「というか止めて止めて往来で幼女に色々よざわりされたら」
恭平: 「『まぁ神原君ってぴーしーわんのフラグも立たないのに幼女フラグだけ立つんですね』とか」
恭平: 「女生徒に虚仮にされるんだぜっ」
GM: 幼女は、んしょんしょと、地面に刺さった爪を抜こうと懸命だ。
恭平: →↓→→ とんでけ恭平あっぱー(スマッシュキック)
幼女: 「よ、ようじょよばわりするなー!」
GM: 抜けた!と思った瞬間に、スマッシュキックをくらって吹っ飛ぶ幼女。
恭平: 「だが断る!」
幼女: 「お、おぼえてろー…………!」
GM: 叫び声と共にフェードアウトしていく幼女。
GM: キラン。一番星が輝いた。
GM: やけに月並みな負け台詞を残した、幼女の脅威は去った。
恭平: 「────むなしい勝利だった。こうして世界に平和が生まれて…」
恭平: 「まぁ。なんか命狙われたのは気にせず」
恭平: 「やり口からして。アレだよな。アレ」物扱い。
恭平: ふむ。一息ついて。
恭平: 「UGNにでも行くか。振ったコーラ持って」
恭平: 頼まれていた買い物袋を持って。ホテルのほうに足を向けた。



 Opening Phase-02 「捕獲任務再び」
 ScenePlayer:“無慈悲な女神” 高羽 綴/登場:不可

 登場Dice 綴: 1d10=(8)=8+31=39

GM: 不慣れな手付きで作成した報告書を持って、支部長室に。
GM: 室内では何やら話し声が聞こえるが、構わずノックをして中へと。
GM: 扉を開けたキミの眼に飛び込んできたのは、
GM: 冷笑混じりに天城美鈴と談話している、アッシュ・レドリックの姿。
綴: 「…先日の任務は難産でした…。…春日恭二がロケットでタンホイザーゲートからのCビームが…」
アッシュ: 「……ああ、お前が居たか」
綴: 「………アッシュさん、こんにちは」ペコリ
綴: 「…任務ですか?」シュタッとメモ帳を取り出し
アッシュ: 「そうだな、お前に任せよう。“Innocent deeper”の件を覚えているな?」一瞥して。
綴: 「…いのせんとでーぱー…」メモ帳捲り捲り
綴: 「………遺体の9割は回収したと書いてありますが…」
アッシュ: 「残念ながら、回収した物の殆どの細胞が死滅した。──その件は其処まで」
アッシュ: 「“Innocent deeper”細胞を持つ、生きた実験体が黒巣市に逃げ込んだ」
綴: 「…まあ、もとより死滅の兆候が出ていましたからね…」
綴: 「………この街の下水は、養分が多いのでしょうか」
アッシュ: 「下水に限らず、養分は多いのだろう」嘲笑を浮かべて。
アッシュ: 「その実験体を捕獲しろ。殺しても構わん、死ぬならば」
綴: 「…では、また潰しますか? …活性していると、面倒な相手です…」
美鈴: 「…………」
綴: 「………了解です。…死ねば楽なのですが………」フムと考えつつ
綴: 「…今回は、どのような“形状”になっていますか?」
アッシュ: 「恐らくは“Innocent deeper”と似た外見となっているだろう」
アッシュ: 「先日の件で用いたワクチンの抗体もできてしまっている事だろう」
アッシュ: 「今回は、Rラボの研究者を用意した。彼と共に任務に当たれ」
綴: 「…なるほど………了解です。…その研究者は、どちらに?」
GM: 其処に、新たなノック音が。
??: 「失礼する」
GM: 身長は170cm程度、30歳くらいで白衣を着た細身の男性が支部長室に入ってきます。
GM: オールバックの髪をジェルで固めているが、アホ毛が一房跳ねており、
GM: 一礼の後、細フレームの眼鏡を、くいっと指で引き上げる。 ※5
犬飼: 「私はRラボの研究者、犬飼創司(いぬかい・そうじ)」
犬飼: 「レドリック氏直々に“Innocent deeper”細胞を持つ実験体の捕獲任務を任ぜられた者だ」
GM: アッシュは黙ったまま肯く。
綴: 「…はじめまして…。…それで、研究者はいつ来られるのですか?」
犬飼: 「…………レドリック氏」
アッシュ: 「何だ」
犬飼: 「私はヒト語も理解できないチルドレンと共に任務を果たせば宜しいのでしょうか?」
アッシュ: 「天才という評価を持つお前ならできるだろう」さらっと。
犬飼: 「分かりました」こほん、と咳払いをして。 ※6
綴: 「………(ポム)…そういえば、“ディアボロス”は今頃オリオンでした」
綴: 「…危うく撃つところでした…。…はじめまして」
犬飼: 「安心したまえ。君が如何に戦闘以外の能力はまるで無いアホの子であったとしても」
犬飼: 「私が的確に導いてやろうとも! ああ、初めまして宜しく」 ※7
GM: 礼儀正しく一礼をして。
アッシュ: 「──話はまとまったようだな。では、任せたぞ。任務を果たすまでは帰って来なくていい」
綴: 「…それで、“研究者は死んでもいいから『いのせんとでーぱー』は回収しろ”でしたね。…了解です」
GM: それだけを言い残すと、別の用事があると言い残してアッシュは部屋を出て行った。
犬飼: 「“実験体”が死んでもいいから“Innocent deeper”以下「ID」と略、を捕獲せよ、だ。このおまぬけさんが」
美鈴: 「……………」あからさまに先程とは違う意味で、沈黙を保つ(何)
綴: 「…さて、それでは始めましょうか…。………あ、こちら報告書です」後半美鈴に
美鈴: 「あ、はい。ありがとうございます」報告書を受け取る。
綴: 「…ところで、この脅威モカは持って行ってよろしいでしょうか?」
美鈴: 「…好きなだけどうぞ」こめかみを指で撫でつつ。
犬飼: 「では参ろうか。いざ、黒巣の街へ!」
綴: 「………《タブレット》なら射撃距離まで届きます。…耐性技能があればいいですね」
犬飼: 「…見た事の無いパッケージの飲料であるな。後で私も頂こう」 ※8
GM: 資料の束を手に、眼鏡をくいくい。
犬飼: 「ともあれ、まずは私を一般人が訪れる飲食店に案内してもらいたい。詳しい話はそこでしよう」
綴: 「………(検索中)…了解です…では、行きましょうか」
犬飼: 「うむ」
GM: 彼は大仰に頷いて、白衣を翻して支部長室を後にした。
綴: レッツ、ワイルドセブン ※9
GM: 彼の運命や如何に。



 Opening Phase-03 「黄昏の襲撃者 ※10
 ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓/登場:不可

 登場Dice 皓: 1d10=(10)=10+32=42
皓: うむ。順調(何)
GM: やる気があるようで嬉しいですよ(何)

GM: 稽古が終わった帰り道。
GM: 平穏無事で一日が終わる充足感とともに、軽い空腹感を抱えながら家路を急いでいた。
GM: そんな時。
GM: 薄暗がりの中、所在なく路地で佇む幼女を見つけた。
幼女: 「………」
皓: 「……ぅん?」遠目に、どことなく場違いなその姿を確認しつつ。
GM: 彼女が身に纏うフランス人形のようなドレスは、一部、土埃に汚れている。
GM: 伏し目がちに地面を見つめ、何かを思案しているかの様相で。
皓: 「……迷子、かな?」どうしたんだろ。と、なんとなく気になりつつも。視線を向けたままそちら、帰り道に歩を進め。
GM: ふぅ…と、溜息をついて、顔を上げ。キミと目が合い、ぱあっと歓喜に目が輝いた。
皓: 目が合う。そしてその笑顔に微かに首かしげ。
幼女: 「みつけたぞ、コウ! ちねーっ!!」
GM: その幼女はキミを見るなり、舌っ足らずなかけ声とともに爪を伸ばして走り寄る!
皓: 「何だろ、どっかで会った……はぁ?」
皓: 言われた。「ちねー」という言葉。それが何か分からず。ただ呆然と立ち。
GM: そして華麗に、キミの目の前、あと1mのところで盛大に転んだ。
幼女: 「はわぶっ!?」
皓: 「……」
皓: 沈黙、一秒。
GM: ちょうど、足下には水溜まり。
皓: 「……えーと。大丈夫?」しゃがみこみ、声を。
皓: 「とりあえず、ほら、立って?」手を取り、立ち上がらせる。
幼女: 「…………」
GM: しばらくその状態で固まっていたが、反射的にその手をとって立ち上がって
GM: 泥水でびちゃびちゃに汚れた服を見て、
幼女: 「…………ぅ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
皓: 「濡れちゃったね……ちょっと待って」背負ったディバックよりスポーツタオルを取り出し。
幼女: 「…ふくが、ますたーからもらったふくがー…! …ぐすっ、えぐっ……」
皓: 「あー。ほら、泣かないの」
皓: そのまま頭からそれを被らせて。ぐしぐしと拭き取ってあげる。
皓: 「ますたー? ……まぁいいか」
皓: どうにも妙なこと言う子だなぁ。と内心で思いつつ。「君、迷子? 名前は?」
幼女: 「さわんなー! ぐす……」
皓: タオルの上から頭をなでて。「触るな。って言われてもなぁ」一瞬考え。
幼女: 「…お、オレのなをわすれたのか!?」泣きながらも、皓を見上げて睨む。
皓: 「いや、分からない。ってか、会ったことあった?」
皓: こくん、首をかしげ。
幼女: 「オレは! ゆき……! …………………ゆ、…ゆ…………」段々声がフェードアウトして。
幼女: 「ゆ……ゆき、こ。そ、そうだ。ゆきこだ!」
GM: ふるふるとアタマを振って、何かを振り払いながらもキッパリと。
皓: 「……ゆきこちゃん、ね」ふむ。どこか引っかかりつつも、まぁいいか。と返し。
皓: 「──まぁ、ともあれ……」ひょい。とタオルに包まれたその姿のまま、抱え上げる。
ゆきこ: 「ふわっ!? な、なにちやがるー!?」
皓: 「交番に行く前でも、濡れたままじゃ困るでしょ。僕の家、そこだし。お風呂くらい貸してあげるよ。成り行きだし」
皓: 抗議は気にせず。歩き出す。
ゆきこ: 「まいごぢゃないもん!」
皓: 「……じゃ、家分かるの? 送っていこうか?」
皓: 抱き上げたことで高くなった顔を覗き込み、問う。
ゆきこ: 「……う、うぅぅ…………」言葉に詰まった。
皓: 「分からない?」どうする? とは言葉では問わず。
ゆきこ: 「……ち、ちかたないからオマエんちに、せわになってやる!」
皓: 「はいはい。ゆきこ姫」生意気な言葉に、笑い混じりの慇懃さで返す。
GM: ぷくーっとモチのように膨れながらも、ぽかぽか殴る抵抗は止めた模様。
ゆきこ: 「ヒメゆーなぁ!!」
皓: 「んじゃ、ゆきこちゃん。……あ、これ、重いかもしれないけど持ってて」
皓: 抱えた逆の手に持っていた細長い包みを差し出して。
ゆきこ: 「ちゃんづけするなー!」と言いつつも包みを手に。
皓: 「じゃ、なんて呼ばれたいの?」
皓: いささか面白そうな口調で。そのまま道の先、家路につく。
ゆきこ: 「……ぅぅ……オマエはいぢわるだ! オニ、アクマ、みそちるー!」
皓: 「訳解んないよその罵り」 ※11
皓: あー。今日の夕飯何かなー。と半分上の空のまま。
GM: 一見して仲良し兄妹のような二人組が、黄昏の中を家路に急いだ。
皓: 視界に入るは、帰るべき家の灯。



 Opening Phase-04 「謎めいた依頼主」
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/登場:不可

 登場Dice 冴: 1d10=(5)=5+35=40
冴: うん(何

GM: 『イリーガルのOVとして是非受けて頂きたい仕事がある』──と、
GM: 呼び出された先は、何故かショッピングセンターのイベント広場傍の控え室。 ※12
??: 「ようこそ、お待ちしていました。飲み物でも如何ですかな?」
GM: 飲み物を勧められ、名刺交換をしてから依頼内容を話し出すクライアント。
冴: 「え、えっと……い、頂きます。はい。」 こんな場所で良いのだろうかとかぼんやり思いつつも。
冴: 向かうまでに明らかに買い物してきたらしい荷物を横に置き。 名詞を同じく差し出しつつ。
GM: 名刺の表面には、豪華なデコレーション字で「青紫色の薔薇の人」とある。
??: 「はっはっは。こんな場所で仕事の話をするのも不思議と思うかもしれないが、私には次の仕事が控えていてね」
冴: 「そ、そうですか。 ……それは、今の格好に何か関係があるので?」
??: 「勿論だとも」
GM: 芝居がかった仕草で大仰に頷く、青紫っぽい兜の白ネコ(?)。 ※13
GM: なんかこんな感じの(何)
冴: 「…………まぁ、どうして他市のキャラクターなのかとは少々疑問に思わなくもないのですけども。
冴: 「まぁ横に置きましょう。」
青紫の薔薇の人: 「細かい事を気にしないのは感心だね」
冴: 「きょ、恐縮です。 それで、ご用件をお伺いしても宜しいです?」 苦笑もらし。ずずずと飲み物啜りつつ。
青紫の薔薇の人: 「では、本題の依頼内容について話をさせて頂きましょうか」
GM: 長椅子にゆったりと腰掛け、穏やかな口調で語り出した。
青紫の薔薇の人: 「今は訳あってこんな姿ですが、私は俗に言うところの“あしながおじさん”をしていてね」
青紫の薔薇の人: 「身寄りのない子供たちを引き取ったり、陰日向から支え、育てる事を、日々のささやかな喜びとしているんだよ」
青紫の薔薇の人: 「──とは言っても、今の私の姿は到底『足長』ではありませんがね、はははは」 ※14
GM: 優雅に足を組み替えつつ(何)
冴: 「いえいえ、これほどの高い身長の姿を着やるならば低いとは到底言えないでしょう。」 ふむふむ。
GM: その受け答えに満足げに頷いて。
青紫の薔薇の人: 「真に遺憾ながら、そのうちの一人が家出をしてしまってね。その子を君に探し出してもらいたい」
青紫の薔薇の人: 「──あの子の事だから、恐らくは…“とうこ”や“ゆきこ”等と名乗っているんじゃないかな」 ※15
GM: そう言いながら、もそもそと何やら漁って。一枚の写真を取り出す。
冴: 「……こ、子供一人一人の現在の状況まで把握をしていらっしゃるのですか?」
冴: メモを取りながらも。関心したかのように。
青紫の薔薇の人: 「まさか。居場所が分かっているならば、私が直々に迎えに行くよ。それが親として当然だろう?」
冴: 名乗りに種類がある事に少々違和感を感じながらも写真受け取り。
青紫の薔薇の人: 「あの子の性格を鑑みて…ね」
冴: 「それも――そうですね。失礼致しました。」 ほぅ、と嘆息漏らし。
GM: 渡された写真には、
GM: ネコミミ+ふりふりドレス+純白レースのリネンにくるまれた、天使のような寝姿をした美幼女の姿が。 ※16
青紫の薔薇の人: 「可愛いだろう? 私の自慢の娘だよ」
冴: 「確かに、とても可愛いお嬢さんですね。 彼女が家出をしてしまったのですか……。」
青紫の薔薇の人: 「うむ」
GM: 仰々しく頷く、ひこ○ゃん。
青紫の薔薇の人: 「ただし、この写真一枚からあの子を捜し出すのは難儀でしょうね」
青紫の薔薇の人: 「なので、手掛かりになりそうな物も持参しました。此方はお譲りできませんが」
GM: 今度は一枚の紙片を取り出して、
冴: 「確かに、この広い市内を探すとなると少々――これは?」
青紫の薔薇の人: 「あの子が残した書き置きです」
冴: 内容めもりめもりと。
GM: 書き置きには、『コワ達を米殳してきます。』とある。 ※17
冴: 「……………」
GM: 汚い字だけど、そんな感じに見える。
冴: 「凄いですね、この歳で漢字も書けるのですか……。」 感心した(何
青紫の薔薇の人: 「あの子はああ見えて勉強家なんだよ。信じてくれる人はあまりいないようだが…」
GM: 残念そうな響きを滲ませて。
青紫の薔薇の人: 「まあ、それはさておき」
冴: 「いえいえ、素晴らしいですよ。 これも貴方の教育の賜物ですか? ――っとと。」 咳払い。襟元正し。
青紫の薔薇の人: 「あの子を連れてくる、あるいは」
青紫の薔薇の人: 「最終的には彼女が自ら私の元に返ってくるよう説得をして頂きたい」
青紫の薔薇の人: 「依頼内容は以上。何か質問はあるかな?」
GM: 何でも忌憚なく言ってくれたまえ、とばかりに両手を組んで質問を待つ。
冴: 「了解しました。 ……そうですね、ならば。」
冴: 「彼女の探索に、OVである私を指定と言う事は……まさかこの娘も?」
GM: 頷く。
青紫の薔薇の人: 「とはいえ、炎を吐いたり雷を撃ったり、射撃攻撃を受けたりするような真似はできないから安心してくれたまえ」 ※18
冴: 「そ、そうですか……えぇと、参考までに能力をお教え願えませんか?」
青紫の薔薇の人: 「不屈の耐久力」
冴: 「……………」
青紫の薔薇の人: 「いじらしいくらいに健気な子だよ……」ハンカチを取り出して、そっと目を拭う仕草(何)
冴: 「し、心神的な意味ですか……。 しかしとても真面目そうな子ですけども――」
冴: そんな彼女が家出かぁ、まぁ色々あるんだろうなとか思いながらも。
青紫の薔薇の人: 「真面目な子だからこそ、現状に満足できなかったんだろうね」
冴: 「成る程。 ――それでは、長話をして時間を取らせる訳にも行きませんし。そろそろ行きますね。」
青紫の薔薇の人: 「ああ、そうだね──」
GM: クライアントが長椅子から立ち上がろうとしたその時に、控え室の扉の向こうから声が掛けられる。
係員のお姉さん: 「ひ○にゃ〜ん、そろそろ出番ですよ〜」
GM: 室内に入ってきた係員のお姉さんに連れられて、
GM: 愛嬌のある仕草で一礼をして、キミを残してクライアント──もとい、ひ○にゃんは退室した。
冴: 「…………しかし、凄く体力のある方みたいだなぁ。」
冴: ガンバレ、ひ*にゃん。 心の中でこっそりと応援しただとか何だとか。
GM: 壁越しに、イベント広場からの黄色い歓声がこだました。

冴: シナリオロイス:幼い少女に■庇護/□悔悟
冴: 「急ぎ保護しないと、何かと危ない時勢ですし――」
冴: ついでに。 "青紫の薔薇の人"に■懐旧/□不安にて(何
GM: 大盤振る舞いw
冴: 「……何かこう、父さんと話してるみたいだなぁもう……相手さんの年齢のせいかな。」 ※19
冴: 以上で(何



 Middle Phase-01 「添い寝」
 ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓/登場:不可

 登場Dice 皓: 1d10=(10)=10+42=52
皓: ……52!(爽) ※20
GM: がんばれ(何)

GM: 「ゆきこ」と名乗る幼女を、何故か連れて帰るハメになった皓。
GM: 母親は朗らかにゆきこを迎え入れ、現在、ゆきこのドレスを洗濯中。
皓母: 「親御さんが迎えに来たら帰るのよ」着替えを手渡しながら、ゆきこに言う。
ゆきこ: 「………う、うん…」着替えを受け取り、俯いたまま返事を返す。
皓: 「いきなり妙なお客連れてきてごめん。養母さん」遠くで夕食の卓につきつつ。覗き見えるその背に声を。
皓母: 「暗くなるのが遅くなったって言っても、放っておくのは心配だもの。」どこか楽しそうに言う母。
GM: ゆきこは、もそもそと皓が昔来ていた服に袖を通す。
皓: 「……そんなの未だ取って置いたんだ……」うーわー。と覚えのある古着に嘆息。
皓母: 「お洋服が濡れたままじゃ風邪を引くしね。」サイズ大丈夫かしら?と頭なでなで。
GM: 丈の余った袖をぶらぶらさせながら、気の乗らない様子で立ちんぼ状態のゆきこ。
皓母: 「皓はすぐ服が小さくなっちゃって、処分する暇もなかったのね。」うふふ、と笑い。
皓: 「えー。覚えないよ」言いつつ。夕飯完食。ご馳走様。とぱん。と手を合わせ。
GM: 所在なく家の中を見回して、食卓をじっと見つめるゆきこ。
GM: ぐ〜………ぎゅるるる。
ゆきこ: 「Σ」咄嗟にお腹を押さえて、周囲をキョロキョロ見回す。
皓: そのままシンクに食器を放り込み。「お風呂開いたよね。僕も入るよー……と?」聞こえた音に歩みを止める。
皓母: 「あらあら。着替えも済んだし、ご飯にする?」音に和やかーに笑みつつ。
ゆきこ: 「ハラなんてすいてないもん!」
皓: 「あー。ごめん。気づかなかった。一人で食べてごめんね」
皓: ぽむぽむと頭を軽く小突くようになでて。
GM: ぶんぶんと激しく首を振って、超否定。皓の手を振り払うように。
皓母: 「小さい子が我慢してダイエットなんかしなくていいのよ。」勝手に解釈してささっと食卓に座らせる。(何)
GM: 抱えられて、ちょこんと椅子に乗せられる(何)
皓: 「じゃ、僕もお茶くらいは付き合おうかな」振り払われた手を気にせず、向かいに座り直す。
ゆきこ: 「………く、くったメチ、かえさないからな!?」
GM: 視線は食卓の上のご飯を凝視んぐ。
皓: 「……」ぶ。と思わず口に運んだ湯飲みに噴いた。
皓母: 「遠慮せずに召し上がれ。」てきぱきと食卓を整え。
皓: 「そんなこと気にするんだ」思わず笑いの含んだ声。
ゆきこ: 「かえさないったらかえさないからな!? こーかいするなよ?」
GM: 言い様、渡された箸を手にとり、テーブルの上に置いたままのご飯茶碗から米を掻き込む。
GM: 箸の持ち方が変なせいもあって、ぽろぽろとテーブルの上に零しつつも一心不乱に平らげてゆく。
皓: 「うん。分かった分かった。……あ、養母さん、この大福もらうね。お茶請け」
皓: 気にせず、テーブル横に置かれた和菓子を取り上げて。ゆきこちゃんの夕食に付き合う。
皓母: 「ほらほら、そんなに慌てて食べると零しますよ。」
皓母: ちゃんとお茶碗持って、と横から正しつつゆきこを見守る。
ゆきこ: 「こ…こーか?」正され、ついでに盛りつけてもらったご飯を再び食べ始める。
皓母: 「皓も昔はご飯が上手に食べられなくてね…。」ほややん(何) ※21
皓: 「ちょ、そういう話こういう時にしないでよ」いささか赤面しつつ、軽い抗議。
GM: ──そんなこんなで、ご飯だけでも3杯、おかずは残業をする義父の分まで綺麗に平らげ
GM: 未だ少し物足りなそうにしつつも、落ち着いたのか茶を啜る。
ゆきこ: 「……(んぐんぐ)…ぷはーっ」
皓: 「綺麗に食べたねー」はー。と感心。
皓母: 「いつから迷子になってたのかしら。」あらあら。と多少驚きつつ。
ゆきこ: 「…………こんなコトくらいで、“えづけ”できたとおもーなよ?」テーブルに顎を載せて、皓を睨む。
皓: 「そんなこと思ってないけどね。妙なこと言うな、ゆきこちゃんは」
皓: 「じゃ、僕はそろそろ部屋に戻るよ」お風呂お風呂。とつぶやきつつ。通りがかりにぽん。とその頭をなでて。
ゆきこ: 「うがー! こどもあつかいするなー!」
皓: 「子供でしょ。ゆきこちゃんは」振り向き、笑って。
GM: ぢたぢたと暴れるゆきこを食卓に残して、風呂へと向かった。

GM: その後、ゆきこも風呂に入り、就寝前。 ※22
ゆきこ: 「…ふふふ…ねちずまったときなら………」
GM: 何かを思いついているのか、にやにやとしている。
皓: 部屋に戻り、適当にベッドに寝転がって雑誌を読むでなく繰りつつ。その表情に気づく。
GM: 爪の伸びた手をわきわきと。
皓: 「……どうかした?」振り向き、身を起こす。
ゆきこ: 「Σ な、なんでもないっ!」ささっとその手を後ろに隠す。
皓: ふぅん。と気もなく息をつきつつ。
皓: 「もう遅いんじゃない? 眠いでしょ。先に寝ちゃっていいよ」
皓: 言い様、再度雑誌に目を落とす。
ゆきこ: 「やだ。コウがさきにねろ!」
皓: 「……あー。そか。電気つけてると眠れないんだね。ごめん」
GM: 敷き布団の上でそわそわしながら、コウが寝付くのをじっと待つ。
皓: 勘違いのまま、部屋の電気を落とし、サイドライトをつける。
皓: 「これでいいでしょ?」
ゆきこ: 「え? いや、そーぢゃないっ」
皓: 「そうじゃない?」
ゆきこ: 「そーぢゃなくて、……あ、あすもはやいから、はやくねろ!」 ※23
GM: 上手いこと云えた! とばかりに得意満面で。
皓: 「明るいと寝られないでしょ? ……いや、僕は未だ早いし」ちら。と時計に目をやる。
皓: まだ22時程度じゃなぁ。と内心で呟き。
ゆきこ: 「…………ぅー……」
皓: 「枕が替わって寝られない、とか?」
ゆきこ: 「そんなでりけーどなオレじゃない!」
GM: 作戦失敗。不満げに顔を膨らませながら、布団にうつぶせになる。
皓: 立ち上がり、そばに方胡坐をかく仕草で座り。
皓: 「はいはい。小さい子は早く寝た方がいいよ。子守唄とかって知らないけど。寝るまでここにいるから」
皓: ばさ。と頭から布団をかけるように。
皓: そのまま、崩した膝に自分はさっきまでの雑誌を広げる。
ゆきこ: 「わわっ!?」恨めしそうに皓を見る。
皓: 下からの視線。それに、何? と目線を返すことで問う。
ゆきこ: 「…こーなったら、ねたフリちてやる…」ぶつぶつ。

GM: しばらくは布団ももそもそと動いていたが、それもやがて静かになった。
GM: すー、すー……と、布団の中から寝息が聞こえてきた。
皓: 微かに上下する小さな山。そこから聞こえる寝息に笑い。
皓: 身に触れないよう立ち上がり、ベッドへと戻る。
皓: 「……ちょっと早いけど……ま、たまにはいいか」
皓: 再度時計に視線。いつも電気を落とす時間よりは遥かに早いけれど。
皓: 「おやすみ」小さく、同室の少女に呟いて。再度のライトも落とす、暗闇。

ゆきこ: 「…………ぅ、うーん…ぅ、……」
GM: 部屋のライトを消してから、寝付く間の暫くの闇の中、隣の布団の中から、うなされているような声。
GM: 悪い夢でも見ているのだろうか? ※24
皓: 「……ん」声に、気づき。身を起こす。
ゆきこ: 「ぅ、ぅぅ………」
皓: 「──ゆきこちゃん?」届くか届かないかの小ささで、声をかけ。
皓: 立ち上がり、再度側に寄る。
ゆきこ: 「………い……………」
皓: そっと、頭から被った布団を上げ、顔が見えるように。
GM: 苦しげに、じたばたと布団の中で藻掻いていたが、やがてそれも収まった。
GM: 再び、静かな寝息が夜を満たす。
皓: 「落ち着いたかな……?」誰に聞くでもない言葉、呟いて。
皓: 微かに頭をかき回す。「……ま、いいか……」どこか虚空に呟いて。
皓: また何かあって起きるのも面倒だし。と、どこか言い訳がましく。ベッドから毛布だけを引き摺り下ろし。
皓: そのまま、目を開けたとき、彼女の顔が見える位置に頭を移し。再度目を閉じた。
ゆきこ: 「…………」
GM: すやすやと傍らで眠る気配を感じながら、やがて皓も深い眠りについた。



 Middle Phase-02 「様子見」
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:途中から冴先生

 登場Dice 恭平: 1d10=(4)=4+40=44
恭平: 44%。

GM: 皓は部活の朝練のため、早くに学校へと向かい。
GM: 遅れて一般生徒も始業ベルが鳴る前に、ぞろぞろと校門を通り抜けて校舎へと向かう。
GM: そんな流れに乗りながら、だらだらと校門を抜けようとした時、
GM: 見たことある小さな不審人物が目に留まった。
恭平: 「────」
幼女: 「コウめ、オレからにげようったってそうはいかないぞ」 ※25
GM: そう息巻くものの、何故か学校の敷地には入ろうとしない様子。
恭平: 《コマンド》→君は(リプレイ編集の為に)声を掛けた。
GM: 多分、本人は隠れているつもりだろう。
恭平: 「何してんの。そこの幼女」
幼女: 「Σ!?」びくぅっ。
恭平: 「乙」
幼女: 「…ななななな、な、いきなりコエかけるなー!?」
幼女: 「って。オマエはバットおとこ! きのうはゆだんちたけど、きょうはそういかないぞ!」
GM: 例によって中途半端な長さの爪を伸ばして。
恭平: 「ほう」
幼女: 「オマエのテのとどかないところから、なぶりころちてやる!」
GM: 言うなり、その手をブン!と振りかざす。
恭平: 「最近思い出した事あるんだ」
恭平: 「俺って拳銃って持ってたよな、と」
幼女: 「えい、えい!」
GM: 何度試しても爪は伸びず、空を切るのみ。
幼女: 「……あ、あれ?」
恭平: 一瞬遅れて。
幼女: 「の、のびない!? なんでーっ!!?」
恭平: 「ずばぁ」自分で擬音を言って崩れ落ちる(何)
幼女: 「あ、…ヤった?」疑問系ながらも、首を傾げて。
恭平: 「や、やるじゃねぇか。幼女」片膝立てて無意味に唇の端を拭う(何)
冴: 登場っと。
 登場Dice 冴: 1d10=(7)=7+40=47
GM: てとてとと恭平に近づいて。「…はっ、よくもだまちたなー、ちねー!!」
GM: ぶんぶんと爪を振り回すものの、いかんせんリーチが足りない!
恭平: 「はっはっは。捕まえてごらんなさ〜い☆」にゅるんと逃げる(何
幼女: 「むきゃー!! バカにするなー!!」
冴: 「こらこら、校門前で騒いでる子は誰ですかー?」 昇降口前に立っていたが、騒ぎを聞きつけてとことこと。
恭平: きゃっきゃうふふしながら冴先生の元まで駆け寄るぜ!(何
GM: 真っ赤に怒りながら向かってくる幼女。お団子頭(by皓母)がぴょんぴょん跳ねる。
冴: 「…………本当に何をやってるんだ? ってちょ、何勢いつけてこっちに向かってくるので!?」
恭平: 「ふん。幼女。俺にはこうして盾がある。冴先生ばりあーっ」昇降口から押し出す(何)
幼女: 「ちねーっ! わっ、ぢゃまするなー!!」
恭平: これで始業ベルまでには間に合うぜ(何
冴: 「差し出さないで下さい!?と言うか誰が盾ですか、誰が!?」 押し出されたら回避なんて取れませんよね(何
恭平: 「──奥義食パンくわえた女生徒が遅刻寸前に男子生徒にぶつかってドキドキ風味アタックッ」
恭平: 「という訳で学園内までひきづり込んだわけですが」
GM: 幼女は冴先生バリアーに激突して目を回す。 ※26
幼女: 「きゅう………」
冴: 「……いったたた………じゃない! だ、大丈夫ですか!?」 腰さすりつつも慌てて少女起こそうと。
GM: でも回復は早い。直ぐに意識を取り戻し、頭を振ってバット男を捜そうとする。きょろきょろ。
GM: 起こそうとしたタイミングと、立ち上がったタイミングが同時。
GM: ──というわけで、下からの頭突きをもう一度喰らう先生であった(何)
冴: 「元気そうですね、良かった…。えっと、それとですね。こっちは高等部でして…小学校は向こうってちょ!?」
幼女: 「あうっ! ……な、ナニちやがるこのどぢっこー!?」
GM: 自分のコトを棚に上げて、ぎゃんぎゃんと噛みついて来るちびっ子。
冴: 「え、ちょ、私の事ですか!? と言うかそもそも早く貴女も学校に行かないと遅刻しますよ!?」
冴: うずくまりながらも(何
利明: 「……んー?……何やってんですか神無月先生」いつのまにか近くに来ていた男(何
恭平: 「────ふぅ。朝からいい事したっていいなぁ」
恭平: しみじみと昇降口の階段に腰掛けて缶珈琲を飲む元凶その1(何
冴: 「………そ、それが私にもさっぱり……それとおはようございます利明君。」 
幼女: 「がっこう……?」ハッと気付いてきょろきょろと周囲を見渡す。
恭平: 「ここは『学校』内だ。”おじょーさん”」
GM: 謀ったな! と言わんばかりの非難がましい目で睨み、地団駄を踏む。
冴: 「いや、そもそも。朝っぱらから一体何をやってるんですか、恭平君!と言うかこの子は何処の何方ですか?」
恭平: 「超知りません」清清しいほどに爽やかに答える(何
利明: 「おはようございます……ああ、これこの間の件で出せなかった宿題のプリントです」なぜかプリントを渡す(何
冴: 「いや、そもそも君が追いかけられてたのでは!? ……あ、頂きます。」 後半利明君に(何
恭平: 「ん」幾分たのし…いや愉しそうに。
GM: きーんこーんかーんこーん。予鈴が鳴り響く。
利明: 「とりあえず何があったのかは分からないですけども…あ、始業ベル鳴った」(何
GM: よく見ると、ちびっ子は、何処かで見たような…具体的には写真で見たような姿。
冴: 「ともかく。 こっちは高等部――おにーさん達が通う方でして。 貴女にはちょっと早い……」
冴: 言いかけて。あれ、見覚えあるなとか思ったところで。
幼女: 「コウはオレにおそれをなちて、がっこうににげこんだんだ!」
恭平: ニヨニヨしつつ。
冴: 「……うわ、不味い!? ほら、君達は早く学校に入りなさい。遅刻扱いされますよ!?」
恭平: 「学内放送で呼び出そうか。”コウ”を」あー。想像するとすんげぇ面白い(何
利明: 「やばっ、急がないと!次は厳しい先生だった…というわけで失礼!」あわてて走り出す。
冴: 「コウ? ……ん?コウって皓君ですか? 彼に何か御用でも?」
冴: とりあえずは。 しゃがみこんで同じ目線に立って尋ねてみた。
幼女: 「コウはコウだ! えーと…ツチマ・コウ!」
幼女: 「にげたコウをやっつけにきたんだ!」
冴: 「津島・皓。皓君で間違いないですか」
冴: 「……もしかして、貴女が抜け出してきた理由って皓君に会う為ですか?」小首傾げー。
恭平: ツチマ・コウと聞いて『ツチノコ』とか連想したんだがどうでもいいなぁ」
恭平: つーかドジっ子先生と幼女のツーショットって妙に面白いなコンチクショウ」
恭平: 写メールでも取ってやろうかというか撮るぜかしゃーん(何)
冴: ちょま!?(何
幼女: 「オレがねてるあいだこっそりとぬけだちて、がっこうににげこんだって」
GM: 幼女は写メには気付いてない模様(何)
冴: 「逃げ込んだ、と言うか……まぁ、それは横に置きましょう。」 同じく写メにh(ry(何
幼女: 「うん。ツチマ・コウ」こく。
恭平: ツチマ・コウと聞いて『わしが津血魔豪じゃい!』とかいう超不良を連想したり、
恭平: 更に幼女が行けバー○ーカーとか言うとかさぁ聖杯戦争の始まりとか思いつつニヨニヨして見守ってる(何
冴: 「……その皓君への用事が終われば。 お父さんの所に帰りますか?」 にっこりと。
幼女: 「………へ?」ぽかーんと口を開けたまま、ぱちくりと。
幼女: 「…………お、オレにチチおやなんかいないもん!」
冴: 「貴女のお父さんが心配していらっしゃったのですよ。 大事な子が居なくなってしまったと。」
幼女: 「…………………だいぢ……それって、どんなヒトだ?」
GM: 値踏みするような眼差しで、眼鏡先生を見つめる幼女。
冴: そう言えば、中のひt(げふげふ)――青紫の薔薇の人の写真などを貰っていなかった事に気付き。 暫し考え。
冴: 「――私も間接的に聞いた話でしたけども」
冴: 「写真と、メモ書きを残して出て行ったと聞いていますね。 ……覚えは?」
冴: まぁ、ある意味嘘じゃないよねと。 直接顔見て話したわけじゃないし!
幼女: 「…ちゃちん?」首を傾げる。
冴: 「えぇ。 これ、貴女でしょう?」
冴: 借りてた写真を更に写した携帯データを見せながら。
幼女: 「?」覗き込んで。
冴: もちろんあの猫耳天使の寝顔写真で(何
幼女: 「…うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!」バキッ。叫んで携帯を握りつぶした。
冴: 「うわっ!? す、凄い握力だな……。」
幼女: 「なななななななななんでこんなモンもってんだ!さてはヘンタイだな!?」
GM: とびずさりながら警戒態勢。
冴: 「と、申されましても。 ……しまったな、メモ書きの方を出すべきだったか。」
冴: 渡されたデータこれだけだしなぁと少々困りつつ。
冴: 「ともかく。これが貴女の父と名乗る方から預かった写真です。」
冴: 「それと後は貴女が書いたと仰ってたメモ書き。」
冴: 「メモとか何か書きませんでしたか?」 どうしようなぁ、と頬掻きつつ、
幼女: 「!」幼女は何か閃いた。
幼女: 「わかった。コウをころちてからかえる! メガネのオマエは、そのてつだいをちろ」
冴: 「……へ? あ、いや、ころちて………殺すと言うのはちょっと物騒かな、と言うかってへ?」
幼女: 「でなきゃーかえれない」ぷいっ。そっぽを向く。
冴: 「え、えぇ? ……え、えーっと……」
GM: ぐ〜〜………ぎゅるる。
幼女: 「……………」
冴: 「………………」
幼女: 「…ハラのむちなんてないてないぞ」
恭平: 「────」ずずず。昇降口の階段に座りつつ。見物の為にハムサンドを食う恭平(何
幼女: 「そ、そこでバットおとこがイイにおいさせるからだ!」ずびしと指さし責任転嫁を試みる(何)
冴: 「……確か売店はもう開いてますよね。 と言うか何してるんですか恭平君、一時間目もう始まりますよ。」
恭平: 「ハムサンドを食いながら哲学してます」しりやーす(何
冴: 「……まぁ。 何かを食べながらその辺りは話合いますか?」 奢るから!(何
幼女: 「…………エサにつられるワケぢゃないぞ! はなちあい、ちてやってもいいとおもっただけだ」
恭平: 「こうしてドジっ子冴先生は拳で幼女と殴りあう黒羽伝統行事をするのだった」ナレーション風(何)
冴: 「……恭平君は食べ終わったら教室に行って下さいね。
冴: 「仮にも教師である私がさぼりを見過ごすわけにも行きませんので。」 溜息漏らし。

GM: そんなこんなで。冴先生は幼女を売店へと連れてゆき、
GM: その様子を見た一部の先生や生徒からの、あらぬ噂に尾ひれの付いた壮大な噂話を ※27
GM: 後日、耳にすることになるのであった(何)
冴: 「――ってちょ、誰ですかこんな滅茶苦茶な事学級新聞に書いた人は!?」
冴: by 後日の冴さん(何
GM: 貴い犠牲だった。しーんえんど。



 Middle Phase-03 「鉢合わせ」
 ScenePlayer:“無慈悲な女神” 高羽 綴/登場:不可

 登場Dice 綴: 1d10=(8)=8+39=47

犬飼: 「私自身は情報から推理する事は得意だが、情報を集める事は苦手だ」
GM: そんな自慢にもならない話を一人語りながら、お勧めの飲食店へと向かう二人。
綴: 「…そうですか。…奇遇ですね、私も苦手です」
犬飼: 「そうか、気が合うな。よろしい。では君には荒事や雑用全般を一任しよう」
綴: 「…ついでに言えば、推理も苦手です。…そろそろ着きますね」
犬飼: 「うむ。…アレがそうか?」目を凝らして看板を見遣る。
綴: 「…はい。…『黒巣に来たら、一度は暖簾を潜れ』と言われる店です」 ※28
犬飼: 「成る程」メガネをくいっと。
犬飼: 「──ともあれ。荒事と雑用全般大臣のキミには、私のサポートスタッフを貸し出してやろう」
綴: 「…『命があったら二度目はないぞ』と言われてた気もしますが…」ボソッ
綴: まあ、よく覚えてないからいいや。
犬飼: 「…ん、何か言ったかね?」
GM: 聞こえていなかった様子。
綴: 「…それでは、腹ごなしをしたら、一働きしていただきましょうか…」
犬飼: 「この地に不慣れな私が率いてもいいが、前回の任務に携わり、且つ地の利に聡い君が指示を出しても構わん」
GM: というわけで、サポートスタッフをシナリオ内でゲットした綴は、
GM: 以後、情報判定のダイスに+2Dしてください。
犬飼: 「現在、私のサポートスタッフ達には水場を調べさせている。何かあったら連絡が入るはずだ」
綴: はい。まあ、つづりん本人は、前回の任務なんてまともに覚えてないでしょうが(マテ)
GM: 大丈夫。情報ロールで何とかなります(何)
綴: 「…それでは、残った皆さんは、サングラスとマスクを支給しますので、幼女の首実験をしてもらいましょうか…」
GM: そんなこんなでW7に……着く直前に。
GM: 何かを探しているのだろうか? 白いスーツにメガネを掛けた男が、W7付近でキョロキョロとしている。
犬飼: 「物騒だなおい」軽くツッコミを入れて。
犬飼: 「………何だねアレは? こんな時世に白スーツを着て外を出歩いている等と。感性を疑うものだ」
綴: 「…アレは………ディアボロス…」
GM: 白衣を翻しながら、犬飼は眉を顰めて。
綴: 言いつつ、調達した銃を抜き打ち。犬飼目掛け(マテ)
犬飼: 「…成る程。アレが噂のディア……ぬおおおおっ!? 何をする、危ないじゃないか!」
GM: 天才は、間一髪の差で銃弾を避けた!(何)
綴: 「………間違えました。…紛らわしい恰好をしないでください」
GM: その銃声に向こうも気付いたようで、
“ディアボロス”: 「何だ貴様らは。昼日中に白衣だなどと、感性が疑える格好をしよってからに!」指をさしてくる。
綴: 「…いつのまに、オリオンの肩から帰って来たのですか、ディアボロス」
綴: まず犬飼を指してから、ディアボロスを指す。
“ディアボロス”: 「──お、お前は“無慈悲な女神”!?」
“ディアボロス”: 「そして“ナンバリング・コレクター”!? ……成る程、私に目を付けるとは流石だな」
綴: 「………」
綴: 「…どっちか、脱げよ…」(ボソリ)
犬飼&春日: 「「これが私のアイデンティティであり戦闘服! 脱ぐ時は引退を決意した時のみ!!」」
綴: 「………もう紛らわしいから、シーン攻撃してもいいという方、挙手を」背景のサポートスタッフの皆さんに(マテ)
SM: スタッフ達「………。」目を逸らしつつ、挙手(何)
綴: では、綴を中心に同心円状に発せられた光が、二人を焼く。
綴: アーッ!? ワイルドセブンが巻き添えにっ!!
犬飼&春日: 「「白衣(白スーツ)死すとも、志は死せず………(がくっ)」」
綴: 尊い犠牲でした。
GM: 安らかに眠れ。
綴: 「…それでは、いのせんとでーぱーの動きを探ってください」
綴: 「…人型…処女の姿でまともな知性が残っていれば、何者かと接触した可能性も高いでしょう…」
GM: 貴い犠牲を払った後、足下には一枚の写真が落ちている。
綴: 「………?」拾い
GM: 手にとって見てみると。
GM: UGNが所持している、実験を繰り返して壊れ、色素が抜けきってしまった“Innocent deeper”ではなく、
GM: 実験前、人身売買時に撮影したと思われる彼女の写真の複製のようだ。
綴: 「…どこかで見たような姿ですね…」
犬飼: 「………くっ、天才ではなければ死んでいた処だった」ディアボロスを盾に、犬飼がむくりと起き上がる。
綴: 「…娘さんですか?」
綴: 自分で撃ったことは毛程も気にしていないご様子です(マテ)
犬飼: 「ふぅむ。今は亡き“ディアボロス”はこの娘を捜していたようだな……」
犬飼: 「………私は独身で彼女居ない歴30年だが気にしないでくれ給え」
綴: 「…フム、御孫さんですか…。…いえ、違いますね…」
犬飼: 「ちなみに私は幼女にハァハァするような変態ではない。ハァハァするのは実験体に対してのみだ」 ※29
綴: 「………(ポム)…たしか、まつりんとかいう子供」(違)
犬飼: 「孫でも無さそうだ……これは、IDの元となった少女のようだな」
犬飼: 「何だそのFestivalめいた単語は」
犬飼: 「いいかね? もしIDが人間の姿を有しているのであれば、斯様な体形を取っている可能性も高い」
犬飼: 「これによく似た人物も、捜してみるに越したことはないだろう」
綴: 「…そうですか…では、この子供を捜すのが早道かもしれませんね…」
綴: 「…スタッフの皆さん…生死は問いませんので、探してみてください」淡々と
犬飼: 「ちなみに、君には耳聡く親しい友人などは居るかね?」
綴: 「…友人は、特にいませんね」
犬飼: 「そうか。だろうと思った」
GM: 煤けてずれたメガネの位置を指で直しつつ。
綴: 「…よく言われます」
綴: 「………まあ、耳聡いというだけでしたら…」パラパラメモを捲りつつ
犬飼: 「“ディアボロス”が動いているというコトは、他のFHエージェントにも動きがあるかもしれん」
犬飼: 「できるだけ手分けをして捜すのが良いだろう」
綴: 「…何人か、この中に載っているでしょう」顔と名前が一致しないのが問題だが(マテ)
GM: 巻き込まれ、《リザレクト》を済ませたサポートスタッフが、指示に従ってわらわらと散って行く。
綴: 「…では、別行動ですか?」
綴: 「…『頭脳労働担当だから、俺は報告待つ係』とか言い出したら、新しい世界が開けるかもしれませんが…」
犬飼: 「──よし。では戦前に腹ごしらえをしようではないか!」くるりと振り向いた先に、W7は無く。
綴: 「………これが『黒巣名物:消えるワイルドセブン』です」サラリ
犬飼: 「な、何ということだ……これが黒巣マジック…!」驚愕しつつ。
綴: 「…運が悪ければ、また機会があるでしょう」ウンウン頷きながら
犬飼: 「…まあいい。私は報告を待ちながら余所を捜す事にしよう。君は新しい世界を開いてくれたまえ」
GM: そう言って立ち去った彼の白衣は煤け、やや寂しそうな背だった。
綴: 「…わかりました…これでも飲んで(地獄に落ちて)ください」脅威モカをプレゼンツ
GM: 犬飼は後ろ手に脅威モカをキャッチして、「アデュー」と別れを告げた。
GM: ──というわけで、
GM: 一番情報収集に向かないヒトが情報を集めるという愉快なシーンとなってしまいました(何)
綴: カオス江戸ンの奇跡再びですね(マテ)
GM: うん。まあ、気にすることなく調べたい項目を示してダイスを振るといいよ!
GM: 次以降のシーンで、他の人も頑張ってくれる(何)
綴: 普通にいのせんとでーぱー、犬飼に関しかな。
GM: ■“Innocent deeper”<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: ■“ナンバリング・コレクター” 犬飼 創司<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: こんな感じですね。
綴: つづりんの立場と、他には無いかな…。
綴: では、順に。(ころころ)でーぱーが16、犬飼が18。
GM: <情報:UGN>ですな。了解。では。

GM: ■“Innocent deeper”<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: ・“Innocent deeper”(以下「ID」)の元となったのは東南の貧民層出身の少女。
GM: ・鴻央会系のルートを介しFHに売られ、再生力を追求した研究の実験体として用いられた者達の一人。
GM: ・欠損部位補填や臓器移植にも頻繁に使われたらしいが、後に臓器売買の商品として提供される事となった。
GM: ・UGN(アメリカ)は犯罪者保護組織ギルドにIDの輸送を依頼。
GM: ・輸送が順調に進んでいれば神城グループの研究系企業に入る事となっていたが、
GM: ・ラビスラズリ指揮下のFHセル(共謀者は天船巴と失墜の騎士)の妨害によって、IDは逃亡、黒巣市内に潜伏。
GM: ・黒巣のUGNエージェントとFHエージェントが共闘した結果、IDは自己崩壊を起こして消滅。
GM:  (以上、「Mine−Rebirth−」より)
GM: ・その際、UGN、FH側共にID細胞を持ち帰ったが、
GM:  UGNが持ち帰った細胞は増殖せず死滅、ごく一部がサンプルとして冷凍保存されているとのこと(Rラボ関係者談)。
GM: ・FHエージェントが持ち帰った細胞の行方は不明。
GM: ・また、IDの持つ特性として、大量の栄養分と水の摂取を必要とする性質は受け継がれているだろうとのこと。
GM:  追記。
GM: ディアボロスが持っていた写真の少女に似た幼女が、黒羽高校の近くで目撃されたという情報があった。
GM: 以上。

GM: ■“ナンバリング・コレクター” 犬飼 創司<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: ・“ナンバリング・コレクター” 犬飼 創司(いぬかい・そうじ)、30歳、UGN・Rラボ所属研究者。
GM: ・ノイマン/オルクスで、自他共に認める「天才」。犬は嫌い。
GM: ・常に研究材料を求め、ひとたび変わったOVが現れた等という情報を得れば、
GM:  自ら率先して前線にも出ることから“ナンバリング・コレクター(実験体蒐集家)” とも呼ばれている。
GM: ・研究対象への並々ならぬ情熱は変態的とまで言われている。それ以外では割と紳士。 ※30
GM: 以上。
GM: この時点で出せる情報は全部出ました。
綴: 「…黒羽高校…。…幼女に見えて、実は高校生でしたか…驚きです…」(違)
綴: 「…僻地であれば、取れる手段もありましたが…ひとまず高校に行ってみるべきでしょうか…」
綴: 「…そうですね…前回関わったエージェントが誰かもわかりませんし…まずはそちらから潰してみましょう…」
GM: 忘れてる(何)
綴: ということで、高校ヘトヘトへ向かいましょう。
GM: 倒れたままのディアボロスを踏みつけて、高校へと。
綴: あ、あとロイスも取っておきましょう。犬ッチに□有為/■厭気で。
GM: 了解。



 Middle Phase-04 「お勉強の時間」
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/登場:要申請

 登場Dice 冴: 1d10=(2)=2+47=49
冴: うしうし。

GM: 校門付近で拾った幼女を連れて、売店を訪れ、
GM: 両手一杯に抱えたパンを、片っ端から、ぱくつきながら歩く幼女。
GM: もちろん代金は全て先生持ちだ。頑張れ冴先生! 負けるな冴先生!
冴: ちくしょう、財布が涼しいぜ!(何
ゆきこ: 「…………(きょろきょろ)」
GM: 口いっぱいにパンを頬張りながらも、どこか落ち着かない様子で学校内を見渡している。
冴: 「ほらほら、せめてお口の中のを全部飲み込んでから歩きましょうね。 ……ところで、何か探しているので?」
冴: きょろつく様子に微笑ましい笑みを浮かべながら。 あー何か懐かしいなこう言うの(何
ゆきこ: 「んんん、ふぁがひてひゃい…(ごっくん)…さがちてない。はいったことないち…」
GM: 壁に貼られたポスターや教室を、きょどりながらも見つめている。
冴: 「おや。 ……えっと、そう言えば聞いてませんでしたね。ゆきこさんは何歳なんです?」
ゆきこ: 「お、オレのとち……」返答に詰まって。
冴: 「あ、い、いや。 えっと、答えたくなかったら答えなくても良いんですよ?」
冴: 「まぁ、どちらにせよ。 貴女のような小さい子がこちら――高等部の学内に入る機会はあまり無いですものね。」
ゆきこ: 「…なんさいにみえるか?」問い掛けで返す。
冴: 「……っと? そうですね……5,6歳かな? 丁度私の妹が貴女くらいの身長の時、それくらいの年齢でして。」
ゆきこ: 「そ、そうか………って。もちかちて…がっこうって、いくつもあるのか!?」
GM: 驚いたように先生を見上げてくる。
冴: 「えぇ。今私たちが居るのが高等部と言って、
冴: 「皓君や先ほどの恭平君を始めとした、おにーさんやおねーさんが通う学校。」
冴: 「で、向こうの方に見えるのが。 貴女よりも少し年上のおにーさん、おねーさんが通う中等部。」
ゆきこ: 「ふーん。……なあ、ハタチくらいのがいくのは、どんながっこうだ?」
冴: 「更に向こうが、ちょうど貴女と同い年の通う初等部――っと、20歳程度ですか?」
冴: 「そうですね、20歳……厳密には18歳からですけども。」
冴: 「大学と行って、此処と同じくらいの大きさの学校に通うことになりますね。」
冴: 残念ながら此処の場所にはないけど、と。 苦笑して。
ゆきこ: 「だいがくかー…」
GM: そんな会話をしているうちに、職員準備室に到着する。
GM: 今の時間なら、他に人は居ないだろうと思われた。
冴: 「……ちゃんと出ているならば授業中の筈だな、よし。」 がらら、と扉開け。そして手招き手招き。
GM: 幼女は警戒しながらも、中へと入っていく。
GM: 教科書や資料、参考書などが山積みになっている机を興味津々で見つめ、
GM: ひょいと、歴史の教科書を一冊、手に取ってみた。 ※31
冴: 「さて、と。 えっと、牛乳で良いです?先ほどパンばかり食べていたので喉が渇いたでしょう――おや。」
GM: 「…………」開いたページを見て固まっている(何)
冴: 「興味、ありますか?」 にこやかな笑みで様子見。
GM: ぱたんと閉じて、目が合う。
ゆきこ: 「ばっ、バカにするな! オレだってこれくらいよめる!」ぺらぺらとめくって。
ゆきこ: 「19……の…わりごろから、…………がいちぢるちく……ちた おうべい……は……」
ゆきこ: 「……に……な……を…たり、……をうったりするためのちぢょーを……」
ゆきこ: 「…………」
冴: 隅っこに何故か設置してあった冷蔵庫より牛乳を持ってきて。 差し出しつつ。
GM: 牛乳をぐいっと飲み干す。
冴: 「えっとね。 その文字は――」 文章の上にひらがなを書き込み書き込み。
ゆきこ: 「19せーきの、おわりごろから……」書き込まれたひらがなを口に出して読み進めていく。
冴: 「ちょっと難しい文字が多いですよね。 時折生徒でもつまる子居ますから。」 気にしなくても良いよーと笑顔で。
GM: そんなこんなで一区切りつくまでを読み進めて、息をついて。
ゆきこ: 「………オマエはオレを、バカにちないんだな…」
GM: 笑顔を見ないように顔を少し背けて、ぽつりとつぶやいた。
冴: 「? えっと……誰かに馬鹿にされたのですか?」 おや、と。
ゆきこ: 「…………」
GM: ぶわわっと涙を零して、すんすんと泣き出した(何) ※32
冴: 「え、ど、どうしましたか!?な、何か気に障った事があるならば謝りますから、えっと……!?」
冴: 「な、泣かないでーと。あたふた慌てつつ。とりあえず、頭を優しく撫で撫でと。
ゆきこ: 「……マスターが…マスターだけが、オレをわらわず、よみかきおちえてくれたんだ…」
GM: しゃくりあげつつ、両手でごしごし涙を拭いて。
冴: 「そ、そうでしたか……。 そう言えば、確かに。」
冴: 「貴女を探していた人も貴女の事を『頑張りやさんの真面目な子』と仰っていましたよ。」
ゆきこ: 「ほんとか……?」疑いの眼差しで見上げるように先生を見て。
冴: 「そんな頑張りやさんを馬鹿にしては、寧ろ私たちの方が怒られてしまいますよ。」
冴: ええ、と頷いて。 しゃがみこんで同じ目線で笑顔。
ゆきこ: 「でも……マスターはもうオレのこと、いらないんだ…」
冴: 「どうしてそう思うのです?」
ゆきこ: 「…えーと…………オレはマスターのやくにたつために、カイゾーちてもらったんだ」
ゆきこ: 「せんとうがただ。すげーだろ?」 ※33
冴: ふむふむ。 こくこくと頷き。
冴: 「戦闘型ですか。 それは強そうですね。」
冴: 改造だとかの単語は、今だけでも横に置いた(何
ゆきこ: 「うん。マスターがつくったからな! マスターも“せんせー”とよばれてるえらいヒトなんだぞ」
GM: えっへん、と得意げに。
冴: 「”せんせー”ですか。 私と同じ仕事をしている人なのかな。」 うんうん、と頷き。
ゆきこ: 「……いちゃ、かな?」小首を傾げて。
ゆきこ: 「そんなオレだけど、けど………このまえは…たまたま、ちごとがうまくいかなかった……たっ、たまたまだぞっ!?」
冴: 「お医者さんでしたか。 成る程、仕事は違えど確かに先生ですね。」
GM: ゆきこは頷いて。
ゆきこ: 「だから、マスターはおこってるんだ。やくにたたないならあいがんにんぎょーにでもなってろって」
ゆきこ: 「ずっとこのままなんてイヤだ! オレはちゃんとやくにたつってコトをちょーめいするんだ」
冴: 「もうお仕事をしていらっしゃるのですか?凄いですね……ってあ、愛玩人形? また難しい言葉を……。」
ゆきこ: 「もとにもどちてもらうんだ」
冴: 流石に一瞬言葉に詰まりながらも。 相槌は忘れずに。
ゆきこ: 「そのために、コウをコロすんだ。どーだ、スジがとおってるだろ?」ふふん。
冴: 「な、成る程。 つまり、そのマスターさんの役に立ちたい、証明したい故に家出をして。」
冴: 「皓君のところまでやってきたと……。」
ゆきこ: 「えーと……うん、そーなる」一瞬考えて、合ってると思って大きく頷いた。
ゆきこ: 「はっ、そーだ、こんなコトしてるばやいじゃない!」
冴: 「ふむ……事情は分かりました。 っとと、ど、どうしました?」
GM: 椅子を倒しながら立ち上がる。
冴: どうしようか、と思考中。 イスの倒す音にて引き戻され。
GM: 何かを閃いたのか、「コウんちにいく」と叫んで、ゆきこは走って部屋から出て行ってしまった。
冴: 「あ、ちょ、ちょっと!?廊下を走ると危ない――!?」
冴: 慌てて追いかけようとして。 自分がすっ転び(何
冴: 「……ま、不味いな。 何にせよ、目だけは離さないようにしないと……!」
冴: 走って追いかけるか? いや、しかし今の時間に学校抜け出すのは流石に不味い――
冴: 考えた挙句。 もう一つの”目”を呼び出した。

GM: ふわりと白い影が飛び立ち、学校を飛び出した幼女の後を追った。



 Middle Phase-05 「相談」
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:自由

 登場Dice 恭平: 1d10=(6)=6+44=50

GM: なんだかんだと時間は過ぎて、放課後。
GM: 何処かで見た事があるヤツの血縁者っぽい幼女のことが、ほんの僅かに気になったので、
GM: 事情を知っていそうな人物と話してみようと思った。軽く食事を取りながら。
GM: できれば財布役だと嬉しい。そんな打算もあったとか無かったとか。
恭平: 「ずずー」
GM: ──というわけで、情報収集&情報交換シーンです。
恭平: 容赦無く一飯分食い終わって最後の珈琲でひたすら粘ってる(何)
GM: 他のPCを呼びつけても構いません。乱入を認めてもOKです。
恭平: ”コウ”を呼び立てる。かむひやー。
皓: 呼ばれたので登場。
 登場Dice 皓: 1d10=(7)=7+52=59
恭平: 後、冴先生を呼びたてる。さもーん。 ※34
冴: 召喚ー。
 登場Dice 冴: 1d10=(9)=9+49=58
皓: 59に。からん。と戸口より歩み寄る。
恭平: 「ファミレスとか久々に来たんだぜ!」誰に言うでもない解説(何
恭平: 見知った顔を見て手招き。
皓: 「お待たせ、恭平。君からの呼び出しって珍しいね、どうかした?」よ。と手を上げ、向かいに座る。
冴: 「………っと。 申し訳ありません、遅れました!」 慌てて扉を開けて入店。
GM: 食事時には些か早い時間だが、ヒトの出入りはそれなりに多いファミレスにて。
恭平: 「はっはっは。最近なんか爪伸ばして『コウちねー』とかのたまうゴイスなフランス人形風な幼女に命狙われてさ」
恭平: 「なんかしらないかなーとか思って呼び立てた」超ストレート(何
GM: 店員も慌ただしく来客の対応をしている。
恭平: 「まぁ呼び立ててなんですからなんかメニューどうぞ」冴先生にそくささと(何
皓: 「はぁ?」一瞬思案して。「──ああ、ゆきこちゃんのこと? 恭平の方にも行ったんだ、あの子」
皓: 危機感なく肯定。
恭平: 「今日もストーキングしてたんで冴先生に押し付けたんだが」さらり。
冴: 「え、あ、どうも頂きます。 ……やはりあの少女は君の知り合いの方なんですね。」 後半は皓君に。
皓: 「知り合いって程じゃないですけど。……あ、小腹空いたんで何か食べていいですか?」一応回りにお伺い。
冴: 「構いませんよ。」 店員さんに飲み物注文しつつ。
皓: 「と、言いますか。僕も昨日会ったばかりなんですよ、ゆきこちゃんには」
恭平: 「なんか幼女に狙われる津嶋秘伝の修行法とかやってるのかとか一応聞いてみようかと」危機感も無く頷く。
皓: ではっとクラブサンド注文。「修行ねぇ……そんなことするなら他の人に頼むって」笑いつつ。
冴: 「昨日の割には、妙に気にしている様子でしたけども…」
冴: 「…皓君が知らないだけで、ゆきこさんの方は前から知っていたって事ですかね。」
恭平: 「一応なんだ。アレってオーヴァードなんで放置しといてええのん?」
恭平: 「訳すると放置しておいていいんですか?ぐらいに聞いてみようかと」
冴: 「放置は不味いでしょうね。 ……と言うか、ですね。 此方としては本当に偶然だったんですけども――」
冴: かくしかと。 依頼の件を簡単に説明し。
冴: 「――と言う事で。 何とか彼女の気を紛らわせて、親御さんの下に返してあげたいのですよ。」
恭平: 「まぁ。そうなると」
恭平: 「コウが幼女にズンバラリンされたら幼女は満足して帰るということだな」珈琲ずずー。
皓: 「──てぇと、つまり」神無月先生の話を聞き。
皓: 「ゆきこちゃんは、僕を殺すまで、僕に付きまとうってことですか?」
皓: 「……それは困りましたねー」あっはは。笑う言葉は本気にしてない証拠。
恭平: 「ちょっとやられたらいいんじゃないですか」はっはっは(何)
冴: 「いや、流石にそれは……って皓君も皓君で。 そんなあっけらかんとしないで下さいよ。」
皓: 「『やられたー』といって倒れればいいのかな?」
皓: クラブサンド完食。ごちそーさま。と手を打ち。
冴: 苦笑を浮かべて困り気味。
恭平: 「ごめん。それ俺もうやった」(何
皓: 「あれ、同じネタじゃインパクトないね。じゃぁどうしようか」 ※35
恭平: 皓が食い終わるのを”待って”。店員さんにクラブハウスサンドを注文する(何
恭平: 「まぁ。ともあれ。その”ゆきこ”が誰かは一応調べておいた方がいいですね」何説明口調(何
GM: そんなこんなで和やかな談笑をしている時、少し離れたテーブルから、わめき声が聞こえる。
皓: 「そうだね、親御さんも心配してるだろうし、身元は調べた方が……うん?」
??: 「こんなトコでのーのーと、メチくいやがって!」」
GM: ぎゃんぎゃん騒ぎ立てるチワワのような声。
皓: 声に、意識を向ける。
恭平: こそっとデザート追加。
GM: そして姿は、紛れもなくゆきこであった。
皓: 「あれ、ゆきこちゃん?」
男: 「…メチ?なんだそれは。」ゆきこにわめかれてきょとんとしている客。
ゆきこ: 「メチはメチだ! くいもんだー!!」
冴: 「……さっきから妙に景色が被ってると思ったら……。」
冴: 空と地上の二元中継にて。一旦完全に地上へと視界を戻しつつ。
GM: 身長が低いため、着いた席からはパーティーションの影になって分からなかったが。
GM: いつの間にか入ってきていたのだろう。
恭平: 黙黙と抹茶餡蜜を食す。
GM: そしてゆきこは一人の青年と口げんかをしている。
男: 「食い物か。それは飯のことだな。…ああすまん、ごはんのお代わりをくれ。」さらっと流して店員に注文をする。
GM: 否、一方的にわめき立てているだけだが。
ゆきこ: 「こらー! むちすんな!!」
ゆきこ: 「おもてにでろー! こんどこそきっちりオトチマエつけてやる!!」
男: 「無知ではない。…なんだ、そんなに喚いて。腹でも減っているのか。」黙々と食事を続け、皿を積み上げる。 ※36
ゆきこ: 「…は、ハラはすいてるけど……」
男: 「そうか。ならばこれをやろう。」ポケットから飴を取り出し。
GM: 飴を受け取って口の中に放り込んで。
ゆきこ: 「…………ひょんなものひぇひゃまされにゃひおー!」
GM: ぴょんぴょんと跳ね上がり、必死になってアピールしている。
男: 「なんだ。いちご味は嫌いか。」漫才は続く(何)
皓: 「……んーと、ちょっと失礼します」いい加減声に気になったらしい、立ち上がり。
GM: 新たに入ってきた客も、そんな騒ぎを見ながら席に着いていたり。
恭平: GM。男の方は見覚えありますかね。
GM: ありますか、サブマス?(何)
SM: うーん。
恭平: ないような気もしないでもないが(何
SM: ないんじゃないかな。(何)
恭平: じゃあ。THE☆傍観者になる(何
皓: 「ゆきこちゃん。こんなとこでさわいじゃ駄目だよ。一人でここまで来たの?」
皓: 「危ないな。車とか大丈夫だった?」近づき、声をかけつつ、怒鳴られてる人物も見る。
男: 「オレンジ味とメロン味もあるが……。」
GM: また新たに入ってきた、仕事帰りっぽい宅配便の兄ちゃんが其方を見遣り、声を掛けてくる。
男2: 「ああ、こちらにいらっしゃったんですか、芥川さん」
SM: 男はごそごそやっていたが、もう一人に声を掛けられてそちらから意識は外れる。
男2: 「すみませんね、仕事が遅くなったもので。それでは参りましょうか」
GM: お騒がせしましたと周囲のヒト達にやんわりと頭を下げて、ゆきこの喧嘩相手に声を掛ける。
SM: 男も頷いて店を出る。
GM: 黒帽のスタッフジャンパーを着た30代半ばの彼は、男の支払いを代わりに行ってファミレスから出て行った。
恭平: 「なぁ。冴先生」
冴: 「ん? どうしました、恭平君。」
恭平: くぁーと欠伸しつつ。甘ったるくなった舌を珈琲で整える。餡蜜ウマー。
皓: 「ゆきこちゃんの知り合い? さっきのの人?」屈み込み、少女に尋ねる。
ゆきこ: 「てんてきだ!」ぷんすかと怒りながら皓に言って。
恭平: 「ぼんやり見ててわかるんだが。”ゆきこ”はあくまで”身寄りの無い”人間ではない訳だ」
冴: ふむ。 エスプレッソを啜りつつ。
皓: 「天敵ねぇ……あの人、ゆきこちゃんの家、知ってたんじゃないの? 一緒に行かなくていいの?」
ゆきこ: 「………Σ なんでコウがこんなところに!?」居るコトを知らなかった模様。
皓: 「いや、帰り道だし」さらっと答え。
ゆきこ: 「アイツにオレんちおちえてないち!」
恭平: 「仮定の話なんだが」
恭平: 「”ゆきこ”が”コウ”を消す(=殺害す)る事は誰かに言われて行っている事ではないんだろう」
皓: 「そっか。困ったね……ともあれ、じゃぁ帰ろうか?」ぽふぽふと頭をなで。
ゆきこ: 「……………あ」
GM: 何かを思い出したのも一瞬、ぷるぷると頭を振って。
ゆきこ: 「オマエといっちょにかえるもんか!」
GM: そう言い捨てて、ゆきこは走ってファミレスから出て行った。
皓: 「あれ」そのまま見送り。「夕飯までには戻るんだよー」一応背に声をかける。
恭平: 「あくまで自主的な判断としたら」
冴: 「誰か。 ――可能性はありますね。そして誰かと言うのは恐らく……おっと。」 
恭平: 「どう区切りつけるつもりなんだろうな…さて」
冴: 去り逝く少女の背中を見やり。 再び空からの視界を広げて。
皓: 「冴先生、恭平」席に戻り。
皓: 「僕も帰るよ。……まぁ、忠告は忠告で聞いておくから。何かあったら連絡ってことでいいかな?」
皓: どうにも本気になれない苦笑で、ドアより去った姿を見るように。
恭平: 空の珈琲カップを隅にやり。勘定票を冴先生の所にさりげなくやり(何)
冴: さりげなくしなくとも受け取りますよもう(何
恭平: 「いや。俺は忠告というより。あんたが幼女と戯れている様子を見てニヨニヨする為に関わっている」断言した(何
恭平: 「あんたが連絡くれるぐらいに余裕あるなら連絡くれ。連絡網回すから」(何
皓: 「あ、そー。……まぁ、そういうのもいいんじゃない」投げやって答えてみた(何)
冴: 「そ、そうですね。 今のところはそんな――……あ。」
冴: 携帯壊されてたね、そう言えば(何
GM: 幼女がぱきっと(何)
恭平: ワンセグ携帯が(何)
冴: 高かったのに(何
GM: 素直に写真を見せれば良かったのに(何
冴: 破かれたら不味いかなと思ったんですよ写真!(何
恭平: 「なんかこー。見てて面白い状況ではあるが。面白いだけで放置してると話が解決しそうに無いので」(何)
冴: 「……ま、まー。 何かあったらなるべく直ぐに駆けつけられるようにはしておきますよ。えぇ。」
冴: 常時繋ぎっぱにしておこう、うん。
皓: 「はい。そっちも何か分かったら教えてください」荷物を担ぎ、立ち上がる。
恭平: 「うぃ」
皓: 「ご馳走様でした先生。それじゃ」一礼。店の外へと。
冴: 「お疲れ様、気をつけて。」 去り逝く姿を見やりつつ。
皓: 逝かせないで(何)
GM: 去り逝く姿(笑)
冴: #逝く→行く、ね!(だむだむ(何
恭平: 「──ふぅ」
恭平: 「”ゆきこ”か”とうこ”。んで”しぶとい”ねぇ」
恭平: そーいや。薔薇の人の名刺って連絡先かいてありましたっけ。
GM: ありますね。ただし、電話に出られるとは限らないと冴先生に伝えてます。
冴: 「どちらかを名乗る、と言う時点で違和感はあったのですけどもね。 ……何か、思い出した事でも?」
恭平: 「思い出したというより──」
恭平: [《プロファイリング/天性のひらめき》] 侵食率:56 
 Dice 恭平: 4r10=(7,9,6,8)=Cool!!
 Dice 恭平: 2r10=(6,6)=6+10=16+2=18
恭平: 18で某人物を推測。
恭平: 「思い当たる奴が一人しかいねぇ。いないが結構どうでもよかった気もしないでもない」
恭平: 御代り珈琲ずずー。
GM: 恭平的には、“Innocent deeper”と“BB”を、外見要素6:4で掛け合わせて、
GM: 性格と言動はBB→幼児で女児化したら、ゆきこになるんじゃないかと思った。
GM: つかきょーへーたん、ID外見知ってましたっけ?(何)
恭平: IDの外見知って無くても省く事は出来る(何
GM: まあ、誰かにBBが混ざってるっぽいとは推測できる(何)
恭平: 「実はファルスハーツエージェントBBに妹が居たんです!ボサノバ!とか意味不明な設定は却下する」(何
冴: 「いや、本当に意味不明ですよ!?特に後半!?」
恭平: 「冴先生とか福笑いとか得意な方?」がらりと口調変えて(何
 登場Dice 綴: 1d10=(1)=1+47=48
綴: 中を見回し、目的の人物を認めるとツカツカと歩み寄る。
綴: 「………失礼します」
恭平: 「おはようございます」誰に言ってる。
冴: 「へ? 福笑いって目隠ししてやるアレ――……あれ? 綴さん。」 こんにちは、と頭下げ。
綴: 「…人を探して、学校に行ったら知ってる人がどこかに行った、と言ったので探しました」
綴: 「…この人物の行方を御存知ですか?」ディアボロスから強奪した写真を見せる
GM: アルビノになる前の、まだ普通の少女だった時のID写真ですね。
恭平: 「俺は9割5分知っていると思う」断言する。
GM: 冴先生的には、この少女と何かを足したり割ったりしたら、ゆきこになると思った。
冴: 「……ちょっと細部は違うけど……似てる、かな?」
綴: 「…多少、姿が変異しているかもしれませんが。………名前は…確か………神楽屋 祭?」(違) ※37
冴: 「え、ゆきこさんじゃないんですか?」
綴: 「………危険なオーヴァードなので、発見即捕獲が必要です」
恭平: 「名前は”ゆきこ”。津嶋皓の家で厄介になってるみたいだが」
綴: 「………一般人が保護済みですか…厄介ですね…」
冴: 「危険な…まぁ、確かに。少々物騒な事をやろうとしている模様ですけども。彼女について、何かご存知なので?」
綴: 「………」メモ捲り
恭平: ふぅ、と椅子にもたれかかって。
綴: 「…なかなか死ななくて、再生能力が高い特殊なオーヴァードです…」
恭平: 「ふむ。再生能力が高い、特殊な、オーヴァードか」
綴: 「…ほぼ無限の再生能力と、増殖力を持つため、放置するわけには行きません」
恭平: 「俺の知っているのは。再生能力が高い、オーヴァードだが」
冴: 「耐久力があるとは確かに聞きました、が……って増殖力?」
綴: 「………残念ながら、前回のデータは参考程度にしかなりません」
綴: 「…悪い方に変異しているのであれば、一刻の猶予もありません」
恭平: 「まぁ。ぶっちゃけこれなんだが」冴先生と幼女のツーショットの映像を映した携帯を綴に見せる。
冴: 「捕獲と言うのはUGNの方へですか? ………ってちょっと、何時の間にそんな写真!?」
綴: もう説明が面倒になったので、支部からファックスで資料を取り寄せる。
綴: つづりんの記憶だと、何の参考にもなりません(マテ)
GM: じゃあ、獅龍さんが息を切らせながら資料を持って来てくれます、直接(何)
GM: てっどんでもいいですが(何)
恭平: 「捕獲できたらする、ぐらいかな」冴先生の抗議はスルーする(何
SM: じゃテッドが来る(何)
綴: 「…少々、診断しましょうか。…感染が確認されたら、対処が必要です」注射器とか取り出しつつ
恭平: 「冴先生診断どうぞ」爽やかえがーお(何)
綴: 「…感染レベルが高い場合、一生研究所暮らしになるでしょうが…」
綴: 「…慣れれば悪いところじゃないでしょう、きっと」淡々と
冴: 「え、ちょ!? …………い、いやいやいや。」
冴: 「そ、それよりもあれですよ、ちょっと情報をもう少しきちんと纏めて不足分は急いで調べませんと!?」
冴: いやまー、やらないと駄目だって念押されたら信じてやるけどさぁこの人(何
テッド: 「なんかかおーすなんだけど、資料いるの?」机にぽいしとく(何)
恭平: 「くれよ。というか資料いらなかったらお前何しに来たんだ。テッド」(何
綴: 食事じゃ?(違)
テッド: 「お腹減ったからぽちぱぱに何か食べたいって言ったらお駄賃とこれ渡された」(何)
GM: てっどんが持ってきた資料に目を通すと、ものごっつい再生能力を持った実験体を(以下略)、
GM: ミドル3で入手した“Innocent deeper”についての情報が手に入ります。
GM: 他にも色々と記入されているようです。調べたい項目を提示していただければ多分記入されてると思います。
GM: 美鈴ちんかぱぱ製の情報が(何)
恭平: 「てっどんお疲れさまっした!」(何)
綴: 「…すぐ済みます。…注射器が嫌なら、もう少し手荒な方法になりますが…」
テッド: 「サエせんせー、感染っちゃったの?何がか知らないけど。」ちゃっかり一緒の伝票で飯を食い始めるよ(何)
恭平: デザートついかー(何) ※38
冴: 「注射器でケッコウデス。 ってちょっと貴方方!?」
冴: 帰りにATMにダッシュだね(何
GM: 時間外料金取られるけどね(何)
綴: 「…一次接触なら、感染率は低いと思いますが…口付やそれ以上の行為は行いましたか?」
SM: まあ何か知りたいことがあれば調べたらいいんじゃないかな(何)
恭平: 「冴先生が一時接触程度。皓なら不明」さらる。
GM: うん。情報ロールしていいよ(何)
GM: 調べたい項目を記述してください。この場に居ない皓も、電波送信可能です(何)
恭平: まぁ。もう面倒なんでBBとIDを調べる(何)
皓: ゆきこちゃんの身元を調べてと電波送っておく!
綴: 「…重要なことなので、包み隠さずお願いします。」
綴: 「…個室に連れ込んで、いかがわしい行為に及んでいませんか?」
GM: ……(冴先生を見る)(何)
冴: 「しませんよ!?と言うかどんな人に見られてるんですか私!?」 席のすみっこでさめすん(何
綴: 「…秘密は厳守します。…感染を確認するだけですので、警察への通報は行いません」
テッド: 「サエせんせーったらふけつー」(何)
冴: 「ただパンを奢ってあげて、その後牛乳をあげて教科書を読んであげただけですから・・・!」
綴: とか意識を引き付けた好きに血を取る(マテ)
恭平: 「だから包み隠さず言っているが。冴先生なら取調べの為に控え室で飯食わせた程度ぐらい」
恭平: 「皓なら不明。人の生活パターンまで判らんよ」冴先生がドレインされているのを傍で見ておく(何
冴: 妙な視線と注射器刺されつつも、とりあえずこっちとしては青薔薇さん調べましょうか(何
綴: 「……緑黄色野菜が、足りてなさそうですね…。…もう少し、ボリュームある物を摂取した方がいいかもしれません」
冴: 「え? あ、はぁ、心掛けます。」
綴: 「…幸い、ここはレストランですね」最高級サーロインとサラダを三人分注文(マテ)
SM: 鬼wwww
綴: 「…これだけ食べれば、ひとまずは大丈夫でしょう」コクリ
恭平: 「財布には痛そうだが」(何)
冴: 「……………。」 キャッシュ使えたかな、此処(何
恭平: 「冴先生が不潔だろうがモテ王だろうがこの際どうでもいいんだ。てっどん。つづりん
恭平: 「皓が幼女に命狙われている状況打破の知恵をくれ。知恵を」(何)
GM: ■“Innocent deeper”<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: ■“BB” 刃連 刀弥<情報:UGN、FH、裏社会>
GM: ■ゆきこ<情報:黒巣市、裏社会、噂話、UGN、FH>
GM: ■“青紫の薔薇の人”<情報:噂話、UGN、裏社会>
GM: こんなもんですかね、今のところ。
綴: 「………外に誘き出して、集中砲火で再生の暇無く破壊するのが確実でしょう」
綴: 「…幸い、生死は問わずですし、簡単に死ぬようなものでありません」
恭平: 「ディアボロスの対処法と変わらんな。それ」(何)
GM: “Innocent deeper”についての情報は既にMD3で出てますな、全部。
恭平: ではBBから調べておくか。
綴: 「…ディアボロスなら、先ほど殺って来ました」コクリ
GM: 皆、サクサクと振ってくれたまい。
恭平: [《天性のひらめき》]3回使用(ころころ)BB16 ゆきこ6 ひこにゃん7かな。
GM: OK。他の方もどうぞ。
冴: BBさんについて、UGNコネ使用。(ころころ)17。
GM: 実は知り合いですね(何
冴: あれー?(何
冴: ゆきこさんについて、コネとM使用、61%にて。(ころころころ)21。
GM: 流石は密室の中で(以下略)
SM: アラアラウフフ(何)
冴: 人聞き悪い事言わないで下さいよもう!?(何
皓: さすが飼い慣らしただけありますね、冴せんせー(何)
綴: 隅々まで。再検査をしなければ…。
冴: ちょま!?(泣脱兎
綴: まあ、もう振らなくていいですよね。再検査に忙しいですし(マテ)
GM: ええ。冴先生がきっと頑張ってくれますよ(何)
冴: 青紫の薔薇さんについて、此方もコネとM使用、64%。(ころころころころころ)56。 ※39
SM: ちょwwwww
GM: あーあ(何)
冴: ・・・・・・・・・・。色々と如何しよう(何
GM: では、情報を提示します。

GM: ■“BB” 刃連 刀弥
GM: ・http://feel.fool.jp/sepa/spc_bb.html参照(何)
GM: ・「闘技場」の一件から、その姿を見かけられていない。

GM: ■ゆきこ
GM: ・「ゆきこ」という名前は自称。
GM: ・腰辺りまで伸びた黒髪、褐色の肌に赤い瞳の美幼女。白いふりふりドレス着用。年齢は4歳児程度。
GM: ・舌足らずで、「し」の発音が上手く出来ず「ち」と聞こえる。
GM: ・FHから逃げ出した“Innocent deeper”細胞を持つ実験体として各組織に追われているもよう。
GM: ・シンドロームはブラム=ストーカー/エグザイル(推定)
GM: ・現在は津嶋皓の家に居候中。

GM: ■“青紫の薔薇の人”
GM: えーと。冴先生、本当に知りたいですか?(何)
皓: あーぁ……(何)
冴: そ、そう聞かれるとちょっと怖いですけども(何
GM: では。
GM: ・身寄りのない子供達やチルドレン達をこっそり支援している“あしながおじさん”。
GM: ・滅多に人前に姿を見せないが、現れる時は何故か着ぐるみである。
GM: ・子供達の夢を守るために正体は隠したい、という本人の意向。
GM: ・都内の大病院の理事長が“青紫の薔薇の人”の正体…らしいが、真偽は定かではない。
GM: これ以上を知りたければ、<追跡>で30以上が必要です。
GM: [>ついせきしますか?
冴: ・・・・・・・・・
恭平: ニヨニヨ(何)
冴: そんな隠しコマンド出されたら挑戦したくなるじゃないですか・・・!(待
GM: ではどうぞ(何)
恭平: 冴先生だけっしょ。見てます(何
GM: はい、冴先生だけの隠しコマンドです(何)
冴: けどあまりダイス振れないよ!Mハンにて67%(何
冴: (ころころころ)25。ぐっ、惜しかった。
SM: 惜しい(何)
GM: 良かったですね(何)
恭平: タイタス使えばいいんじゃね(何
GM: 謎は謎のままで。
GM: ちなみにID情報の追記としてですが、
GM: ■“Innocent deeper”と戦った人物について
GM: ・“P.P.P”六会輔(UGNエージェント)→UGN黒巣支部としてID保護のためにイリーガルに働きかけている。
GM: ・“無慈悲な女神” 高羽 綴(UGNエージェント)→アッシュからの命令でID捕獲任務遂行中。
GM: ・“BB” 刃連 刀弥(FHエージェント)→地下闘技場の一件以来、姿を見せていない。
GM: ・“ハティ” 芥川 潤(FHエージェント)→黒巣市でたまに姿を見かけるという報告有り。
GM: ・UGNが持ち帰ったID細胞は増殖せず死滅、ごく一部がサンプルとして冷凍保存されているとのこと(Rラボ関係者談)。
GM: ・FHエージェントが持ち帰った細胞の行方は不明だが、“BB”がID細胞を《吸収》して運び去ったとされる。
GM: という情報も、資料にありますね。(→以外)
テッド: 「わかったー?」ランチをもりもり食しつつ。
恭平: 「おまwwwww。ごめ。いっぺん言ってみたかったんだ」(何)
綴: 「…なるほど…。…とりあえず、居場所はハッキリしたようですね…」
テッド: 「あと、そのゆきことかっていう子ねー。ヤクザ屋さんとかFHとかが捕まえようとしてるんだって」
テッド: 「…あと、UGNでもまだ他に動いてる人がいるみたい。」
恭平: 「ほーん」
テッド: 「パパが言ってたよ。」おむらいすウマー。
恭平: 「いかんな。どうにも危機感わかねぇな」はふーん。
綴: 「…あとの問題は、津嶋某ですね…。…夜中に催眠ガスでの…しかし、そうなると手続きが…」ブツブツ
冴: 「これ以上は無理か――っと、それはまた。 あらゆる方向から狙われてますね。」 腕組。
恭平: 「まぁ津嶋某は…いざとなったらゆきこを守って獅子奮迅の戦いをしてくれるっしょ☆」
綴: 「…それでは困るのですが…まあ、最悪すでに接触による感染が進んだということにすれば…」ブツブツ(マテ)
恭平: 「まぁそれはそれで纏めてラボ行きでいんじゃね。冴先生含めて」さらり(何)
テッド: 「コウも色々大変だねー…。」つづりんを見つつ。
綴: 「…それでは、御協力ありがとうございました」一礼して席を辞する。サーロインは放置(マテ)
冴: 「あの、なるべく穏便に済む方法をお願いしたく………さりげなく私含むんですか!?」
恭平: 「あいよ。また情報提供よろしく」再び冴先生の慟哭をスルーする(何
冴: 「は、はい。お疲れ様で……ってちょ、せめて頼んだのなら食べてって下さいよ勿体無いから!?」
恭平: 「てっどん食っておいて、と」(何)
テッド: 「じゃあ僕が貰うね」(何)
冴: もう隅っこで泣いてれば良いよねこの人(何
綴: 先生のために注文しましたから! 無断で!(マテ)
冴: 優しさが身にしみますよチクショウ!(何
SM: サーロインを手元に引き寄せつつ。恭平にこそっとメモを渡しておく。
恭平: 「闘技場の一件以来目撃されていないBBがゆきこに変貌して徘徊している、のは確かで」
恭平: 「他の組織も狙い始めている、が今の状況ですやね」
冴: 「ですね。 ……しかし、実際は21歳だったとは。」
冴: 学校にて尋ねられた質問の意味を何となく理解して。軽く息を吐き。
GM: 21歳というのも、定かでは無い年齢ですけどね。
恭平: 「原因としてはBBがBBとして存在が難しくなるぐらいに粉微塵にされた、が考えられるが」
恭平: 「まぁその辺りはどうでもいいがメモを取って。
SM: 『“実験体の居場所が分かったら、できるだけ私か支部長代理に直接連絡ください』
SM: 『中央に回ることは避けたい。 六会”』
恭平: ぽくぽくぽく。思案。
恭平: んで他当座動いてる組織について調べたいのですが。後、UGNの別組を。
冴: 仲間か・・・(何
SM: 今動いてる組織については
SM: 闇ブローカー“ネガティブクリープ” 矢巳 典生、UGNの“ナンバリング・コレクター” 犬飼 創司、
SM: FHエージェント“ハティ” 芥川 潤、ディアボロスの4名が、各組織から出ているようです。
SM: とメールの画面を見せるテッド(何)
恭平: ……ぱぱ、乙と心の中で呟いてメールを見る(何)
テッド: 「沢山居るから覚えられなかったんだもん」(何)
GM: 犬飼は、アッシュの命令で動いているUGN研究者で、綴の相方。
恭平: “ネガティブクリープ” 矢巳 典生ってどんなごじんじゃらほい。後ついでにハティも(何
GM: ディアボロスは先程、綴が撃退して、支部で拘留中(何)
SM: さっき言ってたヤクザ屋さんが闇ブローカーね。(何)
GM: ハティは黒巣市内でうろついてたらしいですね。最も近い目撃例は、ファミレスとか(何)
GM: “ネガティブクリープ”については要判定。
GM: ■“ネガティブクリープ” 矢巳 典生<情報:裏社会、FH、UGN>
恭平: [《天性のひらめき》] 侵食率:72(ころころ)15。
冴: 振らなくて良いかな(何
GM: OK。充分。
GM: ■“ネガティブクリープ” 矢巳 典生
GM: ・矢巳 典生(やみ・のりお)、36歳“Innocent deeper”の基となった少女などを取り扱った闇ブローカー。
GM: ・鴻央会系のヤクザで、FHやギルド、SoGなどを対象に人身売買などの商売をしている。
GM: ・外見は物腰の丁寧なサラリーマン風だが、「商品価値があるか無いか」で人を判断する。
GM: ・宅配のワゴンに偽装した特殊な抗RV車両を商品運搬に使う事が多い。
GM: ・彼自身もOVで、エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ。白兵能力も多少は有しているらしい。
GM: 以上。顔を変えていることもあって、写真は用意できなかったとのことです。
冴: 「顔が分からない、ですか。 これは少々厄介ですね……。」
恭平: 「まぁ危険度で言えばヤクザ>FH>UGN(別組)>UGN(黒巣)ぐらいかねぇ」
恭平: 「ブローカーに引き渡すのはでっどえんどー、だな。これは」
恭平: 「まぁ自分なら津嶋邸に宅配業者を装って普通に拉致するよ」
テッド: 「とりあえず、何か分かったらよろしくね。…ええっと、協力よーせーってやつで。」
SM: ごちそうさましつつ、じゃあ僕帰るねーと言ってさくっと帰った(何)
恭平: 「ああ。取り合えずわかった。で。どうしようかな」
冴: 「了解しました。 ……はい、ご馳走様です……。」
恭平: 「ご馳走様でした」そう言ってさくっと帰った(何)
冴: 金額を見てちょっとうめいたのは内緒(何
レジ: 「17409円になりまーす」
冴: 「……………カードって使えますか?」
レジ: 「はい、使えます。ありがとうございましたー」(何)
冴: 背中がちょっとだけ寂しげだったとか何だとか(何

高人: 一方、津嶋君が外に出たあたり。何かどんよりとしたオーラを漂わせ、歩いてくる少年が一名。 ※40
高人: 「……あー。誰かと思えばやっぱ津嶋じゃねーか」(何
皓: 「……あれ、高人? どうしたの?」きょと。とその姿を見て。
高人: 「ああ……化学のチャリ特攻先生と古文のちまい先生に宿題ダメ出し食らってさ。やり直し2倍」(何
皓: 「……あー。お疲れ。まーがんばれ?」肩ぽむしつつ。
高人: 「そーいや、そこに一緒にいたのは神無月先生と…誰だっけ」
高人: 「やたら口の回る奴だったなぁってのはなんとなく知ってんだが」神原君の方を見て(何
皓: 「恭平のこと? まぁ、学年下だけど。面白い奴だよ。今度話てみたら?」
皓: 「……まぁ、高人だったら多分間違いなくやり込められるけどねー」笑い。
高人: 「ああ、そうか……でまあさっきの状況ちょっと見てたんだが」
高人: 「津嶋、お前そーいう趣味が……なわけないよな」真顔で(何
皓: 「……何のことかな?」笑顔で(何)
満月: 「……君の方がまだマシだっつー話だ、そこの変なオーラ背負ってるこーこーせい君よぅ?」
満月: 更に疲れた表情にて。 後方より。
高人: 「……ほっとけ……って。誰かと思えば晃野まで来たし」(何
皓: 「ちょ、今度は満月さん? ……二人とも大変だなー」
皓: かく言う自分? 宿題って何ですか(HAHAHA)
満月: 「こっちが帰り道なんだよ、悪いか・・・!」(だむだむ
満月: 「いや、まー。それは良い。 その神無月先生、何処で見た・・・?」 高人君に肩ぽむ。
満月: 「――あぁぁもうチクショウ、何だって今日に限って先生に電話繋がらないんだもう・・・!」
皓: 「ま、愚痴ってないで早く戻った方がいいって話。僕もちょっと用事あるから。また明日ね」
皓: 「じゃ、頑張れー。二人とも」ひらひらと二人に手を振って。
満月: 「うぃさ、明日なー。」 ひらひらと手振り。片方掴んだまま。
高人: 「……ああ、俺もかえるわ…じゃーな」といい終えるかいないかのタイミングで鉄球が直撃(何
満月: 「ちょま、吹っ飛ぶ前に質問に答えてから吹っ飛べ」
高人: 「…………ああ、先生ならそこのファミレス。というわけでじゃーまた明日」吹っ飛びつつ叫びながら退場(何
満月: 「向こうか、感謝っ!」 そうして夕日に向かってダッシュと。(何
GM: 「ちまいとかいうなー!(ぎゃぴー)」とかいう、先生の声が遠くから聞こえてきたとかこないとか。
GM: しーんえんど(何)



 Master Scene-01 「もう一方の相談」
 ScenePlayer:−−/登場:不可 

GM: 「間違いないようです。アレが“Innocent deeper”。私の“商品”」
GM: 「予想していた容姿とは少し違っていますが、果たしてその性能は如何ほどか」
GM: 「製品テストもしてみたほうが良さそうですね、ええ」
GM: 「──いえいえ、とんでもない。疑っている訳ではありませんとも」
GM: 「だからこそ、気になるのですよ。ブローカーとしての勘ですが」
GM: 「──ええ。それではまた後ほど」

GM: 「さて。──さん、アナタが働くのはもう少し後」 ※41
GM: 「商品回収時まで、もう暫くお待ち下さい」



 Master Scene-02 「宿命の対決」
 ScenePlayer:−−/登場:不可 

GM: 「ここであったがひゃくねんめ。まないたネコめ、きょーこそやっつけてやる!」 ※42
SM: 「…あんた誰? っていうか、お子ちゃまに言われたくないよ」
SM: 「人のコトをどうこう言うけどさ、あんたのその格好だって自分で可愛いとか思ってんの?」
GM: 「マスターからもらったふくをバカにするなぁ!!」

GM: 戦闘開始。
GM: ――きっかり1分後。

SM: 「あっかんべーだ! 今度からは相手を見てケンカ吹っ掛けるんだね」
SM: あーあ、つまんないの。そう呟きながら《ワーディング》を解除して、少女は立ち去った。

GM: 「…………ぐそー、なんでカラダがうごかないんだ…」
GM: 返り討ちに遭って地に伏したまま
GM: ぽつねんと、その場に取り残されていたゆきこだったが、
GM: その辺に落ちていた棒を杖に、よろよろと津嶋家へと向かった。



 Middle Phase-06 「おつかい」
 ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓/登場:許可後任意

 登場Dice 皓: 1d10=(9)=9+59=68
皓: うむ。68%(爽)
GM: やる気満々ですね(爽)

GM: ファミレスから帰る途中、友人と会ったりと、なんやかんやと遅れて帰宅した。
皓: 「ただいまー」普通通りにドアを開け。
GM: 玄関のドアを開けるなり、熱烈な歓迎が待ちかまえていた。
ゆきこ: 「ゆだんちたなバカめー、まちぶせちてぶっ!?」びたーん。
GM: 皓のお古を幼児用サイズに丈詰めした服を着たゆきこが、玄関マットで滑って転倒した。
皓: 「……」
GM: 何処かでまたケンカをしたのか、まだ半分が乱れ髪。
皓: 「ただいま、ゆきこちゃん」ぽん。と玄関に鞄を放り。
皓母: 「ゆきこちゃ〜ん、まだ髪を梳いている途中よ〜?」
SM: ブラシを手にした母がひょっこり顔を出す。
皓: 「ただいま、養母さん。これ、ちょうど良く出来たみたいだね」ゆきこちゃんの服を指し示しつつ、帰宅の挨拶。
ゆきこ: 「う、ううぅぅぅ………ぅわああああああん、コウが、コウがーーーっ!!」
GM: 玄関マットの上で、手足をバタバタさせながら暴れている(何)
皓母: 「ええ、今日やってみたんだけど上手く……あらあら、ゆきこちゃんどうしたの?」
SM: ぱたぱた、とやってきて暴れているのも構わず頭を撫でる。
GM: そして、ひらひらドレスのほうは、居間のハンガーにかけられているようだ。
GM: また汚れてほつれたので、修繕してから洗濯するらしい。
皓: あれ、と見て。「いや、マットに滑って転んだみたい……?」首傾げつつ、靴を脱ぎ。
ゆきこ: 「コウが、げんかんまっとで、オレのやぼーをうちくだいたーっ!」
皓: 「ちょ、勝手に足を滑らせただけでしょ?」流石に訂正かけつつ。
GM: そして荷物を置きに、2階の自室へと。

GM: ゆきこは居間に戻り、頭を撫でられ髪を梳かし直してもらっている。
GM: 次のヘアースタイルは、お団子だとか何とか。
皓: にぎやかになったもんだなー。と口中で呟きつつ。部屋のドアを開ける。
GM: 押し入れが全開フルオープンになっているのが見えた(何) ※43
皓: 「すっかりお人形さん扱いだよな、養母さん。まぁ、迷惑がってないな……ら……」固まった(何)
GM: 机の上には発掘された昔の教科書とか辞書とか、学校の文集とか山積みに。
GM: 床には、散乱している裏の白いチラシ。
GM: ベッドの下は、(元)同性のよしみで手つかずだったことにしておこう(何)
皓: ぉぅぃぇー(何)
皓: 「ちょ……これ、何だよっ!」だーもーっ!
皓: 流石に憤慨して、足の踏み場も無い部屋の奥、ベッドに鞄を放り。
GM: 手に取ったチラシの裏には、「晧」とか「晤」とか、「皓」に似た文字がびっしり…。
GM: 開きっぱなしの辞書には鉛筆で下線が引かれ、学校の教科書や文集にも振り仮名が。
皓: 「何かの呪いか、これ……」びっしり似たような文字が書かれた紙を放り投げ、嘆息。
皓: ひっくり返された押入れから、適当に服を取り出して着替え。仕方がないと部屋を片付け始める。
皓: 「少なくとも寝る場所と……あー。この教科書どうするかなぁ……まぁいいか、このままでもう」
皓: はー。とため息つきつつ。
皓母: 「皓ー?お腹空いてないー?おやつできたわよー。」
SM: 階下から呼ぶ声が。
皓: 「ん。はーい。ちょっと待って、今行きますー」片付けつつ、声を張り上げた。
ゆきこ: 「いただきまーす」階下からはそんな声が。
皓: 机の上、乱雑になったそこからメモを取り上げ、何か書き付け、破り取る。
皓: それをポケットにねじ込んで、当座本の類だけを棚に戻した状態で、階下へと。
皓: 「今日は何作ったの?」
皓: リビングに入り様、養母さんにそう声を。
皓母: 「遅かったわね。お腹すいたでしょ? 今日はカップケーキを作ったの。ご飯の前だけど、もう少しかかるから。」
GM: ゆきこは、山盛りに置かれたおやつをはぐはぐぱくぱくと喰っている。
GM: 凄い勢いで、その山は皓の見ている前で、みるみるうちに減っていく。
皓: 「ん。じゃぁいただきます」座ると同時に1個を取り上げ。
皓母: 「美味しい?」その勢いにニコニコとゆきこの顔をのぞき込み。
ゆきこ: 「うん」 皓母に、こく。と頷いて答え。
ゆきこ: 「ぅ…うま…いとはいわないけど、マズくない」皓を見て、慌てて訂正する。
皓母: 「まあ! ゆきこちゃんって“ツンデレ”ね」うふふ、と笑いつつ。
皓: 「養母さんのお菓子、結構おいしいと思うけど」ほい。と口に放り込みつつ。
皓: 「……ああ、ゆきこちゃん」
GM: カップケーキを両手に、“なんだよー?”と皓を上目遣いに、じとめ。
皓: ごそ。とメモを取り出し。「これ、正解ね。『晧』でも『晤』でもないよ、僕」笑いつつ。一文字かかれたそれを示す。
ゆきこ: 「……………………そ、そんなことわかってたもん!?」
GM: 返せーと、チラシをひったくろうと手を伸ばす。
皓: 「あれ、そう?」あはは。と笑いつつ、もうひとつケーキを取り上げて。
皓母: 「あら、漢字の練習してたの?」偉いわねぇ、と頭を撫でてから、鍋の様子を見にキッチンへ。
ゆきこ: 「…う、うん…」
皓母: 「…あらいけない。買い置きしてあると思っていたのに…お醤油がもう無いわ」
SM: キッチンで煮物の味見をしていた母が、収納庫の扉を開けたまま困り顔。
ゆきこ: 「じゃあオレ、かってくる!」
皓: 「文字が判らなかったら、訊いてくれればよかったのに。流石にあの惨状はびっくりしたよ……と?」
皓母: 「おつかいに行ってくれるの? ありがとう、ゆきこちゃんは良い子ね」なでなで。
GM: 挙手して椅子からぴょこんと飛び降りて。
皓: 「んー……僕も行こうか」ちら。と一瞬ほつれたドレスを見て、立ち上がる。
皓母: 「じゃあ皓も一緒にお願いね。」千円札を一枚渡して。
皓: はーい。と間延びした返事をして。「行こうか、ゆきこちゃん」
SM: 暗くなってきたし、車に気をつけるように、と。どこかやっぱり楽しげな母に見送られつつ。

ゆきこ: 「なんでオマエと…」
GM: ぶつぶつ言うゆきこと共に、近所のスーパーへ行くこととなった。
皓: 「だってゆきこちゃん、放っておくとまた転んだりするでしょ」さらっと。
ゆきこ: 「ころぶのはどぢっこメガネくらいだ」ぷりぷり怒りながら、皓の前を歩く。 ※44
皓: 「自転車で行こうか……あー。荷台無いから無理だな、歩きだね」
ゆきこ: 「…これがおわったらオマエをころちてやる」
GM: 千円札を握りしめながら、とてとてと。
皓: 「ほら、危ないよ。脇に寄って」車道に身をずらし、大またで歩きながら。
皓: その手を取り、握る。
ゆきこ: 「ぉ? わわわわゎ」ととととと。
GM: ──そしてスーパーが見えてきて、その手前。
皓: 「ひとつ、訊くけどさ」
ゆきこ: 「なんだ?」偉そうに腕組みをしながら立ち止まる。
皓: 「僕を『コロす』って。どれだけの人にそう言ったんだろ、ゆきこちゃん」
ゆきこ: 「えーと……オマエと、どぢっこメガネと………あとバットおとこにもいった」指折り数えつつ。
皓: 「さっきも、何人かにそれ、忠告されたけど。駄目だよ。そんなこと言触らすの」ね? と覗き込むように。
ゆきこ: 「だったらおとなちくコロされろー!」後ずさって叫び、爪をにょきっと伸ばしたところで。
皓: 「コロす。なんて物騒なこと、そんなに連呼するのって良くないよ。“言霊”ってあるでしょ」
GM: にゃーにゃーと、近くから、しきりに何かの鳴き声が聞こえてきた。
皓: 「……うん?」
GM: 道端に捨ててあるダンボール箱から聞こえるようだ。
皓: 「……ぁー」ため息と声の入り混じったようなそれを上げ、ダンボールに視線を投げる。
ゆきこ: 「?」 爪をしまい、箱を空けて覗き込む。
GM: 中には数匹の子猫が。
ゆきこ: 「…………(じーっ)」
皓: 「捨て猫かぁ……まだこんなことする人いるんだ」
GM: しばらくそれを黙って見つめていたが、ハッと我に返って。
皓: 「……持って帰りたいの?」
ゆきこ: 「か、かってにポコポコうまれてくっからすてられるんだよ、ざまーみろっ」
ゆきこ: 「とっととホケンジョにいっちまいな!」軽く箱に蹴りを入れて、スーパーへと走っていった。
ゆきこ: 「ついてくんなーバーカ!!」ついでに捨て台詞も。
皓: 「…………ふむ」その姿を見送るような形で軽く腕を組み。
GM: そして、自動ドアにぶつかりながらも、彼女の姿はスーパーの中へと消えていった。
皓: ジーンズに手。……まぁ、少々の持ち合わせはあるか。と確認。
皓: 「……ペットフードコーナーなんて知らないぞ、僕」いささか呟きつつ。軽い早足で後を追った。 ※45

ゆきこ: 「ちょーゆ、ちょーゆ……このくろいのか。たくさんある…こんなちるちついてたかな?」
ゆきこ: 「……のみもの? うまいかな…」醤油のペットボトルを振りつつ、ぶつぶつと。
GM: ペットコーナーの前で足を止めて、しゃがみ込む。
ゆきこ: 「…たけーな。ちょーゆが298えんだから…ええと…」指折り計算。
皓: 「うちはこれね」その背後より、一本を指し示す。
ゆきこ: 「ふわぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
皓: 「……そんなに驚かないでよ」流石に呆れて。
ゆきこ: 「おど、おどかすなあっ!?」 咄嗟に手にした何かを隠す。
皓: 「醤油はね、結構味を選ぶんだよ……うん? 何持ってるの?」目ざとく見つけた。
ゆきこ: 「………なんでもないっ!」ぽいっと、手にしていた何かを放り投げた(何)
皓: そのままそれを取り上げ、見る。
ゆきこ: 「ああっ…」
GM: 商品名は“か○かん”。 ※46
皓: 「これ、猫の餌にいいんだ」ふうん。と頷きつつ。
ゆきこ: 「……しゃけのしゃかなにオレがくうんだ!」
皓: 「じゃ、もう2,3個買って行こうか。どこにあるの? これ?」示し、ゆきこちゃんに笑う。
GM: ちらりとネコエサの棚を見てしまうも、慌てて。「おちえるもんか!」
皓: 「そっちね。ありがと」目線を追い、そちらに近づいて。
GM: ぷいっと、両手に醤油のペットボトルを抱えてレジへと向かう。
皓: 「あー。色々あるんだ。ゆきこちゃん、どれがお勧め?」構わず背に声をかける。
ゆきこ: 「ちるかー!」
皓: 「じゃ、さっきのと同じものでいいか」構わず、数個手に取って。
GM: ゆきこは、レジの店員さんに「おつかいエライわねー」と褒められながら、おつりを受け取っている。
皓: 「これも一緒にお願いします」一歩遅れてレジに缶を数個差し出し。
ゆきこ: 「Σ」
レジ店員: 「はいはい」
GM: そんなこんなで、二人一緒にスーパーを出た。
GM: 手にしたビニール袋には、醤油のペットボトルと猫缶数個。
ゆきこ: 「……カンタンに、こいつらひろうとかいうなよ」
皓: 「ん?」
GM: ふくれっ面で、猫缶を爪で空けては段ボール箱の中に入れる。
皓: 「ゆきこちゃんが連れて行きたいって言うなら、構わないよ、僕は」
ゆきこ: 「うるさい、うるさいっ! こんなヤツらなんてちるかーっ!!」
皓: 「だったら、何で一番初めに缶を見に行ったの?」
皓: 「気になったんでしょ、この子達のこと。……悪いことじゃないよ、それ」
ゆきこ: 「………」ぅっと言葉に詰まるも。
ゆきこ: 「たまたまだ。たまたま、えがうまそうだったからきになったんだ!」
皓: 「別に、気になったことを隠す必要は無いでしょ」
ゆきこ: 「…ふ、ふん! それはよゆーか? よゆうのつもりなのか!?」
皓: 「……それに、ほら。一旦餌付けしちゃって、離せるものでもないしね」よいしょ。と箱を抱えあげる。
皓: 「ゆきこちゃん、猫詳しそうだよね。僕、猫は飼ったことないんだよ」
ゆきこ: 「オマエになんか、わかるもんかー!!」
GM: 皓の手を払い、一目散に夜道を走り出す。
皓: 「……何だかなぁ」苦笑を漏らし。
GM: みぃみぃ。
GM: 箱の中からは、相変わらず子猫たちの声が聞こえる。
皓: 「……まぁ、蒼太とか久米とか、その辺に押し付けるか」いち、にぃ、さん。と箱の中の子猫を数え上げ。
皓: 麻生さんあたりに声かければ、里親も見つかるだろう。と。
皓: 「最近拾い物多いよなー。僕」ひとりごちて。そのまま箱を抱え、家路についた。
GM: 煌々とした月あかりに照らされて伸びた、自らの長い影を踏みながら。



 Middle Phase-07 「共犯者」
 ScenePlayer:“無慈悲な女神” 高羽 綴/登場:自由(皓以外)

 登場Dice 綴: 1d10=(1)=1+48=49
GM: 一番伸びて欲しい人が伸びてないな(何)

犬飼: 「やれやれ。危うく新世界の扉を開いてしまうところだった」
GM: 綴と別行動中、脅威モカを飲みつつ復興屋台のW7ラーメンを味わったところ、 ※47
GM: 彼曰く「天地創造のビッグバン」が起こり、とある個室領域の主となっていたらしい。
綴: 「…きっと、いい所ですよ、新世界…。…旅立つまで、挑戦しててください」
GM: 煌々と月光に照らされながら、夜道を歩く二人。
犬飼: 「そうだな。成分的には全く問題が無い筈だった」
犬飼: 「どのような調合、作成法をすれば、あのような食物兵器が完成するであろうか」
犬飼: 「新しい研究テーマとしてみるのもいいかもしれん。非常に興味があるものだ」
GM: そんな会話を行っていると、犬飼の携帯に連絡が入る。
犬飼: 「……おお、そうか。御苦労であった! 聞け、私の優秀なサポートスタッフがIDの居場所を突き止めた」
綴: 「…知っています。…“いのせんとでーぱー”は、一般人の手で保護されているようです」
犬飼: 「な、なんだとー!?(ズガーン)」
犬飼: 「つ…津嶋皓という少年の家にステイしているとのことだ。どうだ、此処まで詳しい事は分かるまい!?」 ※48
GM: 何かのプライドを守るかのように、必死の形相で詰め寄ってくる。
綴: 「…問題は、その家庭にオーヴァードがいるらしいという事です…」
綴: 「…《ワーディング》のみでは対処できませんから、ガスを使うか…それとも」超スルー(マテ)
犬飼: 「穏便に引き渡せば良し。さもなくば、多少強引な手段を使う事もやむを得まい」
GM: 何故か会話が繋がった(何)
綴: 「…では、前衛頑張ってください」キッパリ
犬飼: 「雑用と戦闘は君に任せている」キッパリ
SM: …と。上空を停滞気味に流れる雲で、前方の月光が翳る。その影に紛れて人の気配。
犬飼: 「……む?」気配に、その足を止める。
綴: 「…戦えとは言っていません。…置物のように盾になってください」
SM: 「“いのせんとでぃーぱー”を探しているのか?」言って。影は少し小さくなる。
犬飼: 「ではその役目は私の優秀なスタッフに任せるとしよう……曲者か。何奴!?」
綴: 「…何者です?」とか言いつつ、犬飼が丁度遮蔽になるような位置取りを
ハティ: 『……FH戦闘部隊所属、芥川だ。“いのせんとでぃーぱー”を追っている者を足止めしろと命令を受けた』
SM: 軽い足音で歩み出るのは、一匹の狼。
犬飼: 「このお馬鹿さんがっ!? そのポジショニングだと君の攻撃も受けてしまうではないか!」
犬飼: 「──と、今、何と言った、狼?」
綴: 「…それは、こちらの彼の事ですね」犬飼押し付け、別の道へ向かおうと(マテ)
ハティ: 『…津嶋皓の家に向かうつもりなら、すまないが止まって貰う。』
SM: ひとっ飛びして、方向を変えた綴の前に移動。
犬飼: 「………ふ。成る程。君は陽動係というわけか」シリアスに、メガネの縁に指を当てる。
綴: 「…甘く見ましたね、FH…。…あなたは今、迂闊な事をいいました」
綴: 「…これで、津嶋家がこっちあるとわかりました…」ビシィッ!
犬飼: 「──!?」
犬飼: 「捜す手間が省けたというもの。礼を言うぞ、犬!」
ハティ: 『……待て、地図を確認させてくれ』しりやーす。(何) ※49
綴: 「…少々お待ちください…」簡易地図を取り出し、一緒に見る
綴: 「…現在地が、ここですね…」
ハティ: 『俺はこの道より先へ行かせるなとしか聞いていない。』
ハティ: 『だから、行かせるわけにはいかない。』一緒にのぞき込む。
犬飼: 「待て。君は北がどの方角か把握しているのか?」
綴: 「…何を言っているんですか…太陽が出てる方向に決まっています」バカにするように ※50
犬飼: 「残念ながら現在は夜だ」
綴: 「…夜でしたか…なかなかやりますね、FH…」
ハティ: 『北からは食い物の匂いがするんじゃないのか。』(何)
犬飼: 「いいかね? 北極星のある方向が真北だ。北斗七星の柄杓をまずは見つけて……」空を見上げて。
冴: 迷子さんばっかですか・・・!(何
 登場Dice 冴: 1d10=(8)=8+67=75
犬飼: 「──何という事だ。おお、天は我を見放したか!!」
GM: 厚い雲に覆われ始めた空を見て慟哭する白衣の男。
冴: 「……………………。」
ハティ: 『……新手か?』振り返りつつ。
冴: 「あの、道の往来で何をしてらっしゃるのです?」 本体は買い物帰り。
 登場Dice 恭平: 1d10=(4)=4+72=76
犬飼: 「ああ、良いところに。
冴: 買い物袋を片手に下げつつ。
綴: 「…我々は、今、極秘任務中です。…一般人は、御引取りください」
犬飼: 「その任務の手始めとして、北の方角を探しているところだ」
恭平: 「……」冴先生の買い物帰りに物欲しそうな目でたかってたこ焼きをせしめた(何)
冴: 「…………」
綴: 「…基本からやり直しましょう。…一個の塊が十個になって…」
犬飼: 「…いや、待て。待ち給え綴君」
冴: 「何処が極秘なのかなって突っ込みは横に置いといて。 北ならこっちですよ?」
恭平: 「たこ焼きウマー」(何)
SM: 増えた気配に飛び退り、全員を見る。
ハティ: 『よこせ』たこ焼きをじっと見つつ。(何)
冴: 指差しつつ、聞えた声には心で泣きつつ。たこ焼き500円だなんてどんなぼったくr(ry
恭平: 「お前の極秘任務を教えたら半分やろう」(何)
犬飼: 「そうか北は其方か!」
犬飼: 「では、津嶋家は其方で、其処へ行く道を阻もうと言うのだな、FHのエージェントよ!」ハティを指さす。
ハティ: 『極秘と言うことはないが……。…まあ、構わないだろう。』
綴: 「…フムフム…」たこ焼きツマミながら
恭平: 「はっはっは」
ハティ: 『そういうことだ』犬飼の言葉に頷き(しりやーす)
犬飼: 「任せたまえ。天才の推理に無理無駄無謀は無い」(しりやーす)
恭平: 「死ねえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」犬飼にヤクザキック(何)
犬飼: 「では行こうではないか。IDをうごあぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!?」
GM: 犬飼は天才的に吹っ飛んだ(何)
冴: 「何が何やら…………ってちょま恭平君!?」
SM: ジャンプして塀の上へ。(何)
冴: 「見ず知らずの人にいきなり攻撃は駄目だって何時も言ってるでしょう!?」
恭平: 「いつも言ってるとかは断固無視する!」(何)
恭平: 「お前は敵役に喋らせるという形式美を無視した。万死に値する!冴先生に謝れ!」(何)
冴: 「え、いや、私に謝られても困りますよそれ!?」
ハティ: 『お前達は“いのせんとでぃーぱー”をどうする?』被害を避けつつ。
綴: 「…半殺し…或いは全殺しにして、研究所に送ります…」
ハティ: 『それは、困るな。』(何)
恭平: 「イノセントディーパーをどうするか、だと」
恭平: 「そんなものは知らん!」きっぱり(何)
ハティ: 『……』
冴: 「そして、イノセントディーパーの名前を知っててFHの人と言う事は……もしかして貴方が芥川さんで?」
冴: 少々困り気味でハティさん見ながら。
ハティ: 『俺は、子供をいたぶるのは性に合わない』冴の言葉に頷きつつ。
ハティ: 『だが仕事だ。今頃は矢巳が子供を捕まえた頃だろう』
冴: 「そして半殺し全殺しとか物騒な単語もなるべくなら止めて貰いたいと――何ですって?」
恭平: 「なぁハティ」
SM: 視線だけ恭平に。
綴: 「…別に構いません。…全殺ししておいてくれれば、こちらの手間が省けます」
冴: 慌ててもう一つの視界を繋げようと。 皓君が一緒に居た模様だからすっかりおろそかにしていたが。
恭平: 「ここに焼肉3割クーポンあるんだが。お前黙って帰らないか」 ※51
ハティ: 『…………。』
ハティ: 『お前、話が分かるな。』塀から降りてくる(何)
恭平: 「まぁ。よしなに」おだいかんさまー(何)
ハティ: 『子供は黒帽の軽トラで市街へ運ばれる事になっている』器用に口でクーポンを受け取りつつ(何)
恭平: 「実際、可能性としてありえない話でもないからな。襲撃」
恭平: 「ファミレスで接触してきたのもそいつだろ。ハティどん」
ハティ: 『子供を何度も切り刻んで、それでも生きていたら、『商品』だから連れて行くと言っていた。』
ハティ: 『俺はあいつがきらいだ。』頷く。
恭平: 「なんてストレート」
綴: 「…連れて行ってから刻んだ方が、死体の処理も楽でしょうに」
恭平: 「だが悪くないご意見で御座いまして」
ハティ: 『取り引きをした。俺は黙って帰る。矢巳と落ち合う約束だ。』呟いて、身を翻すと暗闇を走り出す。
恭平: 「うまくいかなかってもお前の所為でもないさ」
冴: 「……彼の後を着いて行けば落ち合い場所がわかるって事で良いんですかな。この場合。」
冴: すっかり視界が見難くなってた視界を閉じて。 腕組んで少し考え。
恭平: 「そんな事を思いつくなんて冴先生って悪い人ですね」棒読み(何
冴: 何か唐突に悪い人言われてちょっと泣きつつ(何
綴: 「………一つ言っておきましょう、FH」後ろについていきながら
綴: 「…狼が喋る時は、《ワーディング》した方がいいと思います」
恭平: 「犬飼の鳴き声として誤魔化してください」(何)
綴: ちなみに、犬ッチ超放置(キッパリ) ※52
冴: 「ま、まぁともかく。追うだけ追いましょう。 急がないと見失ってしまいますし。」
恭平: 「へーい」
恭平: そして少し考えた。何しに行くんだっけ、と(何)

GM: 3人+1匹が立ち去ってから暫く後。天才は華麗に目を覚まして空を見上げた。
犬飼: 「──ああ、雨が降りそうだ」



 Trigger Phase 「無言の出迎え」 ※53
 ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓/登場:許可後任意

 登場Dice 皓: 1d10=(3)=3+68=71
皓: よしよし……!

GM: 帰宅した皓の目の前には、信じられない光景が広がっていた。
GM: 玄関先に倒れ伏していた、母親。
GM: エプロンは真っ赤に染まり、玄関に大量の血溜まりができている。
皓: 「……ぇ」
GM: その傍らに佇む、幼女。
皓: ちょっと前からは考えられない光景。思わず、立ちすくみ、目を見張る。
GM: 玄関の戸を開けて入ってきた皓を、見て。
GM: 血塗れの自分の両手を見、そして服を見て。再び皓を見て。
皓: 「養母さん……!? ゆきこちゃん、これは、何……!?」
ゆきこ: 「…ち、ちが…オレじゃ…………ぁ」
ゆきこ: 「――……そ、そうだよ。オレがやったんだ。ざ、ざまーみろっ!」
皓: ダンボールを何とか平静に足元に置き、駆け寄って。
ゆきこ: 「か、カオみられてるからっ、どうせコロすつもりだったし!!」
GM: 早口でまくし立てながら爪を伸ばす。
ゆきこ: 「オマエがあんなことゆーからっ、ぜんぶおまえのせいだ、ちねー!!」
GM: その爪を振りかざし、ブン!と切りつけてくる。
皓: 「……っ!」そのまま、避けず。左腕を上げることで受け止める。
皓: 「話は後で聞かせてもらう…今はそれより養母さんの様態だ……」ゆきこちゃんの攻撃には構わず、様子を見ます。
ゆきこ: 「くっ」
GM: 攻撃が失敗したとみるや、じりじりと後逸し、台所の勝手口から脱兎で逃げ出す。
皓: 普通に《気功》とか効くようでしたら応急処置後救急車を呼びますが。 ※54
GM: 爪状の鋭利なモノでざっくりと胸を一突き。
GM: そして、大量の出血にもかかわらず、皓母には微かに息があるようだ。
GM: 事情が事情だけに、信用のおけるUGN関係者に救急車を回してもらえるようにした方がよさそうだろう。
皓: 「…………まだ生きてる……なら……」微かな希望。それに安堵して手を当てる。《気功》かけます。
皓: 少しでも実があるなら。侵食は73%(ころころ)ぐ……
GM: まあ、常人なら死んでいてもおかしくない状態だけど、「何故か」大丈夫。
皓: 「……」発動しない。それにいささか青褪めつつ、UGN救護班に連絡します。
GM: では、直ぐに救護班がやってきますね。
皓: 「……すみません。お願いします」それに一礼し、部屋に駆け込み、立てかけてあった得物を取り上げて。
GM: 救護班員は皓の母を運び出して、残った一人が軽く説明をする。
救護班員: 「命に別状はありません、後遺症も恐らく残らないでしょう。傷口も奇麗に治りそうです」
皓: 「……良かった。あの、後で病院には行きます。その前にやることがあって……すみませんけどお願いします」
救護班員: 「君の手当が早かったのが良かったのかな? ともあれ、そんなに心配する事は無い」
皓: 説明に、携帯を取り。……一瞬手が止まる。
救護班員: 「これだけの出血量で生きていたとは考えにくいからね…何か?」
皓: 「……いえ、僕は何も……」答えかけ、何か思い当たったのか、言葉も切って。
皓: 「……助けたのは、僕じゃないです……ともあれ。後はよろしくお願いします」
救護班員: 「? ま、まあ分かったよ。我々に任せてくれ」
皓: 一礼し、携帯で養父さんに連絡。その後、ゆきこちゃんの去った方へ走り出す。 ※55
皓: 外に飛び出し──既に姿を消した小さい影を見つけられないことに歯噛みして。
皓: あてずっぽうに走りながら、夕方別れた教師の番号を繰り、コール。



 Master Scene-03 「暗雲」
 ScenePlayer:−−/登場:不可 

 「戦闘能力は無いと伺っていましたが、《爪剣》を使いますか」
 「お陰でひっかき傷をもらってしまいましたよ」
 「──なるほど、だからですか。それで勘違いを……ええ、そのようで。本人も気づいていないようです」
 「私どもも、基本的に商品には傷を付けないよう努めておりますが…そちらのご意向であるならば」
 「梱包と運搬方法も当方にお任せ下さいませ」

 通話を切り、携帯をポケットにしまい込みながら、男は足下の小さな檻を見下ろした。
 檻の中には窮屈に押し込められた少女。
 着ていた服は血に濡れ、赤い瞳は虚ろに宙を捉えたまま。
 生気の失せつつある頬を照らしていた月光も、不意に翳りを見せ、
 男は空を見上げ、空に広がる暗雲を見遣った。

 「そろそろ頃合いですか………さて、と」
 「手足を切っても生えてくるのであれば、別の方法を考えさせていただく他ありませんね」
 「薬剤は効きにくいようですが、幸い、痛覚はあるようなので…」
 「……ああ、温和しくさえしていれば、そんなに痛くはありませんよ?」
 「どのみち、キミが戻る所はもう無いんです」



 Climax Phase 「Rain washes away sorrow」
 ScenePlayer:全員

 登場Dice 恭平: 1d10=(10)=10+76=86 ※56
恭平: ヒャハー。
 登場Dice 皓: 1d10=(6)=6+71=77
 登場Dice 冴: 1d10=(1)=1+75=76
 登場Dice 綴: 1d10=(1)=1+49=50
GM: つづりんは、いっちょ脅威モカを飲めばいいと思う(何)

GM: 雷鳴が轟く。
GM: 先日からの好天が急激に変わり、雲海を駆け抜ける一瞬の閃光が場を照らし出した。
GM: 局地的な《ワーディング》に閉ざされた公園内で垣間見た光景は
GM: 昼間の情景とは様相を全く異なるものとしていた。
GM: 常緑樹の陰となり、外からは見えにくい場所に、軽トラックが止まっており
GM: その傍らに佇む者。
GM: そして、その足下には小さな檻。
GM: 何かが体をくの字に押し込まれるように詰め込まれている。

ゆきこ: 『………ま……が………』
男: 「? 何か言いたいのですか? どうぞ、言ってみて下さい」
ゆきこ: 『……オマエが…、コウの…………』
GM: 男は軽く笑う。
男: 「はい、ご名答。よく分かりましたね」
男: 「捨てられたキミに、新しい居場所、温かい家庭など不要かと思いまして」
ゆきこ: 『……………』
男: 「実験動物が。身の程を知った方がいいですよ?」
GM: 再びの閃光。
GM: 彼女の体には、檻の外からによる、金属の串のように長い刃物が何本も突き刺さされ、
GM: 身動きの取れない状態となっている。
GM: ぽつり、ぽつり。
GM: そして激しく降り出してきた雨。
GM: 檻を中心として、大量の血で濡れているアスファルトに、雨粒が跳ねる。
皓: 「……ゆきこちゃん──!?」ず。と地を滑らす様に、走り寄った場所。目に入った光景に声を上げた。
GM: おや? と。男は降って湧いて出た声へと視線を向ける。
皓: 「何を……貴方は、何をしてるんだ!?」傍らの男を睨みつけ、吼える。
男: 「梱包作業を」
GM: 変わらぬ笑みをたたえて、悠然と彼は答えた。
男: 「しかし…ふむ。見られてしまったからには仕方がありませんね」
皓: 「……馬鹿な事言うな」
皓: 「人を……そんな処に押し込めて、何を……っ!」そのまま、勢いに任せて、止めた走りを再度。 ※57
男: 「おっと。そんなにこの“商品”が大切ですか? だったら──」手にした細い刃を、ゆきこの首筋に宛がう。
皓: 「────っ」動作に、息を呑み、再度止まる。
SM: 『ワウッ、ワゥ!』横から、二度吠える声。
皓: 「──“商品”だって……!?」激昂しかけた、直後、吠える声に意識を呼ばれた。
男: 「ふむ。きちんと仕事をして頂かないと困るんですがね、芥川さん?」
男: 「アナタを紹介した片桐さんの信用問題にも関わる事ですから」
ハティ: 『……仕事はした。ただ、つけられていたかもしれない。だから警告をしにきた。』
ハティ: ぱしゃ、と地面を蹴って男の所へ。
男: 「尾行の警告を……馬鹿な」
ハティ: 『こんなところでぐずぐずしていると、来るぞ。』
冴: 「――ええ。 失礼して、後をつけさせて貰いましたよ。」
冴: 手に持っていた新たな携帯は内ポケットへ。 人影を確認して、止まる。
GM: 穏やかに笑っていた顔をにわかに強ばらせ、男は宅配帽を被り直す。
冴: 「まったく。寄って集って良い歳した大人がそんな幼子を拘束するだなんて……良い趣味とは言えませんね。」
皓: 「…………神無月先生……」微かに虚ろに振り返り、その名前を呼んだ。
冴: 「少々遅れてしまいましたね。 申し訳ありません。」 小さく苦笑。 皓君の横へと。
皓: 「……いえ」先生の言葉に、微かに首を振り。
男: 「幼子? いいえ、“商品”ですよ」
綴: 「………すでに実験済みでしたか」冴が現れたのとは反対方向から
男: 「ええ。と言っても確認程度ですが」新たに表れた気配には振り向かず。
綴: 「…手間が省けました。…本物のようでしたら、こちらに引き渡してください」
SM: 狼は檻の側に座って、中を窺うように首を傾いでいる。
GM: 檻の中の彼女はぐったりしてて、場の様相にも反応は無い。
冴: 「……訂正しましょう。 良い趣味どころか、本当の外道の方でしたか。」
綴: 「…私としては、生きていても死んでいても構わないので…」燐光をまとって、攻撃態勢に入る
皓: 「それと、そこの人。貴方が人を人と思わない人だってのは判った。……だから」
皓: 「“商品”って連呼するな。耳障りだよ。その子は立派に一人の“人間”だ」
皓: 「──ゆきこちゃん」最後は檻の少女に呼びかける。
男: 「“外道”ですか。はは…良く言われますよ」
男: 「しかし、それを言うならば子を売り儲けと成す親御さん達も似たようなものでしょう
冴: 「流石、闇ブローカーの名は伊達では無い様子で。」 溜息と共に。場の空気を少しずつ換えていく。
綴: 「…首でもなんでも、刺すならどうぞ。…その隙は、命取りになりますよ」
矢巳: 「…ええ。私一人では分が悪いのは確か」
矢巳: 「芥川さん、ここで汚名返上していただきますよ? 商売の邪魔をする彼らを殺して下さい」
ハティ: 『………。』黙ったまま腰を上げ。
皓: 「……ゆきこちゃん、聞こえてる?」返事は期待せず。ただ呼びかけて。
ハティ: 『…これでも主人の面子は気にする方だ。』
ハティ: 『…それに、食事がまだだからな。』雨に濡れた体を一度振るって。
ゆきこ: 『……………』
皓: 「ゆきこちゃん。養母さん、助けてくれたの、君だろ。……ありがとう」
皓: 「だから……遅れたけど……ちょっと待って。今度は僕が、君を助ける。──必ず!」
恭平: 「んー」
恭平: ぽてぽてと空気読まず気だるげに登場。
矢巳: 「相手は3人……と思いきや、雨の中を散歩ですか? 御苦労様ですね」
恭平: 「ばっか。ハティにブローカーの人」
恭平: 「汚名は返上するモンじゃねぇ。挽回するものだ!」指ずびし(何) ※58
ハティ: 『そうか、覚えておく。』しりやーす(何)
綴: 「…そうそう、その通りです」
綴: 「…いのせんとでーぱー捕獲任務…しっかり、汚名挽回させていただきましょう…」(マテ)
恭平: 「墓穴を掘ったら掘り抜ける。失敗したら突き通す」
恭平: 「半端星人やってるから後ろ指さされるんだばーかばーか冴先生の携帯折ってごめんなさい」(何)
冴: 「………………」
冴: 「え、ちょ、何時の間に!?」 突っ込むべきか悩んでいたところに不意打ち!?(何
矢巳: 「……………なるほど。それが“黒巣流”」あからさまな嘲笑を以て、くっくっと笑う。
GM: 一人、黒巣流ではない男(何)
恭平: 「まぁ。なんだ」
恭平: 「助けるとかよ。助けられるとか、なんか面倒とか。モラルとかややこしんだ」
恭平: 「文句あるならこの物語のTHE主役クラスの皓サマが無双やってくれるから首あらって待ってろ」(何)
矢巳: 「彼が、ですか。横取りは感心しませんね」
皓: 「やっていいならね。何かもう、さっきから色々頭きてるし」ぶん。と再度得物を振り。
恭平: 「商売ってのは迅速かつ公平性が大事なんでナイデスカね」
恭平: 「横取りの横取りの横取りはみっともなくね?あぁ?」
矢巳: 「確かに。──頃合いです」
皓: 「時間かけたくないんだ。……さっさと終わらせるよ」
恭平: 酷く滑稽に。
GM: 雨は一層激しく降り出してきた。
GM: 大気を割る轟音と共に閃光が白い光となって眼を打ち、落雷が地を揺るがし
GM: 不意に闇が訪れる。
GM: 黒巣市全域を覆う停電。と同時に《ワーディング》が広がった。衝動判定を。
 衝動判定Dice 恭平: 4r10=(3,8,9,2)=9+2=11
 侵蝕率上昇Dice 恭平: 3d10=(8+4+6)=18+86=104
恭平: 人間をやめるぞーJOJOーッ(何)
GM: 104%おめでとう(何)
 衝動判定Dice 皓: 7r10=(1,1,4,5,7,2,7)=7
 侵蝕率上昇Dice 皓: 2d10=(1+5)=6+77=83
皓: この際失敗しても良かったのに(何)成功の83%
皓: って、恭平君(汗)
 衝動判定Dice 綴: 6r10=(2,7,7,10,10,7)=Cool!!
 衝動判定Dice 綴: 2r10=(4,7)=7+10=17+4=21
 侵蝕率上昇Dice 綴: 2d10=(8+4)=12+50=62
綴: 成功で、62%
 衝動判定Dice 冴: 7r10=(8,10,8,5,9,6,6)=Cool!!
 衝動判定Dice 冴: 1r10=(1)=1+10=11+1=12
 侵蝕率上昇Dice 冴: 2d10=(1+1)=2+76=78
GM: 先生頑張った…!(何
冴: 頑張ったね・・・! とまれ、成功で78%。
綴: あぁん、その目はこっちが振りたかったのに!(マテ)
恭平: 恭平のバットに落雷が落ちる!(何)
GM: 皓25>犬飼19>ハティ15>綴12>恭平、矢巳10>冴9
皓: え、犬飼いるの??
GM: もとい。犬飼は今居ない(何)
皓: いませんか(あらら)
GM: 皓25>ハティ15>綴12>恭平、矢巳10>冴9
GM: 誰かが蹴り飛ばしホームランしてくれやがりましたので(何)
綴: 攻撃対象がひとり減ったネ!(マテ)
恭平: (ぷいす!(何))
GM: お陰で戦闘開始前にかおーすにならずに済んで、正直助かった気分のGMですが(何)
皓: ぷちかおーすでしたよ(何)
GM: では、改めてエンゲージ確認を。
GM: 「矢巳、ゆきこ」「ハティ」  「PC」「綴」
GM: 基本はこの状態。変更希望がありましたらどぞ。
GM: ちなみにゆきこのIVは5ですが、能動行動できません。
綴: どこかに一人でいるはずです。
恭平: 特に無しで。
冴: 此方はそれで構いませぬ。
皓: 後ろにはハティを超えてエンゲージできませんか?
GM: ハティ次第ですね。
SM: ハティはあまりやる気がありません。多分。(何)
GM: じゃあ全力移動でハティの横を擦り抜けていいです(何)
皓: 全力か……
GM: マイナーではハティの位置に到達して終了ですので。
皓: うぃ。
GM: では戦闘に入ります。

■□Round 1□■

GM: ◇セットアップ
皓: 無しで。
GM: 矢巳は《戦いの予感》を宣言。
恭平: なしで。
冴: ありません。
綴: 《戦いの予感》宣言
SM: ハティは《ヴァイタルアップ》 ※59

GM: ◇綴(戦いの予感)
綴: 「…泣いて逃げ帰れば、わざわざあなたと戦う理由は無かったのですが…」
綴: 「…事情はさっぱりわかりませんが…邪魔はしないでくださいね、鳥越劉斗」皓をチラリ見て(違) ※60
GM: 居ないよ(何)
恭平: 名前間違ってるよ(何)
皓: 「……は?」思わず(何)
GM: フルネームは合ってるけど対象が違う(何)
冴: 惜しいですか(何
綴: マイナーなし、メジャー《マインドエンハンス》《スターダストレイン》《見放されし地》《苦痛の矢》《トランキリティ》《茨の輪》対象:矢巳&ハティ
 Dice 綴: 12r10=(3,5,10,5,1,5,4,8,9,9,5,2)=Cool!!
 Dice 綴: 4r10=(7,10,5,5)=Cool!!
 Dice 綴: 2r10=(6,5)=6+20=26+4=30
綴: 30。命中で次の行動C値+1、シーンの間ダイスペナルティ3個、クリンナップで5点ダメージ。
GM: 矢巳。回避0+《全知の欠片/ゆらめき/磁力結界》
 Dice GM: 20r10=(7,6,10,8,3,4,5,4,5,7,2,5,7,6,1,1,1,1,3,7)=Cool!!
 Dice GM: 2r10=(6,8)=Cool!!
 Dice GM: 1r10=(7)=7+20=27+0=27
GM: く、届かないか…。
SM: 運動+《アクロバット/影走り/電光石火》
 Dice SM: 23r10=(10,10,8,4,9,1,6,10,1,9,10,5,4,8,10,9,3,10,7,10,9,1,7)=Cool!!
 Dice SM: 15r10=(3,5,3,5,7,10,10,6,2,10,10,6,10,9,6)=Cool!!
 Dice SM: 7r10=(9,1,1,3,8,8,3)=Cool!!
 Dice SM: 3r10=(9,7,3)=Cool!!
 Dice SM: 2r10=(9,7)=Cool!!
 Dice SM: 2r10=(2,9)=Cool!!
 Dice SM: 1r10=(3)=3+60=63+2=65
SM: えっと、よけました。(何)
GM: ハティのくせに…(何)
皓: 来たな……
矢巳: 「まさか、そちらが早いとは……」茨に囚われながら、歯噛みする。
SM: ペナルティ怖い(何)
綴: 「………違いましたっけ? ………誰?」撃ち込んだ相手は無視(マテ)

GM: ◇矢巳(戦いの予感)
GM: RC0+《全知の欠片/絶対の孤独/電波障害》
GM: Cr+1、3DP込み。
 Dice GM: 6r10=(9,9,2,3,10,5)=Cool!!
 Dice GM: 3r10=(5,2,2)=5+10=15+0=15
GM: 対象はシーン。通信機器を電磁波で妨害しながら、周囲の僅かな光さえも闇に閉ざす。
GM: <意志>で対決、命中するとラウンド終了まで全判定に4DP、戦闘移動不可
恭平: 《天性のひらめき》 意思 侵食率:108
 Dice 恭平: 8r10=(5,7,10,5,3,4,4,10)=Cool!!
 Dice 恭平: 3r10=(5,8,4)=Cool!!
 Dice 恭平: 1r10=(8)=Cool!!
 Dice 恭平: 1r10=(4)=4+30=34+0=34
恭平: 回避。
皓: 意思か……素回避。
 Dice 皓: 8r10=(8,8,3,7,1,8,9,10)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(3)=3+10=13+3=16
皓: よし!
冴: そもそも回避行動自体・・・!
 Dice 冴: 6r10=(8,5,9,3,5,7)=9
冴: ぐ、駄目だ。
綴: 一応、素回避。
 Dice 綴: 8r10=(1,6,10,10,5,10,2,8)=Cool!!
 Dice 綴: 3r10=(5,2,5)=5+10=15+1=16
綴: 回避。
GM: では、冴先生のみが暗闇に閉ざされた。妨害電波は絶賛発動中。

GM: ◇皓
皓: 「さっさと終わらせる」と。と地を蹴る。体内の熱を起動のエネルギーとして。
皓: マイナー《炎の加護/ホットダッシュ》でハティのエンゲージへ移動。
皓: 白兵18+《音速攻撃/炎の剣/さらなる波/業炎/かまいたち》 侵食率97% 対象は矢巳。
 Dice 皓: 14r10=(3,3,2,9,10,5,3,6,8,1,3,8,3,1)=Cool!!
 Dice 皓: 4r10=(3,5,7,2)=7+10=17+18=35
皓: ぬ……35!
GM: 回避0+《全知の欠片/ゆらめき/磁力結界》
 Dice GM: 20r10=(1,9,8,9,6,5,10,10,10,10,10,5,1,8,7,3,8,6,9,6)=Cool!!
 Dice GM: 11r10=(9,4,10,1,9,1,1,10,7,8,10)=Cool!!
 Dice GM: 6r10=(2,9,9,10,7,10)=Cool!!
 Dice GM: 4r10=(5,10,8,9)=Cool!!
 Dice GM: 3r10=(1,6,10)=Cool!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+50=54+0=54
SM: …あれ?(何) ※61
矢巳: 「残念です」
GM: 気がつけば、別の闇の中に。
皓: 「……」微かに舌打の音。

GM: 綴は行動したから…
GM: ◇ハティ
ハティ: 『この姿のままなら都合が良い』
SM: マイナーで《ハンティングスタイル/破壊の爪/セントールの脚》
SM: メジャー 白兵+《電光石火/獣の力/浸透撃/さらなる波》
SM: 対象は皓ですね。
皓: こいやー。
 Dice SM: 17r10=(8,2,5,1,8,9,1,10,2,6,4,2,6,2,4,2,9)=Cool!!
 Dice SM: 5r10=(10,2,9,6,6)=Cool!!
 Dice SM: 2r10=(1,2)=2+20=22+4=26
SM: 26。
皓: だからそうやって避けたくなる数字をですね。素回避(何)
 Dice 皓: 12r10=(5,7,9,3,2,7,1,10,4,1,5,1)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(9)=9+10=19+9=28
SM: むん。
皓: 避けた(何)
ハティ: 『…お前が津嶋皓というのか?』避けられるまま走り抜け。 ※62
皓: 「……そうだけど……」怪訝に、答える。
ハティ: 『……そうか。覚えておく。』特に感慨もなく呟いた。

GM: ◇恭平
恭平: 「……チッ」
恭平: マイナーで冴先生からガメた携帯電話をUGNの美鈴に繋げたまま公園の片隅に投げて。 ※63
恭平: メジャーエンゲージでハティのエンゲージに移動。行動終了。

GM: ◇冴
冴: 「……これだから、暗闇と言うのは嫌なんですよ。」 何も見えなくなった視界。奥歯を噛締め。 ※64
冴: マイナーで氷剣、侵食80%
冴: 「――しかし。 例え見えなくとも――!」
冴: マイナーにて妖精の手/リプレイコマンド/アニマルテイマー/要の陣形。
冴: +11の91%。 対象は皓君・恭平君・綴さんで。
冴: #マイナーじゃない、メジャーで(何
冴: で、矢巳さんにロイス取得の即タイタス。ダイス増やしの方向で。
GM: 矢巳にまで「さん」付けをする冴先生に惚れそう(何)
冴: え、ちょ(何
 Dice 冴: 15r10=(2,1,6,9,6,1,9,8,9,7,3,7,5,4,7)=9+3=12
冴: ラウンド間の次判定[+3/+4](能動受動どちらでも自動適用) / 2nd宣言可(MA不可・攻撃のみ)
冴: 以上効果を3人に。 ※65

GM: ◆セカンドアクション
GM: 矢巳は宣言。
恭平: 援護により宣言。
綴: 一応、宣言。
SM: 動いておこうかな。
皓: む……ん。支援いただいたので宣言を。

GM: ◇皓
皓: 「今度こそ──」横にいる相手には構わず。再度奥の人物へと振るう太刀。
皓: 白兵18+《音速攻撃/炎の剣/さらなる波/業炎/かまいたち(リプレイコマンド)》 これで侵食率107%
皓: 支援効果込み 対象は矢巳。
 Dice 皓: 20r10=(6,5,5,10,7,1,1,8,1,9,2,9,4,5,1,10,4,4,10,8)=Cool!!
 Dice 皓: 8r10=(9,7,9,10,1,10,5,3)=Cool!!
 Dice 皓: 5r10=(7,1,9,1,5)=Cool!!
 Dice 皓: 2r10=(10,3)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(4)=4+40=44+18=62
GM: 済まないが
皓: 62で。
GM: 《闇の手》を使用。その行動にCr+2!(振るのに間に合わなかった) ※66
皓: な……では振りなおし。
 Dice 皓: 20r10=(8,8,1,6,8,3,1,7,2,7,8,5,10,6,7,2,4,8,5,6)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(1)=1+10=11+18=29
皓: 流石に……29!
GM: とはいえ、こちらの回避も…
綴: 折角なので、そちらの回避に《フラッシュゲイズ》宣言。ペナルティ3個
皓: ぬを。ありがとうです。
GM: 了解。
GM: 回避0+《全知の欠片/ゆらめき/磁力結界》
GM: 6DP込み。
 Dice GM: 14r10=(10,8,2,1,6,8,4,10,9,10,9,4,8,6)=Cool!!
 Dice GM: 8r10=(1,6,5,3,8,6,9,1)=Cool!!
 Dice GM: 2r10=(1,6)=6+20=26+0=26
GM: な、足りない(汗)
皓: 当たった……ありがとう綴!
矢巳: 「な……この私の闇の中をッ」流石に顔色が変わる。闇の中だけど(何)
皓: とはいえこの程度。装甲は無視。
 ダメージDice 皓: 3d10=(4+5+4)=13+19=32
皓: 32点。その場で振り切る。衝動を我刃として。
GM: ………うん。どうしようもない。
GM: 衝撃と共に、刃が矢巳の体を寸断する。…が。
GM: 《ショックアブソーブ》宣言、かろうじて致命傷を免れた。
矢巳: 「馬鹿な…得意では無いとはいえ、こんなに簡単に……」
皓: 「そういえば、訊き忘れた」
皓: 立ったままの姿、それを凝視して、淡々と。
皓: 「貴方が……養母さんをやったの?」
矢巳: 「クッ、くくく……アナタ方とは違い、一般人でしたからねえ」
皓: 「……だったら何度でも、斬り刻む。──二度と、あんな思いは僕はしたくないからね」
皓: 半眼で見据え、得物の先を突き出すように。

GM: ◇ハティ
ハティ: 『……だからぐずぐずと遊んでいるなと言ったんだ。』
SM: 白兵+《電光石火/獣の力/浸透撃/さらなる波/疾風迅雷》 対象は恭平。
恭平: 「なんだかしりやーすですねぇ」
 Dice SM: 14r10=(2,7,5,2,5,7,3,8,7,8,10,10,2,9)=Cool!!
 Dice SM: 8r10=(5,10,5,1,1,8,9,8)=Cool!!
 Dice SM: 4r10=(2,4,4,4)=4+20=24+4=28
SM: 28。
恭平: 《復讐の刃》宣言。《復讐の刃/コンバットシステム/鬼の一撃》 侵食率:115 ※67
 Dice 恭平: 25r10=(4,2,3,2,10,5,8,4,3,7,4,7,8,6,9,4,4,5,10,8,2,7,9,4,10)=Cool!!
 Dice 恭平: 11r10=(7,1,8,1,5,8,5,9,9,1,5)=Cool!!
 Dice 恭平: 5r10=(2,7,1,9,4)=Cool!!
 Dice 恭平: 2r10=(10,8)=Cool!!
 Dice 恭平: 2r10=(8,4)=Cool!!
 Dice 恭平: 1r10=(1)=1+50=51+2=53
恭平: 53。ハティダメージくれ(何)
SM: ちょ(何)
 ダメージDice SM: 3d10=(10+3+6)=19+15=34
恭平: [修羅] 侵食率:118 
 ダメージDice 恭平: 7d10=(10+8+10+8+10+10+9)=65+2=67
恭平: 67点装甲あり?(何) そして[昏倒]するぜ!
SM: それはこっちも落ちるな。
恭平: 「ハティ。お前の事は親友だと思っていた…ッ!」いきなり(何)
恭平: 戯言言いながらバットで無造作にぶん殴る(何)
SM: 《魔獣の証》使用
ハティ: 『…なかなかいいパンチしてるじゃないか』しりやーす(何)
恭平: 「やるじゃねぇか。…燃え尽きたぜ」ぱたり。[こんとー]
ハティ: 『だがまだ腹が満たない。』呟いて立ち上がる。

GM: ◇綴
綴: 確か、矢巳セカンド宣言してましたよね?
GM: はい。
綴: では…悪意を持って、敵を撃つ!(マテ)
綴: 《マインドエンハンス》《苦痛の矢》《トランキリティ》《熱狂》対象:矢巳
 Dice 綴: 16r10=(7,10,9,9,5,8,9,6,10,10,4,6,7,7,10,10)=Cool!!
GM: 《闇の手》を使用。その行動にCr+2!
 Dice 綴: 12r10=(10,5,9,7,1,3,7,3,5,8,10,7)=Cool!!
 Dice 綴: 7r10=(5,6,10,4,5,1,2)=Cool!!
 Dice 綴: 1r10=(8)=Cool!!
 Dice 綴: 1r10=(2)=2+40=42+4=46
綴: では、振りなおします。
GM: どうぞ。
 Dice 綴: 16r10=(10,2,10,7,3,8,4,3,3,9,9,4,9,2,3,8)=Cool!!
 Dice 綴: 5r10=(3,4,4,4,4)=4+10=14+4=18
GM: 回避0+《全知の欠片/ゆらめき》
GM: 6DPの…。
 Dice GM: 5r10=(5,1,5,8,8)=Cool!!
 Dice GM: 2r10=(7,5)=7+10=17+0=17
GM: 回避できず。
綴: 次の判定C+1、肉体にダイスボーナス4個、精神にダイスペナルティ6個。
GM: 了解、受領

GM: ◇矢巳
矢巳: 「…確かに、私は戦いがあまり得意ではありません」
矢巳: 「…ですが」
GM: 細い4本の刃が爪のように腕からせり出す。
矢巳: 「忘れて貰っては困るんですよ──!」
GM: 白兵1+《全知の欠片/主の右腕/ブレードマウント/光速の剣》 ※68
GM: 6DP+4DB=2DP Cr+1込み。対象は皓。
 Dice GM: 8r10=(2,1,2,10,1,8,2,4)=Cool!!
 Dice GM: 1r10=(7)=7+10=17+1=18
皓: それは素回避で
 Dice 皓: 13r10=(9,6,7,9,2,3,1,8,3,5,10,7,9)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(1)=1+10=11+9=20
皓: うし。
GM: どのみち悪あがきも通用しないか…!
矢巳: 「躱した!?」
皓: 「──結局その刃が切れるのは、“一般人”だけってこと?」

GM: ◆クリンナップ
皓: 特に無しのはず……うん。無しです。
SM: 電光石火のBF
 ダメージDice SM: 1d10=(2)=2
冴: 絶対の孤独の効果が切れるかな。
綴: 《妖精の手》の効果解除。そちらは《熱狂》の効果解除してください。
GM: 矢巳は《茨の輪》の効果受領。《絶対の孤独》解除。戦闘移動可能、4DP解除。
冴: うぃさ、解除了解。
恭平: 特になし(いちお)

■□Round 2□■

GM: ◇セットアップ
綴: ありません。
皓: 無しでー。
冴: ありませぬ。
GM: 灯りが近づいてくる
UGNエージェント: 「我々はUGNだ。君達を助けに来たぞ、大丈夫かね?」
UGNエージェント: 「IDは我々が回収する。心置きなく戦ってくれたまえ」
GM: 雨合羽を来た集団が口々に声を掛けながらやってくる。
綴: 「…大丈夫だから、帰ってください」
皓: 「……ちょっと、待って。どういうこと、それ?」
GM: どさくさに紛れて、矢巳は《フルインストール》
SM: こちらセットアップは無し。
冴: 「……何方の指示にて此方に?」
GM: 雨の中やってきた一団のうち、白いレインコートのリーダー格が、部下に指示をしながら近づいてきた。
皓: 「IDなんて知らない。──僕はゆきこちゃんを取り戻しに来ただけ。それを邪魔しないでよ」
皓: 近づいてきた人物、それに視線を投げ。
UGNエージェント: 「何を言う。君達の強い味方のUGNだ、門前払いするとは……うおっ」
GM: 突風が吹きすさび、リーダー格のレインコートが翻り、中に着ている白衣がはためく。 ※69
UGNエージェント: 「その実験体を野放しに、あるいはFH等の犯罪組織に渡すことへの危険性を鑑みるに」
UGNエージェント: 「私が保護するのが最適なのだ」
綴: 「………生きていましたか、“ディアボロス”」反射的に銃をポイント(マテ)
UGNエージェント: 「さあ、悪い事は言わない。その実験体を……待て、味方を撃つんじゃない!?」
綴: 「………」(『こいつに“味方”とか言われたくないなぁ』という視線)
皓: 「そんなことはどうでもいい。──貴方、黒巣の人じゃないんですね」怪訝に見て。呟く。
UGNエージェント: 「其処な“無慈悲な女神”! 何とか言ってやってくれ」
冴: 「先ほどの方でしたか。 ……非常に申し訳無い話ですけども。」
皓: 「だったら話を聞く理由にはならないな。邪魔しないでください。そこの人」
皓: すげなく告げて、再度向こうを見た。
UGNエージェント: 「でないと……力尽く、という非常にスマートではない手段を使わせていただくことになる」
GM: 暴風雨に近い雨の中、彼はレインコートの前をはだけてナイフのようなものを取り出し、両手に構える。
冴: 「私はあの少女を親御さんの元まで送っていく依頼を受けましたので。」
冴: 「今回ばかりは、貴方方の話は聞けません。」
冴: 「特に――スマートでない手段を取ろうとする貴方方には。」
UGNエージェント改め犬飼: 「誠に遺憾だが…此も研究のため。行くぞ!」
綴: 「…生憎と、話をする暇がありませんでしたので…現在進行形で力尽く実行中です…」
冴: 取り出されたナイフを見て。 もはや笑む事も無く鎌を構え直す。
恭平: 「────物事が上空で滑稽な雲になってんな」(何)
GM: ──と、此処までがセットアップ(何)
GM: 犬飼のIVは19。エンゲージは綴と同一。セットアップは、トループに《戦術》を使用。
SM: 抜かれた(何)
GM: 皓25>犬飼19>ハティ15>綴12>恭平、矢巳10>冴9

GM: ◇皓
GM: 矢巳はこのどさくさに紛れて撤退を図ろうと、車に乗り込もうとしている。
矢巳: 「チッ、流石にこの状態で商品は運べそうにありませんか」
皓: 「──どこ行くのさ」
皓: 「そう簡単に逃がす訳無いだろ!?」再度、地を蹴る。瞬後、手にした得物は“最適な”構えの位置へと。
皓: 白兵18+《炎の加護/ホットダッシュ》→《音速攻撃/リミットリリース/業炎》 伝承者宣言。侵食は121%
 Dice 皓: 21r10=(7,10,10,8,2,10,7,1,6,4,6,8,8,2,8,5,2,6,1,9,9)=Cool!!
 Dice 皓: 14r10=(6,7,9,2,2,5,5,8,2,6,5,5,5,1)=Cool!!
 Dice 皓: 5r10=(3,5,10,10,3)=Cool!!
 Dice 皓: 2r10=(2,9)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(6)=Cool!!
GM: ぬあ
 Dice 皓: 1r10=(10)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(3)=3+60=63+18=81
皓: む。上げます? C?
GM: 最後の《闇の手》を使用。その行動にCr+2…。
皓: 了解。ではもう一度。
 Dice 皓: 21r10=(10,6,8,6,5,5,9,2,3,3,5,8,4,4,3,1,10,9,7,3,7)=Cool!!
 Dice 皓: 6r10=(6,10,4,3,5,5)=Cool!!
 Dice 皓: 1r10=(5)=5+20=25+18=43
皓: 伝承者分。
 Dice 皓: 3d10=(6+9+3)=18+43=61
皓: 61で!
矢巳: 「この、小僧がぁっ……!!」
GM: 今度こそ確実に、その攻撃は矢巳の中心を捉えた。
GM: ダメージどうぞ。HPはあと1なんだが(何) ※70
皓: おおぅ(何)
 ダメージDice 皓: 7d10=(5+4+5+8+9+6+1)=38+7=45
皓: 45点で(爽)
GM: 車のボディに叩きつけられ、ずるずると地に崩れ落ちた。
皓: 「さっき言った。……立ち上がるなら何度も斬り刻むって」ざ。と、確かな手ごたえに呟き。
皓: 「養母さんと……ゆきこちゃんに対する仕打ち。2回で済んだことをむしろ感謝してよね」
GM: 矢巳は昏倒。

GM: ◇犬飼
犬飼: 「ふうむ…」
GM: 現場を見渡し、状況を確認して。ナイフのようなものを両手に構える。
GM: マイナー、《領域の支配者》使用。
GM: RC1+《絶対の空間/水刃/プロファイリング/マインドリーディング/要の陣形》
GM: 対象は、ゆきこ、冴、矢巳。
GM: 回避or隠密or意志で対決、攻撃力+3、攻撃が命中すると色々見透かされる。
冴: え、ちょ、何が!?(がくぶる
 Dice GM: 14r10=(6,6,3,1,6,6,1,3,5,2,6,7,9,7)=Cool!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+10=11+1=12
GM: ぬお!?
SM: あら(何)
皓: む。ゆきこちゃんのそれはカヴァーする。《炎陣》使用で124%。……って(笑)
冴: 其の数字なら・・・何とか・・・!
 Dice 冴: 9r10=(7,7,7,5,7,6,1,5,8)=8+2=10
GM: GJ!(何
冴: ちょま!?(汗
SM: ネ申降臨wwww ※71
皓: あー(汗笑)
恭平: (さめすん)(何)
GM: よし、ダメージだ。
冴: もう何でもこいやチクショウっ!(何
犬飼: 「君は次の瞬間、こう言う──“回らなかった!”と」
SM: 決まったな(何)
 ダメージDice GM: 2d10=(4+8)=12+3=15
GM: 装甲値有効15点。
皓: 半分持って行かれたな。HP15に移行。
冴: 「本当ですよ全く……!」 15点貰い、hp7に。
綴: 「…言わなかった…」(ポソリ)
犬飼: 「ふむ、やはり実験体を庇うか」
犬飼: 「しかし、だ。考えてもみたまえ。その実験体が君に何をもたらすというのだ?」
犬飼: 「聞けば君の命を狙っているそうではないか」
GM: 綴んには「だまらっしゃい」と手で制止つつ(何)
犬飼: 「その子を渡せば君は命を狙われる事無く、私は研究対象を入手して毎日が研究尽くしのハッピーDays!」
皓: 「それが何?」刺さったナイフ、それを抜き取りつつ。
犬飼: 「良い事尽くめではないか!」
犬飼: 「それから君は携帯電話の損傷に気をつけ給え!」冴先生を指さして(何)
冴: 「よ、余計なお世話ですよ!? いや、忠告は受け取っておきますけど!」(何
皓: 「……あのさ」些か呆れた口調。
犬飼: 「何だね、私のとっておきを凌ぎきった少年よ?」
皓: 「結局、貴方はさっきの──ゆきこちゃんをこんな風にした人と変わらないって事ですね、つまり」
犬飼: 「そうだ。だが、安心したまえ。私がハァハァする対象は幼女ではない。研究対象のみだ!」
GM: 雨に打たれてすっかりしぼんだアホ毛を撫で付けながら、高らかに宣言をする。
皓: 「──……よく判りました」
皓: 「貴方も、僕の敵だって事が」は。と息を吐き。もはや興味が薄れたように、檻に屈み込んだ。
ゆきこ: 「……………ます、たー……?」打ち付けてくる雨を遮る者に、ぼんやりと語りかけた。

GM: ◇ハティ
皓: 「……大丈夫? ゆきこちゃん」
皓: 串の刺さったその様子に痛々しく眉をひそめ、声をかけながら引き抜き始める。
ゆきこ: 「うう………」眉根をぎゅっと寄せながらも、必死に耐える。
ハティ: 『……。』
SM: その様子を黙って見て。
ハティ: 『…あいつが動かないなら、俺の仕事は終わりだな。』ふん、と息を吐く。
SM: 檻を一瞥すると、背を向けて公園を出て行く。

GM: ◇綴
犬飼: 「…しかし残念だ。私が想像していた実験体とは異なる」
綴: 「………おそらく対象は、現状のいのせんとでーぱーが“変異した姿”である事を知らないと思われます」
犬飼: 「成る程。ちなみに私の希望としては、天地創造ビッグバンのような増殖力を持つモノであったのだが…」
綴: 「…それに、少々気になることもあります」
綴: 「…場合によっては、こちらの想定していたいのせんとでーぱーとは“違う物”かも知れません」
綴: 「…要確認ですが…」
犬飼: 「手足は生え替わっているようだが…ハァハァするには些か物足りない個体であるか」
綴: ツカツカと歩み寄る。
犬飼: 「これもあのドリンクとラーメンを食したせいか!」
綴: 「…見せなさい」犬ッチはとりあえず置いておく ※72
皓: 「……何?」刺さった串を全部抜き去り、檻から出し、抱え上げ。
GM: 金属の串を抜いた傷痕は、緩やかに塞がり回復してゆく。
GM: ──とはいえど、Cr7の勢いで回復するような類ではない。
綴: 「…なるほど…」傷の治り具合を確認。記憶と照らし合わせる
皓: 「貴方、さっきの人と話していたよね。……貴方もこの子を実験体として扱うなら、渡せない」
綴: 「…確か…もともとは…何とか言う名前の…なんだったかでしたね…」
綴: フムと頷き、注射を刺して血を抜き、代わりに痛み止めを精製して打ち込む。
綴: 「………はっきりとしたことは言えませんが…おそらく私達が連れて帰る様な物ではなさそうですね」
綴: そして、犬飼の方に戻る。
犬飼: 「ふむ、そうか………」
綴: 「…確か、素体となったオーヴァードは、もとより再生力の高いものでした…」
綴: 「…なので、“干渉しあって変異してしまった”可能性が高いです」
犬飼: 「その可能性も考えられる。よし、君はその血液を持って帰りたまえ!」
綴: 「…サンプルとして血液を採取しましたが…戦闘は割に合わないかと。…では」
綴: 「………あと、白衣脱げ」言いつつ《ファクトリー》《群れの召喚》《トランキリティ》使ったことにして退場(マテ) ※73
GM: 了解。
犬飼: 「だが断る」爽やかにそれ見送って。
犬飼: 「…しかし、責任者たる私はホイホイと帰る訳にはいかん。──さあ、かかってきたまえ、其処のメガネ君」
冴: 「……仕方がありませんか。」
冴: 今一度、握り直し。 相手を見据え。
犬飼: 「此方にも大人の事情というものがあるのだよ。さあ!」
恭平: 「そこのめがねくんがんばれー」だらだらとポテチ食いながら応援(でも死にそう(何))

GM: ◇冴
冴: 「成る程。 ならば、どちらが貫き通せるか――勝負ですね。」
犬飼: 「そうだとも。さあ来たまえ」
GM: 土砂降りの中、大きく両手を広げて構える。
冴: 「……しかし、こう。 今回においては何やらどじっこやら何やらと数度言われましたけども。」 小さく息を吐き。
冴: 「――こう見えても。 本来のスタイル、此方なんですよね!」
冴: 《白兵》 + 氷の加護/ホットダッシュ + ブレインコントロール/バイオウェポン/アニマルテイマー/バイオブースト/大地の加護/冷気の鎌
冴: 侵食+17の108%。防御判定に-4のDPにて。
 Dice 冴: 16r10=(5,9,5,4,5,9,8,1,8,8,4,6,9,2,2,2)=Cool!!
 Dice 冴: 6r10=(3,2,9,3,5,5)=Cool!!
 Dice 冴: 1r10=(9)=Cool!!
 Dice 冴: 1r10=(6)=6+30=36+5=41
犬飼: 「誉れ高き天才の術を見せてやろう!」
GM: RC1+《絶対の空間/幸運の守護/確定予測》 4DP込み。
 Dice GM: 12r10=(3,5,9,1,2,1,7,8,8,9,10,4)=Cool!!
 Dice GM: 5r10=(7,1,10,10,1)=Cool!!
 Dice GM: 2r10=(8,5)=Cool!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+30=33+1=34
GM: 《天才》使用。達成値を8上昇、42に。
恭平: たいたすをしようしろー(電波)
GM: [>タイタスを使用しますか?
皓: しろー(電波)
冴: ぐ、それは使います・・・!
冴: って電波(何 犬飼さんにロイス取得、即タイタスにて。
 Dice 冴: 1d10=(2)=2+41=43
GM: ギリギリwwwww
冴: なんつー闘い(何
皓: な、ないす……!
犬飼: 「まだ速くなると──!?」
 Dice 冴: 5d10=(1+5+4+6+3)=19+20=39
冴: 装甲有効の39にて。
 《リザレクト》Dice GM: 1d10=(7)=7+99=106 ※74
犬飼: 「………見事であった」
冴: 「……参りましたね。これでもまだ倒れませんか。」
犬飼: 「この天才を此処まで追い詰めたのは君が初めてだ……感服に値する」
犬飼: 「私が探し求めていた“ID”が無い以上、この場に残る理由も無い」
犬飼: 「撤退!」
GM: その言葉を合図に、周囲を取り囲んでいた隊員が姿を消した。
犬飼: 「ではまた会おう!」
冴: 「……恐縮です。」 ずれた眼鏡の位置を戻し。去り逝く姿を見届けて鎌を溶かし。
冴: 「……その際は手荒な事にならない用に祈りますよ。」
GM: 犬飼は、切り落とされたゆきこの体の一部を手に、《縮地》で水煙の中に姿を消す。
犬飼: 「あと、勝手に殺すでない」(何)
冴: #逝く→行くですよもう。 何なんだこのパソコン・・・!(だむだむ(何 ※75
GM: 戦闘終了。

皓: 「……終わりました?」小さく、何人も去ったこの場に残った面子に声をかけ。
冴: 「えぇ、此方は何とか。 後は――」
GM: 痛み止めを打たれて、ぼんやりとしていたゆきこが朧に意識を取り戻す。
皓: 「……あ、ゆきこちゃん……大丈夫?」抱えた身体、それの動きと、声に顔を覗き込み。
ゆきこ: 「……………なにちにきた…?」
冴: 目を覚ましたらしいゆきこさんを見て。軽く微笑み。
ゆきこ: 「いいザマだと、わらいにきたなら、とっととわらえよ……」顔をゆっくり背ける
恭平: 「なんだか寒いよパトラッ●ュ…」ぐたー。
皓: 「ごめんね、痛い目見たでしょ……それと」
皓: 「ありがとう」
皓: 「養母さん、助けてくれたの、ゆきこちゃんでしょ」微かに、顰めた笑い顔。
ゆきこ: 「………オマエに、かんちゃされるすぢあいは…」
ゆきこ: 「メチの、おかえちだち…」もごもごと。
冴: 「……まったく。ポテチを食べたりと、貴方は元気があるのか無いのかどっちなんですか。」
冴: しょうがないな、と笑い。恭平君に応急手当セットを使用で。
皓: 「後遺症も傷も無く、治るって。養母さん。ゆきこちゃんのお陰で」
ゆきこ: 「……そか」
GM: ぽつ、と呟く。が、一度たりとも目を合わせようとはしない。
皓: 「……本当に、ありがとう」些か震える腕に力を込めて。再度小さな身体を抱え込む。
ゆきこ: 「くるちい、はなせ……よ…」
恭平: 「えー。ニヨニヨと見届けるのが仕事なんです」
恭平: 「倒れている間ずっと雨に打たれていたからずぶ濡れですコンチクショウ。さんくすらー。」(何)
ゆきこ: 「…んで、オレをどーすんだ?」
ゆきこ: 「ヤクザがこんだけやっきになってたんだ、ゆーじーえぬにだってたかくうれるかもな」
皓: 「……」言葉に、軽く腕の力を解いて。
ゆきこ: 「…………なれてるち…」
GM: 激しい雨は、ゆきこに付いた血をゆっくりと洗い流す。
皓: 「神無月先生」振り返る。
冴: 「ずぶ濡れと言うのならば私たちだって全員ずぶ濡れですって――はい? 何ですか?」
冴: 呼ばれれば振り返り。
恭平: 「よっと」勢いつけて起き上がり。
皓: 「ゆきこちゃんの親御さん、ご存知なんですよね、確か」
冴: 「ええ。そしてその親御さんの元まで送り届けるのが役目ですね。」
ゆきこ: 「………」
GM: ぱくぱくと、何かを言おうとしたゆきこ。
皓: 「……じゃあ」軽く笑い。
GM: 其処に──車の強烈なライトが場を照らし出す。
皓: 「家出の時間は終わりかな、ゆきこちゃん──?」
??: 「“  ”――おいで」
恭平: 「うおっ。まぶしっ」
冴: 「……な、何だ?」
GM: 強烈な光に溶けるシルエット。その奔流の中に佇む者が、こちらに向けて手を伸ばす。 ※76
GM: 逆光で顔はよく分からないが、長身の男性のようだ。
冴: 先ほど投げられた携帯を拾おうと屈んだところで唐突に浴びせられる光。 眩しさに目を細め。
ゆきこ: 「──マスター!?」
GM: 皓の手を振り解き、光のもとへと駆け出す。
皓: 「……ぁ」
皓: 「よかったね、ゆきこちゃん」
ゆきこ: 「………」
GM: 途中で一度、振り返り。何かを言おうとするも……やっぱり止めて。
GM: 必死に、彼の人の許へと駆け寄った。
皓: 離れた小さな姿、光に解けるそれにただ呟いて。


GM: ──ふと気がつけば雨は上がり。
GM: 月は落ち、満天の星空が広がっていた。




 自律判定

GM: 例によって、最終侵蝕率、ロイス数など宣言の後に判定をお願いします。
綴: ロイス6個、空き1個、侵食率106%。
綴: …終わってみれば、切る相手がいないな…。このまま通常振りで。
 Dice 綴: 6d10=(7+2+4+6+7+5)=31-106=-75
綴: なんだか、久し振りに通常振りで帰って来たよ!(笑)
GM: お帰りなさい。
皓: 最終侵食124%。ロイス4、D1、タイタス0。空き枠に冴せんせー(■信頼/不安)と……
皓: 綴さん……ほぼ接点が……養母さんに取っておきます。その方が自然ぽい
皓: 通常で行ってみます!
 Dice 皓: 6d10=(3+9+10+3+1+2)=28-124=-96
恭平: 侵食率:118 Dロイス2 ロイス3 空き2 津嶋皓に[□有為 ■憤懣] 綴に [■有為 □無関心]に。
 Dice 恭平: 5d10=(1+9+9+8+8)=35-118=-83
恭平: 帰還しました。
冴: 最終が110%、現ロイスが5、タイタス2。 素振りにて。
 Dice 冴: 5d10=(3+6+10+2+8)=29-110=-81
GM: おかえりなさいー。
冴: うっし、81%にて。
GM: 全員おかえりなさい〜。
皓: 皆さんお帰りなさいませー。
GM: …おお。初の全員通常振り帰還(何)
皓: ちょ(何)
冴: おめでとうございます(何
GM: ありがとうございます。



 Ending Phase-01 「報酬」
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/登場:自由

GM: 最初の携帯電話は幼女に折られ、
GM: 代替機も恭平の手で公園の隅に放り投げられた挙げ句、
GM: 土砂降りによる漏電+UGNエージェントに踏まれ、壊され、
GM: ここ数日で3台目となった新端末に、メールが一件届いた。 ※77
GM: 見れば、“青紫の薔薇の人”からのお礼と、報酬の振り込み完了通知とその明細だった。
冴: 「………ふむ。」
GM: 人捜し+危険手当+諸経費。
冴: そう言えば名刺にアドレスつけておいたっけな、と思い出しつつ。 ぺちぽち操作。
GM: 前二項目は、相場的に妥当な金額である。――が、問題は。

GM:  携帯電話弁償料:21500円(内訳:1台)
GM:  情報収集料:17409円(内訳:ファミレス飲食費)
GM:  協力要請料:500円(内訳:たこ焼き)
GM:  保護対象者飲食費:1050円(内訳:菓子パン、総菜パン。牛乳は含まない)

GM: ──その他、通信費交通費など諸々が1円単位まで事細かに。
GM: ぶっちゃけ、自分が覚えている以上に正確な金額が記載されていた。 ※78
冴: 「………………………」
冴: 「え……いや、え? 保護者対象者はまだともかく……どうしてたこ焼きやらそんな細かいところまで!?」
GM: 携帯画面にそんなツッコミを入れている最中に、
GM: ピンポーン。玄関のチャイムが鳴った。
宅配便: 「ちわーす、宅配便でーす」
冴: 「おかしいな、料金明細書なんて――? はーい。」
宅配便: 「お届け物でーす」
冴: 「ご苦労さまです。」 判子ぽちりと。
宅配便: 「ありがとうございましたーっ」
GM: 荷物を渡して判子をもらって、黒帽のセールスドライバーは去っていった。
冴: 「……誰か何か通販でも頼んだのかな?」
GM: 差し出し人名には「青紫の薔薇の人」とある。 ※79
冴: 「……………」
冴: メールに何かを送るだとかの旨は書いてなかったと思ったが。
冴: 疑問に思いながらも何が入っているのかと、とりあえず開封。
GM: 中を見ると、いろいろ入っている。
GM: 義父母の好物である海産物や乾物。カフェオレに最適と言われるギフト用の珈琲セットもある。
GM: 「ゆきこが無事戻ってきました。心ばかりのお礼です」という便箋も同封。
冴: 「………………」
GM: 「追伸。ご希望であれば、ひ○にゃんの着ぐるみもお送りさせていただきます」
冴: 「リサーチ能力、私よりも高いんじゃ無いんですか?コレって……!?」
冴: 義父母の好みやら自分の好みを始め、事細かに書かれた詳細をもう一度見やる。
GM: 再びメール受信音。
冴: ――ところで、丁度届いたメールを開き。
GM: “お礼は届きましたか? また何かありましたら、宜しくお願い致します”
GM: “──火鷹 劉生” ※80
GM: と。
冴: 「…………」
GM: ちなみにメルアドは先程とは異なるもののようですね。
GM: もしかしたら間違いメールかもしれませんが。
冴: 一瞬、背筋が寒くなる。 携帯を握り締めたまま慌てて玄関の扉を開く――が、そこは至って静かなもので。
冴: メルアドの違いから、確かに間違いメールの違いもある――けども、このタイミングの良さは。
冴: 「……私は一体……何に手を出したんだ?」
冴: 呟いて、頭を軽く振り。 色々と疲れた今だけは考えるのは辞めておこう。
冴: そしてゆっくりと扉をまた閉めた。
冴: ……ちなみに。 宅配物は結局美味しく頂いたそうd(ry(何



 Ending Phase-02 「送別会」
 ScenePlayer:“無慈悲な女神” 高羽 綴/登場:不可

GM: 中央へと戻る犬飼の送別を兼ねての夕食。
GM: 彼のおごりという話からだが、何故か不死鳥の如く復興したW7に居た。
綴: 「…親父、天丼一丁」動じず
犬飼: 「IDは不発だったが、この街はなかなかに興味深いものだった」
GM: 犬飼は、カレーラーメンをずるずると食しながら言う。 ※81
犬飼: 「好敵手、実験対象、そしてこの店のラーメンとこのジュース!」その手には脅威モカ。
綴: 「…とりあえず、血液サンプルの結果だけ伝えておきます」
綴: 死々累々なサポートスタッフ達のために、胃薬調合しつつ
犬飼: 「今ならばこの私にも侵蝕率の適用は受けない」
犬飼: 「ビバエンディングシーン、ありがとうエンディングシーン!」 ※82
GM: そして脅威モカを飲み干した。
綴: 「…少々…いえ、かなり…いえいえ、物凄く不殺生が祟っているようですが、特殊性の無いオーヴァードの物でした」
犬飼: 「おお、戦闘以外の仕事をちゃんとしているのだな。実に感心である」
綴: 「…細かいことは、こちらのレポートに」いいつつ、つづりんレポートを手渡す
GM: ついでに、血液検査の結果、ゆきこはブラム=ストーカーピュアであることが判明しました。
犬飼: 「どれどれ……」レポートを受け取り、目を通す。
綴: レポートは、技能:追跡で達成値50出して解読してください。《暗号解読》は有効です。
犬飼: 「………ふむ、これは……………」#8r8+0
GM: 出なかったらしい。
犬飼: 「…なんということだ。この私が理解できない暗号文書だとは…!」
GM: 天才は、生涯何度目かの悲嘆に暮れた。
綴: 「…一応、中央からの任務ということなので、最終的な報告はそちらでお願いします」
犬飼: 「了解した。元よりそのつもりである」
GM: 難解な(?)レポートを白衣の胸ポケットに何故か入れて。
綴: ドドメ色の薬品の入った試験管を振り、中身を確認。諦めたように溜息をつく。胃薬調合は失敗したようだ。
犬飼: 「ところで君は不思議に思わなかったかね?」
GM: 再び何事も無かったかのように、ずるずるとカレーラーメンを食い始める。
綴: 「………何がですか?」
GM: カレーの雫が何度か跳んできた。
犬飼: 「うむ。脱走してきたIDは、一体“何処から”脱走してきたのか…と」
犬飼: 「──まあ、私にしてみればどうでも良い話だが…ああ、主人、替え玉もう一丁」
店主: 「あいよ」替え玉投入。
綴: 「…関与すべき問題ではないと判断します」
綴: 「…それを言い出したら、確実に“いのせんとでーぱー”を確保するために、そこを探すはずでしょうから」
綴: そもそも、そんな事考えてないし(マテ)
犬飼: 「…ふむ。君は思った程アホの子ではないようだな」
GM: 少し感心したように綴を見て、アホ毛をひょんひょんと跳ねさせながら再びラーメンに向かう。
綴: 「…それでは、御馳走様でした」席を立ち、入り口まで歩を進めてから戻る。
犬飼: 「……どうしたかね? 私のおごりだから代金など…」
綴: 「………忘れてました。…こちらは御土産です」戸衛餅の詰め合わせをプレゼント
犬飼: 「なんと。気が利くではないか! ありがたく頂戴しよう」
綴: 「…それと、もう一つ…」白衣引っ掴んで、飛んで来たカレーの飛沫を拭き拭き
綴: 「………白衣、脱げよ」
綴: それだけ伝えると、《群れの召喚》使ってとっとと帰りました。
犬飼: 「な、なにを…愛の告白かと思ったではないか!?」
犬飼: 「そして白衣は私の30年来の恋人であるからして、それは断じて断る!」
犬飼: 「……行ってしまったか。アデュー…」
GM: きりりと別れを告げた犬飼は、その直後
GM: 猛烈なビッグバンに襲われて、再び個室の領域の主となったという。



 Ending Phase-03 「里親捜し」
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:自由

恭平: エー(何)
GM: 「何故か」皓と一緒に、捨て猫の里親を捜すこととなった。
GM: 決して、GMの陰謀ではない。不可抗力であると宣言する(何)
恭平: エエー(何)
GM: さあほれ、皓を召還したまい(何)
恭平: 俺のターン!津嶋皓を攻撃表示で召還する!(何)
皓: おういえ! 得物持参で出ればいいのですね!(何)
恭平: 「なんかなー。学校で探すのって超効率悪い気がするなというかなんで猫の里親探しやってるんだろう俺」(何)
恭平: 誰に言うでも無く溜息をつく。あんにゅい(何)
皓: 「君の口八丁でぱぱっと裁いてよ。期待してるんだから」
恭平: 「しょうがねぇな」(何)
皓: 背後で頭の後ろで腕組みつつ。くつろぎもーど。
恭平: 昼休みの目に入った適当な教室の扉を足で開ける(何)
恭平: つかつかつか──。教壇に上がり。周囲の好奇の視線を浴びつつ。
恭平: ──注意を集める為にバンッと黒板を叩く。
恭平: 「お前ら」

恭平: 「猫 飼 わ な い か」

恭平: 「まぁ。戯言数秒聞いてくれよ。ジェントルとジェントルでない奴ら実は最近冴先生が情操教育でダンボール仔猫拾ったのはいいが実はみつしり詰まっていて飼い手を捜しているんだよさがしていると言ってもペット好きな適切な奴を探しているわけですよフゥー」 ※83
恭平: 「おうけ。おうけ。お前らのいいたいことはわかる。俺犬派だの私アレルギーなのーマンション暮らしで〜とかまぁそういう奴等には言ってやる言ってやるぜあきらめろ三回回ってワンと鳴いて其処の窓からさようならだボーイ」
恭平: きゅっと窓の外を指す(何)
恭平: 「そうか貴様らは残っているんだな流石は歴戦の戦士いや歴戦の勇者!人古最古の相棒の一人である猫を友にする権利があると認識するぜおはようございますこんにちはこんばんは!」
恭平: 「いいか。貴様ら猫派と犬派の違いはなんだそう擬人化したときに猫なら『気まぐれだが甘えんぼ』犬なら『忠実で健気』こいつが萌え業界の定則だッ!」
恭平: 「だが視ろ、妄想しろ!其処の山田ァッ!この如何にも俺が首根っこ掴んでいるにも拘らず気だるげに『にゃぁん』とか鳴いてるこの猫を。例えるなら長い因縁の末に警官にとっつかまって観念した女泥棒が『アタイの負けだ好きにするといいさ』といいつつ目を潤ませ見上げるそんなふてくされた様子そそこでツンデレを仲間にしないフラグ立てない奴なんて犬猿雉以下のド畜生だ空気嫁このエアブレイカーが!」
恭平: 「そして次にこの虎猫如何にも『なぁー』と暴れながら鳴いているこの猫なんかは『ねぇちゃんを苛めるなー』と駄々っ子パンチで強敵に立ち向かう健気半ズボン少年とかを連想させる!」
恭平: 「貴様らの空想には隙間がある!夢がある希望がある!愛情と妄想を注ぐ事でこの仔猫は現実を容易く踏破し貴様らの日常を一変させる考えてみろくたくたで帰った時に腹をすかせた人(擬人化猫)が今か今かと待ちわびているわけだ。これをお、お持帰りぃ〜とか言わずとして何と言う!」
恭平: 机を強く叩く(何)
恭平: 「二次美少女三原則を言ってみろ!そこの幸も薄そうな少年A!そうだそのとおり『猫耳・メイド・眼鏡』だ巫女とメイドの趣向の違いはカテゴリは同じと仮定する」
恭平: 「思い描け?貴様らの妄想する美少女の原則の一つはもうここに備わっている訳だ。妄想しろ?衣服や形状の違いはこの辺りは置いておけ?無理?無謀?知るか!空想妄想なんて常備持参しろ!」
恭平: 『台詞なげぇよ』といいそうになった男子生徒を窓から捨てる(何)
恭平: 「いいか!理想郷をつかむ為にはだな!ボンクラーズ貴様らに足りないのはこの窮地に晒された猫…いや友を助ける為に手を差し伸べる勇気だ!われこそにと思うものはラバーメンと言いつつ津嶋の元に急ぐがいい!」
恭平: 何か台詞の余韻を聞きつつ津嶋をぐいぐいと前に出す(何)
皓: 「ちょ、恭平、おま……!?」うかつなところに押し付けられて思わず(何)
高人: 「……なあ」捨てられてボロボロになりつつ戻ってくる(何
恭平: 「断る!」きいちゃいねぇ(何)
高人: 「お前さ……引き取り手探す気ないだろ」構わず言ってぶっ倒れ保健室行き(何
皓: 「てーかよく口回るよねホント……ええと、高人〜……」
皓: とりあえずひらひらと手を振った(何)
恭平: 「善意の第3者ってのはな」
恭平: 「善意でやる第三者なんだよかにたまああああああああああああっ!」違います(何)
蒼太: とりあえず誰かネコ飼わね?ってことでいいんか。」呆れつつ(何)
満月: 「……よーするに。 『何か猫拾っちゃったから 誰か飼おうと言う心意気のある奴はいないですか 青少年達』」
満月: 「っつー意味? と言うか三行でおk?」 ヘッドホン嵌めて惨劇を見やった後にそのまま去ろう(何
恭平: 「ええよん」(何)
恭平: 「心意気とは言わない。ゴイスな剛毅ある方を津嶋皓先生が募集している」はれるやー(何)
皓: がし。とそのまま満月さんの腕を取る。
満月: 「……ナンデスカこー君さんや?」 えがーお(何
皓: 「突っ込みだけでなく連れて行ってよ。一匹」えがーおがえし(何)
皓: 「と言うかね、僕、頼む人選間違った気がするんだ……」うつろーな眼で。
満月: 「………………」
満月: 「多分うちが連れてくとですね。 色々と後に酷い事になるかなーとか?」 さわやーか。兄的な意味で(何
皓: 「大丈夫だよ満月さんとこなら!」根拠なし断言!
蒼太: 神原の口はまともな青少年には理解が追いつかんからな。」乙、と皓に(何)
恭平: 「語るも涙言うも涙。実は津嶋皓大先生も押し付けられましてなァ」
恭平: 「ぴーしーわんフラグのたまものです」ほくほく(何)
冴: 「と言うかですね、恭平君。 そもそも私は猫拾ってませんけども……」
冴: 通りがかりで台詞を聞いてたせんせーも到着。
恭平: びしっと冴先生に自分の携帯を見せる。某ツーショット写真(何)
皓: 「蒼太も、一匹と言わず二匹三匹連れて行っていいんだよ」にこやーか(何)
蒼太: おま、最大限の協力をした友人に追い打ちかける気か」(何)
恭平: 「ともあれだ。なんか津嶋☆猫☆皓とかになって困ってるからぼらんてぃーあで誰か連れてってという訳でございます蒼太アンちゃん後から窓ダイブな」(何)
冴: 「……ま、まだ持ってたんですかそんな写真!? け、消してくださいよデジタルデータなんですし・・・!?」
冴: 慌てて恭平君の下へと駆け寄りつつ。
皓: 「恭平にも報酬で一匹押し付ける気でいるしね!」言い切った!
蒼太: 黒巣はあにまるに優しいっておとーちゃんが言ってた!」一緒にみつきちに押しつける(何)
恭平: 「じゃあ『先生から上手くいってくれないかなぁ』」にこやか(何)
冴: 「あぁ、星夜なら大丈夫でしょう。 別に彼も猫嫌いって訳じゃないですし。」
冴: 満月に……ってあれ、自分のPCで自分のPCの首を(ry(何
恭平: 書面に高人の名前を書いて皓に渡す(何)
皓: ありがとう(何)
SM: あーあ(何)
恭平: 「死人に口無しっていい言葉だな。無茶しやがって」夕日に浮かぶ高人の顔を見つつ(何)
冴: 「…………さ、最大限努力させて貰います。 というか、あと何匹居るので?」 交渉にあっさりと負け。
満月: 「クチナシならばもう一匹くらいつけても収拾つかね?」(何
皓: 「自分で投げといてよく言うよね」空き枠に恭平の名前も書き込みつつ。ああ、何人か協力者もいるなーと感謝して。
恭平: 「はいはいはい。善意の方々が出てこられましたよ。早い者勝ちーで」
恭平: この場合自分は発火材であればいいのであって。行動自体に意味を持たせるのは自分でなくても構わない。
恭平: だから──声を張り上げればいい。
恭平: 「さぁて──次の萌え猫はこの太眉だ!」じゃーんと取り出し。
恭平: 今回の一件は夢現でもあったようにして流し。
恭平: 津嶋皓含め主演の皆々方が──”馬鹿馬鹿しく滑稽な顛末にて満足すればそれでいい”
恭平: だからもう一度声を張り上げる。
恭平: 「さぁさ。まーだ引き取り手はいないのか?」
恭平: にやりと笑った。

ちまい先生: 「…おまえら、『もう授業始まってる』ってさっきから言ってるだろ! 聞けー!」
ちまい先生: 「それともなんだ!? ちまいから見えてないって言うのか聞こえてないって言うのか!!(ギャピー!)」
GM: ──と、さっきから横で声を張り上げていたちまい生物が声の限り張り上げ、授業は漸く始まった。



 Ending Phase-04 「夕食」
 ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓/登場:不可 ※84

GM: 子猫の引き取り手が見つかり、今日は早めに稽古を切り上げて家に戻った。
皓母: おかえりなさい。皓のお友達が来ているわよ」
SM: 言って、食卓を見やる。
皓: 「ただいま……友達?」言葉に、怪訝に鸚鵡返す。
GM: あの後、UGNの清掃班が来て、
GM: 玄関の惨状を元に戻し、そして母親から闇ブローカーに刺された記憶を消去し、
GM: 貧血で倒れ気を失って、病院に運ばれた──と。
GM: 事後承諾とはなったが、そのように作業させてもらったとの報告を受けていた。
GM: 報告に来たテッド曰く、停電があったりで苦労したとも零していたが。
皓: 一命を取り留めたこと。そしてこうして元気であること。
皓: そのことだけ……そうしてくれたあの子に感謝したのは昨日のこと。──ともあれ。
GM: そして食卓には、
GM: “BB”こと刃連刀弥が、席について飯を食っていた。
皓: 「ちょっと着替えてくる……待っててもらって」一旦声をかけ、食卓に眼をやって……固まった。
刀弥: 「……今日は早かったんだな」
GM: 不意打ち帰宅に顔を強ばらせ、箸を持つ彼の手も固まっていた。
皓: 「刃連さん……!?」流石に声に驚きが乗り。
皓: 「ちょっと、何で貴方が……!?」大股で近づき、その腕を取る。すがりつくような仕草で。
刀弥: 「そう驚くな。…“妹”が世話ンなったから礼を言いに来ただけだ」
皓: 「……妹……?」
皓母: ゆきこちゃんのお兄さんなんですってよ」
皓: 「──ゆきこちゃんの事ですか? 刃連さんの妹さんだったんですか、あの子……?」
刀弥: 「あー……まあ、そんなトコか」目を逸らす(何)
皓母: わざわざお礼を届けてくださって。せっかくだから夕飯もご一緒してもらってるのよ」ニコニコ。
皓: 「……ああ、だから」何かに納得して、手を離し、笑う。
皓: 「刃連さんの影響なんですね、僕を『コロす』って。──納得しました」言い様、向かいの席に着く。
刀弥: 「なに笑ってンだ」箸を持つ手をぷるぷるさせ。
SM: キッチンから、のし紙付きコシヒカリ10kg袋が見えたりしつつ。
皓母: 刃連さん、お代わりいかがです?皓のも今準備するからね。」
刀弥: 「じゃあ…」
GM: でかい図体で頭を下げて、皓の母親の言葉には素直に従った。
SM: 空になった茶碗を受け取って、キッチンへ引っ込む母。
皓: 「いえ……ゆきこちゃんは元気になりました?」些か心配したような表情で。
皓: 「──ごめんなさい」
刀弥: 「あん?」
皓: 向かいに座る青年に深々と頭を下げて。
刀弥: 「なッ、なに頭下げてンだ!?」
GM: 面食らって箸をテーブルに置く。
皓: 「……ゆきこちゃんを酷い眼に逢わせた事。あんな酷い人から、護れなくて……すみませんでした」
刀弥: 「………………………」
刀弥: 「…ククッ。んじゃーそういうコトにしとくか」フン、と鼻で笑って。
皓: 「それと」顔を上げて。
刀弥: 「まだあンのか?」
皓: 「見ての通り、養母さんも元気になりました」
皓: 「これも、ゆきこちゃんのお陰です。ありがとうって。言って置いてください」その言葉は、笑って。
刀弥: 「れ、礼を言われる筋合いはネェよ……」ごにょごにょと。 ※85
皓: 「……何照れてるんですか?」きょとん。と見る。
刀弥: 「う、うるせいッ! 俺を見るな!!」
刀弥: 「とにかく、だ。これでチャラだからな、いいな!?」ぷいっと顔を背けて。
皓: 数度、瞬きして、くすり。笑いを漏らし。
皓: 「刃連さん。養母さんのご飯、美味しいでしょ? 楽しみなんですよ僕、何時だって、養母さんの料理」
刀弥: 「ああ…」頷くが、慌てて首を振って否定。「……じゃねェ」
皓: 「またゆきこちゃんと一緒に食べに来て下さい」
皓: 「養母さん、お客さん呼ぶの好きみたいだし。ゆきこちゃんもお気に入りみたいだし」
刀弥: 「まずくはない程度だ。だが、お前のハハオヤにはメチ喰わせてもらったから、狙わねェでおいてやる」凄んで。
皓: 「……」再度、瞬き。
刀弥: 「……………」
皓: 「………………“メチ”……?」思わず。
刀弥: 「メシはメシだーッ!!」力の限り否定をして、
皓母: 「そうですよ、遠慮なさらずまた遊びに来てくださいね。はい、刃連さんご飯どうぞ。」戻って来つつ。
GM: 皓母には“すんませんでした、ウソです”とテーブルの上に頭を付けて謝った。
SM: 母はあらあらうふふと笑って。
皓: 「それじゃ、いただきまーす」ぱん。と手を打ち。目の前の青年には笑う。友人に向けるそれと同じ表情で。
GM: 片や。出された飯をあっという間にカッ喰らって、箸をダン! とテーブルの上に置いた。
刀弥: 「いいか!? 今日だけだからな。一歩外に出たら俺とお前は敵だ!!」
皓: 「はい。この先も負けませんから。よろしくお願いしますね?」
皓母: 二人はライバルなのね。素敵!」 ※86
皓: ただ、いつもの口調、いつもの態度で。
刀弥: 「余裕ぶッこきやがって……!」わなわなと両手を震わせつつも、何かをするでもなく。
GM: 上着を手に取り、大股歩きで玄関へと向かう。
皓母: そうそう、そういえばゆきこちゃんのドレス、渡しそびれてたんだったわ。刃連さん届けてくださらないかしら?」
SM: 綺麗に繕われたドレスの入った袋を渡して。
刀弥: 「は? ああ、はい」
GM: 素直に受け取って、「ごっそーさんでした」と言って、賑々しく彼は玄関へと。
皓: 「刃連さん」その様子に座ったまま声をかけ。
刀弥: 「……なんだ?」閉め掛けた戸から、再び顔を出す。
皓: 「また来て下さいね。待ってます」
皓: それじゃ。と箸を持った手を振って。
刀弥: 「…行き倒れそうになったらな!」言い捨てて、大きな音を立てて玄関の戸を閉めた。
皓: 後は構わず、卓の料理の攻略を開始。……いつもの、家の風景として。
GM: 母はふんふんとハミングしながら、遅くに帰ってくる義父のための調理を再開した。
GM: 『最近なんだか急に体の調子がよくなったのよ』と、上機嫌に笑いながら。
GM: これも何かの恩返し、だったのかもしれない。



 Master Scene-03 「最良の幸福」
 ScenePlayer:−−/登場:不可 

 「残念ながら、“ゆきこ”と呼ばれていた者は、私が求める性能を有していないようでした」
 「“Innocent deeper”細胞が他者と融合し、その上で安定と正気を保っている点は素晴らしい」
 「ですが、肝心の再生能力には乏しい。本来の研究テーマから大きく懸け離れています」
 「テーマ…か。任務失敗の言い訳としては、随分と苦しいものだな」
 「だが、生存の亜種細胞を得、ブローカーを処分した働きを以て良しとしよう。御苦労だった、下がってよい」
 「…では、これにて失礼をば」
  “賢き者”こそ多くを語らず。深い一礼の後に犬飼は場を辞した。

  誰も居なくなった筈の室内で、アッシュは虚空へ問い掛けた。
 「――との報告です。まさか手の込んだ茶番だけで済ませるつもりはありませんな、ミスター?」
  そして、その問い掛けに答える声があった。
 『勿論だとも』
 『リミッターなど何時でも解除できる。それ以前に必要なものを手に入れるために必要な措置だった』
 「それを手に入れるために、わざわざ放逐を?」
  虚空の気配は、微かに笑んで。
 『“彼女に出会ってきた誰かが、ほんの少し彼女に優しければ、そんなことにはならなかった”』
 『──誰の言葉だったかな? 正しく、その言葉こそがヒントだったよ』
 『“彼女”は「幸福な記憶」を抱いて、自ら進んで貢献してくれることだろう』
 「怖れも無く、不安も無く、疑問も抱かず…」
 『安定した精神状態は高レベルで細胞活動をコントロールし、人々に遍く恩恵を与える』
 『限りなく慈悲深い存在──君達の尽力によって完成した。役立ててくれたまえ』
 「ありがとうございます」
 『私は“彼女”が得た経験と記憶のコピーを貰おう。“アレ”はアレで使い途は有る』
 「酔狂ですね」
 『そう。ヒトというものに暇を与えると禄な事をしない』 ※87
  皮肉もろとも自らを笑い飛ばして、
 『「例の件」も首尾は上々。開演の刻を期待しているよ』
  そう言い残した気配は、いつの間にか闇より消え去っていた。

 「だからこの話はこれで終わり──…」
  残った男は唇だけでフンと笑い、
  いつものように、部下に対して命令を下した。



Credit……「ろりろり☆ラプソディー」
Start:2008.04.28 22:45〜05.04 02:30

PC1:“正位置の太陽” 津嶋 皓/たつきさん
PC2:“無垢なる心” 神原 恭平/久流さん
PC3:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/風翼さん
PC4:“無慈悲な女神” 高羽 綴/Nオレンヂさん
GM:こびと(ログ編集)

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「ろりろり☆ラプソディー」  〜END

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