『Gloria in excelsis deo』 黒巣市A.D.2026−Act III
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 Middle Phase-02 「戦いの前に」
 ScenePlayer:−−/場所:適時/時刻:適時〜当日まで/登場:自由

 登場Dice 皓: 1d10=(4)=4+35=39
 登場Dice イブ: 1d10=(5)=5+36=41

GM: さて、基本的に調達や調査はPCの自発的行動次第です。
皓: では、先ずはリアクティブアーマーと名刀(ドSブレイド)調達をしたいと思います。
イブ: うぃさ。貧民街でなんか適当に調達しよう。…情報はどうすっか(何
皓: その後で情報収集などとりあえず。
イブ: 僕もリアクティブアーマーかな。お先ドゾ。
皓: はい。先ずはリアクティブアーマー。目標9で。(ころころ…9)おっけ。
皓: では、名刀。目標値8で。(ころころ…11)よし。どちらも成功!
イブ: じゃこちらも同じくリアクティブアーマー。(ころころ…14)回るなよ恐いから。成功で。(何
皓: (笑)
GM: 名刀は、各務の本社から一時的に所有が認められた。
GM: 社長からの「ともあれ、頑張ってきなさい」という暖かい言葉と共に、防具も渡された。
イブ: 頑張れ。(何
皓: 「ありがとうございます」と気も無く答えようか。防具よりもむしろ、得物の方に意識を持って。
皓: さて。久し振りに手元に戻ってきた本来の得物を手に。
皓: ──こいつは、まだ自分に振るわれることを認めてくれるのか。と軽く振るう。
皓: かつて慣れていた重さは、そのままだろうか。
GM: イブは、倒した賞金首の荷物の中からリアクティブアーマーを手に入れた。
GM: 装着される前に倒したので、まだ未使用だ。
イブ: 「いただき〜w」もうけもうけ。良い物持ってる賞金首で良かった(何
皓: 良かったね(何)
GM: 装着してたら間違いなく使われていただろう(何)
詩架: 使用済みだと其れは其れでちょっとやだったね…いろんな意味で。
イブ: ハハハ。まあそいつどっかに突き出しつつ、皓と合流するぜと(何
皓: ですな。では此方からイブのところへ行きましょう。
イブ: じゃあ分かりやすい所で鼻歌歌って待っておく。
イブ: 「あったーらーしーいーあーっさがっきたーきーぼーおのー……希望の?」こきき(何
皓: 「妙に浮かれているな」横合いから声。
イブ: 「おう。ちょっと儲けもんだったからなー。…っと、そっちは準備できた?」
イブ: 座ってた瓦礫からひょいととびおりつつ。
皓: 「まぁね」言って、担いだ得物と装備を示し。
イブ: 「おっけ。…じゃこのまま直行?」
皓: 「いや……」携帯端末を片手で操作しつつ。さて、片手間で何処まで探れるか。
皓: ってとこで情報判定申請。
GM: 項目を挙げてください。必要な技能と目標値を提示します。
皓: バトルロイヤル詳細と主催者。あと、火鷹劉生について先ずは。後また思いつけば提示します。
イブ: 僕もそんなところですかな。
GM: 【バトルロイヤル】情報:黒巣市、UGN、FH、軍事、裏社会、噂話、ビジネス
GM: 【主催者】情報:黒巣市、UGN、FH、裏社会、噂話、ビジネス
GM: 【火鷹劉生】情報:黒巣市以外全て
イブ: 裏社会ならコネで6つか。
皓: 入る情報は技能で違いますか?
GM: はい。技能に応じて「その方面」の情報が手に入ります。達成値次第では他の項目もカバーできる。
GM: 高い達成値が出れば大丈夫ですよ(ぇ)
皓: 情報判定の下地はよろしくないのだよな。B.リサーチは使いたくないし……。
イブ: 裏社会と黒巣市ならコネがある。一応。噂話は入ってないしな(ぬん
皓: じゃ、そっちは任す。コネひとつも無いんだ!
イブ: おけ。じゃあまあ裏社会で振ってみるかな。
皓: まぁ、とりあえず。バトルロイヤル・主催者・火鷹ともビジネス指定で。
イブ: 黒巣市で振っても変わらなさそうではあるかな。まあ全部裏社会でGOしまつ
皓: 今度はイブ先にどうぞ。
イブ: バトルロイヤル。(ころころ…27)ウワァァァァ ※2
GM: おまい(何)
皓: ……凄いな。
イブ: やばいやばいこの展開どっかd(ry
イブ: 主催者。(ころころ…20)
GM: 前回参加してないか?(何)
駆穂: ……(何)
皓: ホント凄い目!
イブ: H氏(ころころ…10)
皓: (頭なで)
GM: 皓、どうぞ。
詩架: …その後イブの姿を見たものはいない…(ぼそ
皓: まぁとりあえずこっちも。バトロワ。(ころころ…8)
皓: 主催者。(ころころ…8)
GM: 無関心だったらしい(何)
皓: 火鷹。(ころころ…9)まぁこんなもんか。下地が低い。
イブ: 火鷹バリアか(何
GM: では、二人のものをまとめて提示。

 【バトルロイヤル】
 ・黒巣市内で開催され、今大会が3回目となる、OVによるOVのためのバトルイベント。
 ・四年に一度行われるもので、初回大会はアクシデントにより大会自体が中止となった。
 ・今大会は、第二回大会優勝者、葛木柊生(現ユニテック社社長)が開催。
 ・スポンサーの協賛により成り立っているが、裏では賭博など大金が動いている。
  黒巣市民もトトカルチョなどを行っており、ある意味閉鎖されたエリア内の“娯楽”となっている。 ※3
 ・勝者に与えられるものは「ただ一度限りの全て」。それとは関係なく、腕試しのために参加する者も居る。
 ・表向きには伏せられているが、各務、神城等の企業の他、UGNやFH等の組織も出資しているとの噂。

 【主催者】
 ・葛木 柊生(かつらぎ・しゅうせい) ※4
 ・ユニテック社社長。現在31歳、前大会優勝者。
 ・優勝賞品として手に入れたものは“力”(権力)。大会では黒豹のような姿に獣化して戦っていた。
 ・年若いが経営手腕はなかなかのもの。
  ただし野心家でワンマン気質、とある“悪癖”のため、側近からは恐れられている。 ※5
 ・プライベートは謎。この大会を成功させるだけでは無く、何かを手に入れようとしているとのこと。

GM: 達成値20か。これ以上調べたければ<追跡>を。
イブ: って精神か。3でダメもといくか。(何
皓: こっちがやっても大丈夫かな。無理か。
GM: やっても構わないです。
イブ: 技能地味にあった。
皓: (ころころ…8)二人とも一緒だったぽい。
GM: 足取りを探ろうとすると、必ず何者かの邪魔が入り、それ以上は調べることができなかった。
GM: 以上。
皓: 工作員混じりか。厄介だな(決め付ける)
イブ: あれは追跡だったな。(ぽむ
イブ: 「この辺じゃ機械より、コネ使う方が確実ってことかな。…下からじゃこんなもんみたいだけど。」
イブ: どこからか手に入れてきた情報を渡し。

 【火鷹劉生】
 ・代々続く医者の一門の長。都内の某大病院の理事長にして現役の医者。
 ・先代火鷹氏の死去後、「紆余曲折」を経て新しい後継者となった。
 ・現火鷹氏の年齢は47歳。専門は内科、小児科。しかし外科手術の腕前も相当なものらしい。
 ・未だ混乱のうちにあり、新火鷹氏に関する情報は出回っていないようである。 ※6
 ・先代火鷹氏の長子に当たるが氏からの認知は受けておらず、それまではUGNホワイトハンドに所属していた。
 ・本名は「御堂 忍」。

イブ: 「さて、ね。…皓、こんなもんで大丈夫?」首かしげ。
駆穂: [ダイブ/意識潜入] ※7
 登場Dice 駆穂: 1d10=(6)=6+47=53
駆穂: 【主催者】に対する<追跡>を宣言。
GM: 目標値は同じく30。
駆穂: 《ジェネシフト》。(ころころ…)侵食値は68まで上昇。[追跡](ころころ…32)
イブ: ウワー
皓: キタ。
駆穂: 突破。《マインドエンハンス》にて71に。使用回数消費。
GM: 出しやがって。OK、意識な人には電波を送っておきます(何)

 【主催者】追跡判定。
 ・後述

GM: 以上。追加があれば、提示を。
イブ: 「………。」ちら、と。くすんだ空に視線を投げ。皓の出方を待つ。
皓: じゃダメモトで、鳥越さんの情報もいただけましたらひとつ。 ※8
GM: 【鳥越 劉斗】情報:裏社会、軍事、FH、UGN、噂話、黒巣市
皓: うーん……噂話指定。少しでも利がある項目を。
皓: 「……………………」長い沈黙の後、俯き加減に頷いて。手元操作。
皓: (ころころ)………………。19。
GM: 執念ですね。
イブ: すげぇw
皓: 何だかもう……(超トオイメ)

 【鳥越 劉斗】
 ・本名:志貴野 劉斗。妹と共に母方の姓(鳥越)を名乗る。現在も生きていれば45歳。
 ・先代火鷹劉生の実子、長男。
 ・各務の研究部署に所属していたが、妹の碧が不慮の死を遂げた直後に失踪。
 ・一カ月程前に先代火鷹を殺害したとされる。
 ・彼と思しき者を黒巣市内の在日米軍基地で見掛けた…という噂もある。

イブ: 「……何か見つかった?皓。」虚無を目で追って。なんてこと無い口調。でも、表情がない。
皓: 沈黙のまま、端末を切り。顔を上げて。
皓: 「戯れだからな。──お前さんには関係無いことだよ。気にするな」
皓: ふと、視線を聳え立つ塔に流して。
イブ: 「……関係ない、か。…そうか。」小さく口の中で呟いて。
イブ: 「………さっき抜けていった風は何処行っちゃったのかなっと。」皓とは関係ない、路地の辺りに目を向ける。
 登場Dice 詩架: 1d10=(8)=8+38=46
詩架: 「イブ。ここにいたのか」てくてくと歩いてくる(ぼろ雑巾拾った説採用)
イブ: 「……ん、んー?……あ、詩架かー。」へら、っと笑みを向ける。
詩架: 「ちょっと探してた。お願いあって」
皓: 「────」何かを言いかけ、傍らの青年に呼びかける声に意識を引っ張られて。
イブ: 「おねがい?」きょと。
皓: 一歩下がり、腕を組み。二人の姿を眺める位置へと移動。
詩架: 「バトルロイヤル、知ってるよね? 前回参加者のことが知りたくて」
詩架: 「そういうの、調べるのに、顔広そうだから、君。」
イブ: 「参加者…」ふい、と皓に目配せして。
皓: 視線に頷く。構わない。
イブ: 「ん…まあついでだからちょっと聞いてきてあげるー。」頷いた。
イブ: で、具体的な情報は何になるかな。
詩架: 「前回優勝者。その人物について知りたい。私だけでは手詰まりで、正直困ってる」肩を竦めて。
皓: これは、そのまま駄々漏れでいいんじゃないかな。隠す必要は取り敢えずなさげ。
イブ: 前回優勝者、は単体情報であるかな。なければさっきのを流そう。
詩架: 「もしかしたら私が追う人物かもしれない。違ったとしても、力試しに参加しても良いと思ってるから」
GM: 前回優勝者=葛木柊生であるということは判明しますね。
イブ: 「えーと、名前は葛木柊生で…」一応こそこそと情報を話します。
GM: 各務組は既に判定を終えたので、新たに情報が必要であれば詩架自身が判定してください。
詩架: 「お師匠様に良く似た名前……」
GM: ヒントとして。調べる方向性は変えたほうが有効かもしれません。
GM: あと、思うのですが。追っている人物?そのものを調べるという手も(何)
詩架: まあ、それもありか。とはいえ自信はないんだが。
GM: 追っている人物?そのものを調べる場合には+2Dのボーナスを。
詩架: じゃあ、「黒い獣」で調べます、情報技能としては裏社会?
GM: 【黒い獣】情報:UGN、FH、裏社会、噂話、黒巣市
詩架: 噂話ってのも手ではあるが、ダイスを稼ぐ意味では裏社会かな。コネ使って+5Dで。
詩架: (ころころ)9とでた。

 【黒い獣】
 ・黄金の瞳を持つ漆黒の獣(猫科に似た大型獣)。詩架を殺し、幾度と無く襲った“仇”
 ・恐らくはキュマイラシンドローム発症者。
 ・特に似たような特徴を持つキュマイラは、十数年前より黒巣市で度々見掛けられるようになった。
 ・とみに、特定の人物(佐伯詩架)の傍で目撃される事が多い。
 ・空間を裂いて逃亡。行き先は不明。
 ・前回のバトルロイヤル優勝者の獣化した姿に酷似しているが、大会の記録によると瞳の色だけが異なる。

詩架: 「…仲間でも増やしているのかしら。少なくとも、前回優勝者じゃないということはわかった」こく、こく、と頷く
詩架: ふと、イブを見て。「色々情報ありがとう。……ところで貴方はバトルロイヤル参加はしないの?」
イブ: 「詩架もなーんか大変なんだねぇ。…ってか、まさか参加するーとかそんな雰囲気?」吊られて頷きつつ(何
詩架: 「する。さっきも言ったけど、修行の一環として参加するつもり」
イブ: 「ふぅん。…じゃー、中でまた会おうねー。」屈託無く笑って。
皓: 参加という言葉に、イブの肩越しに少女に視線。……こんな娘も、か。
イブ: てろてろーん、と手を振って。皓の方に戻ってくる。
詩架: 「こんな娘も参加するのか、という顔。不満? それともライバルが増えて困るといったところ?」
詩架: ちらりと、皓の方を見て
皓: 「前者」そっけなく応え。
皓: 「甘いかもしれないけどね。好きじゃないんだ」
皓: 「ああいう下らないイベントに、君たちみたいな若い子が入り込む理不尽さが」
イブ: 「二人ともまだ塔の外だぞー。」何となく険悪な空気な気がして、ぼそそと呟く。
皓: 「別にやりあう気は無いさ。其方から楯突かない限り、俺に振るう剣は無い」
皓: 行くぞ。と片手でイブを促して。
詩架: 「私は、自分の敵を討つために戦うから。それにこの時世はそんな生活してる人のほうが多い…」
詩架: 「…私も敵対する気はないけど、もしバトルロイヤルであったらそのときは違う」
皓: 「そうか。せいぜい生きろ。どうあっても──這いずったとしても、死ななければこの街では負けじゃない」
皓: 呟きは、少女に届いたかどうか。背を向けた視線には解らない、が。
イブ: 「ぬー。…こんなだからUGNの誰かに嫌われるんだよな……。」
イブ: ぼやきつつ、詩架に苦笑を残して皓の後を追う。
イブ: 「間に挟まれた人のことをかんがえましょー。……言っても無駄か。昔から。…。」小さく。 ※9
詩架: イブに軽く笑みを向けて頭を下げる。
詩架: 「情報、ありがとう。一人で集まるものじゃなかった。とても助かったから」

 しとしとと、音もなく雨が降りる。
 誰かの呟きも、思いも、霧が包み込み
 静寂の帳を、また夜に下ろす。



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 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「『Gloria in excelsis deo』黒巣市A.D.2026−Act III」