OpeningMiddleResearchClimaxEndingAnother 座敷童計画 Ver,01(20051121)
 

 ある実業家が、異常とも思える発展を見せることがUGNから報告された。
 そして、ファルツハーツの関係が囁かれる中、
 UGNのチルドレンとエージェントたちは、その実業家が持つ館へと侵入していく。



 Handout
PC:1
【シナリオロイス】白井 由美
 貴方は潜入した館で一緒にすごすことになった女性。
 OVのようだが、普通のOVとは明らかに違うそぶりを見せる。
▼Character sheet “牙狼の王”久継 駆穂


PC:2
【シナリオロイス】白井 康平
 貴方は、UGNの命令によって彼の館へと行くことになった。
 白井曰く、遺児に対する慈善事業の一環として
 子供を館に誘うと言うことになったのだが・・・。
▼Character sheet “天雷”草野 操


PC:3
【シナリオロイス】天城 美鈴
 貴方は、美鈴からの依頼で、白井康平を調べることになった。
 何でもFHとのつながりがあるということだが・・・。
▼Character sheet “電網の踏破者”玉鋼 雷斗


 自己紹介

駆穂: 「久継 駆穂(クツギ カルホ)。コードネームは”牙狼の王”フェンリル」
駆穂: 「ああ。同族狩りさ」
駆穂:  UGNに属するチルドレン。シンドロームはサラマンダー/ハヌマーン。
駆穂: 少女とも間違うような中性的な顔立ちの黒髪の少年。
駆穂:  賢者の石の力を使役出来る適合者たる蒼炎使いのオーヴァード。世界の繰り手。
駆穂: 感情を出さぬその表情に反して瞳に昏い憎悪の炎を宿す。
駆穂: HP36、イニシアチブ26、基本侵蝕率35%。
駆穂:  PC間ロイス:“天雷” 草野 操 ■有為 □無関心
駆穂:  →同僚にして後輩。それ以上でもそれ以下でもなく。
駆穂: シナリオロイス:白井 由美 □誠意 ■無関心
駆穂:  →不審。
駆穂: 以上です。宜しくお願いします。

操: 「こんにちは。草野操、です」
操: 「こんどはどこでお仕事ですか…?」
操: 黒いおかっぱ頭に白い肌。日本人形のような外見の物静かなチルドレン。
操: 戦闘時には三つの魔眼を宙に浮かべ、閃光と轟音纏う雷神子。
操: 好きなものは昆虫や草花、尊敬する人はファーブル。
操: 「ムシ○ング」のカードを集めていたりと、仕事以外では普通に子供らしい。
操: シンドロームはブラックドッグ/バロール
操: HP18、イニシアチブ15/17、基本侵蝕率31%
操: シナリオロイス:白井康平に…OP終了後に取得予定
操: PC間ロイス:“電網の踏破者”玉鋼 雷斗に■憧憬/□隔意
操: 「ぼくも、らいとさんみたい(なロボット)になれるかなあ? …だめかなぁ」
操: 以上です。よろしくお願いします。

雷斗: 「……了解しました。自分の方で“処理”を引き受けましょう」
雷斗: 玉鋼 雷斗(タマガネ ライト)18歳。ブラックドッグ/モルフェウスでUGN支部長(補佐やら候補生)/商店主&大学生。
雷斗: 美術商で大きくなった資産家の子で、大学の授業の合間に喫茶店のバイト店長&UGN支部長候補生として、管理職メインで勤務中。最近、身寄りを無くした花屋の娘さんを同居人に迎えたせいで、花屋の経営にまで手を付けたらしい。
雷斗: 根は正義感が強く熱い方だが、日頃はそれを内に秘めているタイプ。
雷斗: 「理想を語るだけでなく、それを周囲との兼ね合いの中でどう実現するか」を常々念頭に置いて動く、政治家めいた所もある。
雷斗: 普段は比較的フランクに会話していて、冗談を言うこともありますが…“仕事”中はもっぱら丁寧語に切り替わり、努めて冷静に物事を見据えて対処しようと心掛けている。
雷斗: 最近、電脳系EXレネゲイドとの接触により、古代種に似た力を身につけてしまったらしい。
雷斗: HP16、基本侵蝕率32%、イニシアチブ8
雷斗: シナリオロイス=”無慈悲なる12時の鐘”天城美鈴:○同情/憐憫
雷斗: PC間ロイス=“牙狼の王”久継駆穂に○P信頼/N不安
雷斗: 以上です。よろしくお願いします
GM: はーい。GMはアランがやります。ということで・・・。
GM: 「世界は既に変貌していた・・・」





 Master Scene
 ScenePlayer:−−/場所:−−/登場:不可 

GM/霧谷: 「さて・・・。皆さんには、ある館に行って貰います。この館には、青年実業家が暫く滞在するとのこと」
GM/霧谷: 「彼にはFHとの関係がうわさされています。その調査をお願いします。」
GM/霧谷: 「駆穂君には、館の主の養子の友人兼、メイドという設定で。」 ※1
GM/霧谷: 「操君は、交通遺児の慰労会の参加者に」
GM/霧谷: 「雷斗君には、館に出入りしている三河屋のサブという設定になっています。」
GM/霧谷: 「くれぐれも失態のないように・・・。」



 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“牙狼の王”久継 駆穂/場所:由美の部屋/登場:不可

駆穂: #1d10+35[登場]
 Dice 駆穂: 1d10=(5)=5+35=40
GM: さて・・・。唐突だが駆穂君には女装をしてもらうことになるw
GM: というのも、貴方は白井家の令嬢の友人兼、メイドとして住み込みのバイトをすることになったためだ。
GM: 住み込みをしてからの数日、貴方はいつもどおりに令嬢を起こし&朝食を届けに行きます。
駆穂: メイキャップを軽く施し。髪の毛を梳いて癖を消す。必要以外は俯き加減に顔を伏せ。歩幅を小さく整える。
駆穂: 「ご朝食をお持ちしました」己の能力の根源の1つは”音”。仕草さえ整えれば見紛うように仕向けるのも可能だ。
GM/由美: 「・・・(ごろり)」貴方の言葉を聞いてか、そっぽを向くように寝返りを打ちます。
駆穂: 手早くカーテンを開き、寝室にて食事を取れるよう支度を調える。 ※2
GM/由美: 「まぶしい、あたしはまだ眠いんだ。ほっといてくれ。」資産家の令嬢と言う割には言葉が酷く乱暴な気がしますね。
駆穂: 「そういう訳には参りません。お世話をする以上、刻には従って頂きます」反論を無視して手早く行なう。
GM/由美: 「お前もしつこい女だな・・・。」
GM: 由美はベッドでごろごろして、起きようとしませんね。
駆穂: 「それが私の規則(ルール)ですから」やれやれと小さく肩を落とす。内心、人間何処でも変わらない物は変わらぬ物だ、と。
GM/由美: 「飯はおいていってくれ、私は起きないぞ?」
駆穂: 「そうですか」何とも無しに上目遣いで由美を見る。見る人が見れば不満がありそうな目。
駆穂: 本心は”どうでもよい”
GM/由美: 「・・・気に入らんな。お前は私に従う立場にあるのだぞ?」駆穂の姿を見て、ますます機嫌が悪くなる由美。
駆穂: 「御気になさったのなら申し訳ありません。では”私の”立場上から手早く用意していただけると助かるのですが」有無を言わせず。一通り並べる。
駆穂: 窓を開け、風を招き入れる。
GM/由美: 「誰もお前を助けようなんて思わぬ。」
駆穂: 「ああ。誰かの助けが無いと食事も出来ないのですね。気づかず失礼を」至極淡々と。スプーンを差し出す。
GM/由美: 「・・・」じとぉ・・・と、駆穂を見る
駆穂: 室内を粗方見回り。小さく肩を落とす。僅かでもファルスハーツの影を見つける為に。
GM: じゃ<知覚>判定を
駆穂: #7r10+1[知覚]
 Dice 駆穂: 7r10=(3,10,8,7,4,7,6)=Critical!!
 Dice 駆穂: 1r10=(9)=9+10=19+1=20
駆穂: 20。
駆穂: 「さぁ。どうぞ。口をあけて」どうぞ、といった具合に。傍から見ると意地悪そうにも。面白がっているようにも。 ※3
GM/由美: 「お前は、意地の悪い女だ。」差し出されたスプーンをパクリ。
駆穂: 「私のルールですから」新たに一掬い。
GM: うむ、調度品の中に宝石をかざす女性の像を見つける。この像は、窓側の部屋に限って置いてあることに気づくね。
駆穂: 少し手を止め宝石の像を凝視する。
GM: 駆穂の知識だけでは、ちょっと分からんね。
GM/由美: 「主のルールなんて、どうでもいいのだがな。」差し出されれば、機嫌の悪いまま食事を勧めていく。
駆穂: 「この稼業は金銭面だけでやっていけるものでもないですから」適度に自分でも食べさせるようにスプーンを持たせて誘導する。
GM/由美: 「なら、もっと愛想良くすればいいだろう。」諦めてスプーンを持つ。
駆穂: 「性分ですから」澄ました何時もの顔に戻り、珈琲を淹れる。
GM/由美: 「かわいげのない女だな・・・。」そういって食事は続いていきます・・・。
駆穂: 次のシーンで聞くことは聞いておきます。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/場所:ロビー/登場:不可

操: #1d10+31
 Dice 操: 1d10=(8)=8+31=39
GM: さて・・・。貴方は小型バスに乗って、森の中に立てられた館に連れて行かれます。
GM: なんでも・・・慈善事業に熱心だと言われている、白井康平の誘いを受けて館で慰労パーティのようなことをしてくれるとか。
GM: 辺りは森に囲まれていますので秋の虫が鳴いていることに操は気づくでしょうね。そしてロビーの中にはいるように言われますね。
操: 『パーティー……』 人の多いところは、少し苦手。
操: けれども、促されて素直にロビーの中へと足を踏み入れる。
GM: うむ、貴方を含めて10人程度の貴方と同世代の子達がいますね。やたらと騒ぐようでロビーは子供の声で響きまくってる感じがします。
GM: で、暫くすると・・・30代半ばぐらいの背広を着た男が入ってきます。
操: 「…………」 同年代の子供達の活気に少し圧倒されて、壁際でその様子を眺め、
操: 入ってきた男性に視線を向ける。
GM: 表情は温和そうに見えますが、目が細めで切れている感じがします。顔立ちは、某お局様が飛びつくぐらいですなw
操: 『はるかおねーさんもこればよかったのに…』
操: なんとなくそんな無茶なことを想いつつも、何とはなしにその人を見ている。
GM/康平: 「さぁ、みんな静かにして。この館の主、白井康平です。今日、皆さんがこの館を自由に使って楽しい生活をすごして下さい。外で遊ぶもよし、ゲームも別室に用意してあります。貴方たちが日ごろ苦労した分、時間を忘れて遊ぶ時間をもてたら、私も嬉しく思いますよ。」
GM/康平: 「この時に友達を作り、良い思い出にしてもらえれば結構。昼の時間は12時です。それまでは自由!楽しく遊んでください。」
GM: そういえば、子供たちは我先にと館を駆け巡り、部屋に入ってはおもちゃで遊んだり、外で遊具を見つけては友達を見つけて遊び始めたりしますね。
操: この人が館の主人なんだと認識。
操: と同時に、『ともだち……どうしよう?』と困惑。
操: 困ったなぁ…と口に手を当てて少し思案。
操: 「………」
GM: うむ、貴方困った様子を浮かべていると・・・白井は貴方のところにやってくる。
操: 「?」 気付きます。
GM/康平: 「うん、君はどうしたんだい?誰とも遊ばないのかな?」
操: 「…あ。ええと………知らない子たち、ばかりだから…」
操: どぎまぎと、理由にならない理由を口にしてしまう。
操: とん…と、壁が背に触れた。
GM/康平: 「そうか・・・。ならば、おじさんと遊ぼうか?」にっこりと笑って手を取ろうとする。
操: きょろきょろ……小動物のように首を傾げて見てみるも、近くに子供はいない。
操: 『支部のおじさんだと思えばいいのかな…?』 考えて。
操: 『お仕事だし……』 さらに、考えて。
操: 目をぱしぱしと瞬きして、小さく頷いて手を取った。
GM: ふむ、ならば<知覚>
操: #2r10+2
 Dice 操: 2r10=(7,10)=Critical!!
 Dice 操: 1r10=(7)=7+10=17+2=19
操: 19です。
GM: ふむ、なら分かる。手の取り方に、ちょっと不自然さを感じた。
操: 妙な違和感を感じて、一瞬、手が止まる。
GM: 手を取るというより、手を撫でるという感じなんだ。そして、一瞬目つきがおそらく君が見たことないであろう殺気とも取れる視線を送るのがわかる。
GM/康平: 「・・・どうしたんだい?えっと・・・。操君だったかな?」
操: 「あ、はい」
操: こくこくと頷く。
GM/康平: 「では、外で遊ぶかい?それとも中?」
操: 「ええと………」 気持ち的には昆虫採集とかがしたいので、外。
操: でも、今は仕事なので……と考えて。
操: 「……中、で」
GM/康平: 「そうか、なら面白いゲームがある。そこで遊ぼう。」と手を引いて部屋に連れて行ってくれます・・・。
操: では、そのまま手を引かれて部屋へと行くのです。
操: あ、ロイスを取得します。
GM: うぃー
操: 白井康平に…□好奇心/■猜疑心で。



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“電網の踏破者”玉鋼 雷斗/場所:裏口/登場:不可

雷斗: #1d10+32
 Dice 雷斗: 1d10=(5)=5+32=37
GM: さて、貴方は三河屋のさぶちゃんだw
雷斗: まあ、営業って事はいつもと変わりませんが
GM: ということで、貴方は食材やら調味料やらを館に届けにいきますね。
雷斗: 「毎度ありがとうございます。三河屋ですー」
GM: うむ、家政婦さんたちが、それを受け取ってくれます。「いつもすまないねぇと」納品書のチェックをしますね。
雷斗: 「ホント、こちらこそご贔屓にして頂いて」
GM: うむ、そうすると外で子供たちが騒いでいることに気づくね。それを見た家政婦がため息をついて「ほんと、子供たちが騒いだ後の片付けって、くろうするのよねぇ・・・。」
GM: 「お菓子は食い散らかすし、おもちゃは片付けもしない。やれやれ、ご主人様は何を考えていらっしゃるのか・・・。」
雷斗: 「そうですよね。でも、子供はワンパクな方が良いと申しますしね…」
雷斗: 「子供達への慈善事業…と伺ってますが、連日こうですと大変ですよね」
GM: 「えぇ、慈善事業と言って、養子を取ったり、子供たちを集めてはいつも騒いだり・・・。」どうも、この家政婦さんは雑談をしたくてうずうずしているようだね。
雷斗: 「子供達と直接お会いなさるなんて、スケジュール調整が大変じゃないんですか?」
GM: 「それがどうも、他の事をほったらかしてまでも、子供たちとの時間を作っているみたいなのよ。それに子供たちを御覧なさい。」外を指差す
雷斗: そちらの方を見てみます
GM: 「男の子ばっかりで、しかも紅顔の美少年にふさわしい子達ばかり。社員さんたちの噂によると、御親戚さんが事務所にやってきて暫く騒いだと思ったら、中身の分厚い封筒を渡してことを沈めたと言うこともあるそうですよ?」
雷斗: 「男の子ばかりですか?それはまた…」
GM: 「えぇ、何度も屋敷に子供を誘っているようですけど、女の子がきたことが一度もないんですよ。」 ※4
雷斗: 「その…何だかアメリカのアーティストを思い出しますね、そういうの」
雷斗: 某黒くて白い人を思い出して
GM: 「そうね・・・。親戚の方ではお金を積まれると、黙ってしまうでしょうねぇ。」
雷斗: 「そのお陰で、私達はおまんまにありつけるわけで…皮肉なモンですよね」
GM: 「そうねぇ、噂だけであってほしいわねぇ・・・。」
雷斗: 「まあ、火のない所に煙は立たず…と申しますし。私達が言っても仕方ないんでしょうけど」と苦笑
GM: 「そうよねぇ・・・。後は警察に任せるわ。じゃ、これ明日もよろしくね。」そういうと、裏口から家政婦のおばさんは立ち去って行きます。
雷斗: では、私の方は荷物の搬入がてら、中の様子を調べてみますね
GM: じゃ、<知覚>ですね。
雷斗: 知覚は苦手だけど…
雷斗: #2r10
 Dice 雷斗: :2r10=(5,9)=9
GM: まずはおばさんの言うとおり、外には男の子ばっかだね。しかも、可愛い子ばかり。
GM: で、さらに搬入口に、不自然に宝石を持った像が置いてあることに気づく。こんなところに調度品なんかおいても意味はないのにね。
雷斗: 調度品…私には何か気付きませんでしょうか?
雷斗: 知識:美術品がございますけど ※5
GM: じゃ、それで判定していいよ〜。
雷斗: #4r10+1
 Dice 雷斗: :4r10=(1,6,3,2)=6+1=7
雷斗: ううむ、目が悪い
GM: 7で十分だよ。像は既存の模造品。だけど、その像たち元々は宝石を持つようには作られてないんだよ。
GM: だから、宝石をおくために作ったように思われるね。
雷斗: なるほど。まさか、その宝石からレネゲイドを感知したりしませんか?
GM: ・・・ふむ、ならPCがそう発想したと言うことで、感知してもいいね。
GM: だけど、その宝石の効能とかまでは別途調べないと分からないね。
雷斗: その辺は、デジカメで撮影したりなどして、データを取っておきますね



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“牙狼の王”久継 駆穂/場所:昼前の由美の部屋/登場:不可

駆穂: #1d10+40[登場]
 Dice 駆穂: 1d10=(7)=7+40=47
GM: はい、昼過ぎに貴方が由美の部屋に行くと、外で遊ぶ男のたちをボーっと見ている由美に気づきます。
駆穂: 「賑やかですね」干していたシーツを畳んで寝室に仕舞いつつ何とも無しに。
GM: 貴方がこの館に来て、数日経つのだが、由美は一度も館から出たことがないね。今日も、ただボーっと過ごしているだけ、外見の年頃からすれば、学校にも行くのだろうけどね。
GM/由美: 「うるさいだけよ。」ハァとため息をつく
駆穂: 「外にでられては如何でしょうか」口調は淡々と。
駆穂: 「身体が悪いので」身体上について資料にあったか思考。
GM/由美: 「あー、駄目駄目。外は出たら駄目。」身体上の資料は見当たらなかったね。
駆穂: 「出たくないのか…出られないのか。どっちでしょう」はてはて、とでも続きそうな口調。
GM/由美: 「それは秘密。」即答しますね。
駆穂: 「そうですか」あっさり引き下がる
駆穂: 「屋敷の敷地だけでなく。屋敷からも出れないみたいですね」洗物も畳み。
GM/由美: 「・・・屋敷からも出れないの。」少し皮肉っぽく喋る
駆穂: 「過保護に育てられたのですね。ご主人は」こぼれた皮肉はさらりと流し。人形の方を見る。
GM/由美: 「そうそう、初めは奴隷扱いすると思ったら、閉じ込めているだけ。これでも美人な方だと思ったのにねぇ。」
駆穂: 「ところで。あの像はこの屋敷の物ですか。高そうですね」窓際にある人形を見て。
GM/由美: 「・・・高いみたいよ。それでもこの屋敷には必要なものよ。」
駆穂: 「出たくは無いのですか」
駆穂: 少し眉を上げる。へぇと。この女はこの屋敷が何であるかのカラクリの一端を知っている。
GM/由美: 「外に出ても、また閉じ込められるだけ。あの親父じゃなくても、また別の人間がそうする。」諦めたように自嘲的につぶやく。
駆穂: 「この屋敷ですか」
GM/由美: 「・・・そ、この屋敷。」
駆穂: 「籠の鳥といった具合ですね。その籠の鳥のお姫様は外を見てふてくされていますが」ぱたんと畳み物を終える
駆穂: 「慣習で閉じ込めるという訳でもなく。二の足で出れるでしょう」
駆穂: 足元に目を移し。
GM/由美: 「籠の鳥は、外に出たら最後、自分で餌をとることも出来ずに餓死するか、別の動物に食べられて終わり。そんなものよ。」
駆穂: 「悲観的ですね」一度外を見て
GM/由美: 「そう?」
GM/由美: 「館の謎を解きたければ、力を持つものに頼ることよ。まぁ、せいぜいがんばりなさい。」それ以降外に目をやって口を閉ざしてしまうね。
駆穂: 「推理物では良くある話ですが。『何故貴方が』『この屋敷に囚われる』必要があるのでしょうか。家政婦の好奇心からの質問です。ああ。答えなくてもいいですよ。今は首になりたくないですから。」お茶を淹れて。
駆穂: 「そうします。では午後の紅茶と参りましょう」
GM: そうそう、暫くすれば昼の時間になる。昼の時間は子供たちの給仕をするように言われていますね。そろそろ、出て行く時間です。
駆穂: 「それでは」片つけて部屋を去る。



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/場所:とある洋間/登場:任意

操: #1d10+39
 Dice 操: 1d10=(4)=4+39=43
GM: さて・・・。貴方が部屋に連れて行かれると、子供向けのゲームが盛りだくさんだね。
GM: TVゲーム然り、他のゲーム然り。別の部屋にいけば、某虫ゲームも存在してるだろうね。
操: 「たくさん………あ」。某虫ゲームを発見。
操: 白井を見上げる。「遊んでいいんですか?」
GM/康平: 「ふむ・・・。操は、このゲームが好きかい?おじさんも気に入ってるんだよ?」そういうと、カードケースを取り出して、カードを見せる。大人買いしているらしく、レアカード満載だねw
操: 「わぁ」 素直な称賛と感嘆。
操: 「おじさんも集めてるんですか? ぼくもです」
操: がさごそと、リュックの中からカードを取り出す。その量は比較にならないくらい少量であるが。
操: ちょっぴり、仕事の事が頭の外へと抜け出した。
GM/康平: 「うん、子供の流行には興味があってね。」そう言ってゲームを始めていくのだが・・・。
GM: ここでもちょっと違和感を感じる。
GM: 康平は操の背中から画面を見てるのだが、どうも体が引っ付きすぎているような気がするんだ。
操: 「…………………………?」
操: 気のせいかなと思い直して、再びゲームに興じるものの。
GM/康平: 「そうそう、夜におじさんの部屋に来てごらん。別のコレクションがそろってる。余っているカードもあるから、それを分けてあげてもいい。」暫く遊ぶとそんなことを提案しますね。 ※6
操: 「はい、わかりました」 素直な返事。
GM/康平: 「ただ、私にも操君に頼みたいことがある。それと交換と言うことでどうだい?」
操: 「……ぼくに、できることなら?」 30度首を右に傾げて。
操: なんだろうと思いつつも、承諾した。
GM/康平: 「じゃ、夜に私の部屋に来るんだよ。さて・・・。そろそろお昼だ。食堂へ行こう。」頭を撫でた後に部屋を出て行きますね。
操: 「はい」
操: 頷いて、自分も食堂に向かってぱたぱたと小走りに駆け出した。



 Research Phase
 ScenePlayer:“電網の踏破者”玉鋼 雷斗/場所:任意/登場:場所による

雷斗: #1d10+37
 Dice 雷斗: 1d10=(7)=7+37=44
GM: ここは情報集めのシーンですー。多分、別途に連絡方法を持っているだろうから・・・。
GM: 集まることは可能だと思うよ。
雷斗: 一旦、資料を調べておく為支部に連絡を取っている所かと思います
GM: 連絡を取る場所はどこにする?
雷斗: 厨房の脇で、影になっている所ででも…
駆穂: #1d10+47[登場]
 Dice 駆穂: 1d10=(4)=4+47=51
雷斗: 極力目立たないポジションで
操: 網を持って昆虫を探し歩いて、厨房の扉の外辺りでばったりと。#1d10+43
 Dice 操: 1d10=(2)=2+43=45
駆穂: 厨房で他のメイドに混じって作業していた所より。少し抜けて。
雷斗: では、二人に気付いて目立たない角へと手招きします
操: 「………あれ?」 バッタリと二人に出くわす。そういえばお仕事だったのでした。
操: 黙って頷いて、手招きされたところへと。
駆穂: 軽く周囲を見渡して。
駆穂: 「経過は」声色を元に戻して。
雷斗: 「こちらで気付いたのは…」と、自分の得た情報を伝えます
操: 「こんばん、白井康平のへやに行くことになりました」
駆穂: 聞き。自分の情報を伝える。
駆穂: 「どう思う」部屋に行く事について雷斗に。
雷斗: 「危険ですが…相手の思惑を知るチャンスではありますね」
駆穂: 「自分で判断し行動出来るか。操」
操: 「………」少し上を向いて考え、
操: 「…できます」頷いた。
操: …心の中で『きっと』と付け加え。
雷斗: 「OK。その時は、通信機のスイッチを入れておいて、そちらの様子が分かるようにしておいて下さい」
駆穂: 「念の為、同刻は付近にて忍ぶ事にする。メイドなら主人より夜遅くに行動していてもまだ怪しまれる事も無い」
駆穂: 自分の服装を叩いて。
操: 「はい」 指示に従って、ごそごそと通信機を確認。
駆穂: 「正直。ファルスハーツの影は見当たらない。一部不審な点もあるが」像の事も合わせて情報統合。
操: そういえば像が立っていたなぁと思いだして。
操: 「庭が見える部屋には、ありました」 こく。
駆穂: 「娘を出さないことに対してに対して過剰なまでの固執。そして像。屋敷」
雷斗: 「どうやら像は、宝石を飾る為に不自然な手が加えられてるみたいですよ」
GM: ところで、何か情報判定したいことはある?>各位
駆穂: 「鍵となる女には『力ある者に頼れ』とは言われた。ある程度の推測は出来るが謎が多い」
操: うーん。
操: 娘さんはいつ頃から屋敷に囚われているのかなあ?
GM: それはここの家政婦に聞けば分かると思うよー。
操: じゃあ後で尋ねます。
操: 今までにここに来た養子の子たちが何処に行ったのかなあ、とか。
GM: それは情報:噂話だね。
操: 実業家の白井って、具体的にはどんな仕事をしているのかなあ、とか。
操: …くらいしか思いつかないのです。
GM: 小さい証券会社をやってると思ってくだされば結構。ここ数ヶ月、急速に利益を確保=拡大してると言う話は、確かあらすじでも書いたかな。
操: はい。赤丸急上昇の事業家だとかー。
操: 「子どもたちの行き先、きいていませんか?」二人を見上げて伺う。
操: (社会1コネなしなのでー) 
操: あとは、雷斗さんが写真にとってメールで送信した(?)宝石の鑑定報告とかがUGNから届いていないかなあと。
駆穂: UGNがこの企業家を疑った所も知りたい
GM: それは情報:裏社会。
駆穂: #8r10+0
 Dice 駆穂: 8r10=(7,6,6,6,3,2,5,3)=7+0=7
駆穂: 9で。
駆穂: #8r10+0[裏社会] 《ベーシックリサーチ》。侵食値:55
 Dice 駆穂: 8r10=(10,6,5,5,3,4,1,7)=Critical!!
 Dice 駆穂: 1r10=(1)=1+10=11+0=11
駆穂:  #8r10+0[噂]
 Dice 駆穂: 8r10=(1,2,10,2,8,2,6,1)=Critical!!
 Dice 駆穂: 1r10=(1)=1+10=11+0=11
GM: 後の判定は何の判定?>駆穂
駆穂: 養子については11。
操: 「何処にいったか」。自分でも一応数値は出しておくのです。<情報:噂話> #1r10
 Dice 操: 1r10=(6)=6
GM: うむ、9で分かるんだが、実は由美の出生届けと本籍がハッキリしないんだ。>駆穂
GM: 養子についてはこれがはじめて。ただ、館に招くのが男の子ばかりならば、男の子を養子に取るだろう。しかし、なんで、女の子なのかが不可解なところだね。>11>養子
駆穂: 「…だね」伝えて
操: 「由美さんは、どんな力をもっているオーヴァードなんですか?」素朴な疑問を口にしてみる。
雷斗: それは、調べられますかね?
GM: 情報:裏社会orUGN>由美のことについて
操: お願いしますー。
雷斗: では、UGNでコネも使いますね
雷斗: #8r10+1
 Dice 雷斗: 8r10=(7,4,10,5,4,4,3,9)=Critical!!
 Dice 雷斗: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 雷斗: 1r10=(6)=6+20=26+1=27
操: 三河屋さん、すごいです!
駆穂: 凄いや。
GM: 27ね、なら情報検索で由美そっくりの人を見つけることができるね。
GM: そっくりと言うのは双子であるぐらいそっくりなんだよ。
GM: その子は、ノイマンとソラリスのシンドロームを持って、主に支援系のエフェクトを所持していた。
GM: ただ、特質するべきは《ワーディング》を持ってない点。
GM: これはFHの実験で作られた特殊体で・・・。《ワーディング》を持っていないOVを作り出すことに成功したんだよ。
GM: 27だから、ここまで分かるんだが。《ワーディング》のないOVは、エフェクトによっては非OVにも取り扱うことが出来る。つまり非OVと検索で見つけた子は同じ実力で勝負しなくちゃいけない。
雷斗: でも、《ワーディング》出来ない代わりに、何らかの特殊な力でも持ってるんでしょうかね?
GM: 《ワーディング》の力を消したのであって、別の特殊の力を持ってるわけじゃないみたいだね。
雷斗: その実験体の名前は、何て書いてあります?
GM: 『座敷童計画』だね。
雷斗: 「座敷童…確かに支援型らしい呼び方ですが…」
雷斗: 「どうしてわざわざ《ワーディング》の力を消さなくてはいけなかったのやら」
駆穂: 「他のオーヴァードに感知されないという利点はあるけれどね」
操: 「いしきして《ワーディング》しないこともできるのに…へんですね」
雷斗: 「《ワーディング》が使えないなら、一般人を無力化出来ない…非OVが彼女を支配下に置きたいというなら、その方が都合がよいかと思われますが」
駆穂: 「寧ろ《ワーディング》は非OVに対して絶対的な効果を持つ。敢えて『道具』として生成されたのなら納得いく部分もある」
駆穂: ふぅと一息。
駆穂: 「最低でもファルツハーツの検体がいると言う事はラインの地がここに通っているという事。潜入も満更無駄ではなかった」
操: 妖怪辞典に載っていた座敷童の想像図を思い浮かべながら、首を捻った。
駆穂: 「主人に幸運をもたらす。いや。家に幸運をもたらす『化物』」
操: 「…出ていったら、不幸になるの」 ぴょんと。腰掛けていた段差から飛び降りた。
駆穂: 「だが。出て行くのも自由だ」肩を竦めて
操: 「だから、とじこめるのかな?」
駆穂: 「そうだろうね」
雷斗: 「彼女を自由にする為にも、ここの主の尻尾を掴まないといけませんね」
操: 「………はい」。少し寂しげに、足元の雑草を見下ろした。
駆穂: 「僕等の役目は籠を壊す事だ。鳥を逃がす事じゃない。鳥は自分で飛ばねば、ね」
駆穂: 長く喋った、と思い直し
駆穂: 「では。操」
操: 「はい」
駆穂: 「夜にて」給仕姿のままスッと姿を消す。何でも無いように紛れる。 ※7
操: 「はい」
操: がんばらなくちゃと決意して、小さく頷いた。
雷斗: 「通信機を入れっぱなしにするのを、忘れないようにね」
操: 「はい」
雷斗: 「じゃあ、また後で」



 Climax Phase
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/場所:夜の康平の部屋/登場:任意

操: #1d10+45
 Dice 操: 1d10=(2)=2+45=47
GM: さて・・・。夜、貴方が康平の部屋に来ました。 ※8
操: 「こんばんは、操です」。小さくノックをして室内に入れてもらいます。
GM: うむ、康平は戸を開けて通してくれるね。部屋に入るとわかるんだが、電飾が電灯だけしか使われてない、妙に落ち着いた雰囲気だね。
GM: そして操が、部屋に入ると部屋をロックしてしまう。
操: あ。通信機のスイッチはノックする直前に入れたのです。
GM: 了解ー。
操: 「………?」ロックの音に振り返る。
操: 「あの……どうしてカギをかけるんですか…?」
GM/康平: 「今から、おじさんと大切な話をするからだよ。他の人に来てもらうと困るからね。」雰囲気が殺伐とした感じがするね。操が過去にジャームに感じたであろう殺気に似てる。
操: 「それに、なんだか部屋がくらいです……」
操: ただならぬ雰囲気を感じて、じりり…と後ろに下がる。
GM/康平: 「さて、操君。君の欲しい、カードはここにある。だが、これを手に入れるにはおじさんの言うことを聞いてくれないと駄目なんだよ。」
GM: じりりと近寄る、康平
操: 「『言うこと』って……?」 乾いた喉から、何とか声を振り絞る。
操: 「……話だけなら、はなれててもできるじゃないですか」
操: 近寄られた分だけ、自分も後ろに下がる。
GM/康平: 「・・・おじさんのして欲しいことは離すだけじゃ、駄目なんだよ!」そういうと、操に襲い掛かってきます。かわす?
操: かわします!(笑)
GM: ・・・そうか。
操: 「きゃーーーー!」叫んで、横に飛ぶ。
GM: なら、貴方が身のこなしよく、横に移動すると、哀れにもベッドに前のめりになります。
操: そのまま扉に走って、ガチャガチャとカギを……カギを……あきませんが!(笑)
操: ドンドン! 両手の拳で扉を叩く。「だれか、たすけて!」 ※9
GM: 鍵は開かないことにしておこう。康平は、明らかに異様な雰囲気で貴方に向かっていく。
GM/康平: 「操君・・・。大人の言うことは素直に聞いた方がいい。」
操: 「いや! そんなこわいおじさんはいやだよ……それ以上ちかづかないで!」
操: 「ちかづいたら、おじさんがひどい目にあうんだから!」
GM: 康平は、むしろ操が動揺する姿を見て嬉しそうに「おやおや、操君はどんな酷い目に合わせるつもりかい?」 ※10
駆穂: #1d10+55[登場]
 Dice 駆穂: 1d10=(10)=10+55=65
雷斗: #1d10+44 登場
 Dice 雷斗: 1d10=(4)=4+44=48
駆穂: 「離れろ」
駆穂: 操に告げる。
操: 「………!」 扉から離れる。じゃーんぷ。
GM: 扉はエキストラなので自由に壊してくださいw
駆穂: 扉に蒼き一点が生まれ。やがてはそこを中心にして扉ごと粉砕する。
駆穂: 現れたのは刀を手にした一人の女給。
操: 頭をガードして破壊の衝撃から身を守り、ころころと部屋の隅へと転がる。
駆穂: 「夜分に邪魔するよ」やれやれと
GM: 吹き飛ぶ扉の破片を手で庇う康平。そして、駆穂の姿を見ると明らかに動揺した様子だね。
雷斗: 「…ここまでのやり取りは、録音させて頂きました」
雷斗: と、駆穂の後から現れる
GM: 「馬鹿な!!少量のダイナマイトでも吹き飛びはしない扉なのに!!」
操: こそっと、二人の後ろに隠れる。 ※11
GM/康平: 「・・・!!操?!」殺気を放った目で操を睨む。
駆穂: 肩に手を掛けて女給服を脱ぐ。現れたるは黒のコートを纏った少年。
駆穂: 「こんな物など”牙”の前には紙も同然だ」雷斗に捕縛の目線を。
雷斗: では、こちらも視線で答えて
GM/康平: 「ひぃぃ!!か、勘弁してくれ!!か、金はいくらでもやる!」雷斗と駆穂の様子を見て、完全に及び腰になってますね。
操: 「……だからひどい目にあうって…言ったのに……」
操: 小さく震えながら唇を噛んだ。
駆穂: 「この屋敷の事について話してもらう。僕等が来た時点で話す事は『わかっている筈』だ」
雷斗: 「お金で済む問題じゃないでしょうが?大人として恥を知りなさい」 ※12
駆穂: 周囲を見渡す。
GM/康平: 「私は、座敷童と、それを逃がさない結界を作ってもらうように頼んだだけだ!!後は知らん?!だから、助けてくれ!?」
駆穂: 「座敷童とは」なんだ、と。淡々と。問う。
雷斗: 「なるほど、あの像に持たせた宝石が“結界”を作っているのですね」
GM/康平: 「ゆ、由美のことだよ。ファルツハーツから、買い取ったんだ!」
駆穂: 「何をさせていた」
操: 何かを振り払うかのように、ふるふると頭を振って。やりとりを聞く。
GM/康平: 「由美が、力を貸してくれれば、株の投資が上手くいくんだ。金が転がっていくんだよ?!なぁ、俺は言われたとおりにしただけだ!!由美は妖怪なんだろう?!そいつをどう扱おうと俺の勝手じゃないか!」
駆穂: 軽く肩を竦める。二人に視線を配る。
操: 「……妖怪じゃ、ない」 ぽつりと呟く。
雷斗: 「彼女だって、同じ人間です。それなのに…」
GM/康平: 「な、何を・・・。お、お前だって、変な術を使いやがって。妖怪や化け物と一緒だ!」
駆穂: 「倫理観で僕は話を進める気は無い。ファルスハーツとの繋がりはこれだけか」
GM: 康平は、駆穂の質問にうなづくだけだね。
操: 「ざしきわらしだって、むりやりとじこめられたら、きっといやな気分になります……自由にしてあげてください」
操: ぽつぽつと。自分の『願い』を何とか言葉として表してみた。
駆穂: 「ああ。君から見れば化物だろう。少なくとも僕はそう自覚し、その事を誇りに思っている」
駆穂: 「だからこそ。”自分の道に不用意に飛び込んできた者を排除する事に何の躊躇いも無い”」
駆穂: スッと一歩前に
駆穂: 「どうする。”手放すか。足掻くか”」
操: 『化け物』という言葉に、幼い頃の自分を取り巻く小さな世界の情景を思い出して、押し黙る。
雷斗: 「どちらにせよ、自分の行いには相応の“責任”を負うのが大人というものですよね?」
GM/康平: 「ひ、ひぃぃ!!像にはめた宝石を一つでも壊せば結界は崩壊する!!後は勝手にすればいい?!だから、命だけは助けてくれぇ・・・。」駆穂が一歩下がると今度はこちらが一歩下がるね。
駆穂: 「これで僕の役目は終わりだ」雷斗に
雷斗: 通信を終えて「そして、ここからは…警察の仕事ですね」
雷斗: と、既に証拠と一緒に警察へ通報しました。 ※13
駆穂: 「繋がりがアレだけである以上配備されているエージェントも無い。これにて任務完了」
駆穂: 刀を納める。
操: 「必要に思ってくれることは、うれしい……けど」
操: 「…さいしょの気持ち、わすれないでほしい、です」
駆穂: 「能力だけで求められるのも当人にとっては煩わしい」
駆穂: 「それだけだ」
雷斗: 「大人かどうか以前に、人間として当たり前のことですよ」
操: 「ぼくたちにも、かのじょにも…ざしきわらしにも『心』があると思います。だから……」
操: ぺこりと一礼をして、部屋から出て行く。
駆穂: 「籠の鳥の姫に報告してくる。これにて本当の任務完了だ」
駆穂: 軽く肩竦めて。部屋を後にする。
GM: 由美はとりあえずこの場には折れないことは分かっており、貴方たちに素直に従いますね。
GM: そして、パトカーのサイレンが響いたとほぼ同時に貴方たちは、この場から立ち去る。



 自律判定

GM: こんな時にも自律判定はあるのですw
操: えーと…47%です(笑)
操: 31%までが、1点ライン。
雷斗: 48%なんですけど間違いなく、0点ですね
駆穂: 65ですな。
雷斗: 初期ロイス4つスタートなので
操: 白井康平のロイスはタイタスにします。
操: 振ります〜。#4d10-47
 Dice 操: 4d10=(7+10+6+9)=32-47=-15
GM: じゃあ、2倍振りをしてレコード記録を作るとかw
操: 15%で帰還。
雷斗: 駄目ですね、ロイス5つでしか振れない
駆穂: 全部ひっくるめてロイス5個。
雷斗: #5d10-48
 Dice 雷斗: 5d10=(7+10+4+9+9)=39-48=-9
雷斗: 9%で帰還
GM: 10個振ればマイナスになるよw どっち道0ならばw
駆穂: #5d10-65
 Dice 駆穂: 5d10=(1+10+9+6+3)=29-65=-36
駆穂: 36にて。
GM: はーい。じゃ、EDは、由美との会話で閉めたいと思うけどOK?
操: そうしましょう〜。
駆穂: OK。
雷斗: OKです



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“牙狼の王”久継 駆穂/場所:帰り道/登場:全員

GM: UGNの迎えの車が来るまで、暫くの時間がある。
GM: 夜の道を歩きましょうと由美が提案し、貴方たちは月が出ている道をゆっくりと歩いている。街頭はないが、月が明るいためか怖い感じはしない。
GM: 由美は一連の話を聞くと「そう・・・」とつぶやき、自分のことを話し始める。
GM: 《ワーディング》がない故に、酷い目にあったこと。仕方なく、康平に手を貸していたことなど・・・。
GM/由美: 「お前たちが助けてくれたことは嬉しく思っている。だが、自由になってもそれがずっと続くとは思えない・・・。」操の手を取って、ぽつぽつと喋っていきますね。
駆穂: 「だから」
駆穂: なんだい、とでもいいたそうに。
GM: 由美は驚いたように駆穂を見て、それから他の二人を見る。
操: 取られた手に戸惑いつつも、少しだけ握る力を加え。
駆穂: 「僕等は君の生まで生きられない。それは君自身の道なのだから」
操: 「ずっとつづく『幸せ』はないって、ぼくの教官が言いました」 先輩の後に続けて、独り言のように呟く。
駆穂: 「人は何処かしら不自由である。不自由を選択するのも今の君自身だ。好きにすればいい」
雷斗: 「人との触れ合いがないと俺達は生きていけないんだから…その時点で“絶対の自由”なんて無い」
駆穂: やれやれと肩を竦めて月を見上げる。
駆穂: 「大切なのは何をしたいか。それだけさ。ここら辺りは操の方が詳しいだろうね」
GM/由美: 「ずっとはないのか・・・。」
GM/由美: 「何をしたいか?」駆穂の顔を見て操を見る。
駆穂: 「籠の鳥は飛ぼうと空を目指そうとする事を考えなければいけない。僕等は飛べと命令しない」
操: 「ええと…」話を振られて少し言葉に詰まって。
操: 「幸せがずっと続かなくても、ぼくたちは生きています」
操: 「それはたぶん……生きていることこそが幸せだと、どこかで感じているからだと思うんです」
操: 「………知っている人が生きててくれるだけで、幸せだと思うんです」 それが、理由の根拠なのだろうと。
GM/由美: 「生きるか・・・。生まれてたいして時間は経ってないが、生きるということを考えたことがない。」こちらも手をぎゅっと握って
GM/由美: 「だが、それを考える時間を持ってもいいかもしれないな。操、ありがとう。」
操: 『ありがとう』という言葉に少し照れて、頭を掻いて。
雷斗: 「この世に止まぬ雨はない…雨宿りして凌ぐしかない時もある。そんな時は、誰かに頼ってもいいんだ…そういうのも君の“自由”さ」
雷斗: 「まあ、中には雨の中でも強行軍って奴もいるけどね」と、苦笑
駆穂: 強行軍の辺りで小さく肩を竦める。
GM: 雷斗の言葉にもうなづき「とりあえず、暫く生きてみることにするよ。そこから考えても遅くなさそうだ。」
雷斗: 「まあ、困った時はお互い様だよ」
駆穂: 「己は道を貫き、他者に道を強要しない。それが僕のルール。」
駆穂: 「”これで君は自由だ。好きに生きろ”」
GM: と、するとUGNのエージェントが乗った車が到着する。
駆穂: 「時間だ」
操: 「さようなら。元気でね」と、手を振った。
GM: 車に貴方たちは乗り、そして、それぞれの日常へと帰っていく・・・。
GM: 由美と座敷童たちがどうなったかは・・・。また別の話。



Credit……「座敷童計画」
Start:2005.11.02 23:45〜11.03 04:30

PC1:“牙狼の王”久継 駆穂/久流さん
PC2:“天雷”草野 操/こびと(ログ編集)
PC3:“電網の踏破者”玉鋼 雷斗/精霊司英光さん
GM:アランさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「座敷童計画」  〜END