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幻影戦譚 第三話〜影王−Master Shadow−〜 Ver,02(20070615)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 


 Handout
PC:1
【PC制限】固定
【シナリオロイス】“Life Like”
 『話がある』と、UGNから呼び出しを受けた貴方。
 途上、呼び止める声。
 『今日は、支部に行かずに家にいた方がいいよ』
 それだけ告げると、“Life Like”は去っていった。
▼Character sheet “炎の魔人” 葛貫 秋生


PC:2
【PC制限】固定
【シナリオロイス】“Master Shadow”
 『“Master Shadow”に関して、話がある』
 そう、貴方は支部から呼び出しを受けた。
 なんでも、チップの解析が進み、いくつか収穫があったらしい。
▼Character sheet “凍える華” 清澄 零華


PC:3
【推奨PC】UGN関係者
【シナリオロイス】爆破犯
 緊急招集。
 市内に爆発物が仕掛けられたらしい。
 犯人はオーヴァードである可能性が高いため、君達に出動命令が下った。
▼Character sheet “楽園を護る者” 門脇 葵


PC:4
【推奨PC】一般人
【シナリオロイス】三橋 咲
 街を歩いていると、突然轟く爆音。
 モクモクと上がる煙と、ざわめく野次馬達。
 そんな中、貴方は小さく笑いながらその場を去る、怪しい少女を見かけた。
▼Character sheet “神の英雄” 天照 司


 自己紹介

秋生: 「ええっと、自己紹介、ですか……僕の名前は葛貫 秋生と申します」
秋生: 「これでも葛貫流合気道術を修めていまして……」
秋生: 『ッてこら、まどろっこしいじゃねえか。とっとと自己紹介やれっての』
秋生: 『―――あー。己(オレ)は葛貫シュウセイ。こいつのもう一つの人格だ。二人ともどもよろしくなっ』
秋生:  「…あー……勝手にもう……」
秋生:  ■キュマイラ/サラマンダー ■武闘家/高校生 HP:14 IV10 基本侵食率31% 白兵戦闘型。
秋生: シナリオロイス:”Life Like”■懐旧/悔悟
秋生: PC間ロイス:清澄 零華 好意/■劣等感(■好奇心/侮蔑)
秋生: 以上です。よろしくお願いします

零華: 「騒々しいのは嫌い…爆破なんて手段、自己顕示欲の塊ね」
零華: 「火薬、芯管…まとめて凍らせてあげる。翳りを落とす“影”と共に」
零華: “凍える華” 清澄 零華。広範囲を凍らせる15歳のクールビューティーチルドレン。
零華: 比較的目立つ外見で、一般人に紛れて行動するタイプの隠密行動には向かない。
零華: ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:変異種 HP14、IV12、基本侵蝕率32%
零華: シナリオロイス:“Master Shadow”に、■執着/□恐怖
零華: 「私の記憶に常に付きまとう存在、因縁…その名のように」
零華: PC間ロイス:“楽園を護る者” 門脇 葵に、■誠意/□猜疑心
零華: 「元支部長が、どうしてUGNを辞めたの…?」
零華: 以上です。よろしくお願いします。

葵: 「馬鹿は馬鹿なりに馬鹿騒ぎをしてくれるな」
葵: 「だがここは私の目が届く場所だ。勝手は困るな」
葵: “楽園を護る者” 山脇 葵。
葵: 他の街の元UGN支部長こと現在イリーガルのちまい高校生。
葵: 苦労性の直情型気質によりどうでもいい厄介事も彼女の耳に止まる。
葵: その為に今日も彼女は街に出向くのである。
葵: ノイマン/ソラリス。基本侵食率31%。
葵: シナリオロイス:“爆破犯” □有為 ■憎悪
葵: 「法は法。──己の法にも従う物はある」
葵: PC間ロイス:“神の英雄” 天照 司  ■有為 □隔意
葵: 「他のタガの外れた奴等を見てるといたって普通に見えるな」
葵: 以上で。よろしくお願いします。

司: 「爆破?まさか、ジャームの仕業ではないだろうな」
司: 「怪しいな、少し様子を見るか?」
司: 天照 司 19歳 ♀ ハヌマーン/モルフェウス 剣道家(格闘家)/大学生
司: コードネーム“神の英雄”“ガブリエル” IV値16(17) HP20 初期侵食率35%
司: いつも持ち歩いている羽根を日本刀に変えて剣術で敵を薙ぎ倒します。
司: 大型のバイクを乗りこなし、竹刀を常に持ち歩いています。
司: 背筋は伸ばし姿勢が良く長身で凛とした雰囲気です。目指せサムライガール(何
司: 父とは仲が悪く兄とは仲が良いです。親友が一人おり兄とその親友を優先的に護ろうとします。
司: PC間ロイスは “炎の魔人” 葛貫 秋生さんに■親近感/□隔意
司: 「同じく武道を修めるものとして一度お相手願いたいものだ…どちらの人格と、とは言わないが」 
司: シナリオロイスは後ほど。
司: 以上。宜しくお願いいたします。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:不可

 登場Dice 秋生: 1d10+31=9(9)+31= 40
秋生: んぎゃ、また高い

GM: 前の事件から、一月と少々の時間が経った。
GM: そんなある日、貴方はUGNから『話がある』と連絡を受けた。
秋生: 「どうして僕に……」そう思いながら支部にいきます
GM: 何でも、相馬につけられたチップや、ケルブの隠れ家から押収した品から、幾つかわかったことがあるらしい。
GM: その途上。
LL: 「こんにちは、秋生君」
GM: 待ち伏せをしていたように現れる、“Life Like”。
秋生: 「やあ、いい天気ですね。きょうはどのような御用で?」困ったような表情を浮かべる。
LL: 「UGNに行く途中かな?」
秋生: 「まあ、そうですけど……何か問題でも?」
LL: 「一応、忠告。今日一日、何があっても、家でゆっくりしていた方がいいよ」
LL: 「まあ、あたしが言っても聞いてくれないとは思うけどね」(苦笑)
秋生: 「そういわれましても、約束をドタキャンは流石に出来ませんから。君だって、そうでしょう?」
LL: 「まあね。立場ってものもあるし」
LL: 「だから伝言。UGNの偉い人にでも言っておいて。『“Master Shadow”が、自ら動くつもりだ』って」
秋生: 「そういうわけで僕としてはUGNに向かうわけですが……って、は?」きょとんと目を丸くして
GM: 『それじゃあね』と、LLは手を振って去って行きます。
秋生: 「………」それを見送ったあと、はっ、と我に帰って
秋生: 「……大変だ」そういうと、足早にUGNの支部へと向かう。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:不可

 登場Dice 零華: 1d10+32=8(8)+32= 40

GM: 待機中、作戦室へ来るように連絡を受けた。
GM: なんでも、“Master Shadow”に関して、幾つか新しい情報が入ったらしい。
GM: 中で待っていたのは、社 道也。
零華: 「“Frozen flower”清澄零華です。今回の御用件は…?」
道也: 「おはよう、零華君。前回の件で回収したデータから、幾つか発見があってね」
零華: 天城支部長だと思っていた処に思わぬ人物。ぎこちなくも一礼をして用件を伺う。
零華: 「はい。チップの解析が進んだのでしょうか?」
道也: 「それと、ケルブの潜伏先もわかってね。そこから幾つかデータを得られた」
道也: 「それについて話しておこうと思ってね…もう少し待ってもらえるかな。彼が来るまで」
零華: 「はい」頷き、空気を乱さずに彼の前へと進み、佇む。…ふと。
零華: 「“彼”、とは…?」
道也: 「彼だよ。葛貫 秋生君」
零華: 「“炎の魔人”……了解しました。待機致します」
道也: 「彼にも、話しておいた方がよさそうな内容があってね。呼び出しはしてあるから、そろそろ来ると思うよ」
道也: 「まあ、そこらに掛けていてくれたまえ」
零華: 再び彼と顔を合わせる事に幾ばくかの諦めに似た感情を抱きつつも、彼に目線で促されて椅子に腰掛けた。
GM: そうしていると、ノックの音がして…。



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:不可

 登場Dice 葵: 1d10+31=1(1)+31= 32

GM: 貴方は、緊急の件ということで、支部長代理から呼び出しを受けました。
葵: 足早に向かう。
GM: 支部全体に、なにやらあわただしい空気が漂っており、支部長代理の顔色もよくありません。
葵: 「こんにちは。天城支部長代理」
美鈴: 「よく来てくださいました、門脇さん」
葵: 何の用か、とは口に出さない。静かに待つ。
葵: 「落ち着いてはいられないでしょうけれど。お願いします」
美鈴: 「突然呼び出してしまい、申し訳ありませんが…まずはこれを見て下さい」
葵: 「はい。では拝見させていただきます」
葵: 断りを入れて資料を見る。
GM: そう言って取り出したのは、なにやら装置や配線が詰まった小箱。
葵: 「……時限装置ですか」
葵: 顎に手をやり。直感的に答える。
美鈴: 「はい。これには信管が仕掛けられていませんが」
美鈴: 「これと同様のものが、ここの支部及び警察庁に届けられたそうです」
葵: 「でも悪戯では私を呼びませんよね。……なるほど」
葵: 「犯人の目的や声明などは?」
葵: 座った椅子に軽くもたれる。
美鈴: 「まだ何も」
美鈴: 「ただ、警察庁だけではなく、ここにも届けられたということは、ここが何か知っている者ということになります」
葵: 「”UGN”に届けた時点で。オーヴァードですね……」
葵: 自分でもわかる事……天城支部長代理がわからないはずが無い。軽く苦笑する。
美鈴: 「メモには一文だけ。『同様の物を、市内に仕掛けた』と」
葵: 「……無論信管付ですね。今度は」
葵: 「それでですか。慌しいのも納得しました」
美鈴: 「犯人の目的が何であれ、そういわれて、動かないわけには行きません」
葵: 「犯人像の割り出しはまだですか」
葵: 自分の記憶から工作員のFHのエージェントを2、3人浮かび上げてみる。
美鈴: 「今の所は何も。ただ、愉快犯でなければ、わざわざこれを届けた意味があるのでしょう」
美鈴: 「今回は、事が事だけに、私が陣頭指揮を執ります」
葵: 「私が思いついて考えられるそんな系等に長けたエージェントはこの辺りですか」
葵: すらすらと脇にあったメモに数人の名前を書いて天城に差し出す。
葵: 「お願いします。……私は何をしましょうか。天城さん」
葵: 軽く息を吐く。
美鈴: 「門脇さんには、爆弾の捜索か、或いは『いざという時のため』に支部を見ていて欲しいのですが…」
葵: 「両方兼ねる為に支部に残って貴方の補佐と指示をしますよ。お任せ下さい」
美鈴: 「それでは、よろしくお願いします」
葵: 「無論。後は随時自由に動きます。それで結構ですか」
葵: 「わかりました。お願いします」
葵: 頭を下げる。
GM: ―――それから、小一時間後。
GM: 最初の爆発が起こる。



 Opening Phase-04
 ScenePlayer:“神の英雄” 天照 司/登場:不可

 登場Dice 司: 1d10+35=6(6)+35= 41

GM: 12:43
GM: 市内某公園で、爆発が起こる。
GM: 仕掛けられていたのは、公園内に設置されていたゴミ箱。
GM: 幸い、爆発時に近くに人はおらず、死傷者は0。
GM: そんな騒ぎが起こっているところに、貴方は通りかかりました。
司: 「爆弾か、オーヴァードの仕業でないのなら、警察の仕事か?」
GM: 現場を見ようと集まる野次馬と、それを押し止める警察達。
司: 少し離れた位置から見ています
GM: そんな喧騒の中、やや離れたところでそれらを愉しげに眺める少女が目に留まった。
司: 「?何が楽しいのやら………」少し注意してみます
少女: 「…まずは、一つ」クスリ
司: その台詞は聞こえていいのですか?
GM: はい。
司: 御意
司: 「!?“まず”“ひとつ”だと?」
司: 気づかれない程度に少し近づきます
少女: 「さて、早く見つけないと、大変ですわよ、UGN。まあ、簡単には行かないでしょうけど」
GM: コロコロと笑いながら、ひとりごちる。
司: 「(溜息)また、こちら側の話か」そう呟いて無造作に間合いをつめます
GM: 少女は気付いた様子はない。
司: 「なぁ、なにが楽しいんだ?」声かけてしまいます
少女: 「へ? ああ、なんでもありませんわよ」オホホ
司: 「さっきから、楽しそうにしていただろうに、それに、“まず”“ひとつ”だって?」
少女: 「ああ、そろそろ行きませんと。それではごきげんよう」棒読みで知らん顔して去ろうとする。
司: 「待て、じっくり話が聞きたい」そう言って手を掴もうとします
少女: 「ああ、もう! しつこいですわね!」言いつつ《ワーディング》
司: 「(溜息)オーヴァードはオーヴァードを呼ぶ、か」
少女: 「…あら? …UGNの方でしたの?」
司: 「そうだよ、キミは?どこのものだ?」刀の間合いを保ちつつ
少女: 「それなら、支部に帰った方がよろしいですわよ。今頃、大騒ぎでしょうから」コロコロ笑いながら
司: 「生憎、この状況を放っておけるほど、悟ってもいないのだよ」
少女: 「なら、どうなさると?」
司: 「大人しく支部までご同行願えるのかな?」胸ポケットの“羽根”を握りながら
少女: 「私といたしましては、あとはゆっくり見学させてもらうつもりでしたけど…」
少女: 「生憎と、ここの支部は私の肌に合わないようでして、御辞退させていただきますわ」
司: 「それは困ったな………見学と言ったな?犯人ではないのか?」
少女: 「さあ? 私は既に、やるべきことを終えただけですわ」
少女: 「それでは、あまり立ち話は好きではありませんので。ごきげんよう」
司: 「名前は?」
少女: 「次に縁がございましたら」
GM: そう言って、一礼すると、溶けるように姿を消す。
司: 「………………報告がてら、支部に行くしかないな。愛美との約束また守れなかったな(溜息)」
司: 肩を落としながらUGNへ
GM: 消える間際、少女の言葉が耳に残る。
少女: 『一つだけ、教えて差し上げますわ。あと、四つ』



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:可

 登場Dice 秋生: 1d10+40=6(6)+40= 46

GM: 支部に着くと、早速作戦室へ行くように言われました。
GM: 少々気になったのは、支部がいつもより騒がしい気がしたこと。
秋生: 「……なにがあったんだろう?」疑問に思いつつ、指定された部屋へ向かう
GM: 道々会うエージェント達も、挨拶もそこそこに足早に掛けていくばかり。
GM: 作戦室の扉をノックすると、中から『どうぞ』と返事が帰る。
 登場Dice 葵: 1d10+32=2(2)+32= 34
秋生: 「失礼します」少々、自信なさげな声で挨拶しながら部屋へと入室。
GM: すいません、零華も登場お願いします。
 登場Dice 零華: 1d10+40=6(6)+40= 46
零華: 46%に。
葵: 憮然とした顔で来室者にも顔を上げずに地図を見続ける。
零華: 待ち続けていた椅子から立ち上がり、訪問者に微かな礼を返す。
道也: 「こんにちは。よく来てくれたね、葛貫君」
葵: ただ一度、苛立ちを目に残したままちらりと見る。
零華: 「――これで人員は揃ったようです。件の話を」
道也: 「ええ。葛貫君も適当なところに座ってください」
秋生: なんだか知らないけれど、視線が気になって、一瞬足を止めて、ちょっとびくびくしながら勧められた椅子に座る。
葵: ふん、とでも言いたそうに腕を組んで。椅子に座りなおす。
道也: 「今回呼び出したのは、“Master Shadow”に関してです」
道也: 「奴が最近起こした事件の両方に関わったお二人に、幾つか話しておこうと思いまして…」
GM: そう言ったところで、緊急警報が鳴り響く。
葵: 「む」
零華: 「このアラートは。…動きましょうか?」それとも“まだ”我々は必要ないのか。
GM: 『支部にいるすべてのエージェント・チルドレンに警報』
GM: 『市内●●公園にて、爆発が起こる。例の件と思われる』
葵: 「内線を回せ」
GM: 『待機中のエージェント・チルドレンは、いつでも動ける状態で、指示を待つように』
秋生: 「……遅かったでしょうかね……あのぅ……」
秋生: 「”Master Shadow”がじきじきに動くという、情報があるのですけれども……」おずおずぼそぼそとつぶやく
葵: 「巻き込まれたようだな」
零華: 「この時勢に……攪乱でしょうか……情報、とは?」推測を止め、隣に座る秋生を見る。
道也: 「…なんですって? ………なるほど…ありえる話です。しかし、今回の件がそれなのかどうか…」
秋生: 「直々に動くんだそうです。本格的に身を乗り出したといってもいいのかもしれません」
零華: 「“Master Shadow ”…」口の中で反芻する。言葉の味は、苦い。
道也: 「それに関しても、少し話せることもありましたが、今はこちらの方が重要なようですね…」
GM: などと話していると、美鈴がやって来ます。
葵: 「………」黙って席を美鈴に勧める。
美鈴: 「門脇さん、警報は聞かれましたか? …と、葛貫さんと清澄さんもこちらでしたか」
葵: 「ええ」
美鈴: 「つい先ほど、警察庁から爆発の知らせが届きました」
美鈴: 「現在、エージェントを送って現場検証をさせているところです」
零華: 「この場に居る我々も出動すべきでしょうか?」
零華: 無意識に、秋生も頭数に入れて支部長に問う。
美鈴: 「そのことですが…葛貫さん、清澄さんは、支部に待機していてください」
零華: 「了解しました」小さく頷いて、再び椅子に腰を下ろす。些か居心地が悪い。
秋生: (あれ、僕も頭数ですか?)といった表情で零華さんを見て、美鈴さんのほうへと向き直る
 登場Dice 司: 1d10+41=9(9)+41= 50
司: 「取り込み中か?公園の爆弾犯について報告があるんだが」
司: 部屋の外で遠慮がちに声をかけ
葵: 「私が出た方がいいな。天城さん」
美鈴: 「天照さん? …情報とは?」
葵: 「こっちだ。天照」
司: 「爆弾が爆発した公園で怪しい人物と接触した」
美鈴: 「怪しい人物とは?」
葵: 「どんな奴だった」
司: 「本人は“やるべきことは終えた”と言っていた、あと“あと4つ”とも」
司: 「少女だな少なくとも見た目は」
零華: 報告に来た人物を何とはなしに見ながら、これも“Master Shadow ”の動向と関連があるのかと考えてみる。
司: 「現場を愉しそうに見ていた。奴が犯人なら“愉快犯”かもしれない」
美鈴: 「それは、貴重な情報ですね…」
GM: というところで、情報:FHで振ってみてください。
司: 「それに、奴は支部のこの現状を予想していたようだったが?何かあったのか?」
葵: 「“Master Shadow ”が直接行動に出るという事……それにこの時期の爆弾騒ぎ…」呟く。
零華: ……やめだ。考えた所で、まだ何も爆発事件について分かっては居ない。
零華: 意識を追いやりながら話を耳に入れる。
零華: 情報ロールは全員可能ですか?
GM: 可能です。
司: 情報:FH
 Dice 司: 3r10=16(10(3,10,4)+6(6))= 16
司: おや16
零華: 必要ないと思いつつも確認のために。情報:FH
 Dice 零華: 1r10+0=6(6(6))+0= 6
葵: 《天性のひらめき》 侵食率:38
 Dice 葵: 5r8+0=5(5(5,2,3,1,2))+0= 5
零華: Σ
葵: ひく。5だ(何)
GM: 16の司は思い当たりました。
GM: ということで、情報。

 “恋する爆弾”三橋 咲。モルフェウス/モルフェウスのFHエージェント。
 爆弾使いであり、戦闘よりも破壊工作に長ける。
 特定のセルに所属せず、依頼があったらそれに応じて破壊工作を行う。
 本人なりの美学に基いて工作を行うそうだが、基本的に常人には理解できない。

GM: 以上です。
司: 「………というFHエージェントがいたな………あれがそうだったのか」
零華: 「凄いコードね」素直な感想を零した。
葵: 「そうだった…な」少し離れているだけでも勘が鈍るものだ。
美鈴: 「彼女ですか。報告を受けたことがあります…」
秋生: 「……僕には理解できないな」ふう、と首を左右に振る
司: 「逃がしたのは不味かったですね」ふむと唸りながら
美鈴: 「…相手がモルフェウスシンドロームである以上、普通の探し方では爆弾を見つけられないかもしれませんね」
葵: 「そうだね」
美鈴: 「いえ、戦闘に長けてないと言っても、あくまで戦闘要員に比べての話」
美鈴: 「捕らえるのなら、準備をしてからの方が無難でしょう」
美鈴: 「………これから私は、外回りに合流して、爆弾を探しつつ指揮を執ります」
葵: 「問題は……”依頼”があったら、という事だな。天照から聞いている話であると”まだやりかねない”」
司: 「言っている事が本当ならあと“4つ”爆弾を仕掛けたということだろうしな」
葵: 「何の目的で、は考える余地はあるな」
零華: 「依頼……か」誰からのだろう。思考が全て一極へと流れる事実に小さく頭を振る。
葵: 「……ではお願いします。こちらの支部の方は私の方でも対応しますので。天城さん」
美鈴: 「清澄さんは、支部で待機を」
美鈴: 「葛貫さん、社さん」
美鈴: 「本来なら関係ない貴方達にこういうことを言うのは気が引けるのですが、こちらに待機していてください」
零華: 「……はい。了解しました」
秋生: 「わかりました。此処にいたのも何かの縁でしょう。僕の手、使ってください」
葵: 「…………」
葵: 顎に手をやる。
零華: 膝の上に置いた両手を組み、硬く握りしめる。待つのは性に合わない。
美鈴: 「天照さんは…」
司: 「はい」背筋を伸ばして答える
零華: 目の前の事件へと向かう二人を、じっと見つめる。
葵: 「いや。やはり私も外に合流します」
美鈴: 「…そうですか…。…そうですね…正直、ノイマンは足りないくらいですし…」
葵: 「”Master Shadow”の話は貴方達で聞いておいた方がいい。まだ若干余裕はある」葛貫と清澄を見つつ。
美鈴: 「わかりました。門脇さん、天照さんは、私と一緒に来てください」
葵: 「天照。顔を見ているのは貴方だ。協力してくれ」美鈴に重ねて言う。
司: 「了解しました」
葵: 「では社さん。暫くお願いします」
美鈴: 「それでは行きましょう」
葵: 先に出る。
零華: 「連絡します。では、後ほど」
GM: ということで、美鈴達は作戦室を辞しました。
司: 一応、自分の携帯番号を残る二人に告げてから付いていく
零華: 出動する3人を見送り、小さく息をつく。
秋生: 「……本当は行きたかったのではないですか?」零華さんの様子を見て
零華: 「危機に即しているならば、それを防ぐ為に動くのが私達チルドレンの任務であり、存在意義よ」
零華: お決まりの台詞が口をついて出たが、とりあえず。本来の用件を聞く為に姿勢を正す。
道也: 「………さて、気を取り直して、本来の用件を勧めましょうか」
秋生: 『もう少し、柔軟に考えりゃいいのにな』
秋生: 聞こえないような小声でぼそりとつぶやいて、本来の用件へと意識を向ける
道也: 「…おそらくですが、これから話す内容は」
道也: 「支部長代理が貴方を残したことに、多少関係があると思いますから」



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:不可(葛貫 秋生は強制登場)

 登場Dice 秋生: 1d10+46=9(9)+46= 55
 登場Dice 零華: 1d10+46=3(3)+46= 49

GM: 一息ついたところで、道也が話を進める。
道也: 「まず、今回の件に関わりがありそうなところから話しましょうか」
零華: 「はい。お願いします」
秋生: こくん、と頷いて先を促す。
道也: 「先ほど、『“Master Shadow”が直接動く』という情報が得られたと言われてましたが」
道也: 「これは現状、大きくありえることです」
道也: 「というのも、それは貴方達が、ケルブを倒したからです」
零華: 「直接……」
零華: 自分たちの行動が相手勢力へダメージを与えた事実への、報われた喜び。
零華: 同時に、それ以上にのし掛かってくる重み。
道也: 「彼の直属の部下は、大きく三段階に分けられます。最下層が、有体に言えば雑兵達」
道也: 「中間が『ドミニオン・ヴァーチャー・パワー』と呼ばれる三人のエージェント」
道也: 「彼らは、兵達を指揮することがあっても、作戦自体の指揮を取ることはありません」
道也: 「そして、最上位に位置するのが、『セラフ・ケルブ・ソロネ』と呼ばれる三人。それと、“Life Like”」
秋生: LLの名前を聞いて一瞬顔が強張るがなのも言わない。
道也: 「彼らは、作戦を立案し、指揮し、自分より下の『天使達』を使う権限があるようです」
道也: 「ただ、彼らのこれまでの動向を調べると、指揮を取ることが一番多いのが、ケルブでした」
道也: 「おそらく、他の者は何らかの理由で指揮を任せようと思えないのでしょう」
道也: 「他の者に指揮を執らせるくらいなら、自ら動く。そう考えたと思われます」
零華: 「あのケルブにさえ指揮を行わせた“Master Shadow”が任せたくないなんて…」
道也: 「では、続いて…これからが貴方達に聞かせたいと思った話ですが…」
零華: 「…あ、はい。続きをお願いします」
秋生: 本題はそこからか、と目を細めて。
道也: 「ケルブの潜伏先から得たデータ内に、“Master Shadow”及び“Life Like”のパーソナルデータがありました」
零華: 「!」
GM: そう言って、プロジェクターで二枚の写真を映し出す。
GM: 片方は、“Life Like”。もう片方は、30中盤くらいの男。
道也: 「堂島 隆治(どうじま たかはる)。戸籍にも登録されている、本名のようです」
道也: 「さすがに、同住所に住んではいませんでしたが…」
零華: 「堂島、隆治……」食い入るように画面に見入る。
道也: 「勤め先も、架空のものでした。だから、名前と顔がわかっただけですが…」
零華: それでもいい。私を一顧だにしなかった者の姿…その名を無意識に呟いて唇を噛みしめる。
道也: 「一方、“Life Like”の方も追えました」
秋生: 「っ……」思わず浮かぶ腰を必死に押さえる
道也: 「倉峰 千(くらみね せん)。これも戸籍に載っている本名のようです」
道也: 「こちらは、より深く追えましたが…」
秋生: 「お願いします」
零華: 「………“が”?」
道也: 「彼女の生家は、この黒巣市でした」
道也: 「ただ…数年前の事件により、彼女の両親は死亡。彼女自身は行方不明と扱われています」
GM: そう言って、新聞記事を映し出す。
GM: 日付は、彼女と最後に別れた、翌日。
零華: 画面を見る前に、隣の秋生の様子を伺う。
秋生: 「……」必死に記憶をたぐってるような表情を浮かべて、新聞記事を食い入るように見ている。
道也: 「何者かが彼女に家に押し入り、両親を惨殺。犯人は見つかっていません」
零華: 何かしら彼の事を知っている人物。その人物が新聞記事に載っているということは……再び視線を画面へと。
秋生: 思い出せない。木谷 高志のことはあんなに容易に思い出せるというのに。
秋生: ―――苛立ったように前髪を握り締める。
道也: 「当時は、彼女の両親を殺した者が連れ去ったとされています。捜査は継続中ですが、進展は無いそうです」
零華: 「………そうですか」
道也: 「ただ、それはあくまで表向きの話。我々は、別のことを考えています」
零華: 事件のドサクサに紛れて誘拐され、FHの手駒として使われるということはよくある話ではあると思う。
零華: 「別のこと、というのは?」
零華: 長らく“Master Shadow”を追ってきた、目の前の彼に疑問を投げる。
道也: 「あくまで推測ですが、彼女は両親を目の前で殺されたショックで覚醒」
道也: 「その後、それを察知したFHが彼女を連れ出したと考えています」
道也: 「そうであれば、犯人が未だ見つからないことに説明が付きます」
道也: 「既に犯人が死んでいるなら、いくら探しても見つからないでしょうから」
秋生: 「……」頭(かぶり)を振る。どうしてそんなことに、とでも言いたげだ
零華: 「そうですね」
道也: 「覚醒したばかりの頃は、誰でも不安定なものです。それも、彼女くらいの年齢ならなおのこと」
道也: 「そんな時、手を差し伸べられたなら、縋ってしまうのは仕方ないことです」
秋生: 「……そう、ですね。僕は逃げてしまったけれども」
零華: ある意味に於いては。…彼女の姿というのは、私が辿った道筋と大した違いは無いのだ。
零華: 「……」組織が違っただけで。――ただ、無言で頷くのみ。
道也: 「………少し、休憩にしましょうか」
零華: 「……すみません。質問を挟んでも宜しいでしょうか?」
道也: 「どうぞ」
零華: 「倉峰 千は、何故“Life Like”なのでしょうか?」
道也: 「と、いいますと?」
零華: 「…正確には、天使の名を冠さずに“Master Shadow”の側近としている状況が、よく理解できません」
道也: 「なるほど…。…これは、推測も混じりますが…」
零華: 「特別なのでしょうか。それともたまたまで……いえ、ふとした思いつきです。失礼しました」項垂れる。
道也: 「奴の部下が天使の名を冠しているのは、同時に内部での上下関係を示す意味も含まれています」
道也: 「最下層の『プリンシパリティ・アークエンジェル・エンジェル』ですが、エンジェルは言ってしまえば雑兵達」
道也: 「アークエンジェルは、エンジェル達のまとめ役です」
秋生: 「基本的に天使の階層と同じということですね」
道也: 「はい。ただ、プリンシパリティは、彼らのおこなう『試験』の合格者の内、優秀な者に与えられる名のようです」
道也: 「ここからは推測ですが…彼女はプリンシパリティの与えるには、優秀過ぎた」
道也: 「ただ、他の階級は、既に埋まっていた」
秋生: 「つまりある種の優秀さゆえに天使の名を冠さなかった?」
道也: 「上位の天使の中には、“Master Shadow”に心酔…傾倒していると言ってしまってもいいくらいの者も多くいる」
道也: 「だから、階級をずらせなかったのではないかと推測しています」
零華: 「新参者に座を譲りたくは無かった、と」皮肉ではなく、ただ推測を淡々と述べる。
道也: 「ケルブのメモにも、冗談交じりで『セラフは背約者、ソロネは狂信者』と落書きがしてありましたしね」苦笑
零華: 「過剰な思い入れというのも厄介な話ですね」
秋生: 「……困ったものですね」はあ、と溜息をついて
道也: 「ですね。まあ、この落書きは、ケルブがもっとも指揮を任されている事が多い傍証かもしれませんが」
零華: ――ともあれ、徐々に“Master Shadow”の中枢に近づいているのだ。
零華: しかし、その影を踏もうにも、行く先々と周囲は暗い霧の中。
秋生: 「僕に何が出来るのでしょうか……」
零華: あと少しが欲しい。そのためには、彼が…隣に座る彼の記憶が甦るのを待つべきなのだろうか?
零華: じっと秋生を見つめ、小さく溜息を零す。
秋生: くしゃりと、前髪を握ったまま、眉を顰めて何かを必死に探していた。
道也: 「では、一息入れましょうか。外の動きも知りたいですしね」
GM: プロジェクターを消し、部屋の灯をつける。
GM: ―――しかし、影は晴れない。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:不可(天照 司は強制登場)

 登場Dice 司: 1d10+50=5(5)+50= 55
 登場Dice 葵: 1d10+38=8(8)+38= 46

GM: 爆発現場の検証。
GM: 警察とは別に、オーヴァードならではの探し方というものはある。
GM: ということで、知覚で振ってみるべし。
 Dice 司: 4r10+1=9(9(6,9,8,5))+1= 10
司: 10で
 Dice 葵: 2r10+0=3(3(3,2))+0= 3
葵: 無理無理(ぬ
GM: 幾つか、気になることがわかった。
GM: まず爆発だが、ゴミ箱内の爆弾が爆発したのではなく、ゴミ箱自体が爆発した様子。
GM: その割りに、辺りにゴミが散らばってなく、設置場所がいつもと違うことから、
GM: ゴミ箱自体が爆弾だったと考えられる。
GM: 爆発は、音こそ大きかったものの、規模自体はそれ程でもなかった。
GM: また、爆風も真上に吹き上げているため、周辺に広がっていない。
GM: 時間帯を考えると、人がいない瞬間を狙わない限り、死傷者がでない可能性は低かったと思われる。
GM: 以上です。
司: 「相手はモルフェウスだったな」不自然な爆発の仕方に、気がついた事を告げながら
葵: 「モルフェウスだ」
葵: 「その『モルフェウス』が作った爆弾に何の意味があるか、が問題だ」
司: 「ゴミ箱を爆弾に変え、しかもわざわざ人のいない時に爆発させた」
葵: 「少なくとも殺傷用ではない」
司: 「依頼内容がそうだった、と言う事なのだろうが」
司: 「かと言って、愉快犯でもないのだろう?」
葵: 「考えられるのは示威行動であるという事」
葵: 「警察及びUGNを手薄にするという事」
司: 「これは、あくまで“予告”に過ぎない、か」
美鈴: 「少なくとも、天照さんが彼女を見つけたのは、完全な偶然ではなかったのでしょうね」
美鈴: 「すぐそばで見ていたから、人のいない瞬間に爆破させることができた」
葵: 「簡単に考えられるだけでこれは出る」
司: 「爆発させた犯人は、あの少女で確定として。それを指示した人間は?」
司: 「支部長代理、心当たりは無いのですか?」
葵: 「これから設置する数だけでもない、何らかの意味が絶対にある」
司: 「設置はすでに終えたのではないのか?意味はまだわからないが………」
美鈴: 「確か、“恋する爆弾”は、その…『極めて特徴的な恰好』をしているのですよね」
美鈴: 「天照さんが見つけた時も、そうだったのですよね」
司: 「あれは、愛美が言っていた“ゴスロリ”と言うやつだと思いますが?」
葵: 「資料によればゴシックロリータ、だったな。確かに目立つ」
美鈴: 「心当たりは、可能性が多いため、まだなんとも言えませんが…
美鈴: 「このタイミングで一番可能性が高いのは、やはり“Master Shadow”でしょうね」
葵: 「“Master Shadow”、か」
美鈴: 「………爆弾よりも、彼女を探した方が見つけやすいかもしれませんね」
美鈴: 「あくまで、次も人のいない瞬間を狙えば、の話ですが」
司: 「その“Master Shadow”は要求を提示したりはしていないのですね?」
葵: 「そいつが今出てくる意味、か」
美鈴: 「要求があれば、むしろ話が早かったのですけどね。だからまだ、あくまで可能性なのですよ」
司: 「この市内限定で活動していたとしても、相当数の人員が必要だと思われますが」
司: 「要求が無いのであれば、門脇がさっき言った様に陽動、か?」
美鈴: 「ええ。だからこそ問題なのです」
葵: 「私は陽動だと思うがな」
美鈴: 「仮に陽動だとしても、爆風は人を選びません。捜索に人手を割かざる得ないのが現状です」
葵: 「自分の立場から考えると無責任な話だが」
葵: 「“Master Shadow”の一件に備えてUGNは余力を残すのも方策として提案は出来る」
葵: 「だが。どの道、爆弾を探すことに対して人手を割く事は絶対だ。解除できなくても爆破する事は容易だろうからな」
司: 「“兵は神速を尊ぶ”。陽動であれば尚の事、三橋とか言う少女をすぐに確保しないと、と言う事だな」
葵: 「やる事は変わらない。ただ。何時大きな動きがあるかわからないから注意をするべきだ、と提案する」
葵: ふぅと一息。
美鈴: 「…卑怯な方法ですが、全てを踏まえた上で、私は彼らを支部に残しました」
葵: 「理由を聞かせてもらえるか。その口から」
葵: 「非難するつもりは無い。立場を理解しているつもりだ。天城支部長代理」
美鈴: 「…今、“Master Shadow”がここを狙う理由。おそらくチップでしょう」
司: 「チップ?」
葵: 「社が持って解析していた物、だな」
美鈴: 「はい。これまで“Master Shadow”が関わった事件から、彼が行っていた実験に関係すると思われるチップを得ています」
葵: 「それが重要なものであれば、取り返しに来るのは必然でしょう」
美鈴: 「どこにあるかと考えれば、当然第一候補は支部になる」
葵: 「そうでなくても、UGNの支部を潰すのは、FHにとっては意味があります」
葵: 「推論的にはほぼ確実だろうと思う」
美鈴: 「しかし、それは逆説的に言えば、“Master Shadow”に大打撃を与えるチャンスでもあります」
葵: 「“Master Shadow”本人か、それに近しい人間が出張ってくるのは確実だ。推論が正しければ、な」
美鈴: 「ただし、“Master Shadow”を動かすには、一つ満たさねばならない条件があります」
葵: 「側近の排除、か。それとも陽動、か」
美鈴: 「それは『陽動を成功させる』こと」
葵: 「……なるほど」
葵: 「ならば『全力を持って“恋する爆弾”を追跡する必要性がある』訳か」
美鈴: 「その上で、対抗できる戦力」
美鈴: 「“Master Shadow”を追い続けた社さん、“Master Shadow”に強い執着を持つ清澄さん…」
美鈴: 「そして、報告によれば、何かしらの理由で“Life Like”が執着を見せている葛貫さんが、最適でした…」
葵: 「なるほど」
葵: 「余分な出演者は退場しておいた方が無難という訳でもあるな」
司: 「そこまで考えての行動と言う事でしたら、私も肝胆を砕きましょう」
葵: 「……感服したよ。そこまで、とはね」
葵: 上手く行けばいいが、とは心の中で。
司: 「急いで戻った方が良い事には変わりないだろう」
美鈴: 「現状私達が取れる最適の行動は、“Master Shadow”が現れた時に、支部に戻れる状態であることです」
葵: 「……………爆弾を探しながらな」
司: 「“恋する”な」
美鈴: 「針に糸を通すような条件ですが、私はこの方法を選びました」
葵: 「……馬鹿騒ぎには丁度いい人材だな。馬鹿馬鹿しい」
葵: 「選んでしまったのなら代替案が無い以上、その方法に従うだけだ」
司: 「薄氷を踏むような作戦でも構いません、成功させる。それだけです」
美鈴: 「そうですね。………“恋する爆弾”の言を信じるなら、爆弾はあと四つ。それを見つけるのが先決です」
美鈴: 「ここにはもう何も無いでしょう。次を探しませんと」
葵: 「そうだな。行こう」
司: 「了解」
葵: 小さな体で大きく溜息をつく。

GM: ―――そして、第二の爆弾が爆発した。



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生/登場:清澄 零華のみ可

 登場Dice 秋生: 1d10+55=2(2)+55= 57
秋生: (どきどき
 登場Dice 零華: 1d10+49=4(4)+49= 53

GM: 道也の話が一段落し、今はサロンで休憩中です。
GM: 状況が状況だけに、他に休んでいる人はいないもよう。
秋生: 居心地悪そうにきょろきょろしたり俯いたり。
零華: 暖かい紅茶を手のひらに載せて、何とはなしに、その澄んだ褐色を見つめる。
GM: そうしていると、パタパタとこちらに向かって駆けて来る足音が。
香: 「せんぱ〜〜〜い!」
秋生: 「……! あれ。朝倉さん?」顔を上げて
零華: 顔を上げる。見たことのある彼女の元気な姿に安堵しつつ、小さく会釈。
香: 「こんにちは、葛貫先輩、清澄先輩」ペコリ
香: 「今日も、訓練に来ました! 一応今は正規の訓練生ですし」
零華: 「どうしたの? よりにもよって今日みたいな日に此処にいるだなんて」
香: 「今日みたいな日?」きょとん
秋生: 「今、緊急事態宣言発令されてますけれど……ご存じないのですか?」
香: 「そうなんですか? 今、ちょっと携帯修理に出してまして…」
秋生: 「……代わりの携帯をお持ちじゃないのですか?UGNならすぐ支給されそうですけれど」
香: 「アハハ…なんか貰うのって悪いから、言ってなかったんです。壊したの、昨日帰ってからでしたし…」
零華: 「訓練の日程ね……確認してきましょうか?」
道也: 「ああ、いらっしゃい、朝倉さん」
道也: 「今日は、事が事だから、訓練生の君は待機の連絡が行ってたはずだけど…」そう言って、現れる
零華: 「携帯が壊れて連絡を確認できなかったそうです」代わりに返答を。
零華: 訓練など、通常のスケジュールは全て変更されているとは思うのだが…。
零華: 「本日の訓練は全て中止でしょうか?」
道也: 「なるほど…。朝倉さん、今は緊急事態だから、今日は訓練はできないよ。教官も、総出で出てるようだしね」
香: 「…緊急事態って、何かあったんですか…?」
零華: 「……」話してよいものかと、目線で道也に伺いを立てる。
道也: 「(そうだね。下手に好奇心を働かせて動かれてる方が困るだろうし)」
零華: 個人的な判断としても、彼に同意をして。
零華: 「…黒巣市内各地に設置された爆発物の処理と警戒のために、支部が立て込んでいるのよ」
香: 「爆弾!? 昼に変な音がしたと思ったけど、それだったんですね…」
零華: 「此処も、“万が一”のために、残している人員は必要最小限に留めているの」
香: 「そうか…だから今日は、ここに来るまで誰にも会わなかったんだ…」
零華: 「ええ。貴方も今日は帰った方がいいわ」
零華: すっかりと冷え切った紅茶をもう一度かき混ぜる。
香: 「そうですね…そうします」
香: 「それじゃあ、今日は帰りますね。葛貫先輩、清澄先輩、社さん、失礼します」ペコリ
GM: そう言うと、香は帰っていきます。
秋生: 「気をつけて」
零華: 「さようなら」頷きを返して小さく手を上げて見送る。
秋生: 『……”誰にも会わなかった”?』ぽつりとつぶやく
零華: 「……どうしたの?」呟きを逃さず、聞き返す。
秋生: 『さっきの資料は、”どこにある”? まさか放置ってことはないよな?』
道也: 「………! 待ってください、いくらなんでも、入り口に誰もいないはずはありませんよ?」
道也: 「資料は、僕がすべて持っていますが…」
零華: 「“見知った人に会わなかった”、というのではなく……? まさか、そんな…」
GM: そこで気付く。先ほどから、辺りに人の気配が無かったことに。
零華: 「…守衛は?」かたん。椅子を鳴らして立ち上がる。
秋生: 『”死傷者がない爆発”という情報もあったよな?』
秋生: 『少なくとも1度目はそうだった。UGNが手薄になるのを計算していたのなら、狙いはその資料……罠か』
道也: 「いけません! 資料はともかく、基となるチップは、研究部が預かったままです!」
秋生: 『狙いはチップか!』がたんと立ち上がって
零華: 「研究部…急ぎましょう!」



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“神の英雄” 天照 司/登場:門脇 葵のみ可

 登場Dice 司: 1d10+55=9(9)+55= 64
 登場Dice 葵: 1d10+46=8(8)+46= 54

GM: 第二の爆発現場へたどり着いた皆さん。
GM: 先に来ていた警察の話によると、今回も死傷者は出なかったもよう。
葵: 「……む」
司: 「あと、“3つ”か」
葵: 「逆に考えると、それがタイムリミットでもある」
司: 一応周り確認しますが、三橋らしき少女はいますか?
GM: いないですね。
司: 御意
葵: 「とりあえず、支部にも連絡入れて様子を聞きたい所だな」
司: 「どうする?ただ闇雲に探しても“リミット”は近づくだけだ」
GM: 事件のあらましを聞くと、最初の事件とほとんど同じ模様。
GM: 唯一違うことといえば、爆発したのがゴミ箱で無くベンチだったという程度。
葵: 「忘れてないか。爆弾を見つける事が本件の優先事項じゃないんだ」
司: 「このまま死傷者は出さないつもりかどうかもわからないしだろ?」
葵: 「冷たい言い方だが、な」
葵: 一つ置いて
葵: 「ある思考から考えれば。死傷者が”出て”も事が完了すれば問題は──無い」
葵: 「残りは2つ。あくまで予定だ」
司: 「私はより多くの犠牲などと天秤にかけられるほど悟ってはいないんだよ、門脇」
葵: 「君は馬鹿か。私も悟るほどでもない。事実を述べただけだ」
葵: そっぽを向いて溜息をつく。
司: 「そちらを選べないのだから、そうだろうな(クスリと笑い)」
司: 「相手は少しずつ遠ざけていく気のようだな」
GM: そうこう話していると、さらに次の爆弾が爆発したとの連絡が入りました。
司: 「随分と急いでいる様だな(溜息)」
GM: では、ここで知覚で振ってみてください。
葵: 《天性のひらめき》 侵食率:58
 Dice 葵: 2r10+0=2(2(1,2))+0= 2
葵: あんまり上がらんな。2。
 Dice 司: 5r10+1=9(9(6,1,3,6,9))+1= 10
司: 10で
GM: それならわかりました。
GM: 爆発した地点を改めると、支部から丁度1キロづつ離れて行っているのがわかります。
GM: そして、警察から追加の連絡が来ました。
GM: というところで、今度は交渉で振ってみてください。
葵: 「如何にして最良を選択するか、それは”以前”と同じく私の根源的思考だ」
葵: 《天性のひらめき》 侵食率:62 
 Dice 葵: 6r8+3=13(10(7,6,4,8,1,8)+3(2,3))+3= 16
葵: 16。
GM: 高い。では、
GM: 今度は、警察に死傷者が出たもよう。
GM: ただ、爆発によるものではなく、不審物を発見し処理しようとしたところで、
GM: 突然やって来た男に打ち倒されたらしい。
葵: 「”当たった”かもしれないな」
GM: その男は、警官達を倒し、爆弾を爆破させると、どこへともなく去って行ったという。
GM: 以上です。
司: 「三橋じゃないのか?」
葵: 「それならば戻る意味が無い」
GM: 目撃者の話によると、20代半ばの若い男だったそうです。
葵: 「彼女に求められているのは撹乱だからな」
葵: その男の風体が判るなら早急にメールもしくは警察無線で知らせて欲しいのですが。
司: 「他の仲間が爆破させられるのだとすれば」
GM: では、似顔絵が貰えました。
葵: 似顔絵を使って支部の所蔵データと照合を始める。時間かかってもいいので。
GM: 道也が知っていました。“Master Shadow”配下の『ドミニオン』だろうとの事です。
司: 「爆弾を探すのは勘に頼ることになるぞ?」
葵: 顎に手をやり。
葵: 「天照」
司: 「?」
葵: 「そろそろ支部に戻れ。そろそろ向こうに欲しい」
葵: 「即座に介入出来る人手が、な」
司: 「………キミは?」
葵: 「やるしかないだろう。UGNとして真剣に探していないとなると爆弾を爆破させるのも彼女の自由自在だ」
葵: 「まぁ。『ドミニオン』など介入してくるだろうが……まぁ……どうにかしよう」歯切れ悪く。
司: 「相手も一人ではない」
葵: 「そうだな」
葵: 「自分の優先順位を下げて任務達成を優先して話をしている」
司: 「取り押さえる手も必要だろう。幸い追跡は苦手だが、戦闘なら私の方がキミより分があるだろ」
司: 「援護は私より君のほうが向いていると思うが?」
葵: 「………」
葵: 「考えられる最悪のケースを言おう」
葵: 「君と私、その他のUGNエージェントが全て出払って、犯人を捕まえ、爆弾を解除し。意気揚々と支部に戻ったら」
葵: 「チップを奪われて、支部炎上。三人の死体付──この場合はどうしようもないな」
司: 「だから、キミが戻るのだろう?」
葵: 「私は──ここで爆弾を探す任務をしておいた方が無難だと思う。確信は無いが」
葵: 「だから自由に動ける君を先に推した」
葵: 「どの道私も戻るが、な」
司: 「(溜息)」
司: 「少なくともオーヴァード二人。どうにかできるんだな?」
葵: 「先ほどの連絡で“Master Shadow”が動いている事が確認できた」
葵: 「ある意味ここで人手を割くかどうかは分岐路だと思う」
葵: 「──やるしかないだろう、それともなんだ」
葵: 「”最低二人のオーヴァードを始末してから早急に支部に戻れるほどの余力と足を持っていると言うのかな”」
葵: 「もしそうなら。このまま任務を続けよう。── 一人戻るのも気休めかもしれないからな」
司: 「直接戦闘になった場合は戦力になる。と、“足”はある」
葵: 「私の損傷度が下がる分だけ、向こうの負担が増える。……そんな話だよ」
葵: 「後は君の選択だ。私はこのまま任務を続ける。ついてくるならついてきてくれ」
司: 「キミ一人を残すよりは、残した人間にかけたいんだがね」
葵: 「先ほど私が言った事を念頭に置いてね。じゃあ先に行くよ」
葵: 軽く笑って。警察に電話かけつつ。その場を後にする。
司: 「(溜息)」
司: 「全く、頑固者が多いな」
司: 「(逡巡の後)支部とチップは頼んだ」と支部の方を向いて一言言って、後を追いかける
GM: 確認ですが、どこら辺りに向かいますか?
司: 支部と反対方向ですね。
葵: 支部からコンパスで5kmを書いて。警察及び支部エージェントを3km地点から配備。
葵: ローラーで潰す(と支部長に進言)
GM: 了解です。



 Middle Phase-06
 ScenePlayer:“凍える華” 清澄 零華/登場:不可(葛貫 秋生は強制登場)

 登場Dice 零華: 1d10+53=5(5)+53= 58
 登場Dice 秋生: 1d10+57=8(8)+57= 65
秋生: いらっしゃいませダイスボーナス

GM: 研究部へ駆け出す三人。
GM: と、それを待っていたかのように、立ち塞がる黒装束達の姿が。
黒装束: 「………」
零華: 「どこから此処へ…!」走りながら氷の力場を生み出す。
道也: 「…アークエンジェルズ…! 既に潜入してたのですか…!」
GM: 黒装束達は、道を塞ぐように、銃を構える。
GM: というところで、戦闘です。敵はトループが2。
GM: マイナーで接敵可能距離で、お互い一つのエンゲージにいるとします。
GM: ということでセットアップ。こちらは無し。
零華: 成長させてください。《ブリザードブレス》1レベル。
GM: どうぞ。
秋生: セットアップなし。
零華: セットアップは無し。
GM: ちなみに、敵及び道也はイニシアティブ0として扱います。
GM: では、零華どうぞ。
零華: マイナーは無し。
零華: RC4+《ブリザードブレス/ブレインコントロール》 侵蝕値+6→64%
 Dice 零華: 7r8+4=22(10(5,8,4,8,10,5,5)+10(2,10,10)+2(2,1))+4= 26
零華: 範囲攻撃。26。
 Dice GM: 7r10+2=19(10(4,7,1,10,3,8,9)+9(9))+2= 21
 Dice GM: 7r10+2=9(9(7,9,2,5,7,8,4))+2= 11
GM: さすがに回避エフェクトまでは手が回らない。ダメージどうぞ。
零華: 「そこをどきなさい」氷の嵐が吹きつける。
 ダメージDice 零華: 3d10-2=13(4,2,7)-2= 11
零華: 装甲値有効の11点。
GM: それじゃあ、倒れない。8点受領。
GM: では、秋生どうぞ。
秋生: マイナーなし。メジャーで《大蛇の尾》+《業炎》 侵食率69へ #8r8+4
 Dice 秋生: 8r8+4=17(10(4,8,4,2,7,10,9,2)+7(2,4,7))+4= 21
秋生: 21。かたっぽのみだな。どっちだろう多分A
 Dice GM: 7r10+2=9(9(6,6,1,9,5,7,4))+2= 11
GM: さすがに当たる。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 秋生: 3d10+2=24(5,9,10)+2= 26
秋生: 26点。高いな……
秋生: 炎を纏った尾が鞭のようにしなった。
GM: それは満タンからでも落ちます。
GM: では、まずは道也が行動。
GM: マイナー無しで、メジャー《小さな塵》で射撃攻撃。
 Dice GM: 5r9+1=36(10(5,9,3,9,1)+10(10,6)+10(9)+6(6))+1= 37
GM: なにぃ!?(笑) 敵の回避。
 Dice GM: 7r10+2=6(6(4,6,6,5,4,4,5))+2= 8
 Dice GM: 4d10+2=17(9,3,3,2)+2= 19
GM: 倒してしまった…(笑) 戦闘終了。
道也: 「あ、当たるものですね…」
零華: 「まさかこんな簡単に侵入を許してしまうだなんて」
道也: 「と、そんなことより、急いだ方がいいでしょう。既に潜入してるとなると、一刻の猶予もありません」
零華: 「ええ。彼らは時間稼ぎの捨て駒ね。急ぎましょう」
秋生: 『ったく……』ととん、と廊下をけって走り出す。
GM: と、走り出したところで、不意に道也が足を止める。
零華: 「――どうしました?」急ブレーキ。
道也: 「………しまった! 今のタイミングで奴らが潜入しているということは、朝倉さんも…!」
零華: 「………連絡不通は彼女自身が犯したミスです。今、引き返すわけにはいきません」
道也: 「…迷っている時間はありません。僕はひとまず、朝倉さんの無事を確認します」
道也: 「お二人は、先に研究部へ向かってください」
秋生: 『任せろ――さっきの見る限りは腕は悪くなさそうだしな』
零華: 「…わかりました。では後ほど合流を」
零華: 再び足を前へ。研究室へと駆け出す。
道也: 「はい…気をつけてください」
秋生: 『抱えて行ってやろうか?』にやりと笑って駆け出して
零華: 「時と場所をわきまえなさい」ぴしゃりと断って、その後へと続いた。



 Middle Phase-07
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:不可(天照 司は強制登場)

 登場Dice 司: 1d10+64=2(2)+64= 66
 登場Dice 葵: 1d10+58=4(4)+58= 62

GM: ローラー作戦実行中、支部からおおよそ4キロ地点。
GM: ベンチに座るゴスロリ少女(笑)を発見しました。
GM: なにやら、不機嫌そうな様子。
司: 「やっと見つけた」
葵: 「見つけたはいいがな」
咲: 「…あら、UGNの」チラと一瞥しただけで、そのままベンチに座ってる。
司: 「随分とやる気がないようだな?三橋咲」
葵: 「次の爆弾を仕掛けに行かないのか。お前は」腕組しつつ問う。
咲: 「仕掛け自体は終わってますわ。ただ、やる気を失っただけですわ」憮然と
司: 「やる気がないのはこちらには結構な話だが………自尊心でも傷つけられたか?」
咲: 「私、今回“Master Shadow”より、陽動の依頼を請けたのですわ。ただ、やり方は私に任せるということで」
葵: 「それで」
咲: 「それを、ドミニオンとか言う暴力バカに邪魔されてしまいましたので」
司: 「つまり、さっきの警官の一件は気に入らないと」
葵: 「みたいだな」淡々と。
司: 「なら、もういいだろう?残りの爆弾はどうした。解除して貰いたいんだが」
咲: 「ええ。爆弾で被害を拡大するのは、簡単なことですけれども」
咲: 「逆に死傷者を出さないというのは、それなりにやりがいがあるものですわ」
咲: 「とは言え、任務は任務。放棄するわけにはいきませんの」
葵: 「………」まぁ。敢えて言うまい。
咲: 「というわけですので、まずは第四の爆弾」そう言いつつ、起爆装置を取り出す。
司: 「今度は疑いじゃない、それにこちらも急いでいる」
葵: 「天照。確保だ」
司: 「大人しくそれを渡して、残りの爆弾の場所を言って貰おうか」葵さんの台詞に頷いて、間をつめます
葵: 「…………………」
葵: 顎に手をやり。思考。
咲: 「あらあら、困りましたわねぇ。私、戦闘は得意じゃありませんの」
咲: 「二対一では、勝ち目はありませんわね」おどけた調子で。
咲: 「“仕方ないから”投降いたしますわ」言いつつ、起爆装置を投げよこす。
司: 「………(起爆装置を受け取る)」
司: 「(少し逡巡して)残りの爆弾は?」
葵: 「……………」
咲: 「それに付いている青い方のスイッチで、停止いたしますわ。ただし、効果は半径5メートル」
咲: 「ただし、爆弾の方についているスイッチでも、起動後10秒で爆発しますわ」
葵: 「場所だ」
咲: 「四つ目は、これですわ」自分の座ってるベンチを指差しつつ。
葵: 「天照。まずは解除」
司: 「(言われたとおり青いボタンを押す)」
葵: 「三橋。5つ目だ。答えろ」
咲: 「五つ目は、ここからさらに1キロ先。噴水の中のオブジェクトですわ」
葵: 「そうか。三橋。ならこれで今回はお前の仕事は終りだ。好きにしろ」
咲: 「もっとも、そろそろ“Master Shadow”も動き出した頃。一応、私の任務は成功ということになりますわね」クスリ
司: 「“ドミニオン”もそこにいるのか?」
咲: 「あのような愚か者の居場所など、私知りたくもありませんわ」プイ
司: 「爆弾は回収して貰おう、急ごう」
葵: 「先に行くぞ。天照。こいつはほおっておけ」警察に電話をかけて。地理を確認。そのまま後にする。
司: 「(思いついて振り返り)あぁ、そうだ。三橋。有難う」そう言ってまた駆け出す
葵: 「馬鹿馬鹿しい話の馬鹿騒ぎの…終りの始まりか。馬鹿馬鹿しい」
GM: 動くなら、シーンを切りますが…五つ目の爆弾のところでよろしいのですね?
葵: 5つ目で。一応、警察にも連絡して避難勧告出来るならしておく。後、周辺に車を配備願いたい。

 ・・・・・

GM: さて、これまでの経緯の結果、クライマックスが二箇所に分割されること決定されました。おめでとう!(マテ)
秋生: 分割されるのは良いとして、処理はどうしますん?同時?別?
GM: ということで、こちらから提言。
GM: 片方が戦闘している間、暇だったら手持ちの別キャラ使って参戦してもいいです。
GM: 侵食率は、その時のPCのものと同じで始め、自律判定は別に行います。
司: 自律判定2回ですか?
GM: ただ、オプションとして、『助っ人はトドメをさせない(オーバーキルでも、HPが1残る)』か、
GM: 『助っ人がトドメをさしたら、経験点−1』のどちらかを選んでください。
GM: ちなみに、助っ人も自律判定失敗したら、さようならです。
秋生: そりゃあ……前者のほうが良い気がします、僕は(僕だけかな
葵: まー。前者の方がいいと思いますがね。処理としては。
司: 私も前者に1票で
零華: トドメをさせない、のほうがいいですね。
GM: バランス調整の問題がるので、ここで参戦するかどうか決めてください。
GM: 念のため、助っ人の侵食率は、この時点のものです。
GM: この戦闘後の侵食率で、もう片方の戦闘に来られても役に立たないし(笑)
葵: もう一度最終的な自立判定の際の判定方法をお願いします。ちとわかんなくなってきた。
秋生: 経験値適用は、参戦PCだけですよね? つまり助っ人は単に上がって戻ってこれたかというだけで。
GM: まず、現時点での侵食率で、戦闘参加します(衝動判定は行います)
GM: その後、通常のルール通りに自律判定を行います。
GM: その際、どちらかでも倍振り・三倍振りをおこなった場合、最終的な経験点にはそちらの結果を適応します。
GM: ようするに、片方でも倍振りしたら、0点、三倍振りしたら全放棄となります。
葵: より減点の方を適用、ですね。了解。
司: 万が一、帰って来れない人が1人の場合はそちらのキャラだけジャーム化でしょうか?
GM: はい。自律判定失敗したキャラクターが、ジャーム化という扱いになります。
GM: 助っ人のロイスは適当に取得してください。内容決めずに7個でも構いません。
司: 御意

 相談の結果…

零華: “ファニーハウンド” 橋場 直行での参戦を。
零華: で、参戦理由は警察のOV関係者によるローラー作戦での遭遇かな。
葵: まー、雨霧 彩名で。純粋にカバーリング要員で。メイド戦闘しないぜー(何
司: 華鈴のキャラシートです 
秋生: 深守 叶 こっちで。モルハヌで被っちゃうけど
GM: 了解です。



 Climax Phase-01
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵&“神の英雄” 天照 司

 登場Dice 司: 1d10+66=7(7)+66= 73
 登場Dice 葵: 1d10+62=10(10)+62= 72

GM: 5キロ地点。
GM: 辺りに人気がない中で、一組の男女がなにやら話している。
ヴァーチャー: 「ドミニオン。こんなところで堂々と何をしている」
ドミニオン: 「UGNの連中を待ってんだよ。つまんねーだろ、爆弾の見張りだけなんてよ」
GM: などの声が聞こえている。姿も素性も、毛頭隠すつもりがないようだ。
葵: 「………」
葵: こめかみを押さえて溜息をつく。
ドミニオン: 「だいたいよ、とっくに四つ目の爆発時刻は過ぎてんだろ。って事は、あのガキは失敗したってこった」
ドミニオン: 「だとしたら、その内こっちに来るだろうよ。クックック…暴れたんねーんだ。早く来ねーかな」
司: 「待たせたようだな」と言いつつ、ツカツカと歩み寄る
司: 手には“羽根”
ヴァーチャー: 「おまえがバカをしなければ、私の負担も少なかったのだがな。…お待ちかねが来たようだぞ」
ドミニオン: 「おぅおぅ、待った待ったぜ。爆弾はこれだ」近くの自動販売機を小突きつつ
葵: 「はぁ」頭抑えつつ。
ドミニオン: 「止めたっていいぜぇ、俺を倒せたらだけどなぁ」
葵: 「とりあえず。……天照。解除だ。邪魔する奴は蹴散らせ」
司: 「そうか、ではそれはこちらで頂くとしよう。“ただで”とは言わない。貴様の命だ、安いものだと思うが?」
葵: 眉顰めつつ。むっとした顔で周囲を確認する。
ドミニオン: 「おいおい、俺ッチの命は安くねぇぜ。なんたって、プレミア付きだからなぁ。ギャハハハハハ!」
司: 「“プレミア”だ?死神が喜んで持っていくのか?」
司: 起爆装置を葵さんに放り
司: 「止めるのは任せるよ」
葵: 「貴方も眼前の馬鹿に呑まれない様にしてくれよ」両手で起爆装置を受け取って。
ヴァーチャー: 「このバカはともかく、そちらとて簡単に止められるとは思ってないだろう」
ヴァーチャー: 「我らとしても、UGNの戦力をそぐことに意味はある」
葵: 「……………ふん」
司: 「了解、大馬鹿を止めて戻らないといけないからな」
ドミニオン: 「バーカ。死神程度が、天使様の命を持ってけるかよ! ヒャハハ!」
司: 「安心しろ、私は“死の天使”“Gabriel”だからな、“送って”やるよ」
ドミニオン: 「逝くのはてめーらだよ。天使様のお言葉だぜ、ありがたく聞いとけや」
 登場Dice 直行: 1d10+64=1(1)+64= 65
直行: 「貴方方の行き先は地獄や天国ではありません。素直に連行されなさい!」警察手帳を手に、現場に到着。
 登場Dice 叶: 1d10+69=8(8)+69= 77
ヴァーチャー: 「…増えたな。この分だと、お望みの物が続々来そうだぞ」
司: 「“主天使”では分不相応だよ」
叶: 「では死神がその天使の歩みを止めて見せましょう」
ドミニオン: 「いいじゃねぇか、入れ食いだぜ! ヒャッホー!!」
直行: 「警察をあまり舐めないで頂きたいものです」背広をはたいて、手帳をしまう。
直行: 葵と司の顔は署内のデータベースでも見たことがある。『協力者』であると。
ヴァーチャー: 「私は遠慮する。今でも少々不利だし、これ以上増えるのもごめんだからな」溜息をつきつつ
司: 「助太刀感謝する」と助っ人の二人に
葵: 「………」
ヴァーチャー: 「始めさせてもらう」
GM: そう言って、《ワーディング》を張る。
GM: さらに、辺りに潜んでいた黒所属の一団が登場。
GM: ということろで、衝動判定を。
 衝動判定Dice 司: 3r10=13(10(10,6,4)+3(3))= 13
 Dice 司: 2d10+73=13(8,5)+73= 86
司: 成功の86%
 衝動判定Dice 直行: 7r10+1=8(8(6,8,1,4,5,3,6))+1= 9
 Dice 直行: 2d10+65=10(1,9)+65= 75
直行: 成功して75%
 衝動判定Dice 叶: 7r10+3=7(7(5,1,2,7,7,2,2))+3= 10
 Dice 叶: 2d10+77=10(6,4)+77= 87
叶: 成功。
 衝動判定Dice 葵: 6r10+5=17(10(3,10,3,4,10,10)+7(7,5,2))+5= 22
 Dice 葵: 2d10+72=11(9,2)+72= 83
葵: 成功の83%。
葵: 「意味か……盲目的に組織理念に従う輩も見飽きたな。頭に乗った馬鹿も大概に見飽きたが」
葵: ひゅん、と棒状の何かを旋回させる。その背ほどもある銀の鉾槍。
GM: (黒装束×2)(ドミニオン、ヴァーチャー)と、天使の二人が前衛に、トループが後衛にいます。
司: エンゲージ別ですか?
GM: 初期のエンゲージは、前衛まで接敵できるとします。()は一つのエンゲージです。
司: 了解です
GM: エンゲージとイニシアティブの宣言をお願いします。
GM: ちなみにこちら、ドミニオンが9、ヴァーチャーが12です。
直行: IV14。白兵系なので前衛かな?
葵: IV11/13(100%)。エンゲージは前衛に。
叶: 接敵距離へ。IVは13
司: IV16(17)前衛接敵しておきます
GM: (黒装束×2)(PC's、ドミニオン、ヴァーチャー)で。


■□Round 1□■

GM: では、セットアップ
司: ないです
直行: 無しです。
GM: 力と主が《ヴァイタルアップ》。トループは無し。
叶: ありません
葵: 「戦術」宣言。侵食率は85%に。次のメジャーに+[1]D。対象は自分を除く三人。
司: 有難うございます
叶: いただきます。
直行: 感謝。
葵: 「馬鹿騒ぎをさっさと片をつけるぞ。天照。深守。橋場」
葵: カンッ。立てた鎚鉾で距離を測り。行動予測を開始する。

GM: では、16の司どうぞ。
司: 「了解」“羽根”を“刀”に変えて横に薙ぎ払う
司: マイナー:インフィニティ・ウェポン 侵食率+3 89%
司: メジャー:<白兵2>+獅子奮迅+カスタマイズ+レインフォース+錬成の掟 侵食率+9% 98%
司: 攻撃力+9 前衛範囲攻撃
 Dice 司: 12r8+2=37(10(10,2,3,4,5,8,6,5,9,2,9,7)+10(6,9,10,4)+10(8,7)+7(7))+2= 39
司: 伸びず39で
GM: ドミニオン《MAXボルテージ》《マグネタイト》
 Dice GM: 13r7+2=46(10(9,4,6,10,3,9,4,4,6,8,7,5,6)+10(2,7,5,7,5)+10(7,8)+10(1,7)+6(6))+2= 48
GM: ヴァーチャー《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 14r7+4=35(10(2,7,4,6,4,3,10,9,1,10,1,10,10,4)+10(5,4,8,6,1,9)+10(9,4)+5(5))+4= 39
GM: む、両方ともかわしました。
ドミニオン: 「オセェオセェ! ヒャハハ!」
司: 「ふむ、まだまだか」

GM: では、14の直行どうぞ。
直行: 「……ハッ!!」ドミニオンの懐に飛び込み、低姿勢からの繰り出す一本背負いを試みる。
直行: 白兵2+《オウガバトル/コントロールソート/コンバットシステム》 侵蝕値+8→83% 支援込み。
 Dice 直行: 15r8+2=31(10(5,6,8,10,2,9,5,3,6,6,5,9,10,7,10)+10(6,8,1,3,2,10)+10(9,7)+1(1))+2= 33
直行: 33。
GM: ドミニオン《MAXボルテージ》《マグネタイト》
 Dice GM: 13r7+2=34(10(7,1,3,2,2,9,1,10,2,5,1,9,3)+10(1,2,8,8)+10(10,6)+4(4))+2= 36
GM: 回避。
直行: 服を掴むには至らず。
ドミニオン: 「野郎に組み付かれる趣味はねぇんだよ!」

GM: では、13の叶どうぞ。
葵: 顎に手をやり。行動パターンを更に分析。
叶: マイナー:《インフィニティ・ウェポン》 侵食率90へ
叶: メジャー:死神の刃は汝の命を奪う
叶: 《音速攻撃》+《カスタマイズ》+《レインフォース》+《錬成の掟》 侵食99へ(ひぃ)
 Dice 叶: 9r8+4=35(10(2,8,8,1,3,10,1,10,2)+10(8,6,7,8)+10(9,2)+5(5))+4= 39
叶: 39といってドミニオンへ
GM: ドミニオン《MAXボルテージ》《マグネタイト》
 Dice GM: 13r7+2=44(10(6,8,6,5,1,8,8,10,10,1,6,10,4)+10(4,8,4,1,10,1)+10(5,9)+10(8)+4(4))+2= 46
叶: 「……っ。早い……でもあと一回ですね」
GM: …当たらんな、こいつ。バカの癖に!(マテ)
叶: 避けるジャームは当たりませんよ、よほどのことがない限り

GM: では、12でヴァーチャー。
GM: マイナーで《Rainbow Ability》服用。シーンの間精神+2。
GM: メジャー《絶対の空間》《水刃》《要の陣形》《完全なる世界》対象は全員
 Dice GM: 18r7+4=43(10(9,7,8,7,7,5,10,5,3,2,9,8,1,8,1,7,9,10)+10(8,5,10,10,1,7,3,7,8,6,2,4)
 +10(6,8,1,10,5,7)+10(1,1,9)+3(3))+4= 47
GM: 47、リアクションのクリティカル+1。
葵: 回避を放棄する。
直行: 回避せず。
叶: 回避放棄。
司: 途中成長してもよいでしょうか?
GM: 内容如何ですが、どうぞー。
司: ≪砂の結界≫を1あげます。どうせ食らうなら誰かカヴァーします
GM: 了解。
 ダメージDice GM: 5d10+6=25(1,7,10,1,6)+6= 31
GM: ダメージは装甲有効の31点。
司: 秋生さんかな、侵食率的に
葵: もしカバーするなら叶(秋生)かな。
直行: ですね。
叶: すんません(ぺこし
 《リザレクト》Dice 直行: 1d10+83=3(3)+83= 86
司: ではそう言う事で
 《リザレクト》Dice 葵: 1d10+85=7(7)+85= 92
葵: リザレクト。92に。「………次」
司: 侵食率+2 100%

GM: では、11の葵どうぞ。
葵: ドミニオンの後まで待機。

GM: では、ドミニオン。
ドミニオン: 「どうせなら、派手にやろうぜぇ!!」
GM: とか言いつつ、マイナーでポチッとな(起爆装置オン)
GM: これにより、3ターン目のクリンナップで、リアクション不可の20点ダメージが、シーンにいる全員に与えられます。
GM: で、メジャー《MAXボルテージ》《スタンボルト》《炎神の怒り》《白熱》《終末の炎》HP10点消費
GM: (ダイスを振る)……どうせなら、シーンPCって事で対象葵。
 Dice GM: 15r7+5=16(10(7,10,1,6,6,6,5,7,6,7,2,10,3,9,9)+6(6,1,1,6,6,4,4))+5= 21
GM: 21。
葵: [通常回避]
 Dice 葵: 7r10+1=9(9(6,1,5,9,9,7,3))+1= 10
葵: 無理だな。ダメージを。
 ダメージDice GM: 3d10+18=22(9,5,8)+18= 40
GM: 40点装甲有効。
 《リザレクト》Dice 葵: 1d10+92=1(1)+92= 93
葵: 「……………ふん」

GM: では、待機した葵どうぞ。
葵: 空いている手で火の粉を払う。
葵: 《狂戦士/アクセル》+《ポイズンフォッグ》  侵食率:104  目標値:12
 Dice 葵: 9r10+5=12(10(6,7,10,2,5,8,6,9,10)+2(2,1))+5= 17
葵: 成功。対象の次の判定のCR値に−[1]。+[6]D。2nd追加行動可能。対象は葵の接敵範囲のPC。
GM: では、トループ(ダイスを振る)………葵と葵。
葵: どうぞ。
GM: 《オウガバトル》《シューティングシステム》×2
 Dice GM: 11r8+2=25(10(2,8,1,10,3,4,8,3,3,2,10)+10(5,9,1,10)+5(5,4))+2= 27
 Dice GM: 11r8+2=44(10(8,1,4,1,8,4,5,8,10,6,10)+10(1,10,2,9,6)+10(10,8)+10(9,7)+4(4))+2= 46
GM: トループのほうが命中高い。27と46。
葵: 《アナライズ/天性のひらめき》 侵食率:110 目標:27 
 Dice 葵: 14r7+1=35(10(7,4,8,4,1,10,7,8,10,3,1,9,7,7)+10(4,3,8,8,2,10,4,3,8)+10(10,7,8,2)+5(5,4,5))+1= 36
葵: 即時成長を希望。
GM: 内容如何ですが、どうぞ。
葵: 《カリキュレーション》Lv1。 
GM: 了解。
葵: 《アナライズ/天性のひらめき/カリキュレーション》 侵食率:119 
 Dice 葵: 20r7+1=34(10(6,9,4,6,5,2,4,9,9,8,3,10,8,1,7,9,9,9,1,1)+10(5,7,9,4,1,4,10,6,7,1)
 +10(5,6,9,5)+4(4))+1= 35
葵: 無理か。ダメージを。
 Dice GM: 5d10+5=31(1,8,10,5,7)+5= 36
GM: 36点装甲有効。
葵: 銃弾を受けて[昏倒]。そのまま爆破犯のロイスをタイタス昇華して復活。行動終了。

GM: では、セカンド。
葵: 《アクセル》により宣言。
直行: 支援により申請。
GM: こちら、ドミニオンが宣言。
司: [昏倒中]です
叶: 《アクセル》支援により行動申請。《かまいたち》&《ジェノサイド・モード》の習得を希望
GM: 了解です。

GM: では、16の司どうぞ。
司: スイマセン[昏倒中]です
GM: 失礼。

GM: では、14の直行どうぞ。
直行: 質問が。《アクセル》効果がある状態ですが、「待機」は宣言できますか?
GM: 『できる』としましょう。
直行: ありがとうございます。では待機を宣言。

GM: では、13の叶or葵どうぞ。
葵: では先に行動。
GM: どうぞ。
葵: 《アドレナリン/オウガバトル》+《ポイズンフォッグ》+支援  侵食率:126!
 Dice 葵: 21r6+1=94(10(8,9,2,5,7,2,2,3,10,2,7,2,9,5,6,5,3,7,7,6,8)+10(4,7,10,7,8,9,7,10,6,2,5)
 +10(6,3,7,2,9,6,3,10)+10(6,1,7,7,4)+10(6,3,10)+10(9,6)+10(10,3)+10(7)+10(7)+4(4))+1= 95
葵: 95で
GM: ………まあ、一応回避。
葵: 対象は範囲攻撃に含まれるドミニオンとヴァーチャー。
GM: ドミニオン《MAXボルテージ》《マグネタイト》
 Dice GM: 13r7+2=34(10(1,6,7,7,5,7,4,10,6,1,2,2,1)+10(10,2,10,9)+10(8,5,5)+4(4))+2= 36
GM: ヴァーチャー《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 16r7+4=54(10(9,9,6,10,7,10,7,8,5,9,2,6,2,2,9,10)+10(9,7,8,1,2,10,7,4,5,10)
 +10(4,2,10,3,1,4)+10(8)+10(9)+4(4))+4= 58
GM: 頑張った(笑)ダメージどうぞ。
 ダメージDice 葵: 10d10+7=67(5,8,9,9,6,2,5,9,8,6)+7= 74
葵: 74点装甲あり。
GM: 《氷雪の守護》宣言
 Dice GM: 4d10=19(4,5,1,9)= 19
葵: 「たああああああああっ」
葵: 全身を使って鉾槍を振り回し。切り裂く。
GM: ヴァーチャーは装甲のおかげでちびっと残った。
GM: ドミニオン昏倒。《燃える魂》宣言
ドミニオン: 「想像以上じゃねぇか…」
葵: 行動終了。

GM: では、13の叶どうぞ。
叶: メジャー:《かまいたち》+《ジェノサイド・モード》+《カスタマイズ》+《錬成の掟》+《音速攻撃》 侵食率110
 Dice 秋生: 14r7+4=26(10(4,1,10,1,4,8,6,8,1,6,6,9,10,1)+10(4,6,8,3,4)+6(6))+4= 30
叶: 30といって殴る(低いな
 Dice GM: 7r10+2=12(10(3,6,6,5,7,9,10)+2(2))+2= 14
 Dice GM: 7r10+2=13(10(7,6,2,10,8,9,2)+3(3))+2= 15
GM: 命中。《ジェノサイド・モード》にて昏倒。昏倒。
叶: 後ろのトループへと一閃した大鎌の起こしたかまいたちが襲う

GM: では、9のドミニオン。(ダイスを振る)…対象:直行
直行: 「………」人差し指で、かむかむ。
GM: 《MAXボルテージ》《スタンボルト》《炎神の怒り》《白熱》
 Dice GM: 15r7+5=31(10(6,10,8,8,9,8,4,8,5,4,4,2,1,8,7)+10(7,10,9,8,3,1,4,4)+10(6,1,9,2)+1(1))+5= 36
GM: 36。
直行: 白兵2+《オウガバトル/コントロールソート/コンバットシステム/カウンター》
00:09 直行: 侵蝕値+10→96% 支援込み。
 Dice 直行: 21r7+2=22(10(10,6,7,6,6,9,5,5,3,7,8,3,9,9,2,9,7,2,10,4,1)+10(2,3,10,10,3,2,6,4,6,3)+2(2,1))+2= 24
直行: ぬお。カウンター失敗、ダメージどうぞ。
 ダメージDice GM: 4d10+8=24(8,2,5,9)+8= 32
GM: 32点装甲有効&目眩
 《リザレクト》Dice 直行: 1d10+96=2(2)+96= 98
直行: 「僕もそっちの気はありませんが……最低限の役目は果たせた、かな」

GM: クリンナップ
直行: クリンナップで「目眩」回復。以上で。
司: と、ラウンド終了前に“恋する爆弾”三橋 咲のロイスをタイタスにかえて復活します
司: 「いつまでも寝てたら三橋に馬鹿にされるな」
司: あと、クリンナップはなしです
葵: クリンナップにて「目眩」解除。
 Dice GM: 1d10+3=6(6)+3= 9
GM: 宣言忘れてたドミニオンは、《雷鳴》《炎神の怒り》で9点HPが減りました(マテ)
GM: 他は無し。


■□Round 2□■

GM: では、第2ラウンド
直行: セットアップ無し。
GM: セットアップ、こちらは無し。
葵: 流石に今回はなし。
叶: ないです
司: 《サポートデバイス》自身の【肉体】に6DB
司: あと、侵食率+6 106%です(汗)

GM: では、17の司どうぞ。
司: IV14直行さんの行動まで待機で
GM: 了解です。

GM: では、14の直行どうぞ。
直行: ポケットから硬貨を取り出し、ドミニオン、ヴァーチャーの動きを牽制支援。
直行: 射撃1+《支援射撃》 侵蝕値+4→102%
直行: 対象:自分を除いた3人、目標値12→9 成功でこのラウンド内全行動に5DB
 Dice 直行: 8r10+1=8(8(8,1,7,6,2,5,7,6))+1= 9
直行: ギリギリ成功w
司: 有難うございます
直行: タイミングよく、相手の行動の出先、鼻先に硬貨を弾き続ける。
葵: 「………」肩で息をしつつ。

GM: では、待機した司どうぞ。
司: <白兵2>+七色の声+獅子奮迅+リミットリリース+カスタマイズ+レインフォース+クリスタライズ+錬成の掟
司: 侵食率+28 136% 攻撃力+24 装甲無視 範囲攻撃 支援&サポートデバイス込み
 Dice 司: 36r5+2=121(10(10,4,1,10,6,9,3,7,10,1,10,8,9,8,3,4,6,8,1,8,1,3,5,1,3,9,7,4,9,7,3,4,5,7,8,10)
 (4,8,4,7,4,2,6,6,1,7,10,8,2,6,10,5,7,4,2,6,10,1)+10(2,4,5,8,10,2,7,5,1,5,4,6,6)+10(4,10,6,5,1,5,7,5)
 +10(7,1,9,6,8,3)+10(1,5,9,4)+10(10,4)+10(5)+10(9)+10(5)+10(6)+10(8)+1(1))+2= 123
司: 123で
GM: ………一応、回避。
GM: ドミニオン《MAXボルテージ》《マグネタイト》
 Dice GM: 13r7+2=41(10(3,5,6,6,6,6,8,5,7,9,3,5,1)+10(10,2,10)+10(10,10)+10(2,8)+1(1))+2= 43
GM: ヴァーチャー《絶対の空間》《幸運の守護》
 Dice GM: 16r7+4=73(10(9,4,1,1,3,9,7,9,5,7,10,4,3,4,2,6)+10(7,1,3,7,7,5)+10(2,5,9)
 +10(8)+10(8)+10(10)+10(10)+3(3))+4= 77
GM: 並みの攻撃ならかわせる出目が出てるのに!(笑)ダメージどうぞ。
司: 危ないです(汗)
 ダメージDice 司: 13d10+24=52(7,9,6,1,3,1,1,5,2,2,5,4,6)+24= 76
司: 76点
GM: ヴァーチャーが《透過》宣言
 Dice GM: 3d10=24(7,9,8)= 24
GM: ドミニオンが、《電磁反応装甲》宣言(笑)
GM: 余裕で昏倒。
司: 「1匹残したか………未熟」
ドミニオン: 「この俺が…? そんな…バカな…」
ヴァーチャー: 「…藪をつついて蛇を出すからだ、バカが…」

GM: 続いて、13のお二人ですが…。
叶: 待機を。
GM: ヴァーチャー、見逃すなら帰りますが、どうします?
直行: 「一人確保…っと」
葵: じゃあ見逃します。
葵: 「………さて。ここで逃げたらどうだ。ヴァーチャーとやら」
ヴァーチャー: 「…もとより、私に無理してこの場を守らねばならない謂れはない」
葵: 「ないな」
ヴァーチャー: 「無駄死には、“Master Shadow”様も望むところではないだろう」
ヴァーチャー: 「そこの自業自得のバカのことは、仕方あるまい…」
葵: 「まだ理性的で助かる話だ。さっさと退け」
GM: そう言って、《猫の道》宣言。昏倒中のトループごと消えます。ドミニオンはさすがに拾えない。
葵: 「……………ふぅ」
直行: 「僕は起爆装置の処理を行います」
直行: 「御三方は各部署への連絡と別任務があるなら、そちらへ向かってください」
司: 「すまない」
直行: 「市民の生活を守る点では同じです、さあ」
司: 「(軽く息をつく)さぁ、急いで戻ろうか」バイク用意ヘルメットを取って葵さんに放る
葵: 起爆装置を橋場に投げる。
葵: 「ああ」
叶: 「この場はわたしたちが引き受けます。どうぞ、ご安心ください」起爆装置受け取って
葵: どっからどう見ても背丈が足りないので結構苦労してバイク後部座席に跨る。
司: 「後は頼む、門脇、しっかり掴まっていてくれ、飛ばすぞ」乗ったのを確認して発進
直行: 「御協力に感謝します」敬礼でバイクを見送った。
葵: 「うわわ。もちっと速度を……」
葵: 何か吹き飛ばされそうな感じで必死にしがみつく。
葵: そのままバイクで場を後にする。
叶: くるりと大鎌をヘアピンに収納。てくてくとドミニオンのほうへと歩いていく(そのあとをどうしたとはいわない
GM: そして、一方その頃―――




 Climax Phase-02
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生&“凍える華” 清澄 零華

 登場Dice 零華: 1d10+64=6(6)+64= 70
 登場Dice 秋生: 1d10+69=3(3)+69= 72

GM: 香を道也に任せ、研究部へ向かう二人。
GM: そして、あと少しというところで、間に合った。
GM: 黒装束たちを従えた女性。
GM: そして、彼らよりもなお黒い、ローブの男…。
零華: 「そうはさせないわ」バーンと扉を開いて室内に飛び込む。
隆治: 「ほう…まだ生き残りがいたか…」
零華: 「――“Master Shadow”」その闇に気づき、無意識に立ちすくむ。
秋生: 『陰気くせえ格好』
女性: 「申し訳ありません。討ち洩らしたようで」
隆治: 「よい。まだ遅くはない。それに、どちらにせよ、同じことだ。そうであろう、ソロネよ」
ソロネ: 「御意に」そう言って、立ち塞がるように前に立つ女性
零華: 「…っく」再び相対する事。覚悟はしていたことだ。“あの時”を繰り返すわけにはいかない――
秋生: とん、と零華さんの肩を叩く。
零華: びくり。小さく肩が跳ねる。
秋生: 『まー。いろいろあって、あんたと付き合うのもいい加減飽きてきたところだ』
秋生: 『ここで一つ、決着をつけようじゃないか』
 登場Dice 華鈴: 1d10+66=10(10)+66= 76
華鈴: 「あの〜お届けものなんですけど………………お取り込み中だったりします?」後ろから突然入場(何
零華: 「後にして」後ろからの声に、素直に返事(何)
華鈴: 「え?あっはい!」その場で固まる
秋生: 『……和んでるぞ』呆れて。
ソロネ: 「…我ながら、落ち度が過ぎたな。この際、三人でも四人でも構わん」
 登場Dice 彩名: 1d10+62=7(7)+62= 69
彩名: 「ここで一つ決着をつけようじゃないか!一つと言わず二つ三つつけようじゃないか!」
彩名: 「と熱くあきなまの人が言ってました。かしこ」
彩名: にゃはは、と笑い声。ふと見れば”そこ”にいるメイド服の女。
ソロネ: 「………」
零華: 「聞いてたの? いつから……」ふと。“二人”増えていることに気づく。
彩名: 「や。こんちは。本日はお日柄も良く。絶好の決着日和です。気分的にはにゃん」
秋生: 『どこから出てきた似非メイド……』
ソロネ: 「…いや、もはや何も言うまい。…これ以上増えられても困るからな」
零華: 「此処はUGNの支部よ。無断で乗り込んで来て、随分な態度ね」気を取り直してソロネに向き合う。
秋生: 『UGN、1人いたら50人いると思えとえらい人はいってたぞ』(ほんとうか?
彩名: 「まぁまぁまぁまぁ。まぁを多く言っておいて兎も角。何時からでもいいじゃないですかぁ」
彩名: 「気分的にお久しぶり?零華たん。元気してター。きゃぴー」にゃはは。
零華: 「雨霧さん……それに小清水さん」増援の名を呟く。今は、それだけでも心強い
華鈴: 「はい、なんでしょう?」←事態についていけてない人
彩名: 「にゃはは」
ソロネ: 「できる限り減らしたつもりだったのだがな。爆弾小娘では、この程度か」
零華: 「届け物には後で判子を押してもらうことにして、今は迎撃任務の協力を要請します。支援を」華鈴に。
彩名: メイドはにやにやしつつ。状況を見守る。
華鈴: 「あっはい!わかりました!!」と言って、慌ててベレッタを取り出す
隆治: 「ふむ。確かに何時からでも何処からでも、何も変わらないな」
隆治: 「もとより、障害はすべて排除するのだからな。ソロネ、今回は好きにやっていいぞ」
彩名: 何処から来たとかは無視る。
彩名: 「零華たん。何して欲しい。応援?」
零華: 「……応援と口撃以外の、雨霧さんの得意な手段で対処願います」
零華: 「データを彼らに渡さないように」
彩名: 「へーい」
彩名: 「しょうがないから。あきなまたんを焚きつけるとするよ。轟々と」
零華: 周囲を確認。凍らせて良いモノとそうでないモノを認識する。
零華: 「“あれ”は貴方にとっても大切な物よ。死守して」囁くように秋生に告げる。
秋生: 『言われなくとも』
秋生: 『後ろのアレ(”Master Shadow”)も片付ければ、お前さんのしがらみもなくなって一石二鳥だな?』
彩名: 「“Master Shadow”にしては──陽に出るのが少し早かったかな」
彩名: 「まぁいい。”私”が干渉する事でもないか」さて、と。
彩名: 「そう。”変わらない”。結末は──ともあれ」
零華: ふわりと長髪を後ろに払い除けて、軽く一歩、右足を退く。
零華: 「……誰が相手でも変わらないわ。しがらみだなんて」
彩名: にやにや笑って。秋生の元に。手には何も武器は無い。
彩名: 「ほーれ。華鈴たん。はじめるよぅ。喜悲劇」
華鈴: あっと、はい支援します!!」
零華: 「――しがらみなんて…全て、凍り付いてしまえばいい」
零華: 冷気を纏い、空気が渦を巻く。
ソロネ: 「たかだか四人で…私の前に現われたこと、後悔するがいい」
GM: 凍て付くような、《ワーディング》
秋生: 『地獄の業火で、その言葉悔いるがいいさ』
彩名: 「好戦的な方々ですにゃん」
GM: では、衝動判定を。
 衝動判定Dice 零華: 6r10+4=18(10(3,1,10,2,3,2)+8(8))+4= 22
 Dice 零華: 2d10+70=15(7,8)+70= 85
零華: 成功して85%に。
 衝動判定Dice 華鈴: 7r10+4=14(10(1,3,9,10,10,5,4)+4(4,1))+4= 18
 Dice 華鈴: 2d10+76=12(8,4)+76= 88
華鈴: 成功の88%
 衝動判定Dice 彩名: 6r10+4=12(10(1,2,9,10,9,4)+2(2))+4= 16
 Dice 彩名: 2d10+69=10(7,3)+69= 79
彩名: 成功の79%と。
 衝動判定Dice 秋生: 3r10+1=7(7(7,4,2))+1= 8
 Dice 秋生: 2d10+72=8(5,3)+72= 80
GM: まず、エンゲージの説明。
GM: (トループ×2)(隆治)(ソロネ)
GM: 以上で。なお、今回場が狭いということで、エンゲージは封鎖されます。
GM: 通常の戦闘移動・全力移動ではエンゲージを抜けられないことを御了承ください。
零華: こちらのエンゲージは一塊ですか?
GM: 初期のエンゲージはソロネまでとします。後方エンゲージを作る場合、自然に一塊になると考えてください。
GM: では、エンゲージの宣言をお願いします。
零華: 後方を定位置に。
秋生: 前へ。
彩名: 秋生に従って前に。
華鈴: じゃあ、後方で
GM: (トループ×2)(隆治)(秋生、彩名、ソロネ)(零華、華鈴)


■□Round 1□■

GM: では、セットアップ。
零華: 無し。
GM: こちら、ソロネが《ヴァイタルアップ》。隆治が《時間調律》《ヴァイタルアップ》《重力の沼》
華鈴: 《戦術》使用。対象は自分以外の3人で
GM: セカンド不可に。トループは無し。
秋生: せっとあっぷなし。
彩名: セットアップなし。
華鈴: 次の能動行動に+1DBで 侵食率+3 91%に

GM: では、19のソロネ。
GM: マイナー《氷の剣》メジャー《ブレインコントロール》《炎の剣》《コンバットシステム》《戦神の祝福》
GM: 単体の近接攻撃だから…対象は秋生。
 Dice GM: 18r7+3=34(10(4,1,4,8,2,9,2,2,10,6,10,6,5,5,7,5,7,10)+10(1,1,10,4,7,2,10)+10(6,9,6)+4(4))+3= 37
GM: 37。
秋生: 近接だったな、《復讐の刃》宣言
 ダメージDice GM: 10d10+16=36(2,5,1,6,5,5,3,4,3,2)+16= 52
GM: ちなみにこちらの攻撃は52点装甲有効。
秋生: とはいえ。ダメージはあまり伸びないんじゃよ(《完全獣化》してないし)
 Dice 秋生: 9r10+4=9(9(6,4,8,6,9,3,5,4,9))+4= 13
 ダメージDice 秋生: 2d10=9(5,4)= 9
GM: チマと装甲あるから、4点受領。
秋生: 9。装甲有効です(しおしお) で、《リザレクト》
 《リザレクト》Dice 秋生: 1d10+82=8(8)+82= 90
秋生: 90で。

GM: では、18の彩名どうぞ。
彩名: んーと。秋生(IV10)の後まで待機。

GM: では、16で“Master Shadow”
GM: マイナー《暗黒の衣》メジャー《魔王の理》《インビジブルハンド》《因果歪曲》対象:後方エンゲージ
 Dice GM: 15r7+7=26(10(5,9,1,5,10,10,2,5,10,9,4,2,1,4,8)+10(3,8,6,6,3,3)+6(6))+7= 33
GM: 33。
零華: …回避無し、で。
華鈴: いただきます
 ダメージDice GM: 4d10+9=32(8,9,7,8)+9= 41
GM: 41点装甲有効。
 《リザレクト》Dice 華鈴: 1d10+91=10(10)+91= 101
華鈴: あ、100超えた………HP10 101%です
 《リザレクト》Dice 零華: 1d10+85=5(5)+85= 90
零華: 「……っ」
彩名: 「………ふぅむ」

GM: では、14の零華どうぞ。
零華: 必死に堪えて、待機。
零華: あの時と同じように見えない重力波を受けるも、今度はそのまま伏したりはしない――!

GM: では、11の華鈴どうぞ。
華鈴: 華鈴「零華さん、おねがいします!」
華鈴: <RC4>+バーストアップ+狂戦士+オーバードーズ+天性のひらめき 侵食率23 124%
GM: どうぞ。
華鈴: 目標値19 成功時:対象のメジャーアクションのエフェクトLV.+1、クリティカル−1
華鈴: 次の判定に8個のダイスボーナス 対象:零華さん
 Dice 華鈴: 12r7+4=22(10(4,6,2,1,5,5,9,2,6,7,10,2)+10(8,5,2)+2(2))+4= 26
華鈴: 成功で
零華: 「…わかったわ」自らにまとわりつく赤い氷を砕いて、華鈴に応える。

GM: では、10の秋生どうぞ。
秋生: マイナー:《完全獣化》
秋生: メジャー:馬鹿の一つ覚え(何)でソロネに 《獣の力》+《大蛇の尾》+《炎の理》+《業炎》 侵食率103へ
秋生: クリンナップ時4点実ダメージメジャー消費で消化するまで持続 しっぽでぺちぺち
 Dice 秋生: 21r7+4=53(10(10,10,3,4,8,9,9,8,8,9,3,3,9,4,1,9,9,5,7,5,9)+10(2,10,5,7,5,1,5,2,4,8,8,10,10)
 +10(9,2,1,3,7,8)+10(9,3,4)+10(9)+3(3))+4= 57
秋生: 57といってHITらしい
GM: 受ける。
GM: 《ブレインコントロール》《コンバットシステム》《灼熱の結界》《氷盾》《蒼き悪魔》《融解》《クールウィル》《戦士の知恵》《ディフレクション》
 Dice GM: 38r7+20=35(10(2,8,2,10,7,8,8,10,3,1,9,2,6,8,8,6,4,6,2,7,9,5,1,6,1,5,5,2,10,8,10,6,5,7,6,9,4,8)
 +10(8,6,1,2,3,3,5,5,3,2,6,6,1,6,7,10,4)+10(8,7,1)+5(5,1))+20= 55
GM: グハッ。ダメージどうぞ。
 ダメージDice 秋生: 6d10+12=34(8,1,1,7,7,10)+12= 46
秋生: (ぺちぺち)46装甲有効
GM: さすがにそのままくらいたくないか…。《ショックアブソーブ》宣言
GM: 装甲あわせて21点受領。
秋生: 『何気に硬えな』

GM: では、待機した方々どうぞ。無いならトループが動きます。
彩名: では零華に先行して行動。
彩名: マイナー:ハンドレッドガンズ+ダブルクリエイト 侵食率:85
彩名: メジャー:《ペネトレイト/錬成の掟/カスタマイズ/ギガンテックモード》  侵食率:96 対象:トループ 
 Dice 彩名: 12r8+0=35(10(1,3,7,3,4,4,2,1,9,4,4,8)+10(3,10)+10(9)+5(5))+0= 35
彩名: 35で掃射。
 Dice GM: 7r10+2=28(10(4,8,2,6,4,10,9)+10(10)+8(8))+2= 30
 Dice GM: 7r10+2=19(10(10,4,10,6,9,3,3)+9(9,7))+2= 21
GM: 命中、ダメージどうぞ。
 ダメージDice 彩名: 4d10+6=19(1,9,2,7)+6= 25
彩名: 25点の装甲無視。
GM: それは落ちた。トループ消滅。
彩名: スカートの下から二連重機関銃(ガトリング)。
彩名: ──掃射。
彩名: ぽいっと撃ち終って適当に投げる。

GM: では、零華どうぞ。
零華: 成長とロイス取得を申請します。
零華: 《氷の加護》を2レベルに上昇。《さらなる波》を2レベル取得。
零華: シナリオロイスの“Master Shadow”をタイタスにしてダイス+10
零華: ソロネにロイス取得、□同情/■嫌悪、タイタスにしてCr−1
GM: 了解です。
零華: 今は、あの時とは違って独りではない。だから。
零華: 「今度こそ、誰も失わない――」
零華: マイナーで《氷の加護》
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/さらなる波/ブレインコントロール》 侵蝕値:2+11→103%
零華: 支援込み、避け判定に1DP 対象はシーン。
 Dice 零華: 28r5+4=84(10(2,9,4,5,1,3,2,5,4,10,8,3,9,2,2,2,2,10,8,8,9,10,7,6,10,8,6,5)
 +10(7,10,9,10,1,2,1,6,3,8,2,4,4,7,8,7,7)+10(9,8,4,7,7,4,3,1,10,5)
 +10(7,6,3,3,9,6)+10(2,9,9,7)+10(5,4,4)+10(9)+10(8)+4(4))+4= 88
零華: 88。装甲防御無視。
GM: まあ、回避。
GM: 《魔王の理》《圧縮防御》
 Dice GM: 18r7+1=23(10(5,3,5,9,6,4,8,2,1,5,1,8,1,7,6,1,4,1)+10(1,4,7,2)+3(3))+1= 24
GM: で、受け。
GM: 《ブレインコントロール》《コンバットシステム》《灼熱の結界》《氷盾》《蒼き悪魔》《融解》《クールウィル》《戦士の知恵》《ディフレクション》
 Dice GM: 38r7+20=71(10(6,6,3,3,1,3,10,3,7,2,6,10,7,4,4,10,2,9,7,7,5,6,6,6,5,8,7,8,8,5,7,7,4,4,2,1,8,6)
 +10(10,10,10,8,2,3,2,9,7,7,7,7,8,6,7)+10(9,8,8,5,8,6,10,7,10,1,2)
 +10(5,7,9,7,10,3,9)+10(6,3,3,8,9)+10(9,2)+10(10)+1(1))+20= 91
GM: 受け成功。ダメージどうぞ。
 Dice 零華: 9d10+42=63(3,8,4,4,8,10,7,9,10)+42= 105
零華: 105点。装甲防御無視。
GM: さすがにそんなのくらいたくないから、隆治は《黒星招来》宣言。ダメージ打消し。
零華: 「吹き荒れなさい!」極寒のカマイタチが空間を切り裂く。
GM: ソロネはなにやっても死ぬから、昏倒。《燃える魂》宣言
GM: ダメージ軽減できませんが、受け自体は成功しているので《蒼き悪魔》にて7点そちらに実ダメージが入ります。
零華: サイレンは射撃扱い攻撃。「白兵攻撃を行ってきた対象に」なので、《蒼き悪魔》の特殊攻撃は無効です。
GM: おっと、失礼。では、ダメージ無しで。
零華: 砕けそうなほどに指先が凍る。

GM: では、クリンナップ。
零華: クリンナップ無し。
GM: 《炎の理》は今4点ですか? 5点?
秋生: 4点で最大ですね。161超えないと5点にはならんです。
GM: 了解です。では、ソロネが4点受領。
彩名: クリンナップなしなし。


■□Round 2□■

GM: セットアップ
彩名: なし。
秋生: ないでーす
華鈴: なしで
零華: 無しです。
GM: ここでイベント。
GM: 後方のドアが開き、“Master Shadow”の後方から何者かが飛び込んでくる。
???: 「…何事ですか!? …敵?」
GM: UGNのエージェントらしき女性。異変に気付きやって来たらしい。
零華: 「入ってこないで。増援を呼んで!」鋭く叫ぶ。
隆治: 「…そうはいかん…。ここに現れた以上、生きて帰すわけにはいかない」
GM: 現在、(???)(隆治)(秋生、彩名、ソロネ)(零華、華鈴)とエンゲージが変更されました。
彩名: 「………」
???: 「…今、支部にはほとんど人がいません。それに、敵が来ているなら、放っておくわけには!」
秋生: 『黙って増援呼んで来い! 死にたくなかったらな!』イライラと吼えるように声を上げる
零華: 「“Master Shadow”の襲撃よ!」
???: 「クッ…。わかりました…」
GM: とは言っても、去るのは自分の手番ですが。
零華: 手を振り、解き放った冷気をたぐり寄せる。
GM: ということがあった後、隆治が《重力の沼》宣言。セカンド不可に。ソロネは無し。

GM: では、イニシアティブが一番速いので、???は脱出(笑)

GM: 19のソロネ。(ダイスを振る)…対象:秋生
秋生: おう。
GM: マイナー無し。メジャー《ブレインコントロール》《炎の剣》《コンバットシステム》《戦神の祝福》
 Dice GM: 18r7+3=25(10(4,3,8,2,8,5,9,6,9,4,10,3,7,10,3,6,5,10)+10(6,9,5,4,6,7,10,2)+5(5,5,4))+3= 28
GM: 28。
彩名: 《砂の結界》で秋生をカバーリング。
GM: では、ダメージ出します。
 ダメージDice GM: 9d10+16=42(10,5,2,6,2,2,3,9,3)+16= 58
GM: 58点装甲有効。
彩名: ひょいと秋生の足をひっかけて退避させる。自らは直撃。
 《リザレクト》Dice 彩名: 1d10+96=8(8)+96= 104
彩名: HP8.侵食率:104+2=106に。
秋生: 『おぅ。すまねえな、似非メイド』ずるっと崩れた体制整えつつ
彩名: 「……面倒なんですよねぇ。さっさと片つけてもらわないと」
彩名: へらへら笑いつつ。

GM: では、18の彩名どうぞ。
彩名: 再びIV9まで[待機]。

GM: では、16で隆治。(ダイスを振る)…今度は前衛エンゲージが対象。
GM: マイナー無し、メジャー《魔王の理》《インビジブルハンド》《因果歪曲》
 Dice GM: 15r7+7=63(10(1,2,3,1,8,1,4,1,6,2,7,3,4,9,10)+10(2,6,7,3)+10(9)+10(8)+10(8)+10(7)+3(3))+7= 70
彩名: 再び《砂の盾》で秋生をカバーリング。侵食率:108に。
GM: では、ダメージ出します。
 ダメージDice GM: 8d10+9=56(10,7,3,10,4,4,10,8)+9= 65
GM: 65点装甲有効。
彩名: 65点の倍。130点を受領。
彩名: ──《鏡の盾》宣言。侵食率;116に。
GM: 《時の棺》宣言
彩名: では[昏倒]。
彩名: 「メイドは欠伸を一つ」
彩名: 眠そうな声で壁にもたれかかる。
彩名: 行動終了。
秋生: 『お疲れ。十分だ、これは己(オレ)が片付ける』メイドに一言
零華: 「雨霧さん……」

GM: では、14の零華どうぞ。
零華: “誰も失わない”と言った直後の出来事に息を呑んで。
零華: でも今なら、まだ。唇を引き結んでレネゲイドをコントロールする。

GM: では、11の華鈴どうぞ。
華鈴: 《支援射撃》を。対象は自分以外全員。侵食率+4の128%へ 目標値5
 Dice 華鈴: 7r10=9(9(4,4,9,2,3,8,4))= 9
華鈴: 成功でラウンド間のすべての行動に5個のDBで
零華: ありがとう。
華鈴: 「支援します!止めを!」ベレッタで威嚇射撃

GM: では、10の秋生どうぞ。
零華: インタラプト宣言。マイナーで《氷の加護》
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/さらなる波/ブレインコントロール》 侵蝕値:2+13→118%
零華: 対象:シーン、避けに1DP、攻撃力+17 支援込み
 Dice 零華: 16r7+4=26(10(5,3,8,8,7,3,8,10,3,3,1,6,5,3,4,10)+10(3,6,2,1,10,7)+6(6,5))+4= 30
零華: 30
GM: それなら目はある。回避。《魔王の理》《圧縮防御》
 Dice GM: 18r7+1=66(10(3,8,1,10,6,10,1,7,6,3,4,10,10,4,5,8,6,1)+10(1,7,4,10,5,9,3)+10(4,7,8)
 +10(6,9)+10(8)+10(9)+6(6))+1= 67
GM: 無駄に回避。ソロネは受けのみなので無し。ダメージどうぞ。
零華: 「………くっ」上手くいかないなりに、必死に吹雪を制御する。
 ダメージDice 零華: 4d10+17=24(8,7,6,3)+17= 41
零華: 装甲無効の41点。
GM: 《氷雪の守護》宣言
 Dice GM: 5d10=33(3,8,5,7,10)= 33
GM: 8点受領。

GM: では、改めて秋生どうぞ。
秋生: マイナーなし。メジャー:《獣の力》+《大蛇の尾》+《炎の剣》+《業炎》
秋生: やっぱり尻尾で殴っちゃうぜ 侵食率は111
 Dice 秋生: 21r7+4=25(10(2,8,10,9,3,6,4,4,10,10,4,6,3,7,6,8,6,2,9,8,8,9,7,5,5,2)
 +10(9,10,6,3,7,1,3,10,2,2,7,8)+10(5,2,2,3,6,8)+10(8)+5(5))= 45
GM: 対象はどちらですか?
秋生: 目の前のソロネで
GM: 《ブレインコントロール》《コンバットシステム》《灼熱の結界》《氷盾》《蒼き悪魔》《融解》《クールウィル》《戦士の知恵》《ディフレクション》
 Dice GM: 38r7+20=46(10(1,6,7,9,7,6,3,10,6,6,5,8,10,1,3,9,10,4,1,1,8,3,10,4,7,8,9,9,6,5,4,2,6,8,9,2,7,1)
 +10(9,8,9,7,6,7,7,7,7,3,4,7,10,6,1,10,3)+10(6,9,1,8,9,4,1,1,7,1,3)+10(1,8,1,5)+6(6))+20= 66
GM: また高いな。受け成功。ダメージどうぞ。
 Dice 秋生: 5d10=40(9,3,8,5,5)+16= 46
GM: 合計46点か…。装甲&《不燃体》でそれでも全部止めますね。《蒼き悪魔》にて7点返します。
秋生: まぁ仕方ない

GM: クリンナップ
華鈴: なしです
GM: ソロネがまたチト燃える。他は無し。
零華: 無し。
彩名: なし。ここでロイスを昇華。そのまま昏倒より[復活]。


■□Round 3□■


GM: セットアップですが…。(ダイスを振る)…偶数。何事もありませんでした。
GM: こちら、隆治が《重力の沼》。他は無し。
彩名: サポートデバイス。侵食率:122 【感覚】を指定。
華鈴: セットアップはなしで

GM: では、19でソロネ。(ダイスを振る)今度は彩名に行きました。
GM: マイナー無し、メジャー《ブレインコントロール》《炎の剣》《コンバットシステム》《戦神の祝福》
 Dice GM: 18r7+3=22(10(1,6,4,4,3,4,9,3,7,4,4,9,1,4,10,5,1,3)+10(10,4,2,2)+2(2))+3= 25
GM: へたった。25。
彩名: [回避]+《ゆらめき/全知の欠片》 侵食率:127
 Dice 彩名: 17r7+3=66(10(8,10,10,10,9,1,5,4,7,8,5,10,9,10,10,2,4)+10(4,2,1,2,8,8,2,1,8,7,6)
 +10(3,10,5,9)+10(3,10)+10(7)+10(10)+6(6))+3= 69
彩名: 回避。影より影に。

GM: では、18の彩名どうぞ。
彩名: マイナー:《光の衣》 侵食率:129
彩名: メジャー:[射撃]+《ペネトレイト/錬成の掟/カスタマイズ》 侵食率:137 対象:“Master Shadow” 
 Dice 彩名: 23r7+0=35(10(4,3,6,4,6,1,7,5,6,7,2,4,9,4,2,2,2,8,9,10,6,8,4)+10(5,5,1,7,1,7,9)
 +10(6,8,10)+5(2,5))+0= 35
彩名: ひく。35で射撃。不意打ち。
GM: 射撃は回避できる…。《魔王の理》《圧縮防御》
 Dice GM: 19r8+1=25(10(10,4,1,6,9,2,8,1,8,9,4,4,5,1,6,4,5,7,3)+10(6,2,9,6,2)+5(5))+1= 26
GM: 命中、ダメージどうぞ。
 ダメージDice 彩名: 4d10+9=13(1,8,2,2)+9= 22
彩名: 22点装甲無視。
彩名: 影より移り。漆黒の刃を突き立てる。

GM: では、16で隆治。
GM: (ダイスを振る)…対象:前衛エンゲージ
GM: マイナー無し、メジャー《魔王の理》《インビジブルハンド》《因果歪曲》
 Dice GM: 15r7+7=73(10(3,4,3,6,1,1,2,2,1,10,7,9,8,4,5)+10(10,10,7,6)+10(5,7,10)+10(10,2)
 +10(10)+10(8)+10(7)+3(3))+7= 80
GM: 80。
彩名: やるだけ無駄だな。《砂の結界》で秋生をカバーリング。侵食率:139 
 ダメージDice GM: 9d10+9=40(1,3,3,3,10,3,5,4,8)+9= 49
GM: 49点装甲有効。
彩名: ──[昏倒]。98点受領。
彩名: がらん。衝撃波を受けて女給姿の女は壁まで吹き飛ばされる。──今度は血を流しぴくりとも動かない。

GM: では、14の零華どうぞ。
零華: 待機。

GM: では、11の華鈴どうぞ。
華鈴: 狂戦士+天性のひらめき 侵食率+9 137% 対象は零華さん
華鈴: 目標値12 成功時6DBのクリティカル−1
 Dice 華鈴: 13r7+4=24(10(9,4,7,8,6,2,6,7,6,1,1,1,7)+10(10,1,6,3,5)+4(4))+4= 28
華鈴: 成功

GM: では、10の秋生どうぞ。
秋生: 待機で。

GM: では、待機した皆さん、どうぞ。
零華: インタラプト宣言。
GM: どうぞ。
零華: 今ここでやらなければ…失うモノは、自分一人ではないのだから。
零華: 「…今度は……今度こそ…!」
零華: マイナーで《氷の加護》
零華: ………。
零華: 最後の成長、《リミットリリース》1レベルを。
GM: どうぞ。
零華: RC4+《コキュートス/サイレンの魔女/さらなる波/ブレインコントロール/リミットリリース》
零華: 侵蝕値:2+19→139% 対象:シーン、避けに1DP、Cr−1、支援込み、攻撃力+17
 Dice 零華: 18r5+4=71(10(6,7,3,5,8,6,9,3,1,8,8,1,3,2,7,2,4,4)+10(7,6,7,3,10,9,5,1,9)
 +10(8,1,7,6,6,1,8)+10(6,9,4,3,1)+10(6,9)+10(6,6)+10(9,2)+1(1))+4= 75
GM: まあ、一応回避はして見る。《魔王の理》《圧縮防御》
 Dice GM: 18r7+1=32(10(4,8,9,9,4,7,7,3,5,4,1,3,4,10,8,7,1,10)+10(8,9,8,7,7,7,10,2,10)
 +10(10,4,3,5,2,2,2,7)+2(2,1))+1= 33
GM: 命中。ソロネは回避できない。ダメージどうぞ。
零華: 全ての水粒子を刃と成す。
零華: 「影ごと、此処で凍りつきなさい!」
 ダメージDice 零華: 8d10+17=36(4,9,6,5,4,2,4,2)+17= 59
零華: 装甲無視の59点。
GM: 《氷雪の守護》宣言
 Dice GM: 5d10=24(1,6,9,3,5)= 24
GM: 24点止めて、《不燃体》が入って…。
GM: 残った。
零華: 「……………まだ、足りないの…?」嵐の後に残った二人の姿に愕然とし、手が下がる。

GM: では、秋生どうぞ。
秋生: 『まったくしぶといったらありゃしねえ……己(オレ)もあまり自信がないんだがな…』 マイナー:なし
秋生: メジャー:《獣の力》+《大蛇の尾》+《炎の剣》+《業炎》+《獣の王》 侵食率124へ リアクション不可
 Dice 秋生: 23r7+4=24(10(3,5,4,1,2,6,8,5,5,9,1,6,6,4,8,4,5,2,4,7,2,4,6)+10(9,5,6,4)+4(4))+4= 28
GM: 対象どちらですか? どちらにせよできることはありませんが。
秋生: ああ。シャドウの方で
GM: では、ダメージどうぞ。
 Dice 秋生: 3d10+16=14(7,4,3)+16= 30
ダメージ秋生: 30点。装甲有効で
GM: 《暗黒の衣》にて、15点軽減。
GM: “Master Shadow”の残りHP………13! 昏倒!
ソロネ: 「…なっ!? “Master Shadow”様!」
零華: 「……うそ」
秋生: 『わりぃな。大将落としといたぜ?』
GM: ソロネ、何もしないなら撤退しますが?
華鈴: 撤退してください(何
零華: 満身創痍です(何)
ソロネ: 「…クッ! この仇は絶対取る!」
GM: そう言って、ソロネは去ります。戦闘終了!
秋生: 『二度と来んな』
華鈴: 「撤退した?………」その場に崩れ落ちそうになるのを耐えて、彩名さんの所へ
秋生: 『なあ』ポツリと零華さんに話しかける
秋生: 『この光景、過去に見なかったか? これがいわゆる既視感ってやつか?』呆れたように目を泳がせて。
零華: 願えども想像だにしなかった光景にしばし立ち尽くすも
零華: 小清水さんが倒れた雨霧さんを介抱しているのを見、思い出して、データチップの無事を確認。
彩名: 口元から血を流して。目を見開いたまま。
秋生: 『おっと。これだこれ。そこの似非メイドに使いな』応急手当キットを投げつける
華鈴: 「有難うございます」キットをかろうじて受け取ってお礼
GM: そうやって、彩名に気を取られていると…。
隆治: 「…まだだ…!」
GM: 倒れたはずの“Master Shadow”が立ち上がる。
秋生: 『まだ立つか』尻尾をゆらりと振る。
隆治: 「…まだ、我は死んでは…」
零華: 「データチップは渡さない。貴方の野望もここで挫く」
GM: ゾブリ
零華: 「――な!?」
彩名: ────。
GM: そう言った“Master Shadow”の胸を、背後から伸びた槍が貫く。
彩名: ぴくり。薄目を開ける。
???: 「そこまで―――」
GM: 先ほど去ったはずの、UGエージェント。
???: 「お疲れ様。おやすみなさい、“Master Shadow”」
零華: 「…貴方……一体………?」
秋生: 『タイミング見てただろ、お前……』その正体に気がついて、ため息をつく。
???: 「援護するつもりだったんだけどね、離れろって言ってたし」そういう彼女の姿が、みるみるうちに変わる。
GM: 現れたのは、“Life Like”
秋生: 『巻き込んでどうする。”とりあえず”てめぇの身内だろ、それ』
零華: 「仲間割れ。…いえ、最初からそのつもりだった?」
LL: 「あたしの目的のために、彼には死んでもらわなくっちゃならなかったの」
零華: モニタにこびりついた霜を手で拭う。
秋生: 『はなっからそのつもりだったんじゃねえの?』
秋生: 『そうじゃなきゃ、こいつがリークする理由なんぞねえからなあ』にやにやと
LL: 「ついでに、これもね」チップを見せる
秋生: 『それ返せ』
LL: 「残念だけど、これもまだ必要なの。それに、これは元々こちらの物だしね」
秋生: 『なら……それはもっていっていいから、代わりにひとつ、くれないか?』
零華: 「いつの間に…とか。間の抜けた事を尋ねてもいいかしら」画面に映るのは、空のフォルダ。
LL: 「あたしはエグザイルだよ。部屋を出た振りして、別のものにまぎれるのは、お手の物」
LL: 「あとは、そっちが戦闘に集中してたからね」
LL: 「で、何が欲しいのかな?」
秋生: 『コピーだ。完全なコピー。それなら文句あるまい』
秋生: 『じつのところ”己(オレ)”自身、そのデータに興味があるんだ』
秋生: 『秋生が思い出せない記憶の一端がそこにある可能性があるなら……己(オレ)はそれを見てみたい』
LL: 「それをしておくかどうかは、そちらの判断でしょ? あったとしても、さすがに探してる暇はないしねぇ」
LL: 「だから、駄目。そろそろここの支部の人たちも、戻って来そうだし」
秋生: 『じゃ、ほかのものにする』あっさり引き下がる
LL: 「………だったらさ、秋生君」
LL: 「あたしと一緒に、FHに来ない?」
LL: 「“Master Shadow”が失敗した奪回任務を成功させたとすれば、あたしのFHでの地位は上がる」
LL: 「そうなれば、あたしの目的に、さらに近付くことができる」
秋生: 『残念。己(オレ)たちはテロには興味ねえんだわ』
零華: 「…………」
LL: 「まあ、そう答えるよね。残念だけど、予想はしてた」
秋生: 『テロには興味ねえ。むしろ興味あるのはチップの中身と、お前の名前だ』
LL: 「…まだ、思い出してないんだね」
秋生: 『残念ながらな。OVに目覚めたときにいろいろ吹っ飛んでんだよ』
LL: 「あたしの名前は、倉峰 千。それだけは、教えてあげる」
秋生: 『覚えとく』
LL: 「…もう、会うことは無いかもしれないからね…。…じゃあね」
秋生: 『これからだったら忘れないな……”またな”?』
GM: そう言うと、“Life Like”は寂しげに笑って消えていきます。
零華: 「………………引き留めないの?」ぽつり。淡々と呟く。
秋生: 『無理だ無理無理。似てんだもんよ、目が』
秋生: 手をふらふらと振って
零華: 「似てる? ……変な事を言うのね」小さく頭を振って、直通回線が生きているか確認しようと歩を踏み出す。
秋生: 『……頑固そうなとこだよ。お前さんにそっくりだ』へら、と笑って
零華: 「貴方の言う事は、さっぱり。意味不明よ」机にもたれかかりながらダイヤルをプッシュ。
秋生: 『自分は頑固じゃないってか。ありえねえなあ』くけけとわらう
零華: 重傷1名、負傷者3名、職員は………数えたく無い。
零華: “Master Shadow”は倒されたものの、データチップは奪取され。
零華: 「…………ふう」
零華: 今までの事も、これからの事も、それから、この葛貫秋生という男の言うことも含めて全て。
零華: 考えると頭が痛くなってくる。
零華: 大きな溜息をついて、ようやく繋がった回線に現状を報告した。
秋生: いつの間にかシュウセイと入れ替わり、秋生は先程聞いた名前をつぶやきながら、必死に記憶を探っていた。
秋生: 「……だめだ、思い出せない……」頭(かぶり)を振ってため息をつく。
秋生: 「仕方ない。後はなるようになるしかないだろう。
GM: そうこうしている内に、ざわめきが戻って来る。爆弾処理に奔走していた面々が、戻って来たようだ。




 自律判定

GM: 申告のち、振ってください。
零華: “炎の魔人” 葛貫 秋生にロイス取得。……□好奇心/■不快感で。
零華: 最終侵蝕率は139%。タイタス2、Dロイス1、ロイス4枠一杯。二倍振りで。
 Dice 零華: 8d10-139=51(6,4,9,8,3,3,8,10)-139= -88
零華: 88%で帰還。
零華: 直行は102%で終了。相方のほうのロイス数(シナリオ・PC間)はどのように扱えばいいでしょうか?
GM: 初期の三つ以外は、好きに取っておいたことにしてください。
零華: 了解しました。では基本ロイスの素振りで。
 Dice 零華: 3d10-102=12(2,6,4)-102= -90
零華: 零華88%(2倍振り)、直行90%(素振り)で帰還。
秋生: 葵さんとつかちゃんにロイスをそれぞれ■有為/不快感、■親近感/猜疑心
秋生: これでDロイス1、初期2、シナリオ1、PC間3つ
秋生: 戦闘用人格の効果によりロイス5。秋生二倍振りで
 Dice 秋生: 5d10-124=20(2,8,4,5,1)-124= -104
秋生: ひぃ
零華: あのー。二倍になってません。
秋生: まちがっとるがな
葵: というか二倍振りで5とかなんだ(何
零華: ありえない数字w あと5D振りましょう。
秋生: びっくりしたわー。振りなおし。
 Dice 秋生: 5d10=17(3,2,3,7,2)= 17
秋生: 叶のほうは、ロイス7つとみなして
 Dice 秋生: 7d10-110=31(4,3,10,1,9,1,3)-110= -79
秋生: 秋生87%、叶79%。 秋生は二倍振りなんで侵食経験点なしですね
葵: んーと。彩名の方でまずは計算。侵食率:139。 タイタス1。ロイス6個。二倍ふり。
 Dice 葵: 12d10-139=56(4,7,4,3,2,2,9,9,3,5,5,3)-139= -83
葵: まずは半身は帰還。
葵: 葵は122。ロイス6個。タイタス1個。彩名に合わせて倍振り。
 Dice 葵: 12d10-122=71(2,7,7,3,8,3,10,8,7,4,5,7)-122= -51
零華: ごっそり下がった。
葵: 葵51%(二倍ふり) 彩名88%(二倍ふり)で帰還。
司: 司の方が、最終侵食率は134% Dロイス1 タイタス1 生還者なので+3 ロイス枠一杯までとって、8個
司: 華鈴の方が、最終侵食率137%でタイタス0、Dロイス1で目一杯とって6個
 Dice 司: 8d10-134=46(7,4,1,5,6,4,9,10)-134= -88
司: 華鈴は二倍振りで
 Dice 司: 12d10+137=56(6,3,9,8,4,5,2,4,7,1,2,5)+137= 193
司: ………+て
葵: 加算です(何
零華: 増えてる(何)
秋生: 足してどうする
司: 司88%・華鈴81%にて帰還
零華: 全員二倍振りで帰還かな、と。
GM: では、全員生還ですね。おかえりなさいませー。
零華: おかえりなさいー。
葵: おかえりなさいー。
司: お帰りなさいませ
秋生: びっくりしたわ(自分で何やってんだと) おかえりなさいー



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“炎の魔人” 葛貫 秋生&“凍える華” 清澄 零華

GM: お二人は、支部中が後片付けでバタバタする中、支部長代理に報告に来ています。
美鈴: 「なるほど…。“Master Shadow”は打ち倒したものの、チップは奪われてしまった、と…」
零華: 「――はい。“Life Like”が…申し訳ありませんでした」深く頭を垂れる。
美鈴: 「仕方ないことですね。むしろ、少ない人数でよく頑張ってくださいました」
美鈴: 「今回、“Master Shadow”と“Life Like”は連動して動いていなかった」
美鈴: 「であれば、彼女の動きを予測するのは難しかったでしょう」
美鈴: 「その場にいても、私でもどうにもできなかった。だから、あまり気になさないでください」
零華: 「任務が果たせなかった以上は……いえ………はい」
零華: 自分たちのために陽動に回っていた者達の事を考えれば、あまりにも己がふがいなかった。
零華: けれどもここで否定をすれば、支部長代理の思いやりさえも無碍にしてしまう。
零華: 素直に従って。
秋生: 「多分、また何か起こると僕は予想しています。あのチップを関連して……」
美鈴: 「そうですね。いくらチップがこの場に無いとは言っても、ある程度解析したデータはこちらに残っています」
美鈴: 「それをどう見るか…今後のFHの動きは要注意でしょうね」
美鈴: 「とは言え、“Master Shadow”を仕留めたのは大きな事です」
零華: 「はい。それだけは幸いな事でした」目線にて同意を。
美鈴: 「どう影響するかまでは読めませんが、彼のセルはしばらく身動きが取れないでしょう」
零華: 「“Life Like”が『やりたいことがある』と言っていました。それが何であるのかは…」ちらり、秋生を見る。
秋生: その視線に居心地悪そうに目を泳がせて
秋生: 「あの……」
美鈴: 「なんですか?」
秋生: 「そのチップの件ですけれど……僕はイリーガルですがその……」言いにくそうにしながら
秋生: 「優先的に関わらせてもらえませんか?」
美鈴: 「………」黙考する
零華: 「…………」基本的には部外者を関わらせたくはない。しかし、どうしたものか――沈黙。
零華: 厳密には、部外者という表現は相応しくないのだろう。
美鈴: 「…そうですね。こちらとしても、人手は多いにこしたことはありません」
美鈴: 「それに、これまでの動きを見る限り、“Life Like”は葛貫さんに何かしらの興味を持っています」
秋生: 「”Life Like”が関わる以上、僕にいずれ火の粉は必ずかかってきますし……」自信なさ気に後半は小声に
美鈴: 「…わかりました。ただ、危険は覚悟しておいて下さい」
秋生: 「……はい」ちょっと苦い顔で頷いた
零華: 「倉峰 千」
美鈴: 「社さんの報告にありましたね。確か、“Life Like”の本名だとか」
零華: 「はい。彼女と彼が旧知の間柄である以上、今後も何かしらの干渉はあると思われます」
秋生: 「どうしても、思い出せなくて……思い出せたら、きっと何かの役には立つと思うのですが……」
美鈴: 「彼女の事、詳しく調べておいた方がよさそうですね…」
秋生: 「済みません、お役に立てなくて」ぺこり
美鈴: 「それでは、以上を踏まえ、上層部には報告をあげておきます。今回は御疲れ様でした」
零華: 「はい。それでは失礼致します」
秋生: 「失礼します」ぺこ、っと頭を下げて退出して
美鈴: 「それでは、葛貫さんのこと、よろしくお願いしますね、清澄さん」笑顔
零華: 「……できる限りは善処致します」
零華: いつもと笑顔の質が違ったような気がするけども(何)
零華: 頭を下げて、それ以上は何も無いとばかりに部屋を出ようとする。
美鈴: 「いえ、ちゃんと見ていてあげてください。いいですか、清澄さん…」
美鈴: 「考えてみてください。彼は、『“Master Shadow”を倒した男』なのですよ」
零華: 「……………」思い返す。
零華: ――あれは、未だに納得のいかない光景だった。
美鈴: 「彼のセルの残党は、おそらく葛貫さんを放って置かないでしょう」
美鈴: 「これからもこの件にかかわるとすれば、尚の事です」
美鈴: 「UGNとしては、協力してくださるイリーガルを、必要以上に危険に遭わせるわけには行きませんから」笑顔
零華: 自分ではなく、何故彼が……未だにその思いが強いのは、単なる妬みだろうか。――ともあれ。
零華: 「…“護衛任務”として、承りました」
零華: 「では、失礼致します」
美鈴: 「それでは、今の所は、ゆっくり身を休めてください」
GM: そう言って、笑顔のまま見送る。
零華: 礼にて謝意を示し、部屋を出た。

秋生: 「……」ひどく何かを嫌悪した表情を浮かべて廊下に立ちつくしている。
零華: 静かに扉を閉めて。「………こんな所で何をしてるの?」
秋生: 「少し考え事を」
零華: 「“Life Like”の……いえ、倉峰 千のこと?」
秋生: 「いえ……そうじゃないんです」
零華: 「じゃあ、何?」
秋生: 「使いたくは、なかったんですよ。そもそも、こんなことに関わる気なんて「僕には」ないんです」
零華: 「使いたくないのはオーヴァードの力? そして関わりたくないのは気弱な方の貴方かしら」軽く腕を組んで。
秋生: 「貴女は。僕の中にいる彼は僕のもう一面だとお考えじゃないですか?」
秋生: 「彼は「僕とは違う」別のものです。―――そして僕はオーヴァードというものを好ましく思っていない」
零華: 「私にとって、それはどうでもいい事ね」
零華: 「二重人格者は、自己防衛のためにもう一つの人格を創り上げる。それが彼。…そう認識しているわ」
秋生: 「違いますよ。根本としてはそうではないんです」
零華: 「じゃあ何かしら?」はっきりしない物言いに、少し苛立ちの色を見せて。
秋生: 「”僕がオーヴァードになるのを否定したから、レネゲイドウィルスが人格をもったんですよ”」
零華: 「…そう。そういうケースもあるのね」淡々と相槌を打つ。
秋生: 「そんな僕が、自ら事件に飛び込むなんて不本意でしかないんですよ」
零華: 「不本意」
秋生: 「貴女からみれば、逃げととられても仕方ないですよね」自嘲気味に微笑む
零華: ふぅ、と小さく息をつく。
零華: 「……そうね。“貴方”はどうしようもない臆病者と思うわ」
零華: 「逆に…私から質問させてもらう」
零華: 「貴方は私達の事を、好きでこの世界に首を突っ込んでいる好事家達とでも思っているの?」
零華: 真正面に見据える瞳。
秋生: 「まさか―――……でも、「持って生まれてきた」人とは覚悟は違いますよ」肩をすくめる
零華: 「覚悟、ね………」小さく笑って目を閉じる。
零華: 「別に貴方に理解されたいというつもりは無いから。……で、何を言いたいの?」
零華: にべもなく問い掛けで話題を変える。
秋生: 「僕は弱虫だし、こんな風にオーヴァードとしての自覚も、覚悟も薄いです。……だから」
秋生: 「立ち止まってしまったら、背中をたたいてもらえませんか?」
零華: 「――後押ししてほしい、ということ?」眉間を寄せて。
秋生: 「多分、僕らが背中を預けられるの、貴女くらいですからね」
零華: 「…………」
秋生: 「僕と、シュウセイの関係だって、口に出して言ったの、貴女が最初です」
零華: 「…つい先程から、貴方の“護衛任務”を受けているわ。…だから」
零華: 「その願いは、聞くことができる」
秋生: 「お願いします」深々と頭を下げる。
零華: 困惑に満ちた表情で、下げられた頭をしばし見つめていたが、
零華: 「……貴方の背を守り、いざという時には、後押しをしてあげる」
零華: 「だから貴方は、これから起こる事にも逃げないで。“彼”に任せきりにしないで」
零華: 何を言えばいいんだろうか。訥々と口に出す言葉。
秋生: 「……善処します……」
秋生: 『お姫様。その代わりに、己(オレ)はお前の盾とならん』秋生の言葉を引き継いで、すっ、と頭を上げる。
秋生: 『むしろ剣だな。己(オレ)は避けるのも受けるのも下手だしな』肩をすくめて
零華: 「……………」じと目。
秋生: 『あんたが足りない分は己(オレ)がカバーする。”master shadow”の一件みたいにな』
秋生: 『それで契約は完了だ。どうだい、お姫様?』口調はちゃらけてるが、表情は真剣そのもの
零華: 「……まあ」
零華: 「剣としての貴方には期待させてもらう事にするわ」
零華: 「それから、お姫様は止めて。私にはちゃんとした名前があるんだから」
零華: 少しだけ膨れてみせる。
秋生: 『そういう顔したほうがかわいいな。普段の仏頂面は似合わねえぞ? 零華』
零華: 「貴方の好みに合わせるつもりは無いわ」
秋生: 『一般論だよ。……じゃ。話はそれだけだ』くるりと背中を向ける
零華: 「待って」
秋生: 『なんだ?』ぴた、と足を止めて
零華: 「…………………」沈黙。暫し口ごもって。
秋生: 『……』じっと待つ
零華: 「……よろしく。秋生」真面目くさった顔で言い切った。
秋生: 『残念。己(オレ)は”シュウセイ”』けらけらと笑って歩き出す
秋生: 『だが、いい傾向だ』
零華: 「……口で言ったって違いなんて無いわよ」残された零華が、ぽつりと呟いた。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵&“神の英雄” 天照 司

GM: あれから数日。
GM: 市内で爆弾が三つ爆発したというのに、町は早くも何事もなかったかのような日々を送る。
GM: 黒巣市の住民は、なかなかに逞しいようだ。
GM: 勿論、その影に事後処理に奔走した人々は多数いる。
GM: しかし、それは知られずにいることが、望ましいことなのだ…。
葵: 「一応は。なんとかなったらしいな」
司: 「虎口は脱した、か。まぁ、結局、支部の闘いには間に合わなかったが」
葵: 「さぁな。わたし達が参加する意味はあったのか、は甚だ疑問ではある」
司: 「まあ、そうだな。…爆弾処理は出来たのだから、よし、とするか」
葵: 苺たっぷりの出店クレープを一つ。司に背伸びして渡す。自分も同様の物を口に運ぶ。
司: 「ありがと」倣って口に入れ
葵: 「好奇心本位で関わるものでもなかろう。だが…聊か。腑に落ちないところも無いでもない。今更だがな」
葵: 歩幅が違うのでやや早足で歩く。
司: 「?」なにが?と目で問いかけ、気がついて少しスローペースに
葵: 「報告によれば“Master Shadow”は支部に現れて打ち倒された」
葵: 「ある意味、天城の作戦通り。おびき寄せた代物はある実験のデータチップだ」
司: 「そうらしいな」内心、クレープがちょっと甘いなと思いつつ相槌
葵: 「──”理に叶い過ぎている”。正直わたしはそこが腑に落ちない」
司: 「仕組まれた事だと?」
葵: クレープを食べ切って。
葵: 「ああ。何年も“Master Shadow”を追っていた者もいるぐらいだ。結末として呆気なさ過ぎる」
葵: 「何か。あるのだろう、と思う。…………だが」
葵: 「わたし達には先日のように関与すべき事じゃないのだろうな。だから……腑に落ちない」
司: 「らしくない………か………だが?」
葵: ぽいっと公共のゴミ箱にゴミを捨てる。
葵: 「簡単に言っても”裏がある”という事だな。だが。”この事件は終り”だ」
司: 「(軽く笑い)必要なら力を貸せば良い、それでいいだろ?。あまり考えすぎるな」
葵: 「………まったく。そう単純に物事が考えられればいいのだがな」眉顰めて苦笑い。
司: 「そうだ、終わり。ひと時でも平和が戻ってきたことを喜べばいいさ」
葵: 「ともあれ。散策ついでに経過と報告をお前にしてみた」
葵: 「……本来は部外者なんだが。嫌でも仕事が回ってきてな」
葵: 甘ったるくなった口を清涼飲料で軽く拭う。そのまま司に渡す。
司: 「simple is bestって事もあるさ。ご苦労さん」
葵: 「以上だ。……また面倒になるだろうが。手が空いていたら手伝ってやってくれ」
司: 「と、ありがとう。正直ちょっと甘いと思ってんたんだ」苦笑しつつ受け取り
葵: ふん、と息を吐く。
司: 「了解。じゃあまた」
葵: 「飲料を飲んだ時の今のお前の気持ちがこの事件の報告を受けたわたしの感想だ」
葵: 大きく鼻で息を吐いて。見送る。
司: 竹刀と防具を担ぎなおして道場へと向かう
司: 素直じゃないなぁと心の中で笑いながら
GM: そして、日常という名の日々は続く。
GM: 次の幕が開くまで。或いは、この幕が閉じるまで。



 Master Scene-01
 ScenePlayer:−−

プランナー: 「この度は、“Master Shadow”ですら成し得なかったチップの奪還任務の成功、御見事でした」
プランナー: 「つきまして、貴女には新たに“Master Life”の名を与えましょう」
GM: その言葉を受けると、一礼して場を去る“Life Like”。
GM: それを見届け、誰もいなくなった部屋で、プランナーはひとりごちる。
プランナー: 「帰還せざるときは、“Life Like”に“Master”の名を与える…」
プランナー: 「それでよろしかったのですよね、“Master Shadow”」
GM: 影は、何も語らない。

GM: ―――次の、幕が開く。



Credit……「幻影戦譚 第三話〜影王−Master Shadow−〜」
Start:2007.05.22 22:20〜05.31 00:30

PC1:“炎の魔人” 葛貫 秋生/だいちさん
PC2:“凍える華” 清澄 零華/こびと(ログ編集)
PC3:“楽園を護る者” 門脇 葵/久流さん
PC4:“神の英雄” 天照 司/優雅さん
GM:Nオレンヂさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「幻影戦譚 第三話〜影王−Master Shadow−〜」  〜END

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