『betrayers』 黒巣市A.D.2026−Act III+
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 Opening Phase-03 「依頼」
 ScenePlayer:“笑う道化師” 時非 未来/時刻:28日、夕方/場所:スラム街某事務所/登場:不可

 登場Dice 未来: 1D10+33 = [5]+33 = 38 ※17
未来: 振るダイス間違ったけどまあいいよね!(何
GM: 自分のダイスを使いよってからに(何)いいけど。

GM: バトロワの優勝賞品贈与を蹴り、
GM: 先日はユニ・テクノロジー社の社長就任の話を断り、
GM: 今日も例によって深奈の肉球でねちねちと頭を足蹴にされている時、
GM: 血相を変えた知人が、慌ただしく事務所のような部屋に飛び込んで来た。
深奈: 「…ケンイチか。どしたん、そんな息せき切って?」
健一: 「……黒巣湖に……」ぜいはあ。
未来: 「お前が先に用件を聞き出すのかよ」(何)
未来: 深奈に文句を一つ。健一へ顔を向け、続きを促す。
健一: 「……黒巣湖に……出かけた玲奈が……帰って……来ないんだ……探してくれッあすらん!!」
GM: 未来の胸ぐら掴んでゆさゆさ。
未来: 「いや、ちょ。それじゃわからねェよ状況がって、ちょっと落ち着けお前!」
未来: ゆさぐられ。一喝して落ち着かせようと
GM: 頭上の猫は、振り落とされまいと必死で未来の頭にしがみついた。
深奈: 「玲奈ちゃんかー。アンタ、あの娘に愛想つかれたんじゃないよなあ」
健一: 「否!」
健一: 「断じて否ッッ!!」
未来: 「手伝うのはいいが、何があったってンだよ。前後の状況くらい話せ」ぜはー。
健一: 「僕と彼女はラブラブなんだ!!!」
GM: 至近距離から唾飛ばしつつ熱弁を振るう(何)
未来: 「……。せっ」ごぎん。なぐった。(何)
GM: きゅう。ばたん。
GM: 静かになった(何)
未来: 「──ふぅ。俺の平和は守られた」
深奈: 「仕方がねぇ。アタシが代わりに読者の皆に説明してやるとするよ」(何)
未来: 「ってー訳にもいかねェよなぁ。おーい」ぺちぺち、叩いて起こそう。また動転してたら、また寝かそう。(何
GM: 足下でノびているのは美河健一。先日、この黒巣市で式を挙げた、未来が知る限り、最も幸福な男だった。
GM: 妻の玲奈は健康的な美人で、キュマイラ/エグザイルのOV。
未来: 頭が上がりそうにありませんね肉体的な意味で。
GM: 泳ぎに適したその姿はビーナスか、はたまた人魚姫かのように麗しい…と専らの評判だった。
GM: 片や健一は、一般人。
GM: 肉体労働にはまるで向いておらず、言うなれば、秋葉男と湘南女の奇跡のカップルともいえる。 ※18
健一: 「………そ、それで、行方不明になって…げほっ」
未来: 「行方不明になったのはわかった。色々おいといて、探すのもいい」
未来: 「だから、前後の状況やら行方不明だって確信した理由や何かから話せ、な……?」
未来: 何か優しい声色になってきた。(何)
健一: 「ご、ごめん………ええと、バトロワの翌日、滅多に無いような好天だったろ?」
健一: 「なもんだから、彼女は大喜びで湖の沖合に泳いでいったんだ」
未来: ほうほうそれで? と。相槌。
深奈: 「同じ黒巣湖といっても、水が奇麗な所ときったない所があるんだよな…」
健一: 「うん。もちろん水質の綺麗なポイントからさ。…で」
健一: 「いつまで経っても帰ってくる気配は無いし、水辺の住人に尋ねても知らないって言われるし」
未来: 「捨てられたんじゃね?」(何)
健一: 「自分で捜しに行きたいけど、先日からまた降り出した雨で河川は増水し…」
健一: 「……いいや、そんな事は断じて無いッ! ひがみは止めてくれたまへ!!」
GM: 胸倉掴んでゆさゆさ。
未来: あー、うっぜぇなこいつという気分で。何となく助けを求めるように窓の外へと視線をやる。
未来: 外の風景でも見れば気分が晴れるだろうか
健一: 「雨で河川は増水して、濁流は竜のように襲ってくるし…僕は一体どうやって彼女を捜せばいいのやら……」
GM: 視線を逸らすように窓の外を見てみた。
GM: 巨大な竜のようなモノの大きな口。それが迫っているように見えたのも一瞬。
健一: 「──!!」
GM: 2人と1匹は、声にならない叫びと共に部屋ごと飲み込まれた。
未来: 「って、おい」なんだあれ、と。事態を飲み込む前に。気付けば自分が、“それ”に飲み込まれていた。
GM: ざっぱーん。

未来: シナリオロイスへの感情を、□誠意/■食傷にするくらいです(何) ※19
GM: どっちに?
未来: 夫の方へ。
GM: 了解です。



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 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「『betrayers』黒巣市A.D.2026−Act III+」