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幻影戦譚 第二話〜狂果−Crush Tomato−〜 Ver,01(20070424)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 


 Handout
PC:1
【PC制限】固定
【シナリオロイス】朝倉 香(あさくら・かおり)
 昼休み、なんとなく屋上で見知った仲良しグループ。
 中に友人の顔もあり、親しくなっていった。が、
 それは終わりを告げる。友人の死によって。
▼Character sheet “炎の魔人” 葛貫 秋生


PC:2
【PC制限】固定
【シナリオロイス】社 道也(やしろ・みちや)
 あの時、“Master Shadow”の研究所を襲撃した時の司令官が、黒巣市にやって来た。
 奴は、あれからも独自に“Master Shadow”を追っていたらしい。
 そして、今度奴の部下が黒羽学園にて『実験』しようとしているらしい。
 潜入員の一人として、君が選ばれた。
▼Character sheet “凍える華” 清澄 零華


PC:3
【推奨PC】黒羽学園関係者or学園に潜入できるキャラ
【シナリオロイス】ケルブ
 黒羽学園にて、FHが何かやらかそうとしているらしい。
 実際、生徒の急死があったりと、最近何かとキナ臭い。
 君はその件に関わることにした。
▼Character sheet “Codeless” 十条 美月


PC:4
【推奨PC】高校生
【シナリオロイス】遠国 紗江(とおぐに・さえ)
 「聞いて! いや、聞け! ていうか、聞かなくても話す! UFOを見たわ!」
 君の友人は、勢い込んでそう言ってきた。毎度の事だが、今回はいやに自信があるようだ。
 まあ一応しょうがないから仕方なく、君は話を聞くことにした。
▼Character sheet “幻想仕掛けの死神” 雨霧 彩名


 自己紹介

秋生: 「ええっと、自己紹介、ですか……僕の名前は葛貫 秋生と申します」
秋生: 「これでも葛貫流合気道術を修めていまして……」
秋生: 『ッてこら、まどろっこしいじゃねえか。とっとと自己紹介やれっての』
秋生: 『―――あー。己(オレ)は葛貫シュウセイ。こいつのもう一つの人格だ。二人ともどもよろしくなっ』
秋生:  「…あー……勝手にもう……」
秋生:  ■キュマイラ/サラマンダー ■武闘家/高校生 HP:14 IV10 基本侵食率31% 白兵戦闘型。
秋生: シナリオロイス:朝倉 香 ■好意/食傷
秋生: PC間ロイス:清澄 零華 信頼/■劣等感(■好奇心/侮蔑)
秋生: 以上よろしくお願いします

零華: 「潜入任務………了解しました」
零華: “凍える華” 清澄 零華。広範囲を凍らせる15歳のクールビューティーチルドレン。
零華: 比較的目立つ外見で、一般人に紛れて行動するタイプの隠密行動には向かない。
零華: ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:変異種 HP14、IV12、基本侵蝕率32%
零華: シナリオロイス:社 道也に、■尽力/□恥辱
零華: 「今度こそ、成果を上げます」
零華: PC間ロイス:“Codeless” 十条 美月に、■感服/□不快感
零華: 「情報収集に特化型。学園内では彼女に従った方がスムーズかしら」
零華: 以上です。よろしくお願いします。

美月: 「県立高校1年、十条 美月でーっす。」
美月: 「今回は仕事ってことで黒巣学園にもぐりこんでまーす。」
美月: 「まあ、ほんとは外から来てるUGチルドレンなんだけどね。」
美月: 「いまは極秘の任務中・・・内容はちょっと教えられないなぁ。」
美月: 「まあ、今回はその件とは別件ということで・・・ま、よろしくね。」
美月: 情報収集に特化したUGNチルドレン。
美月: 査察部所属であるが、現在はなぜか黒巣市に在住している。
美月: シンドローム ノイマン・ソラリス ワークス:UGNチルドレンA カバー:高校生
美月: 基本侵蝕値36 IV13 HP20
美月: PCロイス:天霧 彩名 P:■近親間 N:隔意
美月: 本部にいた子だよねー。こっちに配属されてたんだー。
美月: シナリオロイス:ケルブ P:■好奇心 N:不安
美月: 学校でなにやろうってのかねぇ。まあちゃちゃっと片付けたいところかな。
美月: 以上、よろしくお願いします。

彩名: 「闇より──夜より真なる影は来る。この街に忍び寄るものがあるのなら」
彩名: 「黒巣戦隊クロスレンジャー“ダメイドのあやなん”出動ー…でいいのかにゃ。舞台裏どーぞー」
彩名: 「ま。──掃除ってのは汚れ役の仕事。ちょっと愉しめたらいいですねぇ」
彩名: “幻想仕掛けの死神” / Needress” 雨霧 彩名(あまぎりあやな)
彩名: メイド服に身を包む如何にも胡散臭いUGN機関育ちのチルドレン。ビバ職業工作員。
彩名: 本部付のホワイトハンド所属員であるが、黒巣市に出向中。一応は大鎌による白兵を得手とする。
彩名: シンドローム:エンジェルハィロゥ・モルフェウス ワークス:UGNチルドレンC カヴァー:一応高校生(1年)
彩名: HP:24 IV:18 基本侵蝕率:33% Dロイス:なし
彩名: ・シナリオロイス/遠国 紗江 【感情:■友情/□食傷】
彩名: 「こーゆー気配りとか図々しさとか浪漫とか色んなものある人いいですよぉ?」にゃはははー。
彩名: ・PCロイス/ 葛貫 秋生 【感情:■好奇心/□無関心】
彩名: 「あきらん曰くあきなまの人。語感はいいですねぇ。あきなま」
彩名: 「──他?人格?どうでもいんじゃね?『使え』れば」(何)
彩名: 以上です。よろしくお願いします





 Master Scene
 ScenePlayer:−−/登場:不可

 トマト、トマト。
 真っ赤な、トマト。
 地面に、落ちて。
 クシャッと、潰れた。



 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:不可

 登場Dice 秋生: 1d10+31=9(9)+31= 40
秋生: ぎゃ

GM: 数週間ほど前の昼休み、君は何とは無しに学校の屋上へ登った。
秋生: 「なんで此処に来たのでしょうか…」青ざめながら空を見上げつつ←高所恐怖症
GM: 特に目的があったわけではないが。と、君に声をかけてくる者が。
香: 「あれー? 葛貫先輩? 珍しいですね、こんなところで」
秋生: 「ああ。こんにちは。た…たまには?」アハハ。とかわいた声で笑いつつ。
GM: 一年生の朝倉 香だ。見ると、グループを作って昼食中のようだ。知った顔も何人かいる。
秋生: 「何時もこちらでお昼を取っていらっしゃるんですか? …今日はいい天気ですねえ」下は見ない。
毅: 「おまえ、高いとこ駄目だったんじゃ? まあ、こっち来いよ。ここからなら、下見えないし」クラスメイトの磯貝 毅
直美: 「御褒美に、エビフライあげる」同じくクラスメイトの片倉 直美
秋生: 「たまには…ちょっと気分を変えようかと思いまして…」
秋生: 「―――ああ。有難うございます」ぺこりと頭を下げてエビフライを貰う
相馬: 「確か、隣のクラスの葛貫だったよな。いつも、妹が世話になっている」隣のクラスで、香の兄、朝倉 相馬
秋生: 「いえいえ。僕のほうこそお世話になっています」ぺこ
玲奈: 「そうね。気分転換に風に当たるのは、気持ちいいわ」二年生の竹居 玲奈
新: 「あ、どうも初めまして(ペコリ)」一年生の志賀 新
浅生: 「俺も始めましてだな。俺は浅生 始だ」三年生の浅生 始
秋生: 「こちらこそはじめまして」ぺこぺこ。いちいち丁寧に頭を下げている。
GM: 以上、七名。
秋生: 「結構な大所帯ですね…何の集まりなんです?」
毅: 「まあ、大抵はこの面子だな」
毅: 「部活一緒だったり、クラス一緒だったり、いろいろ話している内に、いつの間にか、な」
秋生: 「なるほど。「仲良きことは美しき哉」、ですね」
直美: 「驚いたことに、皆ここ1〜2ヶ月の間に転校してきたの」
直美: 「やっぱり、お互いちょっと浮いてたのが気になったのかも」
秋生: 「まぁ、じきにクラスにも溶け込めるようになると思いますよ? 今皆さんが集まっている様に、ですが」
GM: などと話しながら食事をしている内に、いつの間にか仲良くなり、校内で会ったら話したりするようになっていた。
GM: そして、先日。
GM: 磯貝が死んだ。
GM: 飛び降り自殺だったらしい。遺書は、無かった。
GM: 少なくとも、君の知る限り、彼におかしな様子は無かった。
秋生: 「そんな馬鹿な…あんなに楽しそうにしていたのに」
香: 「磯貝先輩が…どうして…?」
秋生: 「理由を知らないのですか?」
香: 「あたしは、聞いて無いです。それに、最近むしろ元気そうなくらいだったのに…」
GM: それが、ここしばらくの日常の終わりを告げる、最初の事件だった。
秋生: 「僕にもそう見えていたのですが……だったら自殺ではなく事故ということでしょうか…」
香: 「…わからない…わからないよ…」



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:不可

 登場Dice 零華: 1d10+32=8(8)+32= 40

GM: 夢を見ていた。忘れもしない、あの時の夢だ(笑)
GM: 「“Master Shadow”。これより帰還する」
GM: こちらを一顧だにしない、黒ローブの姿。
GM: その姿を見たまま、意識を失う。………はずだった。
零華: 『……“Master Shadow”―――…』
GM: 「しかし、ここを突き止められるとはな…『この程度』と切り捨てるほどでもないかもしれないか…」
GM: 「あるいは、奴、か?」
GM: そして意識が混濁する。しかし、
GM: ふと思う。自分は忘れているだけで、この他にも何か、奴が言うことを聞いていたのではないか、と。
GM: というところで、目が覚めます。
零華: 呟こうとした名ごと、闇に飲まれる筈の意識……だったのに。
零華: その闇から滲み出すように浮き上がる“何か”は、夢か現か。
GM: コール音。相手は黒巣市部長代理、天城 美鈴。至急、支部長室へ出頭するようにとのことだ。
零華: 目を覚まして見上げる天井は、無機質な白ではなく暖かなベージュ色。
零華: 「――行かなくちゃ」
零華: 呟いて、身支度を整えた。
GM: 支部長室へ行くと、そこには美鈴の他、もう一人見知った顔が。
道也: 「やあ、久しぶりだね、零華ちゃん」
零華: 「“Frozen flower” 清澄零華。出頭しまし――」はた、と目を見開いて。
GM: あの時、“Master Shadow”の研究所を見つけ、強襲指示を出した男。社 道也。
零華: 「社さん。お久しぶりです」一礼。
道也: 「あの時は………いや、今はもう、普通に活動しているんだっけ」
零華: 「…はい。通常任務に復帰致しました」
美鈴: 「おはようございます、零華さん。お話中失礼ですが、任務です」
美鈴: 「…また、奴が動き出したもようです」
零華: 話の腰を折ったことに小さく頭を下げて謝罪して。
零華: 「“Master Shadow”が活動を? どのようなものでしょうか」
道也: 「僕は、あれ以降も“Master Shadow”の動向を探っていた」
道也: 「前回の件では対応が遅れたけど、今回はなんとか間に合いそうだ」
零華: 「では、今度こそ…」彼を見つめる。
美鈴: 「はい。今回の情報は彼からのものです。今度、黒羽学園にて、卒業試験を行う可能性がある、と」
零華: またあの試験が行われる。被害者が増える前にそれを止めなければ…そして。
美鈴: 「それに合わせ、受験者を使って何らかの実験行う可能性もあるそうです」
美鈴: 「その内容は、まだわかりません。前回、皆さんが入手したチップの解析が進んでいればよかったのですが…」
零華: 「それもやむなしでしょう。相手もそれは承知の上、行動は迅速に」
零華: 「解析が進み次第、情報を下さい。それと……」
美鈴: 「では、貴女は本日付で黒羽学園に生徒として潜入」
美鈴: 「“Master Shadow”の動向を探りつつ、その目的の阻止をお願いします」
美鈴: 「なんでしょう?」
零華: 「…黒羽学園への潜入任務、ですよね?」視線が揺らぎ、俯きながら確認の念押しを。
美鈴: 「はい」
零華: 「潜入任務………了解しました」聞き間違いでは無かったようだ。
零華: 最も苦手とする任務。潜入捜査、しかも高校に。
零華: 私は負けない、そう言い聞かせる。
美鈴: 「追って増員は送るつもりですが…まあ、うちの子は大抵あそこに通ってますからねぇ」
美鈴: 「その場その場で協力を求めていただいても構いません」苦笑
零華: “Master Shadow”にも、“自分”にも。
零華: 「はい。ありがとうございます」支部長の心遣いに安堵の息を漏らした。



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“Codeless” 十条 美月/登場:不可

 登場Dice 美月: 1d10+36=8(8)+36= 44

GM: 黒羽学園。
GM: ここは、ある意味黒巣支部のオーヴァードの巣窟の一つといえた。
GM: 石を投げればチルドレンに当たる、までは言わないが
GM: 相当数のオーヴァードが、普通に高校生活を謳歌しているのは事実だ。
美月: 「なんかほんと変わった街だよね、ここ。」とかぼそりと呟きつつ廊下を歩いていく
GM: そんな環境なので、任務の話はいくらでも耳にするし
GM: 転校生が来ると『奴もオーヴァードだろうか』などと言われる始末。
チルドレン: 「あ、美月ー。なんか本部で動きがあったそうよ。なんでも、FHがここでバカやらかそうとしてるんだって」
美月: 「ん? 本部から? めずらしーね。」
チルドレン: 「よく知らないけど、マスターなんとかが動いたとか、そんな感じだからじゃないかな?」
美月: 「なんか、マスターがやたら増えてる気がしてるのはわたしだけかしら?」(汗
チルドレン: 「あと、実際動くのは、ケルブとかなんとか言う奴っぽい」
チルドレン: 「あたしの方に指令来てないけど、どうしようかなぁ…」
美月: 「ああ、マスタークラスが直接くるわけじゃないのね。ならまあよくある話か。」
チルドレン: 「バイトあるけど、UGNのお仕事の方が稼ぎいいし…うーん…」(マテ)
美月: 「まあ指令きてからでもいいんじゃない? そういうことはエージェントのおじさんたちがやってくれるっしょ。」
チルドレン: 「ま、そうは言っても、実際に動きが確認されたわけじゃないしね」
チルドレン: 「いざという時のために、情報は集めといた方がいいかもしれないけど…って、そろそろバイト!」
チルドレン: 「とりあえず、そんな話があるってだけ! じゃあね!!」
美月: 「ああ、うん、情報ありがとー。こんど駅前のパフェでもおごるねー」
チルドレン: 「期待してるよー!」

GM: そして数日後。
GM: 学生の一人、磯貝 毅が不審な死を遂げた。
GM: あの時の話が、現実味を帯びた瞬間だった…。
美月: 「これは本当に、何かあるかもね。ちょっと本格的に調べてみるかなー。やることもないし。」
美月: 「とすればなにかあったときの戦力は必要だよね。ていうか支部から調査に誰か送り込んでくるか。」
美月: 「みすずちんに恩でも売っておきつつ、小銭稼ぎもできそうかな♪」



 Opening Phase-04
 ScenePlayer:“幻想仕掛けの死神” 雨霧 彩名/登場:不可

 登場Dice 彩名: 1d10+33=1(1)+33= 34

GM: ある日のことだった。
GM: 「聞いて! いや、聞け! ていうか、聞かなくても話す!」
彩名: 「エエー」
GM: 「ついに! ついに! ついに!」
GM: 「あたしは何度目かのUFOコンタクティーとしての輝かしい第一歩を踏み出したのだ!」
GM: そんな声が、響き渡った。
GM: 平和な日常だった。いつも通り、まともに耳を傾ける者はいない。
GM: なぜなら、彼女:遠国紗江は、いつもそんなことを言ってるからだ。
彩名: 「教室中に響き渡ったーッ!……今日のご飯はエビフライと」
彩名: にゃふにゃふ言いながらもさもさ早弁ちう。
紗江: 「そこ! 弁当は逃げない。しかし、UFOはいつ来るかわからない! 故に拝聴するのだ!」
紗江: 「あれは、あたしがいつも通り、大宇宙のブラザーと交信をしに行った夜だった…」
彩名: 「オーケィ。紗江ちん。UFOとコンタクトしてアブダクトされた所からの話だったな」
紗江: 「その夜、天気は快晴。絶好の交信日和…。しかし!」
彩名: 「アワワワワ。ワレワレハうちうじんダー」喉に手を当ててのへのへ言いつつ。
紗江: 「不意に星明りが消え、上空に影が差す。そして…」
彩名: エビフライをかじかじ食う。こくんと一口。
紗江: 「放たれるトラクタービーム! あたしは確かに見た、それに吊り上げられ、天に昇っていく人影を!」
紗江: 「あれこそ、ヒューマンミューティレーションをするために、地球人を捕獲する瞬間!」
彩名: 口元さみしいので寮の友人から奪ってきたえびせん小袋の口を空ける。よいせー。
紗江: 「しかし、あたしが駆けつけたときには一歩遅く、すでにUFOは去った後でした…」
彩名: 「残念でした。紗江ちん」
彩名: くっ。酷く残念そうな面をする。一応。
紗江: 「見たか聞いたか、これぞまさしく、UFOコンタクト! よーし、乗って来た! 早速今夜も交信準備!」
友人A: 「あー、相変わらずね、紗江は」
彩名: 「相変わらずですねぇ。見てて面白いけれど」
友人A: 「この間も、夜間飛行訓練の戦闘機を見てUFOって騒いでたけど、今度は何を見たやら」
彩名: 「まー。紗江ちんのいい所は嘘を言わないことですにゃぁ。勘違いは多々あれど」にゃははは。
彩名: えびせんかりかり。──さぁて。
彩名: 「んで。紗江ちんよ。UFO見たの何時で何処だっけ」
友人A: 「多少、誇大装飾するけどね。話半分に聞く分には面白いんだけど」
紗江: 「一昨日の夜ね。ほんとは真下に行きたかったんだけど、いつの間にかボーっとしてたらしくって」
紗江: 「明け方になってたから、その日は行かなかったけど…」
彩名: 「まー。屋上であったのは天から降りてきた天使様な話よりまだ浪漫あるような気もするんですがぁ」かりかり。
彩名: 「ふぅん。…何かあったっけ。次の日」
彩名: 友人Aにえびせん袋渡しつつ。
紗江: 「まさか、そこが翌日自殺者死体の発見現場になって、立ち入り禁止になるとは…!」
紗江: 「不謹慎を承知で言わせてもらえれば、あれは自殺ではなくミューティレーションね」キッパリ
彩名: 「あー。なるほどね」ほへほえ。
友人A: 「紗江ー。さすがにその発言はどうかと思うよー」
彩名: 「まー。同時期に同じ事件が重なった──」
彩名: 「なーんてね」
彩名: さて。
彩名: いい機会だな。──網に引っ掛かった。
GM: この時は、ただの笑い話だった。この時は、まだ。



 Master Scene
 ScenePlayer:−−/登場:不可

 …今回の仕込みは…。
 …ケルブか…。
 ………フム。
 …確認、しに行った方がいいかもな…。



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:不可

 登場Dice 秋生: 1d10+40=9(9)+40= 49

GM: 磯貝の死から、数日が経った。
GM: 葬式を終え、それぞれが一応の平穏を取り戻した、ある日。
GM: 廊下で、どこかで会ったことがあるような人物を見かけた。
GM: 普通に学生服を着ているのだから、それがおかしいわけではない。が、何かがおかしい。
GM: 『彼女』も、あなたに気付いたようだった。
秋生: 「…どうして此処にいるんですか」半分諦めた声で
GM: 「や、久しぶり、秋生君」
GM: 制服姿の“Life Like”が、親しげに手を上げる。
秋生: 「久しぶり、じゃないですよ…また厄介ごと持ってきたんですね?」憮然とした顔で
LL: 「君に会いに来た…じゃ駄目かな?」
秋生: 「そんな性格しているならもっと…もっと違う接触のしかたするでしょう、貴方なら」
LL: 「いや、ちょっと学生服に憧れがあったから、ほんの遊び心だけどね」
LL: 「まあ、幼馴染の君に、一つ忠告」
秋生: 「なんです?」
LL: 「ケルブが、動いたよ。彼、はっきり言って、ろくでもない性格だからねー」
秋生: 「ケルブ? FHのエージェントの名前ですか?」
LL: 「まあ、“Master Shadow”配下のエージェント集団、エンジェルスの一角よ」
LL: 「第二位の名を与えられてるんだから、それがどの位なのか、ある程度は想像つくでしょ?」
秋生: 「智天使、ですか。また天使の名を持つとは大仰な…」
LL: 「早めに動かないと、大変なことになるよー。関わりたくないなんて、言ってられないくらい」
秋生: 「動くといっても、指針がなければ動きようがないですよ」
秋生: 肩を竦めて
LL: 「UGNの知り合いでも訪ねてみたら? もう、動き始めてるみたいよ」
LL: 「ケルブクラスになると、動かせる権限大きいから、あたしも彼がどういうことをしてるかわからないけどね」
秋生: 「なるほど。それも道理です。…ところでどうして敵に塩を送るようなことを?」
LL: 「君が、幼馴染だから…って言ったら、信じる?」
秋生: 「覚えていないのでなんとも」
秋生: 「それにFHの人間というだけで充分、僕にとっては倦厭する対象ですけれど」肩を竦める
LL: 「嘘は言ってないんだけどなー。ま、いいか。それじゃあねー」
秋生: 「うがった見方をするなら、貴方が今此処にいること、そしてその言動が実は罠とも見れますしね」
秋生: 「ご忠告は感謝します」
LL: 「心理トラップに引っかからないコツは、考えないことだよ。それと―――」
LL: 「あたしがこの学校を潰すなら、罠なんて必要ないかな?」
GM: それだけ言うと、去って行きます。
秋生: 「まったく迷惑な話ですよ…」UGNの知り合いかあ…と考えて思い浮かぶのはたった一人
秋生: 「忠告どおり、連絡とって見ますか」そういって携帯電話を取り出した。



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:可

 登場Dice 零華: 1d10+40=10(10)+40= 50

GM: 学校へ潜入してわかったこと。
GM: この学校は、オーヴァードが多すぎる。
零華: 何だろう、この学校は。それが最初に抱いた感想だった。
零華: とはいえやはり慣れない環境である事には変わりなく
GM: その所為か、雑多の怪しい事の話が聞ける。多過ぎるくらいに。
GM: その中で、あえて特に大きい物をあげるなら、三年男子の不審死と、UFO目撃騒ぎだろうか(笑)
零華: 「………くしゅん」クシャミを一つ。気疲れでも溜まっているのだろうか。
零華: 『それらしい形跡はこの事件…か』心の中で呟いて。
友人B: 「あれ、風邪? 今年の風邪は性質悪いから、保健室行った方がいいかもよー?」
零華: 「……そうね。ありがとう」
零華: 気遣いの言葉にも何となく素っ気なく答えてしまい、バツが悪そうに教室を後にした。
零華: ともあれ、先に潜入しているというチルドレンとコンタクトを取ろう。
GM: ちなみに、不審死した生徒の名は磯貝 毅。ある程度の交友関係は把握してある。
GM: まあ、オープニング1の面々の名前とクラスは把握しているということで。
美月: じゃあとりあえず接触のためにでまふ
零華: お願いします。
彩名: でまっす。
 登場Dice 美月: 1d10+44=1(1)+44= 45
美月: おっし(何
 登場Dice 彩名: 1d10+34=7(7)+34= 41
彩名: こんな感じ。41%。
美月: まあ飛び降り自殺の件であれこれ調べてるうちに出くわしたってとこかな?
零華: 「…あら、十条美月さん」
零華: ばったり出くわして、自殺の件で調査している旨を話そう。
彩名: 「ども。零華たん」ひょっこり美月の後ろから。にこやかな笑みと共に。
零華: 「貴方は……雨霧彩名さん?」
零華: 犬も歩けば棒に当たる、OVが歩けばOVに……
美月: 「おや、零華たん、こんちゃー」
美月: じゃあこっちはすでにあやなんとは合流して調べてたことにするか?
彩名: そうしまそ。
彩名: 「いぇーす。あやなんさんです。──なんかこー。ハジメマシテ?」
零華: 少し考えて、二人に。「……不審死した生徒について調べているんだけれど、何か御存知かしら?」
美月: 「いやー、あっちこっちでの支部の噂はかねがねー」と挨拶しつつ(何
美月: 「んー、まー、ちょっと気になる話もあってこっちも調べてるとこー」<不審死
彩名: 「95%までOVに関係あり…ですかねぇ。ご存知というには」
零華: ……と。忘れていた挨拶をあやなんに。「はじめまして」
美月: 「イヤ、実は犯行前日にUFOを見たって人がいてねー」
零華: 話ながらも、足取りは何とはなしに現場となる屋上へと。
彩名: 「うん。はじめまして。礼儀正しい人ですねぇ」
彩名: 「資料で顔合わせしてるだけでは味気ないですからね。清澄 零華サン」
GM: 自殺の件を調べるなら、情報:警察。現場はわかっており、立ち入り制限も解除されています。
彩名: にゃふにゃふ言いながら零華の後をついていく。
GM: UFOについて聞きたければ、本人捕まえてください(笑)
零華: 「UFO……一般人の話となるならば、R関連説も濃厚ね」顎に手を宛てて考える仕草。
零華: 「どなたがUFOの話を?」
美月: 「あやなんのクラスの子らしいんだけどねー」とあれこれ話しつつ屋上へ
彩名: 「遠国 紗江。ま。興味あれば紹介いたしますがぁ」
美月: まあとりあえず警察情報でも調べるか
零華: 「そう。後で私も話を伺ってみたいわ」
零華: ――そう。この時はまだ知らなかったのだ。遠国紗江という人物がどのような存在であるかを(何)
美月: 情報:警察 コネあり、天性使用
 Dice 美月: 5r8+=13(10(5,6,2,8,9)+3(2,3))+= 13
美月: 13。侵蝕は49へ
零華: 自分も仕事しなくちゃ。情報:警察で。
 Dice 零華: 1r10+0=4(4(4))+0= 4
GM: 13なら、

 死亡者の名前は磯貝 毅。黒羽高校三年生。
 ○○ビルの屋上に靴と遺書が揃えてあり、飛び降り自殺を図ったと見られる(発見時は心停止状態)
 遺書には勉学に悩んでとあるが、周囲からそのような話は聞こえてこない。
 遺書はワープロで打たれている(本人の指紋はあり)

GM: ここまでですね。
美月: 「まー、あとはあれだ」
美月: 「ケルブとかいうFHエージェントがマスタークラスの命令で動いてるって情報をもらったんでね。」
美月: 「何もなければそれでよかったんだけどさー」
彩名: 「はいはい。みつきち良く出来ましたー」ぺちぺち拍手。
零華: 「“Master Shadow”が動いたという話。ケルブ…名称からすると、その配下ね」
美月: 「どーもどーも、ありがとー、ありがとー」声援をうけた候補者のごとく対応(何<拍手
零華: 餅は餅屋。その手腕たる成果に心中感嘆して。
彩名: 「まー。そのケルブ様の裏情報とかも判れば関連性が知れそうですにゃあ。──ここで何かやるかにすれば」
美月: 「あれま、shadowの名前まで伝わってたか。」
零華: 「私が受けた任務。それ以上は私からは云えないから、支部に確認を取って」
美月: 「つれないなぁ、いーじゃん、わたしと零華たんの仲なんだしー」とかつつーっとよってみる(何
GM: ケルブに関して調べるなら、裏社会かFHかな。ただし、かなり高い。
零華: 「任務は任務よ。……混同しないで」困ったように、2cm程離れる(何)
彩名: 「んー。零華たん」
零華: 「何かしら?」
彩名: 「『ちゃんと──人を使えるようになっておいた方がいいと思うなぁ』」
彩名: 「相手側が興味本位関わっているかは、兎も角ねぇ。零華たん」
GM: あと、磯貝の交友関係に関して調べるなら、噂話ですね。
彩名: ──くすくす。口元笑い。
美月: 「ほら、同じチルドレン仲間ってことで! 事件調査も手伝うからさー」
美月: と背後をとって嫌がる零華の肩を揉みつつ(何
零華: 「……忠告は受け取るわ」
彩名: 「自分ひとりで解決できるか、は自分でも判断できると思うよん」
美月: 裏社会ならコネあるからそっちでやるか。
彩名: ま。足りない部分を振りますわな。
零華: 「手伝ってもらえるなら……正直、助かる」揉まれる感覚に肩を竦めつつ。
美月: 戦乙女使用
 Dice 美月: 3r10+4=11(10(10,4,3)+1(1))+4= 15
美月: 情報:裏社会 天性 + コネ + 戦乙女
 Dice 美月: 8r8+0=23(10(8,8,8,5,5,1,10,8)+10(5,9,4,4,2)+3(3))+0= 23
美月: 侵蝕は55へ。交友関係は普通に振ろう。
美月: 情報:噂 コネ使用
 Dice 美月: 5r10+0=13(10(4,8,10,2,5)+3(3))+0= 13

 ケルブ
 本名不詳。また、ケルブという呼称も、“Master Shadow”の下で働く時の名前らしい。
 シーンドロームは、モルフェウス/ソラリス。
 彼は基本的にいい加減な性格をしており、作戦の大枠を決めたら細かいことを詰めずに実行する。
 その際に起こる二次的な被害も一切考慮しないため、結果大規模な事件に発展する可能性が高い。

 磯貝の交友関係
 彼と特に親しい人物は限られており、以下の六名の名前があげられる。
 朝倉 香、朝倉 相馬(そうま)、浅生(あそう) 始、片倉 直美、志賀 新(あらた)、竹居 玲奈。
 彼らはすべて(磯貝本人も含み)ここ2ヶ月の間に転校して来ている。
 また、各人何かと過去に問題があるらしい。

GM: 以上です。
美月: 各人の過去については、別?
GM: 個人的に聞くなり、知り合い介して聞くなり。調べるなら、一人づつになります。
GM: 技能は噂話で。
美月: 警察じゃないのか(何
美月: あとUGNでもないってことは全員公式には非OVってことでいいのかな
GM: すべてが警察沙汰になったわけではない(マテ)
GM: 誰もオーヴァードである確認は取れていません。が、覚醒していないとは限りません。
零華: 「知人達にも接触しておいた方がいいわね…」ふむ。考え込む仕草。
彩名: しているとも限らない、訳で。
彩名: 「ご苦労さんですねぇ」のほほん。
GM: ちなみに、《ワーディング》で強制確認とかした場合、一回目はともかく、それ以降はFH側に強く警戒されますので。
美月: 朝倉 香 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=9(9(9,4,3,3,9))+0= 9
美月: 朝倉 相馬 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=15(10(9,9,1,2,10)+5(5))+0= 15
美月: 浅生 始 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=7(7(7,1,5,1,3))+0= 7
美月: 片倉 直美 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=17(10(2,9,2,10,1)+7(7))+0= 17
美月: 志賀 新 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=19(10(10,8,6,4,9)+9(9))+0= 19
美月: 竹居 玲奈 情報:噂話 コネあり
 Dice 美月: 5r10+0=5(5(1,2,5,3,2))+0= 5
美月: よいしょっと
GM: 全員意図的に隠していることなので、簡単にはわからない。

 片倉 直美
 中学生の時までは、将来を嘱望されていたピアノ奏者。
 しかし、ある日突然、自らの指をすべてへし折るという凶行に走る。
 理由は不明(本人も語らず)。その後、指は治ったものの、ピアニストへの道は閉ざされている。

 志賀 新
 小学生の頃まで、超能力少年としてテレビ等に登場(当時の名前は志賀 昭(あきら))
 ただ、その後八百長疑惑の的表に立たされる。
 その際に、テレビ主演で稼いだ金を、両親が脱税していたことが発覚。
 親戚に引き取られた後、名前を変えて現在に至る。

GM: 以上です。
美月: あれ、そいえばいまさらだけど、仲のいいメンバーにあきなまたんは入ってないのか
GM: それは本人と話してください。
GM: まあ、これ以上調べることがないなら、そろそろシーンを切りますか?
彩名: 「実際。知人であるだけでかも知れませんがねぇ」缶珈琲飲みつつ。
零華: 「いずれも一癖ありそうね」
彩名: 「さぁ、ね」
美月: ああ、重要なのわすれてた
美月: 情報:噂話 磯貝 毅の過去 コネ使用
 Dice 零華: 5r10+0=9(9(9,8,5,8,3))+0= 9
美月: だめか
彩名: GM。“Master Shadow”の最近の動きについて。エージェント・ケルブと関連づけて調査できませんかね。
彩名: 無理なら無理でいいですが。何を命令したかとかそんな感じで。
GM: “Master Shadow”はケルブに命じて『卒業試験』と何らかの『実験』を行わせているとしかわかりません。
GM: 細かい内容は調査不可です。
彩名: 了解。
GM: 付け加えれば、“Master Shadow”は命令外の事をしていないし、するつもりも無いようです。
GM: さて、ではシーンを切りますか? ついでに、次にどう動くつもりかを言ってくだされば。
彩名: 確認ですが。ケルブは前述以上の隠蔽情報はなし、で宜しいですか。
GM: はい。情報判定でわかることは以上です。
美月: んじゃうちが調べられることは以上ってことで。
彩名: 次の行動は紗江の行動の同行(OVの関与の確認)とします。一応は。
彩名: 「まー。後は他に最近関わった人間とかいたらベストですにゃな。屋上だし誰か見てるっしょ」
GM: メンバーの交友関係に関しては、まだフラグが立っていないので、一部調べられてないことがあります。
彩名: 「飛び降りた同じ時刻前後に《ワーディング》モドキを感知してますからの。一般人さんは」
零華: メンバーがいつもたむろっている処へ行ってみようかと。つまり、昼休みの屋上。
GM: 流石に最近は集まってないですね。誰かを訪ねれば、一緒に誰かに会えるとかの可能性はありますが。
彩名: 「何をするのか。したいのか。卒業試験と実験ですか。これも実験の一環かな──さてさて」
零華: では休み時間に……同じクラス、あるいは同級生と思しき朝倉香との接触を試みようと思います。
GM: ………ごめんなさい。
GM: 直美の項目で出した情報、全部玲奈のものでした。
美月: うわぁい(何
GM: というわけで、直美に関して。

 片倉直美
 詳細不明。以前いた学校では、成績優秀で、生徒会役員を務めるなどの活動をしていたにもかかわらず
 どのような人物だったがはっきり説明できる者がいないという。

GM: 以上、こちらのミスなので挙げて置きます。
彩名: 「──くすくす」
零華: ふう。まだ肌寒さの残る風に向けて、溜息を一つ。
美月: 「どったの? 元気あんましない?」零華のため息姿に声をかける
零華: 「余り、得意じゃないから」ぽつりと返す。
美月: 「んー、じゃあ零華たんは何が得意なのかな?」
GM: 美月はどうします? 他の人のシーンに顔出すだけで、特に無し。でもかまいませんが。
美月: んー、特に方針きめられないので流動で
零華: 「…………………拠点制圧のための牽制攻撃」
彩名: 「詰る所。人との関わりのない任務」
美月: 「あっははは・・・じゃあその手の仕事のときには手伝ってもらおかな」笑
彩名: 「キミ達はいいコンビになるよん」にゃははー。
美月: 「まあお仕事はお仕事としてできるだけのことやればいいんじゃない?」
零華: 「ギブアンドテイク。そうね、その方が気分が楽」立ち上がってスカートをはたいて。
美月: 「そのために、仲間ってのはいるんだからさ。」
美月: 「ほらー、わたし荒事苦手だからー」あははー
零華: 「…ええ。ありがとう」
彩名: さて、と。──仕事でも始めるかな。
美月: 「じゃ、引き続き情報収集といきましょうか。」
美月: 零華たんとも携帯番号交換して仕事にもどるーってところかな
彩名: 「がんばろー」にゃはは。
零華: 携帯番号交換、ぽちぽち。
美月: めあども交換ぽちぽち
零華: 「――よろしく」ぽつり。小さな声だけども、はっきりと。二人に告げて頭を下げた。
彩名: ぼんやりと屋上から街を見る。
美月: 「うん、こちらこそ。」わはは、と笑顔で答える。
彩名: 「ん。よろしく」
彩名: さて。この二人を見守るとしよう。もしくはもう一人。もしくは二人。
彩名: 死が増えるが早いか、といった感じか。死神は嗤う。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:可

 登場Dice 秋生: 1d10+49=8(8)+49= 57

GM: とりあえず、零華に連絡を入れてみよう。
GM: そう思った矢先だった。
香: 「こんにちは、秋生先輩」
秋生: 「あ…ああ。朝倉さん?」
香: 「…って、電話中でしたか? ごめんんさーい」
秋生: 「あ、いや…うん、、まあ…多分まだかけてないから大丈夫ですけれど…」
香: 「別に用があったわけじゃなくて、見かけたから挨拶しただけなので…」ドウゾドウゾと手で
秋生: 「いえ、まあええっと…」ちょっと込み入った話しになるしなあーと思いながら携帯を片付ける
 登場Dice 零華: 1d10+50=6(6)+50= 56
零華: がらららーと、教室の扉を開ける。
秋生: 「……」なんで此処に、といった顔で零華さんを見る
零華: 「……」なんで此処に、といった顔で秋生君を見る(何)
香: 「…?」なんだろうこの雰囲気? という顔で二人を見る
零華: 凍り付く空間(何)
秋生: 二人して同じ表情してるし
浅生: 「………何してんだ、おまえら?」空気を読まずに現れる男(笑)
秋生: 「……ちょうどよかった。今からあなたに連絡を…」さらに凍りついた
零華: 「…………ええと…朝倉さんに話があったのだけど…ごめんなさい、用件を忘れちゃったわ」
秋生: まさしく三すくみ。
新: 「は、始先輩…なんかお取り込み中っぽいですよ」さらに後ろから
秋生: 「ええっと…」ちょっと考えて
秋生: 「清澄さん、ちょっとお話があるのですけれど、よろしいですか?」と神妙な表情を浮かべる
零華: 「私も貴方に話があるの、葛貫さん」がっしと手を取って、教室の外へと引っ張り出す(何)
秋生: 「え、えっと……あれ?」きょとんとした顔で引っ張り出される
零華: がらら…ぴしゃん。教室の扉を閉めて廊下に。
始: 「そうか、そうだったのか、秋生」教室の中で、何かウンウンと頷く男(笑)
秋生: 「なにか誤解されてるぅぅぅぅぅ……」
零華: 「貴方がこの学校に居た事を忘れていたけれど、こうなったら丁度良いわ。朝倉香とは知り合い?」
零華: 他の人に聞こえないように、ひそひそと話を持ちかける。
秋生: 「…それであの……―――ええ。一応顔見知りといいますか後輩といいますか」
秋生: 同じように答えつつ目を泳がせる(理由:密着せざるをえないから)
零華: 「磯貝毅の知り合いを調べているの。手伝って」
秋生: 「それより、どうして此処に?」口外に、「確かこの学校の生徒ではなかったのでは?」と聞いている
零華: 「任務に決まっているでしょう」
秋生: 「あ…はあ。そ、そうですよね」たはは、と笑いつつ。
零華: 秋生の動揺を余所に、矢継ぎ早にまくしたてます
秋生: 「ええっとですね。その件と言いますか…“Life Like”が此処に現れまして…」
秋生: 「また、動くそうです。ええっと…”Master shadow”が」
零華: 「彼女が? ……そう。彼の部下が実験を行っているという情報は間違いなさそうね」
秋生: 「…つまり、がせではなかったということですか。『動かなければ手遅れになる』とも言っていました」
零華: 「行動は迅速に…か」小さく頷いて。
秋生: 「それで…朝倉さんを調べているとは?」
零華: 「磯貝毅の件を調べているの」
零華: 「関係者と思しき5人…朝倉香、朝倉相馬、浅生始、片倉直美、志賀新、竹居玲奈の身上を調べて」
秋生: 「……そう、ですか…そのメンバーなら…」
零華: 「不自然な死。磯貝毅の死には“卒業試験”が絡んでいると思うの」
零華: 言っている意味がわかるでしょう? とでも言いたげな目で見つめる。
秋生: 「昼休みに屋上でお弁当を一緒に食べているメンバーですよ」
秋生: 「……」それには無言で首を縦に振る
秋生: 「…正直、どうして僕がそれに巻き込まれているのか、理由は皆目見当が付きませんが……」
秋生: 「見てみぬ振りは出来ませんね」
零華: 「――だったら、決まりね」
零華: 「私を紹介してもらえるかしら、彼女達に」
秋生: 「……僕には情報が現在ないので……代わりに今ある情報を教えてくだされば」こく、とうなづく
零華: 「ええ、もちろん」頷いて――ふと。
零華: 「……葛貫さん」
秋生: 「……なんでしょう?」きょとんと
零華: パン! 平手打ちを秋生の頬に張る。
秋生: 「っつ……な……」暫らく呆けて、
秋生: 「……もしかして、シュウセイが何かしましたか?」眉をハの字にして困ったような表情を浮かべる
零華: 「そう。先日のお返しよ」さらりと髪を掻き上げて。
秋生: 「すみません……貴方を怒らせるようなこと、したのですね……」困ったようにはにかむ。
零華: 「詳しくはメールで。それじゃ、任せたわよ」つん、と踵を返して自分のクラスへと。
秋生: 「結構自分勝手で、思ったことするから……本当にすみません」ぺこりと頭を下げる。
秋生: 「何したの、シュウセイ」
秋生: 『秘密』
秋生: ともあれ、動かざるを得ないようだ。
秋生: 「困ったことにならないと良いのですが……―――いや、もう起こってますか……」
秋生: 溜息混じりに自分のクラスへと戻ろう



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“幻想仕掛けの死神” 雨霧 彩名/登場:不可

 登場Dice 彩名: 1d10+41=1(1)+41= 42

GM: 紗江の案内で、ミューティレーション(仮)の現場へと向かう。
GM: 案の序、そこは毅の死体の発見現場のすぐ側だった。
彩名: 「現場に到着しましたー。リポーターの紗江ちんどうですかー」
紗江: 「ガイガーカウンターに反応なし(マテ)。あたしの見立てでは、この辺りだったと思うんだけどなー」
彩名: のほほんと言いつつ。現場をチェック。
GM: では、知覚判定をどうぞ。
彩名: 「んー」額に指を当て…
彩名: 《猟犬の鼻/全知の欠片》 侵食率:46
 Dice 彩名: 7r8+0=23(10(9,8,5,6,9,10,3)+10(8,5,9,2)+3(2,3))+0= 23
彩名: 23。
GM: まずわかることは、飛び降りた思われるビルからは、以上に距離がある。
GM: さらに、ビルにはフェンスが張ってあり、あそこから飛び降りたのならば、常人ではありえないほどの跳躍力を示したことになる。
彩名: 「……ふむ」
GM: ちなみに、当日は風がなく、死体を動かした形跡もない。
GM: また、死体の損壊状態が激しく、発見状態まで損壊するには、件のビルよりも高い位置から落下する必要があると考えられる。
GM: 以上です。
彩名: 「ズレかにゃぁ」
紗江: 「どう? ブラザーの痕跡はあった?」
紗江: 「って、そこは磯貝先輩の発見現場ね…」軽く黙祷
彩名: 「うーむ。案外。紗江ちんのUFO説も馬鹿に出来なくなってきた所だねぇ」
彩名: のほほん、と。
紗江: 「先輩、遺書には勉強に悩んでって噂だけど…あたしの見立てでは違うわね」
彩名: 黙祷している様子を見て口元を猫のように歪める。にゃはは。
彩名: 「おー。紗江探偵のご意見を聞きましょう」
紗江: 「きっと失恋よ! 一個下の女の子に告白して降られたって噂があるし!」
彩名: 「えー。その女子の名前とかわかるっけ。紗江ちん」
紗江: 「なんて言ったけなー。竹内とか竹井とか、そんな感じの、綺麗な子」
紗江: 「あの子もてるらしいからねー」
紗江: 「でも、あの子はあの子で、気になる子がいたとか。その辺、結構複雑みたいよ」
彩名: 「ほーん。近頃の男子は振った振られたで悩むンなぁ。これは黙祷」
彩名: 「竹居…だったかな。まぁいいか。難しい話だ。恋愛ってのは」
紗江: 「まぁ、あたしは金星人様一筋だけどね!」(マテ)
彩名: 「キミが意中の人を射止めたら仲人やっちゃるよ」(何)
紗江: 「さて…。収穫無かったし、そろそろ帰る?」
彩名: 「紗江ちんよ、ついでに聞いてみるけれど。その竹居っちの意中の人とか知ってますかブラザー」
紗江: 「うーん…確か…」
彩名: 「いまちょっとゴシップに飢えていてねぇ。あやなんさん」
GM: 思い出すには、噂話判定。
彩名: 《サイコメトリー/錬成の掟》
 Dice 彩名: 5r8+0=13(10(1,6,3,7,8)+3(3))+0= 13
彩名: 13。侵食率は53
GM: 《サイコメトリー》。まあ、いいや。
彩名: 不都合あるなら取り下げますが。
紗江: 「ちょっと複雑だけど、確か…。毅先輩が玲奈ちゃんが好きで、相馬先輩も、玲奈ちゃんに気がある」
紗江: 「その玲奈ちゃんは、新君が気になるみたいで、新君は、香ちゃんに気があるみたい」
紗江: 「その香ちゃんと、直美先輩は、そういう話は特にないなぁ。ちなみに、始先輩は可愛い子なら皆好きよ」
彩名: 「……あやなんさん。紗江ちんを尊敬するよ」
彩名: 心の中にメモする。つーか。この情報役にたつんか。
彩名: いいや。まぁ。零華たんに泣いてもらおう。状況整理とか。
紗江: 「こう見えても、無分別雑誌愛好研究会(会員本人のみ)、略して『ムー研』会長よ!」
彩名: 「じゃあ会員になるよ。認定してくれ」(何)
彩名: 「んー。なんかさ。紗江ちんの目から見ても、その6人ぐらいの一人欠けた割にみんな冷静と思わないかにゃー」
彩名: 帰り支度しつつ。
紗江: 「何人かは無理してるっぽいけどね。でも、同じクラスの子がいないから、よくわからないな」
彩名: 「そか。まぁ。そんな感じか」
紗江: 「強いて言えば、始先輩と直美先輩は比較的動揺が少なそうに見えるかな」
彩名: 「そんなもんか」
彩名: 「まー。役に立った。UFO検分もするものだにぃ。かえろっか」
紗江: 「オゥケィ」
彩名: ──嘆息。
彩名: さて。ゴミは床の上に。纏まりもなく。ただ目の前に。



 Master Scene
 ScenePlayer:−−/登場:不可

 トマト、トマト。
 可愛い、トマト。
 チェリートマトは、
 クシャッと、潰れた。

 その夜、竹居 玲奈は行方不明になった。
 ボロボロになった右の靴を残し、どこへとも無く消えたという。



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“Codeless” 十条 美月/登場:不可

 登場Dice 美月: 1d10+55=7(7)+55= 62

GM: 翌日、UGNから連絡があった。
GM: 竹居の件が、早速伝わったらしい。
美月: あいかわらず情報はやいなー
美月: 潜入してるわたしたちの立場ってものを考えてもらいたいものね、とか思いつつ(何
美鈴: 「竹居 玲奈さんというのは、そちらの件の関係者でしたよね」
美月: 「えーと、そうですね。最初の被害者の友人です。」
美鈴: 「実は、こちらでも夜間、不審な《ワーディング》を感知いたしました。
美鈴: 「現場に向かってみたら…ということです。情報が早いのは、私達が第一発見者だからですよ」
美月: 「はあ、まるで心でも読んだかのような発言ありがとうございます」(何
美月: 「で、現場になにか残ってましたー?」
美鈴: 「もっとも、駆けつけてみたものの現場には靴が残されていただけで」
美鈴: 「犯人の痕跡を示す物は何一つありませんでした」
美月: 「靴ですか。」
美鈴: 「はい。相当ボロボロになっていました」
美鈴: 「全身が同様に扱われていたら、自力で動けたと言うことはないでしょうね…」
美月: 「それらしい争いの形跡や、引きずられた跡などは?」
美鈴: 「ありませんでした」
美鈴: 「もっとも、玲奈さんが一般人であるなら、争うどころか抗いようも無かったでしょうけど…」
美鈴: 「それと、《ワーディング》が感知されたのは、午前1時。普通に出歩く時間ではありませんね」
美月: 「ふむ、じゃあ誰かに呼び出されたか、真夜中のお散歩か・・・」
美月: 「まあそっちもあわせて調べてみますよ。」
美鈴: 「お願いします」
美月: ということで調査? かな?
GM: 調査は、情報:警察かな。
美月: 情報:警察 コネあり 
 Dice 美月: 6r10+0=17(10(5,2,10,10,4,7)+7(7,1))+0= 17

 玲奈は両親に電話があったことを告げ、外出している。ただ、場所と相手は明言していない。
 連絡は携帯にあったらしいが、その携帯は現場に残っていない。
 なお、関係が疑われる同校友人等のアリバイは証明できない(全員家で寝ていたと言っている)

GM: 以上です。
美月: むー、警察は役にたたん(何
美月: とりあえず情報を二人に送っておこう。(あきなまたんとはまだ接触してないからな!(何



 Middle Phase-06
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:可

零華: そろそろ収まって欲しい。
 登場Dice 零華: 1d10+56=9(9)+56= 65
零華: 収まらなかった。

GM: 屋上へ向かう道すがらのこと。
GM: 保健室の前で、保険医に呼び止められる。
GM: 河部 高子(かわべ たかこ)「ああ、清澄君。丁度いいところに」
零華: 「…はい?」足を止めて。
零華: 「どうかしましたか」
GM: ちなみに、彼女は一週間ほど前、本来の保険医の産休の代理でやって来ました。
高子: 「ちょっと手を貸して欲しいことがあるのだが…時間いいかい?」
零華: 「はい。構いませんけど…」気は乗らないけれども、頷く。
高子: 「君にとっても、意味がある話だとおもうよ」言いつつ、保健室に招く
零華: 招かれて保健室の中へと。
GM: 保健室の中は、無人。微かに嫌な気配を感じなくもない。
高子: 「さて、久しぶりと言うべきかな?」
零華: 「…休み時間は有限です。話ならば手早く済ませていただきたいんですが」
高子: 「頼みたいのは、人探しだ。今、この学校でケルブが実験中なのは知っているだろう」
零華: 校内にあるまじき雰囲気、気配に、手で髪を振り払って。
零華: 「はい。現時点ではまだ、対象を把握できていません」
高子: 「ところが、どうやらセラフの奴も別口で子飼の部下を送り込んでるらしくてな…」
零華: セラフ…。
高子: 「奴のことだ。なにを企んでいるかわからん。だから、こちらとしても排除しておくにこした事はない」
零華: 「それは“Life Like”と呼ばれる者でしょうか?」
高子: 「いや、“Life Like”はこちら側だ。それに、そこまでわかっているなら、わざわざ頼んだりはしない」
高子: 「こちらとしては、あまり動きを知られたくないのでな」
高子: 「FHの者がウロウロしているのは、そちらも好むまい。利害は一致していると思うが」
零華: 「………確かに」ぐっ、と唇を噛みしめて。
高子: 「何者かさえ探り当ててくれればいい。どうだ?」
零華: 「私が貴方の意に添うよう行動したとして、その代価は?」
零華: 「私は“私達”の利益となるようにしか行動しない」
高子: 「今、そちらが探っていることに、少々ヒントを出そう」
高子: 「半ば味方を売るのだ。探り当てる代価としては、充分だろう」
高子: 「それに…『セラフの部下が潜入している』という情報は、まだそちらも掴んでいないものではないかな?」
零華: 「ええ」
零華: 「……………だから。今しばらくは貴方の言葉を信じ、双方の利益となるよう行動する事を約束しましょう」
零華: 「…これで宜しいかしら?」
零華: ちらり、壁に掛かる時計に視線を配る。
高子: 「取引は成立だな。私はおおむねここにいる」
高子: 「だからと言って、大勢味方を引き連れて、襲撃に来ないことを願っているよ」苦笑して
零華: 「この学校に潜入している時点で、その覚悟はお有りのつもりでしたが――いえ」
零華: 「それはこちらとしても望まぬ形」一般人に危害を及ぼす訳にもいくまい。
零華: 「もう一つだけ尋ねて、宜しいかしら?」
高子: 「何かな?」
零華: 「…貴方のCodeは?」
高子: 「………はい?」
GM: なにやら、考え込む仕草。
GM: しばらくして、ポンと手を打つ。
零華: 手を握りしめて正面から見据え、問いの答えを待つ。
高子: 「…そういえば、あの時は仮面つけてたっけ…」言いつつ、ヴァーチャーの仮面を取り出す。
高子: 「…貴方、知らずに話してたの?」
零華: 「…………セルだけ」
高子: 「…ハー…ここの支部長のこと、ちょっとだけ同情するわ…」
零華: 「人物までは特定できなかった。だから尋ねたの」
零華: 「……質問はそれだけ。それじゃ」
高子: 「ええ、お願い(…人選。誤ったかしら)」
零華: 踵を返して扉へ向かい、派手な音を立てて扉を閉めた。



 Middle Phase-07
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:可

 登場Dice 秋生: 1d10+57=4(4)+57= 61

秋生: ダイスボーナスこんにちは
GM: 屋上にて。あの時の面々が集まって、昼食を食べる。
GM: ただ、今は七人ではなく、五人。
GM: それが、全員の口を重くしていたが
GM: しばらく経つと、ぎこちないまでもどうにか以前の雰囲気を取り戻し始めていた。
GM: こうして観察してみるとわかるのは、浅生が無駄口を叩き、
GM: それに片倉が冷静なツッコミを入れるというパターンで、場を盛り上げるのがいつものパターンらしい。
秋生: んーと。(零華さんを見て)こないの?
零華: 登場します。
 登場Dice 零華: 1d10+65=9(9)+65= 74
秋生: …ごめん(目逸
浅生: 「そういえば、なんで屋上で食べてるか、話したこと無かったよな…」
浅生: 「それには、大いなる秘密があるんだ…」
秋生: 「ただの趣味なんじゃないんですか?」皆とは違って
浅生: 「実は………俺、屋上が大好きなんだ」
秋生: 外を向かずに校舎のほうを向いている(上に挿入で)
零華: 「……宜しいかしら?」屋上へと続く扉を開けて、集団に声を掛ける。手には小さな包み。
片倉: 「わかる。麻生、高いところ好きそう」深く頷きつつ
浅生: 「おお、秋生のステディ! ようこそ、屋上のパラダイスへ!」言いつつ場所を作る
秋生: 「一緒に屋上で食べるのもいいかと思いまして誘ってみました、知人の清澄 零華さんです」
秋生: 何気なく高所のために笑顔が凍りついているが、しっかり紹介しておく
零華: 「ステディ…? いえ、私はそんなのじゃ……」
零華: あからさまにいやそーに眉をひそめながらも、空けられた席へと為すがままに着席。
香: 「あ、あの時の…。こんにちは、朝倉 香です」ペコリ
秋生: (ちなみに秋生のほっぺには絆創膏(何))
相馬: 「へぇ…。秋生の…。朝倉 相馬です。よろしく」
浅生: 「そして俺が、みんなの心の恋人、浅生 始だ!」
片倉: 「新君、始黙らせて。私は片倉 直美。…よろしく」
零華: 「清澄零華。先日転校してきたばかりなの。宜しく」小さく頭を下げる。
零華: 始の台詞は丁度タイミングとしてスルー気味に(何)
新: 「始先輩…! 初対面の挨拶としてはどうかと思いますよ…! あ、僕は志賀 新です」ペコン
零華: 「宜しく」前と同じように小さく頭を下げる。
GM: さて、何を誰にどう聞くのかな? 地雷踏んだら答えてもらえないので注意。
零華: 何を尋ねようかな。
秋生: 最近身の回りで変わったこと(毅と玲奈の件以外のことで)とかきいてみる?(直球勝負
零華: 初対面に近い私から込み入った話をするのも気がひけるなあ。秋生君をつついて質問してもらうことにします。
零華: 毅と玲奈の件は直球すぎるからね。それ以外で…と。
秋生: 「(困った顔をしつつ)ええっとさ。最近身の回りで変わったこととかってないですか?」
秋生: 「もちろん、磯貝君や武井さんのこと以外で、ってことなんですけれど…」おずおずと切り出す
新: 「変わったこと…ですか?」
片倉: 「漠然とした聞き方だけど…私は特にないわ」
秋生: 「はい……ええっと。ほら、ここに来てもう結構立つじゃないですか?」
秋生: 「困ったことーとか、へんなことーとか……」目を激しく泳がせつつ(挙動不審)
新: 「特には…。始先輩や朝倉先輩は?」
零華: 「変わったことなんて、ありすぎるんじゃないかしら。私もそうだし、貴方もそうでしょ?」
零華: 挙動不審な秋生たんを肘でつついて。
相馬: 「なんとも言えないな。何を持って変わった事と言うのかわからないしな」
香: 「うーん、変わった事って言われてもねー」
零華: 「……ところで、どうして浅生君は高い所が好きなの?」
零華: 皆が敢えて触れなかった箇所に振れてみる(無意識)
秋生: 「例えば! ……例えばなんだろう(だんだん小声になる)」
浅生: 「二年生の誰かがUFOUFO言ってるのはいつもの事だがな」
零華: 「屋上からUFOが見えるの?」
浅生: 「空が開けてるのが好きなんだ。高い方が、風が気持ちいいしな」
零華: 「そう。私も屋上が好きよ」
秋生: 「僕はちょっと……」小声でぼそりと
片倉: 「UFOが見える人は、多分いつでもどこでも見えると思う…」
零華: 「それって…白昼夢とか妄想なのかしら……」<いつでもどこでも
秋生: 「そのUFOってどんなのなんだろうね?」
零華: 「未確認飛行物体。金属の塊ではなくて、別のものだったり…とか?」
片倉: 「さあ? いつも言ってるから、ほとんどの人は聞き流していると思う。私もそうだったし」
秋生: 「いやほら。”フライングソーサー”的な光ってないUFOなのか……はたまた」
秋生: 「”浮遊する光る物体”的なUFOなのか、で大きく表現変わりますよね」
零華: 「天使みたいな姿とか?」
片倉: 「遠国さんが言ってるから、聞いてみれば? 嬉々として話してくれるわよ。間違いなく」
秋生: 「そうそう。そもそも、『UFO』というのは軍事用語ですし……遠国さん?」
零華: 「そういえばそんな名前聞いたような気が」
片倉: 「遠国 紗江。有名人よ」
浅生: 「俺も知ってるよ。でも、友達にはなりたくないなぁ」(笑)
零華: 「そう……変わった子なのね」
零華: 「UFOとか古代文明とか超能力とか」
香: 「この間は『宇宙人を追ってたら、MIBに撃たれた』って言ってました」
香: 「冗談だと思ったんですけど、本当に脇腹に弾創が残ってるらしくって…」
零華: 「目に見えないものを信じるのって、難しいわね」
秋生: 「夢のある人なんですね……」
浅生: 「MIBとか、眉唾だろ。撃たれたとか、あんまり気持ちいい話じゃないよな」
零華: 何とはなしに、5人を見渡す。
零華: 「銃刀法改正で、誰でも免許があれば銃が持てる…とはいえ、ぞっとする話ね」
秋生: 「そうですよね……うちの道場もそのおかげで、護身術習いに来る人結構いますし……」
浅生: 「…嫌なこと思い出すしな(ポツリ)」
零華: 「嫌な事?」
浅生: 「…あー…」目を逸らし
零華: 「何か事件に巻き込まれたのかしら? 気が進まないなら話さなくても構わないわよ」
浅生: 「…(場所を変えようと目配せ)」
零華: 「…誰にでも、そんな事の一つや二つ、あるものだしね……」視線をフェンスの向こう、遠い空へと。
零華: 浅生の目配せは誰に対してのものですか?>GM
GM: 勿論、嫌なことを聞いてきた零華ですよ。
零華: 了解。
零華: 「………くしゅん」
浅生: 「冷えるのか? あっちなら風来ないぜ」
零華: 「…ごめんなさい、私、体があまり丈夫じゃなくて。ええ、じゃあ…」
零華: 浅生の誘いに乗ります。
浅生: 「こっちこっち。…ここなら聞こえないよな」
零華: 開きかけたお弁当を持って、向こう側へと。
浅生: 「…まあ、思わず洩らしちまったしな」
GM: ということで、浅生がこの学校に来る前のことを話してくれます。
零華: 「………何が、あったのかしら?」控えめな問いを再び投げかけ、小さく首を傾げる。
GM: 以前、悪戯心でヤクザのクスリに手を出し、一命は取り留めたものの、二年程中毒で入院していたこと。
浅生: 「まあ、だから俺、本当は今二十歳なんだよな。あんまり楽しい話じゃないから、誰にも言ったことないけどな」
零華: 「――今はもう手を切ってるのよね?」
浅生: 「それに、俺の知ってる限りでも、ここの連中訳ありで転校してきたみたいだからな」
浅生: 「ああ。方々に世話になったけどな」
零華: 「親の都合でなければ本人の都合…特に悪い方の都合よね。それで、貴方の体はもう大丈夫なの?」
浅生: 「見ての通りさ。ま、俺はこの通りの奴だからいいけど、心の方は、なかなか治らないからな…」
浅生: 「そこに来て、この事件だろ。新とか、香ちゃんとか、無理してると思うぜ」
零華: 「……確か、自殺事件とかあったのよね」そういえば、と腕を組んで。
零華: 「名前は……磯貝、という人だったかしら。やっぱり親しかったのよね、二人は特に」
浅生: 「磯貝は下に好かれるタイプだったからな」
浅生: 「まあ、それでも一番親しいのは片倉だったろうな。同じクラスだったし」
浅生: 「あいつも、いろいろあったみたいだけど、そこら辺は知らないな」
浅生: 「たまたま知ったんでなければ、聞くようなことでもなかったしな」
零華: 「もし違っていたらごめんなさい」
零華: 「香さんって、もしかして磯貝さんと……その、とても親しい仲だったとか?」
浅生: 「香ちゃんが? う〜ん、俺の見たところ、その節は無かったなぁ…」
零華: 私は一体何を訊いているんだろうと思いつつも。
零華: 「そう。今のは忘れてくれると嬉しいわ」
浅生: 「ここだけの話、新は香ちゃんに気があるみたいだけどな。お隣さんとしては協力するに吝かじゃないが」ククク
零華: 「…………学生生活、ひそやかなりし花盛り」何となく呟いてみて。
零華: 「そういえば、竹居さんは?」
浅生: 「竹居は、美人だったな。まあ、あいつは一人で二年生だったから、詳しいことはわからないんだが…」
零華: 「今日はお休みかしら。風邪が流行っているみたいだし」
浅生: 「どうも、新と親しかったみたいだな。というか、新と親しくなりたかったみたいだ」
浅生: 「いや、さっきも言ったけど、二年はあいつ一人だからな。休みって事以外はちょっとな」
零華: 「そうね」
浅生: 「相馬がストーキングでもしてない限り、どうしてるかはわからんな」
浅生: 「ああ、相馬と磯貝、密かに竹居ちゃんを狙ってたらしい」
零華: 「……貴方は、誰か好きな人でもいるのかしら?」
浅生: 「俺は………君さ(フッ)」(マテ)
零華: 「呆れた。即興でそんな言葉が出てくるなんて」
浅生: 「てのは冗談だが。まあ、俺はこういうことで冗談を言う奴ってことだよ」
零華: 「そういう冗談を言える貴方の言葉って、信じない方がいいのかしら?」微かに笑ってみせる。
浅生: 「さあなー。けどよ、信じる信じないってのは、結局自分次第だろ」
零華: 「ええ。その言葉には賛同するわ。その上で一つ言わせてもらってもいいかしら?」
浅生: 「なんだ?」
零華: 「無理してる」真面目くさった顔で。
浅生: 「無理くらいするさ。俺は無茶をして来ちまったからな」
浅生: 「けどよ、道理を引っ込めてでも、無理を通す時ってのは、あると思うぜ」
零華: 「無理を通す。…それは、どんな時かしら?」
浅生: 「今が、俺にとってその時って事よ。年長者として、あいつらを元気にしてやらねぇとな」
浅生: 「あんたにとっていつかなんて、俺にはわからないな」
零華: 「わかったら、困るわ」
零華: 「心を隠す方法も人それぞれ…か。貴方の事は理解しづらいけれど、多分、そんなに嫌いじゃないかもしれない」
零華: じっと見つめて、言う。他意が無い分真っ直ぐに。
浅生: 「そいつはありがとうよ」ニヘラ
零華: 「…………今、ちょっとだけカチンと来たかもしれない」ぼそ。
零華: 浅生始にロイスを取得。
零華: □好意/■隔意で。
GM: 了解です。
秋生: じゃーカメラこっち向けて(何)
秋生: 零華さんたちがいったほうに視線向けつつ
秋生: 「遅いですねえ……込み入った話をしているのでしょうか……深刻な事態でも起きたのかもしれませんが」
新: 「始先輩に限って、そういうことはないと思いますが…」
秋生: 「そういうこと、ですか?」きょとんとして
香: 「そういえば、志賀君って、浅生先輩と仲いいよね。よく知ってるみたいだし」
秋生: 「昔からの知り合いとか、そういうものですか?」
新: 「いえ、僕は一月前にこちらに越してきたばかりなので…」
新: 「ただ、僕と始先輩は、アパートの部屋が隣同士なんです」
秋生: 「なるほど、それだと、親しくて当然ですよね。隣同士なのですから」
新: 「始先輩も、僕より一月引っ越して来たばかりで、知り合いがいなかったらしくて」
新: 「その関係でよく話すようになりました」
新: 「僕たちが住んでるアパートって防音とか全然駄目で、大声を出せば壁越しに会話ができるくらい古いんですよ」
新: 「まあ、そんな大声出したら怒られますし、それなら窓開けて話すなりできますし」」
秋生: 「それだと何があっても心強いですよね。ほら、体調を崩した、とかでも助け合えますし」
新: 「ええ。ただ、場所によっては鼾とか聞こえるんですよね。特に始先輩は鼾が大きいから…」
秋生: 「うわ。凄いプライバシー聞いた気がしますよ!?」ががーん
秋生: 「他には皆さん、親しくなったきっかけなど、教えていただければ幸いです」
秋生: 「ほら僕って、最近こうやって一緒に食べるようになった新参者ですし」
秋生: 「皆さんのいろいろな話聞かせていただけると嬉しいです」
香: 「あたしはそもそも志賀君と同じクラスで、それで浅生先輩と知り合って…って感じだよ」
香: 「結構芋蔓式かな。あたし→志賀君→浅生先輩→磯貝先輩→お兄ちゃん→片倉先輩→竹居先輩って繋がりかな」
秋生: 「大量ですねえ」のほほんと食後のお茶に
秋生: 「しかし……屋上ってちょっと物騒ですよねえ」
香: 「そうかな? まあ、浅生先輩と片倉先輩が屋上が好きだからいつの間にかって感じだよね」
香: 「別に、あたしはお昼はどこでも構わなかったし」
秋生: 「だって屋上ですよ? 落ちたら危ないじゃないですか!」カクカク
香: 「普通にしてれば落ちないよ。…自分で飛び越えたりしない限りは、さ」ちょっと暗い顔で
秋生: 「普通はそうですよね……自分で飛び降りるって相当な覚悟がいると思いますよ。―――だって高いですし」
香: 「………磯貝先輩、なんで飛び降りたりしたんだろ…」
秋生: 「僕はあれは事故だと思っていたりします。実は」眼鏡をくいと引き上げて
香: 「遺書があったんだよ!? 勉強に悩んでって書いてあったらしいけど…」
秋生: 「だってそれなら、前兆があると思いませんか? あれほど元気でしたし。それに……」
香: 「そんな風には見えなかった…。竹居先輩に振られたからって言ってる人もいるけど…」
秋生: 「前日、『宿題見せくれ』って僕のノートもって行きましたよ?」
秋生: 「そんな人が勉強に悩んでいるとは思えません」(でっち上げた
相馬: 「その噂はありえるよな。俺も竹居が好きだったから、ちょっとわかる」
秋生: 「それなら、遺書の内容は変わってきませんか?」
新: 「でも、遺書があったってことは、最初から飛び降りるつもりがあったんじゃないですか…?」
秋生: 「”今から死のう”という人間が、何故遺書に”嘘”を書く必要があります?」
秋生: 「死ねば噂も何も意味はなくなるんです」
相馬: 「竹居を傷つけたくなかったからじゃないか?」
相馬: 「『振られたから死ぬ』なんて書いたら、わかる奴にはわかるだろう」
秋生: 「基本フェイクを用意したとしても、真実はどこかに書き記すと思いますよ」
秋生: 「自殺するという人の心理からするなら、ですが」
相馬: 「それはわからんな。両親なら何かしら見つけてるかもしれないが」
秋生: 「僕はあの遺書は”作られたものなのではないか”と疑っていたりします。実は」
秋生: 「それだと色々と符号が合いませんか?」
香: 「…どういうこと?」
秋生: 「一部の噂にあがっていました。―――”これは自殺ではない”と」
相馬: 「初耳だな」
秋生: 「ほんの一部ですけどね。僕としては、もしそれが真実なら、磯貝君の無念を晴らしたいと思っていたりします」
相馬: 「話が飛んでるな。噂の信憑性を確かめずに、仇を討ちたいなどという考えは」
相馬: 「それとも、それほど信憑性が高いのか? それなら、聞いてみたものだが」
秋生: 「真偽のほどはともかく、僕はこう見えても好奇心が旺盛ですから」
秋生: 「―――こういう事件の真相は知りたいんですよ」
秋生: 「真実として自殺であるならば自殺である満足のいく真相が知りたい」
秋生: 「―――事件ならば、事件として何故起こったのかという真相が知りたい」
秋生: 「彼は友人だといってくれましたので」
相馬: 「こちらの質問の答えにはなっていないが、まあいい」
相馬: 「それで、だから俺らに何か聞きたいことがある、と続くのか?」
秋生: 「じゃあアリバイを―――なんていうのは冗談ですが」
秋生: 「どんな些細なことでもいいんです。磯貝君について何か気になったことはありませんか?」
秋生: 「もちろん、告白をしたという竹居さんについてもです」
秋生: 「悔しいことに僕達は知り合って間もなかったので、彼らの人となりはさわりでしか知らない」
秋生: 「なので、些細なことですら見逃している可能性があるんです」
相馬: 「告白しに行ったかどうかは知らないが、その可能性はあったな。あの日、あいつは浮ついてる感があったし」
香: 「…ここだけの話、告白したなら振られた可能性は高いと思う」
香: 「竹居先輩、志賀君のことが気になってたみたいだし…」(後半は新に聞こえないように)
秋生: 「なんか今とてつもない三角関係を耳にしました。―――では聞きますが」
香: 「ちなみに、そのことは多分、志賀君本人以外は知ってたと思う」
相馬: 「俺が知ったのは、つい最近だがな」
秋生: 「振られた、というだけで磯貝君は自殺するような人間ですか?」
香: 「振られ方にも拠ると思う…。竹居先輩、激しやすいタイプみたいだし」
相馬: 「俺が話したって言うなよ」
相馬: 「あいつは転校前、将来を嘱望されたピアニスト候補だったらしいが、自分で自分の指を折ったらしい」
相馬: 「ピアノに不満があったのか、周囲に不満があったのか、そういうことは誰にも話してないらしいが」
秋生: 「感情の起伏が激しい性格であったと?」
相馬: 「俺たちの前で見せたことは無かったけどな」
秋生: 「なるほど……他に気になったこと、ありませんか?」
香: 「わからない…あたしが見た限りで、竹居さんに変わった様子は無かったし…」
香: 「それに、磯貝先輩が死んだって聞いた時、凄く驚いてるように見えたし…」」
秋生: 「そうですか……」
GM: というところで、昼休みの終了を告げるチャイムが鳴る。
香: 「あ…」
秋生: 「さて。推理ゲームはここで終了のようですね」
秋生: 「色々とまだ調べないといけませんが……もし、些細なことを思い出したら教えてください」
GM: いつの間にか、話し込んでいたようだ。半分手付かずだった弁当をしまいこむ。
秋生: お茶を飲み干してしまいこんだ弁当を手に立ち上がる
秋生: 「じゃ、僕はこれで」にこ、と笑みを浮かべて、階段室を降りていく



 Middle Phase-08
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:可

 登場Dice 秋生: 1d10+61=10(10)+61= 71

GM: 帰り道。
GM: 前方より《ワーディング》の気配。
秋生: ちょっと迷って、そっちに向かいましょう。もちろん警戒は怠らない
GM: 先に向かうと、見えるのは二人。
GM: 片方は“Life Like”。
GM: もう片方は、竹居 玲奈…に見えた。
LL: 「う〜ん、ケルブの仕業、かな?」
LL: 「貴方が誰か知らないし、恨みは無いけど…」
GM: そう言って、無造作に近付き。
GM: 一閃。
LL: 「…バイバイ。今度生まれてきたら、こんなことに巻き込まれなければいいね」
秋生: とりあえず―――ちょっとまったー!(爆) なんか物騒な話だが詳しく解らんがカバーリングにはいりますっ
LL: 「…!? とと、危ないなぁ。誰? 死ぬところだったよ、貴方が」
秋生: 「待って! 待って待って! 状況がわかりませんけれどちょっと待って!」腕を符って割り込む
LL: 「………秋生君、なにしてるの?」
秋生: 符って→振って
秋生: 「何って言われても……一応友人と称する人なので、そんなあっさりばっさり斬られても困るんですよ」
秋生: 「っていうかその……君がそういうことするのもよくない」
LL: 「そうじゃなくって、ジャーム相手に背なんか向けてると、死ぬよ」そう言って、引き倒す。
GM: 一瞬送れて、何かが先ほどまで秋生の頭のあった辺りを凪ぐ。
秋生: 「え? ええ??」引き倒されて蹈鞴を踏む
GM: そこにいるのは、すでに竹居 玲奈『だった』もの。
LL: 「通りすがりに見つけたんだけどね。まだ誰も襲われてなかったらしいのは幸いかな」
秋生: 「どういうことですか? 状況が読みにくいのですけれど……」
秋生: それでもとりあえず体勢を整えるのは染み付いたものだからか
LL: 「あたしもたまたま見かけただけだから、よくわからない。彼女、知り合い?」
LL: 「ああなちゃうと、もうどうしようもないけど…」
秋生: 「参ったな……知り合いというかまあ……友達です。行方がわからなくなっていたとは聞いていたのですけれど」
LL: 「ほっとくと暴れまわるだろうし、片付けるしかないけど、どうする? こっちで処理する?」
秋生: 「いや、状況は理解しました。このまま逃がすのもよくないですし……意志の疎通は?」
LL: 「駄目みたい」
秋生: 「……それでは仕方ないですね……」
LL: 「やりにくいなら、あたしが始末しちゃうけど? こっち(FH)が関係してる可能性もあるしね」
秋生: 「この状況で見て見ぬ振りは出来ませんよ。友人ですから」
LL: 「そう」じゃあ、任せたというポーズ
秋生: 「いろいろ、貴方には聞きたいことがあったのですけれど、ね……」任されたと、頷いて。
GM: 咆哮をあげて玲奈だったものは躍りかかって来る。そこに、人間だった頃の面影はない。
秋生: 「すみません。助けてあげられなくて……」す……と構える
GM: まあ、ジャームとは言えエキストラ。宣言だけで倒せます。
秋生: 攻撃を軽く捌いて掌底を打ち込む。
秋生: 攻撃は流れるように一連の動作として発生し、かつて玲奈だったモノへ吸い込まれるように叩き込まれた。
GM: 呻き声ひとつ、あげることは無かった。それが、玲奈だったものの、最期。
LL: 「まあ、ケルブたちの試験に無関係って可能性は低いと思うけど、なんだろうねぇ」
秋生: 悼むように目を閉じて。そしてLLに向き直る。
秋生: 「ふしぎなことが幾つか起こってます。僕の周囲で」
LL: 「ケルブの仕業にしては、ちょっと…何かな?」
秋生: 「クラスメートが自殺しました。彼女が行方不明になりました」
秋生: 「君が現れてからのことです。あながち無関係とは思えない」
LL: 「あたしこの間言わなかったっけ? ケルブが動くから、ほっとくと大変なことになるって」
秋生: 「だから動いてるじゃないですか。情報が足りなすぎるんですよ」
秋生: 「―――それに君が言う『ケルブの仕業としては』というのも疑問に思う」
秋生: 「君の知るケルブは、どのような活動をするエージェントなのですか?」
LL: 「この人のことはよくわからないけど、おおむねこの間と一緒」
LL: 「ただ、ケルブが誰をどういう手段で動かしてるかは、聞いてないな」
LL: 「まあ、ケルブは一言で言えば、災厄者」
LL: 「無頓着、無責任で、快楽主義。目的のためには周囲の被害は気にしないわね」
LL: 「ただ、この人は、ちょっと違うかなぁ、って」
秋生: 「災厄……」
LL: 「ケルブは、一般人をジャーム化させる手段は使う。でも、なんて言えばいいかな…」
LL: 「これは、妙に『作り方が下手』」
秋生: 「……乱雑だと?」
LL: 「いくら無頓着って言っても、任務を果たせなければ、ケルブの名は与えられない」
LL: 「でも、この人は何の目的もなくうろついてたようにしか見えなかった」
秋生: 「それで、たまたまであり、FHとは関わりがないと君は見るわけですね……」
LL: 「そんなものを作っても、ケルブに何の利もない。でも、たまたまとは思ってないよ」
LL: 「タイミングよすぎるしね。でも、この人をケルブがジャーム化させたとは思えない」
秋生: 「……そうですか……」
 登場Dice 彩名: 1d10+53=4(4)+53= 57
秋生: うーんと考え込んで
彩名: にゃは、と軽く笑い。女給姿の女が現れる。その足元には玲奈だったものの死体。
秋生: 目を上げて、その姿にフリーズ
彩名: 「”捕まえた”、と」にゃはは、と笑い。
秋生: 「えと……あの……?」
彩名: 「こんばんは、こんにちは、おはようございます、はじめまして、あきなまの人こと“炎の魔人” 葛貫 秋生サマ」
彩名: 「うちの零華たんがお世話になってます。かしこ」ぺこり。
秋生: 「あ……はあ、こちらこそ」きょとんとして。頭を下げる
秋生: 「……あきなま?」首もかしげた
彩名: 「何か楽しげな話をしているようなので乱入させていただきました」
彩名: 「という訳でついでにコンニチハ。あきなまの関係者のLLの人」にゃは。
彩名: GM、《サイコメトリー》の使用宣言を。玲奈が誰に呼び出されたか、を知りたい。可能ですかな。
彩名: 失踪の際に電話によって呼び出された筈なんで。
 Dice GM: 14r8+1=36(10(2,3,10,1,9,8,2,6,1,9,2,3,5,9)+10(2,8,1,1,10)+10(7,10)+6(6))+1= 37
GM: 目標値37で。《サイコメトリー》。
彩名: ……手が無い。素で行こう。
彩名: 《錬成の掟/サイコメトリー》  侵食率:64
 Dice 彩名: 6r8+0=6(6(5,3,2,4,5,6))+0= 6
彩名: どうしようもないな。失敗。
GM: 普通に信頼できる相手からの電話だったようです。誰かは名乗ってない。
彩名: 「────んー。これはこれは」
彩名: 「普通に信頼できる相手に呼び出された、と」
彩名: 「転校して間もない人間が信頼、ね」さてさて、といった具合に秋生を見て。
秋生: 「??」首をかしげて
LL: 「ところで、誰かな?」
秋生: 「……多分UGN関係者?」首かしげて
彩名: 「UGN所属の“幻想仕掛けの死神”こと掃除屋・雨霧 彩名と、ここでは申します。お見知りおきを。ご両人」
彩名: スカートの端を持ち上げてお辞儀。
LL: 「ふぅん。あたしのことは知ってるみたいだから、挨拶はいいか」
彩名: 「ケルブの一件で調査をしております。──まぁ一応、ですけれど。」
彩名: 「連続怪死事件となってるので。上の方からマスターシャドウと重ねて調査せい、というお達しでねん」
LL: 「だったら急いだ方がいいかもね」
LL: 「ケルブが試験管だったら、受験者は『試験問題を与えられて放置』ってやり方が一番ありえるから」
彩名: 「件の人に近しいLL様の面でも見ておこうかな、と思ったわけですよ。──ああ。なーる」
LL: 「『丸で囲んで、この中の全員殺せば合格。俺は終わるまで見てるよ』とか」
LL: 「そんな適当なやり方が一番考えられるかな?」
LL: 「探すなら、ケルブより受験者探した方が早いかもね」
彩名: 「めさめさヒントじゃないか。なぁ秋生たん」にゃん。
秋生: 「そうですね……まあ。目的と手段の頭部分はわかりましたね……」
彩名: 「本当にぃ?おおまかな目的すら、判っちゃいないと思うけれどねぇ」
彩名: 「目的の『試験』って何?『実験』って何?かな?かな?」
彩名: 「そもそも受験生はどういう基準で受験生なんだろうねぇ。不思議だねぇ」にゃはは。
秋生: 「詳しいこと深いところは解らなくとも、現状で命を落とすという人がいるということは判明しているじゃないですか」
秋生: 「漠然としていたことがはっきりしただけましというものですよ」
彩名: 「ま、それはそれでいいかな」
彩名: まー。死体って折り畳みできますかね。GM
GM: できるんじゃないですかね。
LL: 「さて、あんまり喋ってて、ケルブに見咎められたりしたらやだから、そろそろ引き上げようかな」
LL: 「それじゃあね」バイバイと手を振ると、《ワーディング》の気配共々姿が消える。
彩名: 「ばいばーい。また会えたらあえたで」
秋生: 「……」無言で見送る。
彩名: にゃは、ともう一度笑い。
GM: “Life Like”が消えた後、バタバタと誰かが駆けて来る足音が。
秋生: 足音の主のほうを見ますが
???: 「…ハァ、ハァ…。…た、確かこの辺で…」
GM: 30代くらいの男性ですね。お二人に気付く。
彩名: こっそりと死体を折り畳む。
???: 「…君、ひょっとして葛貫 秋生君? それにそちらは…確か、雨霧 彩名君だったね?」
秋生: 「……えと、どなたでしょう……」
彩名: 「そうですー、あやなんさんですー」
???: 「失礼。僕はUGN所属、“Shooting Star”社 道也」
彩名: 「なんかよーっすかぁー」だらだら言いつつ。
秋生: 「あ。はじめまして」ぺこ、とあたまさげて。
道也: 「葛貫君のことは、この間の事件で名前を見てね。雨霧君は、まあ、いろいろ」
彩名: 「にゃはははは」
道也: 「今、《ワーディング》の気配を感じて、駆けて来たのだけど…一足遅かったようだね…」
彩名: 「ですねぇ」
秋生: 「えとかたづ…………(あやなんをみて)片付けちゃいました、よね……」
彩名: 「お掃除大好きなんです」にゃは。
道也: 「何があったんだい? よければ聞かせてもらえないかな」
秋生: 「ええっと……」迷ってあやなんのほうを見る
彩名: 「秋生たんがジャームに襲われていました。なんかピンチだったので私が助けに来たんですよ。かしこ」
彩名: 「Shooting Starサンはどなたか追ってきたんすかね。特定のエージェントとか」
道也: 「いや、僕は前回の事件でのチップの解析の手伝いにこちらに来ててね。今は、買出しに出てたんだ」
彩名: 「へー。お疲れ様ですー」
道也: 「以前から“Master Shadow”を追ってた関係でね。まあ、出し抜かれ続きの情けない結果だけど」苦笑
彩名: 「今回、一応あきなまたんの知人がジャームになってたんで。心情を察してあんまり調べてないんすわな」
彩名: 「これからですわ。調査も」手をひらひら。
道也: 「そうだったのか…。心中お察しするよ…」
秋生: 「いえ……少し、ややこしい事態ではあるんですけどね」
秋生: 「つかみ所がなくて、正直僕にはお手上げだったりします」肩を竦める
彩名: 「んー。Shooting Starサンならわかりますよねぇ」
彩名: 「あきなまたん、『試験』が行なわれてるようなんで受験生を探してるんですよ。ぼちぼちと」
彩名: にゃは。えがーお。
道也: 「僕も、試験官がケルブというところまでは掴んだのだけど…」
道也: 「相手がケルブなら、なかなか姿を現さないだろうね…」
道也: 「受験生を突き止めれば、現れるかもしれないけど…そうそう」
秋生: 「そんなに簡単に尻尾はつかませてもらえないようです。正直困りました」
彩名: 「さー。性格見てると。受験生が勝ち残れば出てくるんじゃないですかねぇ」
道也: 「未確認だけど、今回の受験生は、男らしいね」
彩名: 「男」
道也: 「二分の一になっただけじゃ、何も掴んでないと一緒だけど」
道也: 「正直、僕の方も情報が入らなくて困ってるところなんだ」苦笑
秋生: 「まあ、でも知らないよりはまだマシ、という程度にいい情報かもしれません」
道也: 「それじゃあ、僕はそろそろ戻るよ。零華君によろしくね」
彩名: 「ほーい」
秋生: 「情報、有難うございました」ぺこりとあたまをさげて
彩名: はふん。
秋生: 「ええっと……雨霧さん……?」
彩名: 「なんだいボーイ」
秋生: 「ボ……いえ……その、折りたたんじゃった竹居さんどうなさるんですか?」
彩名: 「どーして欲しいのかねぇ。燃やすというのも手だねぇ」
秋生: 「然るべきところへ然るべき処置を願うのですが……最低限、ご家族に……」
彩名: 「『ふぅん』」
彩名: 小さく笑って。
秋生: 「いけませんか?」
彩名: 「秋生たん、一応言っておくがねぇ」
彩名: 「極端に言ってしまえば『今回の事件のキーパーソン』なんよ。死んでるけれどね」
彩名: ずぃと顔を近づけて。
秋生: 「彼女は短い間とはいえ友人でした。キーパーソンだとしても……そう、キーパソンだからこそ」
秋生: 「こんな事件に巻き込まれさえなければ、何事もなく日常を送れたはずなんです」
秋生: 「だから……せめて最後は人らしく弔ってあげて欲しい」
彩名: 「倫理観を無視してバラせば更に事件に近づく事すら可能だろうねぇ」
彩名: 「その手がかりを捨てる。うん。──捨てようか」
彩名: 「それでいいかい?私はかまわないよん」
彩名: 「UGNの操作で交通事故にでもしておこうか。『いいかい』」
秋生: 「いえ。調べるなら調べることに異議は唱えません」
秋生: 「そのことによって更なる犠牲者を食い止めることが可能となるのですから。―――ただ」
秋生: 「『その後』はきちんと弔ってあげて欲しいです」
秋生: 「UGNなら、可能ですよね」まっすぐと見て
彩名: 「別にUGNでなくても出来るけれどねぇ」にゃは。
秋生: 「ほら、だって。調べた後ちゃーんともとに戻して情報操作をして弔って……なんて。普通できませんから」
秋生: 「僕の知る限り、FHだと、調べた後死体は適当にしてしまうでしょうし」
彩名: 「ま、あまり倫理観という私にゃどうでもいい話をネタに話を引き伸ばすのは止めようか」
彩名: 「秋生たんカワイス──さて、と」
彩名: くすす、と笑って。
彩名: 「ある程度は絞られてきたっしょ。受験生」
秋生: 「僕達は調べるのが苦手なのでお任せしますよ……本来は戦闘要員ですし」
彩名: 「こちらはバラして調べようかな。何かわかったら連絡するよ」
秋生: 「よろしくお願いします。―――あの、その後はちゃんと……」
彩名: 「零華たんにさせるから心配するな。少年」
秋生: 『それなら安心だ』
秋生: にやりと口の端を引き上げて。
彩名: 「声が一オクターブ低くなりましたぜー。ぼすー」棒読み。
秋生: 『じゃ、今まで知りえた情報、彼女に流しておくよ。例の詫びもあるしな』
彩名: 「そう思うならさっさとやれよ。少年」
彩名: にゃはは、と笑いながら一歩下がる。
彩名: 「ではのぅ」
秋生: 『言ったろ? 己(オレ)達はこういうのが苦手なんだよ』ひらひらと手を振って踵を返す。
彩名: スカートの端ちょいと持ち上げて、ふぃと消える。
秋生: 『さてはて、また張ったおされるか』肩を竦めてそのまま退場



 Middle Phase-09
 ScenePlayer:“Codeless” 十条 美月/登場:可

 登場Dice 美月: 1d10+62=4(4)+62= 66

GM: ひとまず、全員で集まって、情報交換という流れになりました。
美月: ぽつーん(何
美月: とりあえず、そういうことなら支部で集合かな。
GM: あまり人がやって来ない一室。
美月: UMATEA飲みつつ
零華: 出ます。
 登場Dice 零華: 1d10+74=1(1)+74= 75
零華: よし(がっつぽーず)
GM: ということで、全員登場願います。
 登場Dice 彩名: 1d10+64=5(5)+64= 69
秋生: じゃあ零華さんに呼ばれて登場って事で(祈って振る!)
 登場Dice 秋生: 1d10+71=6(6)+71= 77
零華: 「ごめんなさい、待たせたかしら」がちゃ。
美月: 「んー、そんなまってないよー」テーブルの上には空になったぽっとが数本(何
GM: ああ、すいません。このあと起こるイベントの流れ上、学校で。
零華: では視聴覚室辺りで。
美月: ああ、じゃあ空き缶が数本(何
GM: とりあえず、玲奈の死体に関する報告。
零華: 「“情報”と言えるものであればいいんだけど…」浅生の話と“ヴァーチャー”と接触したという事を話します。
GM: エフェクトによる強制的な覚醒が行われたもよう(《カンビュセスの籤》と推測)
GM: その後、操ろうとして、失敗。対処できずに放置したと思われる。
秋生: 「あれ……つまり、放置されたのは事故ですか?」報告聞いて
彩名: 「という事らしいですな」にゃは、と。メモ見つつ。
美月: 「そうなると”受験者”の仕業と考えるのが妥当?」
彩名: 「事故、ですねぇ」
GM: ソラリスエフェクトを使用。しかし、そもそもオーヴァードには効果が無いものだった(《人形遣い》と推測)
零華: 「“ケルブ”のやり方としては上手じゃないわね。受験者の仕業かしら」
GM: 以上ですね。
零華: 「エグザイル/ソラリス」
彩名: 「そのままなら、ね」
秋生: 「爪の甘い人、ということでしょうか……」
美月: 「まあともかく」
美月: 「直接会うのははじめまして。資料とか盗聴とか盗撮とかではなんどか一方的に知ってますが。」(何
彩名: 「まーまーまー。実際問題。UFOとして受験の瞬間を見られてるぐらいから不用意な人にゃ違いアリマセンが」
美月: 「秋生さん、それとも”シュウセイ”さんと呼んだほうがいいかしら?」
秋生: 「ああいえ、ええっと噂はかねがね……(ペコ、と頭下げて)いえ……僕は『秋生』ですよ」
彩名: 「ま。とりあえず。だ。ヴァーチャーと接触して…何か取引したのかい。零華たん」
零華: 「人探しと引き替えに、情報をもらう。そういう取引よ」
彩名: 「んで。誰を探せって。零華たん」
彩名: 紅茶淹れて飲みつつ。さむさむ。
零華: 「セラフが試験とは別口で送り込んでいるという子飼いの部下」
零華: 「その人物が何を企んでいるかはヴァーチャーにも分からないそうだけど」
零華: 「試験の障害に成り得るなら排除したい――とのことだそうよ。一枚岩では無いって事ね」
美月: 「なんかぐちゃぐちゃね。」
彩名: 「んで何か貰ったん」
零華: 「いいえ。まだ何も探せてないもの」
彩名: 「おぅいぇ。ま、その辺りはしょうがないか」
秋生: 「え?あれ?」
零華: 「…どうしたの葛貫…さん?」
秋生: 「ということは、もしかして……セラフの部下と受験者、FH関係者で事件に関わっている人間が二人いるってことですか」
美月: 「あげく、片方が妨害してるってことね」
秋生: 「なんとも話がややこしいことになってますね」
彩名: 「残りは無関係。との予想。あくまで予想」
零華: 「そういう事になるわね。付け加えて言えば、ケルブもその様子が見られる場所には居る…と」
彩名: 「まー。秋生たんは知ってるかもしれないが。受験生は男、との情報もある」
彩名: にゃはー。
零華: 「オーヴァードである事を臭わせる出来事を過去に経験していた者…」
零華: 「となると、超能力少年と言われていた志賀新、そして過去にドラッグに手を出していた浅生始が怪しいわ」
零華: 「朝倉相馬は情報不足ね。この三人をもう少し詳しく洗い出したいのだけれど」UGN組を見る。
美月: 「全員、なんかしらの事情があるって話だからなぁ・・・」
秋生: 零華さんと同じように見る
彩名: 「んー。経歴だけ漁ればいいのかや?」
彩名: 「探るならやってみるが判断材料にはなるっしょ」
零華: 「転校前に何があったのか。本当に何かがあったのか、あるいは偽装か」
零華: 「そしてプライベートもよく分からない」
零華: 訥々と、慣れない単語を選びながら言葉を紡ぐ。
零華: 「余力があるならば、本当は女子も調べて欲しいのだけれど…」
彩名: ま。新、始、相馬の三人の経歴を再度調査したいのですが。可能ですか。GM。
GM: 一度調べましたが、まあいいでしょう。警察か報道。…視聴覚室だから、ウェブもいいか。
美月: 情報:警察 コネあり 新の過去
 Dice 美月: 6r10+0=16(10(10,8,7,4,10,1)+6(6,4))+0= 16
美月: 情報:警察 コネあり 始の過去
 Dice 美月: 6r10+0=11(10(1,9,9,10,5,6)+1(1))+0= 11
美月: 情報:警察 コネあり 相馬の過去
 Dice 美月: 6r10+0=14(10(10,2,5,6,10,8)+4(4,2))+0= 14
零華: 必ずクリティカルしてる。すごいね。
美月: 二週はしてほしかった(何
GM: では、

 浅生 始
 本人が語った以上の裏は無し。関わった暴力団も警察の手入れを受けており、存在していない。

 志賀 新
 一時、UGNがオーヴァードの可能性を調べたようだ。
 結果、非活性型の感染者とわかる。そのため、常人より勘がいい、怪我の治りがいいなどの影響が出ている模様。
 ただ、オーヴァードであるとは認められず、この後覚醒する可能性も窮めて低いと見られている。

 朝倉 相馬
 転校の直前、傷害事件を起こしている。
 本人は、ちょっとした諍いからカッとなったと言っている。
 本人、相手共数針を縫う怪我をしているが、双方の申し出により書類送検だけで片付けられている。

GM: 以上ですね。
彩名: 「んー」
美月: 「・・・とまあこんな感じだけど。」と読み上げた端末からみんなのほうに顔を向ける
零華: 「朝倉相馬の激昂しやすい性格…。葛貫さんとちょっと揉めたのも頷けるわね」
秋生: 「もめ……ましたっけ?」本人にその気はなかった様子
彩名: 「零華たんに諭されてるってある意味不思議だねぇ」にゃは。
零華: 「彼の声が少し耳に入ったわ」
零華: 「…ともあれ、どうしましょうか。一人一人をマークする?」
秋生: 「それだと、効率悪くないですか?」
美月: 「受験者あぶりだすだけなら、お昼時に屋上でワーディングでもはる?」
秋生: 「もう剛速球で直球ですね」
彩名: 「ま、手っ取り早いのはみつきちの《ワーディング》論で終りだけれどね」
彩名: 「要らん者までついてくるぜ。下手すれば」
美月: 「下手に長引かせると、被害が広がるだけになりかねないしねー」
零華: ちなみに今は何時ですか? 夕方ならば、明日の昼まで待ちたくはないのですが。
GM: 昼休み始まってちょっと、ってところですかね。
美月: ほんとにレネゲイドチェッカーでも調達しよか・・・
零華: 昼休み…とすると行動するなら今しかない。か。
美月: じゃあ例のメンツは屋上でお弁当か
零華: 「受験者、セラフの部下。それに下手するとケルブも付いてくるかもね」
彩名: 「まぁ。ケルブの性格から考えたら、受験生を割り出したら本人は出てくるね」
美月: 「やりあったら勝てる気がしない?」ちゃかすように
零華: 「4対3。微妙な所ね」小さく息を付く。
秋生: 「先日のこと考えると、きつくなりそうですね」
彩名: 「ま。セラフの部下は……知らね」
彩名: 「ある意味受験生見つかった時点で試験続行もあやしいから目的達成してる気もするけれどにゃ」
彩名: 「考えなしで《ワーディング》すると本当に拙いケースになりかねないねぇ」はうーん。
美月: 「じゃあ怪しそうな人をひとりづつ呼び出してワーディングとかはー」モカのみつつ
彩名: 「ま。あやなさん自身は『志賀 新』をクロと予想するけれどにゃ」メモばらばら見つつ。
美月: 「んー、わたしは新は黒に近いグレー、ほかも白とはいいがたいグレー」
美月: 「・・・まあ、なんもわかってないようなもんか。」
零華: 「……葛貫さん」
彩名: 「恋愛フラグと経歴から見ての推測だからねぇ」
秋生: 「はい? なんでしょう?」声をかけられて顔を上げる
零華: 「貴方のクラスメイトの……あの人、何ていう名前だったかしら?」
秋生: 「磯貝君ですか? それとも……片倉さん?」
零華: 机の木目の数を一つ、二つ…と心の中で数え。
零華: 「彼女の事、どのくらい思い出せるかしら?」
秋生: 「……片倉さん、ですか……?」
彩名: ふぅん。
秋生: うーん、と考えて
秋生: 「僕、基本的にクラスの中で浮いているほうでして…」
秋生: 「…他の人にはあまり目を向けないほうなんですよ……」困った顔をする。
零華: 「そう。だったらいいわ」あっさりと引き下がる。
彩名: 「もしかして。精神操作を受けてる、と踏んだのかい。零華たん」
秋生: 「お力になれなくてすみません」
彩名: 「推定ソラリスだからねぇ。ありえないとは言い切れないにゃ」
零華: 「受けているとするならば、彼女に対してというよりは、“過去”というべきかしら」
零華: 「ただの思いつきよ。……それに、セラフの部下の性別は分からないのだから」
彩名: 「そうだねぇ」
零華: 「一度には相手にしたくないだけ」
彩名: 「ごもっとも」
秋生: 「確かにそのとおりですよね」
零華: 携帯を取り出してアドレス検索……発信。
零華: 「絡回里先生。清澄零華です。“例の件”絡みで一つお願いが……」
零華: 「3−Bの片倉直美を職員室に呼び出して、一時的に足止めしていただきたいのです」
GM: メール?
零華: あー、もとい。
零華: ゲーム的に宜しくない。ここはシナリオにも登場した高子先生に連絡する事にします(何)
零華: というわけで、携帯電話での連絡は取りやめ。視聴覚室の内線を利用して保健室へと電話を。
零華: 高子先生とメアド交換……してなかったような気がしますんで。
高子: 『こちら、保健室よ。怪我? それとも、急病?』
零華: 「清澄零華です。今後の怪我――“例の件”絡みで一つお願いが」
高子: 『…何かしら?』
零華: 「3−Bの片倉直美を先生名義で職員室に呼び出していただけませんか?」
零華: 「セラフの手下を判明させるに当たって、彼女が少々邪魔ですから」
高子: 『…何故? 何の為に? 何をするつもりかしら?』
零華: 「ふるいに掛けるんです。彼女がケルブでも受験者でも無い者であるかどうかを見極めるために」
零華: 「尤も、ただの一般人かもしれませんけれど」
高子: 『彼女がケルブじゃないのは間違いないわよ。私は彼の顔知ってるもの』
零華: 「けれども、ケルブが誰であるかは教えていただけないのですよね?」
零華: 「そして受験者が誰であるかも」
零華: 「そうなると、こちらとしては多少強引な手段に出るしかなくなってくるんです」
零華: 「御存知ですよね、私……こういう駆け引きが苦手なんです」
高子: 『誰かも何も、あいつは別に誰かに成りすまして潜入してるわけじゃないわよ』
高子: 『少々離れて眺めて、何かありそうならその場に行く。それだけよ』
零華: 「少々離れて眺めて」その言葉を反芻し。
高子: 『それに、あなたおかしな事言ってると思わない?』
高子: 『私が知りたいのは『潜入しているセラフの部下』であって、それ以外のオーヴァードはどうでもいいのよ』
零華: 「この学校はオーヴァードが多すぎる…」
零華: 「特定はしきれないわ。けど確実に言える事は、セラフの部下は試験の傍に居るっていう事」
高子: 『わざわざ片倉を引き離すということは、何かしらの理由で彼女が怪しいと睨んでいるのでしょう?』
高子: 『それは、今回の受験者が誰か知ってる私にとって、少々無用心な情報じゃないかしら?』
零華: 「貴方は5人のうち“2人”を知っている」
零華: 「残りの3人のうちに、片倉直美は含まれているのかしら?」
高子: 『貴方との取引は、『セラフの部下が誰かわかったら、こちらも受験者の情報を渡す』だったわね』
高子: 『ならば、私が貴方にこの時点で渡す情報があると思う?』
零華: 「堂々巡りね。じゃあ改めて質問してもいいかしら?」
高子: 『何かしら?』
零華: 「セラフの部下を特定するために、貴方が掴んでいる情報はあるのかしら?」
高子: 『多分、例の七人…の内、生き残り誰かだろう、程度ね』
零華: 「そう………」ふう、と溜息をついて。
零華: 「取引成らず、といったところですね、河部高子先生。お時間を取らせました、失礼します」
零華: ガチャン。受話器を置く。
高子: 『そうね。まあ、同じことを考えてるなら一つだけ』
高子: 『片倉直美は、教員からの呼び出しに応じたことがないそうよ。困った生徒ね』
零華: 受話器を切る一瞬手前にその言葉を聞いて。
零華: 「取引成らず、策成らず……」電話の内容は聞こえたかしら?と三人を見渡す。
零華: 「――交渉って、難しい」
美月: 「交渉って・・・そもそもこっちはなんかカードもってたの・・・?」
秋生: 「情報はあるんですがどうにも繋がってませんよね」
彩名: 「むぅん」
零華: 「カード? ううん。あわよくば…と思っただけ」
零華: 「呼び出しにも応じてくれないようじゃ、引き離し工作も不可能ね」
美月: まあとりあえず、無駄とは思うけどレネゲイドチェッカーの調達試していいですかね
GM: 調達はできるでしょうが、成功してすぐに手元に現れるわけではないでしょうからね。
GM: 一旦学校を出て等の工程が入りますね。
美月: 使えないなら使えない(使われたくない)ならダメ、といってくれていいですよ
零華: あ、すみません。今更で申し訳ないんですが……。
零華: “Shooting Star”社 道也に関する情報を調べていいでしょうか?
零華: まがりなりにも上司の事何にも知らない(爆)
GM: どうぞ。
零華: コネは情報:UGNのみ、なのでそれ系の情報ソースで。侵蝕DB込みで…
 Dice 零華: 2r10+1=9(9(9,6))+1= 10
零華: 10。
美月: 強いな(何
零華: コネ足してなかったけど減りそうなのでこのまま行きたい(何)

 “Shooting Star”社 道也
 シンドローム、エンジェルハィロゥ/ハヌマーン。
 以前は前線に立っていたが、目をおかしくして以来、情報担当になる。
 個人的に“Master Shadow”を追っている様子。
 それには、以前襲撃作戦の指揮を執り、結果部下がほぼ全滅という結果に終わったからと思われる。

GM: 以上ですね。
彩名: 「社の人には会ってたけれどね。タイミングよく」
零華: 「…社道也さんに?」そういえば連絡をしていなかったなと思いつつ、携帯を手に取り、はた――と。
零華: 「光の柱。エンジェルハィロゥ/ハヌマーン……ううん、関係無いわ」口をついて出た言葉に首を振って。
零華: 携帯をそのまま閉じた。
秋生: 「案外ヒットな気もしますけどね…」ぼそっと
彩名: 「んー」
彩名: 「秋生クンと戯曲者が喋って退散した所で走ってまいりましたよ。あの人」
秋生: 「タイミング、良かった気がしますよね」
零華: 「《ワーディング》を張ったから?」
秋生: 「張ったのは僕達ではないんです」
零華: 「とすると、“Life Like”」
秋生: 「ええ……その辺の話はしませんでしたか?」とかくしかで説明
零華: 「…“相手がケルブなら、なかなか姿を現さない”………ケルブの事、良く知っているのね。杜さんは」
秋生: 「僕はてっきりUGNの方だから詳しいのだと思っていましたけど…」
零華: 「程度にも依るわ。“Master Shadow”を追っている彼なら、情報も他の人よりは多く入手しているでしょうけど…」
美月: 「まああの人はずーっとマスターシャドウのこと追ってるからねぇ」
零華: 顎に手を当てて、俯き。
GM: そうしていると、学校の裏手、人気のない方向で《ワーディング》の気配。
GM: ここからだと、走って数分はかかる。
零華: 「今のは」
零華: 立ち上がり、携帯をポケットにしまう。
彩名: 「────ぬー」
零華: 屋上ではなく裏手、という事に違和感を覚えつつ。
美月: 「ただの喧嘩、ってわけじゃないよね。いってみよか。」山となった空き缶をゴミ袋に叩き込んで担ぎ上げ(何
美月: つーことで裏手に移動しまっす
GM: 駆けつけた頃には、すでに《ワーディング》は解除されていた。
秋生: 「??? 誘いでしょうか…?」眉を顰めて辺りを見回す
GM: そこにいたのは、志賀 新。ただ、まともに残っているのは上半分だけだが。
美月: またLLたんかな
零華: 「此処で何が……志賀君?」
GM: 下半分は、潰れていた。
新: 「…あ…」
GM: それでも、辛うじて生きてはいるようだ。もって、数分も無いだろうが…。
零華: 「大丈夫? 気をしっかり保って!」
零華: 駆け寄り、膝を付いて声を掛ける。
新: 「…あ…う…」
零華: 「誰がやったの?」
美月: 「むー」周囲を見回す。あとここで何があったかを推察
GM: 傷や辺りの状況から見て、何か重い物で潰された様子ですね。
秋生: 『酷いな……』ぼそっとつぶやいて
零華: 携帯電話を取りだして、UGNに連絡を。
新: 「………あ………s…」
彩名: 「んー」
零華: 「あ………朝倉?」
新: 「………そ…う…」と、ここで力尽きます。
彩名: 「外れか──おやすみなさい。ついでに私の間違いにさようなら」
零華: 「朝倉…相馬……?」
彩名: 「朝倉相馬」
秋生: 『…呼ぶか? 今ならさほど離れてはいないだろうしな』
零華: 「それよりも屋上に。彼の姿が無いのが気に掛かるし、他の子達がどうなっているか」
美月: 「あー、あと情報規制もね」
秋生: 『屋上からやったのかもしれないな。―――情報規制はそっちの十八番だろ、任せる』
零華: 「――ご免なさいね。至らないばかりに、貴方を…」手のひらで、そっと瞼を閉じさせる。
零華: 傍らの茂みに咲いた小さな花を摘んで、新の胸元へと。季節ならぬ氷に彩られた華。
彩名: 「掃除の前倒しだねぇ」
彩名: 「始末始末、と」UGNの処理班に連絡。コードを告げて。事務的に。
美月: 「まあ、あやなんはここ綺麗にね。UGNのほうに連絡いれて情報規制かけるわー」
美月: 「上のほう、確認とかよろしくねー」とふたりに手を振る(何
彩名: 「ほいほい。細かい所は宜しく。みつきち」
彩名: 「さて。…すっきりしないかんぢで。さくさく掃除しようかな」無造作にぺたぺた血に触りつつ。
零華: 「行きましょう、葛貫さん」
秋生: 『そうだな。こんな茶番とっとと終わらせるに限る』
零華: 屋上へとひた走る。



 Climax Phase
 ScenePlayer:全員

GM: 登場は随時でどうぞ。振るだけ振っておいて下さい。
 登場Dice 零華: 1d10+75=7(7)+75= 82
 登場Dice 美月: 1d10+66=3(3)+66= 69
秋生: ひくいのひくいのひくいのひくいの……
 登場Dice 秋生: 1d10+77=1(1)+77= 78
秋生: やたー
 登場Dice 彩名: 1d10+69=1(1)+69= 70
彩名: 70っと。

 「ああ、おまえか…」
 「…そのつもりだけど」
 ソウカソウカ、ヤッパリソウカ。
 ワカッタワカッタ、オマエハイラナイ。
 クシャット潰レロ。

 「貴方…」
 「ええ、悪いけど…」
 君ハソウ言ウンダネ。
 君ハ違ウンダネ。イイヨ。
 ツクリカエテアゲルカラ。

GM: 屋上の扉を開けると、そこには一人で弁当つついている少女の姿。
片倉: 「………?」
片倉: 「(ゴクン)…どうかしたの?」
零華: 「……皆は? 朝倉相馬がどこにいるのか知らないかしら?」
零華: 開口一番。周辺を見渡しながら片倉に声を掛ける。
片倉: 「彼なら、香さん連れて何処か行ったけど。行き先は聞いてないわ」
零華: 「他の皆は?」
零華: といっても、片倉兄妹が居ないならば、残るは浅生始くらいなものか。
片倉: 「麻生君はおなか壊して保健室。志賀君と竹居さんは…今日は見てないわね」
零華: 「保健室…?」
片倉: 「お弁当に入れた卵が古かったみたい」
GM: そんな風に話していると、離れたところで《ワーディング》の気配。
零華: 「――これは」
秋生: 『ッたく、あっちこっち走らせやがって……』場所はどの辺り?
GM: ここからなら見下ろせる。裏の雑木林の奥手。
GM: 人影は三つ。うち一つは倒れている。
零華: ワーディングの中心点を探りつつ、片倉の様子を見ます。
片倉: 「………私の顔に何か付いてる?」
零華: 「貴方は……どうして平気なの?」
片倉: 「何が?」
零華: GMに確認をば。此処はワーディングの範囲内ですか?
GM: 範囲外です。
零華: むう。範囲内だと思っていました。
秋生: 『ここで足止め食ってる暇はないだろ?』零華さんの肩に手を置いて
秋生: 『どの道雑木林だ、階段下りていたら間にあわねえ……』ぼそぼそと
零華: 馴れ馴れしくしないで、とばかりにその手を払い除けようとして。
零華: 「今、何か感じなかった?」
片倉: 「だから、何が? ここは範囲外じゃない。………………あ」
秋生: 『ほれ。自分から尻尾出した』
零華: 「そう。“此処は”範囲外。貴方もオーヴァードね」
片倉: 「………なんでもない。じゃ、すまないか…」
零華: 「ただそれだけなら構わないわ。組織に関わり合いたくない者だって居るから…でも」
片倉: 「でも、これは私と無関係。関係あるなら、もっとはっきり脚止めしてる」
零華: 「この学校の生徒達の命を脅かすような事をするならば、貴方を放っておくことはできない」
零華: 此処まで言って言葉を止め。
零華: 「――“ケルブ”って、知ってる?」
片倉: 「知ってる。探して、妨害が任務。見つからなかったけど」
零華: 「妨害? 味方同士で?」
零華: 平静に務めようとしながらも、雑木林に向かいたがっている身体。――どうしたものか。
片倉: 「派閥争いみたいなもの。ケルブは嫌っている者が多い」
片倉: 「私は、貴方達の邪魔をするつもりはない。気付いたのも今だし」
零華: 「本当に? 私が何者であるのか承知の上で…かしら?」
片倉: 「表立って動くのは禁じられてるから。向かって来るなら、私は逃げる」
零華: 「けど…そうね。私が行おうとしている事は、確かにケルブの障害とはなるわ」
片倉: 「それなら、なおのこと邪魔する気はない」
零華: 「貴方が“ケルブ”達に荷担しないのであれば、“貴方とは出会わなかった”」
片倉: 「それでいい。どっちにしろ、ばれたらここにいられない。お弁当食べ終わったら帰る」
零華: 「お互いのために、今はそうしましょう」
零華: ――悔しいけれど。その思いは、今は捨ててしまえ。
秋生: 『じゃ、用件は済んだな? どれだけのタイムロスだか』
秋生: 首を振ってひょいと零華さんを抱えあげる。
片倉: 「貴方達の今の行動が、私にとって有益なら、なおいいのだけどね」と言って、食事再開。
零華: 今は任務と一般人の保護が最優先だから……って。
零華: 「――な!?」軽々と抱え上げられる。
秋生: 『歯を食いしばれ。舌を噛むぞ』
秋生: 《ワーディング》張って、さっきの《ワーディング》の主を挑発しながらそっち向かいます
零華: 「ちょっと…降ろしなさ――」
零華: 失った重力に、舌を噛まないように口を閉ざすのが精一杯で。
GM: まあ、特になんの妨害も入らず着きます。
GM: そこで、倒れているのは香。
GM: 死んではいない。断続的に痙攣を繰り返しているが、生きている。
秋生: 『妹のほうか……兄はどうした……』ぎり、と周囲を見渡して
零華: 「香さん。しっかり!」
GM: 立っているのは、二人。淡々と香を見下ろす相馬と、そちらをニヤニヤ眺める見慣れぬ男。
零華: あの二人は気づいたかしら? 周囲を見渡し……。
相馬: 「…君達か。もうちょっと待ってくれないかな」
秋生: 『待ってる暇はない』
相馬: 「俺さ、トマトって嫌いなんだよ」
零華: 「…トマトが、どうしたっていうの?」
相馬: 「なのにこいつってば、食べろ食べろってさ、俺の弁当にもよく入れてた」
秋生: 『栄養価、高いんだがな?』肩を竦めて
零華: 「……………」
相馬: 「野菜は身体にいいとか、いろいろ言ってたけど、どうでもいいんだ。嫌いなものは嫌いなんだから」
相馬: 「そういうの、もういい加減面倒だからさ、作り変えることにしたんだ」
零華: 「………………たったそれだけの事で、妹を?」
秋生: 『……何様だか』
相馬: 「竹居は失敗したけど、今度はうまくいかせて見せるよ。可愛い妹だもんな」真っ赤な瞳で、嗤う。
零華: 「そんな事で我が儘を言うようじゃ、寮では暮らしていけないわね」何処かの黒巣支部とか。
零華: 「磯貝毅を殺害した理由は?」
相馬: 「あいつに先を越されたくなかったからさ。俺もあいつも、竹居が好きだったし」
相馬: 「ナイフとかだと、意外とうまく行かないんだよな。でも、もっといい方法を、使えるようになったから」
零華: 「そう――ただの子供の理屈ね。それで、貴方が“ケルブ”かしら?」背後で嗤う見慣れぬ男に問う。
ケルブ: 「そうだよん。UGNの方々…かな?」
秋生: 『一緒にすんな』ケっ、と唾吐き
零華: 「“凍える華” 清澄零華。彼はただのオーヴァード、“炎の魔人”」秋生を指指して。
秋生: 『ただって言い方には気に食わないが……そんなとこだな』
秋生: 『……竹居 玲奈……死んだぞ?』
相馬: 「竹居は、俺じゃなくって、志賀が好きだったらしい」
相馬: 「それじゃあ嫌だったから、作り変えようとしたんだ」
相馬: 「ケルブがやってたから、真似してみたんだけど…うまくいかなかった」
ケルブ: 「いやー、彼にも困ったものでねー。いまいちレネゲイドの使い方がわかってないんだよ」
ケルブ: 「最初の時なんて、ワーディングも張らずに始めちゃうから、焦った焦った」ケラケラ
秋生: 『困ってないだろ』げんなりつっこみ
ケルブ: 「その次は、勝手にジャームを作ろうとするしね」
ケルブ: 「彼の能力じゃ、ジャーム化させても、操ることはできないのにねぇ」
零華: ……ケルブの声には聞き覚えがありますか?
GM: 無いです。まったくの初登場なので。
零華: 了解です。
ケルブ: 「まあ、どうにかこうにか君達が来てくれて助かったよ」
ケルブ: 「いくら“適当なオーヴァードを誘き出すため”とは言っても、殺しすぎると動き辛い」
ケルブ: 「一般人の相手は、レネゲイドの使い方は覚えられても、戦い方は覚えられない」
ケルブ: 「それじゃあ、『試験』にならない。だから出て来るのを待ってたんだよ」
零華: 「…なるほどね」とするならば、最終試験こそが此のタイミング。
美月: ぜぇはぁいいつつこちらに到着する
美月: 「やっとおいついたー。二人とも足はやいよー」
零華: ――と、知人の声に意識が向く。
美月: 「んーと、話題からすると、そっちの人がケルブかな」
ケルブ: 「そうだよん」
彩名: 「ごそごそしててお手頃な丁度いい奴等を、という訳ですねぇ」
彩名: 「いやー。まいったまいった。引っ掻き回されましたよぅ」
彩名: ひょこん、と。息急いて来た美月より”前”に現れる。
美月: 「で、受験生は相馬さんだった、と。」
美月: えーと、一見ですが香の状況ってどんなもんなんでしょうか
美月: ワーディングで伸びてるだけかな
GM: 近付こうとすると、相馬に妨害されます。
GM: 意識はないですが、衝動に襲われてる感じですね。
美月: てことはオーバード?
GM: あとで説明が入りますが、《カンビュセスの籤》を撃ち込まれています。
零華: 「…まずいわね」衝動に襲われている具合に、一抹の不安を覚えつつも。
ケルブ: 「そういうこと。それで、僕が試験官のケルブ。大したことはしてないけどね」
彩名: 「見てただけー、と」
ケルブ: 「『知り合いを殺していけば、すぐに尻尾を掴んでくれる』ってアドバイスをしただけだよ」
美月: 「まわりくどいことするのね。」
零華: これ以上の被害は出させない。
美月: 「普通に名乗り出たほうがよっぽど速いのに。」
ケルブ: 「こっちにもいろいろ事情があってね」
美月: 「まあ、ジャーム(相馬)に何言っても無駄か。」
ケルブ: 「こうして話してるのも、事情の内。…っと、やっと来たか」
GM: ふと、激しい足音を立てて、こちらに何かが走りこんで来る。
彩名: 「ジャームだからというより。特性だよ。アレ、の。──何か来ましたな」
彩名: 「レネゲイドというモノは本質を浮き彫りにする。良くも悪くも──私が言うのも滑稽か。にゃは」
ケルブ: 「人数次第では、一人じゃ厳しいと思ってね、助っ人を呼んでおいた」
零華: 「――貴方は」
GM: 走りこんできたのは、仮面をつけた少女。
美月: 「・・・」
ケルブ: 「ちょっと遅れてたよ、プリンちゃん」
プリン: 「すいませんでした! あと、その略し方やめてください、プリンシパリティですから!」
彩名: 「まー。他の略し方としては──プーさんはどうでしょう。プリンさん」にゃははーと笑いつつ。
美月: 「まあ間をとってぷりぷり仮面ということで(何」
秋生: 『己(俺)、こんな奴らと一緒にされたくなくなってきた……』げんなり
プリン: 「なんか酷い事言われてます! UGNは嫌なところですね!」
ケルブ: 「さて、役者も揃ったことだし、そろそろ始めようか?」
零華: 「相手は三人ね…」臨戦モードへ以降。足元の草が霜に覆われる。
ケルブ: 「あ、僕も参加するよ。三人くらいしか来ないと思ってたけど、さすがに四人相手はねぇ」
美月: 「ま、さっさと潰して事後処理といきましょうか。」
彩名: 「そうしましょー。面倒だねぇ。あくのUGNとしては。みつきち」
ケルブ: 「これ以上増えると、困るから、さっさと終わらせようか、お互い、ね」
零華: 「手っ取り早いのは好きよ」
美月: 「なにいってるの、悪はFHよ。」
GM: 言葉とともに張られる、狂気めいた《ワーディング》
彩名: 「えー。──こういう場合はそういう風に言うお約束なんじゃないのかねぇ」
GM: 昼間だというのに、中天は真っ暗に染まり…。
美月: 「アッシュ様のいるUGNは常に正義なのよ、とかいって見る」
彩名: 「あいつからしてまっくろダロ。みつきち」
美月: 「アッシュ様が黒いのは魔眼だけですよう」(何
彩名: 場にそぐわない口を叩きつつ。”仕掛”を確認する。
零華: 「受験の季節はもう終わり。けれど、貴方に春は訪れない」相馬に向き合い、静かに告げた。
GM: というところで、衝動判定です。

 衝動判定Dice 零華: 6r10+4=11(10(2,3,10,2,9,8)+1(1))+4= 15
 Dice 零華: 2d10+82=10(3,7)+82= 92
零華: 100越えずに済んだ――! 成功で92%に。
 衝動判定Dice 美月: 10r10+2=9(9(5,6,4,9,2,9,1,8,7,7))+2= 11
 Dice 美月: 2d10+69=15(7,8)+69= 84
美月: (高
 衝動判定Dice 彩名: 7r10+2=15(10(2,5,4,4,9,10,10)+5(5,3))+2= 17
 Dice 彩名: 2d10+70=9(1,8)+70= 79
彩名: 成功で79。
 衝動判定Dice 秋生: 3r10+1=9(9(4,5,9))+1= 10
 Dice 秋生: 2d10+78=12(2,10)+78= 90
秋生: きゃー

GM: それでは、幾つか説明を。
GM: エンゲージ状態(ケルブ、プリン、相馬)と一塊です。香もこの場にいますが、NPCとして扱いません。
GM: 香は現在、《カンビュセスの籤》を撃たれ、ジャーム化しかかっています。
GM: クリンナップ毎に侵食率が2D10上昇し、100を超えたらジャーム化します。
GM: ではまず、香の現在の侵食率を決めます。
GM: 覚醒は明らかに『感染』なので14。(ころころ…)衝動が恐怖。+17で34。
GM: 2回衝動があったとして…(ころころ…15)低いな(笑)合計49。
GM: 初期のエンゲージは自由。宣言をお願いします。
零華: 隊列は(ケルブ、プリン、相馬)(秋生、彩名)(美月、零華)でお願いします。
GM: では、それで決定ってことで。
GM: 彩名(18)→プリン(17)→ケルブ(16)→相馬(14)→美月(13)→零華(12)→秋生(10)


■□Round 1□■

GM: セットアップ
美月: なし
零華: 無し。
秋生: ないです
GM: ケルブが《ヴァイタルアップ》
GM: プリンが《サポートデバイス》
GM: 相馬が《灰色の庭》。対象:彩名。イニシアティブ−9。
彩名: 受領。IV9にセットアップはなし。
彩名: 「いいパンチじゃねぇか。ユウトウセイ──殴られていませんがね!」にゃは。

GM: さて、まず17のプリン。
GM: マイナー《高速練成》《インフィニティウェポン》
GM: メジャー《獣の魂》
 Dice GM: 13r10+3=9(9(4,6,5,7,8,9,7,8,1,3,9,1,4))+3= 12
GM: まあ、問題なく成功。

GM: で、16のケルブの前に、相馬が《時間凍結》で行動。
GM: マイナーでエンゲージ移動。秋生・彩名エンゲージに。
GM: メジャー《魔王の理》《魔神の心臓》《因果歪曲》《魔王の腕》《ウルトラ・ボンバー》で範囲攻撃
 Dice GM: 13r7+4=44(10(6,10,8,10,10,4,9,3,7,5,9,10,9)+10(9,1,3,4,10,10,1,2,2)
 +10(7,7,2)+10(1,7)+4(4))+4= 48
GM: 48でチュドーン(マテ)
GM: 命中でラウンド間ダイスペナ3個。転倒はダメージ通ったらか。
彩名: 《砂の結界》使用。秋生をカヴァーリング。侵食率:81に。
彩名: という訳で命中。ダメージを。
 Dice GM: 5d10+26=30(10,7,3,2,8)+26= 56
GM: 56点装甲無視
彩名: では112点食らってリザレクト。
 リザレクトDice 彩名: 1d10+81=9(9)+81= 90
彩名: 侵食率:90に。HP9。
秋生: 『……! すまん』
彩名: 「────うわいってぇ」[転倒]受領。
ケルブ: 「………」
プリン: 「………」
ケルブ: 「いい加減、戦い方覚えてくれないと、落第だよなぁ」
GM: ケルブ《奇跡の雫》対象:相馬
 Dice GM: 4d10=31(9,10,4,8)= 31
GM: 31点回復。
秋生: 『教師が悪いんじゃね?』

GM: 16のケルブ。
GM: マイナー《シールドクリエイト》
GM: とは言え、このタイミングですること無いな。行動終了。

GM: で、14で起き上がった相馬。
GM: マイナー《暗黒の衣》メジャー《生命の海》
 Dice GM: 5d10=26(8,8,1,2,7)= 26
GM: HP26点追加、終了。

GM: では、13の美月どうぞ。
美月: ◆的確な指示 戦乙女の導き+声なき声+アドヴァイス 浸食:+9 目標:15
美月: 侵蝕は93へ 目標:13 対象は零華、秋生
 Dice 美月: 12r10+2=18(10(5,4,5,10,7,1,9,7,2,10,2,6)+8(7,8))+2= 20
美月: 成功。次のメジャーアクションにダイス3個のボーナス、次の判定にCR-1のボーナス。
零華: ありがとう。

GM: では、12の零華どうぞ。
零華: 「三人まとめて、静かに眠りなさい、永久に…」
零華: マイナーで《氷の加護》
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/ブレインコントロール》 侵蝕値:2+11→105%
 Dice 零華: 13r6+4=42(10(5,2,3,2,10,1,3,6,4,4,10,4,10)+10(1,2,9,9)+10(3,9)+10(9)+2(2))+4= 46
零華: 46で対象はシーン。
GM: 受けても減らせないんですよね…ケルブは食らう。
GM: プリン《練成の掟》《守りの砂》で回避
 Dice GM: 19r8+3=37(10(1,8,8,10,2,1,1,5,3,9,9,10,1,6,7,10,10,3,8)
 +10(9,10,3,1,6,10,1,8,6)+10(10,3,2,1)+7(7))+3= 40
GM: 命中。
GM: 相馬《魔王の理》《圧縮防御》《異形の踊り》で回避
 Dice GM: 20r7=22(10(3,3,9,7,1,9,3,4,1,7,3,4,1,9,2,10,6,4,5,10)+10(2,1,4,5,4,4,7)+2(2))= 22
GM: 命中。ダメージどうぞ。
 Dice 零華: 5d10+13=33(9,1,9,6,8)+13= 46
零華: 装甲値/防御力無視。46点。
GM: 受領。全員立ってます。
零華: 「足りない…か」

GM: では、10の秋生どうぞ。
秋生: マイナー《完全獣化》
秋生: メジャー:『炎威』 《獣の力》+《大蛇の尾》+《炎の理》+《業炎》
 Dice 秋生: 24r6+4=34(10(2,10,10,3,8,1,9,5,1,1,8,2,3,1,6,5,6,9,2,8,2,4,6,3)
 +10(10,7,4,6,9,10,1,9,8,5)+10(3,10,8,3,4,4,9)+4(2,4,4))+4= 38
秋生: 目指すはプリン、 クリンナップ時4点実ダメージ。メジャー消費して消火するまで持続。
GM: プリン《練成の掟》《守りの砂》で回避
 Dice GM: 19r8+3=22(10(9,4,9,2,9,6,7,3,2,8,4,6,7,4,8,4,1,4,1)+10(10,4,1,6,2)+2(2))+3= 25
GM: 命中、ダメージどうぞ。
 Dice 秋生: 3d10+12=25(7,10,8)+12= 37
秋生: 37。あ、侵食率103へ
GM: 昏倒、《魔獣の証》で復活。
プリン: 「まだです! …ところでケルブさん、この火消していいですか?」
ケルブ: 「だ〜め、キリキリ攻撃する」

GM: では、9で彩名どうぞ。
彩名: マイナーで[転倒]解除。
彩名: メジャーは放棄。侵食率は現状維持の90。

GM: では、セカンド。こちら、相馬のみ宣言。
美月: ないす
秋生: ありません
零華: 無しです。
彩名: なしで。
GM: 相馬《呪われし物の印》宣言
 Dice GM: 13r10+3=17(10(5,6,1,1,6,10,6,1,3,5,7,6,7)+7(7))+3= 20
GM: 成功、20点回復。

GM: で、クリンナップにて、プリンがちょっと燃えて4点受領。
彩名: クリンナップはなし。
秋生: 『じわじわと攻めんぞ』しれっと指摘して
GM: そして、香の侵食率上昇
 Dice GM: 2d10+49=7(2,5)+49= 56
GM: 56。燃費良し(マテ)


■□Round 2□■

GM: セットアップ。
零華: 無し。
彩名: なし。
美月: なしで。
秋生: なしです
GM: こちら、相馬が変わらず《灰色の庭》を彩名に。他は無しです。
彩名: 受領。IV9に。

GM: では、17でプリン。
GM: マイナー《鷹の翼》メジャー《鬼の一撃》《獣の力》《獣の殺意》《スプリットアタック》対象:秋生&彩名
 Dice GM: 24r7+6=32(10(3,4,3,7,9,2,3,1,4,7,8,5,5,8,10,3,10,10,1,3,7,1,7,6)
 +10(1,3,3,7,1,9,2,4,2,6)+10(10,1)+2(2))+6= 38
GM: 38、防御ペナ3個。
彩名: まー。《砂の結界》を宣言。秋生をカバーリング。侵食率は92に。
秋生: ほんっとにそーりー……
 Dice GM: 4d10+12=27(10,6,2,9)+12= 39
GM: 39点装甲有効。
彩名: ばっさり切り裂かれてリザレクト。
 リザレクトDice 彩名: 1d10+92=1(1)+92= 93
彩名: ……HP1で復活。侵食率93に。
彩名: 「────こっそりと殺気とラブを込めてカバーリングしてやるぜーヒャッハー」
彩名: 秋生たんをキックして距離を取らせて代わりに食らう。
秋生: 『ラブは良いとして殺気ってなんだ……』(ラブは良いのか)
彩名: 「メイド的隠し味です」(本当かよ(何))
秋生: 『昨今のメイドは物騒だな』

GM: 16でケルブ。マイナーで移動。
GM: 《ヒール》《狂戦士》対象:相馬
 Dice GM: 15r10+7=23(10(6,4,5,10,6,3,1,1,10,5,4,5,5,8,6)+10(6,10)+3(3))+7= 30
 Dice GM: 4d10=24(5,6,8,5)= 24
GM: 24点回復させつつ、いろいろ付与。

GM: さて、14の相馬だが…。
GM: 《因果歪曲》が自エンゲージに使えないことが判明したため、零華&美月狙い。
GM: マイナー、無し。
GM: メジャー《魔王の理》《漆黒の拳》《魔王の腕》《因果歪曲》《貪欲なる拳》《伸縮腕》
 Dice GM: 28r6+4=53(10(2,4,3,5,9,3,7,1,3,3,10,10,6,5,2,2,3,9,4,8,3,8,7,3,3,2,10,5)
 +10(8,1,10,1,4,1,8,7,10,2)+10(10,6,5,7,1)+10(8,10,8)+10(2,8,5)+3(3))+4= 57
GM: 57。
零華: 美月をカバーリング。
 Dice GM: 6d10+3=39(9,5,9,4,5,7)+3= 42
GM: 42点装甲無視&転倒
零華: 無言で前に立ちはだかり、素喰らいで昏倒。
零華: 朝倉相馬にロイスを取得。□執着/■憤懣 即座にタイタス、昇華して昏倒から回復。

GM: 了解。では、13の美月どうぞ。
美月: ◆的確な指示 戦乙女の導き+声なき声+アドヴァイス 浸食:+9 目標:15
美月: 侵蝕は102へ 対象が3人になるので私以外へ 目標15→12
 Dice 美月: 13r10+2=12(10(10,9,3,6,1,6,2,7,1,3,5,4,8)+2(2))+2= 14
美月: 成功。次のメジャーアクションに4Dのダイスボーナス、次の判定にCR-1

GM: 12、零華どうぞ。
零華: 「――貴方のような人が居るから、私は“ここ”に居る……」
零華: まだ倒れるわけにはいかない、と、傷口をぐっと押さえて見据える。
零華: マイナーで《氷の加護》
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/ブレインコントロール》 侵蝕値:2+11→118%
 Dice 零華: 15r6+4=73(10(5,8,2,4,7,10,2,8,3,7,2,9,8,6,2)+10(7,8,8,4,10,8,9,2)
 +10(5,4,5,2,6,4)+10(10)+10(8)+10(9)+10(8)+3(3))+4= 77
零華: 77。避けに1DP
彩名: くすくすくす──くす。
GM: 受けても意味がないのが痛いな。ケルブは食らう。
GM: プリン《練成の掟》《守りの砂》
 Dice GM: 19r8+3=22(10(9,2,1,8,9,4,7,4,6,1,5,3,4,4,8,9,9,7,7)+10(4,10,3,3,10,4)+2(1,2))+3= 25
GM: 相馬《魔王の理》《圧縮防御》《異形の踊り》
 Dice GM: 19r7=24(10(10,10,10,9,2,9,4,2,3,1,8,5,6,9,7,5,3,9,3)+10(5,8,6,6,10,2,5,8,9)+4(1,3,4,1))= 24
GM: 命中、ダメージどうぞ。
零華: 「すべてに等しく吹きつける――凍れ」
 Dice 零華: 8d10+13=33(9,3,4,6,7,2,1,1)+13= 46
零華: 装甲/防御力無視、46点。
GM: うむ、ぎりぎりケルブが逝ったな。昏倒、《アクア・ウィターエ》で復活。
 Dice GM: 4d10=16(3,3,2,8)= 16
GM: プリンも逝った。昏倒、《魂の練成》で復活。相馬は残った。

GM: では、10で秋生。
秋生: 純粋に相馬を叩きのめすか。
秋生: マイナー:なし
秋生: メジャー:焔心 《獣の力》+《大蛇の尾》+《炎の剣》+《業炎》+《獣の王》 侵食率116 リアクション不可
 Dice 秋生: 25r6+4=32(10(4,10,4,1,5,6,3,1,4,5,2,8,2,3,8,9,1,10,1,9,9,3,10,9,8)
 +10(7,10,9,9,9,2,7,2,6,3,10)+10(8,5,5,6,4,3,4,2)+2(2,2))+4= 36
秋生: うわひっく
GM: リアクション不可ではすることがない。ダメージどうぞ。
 Dice 秋生: 4d10+16=23(3,5,8,7)+16= 39
秋生: 39プレゼンつ
GM: 《透過》宣言
 Dice GM: 4d10=18(3,7,2,6)= 18
GM: 18点回復。

GM: 9で、彩名どうぞ。
彩名: マイナー:《光の衣》 侵食率:95
彩名: [白兵]+《ペネトレイト/全知の欠片/アタックボーナス/ギガンティック・モード/カスタマイズ》
彩名: +アイテム使用+援護 侵食率:111 対象:範囲
 Dice 彩名: 20r6+3=41(10(1,5,5,1,4,9,8,9,3,6,2,10,5,7,6,8,3,5,5,5)
 +10(1,4,1,10,6,3,2,1)+10(6,5)+10(9)+1(1))+3= 44
彩名: 44。不意打ち。ケルブのぞいて効果範囲かな。多分。
GM: ケルブが受け。《練成の掟》《砂の盾》《フォームチェンジ》
 Dice GM: 13r8+15=27(10(10,8,3,5,4,6,3,2,9,7,10,10,4)+10(5,9,2,4,10)+7(1,7))+15= 42
GM: 失敗。
GM: プリンは回避。《練成の掟》《守りの砂》
 Dice GM: 19r9+3=18(10(8,8,1,9,10,7,9,3,3,6,1,8,2,9,2,3,5,10,6)+8(4,8,4,1,6))+3= 21
GM: 失敗。
彩名: 「仕掛けは上々──かなぁ?」薄く伸びた影より。槍や斧、刃持つ武器を練成し。刺し貫く。
GM: 相馬は《暗黒螺旋》宣言。15点ダメージ。では、ダメージどうぞ。
彩名: [装甲無視/アイテム破損]
 Dice 彩名: 6d10+13=37(8,7,3,3,6,10)+13= 50
彩名: 50点装甲無視。並びに《暗黒螺旋》でダメージを受けて[昏倒]。
GM: まず、プリンが昏倒。
彩名: そのまま重力波を食らい。はねとんで一回転。ケルブにロイスを取得。タイタスにして昇華。HP28に。
GM: ケルブ、昏倒、《魂の練成》で復活。
美月: 「うっわ、一匹しぶといのがいるよっ」
GM: 相馬は《黒星招来》宣言でダメージ打消し。
美月: 「・・・・二匹だった(何」

GM: では、セカンド。
秋生: ありまへん
彩名: なしで。
美月: ないです
零華: セカンド無し。
GM: こちら、相馬のみ宣言
GM: 《呪われし物の印》
 Dice GM: 13r10+3=9(9(3,2,8,3,7,1,6,5,7,9,1,1,7))+3= 12
GM: 成功で、20点回復。

GM: クリンナップは特に無しですかね。
零華: 無しです。
彩名: なしで。
秋生: ないです。ひっくり返ってんのにダメージが行くくらいですが
美月: ないですね
 Dice GM: 2d10+56=12(5,7)+56= 68
GM: 香の侵食率が68に。


■□Round 3□■

GM: セットアップ
零華: 無し。
秋生: なしで
GM: 相馬が変わらず《灰色の庭》を彩名に。ケルブは無し。
美月: なし
彩名: サポートデバイス宣言。精神を指定。侵食率は117に。

GM: では、16でケルブ。
ケルブ: 「うーん、プリンちゃんもやられちゃったし、僕も攻撃に参加しようかな?」
GM: マイナー無し、メジャー《練成の掟》《砂の刃》《茨の輪》《クリスタライズ》《ギガノトランス》対象:シーン
 Dice GM: 18r7+7=43(10(8,6,7,10,10,2,3,9,6,9,3,5,3,8,3,7,3,2)+10(8,3,8,8,10,4,3,3)
 +10(10,2,8,5)+10(8,3)+3(3))+7= 50
GM: 50、シーン攻撃。
彩名: メイド服の首襟に指をかけ。くるりと一回転。──現れたのはにやけた笑みの黒スーツの女。
彩名: メジャーを消費して秋生をカバーリング。
零華: 《炎陣》で美月をカバーリング。侵蝕率は121%に。
美月: 「さんきゅっ」
彩名: 「──幕引きといくのかしらねぇ?」くす。
 Dice GM: 6d10+14=33(9,5,2,8,7,2)+14= 47
GM: 47点装甲無視&クリンナップにて5点ダメージ。
零華: 昏倒。
彩名: スッと手をやり。
彩名: 《鏡の盾》宣言。侵食率:125 目標値:18
 Dice 彩名: 21r10+2=16(10(10,2,10,9,8,4,1,3,6,3,8,1,1,6,7,9,6,2,7,10,10)+6(4,6,4,2))+2= 18
美月: ぎりぎりw
彩名: 成功。カバーリングして94点の半分の47点を突っ返す。
GM: ふむ、それはケルブ倒れた。
ケルブ: 「…おやおや、慣れないことをするものじゃなかったかな…?」
彩名: 「さて。──幕引きね。どうするのかしら。シュウセイクン?」
GM: しかし、相馬は止まらない。
秋生: 『どうって言われてもなあ……やるこた一つだろ』肩を竦めて
彩名: くす、と笑って。少女は膝をつく。[昏倒]。

GM: その相馬だが…立ってるの二人だし、ランダムで(ころころ…)秋生に。
GM: マイナー無し、メジャー《魔王の理》《漆黒の拳》《魔王の腕》《貪欲なる拳》《伸縮腕》対象:秋生
 Dice GM: 22r7+4=24(10(1,1,10,7,3,5,2,6,7,2,8,4,9,6,4,9,10,4,4,1,7,4)
 +10(8,10,3,9,1,6,3,5)+4(4,4,4))+4= 28
GM: 28。
秋生: 途中成長宣言。《復讐の刃》取得を希望
GM: どうぞ。
 Dice 秋生: 21r10+4=18(10(6,2,10,2,8,4,6,6,7,1,3,6,9,3,4,7,8,2,6,8,3)+8(8))+4= 22
秋生: 侵食118へ、22といって反撃。
GM: では、こちらダメージ出します。
 Dice GM: 3d10+3=22(6,8,8)+3= 25
GM: 25点装甲無視&転倒。そちらダメージどうぞ。
 Dice 秋生: 3d10=7(1,2,4)= 7
秋生: しょぼ。で、相馬にロイスとってタイタス昇華で復帰。
GM: 普通に装甲は効きますよね? ノーダメージ。
秋生: 期待値以下だしなあーもうw

GM: では、13の美月どうぞ。
美月: 途中成長。勝利の女神2LVとります
GM: 了解。
美月: ◆的確な指示 戦乙女の導き+勝利の女神+アドヴァイス+天性のひらめき+ 浸食:+18 目標:22
美月: 単体のみなので零華に 侵蝕は120へ 目標22→18
零華: 「……彼の弱点を…教えて」ゆらり、立ち上がり。
零華: 美月のロイスをタイタス昇華して、昏倒から回復します。
秋生: 『おいおい、ムリすんなよ』
美月: 「んー、ダメージは蓄積しているようね。あと、もう一押しかしら」
 Dice 美月: 8r7+4=35(10(2,4,10,8,10,10,2,4)+10(2,10,7,5)+10(7,1)+5(5))+4= 39
美月: せーこー。えーと次のメジャーアクションに+13D、CR-1 次の判定にCR-1

GM: では、12の零華どうぞ。
零華: 「自分のため、じゃない……」
零華: マイナーは無し。
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/ブレインコントロール》 侵蝕値:11→132%
零華: 「“持たぬ者達”のために………静かに眠りなさい、永久に」
 Dice 零華: 25r5+4=102(10(8,1,9,8,4,2,2,6,3,7,3,9,5,2,2,1,9,1,6,6,3,2,4,8,9)
 +10(9,4,9,10,4,7,3,7,4,7,6,10)+10(2,5,4,9,1,4,10,9)+10(8,2,9,6)+10(2,9,5)
 +10(4,6)+10(9)+10(10)+10(7)+10(6)+2(2))+4= 106
GM: まあ、一応回避。《魔王の理》《圧縮防御》《異形の踊り》
 Dice GM: 19r7=23(10(5,8,6,6,10,7,4,5,7,7,3,2,6,5,1,3,6,1,7)+10(5,5,1,5,9,4)+3(3))= 23
零華: 全てを凍らせる極寒の嵐が相馬を中心に吹き荒れる。
GM: ダメージどうぞ。
 Dice 零華: 11d10+13=65(7,8,5,6,10,1,7,1,9,1,10)+13= 78
零華: 装甲無視の78点。
GM: それは落ちたな。戦闘終了。
彩名: 「────へぇ。ご苦労様」
GM: 相馬が倒れるとともに、天を覆っていた漆黒―彼のバロールの力が消え去る。
美月: 香の様子は?
零華: 「……………っ」嵐が吹き止むと同時に、地に膝をつく。
GM: そして、《ワーディング》も解け、倒れていた香の痙攣も治まる。
秋生: 『己(オレ)、の立場ないな』苦笑しながら美月に応急手当キットを投げつける
美月: 「おっと、ありがと。」受け取ってあやなんを治療ー
美月: 「秋生は香ちゃんみてあげて」
秋生: 『おう』ひらひらと手を振って歩み寄る。
秋生: 零華の横を通るとき、ちらりと様子を見て、大丈夫そうなのでそのまま歩いていく
GM: 香は外傷はないが、意識もない。
GM: 命に別状は無さそうだが、オーヴァードとして覚醒するのは避けられないだろう。
零華: 「疲れただけ…傷は大した事ないわ」
美月: 「さってと、じゃあ3人はUGNで“処理”しておくねー」ぴぽぱと連絡
彩名: 「ふいー。助かったぜー。みつきちー」にゃはーと笑う姿はメイド服。
零華: 「……それより、保健室に…」
彩名: 「ほれほれ。さっさと向かいなされ。零華たん」
彩名: 「あとついでに秋生も。ほれほれ」
秋生: 『連れて行くのか?』ひょい、と香を抱き上げて。
美月: 「んー、悪いけど香ちゃんもUGNつれてくよ?」
零華: 「私じゃなくて」脳裏を過ぎったのは保健医の高子と、その保健室に行ったという、彼。
美月: 「一般人の近くに置いといて、もしものことがあってもやだしね。」
零華: 「香さんはUGNの方がいいわ。保健室は、良くない…」
彩名: 「あ。そ」
秋生: 『此処に放置して良いのか? いくらなんでもそれはあんまりだろ……と、秋生が言ってるが?」
美月: 「じきにお迎えが来るから。他の人が気になるなら行ってあげたほうがいいんじゃない?」
秋生: 『……解った。そこのメイド、この子任せる』
彩名: 「ん」
彩名: 「任された」
零華: 傷口を凍らせて、一歩一歩を確かめるように校舎へと向かう。
美月: 「零華たん」
美月: 「気をつけて、ね。」
零華: 「……此処は任せる。宜しく頼んだわ」言葉少なく美月に返して。
彩名: 「零華たん頼むぜぃ。秋生ボーイ」きらーん。
秋生: 『そっちの怪我人を歩かせるほうが己(オレ)は嫌だ』ずかずか歩いていって、零華を抱える。
秋生: 『保健室だったな』
零華: 「降ろして」抱え上げられながらも相手を睨みつけ。
秋生: 『前回も今回も良いとこなしだ。これくらい大目に見ろ、怪我人』
零華: 「………だったら、早く保健室に連れていって」精一杯の虚勢を張って、目を逸らす。
秋生: 『毎度毎度無茶をする。意地張る女は可愛げが無い―――』後ろのほうに軽く視線を向けて
秋生: 『Welcome to this crazy Time このイカレた時代へようこそ……か』後半はボソッとつぶやいて
秋生: 保健室に向かってずかずか歩いていく
GM: 思い出したかのように、チャイムが鳴り響く。
GM: 永かった昼休みが、終わりを告げた。




 自律判定

GM: 申告のち振ってください。
零華: 最終侵蝕率132%、Dロイス1、ロイス4、タイタス2。二倍振りで。
 Dice 零華: 8d10-132=49(8,9,2,7,2,7,7,7)-132= -83
零華: 83%で帰還。
美月: 最終侵蝕120 Dロイス1、初期ロイス2、シナリオロイス1、PCロイス1 零華と秋生にロイスとります。
美月: 零華には■連帯感 □不安 秋生には■好意 □劣等感 で。(何 
零華: 何故劣等感w
美月: かみのみぞしる(何
 Dice 美月: 6d10-120=34(9,8,2,2,4,9)-120= -86
零華: 帰還おめでとう〜。
秋生: ええっと、あやなんに 有意/■恐怖のロイスをとって
秋生: 初期2、Dロイス1、昇華済み1、シナリオPC間3、侵食118 素振りで
 Dice 秋生: 4d10-118=27(3,9,10,5)-118= -91
秋生: もどりましたやほーい
零華: おかえりなさい。
彩名: 最終侵食率125 ロイス5個 タイタス1 んーと零華たんに■好奇心 □無関心でとって。6個。
 Dice 彩名: 6d10-125=37(7,7,2,4,10,7)-125= -88
彩名: あ。案外さくっといった(何
彩名: 帰還で。
零華: おめでとうw
美月: おかえりー
秋生: おめでとう
GM: 全員生還ですね、おめでとうございます。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華

GM: 戦いの後、事件の処理を任せた貴方は、保健室へ駆け込んだ。
GM: そこでは、窓際でたたずむ保険医が一人。突然やって来た貴方に、特に驚く様子もない。
高子: 「…ふむ。…ここのベッドは、病人と怪我人の為の物だぞ」(マテ)
零華: 「河部先生。貴方の仮初めの仕事は、今日でもう終了です。…終わりましたから」
高子: 「…先ほどの《ワーディング》はケルブのものだったな。それで、おまえ達が来たということは…」
零華: 「ええ。彼は候補者共々、失脚しておしまい」
零華: 「貴方がこの学校に居る理由は無くなった、ということです」
高子: 「奴は逃げたか? それとも、死んだか?」
零華: 目線をなるべく動かさないようにして、室内の気配を探る。浅生は居るのだろうか?
零華: 「…“幻想仕掛けの死神”が“始末”をしたみたいよ」
高子: 「…何を探っている? あそうとか言う三年なら、ただの軽い食あたりだから、正露●飲ませて帰したぞ」(笑)
零華: 「………浅生とかいう軽薄な人なんか、探してない」きっぱりと(何)
高子: 「そうか…奴がいなくなったのなら、戻らざるをえないな」
高子: 「こう見えても、こっちは表向きの本職なのだがな」苦笑して
零華: 「この学校はやりにくい所よ。そして、私が懸念したのは、会話を誰かに聞かれていないかということだけ」
高子: 「聞かれて困る話なら、場所を変えればいい。そういう話か?」
零華: 「誰も居ないなら問題ないわ」
零華: 「……そして、貴方が今回のケルブ騒動から撤退するなら、もう何の用も無いわ」
零華: 「私の任務も終了…だから」
高子: 「こちらからも一つ聞きたい。『受験生』は、どうなった?」
零華: 「“幻想仕掛けの死神”が、《折り畳》んで支部に搬送したんじゃないかしら?」
高子: 「そうか。なら………」
高子: 「近い内に、また嫌でも会うことになるかもしれんな」
GM: あとは黙って、窓の外を眺める。
零華: 「――ああ」思い当たるのは、“Scar Red”に埋め込まれていた“チップ”の存在。
零華: 「できればもうお会いしたくありません。それでは、私の用件は以上です。失礼します、河部先生」
零華: 一礼して退出。
零華: 念のため、片倉直美と浅生始、そして朝倉香の様子を直接確かめてみよう。
零華: ――そんな事を思い浮かべながら扉を閉める。
零華: 報告書に書くまでが、任務。それ以外の理由なんて無い…だろうから。
秋生: じゃあ、でてきた零華さんに声をかける。
秋生: 『おい、話は終わったのか』
零華: 「ええ。協力ありがとう、葛貫さん」
零華: 浅生達を探しに行こうとした所で。前を横切る際に、一瞥して目礼のみを。
秋生: 『一言だけ。聞いてくれるか』
零華: 「……何を?」振り返る。
秋生: 『この間、秋生を殴ってたろ。アレはお門違いだとな』
零華: 「……………だから? 貴方じゃない方に謝ればいいのかしら?」
秋生: 『出来れば、己(オレ)がしたことをあいつに当たるのはやめてくれるか」
秋生: 『あいつは己(オレ)の尻拭いをするためにいるわけでもない……別に……謝れと言うわけではないが』
秋生: 後半はぷい、と顔を背けて
秋生: 『その……悪かった』目を泳がせつつ
零華: 「おかしな人ね。自分が好き勝手したツケを、もう一人には払わせたくないだなんて」
秋生: 『おかしいか? 己(オレ)とあいつは違う。それだけだろ』
零華: 「身体は一つなのよ。自覚を持ちなさい」
秋生: 『己(オレ)はどうせ、秋生が納得すりゃ消える』
零華: 「…どういうこと?」
零華: 寄るな触るなオーラが薄れる。
秋生: 『秘密だ。どうせ話したところで”もともとから持って生まれたもの”ではそれに対するものへの感情が理解できるわけでもないからな』
零華: 身構えるような険の厳しさが失せ、肩に掛かる長い髪を払う。
零華: 「――そう。じゃあ聞かない」
零華: 「………先日のは…私にも非がある。“彼”には謝っておくわ」
零華: 溜息とともに呟いて、会話は終了とばかりに踵を返す。
秋生: 『淡白だな。そういうところは嫌いじゃない。むしろ己(オレ)としては好意に値する』
秋生: それだけ投げると見送る。
零華: 『触れられたくない過去なんて、誰にだってあるものだから』
零華: その呟きは音にならず、休憩時間終了のチャイムに紛れて消えた。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“幻想仕掛けの死神” 雨霧 彩名

紗江: 「結局あれ以来、UFO現れないなー。まいにちよびだしてるのに…」
彩名: 「嫌な日課ですな。紗江ちん」
彩名: のほほんとしつつ。
GM: しかし、彼女は知らない。自分の見たものが、自分の命を脅かしかねなかったものであることを。
紗江: 「方向性変えようかなー…以前の通り、屋上でベントラーベントラー…」真顔
彩名: 「そんな事ばっかやってますとMIBとか特捜とか窓際の蛍族とか夜鳴きのラーメン屋とかにアブダクトされますよ」
彩名: クリアファイルに入ったぺらい書類で扇ぎつつ。
紗江: 「MIBは会ったし、この間UFOにアブダクションされたばっかりだから、大丈夫!」
紗江: 「いやー、人間撃たれても、当たり所じゃ死なないもんだよねー」(マテ)
彩名: 「エー。1度ある事は2度あるとは限らないのですよ!」
彩名: 「そう。シューティングゲームの残機の如く!散る時は散るんです!」(何)
紗江: 「まあ、磯貝先輩の件は、自殺に落ちつきそうだし…あれは、絶対UFOだったと思うんだけどなー」
彩名: 「自殺でいいんじゃね。死因でUFOに攫われました、は調書にかけんぞ天下の警察」ぱたぱた。
彩名: ジャーム化した”死体”は機を見て”事故死”とする予定である。
彩名: その為にもあの三人も纏めて本部の方に申し送りをした。
彩名: ────自分が幾分調査して、の話だったが。
彩名: 医学からというのは情報の宝庫だ。実に面白い。謎が多分に含まれてる。
彩名: さて。前回に引き続いて。面倒な話は──あの二人に任せて。
彩名: 静眼させてもらおう。その方が”何かと面白い”。
紗江: 「所詮は警察、か…。そうだ、彩名は何かネタないかな?」
紗江: 「彩名って、何か見るからに怪しそうだし!」(マテ)
彩名: 「えー。何がいいですか。各種取り揃えておりますよ」
彩名: 「なんたって。家政婦(メイド)は見た!ですからな」きらーん(何)
紗江: 「まずは、MJ12の件から! 家政婦なら、見てても不思議じゃないし!」(マテ)
彩名: 「まずは…実は磯貝先輩は江戸時代から続く忍術の継承者であの死体は替え玉だったんだぁー!」
彩名: 「──とかどうですか。解説の紗江さん」(何)
紗江: 「忍者が宇宙人というのは、もはや定説だからねー。そもそも、伊賀という文字は………」
彩名: 「見てても語るかどうかは別問題だぜ。ボス」
彩名: 「そもそも草からして宇宙人の偵察員という説も立証されているからにゃー…」
彩名: 軽く笑い。会話を続ける。
彩名: その時、右手で弄んでいた”報告書”を。魔法のようにかき消す。──何物かが”持ち去った”かのように。
彩名: 「ではにゃー…そもそも紗江ちんよー」
彩名: あとは
彩名: ただの学生のだべりをおこなう。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“Codeless” 十条 美月

GM: UGN黒巣支部長室。
美鈴: 「今回の件、大変お疲れさまでした」
美月: ソファーでくつろぎつつ、モカを飲む(何
美月: 「んー、まあ苦労したのはどっちかというとイリーガルあきなまと零華たんだけどね」
美鈴: 「とりあえず、ケルブに関しては、現在所在地等を捜索中です」
美鈴: 「うまく行けば、シャドウセルに関して情報を得られるかもしれません」
美鈴: 「朝倉相馬さんに関しては…」言いつつ、チップを取り出す。
美月: 「あれ、それってたしか、こないだの件でまわってきた・・・?」
美鈴: 「NO,6とありました。木谷高志と同じ物です」
美月: 「んー、つまり、OV化させて操作するのに使われている可能性がある、と?」
美鈴: 「いえ、どうやら何かの記録媒体のようです。NO,5とあわせれば、何かつかめる可能性があります」
美月: 「番号からすれば、まだ4つはあるのかー」
美鈴: 「プロテクトの解除はようやく進みました。その内、何かしらの報告はあるでしょう」
美月: 「んー、まあ頑張ってとしかいいようがないかなー、そういうのは専門外だし」
美鈴: 「その時は………また、皆さんに動いてもらうことになるかもしれません」
美月: 「そだね、まあそのときはそのとき。」
美鈴: 「それでは、改めまして、お疲れさまでした。今回の件は、この報告書にて終了とします」
美月: 「うん。あ、あと」
美鈴: 「なんでしょう?」
美月: 「朝倉家の記憶操作、一応両親には事故ってことで片付けておいたけど」
美月: 「香ちゃんだけは、本人も了承したってことで記憶操作してないんで。」
美月: 「まあ、能力コントロールのケアとかについてはお願いしますねー」
美鈴: 「ええ、聞いています。記憶操作に関しては、それで問題ないでしょう」
美月: 「今回は面倒なFHエージェント二人も倒せたし、UGNとしてはまあ御の字ってとこかな。」
美月: 「まあ、また何かあったらよろしくねー」と片手ふりふり、部屋をでる。
美月: 「ま、こんな事件ないにこしたことはないんだけどね。」ぽそりと呟きながら。



 Ending Phase-04
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生

GM: 後日、朝倉香が意識を取り戻したとの連絡が来た。
GM: まだ、ベッドを行ったり来たりの生活だが、健康状態は良好だそうだ。
GM: むしろ、元気過ぎるくらいとも言われている。
GM: 今日もまた、ベッドで『退屈退屈』言っている。
秋生: (元気そうで何よりです。一時はどうなるかと心配したのですが)のほほんと、お見舞い持ってドアノック。
香: 「う〜…寝てるの嫌〜…身体動かしたい〜………あ、はーい、どうぞー」
秋生: 「こんにちは、どうですか、お加減は」
香: 「あ、先輩! もう、全然大丈夫ですよ! なのに、寝てろ寝てろってうるさくって…」
秋生: 「大事をとるのはいいことですよ。学校サボれるとおもえばいいものでしょ?」
香: 「学校はともかく、身体動かせないのがなー」
香: 「あ、そうだ。先輩」
香: 「あたし、正式にここの支部のお手伝いをすることにしました。まだ、準エージェントって、扱いですけど」
秋生: 「ああ。そうなんですか。それはよかったですね」
秋生: 「噂によるといいバイトらしいですよ、ここの仕事」
秋生: 「…代わりに命かかってますけどね」ぼそっと
香: 「こう見えても、結構身体鍛えてますからねー」ウフフと笑う。無理をしているようには見えない。
秋生: 「ただ、元気そうで何よりだと思います。ほら……いろいろありましたし」
香: 「うん。…あのね、あたし磯貝先輩が自殺したって聞いた時、ひょっとしたらって思ったの…」
秋生: 「ひょっとしたらって?」
香: 「あたしの家、家庭環境があまりよくないし、お兄ちゃんも同じようなきっかけで、転校することになったから」
香: 「誰にも話してないけど、お兄ちゃん、以前傷害事件起こしてね…」
香: 「その原因、警察にはちょっとしたいざこざとしか言ってないけど、好きな子を巡ってのことなの」
香: 「それも、片思いの」
秋生: 「痴情の縺れ……しかも一方的な、と言ったところでしょうか」
香: 「それと状況が似てたから…それ以外に、理由はないけど」
秋生: 「少々、わがままだったのかもしれませんね」
香: 「それで、もしこのレネゲイドとか、そういうことを知ってたら、お兄ちゃんを止めれたかもしれなかったと思って」
秋生: 「”起こったことは仕方がない。次起こらないようにすればいい”んだそうですよ」
香: 「…転校する羽目になったのは、お兄ちゃんだけのせいじゃないしね…」
秋生: 「あまり突っ込んだ話をするつもりは僕にはないんですけど」
秋生: 「聞いたところで僕はそれに対して適切なリアクションを取れるとは限りません―――が」
秋生: 「吐き出したいのなら僕は聞きますよ」
秋生: 「吐き出して、すっきりして。また頑張っていくと言うのであれば、僕はいくらでも話を聞きます」
秋生: 「……僕に出来るのは聞くだけですけれど」
香: 「ううん、それはもう、吹っ切ったから…」
香: 「…あ、せっかくお見舞いに来ていただいたのに、こんな話ばっかりしても仕方ないですよね!」
秋生: 「そうですか。……まあそうですねえ。あーでも一言だけいっていいですか?」
香: 「?」
秋生: 「得た力を受け入れて欲しいんです。その力から逃げて欲しくない」
秋生: 「―――そう、僕のようになりたくなければ」
香: 「…大丈夫です。あたしは、一度逃げて、酷く後悔して、それを経た上で、今のあたしがありますから」
香: 「そんなことより、先輩! …清澄さんとはどんな御関係ですか?」
秋生: 「それはよか…………え?」固まった。
秋生: 「あの、どうしてそこで清澄さんの名前が出るんですか?」
香: 「あの時、あたしや浅生先輩がいたのに、全然無視して清澄と話したじゃないですか」
香: 「その後も、あたし達の事なんてほとんど無視でしたし」
香: 「た・い・へ・ん、気になりますね〜♪」
秋生: 「あの時……」ふと思い立った
秋生: 「あー。あれはいろいろ今回の件とかそういうことを話していたに過ぎなくて」
秋生: 「別にやましいことはないですよ?」
香: 「へー♪」
秋生: 「……何か含むところがありますね。何もないですよ? 本当に」
香: 「なんでもないんですねー♪」ニヨニヨ
秋生: 「……何か誤解されてます? それとも『あの人は魅力的な方ですね』ぐらいいっておけば納得されますか?」
香: 「あ、清澄さーん♪」いきなり手を振り
秋生: 「ええええ!?」びっくうぅぅぅ
GM: 振り返ると、閉まったままのドア。
秋生: 「……かっ……からかうのも大概にしてくださいよっ」
秋生: なんだか安堵しつつ、ちょっぴり残念な気もしつつ。その残念な心はどちらの心かは不明だが。
香: 「アッハハハー♪ …う〜ん、そろそろ一休みするねー…おやすみー………」
秋生: 「はやっ」の●太君みたいにすぐに眠りに付いた後輩に絶句しつつ
秋生: 「Welcome to this crazy Time このイカレた時代へようこそ…」
秋生: 「…願わくば、君に平穏な日常を護れる力がありますように」そう祈って立ち上がり、病室を出る。
秋生: ともあれ、色々変化しつつも日常に戻ってきた。それだけで秋生は満足だ。
秋生: 「そういえば、『彼女』にも礼を言っておかねばならないでしょうかね……」
秋生: 今度出会ったら忘れずいっておこう。そう心に決めて病院を後にした。



 Master Scene
 ScenePlayer:−−/登場:不可

“Master Shadow”: 「ケルブが倒れ、No,6も、UGNに渡ったか…」
“Life Like”: 「取り返しに行きますか? それとも、ソロネに行かせますか?」
“Master Shadow”: 「ふむ…いや、少々UGNをあまく見ていたようだな…」
“Master Shadow”: 「次は、私が直接指揮を執ろう」
 それを聞いて、瞬間『…ッ』と息を呑む。
“Master Shadow”: 「そうだな、プランナーに借りを作ることになるが…」
“Master Shadow”: 「ひとつ、保険をかけて置くか―――」
 影の中、暗い笑いがこだまする。



Credit……「幻影戦譚 第二話〜狂果−Crush Tomato−〜」
Start:2007.04.03 22:10〜04.20 01:00

PC1:“炎の魔人” 葛貫 秋生/だいちさん
PC2:“凍える華” 清澄 零華/こびと(ログ編集)
PC3:“Codeless” 十条 美月/わかばさん
PC4:“幻想仕掛けの死神” 雨霧 彩名/久流さん
GM:Nオレンヂさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「幻影戦譚 第二話〜狂果−Crush Tomato−〜」  〜END
背景画像:Copyright 2007(C) Kobito Morino