OpeningMiddle-aMiddle-bTriggerClimaxEndingAnother 怒りの日 Ver,02(20070627)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 

 時は現代。
 20年ほど前。ライアン・フィランダー博士によって発見されたレネゲイドウィルスによって世界が変貌し、
 UGNとファルスハーツが戦いを繰り広げている時代。

 当方の小国・クロドヴァ公国では経済格差を理由に反乱が発生。
 当初単なる暴動と思われていたそれは地下資源の独占を狙う多国籍企業”ルカーン財団”の
 援助によって拡大の一途を辿り、反乱軍は首都に一気に迫った。

 だが反乱軍の攻勢は公国の投入した一つの部隊によって押し戻される。

 その部隊は親衛隊直轄第二義勇軍”デザートミラージュ”。

 単機にて戦車を打ち砕き無数の銃弾を浴びても倒れる事のない究極の兵士。
 人は彼らを──スペリオル、と呼んだ。

 この物語はこのスペリオル達が属する”デザートミラージュ”──陽炎の戦場より始まる…



 Handout
PC:1
【推奨PC】かつて教官であったラズバンに裏切られた設定を持つ
【シナリオロイス】ラズバン大佐
【推奨感情】P:執着/N:憎悪
 君はミラージュでもトップの傭兵である。
 それはかつて歴戦の傭兵ラズバンの教えを受けたからかもしれない。
 君はかつて彼を敬愛していた。だが彼は君を裏切り逃亡した。
 今回の任務にはそのラズバンが絡んでいるとの情報が入った。
▼Character sheet “最後の弾丸” J


PC:2
【推奨PC】
【シナリオロイス】鋼の嵐ラズバン
【推奨感情】P:感服/N:恐怖
 今日も君に指令が下る。
 正規軍を壊滅させた巨大要塞ディエス・イレを一部隊で攻略しろ、というのだ。無茶を言う。
 しかもそこには歴戦の傭兵・鋼の嵐もいるという。
 だが無茶をやるのが傭兵というもの。任務を了解した。
▼Character sheet “北極星” 喜多方 舞


PC:3−A
【推奨PC】身内が居る者。ディフォルトは義妹
 身内に不運がおきた。自分には急遽大金が必要となった。
 悩む君に巨大要塞の攻略の募集が来た。攻略を完遂した者には多額のボーナスが出るようだ。
 君は募集の張り紙を手に取った。
▼Character sheet “ケラヴノス” ランスロット


PC:3−B
【推奨PC】友人関係を持ちえるキャラ
 君の悪友が正規軍の要塞攻略に参加し、捕虜となった。
 あいつの事はどうでもいいのだが、ツケがふいになると困る。
 そんな時、君に要塞攻略の指令が下った。
▼Character sheet “紅王玉” シリウス=スノーホワイト


 自己紹介

GM: それでは傭兵たちよ自己紹介を。

J: 「腕だけじゃ生き残れねえし、運だけでも生きていけねえ。気合でどうこうなるモンでもねえ」
J: 「けどよ、ギリギリのラストでモノを言うのは“heart&Seoul”だ」
J: 「こればっかりはマシンにゃ真似できねえ芸当さ」
J: Code Name:“Last Bullet” 28歳、本名不詳。部隊間のニックネームは“” ※1
J: 紛争地域の何処かの研究所から逃亡。現在は傭兵としてミラージュに所属している。
J: 普段は手袋で隠している左腕は、銃器と賢者の石が一体化している。
J: 人ならざる者となった我が身を戦地に置き、生死の場所を求めて戦うガンナー。
J: ブラックドッグ/ソラリス、HP16、IV8、基本侵蝕率32%、Dロイス:賢者の石
J: シナリオロイス:ラズバン大佐に、□執着/■憎悪
J: 「俺達は奴を尊敬していた。だからこそ俺達の命を踏み台にした事を許せん」
J: PC間ロイス:“北極星” 喜多方 舞に、■連帯感/□食傷
J: 「前に同じ小隊に所属してた/アンタ過保護すぎるよ、ったく…」
J: 以上、宜しくお願いします。

舞: 「“北極星”喜多方 舞。部隊の指揮を担当しているが、本業は軍医だ」
舞: 「負傷した際は速やかに申告する事、以上」
舞: 元軍医の指揮官という変り種。
舞: 戦争を早く終わらせる為、ミラージュに加入した。
舞: シンドローム ハヌマーン/ノイマン 基本侵蝕値32% HP12、イニシアティブ13
舞: シナリオロイス:“鋼の嵐” 感服/■脅威
舞: ……まったく、厄介な相手だね。
舞: PC間ロイス:“ケラヴノス”ランスロット ■信頼/隔意
舞: 信頼出来る部下だよ。価値観の違いはあるけどね。
舞: 以上、よろしくお願いします。

ランス: 「ランスロットだ。ランスと呼んでくれればいい。」
ランス: 戦火で家族を失い、生きるために傭兵をしている。
ランス: シンドローム エンジェルハィロゥ・ブラックドッグ
ランス: ワークス:ハザードチルドレンB カバー:傭兵 基本侵蝕値36 IV12 HP14
ランス: PCロイス:“紅王玉”  シリウス=スノーホワイト” P:■連帯感 N:□食傷
ランス: 「またあんたか。まあ、宜しく頼む。」
ランス: シナリオロイス:“義妹”エリー P:■遺志 N:□悔悟
ランス: 「もう二度と、失ってたまるか!」
ランス: 以上、よろしくお願いします。

シリウス: 「ようこそ、おこしくださいました。シリウス=スノーホワイトと申します」
シリウス: 「って、やってられっか、こんな挨拶!」
シリウス: “紅王玉”シリウス=スノーホワイト (モルフェウス/ブラム=ストーカー)【生還者】13歳 女
シリウス: ラゼラムにあるスノーホワイト家の孫にして、ミラージュの傭兵。
シリウス: 当主である祖父とはそりが合わないが、
シリウス: ミラージュの出資を条件に、スノーホワイト家の跡取りとしての立ち居地もこなす。
シリウス: ナイフ一本で兵隊から戦車まで片付ける武闘派。
シリウス: PC間ロイス “最後の弾丸”J ■好奇心/□憐憫
シリウス: 「銃弾なんざ、余るほど用意しとくもんだと思うけどな」 ※2
シリウス: シナリオロイス 友人 ■執着/□憤懣
シリウス: 「おまえ、いくら払いたくないからって、捕虜になるもんか!?」
シリウス: 以上です。

GM: 了解しました。
GM: それでは戦場に。





 Master Scene
 ScenePlayer:−−/場所:−−/時刻:−−/登場:不可

 空は蒼く。太陽は高く。
 あの日のように。銃撃は今も続いていた。

 戦争は終わらない。
 人はまだ学んでいない。



 Opening Phase-01 「裏切りの空」
 ScenePlayer:“最後の弾丸” J/登場:不可

 登場Dice J: 1d10=(2)=2+32=34

GM: 暑い日だった。
GM: どこまでも続く青い空、照りつける太陽。
GM: その空の下であの男は君を裏切った。
GM: 君が何より敬愛し、信じたはずの人物。
GM: タヌート・ラズバン。彼は君に銃を向け──呟く。
ラズバン: 「”────”。やはりここまで追って来られたのはお前だけだったか」
GM: 戦場で聞こえたのはかつての己の名前。
GM: 周囲には仲間であった傭兵の姿。銃弾で穿たれた死体。
ラズバン: 「だが、追ってきた以上はお前をここで殺さなければならない。残念だな」
J: 「……も、フレッドも……皆やられた……何故だ? 何故俺達を……――ッ!?」
GM: ラズバンが撃った弾は、正確に君の左手首を打ち抜く。
GM: 大口径の弾丸により驚くほどの出血が起こり、意識が混濁する。
J: 正確に手首を打ち抜かれ、握る拳銃ごと左下駄吹っ飛ぶ。
ラズバン: 「────弱ければ死ぬ。愚鈍でも死ぬ。摂理だろう。”──”」
J: 血しぶきが驚くほど舞った――何故か鮮明な血球。
ラズバン: 「残念だ。お前は見込みがあると思っていたが。思っていたからこそか」
J: 「……俺は…俺達は、ッ……アンタの教えに従った。強くなって、そして……!」
GM: 額にポイントされる。死の匂い。
J: 「―――……」ままならぬ右手が、必死に地面を探る。
J: 武器は無い。
GM: ぱしゅ。額の肉を削り取って銃弾が通り過ぎた。微かに軌道が逸れる。
J: 「ッ、がああっっっ…!!」
ラズバン: 「無駄だ。お前ではまだオレには勝てん」
GM: 戦場においてなかば嬲り殺すようにして。銃を撃つ。
J: 「力量は歴然……ってか、そりゃそうだろうよ……」苦痛に薄れがちな意識を保ち、憎々しげに睨みつけ。
GM: 遠くで仲間の叫び声が聞こえた。
GM: 炸薬の匂い。撒き散らされる死。
ラズバン: 「──おや。命拾いしたな。時間のようだ」
GM: 残った力で見上げると
GM: 戦闘ヘリ。 ※3
GM: 周囲にミサイルを降らせる。地面が抉れ。死体が吹き飛ぶ。
J: 「……待て……っ…」振り絞る声もヘリの轟音に掻き消される。
ラズバン: 「さらばだ。”──”、もう会うこともあるまい」
GM: 一際大きい爆発が視界を閉ざし、
J: 「――俺達はアンタを慕ってた。だからこそ……過酷な訓練にも耐えて来た…なのに……」
J: その声は、果たして発する事ができたのだろうか? ―― 否。
GM: ラズバンは背を翻し。ヘリと共に去る。
J: 『…必ず……仲間の仇を――』
GM: ──暗転。

GM: そこで。君は夢から覚める。
GM: ミラージュの基地内。君の部屋。
GM: 電話のアラームが激しく鳴っている。すべては夢だ。
J: 「――――!!」
J: 跳ね起きる。左腕をさすり、乱暴に時計のアラームを叩く。 ※4
J: 「………っち」
GM: まだ電話はなっている。
J: 「………時計じゃねえのか…誰だよ、クソッ」枕元の電話を手に取り。
エミール: 「エミールだ。すぐ来てくれ。歴戦の傭兵ラズバンが率いる要塞を攻略する。君も作戦に参加してもらう」
J: 鼓動はまだ止まらない。
J: 「……何と言った?」
エミール: 「ラズバンの率いる要塞を攻略してもらう」矢継ぎ早に電話の主は言い切った。
J: 「ラズバン…?」
エミール: 「ああ。急いでくれ」電話は切れた。 ※5
J: 「啓示ってヤツか。OK、今すぐ行く」
J: そうだ、今すぐ行くぞ。お前の元へ――
GM: かつて君を裏切ったラズバンを思い出しながら──君は部屋を出た。



 Opening Phase-02 「病魔の影」
 ScenePlayer:“ケラヴノス”ランスロット/登場:不可

 登場Dice ランス: 1d10=(3)=3+36=39

GM: ミラージュにも一応休日はあり、外出を許される事もある。
GM: 君はなんとか許可を取り、アレイヘルムの街にある自分の家に帰ってきていた。
GM: だが、休日の初日、義理の妹のエリーの病状が激変する。
GM: 病院に輸送された彼女はまるで紙のように白い顔をしていた。

GM: 集中治療室前にて。医者がベンチに座る君の元にやってくる。
ランス: 「せ、先生っ! エリーはっ エリーの容態はっ」めちゃ取り乱して医師の襟首につかみかかる ※6
医者: 「──率直に申し上げます。エリーさんの状態はかなり深刻です」
医者: 「このままですと最悪の事態も有り得るでしょう」
ランス: 「さ、最悪って・・・最悪ってどういうことですか・・・!! エリーは・・・エリーは助かるんでしょ!?
GM: リエラハザードの影響か。こう言った事態に慣れきった医者は襟首を掴まれたまま、目を逸らす。
ランス: 「先生、助けてください。エリーは、俺のたった一人の家族なんだっ!!」
医者: 「大変申し上げにくい事ですが──」と前置きして。
医者: 「治療には相応の費用が必要です。特殊な製剤を取り寄せる必要があります」
ランス: 「じゃあ、その薬があれば・・・エリーは助かるのか・・・!?」
医者: 「我々の国では──製剤が不足しています。つまり──」
ランス: 「金ならどうとでもする、だから、エリーを、エリーを助けてくれ・・・!!」
医者: 「────わかりました。最善を尽くします」金銭の事は口塞ぎ。
GM: ゆっくりと襟から手を離させて。
医者: 「今日の所は落ち着きましたので。顔を見せてあげてください。何よりの薬ですから」
ランス: 「はい。」
GM: 失礼します、と頭を下げて医者は詰め所に。
GM: 集中治療室のドアは開いている。
ランス: 「エリー、はいるぞ。」
GM: では中に入ると。酸素マスクをつけた義妹、エリーが君の姿を見て小さく目で笑う。
エリー: 「ごめんなさい、兄さん。久しぶりのお休みだったのに」
ランス: 「いや、そんなことよりお前が無事でよかった。」
ランス: 「お医者さんがな、薬さえ届けば治るって言ってくれたよ。」
ランス: 「だから、それまでちょっと辛いかもしれないけど、我慢してくれよな。」
ランス: といってエリーの頭をやさしくなでる
エリー: 「でも。兄さん」いいづらそうに。
GM: 金銭の事だろう。
ランス: 「大丈夫、お前は何も心配することはないよ。全部、兄さんに任せておけ。」 ※7
エリー: 「──次のお休みは何時?あたし、それまでに必ず元気になっているから」そう言って誤魔化した。
ランス: 「ああ、じゃあそのときは町外れの泉までピクニックにいこう。お弁当、楽しみにしてるからな。」
ランス: 「じゃあ、仕事に行ってくる。すぐに戻ってくるから、いい子にしてるんだぞ。」
エリー: 「ありがとう。兄さん」枕に少し涙が落ちる。
エリー: 「約束だよ」
ランス: 「ああ、約束だ。」
ランス: もはや言うことはなく、病室を後にする。

GM: エリーの治療費用はミラージュにて働く君にとっても莫大だ。
GM: しかもそれを早急に用意する必要があるらしい。
GM: どうしたものかと思っていた君は
GM: 今度行なわれる、ラゼラムの巨大要塞を攻略する作戦に参加した者は
GM: 多額の報酬が出るという話を聞いた。

GM: 死んだ妹の面影を残す彼女がまた”死ぬ”。
GM: 君には選択の余地は無かった。



 Opening Phase-03 「雷神の焦燥」
 ScenePlayer:“北極星” 喜多方 舞/登場:不可

 登場Dice 舞: 1d10=(10)=10+32=42

GM: 君はミラージュの指揮官エミールに呼び出された。
GM: 彼の執務室には無数の書類と地図の束が積まれ、その顔にはうっすらと無精ひげが浮いている。
GM: 明らかに無理難題を押し付けられたというである。 ※8
舞: 「“北極星”、入ります」室内に入り、敬礼。
エミール: 「ああ。待っていた」
エミール: 「単刀直入に言おう。“北極星”。アタックチームを指揮し、ラゼラムの要塞ディエス・エレを攻略しろ」
舞: 「了解しました。使える人数は?」机の上に広げられた資料を一瞥する。
エミール: 「頭数はお前含め4人だ。アタックチームの選抜は大体済ませている」
舞: ため息を一つ。
舞: 「いつも通り、無茶な指令ですね」微苦笑。
エミール: 「人手が無いのはどこも同じだ」
エミール: 「その要塞も先立って正規軍が攻略に失敗した代物だ」
エミール: 「ミラージュからもその時に支援の兵を出したのはいいが…」
エミール: 「…それを口実に連中が言いがかりをつけてきた」
エミール: 「作戦の失敗はミラージュが償え、との事だ。無茶な言い分だがほおっても置けない事情がある」
エミール: 「率直に言えばゴネ得だな」
エミール: 「ラゼラムの連中はこのディエス・エレ要塞の要塞砲でアレイヘムを明後日に砲撃する予定らしい」
エミール: 「それまでに要塞を落とせなければ我々もお仕舞だ」
GM: こちらも溜息一つ。
エミール: 「お前の小隊にアレイヘム市民及びクロドヴァ公国全てがかかっている訳だ」
エミール: 「了解したか。どれほど無茶か、とはな」
舞: 「ええ。……まあ、ここに回ってくるのは無茶な指令ばかりですからね。もう慣れました」
舞: 出撃メンバーのデータを確認しながら、笑う。
エミール: 「話を聞く所によると要塞の指揮を取っているのは鋼の嵐ことラズバン大佐」
エミール: 「最悪が積み重なっているが。何時もの事か」苦笑して。
エミール: 「後ほどブリーディング(面あわせ)を行なう。今ここで質問は?」
GM: ばさりと資料をおいて。
舞: 「そうですね。今までに行われた作戦の内容をかいつまんで解説していただけますか」
舞: 「参考にはなるでしょうから」資料を受け取る。
エミール: 「そうだな。要塞攻略として行なわれた作戦は主に三つ」
エミール: 「航空・正面突破・補給ルートの奪取による断線」
エミール: 「まずは正規軍が上空から爆撃を行なったがカルマン台地の岩盤に阻まれて効果無し」
エミール: 「対空砲火で沈静した」
エミール: 「次に機甲師団を動員して真正面突破。戦車・戦闘ヘリの物量で押したが」
エミール: 「台地に向かう峡谷で戦車が足止め食らっているうちに超射程砲撃で撃破」
エミール: 「ヘリだけは先述の通り」
エミール: 「最後に我々も参加した補給ルート分断。これは別働隊を組織しての補給ラインを確保しての孤立作戦」
エミール: 「はっきりいって読まれていたから別働隊ごと超射程砲撃で砲撃。これも失敗に終わる」
GM: 溜息。
エミール: 「ザッと纏めるとこんな所だ。現在は正面突破しようとして小競り合い、って所か」
舞: 「その3つ以外の作戦を考える必要があるようですね。ブリーフィングまでに案を纏めておくことにしますわ」
舞: にこりと笑って退出しかけるが足を止め、振り返る。
舞: 「それから、あまり根を詰めないで下さいね。総指揮官が倒れてしまっては困りますから」
エミール: 「わかった」また苦笑して。
GM: 視線を図面に。
舞: 「それでは、また後程」一礼して、退出。



 Opening Phase-04 「悪友不在」
 ScenePlayer:“紅王玉” シリウス=スノーホワイト/登場:不可

 登場Dice シリウス: 1d10=(10)=10+39=49

GM: トレーニングの後、仲間とやるポーカーも君の楽しみの一つだ。
GM: 何時ものようにカードが配られ、チップをかける。
GM: しかし、どこかが違う。見ればよく見る顔が一つ無い。
GM: そう悪友のディックがいないのだ。 ※9
GM: 何時ものように君の前にカードが配られる。
シリウス: 「…ぁん? ディックはどうした?」手元の手帳にメモを取りながら
シリウス: 「あいつには、この間ようやく勝ったんだ。1勝377敗。せっかくだから、きっちり払ってもらわにゃな」
暇人A: 「あー。あいつか。何でも敵に捕まったってよ」一枚チェンジ。
シリウス: 「はぁ!?」
暇人B: 「お嬢負けすぎだろう。ほれ二枚チェンジ」
暇人C: 「こないだの失敗した要塞攻略作戦あんべ?あれに参加してたようでな」5枚チェンジ。全変え。
シリウス: 「あのバカ、『おまえ負けるたぁ、今度槍でも降るかも』とか言ってやがったが…」
シリウス: 「マジでメタルストームに遭ったってか? ………4枚チェンジだ」
暇人B: 「なんてーか。お嬢ってポーカーフェイス出来ないからな。俺はレイズな」硬貨を上乗せ。
暇人A: 「なーんか本部の方でも作戦やるらしいぜ。あの要塞相手に。っと俺もレイズな」
GM: シリウスの手札(というか顔)見つつ。
シリウス: 「…コール」
暇人C: 「俺もコール、と」
シリウス: 「はん。Aのスリーカードだ」
暇人A: 「マジかよ。ツーペアまで揃えたんだがな」シリウスの方に硬貨放りつつ
暇人B: 「お嬢も波あるからなー」
シリウス: 「ジョーカーが来たからな。さて…」硬貨を掻き集めて立ち上がる。
暇人C: 「ああ。そういえばお前アイツに相当ポーカーのツケあったよな。取り返しておかなくていいのかー?」
GM: 溜息つきつつ。
シリウス: 「要塞攻略とか、まだ人間探してんだろ? 『取立て』に行って来るわ」
GM: そんな会話に割り込むように伝令がやってくる。
GM: 何でも指揮官殿がお呼びらしい。しかも話題の要塞攻略作戦の件。
GM: “紅王玉”  シリウス=スノーホワイトが名指し。
GM: どうやら直接ディックにツケを取り立てるチャンスが来たらしい。
シリウス: 「…ヒュー、ビンゴ。ついてるみたいだな」
暇人A: 「だ、な。ついでに俺のツケも掻っ攫ってきてくれ。お嬢」
シリウス: 「ヤロウが身包み剥がされてなきゃぁな。ま、生きてりゃ払わすことはできんだろ」ナイフを玩びながら
シリウス: 「ちなみに、あたしの分は、全額払わせる。地獄にだって、逃がしゃしない」
暇人B: 「伝令曰く。指揮官“北極星だぜ?さっさと行った方がよくね?」新しくカード配りつつ
暇人C: 「ディックにゃ負けこんでるからな。お嬢は」ほれ行ってきなー。
シリウス: 「だな。とりあえず、おまえとおまえはいくら溜まってる?」
GM: 一人は指五本。一人は指二本と傍らの安酒を指で指す。
シリウス: 「…はん。ヤロウも帰って来たら、御奉公が大変だな」
シリウス: 「んじゃ、行ってくらぁ」



 Middle Phase-01 「ブリーフィング」
 ScenePlayer:ALL/登場:可

 登場Dice J: 1d10=(3)=3+34=37
 登場Dice 舞: 1d10=(7)=7+42=49
 登場Dice ランス: 1d10=(3)=3+39=42
 登場Dice シリウス: 1d10=(6)=6+49=55

GM: ブリーフィングルームには5人の人間が集まっていた。
GM: この内エミールを除く君達4人が正規軍を壊滅させたあの巨大要塞に挑むアタックチームとなる。
GM: 全員が揃うとエミールは話し始めた。
エミール: 「今回の目標はカルマン台地に建設されたラゼラムの要塞ディエス・エレだ」
エミール: 「これをお前たちだけで攻略してもらう」
エミール: 「クロドヴァ正規軍は既に大部隊を展開して破れている。ここは少数精鋭で行く」
エミール: 「普通なら無理な作戦だ。戦車も戦闘機もこの要塞には通用しない。だがオーヴァードなら話は違う」
エミール: 「加えて。今回は向こうにもスペリオルの存在が確認されている。我々ミラージュでなくては話にもならない」
エミール: 「敵は情報に寄れば3日後にはこの要塞の砲撃によりアレイヘムを攻撃予定らしい」
エミール: 「それまでにこの要塞を落とさなければならない」
GM: 一息ついて。
エミール: 「このアタックチームのリーダーは“北極星”喜多方 舞。この4人で小隊を作り、本作戦を決行しろ」
エミール: 「諸君の検討を祈る。──以上だ」
GM: 語って着席する。後は舞に任せるようだ。
ランス: じゃあ舞に注目ー
ランス: (ほう、こいつがリーダーか。ふむふむ
J: パイプ椅子に浅く腰掛け腕組みをしたまま、舞に視線を送る。
舞: 「“北極星”だ。以降は私が指揮を取ることになる」資料を手に、席を立つ。
J: 作戦に当たるは4人。以前共に戦った事のある舞以外を一瞥して。
ランス: 「ランスロットだ。ランスでいい。今回は飛び入りに近いが、宜しく頼む。」
ランス: 椅子に座りつつ適当に挨拶
シリウス: 「platoonで要塞相手たぁ。作戦でもなんでもない気がするけどな」皮肉気にナイフを弄る
J: 「だが、超距離射撃砲も他の方法も使えないならば、“これ”が一番手っ取り早いってこったろ」
シリウス: 「まあ、なんだ。作戦以前に自己紹介からじゃね? あたしはシリウス。ここじゃ“紅王玉”で通ってる」
J: 「“J”。ガンナーだ」
舞: 「“北極星”喜多方 舞。指揮官と軍医を兼任している」
ランス: 「で、今回の作戦だが、どうやって要塞までたどり着くんだ?」
シリウス: 「…Hey、ボス。advance-guardがあたしだけに見えるが?」半眼で睨んだあと、やれやれと肩をすくめる
ランス: 「まさか砲撃のなか、力任せで押し込むわけではあるまい?」
舞: 「……流石に正面突破は無茶だね、この人数では」肩を竦める。
エミール: 「さぁな。何時もの事だろう。“紅王玉”」一応苦笑して。口を閉ざす。
シリウス: 「少数なら、こっそり侵入がパターンじゃね?」
舞: 「無論。現在、進入ルートを検討中だ」資料を軽く叩きながら。
J: 「砲撃を避けて、こそこそ行くのがお似合いだろうさ。そのための少人数だろ?」
J: 無意識に左手のギミックを服の上からなぞる。
エミール: 「正面突破なら戦車10に歩兵20〜30が視認されてるな。後は支援砲撃が少々」
エミール: 「やってやれなくは無いレベルではあるが。お前らなら」本当に苦笑して。
J: 「問題は、侵入後…ってこったな」肩を竦めて。
GM: いちおー。ルート検索なら《情報:クロドヴァ》にて。最低目標値:7。
シリウス: 「さすがに支援砲は止められないな」苦笑
ランス: 「要塞内部侵入後、どこを制圧すればいいのかとか、その辺か?」
舞: では調べますか。
J: よろしく。
舞: 《生き字引》+《天性のひらめき》で+7%。56%。
 Dice 舞: 5r10=(10,3,9,1,8)=Critical!!
 Dice 舞: 3r10=(3,6,10)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(6)=6+20=26+1=27 ※10
GM: まー。川に沿って密林の後ろから出るルートは比較的警備は手薄との事。戦車も持ち込めませんな。
舞: 「……と、言う事らしい」地図を片手に解説。
ランス: 「ふむ、まあ気づかれずに侵入できればベストだが。」
ランス: 「ダメならダメで突入戦をするだけか。」
GM: 後は要塞近くには中世に作られて放置された地下水道がある。こちらは未確認。
GM: というか地図上では”ある”なぁと言う感じ。
J: 「……ここは?」なら、その怪しげなラインを指差して言おう。
GM: 地図通りならここ通って接近すれば砲撃は無い、と思う。一応。 ※11
舞: 「がら空きだろうね。崩落の危険性を考える必要はありそうだが」腕を組み、思案する。
J: 舞の言葉に、「ふむ」と頷いて。
舞: 「……まあ、奇襲をかけるにはもってこいのルートだね」地下水道のルートを指で辿る。
シリウス: 「あたしは密林ルートに一票。この人数で、穴掘りはできないだろ」
ランス: 「俺も密林の方がいいような気がする。敵がいても動きが取れるしな。」
J: 「念のため確認したい。超距離射撃砲のスペックは?」
GM: んー。長距離射程砲の情報は情報:軍事もしくは情報:ビジネス。最低目標値:7
舞: ふむ。とりあえず《生き字引》で試してみようか。59%
 Dice 舞: 5r10=(1,3,2,9,3)=9+1=10
ランス: 無駄にチャレンジ 軍事
 Dice ランス: 2r10=(5,4)=5+0=5
J: 素振り。軍事で。
 Dice J: 4r10=(5,1,9,9)=9
シリウス: 「無線借りるよ。Hey、ミーナ。ちょっと調べて欲しいんだが…」サポートスタッフに連絡しつつ
 Dice シリウス: 8r10=(8,8,1,2,6,7,8,3)=8
GM: んーと。正式名称:要塞砲トリグラフ。 ※12
GM: ディエス・エレ要塞に備え付けられた三連装の巨大レールガン。
ランス: 「レールガンか。だったら主動力落とせば撃てなくはできる、か。」
GM: 最大2000キロにもなる射程と夜間にGPSの支援無しで誤差数mの精密砲撃が可能。
J: 「コイツにやられたって訳か」
ランス: 「ふざけた精度だな。」
GM: ルカーン財団が開発していた新兵器だが制御不可で開発は途上で中止。
GM: 制御としては中央コンピュータ室で行なわれ、ここを掌握すれば機能は掌握できそうではある。
GM: シリウス・ランスに追記。
GM: クロドヴァ市民においてもハザードエイジおよびリエラハザード被害者が
GM: 数人から数十人この要塞に運び込まれたとの情報が。 ※13
ランス: 戦闘要員・・・か?
GM: いや。”一般市民”だな。
GM: 正確な事を言えば”レネゲイドウィルスに感染しているが、ミラージュには入隊していない人間”。
GM: 立場の弱い孤児や病人なんかが対象。ぶっちゃけ拉致ですな。
舞: 「砲台を止めるには、懐に潜り込むしかないようだね」届いたばかりの資料を確認。
シリウス: 「…ぁん? つまりあれか? ていのいいモルモット」
シリウス: 「或いは、弾丸もしくはエネルギーゲイン」
ランス: まあ、あれだ。外部からRCで破壊されないようにってことだろう
GM: そもそもレネゲイドレールガンの延長上にあるものですから。トリグラフ。
J: 「密林or地下水道。小隊長はどっちで?」
シリウス: 「意見が割れた時にゃぁ、とっとと指揮官が決めるもんよ」
舞: 「現段階では、地下水道からの奇襲案を考えている」腕を組んだまま、一言。
J: 「……ふん。割れたか。ちなみに俺は密林が“妥当”と思った。が――」
J: 「だからこそ、地下水道からのルートを推す」
シリウス: 「何でもいいがな、そのこころは?」
J: 「俺達で案が浮かぶっていうなら、あちらさんも承知の上ってこったろ」
J: 「それだけだ…話の腰を折ってすまなかったな」
ランス: 「まあ、リーダーの決定には従うさ。こちとら雇われの身だしな。」決断を待つ
舞: 「では、地下水道のルートに決定する。異存はないな?」宣言し、発言を待つ。 ※14
ランス: 「ああ、ルートは任せる。あとは全力を尽くすのみだ。」
シリウス: 「へいへい」やれやれと言った感じで返答。
J: 「了解」
エミール: 「では“北極星”。後は任せた」
GM: 話を最後まで聞いて。エミールは立ち去る。
舞: 「了解しました」敬礼。
シリウス: 「地下通路じゃ、いっとう全力尽くすのはadvance-guardのあたしになるだろうがねぇ」
シリウス: ナイフを持つ手をヒラヒラさせる
舞: 「……ふう」ため息を一つついて、襟元を緩める。指揮官なんて本当はガラじゃないんだが。01:09

ランス: あー、シーン変わるのであれば調達をさせてほしい・・・成功率低いけど
ランス: UGN戦闘服調達したい(ダイスふやすんだー 社会2だけど
GM: どうぞ。他調達するならお願いします。必要な情報あれば、情報判定も同じくです。
ランス: 目標15(何
 Dice ランス: 2r10=(6,9)=9+1=10
ランス: ちっ
舞: では、内部ルートについて。《生き字引》+《天性のひらめき》。侵蝕率痛いぞー。66%
GM: 技能:軍事・クロドヴァ。最低目標値:10
 Dice 舞: 6r10=(5,9,10,1,10,4)=Critical!!
 Dice 舞: 3r10=(7,10,9)=Critical!!
 Dice 舞: 2r10=(10,8)=Critical!!
 Dice 舞: 2r10=(10,4)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(4)=4+40=44+1=45
ランス: 無駄に(何
J: スナイパーライフル購入。目標値15…少し厳しいが。
 Dice J: 4r10=(9,3,8,7)=9+3=12
J: 残念。資材倉庫になかった。
シリウス: リアクティブアーマーと手甲でも取ろうかな。ところで、地下通路に暗視ゴーグルって必要になりますかね?
GM: あると極めて便利、とは言っておく。
シリウス: リアクティブアーマー 目標値9
 Dice シリウス: 6r10=(6,3,2,7,1,1)=7+5=12
シリウス: 手甲 目標値10
 Dice シリウス: 6r10=(6,6,4,9,6,9)=9+5=14
GM: まぁ正面突破最短ルートは兎も角。巡回警備の少ないルート、ならびに捕虜の収容部屋らしき物も見つかった。
J: できるだけ隠密行動したいしな。
シリウス: 楽勝。暗視ゴーグル人数分取れます?
GM: 暗視ゴーグルの調達値に+3して下さい。失敗すると全部見つかりません。
シリウス: 暗視ゴーグル4個 目標値7
 Dice シリウス: 6r10=(4,8,6,8,8,10)=Critical!!
 Dice シリウス: 1r10=(1)=1+10=11+5=16
GM: んーと大丈夫、です。見つかりました。
シリウス: 「OK。ミーナ、ジジイにつけといてくれ」
ランス: リアクティブアーマー 目標:9
 Dice ランス: 2r10=(8,3)=8+1=9
ランス: ぎりぎりとれた(何
J: リアクティブアーマー。目標値9。
 Dice J: 4r10=(1,8,2,2)=8+3=11
J: 成功。
ミーナ: 「了解いたしました。お嬢様」回線ぷつん。
J: 閃光手榴弾。目標値5。
 Dice J: 4r10=(2,5,1,9)=9+3=12
J: 成功。以上にて調達完了。
GM: 本気で戦争行く気だな(何
J: 戦場だから(何)
舞: 戦場ですね(笑)



 Trigger Phase-01 「忘れられた地下水道」
 ScenePlayer:ALL/登場:可

 登場Dice ランス: 1d10=(8)=8+42=50
 登場Dice シリウス: 1d10=(2)=2+55=57
 登場Dice 舞: 1d10=(1)=1+66=67
ランス: ほっと一息
 登場Dice J: 1d10=(3)=3+37=40
J: その差27(何)

GM: 地中深くをゆったりとたゆたう水の流れ。
GM: それは中世に建設されながら放棄された地下水路だった。
GM: ミラージュ“北極星”小隊はもはや知るものが少ない、忘れられた水路を進んでいく…

ランス: 「とりあえず、伏兵はいない……か?」あたりを注意しつつ移動中
ランス: 水路って名前ですけど、水とかあるんでしょうか
GM: ありますね。足ふくらはぎまで足元まで浸かります。
J: 「崩落してなきゃ御の字だ」ひたひたと、足音小さく暗闇を掻き分けて進む。
GM: 唐突ですが。皆様。隠密で目標値15をお願いします。
GM: 暗視ゴーグルをつけているので+4Dのボーナスを差し上げます。
 Dice J: 8r10=(4,8,6,5,7,8,1,1)=8+1=9
J: 失敗(何)
 Dice ランス: 7r10=(1,10,8,10,8,9,4)=Critical!!
 Dice ランス: 2r10(4,1)=4+10=14
ランス: おしい
 Dice 舞: 9r10=(10,1,7,8,6,8,7,3,8)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(7)=7+10=17
 Dice シリウス: 5r10=(2,8,3,5,10)=Critical!!
 Dice シリウス: 1r10=(8)=8+10=18
舞: 成功っ。
J: 男二人ダメダメだな(何)
シリウス: 元が感覚1なのに…。ありがとう、暗視ゴーグル!(マテ)
GM: んーと。ではJとランスが警戒しつつ水を掻き分け先行し進むと…
GM: 腰ぐらいから激しい痛みを覚えます。噛まれているようです。 ※15
ランス: 「ぐ・・・うあっ! なにかいるぞ!!」
ランス: あわてて微弱放電(何
 Dice GM: 2d10=(5+4)=9
J: 舌打ちして………放電するな!(爆)
GM: 二人に9点の装甲無視ダメージ。
ランス: りあくてぃぶあーまー
 Dice ランス: 2d10=(6+6)=12
ランス: けしt
J: …………死んだ。
 《リザレクト》Dice J: 1d10=(10)=10+40=50
J: HP全部回復、侵蝕値50%(何)
GM: 放電したので対象は驚いたように水の中にて距離を取る。
シリウス: 「ったく、ガンナーが前行ってどうするよ。歩幅が大きいと思って…」
J: 「……悪かった。焦っていたようだ」
舞: 「……水は電気を通すからやめてちょうだい」ため息。
ランス: 「悪い悪い、つい癖で、な。」敵のほうからは目を逸らさず
J: らしくない。わしゃわしゃとダークブラウンの髪を掻き上げて、再び暗視ゴーグルを装着し直す。
GM: 白っぽいというか、白いワニですな。尊き都市伝説の産物
ランス: 「こんなとこにワニかよ・・・何食ってすくすく育ってやがるんだか・・・・」
シリウス: 「人の味でも覚えたんじゃねぇの?」
舞: 「色素が薄いのかしら、あのワニ」ぼそり。
GM: もう縄張りに来て放電とかされましたから敵対心持ってますね。ワニの癖に。
J: 「アルビノか。あちらさんの兵器では無さそうだ、先へ進もう」
ランス: 「ふ、この状況で俺とやるってか。丸焼きにしてやるぜ・・・!」 ※16
J: 「水から上がってからにしてくれ」すたすたと先へ。
舞: 「ええ、ワニに構ってる暇はないわ」まとわりつく水の感触に眉を顰めながら、先を急ぐ。
ランス: 「っと、隠密行動中だったな。静かにしてないとだめか」
ランス: 目を逸らしたら襲ってきそうだから視線ははずさず(暗視ゴーグルごし(何
シリウス: 「前に出るなってーの」不意打ちされないように牽制
GM: ではランスを睨んで。尻尾でばたばた威嚇してます。攻撃しないならかかってくる様子は無いですが。
ランス: じゃあまあ、ワニは相手にせず前進ということで
シリウス: 完全に視界から消えるまで殿つとめます、サー。
GM: 了解。

GM: 地下の川を渡りきり、地上に出るとそこは要塞のすぐ傍だった。
GM: 君達は迫る決戦の気配を感じつつ要塞へと向かう…

GM: 一応指揮官の舞と殿のシリウスや。隠密でロールを。遅延の判定なんだが。
GM: 暗視ゴーグルの+4Dを足してもいいので。目標値:10。
 Dice シリウス: 5r10=(2,2,5,3,10)=Critical!!
 Dice シリウス: 1r10=(9)=9+10=19
シリウス: 成功。
 Dice 舞: 9r10=(4,5,6,7,3,4,4,8,10)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(6)=6+10=16
舞: ん、成功。
GM: 特に遅延もなし。男二人がワニに噛まれただけの時間ロスだけでございました。
ランス: (しくしく
J: くそう(笑)



 Trigger Phase-02 「巨大要塞ディエス・エレ」
 ScenePlayer:ALL/登場:可

 登場Dice 舞: 1d10=(8)=8+67=75
 登場Dice J: 1d10=(10)=10+50=60
 登場Dice ランス: 1d10=(4)=4+50=54
J: やっと追いついてきた。
 登場Dice シリウス: 1d10=(10)=10+57=67

GM: 峡厳たる山の中腹。そこに禍々しき威容を誇るその要塞はあった。
GM: 君達はオーヴァードの能力と鍛えられた傭兵としてのテクニックを駆使し、要塞内部へと侵入してゆく。

GM: 情報に寄れば要塞を制圧するには中央コンピュータ室を目指さなければならない。

GM: 先もって内部のルートを調べてているので行動指針の決定になります。
舞: ルートはいくつありますか?
GM: 主に三つ。
GM: ・「真っ直ぐに最短ルート」
GM: ・「警備の少ない所を迂回しつつ中央コンピュータ室へ」
GM: ・「捕虜の収容室を確保してから中央コンピュータ室へ」
GM: の三つです。あとの二つは兼られないのは、捕虜の収容室には警備がいるので
GM: 中央コンピュータ室に連絡が行き、警備ルートが変更される、と考えられるからです。
ランス: 「人質をとられる可能性を考えると、捕虜収容室を制圧してからのほうがいいか?」
シリウス: 「どんな状況でも人質は厄介だからな。あたしも賛成だ」
GM: なお予想でも考えられますが。捕虜の待遇として抗レネゲイド剤を撃たれていると思うので
GM: 正直戦闘の役には立たない、と思われます。
GM: 作戦をこなすという意味合いでは 最短ルート>迂回>捕虜の順で。
GM: 反比例して中央コンピュータ室の警備が強まります。
J: 「捕虜か…」思案。
舞: 「そうね。捕虜を盾に取られると厄介だわ。収容室を通過するルートを選びたいのだけど、反対意見は?」
J: 「救出には賛成だ。が、後の事までは考えてられねえな……なんかいい方法は無いのか?」
舞: 「………そう、それが問題ね」腕を組み、思案。
J: 予備の銃をしまい、左手の手袋を外す。生体とも金属とも付かない鋼が静かに脈を打つ。
シリウス: 「捕虜助けりゃあ、どうせ潜入はばれるわな」
シリウス: 「だったら、その時点で援軍呼んだらどうだ。その後、こっちは電撃戦」
シリウス: 「援軍警戒すりゃ、こっちが手薄になる。逆にこっちに集中すれば、援軍が来やすくなる」
J: 「付近の布陣は? 可能か? トリグラフを沈黙させれば要塞に近づけるはずだ」
舞: 「可能だと思いたいわね。正直、現状ではよくわからない」
シリウス: 「もっとも、あたしらがあっさりやられちゃ、共倒れだけどな」」
J: 「やるか。捕虜を解放して“レッツパーティー”」
J: 「……捕虜の中にオーヴァードが紛れこんでりゃ…ラクできるんだが、よ」じゃきん。
ランス: 「そうだな。せめて他の捕虜を逃がすか、制御室を占拠するまで耐えてもらえればな」
シリウス: 「あ」
J: 「どうした?」
シリウス: 「すっかりわすれてたわ。そういえば、あたしは取り立てに来たんだったわ」
J: 「借金作ってトンズラこいたヤツでも居るのか?」
舞: 「取立てと捕虜に、何か関係があるの?」視線をシリウスの方へ。
シリウス: 「似たようなもんよ。ほら、『D.D.D』。こいつ捕まってんのよ」
ランス: 「いつも取り立てられてるお前が取立てか、珍しいな。」
シリウス: 「オーヴァード連れ込んだってんなら、いるかもよ。そういうところは、抜け目ないからね、あいつ」
J: 公式NPCだから知ってるだろうな。「お調子こいちまったか、アイツ」
舞: 「捕虜脱出の際に『使える』の?」
J: 「だが、今回ばかりはシリウスのラックに感謝だ。ヤツなら“使える”――むしろ適任だ」
シリウス: 「計ン万ドルだ。こいつを引き換えにすりゃあ、喜んで飛びつくだろうよ」
シリウス: メモを見せながら。取立て内容がビッシリ
舞: 「OK、わかったわ。それでは、捕虜収容室経由ルートに決定します。異存は?」
ランス: 「ない。」
J: 「No」。シリウスの言葉に頷く。
シリウス: 「どうだい? 今日のあたしはついてる気がする。のってみるかい?」
舞: 「乗るわ。外の戦力に頼れない以上、彼をあてにするしかないでしょうし」
J: 「頼むぜ、幸運の小さな女神」
シリウス: 「『ジョーカー』付きだけどな」肩をすくめて



 Trigger Phase-03 「捕虜」
 ScenePlayer:ALL/登場:可

 登場Dice J: 1d10=(9)=9+60=69
 登場Dice 舞: 1d10=(2)=2+75=77
 登場Dice シリウス: 1d10=(3)=3+67=70
 登場Dice ランス: 1d10=(7)=7+54=61

GM: 君達は事前に得た情報に従い、捕虜収容室にやってきた。
GM: 見張りが立っている所を見ると情報に間違いはないようである。
J: 閃光手榴弾を取り出し、3人に目配せする。
ランス: さすがに暗視ゴーグルは外してるよな(何
J: こっちの目を潰してどうする(笑)
GM: 見張りはノインテーター特有のボディーアーマー着用。
GM: ”瞳”を暗示させるような大きな意匠がアーマーの突起についている。数は2体。
ランス: まあ、楽勝だろう。
J: GM、不意打ち(閃光手榴弾投げつけ)を試みたい。
GM: どうぞ。射撃で命中すれば不意打ちになりますので。
GM: 見張りは周囲を警戒している。戦闘に移行した場合はIV11。
J: 《雷光撃》1レベル取得申請。
GM: どうぞ。
J: 閃光手榴弾をガーディアンに投げつける。
J: 《ロックオンサイト》→射撃4+《雷光撃/MAXボルテージ》 侵蝕値+2+5→76%
 Dice J: 10r10=(6,1,9,9,6,1,7,7,2,1)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(3,6)=6+10=16+4=20
J: 20…際どいか?
ランス: 不意打ちでCR10なら絶対命中だr
GM: まぁね(何)
シリウス: 技能レベルが10以上あれば…(マテ)
J: なら命中でいいんだな(何)
ランス: はっ(何
GM: という訳で二人の見張りは突如起こった閃光でよろめく。
J: 「“Go!”」手で合図。

GM: ここからは行動順で。IV11より早ければ順次行動を。
ランス: IV12
舞: 早いですが待機。周囲を警戒しつつ。
J: こちらのIVは、なんと9。 ※17
ランス: あれ、もしかしてわたしだけか
GM: だね。
ランス: ちっw
J: 宜しくお願いします(笑)

ランス: ◆轟雷破:降魔の雷+主の右腕+ピンポイントレーザー+スターダストレイン+全知の欠片 侵蝕:+20 ※18
ランス: 装甲無視 防御にダイスペナルティ:LVx2
 Dice ランス: 8r10=(10,4,4,2,6,9,3,2)=Critical!!
 Dice ランス: 2r10=(5,1)=5+10=15+4=19
ランス: しょぼ(汗
GM: 不意打ちなんで回避できず。ダメージを。
 ダメージDice ランス: 2d10=(3+6)=9+2=11
ランス: しょっぱいな(何
GM: ……生きてないか(何)
舞: 生きてますね。
GM: 突如起こった雷を受けつつも。ノインテーターは乱入者に向き直る。A・B共にHP残り5。
ランス: まあ侵食は81まであがった。あとたのむ(何

GM: 舞は行動はする?
舞: しましょう。2体分はちょっと。
舞: 行動、オウガバトルのみで射撃。侵蝕率80% ダイス5のクリティカル9。
 Dice 舞: 5r10=(2,3,8,8,7)=8+2=10
舞: ……(−−;;
GM: ……回避できないのでダメージを。
 ダメージDice 舞: 2d10=(5+7)=12+2=14
舞: 懐から取り出した拳銃で、不意打ち。乾いた音が響く。
GM: 銃弾によりノインテーターの一人は言葉無く血を撒いて倒れる。

GM: (ダイスを振る)ランスに攻撃。[RC]
 Dice GM: 7r10=(6,6,4,3,9,9,3)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(10,3)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+30=33+4=37
GM: 突起より収束されたビームがランスを狙う。37。[装甲有効]
ランス: かもん。よけれん(何
 ダメージDice GM: 4d10=(5+9+10+2)=26+2=28
 《リザレクト》Dice ランス: 1d10=(3)=3+81=84
ランス: 「ふっ、貴様の攻撃なぞきかんわ」ぼろぼろ
GM: こっちはマイナー行動で無線で援軍を呼んで終了。

GM: では残りはJとシリウスですが。
J: 待機。

GM: ではシリウス。
シリウス: マイナーで近付いて、メジャー《練成の掟》《ペネトレイト》《カスタマイズ》
 Dice シリウス: 6r10=(5,1,1,1,2,2)=5+3=8
シリウス: 相変わらず低いな。8。
J: ……。
GM: …まぁ避けられませんから。ダメージを。
 Dice シリウス: 1d10=(10)=10+4=14
シリウス: 14点装甲無視。
GM: 装甲無視なんでさくりとさようなら。ノインテーターは袈裟に分断されました。


GM: 見張りは血の海に沈黙して。
GM: 捕まっていた捕虜たちは部屋に入ってきた君達を見る。
シリウス: 「あー、しまったしまった。つい閃光見ちまったけど、刺さったようだな」ナイフに付いた血を振り払って
舞: 「意外と難しいものね、銃の扱いって」拳銃をしまいこみ。
J: 「急げ。援軍を呼ばれた」
GM: シリウスを見つけたディックはぐったりしつつも顔を向ける。
シリウス: 「よう、生きてるか?」
ディック: 「案外早かったな。来てくれるとは思ったがな」へっと笑い
シリウス: 「死ぬ前に取り立てに来たんだが、いい話がある。ところでリーダー…」
ディック: 「というかここまで取り立てに来たお前には感服だよ。ったく」
シリウス: 「医者だろ? 話しながらでいいから、診てやってくれや」
舞: 「ええ、任せておいて」診察しておきましょう。レネゲイド患者相手は骨が折れますが。
GM: 抗レネゲイド剤打たれてるので脱力状態ですな。適切な道具は所持しているとは思えないので。今。
GM: 人質の誘導ぐらいはできるんじゃないか、とは舞は思う。
シリウス: 「でだ、簡単に言えば、強襲中だ。人質取られると厄介だから、先に解放しに来たが、その後が手詰まり」
シリウス: 「しかし、丁度いいところに、かの有名な『D.D.D』が人質の中に。うわぁ、ラッキー」
シリウス: 「というわけだから、働け」
ディック: 「ツケをざっぴいてくれたらな。悪友」
GM: ある意味ふてぶてしく笑いつつ。
シリウス: 「高くつくが…働くのなら、このメモの中身を破棄しよう」
舞: 「……ダメね。今は適切な処置が出来ないわ。脱出後に基地で治療を受けて頂戴」
舞: 「私からの紹介だと言えばいいわ」と、名刺を渡しつつ。
ディック: 「そりゃもう喜んで」
舞: 治療費は任務達成後の報酬で何とか賄えると思いたい(ぇ)
シリウス: 「ノンビリしてる暇はないからな。さっさと敵大将片付けないと、お互いヤバイ」
ディック: 「ま。中央コンピュータ室へのここからのルートは確保してあるから。後はあんたらにお任せって所だな」
GM: 空いた手で扉向こうを指しつつ。
ディック: 「取り合えず。人質を要塞外に出す事やればいいんだな。とりあえず任せとけ。それぐらいは」
ランス: 「手早いな。」関心というかあきれるというか
ディック: 「それぐらいしかやる事無くてな。というかオーヴァードの奴等がトリグラフの制御に連れて行かれたんで」
ディック: 「万が一の時は、と考えていたから」
シリウス: 「おまえが死んでも人質は逃がせよー」メモを破いて粉に変える
ディック: 「扱いひどくねぇ?お嬢」負傷兵に肩を貸しつつ。
シリウス: 「スペリオルなら2〜3回死ねるだろ。おまえが人質になっても、無視して殺る」首を掻っ切る仕草
J: 「てっきり俺は要塞内部の女をナンパしに行ったもんだと思ってたけどな」ディックに軽口を叩く。
ディック: 「まぁ。俺のような白馬の王子を助ける鉄骨入りの乙女は居なかった訳だ。J」笑いつつ。
J: 「目の前に居るだろ、小さいのが」小さく鼻で笑って。
ディック: 「すまんな。小さすぎてわからなかったな」とシリウスにへらへら笑いつつ。
シリウス: 「あたしに惚れられたきゃ、一撃で戦車くらい潰してみるんだな」せせら笑い
ディック: 「何とか部下に言ってくださいよ」と舞に苦笑。重い足取りで部屋を出て行く。
GM: 撃たれているけれど治癒されなかった形跡ですな。
舞: 「……返す言葉もないわ」苦笑い。
GM: ディックに先導されて数人が肩貸しつつ出て行く。相当疲弊している様子。
J: 「ともあれ、後は任せて先へ急ごうぜ」
舞: 「ええ、急ぎましょう」
J: 「ヒーラーでもいりゃぁな。無いモノねだっても仕方がないが」
ランス: 「さて、残るはメインディッシュだな。」周囲警戒しつつ
J: ディック達の重い足取りを見送り、別のルートにて先へと。
J: 「――この先だ」小さく、呟いた。

GM: 君達は中央コンピュータ室に向かった……。 ※19



 Climax Phase 「怒りの日」
 ScenePlayer:ALL/登場:可

 登場Dice J: 1d10=(1)=1+76=77
 登場Dice 舞: 1d10=(6)=6+80=86
 登場Dice ランス: 1d10=(6)=6+84=90
 登場Dice シリウス: 1d10=(1)=1+78=79

GM: そして君達は中央コンピュータ室の前に辿り着いた。
GM: 見張りを打ち倒し。扉を撃ち開き。室内に入り込む。
GM: 壁には幾つものモニターが並び、無数の端末が列を成す部屋。
GM: その部屋の中心で男は君達に背を向けてモニターを見つめていた。
GM: 「遅かったな」
GM: 男は驚くほど穏やかに呟き。透き通った笑みを浮かべて君達に向き直った。
GM: タヌート・ラズバン。”鋼の嵐”。
J: 「――“また”会ったな、ラズバン」
J: 不思議と、こみ上げてくるのは“悦び”。
ラズバン: 「────。生きていたのか。お互いまた会うとは因果なものだな」
J: あれから――数多の戦場を駆け、幾多の死線を越え。
J: 「今ばかりは“運命”ってヤツに感謝しているよ」
J: ずっと追ってきた相手――かつての教官、そして味方殺し。
ラズバン: 「”お前達”を売って成した事は少しは役に立った」
GM: 至極淡々と述べ。
J: 「弱ければ死ぬ。愚鈍でも死ぬ――だが、俺は生きている」
ラズバン: 「他の者にはようこそ、というべきだな。最後の審判の場所に、とな」
ランス: 「なにが最後、だ。そんなことには絶対にさせない。」
舞: 「最後の、審判?」訝しげに。
ラズバン: 「だが運命は変わらん。ただ”延びた”だけだな。”──”」
シリウス: 「審判とか、運命とか、わけわかんね」ヘラヘラと
ラズバン: 「この要塞砲で世界各地にある都市を無差別に撃つ。それが審判の意味だ」
GM: ラズバンは銃を手に取り。
ラズバン: 「この要塞砲の射程距離と精度なら充分に可能な話。例えばモスクワ・例えば東京」
ラズバン: 「そうすれば、ロシアはどう出る、日本はどう出る。最終的には第3次世界大戦が起こせるかもしれない」
J: 「全世界を敵に回すつもりか」
J: 左手を真っ直ぐに伸ばす。手のひらが十字に割れて、折りたたまれていた銃身が迫り出す。
ラズバン: 「敵にか」
ラズバン: 「ああ。世界の全てを戦場に変える。これこそが審判の日、ディエス・エレ」
舞: 「人である以上、審判なんて出来やしないわ」吐き捨てるように。
シリウス: 「なるほど。じゃあ、あたしはお定まりの言葉を返そうか」
シリウス: 「何様のつもりだ、ハゲ」 ※20
ラズバン: 「さぁな。何様であっても”どうでもいい”事だ。小娘」
シリウス: 「あたしは、この世で特に嫌いなものがある。それは『世の中を都合よく変えようとするジジイ』だ」
ラズバン: 「それでここまで来たか。たいした小娘だよ。“紅王玉”」
J: 「何のためにだ? 何故……俺達を裏切った!?」静かな口調が一転、怒りを露わにする。
ラズバン: 「何故といったか。娘の為だ。娘の病を癒す為」
ラズバン: 「お前たちを裏切り、売り、いやそれ以前から戦い続けてきた。だがそれも終りだ」
J: 「………娘は、どうなった?」
ラズバン: 「死んだよ。ルカーン財団に預けていたのだがな。多額の金を入れても死んだ」
ランス: 「…………」
J: 「…お前の拠り所は死んだか…」
J: 「だが、俺の……いや。俺と仲間の拠り所は、まだ生きて! 俺の目の前に居る!!」
舞: 「戦場に身を置くのは、私達傭兵だけで十分。……『最後の審判』、無期延期にさせていただくわ」
GM: かちりと、どこかで遠い爆発音。
ラズバン: 「──時間も惜しいだろう。その銃で語れ」
J: ラズバンに銃口を向け、叫ぶ!「ああ! 見せてやる!!」
GM: ──《ワーディング》。

GM: 衝動判定を。目標値:7。
 衝動判定Dice J: 3r10=(8,6,10)=Critical!!
 衝動判定Dice J: 1r10=(8)=8+10=18+0=18
 Dice J: 2d10=(1+5)=6+77=83
J: 成功して83%に。
 衝動判定Dice ランス: 8r10=(8,3,9,3,8,9,7,9)=9+4=13
ランス: 成功
 Dice ランス: 2d10=(3+2)=5+90=95
 衝動判定Dice 舞: 7r10=(3,9,7,8,6,3,9)=9
舞: 成功。
 Dice 舞: 2d10=(10+2)=12+86=98
 衝動判定Dice シリウス: 6r10=(7,4,1,6,3,4)=7
 Dice シリウス: 2d10=(1+9)=10+79=89
シリウス: 成功にて89%

GM: 先にIVだけ皆宣言しておいて下さい。
舞: 13ですー。
シリウス: 了解ですー。当方、イニシアティブ6です。
J: 装備品込みでIV9です。
ランス: IV12
GM: えーと…ラズバンが17 他はトループなので
J: 全員負けた(笑)
舞: まあそんなこともある(笑)
ランス: よっし、トループ倒すぞー(何
J: 範囲攻撃できないからよろしくお願いしますサー。
GM: ラズバン → 舞 →ランス → ジェイ → シリウス →トループ となります。
GM: 初期配置はPCは一塊。 5m離れて ノインテイター:イグゼキューター(重歩兵)×5 で一エンゲージ。
GM: さらに5mはなれてラズバン ノインテイター:イグゼキューター可×2 で1エンゲージです。

■□Round 1□■

GM: ●セットアップ
GM: こちらはラズバンのみ《ヴァイタルアップ》。
J: 無し。
シリウス: ありません。
舞: なし。
ランス: なし

GM: ●ラズバン(IV17)
GM: マイナーで:《ハンドレッド・ガンズ/ダブルクリエイト》。両手をガトリングガンに変える。
GM: メジャー:《レインフォース/錬成の掟/カスタマイズ/要の陣形/大地の加護/オーバーロード》 対象:PC全員
 Dice GM: 17r10=(10,10,10,5,3,2,7,10,9,10,10,10,7,4,2,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 11r10=(1,2,5,4,3,4,5,1,3,5,6)=6+10=16+6=22
GM: ほい。22で掃射。 ※21
ランス: よし、カバーするぜ(何
舞: 一応よけとくー。素で。
 Dice 舞: 4r10=(2,9,10,8)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(2)=2+10=12
舞: だめでした。
J: 回避は無理だな…。
シリウス: 回避は無理そうなので、おとなしく受けます。
ランス: カバーほしい人いるかい?
J: 隊長、どう?
舞: んー。一番ヤバいのだれー?て私か(笑)
J: カバー後に攻撃できる?
ランス: 回避エフェクトはないが、カバーエフェクトはある(ずん
J: 素晴らしいなw 隊長を守ってくれ。一番侵蝕率が高かったはず。
ランス: ういっす、じゃあ隊長をカバーリング:マグネットフォース
GM: ではダメージ。無論装甲有効。 
 ダメージDice GM: 3d10=(8+6+6)=20+38=58
GM: 58点でございます。蜂の巣ガトリング。
 《リザレクト》Dice ランス: 1d10=(10)=10+97=107
 《リザレクト》Dice J: 1d10=(5)=5+83=88
J: HP5、88%に。
シリウス: 考えるだけ無駄。リザレクト
 《リザレクト》Dice シリウス: 1d10=(7)=7+89=96
シリウス: 96%に。
GM: そして《オーバーロード》により《ハンドレッド・ガンズ》武器破壊。行動終了。

GM: ●舞
舞: マイナーなし
舞: メジャー「星の導き」:《アドヴァイス+エンジェルヴォイス+風の渡し手+天性のひらめき》+<交渉>3 ※22
舞: 11%上がって109%。対象が次に行うメジャーのクリティカル値を−1、対象は3人。
 Dice 舞: 13r10=(9,7,8,9,8,10,3,2,5,1,8,3,4)=Critical!!
 Dice 舞: 7r10=(5,8,8,4,2,8,4)=Critical!!
 Dice 舞: 3r10=(2,3,6)=6+20=26+3=29
舞: というわけで成功、舞本人以外に。
J: Thanks!

GM: ●ランス
ランス: んー、マイナーなしでメジャー
ランス: ◆轟雷:降魔の雷+主の右腕+スターダストレイン+全知の欠片 侵蝕:+18
ランス: 防御にダイスペナルティ:LVx2 攻撃力:LVx5 対象はラズバン&トループ 侵食は125へ
 Dice ランス: 11r10=(7,7,10,7,2,9,7,3,3,5,4)=Critical!!
 Dice ランス: 6r10=(5,2,7,2,6,2)=Critical!!
 Dice ランス: 2r10=(6,4)=Critical!!
 Dice ランス: 1r10=(3)=3+30=33+4=37
ランス: ひくいな・・・37。ああ、ダイスペナルティは4個です
GM: んー。《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》  イグゼキューターA (前列)
 Dice GM: 4r10=(7,3,9,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,4)=4+10=14+8=22
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューターB (前列)
 Dice GM: 4r10=(10,2,3,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+10=13+8=21
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューターC (前列)
 Dice GM: 4r10=(3,2,2,6)=6+8=14
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューターD (前列)
 Dice GM: 4r10=(2,10,3,10)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,5)=5+10=15+8=23
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューターE (前列・ラスト)
 Dice GM: 4r10=(7,4,5,2)=7+8=15
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューター1 (後列) 
 Dice GM: 4r10=(6,7,2,3)=7+8=15
GM: 《ディフレクション/球電の盾/オウガバトル》 イグゼキューター2 (後列)
 Dice GM: 4r10=(9,5,8,3)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+20=25+8=33
GM: 《フォームチェンジ/錬成の掟》+《砂の盾》 
 Dice GM: 10r10=(8,1,1,3,1,5,1,7,1,4)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(9,1)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+30=32+10=42
ランス: 「雑魚なんぞ、何人いようが一緒なんだよ!」
ランス: ランスロットの体から紫電が舞い上がり、部屋中を蹂躙する。
GM: ラズバンはコンバットナイフで雷を受けた。ともあれダメージを。 ※23
ランス: はじけ飛ぶ機材(何
 Dice ランス: 4d10=(5+9+8+6)=28+10=38
ランス: 38点。装甲有効です
GM: 皆2点ずつ残りました。健在です。

GM: ●ジェイ
J: マイナーで移動、転がり込むように弾け飛ぶ機材の雨をかいくぐって前列にエンゲージ。
J: 《ポイズンフォッグ》1レベル取得申請。
GM: 了解。
J: 射撃4+《痛みの水/MAXボルテージ/ガンマウント/ポイズンフォッグ》 侵蝕値+10+3→101%
J: 支援込み。対象、前列イグゼキューター(重歩兵)範囲攻撃。装甲値防御力無視。
 Dice J: 10r10=(7,10,1,10,9,2,7,8,2,6)=Critical!!
 Dice J: 7r10=(9,1,4,9,1,10,1)=Critical!!
 Dice J: 3r10=(4,4,4)=4+20=24+4=28
J: 28
GM: 受けたら死ねる。Aから順に回避。
GM: イグゼキューターA
 Dice GM: 6r10=(6,2,4,7,1,6)=7
GM: イグゼキューターB
 Dice GM: 6r10=(3,9,7,9,8,5)=9
GM: イグゼキューターC
 Dice GM: 6r10=(1,2,1,3,3,4)=4
GM: イグゼキューターD
 Dice GM: 6r10=(2,5,4,7,1,5)=7
GM: イグゼキューターE
 Dice GM: 6r10=(7,8,9,10,6,10)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=7+20=27 ※24
GM: みな当った。ではダメージを(オーバーキルだが)
J: 地を這う低さからの連続掃射。
 ダメージDice J: 3d10=(1+4+5)=10+14=24
GM: では20人の重歩兵が掃射により微塵に散った。
J: 「お前らに構ってるヒマは無えんだ!」
GM: 現在、重歩兵が2にラズバン。距離はPCより10m。

GM: ●シリウス
シリウス: ん〜、まず応急手当キットを使います。これって行動消費無かったですよね?
GM: ですね。
シリウス: では。
 Dice シリウス: 1d10=(3)=3+7=10
シリウス: いまいち…。しかし、仕方ない。マイナーで《赫き鎧》HP9点消費。
シリウス: で、メジャーで移動。ラズバンのエンゲージに。終了。

GM: ●トループ(エグゼキューター)×2 
GM: 対象選択。(ころころ…)ジェイ様とシリウス。
J: Don't 来い(何)
 Dice GM: 12r10=(4,2,7,5,5,7,1,7,4,3,6,6)=7+4=11
GM: ジェイに11な(何)
 Dice GM: 12r10=(7,10,5,2,8,5,4,5,10,3,2,9)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(1,5,5,7)=7+10=17+4=21
GM: シリウスには21。
J: 武装ペナ込み。
 Dice J: 6r10=(4,7,9,10,10,7)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(5,1)=5+10=15-1=14
GM: 両方とも射撃。
J: 避けた! 紙一重で頬を掠める弾丸。
シリウス: 射撃!? すいませんおとなしくくらいます。
 ダメージDice GM: 3d10=(4+1+9)=14+9=23
GM: 23点装甲あり。……抜けたの1点じゃないか?(何)
シリウス: ………1点通って、死亡。リザレクト(笑)
 《リザレクト》Dice シリウス: 1d10=(7)=7+98=105

GM: ●セカンド&クリンナップ
J: 無し。
舞: なし。
J: セカンドも無し。
GM: ちなみにこちらもなし。
シリウス: セカンド無し。クリンナップで《不死者の恩寵》
 Dice シリウス: 9r10=(8,6,5,10,10,10,5,4,1)=Critical!!
 Dice シリウス: 3r10=(5,1,10)=Critical!!
 Dice シリウス: 1r10=(1)=1+20=21+1=22
シリウス: …11点回復。
GM: 思ったより回復したな。


■□Round 2□■

GM: ●セットアップ
舞: ありません。
シリウス: なしです。
ランス: なし
J: 《フルインストール》宣言! 全行動に6DB。104%に。
GM: ラズバンはサポートデバイス。感覚を指定。

GM: ●ラズバン
GM: 同じく先ほどのコンボ。両手のガトリングガンが両手の二連に。
GM: 《ハンドレットガンズ/ダブルクリエイト》
GM: →《レインフォース/錬成の掟/カスタマイズ/要の陣形/大地の加護/オーバーロード》 対象:PC全員
 Dice GM: 25r10=(9,4,1,1,10,7,9,2,4,2,5,2,8,6,2,8,5,1,3,8,6,8,1,2,2)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(9,5,7,3,1,3,6,10)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,10,1)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+30=33+6=39
GM: 39で射撃。
J: 素回避。
 Dice J: 12r10=(8,3,8,8,9,2,6,2,2,5,5,7)=9-1=8
J: 全身を穿たれて、昏倒。
シリウス: 防御無し。
ランス: マグネットフォース。舞をカバー
 ダメージDice GM: 4d10=(10+7+3+9)=29+38=67
GM: 67点装甲あり。
ランス: ラズバンにロイスを結んでタイタス化、復活します
シリウス: ラズバンのロイス取得。即タイタスで復活。
GM: まさしく嵐の如く放たれる弾丸は。やすやすと傭兵を撃ち貫く。
J: 『――あの時と同じ…また、俺は…………いや――!』
J: 左腕の銃を支えに、立ち上がる。
J: ロイス欄の任意空間を「多国籍軍時代の仲間(□連帯感/■悔悟)」に設定。
J: それをタイタス、昇華。昏倒から復活。

GM: ●舞
舞: では。同一コンボ。マイナーなし
舞: メジャー「星の導き」:《アドヴァイス+エンジェルヴォイス+風の渡し手+天性のひらめき》+<交渉>3
舞: 11%上がって120%
 Dice 舞: 14r10=(8,4,4,8,3,3,9,8,5,2,9,5,6,2)=Critical!!
 Dice 舞: 5r10=(7,5,6,3,3)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 舞: 1r10=(1)=1+30=31+3=34
舞: というわけで今度はシリウス以外の3人に。

GM: ●ランス
ランス: ◆轟雷破:降魔の雷+主の右腕+ピンポイントレーザー+スターダストレイン+全知の欠片 侵蝕:+20
ランス: 装甲無視 防御にダイスペナルティ:LVx2 攻撃力:LVx6−4 侵食は147へ ※25
 Dice ランス: 12r10=(7,7,7,2,2,5,9,8,7,8,1,10)=Critical!!
 Dice ランス: 8r10=(1,7,5,6,3,6,5,2)=Critical!!
 Dice ランス: 3r10=(9,6,10)=Critical!!
 Dice ランス: 3r10=(5,10,3)=Critical!!
 Dice ランス: 1r10=(6)=Critical!!
 Dice ランス: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice ランス: 1r10=(5)=5+60=65+4=69
ランス: よしよし。69でラズバンとノインテータに(ダイスペナはあいかわらず4個です)
ランス: 「くっ・・・ぎりぎり、か!?」雷撃を放ちつつ、片膝をつく
GM: んー。流石にこれで受けたら粉微塵なんで。一応は回避。1。
 Dice GM: 4r10=(9,4,6,3)=9+0=9
GM: 2。
 Dice GM: 4r10=(9,10,8,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=9+10=19+0=19
GM: 《フォームチェンジ/錬成の掟》+《砂の盾》
 Dice GM: 10r10=(9,5,1,6,10,7,5,4,8,10)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(6,1,3,3,1)=6+10=16+10=26
GM: 流石に無理だな。ダメージを。
 ダメージDice ランス: 7d10=(3+6+2+3+10+10+7)=41+8=49
ランス: 49点装甲無視。どどん、と機材ごとノインテータを吹き飛ばす
GM: 流石に痛いんでな──ッ
GM: ラズバンは《ショックアブソーブ》。20点軽減。雷を振り払って立つ!
GM: ノインテーターは全滅。雷を受けて四散する。

GM: ●ジェイ
J: 待機。煩わしい呼吸を強制的に一時停止させる。
J: 「部下を捨てた挙げ句! 娘も失った。拠り所を無くしたアンタはただの亡霊だ」
ラズバン: 「────戦争の陽炎が其れを言うか」

GM: ●シリウス
シリウス: 「さて…ガトリングはもう充分だ」
シリウス: 「こっちをどれくらい使えるか…試させてもらう!」
シリウス: マイナー《ガードポイント》
シリウス: メジャー《練成の掟》《カスタマイズ》《レインフォース》《ペネトレイト》《ブラッドバーン》《クリスタライズ》
 Dice シリウス: 12r10=(9,9,5,9,4,7,4,6,4,9,5,8)=Critical!!
 Dice シリウス: 7r10=(1,5,8,1,7,9,4)=Critical!!
 Dice シリウス: 3r10=(1,5,4)=5+20=25+3=28
シリウス: 28。しかし、低いな、相変わらず(笑) ※26
GM: 《フォームチェンジ/錬成の掟》+《砂の盾》
 Dice GM: 10r10=(10,4,4,4,7,10,4,4,1,9)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(2,1,5,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+20=26+10=36
GM: ナイフで受ける事は受けた!ダメージを。
 Dice シリウス: 3d10=(9+8+9)=26+22=48
シリウス: 48点。装甲無視。
GM: …………また、2点残ったな(何)
シリウス: 「チッ…うまく入ったと思ったんだが…。僅かにずらされたか…」
GM: いや。受けてるから防御力合わせて19点か。
ラズバン: 「──戦場にいた歴史の差だな」ナイフを構え、距離を取る。

GM: ●ジェイ(待機解除) ※27
J: と。忘れてましたが、《オーバードーズ》1レベル取得申請。
GM: 了解。
J: 今し方銃弾を吐き出したばかりの鋼が冷え固まり、左腕そのものが鈍色に輝く完全なる銃となる。
J: 「…だな。俺も亡霊のようなモンか――」
J: マイナーで近づきつつ、ラズバンに照準を合わせる…まだブレるか? ならば、心拍も強制停止。
J: 「アイツらが待ってる相応しい場所へ連れてってやる」
J: PROTECT:UNLOCK MODE:"Dance with the Devil" ――TARGET LOCK ON――賢者の石発動。
J: 「餞別だ。全弾持って逝きな!」燐光のような蒼い筋が次々と走り、銃身に満ちる。
J: 射撃4+《雷光撃/MAXボルテージ/ガンマウント/痛みの水/オーバードーズ》 侵蝕値+16→120%
J: 悪魔の銃、賢者の石使用 Cr値−2 装甲値&防御力無視 攻撃力+22
GM: 「──────ッ!」ナイフを、銃を構え。Jを撃たんとする!
J: その銃口を前に――!
J: 支援込み、ラズバンへのロイスをタイタス、昇華。更にCr−1。
 Dice J: 21r10=(3,10,1,10,1,3,2,6,9,6,5,1,5,10,9,10,3,8,9,9,7)=Critical!!
 Dice J: 17r10=(9,6,6,10,2,9,6,9,10,8,4,9,4,7,1,7,7)=Critical!!
 Dice J: 15r10=(8,2,8,2,2,9,7,5,8,10,1,1,7,2,7)=Critical!!
 Dice J: 9r10=(6,3,5,7,3,1,2,3,4)=Critical!!
 Dice J: 7r10=(3,4,6,5,1,4,8)=Critical!!
 Dice J: 6r10=(9,10,7,1,4,5)=Critical!!
 Dice J: 5r10=(9,8,8,2,8)=Critical!!
 Dice J: 4r10=(2,7,5,7)=Critical!!
 Dice J: 3r10=(4,8,3)=Critical!!
 Dice J: 3r10=(4,3,7)=Critical!!
 Dice J: 3r10=(4,2,3)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(8,9)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(9,4)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(3,6)=Critical!!
 Dice J: 2r10=(1,7)=Critical!!
 Dice J: 1r10=(3)=Critical!!
 Dice J: 1r10=(1)=1+160=161+4=165
J: 満ちる蒼光。165! ※28
GM:  《フォームチェンジ/錬成の掟》+《砂の盾》 
 Dice GM: 10r10=(8,9,4,5,10,1,9,4,4,7)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(3,5,4,5,4)=5+10=15+10=25
GM: 無理。ダメージを。
 ダメージDice J: 17d10=(10+8+7+4+5+7+10+6+3+9+10+5+10+6+6+4+4)=114+22=136
J: 136点。
GM: 蒼い光が奔り
GM: 大佐と呼ばれた男の胸を貫き、背後のモニターに大きく穴を開けた。
GM: −戦闘終了−

GM: 目の前の男が倒れると。暫くして要塞全体が鳴動し始める。
J: 「――俺は…俺達は…………」そのままの姿勢で、虚空を見つめる。
舞: 「……終わった、の?」倒れた男と、モニターを見やり。
ランス: 「ちょっと派手にやりすぎた、か?」
シリウス: 「ハン、まあまあ」
舞: 「……帰るよ。ほら」無造作にJの左手を掴む。
GM: 「────」鋼の嵐と呼ばれた男は沈黙して何も語らない。黙して死を迎えた。
GM: ごうん 
GM: もう一度大きく要塞が揺れた。
ランス: 「なんかやばそうだな。さっさと撤退するか。」 ※29
シリウス: 「だな。もう、ここにゃあ用はない」
J: 「……ああ。急ごう」舞に、形を戻しつつある“左腕”を掴まれて。
J: 今一度、見る。危機的状況にあっても決して敵に背を向けなかった男を――かつての教官を。
J: 「――ディックが上手い事やってくれりゃいいが、その前にミンチはご免だぜ」
J: 軽口を叩いてみせ、大きくなりつつある振動の中を走った。
舞: 「ふふ。そうならない事を祈るしかないわね」同じタイミングで、駆け出す。

GM: 脱出すると同時に
GM: 要塞砲がへし折れ、山が吹き飛んだ。
GM: 炎上し、崩れ落ちる要塞。
GM: この風景もまた最後の審判の如くだった。




 自律判定

GM: 自律判定で。ロイスと現在値を宣言後振ってくださいませ。
J: 賢者の石使用したので侵蝕値が上昇。
 Dice J: 2d10=(9+8)=17+120=137
J: ………また17か!(爆)
GM: やっぱりな(何)

 外さない人でした。

J: Dロイス1、タイタス2、ロイス2。ランスとシリウスの年少者組にロイス。共に■連帯感/□不快感
J: これでロイス4つ、最終侵蝕率は137%。まずは2倍振り。
 Dice J: 8d10=(10+9+1+1+2+4+3+5)=35-137=-102
J: 3倍振り。
 Dice J: 4d10=(2+2+3+2)=9-102=-93
J: 93%で帰還。102%って、悪魔の銃一発分だったな(何)
GM: まったく(何
舞: では、“鋼の嵐”をタイタスにしてロイス取得をー。
舞: シリウスに■連帯感/不安、Jに信頼/■不安で。ロイス5個(変異種除く)、タイタス1で120%
舞: ふつーに考えればいけると思うのでこのまま振っときます。
 Dice 舞: 5d10=(10+2+2+6+9)=29-120=-91
舞: 91%で生還。
シリウス: 124%で、ロイス4個、生還者でさらに3個。計7個。
シリウス: 通常振りします。
 Dice シリウス: 7d10=(8+5+10+7+7+6+7)=50-124=-74
シリウス: 74%にて生還。
ランス: んーと、じゃあJにロイスとります。■連帯感 □脅威 で。
ランス: 最終侵食147、Dロイス1、タイタス1、昇華1、ロイス4
ランス: 普通にふっても絶対戻れないのでとりあえず倍ふり・・・・
 Dice ランス: 8d10=(7+2+3+6+3+2+7+5)=35-147=-112
ランス: んで、全放棄で
 Dice ランス: 4d10=(8+3+3+8)=22-112=-90
ランス: 帰還
J: とにもかくにもおかえりなさい!
舞: おかえりー。
GM: オカエリなさい(なんだ。この全放棄×2って)(何)
J: さすが戦場。大惨事(何)
舞: 戦場だから(笑顔)



 Ending Phase-01 「Run for Your Life」
 ScenePlayer:“紅王玉” シリウス=スノーホワイト/登場:不可

GM: 「よーぅ。お嬢。景気はどうだ?」
シリウス: 「ひぃ、ふぅ…いまいちだな」
GM: ディックはすっかり元気になって食堂で美味くもない飯を食べている君を見て笑う。
シリウス: 「ちと今回は、散在が過ぎたな。要塞相手に四人じゃ、装備ケチれねえし」
GM: 先日の作戦は成功し、アレイヘムへの要塞による襲撃は無くなった。
ディック: 「まー。そういうなよ。ボーナスたんまり出たんだろ。お嬢」
GM: カードを切る振り。
シリウス: 「おまえこそ、生きてたのか? 連中にボコられたんじゃねぇの?」暗に借金チャラのことを言う
ディック: 「あん?まぁ。手痛い歓迎の挨拶は食らったがな」はっはっは。
シリウス: 「そいつはなによりだ(どっちかってーと、装備よりそっちの補填の方が痛え)」
ディック: 「それより、だな。ここだけの儲け話あるんだが。お嬢」ずずいと。
シリウス: 「ん?」
ディック: 「黒海沿岸にルカーンの軍事研究所があってな」
ディック: 「これのデータゲットすれば最低これだけの報酬が見込める訳よ」手を広げる。
シリウス: 「データ奪取…? 研究所ぶっ壊すとかじゃなくて?」
ディック: 「ハイリスクハイリターン。件の要塞の中で手に入れたネタだからマジ物。──どうよ」
シリウス: 「苦手なんだよなー。で、いくら?」
ディック: 「んー。お嬢は適当に暴れるだけでいい。俺が細かい事やるから──20の4:6でどうだ。6が俺」
GM: 単位は手元にあるドル紙幣を指す。
シリウス: 「なめんな」(笑顔)
シリウス: 言いつつ、手元の無線でこっそりメイド軍団に連絡(マテ)
ディック: 「ったく。──20の2:8でいいだろ。8がお前」
GM: ぼんと適当に地図を出す。
シリウス: 「………OK。そこらで手を打とう。…サンキュ、ミーナ」
ディック: 「まぁ前回の礼があるからな。義理とニンジョウ?」
シリウス: 「今、あたしんとこのメイドに情報集めさせた。それとあわせりゃ、楽勝だろ?」
ディック: 「だな。一儲け行くか!」
シリウス: 「へ、義理が重たい渡世ってか? どこの人間だよ、おまえ」ニヤリ
シリウス: 「OK、さーて…イッチョぶっ潰してくるか!」



 Ending Phase-02 「やさしき日々」
 ScenePlayer:“ケラヴノス” ランスロット/登場:不可

GM: エリーの病室。
GM: 君の目の前には治療を終え、笑顔を浮かべるエリーの姿がある。
GM: 作戦の成功報酬を手に入れた君はエリーに治療を受けさせる事が出来たのだ。
ランス: 「エリー、具合はどうだ?」
エリー: 「うん。もう大丈夫。心配させてごめんね。兄さん」
ランス: 「ほら、お土産だ。」といってエリーの好物である赤福をもってくる(何
ランス: 「まあ、最初はどうなるかとおもったが、なんでもよく効く薬があったらしくてな」
エリー: 「ありがと。兄さん」口に頬張って食べだす。
ランス: 「先生も大丈夫だって言ってくれていたんだよ。だからそんなに心配はしていなかったよ。」頭なで
ランス: 「ほら、あんまりがっつくなよ。」苦笑しつつお茶を淹れる
エリー: 「でも兄さん。今回の事でまた辛いお仕事したのじゃ…」
GM: お茶を飲みつつ。
ランス: 「いや、普段よりちょっとだけ労働時間がながかっただけだよ。」
ランス: 「お前が心配するような危ないことはしていないさ。」にこ
エリー: 「────」
GM: 暫く、考えるような沈黙。
ランス: 「・・・っほら、あわてて食べるから。」背中さすり(何
エリー: 「ねぇ。兄さん。きちんと治ったら。また遊びに連れて行ってくれる?」
ランス: 「ああ。もちろん。」
ランス: 「今度は東のほうにある湖でもいこう。」
ランス: 「これからの季節は、過ごしやすくていいらしいぞ。」
エリー: 「うん」
エリー: 「楽しみだね」
GM: そう言って笑顔を浮かべた。
ランス: 「ああ。」笑顔で返し、そして思う。
ランス: この笑顔を絶対に失わない。たとえ何があったとしても──そう、心に誓った。



 Ending Phase-03 「風詠みの丘」
 ScenePlayer:“北極星” 喜多方 舞/登場:不可

GM: 司令室。
GM: エミールは君の提出した要塞の報告書を取り上げると、ライターで火をつけた。
GM: 投げた書類は灰皿の中で見る見るうちに灰となり。
GM: 消えた。
舞: ただ、その様子を見守る。
エミール: 「傭兵が人道を語るのもおかしいが。こんな兵器はこの戦争には必要ない」
エミール: 「そうは思わないか。喜多方」
GM: 溜息混じりにそう言う。
舞: 「ええ、私もそう思います。民間人まで巻き込んでしまうような兵器なんて……」俯く。
エミール: 「戦争にルールは無い。だが。だからこそ最後まで誇りを持って生きていく」
エミール: 「アレイヘムの惨劇の時にそう決めたのだ」
エミール: 「正規軍からはより戦況を大きく動かす兵器。いえば件の要塞のような物を期待されている」
舞: 「どうなさるおつもりですか?」顔を上げ、問いかける。
エミール: 「──見れば判るだろう。方針はこれだ」先ほどの灰皿を指差す。
舞: 「……ですね」くすりと笑う。
エミール: 「反面、君達には負担を掛ける事になるが」
舞: 「それをなんとかするのが、私達の仕事ですから」にっこり。
エミール: 「──そうか」
エミール: 「──ならば、そうであるならば」
エミール: 「私とお前の、デザートミラージュの信念を汚す輩には相応の償いをさせる」
GM: 机の前資料には先日の事件で死んだ者たちの名前。 ※30
舞: リストに目を通す。
GM: 数十、数百に連なる名前、名前、名前。
エミール: 「報告ご苦労」
舞: 「……はい。それでは、失礼致します」死んだ者達の名前を刻んだリストを小脇に抱え、退出。



 Ending Phase-04 「さだめ」
 ScenePlayer:“最後の弾丸” J/登場:不可

 燃えて行く。
 あらゆる物が灰に帰り、あの巨大要塞ディエス・エレは地上に落ちた太陽ででもあるかのように
 炎を吹き上げ、断末魔の悲鳴を上げて燃える。

 吹き上がった炎が、要塞の最後を見ていた君の足元に何かを飛ばした。
 銀色に鈍く輝く認識票。
 兵士がこの世に残す事を許された唯一の物。

 刻まれた名はタヌート・ラズバン。
 生前の彼の言葉が思い出された。


GM: 「傭兵は渡り鳥だ。一つの所に留まる事はできない。それが軍人との違いだ」
GM: 「愛も、友情も、富も。全ては移ろいゆくひとときの夢に過ぎない」
GM: 「だが、だからこそ我々の魂はもっとも重要なものである」
GM: 「戦士としての魂。我々はそれを賭けて戦う傭兵だ」
J: 遠くなってしまった名の刻まれたそれを見つめ、声無く過去と邂逅を果たす。
GM: 「命ではない。命はいずれ失われるうたかたの物だ」
GM: 「だが魂は違う。魂だけは戦士が賭けるに値する唯一の物だ」
J: 「“Seoul”…か」
GM: 「だから。お前が本物の戦士であるならば死など恐れる必要は無い。その魂を賭けて戦い続けるといい」
GM: 「私もそうだ。私も──」
GM: 「死ぬまで魂を賭けた戦士でありたい」
GM: 「私が魂を失い、戦うだけの亡霊になった時、”──” お前が私を倒すといい」
GM: 「だがお前が魂を失ったのなら」
GM: 「必ず戦場の掟がお前を裁くだろう」
GM: 「──忘れるな」

J: 生も死も、戦場では等しく“価値がない”
J: 価値のあるものは――もう一度そのものの名を呟き、タグを右手の中で鳴らして。
J: それを天高くへと放り投げる。

 ―― 一発の銃声。

 時差を経てキラキラと舞い落ちる鈍色の銀の破片を、戦場の砂塵が薙ぐ。

 戦争は、まだ、終わらない。
 空は蒼く。太陽は高く。
 あの日のように。銃撃は今も続いていた。 ※31



Credit……「怒りの日」
Start:2006.12.11 22:30〜12.15 01:30

PC1:“最後の弾丸” J/こびと(ログ編集)
PC2:“北極星” 喜多方 舞/桜井 蒼樹さん
PC3−A:“ケラヴノス” ランスロット/わかばさん
PC3−B:“紅王玉” シリウス=スノーホワイト/Nオレンヂさん
GM:久流さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「怒りの日」  〜END
背景画像:Copyright 2007(C) Kobito Morino