『betrayers』 黒巣市A.D.2026−Act III+
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 Middle Phase-01 「遭遇」
 ScenePlayer:“リバース・バレット” ジョン・ドゥ/時刻:29日午後/場所:黒巣市郊外
 /登場:“創造された氷” 睦月 昴(指示後に可)

GM: 二人とも登場どうぞ(逃がさない)
 登場Dice 昴: 1d10=(4)=4+36=40(ぢたばた
 登場Dice ジョン: 1d10=(8)=8+41=49
ジョン: ぎゃあああ(何) ※1

GM: 貨物列車のコンテナの中からでは知るよしも無かったが、
GM: 意識を失う前に見たのは、雨が降りしきり、霧の中にある黒巣市。
GM: そして、河川を覆う、ひときわ濃い霧の中から頭を出していた、“竜”のようなシロモノ。
GM: 天を突く程に伸びた竜巻と、破壊され見る影もなくなった橋梁。
GM: そして爆発した貨物列車。
GM: 投げ出されて宙を舞っている最中、濃霧の中に林が見えた。
GM: 運が良ければ木にも引っかかるだろう…気を失いながら、そんな事を考えた。

 ・・・

GM: 意識を失ってからどのくらい経ったのだろうか。
GM: まざ閉ざされているジョンの目蓋に、何か硬いモノが押し当てられた。
ジョン: なんだろう(何)
GM: もう片方の目を開こうとしたが、目に入った血が視界を朧にする。
GM: とりあえず自分の四肢は付いているようだが、
GM: 銃やガイドブックは手の届く所には無いようだと分かった。
GM: 体は思うように動かない。
ジョン: 状況わかんねーしとりあえず目を開けて周囲を確認しようと思うが。
GM: 目を開けてもよく見えない。壮年の男性と思しき、少ししゃがれた静かな声が耳に入った。
???: 「――“月は何処にある?”」
ジョン: そんないきなり(何) ※2
ジョン: ログ見てくるから待って!(何)
GM: 多分、感触からして目を開かなくても分かるだろうけど、突き付けられているのは銃だな(何)
ジョン: 中天にでよかったっけ(何
GM: それで良かったと思う(何)
ジョン: 「――天中に」ぼそりと返す。
ジョン: 天中だったよ!(何) ※3
GM: …あ、あれ?(何)
イブ: GMwwww
GM: じゃあそれで(何)
???: 「黒巣にようこそ、“リバース・バレット”。すまないがそのままで話をさせてもらうよ」
ジョン: 勝手にしてくれとばかりに無言で息を整える。
央: 「この事故を利用して記憶喪失になったことにしてくれ。名は…ジョンではなく“芹沢 怜二”と名乗るといい」 ※4
ジョン: むむむ。洒落抜きで記憶喪失ネタはやろうと思ったのに(何)
GM: まだ記憶は戻ってないよね?(何)
ジョン: ないない(何)
GM: 了解。まあ、自分の判断で使い分ければいいんじゃないかな。要は目的さえ果たせばいい訳だから。
ジョン: 「芹沢か。確か、ダブルクロスとして十数年前にUGNから手配されたエージェントだな」
央: 「らしいな」
GM: あまり長話をするつもりも無いらしい。あっさりと話を流して先を続ける。
央: 「私が此処から離れ、暫くしたら、UGNの関係者が来るだろう」
央: 「上手く騙して支部に連れて行ってもらうのが手っ取り早い」
央: 「状況が変わったりした場合には、改めてこちらから連絡を入れる」
ジョン: 「その名を使えば、UGNに容易に潜り込めるという訳か」
央: 「ホイホイ招き入れるような輩もいるだろうな」
央: 「じゃあな、後は現場の判断で上手くやるといい」
央: 「私はこの仕事の後もまだ支部に居るつもりなんでね、とばっちりは勘弁だ」
ジョン: 「善処しよう」ゴホッと咳き込みつつ。
GM: そう言って、目蓋に押し当てていた銃を、身動きもままならないジョンの顔の上に置く(何)
ジョン: 鉄臭ぇ。(何)
GM: 多分、自分の銃だろう。一瞬視界が遮られ、その間に“央仁次”は姿を消していた。
ジョン: 「ふざけた偽名を使う割に使えるヤツのようだが……食えん野郎だ」

 ・・・

GM: 昴と在家は、急いで現場へと向かっていた。
GM: 壊れた橋梁は河に落ち、列車の残骸は周囲に散らばっていた。
GM: 鉄の残骸と折れた枝が地に落ち、所々煙がくすぶっているものもある。
昴: 全速力で、黒煙の元へと。 途中で躓きそうになるも、何とかバランスを持ち直したところで。
昴: 「――! あそこに何か……人が倒れてる!?」 視界に入る、何か。 振り返り、指差し確認。
ジョン: 普通に瀕死で転がってますが何か(何)
昴: お疲れ様です(何
GM: 在家は、手分けして生存者を捜すために一旦別行動をとっている。
GM: 兵器も積んでいたのかもしれない。微かに火薬の匂いが霧に混じっていた。
GM: そんなわけで、昴は生存者を一名発見できた(何)
昴: おぅいえ(何
在家: 「誰か生きてる〜〜?」
GM: 少し離れた所から、在家が大声で呼びかけている。
昴: 「こっちです、在家さん!  ……こちら、UGN黒巣支部の者です。名前は言えますか!?」
昴: 前半は在家さんに、手を振りながらも。 後半は倒れている人に。教わった応急手当を行いながらも呼びかけて。
在家: 「わかったー今行くー…」少し離れたところらしく、声が遠い。
ジョン: 「……ここは……どこだ」手回しがいいなあと思いながら(何)
昴: 「ここは……えぇと、その、川の近くです! 大丈夫ですか、痛いところは!?」
ジョン: 「全身?」(何)
昴: 地名が分からず、仕方なく見たままを。
昴: 確か意識が怪しい人に対しては常に話しかけるのが重要と聞いた記憶がある。
昴: 「意識ははっきりしているみたいですね……」
昴: 「すいません、此処では簡単な治療しか出来ませんので……えぇと、その、もう少ししんぼうして下さい!」
昴: 病院に運ぶべきだろうかとか考えながらも。 ともかく相方が来るまで出来る限りの応急治療を。
ジョン: 「ああ……しかし……俺は、確か列車に乗って……それから……」
ジョン: 「ダメだ、思いだせん。俺は一体……」(何)
在家: 「いやーまいったね。霧が濃くてよくわからないや……その人が生存者?」
GM: 少し遅れて霧の中から姿を見せる、黒いフードの人物。
昴: 「はい。ただ、全身に怪我を負っている様子で……意識の方ははっきりとしているのですが。」
在家: 「名前は何ていうの?」昴に。
昴: 「名前は……えっと、名前は言えますか?」 尋ね直し。
ジョン: 「芹沢……芹沢怜二だ」
昴: 大丈夫ですか、と常に問いかけながらも。 姿を見せた相手に状況説明。
在家: 「いやまあ……橋から列車が落ちてタダで済む一般人は居ないよね」(何)
昴: 「……それはまぁ、そうですけども」(何
ジョン: ですよねー。(何)
GM: 冷静なツッコミを入れつつ、ジョンもとい芹沢の傍らに膝を付いて《癒しの水》とかでざっと怪我を治療する。 ※5
昴: 「芹沢さん、ですね。了解で……ん?」 あれ、聞き覚えがあるようなと少し首傾げ。
在家: 「芹沢……どっかで聞いたコトがるよーな、無いよーな……」
在家: 「まあ、ここに居てもどうしようもないから、支部にでも運んどきましょか」
ジョン: 裏切りものめ! 死ねぃ! とか言われたらどうしようとビクビク(何)
在家: 「無線持ってこればよかったなあ…ま、ぽちぱぱさんか、みさおん副長に尋ねてみればいいかな」
GM: 昴と顔を見合わせて頷く。
昴: 「そうですね。 ……えっと、肩をお貸しすれば歩けますか?それとも全く動きませんか?」
昴: 頷けば、今一度。芹沢さんの方へと向き直り。
ジョン: 癒しの水かけてもらえたなら普通に歩ける気はするな(何)
GM: 少し響くけど、歩けていいですよ。
ジョン: 「歩くくらいなら問題はない……と思うが」とりあえずふらつきながら立ち上がる。
昴: 「無理は為さらないで下さい。 ……私の肩をお貸しします、つかまって。」
昴: ふらついた様子を何とか支えつつ。肩を差し出して。
ジョン: 「助かる」肩を借りつつ。
ジョン: 『計画通り……!』ニヤリ(何)
イブ: おまwwwww
未来: 黒いな。(何)
ジョン: あくのFHエージェントだからな(何)
昴: 「それでは行きましょう。 ……足元にお気を付けを。」 そんな黒い笑顔には全く気付かず!(何
在家: 「よろしく。あ、彼女はすばるん。私はかおりんね」
GM: 手短な自己紹介をジョンに行いつつ、昴の後をひょこひょことついていく。手ぶらで(何)
ジョン: ぽちぱぱとかみさおんとかすばるんとかかおりんとかどんな支部だよ。(何) ※6
昴: 「え、えーっと……最後の『ん』は抜いて貰っても構いませんので。」 苦笑漏らし。
ジョン: じゃあ色々な思惑が交差しつつシーンエンドか(何)
GM: しーんえんど(何)



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 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
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