OpeningMiddleResearchTriggerClimaxEndingAnother 新月は闇夜に踊る Ver,01(20071227)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 

「怪盗“New Moon”黒巣に現る!」

 今のご時世『怪盗』なんて流行んないよ。
 ってか居るの、マジ?
 単なる愉快犯じゃね?

「怪盗“New Moon”富豪殺害!」

 あーあ(何)
 ついにやっちゃったかー。
 しょせんは犯罪者だね。早く捕まえちゃいなよ警察ぅ(ルビ:税金ドロボー)。

 ──様々な風評なぞ何処吹く風で。
 怪盗“New Moon”は、今日も黒巣の闇夜を駆ける。



 Handout
PC:1
【PC制限】刑事>探偵>何でも屋
【シナリオロイス】怪盗“New Moon”
【推奨感情】P:執着、好奇心/N:憤懣、不快感など
 近郊で名を馳せている(?)お騒がせ犯こと、怪盗“New Moon”。
 そいつが黒巣市にもやってきたという。
 正直放っておけよと思うのだが、ハイハイ、上からの命令とあらば喜んで。
 そうしてキミは同僚と共に屋敷の警備に就くことに……え、コロシ?

▼Character sheet “暁より来る風” 東雲 主


PC:2
【PC制限】大きな屋敷に住んでいる裕福PC
【シナリオロイス】怪盗“New Moon
【推奨感情】P:好奇心/N:不安など
 キミの知人の屋敷に一枚の予告状が届いたという。
 「怪盗“New Moon”」と名乗る愉快犯からだ。
 盗まれる額面は毎回大した事も無いのだが、自分の屋敷も気をつけた方が良いのだろうか。
 とか考えているところに一報が入った。「怪盗“New Moon”が人を殺した!」

▼Character sheet “遺されし切っ先” 角槌 穂之香


PC:3
【PC制限】小学生、あるいは幼年代の友人が居るPC、本マニアなPC
【シナリオロイス】神谷 新之介(かみや・しんのすけ)
【推奨感情】P:友情、誠意/N:不安、憐憫など
 大通りから二本奥、細い路地に面する小さな個人商店「ほどろ堂」。
 駄菓子やガチャガチャや自販機などもあるが、一応は古本屋らしい。
 顔馴染みでもある店の若主人は、今日もたむろするパワフル小学生達に圧倒されて青い顔。
 ──いや、ちょっと待って。その青さは異常。

▼Character sheet “腕自慢” 笹沢 早


PC:4
【PC制限】UGN関係者(野次馬根性があると尚良し)
【シナリオロイス】怪盗“New Moon”
【推奨感情】P:好奇心/N:食傷など
 近郊で名を馳せている(?)お騒がせ犯こと、怪盗“New Moon”。
 そいつが黒巣市にもやってきたという。
 愉快犯に構うような暇は無いなずなのだが、OVの可能性があるならば仕方が無い。
 いっちょツラでも拝んでやりますか。

▼Character sheet “加速する守護者” 葛城 獅龍

▼Character sheet “傍若無人” 逢杜 玲


 自己紹介

GM: それではPC1から自己紹介をお願いします。終わったら「以上」で〆てください。

主: 「さて、無茶な所作は願い下げたいものだが……まぁ、言っても無駄だろう」
主: 「…………先日といい今回といい。全く飽きることの無い土地だな。この場所は」
主: “暁より来る風” 東雲 主
主: 刑事部所属の刑事。階級は警部補。順当に実績を備えたノンキャリア。
主: 裏役として、不本意ながらも上司とともに、レネゲイド対応役請負中。
主: 本人は「常識派」を装っているが、周囲の評価は暴走派と言う、見事に自他の認識が逆転しているという典型例。
主: ノンキャリアの割りに、出世株のはずが、一度の過ちで黒巣市警察署に飛ばされる。
主: シンドローム:ブラックドッグ/ハヌマーン 基本侵食率:33% HP10 IV12 自覚はないが起源種所持。
主: PC間ロイス:角槌穂之香さんに 誠意/■無関心
主: 「立場といい年齢と言い。基本的には接点の無い相手ではある」
主: 「まぁ。何ぞ事件があったら担当することもあるだろう」
主: シナリオロイス:怪盗“New Moon”に ■好奇心/厭気
主: 「過去の遺物だと思っていたが」
主: 「こういう名乗りをする愉快な奴は未だ存在したのか……いや。珍しくも無いか。失礼した」
主: 以上にて。よろしくお願いします。

穂之香: 「ごきげんよう。良い夜ですわね。」
穂之香: 「怪盗?こんな夜に街を騒々しくするなんて、ナンセンスな方がいらっしゃるのね。」
穂之香: 「月の綺麗な夜は、高価な美術品よりも価値がある。違いまして?」
穂之香: 一見物腰優雅なお嬢様。
穂之香: しかし外見に反してかなり強気な性格をしており、うかつに近寄る男は一蹴されてしまう。
穂之香: 友達を大事にする面もあり、友人の相談などには不器用なりに真剣に向き合っていたりするらしい。
穂之香: 娘にべったりの父親に最近辟易気味である。
穂之香: シンドロームはエンジェルハィロゥ/サラマンダー。HP12、IV10、基本侵食率34%
穂之香: シナリオロイス→怪盗“New Moon” □好奇心/■侮蔑
穂之香: 「怪盗などと言っても、所詮はただの犯罪者ということですかしら?」
穂之香: PC間ロイス →笹沢 早 ■同情/□嫉妬
穂之香: 「愛されすぎも考え物ですわ。」
穂之香: 以上です。どうぞよろしくお願いします〜。

早: 「久し振りのお出かけだったから…買い過ぎちゃったかなぁ…」
早: 「あ…時間もあるし、もう一軒くらい…」
早: “腕自慢”笹沢 早 14歳 キュマイラ/ノイマン 【変異種】
早: 死にたくないという思いから、オーヴァードへと覚醒を遂げた少女。
早: 動けるようになったが、病気は治らず半入院生活。
早: 自分の力を持て余しつつも、どうにか日々を生きている。
早: バカ親父&兄貴'sは、少しは元気を分けてあげたらどうだろう(マテ)
早: 葛城 獅龍 ■信頼/□嫉妬「よく、御見舞いに来られてるのを見掛けます」
早: シナリオロイスは後ほど。
早: 以上です。

獅龍: 「怪盗って………マジデスカ?はぁまぁ頑張ります」
獅龍: 「感情的で結構!人間だって証拠だろ?」
獅龍: 葛城 獅龍 (かつらぎ しりゅう) 20歳 ♂
獅龍: ハヌマーン/ノイマン UGNエージェント IV値26/29 HP10 初期侵食率32%
獅龍: コードネームは“加速する守護者”スピードと射撃が全て
獅龍: 戦闘ではマグナム44を武器に戦術と支援射撃をメインで行います。
獅龍: 父がオーヴァードに殺されたり、幼馴染が死にそうな大病になったりと“死”に対して敏感
獅龍: そしてよく人に騙されます
獅龍: シナリオロイスは怪盗“New Moon”に□感服/■食傷
獅龍: 「怪盗名乗って未だ捕まらないのは凄い…のは兎も角、これも仕事ですか(溜息)」
獅龍: PC間ロイスは“傍若無人”逢杜 玲さんに □好意/■恐怖
獅龍: 「少女の様な顔立ちしてて、すっごい武器(汗)」
獅龍: 以上。宜しくお願いいたします

玲: 「……なんで『お願いですからその武器使わないで下さいね』って眼で見られてるんだ」(何)
玲: “傍若無人”逢杜玲。
玲: 売り子にメイド、荒事暗殺と万能の何でも屋兼イリーガルエージェント。
玲: 自分の背丈を凌駕する大剣を奮い立ちふさがる敵を文字通り粉々に叩き潰す
玲: 少女――ではなく残念ながら男。
玲: 基本的に手加減も容赦もしない性格だが妹と同居人、そして猫にはメチャクチャ甘い。
玲: 【HP】24 【IV】12−3 【基本侵蝕率】35% 
玲: [PC間ロイス:: 東雲 主 ■信頼/□不安]
玲: 「なんとなく同じ匂い(起源種)がするんで信頼できる。
玲: 得物が拳銃一挺だってのはヤバそうに見えるけど」
玲: [シナリロイス:怪盗“New Moon” □慕情/■嫌悪]
玲: 「怪盗? コソ泥が転職するとなれるヤツだろ? まぁ俺も似たようなモンか」
玲: 以上よろしくお願いします。

GM: 久しぶりで感覚がまたリセットされたGM、こびとがお送りいたします(礼)
GM: 注意点として、途中から突然シナリオが妙な方向へと進むかもしれませんが、
GM: 各自、柔軟な対応をお願いいたします(何)
GM: では。





 Opening Phase-01 「怪盗“New Moon”現る!?」
 ScenePlayer:“暁より来る風” 東雲 主/場所:喜多家屋敷/時刻:月曜夜/登場:不可

 登場Dice 主: 1d10=(7)=7+33=40

GM: 月曜の夜。
GM: 微かな冷気漂う空気の中、黒巣市内の裕福な家庭・喜多家の庭園を警邏中。
GM: この屋敷が、正体不明の愉快犯「怪盗“New Moon”」のターゲットとされたからだ。
GM: ぶっちゃけ無視してしまえばいい手合いではあるのだが、
GM: 額面はともかく窃盗予告があった事には間違いなく
GM: 善良なる市民からの要請とあっては無碍にもできず
GM: そんなわけで、担当地区の笹沢巡査と二人で任務に就いている。
笹沢: 「だんだん冷えてきましたねー」
GM: ぶるる、と身震い一つ。
主: 「お疲れさん。そっちの状況はどうだ?」てきとーに警邏をしつつ。同僚に声をかけ。
笹沢: 「屋敷裏手は異常ありません」びしっと敬礼しつつ答える。
主: 「まぁなんだ……愉快犯とも言えるんだろうが」
主: 「犯罪予告があって無視をしました。では話にならんからな。時間までは警戒を頼む」
笹沢: 「はい。まったく、困った犯人ですね」
GM: と、そこに、玄関から男の声が届く。
喜多: 「おーい、しっかりやっておりますかの」
主: 「だな……ほれ。飲むか?」と、缶コーヒーを差し出したところに同時に声。
GM: 恰幅の良い屋敷の主・喜多文明が大きな体を揺らしてゆっくりとやってくる。
主: 「ああ。喜多さん。夜分よりお騒がせします」振り返り。軽く敬礼して。
GM: 笹沢巡査は礼を言いながら、受け取るだけ受け取って、ポケットにそれをしまう。
GM: 喜多文明は、太フレームの眼鏡をくいくいっと弄びつつ楽しげに話しかけてくる。
主: 「このまま何事も無く時間が過ぎれば良いのですがね。悪戯ならそれはそれで」
喜多: 「ごくろうさんです。まったくですな」
喜多: 「ともあれ、実害が皆無に等しくても、このような人騒がせな者を野放しにしておくわけにはいきませんしの」
喜多: 「掴まえたら真っ先に知らせてくだされ」
主: 「判りました」
GM: 彼は、警備に就く人員がこの二人だけであることに当初は不満そうな顔をしていたのだが、
GM: 怪盗の正体を知りたくて、うずうずしているようだ。
喜多: 「怪盗“New Moon”とかいう輩は、貴重な物品には目もくれず」
喜多: 「現金──しかも1万円札1枚のみを狙うというらしいですからのう」
主: 「喜多さん。好奇心は悪いとは申しません。が……」些かため息混じりに。
喜多: 「書斎の金庫には万札を1枚入れ、防犯カメラをセットしたし、これで……何ですかの?」
主: 「一応、ターゲットの主人である喜多さんにつきましては、行動を自重していただきたいところですな」
主: 苦笑を見せ、腕時計を指で叩く。
喜多: 「わははは、それも一理ありますな」豪放に笑って
主: 「そろそろ警戒を密にしないといけない時間でしょう」
喜多: 「黒巣署の有能な刑事さん達が来てくれた事ですしな。私は屋敷の中に入るとしましょう」
主: 「宜しくお願いします。報告は後ほどに」
GM: 満足げに頷いて、東雲の肩をぽんぽんと叩く。
喜多: 「期待しておりますぞ。では、後ほど」
GM: そうして、再び大きな体を揺らして、ゆっくりと屋敷へと戻っていった。
主: 「金持ちは暇人が多い」その背中に。聞こえない程度の声でぼそりと呟き。
主: 「笹沢巡査。もう少し頑張ってくれ。……まぁ、人員が避けずに心細いところはあるだろうが。これも仕事だ」
笹沢: 「他にマトモな物を買う必要が無いんでしょう…っと。いえ、失礼しました、頑張ります」
GM: 愚痴めいた言葉を大慌てで正して再度敬礼。彼は再び巡回へと向かった。

GM: それから30分後。
GM: 屋敷内から、強いレネゲイド的な反応が一瞬感じられた。
GM: 続いて、男の悲鳴。
主: む。それはその気配の方に向かうか。
主: 「──喜多さん!?」悲鳴と。気配の方へと進みつつ。声を。
GM: 笹沢巡査も走って現場へと向かう。
GM: 喜多文明の書斎…ではなく骨董品等の保管庫の扉が開いている。
GM: 多数の骨董品や美術品類が飾られてある部屋の中に
主: 「笹沢巡査。本部に連絡と周囲警戒を!」
主: 言い様。自分は部屋の中へと。
笹沢: 「は、はい!」
GM: 倒れている者と、その胸に突き刺さっている何か。
GM: その傍らには、何者かが屈み込んでいる。
不審者: 「!」 ※1
主: 「動くな!」制止の声と共に懐にある拳銃を抜く。
主: 「怪盗“New Moon”とやらか? 安い金額の先に窃盗に手を染めたか」
GM: 部屋の中に入ってきた者の気配に気付き、そいつは壁を駆け上がって天窓へと。
GM: 制止の声は応えがない。
主: ち。と静止を降りきる影に舌打ち。そのまま後を追う。
GM: 格子のはまっている天窓を、するりと抜けて、外へと逃亡した。
GM: では、<追跡>してみましょうか
主: うむ。…………精神は2だ(何)
 Dice 主: 2r10=(4,9)=9+1=10
GM: 頑張った!
主: がんばった! 10!
GM: 屋根伝いに逃げる奴を追って、住宅密集地区の奥まったところまで来た。
主: まだ見失ってません?
GM: しかし、角を曲がった路地で、その姿を見失ってしまった。
主: 「────」ち。と舌打ち。走りつつ携帯を取り出し。笹沢巡査にコール。
GM: 数コールの後に、やや強ばった声で笹沢巡査が応じる。
主: 「此方東雲。目標は残念ながらロストした。……さっきの被害者は喜多氏か?」
笹沢: 「はい。喜多文明氏で間違いありません。先程救急車で搬送しましたが、脈はもう……」
主: 「──わかった。ともあれ、屋敷の付近には警戒令を。此方は怪盗“New Moon”の手配を整える」
GM: 電話をしながらも周辺を見渡す。「ほどろ堂」という看板が目に入った。
笹沢: 「了解しました」
主: 「すぐ戻る。君は現場の維持を頼む」と。目に入った看板を何とは無し見上げ。
笹沢: 「はい」
主: 妙な名前だな。と。頭の片隅にそれを止めたまま。「……単なる愉快犯と思ったが。人死にが出れば話は別だ」
主: 「──このままで済むと思うな。犯罪者」同時に切った携帯。
主: 言葉は向こうには届かず。夜の闇に掻き消える。 ※2


 Opening Phase-02 「怪盗“New Moon”が現れた!?」
 ScenePlayer:“遺されし切っ先” 角槌 穂之香/場所:角槌家リビング/時刻:月曜夜/登場:不可

 登場Dice 穂之香: 1d10=(5)=5+34=39

GM: 夕食後。リビングで紅茶を飲みつつ、家族団らんの短いひととき。
GM: 質の良いソファに身を沈め、ティーカップを手に、父である角槌智幸が話題を切り出した。
穂之香: 「……」ゆったりと紅茶の香りを楽しみ、満足げに息を吐き。
パパ: 「知ってるかい、穂之香?」
穂之香: 「…何をですの、お父様?」視線を向け。
パパ: 「今晩、喜多さんの家に怪盗“New Moon”が現れるかもしれないそうだよ」
GM: 喜多というのは父のコレクター仲間でもある、黒巣市の富豪である。
穂之香: 「あら。お父様のお友達でしたわね。それは大変…ですわね。」カップはソーサーに。
パパ: 「パパも見に行きたかったんだけど、止められてしまってね」
GM: 智幸曰く、
GM: その愉快犯が先週の月曜に忍び込んだ家に予告状を残し、それに喜多家の名が上がっていたという。
GM: 事の顛末を土産話にしたいからと、他言無用かつ見に行く事も禁じられているらしく、
GM: いつも地に足がついているとは言い難い彼ではあるが、今晩はいつにも増して、そわそわしている模様。
パパ: 「今時怪盗だなんて、実に素晴らしい。浪漫があるじゃないか」優雅に紅茶を一口。
穂之香: 「不謹慎ですわ。怪盗と言ったって、やることは盗人ですのよ。」
穂之香: と言っても、この父なら言いそうなことではあった。ため息。
パパ: 「なあに、たかだか被害は少額。ショーだと思えば安いものだよ」
パパ: 「──ああ、そうそう。穂之香、来週の日曜は空けておきなさい」
穂之香: 「…うちにも来るかもしれないからね。でしょう?」片眉をつり上げ。
パパ: 「それも期待はしているが、そうじゃないんだ」
穂之香: 首をかしげ。
パパ: 「当の喜多さんから、珍しい品を見せてもらうという約束をしているんだ。穂之香も一緒に来なさい」
穂之香: 「分かりましたわ。怪盗とやらにその品が奪われないことを願っておきますわね。」
穂之香: やれやれ。と言った感じで軽くあしらう。
パパ: 「あの喜多さんが興奮気味に語ってくれた物だから、さぞかし…」
GM: とか話しているところに使用人が入ってきて、彼に耳打ちをする。
穂之香: それを見ながら。カップの紅茶を口にして。
GM: 使用人の雰囲気から緊張が感じ取れる。
穂之香: 全く。金持ちの道楽はくだらない。――自分が身を置く場所とはいえ。
穂之香: ため息をついた。

パパ: 「…………な、なんだって。怪盗“New Moon”が喜多さんを殺した!?」 ※3



 Opening Phase-03 「リスクと天秤にかけて」
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“傍若無人” 逢杜 玲/場所:UGN支部長室/時刻:火曜午前/登場:不可

 登場Dice 獅龍: 1d10=(9)=9+32=41
 登場Dice 玲: 1d10=(10)=10+35=45
玲: なんで軒並み高い(何)。

GM: 火曜日の昼前。二人は黒巣市UGN支部「Elysion」内の支部長室に呼ばれた。
GM: 束ねられたいくつもの書類を手に、
GM: 天城美鈴支部長代理はいつものように平行作業をしながら机に向かっていた。
美鈴: 「ご足労ありがとうございます。どうぞ、そちらにかけてください」
獅龍: 「“加速する守護者”葛城 獅龍。参上致しました、あ、あハイ失礼します」そう言って腰掛ける
玲: いつもの“相棒”を足元に置く。「依頼というのは?」
獅龍: 「(いっつも持ち歩いてるのかなぁ)」ちらっと得物を見て
美鈴: 「この状態のままで失礼しますね」
美鈴: 「用件というのは、お二方に怪盗“New Moon”を捕まえていただきたいのです」
GM: そう言いながら、片付けた書類が次々と脇へと避けられてゆく。
獅龍: 「怪盗、ですか?」なんでまた、と
GM: 彼女は口頭で、ざっと怪盗“New Moon”についての説明をば。
GM: ・現れるのがいつも決まって月曜の夜、盗むのは決まって1万円札1枚きりという、愉快犯的な泥棒。
GM: ・その1万円も後日こっそり返却されている。
GM: ・犯行現場には次の予告を残すという。開けられた金庫と、この予告状から犯行が発覚した。
GM: ・怪盗“New Moon”による人的被害は今回が初めて。
美鈴: 「──といった存在です。ここまでは宜しいでしょうか?」
獅龍: 「はぁ、一応」まだ納得できないといった感じで
玲: ここからが本題というわけか、とでも言いたげな顔でうなづく。
美鈴: 「何故、UGNがこの愉快犯を追うのかといいますと」
獅龍: 「はい」姿勢を正して
美鈴: 「窃盗に入られた被害者の中の大半は本気にしていないのですが」
美鈴: 「いずれにせよ怪盗の姿を見た者が居ないという点から、OVであるという可能性も考えられます」
獅龍: 「オーヴァード……」
玲: 「成程」
美鈴: 「ワーディングやエフェクトを用いて忍び込んでいるのでしょう」
美鈴: 「そこで、この人物が黒巣市内でジャームとなったりFHに勧誘されたりすると厄介なので」
美鈴: 「事前に身柄を確保、最低でも身元を調べておきたいのです」
玲: 「オーヴァードがそれまで起こしていなかった殺人を起こした――」
玲: 「つまりジャームになってしまった可能性を考慮して捕獲もしくは調査と?」
美鈴: 「無論、そういった事情も加味して、お二方には任務に当たっていただきたいと考えています」
美鈴: 「ただの愉快犯ならば放っておいて警察に任せれば良かったのですが」静かに頷きながら。
玲: 「最早放ってもおけない、と」
美鈴: 「事件があったならば、UGNとしても行動せざるを得ないでしょう」
獅龍: 「了解しました」
玲: 「了解」
美鈴: 「はい。そういった事情です」はふ、と溜息を一つ。
美鈴: 「参考までに」
美鈴: 「直前の犯行現場は市内の富豪・喜多文明氏の屋敷で、氏は昨夜殺害され、怪盗“New Moon”は逃亡中です」
玲: 「市内潜伏中ってことか……」
獅龍: 「(誰も見た事もない怪盗、ねぇ)」
玲: 「ところで」支部長代理に。
美鈴: 「潜伏場所、逃亡先については、まだ何とも言えませんが」引き出しから何かを取り出して。
美鈴: 「どういたしましたか?」
玲: 「そいつが最悪の場合、ミンチよりひどい有様になっても問題は?」
獅龍: 「逢杜君………(汗)」
美鈴: 「………ジャームであるならば、そういった結末も致し方無い、とは思いますが」眉間を抑えつつ(何)
玲: 手加減しろって言われてもこの得物じゃ無理ですぜーと言いたげな目で。
美鈴: 「できるだけ“穏便”な解決を望んでおります」
GM: その視線に対して、『お願いですからその武器なるべく使わないで下さいね』といった眼で玲を見つつ(何)
獅龍: 「ま、まぁ俺の方でもなんとか頑張りますんで(汗)」何を言ってるのかわからない人
GM: 視線を獅龍さんに向ける。“察してください”──とばかりに(何) ※4
獅龍: 「(無言で頷く)」
玲: 「善処します」最近扱いがよそよそしいのは『何故だかわからない』(何)。
美鈴: 「黒巣署からは“暁より来る風”が担当するそうです。この許可証をお持ちください」
玲: 殺人許可証?(何)
GM: 違います(何)
美鈴: 「現場の通行許可証です。喜多邸に入る時に用いてください」
獅龍: 「協力要請はしてあるのですね、了解しました」と手を伸ばす
GM: 席から立ち上がって、二人のテーブルの前に置く。
玲: 「了解」受け取ってポケットの中に。
美鈴: 「こちらからも情報の進展があれば逐次報告します。それではお願いしますね」
獅龍: 「はい、定時連絡は俺の方からいれます」と許可証を受け取り立ち上がる
玲: さて、と席を立って挨拶しながら獅龍と共に退室。
GM: 資料の山の陰から弱々しい笑みと頷きを返す。
GM: その眼差しには、
GM: 「できるだけ穏便に済むよう願っています」との切実たる想いが込められていた(何) ※5



 Opening Phase-04 「限りなくブルー(顔色的に) ※6
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/場所:駄菓子屋兼古本屋「ほどろ堂」/時刻:火曜午後/登場:不可

 登場Dice 早: 1d10=(7)=7+34=41

GM: 大通りから二本奥、細い路地に面する小さな個人商店「ほどろ堂」。
GM: 近所には小学校や保育所などがある関係からか、
GM: 駄菓子やガチャガチャや自販機などが店頭に並び、
GM: 昭和のノスタルジーを感じさせる店構えが、今も尚残っている。
GM: 一応は古本屋らしく、店先の駄菓子コーナーを抜ければ、ずらりと立ち並ぶ書棚に新旧入り交じった書物の数々。
早: 「…う〜ん、久し振りだけど…あ、あったあった」
GM: 先日、長編シリーズ物の空白巻を探してふらりとこの店に訪れた時、
GM: この店の若主人が、親身になって店内の書棚をくまなく探してくれた。
GM: ──その時には、結局は見つからなかったのだが。
GM: 店内で目的の本を物色している時に、店先から賑やかな声が響いてくる。
小学生A: 「しんちゃーん、コレとコレとコレ一緒に買うからまけして!」
小学生B: 「ガチャガチャ詰まったよー、回んないよ」
小学生C: 「しんちゃーん! 当たり棒出たからもう一本ちょうだい!」
小学生D: 「しんちゃーん………………………呼んでみただけ」 ※7
新之介: 「は、は〜い……」
GM: 小学生達から「しんちゃん」呼ばわりされているのは、店の若主人こと神谷新之介。
GM: 元々は藤井という老夫婦がこの店を細々と営んでいたのだが、
GM: 数ヶ月前から居候している新之介に店を任せて隠居している。
GM: 喋る雰囲気と身につけている服(作務衣)、趣味の渋さから、いまいち年齢不詳。
GM: そんなに高い訳でも無さそうではあるが。

新之介: 「……………」
GM: 小学生の第一波が去って、しばしの平穏が訪れると同時に
GM: ぐったりと書架にもたれかかる新之介。
新之介: 「…ごめんね。賑やかで、落ち着いて本も選べないよね」
早: 「え? あ、はい、ですね」夢中になって読んでた本を、慌てて閉じながら
新之介: 「………あー…そうでも無かったかな。はは、ゆっくりしてってね………」
GM: 元から血色の良い顔立ちでは無いのだが、やけにやつれて青い顔が、無理矢理に笑顔を作る。
早: 「…アハハ…」汗
早: 「あ、いえ、そろそろ帰ります。目的のものも見付かりましたし、神谷さんも、顔色が優れ………」
早: (青?)
GM: むしろ
早: (真っ青っていうより、青? 青い? え、あれ?)
GM: 青を通り越して、白に近い(何)
新之介: 「そりゃよかったー……………あ、うん。僕は…ちょっと……」
早: (ああ、そうか…『蒼白』って、青通り越して白くなるから言うんですね………って)
早: 「神谷さん!?」
GM: 体を支えていた手が、書棚から滑る。
早: 「いけない、凄い顔色じゃないですか!」
新之介: 「はわ〜〜〜〜〜っ!?」ばたーん。
早: 「あわわ…」倒れた神谷の上半身を支えてオロオロ
新之介: 「……(はっ)…ご、ごごごごごごめんごめんごめん!」倒れた衝撃で目を覚まして、大慌てで体を起こす。
新之介: 「風邪とかじゃないんで……いえ、大丈夫ですっ」
早: 「…あ、無理に身体お越しちゃ駄目です!」買い物袋から、冷えピタシートとか、栄養剤とかいろいろ取り出しつつ
GM: 奥の引き戸から、テレビを見ていたらしいご隠居夫婦二人がひょっこり顔を出す。
新之介: 「すみません〜………」
ご隠居: 「新之介君、大丈夫かい。ここはわしらに任せてもう休んで構わんよ」
ご隠居: 「お客さん、わざわざすみませんねぇ」
早: 「とりあえず、これ頭に貼って、これ飲んで…あ、あと、林檎を摩り下ろすといいですよ」
GM: 新之介の様子に気付いて、慌てて旦那さんが出てくる。
新之介: 「ありがとうございます〜…」
早: 言いつつ、買い物袋から林檎を5〜6個取り出す
新之介: 「すみません、このお礼はいつか……」
早: 「いえ、そんな…いつも御世話になってるのはボクの方ですし…」
ご隠居: 「ほら、立てるかね」よいしょっと、新之介を助け起こして。
早: 反対側から“きゅまいらぱわぁ”で御手伝い。
ご隠居: 「せっかく来てくれたのにすまんね」丁重なお礼を。
GM: 二人に支えられた新之介は、ご隠居と早にぺこぺこと頭を下げながら、よろよろと店の奥へと姿を消した。
早: 「いえ、御大事になさってください」
新之介: 「…ありがとうございます〜………」
早: (う〜ん…凄い顔色だけど…確かに風邪っぽく無かったですし…康三兄さんにちょっと聞いてみようかな…)
早: とか思いつつ。

早: (シナリオロイス提示。『神谷 新之介 ■誠意/□恥辱』)

GM: レトロなレジ横に掛かっている日めくりカレンダーは、昨日の日付。
GM: 月曜のまま、時が止まったようだった。



 Middle Phase-01 「状況確認」
 ScenePlayer:“暁より来る風” 東雲 主/場所:喜多家屋敷等/時刻:火曜午後/登場:“腕自慢” 笹沢 早以外可能

 登場Dice 主: 1d10=(5)=5+40=45

GM: 改めて現場検証をすることにした。
GM: 怪盗“New Moon”の侵入に備えて、書斎に監視カメラは設置したものの、保管庫には設置していなかった。
GM: しかし戸締まりは厳重で、入った扉以外には、5mほどの高さにある格子のはまった天窓があるくらい。
主: 「お疲れ様」軽く警備担当の警官に挨拶をして。周囲の検証を。
GM: 部屋の扉の鍵は喜多文明のポケットの中にあったそうだ。
笹沢: 「お疲れ様です。現場に異常はありません!」
主: その鉄格子から相手はすり抜けて行ったな。ちなみに柵間はどのくらいあるだろうか。
GM: 握り拳大くらいですね。常識で考えなくても、普通の人間が出入りするのは不可能。
笹沢: 「ホシは、垂直の壁を駆け上がって…」
笹沢: 「5m上方にある格子付きの天窓を“すり抜けて”外に出た……んですよね?」
主: 「現場維持ご苦労さん。少し交代して休んだらどうだ」
主: 笹沢巡査に声をかけ。自分はその格子を掴んでみよう。外れたとかそういうことは無いよね?
GM: 格子には血が付いている。怪盗“New Moon”が脱出する際に、返り血が付着したのだろう。
主: ふむ。その血は喜多氏のそれと間違いないかな。
笹沢: 「喜多氏の血液型と一致しました」
 登場Dice 玲: 1d10=(6)=6+45=51
 登場Dice 獅龍: 1d10=(10)=10+41=51
玲: 反対側からにょっきりと手が(何)。 ※8
主: 「…………」
主: がし。とその手を掴んでみる(何)
玲: 「いてぇ」(何)
主: 「何しに来た。何でも猫探偵社」
玲: 「探偵なのはアウトラインだけだ、何でも屋だってーの」(何)
獅龍: 「ご協力お願いしますね、東雲さん」構わず話しかけ
GM: 扉から入って、許可証を見せた獅龍に対して、笹沢巡査は少々訝しみながらも敬礼して中へ通した。
玲: 得物持って入室するときはちゃんと武器携帯許可証見せては入るぞ(何)。
GM: では室内へどうぞ(何)
主: 「──笹沢巡査。ここは暫くいい。他の人間が入らないようにだけ気をつけて廊下向こうで待機してくれ」
主: ちらり。葛城の姿を認め。同僚に声をかける。
笹沢: 「わかりました」
獅龍: 「すいません」笹沢さんに向かって一応謝ってみる
GM: 詮索はしないようにしようと、彼は室外へと。
主: 「さて。ともかく降りて来い。逢杜君」
玲: 「よ、っと」降りて合流。
主: 言い様自分も格子より手を放し。床へと降りて。
獅龍: 「お話は言ってるかと思いますが改めて宜しくお願いしますね」と頭を下げて
主: 「梧桐より話は聞いている。この件でUGNも動いたそうだな」腕を軽く組み。会釈で頷いて。
獅龍: 「オーヴァードの線がある、との事ですので」頷き返す
GM: 顔合わせが済みましたら、全員<知覚>判定、加えて東雲は【精神】で判定(思い出し)お願いします。
玲: 知覚…。
 Dice 玲: 5r10=(1,10,5,3,8)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(9)=9+10=19+1=20
玲: …素で振ったほうがいいのか(何)。
主: では先ずは知覚。
 Dice 主: 8r10=(4,10,10,3,4,10,9,7)=Critical!!
 Dice 主: 3r10=(3,4,9)=9+10=19
主: おー。後は精神……低いってのに(何)
 Dice 主: 2r10=(9,7)=9
主: 9。
獅龍: 必要なさげ
 Dice 獅龍: 7r10=(6,2,10,10,1,9,6)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(6,7)=7+10=17
GM: まずは知覚から。
GM: 骨董品特有の埃やカビ臭さ、時間の経った血の匂いに混ざって
GM: 通常ならば気付かないような、微かな匂いに気がついた酒のような匂い?
主: ふむ。酩酊感があるということか?
GM: 思い出す判定をした東雲は、昨晩の状況を今一度思い返してみた。
GM: 怪盗“New Moon”の容姿なのだが、
GM: 一切の装飾を排除した限りなく機能的な黒い服に、具体的な名称を挙げるならば、
GM: 「全身タイツ」とか「レオタード」とか。
GM: そして顔を隠す覆面に、ポニーテールの髪。
GM: ──確かに、怪しい盗人。略して怪盗。
GM: 逃げたのは、怪盗“New Moon”で間違いは無いだろう。予告状らしき物は発見できなかったが。
主: 女性体形と言うことで認識でいいのかな。
GM: それっぽい気もした。
主: まぁ。エグザイルの臭いがするから確定ではないだろう。ともかく。
GM: 警察では怪盗“New Moon”の行方を捜すと共に、怨恨説も一応調べている。
GM: 書斎の中には入らなかったのか、防犯カメラには何も映っておらず、
GM: 用意してあった万札にも手が付けられた形跡は無い。
GM: といった処が、現在の状況ですな。
主: 「相手は『人間ではない』事は確定らしい」と。
主: 怪盗“New Moon”が夕べ柵を難なく乗り越えた話は二人にしておこう。
獅龍: 「……そうですか」真剣な目つきになる
玲: 「ま、普通じゃ無理だな」柵の隙間をみつめつつ。
主: GM。ひとつ質問。
GM: はい、どうぞ。
主: 俺が夕べ怪盗“New Moon”を見失った場所。少なくともどっち方面に消えたかの確定は出来るだろうか。
GM: 見失った場所からどの方向へ消えたか、という事ですか?
主: です。
GM: 見失ったので、消えた先がどちらなのかはわかりません。
主: 具体的にどの辺で消えたかも判らない?
GM: 消えた場所はわかります。どのルートを通ったのかもわかります。
主: どの建物の上で消えたのか。とか。確定できればありがたいのだが。
GM: 現場に行けば、だいたいあの辺…と推測することはできるかもしれません。
主: 了解。
笹沢: 「ちょ、困ります……!」部屋の外から誰かを制止するような声。
 登場Dice 穂之香: 1d10=(9)=9+39=48
穂之香: 「貴方では分かりませんわ、使用人の方にお聞きして」
穂之香: 「私、こちらのご主人と懇意にしていた者ですの。それに…」
穂之香: 堂々と指示を巡査に出しつつ主の方へ歩いてくる。
主: 「…………む?」声に振り向き。
笹沢: 「しかしですね……こら、待ちなさい!」
獅龍: 制止の声に振り返る
穂之香: 「…ずいぶん妙な刑事さんたちがいらっしゃるようですわね。」主の前まで来ると、他の二人に視線を向けて。
笹沢: 「東雲刑事、すみません!」
主: 「……ああ。いや。いい。笹沢巡査。彼女の件は俺が責任を取る」
獅龍: 「刑事じゃないんで」苦笑する
玲: 「学生は学校へ行くのが本文だろうに」
主: 「これ以上の人物は入れないでくれ。頼む」
笹沢: 「はあ…それならば…」
GM: 納得して、彼は再び部屋から外へ出た。
穂之香: 「…警察だけでは手に負えない案件、という認識で構いませんのね?」葛城の言葉に。
主: 「とりあえず、何しに来たのかね。角槌君」
主: 「ここは今物騒なことになっている。お嬢様がおいそれと来るような現場ではないが」
穂之香: 「父が様子を気にしてこちらに伺おうとしてましたので、私が代理で来ましたの。」
主: 「……お知り合いか。当主と」
穂之香: 「ええ。」
獅龍: 「彼女もオーヴァードと言う事ですね?」と東雲さんに小声で確認取る
主: 「それは、お悔やみを申し上げる……いや」
主: 「このようなことになって只申し訳ないと謝罪すべきだな……すまなかった」
穂之香: 「いえ。ただ、父を放っておくと犯人に懸賞金を掛けるだのとばかげた事を言い出しかねませんので」
穂之香: 「…私が来て正解でしたわね。」
主: 一礼しつつ。葛城君の言葉には無言で肯定の視線。
玲: 「この娘は?」たぶん初対面だと思うので主に。
穂之香: 「申し遅れましたわ。私、角槌穂之香と申します。」
主: 「角槌のお嬢さんだ。名前位は聞いたことあるだろう」
獅龍: 「あ、葛城 獅龍です。UGNのエージェントとして派遣されてます」
穂之香: 軽く頭を下げ。
穂之香: 「そちらのお二人は……ええ。何度かお見かけしております。」頷く。
獅龍: 「(角槌………富豪ですか)」
玲: 「ああ、ユンカース(野良シャム猫)が住んでる家の」人じゃなく猫で識別する男(何)。
主: 「逢杜玲。此方も角槌君と同じような家柄だな」これはお嬢さんに。
玲: 「逢杜玲だ。よろしく」
獅龍: 「(ユンカース?外国人かな?逢杜君の言ってる事もわからない)」 ※9
主: 「さて。俺は調査部の報告を聞きがてら夕べ犯人を見逃した現場に行ってみるつもりだが。君たちは如何する」
主: 「この現場を調べたい。というのであれば責任者として俺も残ることになるが」
玲: 「現場百辺が捜査の基本なんだろ?」
玲: 当然ついていくと主に。
GM: 鑑識の結果は、もうしばらく待たないと出ないかもしれません。
穂之香: 「ただの殺人ではないのでしたら、早急に解決したい所ですわね」
穂之香: 「ご一緒して構いませんこと?」父が動き出さないうちに(何 ※10
主: とりあえず鑑識結果は出次第此方に連絡をくれるよう手配はしておく。
獅龍: 「ついて行きますよ、他に手がかりもないですし」
主: 「判った。………すまんが俺は車の免許は無いので、歩きになるが構わないだろうか」特に角槌君を見て確認。
玲: 「一応バイクあるが」
穂之香: 「心配いりませんわ、見た目ほどか弱くはありませんのよ。」頷きを返す。
玲: 「じゃあこれで決まりだな」移動開始。
主: 「道交違反をしなければバイクでも構わんよ」言い様。では。と。
主: 笹沢巡査に軽く現場維持を指示しつつ。屋敷を後に。



 Middle Phase-02 「聞き込み」
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/場所:ほどろ堂/時刻:火曜午後/登場:可能

 登場Dice 早: 1d10=(10)=10+41=51

GM: 新之介が店の奥へ引っ込んでから、しばらくしての事です。
GM: “聞き込み”と称して、複数人がほどろ堂に入ってきました。
主: でませぅ。
 登場Dice 主: 1d10=(5)=5+45=50
 登場Dice 穂之香: 1d10=(7)=7+48=55
 登場Dice 獅龍: 1d10=(4)=4+51=55
 登場Dice 玲: 1d10=(4)=4+51=55
早: 「林檎はいいとして…栄養剤、買い足さないと…また、兄さん達『遅い!』って騒がなければいいけどな…」
GM: 聞き込み周辺調査の結果、
GM: どうやらこの路地の、この店の付近で怪盗“New Moon”が姿を消したように思われた。
GM: ならば──と、聞き込みのために、このレトロな雑貨屋兼古本屋へと足を踏み入れた。
早: 「…?」
GM: 早には、見慣れない層の客だなと思った。しかも、年齢も性別もバラバラ。
主: 「失礼します」ガラガラと引き戸を開け。中へと。
獅龍: 無言で後についていく
玲: 「あぁ駄菓子も売ってるのか、懐かしい。ついでだから買っていこう」
ご隠居: 「はいはい、いらっしゃい〜」
穂之香: 初めてなのか、きょろきょろしつつ後ろから入ってくる。
早: (客にしては、妙な集団…。…古書マニア…? …って)
獅龍: 「逢杜君が懐かしいって…」
玲: 「ガキのころは小学校の近所の駄菓子屋行ってたんだよ…と、えびせんべい5枚とキャベツ太郎とうまい棒と(ry」
獅龍: 「逢杜君、普通の客になってる」一応止めてみる(何
GM: 店の奥から老人が出て応対をする。
玲: 「店で買わずに話聞くだけってのも失礼だろ」ちょっと正論言ってみる(何)。
主: 「……おや。お嬢さんが店番ですかな?」早の姿を認め。声を。
ご隠居: 「いんや、このお嬢さんはお客様ですよ」からからと笑う。
主: 「ああ。それは失礼」
ご隠居: 「何かご入り用ですかな?」
早: 本を読む振りをしつつ、様子を探る。
主: 「いや。申し訳ないですが客として伺った訳ではないのです」ちらり。警察手帳を見せ。
主: 「ちょっとお伺いしたいことがありまして」と切り出す。
獅龍: 「(………………良く考えたら、この面子で聞き込みって無理あるかも)」今更
GM: 店の老店主はその手帳に驚いて、目を丸くするも。
ご隠居: 「ええと……何か事件でも……?」
早: (警察…? あ…)
GM: 奥からは、ご隠居の奥さんも出てくる。
ご夫人: 「どうしましたか?」
主: 「夕べのことですが。この付近に不穏な人物を見たとの情報がありまして」
主: 「何かお気づきの点などあれば。と」なるべくにこやかに装いつつ。夕べの“新月”の特徴などをざくっと示す。
主: 「────と、まぁ。このような人物に心当たりなどないかと思いまして」
ご隠居: 「わしらは晩飯を食べて、晩酌しながら水戸黄門を見て、その後すぐに寝たわい」隣の妻を見て。
ご夫人: 「なにせ、眠っておりましたから……物音などは特に無かったと思うんですが」
主: 「買い物は君たちに任せる」背中越しに逢杜君に声。
ご夫人: 「新之介さんは何か見かけてるかねぇ?」ご隠居に。
ご隠居: 「新之介もわしと一緒に晩酌した後、直ぐに2階へ上がって寝たんじゃないかのう」と答えて。
主: 「付近でもそのような人物を最近見たと言うことはありませんか?」
ご隠居: 「いや〜、そんな格好しとったら、いくらなんでも目立ちますな」
主: 「普段からそんな格好をしているとは限りませんよ」笑い。
獅龍: 「俺らだけなら、そこから世間話で〜ってわかるけどさ………」
玲: 「俺の“コードネーム”」好き勝手行動するのはご存じでしょう?と。
獅龍: 「まぁね、それでも言わずにはいられない事もあるんだよ」玲さんにウンウンと頷く
獅龍: 「(ん?何処かで見たような気が)」と早さん見て思う
穂之香: 「……あら、早さんじゃなくて?」店内を見回して目がとまった、奥で本を読む横顔に声をかける。
早: 「こんにちは、角槌さん(ペコリ)。…何か、あったんですか?」(小声)
穂之香: 「怪盗が出たそうですわ。」早の方に。聞き込みは任せよう。
主: 「その御同居の方も、夕べは早くお休みになったのですかね?」
主: 「出来れば色々な方にお話を伺いたいところではあるのですが」
玲: 猫とか犬とかいないかな、この店(何)。
GM: この店に動物は居ませんな。
玲: みゅう。残念。
GM: そんな具合に賑やかに聞き込みを進めていると、
GM: がらららら…と、店の奥からゆっくりと奥の引き戸が開く。
新之介: 「…何か、あったんです…?」のっそりと。
主: 「……おや。貴方が御同居の方ですか?」扉の奥。その人物に視線を投げて。
ご隠居: 「おお、寝とらんで良いのか?」
新之介: 「あ、はい。だいぶ……ありがとうございます」店主と短い会話を交わして。
玲: 「?」せんべいかじりながら視線を投げる。
早: 「神谷さん、まだ横になられていた方が………こんにちは、東雲さん、ですよね?」駆け寄りつつ
主: 「……おや。具合の悪い方がいらっしゃった……む?」声をかけてきた少女を見て。
新之介: 「えーと。はい、居候してる神谷です」頭をもさもさ掻きながら。
獅龍: 「(ん〜思い出せない)」
主: 「……ああ。君は笹沢巡査の妹さんか。写真を良く見せられていたのに気づかなかった」
早: 「兄が、いつも御迷惑をかけています(断言)。笹沢です」
新之介: 「巡査!? え??」
獅龍: 「(ん?)」ちょっと新之介さんを注意してみる
早: 「いつも駅前で歌ってるのは、四番目の兄です…」
早: 「ボクの上には、兄が六人いまして…二番目の兄が、警察に勤めているんです」
GM: 新之介は「……どちらさまで?」と、ご隠居に尋ねて
主: 「ああ。これは失礼。黒巣警察署の東雲と申します。神谷さん」驚いた声に気にせず声を。
ご隠居: 「聞き込み刑事をされてる刑事さんだそうで。昨夜、不審なモンを見なかったかどうかと尋ねてはるんじゃ」
新之介: 「い、いえ。僕は何にも見てないですよ」ふるふるふる。
GM: 東雲の言葉を待たずに、慌てて答える。
主: すぃ。と様子に目を細めて。
穂之香: 「…先ほどの方が早さんのお兄様でしたのね。」呟き。無碍に扱った事は忘れる(何
玲: せんべいパリパリとかじりつつその様子をいぶかしげに。
主: 「夕べは早めに休まれたとか。お体の調子でも壊されましたか?」
獅龍: 「(………)」段々、せんべいの音の方が気になり始めてる(マテ
新之介: 「た、体調を崩してたわけじゃないんですが………」
新之介: 「僕もご隠居さんと同席で…21時過ぎ………22時にはもう床についていたと思うんですが」
新之介: 「その後の事は、よくは………」
主: 「そうですか。──参考程度で構わないのですが。夕べ、妙な物音なり何なり聞いたとかはありませんでしょうか」
ご隠居: 「ああ。わしと一緒に水戸黄門を見ながら晩酌しておったからの」
新之介: 「……すみません、記憶に無いです」申し訳なさそうに頭を下げた。
玲: ふむ…GM、ミドルで嗅いだ酒の匂いってこの店からします? ※11
GM: 現場保管に努めていた現場とは違って、この店は出入りが多くて
GM: 匂いがあってもその他の雑多な物に混ざってわからない、と思った。
玲: 「酢イカの匂いがきつくてわからねーか……さっきの酒の匂い」
主: 「水戸黄門ですか。私もあの番組は結構好きでしてね」いきなり話を替えるように笑い。 ※12
ご隠居: 「おお、あれは良い番組じゃ。あれこそ日本人の心ですの。お若いのに刑事さんもよくわかってらっしゃる」
主: 「仕事柄なかなか腰を据えて見れないのが残念です。夕べのあらすじとかはどのようなお話でしたか?」
ご夫人: 「毎週月曜の晩には、いつも三人で見てますからね。ええと、あらすじは……」
新之介: 「覚えていますよ。備中の国に訪れた黄門様ご一行が───」
GM: と、昨夜のあらすじを詳細に教え、他の二人もうんうんと頷いてます。
GM: 後で調べてもわかるのですが、内容は、間違ってはいないようです。
主: なるほど。と頷きつつ。周囲をざらっと観察。とりあえず現時点で不自然なものとか気づくことはあるでしょうか。
GM: 特に不審なモノは無いように思えますが、
GM: 日めくりカレンダーは、昨日の日付のままですね。
主: はい。
GM: ──などと話をしていると。
GM: クラブ活動が終わったとみられる小学生の一団が、どやどやと入ってくる。
小学生E: 「のど乾いた〜。しんちゃん、ジュースちょうだい、ポカリでもいいよ」
小学生F: 「オレ、アクエリアス!」
小学生G: 「自販機の左はしのコーヒー、売り切れだったぜ。ショクムタイマン!」
主: 「……おや。お客さんが沢山やってきたようですね」
新之介: 「は、はい〜…今、かえますよー」のたのたと店先へと出ようとする。
早: 「あの…」“きゅまいらぱわぁ”で主のを引っ張る。 ※13
主: 「これは図体が大きいのがいると邪魔になりそうだ……と?」裾が引かれた。
早: 「神谷さん、お体の調子が優れないようですし、子供達もやってきましたから…」
ご夫人: 「新之介さん。私がやりますから、奥で休んでなされ」
GM: と制止されて、新之介は申し訳なさそうに奥へと引っ込んだ。
ご隠居: 「水戸黄門好きの者には悪人などおりゃせんよ」腕組みをし、うんうんと頷く。
主: 「そうですね……そろそろお暇することにしましょう。また黄門様のお話など聞きに参ります」
獅龍: 「なんか大変そうですね、お手伝いしましょうか?」何しに来た(何
ご隠居: 「いえいえ、お客様に手伝っていただくわけにはいきませんしな」獅龍の申し出を丁重に断る。
主: 「神谷さん、お大事にどうぞ。それではご協力ありがとうございました」一礼し。葛城の背中を軽く叩いて外へ。
獅龍: 「そうですか?っと、じゃあお邪魔ですから失礼します」と頭下げて外へ
早: その背にこっそり付いていく。
GM: と。穂之香の携帯が鳴る。
穂之香: 「賑やかですのね。良いことですわ…。」呟き。続いて出て行こうとして。
GM: 表示は父から。
穂之香: …(何
穂之香: 「……もしもし?どうしましたのお父様。」取る。 ※14
玲: 「俺たちも撤収か」駄菓子屋で一万円分使うのは大変だ(何)。
パパ: 「パパだよ。大事な話があるから、すぐに帰ってきなさい」
穂之香: 「…分かりましたわ。あまり早まったことはなさらないでくださいね。」横目で主達を見つつ。
GM: ご隠居は古びたレジから小銭と千円札を出して、ひのふのみと数え、玲にお釣りを手渡す。
ご隠居: 「ありがとね、お嬢さん。またどうぞ」 ※15



 Middle Phase-03 「午後の紅茶」
 ScenePlayer:“遺されし切っ先” 角槌 穂之香/場所:角槌家リビング/時刻:火曜午後/登場:要許可 ※16

 登場Dice 穂之香: 1d10=(1)=1+55=56
GM: やる気ないな(何)
穂之香: パパの呼び出しでげんなり(何

GM: 急な呼び出しの割には、優雅な午後のひとときを満喫中の穂之香の父、智幸。
パパ: 「そういえばいくつか思い出した事があってね」
GM: まあ掛けなさいと勧められる。
穂之香: 渋々席につき。
穂之香: 「どうしましたの?」
パパ: 「私と彼は蒐集仲間で、互いの収集した骨董品等を見せ合ったりしているのは知っているだろう?」 ※17
穂之香: 「ええ。私も何度かご一緒しましたわね。」
パパ: 「彼は70歳。妻は居るものの子宝には恵まれず、その点、非常に同情の念に耐えない」
パパ: 「穂之香のような娘もいないというのは、実に残念な事だと私も思うよ」大きく頷いて(何)
穂之香: 「…お父様。それで、何を思い出されましたの?」苛っとしつつ(何
GM: 父曰く、喜多氏は、退職してからは、数カ月に一度、どこかのオークション会場へ足を運ぶくらいで
GM: 外出することもめっきり減っていたのに、ここ一ヶ月は散歩などの外出が頻繁になっていた…と。
穂之香: ほむ。
GM: 新聞を読む時くらいしか眼鏡をかけていなかった彼が、最近の外出時には決まってかけていた。
GM: 何処で入手したのかは不明。尋ねても「まあね」とお茶を濁される。
GM: いつもなら喜々として価格等を教えてくれるのに、と、ぱぱんもやや心外のご様子。
パパ: 「次の日曜日に見せてくれるという約束をしていたのに…全く、残念なことだよ」 ※18
穂之香: 「昨日仰っていたもの、ですわね。…。」ふむ。
パパ: 「他に変わった事といえば……そういえば、こんな事を言っていたな」
GM: “聞きたいかい?”とばかりに顔を近づけて、にっこりと笑う。
穂之香: 「……聞かせて頂戴、お父様。」盛大なため息の後、観念したように。
GM: 父は嬉しそうに破顔して、上機嫌に話しを続ける。
パパ: 「穂之香が34で私が0とか」 ※19
パパ: 「運命的な出会いの残り回数なのかと、年甲斐も無く憤慨してしまったものだよ」
パパ: 「そうではないと否定されたがね」(照れ)
穂之香: 「………」片眉が跳ね上がる。
GM: びくぅ(何)
穂之香: 「……お父様ならそれもしょうがないですわね。」誤魔化すように視線を外して言う。
パパ: 「そ、そうだ。――穂之香に大切な話しがあるんだ。こっちが本命で」あたふたと取り繕いつつ。
穂之香: 「まだ何かありますの?」
パパ: 「パパ、明日から出張なんだ」
パパ: 「寂しがっちゃ駄目だよ。穂之香のためにすぐ帰ってくるからね」
穂之香: 「……。」
パパ: 「どうしても寂しかったら電話するんだよ!」
穂之香: 「…………。」
穂之香: 「…気が向いたら、そうしますわ。」
穂之香: 「お父様も明日からに備えてあまり事件のことはお気にかけませんようにね。」
穂之香: ぷい。と話を切って部屋を出る(何
パパ: 「一日一回と言わず何度でも――穂之香、まだ話が(ry」
GM: しーんえんど(何)



 Research Phase 「裏をとれ」
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“傍若無人” 逢杜 玲/場所:自由/時刻:火曜午後7時/登場:自由

 登場Dice 獅龍: 1d10=(3)=3+55=58
 登場Dice 玲: 1d10=(8)=8+55=63
 登場Dice 主: 1d10=(2)=2+50=52
 登場Dice 早: 1d10=(9)=9+51=60

GM: では、ここは判定ロールを交えつつ進めていきましょう。 ※20
穂之香: あ、じゃあ先に振っておこう。
 登場Dice 穂之香: 1d10=(7)=7+56=63
GM: 調べたい項目をピックアップしてください。
主: まぁ。先ずは“新月”関連。目撃情報追加とか動機とか。後は現場検証・検死結果など判れば。
GM: はい。他には?
玲: 新之介も気になるな。身元とかアリバイ崩す証言とか。
獅龍: “ほどろ堂”と“新之介”さんの評判とか?
主: 後は神谷氏の……って出てますね。
穂之香: 一応こちらからは。喜多の手に入れた眼鏡+αと、喜多と神谷が接触してないか知りたいな。
獅龍: あと、穂之香さんもいるのなら、骨董品について、日めくりカレンダーの事とか
GM: ほむほむ。
獅龍: 盗まれた1万円の事もちょっと気になるですが
穂之香: そういう怪盗でしたな。
早: 普通に“New Moon”のことは、ミドル1以上にわかることはないのですかね?
GM: ミドル1以上にわかる事といったら、東雲刑事の外見証言くらいでしょうかね。
GM: では、調査項目は ※21
GM: ●怪盗“New Moon”(かいとう・にゅーむーん)<情報:警察、噂話、裏社会、UGN>
GM: ●神谷 新之介(かみや・しんのすけ)<情報:警察、黒巣市、噂話、裏社会、UGN>
GM: ●藤井さん夫妻(ふじいさんふさい)<情報:黒巣市、噂話> (ほどろ堂)
GM: ●喜多 文明(きた・ふみあき)<情報:噂話、黒巣市、警察>
GM: とりあえず今はこのくらいで。
GM: 喜多氏が入手した品については、UGNと警察へ調査するように手配することにしました。
GM: 結果がわかるのは明日以降と思われます。
穂之香: 了解。
主: 了解した。ではまぁALL警察で振ってみる。
主: “新月”
 Dice 主: 2r10=(2,4)=4+1=5
主: 神谷氏
 Dice 主: 2r10=(1,4)=4+1=5
主: ほどろ屋
 Dice 主: 2r10=(6,7)=7+1=8
主: 喜多氏
 Dice 主: 2r10=(1,1)=Fumble!?
GM: キタ(何)
主: …………(何)
玲: キタ。
早: 先んじられた!
穂之香: 2Dなのに(何
主: まぁ上から5,5,8,1で!(涙)
GM: では次の方、お願いします(何事も無かったかのよーに)
早: 怪盗
 Dice 早: 1r10=(4)=4+1=5
早: 神谷
 Dice 早: 1r10=(3)=3+1=4
早: 藤井
 Dice 早: 1r10=(1)=Fumble!?
早: 喜多
 Dice 早: 1r10=(5)=5+1=6
早: 藤井夫妻の事を知らないのか、早(笑)5、4、1、6。
GM: 早が来る時は、いつも奥でテレビ見てるんだろう(笑)
穂之香: じゃあこちらも。
穂之香: 新月 噂話コネ適用
 Dice 穂之香: 4r10=(6,2,7,4)=7
穂之香: 後は全部黒巣市で。 神谷さん
 Dice 穂之香: 4r10=(10,9,1,2)=Critical!!
 Dice 穂之香: 1r10=(5)=5+10=15+1=16
穂之香: …
GM: ……
主: おー。
玲: おー。
GM: ま、まあ次どぞ(何)
主: 実は駄菓子屋常連のお嬢様!
穂之香: 藤井夫妻(何事もなかったかのように)
 Dice 穂之香: 4r10=(7,8,8,3)=8+1=9
穂之香: 喜多氏
 Dice 穂之香: 4r10=(5,7,1,10)=Critical!!
 Dice 穂之香: 1r10=(8)=8+10=18+1=19
穂之香: 上から7.16.9.19。面目は保てたな(何
GM: さすがだな、ぱぱ情報(何)
主: 穂之香さんさすが。
早: 隠れ常連め!
穂之香: 駄菓子屋とか行ってみたかったんだ!(何
GM: 現在の最高値は、上から、7、16、9、19だね。
主: 見事にお嬢様のスコアで統一(笑)
穂之香: (目逸)
GM: ノイマン組、どうぞ。 ※22
獅龍: 怪盗<情報:UGN> 《知識の泉》《天性のひらめき》使用 侵蝕率+6 64%
 Dice 獅龍: 9r10=(6,10,8,7,7,1,2,3,5)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(5,1)=5+10=15+1=16
獅龍: 新之介<情報:UGN>
 Dice 獅龍: 5r10=(7,3,5,3,1)=7+1=8
獅龍: 藤井<情報:黒巣市>
 Dice 獅龍: 3r10=(5,7,9)=9+1=10
獅龍: 喜多<情報:黒巣市>
 Dice 獅龍: 3r10=(10,2,7)=Critical!!
 Dice 獅龍: 1r10=(4)=4+10=14+1=15
獅龍: お嬢様とあわせれば全部10は行きました
GM: 上から、16、16、10、19かな。
獅龍: 最高値は今そうですね
玲: 振らないでいいかな。
GM: この出目なら情報を全て出せます。
GM: というわけで、とりあえず4項目についての情報を出しますね。

GM: ●怪盗“New Moon”
GM: ・現れるのがいつも決まって月曜の夜、盗むのは決まって1万円札1枚きりという、愉快犯的な泥棒。
GM: ・犯行現場には次の予告を残すという。開けられた金庫と、この予告状から犯行が発覚した。
GM: ・盗んだ1万円札は、後日返却している。このことから、金が犯行目的ではないと推測できる。
GM: ・喜多文明氏殺害犯とされ、警察やUGNが追っている。
GM: ・他、東雲証言参照。

GM: ●神谷 新之介
GM: ・駄菓子屋兼古本屋「ほどろ堂」の若主人。20代前半。
GM: ・ここ数年散髪には行ってないという長髪を無造作に後ろでくくり、 ※23
GM:  レトロな眼鏡をかけた作務衣姿の枯れた若人。
GM: ・趣味は「水戸黄門」鑑賞と週に一度の晩酌。
GM: ・気も弱く押しも弱く、虫も殺せず、そして意気地なしらしい(常連の小学生談)
GM: ・父親(神谷 一五郎)は盗みの常習犯で、別市の刑務所に入っているらしい。

GM: ●藤井さん夫妻(ほどろ堂)
GM: ・長年この場所で駄菓子屋兼古本屋を営んできた「ほどろ堂」の主人(老夫婦)。子供は居ない。
GM: ・数カ月前、店の前で小箱を抱えて行き倒れていた新之介を介抱。居候として迎えたらしい。
GM: ・旦那さんも「水戸黄門」好きで、新之介とは気が合った。
GM: ・「水戸黄門好きの者には悪人などおりゃせんよ」が口癖。

GM: ●喜多 文明
GM: ・怪盗“New Moon”に殺害された一代富豪。70歳。妻が居る。
GM: ・角槌穂之香の父・智幸の友人。骨董品の蒐集家でもあり、時々互いの収集した骨董品等を見せ合ったりしている。
GM: ・退職してからは数カ月に一度、オークション会場へ足を運ぶ以外に外出することもめっきり減っていたのに、
GM:  ここ一ヶ月は散歩などの外出が頻繁になっていた。
GM: ・新聞を読む時くらいしか眼鏡をかけていなかったのに、最近の外出時には決まってかけていた。

GM: 付随して、

GM: ●喜多 幸(きた・さち)
GM: ・喜多 文明の妻。59歳。ガーデニングが趣味で、繊細な性格。
GM: ・蓄えを自らの趣味につぎ込んでしまう夫と口論した事があった。
GM: ・現在は体調を崩して市内の病院に入院中。

GM: 以上。喜多文明と神谷新之介の接点は、聞き込み情報では調べられませんでした。
主: 喜多氏の行くオークション会場って、特定の場所かな。
獅龍: 喜多婦人の病院はどこかわかりますか?
GM: 喜多氏の行くオークション会場と夫人の入院先はわかりますよ。
玲: ふむふむ。
獅龍: 了解、では“神谷 一五郎”について、追加の情報収集を
GM: はい。
GM: ●神谷 一五郎(かみや・いちごろう)<情報:警察、裏社会>
主: 神谷氏の判定後に場所が特定できればそこも提示していただけるとありがたく。
GM: 神谷父の居場所ですね。わかりました。
主: や。神谷父の場所では無く。オークション会場と病院。
GM: 「行く」と言えば行けますよ。
玲: こちららも目標値は10?
GM: 10で全部わかります。
早: 神谷が持ってた小箱とやらは? あと、怪盗の出現時期は、神谷行き倒れ発見後ですかね?
GM: 小箱は唯一といってもいい持ち物で、本人が大事に押し入れにしまってるんじゃないかな。
GM: 少なくとも黒巣市に於いては、怪盗の出現時期は神谷がほどろ堂前で行き倒れていたのを発見されてからです。
早: ということは、仮として、小箱は本人の手元にあるとされてるのか…(フム)
玲: ではふりますー。
GM: どうぞ。
 Dice 玲: 12r10=(9,9,6,4,3,3,1,4,5,8,4,6)=9+1=10
主: 一応振るだけ振ってみるか。警察で。
 Dice 主: 2r10=(8,8)=8+1=9
GM: 10に達したので情報の提示をば。

GM: ●神谷 一五郎
GM: ・神谷 新之介の父。自らを石川五右衛門の末裔と言いきるベテランの窃盗犯。
GM: ・「今までいろんなモンを盗んできたが、一番の大物は“かーちゃんのハート”だな、わはははははは」
GM:  と、のたまう御仁。
GM: ・ちなみに、その“大物”妻は早くに先立たれた。南無。
GM: ・新之介は父親には似てないので、多分母親似だろうと思われる。
GM: ・呑んべではあるが、幼少時より新之介に英才教育を施す。
GM: ・跡継ぎの息子が欲しいあまり、一人に「新之介」という男名を付けたDQN。 ※24
GM: 以上(何)

玲: ちょ、最後の情報w
穂之香: おまwwww
GM: 実際に居るそうですよ、そういう名前の女の子が(何)
主: 玲さん仲間がいますよ!(違)
獅龍: 「(女性………いかん、気がつかなかった)」
玲: 「玲は男でも使わい」(何)
GM: んで、日めくりカレンダーについてですが、いつもは新之介がめくるそうです。
GM: 当日は忘れていたんじゃないかなと。
GM: 忘れるだけの出来事か何かがあったのかもしれませんが。
玲: 「…………なんだか他人に思えねーな、この娘」(何)←外見が女
獅龍: 「さっきも、間違えられてたしね」困り顔
玲: 「連帯感でロイス結んでおくか」(何)
獅龍: 「メタ過ぎだよ逢杜君………」
GM: さて、この後どうするかの相談になるわけですが。 ※25
主: 「まぁ、ともかくだ」
主: 「俺はもう一度神谷氏を洗うことにする。さっきは迂闊だったが良く考えれば夕べの“新月”と特徴は一致する」
穂之香: 「箱、とやらも気になりますわね。」
早: 「え?」
早: 「ち、ちょっと待ってください。何でそういう話になるんですか!?」
主: 「今度は聞き込みじゃない。任意同行となるだろうな」
玲: 「絡んだのが俺達でよかったな。統太だったら危なかった」(何)
獅龍: 「神谷氏の父親と言う人にも会っておきたい気もしますがね」
主: 「特徴の類似。そして、神谷氏がこの街に来てから“新月”の目撃情報がこの街に出るようになった」
主: 「疑うべき点はいくらでもある」
早: 「神谷さんが怪しいって事は、神谷さんが人を殺したって言うんですか!?」
主: 「それは判らんよ。証拠が無い。只限りなく黒ではあるがね。現状は」
獅龍: 「殺したとは言ってない、その可能性も考慮すべきだと言ってるんだ」諭すように
早: 「その程度、根拠になんてなりません。ボクは、信じない」
玲: 「第3者が殺したってこともある」
獅龍: 「信じないのなら、信じたくないのなら。その身の潔白を証明して見せるんだ、君自身の手で」
穂之香: 「ここで言い争っていてもどちらも証明できないのは確かですわね。」
早: 『キッ!』と睨むが何も言わない。
主: 「来るか? 笹沢君」立ち上がりつつ。
早: 「行きます」無言で高速でメールを打ちつつ
主: 「問答は無用。疑わしいならば調べる。そして事実に辿り着く。情報と、実際とを検証しつつ。な」
主: 「俺はやはりもう一度屋敷を見ることにしよう。間が悪かろうからな」
主: 「神谷氏への聞き込みはUGN側の君たちに任せる。角槌君と笹沢君は好きにするといい」
玲: 「了解」
穂之香: 「…私も一度喜多邸に戻りますわ。父がしきりに氏の骨董品を気にしておりますので。」
獅龍: 「そうだね…君も来るんだろう?」とは早さんに向けて
早: 「ボクは…その屋敷というのを見てみたいです」
早: 「なんにしても、顔見知りがいないほうが話しやすいこともあるでしょうし…」何か思案しながら
玲: 「ああそうだ」と主に。
主: 「何か?」
獅龍: 「そう?………わかった。じゃあこっちは二人だね」
玲: 「新之助に情報聞き出す時に有る程度の司法取引はしていいのか?」
玲: 「あの老夫婦に迷惑かけることになったら絶対口をつぐんだままだろうしな」
主: 「構わない。後でどのような手はずになったか教えてくれ。それで対処する」
玲: 「分かった」
主: 「なんなら手帳を持っていくか?」本気とも冗談ともつかない言葉。
玲: 「裏で生きてた人間だったら俺の得物見て察するはずだ」トランクあけて中身見せる。
早: 「あ、そうだ…」
主: 「そうか。少なくともお前が捕まるようなことだけはせんでくれよ。仕事が増える」
玲: 「だいたい他人に貸与できねーだろうししちゃいけねーだろ、手帳は」(苦笑)
早: 「神谷さん、まだ体調崩してるかもしれませんから、これ持っていってください」漢方とか栄養剤とかいろいろ(笑)
獅龍: 「用意良いね(汗)」
主: ひらひらと逢杜に手を振って。
主: 「必要ならば出来る限りの法など犯すよ俺は。……まぁ、聞かなかったことにしてくれ」
早: 「自分で使うはずの物でしたから………ちょっと強いかもしれませんけど…」
獅龍: 「伝えておくよそれも(笑)」
玲: 「それじゃ行ってくる」
主: 逢杜に名刺を渡し。「何かあったらここまで連絡を」 ※26
獅龍: 「じゃいこっか、逢杜君」と一緒に行く
主: 「では行くか」振り返り。少女二人に声をかけた。
玲: 「了解。俺への連絡はこの番号に」
穂之香: ご馳走様。とカップを置いて、喜多邸へ。
早: 黙って頷く。うって変わって、強い眼差しで。



 Master Scene 「さようなら」
 ScenePlayer:−−/場所:ほどろ堂の前/時刻:火曜夜/登場:不可 


 ジ…ジ、ジ……と点滅を繰り返す心細い外灯に照らされて、深い溜息をつく細長い影一つ。

 「──どうしてこうなっちゃうんだろうなぁ………」
 「せっかく此処で、ひっそりと暮らす事ができると思ったのに」

 けれども現実は、またしても希望を裏切るようだった。
 それ自体には、自分はもう慣れっこだったけれども、
 このままでは──だから。

 「………もう、行こう」
 小さな風呂敷包みを手に、慣れ親しんだ店構えから背を向ける。

 「さようなら、藤井さん。さようなら、ほどろ堂…」
 「有り難う御座いました」

 呟いて、一歩。
 月のない夜道を歩き出した。



 Trigger Phase-01 「ちょーっと待ったぁ!」
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“傍若無人” 逢杜 玲/場所:??/時刻:火曜夜/登場:不可

 登場Dice 獅龍: 1d10=(4)=4+64=68
 登場Dice 玲: 1d10=(8)=8+63=71

GM: 裏通りの住宅街に人影の無くなる、夜。
GM: もう一度、話を聞きにほどろ堂へを向かった二人は
GM: ほどろ堂からこっそりと出て行く人物を目撃する。
GM: 新之介だ。
獅龍: 「向こうから出てきたみたいだね、丁度いいかな」
GM: どうしますか? コマンド [>
玲: ・捕まえる
玲: ・話す
獅龍: 普通に話しかけましょうよ(笑)
獅龍: 「先程はどうも」と言いながら近づいていきますよ
玲: 愛車のワルキューレ・ルーンで「ちょーっと待ったぁ!」と屋根からコンバンワ(何)。 ※27
新之介: 「(Σ)」びくーぅん。
GM: 待て屋根(何)
獅龍: 「……逢杜君………」
獅龍: 「あ〜、彼の事は気にしないで(苦笑)」
獅龍: 「今時間良いですかね?」なんでも無い様に近づいてみる
新之介: 「はわーーっ!?」
GM: 手にした風呂敷包みを抱えて、あわあわと先へ急ごうとします。
獅龍: 「神谷さん?」呼び止める
新之介: 「あ、あんまり………す、すみませんっ!」脱兎開始。
獅龍: 「って、ちょっと」慌てて追いかける
玲: 追うぞー。「まだ何もしてないだろうが!」と相棒両手に(何)追跡。
獅龍: 「逢杜君それ逆効果っ!!」と得物見ながら叫ぶ
GM: IVは獅龍さんの方が早いな……走って、捕まえられそう。
玲: ウィリーで降りつつ後を追おう。
獅龍: 「落ち着いて、別にとって食おうってわけじゃないから、彼も」と一応いっておく ※28
新之介: 「…け、警察…? 父がまた何かしたんですか??」
GM: 慣れているはずなのに路地なのに、慌てて走ったせいか突き当たりへと。
獅龍: 「(そう言う反応か)あ〜いや、そうじゃないんだけど」
玲: 「こんな恐ろしい得物持った警察がいるかよ」
獅龍: 「だから、逢杜君それ逆効果なんだって………」
GM: ぜいぜいと肩で息をしながら、すっかり怯えた目で二人を見る。
獅龍: 「え〜と………俺らまるで悪人みたいだね(汗)」
玲: バイクを止めて   巨大な剣を引きずるように  悠然と歩みよる   「に が さ な い」  (何)
獅龍: 「だぁ〜!!逢杜君!!ダメダメ!!」どっちかと言うと止めなきゃいけない人が味方
新之介: 「……じゃ、じゃあ何で……うわぁぁぁぁぁぁぁ!」涙目(何)
獅龍: 「はなしっ!話を聞きたいだけなんだっ!!」一生懸命玲さん止めつつ
新之介: 「それとも喜多さんですか!? 、殺してません〜〜〜〜っ」 ※29
GM: 包みをしっかり抱えたまま、しゃがみ込んだ。
玲: 「まー冗談はおいといて、だ。別に捕まえに来たワケじゃねーよ。それを聞きたかった」剣をトランクの中へ。
獅龍: 「…喜多さん知ってるんだね?」
新之介: 「…………………へ?」思わぬ声に、ぽかんと口を開けて見上げる。
獅龍: 剣しまったのを見届けた後近づいて
GM: 嘘を許さないような気配に縮み上がりながらも、獅龍の問い掛けに対してこくんと頷いた。
獅龍: 「俺達は君の敵じゃないよ、少なくとも熱狂的なファンが一人いるしね」と微笑んでみる
玲: 「ついでにあの古本屋に迷惑がかかることにもさせねーよ」
新之介: 「じゃ、じゃあ…貴方達は一体……?」
玲: 「という訳で全部話してもらおうか、新之介“ちゃん”?」
獅龍: 「だから、話聞きたいんだってば」
新之介: 「“ちゃん”……」
GM: おろおろと視線を泳がせながら。
新之介: 「話というと……喜多さんが殺されたっていう、事件のことですか…?」
獅龍: 「ごめんね、色々調べてはいるんだ」
新之介: 「………」
獅龍: 「うん、そう。で、ひとつ確認させて欲しいんだけど」
新之介: 「はい…」
獅龍: 「何を見たの?」
新之介: 「…………どこかの部屋で…」
新之介: 「…血まみれで、死んでる喜多さんを……」
新之介: 「でっ、でも! 夢だと思ったんです!」
獅龍: 「……普通そう思うだろうね…………ね、お酒飲んだ後、記憶無かったりする?」真面目な顔で
新之介: 「えーと…すぐ寝てしまうんで………」
獅龍: 「今までに夢遊病かもしれないなって思った事は?」
新之介: 「変だな、と思った事は…何度か」こく。視線を落としたまま頷いた。
獅龍: 「(どうやら、お酒飲んだら怪盗の人格が出るみたいだね)」と小声で玲さんに
新之介: 「…喜多さん、死んでいたというか……」一生懸命に記憶を探りながら、ぽつぽつと。
玲: 「(ついでに未認識の覚醒らしいな)」と獅龍に。
獅龍: 「(もう一つの人格が何を見たのか、気になるんだけどね)ん?と言うか?」
新之介: 「自殺みたいな……? それを見ていたのを、誰かに見つかって、逃げ出して…」
玲: 「(自殺?)」
獅龍: 「え?自殺?喜多さんが、自分で?」流石にそれには驚く
獅龍: 「ごめん、詳しく話して貰えないかな?」
新之介: 「朝、目が覚めて、夢だとわかってほっとしたんですけど、やけに生々しくて、気分が悪くて……あ、はい」
玲: 「話が長引きそうだし、ちょっとウチに連れて行こうか」
新之介: 「はい、すみません…」
獅龍: 「あぁ、そうだね、こんな所で立ち話は変か、気がつかなくてごめん」
玲: 獅龍の家には連れていけないしな、洗濯機がアレだし(何)。
獅龍: いやぁ(笑)
新之介: 「……僕、喜多さんの家に居たんですか?」
GM: 腰が抜けたのか、立ち上がれない模様(何)
獅龍: 「まぁ、荷物は家に置いていった方がいいね……それは間違いないよ…ん?」
獅龍: 「逢杜君、彼女乗せてあげて」
玲: 「おう」
新之介: 「し、知ってるんですか…?」目を見開く。
獅龍: と言って、彼女を支えながら立たせ玲さんに渡した後、自分は荷物を持つ
玲: よっこいしょと新之助をお姫さまだっこして(何)バイクへ乗せる。
獅龍: 「君を見た人が居るからね。?そう言うことじゃなくて?」
新之介: 「あの…性別……を、わっ!?」
玲: 「理解してるさ」
GM: お姫さま抱っこをされて俎板の鯉状態の新之介は、恥ずかしそうに両手で顔を塞いだ。
新之介: 「…………お恥ずかしながら」
獅龍: 「俺は気づいてなかったんだけどね……逢杜君、慣れてないみたいだから程ほどにね(笑)」
玲: 言われて気づく。「ウチに連れてったら後が大変だ……予定変更、エリュシオンに」
獅龍: 「(………あぁ、“彼女”ね)」
GM: 身長はそこそこあるものの、軽い。ひょいっとバイクに乗せられた。
GM: 閑静な住宅街を、爆音が走り抜けた。



 Trigger Phase-02 「現場検証再び」
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/場所:喜多邸/時刻:火曜夜/登場:“暁より来る風” 東雲 主&“遺されし切っ先” 角槌 穂之香

 登場Dice 早: 1d10=(7)=7+60=67
 登場Dice 穂之香: 1d10=(6)=6+63=69
 登場Dice 主: 1d10=(2)=2+52=54
穂之香: 主さんひくす(何
主: うむ。何故か低い(何)
GM: こっちはもう少し余裕ありそうですな。

GM: 三人は、再び喜多邸の殺人現場へと戻った(向かった)。
GM: 「KEEP OUT」のテープをまたいで、現場保存されたままの保管庫に入る。
主: 「──さて。と」手袋を二人にも放り。改めて周囲を見回す。

GM: 保管庫には多数の美術品や骨董品のコレクションと、それらを保管する棚が並び、
GM: 30畳という数字よりは手狭に感じる。コレクションの種類は和洋中と雑多。
GM: 窓は無いが、換気用の天窓がある。
GM: 3m(5mから訂正)の高さにある縦横40cmサイズの天窓には格子が填められ、それぞれの間隔は拳大程度。
GM: 脚立を使って調べてみると天窓の格子に付着する血痕があり、鑑識によると喜多氏のものと断定された。
GM: また、怪盗の指紋は採取できなかったという。
GM: 絨毯にはまだ血痕が残っており、喜多氏が倒れていた形にロープが置かれてある。

主: とりあえず、この部屋と後で書斎も見ておきたいな。そういえば犯行後一度も確認はしていなかったはずだ。
笹沢: 「先程、署から、指紋の鑑定結果報告書と犯行直後の現場写真の写しが送られてきました」
GM: 数枚の用紙を東雲刑事に手渡す。
主: 「ああ、ありがとう」受け取り。
GM: 他にも、凶器は喜多氏のコレクションの一つでもあった、銀の装飾ナイフであるということと、
GM: 胸の刺し傷が二つ。死因は、外傷性ショックによる急性心不全と思われる、とのことらしい。 ※30
GM: と、ここで。東雲の携帯が鳴る。本署からの連絡のようだ。
穂之香: 部屋を観察していたが、遠目に書類を見てそちらへ。
主: 「……む。失礼」二人に断り。携帯接続。
主: 「はい。東雲です」
橋場: 「ご苦労様です、橋場です」
主: 「ああ。橋場警部。何か」
橋場: 「そちらの件についてですが、資料を見て、いくつか気がついた事がありまして」
主: 「お聞かせください」壁に寄りかかり、手帳とペンを取り出してメモの取れる体制を。
橋場: 「被害者の傷口の形状と現場に残された飛沫痕の方向、角度を調べ」
橋場: 「更に東雲警部補の証言から、追跡中の被疑者の体格と利き腕を推測し、計算してみたのですが」
橋場: 「格闘等、揉み合った形跡が無いばかりか、むしろ、自傷とするのが自然な状況であると判明しました」
主: 「……自殺ですと?」
橋場: 「はい」
主: 「ふむ……ところで犯行に使われたナイフは現在見つかっているのでしょうか」
穂之香: 「……。」呟きを聞き漏らさず。その少し後ろで立ったまま片眉を上げる。
橋場: 「署に保管してあります。それと、遺留品の眼鏡は一旦UGNへ預け、調査してもらっています」
主: 「────ああ。それなのですが。橋場警部」
橋場: 「それと、喜多氏が入手した品物の調査ですが……はい?」
主: 「ナイフの方は“R”とは関係ない?」とりあえず遠くの笹沢巡査を気遣って、些か小声に。
橋場: 「レネゲイド反応は感知されなかったそうです」署内での周囲を憚ってか、声を潜めて断言した。
主: 「了解。で、話を遮って申し訳ありません。品物の調査結果はいかがでしょう」
橋場: 「喜多氏が入手した品物の調査をオークション協会に要請はしましたが、返答は明日になるそうです」
GM: 正規の手続きを踏んでいるためでしょうな、恐らくは。
主: 「そうですか……了解です。他に目ぼしい情報はありますか」
橋場: 「いえ、現状このくらいでしょうか。それでは、別件の調査がありますので」
主: 「了解しました。ありがとうございます」
橋場: 「頑張ってください。それでは」
主: ぴ。と携帯を切り。傍らの笹沢巡査へ声。
笹沢: 「はい」
主: 「笹沢巡査。ここは暫くいい。こちらが出るまで休憩してくれ。暫く現場詰めで疲れただろう」
笹沢: 「宜しいのですか? 了解しました!」
主: 「奥の方に仮眠室として用意してもらった。そこで休んでおいてくれ。」
GM: 何かやりたい事でもあるのだろうか、休憩の指示に、彼はパッと顔を綻ばせて
GM: ポケットに手を突っ込み、足取り軽く部屋から出ていった。
主: 「………………」
主: 何となく呆れたようにそれを見送り。ため息。
穂之香: 「仲が良いことですわね。」一緒に見送り。
早: 「………行きましたか?」フードを目深に被ったまま、物陰から出て来る。
GM: というわけで、OV以外はこの部屋から居なくなりました。
主: 「…………やりたくは無いがな。念のためだ」小規模にワーディングを展開。
主: この部屋に一般人が近づかないような結界として。
早: 「ごめんなさい、兄さん」スキップしそうな足取りの兄が去った方に頭を下げつつ
GM: では、せっかくなので初めて室内に入った人も合わせて、<知覚>か<追跡>の何れかで判定してみましょうか。
GM: 犯行現場を見た東雲刑事には内緒でボーナスがあるかもしれません。
主: わーい(何) まぁ、知覚指定で。
 Dice 主: 8r10=(2,3,5,5,4,5,5,5)=5
主: …………5! 何かひっどい出目だなぁ(何)
GM: お疲れ様でした(何) ※31
穂之香: 知覚でいってみる
 Dice 穂之香: 5r10=(1,4,3,7,6)=7+1=8
穂之香: 8でする。
早: 息を吐くと、スッと目を細める。《天性のひらめき》《アルゴスの眼》使用。侵食率73%に。
 Dice 早: 7r10=(6,5,1,4,10,3,8)=Critical!!
 Dice 早: 2r10=(8,10)=Critical!!
 Dice 早: 2r10=(1,7)=7+20=27+1=28
早: 28に。
穂之香: おおおー
主: おー。
GM: では、早は、目を凝らして室内を見回してみた処、
GM: 東雲刑事が先程の資料と電話から得た現場状況は、恐らく間違っていないのだろうと感じた。
GM: 穂之香は、なんとなく、この部屋には居たくないと思った。 ※32
GM: 東雲刑事は、何か違和感があるとは思ったものの、それが何であるのかはわからなかった。
穂之香: 「何が起こるか分かりませんしね…ところで、自殺…」言いかけ。
主: 「…………む」もやもやとした気分に眉を顰め。写真と現場を見比べる。
主: 何か現在のところ当時と違いはあるだろうか。
穂之香: 「……何か嫌な感じですわね。」部屋を見回す。
早: 現場を乱さないようにしながら、何かを計るようにしながら何度も動作を繰り返す。
早: 「これがこうして…だとすると………自殺…? ………(思案)」
主: 「“新月”は殺しはしていないらしい。自殺……自殺、なぁ……」
早: 「…でも、外に警察の人がいるって知ってるのに、発見が早ければ助かるかもしれない方法は不自然…。悲鳴も」
穂之香: 「相手は怪盗ということでしたけれど、事件以来何か無くなっているものはありますの?」主に。
主: 「“あれ”を感じた直後の氏の悲鳴。それは断末魔……? む?」ぶつぶつと呟きつつ。角槌の声に顔を上げて。
主: 写真と現在の配置などに違和感は感じるでしょうか?
GM: じゃあ、写真と現在の配置を照らし合わせるということでシーンを一旦切りましょうか。
主: む。はい。
穂之香: ん。了解す。
主: 一旦UGN組にも電話をしておこう。確認も取りたいのでな。
主: 其方はシーンは出なくてもいいだろう。
主: 神谷氏の身元の確保が出来たのならこちらに来る様だけ告げて電話を切る。



 Climax Phase 「貴婦人」
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“傍若無人” 逢杜 玲/場所:移動中/時刻:火曜夜/登場:指定後に可能

 登場Dice 獅龍: 1d10=(4)=4+68=72
 登場Dice 玲: 1d10=(2)=2+71=73
GM: よしよし収まっている。

新之介: 「──すみません、ちょっと」
玲: 「ん?」
新之介: 「僕を、現場に…連れていっていただけませんか?」
玲: たぶんしがみついてるであろう新之助に応える。
GM: 信号待ちの合間に、彼女にしては大きな声を張り上げる。
玲: 「何か思い出したのか?」
新之介: 「まだ、よくわかりませんけど…」
玲: そのままバイクを切り返して現場への道を。 ※33
GM: では、その途中に獅龍さんと合流できます。
獅龍: 「あれ?」もどってきたのみて止まる
玲: 「新之助が何か思い出したらしい」
GM: 先程、獅龍さんが玲君を追いかけている最中に、UGNから連絡の電話があり
GM: 美鈴ちんが個人的なツテを使って入手した、オークションの出品リストと写真を ※34
GM: 手が空いた者に、そちらに届けさせるから待っていて欲しい、との事。
獅龍: 「そっか、こっちも連絡」と言ってUGNからの連絡の内容を告げる、息切らしながら(何
GM: そうすると、一台のワゴンが近づいてきて、止まった。
獅龍: 「ん?」とワゴンの方を見る
GM: するすると窓が開く。「お疲れ様です、資料をお届けに参りました」 ※35
獅龍: 「あ、ご苦労様です、良く場所わかりましたね」と受け取る
GM: 処理班の長野誠一らしい。仕事のついでだとかで。
玲: 「おつかれさん」
GM: 資料の束をぽんぽんと手渡して
“庭師”: 「喜多氏の遺留品である眼鏡が、レネゲイドチェッカーであると判明しました」
獅龍: 「やはりそうでしたか」と資料に軽く目を通す
玲: 「(……俺が捌いたのでありませんように)」(何)
“庭師”: 「そして、支部長代理から許可を得て《サイコメトリー》も行ってみました」
獅龍: 「……結果は?」と真面目に
GM: 渡されたのはオークション参加者に渡される、当日の簡易出品リストです。
GM: 写真もついているので現物と照合することは可能です。
“庭師”: 「口頭となりますが、その内容を今からお伝え致します」
獅龍: 「あ、ちょっと待ってください」と言って懐からメモとボールペン出す
玲: 「言ってくれ」記憶力なら問題ない。

玲: 言われたことでサっと顔色を変える。
獅龍: 「……最悪、だね」深いため息をつく
“庭師”: 「――以上です。お役に立てられれば幸いです。では」
GM: そうしてワゴンは去って行きました
獅龍: 「あ、お疲れ様でした」とお見送り
玲: 「これで話がつながった――不味い!」
獅龍: 「へ?」バイクに乗せられてキョトン
玲: 「急がなきゃもっとヤバイことになりかねぇ!」
獅龍: 「まだ屋敷にある?」
玲: GM、以前見たときに確認してます?
GM: 現場保存しているはずだから、あると思います。
GM: それっぽいのはあったかもしれない、確かに。
GM: 新之介はきょとんとしながら二人の様子を見てる。
玲: 獅龍の横で三角乗りするようにバイクに跨る。
獅龍: 「………逢杜君、3人乗りで行くの、かな?(汗)」汗がツッー
玲: 「そういう訳で、ちょっと無茶するぞ!」明らかに道ではない場所を通って疾走る。 ※36
獅龍: 「うわぁ〜〜〜〜」(何
GM: ……新之介は乗ったままですか?
玲: う ん (何)。
獅龍: 取り敢えず、新之助君が振り落とされないようにしっかりと掴みながら落ちない様にするのが精一杯
新之介: 「はあぁわあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜……(かくん)」新之介は意識を失った(何)
GM: では、カメラを変えましょう(何)

GM: 一方、その頃。 ※37
GM: 現場写真を見ながら、美術品達におかしな点が無いだろうかと手分けして探す三人がいた。
GM: 屋敷組、登場お願いします。
 登場Dice 主: 1d10=(3)=3+54=57
 登場Dice 穂之香: 1d10=(10)=10+69=79
穂之香: うひい
 登場Dice 早: 1d10=(9)=9+73=82
主: まだ60%届かず(何)
早: もう、一発しか殴れないな。
GM: 東雲刑事独白コーナーでも作っておけばよかったな(何)
主: 独白(何)

主: 「…………通じないな。捕り物の最中だろうか」はふ。とため息をつき。諦めて懐に携帯をしまいつつ。
GM: 早は、犯行直後の写真と現在の状態にある、僅かな違いを見つけることができた。
GM: 骨董品の壺の配置が、少し違うんじゃなかろうかと。
早: 「…? …これ」壺に顔を近付ける。
主: 「どうかしたか、笹沢君?」
GM: 見た目は こんな壺
GM: 壺なら他にもたくさんあるので、特に変わった事は無いと思うのだが…。
GM: 写真との相違といえば、そのくらいしか思いつかなかった。
早: 「…いえ…これ、動かしたんですかね…」視線で壺を示し
GM: バイクの轟音が屋敷の外から聞こえ、それは徐々に近づいてきて、庭先で止まったようだ。
穂之香: 「家の人間が動かしていなければ、あるいは、ですかしら。」
主: 「……ふむ。む?」写真と壷の配置を見比べ、首を傾げつつ。音に気をとられた。
主: 「あのバイク音は……逢杜か?」
穂之香: その壺は見たこと無いよね私。(何
GM: この部屋に入ってからなら見た。
GM: 自殺ではないとしても、少なくとも、この壺を用いて喜多氏を殴り殺したのでは無いと思われた。
主: 狂気は刃物と断定されてるしなぁ。
穂之香: 「動かす理由は、ありませんわね。」じっと睨む。
早: 死因も特定されてますし。
主: とりあえず怪しい様子が無いか持ち上げてみようか。
GM: バイク組、再登場OKです。
玲: 壁に激突しないように、走り続けるバイクから飛び降り、
玲: バイクよりも早く走り、壁を切り崩し、再び走ってくるバイクに乗って、駆けつける(何)。 ※38
GM: ちょ(何)
獅龍: 「……壺、気をつけて」新之助に怪我が無いようにカバー(何
GM: 新之介は
GM: バイクの後部座席で青白い顔のまま、意識と共に魂が抜け出しています(何)
主: 「………………逢杜君」壷に手を伸ばしかけ、その姿勢のまま半眼で見る。
玲: 「その壷が今度の犯人だー!」ガスンっと着地。
主: 「器物破損で逮捕しようか、貴様…………はぁ?」思わず呆れた返事。
早: 壺を目の前に、キョトンと。
玲: 「その壷も“感染”してるんだよっ!」
穂之香: 「もう少し短縮せずに仰った方がよろしくてよ。」とはいえ、壺から嫌な感じはひしひし。
獅龍: 「喜多氏は唆されたらしいです、長野さんが《サイコメトリー》してわかった情報です」
獅龍: 新之介を部屋の外の壁に寄りかからせ寝かせて
GM: そーっと。
GM: 壺から生えた赤い足が、今の騒動の隙に、元の場所に戻ろうとしている。
主: 「──……」手の先。それを見て。
GM: 涙目のまま意識を失っている新之介は、くったりと壁によりかかった。
獅龍: 「しかも、230と言う高い数字をレネゲイドチェッカーがはじき出している…」と壺を睨む
主: ぐ。と笹沢の身を掴み壷より放し。数歩後へ。
GM: ちなみに、獅龍に渡されたリストには、先程の写真と共に注釈文が付いていた。
GM: 何代か前の持ち主が国への反逆の罪に問われて殺された時、
GM: この花瓶に血飛沫がかかった──とかいう逸話があり、
GM: この壺を手に入れた者は不幸に陥り、直ぐに手放してしまうという曰く付きの物である──と。
獅龍: では、資料を主さんに渡しつつ、補足説明をしたと言う事で
GM: 「青白磁龍耳花瓶(唐時代)」という名前が付いている。
早: 「え…えーと…」話に頭が付いていけない。
GM: 壺は、何事も無かったかのように元の位置に戻った。
獅龍: 「《サイコメトリー》の詳しい事については後でちゃんと説明します、取り敢えず今はそっちの壺優先で」
穂之香: 「氏も厄介なものを手に入れたものですわね。…これだから。」壺から距離を取りつつ。
主: 「人を探しても無駄だったという訳か。全く。この土地の事件は碌でもない」吐き棄て。
玲: 「要するにその壷に操られて喜多っておっさんは殺された」
玲: 「怪盗“新月”はたまたまその現場にいただけってことだ
玲: 「ちなみに怪盗やってる間の記憶は不明瞭で立件は難しい」
主: 「対象は『破棄』でいいのだな、葛城君?」
獅龍: 「喜多氏はチェッカーの数字が何の数字かは知らなかった」
獅龍: 「でもその壺が高い数字なのは知ってて買ったみたいですよ」
早: 「壺が犯人って事は…壺を逮捕するんですか? え…でも………あれ?」
獅龍: 「大人しく言う事を聞く手合いじゃなさそうですから」
穂之香: 「…まあ、自業自得ですわね。」こめかみを押さえる。
??: 『“破棄”だなどと。妾を誰だと思ってそのような無礼を』
主: 「全く……今回も迷宮入り決定と言う訳か。また梧桐と共に泥を被ることにする! ……む?」
GM: 壺が赤く染まり、中からにゅるんと何かが出てきた。
獅龍: 「壺は犯人だけど、逮捕じゃない…処分するんだよ」とは早さんに向けて
玲: トランクから得物を取り出し、武装。
GM: 出てきたそれは、昔の中国の貴婦人風の姿を取る。身体は真紅ではあるが。
GM: こんな感じ 。 ※39
獅龍: 「喜多氏は数字が高いものは選ばれた者だと言われ」
早: 「よ、よくわかりませんけど…これは危ないもので、これを壊せば神谷さんの容疑が消えるんですね!」
早: リュックを下ろしつつ
獅龍: 「どうしたら、そうなれるのかとそいつに聞いた………答えは想像に難くないでしょう?」
獅龍: 「彼女の容疑はもう晴れてるよ、大丈夫」とこちらも得物を引き抜こう
主: 「正確には晴れていない。……が、まぁいいだろう」
壺の貴婦人: 『そう、妾は選ばれし存在』
壺の貴婦人: 『妾を所有しようとする者を祟り殺し、そして伝説となるのよ」
GM: 口に手を当てて、ころころと笑う。
獅龍: 「あれ?司法取引、なんでしょう?東雲さん」と油断無く壺を睨みながら
玲: 「うっせぇ、黙れガラクタ」
穂之香: 「…ああ、もう!」その場で癇癪気味に足を踏みならし。
主: 「馬鹿を抜かせ。犯罪者。……逮捕が出来ないなら破壊しかなかろう」うんざりと悪態。葛城に応え。
壺の貴婦人: 『妾に何という口の利き方を!』玲をキッと睨み付ける。
早: 「ならば…ここで壊して、祟り損ねた悪霊の伝説にしてあげます!」上着を脱いで
主: 「ああ、もう面倒な……後始末の方が厄介だ。さっさと終わらせる」言い様手を振り。支給ではない銃を構えた。
獅龍: 「だから、神谷さんの容疑は晴れてるってさ……」
獅龍: 「………人の命をなんとも思わない奴は偉くなんかないよ壺のお化け」
穂之香: 「これだから、自己顕示欲の強い金持ちの道楽はくだらない…。」
穂之香: 「いつでも厄介ごとしか連れてきませんわ!」言って。
玲: 「黙れって言ったはずだぞ、紙コップ以下」ウゼェと言いたげな目でにらみ返す。
壺の貴婦人: 『……話が通じないならば仕方ありませんわね、下賎な者共に相応しい死に様を晒すがよいわ!』
GM: と、壺の貴婦人が金切り声で叫ぶと共に、
GM: 陳列された美術品の中の、古代中国の埴輪が同じように深紅に染まり、身震いするように震えた。 ※40
GM: 衝動判定の前に、状況説明などを。
GM: ■初期状況
GM:         【従者B】
GM:           |
GM: 【壺、従者A】─【PC】─【従者D】
GM:           |
GM:         【従者C】
GM: 【】=1エンゲージ、「─」=マイナー距離
玲: 成程。
穂之香: かこまれた(何
GM: 従者のHPは…(ころころ)…Aから順に、31、23、15、64の埴輪。
穂之香: 一つつええのがいる(何
GM: ずもーんと(何)
玲: どんな兵馬俑なんだ従者D。蚩尤型とかかなー(何)
GM: 忘れてた。新之介は従者BとDの間くらい。
玲: きゃー。
穂之香: 狙われるのかw
GM: 壺の視界に入ってるんだろうか(何)
玲: 連れてきた手前、Dは庇おう。
玲: 「だからなんで彼女持ちにそんなフラグがたつんだキィィィィィィィィィィィィ」とどっかの誰かが叫んだ気がした(何)
獅龍: 新之介部屋の外に寝かせてますが?
GM: 「部屋の」でしたか、失礼。見間違えてました。
GM: まあ、室内に居たとしても、倒れている者は狙いませんよ。何せ高貴な壺ですから(何)
穂之香: 高貴(何
GM: 高貴さでは、穂之香たんに負けませんよ。年増ですがね(何)
穂之香: ふふん(何
早: エンゲージ移動は、わりとフリーに行けるんですかね。Bの位置から、Dの位置にショートカットとか。
玲: ……Dタフそうだから、デカくて部屋の外まで突き抜けてるとかじゃないよね?(焦
GM: んで、BからDは1マイナーで移動可能です。BからCは2マイナー。
玲: ふむふむ。
獅龍: 支援どうしましょうか
獅龍: 穂之香さんにはするとして、後二人。皆さんお強いのでいら無いっぽいですが
早: フム…そうなると、DからAへもマイナーで2移動分って事ですよね…。
GM: そうなりますね。中央の別PCが邪魔ですし。
GM: 《突破》できるなら、いっそやってしまってもいいですが(何)
早: となると、能力如何じゃ、一人で中央残って《復讐》狙うのも手かな。
玲: Dはこっちで引き受けよう(一応最大火力)
玲: 主と獅龍は射撃武器だからどこにいても場所は問題ないし。
GM: では、衝動判定を! 目標値は通常の7。
獅龍: (ころころ…)成功の83%
早: (ころころ…)ギリギリ成功で、91%
玲: (ころころ…)成功の82%。
主: (ころころ…)成功の63%
穂之香: (ころころ…)成功で90%でした(何

■□Round 1□■

GM: ■セットアップ
GM: 壺の貴婦人は《ヴァイタルアップ》
獅龍: 今回はパスで
穂之香: なしでー
早: ありません。
主: 無しで。

GM: ■獅龍
獅龍: メジャー:<射撃4>+《支援射撃》対象:主・穂之香・早
獅龍: 成功時、ラウンド間のすべての行動に4個のダイスボーナス 目標値:9 侵蝕率+4 87%
 Dice 獅龍: 9r10=(10,10,3,2,2,10,7,7,9)=Critical!!
 Dice 獅龍: 3r10=(3,9,1)=9+10=19+4=23
獅龍: 成功。対象に4DB
主: さんくす。
穂之香: ありがたくー
獅龍: 「頼むね皆」弾幕張りながら

GM: ■主
主: 「助かる」一言。礼を言い。
主: 「先ずは……邪魔な周囲の数を減らす」横に向き直り、手を掲げた。
主: 《早業/バトルビート/ロックオンサイト》
主:  →射撃3+《ガンマウント/MAXボルテージ/雷光撃/さらなる波/吼え猛る爪》
主: 侵蝕率:+81% 対象はC。着実に行こう。
 Dice 主: 22r10=(8,7,4,9,8,3,8,1,3,10,6,10,3,4,4,6,4,3,5,8,7,10)=Critical!!
 Dice 主: 10r10=(2,4,9,4,1,4,7,9,10,1)=Critical!!
 Dice 主: 4r10=(1,5,2,4)=5+20=25+3=28
主: それでも低い。28で。
GM: 埴輪型従者回避Cの回避。
 Dice GM: 17r10=(4,8,1,2,6,6,3,9,10,4,10,3,6,7,4,7,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,9)=9+10=19
GM: 届かず。ダメージを。
 ダメージDice 主: 4d10=(8+4+2+8)=22+15=37
主: 37点装甲無視。
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 19r10=(8,3,8,3,1,8,4,1,9,7,3,2,7,9,9,8,2,3,5)=9
GM: パッカーン! 小気味よい音を立てて、埴輪は砕け散った。C消滅。 ※41
主: 「まずはひとつ」すい。と電磁を纏う銃を掲げ。カウント。

GM: ■早
早: マイナー《ハンティングスタイル》《完全獣化》《破壊の爪》 ※42
早: 右腕が三倍以上の異形に変化する。
早: メジャー《ダブルスクラッチ》宣言。
早: 一回目の行動で《一角鬼》、二回目の行動で、壺エンゲージに移動。終了。

GM: ■穂之香
穂之香: 「調子に乗るのもいい加減になさいな。」手を下げ、指先に光を生む。 ※43
穂之香: マイナーで《光の剣》。侵蝕率+2で92%、メジャーで壺&Aにエンゲージ。
壺の貴婦人: 『いい気になっているのはお前達の方よ』

GM: ■玲
玲: マイナーでDに接近。
玲: メジャーで〈白兵〉《オウガバトル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》の“EDGE OF DEATH”をトツカ解放verで。
 Dice 玲: 15r10=(6,8,6,1,7,7,6,7,10,5,6,4,5,7,10)=Critical!!
 Dice 玲: 7r10=(3,4,6,5,7,10,1)=Critical!!
 Dice 玲: 2r10=(10,4)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(4)=4+60=64+4=68
GM: 埴輪型従者回避
 Dice GM: 17r10=(10,10,4,1,3,2,1,3,1,3,1,2,2,10,8,7,5)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,9,5)=9+10=19
GM: まあ無理。ダメージを。
 ダメージDice 玲: 7d10=(8+4+1+8+10+6+9)=46+47=93
GM: ぬお。
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 19r10=(2,2,9,1,9,4,9,10,2,9,9,2,7,5,10,5,7,1,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(3,4)=4+10=14
穂之香: これはwww
GM: 一際大きな音を立てて、最も重厚な埴輪が砕け散った!
玲: ただの一撃で土砂へと変える。「だからガラクタと云った」
壺の貴婦人: 『…お、おのれ。よくも妾の衛兵を』
獅龍: 「ハハハ、流石、だねぇ」後ろの気配に苦笑しつつ

GM: ■壺の貴婦人
GM: わなわなと声を震わせて、
壺の貴婦人: 『始末しておしまいなさい!』マイナーで埴輪従者に指令。
GM: 自分のメジャーは破棄。 ※44

GM: ■埴輪型従者B
埴輪型従者B: 『────』
GM: 微動だにしない埴輪が、その双眸を深紅に光らせる。
GM: 交渉0+《絶対の恐怖/錯覚の香り/声無き声/蝕む声》
GM: 対象は、そうだな…貴婦人の目前に迫った早、生意気な小娘、Dを倒した玲の3人。 ※45
GM: 対象:3体(早、穂之香、玲) 攻撃力+4(装甲値防御力無視)
 Dice GM: 23r10=(5,2,4,9,8,5,6,2,10,7,10,6,3,8,7,9,10,7,8,6,3,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 12r10=(3,2,9,6,1,1,6,7,1,6,10,1)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(6,7,4)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+30=32
GM: 32で、<意志>抵抗を。 ※46
玲: 精神2じゃ無理だよー。素でくらおう。
穂之香: 回避放棄ですー。
早: んー…《天性のひらめき》で回避。
 Dice 早: 8r10=(4,8,3,2,5,3,7,7)=Critical!!
 Dice 早: 3r10=(3,9,6)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(2)=2+40=42+1=43
早: 行った。回避成功。侵食率112%に。
 ダメージDice GM: 4d10=(2+4+6+10)=22+4=26
GM: ダメージは装甲防御無視の26点。
 《リザレクト》Dice 玲: 1d10=(9)=9+91=100
 《リザレクト》Dice 穂之香: 1d10=(9)=9+92=101
穂之香: 載ったなあ。
玲: 同じく。
壺の貴婦人: 『ほほほ、妾に盾突く者に災いあれ………む』
穂之香: 「骨董品だけに、伊達に歳を取っている訳ではないようですわね…。」起きあがり。

GM: ■埴輪型従者A
壺の貴婦人: 『まだ立っている者がおる。やっておしまい!』
GM: 貴婦人の前に立ちはだかる埴輪が一歩前に(エンゲージは同一のまま)。
GM: 埴輪型従者攻撃:交渉0+《絶対の恐怖/錯覚の香り/声無き声/蝕む声》
GM: 対象:3体(穂之香、穂之香、穂之香)(嘘)
穂之香: おま(何
玲: ちょw
主: 酷(笑)
GM: 対象:3体(穂之香、獅龍、主)攻撃力+4(装甲値防御力無視)
 Dice GM: 23r10=(4,6,9,6,2,3,5,8,1,8,6,3,7,1,3,5,9,4,8,4,8,10,8)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(8,3,4,2,3,6,1,8,4)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+30=31
GM: 31。<意志>抵抗を。
主: まぁ無理。回避放棄。
穂之香: 放棄ですね。
獅龍: 100%いってないですし回避放棄で
 ダメージDice GM: 4d10=(9+3+4+4)=20+4=24
GM: 24点、装甲防御無視。
 《リザレクト》Dice 獅龍: 1d10=(7)=7+87=94
 《リザレクト》Dice 主: 1d10=(1)=1+81=82
主: ……(何) ※47
GM: おま(何)
穂之香: シナリオロイスをタイタス昇華して復帰します。
穂之香: 「怪盗が“強盗”扱いのままでは、浪漫も何もあったものじゃないですものね…。」
壺の貴婦人: 『また立ち上がると…流石は数字持ちよの。凡庸なあの者とは違うのだと褒めて遣わそうぞ』
獅龍: 「あんたに褒められても何の値打ちもないよ」
主: 「全くだ」葛城に同意して立ち上がる。
壺の貴婦人: 『妾の賞賛を無碍にするとは…!』

GM: ■セカンド
獅龍: 宣言
穂之香: 途中成長で《光速の剣》レベル1取得申請。
GM: 申請と宣言了解。
早: 宣言します。
GM: えー……こちらは一身上の都合により、御座いません(何)
主: なし……で(涙)
玲: 同じくなし…。

GM: ■獅龍
獅龍: <射撃4>+《デュアル・デュエル》+《シューティングシステム》+《急所狙い》+《吼え猛る爪》+《さらなる波》+《マシラのごとく》+《オウガバトル》
獅龍: 攻撃力+46 装甲無視(防御力有効) 侵蝕率+24 118% 対象:B
 Dice 獅龍: 17r10=(1,2,2,9,6,4,1,8,1,7,1,3,3,3,2,5,4)=Critical!!
 Dice 獅龍: 3r10=(1,9,8)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(10,10)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(9,7)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(8,9)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(4,8)=Critical!!
 Dice 獅龍: 1r10=(4)=4+60=64+4=68
獅龍: 68と言って攻撃
GM: 埴輪型従者回避
 Dice GM: 17r10=(9,4,9,8,2,7,4,7,8,2,2,2,4,5,5,3,8)=9
GM: まあ無理だね。ダメージを。
獅龍: 無駄に装甲無視
 ダメージDice 獅龍: 7d10=(3+5+6+6+1+5+9)=35+46=81
獅龍: 81点…アホか
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 19r10=(9,7,7,8,4,4,6,9,1,6,10,6,3,5,10,10,8,5,3)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(10,10,1)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(4,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=8+30=38
獅龍: なにぃ
GM: 頑張ったけど無理無理。壺の貴婦人のガーディアン埴輪も砕け散った!
壺の貴婦人: 『な、なんということを……』
獅龍: 「あと二つ」

GM: ■早
早: 《オウガバトル》《コンバットシステム》《獣の力》《増腕》で、壺を殴る。
 Dice 早: 24r10=(7,1,4,10,8,10,10,5,10,8,7,9,2,9,10,10,3,6,5,10,7,1,7,4)=Critical!!
 Dice 早: 15r10=(4,1,2,10,10,6,6,5,8,4,2,6,9,8,1)=Critical!!
 Dice 早: 5r10=(7,4,1,4,10)=Critical!!
 Dice 早: 2r10=(1,8)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(3)=3+40=43+4=47
壺の貴婦人: 『ひぃぃ』
 Dice GM: 9r10=(2,6,2,1,6,3,5,3,3)=6
GM: 回避失敗、ダメージどうぞ。
早: 異形なる腕で叩き潰す。
 ダメージDice 早: 5d10=(8+8+8+1+1)=26+21=47
早: 47点装甲有効。
GM: 堅牢に凝縮されたレネゲイドに満ちた壺にヒビが入る。
壺の貴婦人: 『な……なんという罰当たりな。妾は呪いの壺であるぞ!』 ※48
GM: 壺回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 11r10=(4,10,10,8,5,10,1,7,3,5,10)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(3,7,7,6)=7+10=17
GM: 39点受領。
穂之香: 「自分で言っているようでは紛い物も甚だしいですわね。」

GM: ■穂之香
穂之香: GM、《レーザーファン》レベル1取得申請。
GM: OK
穂之香: マイナーなし、
穂之香: メジャーで《全知の欠片/主の右腕/炎神の怒り/光速の剣/レーザーファン》侵蝕率+13で114%
穂之香: 対象は壺と埴輪A (DB込み)
 Dice 穂之香: 14r10=(8,7,7,2,6,2,1,2,5,9,6,9,6,5)=Critical!!
 Dice 穂之香: 5r10=(4,3,6,5,1)=6+10=16+4=20
穂之香: ちょw まあしょうがない(何
GM: そんなこともある(こく)
GM: 壺回避
 Dice GM: 9r10=(1,4,4,10,5,5,8,8,10)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(7,8)=8+10=18
GM: 埴輪型従者回避
 Dice GM: 17r10=(3,8,1,5,5,1,8,3,1,6,9,10,1,7,10,5,8)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(1,8)=8+10=18
穂之香: (びくびく)
GM: ぬおお。ダメージを。
 ダメージDice 穂之香: 3d10=(1+7+5)=13+11=24
穂之香: 24点装甲有効で。
GM: 壺回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 11r10=(9,1,2,10,8,1,10,7,3,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(1,8)=8+10=18
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 19r10=(7,5,10,4,1,4,6,9,5,3,6,10,10,4,8,3,9,6,6)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(5,8,5)=8+10=18
GM: (何)
穂之香: 好きだね18(何
GM: 両方ともヒビが広がったものの、砕けず。
壺の貴婦人: 『………ほほほほほほ! 未熟よの!』
穂之香: 「…光が散っては致し方ないですわね。」ふん。

GM: ■クリンナップ
主: 無しでする。
獅龍: ないです
早: ありません。
玲: 「じゃあ今度はさっきよりも酷いのをお見舞いしてやるか」おなじくなし。
穂之香: 炎神BF2点。HP10へ
GM: 壺回復:耐性0+《不死者の恩寵》
 Dice GM: 9r10=(2,2,4,4,2,4,4,7,2)=7
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《不死者の恩寵》
 Dice GM: 17r10=(1,4,9,8,3,2,6,4,4,3,5,6,4,1,9,5,6)=9
GM: こちらは以上で。

■□Round 2□■

GM: ■セットアップ
GM: 全員無し。

GM: ■獅龍
獅龍: <射撃4>+《シューティングシステム》+《急所狙い》+《さらなる波》+《オウガバトル》で侵蝕率+9の127%
獅龍: 攻撃力+16 対象は残った埴輪のA
 Dice 獅龍: 18r10=(8,9,2,7,4,2,1,1,2,4,4,4,2,6,1,3,2,10)=Critical!!
 Dice 獅龍: 4r10=(7,6,2,10)=Critical!!
 Dice 獅龍: 2r10=(10,1)=Critical!!
 Dice 獅龍: 1r10=(3)=3+30=33+4=37
獅龍: 37と言って攻撃
GM: 埴輪型従者回避
 Dice GM: 17r10=(8,1,2,2,4,10,2,6,6,9,1,4,4,9,1,10,10)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(9,3,3)=9+10=19
GM: 回避失敗。ダメージを。
 ダメージDice 獅龍: 4d10=(3+6+9+5)=23+16=39
獅龍: 装甲有効39点
GM: 埴輪型従者回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 19r10=(4,3,7,3,5,4,2,8,1,6,4,9,3,6,5,2,1,9,7)=9
GM: 4点回復の…35点で、壺の貴婦人を守っていた埴輪も砕けた。
獅龍: 「はい、お膳立て終了♪チェックメイトだよ壺のお化けさん」
獅龍: 「後はよろしくね」と仲間に
壺の貴婦人: 『何という……何という罰当たりな…』

GM: ■主
主: 「罰当たりは貴様の方だ。この妖怪。こんな妙な話に司法を煩わすな」
壺の貴婦人: 『司法とな。とは妾が作るものぞよ』 ※49
主: 「ほう」せせら笑い。「その法で誰が裁かれ、だれが幸せになる?」
主: 「──笑わせるな。そんな小さな壷……世界にしか居れない貴様が大きな口を叩くな」
主: 《早業/バトルビート/電撃収束》→射撃3+《ガンマウント/MAXボルテージ/雷光撃/さらなる波/吼え猛る爪》
主: 侵食率101%
 Dice 主: 18r10=(4,1,4,10,1,8,2,7,7,8,7,8,9,6,6,5,1,3)=Critical!!
 Dice 主: 8r10=(2,4,7,7,4,1,1,6)=Critical!!
 Dice 主: 2r10=(1,8)=Critical!!
 Dice 主: 1r10=(6)=6+30=36+3=39
GM: 壺回避
 Dice GM: 9r10=(9,1,6,7,8,7,3,4,2)=9
GM: ダメージを。
 ダメージDice 主: 4d10=(6+8+3+3)=20+32=52
主: 52点装甲無視。
GM: 壺回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 11r10=(10,8,7,8,10,6,5,9,4,1,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(5,9)=9+10=19
主: 「満足するまで……粉々に砕いてやる。覚悟しろ。犯罪者」
壺の貴婦人: 『ああああああ』
GM: 砕けた破片を必死になって貼り付ける。

GM: ■早
早: 待機宣言。

GM: ■穂之香
穂之香: 腕を振って。光を再び収束させる。
穂之香: マイナーなし、メジャーで《全知の欠片/主の右腕/炎神の怒り》侵蝕率+9で123%
 Dice 穂之香: 12r10=(3,10,1,2,4,5,2,2,7,8,10,6)=Critical!!
 Dice 穂之香: 4r10=(3,9,10,5)=Critical!!
 Dice 穂之香: 2r10=(6,3)=6+20=26+4=30
GM: 壺回避
穂之香: がんがれ30!
 Dice GM: 9r10=(3,2,4,9,1,7,3,5,9)=9
GM: 9と18しか出ない! ダメージを。
 ダメージDice 穂之香: 4d10=(5+2+2+5)=14+11=25
GM: 壺回復:耐性0+《赤河の支配者》
 Dice GM: 11r10=(6,10,10,9,1,7,3,8,10,7,7)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(2,3,5)=5+10=15
GM: 18点受領。
穂之香: 細く束ねた光で刺し貫く。
GM: 壺の貴婦人が懸命にヒビを修復し続けるも、その崩壊は止まらず。

GM: ■玲
玲: マイナー、行動なし。
玲: メジャー、《一閃)を取得して《マシラのごとく》を組んだ“EDGE OF DEATH”をトツカ解放ver。
GM: OK
 Dice 玲: 17r10=(10,9,4,9,3,4,9,4,5,10,10,8,9,1,3,10,9)=Critical!!
 Dice 玲: 10r10=(8,7,10,7,1,6,8,3,1,4)=Critical!!
 Dice 玲: 5r10=(3,4,4,4,10)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 玲: 1r10=(2)=2+40=42+4=46
GM: 壺回避
 Dice GM: 9r10=(7,6,2,3,2,9,1,10,4)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+10=12
GM: ダメージを。
 ダメージDice 玲: 5d10=(2+3+6+2+2)=15+94=109
玲: orz
玲: 121%で109点の装甲有効。 ※50
壺の貴婦人: 『……こ、このチカラわアァァァァ───!!』
玲: ふっと消えたかと思うといきなり目の前に――そして暴力の嵐。
GM: 壺の貴婦人は砕け散り、衝撃派はその壺に止まらず、後ろの棚や壁を打ち砕いた。
GM: ──崩壊。戦闘終了。

獅龍: 「(ハハハ、容赦ないなぁ)」
穂之香: 「…ず、随分過激ですのね。」これどうする気だろうと思いつつ。砕けた壺と部屋を眺める。
獅龍: 「………………え〜と、此処の弁償って誰がするんだろ?」拳銃しまいつつ疑問を投げかける(何
主: 「……やってくれたな。現場保存もあったもんじゃない」げんなりしつつ惨状を眺め。
早: 「…ッ…。…壺中の天地は、所詮は酒夢………偽りの楽園に、帰って下さい」腕を元に戻して。
早: そして、リュックから着替えを取り出して、物陰で着替える。
主: 「笹沢君。神谷君を連れてここから帰るといい」
玲: 「だから無理って言ったんだよ……」みんなと新之助が無事だっただけでもよしとするか。
主: 「UGN組には付き合ってもらうぞ」はぁ。とため息ついて携帯取り出し。
主: 取り敢えずは後始末……と。対“R”室への番号をプッシュした。

玲: 「だいたい俺はシリアス担当なのにコメディリリーフになった覚えはねぇー!」
玲: 「こっちは統太の領分だろうがぁー!」一人絶叫。


GM: 部屋の外に居たはずの、新之介の姿は見あたらなかった。 ※51




 自律判定

GM: 最終侵蝕率、ロイス数を宣言の上、判定願います。
GM: ロイス取得があれば、それで。
獅龍: 6個でもいけると思うものの、主さんに取得申請
獅龍: “暁より来る風” 東雲 主さんに ■同情/□不安
獅龍: 「新之介君の事、勝手に決めてゴメンなさい、デスクワークがんばって(汗)」
獅龍: 初期4+シナリオ・PC間で3計7、最終が127% ※52
 Dice 獅龍: 7d10=(9+10+2+1+1+9+10)=42-127=-85
獅龍: 85帰還
GM: おかえりなさいー。
主: お帰りなさいませー。
穂之香: おかですー
主: 最終侵食率………………101%(何) ロイス4、D1,空き2。
主: “新月”とのロイスは切ります。結局犯人ではなかったので。
主: むしろ下がりすぎたらごめんなさい。てい。
 Dice 主: 3d10=(5+4+2)=11-101=-90
玲: 同じくみすずちんに念のため。□誠意/■悔悟の「マジゴメンナサイ」(何)121%で。
玲: 素振りで。
 Dice 玲: 6d10=(3+3+6+4+1+1)=18-121=-103 ※53
穂之香: ぬあ。
主: よしよし。90%帰還……って、ちょ(汗)
GM: おおう。
玲: ちょっ
獅龍: ………
玲: 全振り。そんなにショックだったのか(何)。
GM: 突き抜けてしまった。戻っておいで(何)
主: まぁ、放棄で戻るといいかと。
玲: うみ。
早: 侵食率122%で、ロイス5個。…んー…。
早: 兄いに取っておくか。■慕情/□食傷で。これでロイス6個。
 Dice 早: 6d10=(7+10+3+10+9+5)=44-122=-78
GM: おかえりなさい。
主: お帰りなさいませ。
早: 78%、生還。
穂之香: おかえりすー
獅龍: お帰りなさいませ
穂之香: 主さんに■感服/□無関心、獅龍さんに■好意/□憐憫でロイス取得。
穂之香: 123%でロイス5つ。…むう。
GM: 私だったら3〜4平均とみて二倍振りします。
主: 僕は普通で振るかな。
穂之香: まあ、倍いっとくかな。
 Dice 穂之香: 10d10=(6+2+9+2+7+7+6+2+8+2)=51-123=-72
穂之香: (ただいーま)
主: お帰りなさいませー
GM: おかえりなさいー。
獅龍: お帰りなさいませ
玲: なんとかただいま……0点でごめんorz
GM: 事故なので気になさらず(こく)
GM: さて、最後に波乱がありましたがEDです。一応、希望をお聞きしたいと思います。
獅龍: UGN組は報告でしょうねぇ
主: 後始末かなぁ……。やっぱり現場の責任はこっちが取るべきでしょうし。
穂之香: お家帰るか学校行きたいです(何
GM: 何も思いつかない人は、屋敷の補修です(何)
玲: たぶん追い打ちでさらに厄介事がくるんだよ玲(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛)
早: しんちゃんどっか行っちゃったし…古本屋で本を読みながら思いを馳せるか、
早: 屋敷の修繕に駆り出された兄いに弁当届けるか、どっちがいいかな。
GM: 兄乙(何) 両方ともやればいいですよw
早: まあ、基本古本屋で行きますか。
GM: じゃあ厄介ごと担当の玲さんは、基本補修工事ということで(何)



 Ending Phase-01 「報告に割く人員は一人でいいです」 ※54
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍/場所:UGN支部長室/時刻:水曜日/登場:不可

美鈴: 「…………お疲れ様でした」
獅龍: 「………力及びませんで」恐縮しつつ
美鈴: 「全崩壊しなかっただけ不幸中の幸いだったと、前向きに考えるようにしたいものですね」
GM: 溜息に溜息を重ねつつ、紅茶を出してくれる。
獅龍: 「屋敷の方どうなってるんでしょう?俺も修繕に行ったほうが良いですかね?」
獅龍: 「と、有難うございます」有難く紅茶を受け取る
美鈴: 「補修のエキスパートも向かわせましたが、それだけでは到底間に合わないでしょう。後ほど、合流願います」
獅龍: 「わかりました」と紅茶に一口、口をつけ
美鈴: 「当事者も既に向かって頂いています」
獅龍: 「(沁みるなぁ)」
GM: “誰が”という明確な名前こそ口にはしませんでしたが。
獅龍: 「ハハハ、ご苦労様ですね(汗)」
獅龍: 「そう言えば、神谷さんはどうなったのかご存知ですか?」
獅龍: カップを置いて尋ねる
美鈴: 「神谷新之介は、オーヴァードで間違い無いと判断しました」
美鈴: 「本人に自覚は無いようですが、エージェントに持たせたチェッカーにより判明致しました」
獅龍: 「自覚なしの、ですか。ま、もう一つの人格は知りませんが」
GM: 恐らく、ワゴンを向かわせた時に確認させたのだろうと思われる。<侵蝕値
獅龍: 気づけよ葛城(笑)
GM: 眼鏡を掛けて運転してきて、窓を開ける前に外したんですよ(何)
美鈴: 「デュアルフェイスの線も疑ってみましたが」
獅龍: 「レネゲイドとは関係なさげですよね、お酒で活性化するとか言うなら兎も角」
美鈴: 「判断には困るところです。今後も監視は必要でしょうが……酒?」
美鈴: 「…つまり。一種の酒乱、ということですか?」
獅龍: 「あ、報告してなかったですか、失礼しました」
獅龍: 「どうやらお酒を飲んで記憶をなくした時に、怪盗の人格が出るようです」
GM: 資料を繰る手を止めて、獅龍を見つめて。
美鈴: 「…そうですか。一度、確認しておくべきでしょうね、それは」
獅龍: 「俺はお酒好きだったと言う彼女のお父さんとの小さい頃の経験が要因かとか思ってましたが」
獅龍: 「お酒飲ませて確認、はし無かったですからね(汗)」
美鈴: 「“彼女”の経歴は目を通しました。複雑な家庭環境があったようですが」
美鈴: 「それでも、“今ならば”誤った方向へは行かないと…葛城さんにはそう思えますか?」
獅龍: 「お酒の記憶と、幼い頃に仕込まれた盗みの技術が直結したんでしょうね……」といった後質問に
獅龍: 「大丈夫でしょう」
獅龍: 「彼女は自分の身の危険よりも、あそこの夫婦に迷惑がかかる事の方を気にしてましたから」と笑顔
獅龍: 「良い人ですよ」嬉しそうにそう告げる
美鈴: 「承知しました。では、そのように……それと」
獅龍: 「はい、なんでしょう」真面目な顔に戻って
美鈴: 「神谷新之介の事は今回の関係者以外には口外しないように。お願いできますか?」
美鈴: 「監視は続けますけれど、ね」
GM: 自分も冷めた紅茶を一口。やんわりとした口調で。
獅龍: 「(普通の生活を送らせてあげるんですか、流石だなこの人は)承知しました」やはり嬉しそうにそう告げる
美鈴: 「ありがとうございます。──それでは、先程の件も宜しくお願いしますね」
GM: 思い出したくない案件をその責任感から思い出して、自らの顔もこわばりつつ(何)
獅龍: 「はい、書類上げたら、早速行って参ります。あ、紅茶ご馳走様でした」と礼をして出ていく
獅龍: 「さって、修繕作業頑張ってきますか」と一言呟き、伸びをして去っていく

GM: 秋晴れの空は高く、気の滅入りそうな作業にも、少しは心が晴れそうな気がした。



 Ending Phase-02 「父の暴走に付き合って昨日は休みました」 ※55
 ScenePlayer:“遺されし切っ先” 角槌 穂之香/場所:教室/時刻:水曜日/登場:不可

担任: 「あー………出席をとる。大崎」
大崎: 「はーい」
担任: 「返事は一言で短く。角槌」
穂之香: 「はい。」歯切れ良く答える。
担任: 「父の暴走は収まったか。じゃあ今日は勉強に集中しなさい」(何)
穂之香: 「ええ。昨日は申し訳ありませんでしたわ。」しれっと。
GM: 他の生徒も大概であるということと、
GM: 穂之香もよく使う欠席の言い訳であるということと、
GM: 成績も、赤点を取る事も無く、問題行動も特には無いために
GM: 担任もさらっとスルーをし、次の生徒の点呼に移った。
穂之香: (この寛大さもそれなりに心配ではありますわね)ぼんやり考えつつ。 ※56
GM: そして、授業が始まり──変わり映えのしない講義や質疑応答等々が流れて
GM: 終業のチャイムが校舎に鳴り響いた。
穂之香: なんとなく久しぶりの平和な一日をかみしめつつ。荷物を仕舞って下校の準備。
GM: 隣の教室からは、
GM: 『うっさい、身長がちょっと余っているくらいで学校休むな! 補習だ、補習(ギャピー!)』
GM: 教室の扉越しにそんな声も聞こえてくるが、それはさておき。
穂之香: 「…相変わらず元気ですわね」ため息とともに(何
生徒: 「角槌さーん。駅前に新しい雑貨屋ができたんだけど、一緒に行きますぅ?」 ※57
穂之香: 自分も言いがかりを付けられる前に帰ろう…と思った時。
GM: 比較的親しげな(馴れ馴れしい)女子生徒が声を掛けてくる。
穂之香: 「…あら。それは興味深いですわね。ご一緒しますわ。」丁度父も出張でいない。たまにはのんびり帰ろう。
GM: 声を掛けてきた女子生徒とは別の女子生徒が、少し驚いたように目を見張る。
GM: 「え、マジ?」「断られるかと思ったのに」
GM: 囁く仕草と目線が、そう語っているようにも感じられた。
穂之香: 「たまには繁華街にも出ませんと、時代において行かれてしまいますものね。」
穂之香: どこか楽しそうにいそいそと支度を始める。
GM: 丁度その時、鞄の中の穂之香の携帯が振動する。
穂之香: 視線には、あえて気づかなかったことにして…。
生徒: 「そっか。じゃあ行きましょっか」
穂之香: と、電話の振動に一瞬動きを止めて。
穂之香: 「…ちょっと失礼。……もしもし?」
パパ: 『パパだよ! 穂之香、授業は楽しかったかい?』
穂之香: 「……お父様。出張はどうなさったの。」ちょっと顔が引きつりつつ。
パパ: 『パパもうすぐ出張先に着くんだけど、すぐ帰ってくるからね。寂しがっちゃ駄目だよ。』
穂之香: 「…」
パパ: 『どうしても寂しかったら電話するんだよ電話! いつでも構わないから!』
穂之香: 「…………」
パパ: 『一日一度と言わず何度でもパパ喜んで電話に出るから!』
穂之香: ぶつ。
穂之香: 皆まで言い切らないうちに通話終了のボタンを押す(何
パパ: 『着いたらまた電話s──(ツーツー)』
穂之香: 「…お待たせしましたわ。さ、行きましょうか!」至極爽やかに、クラスメイトに向き直った(何
生徒: 「角槌さん、大丈夫?」
GM: 教室から出る直前に生徒は振り返って尋ね、爽やかに向き合った穂之香を見て、
生徒: 「じゃあ、せっかくだしその途中にある店で──」
GM: などと喋りながら歩く、賑やかな一行に紛れて教室を出た。



 Ending Phase-03 「静かに流れる時間」 ※58
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/場所:ほどろ堂/時刻:水曜日/登場:不可

GM: ほどろ堂へと足を運ぶ。
GM: いつものように、小学生達が店先で作る垣根を遠慮がちに乗り越えて、本棚の立ち並ぶスペースへと抜ける。
早: 「ふぅ…」気もそぞろに、本棚に目を通す。
GM: カレンダーは水曜日の日付。
GM: 古びたレジも、店の中もまったく変わっていない。
早: ろくすっぽ整理されていない棚も、紙魚の匂いも、特に変化はない。
ご隠居: 「いらっしゃーい」
GM: 奥の扉をがららららと空けて、のっそりと店主が現れた。
早: ただ、一つだけ違うのは…。
早: 「こんにちは。………藤井さん」
ご隠居: 「こんにちは。今日も良い天気ですのう」愛想良く笑う。
早: ちょっと、呼びかける名前が変わっただけ。
GM: とはいえど、必要以上に構う事は無く、挨拶を済ませると手元の帳簿に視線を落とす。
早: 「はい。…ボクは晴れの方が好きですし、こういい天気が続くと、元気になるような気がします」
早: そう挨拶を返すと、本を物色する。
GM: 新之介が居ないせいか、小学生も必要な物を買って速やかに退散する。
GM: 弄り甲斐のある奴が居ないせいか。
早: 一冊、一冊、見覚えがある本を手に取るたびに思い起こされるのは、その内容ではなく…。
早: 「…ん」
早: しばし、そういう動作を繰り返したところで、時間に気付く。
早: 「あ…そろそろ兄さんに御弁当持って行かないと…」
早: 適当に本を二、三冊手に取ると、手早く会計を済ます。
早: 「それじゃあ、また来ますね」
ご隠居: 「まいど。またどうぞ」
早: 店の外に出たところで、もう一度振り返る。
早: 「………それじゃあ、また」
早: 誰にでもなく呟き、もう一度時計を確認して、慌てて駆け出す。



 Ending Phase-04 「残骸の上に」
 ScenePlayer:“暁より来る風” 東雲 主&“傍若無人” 逢杜 玲/場所:喜多邸跡/時刻:水曜日/登場:自由

“庭師”: 「まさかこんなに大量の美術骨董品を修理できるとは思いませんでした」
GM: 一人だけが上機嫌な作業場。
GM: 足下にはどれのものとはつかない残骸。
GM: 幸いな点を挙げるとするならば、建物自体は崩壊しなかったというところだろうか。
GM: ともあれ、この状態を入院中の喜多氏の妻に見せると
GM: 病院送りどころか、別の世界に逝かれてしまいそうなので
GM: 退院に間に合わせようと、現在、突貫修復作業を行っているという次第。
玲: 「どっかの遺跡の調査団か俺は」派手に歪んだ金属板を丁寧に補修。
主: 憮然という言葉の生きた見本の如く。黙り込んだまま作業。
GM: UGNの修復のエキスパート達は、手際よく的確に指示をしながら
GM: 自らは残骸を手に、別室へと向かう。
GM: 笹沢巡査も補修任務に携わっているため、目の届かぬ部屋で作業するのだろう。
玲: 目に見えて不機嫌な表情で周囲を見回す。
玲: 「あと2週間で終わる訳ねーだろ畜生」
主: 「…………もはや言うのも面倒だが、誰の所為か理解しているか? 貴様」
玲: ノイマン/ハヌマーンでも処理速度が限界に達しているせいか普段に輪をかけて不機嫌。
玲: 「みんなのせいだろ」(ぶっすー)
主: 先刻連絡した上司の命令により、結局全ての後始末は此方の責任になった。まぁ、それは仕方が無いだろうが。
GM: 不穏で殺伐とした空気が流れる中、場違いな声が響く。
??: 「玲さまー」
GM: 大きなバスケットを手に駆けてきたのは、屋敷に住み込んでいるメイドの館中良子。 ※59
玲: 「あー……もうこんな時間か」
良子: 「玲様。皆さんにサンドイッチをと思って」弾む息はなかなか収まらない様子。
玲: 時計を見やる。「悪いな。俺の尻ぬぐいにまきこんじまって」
GM: ポニーテールで上げた髪の首筋に、かすかな汗。
良子: 「いいえ。玲様のために作るのはとても楽しいです」
玲: 「あ……、ああ」表立ってはっきり言われるとやはり照れる。
GM: 玲の手を引いて、こちらへと。レジャーシートを敷いた休憩場所へと導く。
主: 様子に。さりげなく場を離れる。
主: 憎からず思っているだろう相手の前で不機嫌な表情の種を増やすことはあるまい。と。
玲: 「さ、休憩だ休憩」
笹沢: 「…………なんか、殺意が湧いてきますね」
GM: さりげなく場を離れた東雲の傍らで、ぼそりと呟く。
主: 「まぁ、後で存分仕返しをすればいい」まぁ無理だろうが。とは続けず。
主: 「笹沢巡査、煙草持ってるか?」
早: 「はい、兄さんは拗ねないの」いつの間にか、後ろに
笹沢: 「ほぅわー!? な、早ッ、どうして此処に。俺は嬉しいけど!」
主: 「……と。此方も客か。ではな。いいタイミングだ。君も休むといい」
早: 「御弁当、持って来ましたよ。いっぱい作りましたから、皆さんもいかがですか?」リュックから、お重を取り出し。
GM: 奇声を発しながら飛び上がるも、不意に現れた最愛の妹を前に顔がゆるんだ。
獅龍: 「すいませんね、差し入れだなんて」いつから手伝っていたのか、現れてサンドイッチほうばってる
主: なんとも居場所が無いものだな。と思いつつ。やはりそこから離れ現場へ。
良子: 「お茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょうか?」玲のカップにお茶を注ぎつつ、獅龍さんにも声を掛ける。
獅龍: 「すいません、じゃあお茶を頂けますか」
良子: 「はい」こぽこぽと注いで。
早: 「今日は朝から調子がよかったので…まあ、御父さんと兄さん達に半分くらい食べられちゃいましたけど…」
早: 「それでも、みなさんの分は充分ありますよ」周りの人達にも、ニッコリと。
主: 「遠慮しよう。君の手料理を平らげたら俺が笹沢巡査に殺される」
主: ひらひらと早には手を振りつつ。その場から立ち去った。
玲: 派手に壊してくれやがりましたね色男と壁をなおす彩名の視線に目を合わさず。「俺もお茶で」
笹沢: 「そうですかぁ? それじゃ遠慮なく」素直に警部補の申し出に甘えて、妹の弁当を広げる。
獅龍: 「(お茶受け取って飲みながら)こういうのも、偶になら良いかもねぇ」とか暢気に言ってみる
玲: 「よかねーよ」ぷくーと獅龍の言葉に膨れる。「ただ働きどころか収支マイナスなんだぞ今回」

GM: 立ち去ろうとする東雲だったが、此方を見ている視線を感じた。
主: 「…………む?」視線に気づき。其方を。
獅龍: 「逢杜君は、屋内での戦闘はやめようね(笑)」
GM: 何かが物陰に隠れた。
主: 「…………」はぁ。と軽くため息をつき。大またで数歩。
主: 「出てくるといい。神谷君。別に取って食おうとは思わんよ」 ※60
??: 「……………」
GM: 返事は無い。

玲: 「もともと荒事担当なんだよ……」ため息はつきたくてもつかない。前向きな行動じゃないから。
良子: 「玲様にはこちらのお茶を」いつものお茶の入った、別のポットを取り出して注ぐ。
笹沢: 「早の作る手料理はうまいなー! おかわり!」
玲: いつもお茶の入れ方がうまいなと口にはせずににっこりと良子に微笑む。
良子: 「玲様なら、すぐにプラスに転じますから」微笑まれて頬を赤らめて、数センチ傍に寄る。
早: 「独り占めしちゃ駄目ですよ、兄さん。はい、みなさんもどうぞ」
早: 賢二の視線(とか、銃口とか)を気にして遠巻きにしている職員達に、食べ物を配る。 ※61
笹沢: 「ああっ……」
獅龍: 「まぁ、今回は災難だったって事だね…ん〜(様子に伸びをしてから)」
獅龍: 「そうだね、ま頑張って。俺は手伝いに戻るよ」とその場から消える

主: 「まぁ、心配なら先に言っておこうか」ふぅ。と再度ため息をつき。
主: 「今回の件は、上司との競合で喜多氏の死亡については自殺との判断に工作することになった。」
主: 「まぁ、ある意味事実だからな。だから、問題は後は君の。“新月”の処理だが……それも不問にする」
主: 「だから。君は君の帰りたい場所。待つべき人のところに戻るといい」
主: 「……いや。戻ってくれと言うべきか」姿を現さない相手に。独り言のように語りかけ。
GM: 物陰から、おずおずと顔半分を出す新之介。
GM: 刑事の言葉を信用したのか、姿を現す。
玲: 「ん」気配に気づいて顔を向ける。
GM: その手には、風呂敷で包まれた“何か” ※62
主: 「君のことを待っている人物は多い」
主: 「藤井夫妻も子供達も。あの少女もな」肩越しに早を指して。多分彼女には初めて笑いかける。
新之介: 「……………」
新之介: 「…あ、ありがとうございます……………………その……」
主: 「やっと出てきたな。戻る決心はついたか? ……ん?」
新之介: 「……お………」 ※63
GM: 口に出そうか出すまいか、包みを握りしめてうつむく。
主: 「どうした?」
新之介: 「…………おにぎり、作ってきたんですけど………い、いらないですよね!」
主: 「……」一瞬。虚を突かれ、瞬きして。
GM: 場違いな処に居る自分がいたたまれなくなったのか、小さな声で叫んで逃げだそうとする。
GM: 顔を真っ赤にして。
主: 「いや、待て」その細い腕をつかみ。
主: 「ありがたい。……丁度腹も減っているし。ありがたくいただこう」 ※64
新之介: 「は、離してくださ……え?」
GM: ふりほどこうとした手が止まり、呆気にとられて見つめる。
主: 有無を言わさないそぶりでその包みを取り上げ、その場に座り。
主: 「君も一緒にどうだ。その後、連中にはきちんと顔を見せるといい」
新之介: 「……………お言葉に、甘えまして…」こくこくと頷いて、瓦礫の上に正座した。 ※65
主: 軽く手を合わせ。両手にひとつずつ取り上げ。片方を神谷の手に乗せる。
GM: 黙ってそれを受け取る。
主: 「いただきます。……それと」
GM: 両手に載せたそれを、じっと見つめて。
主: 「お還り。神谷真之介君」言葉はそれだけ。後は頬張る握り飯の中に消えた。
新之介: 「ありがとうございます──」
GM: 俯いたままでも、振り絞った言葉は、はっきりと。
GM: 東雲の耳と心に、届いた。



Credit……「新月は闇夜に踊る」
Start:2007.10.05 23:25〜10.08 05:00

PC1:“暁より来る風” 東雲 主/たつきさん
PC2:“遺されし切っ先” 角槌 穂之香/比良坂さん
PC3:“腕自慢” 笹沢 早/Nオレンヂさん
PC4−a:“加速する守護者” 葛城 獅龍/優雅さん
PC4−b:“傍若無人” 逢杜 玲/福坂真央さん
GM:こびと(ログ編集)

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「新月は闇夜に踊る」  〜END

背景画像はこちらからお借りしました