OpeningMiddle-aMiddle-bClimaxEndingAnother 黒鳥‐raven‐ Ver,01(20081002)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 
 Handout
PC:1
【推奨PC】推奨:住処のあるキャラ。一人暮らしだとモアベター
【シナリオロイス】倒れていた女性
 夜遅くなった帰り道。なにやら妙な音が。
 気になって見に行った貴方は、行き倒れっぽい女性を見つける。
 明らかに厄介事の予感だが…見つけた以上、放置するのも気が引ける。
 とりあえず貴方は、彼女を保護することにした。
▼Character sheet “無垢なる心” 神原 恭平


PC:2
【推奨PC】個人で依頼を受けられるイリーガル
【シナリオロイス】暗殺者
 さる富豪の護衛依頼を受けた貴方。
 なんでも、オーヴァードの暗殺者に命を狙われているらしい。
 しかし、護衛に突いた矢先、貴方はあっさり出し抜かれ、依頼人の命を奪われてしまう。
 仇討ち、あるいは汚名返上。
 理由はともかく、貴方は暗殺者を追うことにした。
▼Character sheet “加速する守護者” 葛城 獅龍
▼Character sheet “表裏一体の執行者” アルバート=グランベル


PC:3
【限定PC】FHキャラクター
【シナリオロイス】“黒鳥”
 貴方は、とあるFHの出資者の護衛任務を受けた。
 が、敵はあっさりとその出資者を殺してしまう。
 追いかける貴方が咄嗟に放った一撃が、敵をかすめる。
 が、捕らえるまでにはいたらなかった。
 そんな貴方に追加の指令が届く。
 『暗殺者“黒鳥”を抹殺せよ』と。
▼Character sheet “彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直
▼Character sheet “慈悲の一撃” 吉野谷 克巳


 自己紹介

恭平: 「”触らぬ神に祟りなし”。”好奇心は猫を殺す”。”恩を仇で返す”」
恭平: 「ま。これだけロクでもない言葉あるけれど」
恭平: 「困ってる奴一人見捨てるってのは俺的カッコ悪い」
恭平: 「──だろ?」
恭平: 神原 恭平。16歳。高校生にして先祖帰りの“鬼”。
恭平: 最悪を打ち砕く為にその手に“鬼の金棒”を取る。
恭平: 口先一丁出前あり。ノイマン・キュマイラのクロスブリード。
恭平: HP:34/37 IV:14/16 基本侵食率:32% 
恭平: PC間ロイス・シナリオロイスは後述。
恭平: 以上で。──クールになれ。神原 恭平。

獅龍: 「感情的で結構!人間だって証拠だろ?」
獅龍: 「もうこれ以上殺させはしない」
獅龍: 葛城 獅龍 (かつらぎ しりゅう) 20歳 ♂
獅龍: ハヌマーン/ノイマン UGNエージェント IV28/31 HP14 初期侵食率32%
獅龍: コードネームは“加速する守護者”スピードと射撃が全て、
獅龍: 戦闘ではマグナム44を武器に戦術と支援射撃をメインで行います
獅龍: 父がオーヴァードに殺されたり、幼馴染が死にそうな大病になったりと“死”に対して敏感です
獅龍: 感情的に行動し、“生命”と“護る事”にこだわりを持ちます。別名“轟鬼君”です
獅龍: シナリオロイスは後ほど
獅龍: PC間ロイスは“表裏一体の執行者”アルバート=グランベルさんへ
獅龍: ■感服/□隔意 「腕は確か、でもなんだか大変そう」
獅龍: 以上。宜しくお願いいたします

アルバート: 「さてさテ…御用件ハ、何かな?調査かい?それとも…」
アルバート: 「―――目標確認。これより速やかに行動に移る」
アルバート: “表裏一体の執行者”アルバート=グランベル ブラックドッグ/ノイマン
アルバート: 金髪蒼眼・20台半ばに見えるアメリカ人のUGNエージェント。
アルバート: 元ヒットマン(暗殺者)。紆余曲折を経て、UGN黒巣市支部に所属。詳しくはシート参照。
アルバート: 微妙なアクセントの日本語+英語を使わない。
アルバート: マイペース。でも、年齢の事に突っ込まれると、若干キレたり。
アルバート: 戦闘スタイルは、後衛からの射撃。また、戦闘時は別の人格に切り替わる。
アルバート: IV16 HP10 基本侵触値35%
アルバート: シナリオロイス:暗殺者には…とりあえず。 □感服/■脅威
アルバート: PCロイス:“加速する守護者 葛城獅龍さんに対して ■感服/□脅威 「いやはや…流石デす」
アルバート: PLは炎舞。まだまだ初心者です。宜しくお願いします

直: 「“愚者”であり“予言者”で在るこの身。どちらも──正しく僕の姿です」
直: 「……でも、別にそんなこと、関係ありませんよね。……今回のお仕事は、何でしょう」
直: 海道 直
直: 何処と無く掴みどころの無い雰囲気を醸し出す、小柄な少年。
直: arcanumセルの中でも、特に擁される“札”の一枚を担うFHチルドレン。
直: ──ではあったものの、所属するセルの動乱により、そのリーダーの地位を継ぐことになった少年。
直: arcanumの中ではリーダーとして。“外”の任務を受ける際は、その手札として。
直: 二つの“札”を必要に応じて使い分ける。本質は、ただのチルドレン。
直: シンドローム:モルフェウス/ノイマン Dロイス:破壊の子所持
直: HP:14 IV:13 基本侵蝕率:31%
直: PC間ロイス吉野谷 克己さんに 懐旧/■無関心
直: 「──……お久しぶり、です」
直: シナリオロイス:“黒鳥”には後程。
直: 以上にて、宜しくお願いします。

克巳: 「慈悲の一撃、安楽死──まったく、俺には皮肉すぎる名(code)だ」
克巳: 「けれど間違ってはいない。望むならくれてやるよ、“Coup de grace”を」
克巳: “慈悲の一撃” 吉野谷 克巳。カネには五月蝿い18歳。
克巳: arcanumセル所属“規を説くもの”配下の戦闘部隊員、“Nueve de la espada(剣の9番)”。
克巳: 両腕に填めた一対の腕輪で獣の力を抑制している、Unknown Quantity。
克巳: シンドローム:キュマイラピュア、Dロイス:超血統/装着者
克巳: HP:16、IV:8、基本侵蝕率:42%
克巳: シナリオロイス:“黒鳥”に、□執着/■不快感
克巳: 「依頼主が死んだのはしょうがない。逃れたってのが気にくわないけどな」
克巳: PC間ロイス:“彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直に、□連帯感/■食傷
克巳: 「…ったく、誰と組めって言われるかと思いきや。あんたか」
克巳: 以上です。宜しくお願いします。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:不可

 登場Dice 恭平: 1d10+32=1(1)+32= 33

GM: ある夜のこと、君は思いの他遅くなった帰り道を急いでいた。
GM: と、道端に何かおかしな物が転がっているいるように見えた。
GM: 丸太? いや、人間の足?
恭平: 信号待ち。雨にならない内に帰る。スクータに跨り。ヘルメットを被りなおし──
恭平: ──エンジンを切った。鍵を抜いて。
恭平: そちらに向かう。人でありませんように。
GM: あにはからんや、それは人だった。幸い全身のパーツは正しく揃っている。
恭平: 周囲になんか赤い絨毯とか広がってない事を切に願いつつ。
GM: 大体二十歳前後だろうか、わりと背が高い女性だ。
恭平: アニメで気絶した人間に声かけるさいにこういっていた事を思い出しつつ。
恭平: 「もし──」
恭平: なんか違わなくないか。これ。自分で突っ込み入れつつ。
GM: 近づいてみれば、その胸が上下しているのがわかる。息はあるようだ。
恭平: こういう場合は普通は病院に電話だろ。携帯取り出して。
GM: 声をかけても、かすかに身動ぎするだけで、目を覚ます様子はない。
恭平: 銃痕とかあったらやばいよな。そう冷静に見つつ。
GM: ままあって、救急車がやってくる。貴方も、事情が聞きたいということで、同乗を求められた。
恭平: 同意して救急車に乗り込む。さようなら定時帰宅。
恭平: 家に連絡入れてスクータを取りに来てもらうように連絡。後、ドラマの予約録画を。
GM: 診察の結果、目立った外傷は無し。
GM: ただ、困ったことに、記憶が一部欠落しているらしく、自分の名前も思い出せないようだ。
GM: その上、身元を示すものも持っていないという。
GM: 一過性のものだと思うが、たまに見舞いに来て欲しい。そう、医者に言われた。
恭平: 「りょうかーい」
恭平: 一応自分の連絡先を医者に教えておいて。
恭平: 何か変化あれば連絡欲しいと。伝えてその場は帰る。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“表裏一体の執行者” アルバート=グランベル/登場:不可

 登場Dice 獅龍: 1d10+32=8(8)+32= 40
 登場Dice アルバート: 1d10+35=3(3)+35= 38

GM: あなた達は、さる富豪から護衛依頼を受けた。
GM: なんでも、オーヴァードの暗殺者に命を狙われているらしい。
GM: 依頼を受けて現場に行ってみると、貴方達の他にも、10人程度護衛が来ていた。
獅龍: 「随分と人が居るもんだな、そんなに厄介な相手なのか?」ひとりごちる
文太: 「頼む! 私の命を守ってくれ!」
GM: むさいおっさんに懇願されるのは、あまり気持ちいいものでもないが、本人は相当おびえている様子だった。
獅龍: 「勿論それはやぶさかじゃないですけど」
獅龍: 「相手の事とかなんで狙われてるのかとか、何か情報あるんですか?」
アルバート: 「いやハヤ…。誰に狙われているか分かっているからこんなに脅えているのかナ?」
文太: 「これまで、私の兄弟が立て続けに殺された。それに私は、商売柄恨みを買っていてもおかしくはない」
文太: 「兄弟達も、護衛を雇っていながらやられている」
文太: 「相手の正体も目的もわからんが、次が私では無いという保証はない!」
アルバート: 「商売柄、ネぇ」僅かに目を細めて「だから、こちらに頼んだわけか」
獅龍: 「(命を狙われるほどの恨み…か…)」
GM: そして、その夜のこと…。
文太: 「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
GM: 屋敷の入り口を固めていたあなた方の耳に、悲鳴が届く。
獅龍: 「?! 中から?」
GM: 駆けつけると、中には文太と護衛二人の死体が転がっていました。
アルバート: 「おいオイ…この厳重な警備を潜り抜けタのか」
GM: 窓ガラスが割れており、そこから出入りしたのではないかと考えられます。
獅龍: 傷はあります?
GM: 傷は、全員何かで貫かれたような跡が見られます。
獅龍: 「油断した…くそっ」
獅龍: 脈を取ってから外傷見て、それから辺りを見回します
GM: 部屋が荒れているところから、多少は抵抗した模様です。
アルバート: 「…マだ遠くには行ってないと良いんだガ…。」彼に診断は任せて
GM: ただ、証拠を見つけるのは難しそうです。
アルバート: …それでも探してみたいが。…無理かな?
GM: まあ、強いて気になることがあるとしたら、辺りにカラスの羽が何枚か落ちてるくらいですね。
アルバート: 「…ン?」窓際に落ちてるカラスの羽を拾い
獅龍: 「どうかしました?」近寄って声掛け
アルバート: 「ん、コれ…犯人のもノかな」ぴっ、と見せて
獅龍: 「手掛かり、ですか」悔しそうに
獅龍: 「すっかりだし抜かれましたね…」
アルバート: 「ダね」僅かに眉をひそめ
アルバート: 「完璧に負ケって奴」くる、っと羽を回す。
獅龍: 「今回は…でも………必ず見つけ出しますよ…」決意を固めた瞳で
アルバート: 「…微量ながら手伝オうかナ」



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直&“慈悲の一撃” 吉野谷 克巳/登場:不可

 登場Dice 克巳: 1d10+42=9(9)+42= 51
 登場Dice 直: 1d10+31=8(8)+31= 39

GM: あなた方は、さる富豪の護衛任務を言い渡された。
GM: なんでも、裏でFHに出資を行っているらしい。
GM: しかし、
将太: 「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
GM: 外を固めていた貴方達の耳に、依頼主の悲鳴が届く。
直: 「……戻りましょう、吉野谷さん」声をかけ、返事も待たず中へと。
克巳: 「ちっ。周辺の護衛は殺られたか」舌打ちをし、“相方”の提案に頷きを返して。
GM: と、あなた方の目に、空を飛ぶ黒衣の影が。
直: 「──っ」影に、手が反応。抜き打ちに近く発砲して。
GM: 姿は判然としませんが、目に付くのは肩にとまった鴉。
克巳: 「あいつか。せめて犯人くらいは倒しておくぞ」
直: 「……はい」頷き、それに目を見張る。
GM: 乾いた音を立てて飛んだ銃弾は、黒衣の背中に当たる。
GM: と、それでバランスを崩したのか、下へ落ちる。
直: 「一応、手応えあり、でしょうか。吉野谷さん」落ちた様子を確認、隣に声。
克巳: 「まだだ」既に駆け出して、落下点へと。
GM: ここから距離があるが、大体の落下点はわかる。
直: 遅れてそれに付き添いつつ。走る。
克巳: 恐らくはオーヴァード。傷が完治する前に、もう一撃を加えねば。
GM: しかし、そこにたどり着いたときには、既に標的の姿はなかった。
GM: 自力で逃げたのか、仲間がいて回収したのか、それはわからない。
直: 「……迂闊」ふ。と少々鋭く、小さく息を吐き。
直: 血の跡などから、どちらに逃げたか解りませんか?
GM: 血の跡は元よりありません。
直: 「当たった、と思ったんですけど……」きょろ。と周囲を見回す。
克巳: 「…取り逃がしたか。鳥だけに。あーあー」
克巳: つまんない駄洒落だと思いながらも、その辺の茂みを蹴り上げる。
直: 「落ちる前に、飛んで逃げたんでしょうか」
克巳: コイツを使うにも至らないか。左手の腕輪をさすって。
克巳: 「血の跡も無いんだよな。本物じゃ無いのかもしれないな」
直: 「──財布が減っちゃいましたね」ふい。と護衛対象がいた建物を見上げ。感想はそれだけ。
克巳: 「デコイだろうが何だろうが、逃がしちまったのは事実だ。──正しくは、財布に入る筈のカネだけどな」
GM: なんにせよ、こうなった以上はありのままを報告するしかない。
GM: その結果、『暗殺者“黒鳥”を抹殺せよ』と追加の指令が届くのだった。 ※1
直: 「────“黒鳥”?」再度与えられた指令の対象。その名を呟いて。
克巳: 任務はほぼ全てが成功報酬だ。そして俺は、例によってその追加指令にも従わざるを得ない訳で。
克巳: 「そいつが狩りの標的って訳だな。少なくとも唯の小物じゃ無さそうだってのが救いってな」
直: 「そうですね……先ずは、対象の情報と潜伏先。それを突き止めないと」
克巳: 「ま。任務は直ぐ終わるに越したことは無いってな」
克巳: 「あんたのコネとかで、短い付き合いであることを祈るさ。よろしくな」
直: 言葉に、改めて顔を向け、じ。と見て。
直: 「──よろしくお願いします」ぺこ。と頭を下げた。
克巳: 「ああ」片方の手はポケットに突っこんだままだったが、軽く手を振ってそれに答える。
直: 「……でも」
克巳: 「ん?」
直: 「“今の僕”ですと、大したコネって無いですよ?」こく、と微かに首をかしげ。
直: 「それでもいいなら……頑張りましょう? お互いに」
克巳: 「……アテにできないのか。思惑外れちまったなあ」はあーと、大げさに溜息を付いて見せるも
克巳: その顔は、やや笑顔で。
克巳: 「そうだな。頑張ったら今度はメガたまマックくらい奢ってやってもいいぜ」
直: その言葉に、数度瞬きして。
直: 「……楽しみにしてます」此方も微かだけれど、笑って、頷く。 ※2
克巳: 「おっし、決まりだな。面倒な仕事はとっとと片付ける」
直: はい。と頷き。青年の後に続く。



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:不可

 登場Dice 恭平: 1d10+33=4(4)+33= 37

GM: あれから二日後。貴方は病室に来ていました。
GM: どうにか名前は思い出せたものの、他はまだ思い出せずにいる模様です。
GM: 『菅谷 悠美菜(すがや ゆみな)』。今のところ、捜索願等は届けられていないそうです。
恭平: 「どうもー」果物盛り篭持って。
悠美菜: 「あ、こんにちは」ペコリ
恭平: 「やはり病院に入った人には果物盛り篭っしょ。本人が食べるかどうかは兎も角」
恭平: 「というか今更ながらこんにちはっと」一息。
悠美菜: 「あの、私を見つけてくださった方…ですよね?」
恭平: 「ええ。第一発見者の神原恭平でございますことよ。…っと菅谷 悠美菜、さんだっけ」
悠美菜: 「はい。その節は、ありがとうございます。あの…ぶしつけな質問ですけど…」
恭平: 確認を取るように。
悠美菜: 「私、どのような状態で発見されたのでしょうか…?」
悠美菜: 「ここがどこかは、お医者さんから聞きました」
悠美菜: 「聞いたことがあるような、ぼんやりとしていてはっきりしませんけど…」
恭平: 「路地裏。外傷無し。身元所持品無し。ここの医者さんが言ってた事と寸分違いないと思うけれど」
悠美菜: 「路地裏…」
恭平: 「路地裏」同意を取らずに椅子に腰を下ろして。
悠美菜: 「何で、そんなところにいたんでしょうね…。何か、しなくちゃいけないような気がしてるのですけど…」
悠美菜: 「あ、果物剥きますね。せっかくですから、ご一緒にいかがです?」
恭平: 「どうも。お願いしますっと」
恭平: 「”何で。そんな所に?” まぁ。菅谷ねーさん自身が思い出せば越したことは無いけれど」
悠美菜: 「ええ…」
GM: ぼんやりとした表情で、果物の皮を剥いていく。
恭平: 「”しなくてはいけない事は今しなくてもいんじゃね。実際”」
悠美菜: 「…かもしれませんね。はい、どうぞ」剥き終わった果物を、綺麗に盛り付けて差し出す。
悠美菜: 「ただ、もやもやして、急がなくちゃいけないような…って、何言ってるんでしょうね、私」
恭平: 「”ふぅん”」
悠美菜: 「あ、もう少し食べていきます? 私一人じゃ、きっと食べ切れませんし…」
恭平: 差し出された果物を手にとって弄ぶように。
恭平: 「そうだねぇ。そうさせてもらお」
GM: 間を持たすように言った彼女の表情が、不意に固まる。
恭平: 「何か」
GM: その視線は、剥いた皮を置くために広げた新聞に向けられていた。
恭平: 目をやる。
悠美菜: 「………叔父さん…?」
恭平: 「…………叔父」
GM: 新聞には、大企業の経営者である菅谷家の兄弟が、次々殺されている記事が報じられていました。
悠美菜: 「そうだ…私、叔父さんに…伝えなきゃ…」
恭平: 「何を」
悠美菜: 「急がない…と…」
GM: それだけ言うと、気を失って倒れてしまいます。
恭平: 「……………」
恭平: ──オーケィ。クールになれ。俺。
恭平: ナースコールを操作。看護士を呼ぶ。 ※3
恭平: 看護士と入れ替わるように件の新聞を取って、外のベンチに移動。数秒迷った末にUGNに連絡する。
UGN: 『はい、UGNです』
恭平: 「菅谷、という企業人が殺されている事件について」
恭平: 「もしオーヴァードが関わっているなら詳しく話を。そうでないなら警察にコンタクトが欲しい」
UGN: 『菅谷…ですね。少々お待ちを』
GM: では、葛城とアルバートが関連者として教えてもらえます。
GM: 『菅谷家の者が、オーヴァードに殺されているらしい。現在、二人に調査をしてもらっている』そうです。
恭平: 「では向こうを早速呼んでもらえませんかね。──迅速に」
恭平: 「こちらは動けなくなりましたので。現在病院にいます。関係者を保護。詳しい話はまたそこで」
UGN: 『了解した。そちらに連絡を取るように伝える』
恭平: 「たのんます」
恭平: 連絡を切って。病室向かいのベンチに座りなおす。 ※4



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“表裏一体の執行者” アルバート=グランベル/登場:可

 登場Dice 獅龍: 1d10+40=4(4)+40= 44
 登場Dice 恭平: 1d10+37=9(9)+37= 46
 登場Dice アルバート: 1d10+38=8(8)+38= 46

GM: まずは、敵を知らねばならない。なろうことなら目的も。
GM: そう考え、調査を開始し、一日が経った。
GM: まずわかったことは、依頼主の言うとおり、彼の兄弟が自身を含め立て続けに三人殺されたということだ。
GM: その裏を取るだけで、だいぶ時間が経ってしまった。だが、調べねばならないことはまだまだある。
GM: ということで、情報収集のシーンです。
恭平: 「ともあれ。オツカレサマ」なんか調査かつ合流してる二人にひらひらと手で挨拶しつつ。 ※5
恭平: とりあえず。その菅谷というのを「何で狙われているか」を調べてみようかと。
獅龍: 「関係者が居るんだって?」
アルバート: 「興味深い情報、だねェ」
恭平: 「菅谷 悠美菜、と本人は名乗ってるからね。一過性記憶欠如」
GM: 菅谷家に関しては、情報:ビジネスor報道
恭平: 「一応。担当が二人と聞いたんでね。護衛の意味合いでも来て貰った。ある程度は聞いてるとは思うけれど」
獅龍: 「記憶…喪失か、厄介だね」
アルバート: 「苗字が同じ、だネ?親族か何かかナ?」
GM: 一応、場所は病院の人に聞かれないよう、近場の喫茶店か何かってことで。
獅龍: 鴉の羽根から連想できる暗殺者とかわかれば
GM: 情報:UGNか裏社会。ただ、あまりわかることはありません。
恭平: 「血縁上は叔父らしい。叔父・姪の関係ですかねぇ」
恭平: 《天性のひらめき》  侵食率:50 調査:菅谷
 Dice 恭平: 3r8+0=21(10(1,2,9)+10(9)+1(1))+0= 21
恭平: 21で菅谷。悠美菜本人はまた別調査項目ですかね。
GM: 菅谷家の関連で少々情報が出ます。
アルバート: 「ンー…裏は取ってみルね」…んー。鴉の羽の暗殺者の方を。情報UGNにて。
 Dice アルバート: 3r10=13(10(10,3,5)+3(3))= 13
アルバート: 情報:UGNで、鴉は13です。
獅龍: ………いらなさげかな
GM: では、

 菅谷家
 大企業の一家。当主である兼六を始め、その子供達も会社経営をしている。
 子供達は五人兄妹で、上から健太、将太、文太、勘太、純子。
 うち、健太、将太、文太の三人は死亡。また、公にされていないが、当主の兼六もそれに先立って他界している。
 菅谷家は、裏で密かにUGNやFHに出資を行っている。
 P.S. 悠美菜は純子の娘にその名が確認されている。
 以上。

 暗殺者
 最近現れたオーヴァードの暗殺者。
 常に全身に黒衣を纏い、鴉を連れていることから“raven”と呼ばれる。
 その他、UGNが掴んでいる情報はまだない。
 以上。

恭平: 「順番どおりと仮定の話で行けば。えーと、勘太 純子は生きていて未だ鴉に狙われている訳なんだな」
アルバート: 「其方の方ガ、良く調べてルねぇ」
恭平: 「こちらはビジネス新聞読んだだけだよ」苦笑して。
恭平: 「UGNとFHに出資している、というだけで命狙われるでいいのかね。これは」 ※6
獅龍: 「全部そいつの仕業だとして、“何故”なんだろうね」
恭平: 「このままだと資金繰りかな」
アルバート: 「FHやUGNに出資しているのは他にも居ルだろうし…。家系事狙ってイるのかな」
恭平: 「んー。こういう状況でなんか悠美菜さんはこういう訳ですよ。『叔父さんに伝えないといけない事がある』と」
恭平: 「なんだと思う。お二人」
アルバート: 「これと関係が無い、とは考えづラいよね」
獅龍: 「相手の正体か、狙われる理由あたりかな」
恭平: 「何も知らない一般人として神原恭平が立ち振る舞うなら。母上の純子さんに連絡するべきなんだけれど」
恭平: 「前述の理由で戸惑っているんだよな」
獅龍: 「伝えないといけない事なら早く伝えた方がいいかもしれないし………そうじゃない可能性もある、か」
恭平: 「一応な。状況が揃いすぎてるから言うけれど」
恭平: 「”鴉”の所為で悠美菜サンはショック受けて記憶損失してるんだと思う」
恭平: 「6割方は鴉本人…人か?まぁその辺りを目撃してるんだろう」
アルバート: 「ンー…」考えるように。
獅龍: 「相手に接触していた場合、最悪、利用されてる事も考えられるしね」
獅龍: 「FHは………この件に関係してないのかな」
恭平: 「まぁ…ね。FHの辺りも考えてみたけれど無いとも言い切れないね」
アルバート: 「其方の方も調べてみようカ」
獅龍: 「そうですね」
恭平: 「へいへい」溜息。
アルバート: 一応、FHがこの件に関して動いているのか、調べたいです。
恭平: 一応FHの動向とか調べられますか?本件について調査してるとか。
GM: 情報:UGNでどうぞ。
アルバート: では、コネを使用しまして。情報;UGN
 Dice アルバート: 3r10=4(4(2,4,3))= 4
アルバート: …4(ぁ
獅龍: 《ベーシックリサーチ》侵蝕率+2 46%
獅龍: <情報:UGN>コネ込(1回目)
 Dice 獅龍: 4r10+1=8(8(8,6,8,2))+1= 9
獅龍: <情報:UGN>コネ込(2回目)
 Dice 獅龍: 4r10+1=9(9(2,4,9,2))+1= 10
獅龍: ………10で
恭平: 《天性のひらめき》使っておきます。
 Dice 恭平: 3r8+0=2(2(2,2,1))+0= 2
恭平: (何) ※7
直: 嫌われてますね僕たち(何)
克巳: まいったねこりゃ(何)
アルバート: まいったね、どうも(ぁ
恭平: その事項を調べる事は死を意味する──神原恭平は直感で悟った!(何

 FH
 二人目の犠牲者である将太の護衛についていたものの、出し抜かれたらしい。
 主なメンバーは海道 直及び吉野谷 克巳。
 以上です。

恭平: 「……FH下手人という事実もちょっと減ったかな」
獅龍: 「向こうは向こうで大変、か…」
アルバート: 「まー…出し抜かれてFHが放置する訳無いよネ…」
獅龍: 「それは俺らもですけどね」苦笑しながら言い
恭平: 「FHも一枚でもないけれどね。ややこしくなるから話をシンプルにしよう」
恭平: 「これからまた生き残りの方に接触してお家事情を聞いて見る必要があるね」
恭平: 「大企業ともなれば。なんかあるんだろ。ドラマの見すぎかもしれんが」
アルバート: 「アポ取れると良いネ」
獅龍: 「そうだね…その女の子はどうする?連れて行くのも置いて行くのも危険は伴うと思うけど」
恭平: 「まぁ。その事で考えたけれど生き残ってるとおもう叔父さんに連絡してみようかと」
恭平: 「本人の希望だしねぇ。どちらか。もしくは二人ともついてきて欲しい所だけれど」
恭平: 「このまま置いておいても事態が進展しない気がしてねぇ」
アルバート: 「ん、それは構わないヨ?」ついてきて欲しいという言葉に。
獅龍: 「寧ろ有難い位で」
恭平: 「アポ取る理由にはなるでしょ。これで」
恭平: 「まぁ、最悪。FHが動いてるなら関係者の所に寄って来ると思う」
恭平: 「カウンターで締め上げて聞いてもらおう、という腹ではある」
恭平: 「そーそーうまくいくとは思ってませんが」ほへー、と溜息。
獅龍: 「過激だね」
アルバート: 「暗殺者の前に、FHとゴタゴタはしたくないネ」
GM: では、そのように話していると、
GM: 窓の外、フラフラしながら歩く悠美菜の姿が見られます。
恭平: 「勘定よろしゅ」
獅龍: 「?どうしたんだい?」
アルバート: 「ん、−…?」
恭平: 「当の本人が放浪中」鞄とって喫茶店の外に。悠美菜の姿を確認しておく。
獅龍: 「それは大変だ、すぐに追いつくから先に行って下さい」
獅龍: 勘定支払いに行く人(ぇ
恭平: 「おーい」声かけ。
悠美菜: 「行か…なくちゃ…。…神原…君…」
恭平: 「叔父さんの所だろ」
悠美菜: 「お願い…叔父さんに伝えなきゃ…いけないことが…」
恭平: 「俺も行くよ」
悠美菜: 「………え?」
恭平: へーい、タークシィーと手を上げて呼び出し。
GM: 運転手「ハイヨ。どちらまで?」
恭平: 「いやね。さっき警察の人来て。身元確認の話があるって」後ろの二人を指差して ※8
アルバート: 「ドもー」てくてくと歩きながら。支払いは年下の獅龍くんにお任せだ(ぁ
悠美菜: 「それは…後で話します…今は、おじさんのところに…」
恭平: 「菅谷 勘太って人のところまで。”葛城さーん”。住所どこだっけー」 悠美菜の手を引いて。
獅龍: 「あ〜うん、ちょっと待ってね」支払い終えて出て来てメモめくる
恭平: 「んじゃ悠美菜ねーさん、住所をお願い。運転手さん、えーと4人。支払いは今メモ捲ってる人で」
運転手: 「ハイヨ。ま、ここからなら20分もかからんねー」
獅龍: とっとと助手席へ
GM: タクシーは、一路企業ビルまで。
アルバート: 「…ン、じゃあ、僕は後部座席にっと」窓際の奥へ
恭平: 「問題、なしっと」



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直&“慈悲の一撃” 吉野谷 克巳/登場:不可

 登場Dice 克巳: 1d10+51=4(4)+51= 55
 登場Dice 直: 1d10+39=9(9)+39= 48

GM: あれから、指令を受けたあなた達は“raven”を追い続けていた。
克巳: 「FHかUGNか、それ以外か。それ以前に、どんな奴なのかもイマイチ分かっていないんだよな」
克巳: まいったなこりゃ、とがしがし頭を掻く。
GM: ちょっと整理しますが、
GM: 時間の動きとしてオープニング3→1→2と来て、オープニング2より一日が経過しています。
GM: 今まで調べた限りでは、あの後別の犠牲者が出たらしいというところまでわかりました。
直: 諒解です。では此方の認識として、護衛対象の知人がやはり殺された件(OP2)について、
直: 知っていると言うことでいいのですね?
GM: 兄弟であることはわかっています。普通に新聞に報じられているものなので。
直: 諒解しました。
GM: また、ミドル2で入った情報は“調査済み”と扱います。
克巳: 了解です(感謝〜)
克巳: となると、殺害された当人や家庭の事、怨恨説などを当たってみるのが早いか。
克巳: あとは“raven”と呼ばれる存在の追加情報収集と。
GM: その上で、調べたいことがあれば申告お願いします。
直: そうですね、吉野谷さんが上げたことを先ずは。その上で思いつけばまた追加します。
直: あと。OP2についてきっと護衛がついていたことも解ってるでしょうから、その護衛も一応探っておきましょうか。
直: (早い話がUGNの影を確定させたいって事ですが)
克巳: 身内で殺害された人物の他に、姿を見かけない者がいるか、とか。
直: 次の殺害対象になりうる人物も、解るなら見つけておきたいところですね。
克巳: まだ生きている兄弟姉妹は、勘太、純子となるんだよな。
GM: 菅谷家に関しては、情報:裏社会。
GM: “raven”に関しては、情報:FH
GM: 第三の事件(オープニング2)に関しては、情報:FH
GM: まずはこの辺りかな。関連する部分もありますし。
直: 諒解です。では順次行きます。
直: 菅谷家:裏社会 コネ・技能なし
 Dice 直: 3r10=7(7(1,7,1))= 7
直: 黒鳥:FH
 Dice 直: 3r10+1=8(8(4,2,8))+1= 9
直: 第3の事件:FH
 Dice 直: 3r10+1=9(9(4,8,9))+1= 10
直: うーん。振るわず。上から7,9,10
克巳: 菅谷家、裏社会。
 Dice 克巳: 1r10=2(2(2))= 2
克巳: “raven”、コネあり。
 Dice 克巳: 3r10+1=8(8(8,1,3))+1= 9
克巳: 第三の事件。コネあり。
 Dice 克巳: 3r10+1=16(10(10,10,2)+6(5,6))+1= 17
克巳: おっと。順に2、9、17。
直: おお。お兄さん凄いですね!
克巳: ハハハ伊達に会社の日経新聞読んでねぇよ(何)
GM: まあ、根本的にUGN側とは入る情報が違うので…。

 菅谷家(相違点のみ)
 現在、菅谷 純子は行方不明。娘(養子)の悠美菜も同じく行方不明。
 当主である兼六は死亡しているが、その遺言状はまだ公開されていない。
 が、遺産は少なくとも数千億からに上ると見られている。
 以上。

 “raven”
 数ヶ月前より出没しはじめた暗殺者。
 シンドロームはバロール/オルクス?(交戦記録による推定)
 以前はアメリカに出没していた。恰好などから同一人物と見られる。
 ただ、年齢性別等は不明である(常に全身を黒衣で覆っているため)
 以上。

 第三の事件
 被害者は、菅谷 文太。菅谷家の三男。
 UGNが護衛についていたものの、殺害される。
 殺害手段は鋭利な何かで心臓を抉られた模様。
 同室にいたオーヴァードも同様の手段で殺害。被害者達に若干の抵抗の様子あり。
 ただ、前二回の事件とは、微妙な相違点がある。
 P.S. 主だった護衛者は“葛城 獅龍”“アルバート=グランベル”など。
 以上です。

直: 微妙な相違点と言うのは、現状では解らないのですか?
克巳: 改めて1、2回目の事件も探ってみようか。
GM: 知覚或いは情報:FH。第三の事件での達成値がよかったので、こちらは低目。
直: 知覚の方が分があります。やってみましょう。
 Dice 直: 4r10+1=8(8(2,7,8,4))+1= 9
直: むぅ。9。
克巳: ではこちらは情報FHで。
 Dice 克巳: 3r10+1=9(9(9,3,6))+1= 10
克巳: 10。
GM: では、

 相違点
 被害者の傷口が違っている。
 それまでの事件では“切り裂かれたような”傷口だったが、今回は“抉られたような”傷口。
 “raven”の身長が若干違っている模様(3cmほど伸びている?)
 闘争経路のほとんどが、陸路(それまでは、空路がメイン)
 以上。

直: 確認しますが、僕たちの護衛対象の傷口は切り裂きの方で、UGNの対象がえぐり傷ということでいいのですよね。
GM: はい。第三の事件のみ、抉るような傷跡になっていました。
直: 「……ずいぶんと様子が違うみたいですね」覗き込む様に、吉野谷さんの集めたメモを眺め。
克巳: 「どう思う? 奴は同一人物じゃないという可能性もあるみたいだな」
克巳: 互いに調査結果を持ち合って、その辺の自販機前でヤンキー座りつつ。
直: 「そうですね、変化の方向性が同一人物とは言い難い処がある、様に思います」
克巳: 「こうなると、UGNにもちぃーとばかし話を訊ねてみるってのも、手か」
直: 言葉に瞬きをして。
直: 「──UGNも、護衛対象をやられたんですよね」
克巳: 「んだな。向こうも出し抜かれたって訳だ」
直: 「……だったら、いやがおうにも次の対象で会えるんじゃないですか?」
直: 言って、残り数名の名前を指先で叩く。
克巳: 「菅谷勘太──か」
直: 「餌の傍で待ち伏せする。……手っ取り早い方法ですよ」
直: 「──別に、菅谷家の残り面々を助けろ。と言う話ではないですから」ふい。と目を逸らし、そっけなく。
克巳: 「奴さんからの依頼があろうと無かろうと、汚名返上、先回りして手は打つだろうな」
克巳: そっけない態度に小さく首を傾げ。
克巳: 「そこまでボランティアしなくてもいいだろ」
克巳: 「莫大なカネを持ってるって話だ、必要ならいくらでも人員を雇うさ」
克巳: 「俺は、俺らの為だけに動けばいいってことだろ?」
直: 「……一番可能性が高い、この人のところ、行ってみましょう」
克巳: 「前の護衛の依頼料、結局お預け喰らってるしな」肩を竦める。
直: 「……此方からいくらか捻出してもいいですけど……」
克巳: 「それと、行方不明の菅谷純子と娘の悠美菜ってのも気に掛かる」
直: 「養子、らしいですね。その娘って人」
直: 「襲撃者がそれを知っていたとして、どういう手に出るでしょうね?」
克巳: 「──あのな? 何でお前から報酬貰わなきゃいけないんだ」伊達眼鏡のズレを指で直し。
克巳: 「相方から恵んで貰う程落ちぶれてるつもりはねーんだよ」
直: 「別依頼って事で処理して欲しいなら、ですよ」肩すくめ。
直: 「“お兄さん”がそれに頷く人だって思ってませんし」さて。と立ち上がり。
直: 「行ってみましょう」
克巳: 「これだから後ろ盾のある奴ってのは……」ぶつぶつと声にならない愚痴をひとりごち。
克巳: 「あとは、行方不明者そのものが襲撃者と関わりがあるかも知れないな」
克巳: 「カネが動くんだ、何だってやる輩もいるだろーな」
直: 「そうですね」とは、何に同意した言葉か曖昧に。
克巳: よっこらしょと立ち上がり、尻をはたいて。
克巳: 「んじゃ行くか。話の分かる連中ならラクなんだが」
直: 「……この方、“加速する守護者”だったら、人となりは知ってます」
直: 「まともにきちんと話をすれば、話の解る方のはずですよ」
克巳: 「ふぅん? だったら繋ぎを任せる。俺はカネにならない喧嘩はしない主義だからな」
直: では。と、理由を告げず。一歩先に歩を進める。
克巳: 深く気にせずに、小さな相方の後をゆっくりと歩いた。



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:可

 登場Dice 恭平: 1d10+54=2(2)+54= 56
 登場Dice アルバート: 1d10+46=10(10)+46= 56
 登場Dice 獅龍: 1d10+46=9(9)+46= 55

GM: タクシーが向かった場所は、一際高い商社ビルだった。
GM: すでに陽が傾き始めており、退社途中の人もチラホラ見られる。
悠美菜: 「…ありがとうございます…」
GM: 運転手に一言礼を言い、フラフラと、しかし迷わずビルへと歩を進める。
アルバート:  「…っト、此処かー」
恭平: 「どーしたもんかねぇ」悠美菜の後を追うようにてってけ移動。
悠美菜: 「大丈夫です…おじさんなら、まだ中にいるかと…」
悠美菜: 「神原さんも、ありがとうございました…。ここからは、一人でも大丈夫です…」
恭平: 「自分も見に行っちゃ駄目かねぇ」
GM: 一瞬、『エッ?』という顔をして振り向く。
悠美菜: 「ロビーまでなら、入っても大丈夫だと思いますが…」
恭平: 「神原さんちの恭平くんって庶民なんでしゃちょーって見た事ないんだよね」
恭平: 「後学の為に見て見たいねぇと。んじゃロビーまで」
アルバート: 「マー…そのままここではいさようなラ…ってのは難しいかな。その容態だト」ぼそりと
悠美菜: 「叔父さんは、会ってくださるかどうか…。気難しい方ですから…」
獅龍: 「不法侵入とか言われると困りますね」
GM: とまれ、悠美菜の言ったとおり、ロビーまでは入れますが、そこで受付に止められます。
GM: 悠美菜は顔を知られているようで、二言三言交わすと、中へ通されます。
恭平: 「んじゃお二人よろしく」
恭平: 自分はどっか、とロビーのソファに座る。
獅龍: 「宜しくって…でも、どうします?忍び込むってわけにもいかないでしょう」
アルバート: 「あぽ取れると楽だケドね…」さて、どうしたものか。
獅龍: 「普通のセールスマンには見えないと思いますよ」
恭平: 「自分と違って『保護して身元確認の為に同行して来た警察の二人』なんだぜ。一応」
獅龍: 「警察…ねぇ」
恭平: 「断る台詞としては『親族の再会に水を指すな、これは間違いなく姪の悠美菜だ!』ぐらいだろ」
恭平: 「警察として『直接お会いして書面にサインがいるんです』ぐらいで強引に押し通せばいんじゃね」 ※9
GM: そんなことを話していると、エレベーターからSPらしき男達を連れた体格のいい中年男性が降りてきました。
恭平: 「正直ばれると拙いけれど……とと」ソファーから腰を上げない。
獅龍: 悠美菜さんは一緒ですか?
GM: いえ、悠美菜の姿はありません。
獅龍: 了解です
GM: 彼は、貴方達の姿を認めると、やって来て礼をします。
勘太: 「君達が、悠美菜を助けてくれたそうだね。ありがとう、親族を代表して、礼を言わせて貰おう」
恭平: 「いいえ。こちらこそ」立ち上がって礼を。
獅龍: 「助けたのは彼です、我々は彼女の身辺の警護に使わされたものです」礼を返して
アルバート: 「そうイう事。どうやら、物騒な事になってルみたいだからね」
勘太: 「警護? フム…“あの事件”かね」
恭平: 「菅谷の事件の事を新聞で見まして。お嬢さんの警護に、と。勝手ながら、ですが」
恭平: 「ところで…お嬢さんは落ち着きましたか」
獅龍: 「その事件ですね」
勘太: 「そうか。しかし、君はまだ若い。無理はよくないぞ」
勘太: 「悠美菜なら、疲れが出たのだろう。部屋で休んでいるよ」
勘太: 「深刻なものではないそうなので、あとで病院まで送り届けるつもりだ」
恭平: 「若いからこそ出来る無鉄砲があると思ってます」切り返して
恭平: 「一応さきほどまで病院で治療を受けていました」
恭平: 「ここが病院の所在です。カルテなどはそこで受け取ってください」黒服にメモ渡して
勘太: 「無鉄砲で、あたら命を危険に晒す者でもないとは思うが…」
勘太: 「君達からは何も言わないのかね?」後ろにいる大人達に向かって。
獅龍: 「もしもの時は我々が盾になりますよ」
恭平: 「餅は餅屋、プロはプロに。酷く正論」
アルバート: 「…盾になる必要は無いとは思うけドね。“こういう事件”に関しては、ネ」恭平を見て
勘太: 「やれやれ…まあ、私も若い頃は無茶をした口だがね」言っても無駄っぽいと感じたらしい
恭平: 「というか無鉄砲といっても俺が自分から拳銃持って暗殺者と戦うようなシュチュエーションやる訳ではないですよ」
恭平: 「映画じゃあるまいし」苦笑して。
獅龍: 「それに今危ないのは彼よりも貴方です」
恭平: 「頼まれでも、もしくは──助けを求められない限りは」
勘太: 「ハハハ。悠美菜も危ないと言っていたがね、見ての通り、常にSPをつけている」
恭平: 「ま。ともかく。”そういう事”らしいですね」ソファに座りなおして。
勘太: 「それに、警察もバカではない。今は少々窮屈だが、そう長い間犯人を放置していないだろう」
獅龍: 「少しでも早く」そう言って頷いてから
獅龍: 「差し支え開ければどちらに向かわれるのか伺ってもよろしいですか?」
勘太: 「私かね? 私は悠美菜から話しを聞いて、君達に礼を言わねばと降りてきたのだよ。これからまだ仕事だ」
アルバート: 「―あ゛ー…」ぽりぽりと髪をかいて
恭平: 「ああ。不躾ながら質問を」
恭平: 「悠美菜さんはなんと言っておられましたか。貴方に会って」
勘太: 「ああ。『叔父さんは狙われている。黒衣の怪しい奴が言っていた』とか、そのような意味合いのことだったな」
アルバート: 「っ!?」表情を変える。
恭平: 「それだけでしたか」
勘太: 「ああ。少々支離滅裂ではあったが」
恭平: 「若さゆえの無鉄砲ついでに聞きます」
恭平: 「”今回の事件が起こった原因。何かご存知ですか”」ソファに座ったまま。
アルバート: 「……(血族は皆殺しだと思ったけど、彼女は殺してないのか)」
勘太: 「わからない。一番可能性が高いのは、父の死だろう。だが、そうなると犯人がわからなくなる」
勘太: 「警察に言わせれば、今最も怪しいのは“私”だそうだがな」苦笑を滲ませて
恭平: 「財産関係ですかね。大変ですね。社長としては」苦笑を返して。
勘太: 「こればかりは仕方あるまい。私も、兄弟を疑った」
恭平: 「純子さんと貴方、ですからね。警察としての容疑者は。失礼ついでの戯言です。これは」
恭平: 「後は誰か親族は?悠美菜さんは除いて」
勘太: 「その上、純子は行方不明だ。『もう殺したのだろう』とまで言われたよ」
勘太: 「把握している限りでは、私達は誰も子を持っていない。ただ、隠している可能性は捨て切れんな」
恭平: 「更にお家事情に首突っ込むみたいで悪いのですが」
恭平: 「純子さんと悠美菜さんの家族仲は悪くなかったのですかね」
勘太: 「そのような話は聞いていない」
勘太: 「だが、私達兄弟は、正直なところそれほど仲がいい訳ではなくてな。よく知らないというのが現状だ」
恭平: 「自分の身が落ち着いて」
恭平: 「最初に言った事が『叔父さんに知らせないといけない』だった。『母親』よりも先に。だけれど」
恭平: 「あんまりいい傾向じゃないかな」
勘太: 「なるほど。だが、悠美菜がそれを知った時、純子はすでに行方不明になっていたらしい」
恭平: 「すでに、か」
恭平: 「ともすると。財産関係とは切り離して考えた方がいいが…いや」
恭平: 「話の一端に入れておくべきか」顎に手をやり。
勘太: 「正直なところ、私は悠美菜が何を見聞きしたのか、はっきりとはわからない」
勘太: 「だが『叔父さん達が』とは言っていたな」
恭平: 「叔父さん達が」
勘太: 「さて、すっかり話し込んでしまったが、私も仕事に戻らねばならない。そろそろ失礼させてもらうよ」
恭平: 「”狙われる事を知っていた…?”」
恭平: 「ああ。そうですね。すいません。引き止めました」
勘太: 「まったく、今日は鴉がうるさいな…」
GM: そう呟くと、勘太はSPを連れて去っていきました。
獅龍: 鴉の言葉に反応して外を見る
恭平: 「…………二人、早急に出てあの人の護衛について。狙われてるよ」
獅龍: 「わかった、君は彼女の方頼む」そう言ってついて行こうかと
GM: それは普通に受付とガードマンに止められます。 ※10
アルバート: 「…ン…まあ、隠れてって事になるのかナァ」鴉という言葉で、黒い羽を思い出し
 登場Dice 克巳: 1d10+55=2(2)+55= 57
 登場Dice 直: 1d10+48=2(2)+48= 50
克巳: 「やー、どうも。そっちのが先だったかな」ひょっこりと姿を現す。
克巳: 「一応言っておくけど、俺らは“raven”ではないからな」
直: 「遠巻きの護衛でも、役に立たないってことは無いでしょう。……多分、ですけどね」
直: 追い返された様子を見て、青年の後ろから声。
獅龍: 「………FH側の護衛さんかな」追い返されてばつの悪そうにしながら
克巳: 「知ってるなら話が早いや。こっちの件と、そっちの件。ちょいと訊ねたい事があってな」
恭平: 「見た事ある奴と見た事無い奴の組み合わせだな。そこの面白コンビ」
アルバート: 「…君らモ追っているのかイ?」
克巳: 「年齢差があるだけで面白コンビ呼ばわりか」ハッ、短く笑って。
恭平: しょうがなくまたソファに座って。ええ。受付のおねーさんの目が怖い。
直: 「護衛ではなく、“ハンター”です」
直: 「UGNの貴方方には申し訳ないですが、僕たちは菅谷の生死はさほど重要ではありませんから」
アルバート: 「“ハンター”、ね」
獅龍: 「………ふ〜ん」
克巳: 「そだな。“raven”を仕留めるのが俺らの仕事」
直: 恭平さんには軽く会釈をしただけで。「ご一緒していいですか?」
獅龍: 面白く無さそうにして少し離れた場所で立ちっぱなし
恭平: 「年齢差?いや。雰囲気的に面白いんだよ。ノッポにーさん。まぁすわりなよ。俺の家じゃないけれどね!」
恭平: 「どぞどぞ。受付のねーさんの目線もそろそろ怖くなってきたが。気にせず話し込もうと思います。ロコの人」
直: 「単刀直入に。貴方方が今お話していた菅谷氏の親族を殺して回っている手合いの始末が、此方の目的です」
直: 失礼します。と一礼して。目線は合わせずに。
克巳: 「じゃあ座らせて貰うとするよ。あんたん家じゃなくてもさ」ソファにどっかと腰を下ろす。
恭平: 「気にすんな。社屋閉める時は皆まとめて追い出される。俺の家じゃないからな」
克巳: 「人目が気になるんだったら《ワーディング》すりゃいいじゃん」足を組む。
恭平: 「バッキャロウ。こういう場で人目を気にするからこそ人は磨かれ成長するんじゃないか。嫌な方向に」はふん。
獅龍: 「あ〜うん、話進めようね、いがみ合うのはわかるけどさ」
克巳: 「勝手に喋ってるのはそっちだろ。俺はカネにならない喧嘩は売らないし買わない主義なのさ」
直: 「──そこで、貴方方とブッキングしたと聞きまして。“加速する守護者”」
直: 離れたところに立つ青年を、肩越しに見る。
獅龍: 「俺?」ちょっと面食らった感じ
直: 「癖のある黒巣UGNの面々でも、貴方は話の解る方だ。って認識してますので」微かに笑う。 ※11
獅龍: 「褒められてるんだかなんだかよくわからないけど…取り合えず、今のところ利害は一致してるってわけね」
直: 「……褒めてるつもりだったんですけど」こく、と首をかしげ。
獅龍: 「そ、それはどうも」困った様にお礼を返す
恭平: 「ん。といってもだな」
恭平: 「UGNの面々もあまり護衛対象の生死には関係ないんじゃないかな。正直言って」
克巳: 「“これから”を用心してる訳だろ、そちらさんは」
恭平: 「そこのロコの助が言った様にUGNも今回考える骨組みはあんまり変わってない」
恭平: 「下手人の所在だ。理由。行動原理。この辺りに尽きる」
恭平: 「護衛対象に張り付いてみたら下手人が襲ってくるから張って置こうかぐらいダロ」
直: 「そうですね」
直: 「…………なんか呼び方変ですね、恭平さん」初めて名前を呼び、苦笑しつつも。
恭平: 「さぁね。おかしいと思うなら目線ぐらい合わせような。海道クン」
直: 「すみません」と口中では謝罪しつつ。
克巳: 「んで、菅谷健太、将太、文太の三人が今のところ被害者だってな。そちらは文太、こちらは将太」
克巳: 「……“raven”ってのが犯人と見ているのは共通だが、やり口の違いってのは気付いてるか?」
克巳: UGNの大人面子に問い掛ける。
アルバート: 「……”同じ”ジャないのかい?」
克巳: 「いいや」首を横に振る。
獅龍: 「何かに抉られたようにして殺されてた…んじゃないのか?」
克巳: 「切り傷だな。あと、奴は飛んで逃げたか?」
恭平: 「ふぅん」別段現場にいたわけでないので感慨無しに。
獅龍: 「飛んで?…どうだろう、窓を突き破っては来てたけど…どうでしたっけ?」
アルバート: 「……ンー」あの時現場を調べたとき、逃走の痕跡があったか思い出せる?>GM
GM: 庭には足跡がありましたが、その後は追えていませんね。
克巳: 「こちらは足跡さえ残さなかった」眼鏡に埃が。外して拭きつつ。
アルバート: 「…途中まで地上ヲ逃げてった…はず」
克巳: 「ふーん。姿格好は似ているが、やり口は少し違うんだな」
獅龍: 「………一人目の時は…どうだったんだ?」
克巳: 「このくらいなら話してもいいか」“raven”と第三の事件+相違点を伝えます。
克巳: (先程のシーンでFH組が得た情報ですな)
獅龍: 「俺達が護衛してたときだけ、違う…なんで…」
恭平: 「やり方が違う。それが単にやり方を変えただけなのか。そもそものやり方が異なるのかはこれまた違う」
アルバート: 「…手口を変えた…とハ、考えヅらいか」顎に手を当てて。
克巳: 「情報によれば“raven”てのはアメリカでも活動してたってーな」
克巳: 「もしかすると第三の事件は模倣犯の仕業かもな」
恭平: 「極端な話で言えば別口だろ」
直: 「ほんの少しではありますが、体格の違いもありましたから」
獅龍: 「そうすると、1つ目2つ目と、3つ目では目的も違うかもしれない?」
直: 「完全に違うかどうかは解りませんが、そういう可能性もある、かもしれませんね」
恭平: 「かもしれない、ねぇ」
アルバート: 「ふム…」
獅龍: 「当の殺された本人でさえ、同じ人間に殺されると思っていたっぽいのに」
恭平: 「ただ一つ言えるのはFHの犯行の可能性が少し減った、とも言える。あんたらが直接出向いてきたからね」
直: 「それを言うなら」顔を上げて
直: 「此方こそUGNも可能性もあるかもしれない、と言うことですよ。恭平さん」
獅龍: その台詞には顰め面
恭平: 「だから否定もしない。その辺りで共同戦線でも張れるだろ。鴉退治には人手いるだろ。今なら安いよ」
直: 「……そうですね」
恭平: 「予想では残るは勘太・行方不明の純子・悠美菜の三人」
恭平: 「一応そのうちの二人が死亡確認されたら莫大な財産が渡る事になる。遺言状は御座いませんが」
獅龍: 「遺言状…」
恭平: 「事の発端は祖父様の死亡にも関係するんだろうけれど」
恭平: 「純子の娘の悠美菜が“raven”本人を見ているか、痕跡を確認している」
恭平: 「どうあっても最後に始末されるだろうね。犯人がいるならば、だけれど」
アルバート: 「…ンー…」あくまで想像の域で情報が足りないか
克巳: 「共同戦線ってのはアリだよな。そっちでも菅谷さん一族を各々洗ってくれるとありがたいんだけどな」
恭平: 「それはもう。葛城さんならやってくれる!」責任転嫁。
克巳: 「じゃあ葛城さんよろしく」
直: こく。と頷き。見て。
獅龍: 「あんまり得意は言えないけどね……」苦笑しながら
アルバート: 「頼りにされてマすね、葛城さん」
獅龍: 「あれ?あれ?あれ?」なんでだと言う顔
克巳: 「つか、なんで悠美菜ってのがまだ生きているのやら」
克巳: 俺はそっちが不思議だねーと、上体をソファに預けて大きく反らす。
恭平: 「まぁ今は顔合わせと思いねぇ。ファルスハーツ事業団の皆さん」
恭平: 「ふむ。何でだと思う。そこのカッコイイにーさん」ずびし。
克巳: 「必要があって生かしておいた。あるいは犯人そのもの。此の二点のうちどちらかだろ」
克巳: 「殺せませんでしたーなんていううっかりさんは除外。ぶっちゃけていえば、そこまでしか分からないな」
克巳: 「できれば悠美菜ってのを見張っておきたかったというのもあるけど」奥を見やりつつ。
恭平: 「あまりに正論過ぎて言葉も無いねぇ。状況判断だけだと後者しかないんだが。あまりにアレだろ」
克巳: 「金銭絡みか怨恨説か。あるいは両方か。これも不明だな」
恭平: 「ハハハ。妙齢の女性の寝顔を見張る仕事って言うのも浪漫過ぎるだろう。お前さん」奥を見やりつつ。
克巳: 「あー……」妙齢の女性の寝顔とか言われて、なんかヤな事思いだした。つい顔を顰める(何)
恭平: 「まー。出せる推論はこの辺ぐらいだね。とりあえずは」
直: 「事実なんて解ってしまうとあっけないものですけどね……ところで」
直: 「その悠美奈さん、って、どんな傷を負っていたんですか?」
恭平: 「外傷無し」奥を。見やりつつ。
直: 「────……そうですか」
恭平: 「一過性の記憶喪失らしい」
克巳: 「あのさ。外傷を付けられて無かったのか? それとも外傷を付けられたけど治った、のか?」
恭平: 「それは後者だろ。推論だが」
克巳: 「ってことはオーヴァードか?」逸らせていた体を前のめりに。
恭平: 「さて。そこで、なんだが」
アルバート: 「…ん?」
恭平: 「既に行方不明になっていた純子の娘の悠美奈は。俺に保護されるまで捜索願出てなかったらしい」
恭平: 「俺が怨恨鴉なら二人ともいる時に狙うね」
恭平: 「案外、母親ともども狙われた時に覚醒したんじゃないかと砂上の楼閣的推論を打ち立ててみる」
恭平: 「更にいえば。行方不明になった、というのも」
克巳: 「ふーん」乗り出していた体を元に戻す。
恭平: 「純子自体が変わっていなくなった、とも推論づけられる」
獅龍: 「母親ともども狙われて覚醒、兄弟の誰かが犯人だと踏んで狙ってる?」
恭平: 「当座は鴉=悠美奈は無いな。狙う相手を助言する理由が無い」
アルバート: 「…ンー。」てくてくと、入り口の方へ歩く。
恭平: 「隠し子関連がはいると手詰まり。恭平呟き終了」
GM: では、そうこう話していると、エレベーターが下りてきます。
克巳: 「──残念ながら推測はしても確定要素は無いってか」
GM: 出て来たのは、悠美菜。人が増えていることに驚きつつも、会釈をします。
悠美菜: 「あ…お待たせしてしまいましたか? すいません、先に戻っていただいてもよかったのですが…」
恭平: 「この人が菅谷 悠美奈さんです」
克巳: 「どうも」居住まいを少しだけ正し、軽く頭を下げる。
恭平: 「まぁそういうわけにも行きませんで。で。もう話はいいんですかね」
直: 合わせ、此方も無言で一礼。
アルバート: 「ンー、大丈夫なのかイ?」懐から取り出した煙草をしまい戻る。
悠美菜: 「はい…実は、話した後、倒れてしまったようでして…しばらく休ませていただいてたのです…」
GM: では、ここでシーンにいる全員知覚判定をお願いします。
直: 知覚……
 Dice 克巳: 3r10=5(5(4,5,2))= 5
克巳: 5。
 Dice 直: 4r10+1=7(7(6,7,5,7))+1= 8
直: 8です。
 Dice 獅龍: 7r10=19(10(10,6,1,10,4,9,6)+9(9,5))= 19
獅龍: 19で
直: 流石ですね……!
獅龍: 【感覚】だけ(笑)
 Dice アルバート: 6r10=19(10(10,10,8,1,6,3)+9(8,9))= 19
アルバート: 19で。(こそ
 Dice 恭平: 3r10+1=7(7(1,7,2))+1= 8
恭平: 8で。
GM: では、8以上の方、銃声と悲鳴が聞こえたような気がしました。12以上の方は、大体の距離もわかります。
GM: ビル内部の上の方ですね。
克巳: この娘っ子さんがねぇ…まじまじと見て気がつかない(何)
獅龍: すぐに駆けだします、静止なんて無視
直: ついていきます。吉野谷さんの袖引っつかんで(何)
アルバート: 「―君は残ってなさイな」恭平クンに一言言って
恭平: 「了解」
克巳: 「あ、おい?」何だよと、腰を浮かせた所で袖を掴まれて。
直: 「……本命かもしれません」
悠美菜: 「? どうしました? そっちは社員用エレベーター…」
克巳: 直に引かれて善光寺──もとい、何かがあると思しき所へ。
直: 暗に、悠美菜はどうでもいいだろう。と言う思いで。
アルバート: 「――…。」後を追うよ。獅龍君の。
獅龍: 銃声聞こえたのはエレベーターの中なんですか?
GM: ずっと上っぽいですね。
GM: エレベータ以内の案内表示と照らし合わせると、社長室が一番可能性が高いと推察できます。
獅龍: 了解です
恭平: こちらは悠美奈の傍にいます。
GM: エレベーターの速度が、いやに遅く感じる。
GM: そして―――



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“表裏一体の執行者” アルバート=グランベル/登場:可

 登場Dice 獅龍: 1d10+55=6(6)+55= 61
 登場Dice アルバート: 1d10+56=7(7)+56= 63

GM: 悲鳴を聞きつけ、慌てて駆けつけた貴方達。 ※12
GM: その眼前で、勘太は無残に胸を貫かれました。
勘太: 「ガ…フッ…」
GM: 血を吐いて倒れる勘太。明らかな致命傷です。
獅龍: 「くそ!」
GM: そして、返り血を浴びながら、肩を震わせる黒衣。
獅龍: 「動くな!」とか、無駄な事言いながら銃を構えよう
アルバート: 「――…当たって欲しくない予感ダッたね」両袖からパーツを取り出し素早く組み合わせる。
 登場Dice 直: 1d10+50=6(6)+50= 56
 登場Dice 克巳: 1d10+57=3(3)+57= 60
直: 遅れて、拳銃を構えた青年の背後より此方も戦闘態勢に入りつつ。
直: 「……先日の“奴”とは、手口が違う」
克巳: 「多勢に無勢じゃないかな。これからどうするつもりだ?」一人まだポケットに手を突っこんだままで。
黒鳥: 『…どうもしない』
克巳: 「うお喋った」
獅龍: 「何処に驚いてるんですか…」
直: 声から性別は判断つきますか?
GM: かなりくぐもった声で、年齢性別等は判然としません。
黒鳥: 『目的は果たした。ここに用は無い…』
克巳: 窓から逃げられるのも困るので、部屋に入って隅を回って窓側に移動してみよう。
GM: そちらのあらゆる動きを無視し、割られた窓へと悠然と歩いていきます。
アルバート: 「逃がさない、ヨっと」推測した移動経路を遮断するように動く。
直: 「逃がしません」此方も、UGN側と挟み込む形で回り込み。
克巳: 「アメリカに帰る前に、日本でケン○ッキーになっていくってのはどうだ?」
克巳: 「和風が好みなら串焼きの鳥でもいいってな!」言い様、腕を伸ばして貫きにかかる。 ※13
GM: ゆらりとした動きで、身をかわす。
克巳: 「……こりゃまた掴み所の無いこって」腕を戻して。
GM: 正直、あまり鋭い動きに見えませんね。
GM: と、そこへ…。
GM: この場にいる皆さん、知覚判定お願いします。
 Dice 克巳: 3r10=6(6(2,2,6))= 6
 Dice 直: 4r10+1=8(8(8,6,1,6))+1= 9
直: 9ばっかり……
 Dice アルバート: 7r10=6(6(1,6,4,2,4,3,4))= 6
 Dice 獅龍: 7r10=13(10(1,2,2,6,4,10,3)+3(3))= 13
GM: 「キャーッ!!?」という悲鳴と、何かを落とすような音が、ドアの方から響きます。
GM: どうやら、飲み物を運びに来た秘書が、現場の惨状を知らずに来てしまったようです。
GM: ということで、今の判定で7以下の人は、咄嗟にそちらを見てしまいます。
アルバート: 「っと」ならそっち振り向く。
直: では此方はセーフ。黒鳥にポイントしたまま不穏な動きがあれば即座に撃ちます。
克巳: 見てしまったものはしょうがない。舌打ちしつつ《ワーディング》を張ろう。
獅龍: 「しまった!」ばっちり見とれる(爽)
直: 獅龍さん気を取られてないのに!(笑)
獅龍: ………あれ?以下?(汗)
克巳: 獅龍さん逆ですよ(笑)
GM: そして、その隙に黒鳥は窓から飛び出そうとしまう。
直: それは撃つ。
GM: 命中だけ振ってみてください。
直: オウガバトル使用で。侵食は59%
 Dice 直: 4r8+4=16(10(9,10,7,5)+6(6,1))+4= 20
直: 20。
GM: では、背後から撃たれ、黒鳥は血飛沫を舞い上げます。
黒鳥: 『…ククク…フハハハハハハッ!!』
直: 「逃がさない。そう言いました。……此処で朽ちて行くがいいです」再度、油断無く構えつつ。
GM: そして、笑いながら、窓から下へ―――。
直: 窓に寄って落下点若しくは行き先。届くなら追い討ちをかけますが。
克巳: 「くそっ、逃がすか!」駆け寄り、直を押し退けて窓から下を見下ろす。此処って何階ですか?
GM: 窓から下を見下ろすと、黒い染みっぽいのが見えますね。
GM: 40階くらいなので、はっきりとした形はわかりませんが。
克巳: それは流石に飛び降りたくないな(何)
直: 厳しいですね……そしてダイスボーナスを忘れた罠(何)
克巳: 仕方がない。俺は急いで1階に下りることにしよう。肉体労働者だし(何)
直: 黒い染みが動く気配があるなら、上から逐次お兄さんには行き先を伝えます。
GM: ここからじゃはっきりわかりませんが、ピクリとも動く気配がありません。
克巳: 「ここは任せた! 関係書類とか探っておいてくれ、あと秘書も何とかしてくれ!」 ※14
直: 「解りました。……今はまだ動く気配がありません。なるべく、急いで……」
アルバート: 「獅龍さん、俺モ下行きましょうか?」
獅龍: 「お願いします、途中で神原くんに連絡してみて下さい」
獅龍: 言いながら自分は死体見に行こうかと
直: 下に見知った気配が到着したのを確認したなら、僕も部屋の内部を探ろうと思います。
GM: 死体は、勘太のものと、SPのものが。両方とも、心臓を抉られています。
アルバート: 「―じゃ、電話掛けてみるヨ」携帯を取り出して、勘太の脈とか調べつつ、恭平君に電話を。
GM: だいぶ抵抗したようで、部屋は荒れています。
アルバート: ちなみにSPは下で会ったときに見た?
アルバート: 欠けているのは居ない、ですね?
GM: はい。いません。
獅龍: 秘書は隣の部屋に運んで寝かせておくです
GM: あと、部屋の惨状で気になったのは、窓は内から外に向かって割られたようです。
 登場Dice 恭平: 1d10+56=10(10)+56= 66
恭平: 『どした?』
アルバート: 失礼。勘太の死亡確認した後、そのまま下に行きます。「やー、今黒鳥が下に落下した」簡潔に
アルバート: 「…確認お願いしたいんダけど、色々ト」
恭平: 『了解』
GM: では、順番に片付けましょう。
GM: まず、上に残った方。何か調べておきたいことがあれば。
直: そうですね。ちょっとまとめさせてください。
直: 勘太とSPの遺体は、抉り傷。現状で先ほど見た面々に、欠けはなし。
獅龍: それぞれの死体と、入って来た窓は調べます、後、家探ししたい
直: 気になるのは、進入が窓とは考え難いこと。理由として、窓の割れ方が外からではなく、内側から。
直: そして、被害者には抵抗の跡がある。
直: 現状、はっきり解っているのは以上ですね?
GM: まず死体ですが、傷口の特徴が、葛城から見れば以前と同じです。
GM: が、海道から見れば、前回と違います。
GM: そして、進入経路は窓からではなさそうです。おそらくは、ドアから入ってきました。
直: ドアにはこじ開けた様子といいますか、無理に入ってきたような様子は無いでしょうか?
GM: 特にその様子は無いですね。
GM: あと、部屋の様子ですが、普通に仕事をしていたようで、事件に関係しそうなものはありませんでした。
直: 窓はどのような理由で割れた様子ですかね。
直: 高層ビルの窓ともなると、おいそれと物が当たっただけで簡単に割れるものではないと思いますけど。
GM: 非常に硬く鋭い物をぶつけたと考えられます。黒鳥が意図的に割ったと見て間違いないでしょう。
直: ……逃走経路の確保かな。先ほど逃げようとしたのも、窓からですからね。
直: まぁ、僕たちがドアから入っていたので其方へ。という理由ももちろんあるでしょうが。
GM: まあ、他に無いならカメラを下へ移します。
直: 後もうひとつ。
獅龍: 「さっきの動きと言い、忽然と消える手口と言い…従者なのか?」
獅龍: 「でも、途中で手口が変わった理由にはならないな…」
直: 人的被害の他に、部屋の内部で窓以外に故意に荒らされていた形跡はありますか?
GM: ありませんね。
直: 諒解です。
直: 「従者なら、体液、という証拠が残ったりもしますけどね……何か、気になることはありますか、葛城さん」
獅龍: あっと、秘書の所通らないでここには入れると言う事で良いです?
GM: この階の別室にいたのでしょう。目に付かないように移動するのは難しくないです。
獅龍: 了解です
獅龍: 「ドアから堂々と入ったのなら……神原君は彼女と一緒なのかな」
直: 「彼女、ですか?」
直: 言葉に答えるよう、初めて、最後まで居合わせた人物を眺め見て。
獅龍: 「《ワーディング》は張ってなかった、でも堂々と入って来てる………だから、ね」
直: 「……後でご本人に直接訊いてみては如何ですか」
直: 言って、再度窓に寄り、視線を下に投げる。……そろそろ向こうも着いた頃だろうか。
獅龍: 「うん、まぁオーヴァードであるなら意味はないかも知れないんだけど………」つられて外みます
GM: では、カメラは下へ移る。
GM: 特に問題ないようなら、悠美菜は疲れて寝ていると扱います。
獅龍: 了解です
GM: 黒鳥は幸い、人通りの無い方へ落ちたようで、騒ぎは起きていません。
GM: ただ、あの高さから落下したので、ほとんど原形は止めていません。
恭平: では受付の人に疲れが出た悠美菜を任せて。黒鳥?の様子を見に行く。
克巳: 「やれやれ、これじゃあどうしようも無い、か…」
克巳: 改めて下でワーディングを張り、その中を悠然と歩いて血溜まりのところへと。
恭平: 「どうしたものやら」《ワーディング》を感知してそちらの方に。
克巳: 人の原型は止めていない。遺留品と呼べる物も無さそうかな?
GM: では、その黒鳥ですが、背丈が以前見たのとかなり違うように感じられます。
GM: 遺留品等も多数あり、身元を調べるのは簡単そうですね。
克巳: 「どうしたもこうしたも。此処の社長が殺られて、犯人は……ここ」指を指す。
恭平: 「遺留品確保。身元を調べよう」
アルバート: 「…ト。様子はどうだイ?」遅れて
克巳: 遺留品と思しき物をそっと摘み上げ、掛けられた声へと振り向く。
GM: 免許書や社員所の入った財布がありますね。
恭平: 「”容疑者”は更にいなくなった。悲しいもんだがね」
アルバート: 「…あっけナさすぎるね、驚くほど。」色々と黒鳥(仮)の身体を調べてみる。
克巳: 「悲しいね、呆気なさ過ぎて。これで報酬貰えるんだったらそれでも構わないけどな」
恭平: 「棚から牡丹餅は期待すんな。まだ続く」
克巳: ちなみに、内側から割られたガラスもこの辺に落ちているんですよね?
GM: ガラスは散らばってますが、おおよそここに落ちています。
克巳: 「……ふん。外から割られたんじゃないのか」足下に飛び散っている砕けたガラスを軽く足で突く。
恭平: 「レネゲイド、が関与しているのは判る。だがなんだ。正直気味が悪すぎる」
克巳: 此処から上を見上げる。40階上の社長室の窓を。
克巳: 「……不可解だな」
克巳: 「招き入れた? …何かを?」ぶつぶつと呟いて、周辺を見渡す。
克巳: 顎に手をやり、思案。そういえば…と、周囲を改めて見回す。鴉の姿って見受けられますか?
GM: “鴉”の姿はありませんね。部屋に入ったときは、肩にとまっていたのは覚えていますが。
克巳: 「“今日は鴉がうるさい”」
恭平: 「言ってたな」
アルバート: 「ンー…。なぁ”raven”って、推定で…オルクスだっけ。シンドローム」
克巳: 「俺らの調べでは、“推定”バロール/オルクスだ」
克巳: 黒鳥の身体を調べている20代半ばを自称している人物に声を掛ける。
克巳: 「──おーい、おっさん。ソイツの身元、何か分かったか?」
アルバート: 「お・ニイ・さん?おーけー?」
克巳: 「はいはいにーさんにーさん。で、身元が分かったんなら裏を取ってくれるかな?」
アルバート: 身元はどんな感じでしょうか
GM: この会社の社員ですね。名前から住所からすべてわかります。
アルバート: 「…此処の会社員みたいだね」
恭平: 「…………………………」
GM: まあ、この場で裏を取るなら、情報:警察で振ってみてください。
アルバート: 「…分かったヨ」ぴっ、と携帯を取り出して
 Dice アルバート: 2r10=8(8(2,8))= 8
GM: 裏は取れます。ここの社員に間違いありません。
GM: が、他の事件では『同僚と飲みに行っていた』『会社に残って会議に出ていた』等、
GM: 多数の証言が得られるアリバイがあります。
克巳: ポケットに手を突っこみ直して、ふと。
克巳: 「俺的にはバロールとかオルクスとかいう奴らってのは」
克巳: 「逃亡エフェクトくらい持ってるものだっていう頭があるんだよな」
恭平: 「そうだろうな」
克巳: 「それがこんな粗末な終わらせ方をされちゃー、どうしても勘ぐってしまうもんだ」
アルバート: 「…後者の方はソレだけじゃ、無い気がすル」
克巳: 「これはつまり、あれだろ。少年?」恭平に説明を求める。
恭平: 「”操作”だな」
克巳: 小さく頷く。
恭平: 「粗末といったが。別に粗末でもない。その場限りの使い捨てなんだから。粗末にされた方は叶わんな」
アルバート: …OVである可能性とかは調べられます?
GM: なし。念入りに裏を取りましたが、彼がオーヴァードである可能性は0です。
アルバート: 「…確認終了。そこの“彼”は、オーヴァードじゃ無イ…つまり」
恭平: 「鴉を端末とするオーヴァード。状況的に適した人間…護衛とかだな、を操作して対象を殺害する」
恭平: 「護衛を集めれば集めるほど。危険性が増す、と考えてもいいかな。やり口は」
克巳: 斜めに空を見上げる。
克巳: 「菅谷健太、将太、文太、勘太…“叔父さん達”はこれで全員死んだって事になるのか」
恭平: 「そうなるね」
克巳: 「そいつらの親父、兼六ってのは、どんな死に方をしたんだろうな。遺言が公開されるのは何時だ?」
恭平: 「残るは行方不明の”純子”、悠美菜か」
克巳: 「悠美菜って子は何処に置いてきたんだ?」そういえば姿が見えない事に気がついて、ふと。
アルバート: 「―まあ、実質確認されているのは、悠美菜ダケだね」
恭平: 「遺言状が無いんだっけな。…ああ。受付に預けてきた」
GM: まあ、兼六の死に関しては、事件性は無いですね。いい加減歳でしたし。
GM: 遺言状は、現在弁護士が預かっていますが、子供達が相次いで災禍に見舞われているので、
GM: 混乱してそれどころでは無いといった感じです。
GM: 分配も変わりますし、公開は相当遅れると考えられますね。
克巳: なるほど。
克巳: 「遺産は少なくとも数千億以上…UGNだろうとFHセルだろうと、そりゃ欲しがるわな」
恭平: 「ああ。まぁ俺でも欲しいわな。ゴメン嘘」
克巳: 「俺は欲しいけどな」
恭平: 「ストレートな欲望ありがとう。この空想成金め」
直: 「普通の反応だと思いますけどね」二人の言葉に重ねるように、背後から声。
克巳: さらっと口走って、視線を出入り口へと。
アルバート: 「まあ、そういう欲はアルわな。無理だと分かってる上で」
克巳: 「そっちはどうだった? こっちはデコイだな」
獅龍: 「秘書さんは隣に寝かせてきました、手口は俺らが警護に当たった時と同じようです、そちらは」
恭平: 「こちらはデコイ」繰り返す。
アルバート: 「デコイというか、どうも“操作”されたらしイ気配濃厚」
獅龍: 「操作…」死体見ながら渋い表情
直: ぺこ。と一礼して。「現状、特別な何かは見当たりませんでした」
克巳: 「なあ、恭平って言ったよな、あんた?」
克巳: 「悠美菜を唆せば、遺産の何割かくらい貰えるんじゃないか?」
克巳: 「記憶喪失の彼女を介抱したっていうんだ。望めば少しは分けてくれるかもしれないぜ」
克巳: 軽く口の端を上げて笑う。澄ましていた顔が崩れ、僅かに茶目っ気を覗かせ。
恭平: 「積みゲー生活はしたくねぇんだ。俺」ふふん、と口元で。
克巳: 「だろうな。あんたも割と貧乏性に見える」笑って。
恭平: 「まぁ。神原さんちの坊ちゃん、今日もヒモ生活ですわよ、ひそひそひそひそ、とか
恭平: 「この海道とかに電信柱の影から言われるんだぜ。たまったもんじゃねぇ」
克巳: 「遺産でなければ、情報だな。何か他にも知っていて言っていない事がありそうだ」
恭平: 「ああ。克己にーさん。それはそうだねぇ」
克巳: 「俺らが彼女をつつくのは野暮な話だからな。んじゃ、そういう事で任せる」
恭平: 「ほいほい。隅から異議あり!とか言って欲しいもんだ。俺的に」
克巳: すちゃっと手を上げて、直の手首を掴んで。
直: 「……?」掴まれた腕に面くらい、見上げる位置への視線。
克巳: 「あとは恭平が何とかしてくれるってさ。俺らは暫く待機だ、電信柱から覗いて見てろって、さ」
アルバート: 「サて。…此処をこのままにしておくわけには行かないから…呼ぶヨ?」
アルバート: 処理を任せるつもりだと、暗に含んで、獅龍んを見る。
恭平: 「そちらは任せた」
直: 「──そうですか」
獅龍: 「そうですね…大勢で押し掛けるべきでも無いでしょうし」
克巳: 笑って、今度は逆に直の手を掴んだまま、この場から離れる。
直: 促されるままついていきます。
アルバート: 「…ン、了解ー」ぴっ、と支部に連絡。
獅龍: 「俺達はもう少しここに居るから、彼女の所に行ってもらっても良いかな?」恭平君へ確認
恭平: 「ん」
獅龍: 「お願いね」
恭平: 「いいけれど。最悪俺の血だまり一つ増えるかもしれないから」
恭平: 「警戒ぐらいはしておいた方がいいかも知れないね」
恭平: 「じゃ」しゅた、と手を上げて退場。
アルバート: 「…(ぴっ)よろしクー」軽く手を振り
獅龍: 「アルバートさん、処理班が来たら俺達も行きましょうか」
アルバート: 「ン、そうだネ」最後に落ちてきた40階上の窓を見て。
アルバート: …ああ。そうだ。その会社員は何か持ってるというか、凶器はあった?
GM: いいえ。凶器は特にありません。
アルバート: 上で見たときは何に貫かれているように見えました・・・?
GM: 『非常に尖った何か』としかわかりませんね。



 Middle Phase-06
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:可

 登場Dice 恭平: 1d10+66=2(2)+66= 68

GM: あの後、悠美菜を連れて病院まで戻ってきました。
GM: ベッドに寝かせて間もなく、目を覚ましたようです。
悠美菜: 「…ここは…?」
恭平: 「おはようございます。何だこの台詞」
恭平: 「病院だよ。疲れが出たんだねえ」パイプ椅子を出してきて。座る。
悠美菜: 「そうですか…あのまま、眠ってしまったんですね…」
恭平: 「菅谷勘太のオフィスまで行って帰ってきたんだよ」確認するように。ゆっくりと。
悠美菜: 「ごめんなさい…また、御迷惑をおかけしてしまったようで…」
恭平: 「”叔父さん”にはこれで伝えた事になる。ご苦労さん」
悠美菜: 「はい…。叔父さん…何事も無ければいいのですけど…」
恭平: 「”大怪我したらしい”。あの出向いた当日な」
悠美菜: 「…えっ? それじゃあ、今は…?」
恭平: 「面会謝絶だね。”身内も含めてね”」
悠美菜: 「…そう…ですか…」
恭平: がらがらと椅子を引いて。
恭平: 「さて。幾つか聞く事がある。答えてもらおうかな」
悠美菜: 「なんでしょう…?」
恭平: 「純子さんはどうされた?」
恭平: 「なんで叔父さんに忠告しようとした?」
恭平: 「なんで下手人を知っているんだい?」
悠美菜: 「義母は、数日前急にいなくなりまして…」
恭平: 「なんで路地に別段怪我無しでいたんだい?」はふーんと息を吐いて。
恭平: 「”なんで?”」
悠美菜: 「それで、探し回っていた時に、話しているのを聞いたんです…」
悠美菜: 「黒衣と誰かが、『叔父さん達を殺す』って…」
悠美菜: 「それで、叔父さん達に伝えなくちゃって思って…その後は…」そう言って首を横に振る
恭平: 「ふむ。するとなんだ。その間に急に襲われて気を失った、そういう事になるよな」
悠美菜: 「多分…」
恭平: 「”なんで”殺さなかったんかね」
恭平: 「菅谷家の有力者全員狙ってるんでしょ。なんかその黒っぽい人」
悠美菜: 「それは、私には…」わからないと首を振る
恭平: 「遺産関連なら後継人の君にもちょっかいだしてきてもいいんじゃないの。現に出したけれど」
恭平: 「ん。わからない。ならこの話題は捨てる」捨てる。
恭平: 「実際、ね。自分に1000億とか大金手に入ったら嬉しいかね。悠美菜ねーさん」
恭平: 「身内の不幸。我が身の不幸。ひっくるめての財産だ。どう思う」
悠美菜: 「…わかりません。そこまでの大きなお金だと、実感は沸きませんし…」
悠美菜: 「それに私は、義母のおかげで不自由ない暮らしをおくらせて貰っていましたから…」
恭平: 「質問ですらないよ。感想、だ。そうか。そうだな」
悠美菜: 「ただ…私は、実感の沸かないお金よりは、家族がいてくれた方が…嬉しいです」
恭平: 「でもその事実もありえなくもない現実となるかもしれない。今はね」
恭平: 「家族仲は悪くなかったんだねぇ。親族間はわからないけれど」
悠美菜: 「義母と叔父さん達は、仲がいいとは言えなかったかもしれませんが…私は、よくして貰いました…」
悠美菜: 「皆さん、自分の子供をお持ちでありませんでしたし…」
恭平: 「なるほどね」
恭平: 「話ついでに聞いて見るかな。なんで母親は養子として引き取ったんかね。特別な理由でもあるのかね」
悠美菜: 「…それは、わかりません。聞いたことはありませんし…聞くべきことでもないと思いましたから…」
恭平: 「そか」
恭平: 「ん。元々は何処にいたんだ?」
悠美菜: 「…ステイツ…アメリカに住んでいました」
恭平: 「一人で?」
悠美菜: 「はい。正確には、孤児院ですが」
恭平: 「なるほどね。その中で仲のよかった人とかは」
悠美菜: 「何人かは…。今は連絡がつかない方ばかりですけど…」
恭平: 「へー。孤児院だったからペットとかは飼えないしねぇ」
悠美菜: 「ええ。あまり裕福ではなかったので、そういった余裕はありませんでしたし…」
恭平: 「養子になって裕福になっても飼おうと言う気はあんまりなかった、と」
恭平: 「ペットに然り。家族だからねぇ」
悠美菜: 「そうですね…特には…」
恭平: 「ん。今回の事件の犯人な。ステイツ…アメリカから来たらしい」
恭平: 「さっきなんか胡散臭い外人の人いただろ。CIAっぽいらしいよ」
恭平: 「ステイツつながりでなんかあるかな、とかちょっと思った。犯人見つかるといいねぇ」
悠美菜: 「犯人が捕まったんですか…?」
恭平: 「足取り探しらしい。国際手配ですから」
悠美菜: 「そうですか…。叔父さんが面会謝絶って、ひょっとして…」
恭平: 「あのさ」
悠美菜: 「…はい?」
恭平: 「さっきも言ったように。親愛の関係で助言しにいったという事で立派に役目果たしたとおもうんだ」
恭平: 「もう自分の身を心配した方がいいと思う」
恭平: 「なんとかなる、という自信でもあるのかい」
悠美菜: 「私の身…ですか?」
恭平: 「菅谷家の一員として加わって。今回の事件だ」
恭平: 「さっきもこのまえもいったかもしれないけれど。自分の身を考えるべきじゃないかな」
恭平: 「警察からすれば疑われてもいいポジションにもあるんだから」 ※15
悠美菜: 「そうかもしれません…。でも…正しいことであれば、誰でもそうだと割り切れることでしょうか?」
悠美菜: 「同じようなことがあったら、私はまた繰り返すんじゃないか…そう、思います」
恭平: 「いやはや。神原恭平。人徳者みた気がするよ。茶化す訳ではないがね」
悠美菜: 「そんなものでしょうか…。私は、家族だから…そう思っただけです」
悠美菜: 「特にそれ以上の何かがあったわけでもありませんから…」
恭平: 「若いからといってやたら命を危険に晒すものではない、とは”叔父さん”に言われたものですよ」
悠美菜: 「勘太叔父さんですね。御自分は結構、無茶してたそうですけど…」クスリと。
悠美菜: 「でも、そう…ですね」
恭平: 「気難しい、とは聞いてたけれど。存外そうでもなかった」
恭平: 「自分以外の全員が襲われて死んだと聞いて警察にも強く疑われていたらしい」
悠美菜: 「そうですか? 叔父さんと話が会うなんて、珍しいですね」
恭平: 「警察のマークとかもあったから疲れてたんでしょ。でなければこんなボンと話しませんよぅ」
悠美菜: 「警察には、まあ、そうかもしれませんね…」
悠美菜: 「私は、『菅谷家の一員』として、あまり世間に知られていませんから…」
恭平: 「なるほど」
恭平: 「えーと、話ちょっと戻すけれど。黒衣と話していた誰かって聞き覚えとか見覚えないかな?」
悠美菜: 「………そうですね…」
恭平: 「後、黒衣の周囲になんか浮いてたとか。霊魂とか」
悠美菜: 「…駄目です…。心当たりはありません…」
恭平: 「なんか悪い奴って周囲に魂とか浮いてそうだしね。そうか。ないか。顔とかは見てた?」
悠美菜: 「霊魂ですか? いえ…話の内容に驚いてしまいまして…」
恭平: 「なんか下手人は鴉の羽をトレードマークにしてる強盗らしいんで。鴉とか持ち歩いているのかね、と」
悠美菜: 「そうなんですか? ごめんなさい…わかりません」
恭平: 「こちらこそ。ごちゃごちゃ長引いて」パイプ椅子片付けて。
恭平: 「疲れ出るだろうしざっくり寝て寝て」
悠美菜: 「はい…。いろいろと、ありがとうございます…」
恭平: 「なんかな。案外別に助けにもなってないし、助けてない気もするんだわ。ただの自己満足な気がしてな」
悠美菜: 「それでも、私は助けられましたよ。間違いなく…」
恭平: 「だからお礼はいいよ。眼前で人が困っているならどんなやつであれ俺はやれる事はする。だから寝てくれ」
恭平: 「部外者の俺よりショック受けてるだろーし。じゃ」去ろうとする。
GM: とそこで、携帯が鳴る。 ※16
恭平: 「俺のかな」ごそそ。
恭平: 「神原です」誰やねん。
???: 『ククク…もしもし? “黒鳥”です。…ククハハハ…』機械のような声で。
恭平: 「いきなりな人だな。何の御用で」
恭平: 片付けていたパイプ椅子もう一度出して。
黒鳥: 『そこにいるんだろ、悠美菜は。用事はおまえらにだが、悠美菜にも伝えろ』
黒鳥: 『純子は預かっている。おまえの身柄と交換だ』 ※17
黒鳥: 『ビルに来てた奴全員にも伝えろ。番号がわからないなら、教えてやるよ…ククク…』
恭平: 「交換して無事に帰してもらえるのかね」
黒鳥: 『交換しなければ、純子が無事じゃなくなるだけだよ。それでいいなら、好きにしろ。待つのは六時間だ』
恭平: 「交換に応じないところーす、でいいんだな。そっちの要求は」
恭平: 「ああ。んで。ビルに来ていた連中もつれてこないといけないんだな、一応」
黒鳥: 『そういうこと。おっと、場所言ってなかったな…』少し離れた山の中を指定
恭平: 「了解。では6時間以内に必ず行く」
恭平: 「他の連中の電話番号を教えてもらおうかな。親切心あると助かる」めもめもー。
黒鳥: 『オーケー…いい判断だよ』そう言って、電話番号を伝える。
黒鳥: 『おっと…念のため、余計な奴まで連れてくるなよぉ。その時は、さよならだ』
恭平: 「わかってんよ。というか最初に渋ったら指でも飛ばす気だろうに」
黒鳥: 『指で済むかどうかは、気分次第だなぁ…ククク…』
恭平: 「誠意をお互い見せるべきだろ。黒鳥。じゃあ切るぞ」
黒鳥: 『待ってるぜ。待たせすぎるなよぉ? …ククハハハ…』
恭平: ぷち。
恭平: 「ふー」電話を切る。そしてパイプ椅子に座りなおし。悠美菜を見る。 ※18
悠美菜: 「…? どう…されました…?」
恭平: 「前回までの犯人からの連絡が来た。連絡というより警告」
悠美菜: 「犯人…。…それって…!?」
恭平: 「純子さんを人質にしている、との事。内容はあんたとの身柄交換」
悠美菜: 「義母が!? 何処に!?」
恭平: 「同行者は俺を含め。5人。あの時ビルにいただろ?あの連中」
悠美菜: 「あの人達を…なんで…? いえ、私だけでも連れて行ってください!」
恭平: 「ふー」
恭平: 「犯人はな。あんたの他に5人をつれて来い、と言ったん。だからあの4人も連れて行く」
悠美菜: 「でも、私の身柄を要求しているのなら…わかりました…」
恭平: 「これまでの会話の流れでもわかるように。あんたを連れて行かないという選択肢は無いよ。性格上ね」
恭平: 「俺至極冷静に話してるけれど。振りなんで。一応」
悠美菜: 「………」
恭平: 「要求時間は6時間。あと余分な奴とか連れてくんな、と」
恭平: 「以上。犯人の警告。──行くだろ?一応確認するけれど」
悠美菜: 「警察の事ですか…? …はい、行きます」
恭平: 「了解。一応行かないと言う選択肢もあったんだが。話は勝手に進めた。謝っておく。ごめん」
恭平: 「警察。…まぁ法と言う意味合いでは警察だろうね。と言う訳で身支度と心の準備をよろしく」
悠美菜: 「いえ…。こちらこそ、なにからなにまでご迷惑をおかけして…」
恭平: いらただしげに頭を掻きつつ。
悠美菜: 「それでは、着替えますので、ロビーで…」
恭平: 「……あ、ああ」思考中断して少しぼんやりしつつ。
恭平: 部屋を出て行く。そのまま。”少し”考えて。海道の所にまず連絡した。
 登場Dice 直: 1d10+59=9(9)+59= 68
直: 『はい』名は告げず、一言で。
恭平: 「黒鳥から連絡が来た。俺らをご指名だ」これまた簡潔に。
直: 『ご指名、ですか。……意外にずいぶん自信家のようですね、相手は』
恭平: 「悪いけれどなんかこのもやもやとした気持ちをバーストしてくれる巨大ロボとか隠し持ってねぇ?お前」 ※19
恭平: 軽口叩きつつ。
直: 『……残念ながら、それは』電話向こうで苦笑。
恭平: 「自信家と言うかな。まぁ…幾分腑に落ちないところがある。だからこうしてまずお前にかけた訳だが」
直: 『呼ぼうと思えば不死な猫とか来ますけど?』必要ですか? とは続けず。
恭平: 「要求は悠美菜と拘束している純子の身柄交換。補足条件は5人同行」
恭平: それはFHとUGNと一パンピーの俺の5人な」
直: 『相変わらず災難ですね、恭平さん。……腑に落ちない、とは、何か気になることが?』
恭平: 「余分な人間を連れてこず。期限は6時間後」
恭平: 「ちなみに。お前への直接連絡先はそいつが教えてくれた。後3人分な」
直: 『準備と思考には充分な時間ですね。……ああ、なるほど』
直: 『お兄さんには此方からお知らせします。…妥当な考えからすれば、目撃者の口封じと言うところですかね』
直: 『ともあれ、僕達の目的には適いますので。同行しますよ、恭平さん』
恭平: 「まぁな。妥当すぎて困りましたが。そう考えることも出来るんだが。──ふむ」
直: 『……どうかしましたか?』
恭平: 「いや。腑に落ちない所」
直: 『聞かせてください』
恭平: 「だからなんで今更身柄交換なんだ?」
直: ふむ。と軽く息をつき。
恭平: 「先に純子を殺害して。後日普通に悠美菜を殺害するという流れもないでもない。単に遺産問題ならな」
直: 『殺すでなく、初めから彼女が目的だった』
直: 『そのために、周りの身内を消して回った……としても、確かに回りくどいですね』
恭平: 「仮にだ。俺らが取引所に行って。黒鳥さんですか。お届け物の悠美菜さんつれてきました」
恭平: 「純子さん預かります。じゃあさようなら。そんなシナリオ用意したいか。お前」
直: 『僕ならやりません』
恭平: 「だな。しかもご指名は山の中だ。誘拐の定石は踏んでいるが。その辺りは腑に落ちない」
直: 『指定の場所も普通に考えれば、後腐れなく皆殺しのつもりもあるでしょうね』
恭平: 「まぁそれはあるんだが」
直: 『営利誘拐だとしても、遺産の行き先が決まっていない現在で、それをする理由があるかは別ですけど』
直: 『……現状、結局、実子で生き残っている菅谷は純子さんだけなのでしょう?』
恭平: 「より正確に言えばお前の言うとおり菅谷の直系は純子だけだ。悠美菜は養子だからな」
直: 『……いまいち、相手の目的が掴み辛いですね。……ただ』
恭平: 「今回の発端は行方不明になった純子を探しに悠美菜が捜索に出た」
恭平: 「その際に黒鳥と誰かの叔父殺害計画を耳にして。忠告の為に移動しようとした際に刺客の手により軽傷」
恭平: 「その間に叔父2名が死亡。このまえに更に死亡」
直: 『見方を変えれば、悠美菜さんを巻き込みたくない。そうも見えますね』
直: 『少なくとも彼女の目の前で、“黒鳥”が叔父を殺した事実は一度も無い』
直: 『あれだけの隠密性があって、“ただの”女性の悠美菜さんだけが軽症なんて、不自然です』
恭平: 「そうだな。其処も気になっていた」
直: 『今回、彼女を連れて来いのも、』
恭平: 「ついでに聞くが。お前が余分な奴ら連れてくると言ったら誰を連想する。警察か?」
直: 『普通ならそうでしょうね。“一般”なら』
恭平: 「そーだな。お前なら”向こうの方”を知っている奴ら、じゃねぇかね」
直: 『でも、“黒鳥”の言い分では、違うでしょう。──恭平さんと同じ“もの”を想像していると思いますよ、今、僕は』
恭平: 「そこで悠美菜は警察と言った。本人は”一般”と思っていいんじゃねぇかな」
直: 『──なるほど。そうですね。それが態とそうした態度を取ったのでなければ、ですが』
恭平: 「まぁ、なんだ。結局の所はお前にそういう状況だから来てくれ、と言うのと」
恭平: 「わからねぇものはわからねぇしな。人命救助を最優先するさ」
恭平: 「そういう現状なんで気をつけろ、ぐらいを言うつもりで電話かけた」
直: 『ともあれ、折角の招待です。お受けしますよ。……それと』
直: 『お気遣いありがとうございます。……僕も、恭平さんをあいつに殺されたくは無い、ですから』
直: 些か照れと苦笑交じりに告げて。『場所、教えてください。現地で合流しますから』
恭平: 「あいよ。メモ取れよ」場所教え。
恭平: 「まぁなんだ。俺は──騙されたりしてどうしようもなくなったら」
恭平: 「前みたいに撃たれて腹押さえてなんじゃこりゃぁーとかいいつつ血の海に沈むよ」 ※20
直: 『……あんまりそれ、洒落にならないですよ、恭平さん』
恭平: 「後はなんかしてくれ。あばうとに」
直: 『“そうならない”努力を何とかします。──では、また後で』
恭平: 「あいよ」ぷちっと切って。
直: 失礼します。と、通信が切れる。
恭平: ためいきー。
悠美菜: 「…お待たせしました」出会った時の恰好に着替えた悠美菜がやって来る
恭平: 「毎度毎度オツカレサマ。もう一頑張り。お願いします」
悠美菜: 「はい…。お願いします」
GM: そして向かうは、“黒鳥”の待つ山。



 Climax Phase
 ScenePlayer:全員

 登場Dice 獅龍: 1d10+61=7(7)+61= 68
 登場Dice 克巳: 1d10+60=8(8)+60= 68
 登場Dice 直: 1d10+68=2(2)+68= 70
 登場Dice 恭平: 1d10+66=1(1)+66= 67
 登場Dice アルバート: 1d10+63=4(4)+63= 67 ※21

GM: 山間の中、不意に開けたところにある炭焼き小屋。
GM: 四方を木々に囲まれた中に、奴はいた。
GM: 夜よりもなお黒きを纏った“黒鳥”。
GM: その肩には、いつものように鴉がとまる。
恭平: 「よ」
黒鳥: 『よう…待ちかねたぜ…。殺したくて、殺したくて、仕方なくてな…』
黒鳥: 『いっそのこと、どうせ来ないからとか…考えちまったぜ…ククク…』
恭平: 「じゃあ電話かけてこなかったら良かったな。お前さん。──じゃあ聞くぞ。純子さんはどちらに」
恭平: 気楽な口調で。一歩前に。
黒鳥: 『そこの炭焼き小屋の中さ』
恭平: 「聞くのも野暮だが。無事だろうな」
黒鳥: 『悠美菜と交換だぜぇ…。ここらでも殺せる…下手な真似はするなよ…ククク…』
黒鳥: 『あとで見に行けばいいさ…行ければなぁ…ククハハハ…』
恭平: 「ああ。なんだ。俺の冥土の土産に話を聞いておく時間か」
恭平: 「連れて来たから無事解放とか無しですか。そうですか」
黒鳥: 『おまえらをまとめて殺すために呼んだんだからな…』
黒鳥: 『それともなんだ…悠美菜を置いて純子を連れて帰るか? “それでもいい”ぜぇ…』
恭平: 「というかな。今更なんだが。黒鳥。お前さん誰なんだ」
黒鳥: 『“黒鳥”は“黒鳥”さ。闇に飛ぶ暗殺者…わからないならそれでいい…』
黒鳥: 『“わからせないため”に、集めたんだからな…ククク…』 ※22
直: 「……それこそ解り易いですね」小さく、呟き。
黒鳥: 『正直、今回はヘマが多くてな…おまえらなら気付いちまう可能性がある』
黒鳥: 『…それじゃあまずいんだよ』
直: 「いいんじゃないですか。僕たちも、貴方の正体に然程興味はありません」
直: 「ここで倒れてくれるならそれで、もう」ねぇ、と、傍らの“相棒”に声。
獅龍: 「なぁ、アンタは本物なんだろうな?」
アルバート: 「……”全てを闇に葬る”ってヤツかー。」
克巳: 「だな。正体が分かる程度には手加減してやるよ」
恭平: 「あくまで悠美菜ねーさんをここにつれてきた。だからお前への筋は通した」
克巳: 眼鏡を外してポケットにしまい込む。
恭平: 「黙って恭平死亡確認!になるのもどうかと思うので敵対行為取られるなら」
恭平: 「──ちょっと最後の抵抗してみんよ」
黒鳥: 『本物も何も…一度だって姿を隠した覚えはねぇなぁ、“俺は”』
GM: 声が変わる。
獅龍: 「(オリジナル?)」
克巳: 聞き覚えのある声かな?
GM: 声に覚えないですよ。初めて喋りますし。
GM: そして、その声に応じるように、周囲がざわめく。
GM: 森の中に、複数の敵対的な気配がありますね。
恭平: 「わかりそうな気もするが…推論に推論でしかないな。しかもそう言っている場合でもないか」
獅龍: 「偽者じゃないんならとりあえずは良いか…」周囲に気配向けつつ
アルバート: 「…周りに居るのも“黒鳥”の一部、かナ?」
克巳: 「逃すつもりなんて無いさ。鴉ごと、お前を始末してエンドだ」
恭平: 「あーあ。HDDの中身消去して置けばよかったな」ぼやいて首項垂れつつ。
直: 「理由はどうあれ」ホルスターより銃を抜き、軽く構え
直: 「解らなければ後で知る。そのためにも障害は排除する。……単純に行きましょう」
恭平: 「意外と考察魔なんよ。俺は」
恭平: 悠美菜の様子を見つつ。包みからバットを取り出す。 ※23
克巳: 「んじゃ俺らもやるかね。奴さんらも多勢だ」上着を脱ぎつつ。
アルバート: 「―ンで、獅龍さん、彼らはやる気ですが…俺達はどうしましょうか」問う。
獅龍: 「できれば生かして捕獲したいですけどね…」と他の人みて
獅龍: 「臨機応変で」と苦笑して見せる
アルバート: 「……了ー解。目標は人質含め”全員生還”デ」
黒鳥: 『さぁて…正直、待ちくたびれてたんだ。はじめようぜ、“悠美菜”』
GM: では、悠美菜の方を見ていた恭平以外、不意打ち扱いですね。
恭平: 「────」
GM: 《リアクティブダッシュ》で“黒鳥”まで移動して、
GM: 《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》《神速の鼓動》【死神の手袋】で攻撃。
GM: 対象はPC全員
 Dice GM: 14r7+4=52(10(9,3,2,5,1,2,1,7,4,1,4,8,5,2)+10(7,6,9)+10(2,9)+10(9)+10(9)+2(2))+4= 56
GM: 不意打ちとか意味無いな…。56。
克巳: 回避せず。
獅龍: 回避放棄
アルバート: 回避せず。
直: 食らいます。
恭平: 回避せず。
 Dice GM: 8d10+6=32(3,4,8,7,1,1,2,6)+6= 38
GM: 38点装甲無視。
恭平: ギリで落ちたか。リザレクト。
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10+67=4(4)+67= 71
 《リザレクト》Dice 獅龍: 1d10+68=7(7)+68= 75
 《リザレクト》Dice 直: 1d10+70=4(4)+70= 74
 《リザレクト》Dice 克巳: 1d10+68=9(9)+68= 77
 《リザレクト》Dice アルバート: 1d10+67=8(8)+67= 75
克巳: 「──危なねーな。新調した眼鏡が壊れちまうところだった」血を流しながらも体組織を再生させる。
獅龍: 「こっちがもう一人の黒鳥さんか…」
克巳: 「切る方の。ってことは……」黒鳥を見る。
恭平: 「────うーむ」
直: 「──成程、二人。丁度いい。探す手間が省けました」ぶる。と頭を振り、見て。
恭平: 痛みでバットを取り落とし。溜息ついて拾いなおす。
悠美菜: 「ふぅ…お待たせ、“黒鳥”」
アルバート: 「――ッ。」
悠美菜: 「意外と、ばれないものだったね…。まあ、私も気付かれてたかどうか、わからなかったんだけど」
恭平: そのまま得物の先を悠美菜に向ける。
恭平: 「──で。やるのか。やらないのか」
悠美菜: 「実際、どうだったのかな?」
悠美菜: 「叔父さんの所に連れてってもらえた辺り、その時点ではまだ大丈夫だったと思うけど…」
悠美菜: 「“やるよ”。黒鳥が誰だかわからない。それが目的だもの」
恭平: 「どっちの可能性もあったからね。疑ってはいた」 ※24
恭平: 「まぁ。俺としてはその”話”に乗ったままで良かったんだが」
悠美菜: 「だよね。私も、何時つっこまれるんじゃないかって、ヒヤヒヤしてた」
恭平: 「動機は聞いておいてもいいのかね」
悠美菜: 「記憶喪失だからって、“身元を確認できるものを何も持っていない”理由にはならないもの」
悠美菜: 「そこだけは、うまい説明ができなかった」
悠美菜: 「“暗殺者”は、依頼で動くものだよ。そのために、わざわざアメリカから養子という形で連れて来られたの」
恭平: 「あとな。出来ない事は出来るといえないが。出来る事を出来ないというのは可能なんよ」
恭平: 「だからその辺りから疑ってはいた」
恭平: 「一過性の記憶喪失とかどうよ。まったく。物忘れじゃねぇんだぜ」
悠美菜: 「それは、そっちの彼かな? 彼に撃たれた所為で、落っこちて頭を打ったの」
悠美菜: 「それで、本当にちょっと物忘れしちゃってね」
悠美菜: 「新聞を見るまで、本当に忘れてた。そのあとも、記憶の混乱でうまく体が動かなかったし」
克巳: 「回収したのは、そっちのあんたか?」黒鳥に。
黒鳥: 『回収したのは、そこの坊やだよ。おかげで、ここまで手間取った』
克巳: 「…………」“おまえのせいかよ”とでも言いたげな目で恭平を見る(何)
恭平: 「………」”ぼくかえっていいですか”とか言う目で返礼する(何)
直: 「単純明快だったみたいですね、恭平さん」
恭平: 「言うなよ!このロコの助!泣きたくなるから!」(何)
恭平: 「と言う訳で話半分だった、が正しい。で。誰の依頼。純子さんじゃねぇよな」
悠美菜: 「え? 義母だよ。どうしても、遺産が欲しかったみたい」
悠美菜: 「そのために、数年前から養子縁組まで偽装してたんだから、大したものではあるよね」
恭平: 「その辺り予想が当たって泣きたくなる」
直: 「まぁ、でも……残念ですね」ふぅ。と息をつき。
直: 「──忘れたままだったら、やられることも無かったはずですのに、ね?」こく、と首をかしげ。
アルバート: 「あ゛ー…」こっそりと、反省してる。
悠美菜: 「わざわざ“暗殺者”を使っていろいろ偽装する人は…あまりいないと思う」
悠美菜: 「繋がりさえ絶てば、余計なボロを出すばかりだし」
直: 「泣くのは後回しにしましょう。……正直、タネが解ればなんてことは無い話でしょうし」
恭平: 「まぁ。今更なんだが。──純子さんは無事なんかね。炭焼き小屋で優雅にロイヤルティーでも飲んでるのか」
直: 「──問答も、厭きました。単純に、“敵”でいいじゃないですか」にこり。笑う。底の見えない笑みで。
獅龍: 「全員お仕置きが必要なようで」銃を構える
克巳: 「んじゃ従うかね。そういや忘れてたけど、俺って下っ端だったんだよな」鈍く光る黄金の腕輪に触れ。
悠美菜: 「無事だよ。寝てるけどね。これが終わったら、依頼両を貰って、“悠美菜は死亡”」
悠美菜: 「あとは“九死に一生を得た”義母が発見されるって寸法」
恭平: 「そか。なら俺の中の筋は通せそうだな」
アルバート: 「はー…。マア、帳尻合わせを此処でしようかな」袖からぱらぱらとパーツを落として。
克巳: 「“Nueve de la espada”として、殲滅する──OK?」札の“上司”に。 ※25
直: 「……いいでしょう。“arucanum”の名に於いて」ぽつり、呟き。此方も構えた。
GM: そして、“黒鳥”の鳴き声と共に、周囲の気配が飛び出す。
恭平: 「ハハ」
恭平: 「ははははははははははははははっ!」
GM: では、戦闘開始。

GM: エンゲージ説明。
GM: 【(黒鳥、悠美菜)(トループ)(トループ)】(PC達)【(トループ)(トループ)】 ※26
GM: 以上となっています。
GM: エンゲージ間はマイナーで移動可能とします。
GM: ()が一つのエンゲージ、【】はほぼ等距離に存在を意味します。
GM: 勝利条件は、黒鳥と悠美菜を倒す。敗北条件は、PCの全滅。
GM: トループは少々HP高めにしてあります。
GM: 何か質問はありますか?
克巳: 戦術的には無いかな。自分には(殴るだけー)
恭平: 無しで。
直: 訊いていいかは判りませんが、黒鳥に止まっている鴉って別扱いとか言いませんよね?(何)
GM: 言いません。というか、黒鳥が乗っているのは、操られてる炭焼き小屋のおっちゃんです(笑)
GM: エキストラなので、基本的に攻撃対象になりません。
直: ではむしろ鴉が対象って考えていいわけですね。諒解(笑)
獅龍: えっと…黒鳥単体狙えると言う事で?
GM: 黒鳥と悠美菜はそれぞれ独立した敵キャラクターです。
克巳: じゃあいざとなったら狙うのは鴉のほうだと直っちに教えてもらおう(何)
GM: 黒鳥を狙うといえば、自動的に対象が鴉になります。

■□Round 1□■


GM: では、セットアップ
獅龍: 衝動判定も無しで? ※27
GM: 衝動も何も、こいつら《ワーディング》張ってないよ(笑)
GM: こちら、悠美菜と黒鳥が《ヴァイタルアップ》。他はなし。
GM: まあ、張らなくても起こることありますが、無いです。
克巳: 無し。
直: 無しです。
アルバート: 無しで。
恭平: 今回は無しで。
獅龍: じゃあ侵蝕率調整兼ねて《戦術》対象はUGN組二人。侵蝕率+3 78%
恭平: さんくすー
アルバート: 感謝ー。

GM: では、まだこちらが速い。30で悠美菜。
GM: マイナー《早業》《ダークマター》《暗黒の衣》
GM: 見る間の内に、“黒衣”を纏う。
GM: メジャー《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》《因果歪曲》【死神の手袋】
GM: 対象:PC全員 ※28
 Dice GM: 19r7+4=53(10(7,1,3,9,5,1,3,2,3,2,6,3,3,10,7,9,5,4,5)
 +10(9,3,5,9,5)+10(7,8)+10(10,6)+10(8)+3(3))+4= 57
GM: またでかいな…57。
直: 何だかなぁ……回避放棄にて。
獅龍: それは無理かな、回避放棄
克巳: 回避せず。
恭平: 回避を放棄。
アルバート: 回避放棄。
GM: んだば、ダメージ。
 ダメージDice GM: 8d10+6=39(5,5,4,6,2,6,5,6)+6= 45
GM: 45点装甲無視。
 《リザレクト》Dice 獅龍: 1d10+78=9(9)+78= 87
 《リザレクト》Dice 直: 1d10+74=6(6)+74= 80
 《リザレクト》Dice 克巳: 1d10+77=7(7)+77= 84
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10+71=2(2)+71= 73
 《リザレクト》Dice アルバート: 1d10+75=4(4)+75= 79
恭平: 「いてー」

GM: では、28の葛城どうぞ。
獅龍: <射撃4>+《シューティングシステム》+《急所狙い》+《吼え猛る爪》+《さらなる波》+《オウガバトル》
獅龍: 侵蝕率+11 98% 攻撃力+11 装甲無視(防御力有効) 対象:後方トループ
 Dice 獅龍: 13r8+4=25(10(4,8,2,6,3,6,2,4,7,6,1,6,1)+10(8)+5(5))+4= 29
獅龍: 29と言って攻撃
 Dice GM: 3r10+2=7(7(4,5,7))+2= 9
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 獅龍: 3d10+11=11(3,4,4)+11= 22
獅龍: 低い22点装甲有効
獅龍: 「いまいち、か」
GM: ギリギリ落ちた。HP20。

GM: では、16のアルバートどうぞ。
アルバート: MNロックオンサイト1 MJオウガバトル2+ガンマウント1+シューティング・システム2
アルバート: 対象は、後方トループへ。侵食率88%へ。
アルバート: 「―とりあえず、後ろから攻撃されるのは勘弁して欲しいネ」タタン、と。
 Dice アルバート: 15r8+4=25(10(6,3,8,4,7,3,10,4,5,2,7,6,3,10,10)+10(5,4,9,3)+5(5))+4= 29
 Dice GM: 3r10+2=12(10(10,9,6)+2(2))+2= 14
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice アルバート: 3d10+5=22(8,4,10)+5= 27
アルバート: 装甲値−5で、27点。
GM: 装甲など無い。トループ消えた。

GM: では、14の恭平どうぞ。
恭平: んー。マイナーで移動。前方トループのエンゲージに隣接。
恭平: 《コンバットシステム/獣の力/フィジカルエンハンス1》+《急所狙い》 侵食率:83  
 Dice 恭平: 16r7+2=24(10(10,2,1,4,1,8,6,4,4,3,6,5,4,9,2,7)+10(7,1,4,3)+4(4))+2= 26
恭平: 26。ペナルティなし。
 Dice GM: 3r10+2=15(10(10,6,10)+5(5,2))+2= 17
GM: わりと頑張っている気がする。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 恭平: 3d10+14=15(6,4,5)+14= 29
恭平: 29点装甲あり。バットで殴打。
GM: トループ消えました。

GM: では、13の海道どうぞ。
直: 待機します。

GM: では、8の克巳どうぞ。
克巳: マイナー:《破壊の爪》
克巳: 二の腕から先を異形に変え、メジャーを使用して目の前の一団へと突っこむ。以上で。

GM: では、8で黒鳥。
GM: マイナーなし、メジャー《絶対の空間》《狂戦士》《アクセル》《黒曜の鎧》対象:自身 ※29
 Dice GM: 11r7+4=22(10(7,6,2,6,1,4,1,6,5,6,10)+10(3,9)+2(2))+4= 26
GM: 楽勝で成功。

GM: では、トループ。マイナーで固まってるPCの後方エンゲージへ移動。
GM: メジャー《鬼の一撃》《獅子奮迅》で範囲攻撃。 ※30
 Dice GM: 3r9+2=8(8(4,2,8))+2= 10
GM: 回らず、10。
 Dice 獅龍: 5r10+1=17(10(3,8,1,10,6)+7(7))+1= 18
獅龍: 回避
アルバート: …んー。守りの弾+オウガバトル2
 Dice アルバート: 9r8+4=32(10(10,2,2,9,2,5,9,2,1)+10(5,8,2)+10(10)+2(2))+4= 36
アルバート: 侵食率94%で回避。
直: んー。《守りの弾》のみ使用。侵食は83%
 Dice 直: 5r10+4=17(10(7,9,1,8,10)+7(7))+4= 21
直: 回避。

GM: では、待機している海道どうぞ。
直: 射撃Lv4+《ハンドレットガンズ》
直: →《ギガンティック・モード/ペネトレイト/オウガバトル/急所狙い/抜き打ち/マルチウェポン/シューティングシステム/レインフォース》
 Dice 直: 18r7+4=46(10(1,2,10,8,5,10,6,2,2,10,6,6,9,6,3,9,9,3)+10(6,4,6,8,3,2,4)+10(7)+10(8)+6(6))+4= 50
直: 50。対象は後方範囲。DP6個追加。侵食率106%へ。
GM: 対象は振る前に宣言してください。《孤独の魔眼》宣言で引き寄せる。
直: 諒解。では1体に変更。
GM: 《猿飛》《アクロバット》
 Dice GM: 8r8+4=17(10(5,7,1,7,4,3,9,9)+7(7,1))+4= 21
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 直: 6d10+25=27(7,1,3,4,10,2)+25= 52
直: 52点装甲無視。
GM: ちょっと減らしておくか…。《斥力障壁》宣言
 Dice GM: 1d10+8=10(10)+8= 18
直: 10出したな……
GM: 34点受領。

GM: セカンド。黒鳥が《アクセル》、悠美菜が《疾風迅雷》にて宣言。トループは無し。
克巳: 宣言。
獅龍: 宣言
恭平: 宣言なし。 ※31
アルバート: 宣言なし。
直: んー。一応宣言で。

GM: では、まだ悠美菜の方が速いな…。
獅龍: 100超えてません(゜゜)(。。)
GM: (ころころ)ダイスは目の前の男を殴れと言った。
GM: 《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》《疾風迅雷》【死神の手袋】対象:克己
 Dice GM: 14r7+4=46(10(1,5,7,3,9,2,10,9,10,6,10,8,7,6)
 +10(10,9,9,3,8,7,10,5)+10(2,3,9,10,7,7)+10(2,10,8,9)+6(3,5,6))+4= 50
GM: さっきから命中が高いな。50。
克巳: 質問。克巳は悠美菜とエンゲージしてますか? 【 】にエンゲージしたつもりになってました。
GM: 悠美菜エンゲージか恭平エンゲージで。トループが移動できない(笑)
克巳: 「目の前」ってコトは目前ですよねということで、
克巳: 悠美菜にエンゲージしていると認識しつつ、《復讐の刃》宣言(何)
GM: 了解。《復讐の刃》もどうぞ。
克巳: 白兵4+《復讐の刃》 侵蝕率+2→89%
 Dice 克巳: 8r7+4=16(10(6,8,2,5,1,6,7,1)+6(5,6))+4= 20
克巳: 20。
 ダメージDice GM: 8d10+6=61(8,10,10,1,6,9,10,7)+6= 67
GM: こちらは67点装甲無視。ダメージどうぞ。
克巳: そちらの攻撃を喰らいつつ、ダメージを。
 ダメージDice 克巳: 3d10+11=11(1,3,7)+11= 22
克巳: 22点装甲値有効。しょぼいな。そして《リザレクト》
 《リザレクト》Dice 克巳: 1d10+89=2(2)+89= 91
GM: 痒し。

GM: では、葛城どうぞ。
獅龍: <射撃4>+《シューティングシステム》+《急所狙い》+《吼え猛る爪》+《さらなる波》
獅龍: +《マシラのごとく》+《オウガバトル》+《デュアル・デュエル》侵蝕率+24 122%
獅龍: 攻撃力+46 装甲無視(防御力有効) 対象:鴉
 Dice 獅龍: 18r7+4=33(10(2,5,9,10,3,10,9,6,7,7,5,9,6,9,4,5,10,8)+10(6,7,6,6,3,1,10,2,1,3)+10(7,3)+3(3))+4= 37
獅龍: ………37と言って攻撃(汗)
GM: 《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 14r8+4=32(10(2,1,7,10,2,8,8,1,9,8,9,5,6,1)+10(4,6,4,9,10,5)+10(4,9)+2(2))+4= 36
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 獅龍: 4d10+46=32(8,7,8,9)+46= 78
獅龍: 危ないなぁ。装甲無視78点
GM: 《波紋の方陣》宣言
 Dice GM: 4d10=14(2,4,6,2)= 14
GM: 低ッ! 64点来たか…。
獅龍: 「少しは効いたか?黒い鳥」
黒鳥: 『“少しは”な…ククク…』

GM: では次、海道どうぞ。
直: 途中成長宣言。《スプリットアタック》&《クリスタライズ》共に2LV成長許可を。 ※32
GM: どうぞ。
直: ありがとうございます
直: 《スプリットアタック/クリスタライズ/オウガバトル/デュアル・デュエル/抜き打ち/レインフォース/シューティングシステム》
直: 侵食率129% 対象は敵全員
GM: シールド切れたし、ちょっとやばいな。《時の棺》宣言。
直: む。諒解。では侵食のみ上昇。129%にて無効。

GM: では、克巳どうぞ。
克巳: 血の混ざった唾を吐いて。力任せに拳を振るう。
克巳: 白兵4+《鬼の一撃/狼牙》 侵蝕率+5→96%
 Dice 克巳: 9r7+4=36(10(6,2,1,4,4,8,5,8,1)+10(3,7)+10(9)+6(6))+4= 40
克巳: あ、対象は悠美菜で。
GM: だから、振る前に対象宣言してくださいと。《束縛の領域》宣言。
克巳: 振ってから気付きました、すみません。
GM: 《絶対の空間》《束縛の領域》
 Dice GM: 11r7+4=23(10(6,9,6,2,1,7,7,6,4,3,6)+10(5,8,2)+3(3))+4= 27
GM: 失敗。んー…《狼牙》のみか…。ここは、受けを選ぼう。
GM: 《魔王の理》《魔人の盾》《グラビティガード》《音速攻撃》
 Dice GM: 16r7+4=36(10(1,8,2,9,10,4,10,10,10,2,5,7,7,7,4,5)
 +10(7,10,6,9,3,7,9,9,4)+10(7,7,8,5,10,8)+6(2,4,6,1,4))+4= 40
GM: 受け成功。ダメージどうぞ。
克巳: 悠美菜にロイスを取得、幸福感/■食傷で。タイタスにして達成値上昇。
GM: どうぞ。
 Dice 克巳: 1d10+40=10(10)+40= 50
GM: ひでぶ(笑)ダメージどうぞ。
克巳: 50に。でダメージは。
 ダメージDice 克巳: 6d10+11=33(7,8,10,3,2,3)+11= 44
克巳: 装甲値有効の44点。
GM: それはぴったり弾く。のではなく、受け失敗だから…24点来る。
克巳: 「──あいつに回す前に、一発くらいはな」
克巳: 自らの拳の皮を裂き、血を振りまきながら。

GM: では、黒鳥。マイナー、無し。
GM: メジャー《領域調整》《要の陣形》《アニマルテイマー》《絶対の恐怖》《完全なる世界》《アニマルアタック》 ※33
GM: 対象:PC全員
 Dice GM: 30r6+4=44(10(4,9,9,2,7,3,3,5,4,1,7,7,6,7,6,9,2,5,10,3,7,5,10,6,2,5,1,10,9,9)
 +10(6,7,4,3,2,8,6,3,2,10,5,8,4,2,7,2)+10(4,1,2,9,7,2,4)+10(2,6)+4(4))+4= 48
GM: 悠美菜より低いな。48、リアクションのクリティカル値+1。
克巳: 抵抗手段が無いな。喰らう。
アルバート: …んー。回避放棄。
恭平: まぁ回避放棄。
直: いただきます。
克巳: 《復讐の刃》宣言。
GM: どうぞ。
克巳: 白兵4+《復讐の刃》 侵蝕率+2→98% ※34
 Dice 克巳: 9r10+4=15(10(9,10,2,6,10,7,3,6,2)+5(2,5))+4= 19
獅龍: 《天性のひらめき》侵蝕率+4 126%
 Dice 獅龍: 10r8=13(10(8,10,1,7,2,3,3,3,7,3)+3(1,3))= 13
獅龍: 回らないや(笑)
アルバート: んー…いや。訂正 守りの弾のみ97%に上昇。
 Dice アルバート: 9r9+4=16(10(1,6,2,9,3,9,1,10,8)+6(1,3,6))+4= 20
 ダメージDice GM: 5d10+28=23(8,3,5,4,3)+28= 51
GM: 51点防御装甲無視。
直: 昏倒です。
 ダメージDice 克巳: 2d10+11=6(4,2)+11= 17
GM: 17点じゃ通りません。
克巳: 17点装甲有効を弾かれつつ、《リザレクト》
アルバート: ずもももも、とリザレクト
 《リザレクト》Dice アルバート: 1d10+97=3(3)+97= 100
アルバート: …ジャスト。
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10+83=5(5)+83= 88
恭平: 88%。HP5にて。
 《リザレクト》Dice 克巳: 1d10+98=1(1)+98= 99
克巳: 99点のHP1
GM: 君ら(笑)

GM: クリンナップ
克巳: 無し。
GM: こちら無し。
アルバート: 無し。
恭平: なし。
直: 寝てまーす。
獅龍: 寝ておこう


■□Round 2□■

GM: 【(克巳、悠美菜、黒鳥)(恭平)】(葛城(昏倒)、アル、海道(昏倒)、トループ)
GM: 確か、現在のエンゲージはこうだったかな。

GM: セットアップ。こちら無し。
克巳: 無しです。
恭平: なし。
直: 無しです。
アルバート: んー成長申請。フルインストールをLv2で申請、使用します。
GM: どうぞ。
アルバート: 103%に上昇。戦闘用人格発動中。 ※35

GM: では、昏倒中の葛城飛ばして悠美菜。(ころころ…)
GM: マイナー《ダークマター》、
GM: メジャー《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》【死神の手袋】 対象:恭平
 Dice GM: 19r7+4=26(10(3,5,8,3,4,4,4,5,2,1,5,7,1,2,10,10,3,4,8)+10(7,8,9,2,5)+6(6,6,6))+4= 30
恭平: ふむ。回避放棄。
 ダメージDice GM: 6d10+6=39(4,10,6,10,6,3)+6= 45
GM: 45点装甲無視。
恭平: バットを横にして急所を防ぐ。リザレクト。
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10+88=7(7)+88= 95
恭平: 「まだまだ」95%。HP7。

GM: では、16のアルバートどうぞ。
アルバート: ではー…。
アルバート: MNロックオンサイト
アルバート: MJオウガバトル3+ガンマウント2+シューティング・システム3+崩壊の一点>黒鳥 ※36
GM: どうぞ。
アルバート: 114点まで上昇
 Dice アルバート: 37r7+4=45(10(7,4,5,9,10,4,2,6,9,2,3,10,9,7,9,7,9,8,10,1,3,9,9,7,10,8,5,3,6,3,3,5,7,2,1,3,5)
 +10(5,6,1,7,10,10,8,10,6,6,8,3,5,4,4,8,1,10)+10(6,1,3,1,1,9,5,4)+10(10)+5(5))+4= 49
GM: 《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 14r8+4=24(10(6,9,4,3,7,7,2,8,7,9,4,3,10,8)+10(2,6,2,5,8)+4(4))+4= 28
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice アルバート: 5d10+5=23(9,3,7,2,2)+5= 28
アルバート: 装甲値−5、1点でも通れば鎧破壊
アルバート: 「―――」タタン、と撃ちながら位置を変える。
GM: 《波紋の方陣》宣言
 Dice GM: 4d10=20(1,5,10,4)= 20
GM: ダメージ通りませんでした。

GM: では、14の恭平どうぞ。
恭平: 《獣の魂》使用。目標値:11−2 侵食値:98
 Dice 恭平: 7r10+2=8(8(8,2,8,3,1,6,6))+2= 10
恭平: 成功。肉体・感覚に+[3]D。「──冷静に」 行動終了。

GM: では、昏倒中の海道飛ばして、8の克巳どうぞ。
克巳: FPA宣言。

GM: では、同じ8で黒鳥。
GM: 《絶対の空間》《狂戦士》《アクセル》《ポイズンフォッグ》対象:悠美菜&黒鳥
 Dice GM: 11r7+4=32(10(5,7,4,5,4,6,4,7,3,4,9)+10(9,10,4)+10(6,9)+2(2))+4= 36
GM: 成功。で、トループに行動値は無いから、克巳どうぞ。

克巳: 「硬いならば…鎧ごと打ち崩す!」
克巳: 両腕の枷を打ち付け、解放。マイナーでGold Beast使用。
克巳: 「ぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」咆吼と共に、筋肉が隆起し軋む。
克巳: 白兵4+《鬼の一撃/フルパワーアタック》 侵蝕率+7→106% 対象は、黒鳥。
 Dice 克巳: 10r7+4=43(10(1,3,6,5,3,5,8,8,6,3)+10(9,8)+10(4,8)+10(7)+3(3))+4= 47
克巳: 47。轟──と丸太のような腕を振り抜く。
GM: 《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 14r8+4=13(10(1,4,6,3,2,7,9,4,3,6,6,7,5,8)+3(1,3))+4= 17
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 克巳: 5d10+42=36(9,8,6,3,10)+42= 78
克巳: 装甲値有効78点。
GM: んー…悠美菜、《斥力障壁》宣言。 ※37
 Dice GM: 1d10+8=8(8)+8= 16
GM: 装甲で28点止めて、さらに16点止め。34点受領。健在。

直: “黒鳥”へのロイスを昇華して起きます。そのまま攻撃へ移行しますが、OK?
GM: どうぞ。
直: ではマイナーで昏倒回復。
直: 《スプリットアタック/クリスタライズ/オウガバトル/抜き打ち/レインフォース/急所狙い/レインフォース/マルチウェポン》
直: 4体対象装甲無視射撃攻撃 リアクションDP6個 対象は敵全員 侵食率150%
 Dice 直: 20r7+4=36(10(10,5,4,2,5,3,4,6,7,1,4,6,1,2,6,2,9,3,4,3)+10(7,9,4)+10(8,4)+6(6))+4= 40
直: 低いな。40!
GM: …んー…40か…。
GM: 悠美菜、《猿飛》《アクロバット》《リミットリリース》で回避。
 Dice GM: 14r7+4=31(10(5,4,1,3,5,3,2,8,7,3,6,8,4,8)+10(7,1,6,10)+10(8,6)+1(1))+4= 35
GM: ダイスペナルティ入ってなかったけど…振り直さない方がいいよね(笑)
直: 振りなおさないでください(何) せっかく当たったのに!
GM: 黒鳥、《絶対の空間》《幸運の守護》で回避。
 Dice GM: 8r8+4=37(10(6,1,4,9,7,4,1,10)+10(8,4)+10(9)+7(7))+4= 41
直: ……ぅ。やる。悠美菜にロイス→タイタスにて昇華。達成値上昇。
GM: どうぞ。
 ダメージDice 直: 1d10+40=8(8)+40= 48
克巳: よしよし。
GM: トループ、振れません。ダメージどうぞ。
直: 48にて全員命中。ダメージは……
 Dice 直: 5d10+37=28(3,9,5,9,2)+37= 65
直: くぅ。65点装甲無視で!
GM: 黒鳥、自分のダメージを《復讐の領域》で反射。
直: そのまま昏倒します。
GM: さらに、悠美菜へのダメージを《ディビジョン》で半分引き受け。
GM: それで昏倒するから、《アクア・ウィターエ》
 Dice GM: 4d10=19(2,5,5,7)= 19
GM: で、悠美菜がダメージ適応して、健在。
GM: さすがに、トループをどうにかすることはできない…。トループ消滅。

GM: では、セカンド
克巳: 宣言します。
恭平: 宣言せず。
GM: こちら、悠美菜&黒鳥、共に《アクセル》にて宣言
アルバート: …んー…途中成長デュアルデュエル1取得。宣言します。
GM: どうぞ。
獅龍: 昏倒のままで

GM: では、悠美菜から。
GM: (ころころ)今度も恭平か…。
GM: マイナー《ダークマター》、
GM: メジャー《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》【死神の手袋】対象:恭平 ※38
 Dice GM: 27r6+4=25(10(10,1,5,5,6,9,5,9,9,1,1,3,3,10,4,5,10,10,5,4,6,2,9,4,5,6,3)
 +10(5,5,2,7,1,8,3,1,3,3,3)+5(5,3))+4= 29
GM: 相変わらず、戦闘が進むごとに出目が下がっていきます(笑)
恭平: 三度回避せず。
 ダメージDice GM: 5d10+6=34(8,3,4,9,10)+6= 40
GM: 40点装甲無視。
 《リザレクト》Dice 恭平: 1d10+98=9(9)+98= 107

GM: では、アルバートどうぞ。
アルバート: MJオウガバトル3+デュアルデュエル2+崩壊の一撃2 対象は、黒鳥 侵食率123%
 Dice アルバート: 25r7+4=25(10(7,1,6,9,9,3,2,2,10,9,6,1,1,7,9,6,10,7,10,3,1,3,2,7,7)
 +10(7,1,4,3,4,6,7,10,5,9,7,9)+5(4,1,2,1,1,5))+4= 29
アルバート: 29で。 ※39
GM: 《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 14r8+4=22(10(7,7,1,10,9,1,3,2,9,3,9,6,2,2)+10(9,1,3,1)+2(2))+4= 26
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 ダメージDice アルバート: 3d10+5=12(1,1,10)+5= 17
アルバート: …つぁ。17点…装甲−5で1点通れば、鎧破壊…(しく。
GM: それは通りませんね。

GM: では、克巳どうぞ。
克巳: 「まだだぁッ!!」振りかざした腕を引き、力任せに後方へと薙ぐ。
克巳: ……っと、FPA宣言で。
GM: あれ? ここって、セカンドの時って普通に攻撃してませんでしたっけ?
克巳: すみません、キュマ慣れてないのでどうだったか分かりません…(爆)
直: いや、セカンドFPA宣言の場合も行動IVは0ですね。
克巳: IV0になる場合はセカンドのラストで動きます。
GM: すいません。《フルパワーアタック》使ったこと無いのでわかりませんでした(マテ)
克巳: FPAは選ばれし者たちの使うエフェクトでした(何)

GM: では、黒鳥が動く。マイナー無しで、
GM: メジャー《領域調整》《要の陣形》《アニマルテイマー》《絶対の恐怖》《完全なる世界》《アニマルアタック》
GM: 対象:PC全員
 Dice GM: 30r6+4=54(10(4,4,8,6,6,5,10,9,7,6,1,4,3,1,4,3,8,1,1,2,6,10,2,6,3,4,10,9,3,4)
 +10(5,1,1,5,6,9,10,3,8,9,2,10,6)+10(3,3,8,7,9,9,6)+10(7,2,3,2,10)+10(10,2)+4(4))+4= 58
GM: 58。防御判定のクリティカル値+1。
克巳: リアクションにFPAは組まないから…そのまま真っ向から喰らおう。
アルバート: …んー。守りの弾+オウガバトル3+シューティングシステム…131%
 Dice アルバート: 33r8+4=32(10(7,9,5,6,7,10,7,1,7,9,1,1,5,6,6,5,1,4,3,8,7,1,1,5,7,8,10,1,10,6,7,1,3)
 +10(9,2,10,1,8,10,8)+10(3,3,7,10,5)+2(2))+4= 36
アルバート: 失敗。
恭平: 回避放棄。
 ダメージDice GM: 6d10+24=44(9,4,9,7,6,9)+24= 68
GM: 68点防御装甲無視。
克巳: 昏倒しつつ、“黒鳥”のロイスをタイタスに。昇華して復活。
恭平: ”黒鳥”にロイスを取得。同時に昇華し。復活!
アルバート: 昏倒で、黒鳥にロイスを取得。昇華、復活。

GM: では、克巳どうぞ。
克巳: 「“真なる獣を解き放つな”──お前への、忠告だ」
克巳: 白兵4+《鬼の一撃/狼牙/フルパワーアタック/獣の王》 侵蝕率+14→120%
克巳: 対象は黒鳥。防御行動不可能。
 Dice 克巳: 11r7+4=31(10(1,9,7,4,1,2,2,6,4,3,7)+10(4,1,9)+10(10)+1(1))+4= 35
GM: どうしようもない。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 克巳: 4d10+42=22(6,1,8,7)+42= 64
克巳: 64点装甲値有効。鬼の腕が鴉を薙ぎ払う。
GM: 38点受領。昏倒。 ※40

GM: クリンナップ
克巳: 無し。
GM: こちら、特に無し。
アルバート: 無し。
恭平: なし
獅龍: 暗殺者のロイスをタイタスにして昇華復活
直: 昏倒中です


■□Round 3□■

GM: セットアップ
GM: こちら無し。
獅龍: なし
克巳: 無し。
アルバート: フルインストール。134%まで上昇。判定に+9D
恭平: 《ターゲットロック》。怨敵・悠美菜を祟る。侵食率:111

GM: では、31の葛城どうぞ。
獅龍: マイナー:《ライトスピード》侵蝕値+1 127% ※41
獅龍: メジャー:<射撃4>+《シューティングシステム》+《急所狙い》
獅龍: +《吼え猛る爪》+《さらなる波》+《オウガバトル》侵蝕値+11×2 148%
GM: どうぞ。
獅龍: 「いい加減オイタはやめるんだお嬢ちゃん」
獅龍: 攻撃力+16 装甲無視(防御力有効)防御行動
 Dice 獅龍: 20r7+4=43(10(2,9,9,10,8,3,9,8,9,10,10,3,2,3,7,1,9,6,6,1)
 +10(10,4,8,4,2,6,8,4,7,8,5)+10(9,7,3,10,4)+10(7,6,1)+3(3))+4= 47
獅龍: 攻撃力+16 装甲無視(防御力有効)防御行動
 Dice 獅龍: 20r7+4=26(10(4,1,7,10,6,3,10,6,2,1,1,7,9,3,3,4,7,8,8,8)+10(2,2,2,9,5,1,5,6,2)+6(6))+4= 30
獅龍: 47と…30
GM: 一回目、回避。《猿飛》《アクロバット》
 Dice GM: 14r8+4=7(7(7,3,7,5,7,4,6,4,2,1,1,7,1,1))+4= 11
GM: まあ、よくあること。ダメージください(笑)
 ダメージDice 獅龍: 5d10+16=22(1,3,1,7,10)+16= 38
獅龍: 38点装甲無視(1回目)
GM: 装甲あってもピッタリ落ちた。《空蝉》宣言で打ち消す。
GM: 2回目…受ける。《魔王の理》《魔人の盾》《グラビティガード》《音速攻撃》
 Dice GM: 16r7+4=35(10(1,9,1,7,4,3,9,9,9,8,8,9,9,1,9,7)+10(6,7,6,3,9,9,3,4,4,3,9)+10(9,2,5,3)+5(5))+4= 39
GM: 受け成功。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 獅龍: 4d10+16=23(9,7,2,5)+16= 39
獅龍: ………39点装甲無視
GM: 24点止める。15点受領。健在。

GM: では、30の悠美菜。(ころころ)葛城&アルバート。
GM: マイナー《ダークマター》、
GM: メジャー《魔王の理》《巨神の斧》《音速攻撃》《浸透撃》《かまいたち》《因果歪曲》【死神の手袋】
GM: 対象:葛城&アルバート
 Dice GM: 19r7+4=45(10(1,8,7,6,5,1,7,9,6,8,5,6,1,9,7,5,9,8,8)
 +10(7,5,2,7,3,1,5,2,2,10)+10(5,7,3)+10(10)+5(5))+4= 49
GM: 49。
獅龍: 回避放棄で
アルバート: 守りの弾+オウガバトル3…140%ジャスト。
 Dice アルバート: 27r7+4=56(10(5,3,6,9,3,10,8,2,5,10,7,3,7,9,1,8,7,9,3,1,8,1,3,4,10,4,9)
 +10(6,5,5,9,10,3,5,2,5,9,6,6,4)+10(9,6,5)+10(8)+10(8)+6(6))+4= 60
アルバート: 「―――“回避行動に移行・・・・・・・成功”」ズガガガガガガと撃ち落し続ける。
 ダメージDice GM: 7d10+6=37(6,2,6,3,8,7,5)+6= 43
GM: 43点装甲無視。
獅龍: 昏倒です

GM: では…二人とも16ですね。順にどうぞ。
アルバート: MJオウガバトル3のみ。対象は、残る悠美菜 ※42
アルバート: 「―――“フルオートによる射撃・・・・・・開始”」
 Dice アルバート: 27r7+4=25(10(1,7,6,4,5,1,3,10,4,2,10,3,4,9,3,8,3,2,3,3,9,1,8,6,10,7,3)
 +10(7,1,2,6,7,1,9,2,10)+5(5,4,3,2))+4= 29
GM: 30以下なら…受ける! 《魔王の理》《魔人の盾》《グラビティガード》《音速攻撃》
 Dice GM: 16r7+4=41(10(3,1,7,5,10,10,6,9,3,8,4,7,3,9,5,6)+10(3,7,2,3,1,9,1)+10(7,3)+10(9)+1(1))+4= 45
GM: 成功。ダメージどうぞ。
 ダメージDice アルバート: 3d10+5=10(1,2,7)+5= 15
GM: 装甲だけでカッチリ止めてます(笑)
アルバート: OK.

GM: では、恭平どうぞ。
恭平: 自分はFPA宣言。IV0に。

GM: では、克巳どうぞ。
克巳: んじゃ自分もFPA宣言。
GM: では、お好きな方からどうぞ(笑)
克巳: 俺はオマケなんで、恭平君どうぞ(何)
恭平: おうけ(何) 改めて。マイナーで悠美菜のエンゲージに移動。
恭平: 《コンバットシステム/獣の力/鬼の一撃/フルパワーアタック/急所狙い》+《獣の王》
恭平: 侵食率:136 対象:悠美菜
 Dice 恭平: 25r7+2=42(10(5,10,9,2,8,8,10,4,8,4,7,8,5,4,7,9,2,10,6,5,2,4,10,3,7)
 +10(4,1,6,3,3,9,9,5,1,10,1,4,9)+10(10,8,5,1)+10(2,9)+2(2))+2= 44
GM: グッハ。ダメージどうぞ。
恭平: [修羅] 侵食率:139
 ダメージDice 恭平: 6d10+46=19(3,2,6,2,2,4)+46= 65
恭平: 65点装甲あり。無造作に殴り飛ばす。
GM: それは軽減とかできる話ではない…。昏倒。戦闘終了。 ※43

恭平: 止めを刺そうとして振り上げて。首を振って溜息を一つ。
克巳: 「………ふぅん」修羅のチカラを見、感心したように呟く。
克巳: 鬼の手で足下の腕輪を拾い上げ、ゆっくりと元の姿へと戻して。
アルバート: 「………ッは」ずる、と。崩れ落ちて座り込む。
悠美菜: 「…クッハ…ハァ…。…なんだ…結構強かったんだね…」
恭平: 「”どうでもいいことさ。その辺りは”」バットを肩に担いで。
悠美菜: 「…神原君…」
悠美菜: 「…この期に及んでもね…私は、あなたを殺そうとしたこと………まったく、罪悪感は無いんだ…」
悠美菜: 「でもね…巻き込んだことは、悪いと思ってた…ずっと。………だから…“いろいろ”ゴメンね…」
恭平: 「眼前に困っている奴がいたら。手を差し伸べる。伸べない。其れは個人の自由だ」
恭平: 「だからこの場におよんで斬り合いになったが。どうでもいい事だ。それも」
恭平: 「──”どうでもいい事だ”」
GM: そう言うと、悠美菜は息を引き取る。
恭平: 「はは」
恭平: 「ははははははははははははははっ」
恭平: やけっぱちのように笑って。──はぁと息を吐く。
恭平: 「さて。幕引きするかね」
克巳: 「だな」小さな体躯の“相方”を担ぎ上げ。
恭平: 「なぁ。あんた克己だっけ」
克巳: 「ああ。何か用か?」立ち去ろうとしたが、声に足を止めて。
克巳: この近くの隠れ家の一つにでも行けば、応急処置できる物もあるだろうと思いつつ、
恭平: 「こういう事件だったが、変わらず金に執着できそうかい。あんた」
克巳: 「執着っていうと、純子って奴か? …別に」
克巳: 「求める物は同じでも、そいつにはそいつの、俺には俺の理由があるからな」
克巳: 「報酬はびた一文足りともまけない。それが俺のポリシーだ」
恭平: 「そいつは重畳」
克巳: 「あと、こいつは貰っていく。あんたとは知り合いみたいだが詮索はしないよ」抱えたコレを指さして。 ※44
克巳: ジーンズの後ろポケットに入れていた眼鏡を取り出して、かける。
恭平: 「ああ。”そいつ”の事は頼んだ」
恭平: 「ま。お互い達者でいましょうや。──ではな」
克巳: 応、と。小さく手を上げて。振り返らずにそのまま場を離れた(応急処置します宣言)
恭平: 葛城の傷を簡単に治療して(応急処置)UGNに携帯で連絡。
恭平: その後、小屋の倉庫からシャベルを持ってきて、死んだ悠美菜を背負って森の奥に消える。
アルバート: 「…結局、何も出来なかった、カな」
アルバート: ゆっくりと立ち上がって、念のために葛城さんの処置を確認して、ふらふらと、山小屋へ。
アルバート: 「――…」途中で、“黒鳥”だったものを見やる。
アルバート: 「――ハぁ」溜息一つ。自嘲を込めて。ずる、ずる、と小屋へと歩いていく。




 自律判定

GM: 頑張れ。
克巳: 最終侵蝕率は120%、Dロイス2つ、タイタス2つ、恭平にロイスを取得。親近感/■無関心で。
GM: 深刻のち振ってください。
克巳: ロイスは3つで、2倍振り。
 Dice 克巳: 6d10-120=23(5,3,2,2,3,8)-120= -97
克巳: 97%で帰還。意外とやばかったな(何)
直: お帰りなさいませ!
アルバート: 最終143% ロイスは4タイタス1Dロイス1
アルバート: 恭平君に有為/□恐怖でロイス取得。ロイス5つで1つ少ないものとしてロイス4に倍振り
 Dice アルバート: 8d10-143=38(5,1,2,7,6,9,5,3)-143= -105
直: うぁ(汗)
克巳: おおう…
アルバート: 3倍振りで放棄します。(しくしく
 Dice アルバート: 4d10-105=21(3,6,8,4)-105= -84
克巳: よしよし、おかえりなさい。
直: お帰りなさいませー
直: 最終侵食150% ロイス3、タイタス2、D1、空き枠に恭平さんに取得(誠意/隔意)で、4つ。
直: 先ずは倍で……!
 Dice 直: 8d10-150=42(8,4,3,1,8,5,8,5)-150= -108
克巳: 何故か今日は皆…(目逸)
直: く。放棄にて3倍。
 Dice 直: 4d10-108=22(5,3,5,9)-108= -86
獅龍: 現在148% 初期4 PC間1 シナリオはタイタス 恭平君にロイス申請 ■感服/□隔意 で
獅龍: 6個の倍振り
 Dice 獅龍: 12d10-148=53(9,4,1,5,3,3,5,8,1,3,1,10)-148= -95
克巳: おかえりなさい。
獅龍: ………これでギリギリ?(汗)
アルバート: おかえりなさいー。
直: お帰りなさいませー。
克巳: おかえりなさい。
直: お帰りなさいませー。
恭平: 現在139 タイタス1 Dロイス2 ロイス2 海道に[■慈愛 □憎悪]
恭平: 克己に[□親近感 ■隔意]でロイス4個。更に倍振り。
 Dice 恭平: 8d10-139=46(2,5,9,2,4,10,5,9)-139= -93
恭平: 2倍で帰還。
克巳: 全般的にヒドイ出目だ…ともあれ皆おかえりなさい。
直: 何はともあれ全員帰還ですね。良かった!
獅龍: 皆様お帰りなさいませ
恭平: おかえりなさいませ。
アルバート: お帰りなさい〜。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直&“慈悲の一撃” 吉野谷 克巳/登場:不可

克巳: 「さあ食え。滅多にない俺からのおごりだ」
克巳: テーブルを挟んで、目の前にはメガたまマック2つ。
直: じ。と。向かいの青年と目の前のそれとを見比べつつ。
克巳: 「約束しておきながら食わせないってのも後味悪い話だからな」見られて、ふいっと視線を逸らし。
直: 「……ありがとうございます」ぺこ。と。曖昧な礼。
直: 「でも……」
克巳: 礼を受け、ハンバーガーを掴んで。「何だ?」
直: 「………………これ、どうやって食べるんですか?」先ずは一口で噛めないだろうな。というその高さに躊躇。
克巳: 「いい質問だな。女子供はまずそこで壁にぶつかる」紙の容器を開いて、両手に持つ。
直: 「そうなんですか」
克巳: 「はみ出さないように手で押さえながら食うのがコツだ。最初に潰しておくのも手か」
直: 「…………」
直: 再度、向かいの青年の仕草を先ずはただ、見て。
克巳: そう言いながら、大口を開けてかぶりつく。
直: 何となく、見よう見まねで口に運んでみる。
克巳: もぎゅもぎゅと咀嚼しながら、じぃ、と。真向かいの少年が食べる様を見つめ。
直: 「……やっぱり、大きいです」
克巳: 「──まあ、何だ。半分は嫌がらせだからな」
直: 半分ほどしか噛めず、諦めたように顔を上げ。
直: 「嫌がらせ、ですか?」
克巳: 「分解して食えばいいさ」軽く笑いながら、紙ナプキンを投げて寄越す。
直: はい。と素直に頷き、ソースを拭き。
克巳: もしゃもしゃと先に食い終えて、悪戦苦闘の様を何とはなしに観察。
直: 「……何か、面白いですか? 見てて」視線を感じ、ふと。
克巳: 「独り言なんだが」
直: 「はい」
克巳: 「今、置かれているこの状況が、奇妙だなーと思いつつ」
克巳: 「何であんたにマック奢ってやるって言ったんだろうな、俺」
直: 「……何ででしょうね?」
克巳: 「──ま。どうでもいいか、カネはもう払っちまったんだしな」
直: 手元の食べかけのそれに視線を投げ。
直: 「でも」
克巳: 「とりあえず、手に入る報酬さえきちんとしてりゃそれでいいよ…ん?」
直: 「美味しいですよ。ありがとうございます、克己さん」
直: にこり。笑う。恐らく初めて呼んだ名前と共に。
克巳: 「は。こんなジャンクが旨いって思えるようになっちまったか」机に肘を突きながら、軽く笑う。
直: 「食べたこと無かったですし。楽しみにしてましたし」
直: 頷き、後は黙ったまま、残りを片付けて。
克巳: 「そか。また会う事があったら新作奢ってやるよ」
克巳: 素っ気ない言い草で、曖昧な約束を交わす。“また”がある保証など無いというのに。
直: 「ご馳走様でした」包みを丁寧にたたみ、再度頭を下げて。
克巳: 「んじゃ報酬の件の口添え宜しく。俺はバイト抜けてきてるんで、もう戻るわ」
直: 「はい。──“いずれ、また”。“剣の9番”」
直: 最後、その“名”を告げて、見送った。
克巳: 「やーれやれ。…じゃあ、な。“直”」
克巳: 確信犯が笑い、先に店を後にする。
直: 呼ばれた名前、それに数度瞬き。
直: 視界から消えた青年に、再三頭を下げた。

???: 「あれが、此度の“アルカナ”ですか…」 ※45
???: 「“以前”よりは、使いやすそうですね…」
???: 「期待していますよ、二人とも…」
???: 「それでは、次の“プラン”を始めましょうか―――」



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“加速する守護者” 葛城 獅龍&“表裏一体の執行者” アルバート=グランベル/登場:不可

GM: あの後。
GM: 純子は警察に送検され、いろいろゴタゴタがあったらしい。
GM: もっとも、所詮は上の方での話。現場レベルでは、すでに終わった事件でしかない。
GM: そんなある日。

GM: コンコン
GM: ノックの返事を待たず、誰かが入ってくる。
汀: 「こんにちはー。了いる? いないよね。あまり期待してなかったし」
汀: 「まあ、今回はそれが目的じゃないしね…えーと、この間の連続殺人事件に関わったのって、貴方達だっけ?」
獅龍: 「多分…どの事件かわからないけど」勢いに圧倒されたまま
汀: 「犯人、“黒鳥”だったんだって?」
アルバート: 「……“黒鳥”デスか?」書類の山をいじりつつ
獅龍: 「………」黙って頷く、思い出したくない様に
汀: 「惜しかったなぁ…。点数稼ぐチャンスだったのに…」
アルバート: 「……ハい?」
獅龍: 「点数?」何の事だろうと反芻
汀: 「ああ。あたしね、彼女のこと知ってるの。名前から手口から、全部」
獅龍: 「彼女?悠美菜って娘?」
獅龍: 知っていると言う台詞にぽかんとしつつ
汀: 「うん。同じ孤児院にいたからね」
獅龍: 「あぁ、なるほど…………」失敗したなと言う顔
獅龍: 「彼女に聞けばよかったですね、思いつきませんでしたよ」とはアルバートさんへ
汀: 「まあ、丁度ミッちゃんに連れられて、留守にしてたんだけどね…」
汀: 「ところで、彼女の義母が依頼人で、今拘留中なんだっけ?」
アルバート: 「だねェ」
汀: 「これは、余計なことだけど…」
獅龍: 「?」
汀: 「“あたし達みたいなの”は、誰かと会ったとき『話す』『無視する』とかの選択肢の中に」
汀: 「普通に『殺す』が含まれてるようなモノなのよ」
汀: 「そんな彼女が、散々お膳立てをしてまで、最終的に彼女を“生かして”いた」
汀: 「それに、一連の件で、妙に失策が多かったのって、やっぱり、“家族だ”って意識があったのかもね」
獅龍: 「………」
アルバート: 「…あの娘も“人の子”ダッた、って事なのかな?」暗殺者でも、と暗に含んで。
獅龍: 視線を下に落とし考え込む
汀: 「まあ、あくまで傍目から見ただけの想像だし」
汀: 「あたし達が“人殺し”って事実が、それで変わるわけでもないけどね」
汀: 「元“同業者”で、元“幼馴染”として、ちょっと気になっただけ」
獅龍: 「人は…変われるよ、どんな過去があろうと…」
獅龍: 自分に言い聞かせるように呟く
汀: 「それじゃあ、了はいないし、そろそろ帰るね。バイバ〜イ」
GM: そう言うと、汀は去っていきます。
獅龍: 「態々どうも」
獅龍: 慌ただしくさっていくのを見ながら苦笑して
アルバート: 「ん、ジャねー」
獅龍: 「元気ですね」とそのままの表情で同意を求めてみる
アルバート: 「…ン、そうだね」 汀を見送り。
アルバート: 「…まあ、気を変えて頑張りますか」
GM: 救われたのだろうか。誰が? 誰に? それはわからない。
GM: それでも、日々は続く。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“無垢なる心” 神原 恭平/登場:不可

GM: 病院のベッドで目が覚める。
恭平: 「──」
GM: もっとも、オーヴァードなのだから、治療だのなんだのはそれほど必要ではない。
GM: 生きてさえいれば、死なない。死ねない。
GM: そして、気付く。
悠美菜: 「…え?」
GM: ガバッと身を起こす。
GM: 生きている? 少なくとも、足はありそうだ。
GM: なんで? あの後は…。
悠美菜: 「………んー…ひょっとして、また記憶喪失ですかね…?」
悠美菜: 「って、神原さん!? いつからそこに!?」
恭平: 「”あれ”から」
悠美菜: 「ひょっとして、ここは地獄で、私達は相打ちだったとか…。いえ、無いですよね。続けてください」
恭平: 「まぁ。あんたが目覚めた事だから。医者呼んで退散するさ」
恭平: 「”怪我を負って倒れていた女性を病院に連れてきた。それだけの事だが”」
悠美菜: 「退散しないでください。説明くらいはしていってください。殺しますよ」
悠美菜: 「…ええ…殺します。うん、私は私のままみたいですね…」
悠美菜: 「まあ、神原さんのことですから、“多分こう答えるんじゃないかなー”って想像はありますけど」
悠美菜: 「一個だけ質問させてください」
恭平: 「説明するような事も無いんだが」
悠美菜: 「“何故”ですか?」
恭平: 「人助けしたかっただけだな」
恭平: 「筋書き通りに事が運んで。”悠美菜”の役割は終わった」
恭平: 「仕事というだけならこれにて退散してどうとなり生きればいいと思うがね」
恭平: 「俺は」
悠美菜: 「想定内の答えですね。まあ、あとはきっと何聞いても似たような答えしか返って来ない気がしますから」
悠美菜: 「一つだけ言わせてもらいます」
悠美菜: 「私は、“変わりません”よ」
悠美菜: 「…“多分”」
恭平: 「それで別にインじゃんね、と思うんだが」
悠美菜: 「………“きっと”」
悠美菜: 「………………………」
恭平: 「いきなり変わったらお前誰だ何処の星人だとなるぜコンチクショウ」
悠美菜: 「…やっぱり、もう一個聞いていいですか?」
悠美菜: 「私、どういう状況で病院に運び込まれた設定になってるんですか?」
恭平: 「あんまり思いつかなかったから」
恭平: 「KATUMI号とか言われるダンプに撥ねられて全身打撲にしておいた」 ※46
GM: 飛来したナイフが頬をかすめる。
恭平: 「ヒィ。全身打撲とかどう説明するんだ。リムジンの方が良かったか!?」
恭平: 「とか。まぁ冗談は微妙においておいて」
悠美菜: 「丁寧な設定ありがとうございます。それだと、しばらく入院しておかないといけなさそうですね…」
悠美菜: 「それでは、時々見舞いに来てください。今後どうとなりに生きるかの相談にの乗っていただきます」
恭平: 「言っておくが。悠美菜=黒鳥はUGN的には”死亡”と言う形にしてる」
恭平: 「やっぱりそれなしね!とかその辺は自分の人生だ。自分で決めな」
恭平: 「相談は乗る。困った奴を手助けするのは当然の事だからな」
悠美菜: 「“人助けがしたかった”のでしょう? そこまでして、初めて“人助け”ですよ」
悠美菜: 「まあ、ゆっくり考えます。なんか疲れたので、今はちょっと寝ておきたいですし」
恭平: 「考えれ考えれ」
恭平: 「まぁなんだ」
恭平: 「”何故”と聞かれた時、人助けとかその辺りは後付だな。強いて言えば」
恭平: 「あんたみたいな奴をなんとなく殴りたくなかった、が正しい。フィーリングだな。この辺り」
恭平: 「と言う訳で養生しなされ。でわの」 ※47
恭平: 手をひらひらして部屋を出て行く。
悠美菜: 「その方が、素敵な答えですよ…」
GM: しばし、閉じられたドアを眺め、小さく呟く。
悠美菜: 「………さようなら、“黒鳥”」
GM: 天か、或いは地か、いずこともなく飛び去った。
GM: 黒鳥は、もういない。



Credit……「黒鳥‐raven‐」
Start:2008.06.16 22:00〜06.21 03:20

PC1:“無垢なる心” 神原 恭平/久流さん
PC2:“加速する守護者” 葛城 獅龍/優雅さん
PC4:“表裏一体の執行者” アルバート=グランベル/炎舞さん
PC4:“彷徨い往くもの/予知するもの” 海道 直/たつきさん
PC3:“慈悲の一撃” 吉野谷 克巳/こびと(ログ編集)
GM:Nオレンヂさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「黒鳥‐raven‐」  〜END

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