OpeningMiddleResearchClimaxEndingAnother 真冬の夜の夢 −SideB−「B」etrayer
 Ver,02(20051121)
 

 月よ。星よ。
 儚く輝かせよ。
 炎と血で淡く彩られた瓦礫の街を。
 狂気。悪魔。獣。銃。鉄。人。
 全ては一夜にて始まり――終わる。
 これより始まるは裏切り者と呼ばれる者達の物語。
 どうしようもない戦場の物語。
 月よ。星よ。
 願わくば。
 世界の敵である彼等に一条の輝きを。
 運命よ。
 願わくば。
 暖かな朝の日を彼等に。



 Handout
【PC制限】共通・特に無し
【シナリオロイス】黒巣市
【推奨感情】P:自由/N:自由

昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
それがいつまでも続いていくと思っていた。

それでも

自分達の住む日常は急速に変貌した。

悪魔と呼ばれる一人の男によって。
世界と呼ばれる見えぬ檻によって。
誰とも知らぬ嘲笑う影によって。

▼Character sheet “地獄の業火”連城 聖

▼Character sheet “烈火の仮面”鳥越 劉斗


 自己紹介

GM: 連城より自己紹介をお願いします

聖: 「連城聖。…“よろしく”。」
聖: “地獄の業火 / HELL FIRE”連城 聖。サラマンダーピュアブリード。
聖: エフェクトの火力の高さから“Hell Fire”のコードネームを持つ、UGNイリーガルの女子高生。
聖: 生まれながらのオーヴァードで、その所為で親から疎まれているが、最近は気にする事も少ないようだ。
聖: 非日常に背を向け非日常の力を使うもの。日常を偽り日常に生きるもの。“ダブルクロス”。
聖: イシニアティブ値:12、HP:18、基本侵蝕率33%。
聖: ・PCロイス/“烈火の仮面” 鳥越 劉斗 【感情:■連帯感/□猜疑心】 ※1
聖:  前の事件で僅かに感じた確かな連帯感。そして何故烈火の如く戦うのだろうかと疑問を覚えた。
聖: ・シナリオロイス/黒巣市 【感情:■連帯感/□脅威】
聖:  ここで生まれ、育った。家族のようなもの。そして降りかかる容赦の無い危機を感じ──みたいな雰囲気で。
聖: 以上です。よろしくお願いします。

劉斗: 「斬られたいか? 焼かれたいか? せめて好きな方を選ばせてやろう」
劉斗: 「…まるで人非人を見るような目だな。俺にだって情けくらいは有る」
劉斗: 「此処でお前を見逃す事とは話が別だが」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 自ら協力者(イリーガル)となり、好き好んで戦いに身を投じる『好事家』。
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: シンドローム:ノイマン/サラマンダー、Dロイス:起源種所持
劉斗: HP12、イニシアティブ:14〜、基本侵蝕率:33%
劉斗: PC間ロイス:“地獄の業火”連城 聖に、□有為/■無関心
劉斗: シナリオロイス:黒巣市に、□好意/■猜疑心
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

GM: 了解いたしました。それでは開始いたします。





 Master Scene 「Plologe」
 ScenePlayer:−−

 「この様な計画を実行されるのですか。本当に」
 悪魔は問うた。予定通り”凍れる血”の処遇に追随して事は順調に進んだ。
 それ故に計画が順調に進んで
 全てが終わった時 其処には何を手に入れるのだろうか
 誰が何を手に入れるのだろうか
 其れが少し怖くなった
 手にある瓶は何も語らない



 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

劉斗: #1d10+33
 Dice 劉斗: 1d10=(5)=5+33=38

 場所は各務グループ・レネゲイド関連施設(研究所)。時間軸は当日より2週間前。

 昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
 そんな繰り返しの日々が今日も起きようとしていた。

 ただし

 早回しで。

GM: UGN関連・神城を含め他企業からの軍事兵器受注が各務グループに相次いで起こった。
GM: それもレネゲイドに関係する兵器・要員・人員・設備・時間etcetc。
GM: 恰も一国を相手取るかの物々しい用品の受注と要求される技術・人員。
GM: 誰が何を、をグループ全体が完全に把握する事無く。事は進んでいた。 ※2

GM: そんな企業人としての業務がひと段落した時。社長に呼び出される。
劉斗: 入室し、社長への挨拶もそこそこで切り上げて伺う。
劉斗: 「御用件は」
劉斗: 企業人らしからぬ、トップへの対応。
GM/各務: 「部下数十人を連れて出張して貰いたい。長期になるか。短期になるかは君次第だが」
劉斗: 「その“出張専用”の、部下で構いませんか?」
GM/各務: 「部下の人選も任せる。家族のいる者は避けて貰いたいがね」
GM: さばさばと言ってのける。
劉斗: 「了解しました」
GM: ばさりと資料を。
劉斗: このところの社内の動向から何を意図しているのか理解し、淡々と答え……資料を受け取る。
劉斗: ざっと斜め読み。
GM: 大雑把に言えば他企業からの受注を受けての軍用兵器の広域実験。 ※3
GM: 各務グループの製品もあるし。他の企業の物もある。
劉斗: ぴら、と。資料を繰る手が止まる。
GM: UGNに負けず劣らず要員の精度が高いのでわざわざ指名してのビジネス。無論鳥越個人への指名もある。
劉斗: 「――大掛かりですね。しかも…随分と、実践的な実験場だ」
GM/各務: 「UGNからの要望でね。”是非とも御社の力添えが欲しい”との事だ。言った本人は霧谷じゃないが」
GM: 澄ました顔で資料の続きを目で促す。
劉斗: 「成程」
劉斗: 促され、更に資料を繰る。
GM: 出張先は”黒巣市”。目標はジャーム化した黒巣市住民。これにはαトランスを用いたファルスハーツが関与しているとの事。
GM: ビジネスプランでは本日より二週間後の十二時に決行されるとの事。
劉斗: 「――各務社長。質問は宜しいですか?」
GM/各務: 「どうぞ。こちらとしても聞きたいね」
劉斗: 「ただの“確認”です。御了承を」
劉斗: 目礼して続ける。
劉斗: 「私には今までに複数回、UGN黒巣市支部エージェントと共同任務を行った“経歴”があります」
GM/各務: 「ああ。そう聞いている」
劉斗: 「通例であれば“関係者”をこの類のプロジェクトに加えるような事態は有り得ない」
劉斗: 淡々と事例のみを述べる。
GM/各務: 「通常ならね」
劉斗: 「その上で私を指名するという事は、“貴方の想定内通りに”私が判断して動いて構わないと」
劉斗: 「そう捉えてよろしいのでしょうか?」
劉斗: 無論企業理念に適うよう行動致しますよ、と付け加えて。
GM/各務: 「そういう事だ。”話が早くて助かる”」
GM: 小さく笑って
GM/各務: 「あくまで今回我々が関わるのは”ビジネス”として、だ。」
劉斗: 「了解しました。では、“そのように”」
劉斗: 入ってきた時から一貫して変わらぬ無表情で、頷いた。
GM/各務: 「他に質問は無いかな」
劉斗: 「質問はありません。些細な感想があるのみです……ああ、それと」
劉斗: 「個人的に必要と思われる装備を資材部から調達したく。許可を」 ※4
GM: ふむ、と一息。
GM/各務: 「許可しよう。追記して本件に於いては君が各務としての指揮官となる。自由に動きたまえ」
劉斗: 「有り難う御座います。御期待に添うよう、尽力致します」
劉斗: 言葉の内容とは裏腹に、淡々と述べた。
GM/各務: 「健闘を祈る」 退出を促す
劉斗: 「Alles gent nach Wunsch. では――」
劉斗: 恭しく一礼し、退出。

GM: これより数日。
GM: 時計の刻は慌しく過ぎ。
GM: 時計の針は無情に当日を指し示す。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖

聖: #1D10+33
 Dice 聖: 1d10=(6)=6+33=39
聖: 39%へ
GM: 舞台は帰路の川原。 時間軸は”当日”。

GM: 「食った食ったー。ごっそさーん」
聖: 「朱音姉ー。遼兄の分まで食べるんだもんなー」
GM: こうのたまうは幼馴染の鉤崎 朱音。刻は夕暮れ。
聖: つい先ほど分かれた、もう一人の“幼馴染”の背を思い出し。オレンジ色の光を目に、ほてほて歩く。
GM: 一条や朱音と遼や数人と一緒に
GM: 何を血迷ったのか黒巣市ラーメン屋梯子の帰りです。
聖: ワイルドセブンにうっかり入りつつ、賑やかしく喧しく喚いた後で。 ※5
GM/朱音: 「いやまー。武士はくわねど高梯子とか言うじゃんよー」げふーと
聖: 「食ってる。ものっそ食べてるよ朱音姉」
GM: 腕を頭の後ろで組んでてれてれと歩く。
聖: 夕暮れに差す夕闇の気配に、少し時間を気にして。時計に目をやりながら。
聖: 「…でも、楽しかったね」
聖: 少し笑って。当たり前のように歩いて。
GM/朱音: 「ゆきーち様がラーメンを食えとおっしゃったのだー…んぁー」
GM/朱音: 「当然っしょ」
GM: にへーと笑い。弓道の道具を振り回す。
聖: その返答に頷いて。ああ、危ないよと何時ものように声をかける、
聖: 昨日と同じ今日。
聖: 特に明日も同じであろうと、信じて疑わない足取りで。今日の夕方を歩く
GM/朱音: 「なんてーか。祭りの後ってふと我に帰る瞬間ってあるよなーと。ちょびっと思っていたり」
聖: 「……そうだね。眠るまで、祭り気分でいたいものだけど」
GM: ゆっくりと夕暮れが夜に傾きつつあった。
聖: でもそれも、祭りあっての感覚だからと。それも含めて祭りなんだろうと、ほてほて。
GM/朱音: 「なんでー。えらく詩人風味だな。ラーメン鼻に入ったかヲイ」
GM: べしんと。背を叩く。
聖: 「いや、なんか。あはは」
聖: 僅かに感じた感傷。後から思えば、少しは『予感』めいたものだったのかもしれないが
聖: 「あー、しかし何入ってたんだろうなあのラーメン」
聖: そのせいかも、と何気に酷い感想を吐きつつ、何時もの曲がり角を見て
GM/朱音: 「んあー。ラーメンのスープは一子相伝とか言ってた」
聖: 「材料が気になる所。…ああ」
GM/朱音: 「あん人の一子相伝って何だ。4秒以内に答えて聖」
聖: 「無理言うな」(何)
聖: 「四秒以内はなー。じゃあその辺宿題ということで」
聖: 角にそれぞれの家への分かれ道が見えて。歩きを多少遅くしつつも
GM/朱音: 「らじゃった。アレ。何であたしが宿題食らってるんだ」
GM: 川原がまだ見える分かれ道。
聖: 「自分の答えは自分で出すものだよ。朱音姉。ああ、こういうともっともらしいぽいな私」
GM/朱音: 「聖に説教されましたっと」
GM: ほふーんと空見上げて
聖: オレンジ色に広がる侵食の闇に、そこから僅かに輝き始めた星に。目ェ細めて。それでも笑って。
GM/朱音: 「んじゃ名残惜しいがこれにで。また明日だぜぃ。マイシスター」ずびし
聖: 「…たまには。ああ、それじゃ。」マイシスター、とつられて びしぃ。

GM: 明日の終わりは唐突に現れる
GM: ぽすんと呆気ない音がして
GM: 朱音のわき腹に小さな穴が開く
GM: 聖に指差した体勢のままぐらりと傾く
聖: 呆気ない音に。呆気にとられ。僅かに遅れる。
聖: 「──朱音、」
聖: それでも反射的に、身体が動いたのは。“慣れた”からか
聖: 駆け出し
聖: 駆け出した後に自分に気づき
聖: 「朱音姉──朱音、姉──大丈、夫」
GM: 空には黒く塗られた消音ヘリ。ヘッドギアを被った”人間”が銃口を”人間”に向ける
聖: ああ、私を“ダブルクロス”だと自覚させる現実の音。
GM: 新たな銃弾を吐き出そうと二人の人間に。
聖: 「──お前ら」
聖: 低く口を割る声。ばちりと薄暗い周囲を侵食する──火の、オレンジ光。
GM: 『目標地点に到着』
聖: さっきまでの日常を塗り替えるような。《ワーディング》。
GM: 無線に呟く声が耳障りに聞こえる。
聖: 気を失っただろう幼馴染の様態が。致命的ではないことを祈りながら、ヘリを見上げ、
GM: 前のめりに倒れ かはっと血を吐く一人の少女。
聖: 何事か恨みを呟き。
GM: やがては傷口からおびただしく血が流れ。”最悪の予感”を”現実の事象”へと変えつつある
聖: 「“高く、つくぞ”」
聖: 吐き捨て、炎を空へと巻いた。
聖: 戦いではなく、一刻も早く逃げる為に。
GM: 『一体沈黙。OV一体発見。データ転送』
聖: 横目で睨みすえ、幼馴染を抱え、紛れる。──たとえヘリだろうが。生きて、暮らしたこの市の地理は、“私を助けて”くれるだろうと。
GM: 低空にて飛行し。銃を持った”人間”を下ろそうとする。
聖: 「──邪魔だ、失せろ!」
聖: 火の矢を─目晦ましとしては強すぎる勢いで。その怒りのように射る。
GM: ドゥンと大きな音がしてヘリは川の中へと転落する。
GM: 直前に飛び降りたらしい数人がこちらを見据え。行進を開始する。
GM: 闇夜に傾きつつある夕暮れにてスコープの無機質な目は異様にも思えた。
聖: 二人、三人、四人、激情に支配される頭の片隅で。それでもどこか冷静に、くれた一瞥の視覚から相手の情報を読み取ろうとするのは、“慣れ”なのか。
GM: 迫り来る靴の音。抱えた人の零れ出る生命がとても近くに感じた。
聖: 僅かに汚れたような気分にて。幼馴染に申し訳ないような気分にて。“黒巣市へ”と
聖: 昨日と同じ、今日──今日と同じ、明日は来るのだろうかと。問いかけた
GM: 足元に流れた血痕──”血”だけがその答えを指し示す。良くも──悪くも。
GM: 刻は夕暮れを過ぎようとしていた。



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖

聖: #1D10+39
 Dice 聖: 1d10=(8)=8+39=47
聖: 47%
GM: 誰とも知らぬ追っ手を避け。街に逃れ。
GM: ”以前と同じように”UGNに連絡を入れる。救護班を呼ぶ為に。
聖: 疑うことなく“連絡”を。
GM: 残念ながら自分の力を知覚したが故に。知ってしまった。”自分の力は誰かの傷を癒す事は出来ない。”
GM: 無機質な呼び出し音が響く。一刻一刻と目の前の生命の灯火が遠ざかっていく。
聖: 力ではなく。ただの人間の知識として、出来うる限りの応急処理はした。──当たり前のように、とても足りない。
聖: 早く、早くと。苛々を抑えられることなく
GM: 『現在のお客様の都合により…』取ってつけたように。
聖: 「──おかしいな、何時もならすぐに応答する筈だが」
聖: こんな時に、と吐き捨てた後で。──いや。“こんな時”だからこそか?
聖: 時間が無い。見切りをつけて、切った。
GM: ※ここで連城知覚を。もしくはRCを。
聖: #6R10+4 RC判定
 Dice 聖: 6r10=(10,5,5,8,5,8)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(1)=1+10=11+4=15
聖: 15
GM: 朱音はあくまで”記憶を操作されたオーヴァード”であり”一般人”とは異なる。故に自己再生能力(リザレクト)は持ち得ている。
聖: 「……」
聖: 改めて様子を見る
GM: だが眼前の傷は再生されず血を流し続けている。少なくとも自分の知る限りこの様な装備を所持している所は無い。
聖: …ああ、そうか。動転していたが。少しずつ、少しずつ。気づき始めた
GM: 見るからに”オーヴァードを殺傷する為の弾丸”だ。それも希少な技術を用いている事から単なる小規模集団ではない。
聖: 「…飛んだ事に──巻き込まれたみたいだな」
聖: 私でも、朱音姉でも、きっと巻き込まれたのはそれだけじゃない。“この市だ”
聖: 切った携帯を持ち直し、次々に連絡。ひとまずは知り合いの医者、下北沢さん。それと月野女史か。幼馴染を頼んだら、次は、“支部”ではなく“エージェント”個人に連絡を。
聖: 「朱音姉、…しっかりして」
聖: このような技術で穿たれたものでも、やらないよりはマシな筈だ。そうだろう、と。すっかり落ちた夜の闇に吐き捨て。
GM/朱音: 「くぅ…はぁ……」苦しそうに。うわ言のように答える
GM: 確かに再生はしているのだ。”だが”。それ故に苦しみは先延ばしにされ。死へと近づく。
聖: このような目に合わせたくなくて、記憶を奪ったのにと。半年前を思い出し、守れなかった事に奥歯を噛み締めながら。
聖: 「──大丈夫。なんとかするから。知り合いのお医者さんが居るから。なんとかならなくても、なんとかする。」
聖: 意識に通じてはないだろうが。それでも言う。誓いのように。
聖: とりあえず、と。携帯をもう一回持ち直し。─た所で。
劉斗: #1d10+38
 Dice 劉斗: 1d10=(2)=2+38=40
聖: 顔を上げる。
劉斗: 「――何処に電話を掛けるつもりだ? UGNは機能を停止しているぞ」
劉斗: 手にしているショットガンの銃口を、下ろす。
聖: 「…お医者さんと、知人に。連絡がつくかと、思いまして」
聖: 指に点そうとした火を消して。
聖: 「…鳥越さん」
聖: 見知った顔に、僅かに安堵の声。
劉斗: 「何だ?」
聖: 「“何が、あったんですか”」
聖: この市に、と。投げた
劉斗: 「単なる“ジャームの掃討”さ」 そっけなく返し。
聖: 「……それにしては、規模が大きいですね」
聖: それで、鳥越さんは。“何をしに”と目だけで問いかけた。
劉斗: 「俺は仕事だ」 じゃきん!と弾丸を装填し、連城の斜め後方に向けて無造作な発砲。
GM: ぱんと弾けて倒れるジャーム。
劉斗: 「…とは言えど、まだ“時間”ではない」
聖: 「……」
GM: 元市民のジャーム。
聖: 視線を朱音姉へ落として。
聖: 「……何で」
聖: 「何があって」
聖: ぽつぽつと
劉斗: 「目標はジャーム化した黒巣市住民…と言ったらどうするかね?」
劉斗: 問いに問いで返す。
GM: 幼馴染は荒き息を吐き出す。
聖: 「この市に、いきなりジャームが発生し始めたっていうんですか…!」
聖: 問いにはやり場の無い感情をぶつけ返すように
劉斗: ぶつけられた感情は、柳のように流す。
劉斗: 「…αトランスは知っているな? それを用いるファルスハーツの一党が関与している」
GM: 遠くで炎が上がった。
聖: 携帯メールの着信。…幼馴染を抱え、立ち上がる。
GM: UGN黒巣市支部本地があった場所。
聖: 「……きっとそれだけじゃ、ないんでしょうね」
聖: ゆっくりと視線を炎の方向へ。
GM: 学校の近く。
聖: 頭を振る。
GM: 冬季が近く、未だ誰かが残っているかもしれないそんな場所の近く。
劉斗: 「俺から話せる事はこの程度だ。何とかしたいと思うならば、それが答え。…方法は考えろ」 ※6
聖: 「分かりました。“ならば”」
聖: これが答えだとばかりに、一歩足を踏み出す。“動こう”。まずは。動かなければ何も自分は納められない
聖: そして今の最優先事項は、彼女を医者に預けること。…鳥越氏に。
聖: 「“有難うございました”。私はこれで」
劉斗: 「幼稚な判断だな」
聖: 「後悔は後に出来ます。──でもね、ここで動かなかったらそれはただの言い訳になるんです」
劉斗: そのまま去ろうとする連城を呼び止める。
聖: 振り返る。何かと。
劉斗: 歩み寄り、
劉斗: 連城の細い両腕で抱きかかえている娘を、奪い取るようにして片手に抱える。
聖: 「──え、…あ」
劉斗: 「まだ勤務時間外だ、悪いようにはせん」 ※7
GM: 脇腹を撃たれ。緩やかに死に近づいているそんな少女は目を開かない。
聖: 小さく戸惑ったような表情を、向けて。
聖: 「……」
劉斗: 「速やかに医者に診せる必要があるのだろう?」
聖: 頷いた。力の抜けた、僅かに情けない顔で。
聖: 「ありがとう。…ありがとう、ございます、鳥越さん」
劉斗: そのまま歩き、近くに止めてあった愛車に跨る。
聖: 零す声は、どこか震え。…必死に頑張ろうと思った。けれども、一人では出来ないこともあることは、分かっていたはずだ。頭を振って。その背に、しっかり頭を下げて。
聖: 「──朱音姉を、お願いします」
劉斗: 「“今は”その言葉を受け止めておこう。次に会う時はわからんが」バイクのエンジンが掛かる。
聖: それを見送りながら。
劉斗: 「黒巣市(この街)の様子をお前の目で見て確かめろ」
劉斗: そう言い残して、振り返る事無く去っていった。
聖: ────はい。その背に投げて。ふと、夜の闇に包まれ始めた市の姿に振り返って
GM: 闇夜にまた1つ大きな炎が生まれた。
聖: 拳を握ってその光景を見据えた。
聖: あの瞬間までは、昨日と同じだった今日を、取り戻す為に。
聖: 走り始めた。



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

劉斗: #1d10+40
 Dice 劉斗: 1d10=(7)=7+40=47
GM: ではバイクにて娘を抱えて情報収集を兼ね街中を疾走する。
GM: 見れば商店街のアーチは炎で焼かれ、朽ちて落ちており
GM: 合わせて商店も数点飛び火して炎上し。人気は無い。
GM: 慌しく飛び出したのだろうか。商店の扉も開けっ放し。
劉斗: 「ふん…ジャームの暴動にしては随分と念の入った事だ」
劉斗: バイクを一旦止め、街中の様子を見て改めて感想を呟いてみた。
GM: 支部があった喫茶店周辺を中心に酷く焼かれている。
劉斗: 『明らかに、“手引き”がいるとしか考えられん』
劉斗: 考えて、部下との合流点へと向かうべく再びアクセルをふかす。
GM: 戦闘があった跡地を抜け。合流地点に。
劉斗: 荒々しい音を立ててバイクは円を描いて止まる。
GM: 合流場所の工場跡にて数人の防護服を着込んだ”会社員”と元より潜入していた諜報員が合わせて出迎える。
GM/部下: 「規定時間より7分早く全員合流完了いたしました」
劉斗: 「御苦労」
劉斗: 言葉少なく労い、次の指示を。
劉斗: 医療の心得がある部下を呼びつけ、朱音を下ろして容態を看るよう指示。
GM: 別段疑問を挟む事無く。部下は容態を看る。
劉斗: これで約束の一つは果たしたぞ…と。
GM: なお。”どの様に扱おうか”、と問う。
劉斗: 「治療してやれ。怪我そのものは単なる銃創、リザレクト抑制剤の影響もあり得る。確か“こちら”の試薬の中にワクチンもあったはずだ」 ※8
GM/部下: 「了解いたしました。治療後は作戦終了後まで担当地域後部にて待機という形になります。承認を」
劉斗: 「承認する」
劉斗: 「“例の製品”の配置はどうなった?」先程の指示とは別の部下に。
GM/部下: 「予定時間通り。予定地点に配備いたしました」
GM: 頷き。承認を受ける。
GM/部下: 「これからの指示を。諜報担当も帰還しております」
劉斗: 「では直接尋ねる事としよう」
劉斗: 「現時点での妨害の可能性…現存の黒巣市UGN残党はまだ狩り出している最中だな?」 ※9
GM/部下: 「はい。チルドレンは別班の襲撃で数人行方不明。エージェントは双枝市にて拘束中です」
GM: 諜報担当官が遅れて。問いに返す。
劉斗: 「ストレンジャーズ、そして……FHの動向は確認できたか?」
劉斗: 「チルドレンやエージェントは、こちらの邪魔にならない限りは放っておけ」
劉斗: 面倒だ、と言わんばかりに言い捨てて。
GM/部下: 「ストレンジャーズは作戦開始時刻まで待機。試作型戦車を先行させ様子を見るようです。”人間の歩兵”が主なので」
GM/部下: 「潜伏地域は山岳部の採掘場付近。ここより攻め入ると。ストレンジャーズの残りは河川より進行予定です」
劉斗: 試作型戦車というのはつまり「虎狩 RC/91戦車」でいいのかな?(何) ※10
GM: です。UGNからのレネゲイド技術の提供で各務と神城が共同開発してます。開発予定では他にもバージョンがあるらしいですが。資料にはこれが記載されています。
GM: 無論鳥越も関与しているので内部構造も多少なりとも理解しています。
劉斗: 了解。
GM/部下: 「ファルスハーツについては。黒巣市に潜伏しているエージェントはディアボロス含め撤退した事を確認しました」
劉斗: 「ふむ……」報告をまとめながら少し思案して。
劉斗: 「……UGNの“本部”の動向は?」
GM/部下: 「作戦を続行を要請しています。なお。UGN日本支部支部長 霧谷雄吾は更迭より復帰しておりません」
GM: 淀み無く。
劉斗: 「黒巣市支部長代理は?」
GM: 部下は少し躊躇う。
劉斗: 「どうした?」
GM/部下: 「”本部”の厳命で輸送との事です」 ※11
劉斗: 「ふむ」
GM/部下: 「真偽は不明です。直前まで確認は取れていましたが。所在は不明です」
GM/部下: 「この支部のセルフハウスについては7割まで確認し。調査・または制圧しています」
GM: ※情報:UGNにてロールを。
劉斗: コネ込み。#6r10
 Dice 劉斗: 6r10=(5,9,5,7,7,7)=9
劉斗: 9。
GM: 感想にも似て思ったが。対立組織を数箇所投入するにしては”話が上手く出来過ぎている”。時期的にも。戦力的にも。
劉斗: 各務社長と霧谷支部長は、少なからず友好的な交流関係があったはずだが…。
GM: 案外、何処が一番得をするかを考えれば。社長の言ったとおりビジネスに徹して行動し、引き際を考えた方が自分としては最善かと思う。
GM: 筋書きも粗方決まっており。”霧谷復帰の時期も決まっている”のではないかと推測。
GM/部下: 「治療完了いたしました。輸血の為、医務班に輸送します」
劉斗: 「ああ、任せた」
劉斗: 『――さて。俺は社長に“副次的な何”を期待されているのか…』
劉斗: 考え、目を瞑り。
劉斗: 「俺も出よう。製品(軍用兵器)の広域実験を行い、データさえ取ってしまえばこの任務も終了だ」
GM/部下: 「了解いたしました。我々は行動可能です。ご指示を」
劉斗: 「任務が完了するまで製品の護衛を。俺はセルフハウスの制圧へと向かう」
GM/部下: 「了解いたしました。誰か連れて行きますか」
劉斗: 諜報担当の部下を指差して言う。「お前だけでいい。荒事は俺が担当する」
劉斗: いつでもどこでも情報ロール(何)
GM/部下: 「わかりました」
劉斗: 逃した連城は今ごろ何をしているだろうかと、脳裏に浮かび
劉斗: 完全武装し、再びバイクに搭乗。
劉斗: 「では行くぞ。後ろから付いて来い」
GM: 部下も倣い。バイクに搭乗する。 ※12
劉斗: UGN関連施設跡地付近か学校。セルフハウスと成り得る心当たりへと向かう事にした。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖

聖: #1D10+47
 Dice 聖: 1d10=(10)=10+47=57
聖: 57%
GM: 鳥越と別れ。一人火の手の上がる商店街を抜け。
GM: 通いなれた学校へと向かう。
聖: 途中、商店街でいくばかの応急キットを調達しつつ ※13
聖: 市のジャーム以外の勢力の姿について、目と耳で確認しながら。走る。
GM: 門は閉まっており。薄暗い闇は辺りを覆い隠す。
聖: 片手をかけ。慣れたように飛び越え、夜の学校を見上げる
GM: ※まぁ。街を横断したという事で知覚ロールを。
聖: #3R10+1
 Dice 聖: 3r10=(7,9,9)=9+1=10
聖: 10
GM: 各地で交戦している様子は走りつつ見てきたが。武装している者はジャーム化した市民というよりは異変が見られない市民も攻撃し、殺害している。
GM: この点においては鳥越の台詞とは一部矛盾が生じる。
聖: 「…………」
GM: なお。被害範囲はある地域を中心に大きくなって来ている。
GM: 土地勘のある連城なら予想もつく。──”学校”だ。
聖: 感傷も思考も中断。振りかぶる。学校の様子をと注視し
聖: 「──そもそも、この市のUGN支部が壊滅したとして。“他の市からUGNの応援が来ないという事は” 」
聖: そういうことだ。…まあ、もともと厄介だと思われていた様だしなと思いながらも。
聖: 内部へ進む
聖: 手馴れた道を何時ものように
GM: 少し丘の上にある学校は黒巣市の風景が見える。火の手が上がり。赤い光が目につく。 ※14
聖: 鳥越さんはビジネス。その他明らかな組織。構うものかと火の方向の異変を探る。
GM: 校舎へと続く道。遅刻しそうな時には恨めしく思った道には。
聖: 「……」顔を挙げ。
GM: 誰かが置いて逃げたのだろうか。片方だけの靴や。鞄が放置されている。無論。血も。争った痕跡も。
GM: 何故か首元に亀裂のある校長像は煤で黒くなり。無残に倒れていた。
聖: 感情に動揺する身体を捻じ伏せ、押し黙り。他の被害を見て回る。
聖: …これが終わったら知人に連絡でもつけないとと片隅で思いながら
GM: 植樹が綺麗に焼かれて無くなっている。
聖: ざっと学校を見て回る。残っている人影がないか。中心に原因はないか。
聖: 「──火、…炎、か…」
聖: 何処もかしこも火の匂い。疑問を感じながら
GM: 植樹に関してはエンジェルハイロゥの類ではなかろうか。ジャームと思われる異形の腕も見つかった。
聖: 「…あいつかな」ちらほらと浮かぶかのシンドロームの知人達。誰かと考える無駄な労力を振りかぶる事で収め。
聖: 「……」
GM: 歩き辿りついた暗がりの中。電算室のパソコンの電気がついている。誰かが食っていただろうカップ麺の容器も見つかった。
聖: 電算室を通り過ぎようとして、ふいに立ち止まる。
聖: 「………そういえば、青野先輩が」
GM: 少なくとも。学校で戦闘があり。応戦したと考えられる。
聖: これを“使って”いたことがあった気がする。“あの時のパソコン”の前に行き。
聖: ここで“自動巡回ソフト”相当の情報収集をいったん行いたいのですが。
聖: (時間があれば…(何))
GM: どうぞ。華やかな壁紙のパソコンが起動します。
聖: タン。キーボードを叩く。素早くカタカタと打ち込み始め、
聖: 「…と、“見つけた”」
聖: “ソフト”起動。では情報収集を。
GM: ※必要事項をどうぞ。真偽は兎も角。目標値により判定します。
聖: オーヴァードのネットワーカー達に、連絡をつける。「現在のUGNの行動」「現在の黒巣市支部・特に支部長代理天城の状況について」「この市の異変に関して関わっていると思しき存在」一先ず済ませます。
GM: ※情報:UGNもしくは裏社会にて。
聖: #1R10+0 一つ目。
 Dice 聖: 1r10=(1)=Fumble!?
聖: …やったぜ!ほめてくれ!(何) ※15
聖: #1R10+0 二つ目。UGN
 Dice 聖: 1r10=(7)=7+0=7
聖: #1R10+0 最後。裏社会で。
 Dice 聖: 1r10=(1)=Fumble!?
聖: ………
聖: (ふるふる(何))
GM: ……。
GM: 勝手の違うパソコンにて何か拙いプログラム走らせたのかパソコンが妙に熱持ち始めている。 ※16
聖: 「……青野先輩のソフト勝手に使ったからな…」視線、明後日。そもそもハッカー技術なんてない自分!(何)
聖: まあともあれ何とか一つだけコマンドは出せたぽい!
聖: 逆探知されてる可能性もかなりあるりますガ☆
GM: 黒巣市部の状態としては支部長代理は双枝市UGN支部にて会議中にて本部監査部にて拘束。その後輸送機にて更迭されたとなっている。同行したエージェントも数人事情徴収の為に同支部にて拘束されている様子。 ※17
GM: “標本体” 砂原 久貴及び数人の留守を守っていたエージェントはFHと思われる数人と交戦。負傷し身を隠したとされている。
聖: 「…“そんな所か”」
聖: パソコンを電源ごと切り
聖: ……ウン、テキトウな知人達に、連絡つけようかナ…。携帯メールで情報くれヨーとでもお願いしておくヨ…(何)
聖: 「あの人達に連絡がつくのが一番確実なんだが」と。メールにて手を回そうとして。首を傾げる。
GM: ※情報:ウェブで1つ。ファンブルとパソコンが火を噴きます(何)
聖: #3R10+1 …最後の自動巡回ソフトで、がんばるネ(何)
 Dice 聖: 3r10=(7,7,1)=7+1=8
聖: ファンブルではなかった!(いばる所ですか)
聖: 「……一度、黒巣氏UGN支部に行った方が手がかりも掴める、か?」
聖: 何かさっきから視線が泳ぎっぱなしになりつつ。(何)
GM: んーと。山の手のホテル跡地のセルフハウスにて、遙 彼方、朝比奈 総志郎、嘉神 和彦の三人を見かけた、とこのパソコン使っていた青野からメールが来た。回線を繋いでいるパソコンの異常に気がついたらしい。 ※18
聖: スイマセンソフト壊しちゃいました今度カツドン奢ります と打ち返しつつ(何) 現状に関して他に何か知らないかと
聖: なければないで御礼を言って、この市のエージェント達にコンタクトつけられないかついでにお願いしてみる。
聖: 他に、何も学校に『今出来る』事が見つかりそうになけば、一先ず場所の移動を。黒巣市支部があった喫茶店かなんかにでも。
聖: 「……、鳥越さんに、改めて連絡つけた方がいいのかもしれないな」
GM: ファルスハーツ、UGN、ストレンジャーズ、各務が関与している事は確認されている、と念押しして。今回の発端はαトランスが黒巣市の下水道に投げ込まれた事で黒巣市市民がジャーム化する事を防止する為に一致団結して行動したとなっている。青野曰く。
聖: 成る程。ぽつと呟き携帯ボタンカチカチ。
GM: ※連城の 推理力。知覚どうぞ。
聖: …
聖: #7r7+1 炎神の怒り+ブレインコントロール 侵食率63(何)
 Dice 聖: 7r10=(4,9,3,2,3,7,9)=Critical!!
 Dice 聖: 3r10=(4,6,10)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(4)=4+30=34+1=35 ※19
聖: ファンブルしませんですた!
GM: 田舎とはいえ位置的に首都圏に近く。不便とはいえ交通も通っている。
GM: つまりは後で簡単に揉み消す事も出来ないし。ましてや本当に前述の事項が行なわれていたとしたら。
GM: 市民全員が暴走している大量のジャームの発生・暴動事件においてこの関係のプロフェッショナルである”1つの組織”が関与していない事に
GM: 連城は1つの疑問が生じる。
聖: 「………」
GM: 在日米軍第9連隊。対オーヴァード部隊。機械化兵団。──”テンペスト” ※20
GM: 構図的に。日本国が自身で関与できる面においてのみ事を動かし。他国の関与を否定している事から。
GM: 本件の首謀者は”UGN日本支部””ファルスハーツ””ストレンジャーズ”に属していると考えられる。
聖: …カチカチカチ、と携帯メール用の文面を作成。
GM: レネゲイドに関し造詣が深く。なおかつ多方面に手が回る。”自ずと行動できる者”は限られてくる。
聖: コツコツと足音鳴らして電算室を出る。
GM: 事の筋書きとしてはもう完成されていると考えられる。後はこの市を誰が手中にしようとするか。もしくは灰燼にしようとしているか。その匙加減を見極める事に活路はあると考えられる。
GM: ※最後に情報:UGNを。
聖: #2R10+0
 Dice 聖: 2r10=(8,8)=8+0=8
聖: 8
GM: 連城が半年前にUGN支部長室に始めて行った時にはそれほど美術品の調度品も多くなかった気がする。
GM: 何度か足を運んだ際に「お偉い方直通電話があるんですー」と誰かに聞いた気もする。ちなみに地下には特別室があると聞くがチルドレンがカードで通っていたのを思い出した。連絡手段もその類だろうと。
GM: 事態が事態ゆえにそのまま残っているかもしれない。焼け落ちていなければ。
聖: カチリ。中心ボタンを押して青野先輩へ“文面”を“送信”。パタンと携帯電話を閉じ、駆け出す。
聖: “『広範囲』に一部の『推測』を『意図的』に広めて欲しい”旨を
聖: 正直憶測にしろ、ただのイリーガルはこの可能性を生かせない。自分より相応しい手を打つ人間の下へ、一人でも
GM: 了解。と短く。向こうも向こうで忙しいらしい。色々と。
聖: そしてだーっしゅ。
聖: 学校を出る



 Research Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

劉斗: #1d10+47
 Dice 劉斗: 1d10=(3)=3+47=50
GM: ではセルフハウスに当たりを付け。手当たり次第に調査していく。
GM: 今回立ち寄った山の手のホテル跡ではバイクの跡や煙草の吸殻などが落ちている事から先ほどまで誰かがいたと考えられる。
劉斗: 愛車を駆って、街が存命時の様子を思い出しながら各所を回る。
GM: 跡の1つは市内に再び。跡の1つは隣の市に通じる大橋の方向に。
劉斗: 「…既に発った後、か」
劉斗: カモフラージュもへったくれもない痕跡に、恐らく黒巣市側の者であると推測。
GM: 足跡は三つ。1つは土の地面が少し陥没するほどの体重の持ち主。小柄。
GM: 1つは大柄な体格。喫煙者。タイヤ跡が細い事から鳥越のバイクより小型のバイクに搭乗していると考えられる。
劉斗: 「この靴跡に重量は…“鋼の虎”か。まだ息災なようだな」
劉斗: 『原付で無茶するような男は、あいつか…? わざわざ島から戻ってきたにはタイミングが良い…が』
劉斗: ――思案。
GM: 1つの足跡には血が追随。小型のバイクの跡より消えていることから二人で搭乗して消えたと見える。
劉斗: タイミングが良いのではなく、そのように“狙って”此処に来たのだろうかと。
劉斗: 「何を考えている、UGN……」
劉斗: 気取られぬよう小さく呟き、足跡を見つめる。
GM: 風が吹き。がさりと音がする。同時に聞こえる足音。
劉斗: 「誰だ?」
劉斗: 銃を構える。
GM: 焼けたホテルの跡地。草むらから現れたのはぼんやりとしてさえない青年。肩には黒の仔猫を乗せ。何故かジーンズの腰に古ぼけた鐘を提げている。 ※21
GM: 一見した所どうにも冴えない青年。少なくとも自分の部下ではない。
劉斗: 「銃を前にして随分と余裕だな…何の用件だ?」
GM/青年: 「こちらも聞きたいぐらいだけれど。ここに何の用かな。撃たれたくないなら名乗った方がいいかな」
GM: 猫を肩口より下ろす。うなーと鳴く。
GM/青年: 「竜胆 鼎。しがない情報屋ぐらいに考えておいて貰えると話が早い。そちらは」
劉斗: 「鳥越劉斗。手持ち無沙汰になってしまったものでな、此の周辺を散策している暇人だ」
劉斗: 銃は一旦下ろす。
GM/青年: 「単なる暇人が銃を向けたりしないが。おお。怖い。怖い」ぼんやりした視線で促す。自分に向けられていた銃については何も感慨は無さそうだ。
GM/青年: 「ここに知りたい事があって来たのなら。情報を売ってもいいよ。”とても安く”で」
劉斗: 「道化の韜晦に付き合えるくらいの暇人ではあるかもしれん……で、率直に交渉事か」
劉斗: 最初から其れが目的であったのだろう、と。
GM: 黒巣市が見える風景より火の手が上がっているのを見つつ
劉斗: 「お前の言う値段の基準は判らんが」 火の手を仰ぎ見
GM/青年: 「早くしないと時間に間に合わないのじゃないかな」
GM/青年: 「知っていても知らなくても問題は無い。──”問題は無い”」
GM/青年: 「知りたいと思うなら質問をどうぞ。答えられるなら答えよう。”真偽の区別なく”。──報酬は後ほど自動引き落とし。」
GM: とんと両手を広げる。
GM/青年: 「”どうする”」
劉斗: 「一々芝居がかった奴だ」感想を漏らし、息を付いた。
劉斗: 「――買おう、その情報とやらを。そして対価とやらを支払おう」 ※22
GM/青年: 「傍観者たる者道化と同様にて。──告知しましょう」
劉斗: 「UGN上層部は黒巣市を見限ったのか?」 銃をトンと肩に載せ、質問を。
GM/青年: 「その答えはNO。簡単に答えてなんだけれど」
GM/青年: 「見限ってはいない。あわよくば”いいとこを取ろう”が正確だね」
劉斗: 「率直な方が有り難い事だ」
劉斗: 男の返答に頷いて。
劉斗: 「“ミリオン・サンズ”は……誰と手を組んだ?」
劉斗: 「人員整理に戦争はもってこいだ」
劉斗: ポケットから煙草を取り出しつつ
GM/青年: 「”彼は組んでいない”。今回の事にかこつけて取り潰しを考えただけさ。彼のやり方は重々承知だろう。君なら」
GM/青年: 「それが”起こっていようが””いまい”が。──関係は無い。」
劉斗: 「ああいうやり方は嫌いじゃないがね」火を付ける。
GM/青年: 「疑いこそが事の始まり。彼はこの一点で関わり利を得ようとしている。何時もの仕事だね。仮に失敗しても何も問題は無いんだ。”後で謝ってしまえば良い訳だから”」
劉斗: 「黒巣市支部長代理を探している…彼女は“本当に”護送されているのか?」
GM/青年: 「その答えもNO。彼女は今この市に向かっている所だろうね。輸送手段も考えれば順当に行って時間には間に合わない」
劉斗: 双枝市には向かっていない…と。
GM: はふーと欠伸。
劉斗: この男を信用する要素はまるで無いが、情報の食い違いが気になる。
GM/青年: 「『見限った』で思い出したけれど。ファルスハーツ。UGN。ストレンジャーズ。この犬猿の三つが共に手をとり『共通の目的で』動くとしたら『なんだろう』と思った事あるかな。余談だけれどね」
GM: 寒そうに猫の腹を撫で。
劉斗: 「さて? 新兵器の演習地があればいいという位にしか考えて無かったがね」
GM: ふむ、と頷いて
GM/青年: 「うん。じゃあこの話題は流そう」さらりと。
GM/青年: 「傍観者の台詞だから話半分に信用したらいいよ。どこまでが予言かそうじゃないかは言わない事になっているので」
劉斗: 「安心しろ。半分も信用していない」煙草の煙を吐く。
GM/青年: 「あー。そうだね。安心するとしよう」うん、と。
劉斗: 「“流刑島”たる黒巣市には、問題はあれど優秀なOVがひしめいている」
劉斗: 「FH、ストレンジャーズは言わずもがな。UGNとて苦々しく思っている輩も居よう」
劉斗: 「丁度佳い人員整理じゃないのか?」
GM: もう一度欠伸して。
GM/青年: 「まあ。”それ”も1つだけれど。他にも理由があるとしたら。聞くかな。言うのはぼくだけれど」
劉斗: 「訊こう。想像力に乏しい俺には、愉快な物語は紡げない」
劉斗: 口の端を僅かにつり上げて。
劉斗: 「副次的に……“賢者の石”が形成されるかも知れんがな」
GM/青年: 「ああ。鋭い。流石は──いや。止めておこう。コードを名乗ってないのに言うのは礼を欠く」
劉斗: 「勝手に呼ばれている俗称など俺に取って価値は無い。むしろ俺は」
劉斗: 「その“力”が此の地に存在するならば、相見えたい」
GM/青年: 「簡単な事さ。”困った時には12人の親に頼りなさい免罪符”がこの街の支部に存在して代々受け継がれている」
GM: ふぅーっと息を吐き
GM/青年: 「君の部下が紛れて焼いた”あそこ”にね」 ※23
劉斗: 「…ふん」
劉斗: 掌で弄んでいた煙草を焼き消した。
劉斗: 「火力が足りなかったようで好都合だ」
GM/青年: 「もし。この事をここの市の誰かが知ったとしたら」
GM/青年: 「君の望む力を携えてやってくるだろうね。偶然知るにしても…ね」
劉斗: 「愉快で魅力的な話だ」
GM/青年: 「戦争を納める1つの鍵だ。ま。知った所でどうするかは君の自由だ。傍観者のぼくには関係の無い」 ※24
劉斗: 「ああ。これまでのように舞台を特等席で観ていてくれ」
GM/青年: 「ここでどうするのか。遠目で見ておくさ。──他に知りたい事は無いかな」
GM: だるそーに屈伸してみたり。
劉斗: 少し考えて。
劉斗: 「…至ってどうでもいい事だが」
GM/青年: 「ああ。何かな」
劉斗: 「リザレクト抑制剤を撃ち込まれた娘を預けたんだが、まだ健在か?」
劉斗: つまらなさそうに、言う。
GM/青年: 「んー。案外人間は丈夫けれど脆い時は脆いから。それこそ医療技術と時の運かな。──ああ」
GM/青年: 「治った後の処遇については知らない。その辺りは君の気分と都合次第だからね」
GM/青年: 「予告を言えば──まぁ内緒にしておくさ。全て語るもぼくの綽名に反する」
GM: ぱんぱんとジーンズをはたく。
劉斗: 「無難な返答だ」頷いて。
劉斗: 「死んでていても仕方が無いと、俺は思っていたんだがね。それ以外の結果まで関与するつもりは毛頭無い」
劉斗: 「――さて、長話が過ぎたな」
劉斗: 未だ小康状態に陥りそうにない遠くの火を見て。
GM/青年: 「傷ついたヒーローが颯爽と現れる姿も見てみたい気もするけれどね。この場合はヒロインか。──残念」
GM: 猫を両手で抱いて
GM/青年: 「そろそろ行くのかな」
劉斗: 銃を背負い直し、バイクに跨る。
劉斗: 「情報料の前払いは舞台の観覧料だ。足りない分は後で請求してくれ」
GM/青年: 「ああ。後払いできる事を楽しみにしているよ」
劉斗: 「踏み倒した時のお前の顔を見てみたい気がするが」エンジンスタート。
劉斗: 前輪ブレーキをロック、アクセルを噴かせ後輪を滑らせてターン。
GM/青年: 「其れは結構。笑い話として次に使うさ」
GM: ぼんやりと立ったまま見送る
劉斗: 男とのすれ違い様に手を挙げる事も無く、支部跡へと走らせた。

GM: 山が大きな砲撃を受け。大きく抉れた。 ※25

GM: 同時刻。橋にて数十人にて銃撃戦が開始された。

GM: この度の舞台は焼け落ちた支部跡へ。



 Climax Phase
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖/登場:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

聖: #1D10+63
 Dice 聖: 1d10=(6)=6+63=69
聖: 69%
GM: 学校より出て。焼け落ちた商店街をしばし歩く。
聖: あの夕日より、すでにこの闇夜の中を何時間過ごしたか知れない。無意識に腕時計を見て歩きながら
GM: 見慣れた風景も未だ消えぬ炎により全く違った景色に見える。
GM: とても長く歩いたような感覚を経て。
GM: 支部の跡地へと辿りつく。
聖: 「──ボロボロだな」
聖: 見上げる。
GM: 奥には事務所。表側はアンティーク喫茶。
聖: がらんと音を立てて邪魔な塊をのけ、中へ、中の記憶の辺りへと。
GM: 二階にもテラス。屋上があり。UGN支部員のみならず一般利用客も好んで使用していた。
聖: 僅かに来なかった間に感じる“懐かしさ”
聖: 「…」構わずに。辺りを見回し奥へ奥へと
GM: がらりと。朽ちた壺が落ちて割れる。その向こうには屋上へと続く階段。
GM: そしてずれた支部長室の扉。
聖: 血痕を踏んで息一つついて。
聖: がたんと明ける
聖: 無遠慮に入り込み、机のあった辺りへ
GM: ごとんと扉は音を立てて倒れる
GM: 机は焦げて元の原型を辛うじて留めているのみ
聖: 「…」
聖: ばさりばさりと近くを見回し漁る
GM: この机の主が必死になって作成した書類は灰となってそこらに転がっている。 ※26
聖: 「何か火事場泥棒やってるみたいだな…」
聖: あー、とその書類に同情じみた視線をくれつつ
聖: 直通電話なるものの手がかりを求め
聖: ──ようと二歩、三歩歩み進めた所で。
聖: ふいに入ってきた扉の方向へと目をくれる
劉斗: 登場。#1d10+50
 Dice 劉斗: 1d10=(8)=8+50=58
劉斗: 焼け跡の瓦礫を踏みしめながら、近づいてくる足音。
GM: やがてはガムテープで梱包された大きな塊が出てくる。 ※27
聖: 手で“それ”へ触れる
聖: びっ、とガムテープの一部をはがして。首を傾げ。
聖: 再び顔を上げる
劉斗: 「――“Hell fire”か。また、会ったな」
聖: 小さく笑う。
聖: 「──こんばんは。鳥越さん。また“会いましたね”」
GM: 表面には”九衛 統太 報酬”とマジックででかでかと書かれていた。
GM: ”取ってつけたみたい”に。
聖: それすら剥がし。
聖: 「何用ですか。」
聖: この地に、と。やけに静かな目線をくれる。
聖: お仕事ですか、それともと
劉斗: 「“ビジネス”ではない。どちらかと言えば“趣味”の範疇だ」
聖: 「“成る程”」
劉斗: 入り口の扉の残骸にもたれ掛かりながら答えた。
聖: 手の中の存在の、包みを全て取る。
劉斗: 周囲に気を配りつつ。
聖: それを、ぽすんと無造作に焦げた机の残骸の上に置き。
GM: ダミーのダンボールと誰も読まないような雑誌に挟まれて小さなカードが一枚。
GM: 透明なケースに入っていた。
聖: 一瞥をくれ、つっとカードを指で滑らせて。机から一歩離れる。──いや。鳥越氏に一歩、『近づく』。
GM: 連絡コードが書かれた紙面もそこに。天城 美鈴の字だ。
劉斗: 「“免罪符”――か」
劉斗: 誰ともなくひとりごち
聖: 首をかしげ、カードのみを起き。紙面にざっと目を走らせ。
GM: ”12時の鐘がひび割れた時に。12の剣に通じる魔法をここに”
GM: 栞に書かれた一文。
劉斗: 腕時計の文字盤に目を走らせる。
GM: 時刻は11:46。
聖: 「──らしいですよ?」
聖: ぱさぱさと紙面を持ちつつ、一文を口に出し
聖: 挑むような、見上げる眼差し。
劉斗: 「12時の鐘の音に…果たして慈悲は降り注ぐ、か?」
聖: 「見えない魔法は、魔法ではありません。“ない”と言う現実です。──“現実の12時の鐘”が、そんな“魔法”が存在すると認めるならば」
聖: 剣には通じるのでしょう。慈悲とイコールではないでしょうがと。栞を仕舞う
聖: 「──後14、13分」
劉斗: 「今日は詩的な輩によく出会う」
劉斗: 呟き、煤けた調度品の中から時計のような物が無いだろうかと視認。
聖: 自分はただ腕時計へと視線を落とし。
GM: 屋上のオープンカフェスペースに大きな時計を持って言った事があったと模様替えの手伝いした時があって思い出した。
劉斗: 「…此処には無い。では、屋上か」
聖: 「そういえば、前から鳥越さんに聞きたいことがあったんです。…ただの好奇心ですが」
聖: ああ と。なにげないような口調で。
劉斗: 「何だ?」歩を進めようとして話し掛けられ
劉斗: 立ち止まる。
聖: 「どうして、そんな“趣味”を」
聖: 立ち止まった鳥越氏の後に、並ぶように、歩を進め。はてと。
聖: 「私には良く分からないんですよね。鳥越さんが“闘う”理由が」
聖: 煤けた足元に、汚れた靴を残念そうに見つめ
劉斗: 「『探したいものを探している』……というのは、お前の求める“答え”になるか?」
聖: 「────なるほど」
聖: 小さく笑う。納得したような、晴れた笑みで。 ※28
劉斗: 道を塞ぐ残骸を蹴り、淡々と歩く。
聖: 「私も“探してます”。…“何か”を。それが、鳥越さんに取っては、」
聖: そういう事になるんですね、と。
劉斗: 「そのためには強くなるしかない、単純な理由だ」
聖: 屋上への扉を開け
GM: 星見える空。
GM: 街には赤々と炎の柱が上がっている。
劉斗: 拓けた視界に目を細め、眼下の赤を見渡す。
GM: 誰かと誰かが争う声。
GM: 遠くで響く銃声と砲撃音。
聖: そして、カチコチと僅かに聞こえる針の音。
GM: 積まれた瓦礫の上に銀の時計が落ちている。 ※29
聖: 上にはゆめのような夜が、星が、月が。下には現実の声、銃声、そして“炎”。
GM: 時計の淵には何らかの差込口が見える。
劉斗: 眺めていた焔から視線を外す。
聖: ポケットから何かのカードを、影に出して。
聖: 「ああ」
聖: 「入れますよ。“良いですか”」
劉斗: 「構わんよ」 ※30
聖: 剣を手にする為に。魔法の鍵を一つ入れた。
聖: そして、時計を眺める。
GM: カードを入れる事で”戦争は終わる”。
聖: ──“12時の鐘がひび割れる”まで。後、
劉斗: 「――但し、だ」
劉斗: 視線の直ぐ傍には、星光に鈍く光る鋼。
聖: 「──鳥越さん?」
聖: 時計から顔を上げる。はたと。
劉斗: 「少しばかり付き合って頂こう。“ビジネス”としては、その魔法を直ぐに使われると都合が悪い」
聖: 「“趣味の範疇”じゃ無かったんですか」
聖: “笑う”。
聖: 「ここに来られたのは」
聖: 笑う。いっそ、静かに。それでいて、目に強い意思を浮かべ
聖: くつくつと笑う。
劉斗: 「黒巣市で最大の純粋なる火力を持つのはお前だ、“地獄の業火”」
聖: 「それは──貴方かも知れませんよ。鳥越さん」
聖: 急激に。唐突に。この空間に、絶対の“熱”が現れた。
劉斗: 「どちらでも構わない」
聖: 次の瞬間、二人の間に、分け隔てるように生まれる──炎。
劉斗: 瞬間的に狭間に出現した熱量に、向けた切っ先を戻す。
聖: 「“そういうと思っていました”」
劉斗: 「“理解して頂ける”と、思っていたよ」
劉斗: 丁寧な口調は、存外に穏やかな響きを湛え。
聖: にこりと笑い
聖: では始めましょうと。“業火”は言った。
聖: 魔法が生まれるその瞬間まで。

■□Round 1□■

GM: セットアップ
聖: 無し。
劉斗: 無し。
GM: 行動順位は劉斗より。
劉斗: 「それでは始めようか」 ※31
劉斗: 刀を握った右手を、地に水平に顔前にて掲げ。
聖: はいと業火を纏う少女は頷いた。頷きと共に。同時にて、
劉斗: 合図とばかりに、ひゅん、と空を祓い構える――《ワーディング》
聖: “オーヴァード”の結界《ワーディング》を展開
GM: [衝動判定]。
聖: 広がる火と、威圧の元に。
聖: #7R10+4
 Dice 聖: 7r10=(7,5,10,1,3,7,8)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(7)=7+10=17+4=21
聖: #2D10+69
 Dice 聖: 2d10=(1+10)=11+69=80
聖: 成功、侵食率は80%へ
劉斗: #4r10+1
 Dice 劉斗: 4r10=(8,8,2,3)=8+1=9
劉斗: #2d10+58
 Dice 劉斗: 2d10=(3+9)=12+58=70
劉斗: 成功、70%に。
劉斗: 大気が熱に浮かされたように揺らぐ。

劉斗: 無粋だと理解はしているも――時計と此方を分断するよう、空に向け剣を払う。
劉斗: 焔が壁となって燃え上がる《火の檻》
劉斗: もう片方の刀が赤熱。
劉斗: 白兵+《コンバットシステム/炎神の怒り/炎の剣/ブレインコントロール》 侵蝕率+2+11→83%
劉斗: #14r7
 Dice 劉斗: 14r10=(3,10,1,10,3,1,7,9,10,1,6,5,7,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 6r10=(2,5,6,3,1,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+30=32
劉斗: 踏み込み、下方から斜め上方に向けて跳ね上げる。
聖: GMにエフェクトのインスタント成長用エフェクトを取得申請。
GM: 了解。申告詳細を。
聖: 灼熱の結界を3Lv取得。受けを試みます ※32
聖: #8R7+3 炎神の怒り+ブレインコントロール+灼熱の結界 侵食率88%
 Dice 聖: 8r10=(10,10,8,5,3,10,7,10)=Critical!!
 Dice 聖: 6r10=(8,10,10,4,8,9)=Critical!!
 Dice 聖: 5r10=(9,3,4,8,4)=Critical!!
 Dice 聖: 2r10=(10,6)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(3)=3+40=43+3=46
聖: 成功。ダメージをどうぞ。
劉斗: #4d10+10
 Dice 劉斗: 4d10=(2+10+7+2)=21+10=31
劉斗: 31点、装甲有効。
聖: 20点無効化。HP4/18。

聖: 「“行きますよ”」
聖: ひゅっと手に舞う、炎
聖: 炎の加護、炎神の怒り+ブレインコントロール+白熱 侵食率98%
聖: #13R7+0 
 Dice 聖: 13r10=(7,7,1,4,4,5,3,7,1,3,1,9,7)=Critical!!
 Dice 聖: 5r10=(5,4,1,7,5)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(6)=6+20=26+0=26
聖: 26ぐらいでぱんち
劉斗: では自分も受けよう。
劉斗: 白兵+《コンバットシステム/炎神の怒り/ブレインコントロール》侵蝕値+9→91%
劉斗: 刀で受け。#14r7+8
 Dice 劉斗: 14r10=(3,6,3,7,8,5,7,3,5,8,6,6,3,1)=Critical!!
 Dice 劉斗: 4r10=(3,9,6,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+20=22+8=30
劉斗: 受け成功、ダメージどうぞ。
聖: 「撃つだけではなく、こんな事もできるようになりました。…けれど、まあ津嶋に比べると」残念そーに。
聖: #3D10+1
 Dice 聖: 3d10=(6+3+2)=11+1=12
聖: 12点装甲有効。
聖: 「どうしてもこーなりますね」 ※33
聖: 刀に衝撃を流される
劉斗: 「いや、狙いは良かった」
聖: 闇夜を塗り替えるような火と炎が混ざる

劉斗: セカンド宣言。
聖: 宣言。カモン!
劉斗: 拳打の衝撃を受け流したその流れのまま、
劉斗: 軸足はそのまま身体を捻り、極至近距離の間合いから剣戟の間合いに持ち込もうと
劉斗: 正面から鳩尾目掛けて突くような蹴りを入れる。
劉斗: 白兵+《コンバットシステム/炎の剣/ブレインコントロール》侵蝕値+8→99%
劉斗: #11r7
 Dice 劉斗: 11r10=(3,5,9,8,8,10,4,1,1,10,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 6r10=(1,3,2,7,7,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(1,5)=5+20=25
劉斗: 25。
聖: 回避+陽炎+ブレインコントロール+炎神の怒り。侵食率106。
聖: #15R7+2
 Dice 聖: 15r10=(4,9,9,5,3,3,9,3,6,10,6,3,6,5,1)=Critical!!
 Dice 聖: 4r10=(1,2,4,10)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(2)=2+30=32+2=34
劉斗: …が。その衝撃は思いの外、浅く。
聖: 陽炎で急所の焦点を揺らす
劉斗: 手首を返して左手の刀が緩やかな弧を描くも、追い打つ鋼は虚空を切った。

聖: 「生憎と、白兵ごとは苦手なんですが──こういうことなら“得意”です」
聖: サラマンダーの名をもつシンドロームのレネゲイドをコントロール。ご、と
聖: プラズマに限りなく近い、“業火”をそのまま零に近い距離にて生み出し
聖: RC+プラズマカノン+エネルギーマイスター+ブレインコントロール 侵食率115
聖: #11R7+4 “放つ”
 Dice 聖: 11r10=(10,9,8,5,8,5,1,5,4,4,10)=Critical!!
 Dice 聖: 5r10=(5,5,5,7,4)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(3)=3+30=33+4=37
劉斗: 「そうでなくては、な」
劉斗: 急激に凝縮する熱量を見据え、正眼に構えた刃が迫る“業火”を迎え討つ。
聖: #4D10+15 ダメージ
 Dice 聖: 4d10=(3+5+3+7)=18+15=33
聖: 先に。装甲有効33
劉斗: 加えて途中成長申請。《灼熱の結界》1レベル取得。
劉斗: 白兵+《コンバットシステム/灼熱の結界/ブレインコントロール》侵蝕値+8→107%に
劉斗: #13r7+12
 Dice 劉斗: 13r10=(4,7,6,5,4,6,2,6,6,7,10,5,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(8,8,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(3,4,1)=4+20=24+12=36
劉斗: 「………ッ」熱量に押され、直撃――するも
劉斗: 《不燃体》とUGN戦闘服で合計30点ダメージ減少。
劉斗: 目の前でその焔の大半が弾けた。
聖: 「…ああ。それでも。」立ちますか。流石ですねと呟いた。笑い
劉斗: 「少し、効いた。俺に火傷を負わせた者はそうは居ない」
聖: 「その言葉、お返ししますよ」
聖: 強い意思を宿す瞳で笑った。炎の宴の中で。
劉斗: 焔に照り返されながらも。瞳だけは、熱を吸収するかのように冴え冴えと“相手”を見据えていた。
聖: 「──まだ、やれますよね」 ※34
聖: 当然のように言った
劉斗: 「無論。もうしばらく付き合ってくれ」
劉斗: 事も無げに言い、目で肯定した。
聖: はにかんで、受け入れた。

GM: ──炎の宴に無粋な乱入者が現れる。
GM: 鉄の弾丸。”銃”。
GM: 二人に雨の如く撃たれ。炎の中で蒸発し消える。
聖: 横目で一瞥くれる
GM: 黒の軍用スーツを着込んだ男達。瓦礫に潜み。銃を構える。
劉斗: 視線は連城から逸らさず、意識を僅かに乱入者の方向へと。
聖: 「……」
GM: 連城も鳥越も見た事のある服。
劉斗: 連城を“見る”。
劉斗: 「“どうしたい”」――と。
聖: 目が合う。“頷く”。
聖: 恐らくはそっちと『同じ答え』だろうと。
聖: 「──『魔法』が『魔法』足りえるまで、後3分」
劉斗: 得心して、こちらも“頷いた”。
聖: とんと踵を踏み鳴らす。
劉斗: 「“朔夜”…お前か」
劉斗: 刀を収め、黒服達へと向き合う。
GM/朔夜: 「ええ。時間ですので。迎えに参りました。主任」
GM: 銃を収めず。視線は時計の方に。
劉斗: 「そうだな、そろそろ撤退予定時間だ……が」
劉斗: 「俺はファルスハーツに帰るつもりは無いぞ? この後は直帰予定だ」
GM/朔夜: 「ああ。気づいてしまいましたか」
GM/朔夜: 「我々について来ていただけませんか。主任なら悪いようには致しません」
劉斗: 「“そちら”も幾分かは魅力的だと思う」
聖: 未だ収まらぬ火炎の迎えに。顔を、あの夕日とは違うオレンジで射されながら。
聖: ついと視線を。
劉斗: 「しかし、俺を雇用するのは高いぞ?」灼熱の結界の中で生み出される氷の剣。
GM: 朔夜が手を上げて。闇夜に生まれる無数の銃口。
劉斗: 銃口が目に入っていないかのような、淀みのない声。
劉斗: 「スカウトなら、各務以上の待遇を用意してからだ…ああ、それと」
劉斗: 「俺は“熱い飲み物”が苦手だ。次からは気を付けてくれ」
GM/朔夜: 「了解しました。次がありましたら」
聖: 後2分ですね と ひとりごちた。
GM: 連城の方を見て鳥越と同じ様子かと確認
聖: 気にすることなく。火矢の矛先たる指をそちらへと向けた。
GM/朔夜: 「予定通り計画を進める。──作戦開始」
劉斗: 「長引くか否かは、お前次第」
劉斗: 連城の独り言が耳に入ったのかどうなのか、こちらもひとりごちた。
GM: 暗視スコープの光が闇夜に浮かんだ。
劉斗: 決闘場から戦地へと。
劉斗: 薄く、笑みを浮かべて。柄を握りしめた。

聖: 侵食率115%。HPは2/18へ。そして融解3Lv途中成長しました。
劉斗: 侵蝕率109%、クリンナップで2点ダメージ、HP:18→13

■□Round 2□■

GM: IV申告。
聖: 12
劉斗: 20に。
GM: ”朔夜”は15。軍服達FH構成員はトループとして取り扱い0。 ※35
GM: エンゲージはマイナー接敵距離。場所は支部屋上。時間は11:59。

GM: セットアップ
聖: 無し。
劉斗: 無し。
GM: こちらもなし(《ヴァイタルアップ》は常用にて申告無し)
GM: では鳥越より。
劉斗: 「“戦闘開始”だ」
劉斗: ショットガンを構え、支援射撃という名の自己責任回避射撃(何) ※36
劉斗: 射撃0+ショットガン修正+2+《支援射撃》 侵蝕値+4→113%
劉斗: 対象は2人、目標値:6、このラウンド内全行動に6DB
劉斗: #5r10+2
 Dice 劉斗: 5r10=(10,4,2,3,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(1)=1+10=11+2=13
劉斗: 成功。

GM: IV15で行動。
GM: 朔夜はライフルを構え。撃つ。
GM: #1d2
 Dice GM: 1d2=(1)=1
GM: #11r7+5 [射撃]《炎の加護》→《餓鬼魂の使い/炎の剣/ブレインコントロール》 対象:連城
 Dice GM: 11r10=(1,10,3,1,1,5,5,7,1,10,9)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(8,8,9,7)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(3,6,1,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+30=31+5=36
GM: 36。
聖: 回避。
聖: 陽炎+ブレインコントロール 侵食率119%
聖: #20R7+2
 Dice 聖: 20r10=(2,7,4,8,7,6,4,4,9,5,7,3,9,5,9,9,3,4,5,6)=Critical!!
 Dice 聖: 8r10=(8,6,9,10,2,4,6,9)=Critical!!
 Dice 聖: 4r10=(9,5,5,1)=Critical!!
 Dice 聖: 1r10=(3)=3+30=33+2=35
聖: …
GM: …
聖: …ダメージください☆
劉斗: ドラマティック展開をこんな処で!
GM: #4d10+12[装甲あり/射撃]
 Dice GM: 4d10=(4+4+4+1)=13+12=25
GM: 25点。クリンナップに4点ダメージのレネゲイド暴走弾(餓鬼魂)追加。
聖: 了解。ショックアブソーブ。侵食率126%。以上…。(何)
GM: 企業人は装填し。間合いを取る。

聖: マイナー、エンゲージ離脱。
聖: 炎でばらばらと弾丸を粗方払いながら。
聖: メジャー、アイテム使用。応急処置キット相当。ガきりと。『支部長室』を漁った時に見つけた 薬を飲み下す。
聖: #1D10
 Dice 聖: 1d10=(7)=7
聖: HP9/18へ。行動終了。
GM: 了解。

GM: 軍服姿の執行人(エージェント)達が銃を構え。動く。
GM: 対象選択:#1d2
 Dice GM: 1d2=(1)=1
聖: デスカ!(何) ※37
劉斗: 6D6D(何)
GM: #15R7+2 《シューティングシステム/小さな塵:サブマシンガン掃射》 
 Dice GM: 15r10=(6,5,5,6,7,3,9,3,9,7,4,2,5,1,6)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(6,7,1,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+20=26+2=28
GM: 28。
聖: 「…邪魔だな」
聖: #20R7+2 侵食率130 陽炎にブレコン。
 Dice 聖: 20r10=(4,10,3,9,4,4,4,7,4,1,4,7,1,4,8,7,9,1,8,5)=Critical!!
 Dice 聖: 8r10=(6,5,5,7,10,5,2,7)=Critical!!
 Dice 聖: 3r10=(2,1,2)=2+20=22+2=24
聖: またです(何)
聖: ダメージプリーズ。
GM: #3d10+4[装甲あり/射撃]
 Dice GM: 3d10=(1+4+7)=12+4=16
GM: 16点。
GM: 幼馴染を撃った様に。無慈悲に弾丸は命を刈り取る。
聖: 父親へのロイスタイタス化。消費して蘇生。 ※38
聖: 「──私は、まだ死ねない!」
聖: ─ 強引に炎の輪で振り払う!
聖: 「邪魔だ!」
聖: HPもMAXへ回復。以上。
劉斗: 「気を抜くな」 呼び掛けて、弾丸を装填。
GM: 「これが…──“地獄の業火” か」
GM: 誰が呟いたか。夜に浮かんだ炎を見て。言葉が戦場に響く。
GM: 
GM: −セカンドに移行−
GM: 宣言は?
聖: 宣言します。支援射撃のDBがもったいない(何)
劉斗: 《デュアル・デュエル》宣言。加えて、成長申請。
GM: 了解。詳細を。
劉斗: 《抜き打ち》2Lv、《シューティングシステム》1→2Lv、《達人の業》1Lv、以上。
GM: 了解。行動を。

劉斗: 特に感慨も無く、銃口をかつての部下へと向け。
劉斗: トリガーを引くと同時に、戦闘服に仕込んであるナイフをまとめて指の間に挟んで掴み、投擲。
劉斗: 射撃0+ショットガン修正+2+《シューティングシステム/炎神の怒り/マルチウェポン/炎の剣/ブレインコントロール/抜き打ち/達人の業》
劉斗: 侵蝕値+17→130% 対象は“朔夜” 対象の防御行動に12DP ※39
劉斗: #22r7+2
 Dice 劉斗: 22r10=(6,8,9,8,6,7,5,6,9,4,8,10,8,2,5,8,9,1,4,2,8,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 11r10=(3,2,9,7,1,2,4,9,5,3,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 4r10=(7,1,9,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(8,10,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(2,4)=4+40=44+2=46
劉斗: 46
GM: とっさに銃を捨て耐火スーツにて弾丸とナイフからその身を庇う
GM: #4r7+25 《炎神の怒り/灼熱の結界/ブレインコントロール/歪みの体/自動触手/蒼き悪魔/氷盾》
 Dice GM: 4r10=(6,5,7,7)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,3)=3+10=13+25=38
GM: 無理。ダメージを。
劉斗: #5d10+42
 Dice 劉斗: 5d10=(6+6+2+3+9)=26+42=68
劉斗: 装甲有効68点
劉斗: 弾丸とナイフそのものに込められた熱が、空気との摩擦熱で赤く燃え上がり
劉斗: 着弾と同時に更に爆ぜる。
GM: #13r10+0 [耐性]《不燃体/装甲》 目標値:33。
 Dice GM: 13r10=(1,6,1,8,8,1,1,2,3,5,4,5,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+10=15+0=15
GM: 無理か。33点受領。
劉斗: 無言でリロード。
GM: 爆音が響き。視界が塞がる。
GM: 炎の中よりゆらりと立ち上がる人影。手には長剣。
劉斗: 「この程度では終わらんだろう?」
GM/朔夜: 「ええ。お互い様のようです」

GM: 連城の行動。
聖: ちらりとトループへ視線を。
聖: 先ほどの際に僅かに頭を過ぎった父親の姿。
聖: ああ、今何をしているのだろうかと、ぼんやり思い浮かべながら
聖: 「── 何処で何をしているにしても。“必ず”」
聖: 自分だけではなく。父親も含め、この市に住まう人達の[昨日と同じ今日]を取り返す為に。
聖: 「来たれ“業火”」
聖: #18R7+4 RC+プラズマカノン+ブレインコントロール 侵食率137 対象:トループ
 Dice 聖: 18r10=(3,4,10,9,8,4,3,5,3,6,8,10,3,5,2,5,3,8)=Critical!!
 Dice 聖: 6r10=(7,10,3,1,10,2)=Critical!!
 Dice 聖: 3r10=(8,5,7)=Critical!!
 Dice 聖: 2r10=(5,4)=5+30=35+4=39
聖: 39
GM: #10r10+2[回避]
 Dice GM: 10r10=(5,8,8,4,4,3,10,1,1,5)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+10=16+2=18
GM: 無理。ダメージを。
聖: #4D10+15
 Dice 聖: 4d10=(8+8+7+9)=32+15=47
聖: 装甲有効47点
GM: 20人はいた軍服のエージェントは炎に焼かれて消えた。
聖: 矛先を下げた。以上。
劉斗: ちらりと一瞥をくれる。
劉斗: 思うのは、『相手が悪かったな』――と。

聖: クリンナップダメージ。4点受領。 HP14/18へ。 ※40
劉斗: クリンナップで1点ダメージ、HP:12
GM: クリンナップ。朔夜がダメージ。


■□Round 3□■

GM: セットアップ ※41
劉斗: 無し。
GM: こちらは無し。
聖: 宣言。極大消滅波を3Lvまで取得。
GM: 了解。
聖: 朔夜エンゲージへ《極大消滅波》
聖: 屋上の火の宴を。“舞台”を。
聖: ワーディングと共にひろげる
聖: #2D10+4
 Dice 聖: 2d10=(7+6)=13+4=17
聖: 実ダメージ17点。
聖: 「もうこの宴からは、“逃れられない”」
劉斗: その膨大な熱気に、僅かに顔を背けた。
GM: 陽炎の向こうで。更に炎が弾け。人影がたたらを踏む。
GM: 焼け焦げた眼鏡をフルフェイスごと捨て。相手に立ち向かう。
聖: 「ようこそ、“ダブルクロス”。火の宴。正真正銘の“クライマックス”へ」
聖: #4D10+136
 Dice 聖: 4d10=(9+7+7+10)=33+136=169 ※42
聖: 侵食率は169%へ。以上。

GM: 鳥越の行動に。
GM: 朔夜は長剣を振るい。炎を灯す。炎の宴の参加者として。 ※43
劉斗: 熱で溶け始めた屋上のコンクリートを踏みしめ
劉斗: 焔の中心の最中へ――陽炎へと向けて歩を進めながら、ショットガンを撃ち放つ。
劉斗: ※マイナーでエンゲージ
劉斗: 射撃0+ショットガン修正+2+《支援射撃》 侵蝕値+4→134%
劉斗: 対象は2人、目標値:6、このラウンド内全行動に7DB
劉斗: #5r10+2
 Dice 劉斗: 5r10=(5,2,8,9,3)=9+2=11
劉斗: 成功、以上。

GM/朔夜: 「仕事上の付き合いも少し長かったですが。私の”綽名”を貴方に伝えた事はありません──お見せしましょう」 ※44
GM/朔夜: 「その由来を」
劉斗: 「来い。その“綽名”を、俺に刻んでみろ」
劉斗: ゆるりと、銃を下げ。熱に浮かされた周囲の空気が乱気流を巻く。
GM: 瓦礫で足場の悪い地を滑り。”3条”の炎を纏った剣閃が閃く。
GM: #22r7+3 [白兵]《螺旋撃》→《炎神の怒り/ブレインコントロール/餓鬼魂の使い/貪欲なる拳/吸収/炎の剣/異世界の因子:マルチウェポン》 ※45
 Dice GM: 22r10=(2,2,7,7,5,1,7,9,7,9,7,1,3,1,4,4,5,4,10,7,1,2)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(6,4,5,1,2,9,7,8,2)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(1,5,1)=5+20=25+3=28
GM: 28。CR値+1。
劉斗: 回避+《陽炎/ブレインコントロール》 侵蝕値+6→140%
劉斗: Cr+1、支援7DB修正有。#22r8
 Dice 劉斗: 22r10=(1,3,9,8,3,1,3,2,8,1,1,3,6,8,5,7,2,5,10,8,2,3)=Critical!!
 Dice 劉斗: 6r10=(6,10,8,9,3,3)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(7,10,3)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(7)=7+30=37 ※46
劉斗: 噴き上がる焔は曙光のように、鳥越の姿さえも霞ませ
GM: 炎でぱきりと長剣が音を立てて折れる。
劉斗: 「――惜しいな」
GM/朔夜: 「これが”朔夜”黒瀬新一の綽名──”虚構の夜のラプラス”です。先ほどのお嬢さんの御蔭で刻むまでには至りませんでしたが」
GM: 手元に持った長剣を構える。
聖: 構わずに。時計の時刻を告げる。
聖: “  :  ”、と。
劉斗: 「名は、覚えておこう」
劉斗: 銃を捨て、刀を両手に構える。
GM/朔夜: 「ありがとうございます」
聖: 行動破棄
GM: 了解。炎の渦巻く中。
GM: セカンドに

聖: 様子を見つつ。宣言のみ。
GM: こちらは無し。
劉斗: 《デュアル・デュエル》宣言。
GM: 鳥越より。
劉斗: 「礼には及ばん。せめてもの手向けだ――」
劉斗: 構え、抜き放つ白熱の刃。
劉斗: 白兵+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/ブレインコントロール/抜き打ち/達人の業/デュアル・デュエル》
劉斗: 侵蝕値+17→157% 対象の防御行動に15DP ※47
劉斗: 自己支援7DB有。#22r7
 Dice 劉斗: 22r10=(2,8,1,4,10,9,6,1,1,3,8,10,6,5,4,10,2,9,1,2,9,1)=Critical!!
 Dice 劉斗: 8r10=(1,1,2,6,10,6,4,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(2,8)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+30=32
劉斗: 32。
GM: #1r7+25 《炎神の怒り/灼熱の結界/ブレインコントロール/歪みの体/自動触手/蒼き悪魔/氷盾》
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+20=24+25=49
GM: 受け成功。ダメージを。 ※48
劉斗: 「焔の先は無、無の先は空――“空翼閃”!」
劉斗: 受けられるも、構わず太刀を繰り出す。#4d10+78
 Dice 劉斗: 4d10=(7+4+10+10)=31+78=109
劉斗: 109、装甲値有効。
GM: 長剣で受けつつも度重なる連撃・炎に焼かれ腕を裂かれ。やがては炎に包まれる。
GM: かつての部下であり。ファルスハーツのエージェントでもあった男は何も残さず炎の中に消えた。
劉斗: 刀を鞘に収める。
劉斗: 「…その身が消えても、名は覚えておこう」
劉斗: “朔夜”にロイスを取得。
GM: ロイス取得許可。
劉斗: 戦う者として、死者に敬意を。■遺志/□憐憫で。
聖: 燃え尽きる 客人を目にして すうと息をついて。宣言した。
聖: 時計が、動き始めたと。
聖: 否、魔法が“姿を現した”と。
GM: かたんと。音がして。古時計が12時を指し示す。
劉斗: 「12時、か」
GM: 同時に時計の表面上に膨大な数値と記号が羅列される。
聖: 「12の剣よ。“魔法”は“魔法”らしく、“希望”を齎すがいい。」
聖: それはゆめのように。それはおとぎばなしのように。
聖: 解決してみせるがいいと。魔法の剣を手に入れた、炎は言った。
GM: 焼け焦げた給水塔の上に二つの人影。
GM: 一人は手にナイフを。一人は艶然と笑うのみ。
劉斗: 腕を組んだまま、見上げた。
GM: 「時間だ。鳥越。社長命令にて帰還の達しだ」 ※49
GM: 一人の女が告げる。
劉斗: 「ふむ、俺の時計が熱で狂ってしまっていたようだ」腕時計を見遣り
劉斗: 「了解。直ちに帰還する」
劉斗: 告げて。未だくすぶり続ける炎の中、昇降口へと向かった。
GM: 「ともあれ。宴ご苦労様でしター」狐目の女が連城にも気づき笑って消える
聖: 笑ってひらりと手をふる。
聖: それではまたと。
GM: 続けてもう一人の女も消える。
聖: 「お疲れさま、でした」

GM: 誰もが去り。“地獄の業火”が残された星の下にて。
聖: 「“昨日と同じ今日”はこれにて終わり。さあ帰ろう。“今日と同じ明日”へ」
聖: 星へと呟いた。
GM: 時計より幾分クリアな男の声が聞こえる。 ※50
GM: その時計の傍にぽつんと現れた幾分呆れた顔の黒コート。
GM: 「聞いたかい。”との事だ”。ヨシュア。ヨシュア=ランカスター」
聖: 振り返り。…幾分足場もないが、辛うじてくぐって来た扉へと歩き、
GM: 「今日と同じ明日を。──世界を認識する」
聖: 今日と、明日の間の『夢』は終わり。
GM: 時計より言葉が短く還り。時計は沈黙する。
聖: コートの肩をぽんと叩いて。
聖: 「あーあ。後始末絶対大変だなこれ」
聖: …まぁいいかと僅かに視線を明後日に泳がしながら
GM: 「まったくだ」やれやれと肩を竦め。コートの袖にカードを仕舞う。
聖: 「お前もお疲れ。駆穂。」
聖: さあ帰ろうと。
聖: 居場所にて明日を迎えるために。
聖: 去った
GM: 黒コートは目を瞑り
GM: 小さく肩を竦めて時計を持って
GM: 闇夜に消えた。

GM: がらりと音を立てて1つの建物が土台から崩壊した。 ※51


 自律判定

GM: 自立判定と参りましょう。 ※52
聖: 侵食率は169%。ロイスがー…5個かな。タイタス1つ。ロイス取得。
聖: 対象は[明日]にて。二倍振りいきまーす!
聖: #6D10-169
 Dice 聖: 6d10=(10+9+8+9+5+1)=42-169=-127
聖: #6D10-127 三倍振り。
 Dice 聖: 6d10=(9+9+6+1+2+7)=34-127=-93
劉斗: 危なッ。
聖: あ、二倍振りだっちゅーに。生還おめでとう自分!(何)
GM: 二倍でギリギリですな。お帰りなさい一人(何)
劉斗: ロイス追加取得申請。竜胆 鼎に、□有為/■不信感
GM: 不信感了解。
劉斗: Dロイス1、タイタス使用無し、使用可能ロイス合計6つ。
劉斗: 現侵蝕率は157%。まず二倍振り。
劉斗: #12d10-157
 Dice 劉斗: 12d10=(2+8+10+10+6+2+9+7+7+10+7+6)=84-157=-73
劉斗: 73%で帰還。
聖: 三倍振りにならずにすんだ!
聖: お帰りなさい!
劉斗: 互いにお帰りなさい、日常へ。
GM: お帰りなさいー。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖“烈火の仮面”鳥越 劉斗

GM: ”翌日”
GM: データ収集が終わり。帰還命令が出た事でビジネスとしての仕事は終了しようとしていた。
GM: 検問解除までの数時間の間。計画を無事成功した者の中で後に”濁った物”を残さない作業が行なわれていた。
GM: つまりは今回の計画においての自分達の痕跡である。人質に然り。身元の不鮮明な怪我人に然り。武器武装に然り。
劉斗: 能力的には優秀な部下を連れてきて正解だったと思いつつ
劉斗: 本部に戻っても、やはり淡々と諸作業の指示を行う。
GM: 本部においても問題無く作業は終了し。指示待ちの部下が出払った時
GM: 医務班より鳥越が連れてきた娘をどうしようかの問いが回ってくる。
劉斗: 「“あれ”が残っていたか」
劉斗: 呟いて、少し思案。
劉斗: 「容態は?」
GM/医務: 「後数時間で通常通り歩けるぐらいには。記憶操作も通り一遍等は行なっております」
劉斗: 「ワクチンのデータが取れたならば、こちらには用が無い。然るべき処に返却する」
GM/部下: 「了解いたしました。ではここに連れて参ります」
劉斗: 頷いて。「その他は、総員撤収。娘は拾ってきた俺が責任を持って連れて行こう」
GM: その言にて担架のまま連れてこられる一人の娘。寝息も正常。
劉斗: 連れてきた当初の虫の息が、嘘のように回復している娘を担架から抱え上げ
劉斗: 持ち主に返すため、愛車へと――
聖: 「── 鳥越さん」
聖: その車の前に。待っていた少女が、はたと顔を挙げ。笑った。
劉斗: 「……此処までよく来たな」気づき、歩を止める。
聖: 「大変でした。本当に」
聖: でもまあ、意外と何とかなるものですよねと言って
聖: 「朱音姉、ありがとうございました」
聖: しっかりと頭を下げる。
劉斗: 「各務の力を甘く見るな」
劉斗: ゆっくりと、朱音を下ろす。
劉斗: 「直に目も覚めるだろう。操作も一通りは施してある」
聖: 幼馴染の様子を見て、言葉を聴いて。安堵の頷き。
劉斗: 「バイクに乗っている時に目を覚まされては適わない、と思っていたところだ」
聖: 「…それじゃあ良いタイミングで来たんですね、私。きっと朱音姉なら起きますよ。途中で」
劉斗: 「この娘は…お前にとってそんなに大切な存在なのか?」
劉斗: 連城の心からの安堵に疑問を覚え、つい口にする。
聖: その言葉にきょとんと。
劉斗: 「そこまでして“守るべく”存在なのかと訊いている」
聖: …なんと言おうかと言葉を選ぶように数秒、空白の合間。
聖: ふいに。“まあいいか”と笑って。
聖: 「“大切ですよ”」
聖: 難しい言葉も理屈もつけずに、ただ
聖: 言葉とその瞳にて断言した。
聖: ぺーちぺーちと朱音姉の頬っぺたたたきーの
聖: 「鳥越さんにもいませんか。そんなひと」 ※53
劉斗: 「さあ?」
劉斗: とぼけているのか思い浮かびもしないのか気取らせない無表情さで、あっさりと答える。
聖: 一応否定はしないんですなと突っ込むことはせずに。
GM: うなー、と。朱音は寝ぼけ風味にうっとおしそうに手を払う。
聖: あー流石に今は起きないかと頬っぺたつねるのを残念そうにやめて
聖: 「それじゃあ。私はこれで失礼しますね。…ありがとうございました」本当に、と。もう一度言って。
聖: よっこいせと年寄りぽく抱え
劉斗: 「転ぶなよ」
聖: らじゃと返し
劉斗: 礼には答えずしばらく佇み、その様子を見守る。
聖: 「ああ。そうだ。鳥越さんの探したいものが見つかるように。祈っています」
聖: 笑って、「お疲れ様でした」と去る。とりあえず近くの公園にでもーとかなんとか
聖: 後に残しつつえっちらおっちら背を向け
聖: 彼女のなりの今日の道へと歩いていった。
劉斗: 「…………」
劉斗: やはり無言で、暫し見守るも。
劉斗: 掛けられた部下からの声に踵を返し、本隊の撤収と合流することにした。

GM: 去り行く彼等を 猫をつれた鐘持つ青年は小高い丘より見つめ 
GM: ふぁと欠伸を1つしてその地を後にした



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“地獄の業火”連城 聖

GM: 「という訳でお腹がすきました」
GM: 起き立ての開口一番の台詞。
聖: 「お腹がすきましたか」
GM: だらだらと外れより黒巣市内に向かう最中。
聖: どんとスポーツドリンクのジュース缶を渡しつつ。
GM/朱音: 「ええ。すかれました」
聖: 「どうされますか。お姉様」
GM: ごきゅごきゅごきゅーと飲み干して
聖: 横でぶーらぶーらと。
GM/朱音: 「ぷはーっ。あきちはこの一杯の為に生きてるー…って」
聖: あーそういや自分も昨日から食べ物食べる暇なかったじゃんよーと
聖: はらへりーな具合をうっかり自覚ってしまったため。
GM/朱音: 「何でここにいるんだっけ。答えておくんなませ」ほれほれと珍妙なポーズ。
聖: 「いやなんか、びっくりしたよ私。」
聖: 「いきなり魔王が現れて、朱音姉をさらっていきました。私は『返してほしくば魔王の城に来い』とかいわれたので、魔王の城へと旅立ち。困難の果てに打ち勝ちました。」
聖: 「そんな感じでどうですか」
聖: あー、どうしよか。この辺の美味しい店とか知らないんだけどと歩く
GM/朱音: 「わかりました。その設定で行きます。……って行けますかい」ずびしとちょっぷ
聖: 「贅沢な。さらわれたのが丘の上の王子様じゃないといやとでも」
聖: まあ、適当に記憶処理してくれたらしいしと。いきなり倒れて病院にはこばれてたんだよと棒読みで投げ
GM/朱音: 「王子って南瓜パンツとか似合いそうだしー。…うむ。風邪だな」
聖: 「まあほら。あんまり異常はなかったらしいですし。」
聖: あんまり気にすることないんじゃないですカー。美味しい物でも食べれば忘れますヨーと。ぽてぽて歩いて
聖: 「何食べたい。朱音姉」
GM: 髪の毛にゴミ付いてるよと”昨日”の名残の煤を何気なく手で払う
GM/朱音: 「うぃ。ラーメンだな。3軒梯子」 ※54
GM/朱音: 「拾い食いは不可!」どーん。
聖: そんなんしませんと裏手突っ込み。
聖: 「三件もですカー…お金持つかなー」
聖: ひーふーみーと財布覗きつつ
聖: 「それじゃあまあ、行きましょうかおねーさん」
聖: いつものように、笑って。
GM/朱音: 「んじゃ行かれましょう。ダッシュだ。遅い奴は三本ノックだー」
GM: 幾分意味不明なことを叫びつつ黒巣市の市内に向けて歩き始める
聖: 守るべき日常とか、守った絆とか、まあそんな小難しいことはどうでもいいやと
聖: 暖かい日差しの仲を幼馴染とのんきに歩き始めた
聖: さあ帰ろう。あの市にと。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

GM: 「これにて君の出張は終了だ。ご苦労だったね」
GM: 社長室での報告を終えて。
劉斗: 「久しぶりに手応えのあるプロジェクトでした」
劉斗: ぽつ、と感想を述べて、礼。
GM/各務: 「君以上に適任者が考えられなかった。ビジネスも無事に終了し。言う事はないよ」
GM/各務: 「数人部下が退職したが。彼らについては補填も充分にしよう」
劉斗: 部下という言葉に、肩を竦め。
劉斗: 「社長にとって満足ゆく成果であったならば、何よりです」
GM: ああ。そうだね、と頷いて
GM/各務: 「霧谷も復帰して黒巣市の支部長代理も帰還した。まぁ。元の鞘に収まった……とでも言うべきかな」
GM/各務: 「また出張してもらう事にはなるだろうが。その辺りは宜しく頼む」
劉斗: 「了解しました。この手の出張であれば喜んで」
劉斗: 「また部下が減るやもしれませんがね」
GM: 頷いて
劉斗: 冗談とも取り辛い冗談を交わし。
GM/各務: 「ビジネス競争は内外問わず厳しい物だよ」
GM: これまた冗談とも取りづらい冗談を交わす。
劉斗: 「“ダブルクロス”の割り出しに時間が掛かったのは俺の責任に他なりません」
劉斗: 「その件に関しては、どうぞ、処分なり何なりと」
劉斗: 退出間際に、微かに笑って見せた。
GM/各務: 「私は君とこれからの君に期待している。結果を出してくれればそれでいい」
劉斗: 「では、今後も成果主義ということで――失礼します」
GM: 各務は腕を組んだまま笑って返す。
劉斗: 静かに、扉を閉めた。



Credit……「真冬の夜の夢 −SideB−「B」etrayer」
Start:2005.11.08 22:00〜11.11 01:15

PC1:“地獄の業火”連城 聖/giwaさん
PC2:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/こびと(ログ編集)
GM:久流さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「真冬の夜の夢 −SideB−「B」etrayer」  〜END&Continued