『betrayers』 黒巣市A.D.2026−Act III+
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 Middle Phase-05 「追憶」
 ScenePlayer:“リバース・バレット” ジョン・ドゥ/時刻:29日夕方/場所:UGN支部/登場:“創造された氷” 睦月 昴

 登場Dice ジョン: 1d10=(9)=9+49=58
ジョン: ぎゃあああああああああああああああ ※29
昴: (振るだけふるー
 登場Dice 昴: 1d10=(1)=1+40=41
昴: いよっしゃぁ!(何
ジョン: ちょっと! 不公平じゃない!(何)
昴: (僕しらないもーん(何
ジョン: 足して割ると期待値だけどさ!(何)
GM: 仲良しですね(違)

GM: ジョンは「芹沢」と名乗り、昴と在家と共にUGN支部へと向かう途中、
GM: 在家の勧めで難民キャンプに立ち寄った……場所に偽り有りだな。すまん、難民キャンプで(何)
ジョン: なんだ。難民をブッ殺せばいいのか。(何)
イブ: すぐ殺さないの(何)
ジョン: 他にできることがないんだ(何)
未来: イブにたしなめられるようじゃあ、人間としてもう駄目だよ。(何)
ジョン: \(^o^)/
GM: 町の中心に近い廃墟の一角。
GM: スラムから逃げ延びてきた人々は、急造のテントのような物をこしらえて、一時凌ぎのキャンプ場としていた。
GM: 人々は、ここで荷を下ろし、場を確保しながら寝そべったり、
GM: 膝を抱えて片隅にうずくまったり、配給の長蛇の列に並んでいる。
ジョン: とても日本国内とは思えん情景だなとか思っている(何)
GM: まあ、黒巣だし(何)
GM: 束の間の雨上がり。
GM: 疲れた様相の大人達とは裏腹に、元気のある子供達はかくれんぼや鬼ごっこに興じていた。
GM: 難民キャンプの傍。少し拓けた場所にある、簡素な造りの家。そして小さな畑らしきもの。
GM: 半分崩れた煉瓦塀には、ペンキで描かれた射撃の的があり、いくつもの弾痕があった。
GM: 家の主、坂上昇という人物は留守らしい。
ジョン: それはアレか。俺が4〜5年前にいたところか(何)
GM: そうなる。正しくは6年前だけど(何)
ジョン: 6年前だった。
GM: 子供達は思い思いに隠れたり、走り回っていた。
在家: 「カナエ、シンイチ。無事だったんだねー、良かった!」
GM: ぎゅむ。在家は見知った子供達を順番に両手で抱きしめる。
ジョン: 「……ここは孤児院か何かか?」引率の先生に聞いてみるが(何)
在家: 「昔はそんな感じだったんだって」
子供: 「ぶじだよ。だってオレ、かけっことくいだもん!」
子供: 「やりすぎるとしんしょくりつあがるんだよー?」
子供: 「バーカ。ミドルはでんこーせっかのダメージ受けないんだぜ!?」 ※30
子供: 「ずるーい! シンイチのくせになまいきよ!!」
GM: とにかく賑々しい。
ジョン: なんてメタなやつ。教育が悪いな(何)
GM: くいくい。ジョンは裾を引かれる。
ジョン: 裾に目をやる。
GM: ちょこんと佇み、ジョンを見上げている女の子のお腹が、タイミングよく鳴った。
子供: 「ねーねー、なんかちょうだい?」
ジョン: 俺鉛弾以外に何か持ってたかな(何) ※31
GM: 困ったことに、鉛玉以外は何も無い。あと、黒巣ガイドブックとかも(何)
子供: 「おっきなプリンがいい! バケツくらいのおっきいの!」 ※32
ジョン: 「参ったな……今やれるような食い物は持ち合わせがないんだが」
ジョン: 「君たちは何か持ってないか」昴とか在家に聞いてみる(何)
在家: 「さすがにこんな緊急時にプリンの材料なんて手に入らないよ」
GM: 「ねー?」と昴を見る、在家。
昴: 「申し訳ありません、私も……その、プリンの材料は横に置いても、食べ物は今回何も持ってきていなくて……。」
昴: 言いながらもポケットを一応まさぐってみる。何か残って無いかなーと。
在家: 「まーとりあえず、これでも舐めててよ。ね?」
GM: キャンディーやらキャラメルやら、一口チョコレートやらが、何故かコートの中からざらざらと出てきた(何)
昴: 「駄目だ、やっぱり荷物になるからって余分なものは全部置いて――…………」
昴: 「え、四次元ポケットですかソレ」(何
在家: 「乙女の秘密だからカンタンには教えられないなあ」(何)
ジョン: 「持ってんじゃねーか」(何)
在家: 「あ。食べる?」二人に差し出す(何)
ジョン: 「飴くれ」ころころ(何)
GM: 白手袋に包みをいくつか載せて、二人に差し出した。
昴: じゃあパラソルチョコレート貰う(何
在家: 「はいはい」もそごそとパラソルチョコレートを取り出して渡す。
GM: 子供達もわらわらと群がってお菓子をたかると、再び思い思いの遊びに興じ始めた。
昴: 「……元気が良い子達ばかりですね、皆さん。」 パラソルチョコレートを舐めながらも、仲良く遊ぶ様子をじっと見。
ジョン: 妙な郷愁を感じつつその光景を眺める。ひょっとしたら、自分は昔この街に居たことがあるのかもしれない。
GM: 遠くでは、
子供: 「やめてよね。ホンキになったらぼくにせりざー先生がかなうハズないだろ」
子供: 「よーしいいどきょーだ。おれーにハナのアナ二つふやしてやろう」 ※33
ジョン: Σ(´Д`ズガーン
GM: などと、誰かのマネをしているのか、きゃっきゃと楽しそうにふざけている者もいる。
昴: 「……………。」
ジョン: 「……逞しすぎないか?」(何)
昴: 「どんな教育されてたのでしょうか、此処では。」(何
在家: 「さすがにあたしにもわかんないなあ…」
GM: 妙な郷愁を感じつつ、周囲の光景を眺めていると、
GM: タァン…! ※34
GM: 破裂音のような、甲高い音が聞こえ
GM: 風景が一瞬、赤く染まった──が、
GM: それも一瞬の幻覚だった。
GM: 誰も銃声に反応している様子が無かった。
ジョン: 「――!?」胸を抑えて膝を突く。
昴: 「しかしせりざー先生ですか、何となく芹沢さんの名前に似て……!? せ、芹沢さん!?どうかしましたか!?」
ジョン: 「……いや、何でもない」息を整えて周囲を見回す。
昴: 途中で言葉を止め、慌てて駆け寄る。 近くの人に水を持ってきて貰えばそれを差し出しつつ。
在家: 「まーともかく、ここに支部の誰かが来てるって話………どうしたの?」
ジョン: 胸に手をやるが、当然血など付いていない。
昴: 「ほ、本当に大丈夫ですか? 一応は応急処置を施したとはいえ、無理だけは為さらないで下さい。」
在家: 「ありゃ、傷口開いた? 大丈夫?」
ジョン: 「いや、大丈夫だ。面倒をかけて済まない」ゆっくり立ち上がる。
在家: 「それならいいんだけども。……あ、みさおーん!」近づいてきた人影に大きく手を振る。 ※35
在家: 「こっちですよー。さっきの件の」
昴: 「お疲れ様です、草野副支部長代理。」
昴: 新たに来た人物に気付けば、一礼をして。
“天雷”: 「みさおん…って」呆れたように言って、足を止める。
ジョン: 「代理ばっかりなのかこの街の支部は」(何)
昴: 「…………そう言えば皆さんに“代理”がついていますね。どうしてなんでしょう?」(何
在家: 「昔っから代理が牛耳るって決まってたそーです」(何)
“天雷”: 「……芹沢さん…? まさか、本当にそんな……」目を見開いて。
“天雷”: 「…六会支部長に確認を取ってみる。そのままで此処に居てください」 ※36
ジョン: 「君は俺を知っているのか」副支部長代理と呼ばれた男性に。
昴: 「……? 芹沢さんをご存じなのですか?」
GM: 見て取れる動揺を見せながら、無線を用いて何処かへ連絡を取り始めた。
昴: 何時もと違う様子に、不思議そうに首をかしげ。
“天雷”: 「僕が闇の牙に入寮していた時にお世話になりました……記憶を失っているのですか?」
ジョン: 「生憎、芹沢という名しか覚えていない。……それも自分の名前かどうかも解らないがね」
昴: 「あ、は、はい。 恐らく、列車の事故に巻き込まれた際のショックによるものでは無いかと思われますが……。」
“天雷”: 「…そうですか。すみません、暫し失礼します」
GM: 恐らく支部へだろう。無線通信のやり取りを何度か行い、
ジョン: その動揺は顔を直接見ての動揺かな?
GM: そのようですね。
GM: 操は芹沢に一旦断りを入れて、暫くこの家で待つようにお願いして、何処かへ向かった。
ジョン: 『他人の空似……という感じでもないようだな』
ジョン: 『そもそも実在の人物の名を名乗れという時点で臭いとは思ったが』
ジョン: じゃあ待ちぼうけしつつコミュニケーションを深めようか(何) ※37
昴: 心温まるようなものをね(何
ジョン: 「人殺したことある?」とかhatefulな会話か(何)
GM: 生温かいものでも(何)
ジョン: 「君は、この街は長いのか」手持ち無沙汰に昴に聞いてみる(何)
昴: 「いえ、この市に来たのはつい最近です。 ……慣れない土地もあって、皆さんの足を引っ張ってばかりで。」
ジョン: 「そうか。まあ、この街はいささか特殊なようだからな」(何)
昴: 少し恥ずかしそうに、頬を掻き。
昴: 「特殊……と言えば確かに特殊ですけども。 私は良い街だと思いますよ、此処。」
昴: 「皆さん優しいですし……特に六会支部長代理はまるでおとーさんの様で。」
昴: 「……とは言っても、本当の父親がどう言うものか分からないので、私の想像した上でのおとーさん像ですけども。」
昴: 苦笑漏らし、空を見上げ。
ジョン: 「さっきの草野君だったか。彼の反応からすると、俺はこの街の支部に何か浅からぬ縁があるようだが」
昴: 「の、ようですね」
昴: 「……私は先ほど言ったとおり、この街の者ではありませんので詳しい事は分かりませんが――」
昴: 「確か、闇の牙というのは黒巣市のチルドレン養成所みたいなところだった筈」
昴: 「そこの関係の人……だったりして?」 ※38
ジョン: 「君は孤児か何かだったのか」
昴: 「……えっと、その。 実は、僕も此処に来る前までの記憶があまり無いんです」
昴: 「その、何と言いますか……芹沢さんとお仲間ですね?」
昴: 「だから、親の顔とか……本当の名前?も。よく分かんないんです。」
ジョン: 「そうか……。自分が拠って立つ所がないというのは辛いな」
昴: 「け、けど。 そんな僕を皆さん温かく出迎えてくれて」
昴: 「……何というかその時、家族とかそう言うのって、こう言う事を言うのかなってちょっと思ったりしたんです。」
ジョン: 「しかし、記憶がなくても新しく積み重ねることはできるからな」
ジョン: 「もし、この街が気に入ったなら、ここにいるのは君にとって悪いことじゃないのだろう」
昴: 「はい。だから……この街に僕の配属を決定したのが何方かは分かりませんが」
昴: 「本当にその人にも感謝しているんです。」嬉しそうに。笑顔を浮かべて見せる。
ジョン: 「家族、か」まあそのぱぱをブッ殺そうと企んでいるのがこの俺だが。(何)
昴: あーあ(何
ジョン: 少し心が痛むなあとか思いつつハートフルな会話はこの辺でいいんじゃないかと(何)
昴: (痛ませちゃったぜ!(何
GM: じゃあ、そんな話をしていると。草野が戻ってきた。
“天雷”: 「…徒歩でここまで来るのは大変だったでしょう。食事を用意しました、どうぞ」
GM: その手には『W7』と記された、おかもちが。 ※39
ジョン: そんなに食わせたかったのかよ。(何)
GM: そう指示されたんだモン!(何)
GM: ジョン、昴、在家の三人の前に、湯気の立つW7ラーメンが並べられた。
昴: いやまって、もしかして僕も食べるの?(何
在家: 「………………」昴と顔を見合わせ、操を見る。
イブ: お腹を空かせていたはずの子供達も、そのおかもちを目にするとサーっと輪を拡げた(何)
在家: 『これ、あたしらも食べなくちゃいけないのかなあ?』目で語る(何)
ジョン: 毒……を盛るにしても意味がないな。多分大丈夫だろうとアタリをつけて食う(何)
昴: 「…………? あの、草野副支部長代理? これは一体……。」 ラーメン指差し(何
昴: 『僕逃げていい?』 まがーお(何
ジョン: 「実は腹減っているのでメシはありがたい」パチんと割り箸割って食うよ!(何)
“天雷”: 「………君達も、どうぞ」視線を逸らす(何)
ジョン: 「……どうした、君たち食わないのか」ズルズル(何)
在家: 「(うわー……)」
GM: 在家は芹沢(仮名)がラーメンを食べ始めるのを見てから恐る恐る箸を付けるが、やっぱり箸を置く。
ジョン: よーし、《炎神の怒り》+《ブレインコントロール》で耐性振るよ!(何)
昴: 本気だぁぁぁぁ(何
GM: どうぞ。振りたいなら止めない派(何)
ジョン: 侵食は64さ!
 Dice ジョン: 6r10=(2,6,8,2,3,9)=Critical!!
 Dice ジョン: 2r10=(7,2)=7+10=17
ジョン: さすが俺。普通に食うね!
昴: やりやがった……!(笑
GM: 普通に完食。最後のスープも啜る。腹の調子も何もおかしくならない。
ジョン: 「ごちそうさまー。あ、食わないならもらっていい?」(何)
在家: 「どうぞどうぞ」(何)
ジョン: 「ずるずる」(何)
“天雷”: 「……………」
昴: 「…………。」 在家さんと草野さんを暫し見比べていたが。
昴: こー、僕ってぶっちゃけ支部の中で下っ端なんだよね・・・(何
ジョン: さあ、耐性を振るんだ
昴: てぇ事であきらめて食う! そしてダイス振る!(何 ※40
GM: がんばれ! でも在家は振らない(何)
昴: しかし困った事にエフェクトなんて持ってない!(何
 Dice 昴: 5r10=(4,6,6,2,2)=6
昴: 駄目でした(何
GM: なんか徐々に胃が重くなってくる。何かがこみ上げてきそうなのを必死に我慢してくれ(何)
昴: 「………………」
昴: 「…………………………。」
昴: 机に伏せって泣いた(何
GM: “天雷”は、その様子をじっと見守っていたが、何事も無かったかのように器をおかもちに片付けた。
“天雷”: 「──これから九頭竜対策会議を行うための準備をするんです」
“天雷”: 「芹沢さんは……すみませんが、もし名前を尋ねられたら、『芦沢』と名乗ってください」
ジョン: 「よくわからんが、わかった」(何)
“天雷”: 「それと、“芦沢さん”は、なるべくサングラスは外さないでください」
“天雷”: 「貴方が支部に戻ったことが知られれば、混乱が広がりますから」
“天雷”: 「あと。歌織と昴は、作成した地図を持って出席して。必ずだよ」
GM: 最後の一言は在家に対して、念押しする。
昴: 「…………えっと。」
昴: 「すぐに出席しないと……駄目ですか……。」(何
“天雷”: 「皆が集まるまで少し時間があると思うけど。必ず出席してくれればいいよ」
在家: 「ふわーい」ヤル気なさげな生返事。
昴: 「りょ、了解……しました……。」 何か力尽きた(何
ジョン: 「どうした、元気ないな」(何)
昴: 「如何して芹沢さんは……そんなに元気なんですか……」(何
ジョン: 「ラーメン美味かったし」(何)
ジョン: と言いつつ、3点ほど鼻血吹いてシーンエンド(何)
GM: 元気が鼻から出るラーメン(何)
昴: 「…………。」
昴: 無事じゃなかったですね、やっぱりと胸中突っ込んで。 そのまま意識失った(何
在家: 「ああっ、しっかりー!(ゆさゆさ)」
“天雷”: 「…………遅刻しないでくださいね」
GM: 副支部長代理は念だけを押して、そのまま持ち場へ戻った(何)



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