OpeningMiddle-aMiddle-bClimaxEndingAnother The mask named people Ver,01(20071217)
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 真面目で人のいい友人が子供を庇って死んだ。多くの人が友人の死を嘆き悲しんだ。
 だが、友人が死ぬ直前に起きていた連続殺傷事件が、その友人の仕業だと言う噂が流れ出した。
 誰もが気を許せたあの優しさは仮面だったのか?



 Handout
PC:1
【推奨PC】友達思いだったり、人情家な人が好ましい。例によって友人が死んでいるのはご愛嬌(何
【シナリオロイス】大熊 泰助(故人)
【推奨感情】P:■友情/N:□憐憫
 友人が子供を庇って事故死したと聞き、葬式に行くことになった。
 だが、そこで嫌な噂を耳にする。
▼Character sheet “烈火の仮面”鳥越 劉斗


PC:2
【推奨PC】学生
【シナリオロイス】小鹿 サキ
【推奨感情】P:■同情/N:□不信感
 同じクラスの小鹿サキの弟が連続殺傷事件の被害者となったのを、クラスで知らない者は居ない。
 彼女はここ暫く学校を休んでいた。………のだが
▼Character sheet “野獣の乙女”六道 千鳥


PC:3
【推奨PC】好奇心の旺盛なほうが有難く。
【シナリオロイス】連続殺傷事件
【推奨感情】P:□好奇心/N:■嫌悪
 最近、黒巣市内において殺傷事件が連続して起きている。
 被害者は子供や老人など力の弱いものが多い。
 今の所オーヴァードの仕業と言う判断はされていない。が、気になっていた所……
▼Character sheet “必然たる偶発”九尾 燈子


 自己紹介

劉斗: 「下らん輩ほど殺し合い、惜しい者ほど夭逝する」
劉斗: 「となれば、後に残るのは何れにも属せぬ凡人と、超越者か」
劉斗: 「凡人にも劣る。…つまらん存在だな、オーヴァードというものは」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: ポーカーフェイスが誤解を招く元かもしれないが、本人は気にしていない。
劉斗: ノイマン/サラマンダー HP:34 IV:30〜 基本侵蝕率:30% Dロイス:起源種
劉斗: シナリオロイス:大熊 泰助に、■友情/□隔意
劉斗: 「俺の周囲に居た奴等の中では、珍しくまともな奴だった」
劉斗: PC間ロイス:“野獣の乙女”六道 千鳥に、□有為/■無関心
劉斗: 「見た目と本質が異なるのはよくある事だ」
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

千鳥: 「六道 千鳥と言います・・・黒巣市内の高校に通っています・・・・」
千鳥: 「UGNには可愛い子が多いので・・・もとい・・普通の生活を守る為に協力しています・・・」(何)
千鳥: “野獣の乙女”六道 千鳥 16歳
千鳥: 最近北海道から黒巣市に引っ越して来たキュマイラピュアの半妖
千鳥: HP16 IN値8 基本侵食率31%
千鳥: 戦闘では月の輪熊に変化して何も考えず、ただ殴る(何)
千鳥: 「明日の為のその一・・・抉りこむ様に・・打つべし、打つべし(ぺちぺち)」
千鳥: ちなみに、好物は年少の美少年(何)
千鳥: PC間ロイス :”必然たる偶発”九尾 燈子(■好奇心/□隔意)
千鳥: 「ミステリアスというのかしら・・・気にはなるけど・・・」
千鳥: シナリオロイス:小鹿サキ(■同情/□不信感)
千鳥: 「あんなに可愛い弟が居たのに・・・・可哀相・・・・」
千鳥: 以上です、よろしくお願い致します。

燈子: 「Ladys and Gentleman」
燈子: 「──今宵限りの在り得ない戦いに”ヨウコソ”。クスス」
燈子: 九尾 燈子。コードネーム”必然たる偶発”。
燈子: 各務グループ・資材調達部所属の年齢及び経歴不詳のオフィスレディ。外見は二十代後半。
燈子: 性格及び存在そのものが容易く世界を繰る愚者。
燈子: その魔眼は闇にて青く光る狐火と成る。
燈子: バロール・ソラリスのクロスブリード。Dロイス:起源種/半妖。
燈子: 基本侵食率:32% HP:14 IV:7 
燈子: シナリオロイス:連続殺傷事件 [■好奇心 □憤懣]
燈子: 「──くす」
燈子: PCロイス:鳥越 劉斗 [■有為 □無関心]
燈子: →(笑顔で社長印の入ったお見合い写真の束を差し出す)
燈子: 以上で。宜しくお願いします。

GM: では宜しくお願いします。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/場所:葬儀場/登場:不可

 登場Dice 劉斗: 1d10=(10)=10+30=40

GM: 友人の大熊泰助が死んだとの知らせを聞いた。
GM: 真面目で誰にでも優しく、よく人の揉め事や相談事を引き受けているような人だった。
GM: 誰に聞いても彼を悪く言う人は居ないだろう。
GM: 死因は事故死。しかも轢かれそうになっている子供を助けて自分は死んだのだと言う。
GM: 葬儀場に行く道なり、自然と彼のことを思い出していた。
GM: 〜回想シーン〜

GM: うだるようなある夏の日。その日は朝から蒸し暑い日だった。
GM: 日差しも強く、登校するのも嫌になるような天気。
GM: 学校が近付いた所でどうも周りの様子がいつもと違うのに気がついた。
GM: 何かを遠巻き避けながら登校する生徒達。
GM: その方向を見てみると、一匹の猫の死骸がある。
GM: トラックにでも轢かれたのかその姿は見るも無残な状態。
GM: 気味悪そうに避けていく集団の中で、一つの人影が猫の死骸に近づいた。
GM: 大熊だった。
GM: 彼は悲しそうな顔でその猫の前に跪くと、血だらけになるのも構わず抱き上げた。
大熊: 「可哀想に、僕がちゃんとしたところに埋葬してあげるからね」
劉斗: 「物好きなことだな、クマ。清掃局に電話すれば回収に来るだろうに」
劉斗: うだるような気温も柳に風と受け流し、いつもと同じようにきっちりと制服を着こなして
劉斗: 涼やかな眼差しにて、“友人”と呼べる存在を見た。
GM: 突然かけられた声に驚きもせず振り返り
劉斗: 「……まあ、お前らしいお節介か」
大熊: 「鳥越か、まぁしょうがないよ、見ちゃったんだしさ」と笑う
大熊: 「このままにして置いたら可哀想だしね、午後から雨だって言ってたし」と空を仰ぎ見て
劉斗: 「この辺りには、埋葬できるような剥き出しの地面は無いぞ」ちらり、空を見上げる。
大熊: 「向こうに公園があるから、そこまでいってくる」なんでもないようにそう言い
劉斗: どこもかしこもアスファルトとコンクリートに覆い尽くされた街に、熱だけが行き場を失い彷徨い続ける。
大熊: 「鳥越も付き合う?って、遅刻になっちゃうからダメか、じゃ行くわ」と言って歩き出す
劉斗: 「結構。…担任には説明しておいてやるよ」
大熊: 「そ?サンキュ、助かるよ。持つべきものは友人だね」そう笑いながら公園へと向かった
GM: 熱気におされて、その姿が陽炎のようにゆらいで行くのを覚えている
劉斗: 「余り遅くなるなよ」小さく手を上げて。大熊に背を向け、学校へ向かって歩いた。
GM: その日、大熊は遅刻して、
GM: 血が付いたままの制服で学校にやってきて大騒ぎになった事も………覚えていた

GM: 〜回想シーン終了〜

GM: 他にも、一人で花壇の花の世話をしていたり、地域のボランティアの活動に積極的に参加していたり、
GM: 生徒会役員を押し付けられたりと、
GM: いつも、誰かの為に生きているような人だった
GM: そんなことを考えているうちに、いつの間にか式場についていた
劉斗: ――あいつらしい死に様だと、素直にそう思った。
GM: 受付を通り中に入ると、大勢の焼香客が訪れていた
GM: 顔見知りでもある大熊の家族の姿が見えた。ひどく泣き腫らしている
GM: 父親が鳥越さんに気がついて挨拶をしてきたが、その顔に覇気はなかった
劉斗: 「お久しぶりです。…お悔やみ、申し上げます」深礼を交わす。
父親: 「本日は有難うございました。焼香してやってください、泰助も喜びます」
GM: 懐かしい顔にもただ、言葉だけ
劉斗: 「はい」淡々と、短く一言。
GM: お坊さんの来るのを待っていると、誰かが小声で話しているのが耳に入った
GM: 男女のひそひそと話す声だ
男性の声: 「なぁ、聞いたか?あの話」
劉斗: 遺影に面と向かって手を合わせ、目を瞑る。過ぎるのは昔の出来事。
女性の声: 「子供を庇って死んだんだってね、彼らしいよね」答える声も鎮痛の響き
男性の声: 「いや、それじゃなくて。最近黒巣市で子供や老人が無差別に傷つけられたり殺されたりしてるだろ?」
男性の声: 「あの事件の犯人が大熊じゃないかって警察が動いてるんだって」
GM: ところが、男の声は予想と違うものだった
劉斗: 「――――」
女性の声: 「そんなわけないじゃない」
男性の声: 「それが、結構本ボシっぽいって言う話なんだよ」
女性の声: 「ただの噂よ」
男性の声: 「猿山も大熊のこと、警察に色々と聞かれたって言ってたぜ」 ※1
女性の声: 「それが本当なら、人ってわからないものね」女の声にも怪訝の色が混じる
劉斗: 冥福を祈るわけでもないが、心の中で別れを告げる。――周囲の声が煩わしい。
GM: そうこうしているうちにお坊さんが来て通夜が始まった
劉斗: 雑音のように聞き流してしまいたい会話だった。
劉斗: 重々しく流れる読経。その一定のリズムに思考が巡る。
劉斗: 人は判らないものだ。
劉斗: 判らないならば、調べてみればいい。
劉斗: 己に湧いた気まぐれに一瞬の苦笑いを浮かべ、葬儀場を後にした。 ※2



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“野獣の乙女” 六道 千鳥/場所:下校途中の道/登場:不可

 登場Dice 千鳥: 1d10=(5)=5+31=36

GM: クラスメイトの小鹿が最近学校を休んでいる。もう2週間以上になる
GM: 原因はクラス全員が知っていた。弟の学が連続殺傷事件の被害者となり、今も入院しているのだ
GM: 学の意識は未だに戻っていないと聞いた
GM: ふいに元気だった頃の小鹿の事が思い出された

GM: 〜回想シーン〜 

GM: テスト前
GM: 急にガリベンになるクラスメイトたち
GM: と、声をかけてくるクラスメイトが…小鹿であった
小鹿: 「りくっち、勉強してる〜?私はもうだめっぽ〜い」
千鳥: 「諦めるの早いと思うけど・・・・」いやこっちは勉強してませんけど(何
小鹿: 「だって、ぜんぜっっん、わかんないんだもん」と言いつつ悲壮な顔はしていない
GM: お気楽と言われるかもしれないがポジティブで明るい、男女問わず人気のある少女だ
千鳥: 「・・・・・うん、分からないと思う・・・だって・・・持ってる教科書・・・教科が違うもの。」(何)
小鹿: 「へ?あれれ?おっかしい〜な〜………で、次何?」今さらである
千鳥: 「次は・・・・えーと・・・・」なんだっけ?と首をかしげ(何
小鹿: 「りくっちもわからないの?な〜んだご同類〜♪」意味もなく嬉しそう
千鳥: 「(ぽん)・・・・皆の見てる教科書で次の教科が分かると思う・・・」(何
小鹿: 「あ〜そだね。えっと〜?数学?………あ〜無理、やめた〜…補習でもなんでもしてやるぅ〜」
GM: 即効で諦める小鹿
千鳥: 「頑張ってね・・・」私は大丈夫だも〜んと(何
小鹿: 「卑怯者〜………はぁ、ま、いっか。ね、それよりも帰りにどっか寄ってかない?」立ち直りも速い
千鳥: 「良いけど・・・・何処に行くの?W7とか言わないよね?」(何
小鹿: 「んとね、甘味処?」
千鳥: 「甘味処?・・・・うん、良いよ、終ったら一緒に行こうね。」少し嬉しそう
小鹿: 「けって〜い!よし!甘味処のために頑張るぞ〜」と言って英語の教科書を持ったまま席に戻る小鹿
千鳥: 「・・・・・・・・・・」大丈夫かな?って表情で見送る(何)
GM: 自分の席から千鳥さんの方を見て、満面の笑みでブイサインを送ってきた
千鳥: 「(頑張ってね〜と手を振りつつ)・・・・・そろそろ時間・・・かな?」
千鳥: 読んでいたテスト前Bな小説を鞄にしまう(何 ※3
GM: 眩しいばかりのその笑顔も暫く見ていない

GM: 〜回想シーン終了〜

GM: と物思いに耽っていると、突然異様な光景を見かけた
GM: とうの小鹿がどこかの家に塀を越えて入ろうとしている
千鳥: 「サキちゃん・・・・大丈夫かな・・・・・・あ・・・?」あれ?と気がついて立ち止まる
GM: 小鹿は千鳥さんに気づいていません
千鳥: 「サキちゃん、どうしたの?」少々不自然に思いつつも声をかけます
小鹿: 「え?!………………りくっち?」信じられないものを見たような顔
GM: しかもその表情は以前とは違い悲壮感が漂っていた
千鳥: 「うん・・・どうしたの?・・・学校にも来ないで・・・・それに弟さんもまだ・・・・」
千鳥: 勤めて普段と変わらぬ調子で語りかける
小鹿: 「(目を逸らしつつ)………学校には行けない…やらなくちゃいけない事があるんだ……学の為にも」
GM: いつもよりも二つくらいトーンの落ちた声
GM: しっかりと自分を見ていた瞳は今はない
千鳥: 「やらなくちゃいけない事?・・・・サキちゃん・・・・私の目を見て話して・・・・・」
千鳥: ただならぬ気配を感じてはいるがどうしたら良いのか、という思いを抱きつつ
小鹿: 「ごめん……ムリ。でもね、これだけはやらなくちゃいけないんだ」
小鹿: 「学を傷つけた犯人は私が見つけなきゃ……じゃあ、急ぐから」
GM: そう言って、入ろうとしていた家から離れる
千鳥: 「サキちゃん・・・・」
GM: もしかすると、入ろうとしていたのではなく、出てきた所だったのかもしれない
GM: 小鹿はそれ以上何も言おうとせずに去っていく
千鳥: 「・・・・・」
千鳥: 心は追いかけようとした
千鳥: だが
千鳥: 何故か千鳥はその場から動けなかった
GM: 夕日に小鹿の姿がとけていく気がした



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“必然たる偶発” 九尾 燈子/場所:待ち合わせの公園/登場:不可

 登場Dice 燈子: 1d10=(7)=7+32=39

GM: 黒巣市界隈で、ここ1月ほどの間で起こっている連続殺傷事件
GM: 今の所、オーヴァードとの関連性を聞かない為、UGNはこの事件に関与していない
GM: 犯人は未だ捕まっておらず、なおも反抗は止まらない現状に、警察幹部の河野一也から連絡が入った
GM: 一言「協力して欲しい」と
GM: そして、警察から同行の人間として紹介された男と会う手はずになっていた。
燈子: くす。
GM: 暫くして、あたりをキョロキョロと見ながらやってくる、頼りなさ気な男が一人やってきた
燈子: こつん。軽く靴音を鳴らし。
男: 「あの、九尾 燈子さんですか?」声をかけてきた
亀中: 「あ、自分は亀中冬樹と言います。河野から行くように指示を受けたものです」
GM: 男は名前を名乗った。亀中冬樹。確かに河野の紹介の男のようだ
燈子: 「はイ。ハジメマシテ」
燈子: ──くす。
燈子: 「サテ。お話ヲ」
GM: 一見して頼りなさそうな風貌と、人の良さそうな顔立ちは刑事と言う職業には向いてないようだった
燈子: 名刺を渡し。話を促す。
亀中: 「はい、えっと連続殺傷事件についてはお聞きですよね?」名刺を受け取り確認から入り
燈子: 「エエ」
亀中: 「この1月の間に起きた事件、恐らく同一犯による14件もの殺傷事件。未だ犯人が捕まってないのですが」
燈子: 「──”が”?」
燈子: くすくすくす。──ただ嗤って。促す。
亀中: 「此処にきて、有力な手がかりがありまして」
燈子: 軽く首を傾げる。
亀中: 「被害者のうちの一人、その子は生きてるのですが、犯人の姿がある人物に似ていた気がすると」
亀中: 「そう証言してくれたんです。証拠がないので逮捕出来ずにいたのですが」
燈子: 「へェ」
亀中: 「困ったことに被疑者死亡なんですよね」困ったなと言う顔をしている亀中
燈子: 「では──この話はオシマイデスネ」
燈子: くす。──そうでないなら自分の”手”になる。
亀中: 「いや、終わらせられると困るんですが(汗)」
亀中: 「民間の方にこんな事頼むのもどうかとは思うんですけどね、自分は」
燈子: 「お話なさいナ。冬樹坊や」
燈子: くすくすくす。──ただ嗤う。嗤う。
亀中: 「ぼっ…………え〜と…犯人検挙の手伝いをして欲しいと」 ※4
燈子: 「エエ。それは聞きましタヨ。河野サンからも」
亀中: 「被疑者死亡ですが、これで事件が終わらない場合も考えて、事件洗い直しなのです」
燈子: 「ダカラコソ、の”役割”デスヨ。ワタシの」
亀中: 「貴女は優秀だから色々と教えてもらえと」
燈子: 「────くす」
燈子: 「”ショウガナイ”。借りを一つ。戯れに遊んであげましょウ」
燈子: 「デハ。まず。被疑者の元に行きましょうカ。用意は?」
亀中: 「はぁ…借りですか……では、聞き込みにお付き合い願えますか?」どうしたものかと言う表情を隠しもせずに
亀中: 「あ、はい大丈夫です。ただ、移動は公共の機関を使いますが」
燈子: 「エエ。それでは後ろであなたの行動見ていますカラ」
燈子: 「”間違えたら”────くす」
燈子: 嗤う。
燈子: こつん。靴音一つ。
亀中: 「後ろで?そう、ですか………って、間違ったらなんなんですかぁ〜?」情けなさそうな声を出す
燈子: 「サァ?」
燈子: 他人事のように。
燈子: 狐は──嗤う。
GM: 人の少ない公園に笑い声だけが響いていた



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/場所:図書館/登場:可能

 登場Dice 劉斗: 1d10=(8)=8+40=48

GM: 事件の事を知ろうと図書館にやってきました
GM: <情報:報道>で判定願います
劉斗: アイテム使用。
 Dice 劉斗: 12r10=(10,4,7,6,4,10,7,3,5,1,7,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(9,2)=19
GM: 素で19すか
劉斗: はい。

 連続殺傷事件
 黒巣市近郊で1月くらいの間に起こっている事件。
 手口は大体同じで、鋭利な刃物で切る、突くなどを繰り返し行っている
 被害者は主に、10歳未満の子供か老人。被害人数は死者5名、重軽傷者9名、計14名。
 時間帯は主に夜。塾帰りの子供などが多い。
 警察では、最近、大熊が犯人ではないかと疑っている人たちがいる

GM: 以上です、が
GM: 19なので追加情報
GM: 大熊が最近人命救助で表象されたとの記事が、非番の刑事が強盗逮捕などの記事とともに載ってました
GM: まぁ、それだけですが
劉斗: 関連資料を開いては斜め読みし、数秒で元の棚にしまう。
GM: 周囲の人は何をしているのかもわかっていないようです
劉斗: 次に手に取った過去の新聞記事に目を留める。
劉斗: 非番の刑事の名前は?
GM: 亀中冬樹とありますね
GM: とそこへ、騒がしい声が聞こえます
劉斗: 「………さて」ひとりごちて、手近な椅子に腰を下ろす。
劉斗: 目線を向ける。
男: 「知らないって、そう言う噂を聞いただけだ」困ったような男の声
女: 「じゃあ、多く待って人がどんな人だったのか教えてよ!友達なんでしょ?」問い詰めるような女の声
GM: 男の方に見覚えがありますね、大熊の葬儀に来ていた人の一人です
劉斗: 今まで調べた分に関していえば、“何故”大熊が犯人であると推測されたのかが曖昧だ。
GM: 女の方は女子高生か女子中学生といったところ
劉斗: 静かに立ち上がり、ゆっくりと口論している二人に近づく。 ※5
GM: 男は相手の気迫におされ気味です
劉斗: 「大熊泰助の葬儀に参列していましたね」
劉斗: 静かに、男に声を掛ける。
劉斗: 「私にも、お聞かせ願えないだろうか? 彼の噂話とやらを」
劉斗: 拒否を許さぬ眼差しを向け、問うた。
男: 「へっ?なに?アンタは?刑事さんか?………ならこの女どうにかしてくれよ」
GM: 女は油断ならない目で鳥越さんを見てます
劉斗: 「黙らせる事はできるが。それ以前に、彼女とは話ができないくらいに貴方は忙しいんですかね?」
男: 「はぁ?だってしつこいんだぜ?ずっと追っかけてきやがって………なぁ、頼むよ刑事さん」
女: 「たった一人の人殺しも捕まえられない刑事に、なにが出来るのよ」
GM: 敵意のこもった目で睨んでくる少女
劉斗: 「……いいでしょう。ただ、その前に貴方の連絡先をお聞かせ願いましょう?」
劉斗: 形ばかりに黒革の手帳を開いて、男へと。
劉斗: 少女の視線には、軽い笑みで流す。
男: 「わかったよ」と言って住所と連絡先を書いて逃げるように去っていく男
女: 「ちょっと!待ちなさいよ!」追いすがろうとする少女
劉斗: 「後は私が彼女から事情を聞きましょう……御協力に感謝します」少女を腕で制止し、男を立ち去らせる。
GM: 男はそそくさと逃げ出し、少女は凄い目で睨んでいます
女: 「なに?私、刑事に用事なんてないんだけど?」
劉斗: 「そんなに警察はアテにはならんか?」むしろ楽しげに少女を見下ろす。
女: 「学を襲った犯人捕まえられないじゃない!私たち家族は晒し者になったのに!!」
GM: その余裕の態度が癪に障ったのか凄い大声で怒鳴ります
劉斗: 「此処は図書館だ。当たり散らしたいならば、場所を変えてくれないか?」
GM: 少女は周囲を見て小さくなり、そして恨みがましく睨んできた ※6
女: 「用事があるのはそっちじゃないの?」
劉斗: 「その質問に答える前に言っておくが、俺は警察関係者ではないぞ」
GM: 少女は毒が抜けたようになり
女: 「へ?だって、さっき………」
劉斗: 「一言も言っていない」
女: 「言って………ない、けど。だって否定しなかったし、それに手帳だって…」
GM: まくし立てる少女
劉斗: 無地の手帳を見せる。勿論、桜の大門など無い。
GM: 少女は項垂れて
劉斗: 「図書館を静かに利用したい者のために、そういう親切心からの干渉だったわけだが…」
劉斗: 「気になる名前を聞いたものでね」
女: 「あたったのはごめん………でもどうしても聞きたいことがあったから…気になる名前?」
劉斗: 「“大熊泰助”」
劉斗: 「君とは逆の立場で彼を調べている」淡々と。
女: 「知ってるの?……………そう言えば、さっき葬儀場であったって…」
女: 「逆?どういう意味?」
劉斗: 「彼の……友人のようなものか」自らの言葉に違和感を感じつつ。
女: 「友人?じゃあ、知ってるんだよね?どんな人?子供とか傷つけて楽しむような奴?」
劉斗: 「逆だ」
女: 「逆?どういう事?」
劉斗: 「君の言葉を否定したいくらいに、彼は善人だった」
女: 「………………………」
劉斗: 「だからこそ、俺も調べている」
女: 「(溜息)本当に、その人犯人なのかな?」
劉斗: 「さて。少なくとも俺は噂話を真に受ける程に素直な性質ではない」
女: 「今まで、彼の知り合いに話し聞いてきたけど、みんな同じこと言ってた……」
女: 「…絶対にそんなことできる人じゃないと………」
女: 「人は見かけによらないって言うけど…十人が十人良い人だって言う…どっちが本当?」
劉斗: 「時が変える事もある――ともあれ」
劉斗: 「仮面の裏側を暴こうとするならば――相応の手立てが必要だろう」
劉斗: 「君の手法は正攻法過ぎて見ていられんな」
女: 「刑事が調べられないものを、女子高生が調べようって言うんだよ?しょうがないでしょ」
女: 「私は、どうしても犯人見つけて、学に謝らせるんだ…じゃないと、あの子………」
 登場Dice 千鳥: 1d10=(9)=9+36=45
劉斗: 「学……小鹿 学。君は重体の被害者の姉か」
千鳥: 「・・・・・・・・・・見つけた・・・」息を乱してやってくる
小鹿: 「学のことも知ってるの?本当に刑事じゃないの?………そう、私は学の姉。サキだよ」
小鹿: 「………りくっち、なんで?……」
劉斗: 「六道か。どうした?」
GM: 驚いたような表情で固まる小鹿。身体はもう逃げ出しそう
千鳥: 「追って・・・・来た・・・・・」がしっと肩つかみ
千鳥: 「何だか・・・サキちゃんともう会えないかもと思って・・・心配だったから・・・だって・・・」肩を掴む手に力が入り
小鹿: 「ダメだよ…私の事は放っておいてよ……学が……学に………」ふるふると力なく頭を振りながら
千鳥: 「サキちゃんは・・・・私の・・・友達だから・・・放ってなんておけない。」まっすぐサキの目を見る
小鹿: 「この件が終わったら、必ず学校に行くから」
小鹿: 「だから、もうちょっと待ってて………お願い、りくっち、お願いだよ」
GM: 小鹿は目をあわせようとはしません
劉斗: 「どんなやましい事がある?」ゆるりと腕を組んで。
千鳥: 「・・・・えーと・・・・・」鳥越を見て記憶検索・・・ ※7
小鹿: 「人んちに無断で入ったりとか、友達には見られたくない事だってしてるの」
小鹿: 「黙ってて貰える?(と鳥越さんを小声で非難)」
劉斗: 「そのくらい」悪気はなくも、鼻で笑った。
千鳥: 「そういえば・・一度お会いしましたね・・・・W7でラーメンを食べてましたね。」(何
劉斗: 「他にも別の場所で会ったはずだが」まあいい、とばかりにぞんざいに頷く。
小鹿: 「それに、危ないでしょ?犯人追っかけてて、友達に怪我させたくない………(やはり小声)」
千鳥: 「違うよサキちゃん・・・」
千鳥: 「私は・・・サキちゃんが一人で危険な事をする方が嫌・・」
千鳥: 「・・友達に怪我をさせたくないのは私も一緒だよ・・・・」
小鹿: 「ダメ!」
小鹿: 「もうこれ以上、あの犯人に私の周りの人傷つけることも、私みたいな思いをする人も出させないの!!」
小鹿: 「それが私の運命なの!!」そう大声で叫ぶと制止を振り切って逃げ出します
千鳥: 「あ・・・サキちゃん!!」
劉斗: 「…………」
劉斗: 彼女を追わず、腕組みをしたまま佇む。
劉斗: 「追う必要はない。いくら追いかけても無駄だ」
千鳥: 「・・・・・・・・鳥越さん・・・」
千鳥: 追いかけようとして鳥越の声で立ち止まり、サキが居なくなるまで目で追いかけた後
千鳥: 「・・・・お願いがあります・・・サキちゃんから何かを聞いていたら教えてもらえませんか?」
劉斗: 「彼女は“運命”と言ったな」
劉斗: 「六道が俺に協力するというのであれば、その条件を呑もう。行き先は同一だ」
千鳥: 「・・・・・・分かりました・・・・」こくりと頷く
GM: 静けさを取り戻した図書館を後にした



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“野獣の乙女” 六道 千鳥/場所:被害者宅前/登場:可能

 登場Dice 千鳥: 1d10=(8)=8+45=53
 登場Dice 劉斗: 1d10=(1)=1+48=49

GM: その後、伴って市街地を歩いていると
GM: 小鹿が人の家に入っていこうとするのを見かけます
劉斗: 「あれも関係者宅か」
千鳥: 「サキちゃん・・・・・・」思わず駆け出そうと
GM: と、そこに玄関先にも来客があるようです
GM: そちらの客は男女なのですが男の方が警察手帳を見せているようです
GM: という事で、燈子さん登場願います
 Dice 燈子: 1d10=(6)=6+39=45
GM: 男が玄関で会話している間に、小鹿は家に侵入しようとしていますね
劉斗: 「…………」
千鳥: 「警察・・・・?」
劉斗: 大した行動力だと感心しつつも
GM: 小鹿は放っておくと二階に上がっていきます
千鳥: 玄関の二人を気にしつつも、サキの方が気になり、でも此処で声をかけてもさっきの繰り返しだと
千鳥: 葛藤している
燈子: 「………」
劉斗: 「仕事か、九尾?」小鹿は無視して、二人組の片方に声を掛ける。
燈子: 軽く腕を組んで。
GM: 玄関では出てきた人とのやり取りの後、対応して人間が誰かを呼ぼうとしています
燈子: 「ビジネス、ですヨ。鳥越サン」
燈子: 顔も向けずに。見るでもなく口元笑っているのだろう。
千鳥: 「あ・・・九尾さん・・・・こんにちは・・・」鳥越の言葉に九尾だと気がつき挨拶
亀中: 「お知り合いですか?九尾さん」鳥越さんに威圧されつつ尋ねる
燈子: 「………………くす」軽く。千鳥に顔を向けて微笑う。
GM: ぞろぞろと人が増えたら家人は不安そうになりますが(何
燈子: 「知り合いでス。亀中サン」
亀中: 「そうですか」と納得した後
劉斗: 「失礼。“道”を尋ねようと思ったら取り込み中だったようだ。出直すよ」
燈子: 「くす」
亀中: 「いえ、すいませんね、こちらも仕事な物で」人当たりの良い笑顔で答える
劉斗: 家人の不安な様子を見、一旦この家から少し離れて煙草をふかす。
GM: と、いきなり二階で大きな物音と、誰かの叫び声が
千鳥: 「あ・・・・・」気になりつつも、ぺこりと挨拶して離れようとして
燈子: とりあえず。通り一遍等の聞き込みを見守る。
GM: 亀中はその叫び声に反応して
亀中: 「奥さん、二階にだれか?」
女: 「二階には浩太が………」
亀中: 「失礼します!!」と言って駆け出す亀中
千鳥: 「二階・・・・・・ごめんなさい、失礼します・・・」有無を言わせず入って二階へ
女: 「え?あの、ちょっと!!」止めようとするも間に合わず
劉斗: 吸っていた煙草を焼き消して、家を包み込む《ワーディング》を張る。
GM: え〜と………《ワーディング》ですか?
劉斗: はい。何でしたら取り下げますが。
GM: あ〜いえ………んと、それでは
GM: みな倒れてますね、二階には子供と小鹿が(何
劉斗: 家の中に入って、小鹿を回収するよう六道に指示(何)
劉斗: ついでに室内をぐるりと見渡し、記憶する。
千鳥: 「サキちゃん!」小鹿サキGETだぜ(何) ※8
GM: 意識はないですが(笑)
GM: 別に普通に持ち出せますね(何
燈子: 「………」
燈子: 亀中は?
GM: 階段上った所にいます
千鳥: 「(サキの状態を見て身体に異常が無いか確認後、背負う)」
劉斗: 意識はありますか?
燈子: 《ワーディング》の中でも動いてますかね。
GM: 動いてないです
劉斗: 「“侵入者は気のせいだった”――今、この子を警察に引き渡したく無い」
劉斗: 「事情聴取の邪魔をしてすまなかったな」
燈子: 「サァ」
GM: 小鹿は引っ掛けたような傷くらいです。小鹿に驚いて出た悲鳴と推測できます
劉斗: サキをGETした千鳥と、悠々と家を出てからワーディングを解除しようか(何)
千鳥: 「・・・・・・・・」あGM
千鳥: サキだけを覆うようにワーディングしときます(何)
GM: 了解(笑)
燈子: 「見てもイマセンし。聞いてもイマセン。所で。鳥越サン」
燈子: ──くす。
劉斗: 「ビジネスの話ならば受けてもいいが?」
燈子: 「”連続殺傷事件”解決について」
燈子: 「ビジネスとしては如何でしょウ」
劉斗: 「――引き受けようか」
燈子: 「──オヤ。──マァいいでしょう」
燈子: 「被疑者の死亡とその裏事情」
燈子: 「詮索すべきはその事項、ト。六道サンは如何に?」鳥越に。
千鳥: 「・・・・・・・・・・あの・・・」
劉斗: 「最重要項目だな。六道は………」外に居るのではないか? と視線にて。
千鳥: 外からの声
劉斗: 「特筆するならば、六道は協力者ということになった」
千鳥: 「一旦場所を移しませんか?・・・・一人分だけ(ワーディング)張るの・・・慣れてないので・・・・」
千鳥: しんどいらしい(何
燈子: 「其れがキキタカッタ。──宜しク」
燈子: くす。場所移すの理由も幾分面白い。
燈子: 「デハ後から合流するので。先に」鳥越に。
劉斗: 「被害者の一人、小鹿学の姉は六道の友人ということだ。詳しくは後ほど話そう。では」
劉斗: 踵を返して外で待機している六道と小鹿の元へ向かう。後の事は“専門職”が何とかするだろう。
劉斗: 「どうしても“それ”を連れていきたいのか?」手伝う風もなく千鳥に尋ねる。
千鳥: 「・・・・・」
千鳥: 「本当は・・・連れて行きたいですけど・・・・」しばし悩んだ後
劉斗: 「また逃げだすぞ。彼女の感じている“運命”とやらは重そうだ」
燈子: クスリくすり。──微笑いながら
千鳥: 「そうですね・・・・・だから連れていけないですよね・・・・・」
燈子: 一応の相方の回収に。
千鳥: 諦めたように
劉斗: 《ワーディング》が解除され、意識を取り戻したサキに ※9
劉斗: 突っ走るのもいいが周りを見てからにしろと忠告を残して、千鳥と共にこの場を離れた。
GM: 因みに、《ワーディング》がとかれた家の中では幽霊が出たとの騒ぎが起きていた(何



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/場所:大熊邸/登場:可能

 登場Dice 劉斗: 1d10=(6)=6+49=55

GM: 小鹿を見送った後、大熊の家に行ってみることにした ※10
GM: 大熊の家には家族がいて、鳥越さんを快く通してくれた
GM: 家の中に上がらせてもあると、懐かしい写真が飾られているのにも気がついた
劉斗: 「…………」写真に目をやる。記憶にはまだ褪せていない光景。
GM: 家捜しするのであれば<知覚>もしくは<追跡>で判定してください
劉斗: 「懐かしいですね、この写真。まだ大切に持っていたんですか」家人に聞こえるように呟いて、しばらく一人でいたいと申し出る。
GM: 両親は暫くこの辺を回ってくると言って出て行きますね
劉斗: 「ありがとうございます」礼を告げて、出て行った事を見計らってから<追跡>
劉斗: 《天性のひらめき》込み。#10r8+0
 Dice 劉斗: 10r8=(9,8,7,2,8,9,5,3,3,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 4r8=(4,4,7,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r8=(2)=22
劉斗: 22。
GM: 22とか(何
劉斗: 侵蝕率は59%に。
GM: ではですね
GM: まず、何も見つかりません。と言うか、何もなさ過ぎます
GM: 犯行に使われただろう刃物はおろか、そんな凶行を行ったと思われる痕跡がありません
GM: 感謝状の類であれば見つかったのですが
GM: と、そこへ呼び鈴が鳴ります
劉斗: 「何も無さすぎる…妙だ」ひとりごちて。
劉斗: 玄関へ向かう。
男: 「すいません、警察のものですが」
GM: 男の声。先ほどの刑事のもののような気がする
 登場Dice 千鳥: 1d10=(3)=3+53=56
劉斗: 「家人は現在、外出していますが」
劉斗: 扉越しに伝える。
千鳥: 「・・・・・・・あ・・・」外の車で待っていたが来客の姿を見て、車降りて入り口の方へ
男: 「あの、家の方がいらっしゃらないのでしたら貴方は?」
劉斗: 「大熊泰助の友人です」この場合“知人”よりはマシな言い方だろう。
劉斗: 「家人に留守を任されました」
男: 「そうですか………困りましたね。捜査のご協力を願いたいのですが」
男: 「家の方はいつごろお戻りです?」
 登場Dice 燈子: 1d10=(10)=10
燈子: 55%
劉斗: 「……私が判断して良いものかどうか図りかねますが。どうぞ、お入りください」勿体ぶって告げ、錠を外す。
亀中: 「あぁすいません………って、貴方は先ほどの」と驚く
劉斗: 「――先程はどうも。さあ、中へどうぞ」
燈子: クス。──亀中の背後に立つ女。
千鳥: 「・・・・・・」九尾の後ろからじ〜っと観察してる少女
劉斗: 微かに口角を上げた営業用の笑みを作り、二人を中へと促す。後ろの少女(千鳥)にも手招き。
亀中: 「はぁ、失礼しますね」暫く何事かを考えた後、それだけを何とか言った
千鳥: 「御邪魔します・・・・・・・・」手招きされたので、家の中へ
燈子: 「彼は”例ノ事件”の再調査をしていまス」出し抜けに。
亀中: 「あの、大熊泰助さんのご友人だと言うことですが、最近お会いになられましたか?」
劉斗: 「被疑者死亡に関わらず、ですか。御苦労様です」刑事に一礼して。
劉斗: 「いいえ。高校を卒業してからは碌に連絡を取る事もなく」
亀中: 「そうですか………。まぁ被疑者死亡なんですがね…万が一違った場合に困りますし」
劉斗: 「当時と現在。時間の埋め合わせがしたいと思い、式が終わって此処へ来たのです」
亀中: 「中を拝見しても?」
燈子: 「──”万が一”」
千鳥: 「・・・・・・万が一?」
亀中: 「え、何か?」
千鳥: 「・・・・・・いえ・・・日本語が引っ掛かったんです。」
燈子: 「その”万が一”の可能性の為にワタシがここにいる事はお忘れ無ク」
燈子: 「これで事件が解決──と思っている訳じゃないでショウシ」
亀中: 「はぁ………えっと…そうなんですが、ね」
千鳥: 「(少し考え込み)・・・・・万が一違うと・・・・困るんですか?」
燈子: 「六道サンは──」
燈子: くす。
燈子: 誰に向けるでもない笑み。
亀中: 「その場合は事件が続きますので………」
燈子: 「”誰”が困ると思うのデス?」
千鳥: 「いえ・・・事件がつづくから困るという事に気がつかなかっただけです・・・・・他意はありません・・・・」
燈子: くすくすくす。──くす。
劉斗: 「――誤認逮捕で先日も叩かれましたことですしね。敏感になるのも仕方がないでしょう」
劉斗: 微妙な間を繕うように、刑事を中に迎え入れる。
千鳥: (ホントウニソウオモウ?)(分からない・・・・)血が語り血に語り返す
亀中: 「?失礼しますね………大熊さんはこちらでお一人でお住まいだったのですよね?」
燈子: 「鳥越サン。問答を」
劉斗: 大熊は一人住まいでしたか?
GM: 一人ですね、今はご両親がきて片付けてますが
劉斗: 了解。
劉斗: 「一人暮らしだったようです」
亀中: 「では、何かあったとしても誰にも気づかれなかったわけですね」
GM: あたりをキョロキョロとしながら話す
千鳥: 「・・・・・・・・」GMこの周辺てどんな場所ですか?
劉斗: 「犯行現場がこの室内であれば」
劉斗: 亀中の質問に淡々と答えながら、自らももう一度室内をチェックする。。
GM: んと、住宅街です
千鳥: 「・・・・・・・あの・・・」
亀中: 「生きていて話の聞ける被害者からは、通り魔的に襲われたとのことですがね」
亀中: 「あ、はい?なんです?」
千鳥: 「完全防音の室内でならともかく・・・・こんな住宅街の真ん中で・・・」
千鳥: 「屋内とは言え・・・音が立ってしまうと・・・普通怪しまれますよね?」
亀中: 「まぁ、ここが現場であればそうでしょうね」
劉斗: 無造作に積み重ねられた感謝状の束を手に取る。
劉斗: 大熊は何をしたかったのだろう。何のために生きてきたのだろうか。
GM: 亀中はキョロキョロとしていたが、感謝状には気づかず。突然、一点で目を留める
劉斗: こんな紙切れのためなのか? ――他には何も無い室内を見渡して。
千鳥: 「・・・・・・・?」
劉斗: 「どうしましたか?」亀中の動きに気づいて。
亀中: 「あれ、なんですかね?」とクローゼットのシミを指差す ※11
燈子: 「…………………」
GM: そして近づく亀中
劉斗: 注視する。
燈子: すっと一歩。前に。
千鳥: 「染み・・・・」
GM: そして近づくとそのクローゼットを開けます
劉斗: 先程調べた時に、こんな染みはあっただろうか? 湧いて出た疑念に眉を顰める。
GM: すると中から鋭利な刃物が………血染めです
亀中: 「これは?!………」
劉斗: 「…………」
GM: そして直後、背後から聞こえてくる声
男: 「ダメだよ、それを見つけちゃ」
劉斗: 「お前は」
千鳥: 「・・・・・・・どちらさまでしょう?」
GM: ニヤニヤと笑う人物。顔は知っているがそんな表情は見たことのない………大熊
燈子: パチンと指を鳴らす。
大熊: 「まぁ、良いけど、処理するし」
劉斗: 「クマ……大熊泰助なのか?」感動の対面にも関わらず、鋭く睨む。
燈子: 《ワーディング》を張る。
GM: と、突如爆発する刃物
GM: 砕け散る刃物………………と、亀中
GM: ここで、全員<知覚>判定お願いします
 Dice 燈子: 1r10=(3)=3
燈子: 3。
 Dice 千鳥: 3r10=(8,9,3)=9+1=10
劉斗: 《天性のひらめき》込み。63%に。
 Dice 劉斗: 8r8=(5,5,8,1,5,1,1,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r8=(3)=13
千鳥: 10です
劉斗: 13。
GM: 死体は見事に飛び散ったのですが
GM: 爆発は死体の内側から行われたような気がしました
GM: という事で
大熊: 「まぁ、追いかけるなよ?そうはなりたくないだろう?」そう言って消え去る大熊
燈子: えーと。亀中が爆散したって状態ですかね。
GM: そうです
劉斗: 「クマ!!」消え去る大熊に叩き付ける声。――が、大気を震わせるのみで。
GM: 部屋中に飛び散ってます(何
千鳥: 「・・・・・・・・・・・・・」
千鳥: 「ミツケタ・・・・・」
燈子: 口元についた血を愉しそうに舐める。
燈子: くすくすくす。 ※12
劉斗: 携帯を取り出して、何処かへ連絡を行う。
劉斗: いつもと同じ所作、口調で。
千鳥: 「あいつが(アイツガ)・・・・・サキちゃんを苦しめた(ワタシガムサボルベキ)・・・・相手(エサ)・・・・」
千鳥: 血が騒いだ・・・
劉斗: 「――14人連続殺傷事件はケースRへ移行。“処理”を願う。場所は……」
燈子: 「…………………」
燈子: まァ。これで15人目、か。──不幸な事で。
劉斗: 「判りやすい事態になったようだ。これもビジネス上の付き合いだ、二人には最後まで見届けてもらおうか」
劉斗: 室内の写真立てを一瞥する。
燈子: 「エエ」──くすくす。
千鳥: 「・・・・・私は・・・友達を苦しめる原因を取り除きたいので・・・・最後まで御付き合いします・・・・」
燈子: 本当に”ビジネス”だろうか。ハハハ。これはこれは。これは──”愉しい”事態だ。
劉斗: 些細な“日常”を切り取った写真。
燈子: 「処理班からの連絡待ちですネ」
千鳥: (ソウダ・・・アイツノ「肉」ハウマソウダ・・・・)
千鳥: (もう少し・・・・静かにしていて・・・もう少し・・・・・・)血が笑い血を嗜めた
劉斗: 「家人は暫く近づけないように」ワーディングの継続を示唆する口調も、平然と。
千鳥: 「そうですね・・・・・・」部屋の惨状を見て<継続
燈子: 「仰せのままに」
燈子: ──くす。
劉斗: 火の気のない室内に、写真立てのみが炎に包まれた。
GM: ―――――炎に呑まれる刹那、大熊の顔が悲しげになった気がした



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“必然たる偶発” 九尾 燈子/場所:夜の公園/登場:可能

 登場Dice 燈子: 1d10=(5)=5+55=60

GM: 夜の帳のおりた公園
GM: 反抗が多かった時間帯
GM: 消えた大熊は見つからず
GM: ただ、両親は何も知らぬままに家へと帰っていった ※13
燈子: 「サテ」
GM: UGNの方でも今は大熊を探している現状
GM: 何処に潜んでいるかもわからないため人海戦術に頼っていた
GM: 未だ、発見の報告はない
GM: と、公園の奥
GM: 微かに人影が見えた気がした
燈子: こつん。足先をそちらに向ける。
GM: 遠目にも足取りがおかしい
燈子: 被害者のデータから色々判る事はある。が。
燈子: 今となっては意味の無い代物かもしれない。
燈子: 兎に角。そちらの方に向かう
GM: やがて近づく人影は全身傷だらけだった
燈子: 「どう致しましタ」
GM: 中高生くらいの少女
燈子: 艶然と微笑む。
燈子: 「小鹿サン」
女: 「ミ…ツ………ケ…」
GM: 少女は自分の名前を知っていることに驚く気力もなく
燈子: 「見つけテ。襲われて。────ここで終わル」
女: 「オ…………ネガ、イ………アイ、ツ………………」
燈子: くすくすくす。
 登場Dice 千鳥: 1d10=(5)=5+56=61
 登場Dice 劉斗: 1d10=(5)=5+63=68
劉斗: 「――どうした?」
燈子: 「ホラ。アナタの足元から」
燈子: 「もう奈落が広がってイル」
千鳥: 「・・・・・見つかりまs・・・・」途中まで言いかけて
燈子: ただ事実を告げる。
劉斗: 聞き覚えのある話し声の方向へと声を投げる。
燈子: 「一つの結末デスよ。六道サン」
千鳥: 「サキちゃん!?」駆け寄り支えるように
小鹿: 「オネガ………イ………マナ………ブ………ノ…カタ」支えられ、その腕に崩れ落ちる ※14
燈子: 「仇、デスって。鳥越サン」
GM: 唇は震え、焦点も合わなくなってきています
燈子: ただ。事実を告げる。
劉斗: 「誘うな、九尾」
燈子: 「フフ」
GM: ただ何かを掴むように出される腕
千鳥: 「・・・・・・・・・・サキちゃん・・・分かったから・・・仇は取るから・・・だから・・・」ぎゅっとその腕を握り
劉斗: ジャケットを引き裂いて止血帯を作る。症状を診て応急処置を。
小鹿: 「リク………ッチ?」見えぬ目でその姿を追って
劉斗: 「喋るな。お前の友人はずっと傍にいる」励ましとも取りづらい声を掛けながら、作業を続行。
小鹿: 「ゴメ………ン…ネ」涙を零しながら
千鳥: 「サキちゃん・・・・大丈夫だから・・・・・・・・・だから・・・・」
劉斗: 「九尾、連絡を」
燈子: 軽く首を捻って。
小鹿: 「ハンニ………ン…ハ……」必死に何かを伝えようとする小鹿
燈子: 手には携帯電話。通話中。おそらく救護班なのだろう。
燈子: ただ微笑い。腕を組んで状況を見守る。
劉斗: 「犠牲者が出れば、その分が『報告書』として返ってくる。面倒はご免だ」
小鹿: 「………イ…」声が掠れて聞こえない
千鳥: 「・・・・・・・・・」ぎゅっと手を握る・・・耳を近づける
劉斗: ――これで一時的には血が止まるはずだ。既に失われた分は取り戻せないが。
燈子: 「犠牲者が出ても。出なくても。──報告には違いない」
燈子: 「ただ。──”面倒”に思うには違いない」
小鹿: 「キヲ………ツケ……テ…アブ………ナ……イ…………アn…イ……ジ」
GM: そこまで言うとカクンと首がだらけます
千鳥: 「サキちゃん!!」
燈子: 「ンー」
千鳥: 血が騒いだ
GM: 遅れて救急班がやってきました
劉斗: AEDは無いが、心肺蘇生を行う。一刻でも引き延ばすためだけに。
GM: 鳥越さん、確か<知識:医学>持ってましたよね?
劉斗: はい。
GM: やりますか(ニッコリ)
劉斗: やりましょう。《知識:医学》
 Dice 劉斗: 10r10=(1,10,6,10,3,4,9,5,7,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(2,4)=14+2=16
劉斗: 16。
GM: 流石。では一命はとりとめたとの連絡が後で入りますね
燈子: 「これで──」
GM: 流石に会話は出来ませんが
千鳥: 「・・・・・・・・・・・」様子を見守る、もう自分には何も出来ないと分かっているから・・・・・
劉斗: 「…報告には違いない。ただ、俺はやるべきこともせず謝罪するのが嫌いだ」
千鳥: そしてゆらりと立ち上がる
燈子: 「彼女の役割は終り──」
劉斗: 付着した土を払って。
燈子: 誰に言うでもない。只の音声。
劉斗: 「彼女の怪我の状況から、大熊の居所を推測する」
燈子: 「そう。”それでいい”」
千鳥: 「鳥越さん・・・・ありがとうござました・・・・・」感情に乏しい声で
劉斗: 「礼には及ばん」
GM: んと、追跡するのですか?
千鳥: ぺこりと頭を下げ、再び顔を上げた時、彼女の瞳の色は赤く染まっている・・・
燈子: 追跡しましょう。主に鳥越が。
劉斗: 俺ですか(何)
GM: 了解で(笑)
GM: じゃあ、<追跡>判定を(何
劉斗: 追跡というか、まあ大熊とご対面できるならイベントでも何でもどんと来いですよ(何)
燈子: 推測(鳥越)→追跡(千鳥)のコンビネーションで一つ。
燈子: ワタクシ見ておりますわ(何
千鳥: (何)
GM: ん〜まぁ取り敢えず<知覚><追跡>判定してみてください
劉斗: 追跡なら狐さん《トランキリティ》使えばできるじゃないですか(何)
燈子: チッ。ばれたか(何
劉斗: 《炎神の怒り》で、まずは<知覚> 侵蝕値は71%で。
 Dice 劉斗: 11r10=(2,2,1,2,7,9,5,4,8,6,6)=9
劉斗: 9。
燈子: 追跡 侵食率:63
 Dice 燈子: 12r10=(10,4,6,10,9,1,8,4,8,5,6,6)=Critical!!
 Dice 燈子: 2r10=(6,4)=16
燈子: 16。
GM: 土の中に消えかけている僅かな血痕を追って
GM: 暫くいった所に男が立っていた
燈子: 「この話は」
燈子: 「ここで──終わル」
千鳥: 「違いますよ・・・・九尾さん・・・・・」静かについていきつつ
劉斗: 「…クマ」
千鳥: 「此処で・・・・『終らせる』んです・・・」
男: 「え〜と………鳥越君だよね?まだ、何か用なの?」
燈子: 「アナタからは『終わらせる』」
燈子: 「ワタシからは『終わる』ノデスヨ。六道サン」
劉斗: 「お前は本当に“あの”大熊泰助なのか?」確認がついて出る。
燈子: 只。腕を組んで。
千鳥: 「そうですか・・・・・どちらにせよ・・・ここで終了には・・・違いありませんね・・・・」
男: 「鳥越君………………何を言っているのか、判らないけれど…もう、付いてきちゃだめだといっただろ?」
燈子: 「そうなるかは。アナタと彼次第」
GM: 手にはギラリとした刃物。まだ血が滴っている
劉斗: 「“担任には説明しておいて”やれば良かったか? ――もう覚えていないだろうが」
男: 「?担任?何の話だい?付いてきちゃダメだと言っているんだよ僕は、わかる?」
劉斗: 「俺がお前の言葉を素直に受け入れて、引き下がるとでも思っているのか」
劉斗: 「…何時からだ?」
千鳥: 「・・・・話は変わりますが・・・・九尾さん・・・野生の動物が怒る理由って分かります?」視線は刃物についた血に
男: 「下がって貰わないと………え?いつから?なにがだい?」
劉斗: 「お前が通り魔になった時期を尋ねている。“何時からだ?”」
男: 「1月前から………知ってるよね?調べてたんだろ?」
劉斗: 「何が引き金だった? 俺の知る限り、お前はこんな詰まらない事をする輩ではなかったと記憶していたが」
劉斗: 調べてたんだろ、という言葉には頷きを返す。
男: 「何を気にしてるの?詰まらないって?ねぇ、じゃ君は?君、人間じゃないよね?」
燈子: 「”血”デスカネ」
燈子: 六道に。
GM: と、まぁここで狐様に電話です(何
劉斗: 「人間の…凡人にも劣る、つまらん存在さ」小さく肩を竦めるが視線は外さないまま。
燈子: 「九尾デス」
千鳥: 「血・・・それも答えの一つ・・・もう一つは後で教えてあげますね・・・」
エージェント: 「あの、今いいです?」 ※15
燈子: 「『ドウゾ』」
男: 「つまらない存在?もっと、自分のこと誇示した方がいいよ君は…まあl追いかけてこないならって事だけど」
エージェント: 「あの、報告にあった大熊邸での件ですが」
エージェント: 「人間の死体は出ませんでしたよ?確かにエフェクトを使用した痕跡はありましたが」
燈子: 「それとも。親しい身内を傷つけられたカラ、とでも言いますカ。六道サン」
燈子: 「『フム。ならバ?』」
千鳥: 「それも答えの一つ・・・・・・しかし、それは人間も一緒の事・・・」くすくすと笑う、普段なら絶対にしない表情
エージェント: 『恐らく、従者だったのではないですかね?血だけは大量でしたし』
燈子: 「『フム』」
劉斗: 「斬り捨て、燃やし尽くすだけの存在がか」口の端を吊り上げ、嗤う。<誇示
エージェント: 『どちらにしろ、報告にあった男性は死んでませんよ』
男: 「それは特別なことでしょう?」
燈子: 「──”一緒”、ねぇ」くす。
燈子: 「『確認すれば。亀中冬樹は死んでない。大熊泰助も死んでない』ですカ?」
燈子: 聊か。死人が出歩いているのだ。どうでもいい話でもある。
エージェント: 『大熊?誰ですそれ?』
燈子: 「『連続殺人の被疑者』」
エージェント: 『今追いかけているとか言うオーヴァードですか?それは知りませんね』
燈子: 「『死亡したはずの被疑者』」
燈子: 「『そして眼前にいる被疑者』」
エージェント: 『そちらは確認取れてませんが…目の前にですか…なら生きているの…かな?』頼りなげな台詞 ※16
燈子: 「『生きているのです』」
エージェント: 『そうですか………では二人とも生きていると言うことなのでしょう』
エージェント: 『と言うか、捕獲してみればわかりますよきっと』
燈子: 「『マァ。そういう事にしておきましょウ』」
エージェント: 『取り敢えず、報告はしましたので、後は頑張って捕獲してください』
燈子: 『ハイハイ』
GM: ヨロシクと言って切れる電話
劉斗: 「特別な事か。…人間にしてみれば、そう見えるのだろう」
男: 「人間……ねぇ………」
劉斗: 「――まあ」
劉斗: 「どうでもいい話か」
男: 「どうでも良いかもね………で?いなくなってくれるのくれないの?」
劉斗: 「もう一度だけ尋ねる。…お前は“大熊泰助ではない”」
男: 「それは尋ねてないよ、鳥越君」ニタと笑う
劉斗: 腰の日本刀に手を掛けて。
劉斗: 「では尋ね直そうか。お前は“大熊泰助”か?」
男: 「………………余計なことには気づかない方が身のためだよ鳥越君」冷ややかな笑顔を浮かべる
劉斗: 「別人ならば、躊躇する余地も無し――」居合い抜刀。大熊に斬りつける。 ※17
GM: 避けた………様に見えた体が一瞬の後、崩れ去る
GM: その剣圧によって生じた力で、何処からか男の声がする
劉斗: 大きく踏み込んで弧を描く。刀身は空を切るも、身を返して。
男: 『余計な事には気づかない方が良いのにな……』
劉斗: 「亀中冬樹…と言ったな」
亀中: 「いつ、気がついた?」
GM: 近くの木から離脱するように現れ
劉斗: 「彼女が遺した言葉は名前ではない。知らなかったから当たり前の話だ」
亀中: 「彼女?」訝しげに見つつ
劉斗: 「お前が“殺した”者の内の一人だ」
亀中: 「そっか………今まで順調だったんだけどな。ま、君らが死ねば誰も自分の事疑いませんから」
亀中: 「死んでください、自分の為に」
千鳥: 「・・・・・・・・・・ああ、なるほど・・・確かに・・・警察の人なら・・・・犯人仕立て上げるのも簡単ですね・・・」
劉斗: 「御免こうむる」
燈子: 「くす」
亀中: 「あの人は目障りだったんでねぇ………困りますよ死んでもらわないと、ね、九尾さんも、そこの少女も」
燈子: 「だからアナタは」
燈子: 「”坊や”なんですヨ」
燈子: くす。
燈子: ただ一歩引く。
千鳥: 「九尾さん・・・先ほどの答えですが・・・・・野生の動物が怒るのは・・・・」
燈子: 「サテ」面白そうに。六道に。
千鳥: 「ヤツハ・・・・ワタシノ・・・・『ナワバリ』ヲアラシタ・・・・」ふう、と
劉斗: 大きく剣を垂直に振り上げ、打ち立てた炎の壁に紛れて距離を取る。 ※18
劉斗: 「九尾、六道」
燈子: 「ハイハイ」
千鳥: 「・・・・・・・・・・ワカッテイル・・・・」
燈子: 「『ナワバリ』ネェ」……ある種興味”なさそう”に。
劉斗: 「ビジネスを始めよう――存分に暴れてくれ」前半は狐に、後半は千鳥へと。
GM: 亀中は炎の壁に顔を顰め、一歩下がりながら不満げに言う
亀中: 「どっちにしろ邪魔だから死んでもらいます」
燈子: 懐から煙管を出し。鳥越の打ち立てた炎の余波で火をつけて口に含む。
燈子: 「──ハイハイ」
千鳥: 「・・・・・・」牙を剥きにいっと笑う
燈子: 煙を長く吐き出した。
劉斗: 「やってみるがいい。年期の違いを見せてやる」もう一振りで炎を消し去り、八相に構えた。
GM: 亀中は血を垂らすとそこに従者を作り出す
亀中: 「従順だぜ?こいつらは」嫌味に笑いながらまだ余裕の表情
劉斗: 「その従順な下僕ごと、燃やし尽くしてやろう──」
燈子: くす。
燈子: 「”今宵限りの在り得ない戦いにヨウコソ”」
千鳥: 「張り倒す相手が増えただけ・・・・ですね・・・・」血を押さえつつ嘲る
燈子: ただ微笑った。
GM: 夜の帳のおりた公園に獣の笑い声が響いた


GM: と、シーンを変える前に従者のHPを決定。A
 Dice GM: 10r7=(6,4,8,9,8,5,6,4,10,8)=Critical!!
 Dice GM: 5r7=(3,9,8,1,9)=Critical!!
 Dice GM: 3r7=(6,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(6)=36+1=37
GM: B
 Dice GM: 10r7=(5,8,3,4,2,10,4,9,6,7)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(10,1,2,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(2)=22+1=23
GM: C
 Dice GM: 10r7=(5,5,9,10,8,10,1,7,3,10)=Critical!!
 Dice GM: 6r7=(7,4,3,3,2,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r7=(10,1)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(3)=33+1=34



 Climax Phase
 ScenePlayer:ALL/場所:公園/登場:全員

 登場Dice 劉斗: 1d10=(3)=3+71=74
 登場Dice 千鳥: 1d10=(9)=9+61=70
 登場Dice 燈子: 1d10=(5)=5+60=65

GM: 傍らに従者を並べたまま亀中は話し出す
GM: ふざけた笑顔をその顔に貼り付けたままで
亀中: 「そう言えば。先程の質問、ちゃんと答えてもらってないですね」
亀中: 「“いつ”から気づいてました?」
劉斗: 「――お前が俺の名を呼んだ時。“わざと”そうしているのか、とも思った」
劉斗: 「そして、“お前は大熊泰助ではない”と言った時、お前は曖昧に誤魔化した」
劉斗: 「……俺が“クマ”と呼んでいた人物が、レネゲイドの力で狂った。…一時は、そう考えた」
劉斗: 足下の草葉を燃やし続ける静かな炎が揺らぐ。
亀中: 「そう思ったままでいてくれると良かったのに」
劉斗: 「何も無い部屋に突然凶器が現れた。この時点で、振り切れていればよかったものを…」滲む後悔。
亀中: 「あれはね、従者についていった自分が置いたものですよ」
亀中: 「直後に従者は爆発、そこに彼が現れれば容疑は確定する」
亀中: 「上手くいくと思ったのに…」
劉斗: 「普段ならば、軽くお前の浅い考えなど笑い飛ばしていた事だろう」
劉斗: 「……だが」
亀中: 「だが、なんです?」
劉斗: 「俺を僅かでも動揺させた。そんなお前をこのまま生かしておくわけにはいかんな」 ※19
亀中: 「それは凄い理由ですね」余裕を見せて笑う
劉斗: 「屠る理由など簡単に作れる世界さ」
亀中: 「そうですよね、全く彼も簡単に死んでくれて、困りましたよ」
劉斗: 「その点に於いて、お前と大した差違は無い。――だから“つまらん存在”なのさ」
劉斗: 笑う。立ち上る炎に揺らぐそれは、凄惨に。
亀中: 「つまらなくはない、少なくとも彼よりは」
亀中: 「………最後まで…人の為に死ぬ?…どんな間抜けですか一体」
亀中: 「そのせいで自分の計画が狂い始めた……」
劉斗: 「さあ? 俺にも理解できんな」
亀中: 「理解できるようなら本当につまらない存在ですよ」
劉斗: 「嘆く事は無い。“次”を見つければいいだけの話だろう?」
亀中: 「次………………」
劉斗: 「尤も、お前に次は無い。未来もこれより先は無し」
亀中: 「ねぇ、鳥越君」親しい人間に呼び掛けるかのごとく
亀中: 「自分がどうして彼をターゲットにしたかわかってます?」
劉斗: 「疑うことを知らず、利用しやすい存在だった」
亀中: 「やだなぁ、違いますよ」
劉斗: 「違う?」“穏やかに”先を促す。
亀中: 「人がね、記事になった時に、善行を称えられてもっと大きな記事になってたんですよ」 ※20
亀中: 「気になって調べてみれば、今までの人生全部、そんなだって言うじゃないですか」
劉斗: 「ああ」
亀中: 「イライラしてきませんか?」
亀中: 「人間なんてそんな綺麗なものじゃない。善人の仮面をね剥いでやりたかった」
劉斗: 彼の部屋を思い出す。何枚もの賞状の代価とばかりに他を拒絶したかのように何も無い部屋……いや。
亀中: 「その為に苦労もしたんですよ?」
劉斗: 「どんな苦労を?」
亀中: 「態々、こいつらを彼に化けさせて、なおかつ死なない程度に痛めつけるとか」
亀中: 「襲った奴らに馬鹿が多くて、彼の顔覚えてるのが少なかったりとか」
亀中: 「世の中思い通りには中々行きません」
劉斗: 「随分な手間を」
燈子: ────くす。
亀中: 「でしょう?」
劉斗: “大熊 泰助”を語る。侮蔑に満ちた、そんな会話であってさえも――懐かしい。
亀中: 「で、最後に自分が逮捕する。完璧なシナリオだった筈のに、あの馬鹿、勝手に死んじゃって」
亀中: 「せめて真相を解き明かした功労者になるしかないんですよ、もう」
千鳥: 「・・・・・・・・・」ふるふると肩を震わせている。
亀中: 「いいでしょう?これぞ一石二鳥」
亀中: 「どうです、改めて聞きますが、協力して貰えないですか?」
劉斗: 「そしてお前が“善人の仮面”を着ける」
劉斗: 「――――成程。お前も結局は同じという事だ」鼻で笑う。
亀中: 「同じ」ピク
亀中: 「あんな、馬鹿と自分が…同じ?」
劉斗: 「いいや。大熊はお前の追従を許さない程にどうしようも無い馬鹿者だ」
亀中: 「何が言いたいんです」
劉斗: 「お前に協力? 自分の力量を見てから物を言え」
亀中: 「小物だと?自分が小物?あんな馬鹿の足元にも及ばない?」
劉斗: 「“それ以外”と同じ…たかだか一般人の仮面の下が気になってどうしようもない小物という訳だ」
劉斗: 「あいつの居る処へは、決して至る事はできん――」
劉斗: 「俺の手を汚す事さえ惜しい」
亀中: 「結局、アンタもさっきの女と同じか…」
亀中: 「ちっぽけな正義感の為に死んでよ」
劉斗: 「正義感――それこそ笑い草だ。だが、偶には褒め言葉として頂戴しようか」 ※21
亀中: 「お友達のところに送ってあげる」
劉斗: 肩を竦めて足下の草を踏みしめる。火の粉が蛍火の如く舞う。
千鳥: 「・・・・・・・・・」肩が震える、が・・・それは怒りで震えて居る訳ではない。
燈子: ──ふわり。眼前のモノ達の会話を肴に。面白そうに哂いつつ。煙管の煙をゆっくりと吐き出す。
劉斗: 「六道。友人の“仇”と認めた相手が居るが、どうする?」
劉斗: どうでもいいくらいの投げやりさで背後に問いかける。
千鳥: 「ククク・・・・アハハハハ・・・・滑稽ダヨ。」耐え切れなくなり声を上げて笑う
亀中: 「滑稽?」
GM: いた事を突然思い出したかのように視線を向ける
千鳥: 「こんな・・・小物にサキちゃんはやられたのかと思うと・・・コンナ小物ニ私ノナワバリガ荒サレタト思ウト」
千鳥: 「・・オカシクテナ。」
亀中: 「小物、小物と煩いよ君ら!」
亀中: 「簡単には殺してあげないですからね………」
燈子: ──ふわり。もう一度煙を長く吐き出す。
劉斗: 「九尾。引き受けた程度の“仕事”だけはしていくがいい」
燈子: 「もうお話はいいかしラ。坊や」
燈子: 「ハイハイ。──仰せのままにデモ」
燈子: 退屈そうな意を込めて。鳥越に返す。
千鳥: 「(にいっと牙を剥き笑い)あの方に・・せめてものお礼を差し上げましょう・・・・」
千鳥: 「奴ノ"身体"ヲ、ヒキサキ・・・"臓腑"ヲ引キ釣リ出シテ・・・」
千鳥: 「シタタル血ト共ニ"喰らって"ヤロウ・・クックック・・・」 ※22
亀中: 「馬鹿にするのも大概にしろ」温厚そうな表情が消え、その仮面が剥げ落ちる
劉斗: 淡々と。物言いは相変わらずの様。
燈子: 「──ジャア。始めますか」
燈子: こん、と煙管を逆さにして手で叩き。灰を地に落として。
亀中: 「違うな、終わらせるんだよ九尾さん」それを合図に従者が動き出す
劉斗: この期に及んで感じているのは“懐旧”。死してから語る友の姿。 ※23
劉斗: 彼の仮面の裏側も――変わらなかった。その事実だけで。
燈子: 「ジャアそれで」あまりどうでも良さそうなにも聞こえるその言葉。
劉斗: 「そうだな。茶番は終わらせてしまおう」
千鳥: 半ば"血”に支配された意識の中で思う。
千鳥: 「あれを張り倒せば良いんだ・・・・よね・・・・サキちゃん・・・・」
GM: 《ワーディング》世界が色を変える

GM: ◆衝動判定◆
 衝動判定Dice 千鳥: 2r10=(3,7)=7+2=9
 Dice 千鳥: 3d10=(8,6,7)=21+70=91
千鳥: 成功して91%です
 衝動判定Dice 燈子: 6r10=(10,4,8,3,1,3)=Critical!!
 衝動判定Dice 燈子: 1r10=(6)=16+4=20
 Dice 燈子: 2d10=(3,9)=12+65=77
燈子: 77%で成功。
 衝動判定Dice 劉斗: 10r10=(10,2,5,7,7,3,4,8,7,4)=Critical!!
 衝動判定Dice 劉斗: 1r10=(8)=18+1=19
 Dice 劉斗: 2d10=(9,10)=19+74=93 ※24
劉斗: 成功して93% 総毛立つ感覚。張りつめる戦の空気に歓喜が甦る。

■□Round 1□■

GM: ○セットアップ
劉斗: 無し。
GM: こちらは《ヴァイタルアップ》で
千鳥: 無しです〜
燈子: なしで。

GM: ○“烈火の仮面”鳥越 劉斗
劉斗: 「“性分”と云うよりは、最早“業”だな…」
劉斗: 湧き上がる高揚感に呼気を吐き、地に水平に刀を構え。
劉斗: マイナーで移動。亀中へと向かう。
劉斗: 白兵14+《コントロールソート/コンバットシステム/炎の剣/業炎》 侵蝕値+9→102%
 Dice 劉斗: 19r7=(9,10,6,1,5,6,5,6,5,10,1,9,4,7,5,2,5,4,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 6r7=(10,4,3,3,9,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r7=(6,6)=26+14=40
劉斗: 40。
GM: <回避1>+意志無き者の舞い+血族
 Dice GM: 16r7=(10,8,4,3,2,3,4,2,3,4,2,7,9,6,4,3)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(3,9,8,7)=Critical!!
 Dice GM: 3r7=(5,9,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r7=(9,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(4)=104+1=105
GM: え〜と………105?(何 ※25
劉斗: 従者ですよね?
GM: ん、あそうか、まだ血の戦馬してないのか
燈子: その場合だと血の戦馬をしてないと無理ですね。
GM: では、従者がカバーに入るで
 ダメージDice 劉斗: 5d10=(6,5,4,1,3)=19+20=39
劉斗: 39点装甲値有効。
GM: Aがカバー、かろうじて生きてます
劉斗: 「直ぐに倒れてくれるな。もう少し、この高揚の中で居たい」

GM: 従者は指令待ちなので
GM: ○亀中
亀中: 「そっちこそ楽に死ねると思うな」
GM: <白兵1>+渇きの主+ブラッドバーン+伸縮腕+貪欲なる拳+命の剣+血族
GM: (ダイスを振る)2は…千鳥さんで。攻撃力+23 装甲無視 HP12点回復
 Dice GM: 22r7=(8,9,3,4,7,2,4,2,2,1,9,10,6,8,8,9,8,10,5,8,5,1)=Critical!!
 Dice GM: 11r7=(7,10,3,2,6,1,5,4,7,6,7)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(6,3,2,6)=26+1=27
GM: 27といって攻撃
千鳥: 「・・・・・・・こっちに来た・・・・」素回避してみましょう
 Dice 千鳥: 9r10=(5,9,2,7,2,8,9,1,6)=9+1=10
千鳥: HIT
 ダメージDice GM: 3d10=(7,6,7)=20+23=43
GM: 43点装甲無視
 《リザレクト》Dice 千鳥: 1d10=(2)=2+91=93
千鳥: 「蚊が刺した程度ですね・・・・・」いや死んでますがね(何

GM: ○従者達
GM: <白兵>+渇きの主+ブラッドバーン+伸縮腕+貪欲なる拳+命の剣+血族
GM: 従者B 対象:鳥越 攻撃力+23 装甲無視 HP12点回復
 Dice GM: 19r7=(5,3,1,6,1,2,10,5,10,7,1,8,9,7,5,5,10,9,5)=Critical!!
 Dice GM: 8r7=(9,10,5,10,2,6,10,10)=Critical!!
 Dice GM: 5r7=(3,7,5,9,3)=Critical!!
 Dice GM: 2r7=(2,8)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(3)=43
GM: 43といって攻撃
劉斗: 回避0+《陽炎/ブレインコントロール》 侵蝕値+6→108% ※26
 Dice 劉斗: 14r7=(3,9,1,8,8,3,5,7,3,3,5,3,8,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 6r7=(3,4,6,7,4,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r7=(4,2)=24
劉斗: 回避できず。ダメージを。
 ダメージDice GM: 5d10=(5,1,10,9,7)=32+23=55
GM: 55点装甲無視
劉斗: 34−55=−19で《ラストアクション》宣言。 ※7
劉斗: 白兵14+《コントロールソート/コンバットシステム/炎の剣/業炎/ラストアクション》
劉斗: 侵蝕値+10→118% 対象:B
 Dice 劉斗: 19r7=(4,4,5,6,6,8,10,5,5,1,3,4,1,8,4,4,2,8,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 5r7=(10,3,3,7,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r7=(4,8,3)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r7=(1)=31+14=45
劉斗: 45。
GM: <回避>+意志無き者の舞い+血族
 Dice GM: 12r7=(4,3,1,3,9,8,3,4,8,9,3,8)=Critical!!
 Dice GM: 5r7=(1,4,5,7,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(1)=21
GM: 回避失敗ダメージを
 ダメージDice 劉斗: 5d10=(6,10,3,2,9)=30+20=50
劉斗: 装甲値有効50点。
GM: 消し飛ぶ従者
亀中: 「一撃?!」
劉斗: 歩みは止まらず、振り切った刃が従者を斬り裂いて業炎に沈める。
劉斗: 白兵14+《コントロールソート/コンバットシステム/炎の剣/業炎/ラストアクション》
劉斗: ラストアクション2回目。侵蝕値+10→128% 対象:C
 Dice 劉斗: 19r7=(9,3,5,8,10,6,7,8,2,9,2,9,2,4,6,6,2,10,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 8r7=(6,4,8,7,6,1,1,1)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r7=(4,1)=24+14=38
劉斗: 38。
GM: <回避>+意志無き者の舞い+血族
 Dice GM: 12r7=(2,8,6,8,2,5,9,8,2,5,1,5)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(3,3,1,2)=13
GM: 回避失敗
 ダメージDice 劉斗: 4d10=(1,5,5,9)=20+20=40
劉斗: 装甲値有効40点。
GM: <耐性>+赤河の支配者 さっき忘れてた(何 達成値の半分のダメージ軽減
 Dice GM: 12r10=(1,6,9,8,1,2,5,9,7,10,1,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=18
GM: 9点軽減、かろうじて生存
劉斗: 従者にロイス(有為/侮蔑)を取得してタイタス。復活。
劉斗: 「――足りない」
亀中: 「………」
劉斗: 自らにまとわりつく炎を払い除ける。
GM: 従者Cのターゲット決定(ころころ…)3なので狐様
GM: <白兵>+渇きの主+ブラッドバーン+伸縮腕+貪欲なる拳+命の剣+血族 ※28
GM: 従者C 対象:燈子 攻撃力+23 装甲無視 HP12点回復
 Dice GM: 19r7=(6,10,8,7,9,6,6,4,10,9,9,4,6,1,3,3,5,10,9)=Critical!!
 Dice GM: 9r7=(10,10,6,4,2,1,1,6,7)=Critical!!
 Dice GM: 3r7=(10,3,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r7=(2,4)=34
GM: 34といって攻撃
燈子: 《トランキリティ/斥力結界/魔王の理》 侵食率:85
 Dice 燈子: 13r8=(3,8,9,8,2,2,2,4,6,2,6,9,5)=Critical!!
 Dice 燈子: 4r8=(3,1,1,5)=15+4=19
燈子: 無理か。ダメージを。
 ダメージDice GM: 4d10=(2,2,7,9)=20+23=43
GM: 43点装甲無視
 《リザレクト》Dice 燈子: 1d10=(8)=8+85=93
燈子: 「フフ」
燈子: 軽く哂う。
亀中: 「何で倒れない?」

GM: ○“野獣の乙女” 六道 千鳥
千鳥: 「身体が熱い・・・血がざわめく・・・・・・」徐々にその姿が変化して行く
千鳥: マイナー:<ハンティングスタイル>+<破壊の爪>+<完全獣化> メジャー:移動 侵蝕率:10 合計侵蝕率:103
千鳥: 「クックック・・・サア・・・"喰らって"ヤルゾ・・・・」接敵して終了

GM: ○“必然たる偶発” 九尾 燈子
燈子: 途中成長宣言。さらなる力を1L取得。
GM: 御意
燈子: 《さらなる力/狂戦士/トランキリティ/死神の瞳/魔王の理》 侵食率:112 目標値:17 ※29
 Dice 燈子: 15r7=(2,6,6,8,2,9,8,8,3,2,4,5,6,2,6)=Critical!!
 Dice 燈子: 4r7=(9,1,4,10)=Critical!!
 Dice 燈子: 2r7=(6,6)=26+4=30
燈子: 成功。対象のMajorAのCR値に−[1]。+[8]D。
燈子: ──並びに対象(千鳥)がダメージを食らった場合は+4D10。再行動可能。
千鳥: ありがとうございます〜
燈子: 「”踊りナサイ”」

GM: ○“野獣の乙女” 六道 千鳥(再行動)
燈子: 狐火は魔獣と化した少女より更に人間性を”こそぎ”とる。
千鳥: 「ヨカロウ・・・・ナラバ"踊る"トシヨウ・・・・サア・・・貴様ノ"血"デ、コノ"舞踏"ニ"華"ヲソエロ!!」 ※30
千鳥: ぶうん、と無造作に、だが凄まじい膂力で"爪"が振るわれる。
千鳥: 技能:<白兵> マイナー:無い メジャー:<鬼の一撃>
千鳥: 侵蝕率:3 目標値:対決 攻撃力:+11+4d10 範囲:1体 合計侵蝕率:106
 Dice 千鳥: 28r6=(4,4,4,5,2,9,3,5,5,8,5,4,6,8,7,4,7,1,9,6,7,10,1,4,2,9,4,3)=Critical!!
 Dice 千鳥: 11r6=(6,7,1,8,9,5,2,4,9,5,9)=Critical!!
 Dice 千鳥: 6r6=(2,5,8,9,10,8)=Critical!!
 Dice 千鳥: 4r6=(2,9,7,10)=Critical!!
 Dice 千鳥: 3r6=(4,10,10)=Critical!!
 Dice 千鳥: 2r6=(1,6)=Critical!!
 Dice 千鳥: 1r6=(3)=63+4=67
千鳥: 67デス
GM: 《崩れずの群れ》で従者Cがカバー
 ダメージDice 千鳥: 7d10=(1,9,3,1,4,4,4)=26+11=37
千鳥: 37装甲有効です
GM: <耐性>+赤河の支配者 達成値の半分のダメージ軽減
 Dice GM: 12r10=(8,2,8,6,8,6,8,5,4,10,8,10)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,3)=16
GM: 8点軽減でも落ちます
亀中: 「………」
千鳥: 「モロイ・・・・貴様ノ人形ハ・・・"糧"ニモナラヌワ・・・」
燈子: 「──クス」
劉斗: 「“足りない”…」自ら確かめるように口内でもう一度呟く。
亀中: 「そっちが、自分の糧になる番だ」

GM: ○セカンド
燈子: なし、で。
千鳥: 無しです〜
GM: 亀中が宣言で
劉斗: 宣言を。

GM: ○“烈火の仮面”鳥越 劉斗(セカンド)
劉斗: 燻り続ける炎だけを目に映す――そうだ、足りないのだ。
劉斗: 陽炎のように立ち、緩やかに太刀を振るう。
劉斗: 白兵14+《炎の剣/業炎/デュアル・デュエル》 侵蝕値+7→135%
 Dice 劉斗: 8r7=(9,7,1,6,1,9,9,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 5r7=(2,2,5,5,5)=15+14=29
劉斗: 29。残って居る従者に。
GM: <回避>+意志無き者の舞い+血族
 Dice GM: 12r7=(5,8,1,7,7,9,6,7,6,10,7,10)=Critical!!
 Dice GM: 8r7=(1,1,10,1,10,2,9,3)=Critical!!
 Dice GM: 3r7=(1,5,6)=26
GM: あ〜しょうがない、《崩れずの群れ》でカバー
GM: ダメージ下さい
 ダメージDice 劉斗: 3d10=(9,4,2)=15+20=37
劉斗: 装甲値有効37点。
亀中: 「こいつやられると面倒なんですよ………意外と効きますね」
劉斗: ――鋼でも無く炎でも無く、血肉でも無く。突き上げてくる闘いへの高揚でも無く。
劉斗: “足りないもの”は、もっと身近なものだった筈だ――

GM: 亀中(セカンド)
GM: <意志1>+呪われし者の封印 目標値8 成功時HP15回復
 Dice GM: 10r10=(4,4,5,6,8,1,8,10,9,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=19+1=20
GM: 成功HP15回復

GM: ○クリンナップ
劉斗: 無し。
千鳥: 無しです
燈子: なし。
GM: こちらもなしで

■□Round 2□■

GM: ○セットアップ
劉斗: 無し。
千鳥: 無しです
GM: 《血の戦馬》使用、従者が消える
燈子: 行動なし。

GM: ○“烈火の仮面”鳥越 劉斗
劉斗: 「―――…」
劉斗: 眼と鼻腔を灼いてくる熱。自らが放つ炎がこんなにも熱い。待機。

GM: ○亀中
亀中: 「さぁ、誰からにしようか?」
GM: 対象(ダイスを振る)あ………鳥越さん
劉斗: かもん。
亀中: 「やっぱり、美味しいものは最初に食べないとね」ニヤリ
GM: <白兵1>+渇きの主+ブラッドバーン+伸縮腕+貪欲なる拳+血族 攻撃力+9 装甲無視 HP12点回復
 Dice GM: 22r7=(9,10,8,8,5,7,4,8,1,8,10,2,5,8,2,1,7,8,6,1,8,10)=Critical!!
 Dice GM: 13r7=(10,3,8,6,9,2,8,7,7,3,10,6,10)=Critical!!
 Dice GM: 8r7=(10,6,7,3,5,10,9,4)=Critical!!
 Dice GM: 4r7=(1,10,5,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r7=(3)=43+1=44
GM: 44といって攻撃 ※31
劉斗: 白兵14+《コントロールソート/コンバットシステム/炎の剣/業炎/カウンター/終末の炎》 侵蝕値+15→150%
劉斗: HPを33使用。
 Dice 劉斗: 20r7=(7,6,10,5,3,9,8,1,4,5,2,10,3,1,5,7,7,5,6,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 7r7=(4,8,6,4,7,7,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r7=(3,3,6)=26+14=40
燈子: 即時成長取得。──《時の棺》。 ※32
燈子: 亀中が刃届くと確信した時── 
燈子: 時が凍りつき。鳥越の刃が”先に”届く。
亀中: 「なんだ?何が起きたっ?」捉えたと思い勝ち誇った顔が歪む
燈子: 「必然たる偶発デス」
燈子: 亀中の行動を[失敗]にする。侵食率は120に。
亀中: 「これも………力?」その力に驚愕する
劉斗: 「―――」亀中の攻撃に対し、咄嗟に滑り込ませた刃。
燈子: 「ほら。──アナタの前に奈落は”そこ”二」
 ダメージDice 劉斗: 5d10=(10,5,3,5,10)=33+55=88
劉斗: 装甲値有効88点。
GM: <耐性1>+赤河の支配者 達成値の半分のダメージ軽減 無駄っぽい
 Dice GM: 15r10=(8,7,10,10,5,7,1,3,4,1,3,1,9,9,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(5,5)=15+1=16
燈子: ──くすくす────くすくすくす!
GM: 8点軽減…2回死んだ(何 ※33
劉斗: 驚愕する亀中に対し、己の心は無――ただの“空”
劉斗: 慣性で振り抜き、体を離す。
亀中: 「そ………そんな………そんな、自分が………いやだ………………死にた……く」
GM: 亀中の身体はそのまま重力に負ける
劉斗: 「炎の先は――…無。ただ、何も無い」
劉斗: 己の炎に灼かれ、ぐらりと体が崩れる。
燈子: 「くす」
燈子: 二人倒れて。一人を見て。
燈子: 「”トドメ”ハ?」
千鳥: 「"死"ハ誰ニデモ訪レル・・・・"還る"ガイイ・・・・永劫なる"円環"の中へ・・・・・」
劉斗: 『“何が”足りない――?』
劉斗: 刀を支えに、地に膝をつく。
燈子: 只哂う。滑稽な幕引きに只哂う。
千鳥: 倒れ臥した亀中に爪を振り上げ・・・振り下ろす直前で動きが止まる・・・・
千鳥: 「(血を押さえ込み)・・・・UGNに・・・引渡しますか?」 ※34
燈子: 艶然と微笑んで。何も語らず。意味を問わず。
燈子: ただ哂う。その惑いを。憤りを。
燈子: 「引き渡しましょうカ」
劉斗: 「…………」
劉斗: 刀を手に、重い体を引きずりながら亀中の傍らへと歩く。
劉斗: 「…お前を殺して、それで“終わり”――だ」
千鳥: 「此処で殺す・・・・のも・・・一つの結末でしょうけど・・・・・・」
劉斗: 袋小路の迷宮に陥った思考。手中の太刀が、やけに重い。
劉斗: 初めての――否。もう忘れていた筈の、遠い過去の感覚。
劉斗: 『――到底、こんな事は望んでいないんだろうな…なあ、クマ?』
劉斗: 不意に笑みがもれる。多くの言葉を交わし合う間柄では無かったことを思い出して。
劉斗: ――だが、俺は。
劉斗: お前の望まぬ道であろうとも、往くのみだ。
劉斗: 赤熱の刃が無色の炎を吹き上げ、亀中に振り下ろされた。

GM: もう夏になろうというのに、冷たい風が吹いていた




 自律判定

GM: 自己申告の上どうぞ
千鳥: 最終侵蝕率106% ロイス:5(初期2、Dロイス1、PC間1、シナリオ1) 通常振り
 Dice 千鳥: 4d10=(3,3,10,7)=23-106=-83
千鳥: 83%にて帰還です
劉斗: 最終侵蝕率は150% 現ロイス4、Dロイス1、タイタス1、空き枠でロイスを取得。
劉斗: “必然たる偶発”九尾 燈子に、□有為/■恥辱
劉斗: 「“あれ”はお前の仕業だな……この借りは必ず返す」
燈子: くすくすくす(何)
劉斗: ロイス合計5。2倍振りで。
 Dice 劉斗: 10d10=(8,4,10,6,2,8,10,9,1,4)=62-150=-92 ※35
劉斗: 92%で帰還。
千鳥: おお、おめでとうございます〜
劉斗: ありがとうございます。
燈子: 現在値120でD2 ロイス4個 空が1。空きに六道 千鳥に ■好奇心 □無関心 
燈子: 「くす」
千鳥: 「・・・・なんだろう・・・悪寒が・・・」(何)
燈子: といいたい所ですが。半妖なので更に+1d10追加。すいません。
 Dice 燈子: 1d10=(8)=8+120=128
燈子: 改めて倍振り。
 Dice 燈子: 10d10=(6,8,1,3,4,3,8,10,10,10)=63-128=-65
燈子: 下がりすぎた(何)帰還。
GM: 皆様お帰りなさいませ(三つ指)
劉斗: お帰りなさい。
GM: 良かった良かった
千鳥: おかえりなさいませ〜



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“必然たる偶発” 九尾 燈子/場所:公園/登場:不可

GM: 亀中と初めて会った公園で、河野と会っていた。
GM: 表向き、事件は亀中(被疑者)死亡という事で方がついたらしい
燈子: 「────長閑な昼下がり、デスネェ」
河野: 「相変わらず読めない事を言う」
GM: と一息いれて
河野: 「すまなかったな、よりにもよって、あいつが犯人だったなんて」
燈子: 「其れハ失礼しましタ」
燈子: くすくす。
燈子: 「そうですネ。大変でしタ」
燈子: 笑いながらそう言う。
河野: 「面倒か、そうだろうな、失礼、いいかね?」とタバコを取り出してみせる
燈子: 「ドウゾ」
河野: 「すまんな」そう言うとタバコに火をつけ携帯灰皿を出す
河野: 「署でも評判の真面目な男だったんだがな」
GM: タバコを燻らせながら、思い出すようにひとりごちる
燈子: 「フフ」
燈子: 「歩く道に小石が在っタとして」
河野: 「小石」何かを考えるように
燈子: 「気づかず進むのが大半。転ぶのがあの”坊や”」
燈子: 「進むものにとってハ。何故”転ぶ”のかわからなイ」
河野: 「そうか………そうなのかもしれんな」
燈子: 「転ぶものにとっては気づかズ”進む”ものが憎らしくて仕方無い」
燈子: 「更には歩まず、車で悠々と自分を抜いていく者も居ル。故に。──歪む」
河野: 「我々にはわからない感情とて、それは立派な感情だ…妬みすら気づけぬそれも悲しい事かもしれん」
燈子: 「──くすくす」
GM: 火をつけた煙草は、その手の中
燈子: 「真面目だったのかもしれなイ。それは評価なさイ」
燈子: 「意味が無いかもしれませんガ」
燈子: くすくすくす。──くす。
河野: 「多少は心が軽くなるよ」
燈子: 狐が囁く。
燈子: 「ソウ。其れは良かった」
河野: 「全く。人は、他の人間とは違うもの。なのにな。自分のテンポで生きられる者のなんと少ない事か」
河野: 「私には君が輝いて見えるよ、九尾君」それは羨望とも取れる眼差し ※36
燈子: 「老いましたネ。河野サン」
河野: 「老いたかね?そうかもしれん。しかし………………君は変わらんな」不思議そうに
燈子: 「昔のアナタはもっと己の進むベキ道には揺らぎがなかっタ」
河野: 「今回ばかりはな、流石に少し堪えたよ」
燈子: 「より多くのモノを蹴落とし。潰し。責を持ってその地位に居る。──努々忘れぬよう──」
燈子: 「アナタの足元には──」
河野: 「無論、これからも、な」
燈子: 「これ以上なく多くの闇が”そこ”にある」
河野: 「………………」じっと足元を見つめる
燈子: 軽く手を振ると。足元が竦むような錯覚にも陥る。──重責。
燈子: 「忘れるな。河野。──お前の足元にはこれ以上も無く多くの命があるのだ」
燈子: ──しゃらん。
河野: 「………」錯覚に軽く眩暈
燈子: リストバンドに提げた鈴が小さく鳴る。
河野: 「………………借り………だな」
燈子: 「留まる事は許されなイ」
燈子: くすくす──くす。
燈子: 哂う。狐は哂う。
GM: 河野は灰が落ちそうになっている吸い差しを灰皿に
燈子: 「──以上デス」
燈子: くす。
GM: 目を瞑り、一息つくと立ち上がる
河野: 「肝に銘じておく、また………………いや、何かあった時は連絡してくれ」
GM: そう言うと立ち去ろうとします
燈子: 「エエ──」
燈子: 「”悦んで”」
燈子: ──くすくすくす!
燈子: 狐は哂い。一つの幕引きを。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“野獣の乙女” 六道 千鳥/場所:病院/登場:不可

GM: あの後、小鹿は弟の学と同じ病院に入院していた
GM: 学は小鹿が危険だった時に意識を取り戻し、姉の心配をしたのだと言う
GM: 現在は二人とも入院中とは言え大分元気を取り戻していた
GM: そんな話を聞いて、お見舞いにやってきた
千鳥: 「(コンコンと病室のドアをノック)」
小鹿: 「はい、空いてますよ」
GM: 後ろではにぎやかな声
GM: 中に入ると、学が遊びに来ている所らしい
千鳥: 「こんにちわ・・・・サキちゃん・・・・御見舞い・・・・」花束持って
小鹿: 「りくっち………」暫く固まった後
小鹿: 「ありがと!りくっち」といつもの明るい笑顔で言った
千鳥: 「・・・・・・・(ナマ学君キター!!)」と思いつつも平静な表情(何 ※37
小鹿: 「あ〜でも食べられるものの方が嬉しかったな〜」と不満を漏らす
学: 「こんにちは、お姉ちゃんがお世話になったそうで」と頭を下げる“美”少年(何
千鳥: 「駄目・・・・病院の食事以外の物を食べると・・・・退院が遅くなるよ?」視線は学君に(何
小鹿: 「ちぇ〜りくっちかた〜い。だってね?ここの病院食美味しくないんだよ?」
学: 「お姉ちゃん、折角お見舞いに来てくれたのにそんな良い方ないんじゃない?」
千鳥: 「こんにちは・・・・貴方が・・・学君?」当然既に知ってるけど、それは言わない(何
学: 「え?あ、はい!弟の学です!」先日まで重態だったとは思えない元気のよさ
小鹿: 「あのね、学。りくっちの前でいい子でいようたって、そうはいかないんだからね」
千鳥: 「そう・・・・良かったね、サキちゃん・・・・学君も元気になって・・・・」にこっと
小鹿: 「りくっち、騙されたらダメだよ!学は本当はね………」
千鳥: 「・・・・・え?」きょとっと
学: 「ちょっ!姉ちゃん何言う気だよ!」
GM: 小鹿と学はじゃれあっています
千鳥: 「何?・・・気になるの・・・」さりげなく、学をがしっとやりつつ(何
小鹿: 「やめっ!やめなさいっ学!」
学: 「え?ちょっとお姉さん?」腕の中でもがく
千鳥: 「学君・・・・・ちょっと・・・・じっとしてて・・・ね?」で、本当はなんなの〜?って目でサキを見る(何
千鳥: 無論離しません(何
小鹿: 「フフフ、学ねこの歳になっても、まだ一人で寝れないんだよ〜?お・こ・ちゃ・ま」してやったりと笑う
千鳥: 「・・・・・・・・・」くらっと来た(何)
学: 「うわ〜〜〜ひどっ!姉ちゃんなんかもうしらないからなっ」へそまげる
小鹿: 「そう言う口は一人で寝られるようになってから言いなさいよね〜」ヘラヘラ
千鳥: 「そうなんだ・・・・でも・・・私ならこんな可愛い弟と一緒なら・・・寝ても良いかな・・・・・」(何)
小鹿: 「ねぇ〜りくっちもそう思うよね〜………って、りくっち何言ってんの?」
GM: 学はそれ聞いて恥ずかしがります
千鳥: 「(くすっと笑い)・・・・・・・冗談。」(何)
小鹿: 「変なりくっち〜」といいながら朗らかに笑う
学: 「ひどい〜お姉さんまで僕の事からかって」すっかり拗ねる
小鹿: 「アンタが悪いんだからしょうがない〜」
千鳥: 「それより・・・・早く退院できるようにね・・・・」
千鳥: 「一緒に甘味処にも行く約束・・・・まだ守ってもらってないし・・・」
千鳥: さりげなくこう学の頭優しく撫で撫でして、至福状態(何)
小鹿: 「あ………………うん、早く治す。遊びに行こうね、約束」少し照れながら
千鳥: 「・・・・うん。」そしてにっこりと笑う
小鹿: 「今度、うちに遊びにおいでよ!ね、学!学ぶもその方が良いよね!」良いことを思いついたと俄然張り切る
学: 「僕に聞かれても…遊ぶのは姉ちゃんじゃないか」と困ったように千鳥をみる
千鳥: 「私が行くのは嫌・・・・かな?」学の瞳をじ〜っと見て
学: 「え?いや、そうじゃなくて、その、僕いても邪魔でしょ?だから、ね?」焦る
小鹿: 「大丈夫大丈夫、あんたがいればからかえるから」ヘラヘラ
看護師: 「小鹿さん、もう少し静かにして下さいね」と看護師が注意に顔を出す
小鹿: 「あ、すいません」
千鳥: 「あ・・・・注意されちゃったね・・・・(時間見て)・・・そろそろ・・・面会時間終るから・・・私帰るね・・・」
小鹿: 「嬉しくってついはしゃぎすぎちゃったね」へへへと笑う
千鳥: で、立ち上がって、てふてふと病室のドアまで行って振り向きサキに問いかける
千鳥: 「ねえ・・・サキちゃん・・・」
千鳥: 「オウチ行く時・・・ご両親への挨拶は・・・・「お父さん、息子さんを私にください。」で良いかしら?」(何) ※38
小鹿: 「………………はい?」
GM: 二人して目が点になる
小鹿: 「りくっち、そのギャグハイブリッドすぎ………」
GM: 夏の温かい日差しが病室に注いでいた(何



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/場所:墓所/登場:不可

GM: 事件の事後処理も終わり
GM: まだお骨を収められたばかりの大熊の墓参りにやってきた
劉斗: 先に来た者が残していった菊花と線香の微かな芳香に出迎えられて、大熊の墓前に佇つ。
劉斗: 長身を屈め、携えた花と線香を墓前に添える。
GM: 随分と沢山の人が来たらしいその墓には大量の花が添えられていた
GM: 故人の人柄がそれだけでも偲ばれる
劉斗: ――炎とは燃やすものだ。一切合切の全てを、須く。
劉斗: そんな事は当たり前なのだ。“目覚め”るよりも前から、自然の法則として。
劉斗: 祈りを纏って昇る弔いの炎は、こんなに小さくとも用を成すというのにかかわらず。
劉斗: 「……………」
劉斗: 手を合わせ、先日の出来事を回想する。
劉斗: あれは、極めて無様な出来事だった――思い返すのが苦痛な程に。
劉斗: だが、それで気付かされたのだ。
劉斗: 「お前のために、流してやりたかった涙すら 灼き尽くす」
劉斗: 「………今更だな。俺はお前を信じる事ができなかったというのに」 ※39
劉斗: 含まれる響きは、燃えさしの灰の如く地に落ちる自嘲。
劉斗: 荒野を焼き尽くし我道を歩む。
劉斗: 友と共有した記憶と時間も存在しない灰の道。
劉斗: 望まぬモノも…己さえも焼き尽くす炎を抱え。灰に灰を重ね。
劉斗: そうして行き着いた先が、今の自分なのだ。
劉斗: 「…………………」
劉斗: 邂逅の中にも火は線香を蝕み続け、1分も保たずに尽きかける。
劉斗: 顔を上げ、ゆっくりと立ち上がり
劉斗: 相も変わらずの無愛想で、もう一度、墓碑に刻まれた名と対峙する。

劉斗: この炎を抑え込むために、俺には氷が必要だった。それを“仮面”と云う者も居る。 ※40
劉斗: ――だが。声に出して、最早亡き“友”に声をかける。
劉斗: 「お前の優しさは仮面などでは無かった」

劉斗: 弔いの言葉を残し、もう訪れる事も無いであろう場所から静かに立ち去る。
劉斗: 他に墓参する者も居ない此処は、昆虫の立てる音ばかりが響き渡り
劉斗: 葬送曲には喧しい声に見送られて、霊園を出た。
GM: 霊園を、亡き友の眠る場所を後にした途端、目に入って来た光景
GM: 猫の死体………事故にあったのか原形を殆どとどめていない
GM: 夏の暑い日、猫の死体…懐かしいあの日のように
GM: だが、そこに友の姿はない………
劉斗: 懐かしい光景。それなのに、欠けている者の存在を再び思い知らされて歩を止める。
GM: と
GM: 誰かが死体に近づく、どこかで見た顔 ※41
皓: 「可哀想に、僕がちゃんとしたところに埋葬してあげるからね」
劉斗: 「………」
劉斗: 灼かれた道路を覆う大気が揺らぐ。陽炎のように、あの日の幻のように。
GM: 彼は悲しそうな顔でその猫の前に跪くと、血だらけになるのも構わず抱き上げる
劉斗: 「…物好きなことだな、皓。清掃局に電話すれば回収に来るだろうに」
皓: 「劉斗さん、まぁしょうがないですよ、見ちゃったんですし」
皓: 「このままにして置いたら可哀想ですしね、午後から雨だって言ってましたし」と空を仰ぎ見る
GM: 突然かけられた声に驚きもせず振り返りそう言った
劉斗: 「……まあ、お前らしいお節介か」
劉斗: 普段と変わらない涼やかな眼差しとともに。“友”と呼べる存在を見て、ついて出た言葉。
劉斗: 「そうだな、直に雨が降るだろう」天を見上げて呟く。
皓: 「アハハ、そうですね………でも、この辺に埋葬して上げられるところって知ってます?」
GM: いつもの調子で聞いてくる皓
劉斗: 「向こうに公園がある」
皓: 「じゃあ、そこにいきます。あ、劉斗さんも付き合います?」屈託なく問いかける
劉斗: 「…偶には気を向かせてみようか」
皓: 「はい」そう言って、猫を抱えたまま歩き出す
劉斗: 皓の少し後ろを歩く鉄面皮が、微かに笑う。

 熱だけが行き場を失い彷徨い続ける街に、前を行く者の姿が揺らぐ。
 今だけは、今くらいは――この熱も“悪くない”と。
 陽炎の中、現在の“友”に過去の“友”の姿を重ねた。



Credit……「The mask named people」
Start:2007.06.01 23:00〜06.09 04:10

PC1:“烈火の仮面”鳥越 劉斗さん/こびと(ログ編集)
PC2:“野獣の乙女”六道 千鳥さん/三月兎さん
PC3:“必然たる偶発”九尾 燈子/久流さん
GM:優雅さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「The mask named people」  〜END