『Gloria in excelsis deo』 黒巣市A.D.2026−Act III
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 Middle Phase-07 「evoke」
 ScenePlayer:“逆位置の太陽”津嶋 皓&“鉄衣の剣舞” イブ/場所:Bブロック8F/時刻:p.m.09:59〜/登場:不可

 登場Dice イブ: 1d10=(2)=2+41=43
 登場Dice 皓: 1d10=(1)=1+39=40

 幕開けのファンファーレと煩いトークが耳に煩わしい。
 モニタからは、イベント主催者からの“ありがたいお言葉”が流し出されており、
 また、スポンサーの一人でもある“火鷹”からは
 『空に近い場所を目指して頑張ってください』
 との短いコメントもあった。

GM: 同じくこのイベントのスポンサーでもある各務枠として参加する、皓とイブのチームは、
GM: ブロック最高位置からのスタートとなった。
GM: このブロックを通過できるのは2チーム。1チーム以上を倒せば先へと進めるということらしい。
GM: 則ち、此処か上のフロアで後続を待ち伏せれば良いという事だ。

イブ: 「んじゃま、がんばりましょーかー。」腕ぐりっと回しつつ。
皓: コメント終了直後、壁に寄りかかっていた身を起こし、組んでいた腕と脚を解いて。
皓: 「そうだな」
皓: 「先ずは……このフロアの通過と、上階に行くか」
イブ: 「上に行けばいんだよな。おっけ。」
GM: 9F。
皓: 「待つだけというのも性に合わないが……」言い様、フロアの様子を。
GM: 誰か1人、5D10振ってください。
皓: はい。では。
 Dice 皓: 5d10=(8+7+1+7+9)=32
GM: 壁面が鏡張りとなっているフロアへと出る。 ※24
皓: ふむ。警戒レベル上昇。何か不穏な点は無いかな。
GM: <知覚>を。
皓: まぁ頑張ってみる。
 Dice 皓: 7r10=(1,7,2,5,7,9,7)=9+1=10
イブ: 俺も振るべきですか。(何
GM: 10が出たのでOK
イブ: ほ。
皓: 10だったら稼動スイッチは見つかるんだよな。
GM: 床は湿っている。
GM: 室内が通路状となっており、天上と壁面が鏡張り、床には何らかの液体で湿っている。
イブ: 「なんか、やーな雰囲気だな……。」うへぇ。身をすくめて。
GM: 所々には東西のモンスター像が配置されている。
イブ: 液体ってなんだろう。(何
皓: とりあえずかがんで液体を手に。解るなら其れで。
GM: 液体は可燃性の物質のように思える。
皓: 「火責めだな」
イブ: 燃える。(何
GM: 火を使ったら着火しそうではある。
GM: また、像の眼窩には水晶のような物がはまっており、ここから何か射出されるかもしれない。
皓: 取り合えず罠の稼動を避けて、チェックポイント付近まで移動したい。出来るか?
イブ: 「…ビームで火がぼーってこと?」避けていけるなら避けていこうぜ(何
皓: 「多分そういうことだろう。……通路封鎖には使えるな。これは」
GM: 罠を避けてチェックポイントまで移動できる。
イブ: じゃおっかなびっくり移動した。(何
皓: では、そこで待機。通過できないなら仕方が無い。
GM: 階段を駆け上がり、来た道から誰かがやって来た。 ※25
皓: 「来たぞ、イブ」
イブ: 「あ、来た」ぼそぼそ。
イブ: 誰だろう、と様子を窺ってみる。
皓: 背負っていた方の剣を軽く構え、通路から来る相手に意識を。
イブ: 手甲の握りを確認。刃を出して一応の準備をする。
若い女: 「シードチーム! ケイ、気を引き締めて行くよっ!」
GM: 銃を構え。もう片方の青年は剣を握り直し、キミ達に向かって駆け出す。
ケイ: 「わかってる!」
ケイ: 「シホはバックアップを」
皓: 「イブ、接近戦はお前の役割だ」背後の少女に視線を投げて。
イブ: 「飛び道具は厄介だな。」駆けてくる男に正面から構え。
皓: GM、成長宣言。《破砕の音》1Lv取得にて攻撃を。狙うのは相手の装着機器のみ。
GM: OK。二人のライフゲージには「アカツキ」と表示される。
GM: 皓→シホ→ケイ→イブの順に行動可能。
GM: なお、同コンボである限りシーン内で何度使用しても侵蝕率上昇は1度限り。
GM: 相手の回避達成値のダブルスコアが出せれば狙い撃ち成功。
GM: 防具破壊エフェクトを組み込んでいる場合は、破壊できる条件さえ満たせばOKとします。
皓: では此方。《破砕の音/業炎/かまいたち》で先ずは攻撃。侵食は46%へ。対象はシホ。
 Dice 皓: 9r10=(8,10,1,10,3,1,4,7,9)=Critical!!
 Dice 皓: 4r10=(9,7,1,3)=Critical!!
 Dice 皓: 1r10=(6)=6+20=26+18=44 ※26
皓: 44。
GM: 《神の目/全知の欠片》
 Dice GM: 6r10=(7,2,8,2,5,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+10=13+2=15
GM: 銃をポイントしようとしたシホにヒット。
皓: うぃ。装甲値突破で携帯機器破壊。
 Dice 皓: 5d10=(2+2+3+9+2)=18+7=25
皓: 25点。低いか?
GM: 装甲なんて無い!
シホ: 「―――あっ……」
GM: 胸に走った衝撃に気づいた時には、壊されたライフゲージが彼女の足元で転がっていた。
皓: よし。一人リタイアだな。 ※27
皓: 「済まないな」ただそれだけの言葉と共に、得物を担ぎなおして。
ケイ: 「シホ!?」
GM: 一瞬、背後を気に掛けるが、そのまま加速して――
GM: 対象は、イブ。マイナー無し。《オールレンジ/一閃/吼え猛る爪》
 Dice GM: 7r10=(10,2,4,5,7,1,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+10=15+4=19
イブ: あー、ゲージ狙って来てる? ※28
GM: いや。普通に「昏倒」狙いで。
イブ: ふむ。なら…もらっておこうか。
皓: 貰う? 請け負うよ? HPもこっちが高いしね。
イブ: じゃあお願いします先生…!(何
皓: では《炎陣》使用。48%にてイブをカバー。
GM: OK。ダメージは(ころころ…)装甲値無視、14点。
皓: ん。HP16で。
ケイ: 「だああぁぁぁッッッ!」
GM: 叫びと共に繰り出す、横薙ぎの太刀。
イブ: 「…一人になっても止まらねぇんだ、アンタ。」迂闊。冷や汗かきつつ。
皓: 「イブ、着いてくるなら根性見せろ!」
皓: 「元気なのは認めるが……まだ甘い!」そのまま、腕で太刀を受けるように食い止めて。
イブ: 「…わりぃ、な…っ。」やばい、と思った瞬間視界を遮る陰に助けられ。
ケイ: 「おっさん、強いな! でも俺達もここで終われねぇんだ!」
イブ: こちら。マイナーなしで■aller a la chasse 白兵+《MAXボルテージ/ブレードマウント/アドレナリン》
イブ: ケイのゲージを狙う。侵蝕率50%
 Dice イブ: 9r10=(3,3,10,1,6,2,3,1,1)=Critical!!
 Dice イブ: 1r10=(5)=5+10=15+4=19
GM: 素回避。(ころころ…)10。
イブ: だめぽ。(何
ケイ: 「………っと!?」
GM: 普通にダメージを。
イブ: 「早く蹴りつけよーって言ってんのにさっ…。」剣先で掠める。
イブ: (ころころ…)ダメージは25らしい。(何
皓: いいダメージだね(何)
シホ: 「ケイ!?」
ケイ: 「……まだやれる!」
GM: 《リザレクト》。血を流しながらも、崩れる手前で立ち止まる。
イブ: 「痛いのは嫌いだろ?お互いさぁ。」外したか。数歩距離を取り。
ケイ: 「…待ってるヤツらのために、負けられねぇんだよ」
イブ: 「……。」眉を寄せて眼を細め。
皓: 「……だったらなおさら、こんな見世物紛いのイベントで、無用な血を流すな」
皓: す。と目の前の少年を見据え。狙うは装置。
 Dice 皓: 9r10=(4,2,9,1,6,6,1,5,10)=Critical!!
 Dice 皓: 2r10=(3,3)=3+10=13+18=31
皓: ん。31。
GM: (ころころ…)回避失敗。
GM: 切っ先が機械を掠め、先程と同じように、床に落ちてライフゲージが砕けた。
皓: そのまま、真空波の衝撃で、ケイをシホの方へふっ飛ばそうか(演出で)
GM: 何が起こったのか“見えず”
GM: 虚を突かれて、ケイは後方へと吹き飛ばされた。
皓: 「ゲームオーバー」
シホ: 「ケイ!!」
イブ: 「ホントに無血勝利…。」やっぱ強かったんだ、こいつ。とか言いたげな顔でそれを見つめ。 ※29
ケイ: 「ぐ……くそ……っ。大丈夫、死んじゃいねぇ…」
皓: 「そして……ポイントクリア。だ」
GM: 電子音と共に、チェックポイントのランプが点灯し、上へと続く階段のシャッターが上がった。
皓: 「早く医療班に診て貰え」向こうに佇む少年少女に声を投げて。
GM: シホはケイと呼ばれた少年の元へ駆け寄り、屈み込む。
イブ: 「くそう、皓がなんかカッコイイぞ。」むくれながら上がるシャッターを見上げる。
皓: 「おまえ、俺をどんな眼で見てたんだ?」些か半眼で傍らの相棒に問いかけつつ。
イブ: 「のーこめんとでおねがいしまーす。」舌を出して呟き。
イブ: 「とりあえず、ここ封鎖しとく?」後から来るのも鬱陶しいし、と。
皓: 「それがいいだろう」軽く頷く。
イブ: トラップの動作スイッチを操作。
GM: 皓とイブ、ケイとシホを隔てるように、フロアが焔で覆い尽くされる。
皓: その炎と、向こうに見える“敵”を交互に見て。
皓: 「行くぞ」ただそれだけ。何時もの促しを。
イブ: 「これでよしっと。…んじゃ、まったねー。」ひらひら、と手を振って居たが、促されて踵を返し。後に続く。


 「……何もできなかったね、私達」
 傍らの少年の肩を抱いて、少女がぽつりと呟く。
 「太刀打ちできないってこのコトか。1チームは倒せたってもこの程度か、はは…」 ※30
 少年は、弱々しく笑う。
 「悔しいな」
 「うん……」
 「そんな顔するなよ。別の方法で、カネを稼げばいいさ」
 少女の肩をぽんと叩いて、二人は階段をゆっくりと降りた。



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 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「『Gloria in excelsis deo』黒巣市A.D.2026−Act III」