OpeningMiddle-aMiddle-bClimaxEndingAnother ノーコン Ver,01(20060920)
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 Handout
PC:1
【推奨PC】一般人属性
【シナリオロイス】明神 宗彦(みょうじん・むねひこ)
 足元に転がってきた、野球ボール。
 『すみません』と言いながら駆け寄ってくる子供。
 どうやら、キャッチボールをしていた親子の父親が、ボールを投げそこねたようだ。
 平和な休日の、日常の光景。
 しかし、悪意はすぐそばまで近寄っていた―――。
▼Character sheet “烈火の仮面” 鳥越 劉斗


PC:2
【推奨PC】特になし
【シナリオロイス】三隅 園季(みすみ・そのき)
 制服が可愛いと評判のファミレス。
 そこで働く友人と、他愛のない会話。
 最近の事、これからの事―――。
 その端々で、今日の彼女からは溜息が目立った。
 聞いてみると、最近妙に疲れているらしい。
▼Character sheet “ルーク” 北条 亮


PC:3
【推奨PC】イリーガル含むUGN関係者
【シナリオロイス】“Brain&Soul”
 UGNからの依頼。
 先日、捕獲失敗したFHエージェント“Brain&Soul”。
 ただ、隠れ家に残されていた資料から、そいつが黒巣市で何かをやらかそうとしているらしい事が判明。
 既に潜伏している可能性もあり、そいつの捕獲及び陰謀の阻止が今回の依頼の内容だった。
▼Character sheet “暁より来る風”東雲 主


PC:4
【PC制限】UGNエージェントorチルドレン。イリーガル不可
【シナリオロイス】“Nevy Blue”
 UGN日本支部長、霧谷雄吾から直々の依頼が来た。
 元UGNの研究員であり、現在は引退して黒巣市に住んでいる“Nevy Blue”。
 かつての研究の内容から緩やかに監視されていた彼だったが、
 先だってその監視者が何者かに殺害された。
 何が起こっているかは不明だが、しばらく彼の身辺に注意を払って欲しいそうだ。
▼Character sheet “楽園を護る者” 門脇 葵


 自己紹介

劉斗: 「俺を傭兵や殺し屋や何かだと信じ込んでいる輩が多いようだが、違う」
劉斗: 「税金も社会保険料も納めている、ただの研究者だ」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 自ら協力者(イリーガル)となり、好き好んで戦いに身を投じる『好事家』。
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: ポーカーフェイスが誤解を招く元かもしれないが、本人は気にしていない。
劉斗: シンドローム:ノイマン/サラマンダー、Dロイス:起源種所持
劉斗: HP30、イニシアティブ:24〜、基本侵蝕率:30%
劉斗: シナリオロイス:明神宗彦に対しての感情は後ほど。
劉斗: PC間ロイス:“ルーク” 北条 亮に、□誠意/■無関心
劉斗: 「“黒巣市所属のUGチルドレン”…他に必要とするデータは無い」
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

亮: 「初めまして、僕の名前は亮。北条 亮っていいます。」
亮: 「それじゃ、今日もよろしくね!」
亮: チルドレン兼高校生、な割と普通の少年(ぇ
亮: 性格は外向的な方らしい。
亮: シンドロームはノイマン/モルフェウス。HP14、IV13、基本侵食率35%
亮: シナリオロイス→三隅 園季 ■好意/□疎外感
亮: 「大変そうだけど、頑張ってるね。…でも、いいな。そういうの。」
亮: PC間ロイス →東雲 主 ■尊敬/□不信感
亮: 「真面目な人だと思うんだけど…大丈夫かなあ。(何)」
亮: 以上です。どうぞよろしくお願いします〜。

主: 「さて、無茶な所作は願い下げたいものだが……まぁ、言っても無駄だろう」
主: 「民間に迷惑がかかるならば、容赦は無用ということらしい。――解りやすい土地だな、ここは」
主: “暁より来る風” 東雲 主
主: 刑事部所属の刑事。階級は警部補。順当に実績を備えたノンキャリア。
主: 本人は「常識派」を装っているが、周囲の評価は暴走派と言う、見事に自他の認識が逆転しているという典型例。
主: ノンキャリアの割りに、出世株のはずが、一度の過ちで黒巣市警察署に飛ばされる。
主: シンドロームはブラックドッグ/ハヌマーン 基本侵食率:33% HP10 IV12 自覚はないが起源種所持。
主: PC間ロイス:山脇葵さんに■庇護/不安
主: 「あまり気負うのも毒というものだ。少々肩の力を抜くといい」
主: シナリオロイス:“Brain&Soul”に有為/■嫌悪
主: 「語るまでもない。覚悟だけをしておけ」
主: 以上です。宜しくお願いします。

葵: 「つまりは何かな。手をこまねいている内に厄介事になった、と」
葵: 「君は馬鹿か。…さっさと私を呼べ」
葵: “楽園を護る者” 山脇 葵。
葵: 他の街の元UGN支部長こと現在イリーガルのちまい高校生。
葵: 苦労性の直情型気質によりどうでもいい厄介事も彼女の耳に止まる。
葵: その為に今日も彼女は街に出向くのである。
葵: ノイマン/ソラリス。基本侵食率31%。
葵: シナリオロイス:“Nevy Blue” ■連帯感 □隔意
葵: 「引退仲間だな。もう一度生きて会えたなら」
葵: PC間ロイス:“烈火の仮面”鳥越 劉斗 ■有為 □恥辱
葵: 「一応なりにも会社員で歴戦でそれなりにマトモなんじゃないのか。まぁ思い出したくない事もあるがな。こいつとは」 ※1
葵: 以上で。
葵: よろしくお願いします。

GM: それでは、PC1のオープニングから。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:不可

 登場Dice 劉斗: (30+2)32%

GM: 8月。学生は夏休みを謳歌している、そんな日曜日。
GM: いつも人気の少ない公園。今日も、一組の親子がいるだけ。そんな昼間。
GM: ふと、足元に転がってきた、子供用の野球ボール。
GM/子供: 「すいませーん!」
劉斗: コツ。靴に軽く当たった白球。
劉斗: 子供とその向こうにいる父親と思しき人物。そして足元の白球をちらりと一瞥し。
GM: 息を切らせて駆け寄ってくるのは、ボールの持ち主なのだろう、10歳くらいの少年。
劉斗: 「………」
劉斗: しゃがみ込んで拾い上げる。
子供: 「ごめんなさい、ボール取ってくださーい!」
GM: 言いつつ、少年はすでに目の前まで駆け寄って来ていた。
劉斗: そして――くるりと背を向け、投げる。
劉斗: 駆け寄ってくる子供とは“真逆”の方向、茂みへと、綺麗な放物線を描いて飛んでいく物体。 ※2
子供: 「わっと。ひえええっ!?」茂みへ突入。
劉斗: 「冗談だ…おい」
子供: 「ボール! ボール!」ガサガサ。
劉斗: 反対の手にあるボールを見せる。
子供: 「ボール! ボール! …あれ?」
劉斗: 慣れない事をするものでは無いな…小さく呟いて。
劉斗: 「まさか取りに行くとは思わなかったぞ」緩やかなアンダースローで投げる。
子供: 「うわ、すっげぇ、おっちゃん!」 ※3
劉斗: 「“お兄様”と呼べ」
GM: 何かもめてると思い、父親と思しき男性もやって来る。
GM/父親: 「こらこら、何をしてるんだ、健。すいません、取ってもらって」遠かったので、何をしていたかわかってなかった様子。
劉斗: 「大人として当然の事をしたまでで」――礼を言うまでも無いだろうと思うが。
GM/子供→健: 「父ちゃん、このお…兄様、すっげぇんだよ! きっと手品師だよ!」
健: 「ボールをビュンってやったら、パッてなって、ヒョイって! なあなあ、お…兄様、もう一回やってよ!」ボールを差出し。
劉斗: 「キャッチボールに付き合う父親など 今時そう居まい。お前は幸せだ」
劉斗: 戻ってきた子供の頭をぽむと叩き。
劉斗: 「奇術師は同じ観客に同じ技を見せないものだし、そもそも俺はただの会社員だ」
父親: 「コラコラ、健。すいません、息子がご迷惑を」
劉斗: 「――いや」父親の言葉に短く応え。
健: 「エー? テレビでは同じことばっかやってるじゃん! ところで、お…兄様は仕事休み? って言うか、お…兄様って言いにくい。名前なんてーの?」
劉斗: 子供の観察眼に幾ばくか感心し。「劉斗。鳥越劉斗だ。君の名は?」
健: 「ボクは明神 健だよ! 劉斗…じゃあ、りゅー兄だな!」
父親: 「健、今日は日曜日だよ。私だって仕事休みじゃないか。重ね重ね失礼を…」
劉斗: 「今時素直なお子さんですね…それに物怖じしない」子を持つ父親に敬意を表し、敬語を使う。 ※4
GM/親父→宗彦: 「はい。こう育ってもらって、父親としては嬉しいばかりです。…っと、申し遅れました。私は明神 宗彦です」
劉斗: 「健か」
劉斗: 「キャッチボールに付き合う父親など 今時そう居まい。お前は幸せだ」
健: 「おう!」
健: 「ボクも、父ちゃんが大好きだからな!」
劉斗: 「そうか――」
GM: そんな息子の言葉に、困ったような嬉しいような、はにかみを見せる。
宗彦: 「健、そろそろ行こうか。あまり鳥越さんに迷惑をかけるもんじゃないよ」
劉斗: 世間の父子関係はそういうものらしい。改めて己の境遇との差違に苦々しいものを感じつつ。
健: 「…んー、わかった。それじゃあな、りゅー兄!」
劉斗: 「…ああ」小さく手を上げる。
GM: 手を振る健と、丁寧に頭を下げる宗彦。
GM: 二人が公園を出ようとした瞬間―――。
GM: 突き刺すような視線の気配。
GM: しかし、それは一瞬のことで、誰を見たかはわからないまま…。
劉斗: 少し喋りすぎたかも知れん――そう思いながら自らも公園を去ろうとし。
劉斗: 「………」
劉斗: 久し振りの感傷を醒ます詰まらぬ干渉に、多少の苛立ちを覚えて公園を出た。
GM: 日常だった。今迄は。しかし、今からは、或いは―――。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“ルーク” 北条 亮/登場:不可

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 亮: (35+1)36%

GM: 黒巣氏の一角、制服が有名なファミレス『パンナ・コッテリア』。
GM: わりと奔放営業で、従業員が客とお喋りしたりしている店。
GM: そんな店でアルバイトをする友人、三隅 園季を訪ねた。
GM/園季: 「ヤッホー、亮君。こんにちはー…じゃなくって。いらっしゃいませー」
亮: 「こんにちわー。頑張ってるー?」その反応にあはは、と笑って。
園季: 「御注文はお決まりですかー? って、来たばっかりじゃ、まだ無いか。あ、ちなみにあたしは注文不可だよー」アハハー
亮: 「えー、それじゃ何頼んだらいいか迷っちゃうじゃないかあ。」談笑しつつ、とりあえず席に。
園季: 「まあ、ひさしぶりってことで、一品サービスしようか。今度から、ご贔屓にねー」
亮: 「あ、本当?ラッキー。」じゃあねえ、とメニューを見て。まあチョコパフェでも頼んでみたり。
園季: 「…フゥ…亮君、最近どう? 何か面白いことあった?」
亮: 「面白いこと?んー……改めて聞かれると具体的には…。」むん、と悩む仕草。
亮: 「昨日のご飯が美味しかった、とか、バイト先の人が面白かったとかそのくらい?」 ※5
亮: あっけらかん、と。世間話のノリ。彼女の様子に注意は払いつつ。
園季: 「あたしもねー、面白いことはなかなかねー。まあ、目下貯金中で、バイト三昧の夏休みを選んだのはあたしだけどさぁ…ハァ…」
亮: 「貯金かあ。将来の準備とかそういうの?」大変だねえ、と相づちを打つ。
園季: 「一応、将来の夢って奴がね。ところで、亮君は受験今年? 来年? うちの大学は楽だよー」
亮: 「ん、来年かなあ。まだちょっと現実味が無い感じだけどー。」
園季: 「まあ、楽って言っても、あたしは結構勉強したけどねー…ハフゥ…」
亮: 「そっか…。でも、夢があるのは良いことじゃない。」そんな将来に、これから先も現実味などないのだろうなと思いつつ。
園季: 「…フゥ…まぁ、ねぇ。あれもこれもってわけには行かないけど…せめて、あれだけでもなぁ」ハニャン
亮: 「あれ?」首かしげ。
園季: 「…ハァ…ん? どしたの?」
園季: 「ひょっとして、新メニューのアボガドパフェに興味が!? うわー。チャレンジャー!」 ※6
亮: 「ああいや、“あれ”って何なのかなって思って。」
園季: 「どれ?」
亮: 「んーと…。」あんまり聞かない方がいいのかなーとか思ってみる。
園季: 「………亮君。それを聞くには、三つの試練をクリアしなきゃーならんのだよ」クヒヒと笑う
亮: 「み。三つの試練?」びくり(何)
園季: 「一つ、アボガドパフェ完食。二つ、噂のゲーム、ロストエデンのクリア。三つ、好きな人をここで白状する」
亮: 「ちょ。」(何
GM/???: 『園季さーん、注文入ったー?』と奥から。
園季: 「とっと、ゴメン。何か注文お願い…フゥ…」
亮: 「え、あー。うん、じゃあアボガドは遠慮してちょこぱふぇでもおねがいしまーす。」ぴしり、と固まっていた動きをなんとか戻して。
園季: 「うん、じゃアボガドパフェは、あたしの奢りにしておくね…頑張れ、一つ目の試練クリア…ハァ…」
亮: 「…いやちょっと待ってアボガドとかそういうのは…!!」注文を伝えに去っていく園季の後ろ姿に縋るような声を送る。(何)
亮: 「……なんだか、なあ…。」上手くはぐらかされてしまった。今度は自分がため息。
GM: いつも通りの彼女。笑いながら無茶を言うところなど、そのまんま。
GM: ただ、いつもより溜息が多かったのが気になった。



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“暁より来る風”東雲 主/登場:不可

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 主: (33+9)む。42%。

GM: 警察の仕事というものは、なかなかに忙しいもので。
GM: 少し休めると思ったら、すぐに呼び出しの電話がかかってきたりする。
GM: しかし、今回の相手は、上司ではなく、UGN支部長代理、天城 美鈴だった。 ※7
GM/美鈴: 『こんにちは、ちょっとお時間よろしいかしら?』
美鈴: 『少々、こちら側の事件でお願いしたいことがあって、ね』
主: 「――天城さん? お……私にで宜しいのですか?」
主: 直接の電話に、些か驚きの声。
美鈴: 『………(なにやら、やたら深いため息)…ちょっと今、頼める人材が居なくってね…』
主: 「梧桐ではなく?」 ※8
美鈴: 『そっちは、きっぱり断られたわ』
主: つまりとばっちりがこっちに来たかと微かにため息。
美鈴: 『無理強いはしませんが、正直頼める人材に事欠いていまして。…ええ、本当に厄介な事件が起ころうとしているのに』
主: 「……顔を出した方が宜しいですかな? 其方に?」
美鈴: 『いえ、すぐに動いて欲しいから、簡潔に内容だけお伝えします』
主: 「電話で済むことでしょうか?」ならば、と、席を立ち、廊下へと。
美鈴: 『先日、FHエージェント“Brain&Soul”の捕獲作戦があったのだけど』
主: 歩きながら、自販機つきの休憩所へと。
美鈴: 『結局、作戦は失敗。それは、まだいいのだけど…』
主: 「ふむ」
美鈴: 『困ったことに、その作戦を実行したエージェントが、失敗隠しをしてね。重要な報告が今日になって届けられたの』
主: 「――其方のエージェントは馬鹿正直な者が多いと思ってましたがね」 ※9
主: 意外だと言う口調は隠し切れずに。
美鈴: 『うちの支部の者だったら、そんなことは無かったのでしょうけど…』沸々と何かがわくような口調
美鈴: 『…とにかく、“Brain&Soul”の隠れ家に僅かに残されていた資料によると、彼は今度、ここ黒巣市で何か事件を起こそうとしているらしいの』
主: ……最近の人材引き抜き、異動等での連絡不備か。と得心しつつ。
美鈴: 『手掛りは『“No Control”』という言葉だけ。ただ、それが一週間前のこと』
主: 「その未然防止を依頼したい、と?」
美鈴: 『奴はすでに、黒巣に入ってる可能性が高い。だから、その目的の阻止と、できれば対象の捕獲をお願いしたいの』
美鈴: 『お願いできるかしら、東雲さん?』
主: 「確保、ですか。殲滅ではないのですね」
主: まず梧桐に話が行ったならば、極論に行きつく事ともあるだろうと。
美鈴: 『殲滅も、已む無しです。せめて、すぐに報告が来ていれば…』
主: 「……お察しします」
主: 「まぁ、ともかく。お世話になってる其方の事情です。承りましょう」
美鈴: 『ありがとうございます。追加でわかったことがありましたら、すぐに報告します。それと、もしそちらで人員が確保できるようでしたら、私の名前で救援を要請してください』
主: 「宜しくお願いしますよ。では」
主: ぷち。と電話を切り、室へと引き返し。
主: 「天野先輩、早退しますので後は宜しく」どさ。と書き上がった書類だけを机に放り(押し付け) さっさと廊下へ後戻る。
GM: 電話の向こうから、深く重い溜息が聞こえてくるような気がした。



 Opening Phase-04
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:不可

 登場Dice 葵: [登場](31+7)38%

GM: 黒巣氏の一角、制服が有名なファミレス『パンナ・コッテリア』。
GM: わりと奔放営業で、従業員が客とお喋りしたりしている店。
GM: そんな店に、貴方はUGN日本支部長、霧谷 雄吾に呼び出されました。
葵: 背丈に合わない大きなギターケースを空き席に置いて。
GM/霧谷: 「いやいや、この店はなかなか、ユニバーサルの営業の参考になりそうですね」
霧谷: 「門脇さんもいかがですか? ユニバーサルは新人さんをいつでも募集していますよ?」
葵: 「遠慮します」しばし悩んだ末に店員に珈琲を二つ。
葵: 「今回はどんな事ですか。霧谷さん……話を進めましょうよ」こめかみを揉み解しながら。
霧谷: 「と、失礼、そうですね」すかさず真顔になって
葵: 「いえ。どうでもいいですけれどそんな所変わりませんね。霧谷さん」苦笑しつつ。
霧谷: 「これは、UGN外部に漏らせないこと故、特に口が堅いと思われる貴方にお願いすることにしました」
霧谷: 「これからお願いする件に関する全てを、誰にどれだけ話すかは、貴方の判断に一任します」
葵: 「心配せずとも口外しませんよ。ゆにばーさる出店計画なら事は別ですけれどね」目は真顔で幾分、冗談交じりに。
霧谷: 「まず、6年前のことです。我がUGN日本支部にとある研究部がありました。しかし、そこは内部告発で解体されました」資料を差し出しつつ
葵: 運ばれてきた珈琲に味を見ずにクリープを一入れ。スプーンで混ぜながら資料を目で追う。
霧谷: 「その研究部の内部告発者であり、優秀な研究者でもある“Nevy Blue”は、現在この市に在住しています」
葵: もう一つの珈琲は霧谷に。資料を一読。
霧谷: 「彼は現在UGNを抜けていますが、研究内容故緩やかな監視がつけられていました」
霧谷: 「そして、先日のことです。その監視役が、何者かによって殺害されました」
葵: 「──端折りますが。“Nevy Blue”が狙われている、と?」
霧谷: 「誰が、何の為にかは未だ不明です。“Nevy Blue”が狙われたのか、それとも彼が犯人そのものなのか…」
葵: 「いえ。愚問ですか。──さて。どのように対処したら宜しいですか」
霧谷: 「そこで、貴方にお願いがあります。内容は、“Nevy Blue”の監視。同時に彼の近辺で何が起こっているのか、探って欲しいのです」
葵: 「もう一つ。霧谷さん。研究内容については私には教えてもらえるんですか?」
葵: スプーンでカシャカシャと音を立てて珈琲に白と黒を混ぜ合わせる。
霧谷: 「後で資料に目を通してもらえればわかりますが、古代種の研究です。…人体実験を含めた」
葵: 「そうですか。取り合えず研究員の引継ぎと言う事で直接会ってみますよ」
霧谷: 「話を戻しますが、彼の周りで何が起こっているのか。正式な監視者を新たに派遣するまでですが、お願いします」
葵: 「わかりました。出来たら何人か巻き込みますよ?」
葵: ようやく珈琲を口に含む。飲んでから苦そうな面。
霧谷: 「はい。その辺は貴方に一任します」
葵: 「では、霧谷さんはお忙しそうですから私はこれで」
霧谷: 「では、現在彼に関してわかっていることを。本名は『明神宗彦』、現住所は…」資料を出しつつ
葵: 資料を手に取りつつ。もう一つの手はギターケースに。
葵: 「では報告は後日。無茶せず養生してくださいよ?霧谷さん」
葵: 伝票は残したまま席を立つ。
霧谷: 「ええ………しかし、ここはいい店ですねぇ。特に、制服がいい…」また表情を崩して



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/登場:可能

 登場Dice 劉斗: (32+6)38%

GM: あれから数日。
GM: 公園でキャッチボールに興じる明神親子。
GM: 宗彦の方は、いまいち運動が得意でないのか、ボールは大きくそれ、転々と芝の上を転がる。
健: 「うわぁ、父ちゃん、何やってんだよ! すいませーん! ボール取ってくださーい!」
GM: 言いつつ、駆け寄ってくる健。
劉斗: 無言でボールを拾い、今度は普通に健へと放り投げる。
 登場Dice 葵: (38+5)43% ※10
健: 「ありがとう…あ、りゅー兄。こんにちは!」
劉斗: 「今日もここでキャッチボールか」
劉斗: 世間ではクールビスがもてはやされているが、我関せずとばかりに自分は暑苦しいスーツ姿という出で立ち。
健: 「おう! でも、父ちゃん、いつまでたってもキャッチボールがうまくなんないんだよなー」
健: 「りゅー兄、父ちゃん鍛えてくれよ。ボク、そろそろ友達んところに遊びに行くからさ」
劉斗: 「俺がか?」
劉斗: 「…まあいい。熱中症で倒れるなよ」
健: 「おう! りゅー兄、手品師だからボールを十個くらいいっぺんに投げれたりするんだろ!」
GM: そうしていると、話し込んでいる健が気になったのか、宗彦もやって来ました。
葵: 資料記載に基づき。明神宗彦の視認。──少し聞き覚えのある名前とイメージの違和感で少し失笑。
宗彦: 「健、何をやって…ああ、鳥越さん、こんにちは」
劉斗: 「せいぜい5個までだ」軽く返答し、グラブとボールを受け取る。
葵: ベンチに座り。缶ジュースのプルタブを上げる。見学見学。
健: 「父ちゃん、りゅー兄が鍛えてくれるってさ! それじゃあボク、健太の家に行って来る!」
GM: そう言うと、手を振って元気に駆け出して行きました。
宗彦: 「すいません、また健が無茶を言ったようで…」ペコリ
劉斗: 「暑い中、御苦労様です」表情は崩さず父に。そして、駆け出した健に手を上げ見送り。
亮: 出ておいてみよう。
 登場Dice 亮: (36+7)43%
宗彦: 「いえ、構って上げれるかぎりは、構ってた上げたいのですよ、父として」
劉斗: 「成程」
亮: 「……あれ。」子供が走り出てきた公園の入り口。ふと園内に目をやって、珍しい人がいる、と立ち止まる。
葵: 缶ジュースを口に含みつつ。少し思案。
宗彦: 「仕事仕事と言って、寂しい思いさせるわけには行きませんから…とと、失礼。つい愚痴になってしまったようです」
劉斗: 立ち話も何だ。ベンチにでも座ろうと……目を遣り、視線を逸らした(何)
葵: 私に遠慮してんのか。座れよ、とか鳥越に目で語った(何)
GM: そんな様子に気付かず、ベンチに座る宗彦。
葵: 立ち上がりぼんやりしてる北条に手を振る。
劉斗: 「子供は勝手に育つとはいえ、その方向性を決めるのは親だと思います。その思いは無駄な労力ではない」
宗彦: 「とと…いやあ、運動不足ですな。息が上がってしまいました」
葵: 取り合えず待ち合わせしたたんだー、と言う感じで亮を隣のベンチに誘う。
亮: どうも、と頭を下げ…なんとなく関係が見えてこない取り合わせに首をかしげつつ。近寄る。
劉斗: 彼の後に、ベンチへ。
劉斗: 「――技術職か何かで?」
劉斗: 見たことのある二人を視界から完全に消し、ベンチにて明神との会話を続ける。 ※11
宗彦: 「ええ、今は半導体の製造会社に勤めています。昔から、理系以外に取り得がないものでして」
葵: 「こっちは仕事。向こうはおそらくプラベ」苦笑しつつ亮に缶コーヒーと炭酸の二択を迫る(何)
亮: 「…ああ、成る程。」だからシカトされてるのか、と納得しつつ。…幾らか迷ってから缶コーヒーを選択(何
宗彦: 「それなりの給料はいただいていますから、親子二人暮らしていくには…とと、詮無きことを言ってしまうところでした」苦笑
劉斗: 「いえ」母親の事を詮索するのは無粋と思い。
葵: 「ちなみに仕事の方(対象)は”向こうさん”な」鳥越じゃない、と。暗に語り。炭酸はスポーツバッグの中に。
GM: そう話していると、鳥越は以前感じたことのある、刺すような視線が再び。
劉斗: 「金銭面はともかく、あのくらいの年代なら何かと手が掛かる――」言葉が一瞬途切れ。
GM: 以前と同じように、すぐに消えます。宗彦は気付いた様子はありません。
劉斗: 「……大変でしょうが」
GM: そして、宗彦の携帯にメール。
亮: 「…偶然、って言って良いんですかね。」仕舞われる炭酸に何となくほっとしつつ、話している二人にさりげなく視線を。(何
宗彦: 「どうされました? …とと…。………」メールを一瞥して、すぐに削除。
GM: その時の彼の表情は、一瞬だがかなり険しい感じがしました。
劉斗: 「いえ。……迷惑メールですか?」
劉斗: 携帯を一瞥し、何事も無かったかのように言う。
宗彦: 「…ええ、そうでした。では、私はそろそろ夕御飯の買い物がありますので、ここで」極、自然な様子で ※12
葵: 「案外、第三者を挟むと客観的に見れたりするものじゃないかな。釣りなら特に」視線を向けた亮とは反対にスポーツバックからカモフラージュ用に冊子を。
劉斗: 「長居をしました。これを、彼に」グラブとボールを明神に渡す。
宗彦: 「とっと、これはこれは、健が大変失礼をしてしまったようで」ペコリ
劉斗: 「…ああ、それと」
宗彦: 「…何か?」
劉斗: スーツからカードケースを取り出し、名刺を渡す。
劉斗: 「“何か”ありましたら、こちらに」
宗彦: 「…? ハァ、どうも、ご丁寧に」お辞儀を返して受け取る
亮: 「…釣り。ですか…。」少し俯き、貰ったコーヒーを開ける。
劉斗: 「キャッチボールの練習は、また次の機会にでも」
宗彦: 「ハハハ、あまり気にされずに。私も、時間があれば、一人で特訓しますから」
葵: 「…………」さて。
劉斗: 「暑い中、無理はなさらぬように。では私もこれにて」
GM: そう笑うと、もう一度お辞儀をして宗彦は去って行きます。
亮: 「………。」コーヒーを一口。出て行く人間を何気なく目で追う。
葵: 「案外、拙いかもしれないかな。予想では」はー、やれやれ、と頭を抱える。
劉斗: 彼を見送って呟いた。「――さて」
亮: 「…とりあえず、何か手伝うことがあったらお手伝いします。…なので、」コーヒー缶を置いて。
葵: 「そだね」缶ジュースを飲み干した。
亮: 「……このあっつい時にホットを渡すのはやめてください…。」呟いた。(何 ※13
葵: 「安かったのでね」しらじらしく(何)



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“暁より来る風”東雲 主/登場:可能

GM: 登場どうぞ。
主: うを。
 登場Dice 主: (42+3)45%

GM: “Brain&Soul”の情報を調べる東雲。
GM: 情報UGNか裏社会で判定可能です。入る情報は一緒。
GM: 或いは、他に調べたいことがあれば、何か。
主: ではやろうか。どのみち条件は変わらんが。あえて裏社会で。
GM: どうぞ。
主: とりあえず判定してから考える。(ころころ)6。何とも平均値。
GM: ソラリス/エグザイルシンドロームのFHエージェント(【戦闘用人格】他持ち)(3)
GM: 他人を操り使う策を好む。現在は“No Control”なるオーヴァードを使おうとしているらしい(6)
GM: 以上がわかりました。
主: ふむ。“No Control”はOVか。“のーこん”についてサーチは出来ますかね。
GM: それだと情報:UGNですね。
主: いえっさ。まずは挑戦してみる。(ころころ)8と出ました。
GM: 詳細所属等不明のオーヴァード(4)
GM: 以前消滅したUGNの研究部の実験体に、その名が確認されている。現在消息不明(8)
GM: 以上です。
主: 「……UGN側の実験体、ね」ふむ。とため息ついて。
主: その研究員の面子の名前とかも解りませんかな。
GM: と、ここで携帯がなります。相手は美鈴。
主: 「――と」携帯取り出し。ぴ。
美鈴: 『すいません、東雲さん。何かわかりましたか?』
主: 「丁度良かった。少々お伺いしたいことがありまして」
美鈴: 『なんでしょう?』
主: 「“Brain&Soul”の隠れ家にあった情報の“No Control”とは、何でもUGNの研究体だったと言うことでしてな」
主: 「その研究員のメンバーの名前でも一部解れば、と」
美鈴: 『そこまで調べていましたか。実は、こちらからも、その件で電話をしました』
主: 「ああ、そうですか」意外でもなんでもなさげに。当方で調べがつくならば、珍しいことでもないだろうと。
美鈴: 『その研究部に関しては、日本支部の上の方で、情報が規制をかけられているようです』
主: 「――ほぅ?」微かに目を細め。
美鈴: 『ただ、その研究部の所員の一人が、この黒巣市に住んでいるようです』
主: 「なるほどね、身内にも話したくない“何か”ですか……」ふん。と息をつく、気に食わないことだ。
美鈴: 『こちらでわかったことは、その研究部のコードネームが“Nevy Blue”であること。彼に監視がつけられていたらしいこと』
主: 「では其方に当たってみますかな。お名前と連絡先などわかればありがたいのですが」
美鈴: 『そしてもう一つ、こちらは未確認ですが、今彼の監視に、この市の誰かがついているとのことです』
主: “Nevy Blue”ね。と、口中で呟き。
主: 「貴方でもご存じない誰かと言うことですか」
美鈴: 『これ以上は、なかなか…日本支部長らしい男が、『パンナ・コッテリア』でニヤニヤしていたという未確認情報もありますが…』溜息
主: 「………」
美鈴: 『それが見間違いでなければ、この市の誰かが監視についたのは事実と思われます。一応、そちらの方向で現在調査中です』
主: 「……解りました。とりあえず“NevyBlue”と、『パンナ・コッテリア』のキーで、此方も探してみることにしますよ」
美鈴: 『御面倒をおかけします。こちらも、なにかわかり次第、また連絡しますので』
主: 「内よりも外での目の方が、事実が解ることがありましょう」図らずも、何処かで誰かが言った意味と同じ言葉を。
主: 「お互いに、連絡は密に参りましょうかね。――幸い、梧桐の手引きで当方動きやすくて助かりますよ」
主: この場所はOV事件がらみに寛容だという意味を改めてかみ締めつつ、失礼。と携帯を切り。
主: 先ずは、動くか。と、外へと向かう。
美鈴: 『だからと言って内の目が視線を逸らせれば、こちらも楽だったのですが』苦笑
GM: 携帯の向こうから、そんな科白が最後に聞こえた。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“ルーク” 北条 亮/登場:可能

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 亮: (43+6)49%

GM: 宗彦が去り、他に人の気配が無くなった公園。
劉斗: 引き続き。
 登場Dice 劉斗: (38+5)43%
 登場Dice 葵: (43+3)46%
劉斗: 「追わなくていいのか?」今し方その存在に気がついたかのように、素っ気なく二人に言う。
亮: 「…。」いいんですか?と葵を見る。
葵: 「一人で何も出来るとは思ってないよ。鳥越」久しぶり、とついでのように。
葵: 「貴方のおかげで懸念も一つ消えたしね。無闇に追う必要もないんだ」残った炭酸の缶を見せて。飲むかい?と。
劉斗: 振っていそうな缶は受け取らない(何)
亮: 「…僕も今しがた協力関係になったばかりなんで。」どうも、と鳥越に頭を下げる。
劉斗: 「彼は何者かに監視されているように感じたが、お前達では無かったようだ」
葵: 「監視ならもう少しマトモな人材を選ぶよ。私なら」苦笑して。
劉斗: ポケットから煙草を取りだし銜え、ライターで火を着ける。普通の人間のように。
劉斗: 「こちらも確信を得た。UGNとはまた違う者の存在を」
主: 登場。
 登場Dice 主: (45+1)46%
主: 警察署から『パンナ・コッテリア』への道筋。珍しいトリオを見つけたものだと足を止め。
亮: 「監視、ですか……って、あれ。」今更注意を払うように周りを見回して、ふと、またも知り合いの姿を見つける。
主: 「研究者が外回りか、珍しいものだな。……そして青少年と会話と言う様子もな」口中で呟き、笑い。
葵: 「まぁ。そういうな。それも大人の役割だと思うけれどね」鳥越が受け取らないので東雲に炭酸の缶をアンダースローで投げる(何)
主: 軽く手を上げて缶を受け取り。「……ぬるいな」関係ない言葉。
主: そのまま開けずに手にぶら下げて。
劉斗: 「サボりか、公務員」それが挨拶だとばかりに僅かに視線を向け。
主: 「お互い様だ。研究員」さらっと返す。
主: 「何をやっているのか聞いてもいいかな。……取り合わせ的に、“普通の”話ではなのだろうが」
劉斗: 「先程までは普通の会話をしていたが、それを許さない事情が出てきたようだ」他人事のように言い、門脇へ視線を。
葵: 「まぁね」苦笑して。
劉斗: 「ちなみに俺は、明神父子(おやこ)と極一般的な交流を行っていただけだ」細く紫煙を吐く。 ※14
劉斗: 「“こちら絡み”の事情は知らんよ」
亮: 「僕にとっては“任務”の話、になりかけてたんだと思うんですけど。…どういう構図なのか知らないんで。」首をかしげる。
主: 「此方も今は“副業”絡みでね。少々人探しと言うことになるが」ふむ。と、北条の“任務”と言う言葉に反応して。
主: 「門脇君が、そちらのキーと言うことになるのかな?」視線を投げ。
葵: 「“Nevy Blue”……明神 宗彦……それで狙っている人間…」指折り数えつつ
葵: 「行なっていた研究……監視員の殺害トリガーアクト」右手の指を折って。
葵: 「UGNの暗部の話だからね。これは。首突っ込むならそれ相応の話になるんだけれどね」
主: 「“Nevy Blue”? 狙われている?」キーに反応。
劉斗: 「ふむ」
葵: 「そう狙われている。自作自演の可能性は低いかな。今の所」
主: 「ならば、その“Nevy Blue”の研究対象は……」と、ざらっと“Brain&Soul”と“NoControl”の情報を話す。
劉斗: 「――興味深い事象だ。実に」
劉斗: 言葉の内容とは裏腹に、淡々と発し。
亮: 「…なんだか、嫌な部分の話ですね。」あまり感慨はなさそうに。選択権はないのだからと。
葵: 「楽園の中は綺麗事だけでもないんだよ。北条」やっぱり苦笑しつつ。
亮: 「……ええ。それくらいは。」目を背け、表情のない顔で相づちを打つ。
主: 「では門脇君が霧谷氏より依頼された人物と言うことか……」ひとりごち、腕を組み。
GM: さて、キーワードが幾つか揃ったので、情報判定可能です。“Brain&Soul”はUGNか裏社会、“Nevy Blue”はUGNで。
GM: 一度調べ東雲さんは、“Brain&Soul”判定不可ですが。
主: おおう。OKす。
葵: 「まぁ……鳥越。協力するなら私は”後一歩”踏み出す」どうする?とベンチに座ったまま下から見上げる。
劉斗: 「一枚噛むとしようか」 ――ただの気まぐれだが、と付け足し。
劉斗: 煙草を“消し”、ベンチに腰を落ち着ける。
亮: 「…とりあえず、関連があるなら協力して貰う理由にはなりますよね。」ね。と周囲の“大人達”に視線を向ける。取り澄ました子供らしさで。
主: 「協力も何もほぼ此方が巻き込んだようなものだがな、北条君」ちなみに。と、一旦言葉を切り。
葵: 「北条。鳥越は興味なければ『聞くだけ聞いて帰って寝る事』もやりかねんのでな」苦虫を噛み潰したような顔で。
劉斗: 「ああ、そんな事もあったな」さらりと。
主: 「君や門脇君くらいの年齢の少年少女に、取り澄まされたた態度を取られるのはどうにも面映いものだな」
亮: 「……嫌だなあ。そんなこと無いでしょ。」どちらへの返事とも知れず。笑って。
劉斗: 極めて無関心を装う、そんないつも通りの態度で。
葵: 「……………こいつ」ぎりぎり、と歯軋りして(何)
亮: まあ、情報振りましょうかね。(もそ
主: 取り合えず情報はお任せしてもいいでしょうか(社会低いんです!)
葵: ともあれ。“Brain&Soul”と“Nevy Blue”に。
GM: どうぞ。
葵: #7r8+1 《天性のひらめき/コネ》 侵食値:50 (ころころ)“Brain&Soul”<16
葵: #7r8+1 《天性のひらめき/コネ》 侵食値:54 (ころころ)“Nevy Blue”<17
GM: クゥ、高いな…。
GM: “Brain&Soul”
GM: 6まではミドル2と同一。それ以降。
GM: 対象に近付き、少しづつ己の意のままに操ろうとする(12)
GM: 本名不詳。どうやら女性であるらしい(16)
GM: で、“Nevy Blue”
GM: 本名は明神宗彦。現在はUGNと関係ない会社員(4)
GM: 明神家はUGNにも出資している政財界の大家だが、彼は本家とは疎遠(6)
GM: 彼の所属していた研究部消滅の際、当時子供だった実験体を一人連れ出した疑いあり(9)
GM: 以上です。
葵: 「粗方予想通りだな」資料を皆にばら撒きつつ。
劉斗: “No Control”についても追加調査できますか?
GM: いえ、“No Control”では、ミドル2で全てです。
劉斗: 了解。
葵: 「なぁ。鳥越」
劉斗: 「消滅したUGN研究部の実験体……か。何だ?」聞いているのか流しているのか判らない態度を変えぬまま。
劉斗: 次の煙草に伸ばそうとした手を止める。
葵: 「『協力する』と言ったな。ならば話そう。“Nevy Blue”の行なっていた研究内容は古代種について、だ。この場合は人体実験を含む」
葵: 「研究部の消滅の際、彼の人は実験体を一人連れ出した。察しのいいお前なら私の言いたい事はわかるな」
劉斗: “古代種”という単語に僅かに反応を示し。
劉斗: 「ああ」
亮: 「………。」先刻すれ違った子供の顔を思い出す。軽く頭を振って。
葵: 「まぁ。その件は置いておいたとして。今度は東雲さんの方に話が行く訳だ」
主: 「ああ、何かな?」鳥越に向けていた視線を小柄な少女に落とし。
葵: 「“Brain&Soul”は明神の事については知り得ている、と推測出来る。意のままに行動しようとするならね」
主: そうだろうな。と、頷き。
葵: 「親子間のヒビ割れというのは馬鹿にならないと思わないか。ましてや。力ある存在ならね」
主: 「馬鹿にならんし、あってはならんことだと思うね。ましてや、人為的に行われると言うならば論外だ」
葵: 「“Brain&Soul”の狙いはね。“No Control”を本当に”制御不可”にする事だと思う。”真相”をばらすぞ、で話は通るからね」
亮: 「……。…ともあれ、これからどうしましょうか。さっきの人も、もうどっかいっちゃいましたし。」宗彦の出て行った公園の入り口を見やって。
葵: 「でも正直な所。──彼に近づく女性を片っ端から疑うのは人道とか如何こう以前の問題だからね。いい方法ないかな」あー。
劉斗: 金属片の擦れる小さな音を鳴らし、手に中で留めていた煙草に火を着ける。
GM: 公園の入り口を見ると、亮にとって、見知った顔が。
亮: 「…あれ。」なんか最近よく言うなあこれ、と思いつつ。
GM: バイト仲間らしき女性と一緒に帰ってきた園季です。亮に気づくと、駆け寄ってきます。
園季: 「あー、亮君。おひさしぶりー」
園季: 「元気だった? …なんか、珍しい取り合わせだね?」
亮: 「…あは、園季さん。バイトお疲れ様ー。」うって変わって、明るい物腰で。他の三人から離れて話し掛けに。
園季: 「たまには店に顔出しなよー。今なら、もれなく新発売のアボガドパフェを奢ってあげよう」
亮: 「…いやあ、それは遠慮しとく。」あはは、と乾いた笑いを浮かべ。
園季: 「遠慮することないのに。あれって凄いんだよ。亮君も、一度見たら忘れられないインパクトが!」
劉斗: 「行ってもいいぞ」ぼそりと亮に(何)
亮: 「ほ、ほら僕今金欠でさー?」だらだら。(何
亮: 「えーと、あー、そっか。そういえばここ帰り道なんだっけ?」なるべく、詮索されまいと当たり障りのない事を。
葵: 暑そうに手で顔を扇ぐ。見様によっては亮を手で追い払うような仕草(何)
園季: 「んー…秘密。知りたかったら、三つの試練をクリアするのだ」
亮: 「…またそれなのー…?」背中に痛い視線を感じつつ、がっくし、と。
主: 「鳥越、煙草一本貰っていいか」手持ち無沙汰げに声をかける。
劉斗: 無言でケースごと東雲に煙草を手渡す。
園季: 「ちなみに、三つの試練とは………え?」
葵: 「……………しまった」
亮: 「……どしたの?」言葉が途切れた事に首をかしげる。
葵: 手を止め眉を潜める。
園季: 「…『また?』………うん、そうだよね…亮君とは、昼に会ったよね………なんで、ひさしぶりって思ったんだろ…」
主: 手を出そうとして、不審な様子に手を止め。
葵: 「……………失念していた」
バイト仲間: 「園季、どうしたの?」
亮: 「……、大丈夫?園季さん。…疲れてるんじゃない?」
園季: 「………うん、なんか最近、疲れ気味で…」ボーっとした表情で
劉斗: 「………」
GM/バイト仲間: 「ちょっと、大丈夫? ひょっとして、またあれ?」
亮: 「……無理しないで。…良かったら……って、“また”?」
葵: 「東雲さんも言っていたな。“Brain&Soul”の特性について」
主: 「――疑いたくはないが」ぼそり、と。
GM: バイト仲間の女性は、当たり見回すと、声を潜める。
主: 「“戦闘用人格”だろう?」門脇に視線を投げ。
バイト仲間: 「えっと、君は園季の友達だよね、昼に来てた」
亮: 頷く。
劉斗: 「記憶の喪失、混濁、無意識の疲労」東雲と門脇にだけ聞こえるような小声。
バイト仲間: 「園季、最近よく記憶が飛ぶのよ。あたし、シフトが一緒なんだけど、しょっちゅうそれでミスしてるからさ」
葵: 「好戦的な戦闘用、とは限らない」
劉斗: 『火は?』無言でライターを東雲の前に。
亮: 「……そう、なんだ…。」やや青ざめる顔。
主: それには手を振り、手持ちのライターで火をつける。煙草「だけ」は持ってない。
バイト仲間: 「とりあえず、今日はあたしが連れて帰るけど、友達なら時々様子を見に来てあげてね」
葵: 「疑いを向けるには『ありえる選択』だが」
劉斗: ライターをしまい、灰を地面に落とす。
葵: 「疑わしいだけで行動するのは最善手でもない…急きすぎてるか。私は」
亮: 「ああ……うん。」心配げな顔は変わらず。ともかく、自分が行くというのもなんだろうか、と思い、彼女らを見送る。
主: 「人格が多重であれば、好戦的でなくても“戦闘用人格”と見なされる言うことだろう」小さく、周囲だけに届くように。
バイト仲間: 「それじゃ、帰るよ、園季。ほら、つかまって」
園季: 「うん、ありがとう、やよいー…」
GM: と、二人とも去って行きました。
主: 「待機をするものと、能動的になるもの。二拓があっていいと思うよ、門脇君」急ぎすぎか、と言う言葉に返し。
亮: 「……。…ええと、すみません。で、何でしたっけ。」振り返り、戻ってくる。数歩が重い。
葵: 「いや。君の考えている通りだ。北条」
劉斗: 「お前の役割が決まったという事だな」
葵: 「だからと言って私は如何こうするつもりも無い。君の事は君が決めろ」
亮: 「………。」目を伏せる。顔が青い。
主: 「君は、どうしたいと思う?」ただ、訊くだけの言葉。
葵: 「ありがとうございます。では私は再び明神に接触します。今度は直に」
劉斗: 「疑念を払拭するもお前次第だが」火の付いた煙草を手に、腕を組み。亮に。
亮: 「……最善策があるなら、そうするだけです。…。」呟く。声色は変わらない。
主: 半分だけ吸った煙草を携帯灰皿でもみ消し。
主: 「鳥越、君はどうする?」
主: 「その、明神とやらを放っておいていいのか?」
劉斗: 「…明神宗彦、明神健」紫煙を薫らせ。
葵: 「手隙なら来い。鳥越」
葵: 「子供と遊ぶのは大人の役目で戯れだ」
主: 「俺もそれがいいと思う。君は門脇君についてやるといい」
葵: 立ち上がり。ギターケースとスポーツバッグを手に取る。
劉斗: 「手術台の上で殺すか、檻の中で殺すか、あるいは戦場で殺すか。俺にとってはその程度の違いでしか無い。――だが」
劉斗: 「仲睦まじく暮らそうとしている者達を切り裂く。それを無視、乃至、見物するほど出来た人間ではない」
葵: 「案外、言ってみるものだな」
葵: 苦笑して。
劉斗: 手を振り、煙草を焼き尽くし。立ち上がる。
葵: 「案外君も馬鹿だな。鳥越」
葵: 苦笑いと微笑みの入り混じった顔を向けて。公園を後にする。
劉斗: 「面と向かって言われたのは生まれて初めてだ、門脇。傷ついたぞ」冗談のように言う。
主: ぽん。と北条の方を叩き。
亮: 「…。?」顔を上げる。
主: 「聞いての通りだ。君には俺が付き合おう」
亮: 「…はあ。…分かりました。」少しだけ釈然としないような顔で頷いた。
主: 「好きに動くといい。――何も心配せずにな」慰めの言葉はないけれど。
GM: 影は、掴んだ気がした。その影の先が、なんなのかは…。



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:可能

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 葵: (54+4)58%

GM: 明神家を訪ねるでいいのですかな?
葵: うぃ。
GM: では、その道すがら。
GM: 電信柱の影で、携帯を弄る男。本来なら、気にする存在ではなかった。
GM: しかし、
???: 「…の要求は、変わらない。あなたの持つ研究資料を渡してもらおう、“Nevy Blue”」
GM: そんな、言葉が聞こえた。
葵: 「…………」
GM: それだけ伝えると、相手の反応すら待たずに、電話を切る。
???: 「………」
???: 「………?」
葵: 視線を向け。振り返り。
???: 「あれ? ここ、どこだ?」
葵: 《ワーディング》
GM: 《ワーディング》の世界の中で、男は凍りついたように動きを止める。
劉斗: 男が居た電柱の、更に後ろから姿を現す。
 登場Dice 劉斗: (43+4)47%
葵: 無造作に歩を進めて携帯電話を奪い。距離を置いて《ワーディング》を解除。
???: 「…あれ、俺今携帯持ってなかったけ?」不思議そうに
葵: 履歴が残っていれば宛先は明神の個人携帯ではないか、と確認。
葵: なければ後で交番に届ける。
GM: 知らない名前ですね。男の名前です。ちなみに、葵には男の顔に微かに見覚えがあります。
葵: 誰でしょうかー。
GM: 霧谷に呼び出された時に、客の中にいたような気がしました。
葵: 「疑いは高まったな」
劉斗: ただの通行人のような素振りで男の横を通過し、門脇に近づく。
劉斗: 「危うく斬るところだった」小声でさらりと告げ。
葵: 「………………お前」頭を押さえ。
GM: 男は、首を傾げながら去って行きます。
劉斗: 「傀儡か」去っていった男を一瞥し。
葵: 「ああ」
葵: 「研究資料を寄越せ、と来た」
劉斗: 「ふむ」
葵: 「内部告発したぐらいだから突っぱねているんだろうね。彼は」
劉斗: 「ともあれ。明神宗彦との交渉の場に俺が居るとやりにくいだろう。斥候役でも務めるが?」
葵: 「今更なんだが、いい年した大人と差し向かいで交渉するというのもどうかと思うんだがね。私自身」溜息。
葵: 「やるしかないだろう。頼んだ。鳥越」
劉斗: 「UGNの機密に関わる事に深入りはしたくない。外は任された」
葵: 「そういう私も引退組なんだけれどね」はぁーあ。
劉斗: 「使えるモノは敵でも使うような組織だ。気にするな」
葵: 明神宅に向かう。
GM: 明神宅を訪ねると、宗彦が出てきます。健はまだ帰って来ていないようです。
宗彦: 「はい。………どちら様でしょうか?」
宗彦: 「私の記憶違いでないなら、初対面ですよね? うちは明神ですが、家を間違えていませんか?」
葵: 「株式会社ユニバーサルより参りました。門脇 葵と申します」 ※15
宗彦: 「ユニバーサル…」目が細まる。
宗彦: 「…どのようなご用件でしょうか?」
葵: 「商品“Nevy Blue”の事についてご説明に参りました。お時間宜しいでしょうか」
宗彦: 「なるほど…。………場所を変えませんか? そちらの望むところで構いません」
葵: 「明神様よりクレームを頂いた“Brain&Soul”の事についてです。ええ。それでは…何処が宜しいでしょうか」
宗彦: 「お任せします」
葵: 「わかりました。ではご子息には連絡せずとも宜しいでしょうか。もしかしたら長い話になるかも」
宗彦: 「書置きでしておけば大丈夫でしょう。褒められたことではないですが、家を空けることが多い父親なので。…私は、長話をするつもりはありませんし」
GM: では、人気のない公園に移動しました。今の時間帯なら、奥に行けば滅多に人は来ません。
宗彦: 「…それで、UGNが今更なんの用でしょう?」
葵: 「“Brain&Soul”の干渉により“No Control”及び消滅したラボの研究資料の引渡しを貴方が受けているか如何かをまず確認しに来ました」
葵: 「ちなみに”親子関係”については私は賛成派なのでその辺りは警戒はしないで下さい。念の為」
宗彦: 「なるほど。確かに、私は研究資料の引渡しは何度か要求されている。しかし、“No Control”の受け渡し要求は来ていない」
葵: 「研究資料の引渡しをしないのは何故ですか」
宗彦: 「…ふむ、彼はあの子を狙っているのか。だから、私の資料を。ならば、なおの事渡すわけには行かないな」
葵: 「古代種の研究、でしたね」
葵: 至極淡々と。
宗彦: 「あの研究は、古代種を人為的に移植し、その上で自在に操ることが目的だ。そして、前半部分は成功した」
葵: 「後半は」
宗彦: 「あの子は“No Control”と呼ばれた。それが答えですよ」
葵: 「ええ。でも直接答えが聞きたかった」
宗彦: 「古代種の人為的な移植は成功した。人体実験を経て。私には、それが許せなかった」
宗彦: 「そして、その際に被献体が受ける影響も知っている。だからこそ、私はこの研究は抹消すべきと考えた」
宗彦: 「資料を渡す気はない。それがその理由だよ」
葵: 「”息子さん”の身体はもう大丈夫なのですか」
宗彦: 「健がどうかしたのか?」睨むように
宗彦: 「言っておくが、私は研究資料をUGNにも渡す気はない。もし、健に手を出そうというなら、私は例えUGNでも敵に回すことを厭わない」
葵: 「いいえ。私は実験体“No Control”を貴方が明神健として迎え入れたと思っている。だからこそ実験の影響は息子さんに残っているのか、と聞きたい」
葵: 「もし残っているならば。その資料は貴方が持っておくべきだ。もし無いならさっさと焼いて下さい」
宗彦: 「…何を言っている? 健は私の息子だ。あの子は健ではない」 ※16
葵: 「そうですか。失礼」
宗彦: 「ちなみに、研究資料は、全て私の頭の中にある。幸い、私にはそれができたからな」
葵: 「…………まぁ。繰り返し言いますが。資料については『UGNとしても』どうでもいいです。暗部ですからね」
宗彦: 「ふむ。今は信じよう。どちらにせよ、それは私の口から引き出すしかない」
葵: 「二つ質問を」
宗彦: 「何かな?」
葵: 「“Brain&Soul”の目星はありますか。貴方は先ほど彼、と言った。私の調査では『女』です」
宗彦: 「そうだったのか? 私のところに来た電話は全て男だったが…そうか、《人形使い》か」 ※17
葵: 「貴方の今の言葉から『直接面識』は無い。……所属はわかりますか」
宗彦: 「君が『UGNとしても』と言うなら、そうではないのだろう。ならそれ以外では、FHが妥当だろう」
葵: 「妥当か。まぁそうかな…了解」
葵: 「二つ目。言い難い事ですが。健さんが“Brain&Soul”に捕らわれる可能性は考えられますか」
葵: 「貴方がなんらかの防御策を持っていないなら。直接資料提供させるにはそれぐらいしか思いつかない」
宗彦: 「!? 可能性は、ある。今までは、正体を隠しての接触だったが、もし奴がFHの者で、UGNが関わったと知れば…!」顔色を変えて
葵: 「貴方も気づいているかはわかりませんが、監視役が殺害されました。布石、でしょうね」
宗彦: 「監視役か…! そういうこともあるとは思っていたが…!」
GM: そして慌てて駆け出します。その可能性に、今更ながら思い当たったのでしょう。
葵: 「聞いていたかな。鳥越。考えられる可能性を少し広げた」 ※18
劉斗: 「――丁寧な仕事ぶりだ」物陰から姿を現す。
宗彦: 「…鳥越さん」
劉斗: 「失礼。今から41分前、正確には先に貴方と別れてから1分21秒後に事情を知った」
葵: 「私は────真実を知る必要は無い、から」
葵: 「ただ護れればいい」バッグを持って場を譲る。
劉斗: 明神に小さく頭を下げ。
劉斗: 「研究成果は関係ない。ただ…」
劉斗: 「貴方と健を護りたい」
劉斗: 僅かばかりの憧憬を込めて。
宗彦: 「…ありがとうございます」
劉斗: シナリオロイス、明神宗彦に…『“普通”こそ得難いものだ』■憧憬/□隔意
宗彦: 「私に貴方ほどの決意があれば、あの子をそばから離さなかったのでしょうね…」
劉斗: 「俺の決意など、貴方のそれに比べれば紙に等しい」かぶりを振って。
劉斗: 「事情は彼女から聞いたが、“No Control”は現在何処に?」
宗彦: 「あの子は、実験の結果、記憶を混濁させてしまった。私は、そんな彼女を連れて、研究所を出た」
宗彦: 「そして、本家の力を借りて、今は三隅園季として暮らしている…」
劉斗: 「成程」先程公園で出会った少女の名と一致。
劉斗: 「“Brain&Soul”の手法は、対象に近付き、少しづつ己の意のままに操ろうとすること」
劉斗: 「貴方は、見えざる力に気を付けて下さい」
GM: 頷き、後は振り返らずに駆け出す。
葵: 折り畳んでいた携帯を開け。連絡を。
葵: 「──行こう。結局は出来る事をするしかない」
劉斗: 「ああ」



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“ルーク” 北条 亮/登場:可能

 登場Dice 亮: (49+3)52%
主: 出とこう。
 登場Dice 主: (46+1)47%

GM: 園季の家を見に行くでいいのかな? ※19
亮: 同日、なら家に行くしかないですかのう。個人的にはファミレスも気になるですが、居なければ仕方がない。(むん
主: 着く前に葵さんからの連絡を貰っているかどうかで結構違いますが。どうなんでしょう?
GM: 任意でどうぞ。
主: 『葵から連絡を受けた後』でお願いします。
GM: ふむ、了解。とりあえず、携帯にせよ、自宅にせよ、園季に電話で連絡はつきませんでした。
亮: じゃあまあ家に向かうしかないですか。
主: 「――捕まらないのか、彼女?」北条の後ろから声をかける。
GM: 自宅に行くと、鍵が開いていて、灯りもついていますが、人の気配はありませんでした。
亮: 「……メールは送りました。けど、期待は出来ないですよね。」明かりを見上げ。
主: 「………」様子を見、携帯を開く。門脇へと連絡。『園季が失踪した』と。
亮: 「…。」とりあえず、礼儀程度にチャイムを鳴らして、返事がないのを確認してから不法侵入に踏み切ろうかと思いますが。(何
GM: どうぞ。
 登場Dice 葵: [電話登場](58+3)61%
葵: 『ありえない話でもないと思う。現在、健の身柄を確保する為に移動している』と東雲にメール。
主: 『其方は頼む、此方もまた、園季の居場所を何とか確定する』と返し。
主: 「北条君、様子は?」
亮: 「……」こっそりと家に侵入開始。中はどーなってますでしょ。
GM: 中の様子は、玄関から園季の部屋までのルートのみ灯りがついています。中は完全に無人です。
GM: ちなみに、園季の靴も無い。
亮: 「……誘い込まれてる、かな。」無人であることを後ろの主に伝える。
主: 「誘い込まれているのか、手遅れだったのか……」しかめ面をしつつ応え。
主: 何か気になるところは見つかりますかのぅ?
GM: 園季の部屋で目立っているのは、乱れ撒き散らされいる紙。
亮: 「……。」居ないならどうしようもない、が…手がかりくらいは探せるだろうと探索を続行。
GM: おそらくは、日記帳。 ※20
主: 「ただ、靴が無いと言うことは、拉致の可能性は低いな。少なくとも自分から外に出たと言うことだろう」
主: 「その後で……ということはありえるが」
亮: 「…そう、ですね……。」そっと、散らばっている紙を手に取る。
GM: 内容は、取り留めない日々の事。
亮: 気になる内容等ないですかの。
GM: 将来の夢。いつか、自分の喫茶店を持ちたいなど。
GM: 特に頻繁に登場するのが、宗彦の名前。
亮: 「………。」
GM: 『あたしは、あの人が好きみたい。なんでかわからないけど、会いたくてたまらない気持ちになる』
GM: 『ずっと昔から知っているような気がする。なんでだろう』
亮: 軽く頭を振る。
GM: そして、一月ほど前からバイトを始めたことも書いてある。
GM: 『今日からバイト。喫茶店経営試験を溜めるんだー! って、簡単じゃないけど。先輩の弥生さんもいい人だし、きっと頑張れる』
GM: 『最近、記憶が飛んでるような気がする…。失敗が多くて、弥生さんに迷惑かけてばかり。あの人は親切だから、怒らないけど。この間の休みも、買い物に付き合ってもらったし』
亮: 「…何処。何処に。」散らばる日々の欠片を集める。
GM: など、バイトを始めてからは、弥生という名前が上がる傾向が増えています。
GM: そして、おそらく最後。『今日の帰り。あの人のところに行こうと言われた気がする。…行かなくちゃ…』
主: 記述を後ろから覗き見。
亮: 「……。」日記をそっと元に戻して。
主: 「明神、だったか? 鳥越たちが向かったのは。確かそれが宗彦と言う名前の男性だったはずだな?」
亮: 「……そう、ですね。………誰の、何の思惑かは知らないけど…ともかく、向かいましょうか。」神妙な顔で頷く。
主: 「二人が危ないな……」再度携帯に。今度は鳥越へと宗彦の身柄確保を。
亮: 「…嫌だな。本当に。」他に目につく物がなければ、部屋を後にします。
主: 「大事に思っている“娘”に向かわれて、否やを言い切れる“父親”がいるか?」
主: 呟き、北条後から部屋を出る。



 Climax Phase
 ScenePlayer:−−/登場:全員

 登場Dice 劉斗: (47+6)53%
 登場Dice 亮: (52+3)55%
 登場Dice 主: (47+1)48%
 登場Dice 葵: (61+7)68%

GM: 明神家へ向かう道すがら、ばったり出会う人影、二つ。
GM/???: 「あら…間の悪い」
???: 「あそこで霧谷に会ってから、怪しまれない限りで急いだつもりだったけど…やっぱり遅かったかな?」
亮: 「……やっぱり、僕が送って帰るべきだったね、あの時。」
GM: その声に反応したのか、不思議そうな表情で振り向く片割れ。三隅園季―――。
葵: 「終わった事を言っても仕方無いぞ。北条」
亮: 未だ武器を取り出すことはなく、影を睨む。
劉斗: 「こちらとしては好機」少し遅れ、場に。
???: 「本当は、最後の手段で、息子さんを人質にって考えてたんだけどなー」
宗彦: 「…園季君…」
葵: 「…………」
園季: 「―――あー…アハー………宗彦さんだー…」
主: 北条に少々遅れて到着、言葉無く連中の様子を眺め。
園季: 「あたしのものにしちゃうねー。しちゃっていいんだよねー………弥生さん」
GM: その言葉に、満足げに頷く弥生。―――“Brain&Soul”
GM/???→弥生: 「ねえ、UGNの皆さん。私が欲しいのは、データ。それが貰えれば、この際だから、彼女を返してもいいよ? データがあれば、同じの作れるんだしさ」
亮: 「……。“同じの”、か。」小さく呟く。
葵: 「────はぁ」嘆息。
弥生: 「お互い、痛い思いしたくないでしょ? 貴方達に、私を狩る理由なんて、ないと思うけどなー」
劉斗: 「古代種を、か…忌まわしい」 ※21
主: 「――生憎だが、此方は貴様の確保が目的でね。その他の連中はともかく、その言い分を聞く気はない」
弥生: 「ああ、そっかー。そういう人もいたんだ。それじゃあしょうがないか」
亮: 「…あなたには渡さない。また、別の彼女を作って、不幸にしようとするなら、それは許されない。」
弥生: 「それに、ここまで顔見られちゃったしねー。やっぱり、死んでもらうしかないか」
劉斗: 「理由等と云うものはそんなものだ」
葵: 「まったくもってね」
亮: 「………。ええ…敵であれば殺す、それだけですよね。」不機嫌そうに呟いて、武器を手に。
劉斗: 「手加減はできんぞ」亮を見、覚悟を問う。
亮: 「…戻して見せます。…彼女には、夢を持つ権利がある。」甘いですよね、と自嘲して。
弥生: 「しょうがないから、彼女を使うね。データはないけど、あたしなりに制御はしてきたし。“No Control”を、あたしはコントロールする」
主: 「……依頼条件移行する。目の前の獲物を“排除”する。――お前は気に食わんよ、全くもってな」
主: “Brain&Soul”ただ一人を睨めつけて。
弥生: 「こうなった以上、全力で、ね」
GM: そう言って、ソラリスシンドロームの力を解放する。
GM: それを受け、獣魔の如く咆哮を上げた園季。
GM: その腕で、弥生を弾き飛ばす。
弥生: 「!? ―――カフッ! な・に…?」
葵: 「────だから君は馬鹿なんだ。“Brain&Soul”」
劉斗: 宗彦を後ろに。両手を前に伸ばし、灼熱の大気の中から一振りの凍える剣を精製する。
宗彦: 「止められなかった…」うなだれる様に呟く
宗彦: 「彼女をコントロールするために、ソラリスシンドロームは多用された。しかし、それが故に、古代種の力を得た時、彼女にはソラリスシンドロームに対し、抗体を作り上げた」
葵: 「回りくどく迂回道を取っても目的を達せず門番に見付かった。盗人なら逃げるべきだった。そこで」
宗彦: 「暴走という名の。それが故に、“No Control”…」
宗彦: 「…戻す術は、ありません」
葵: 「事実が現実に起こってから考えましょう。それは」
葵: 長いギターケースから身の丈以上もある鎚鉾を取り出し頭上で旋回させる。
GM: そう言ってる間にも、園季は咆哮を上げ続ける。それとともに展開される《ワーディング》
GM: 止まらない咆哮は、世界を震わせる。
GM: では、衝動判定を願います。
劉斗: (ころころ…10)成功して58%に。
劉斗: 剣が闘氣に震える。
劉斗: 使命は二つ。明神宗彦を家族の元へ――そして、そのための障害を排除する。
葵: (ころころ…12)成功。侵食値78。
葵: 「──”楽園は背に。門番は鎚鉾を持ちて外敵を打ち払う”」
葵: とん、と鎚鉾を地に立てる。
亮: (ころころ…7)あっぶ。成功。侵蝕率65%
亮: 「…………。」
主: (ころころ…5)ははは失敗の64%よ畜生!(何)
亮: ちょ、ポリスメン(何
主: まぁ丁度いい(何)
主: 久々の開放感に笑い。――いいじゃないか。悩むことはない。存分に、“使う”がいい。この力を。
弥生: 「見誤りましたねー。“Brain&Soul”の名墜ちです…!」
弥生: 「でも、暴走なら、貴方達さえ倒せば、逃げられる。だから、死んでもらいます…!」
主: 「まだ動けるか。なら、遠慮なく相手になってくれるな、“Brain&Soul”」清々しささえ感じる声で。
GM: では、戦闘開始としましょうか?
劉斗: エンゲージを教えてください。あと、明神は対象に入るのか。
GM: エンゲージは状況鑑みて【(劉斗、葵)(亮、主)】(園季)(弥生)ですね。
GM: 【】はほぼ等距離。()間はマイナーで移動可。攻撃は問題なく届きます。
GM: 行動順は劉斗(24)→園季(14)→亮(13)→主(12)→葵(11)→弥生(8) ※22

■□Round 1□■

GM: では、セットアップ。
劉斗: 無し。
主: なし。
亮: なしで
GM: こちらは両者《ヴァイタルアップ》宣言
葵: 戦術。自分を除く3人に+1D。侵食値は81に。
GM: では、24で劉斗どうぞ。
劉斗: …待機。
GM: では、14で園季
GM: マイナー《ハンティングスタイル》《一角鬼》《完全獣化》、メジャー《ダブルスクラッチ》《究極獣化》《壁歩き》、終了。
GM: では、13の亮どうぞ。
亮: マイナーで折り畳み武器取り出し。
亮: メジャーで<射撃>+《オウガバトル/シューティングシステム/ペネトレイト》
亮: レインフォースも追加で。侵蝕は12上がって77% #9r8+4
 Dice 亮: 9r8+4=21(10(6,4,8,7,5,6,9,1,7)+10(1,9)+1(1))+4= 25
GM: 対象どちらですか?
亮: あー、対象は弥生の方、ですかのう。
GM: おお、さすが戦闘用人格、結構振れる。#14r10
 Dice GM: 14r10=16(10(6,2,2,4,5,2,5,4,6,7,10,6,10,7)+6(3,6))= 16
GM: 命中。ダメージどうぞ。
亮: #3d10+9
 Dice 亮: 3d10+9=20(6,6,8)+9= 29
亮: ぬん。装甲無視で29
GM: まだ倒れない。では、12の主どうぞ。
主: いえっさ。
主: 《早業/バトルビート/ロックオンサイト》→射撃3+《ガンマウント/MAXボルテージ/雷光撃/吼え猛る爪/さらなる波》 侵食率82%へ。
主: 対象はもちろん弥生。 #15r7+3
 Dice 主: 15r7+3=26(10(6,1,2,10,7,1,5,5,3,8,1,9,4,10,9)+10(3,6,4,10,2,9)+6(6,1))+3= 29
GM: #14r10
 Dice GM: 14r10=19(10(6,9,10,10,5,4,2,8,7,9,1,4,2,7)+9(9,8))= 19
GM: まあ、無理。ダメージどうぞ。
主: 抜き打ちに掃射、ダメージ。#3d10+11
 Dice 主: 3d10+11=21(7,10,4)+11= 32
主: 32点装甲無視で。
GM: 死んだ。《アクア・ウィターエ》宣言 #3d10
 Dice GM: 3d10=12(2,4,6)= 12
GM: 12点で復活。
弥生: 「うわぁ、容赦ないねー」
主: 「脆いな」
GM: では、11の葵どうぞ。
葵: マイナーで亮と主のエンゲージに移動しておきますか。
GM: どうぞ。
葵: メジャーで#8r8+5 《狂戦士/アクセル/天性のひらめき》+《ポイズンフォッグ》 目標値:15
 Dice 葵: 8r8+5=37(10(10,9,6,10,3,9,7,4)+10(2,1,7,9)+10(10)+7(7))+5= 42
葵: 対象の次の判定のCR値に−[1]。+[4]D。2nd追加行動可能。 対象は亮と主、自分(入ったら鳥越も)
GM: エンゲージ的に鳥越は入らないですね。
葵: 了解。では上記の3人で。行動終了。
主: ありがたし。
葵: 「────ふぅ」
GM: さて、鳥越の行動無ければ、8で弥生行きます。
劉斗: インタラプト。
GM: どうぞ。
劉斗: マイナー《ホットダッシュ/氷の剣》侵蝕値+4→62%
劉斗: 主と亮の弾丸と矢の行く先を見て、狂獣の元へと駆ける。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎》 侵蝕値+12→74%
劉斗: #14r8+5
 Dice 劉斗: 14r8+5=13(10(2,3,4,4,1,7,10,2,6,7,2,5,1,3)+3(3))+5= 18
劉斗: まだ点火しない、18で。
GM: 《竜鱗》宣言。ダメージどうぞ。 ※23
劉斗: #2d10+17 氷剣と素手のコンビネーションアタック。
 Dice 劉斗: 2d10+17=12(9,3)+17= 29
劉斗: 装甲値有効29点。
GM: カーン。ダメージ無し。
劉斗: 「さすがに硬いな」ある程度予測はしていたが。
GM: では、8で弥生。
GM: マイナー無し。メジャー《生命の海》#5d10
 Dice GM: 5d10=41(10,2,10,10,9)= 41
GM: 41点HPアップ。

GM: セカンドある方ー?
亮: アクセルにて宣言します。
主: アクセルいただいてるので宣言。
劉斗: しておこうか。
GM: こちらは両者宣言。
葵: 権利はあるが放棄。
GM: では、早い順なので、劉斗からどうぞ。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎/デュアル・デュエル》 侵蝕値+15→89%
劉斗: 園季に対し、立て続けの連撃。#16r7+5
 Dice 劉斗: 16r7+5=34(10(8,1,10,1,2,10,1,3,9,7,8,2,9,2,5,10)+10(7,7,2,10,2,9,8,10)+10(2,6,5,6,7,8)+4(4,2))+5= 39
GM: 《竜鱗》宣言
劉斗: ダメージ。#4d10+23
 Dice 劉斗: 4d10+23=25(3,6,10,6)+23= 48
劉斗: 装甲値有効48点 ※24
GM: それは流石に突き抜けるな。
GM: では、園季。
GM: 《狼牙》《鬼の一撃》《獣の殺意》《アドレナリン》 対象、鳥越。
GM: #26r7+5 回避ダイスペナルティ3個
 Dice GM: 26r7+5=46(10(2,3,3,3,10,10,5,8,8,1,7,8,10,9,7,3,3,10,5,9,2,9,7,3,6,1)+10(3,6,9,5,5,6,5,3,8,9,4,6,4)+10(6,4,10)+10(9)+6(6))+5= 51
劉斗: そのまま喰らおう。
GM: #6d10+15
 Dice GM: 6d10+15=12(3,1,1,4,2,1)+15= 27
GM: 27点装甲有効。
劉斗: …え? 3点残る。 ※25
GM: 失礼、3D抜けてました。#3d10
 Dice GM: 3d10=16(9,4,3)= 16
GM: 43点でした。失礼。
劉斗: 《リザレクト》#1d10+89
 Dice 劉斗: 1d10+89=3(3)+89= 92
劉斗: 『――さすがに』
GM: では、亮どうぞ。
亮: あい。では、マイナーでジェネシフト。#1d10+77
 Dice 亮: 1d10+77=4(4)+77= 81
亮: 良い感じに。
亮: メジャーで<射撃>+《オウガバトル/シューティングシステム/ペネトレイト/スプリットアタック/レインフォース》 侵蝕率97%
亮: #17r7+4 対象は両者。
 Dice 亮: 17r7+4=31(10(4,1,2,8,6,3,1,3,10,2,7,9,10,8,6,8,7)+10(10,9,6,9,6,3,10,5)+10(6,2,5,7)+1(1))+4= 35
亮: ぬ。35で
GM: 装甲無視なら、回避挑戦するしかないか…。
GM: 園季。《アドレナリン》《ニンバス》 #30r10
 Dice GM: 30r10=13(10(6,8,5,8,1,4,6,7,10,2,3,5,7,1,3,10,3,5,9,3,8,6,9,5,3,10,7,9,9,8)+3(3,2,2))= 13
GM: 弥生。#14r10
 Dice GM: 14r10=19(10(4,3,4,10,6,7,8,10,6,6,2,8,5,1)+9(7,9))= 19
GM: ダメージどうぞ。
 Dice 亮: 4d10+9=23(3,4,8,8)+9= 32
亮: 弓を取って、弦を引き。射る。
GM: では、主どうぞ。
主: 《早業/バトルビート/ロックオンサイト》→射撃3+《ガンマウント/MAXボルテージ/雷光撃/吼え猛る爪/さらなる波》 侵食率100%へ。
主: 対象はかわらず弥生。Cr−1効果、DB4個込み。#23r6+3
 Dice 主: 23r6+3=31(10(1,6,3,10,4,7,4,10,4,3,7,1,9,8,2,3,8,2,9,6,1,10,5)+10(5,2,10,1,7,2,9,6,4,2,3)+10(5,2,9,3)+1(1))+3= 34
主: うは。34。
GM: 素回避 #14r10
 Dice GM: 14r10=14(10(6,10,4,10,3,8,3,9,8,1,1,3,3,4)+4(4,4))= 14
GM: 命中。ダメージどうぞ。
主: ダメージ。#4d10+16
 Dice 主: 4d10+16=29(2,8,9,10)+16= 45
主: 45点装甲無視。
GM: ああ、死にました。
弥生: 「あれ? ああ、そうだよね。あたしが直接出るようになっちゃ、おしまいだよね…」 ※26
主: 「――“削除”及び任務完了」ふ。と手を振って。
GM: グズグズと崩れ、消えて行く。
葵: 「──だから君は馬鹿だと言った」
葵: マイナー:移動。
葵: #18r6+1 《コンバットシステム/オウガバトル/ポイズンフォッグ》 侵食率:101
 Dice 葵: 18r6+1=41(10(9,7,2,3,3,8,7,5,3,3,1,1,1,5,8,8,3,1)+10(7,4,1,2,3,6)+10(7,2)+10(7)+1(1))+1= 42
葵: 42で斬撃。
GM: 《竜鱗》宣言
葵: #5d10+7
 Dice 葵: 5d10+7=32(4,9,6,9,4)+7= 39
葵: 39点。獣を薙ぎ払う。装甲有効。
GM: 惜しい。ダメージ無し。 ※27

■□Round 2□■

GM: 第二ラウンド、セットアップもこちらないです。
亮: うぃ、なっしん。
劉斗: 無し。
主: んー……やるか。《フルインストール》宣言。DB15個追加で。侵食率103%に。
葵: 戦術。再び3人に+1D。侵食率は104に。
GM: では、24の鳥越どうぞ。
劉斗: 「――聞こえるか? お前を明神宗彦の下へ向かわせてやることはできん」
劉斗: 交渉0+《アドヴァイス/天性のひらめき》 侵蝕値+9→101%
劉斗: 対象は自分。支援込み。#12r7+0
 Dice 劉斗: 12r7+0=25(10(3,5,7,2,10,2,7,3,9,5,8,1)+10(9,10,1,5,5)+5(5,2))+0= 25
劉斗: 成功。次のメジャーアクションCr−1。以上で。
園季: 「GRYUUUUUUUAAAAAAA!!」
GM: で、14の園季
GM: マイナー《毒の刃》、メジャー《鬼の一撃》《獣の力》《獣の殺意》《アドレナリン》《ポイズンフォッグ》
GM: 対象、鳥越&葵 #26r7+5
 Dice GM: 26r7+5=35(10(7,5,1,5,6,4,6,4,2,6,5,4,2,2,10,4,3,3,3,7,9,8,10,4,3,7)+10(7,2,5,10,10,6,7)+10(9,8,1,4)+5(5,2))+5= 40
GM: 回避ペナ3個つきます。
劉斗: 回避せず。
葵: 回避せず。
GM: ダメージいきます。#8d10+20
 Dice GM: 8d10+20=46(8,8,4,3,10,5,3,5)+20= 66
GM: 66点装甲有効。
劉斗: HP0 園季にロイス。□同情/■憐憫。タイタスにして復活。
葵: “Nevy Blue”をタイタス。昇華。復活。
葵: 「────」右肩が少し裂け。
GM: 了解。では、13の亮どうぞ。
亮: マイナー無しの、メジャーで<射撃>+<射撃>+《オウガバトル/シューティングシステム/レインフォース/ペネトレイト》
亮: #17r7+4 園季に
 Dice 亮: 17r7+4=24(10(1,3,6,4,6,10,6,3,1,6,5,2,9,10,3,9,10)+10(9,8,6,2,4)+4(1,4))+4= 28
亮: ぬう。28
GM: 《アドレナリン》《ニンバス》#30r10
 Dice GM: 30r10=19(10(3,4,5,3,3,4,3,2,8,4,2,5,3,2,1,9,9,8,10,3,7,4,1,9,8,4,5,7,4,1)+9(9))= 19
GM: 命中、ダメージどうぞ。
亮: #3d10+11
 Dice 亮: 3d10+11=13(1,7,5)+11= 24
亮: 24点装甲無視
GM: 受領、まだ倒れず。
亮: 「…止める、方法がない、っていうなら……。」悔しげに歯噛みして。
GM: 12のどうぞ。 ※28
主: 《早業/ロックオンサイト/電撃収束》→射撃3+《ガンマウント/MAXボルテージ/雷光撃/さらなる波/吼え猛る爪》 侵食率122%へ。
主: “Brain&Soul”タイタス昇華 Cr−1。支援込み。#29r6+3
 Dice 主: 29r6+3=31(10(5,1,8,3,8,5,4,9,1,1,10,7,2,9,4,4,9,4,5,1,3,1,6,9,6,4,8,2,7)+10(7,3,7,2,6,3,7,2,4,9,2,5)+10(4,7,1,1,3)+1(1))+3= 34
主: ひっく! 34。
GM: 《アドレナリン》《ニンバス》#30r10
 Dice GM: 30r10=21(10(9,1,9,2,10,9,6,7,4,10,4,10,2,6,5,10,2,7,6,1,7,7,7,2,4,1,1,8,3,3)+10(7,8,5,10)+1(1))= 21
GM: 命中。ダメージどうぞ。
主: ダメージ #4d10+28
 Dice 主: 4d10+28=17(5,2,2,8)+28= 45
主: 45点装甲無視。
GM: それは吹っ飛ぶな。《魔獣の証》宣言、30点回復
GM: ズタズタになりつつも、傷口を無理やり塞いで、なおも止まらない。
主: 「しぶといな……」銃撃を受けてもなお立つ相手に感心した風に呟き。
GM: では、11の葵どうぞ。
葵: 「────鳥越──行くぞ!」
葵: #10r7+5 《狂戦士/天性のひらめき/オーバードーズ》 目標値:12
 Dice 葵: 10r7+5=22(10(7,4,9,3,3,8,9,3,3,5)+10(4,2,2,7)+2(2))+5= 27
葵: 対象の次の判定のCR値に−[1]。+[12]D。
葵: ハルバードを地に突き立て。力を増幅させる。
劉斗: 「任された」

GM: セカンドある方ー? こちら宣言。
劉斗: 宣言。
主: 無しで。
亮: 一応宣言しておきます。
葵: なし。ちなみに侵食値116。
GM: では、鳥越からどうぞ。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎/終末の炎/デュアル・デュエル》
劉斗: 侵蝕値+18→119% HP30→1(攻撃力+29) 支援12+1D、Cr−2込み ※29
劉斗: #33r5+5
 Dice 劉斗: 33r5+5=144(10(8,5,8,6,1,2,9,6,1,1,6,9,10,8,4,7,10,2,6,8,10,4,10,5,8,9,6,9,8,2,6,4,9)+10(8,3,2,1,4,6,10,5,6,2,7,1,6,6,5,2,7,4,4,4,5,4,9,10)+10(5,7,3,8,10,5,9,5,1,10,2,4,4)+10(6,9,4,2,5,5,7,4)+10(3,5,8,9,3)+10(7,7,3)+10(9,8)+10(8,9)+10(8,6)+10(7,10)+10(2,10)+10(10)+10(7)+10(6)+4(4))+5= 149
劉斗: 増幅された力を、純粋明確な熱量と攻撃へと転化。
GM: いくらなんでも食らったら飛ぶ! 切り札。《フィジカルエンハンス》《アドレナリン》《ニンバス》#30r8
 Dice GM: 30r8=27(10(1,8,6,7,9,6,4,7,7,8,4,4,10,4,6,1,3,2,9,3,7,9,8,4,2,5,7,7,6,7)+10(10,6,6,7,7,6,9)+7(5,7))= 27
GM: 素とあまり変わらん切り札だな。ダメージどうぞ。
劉斗: #15d10+29+29
 Dice 劉斗: 15d10+29+29=86(9,6,2,1,5,8,8,4,1,6,10,10,6,8,2)+29+29= 144
劉斗: 144点、装甲値有効
GM: それは死亡です、戦闘終了。
劉斗: 「――……」
GM: 静かに、崩れ落ちる。
GM: 最後に、宗彦の方に手を伸ばして。
GM: 届かず、倒れる。
亮: 「……園季、さん…。」無意識のように、そっと呟いて。目を伏せる。
葵: 火の粉を払うように鎚鉾を振り。立てて納める。
劉斗: 体勢を正し、無言でその様子を見つめ。
劉斗: 『これで構わないのか?』と、亮と明神を見る。
亮: 「……。」その視線からは目を背け、そのまま宗彦に視線を流す。
宗彦: 「園季さん。私は、6年前連れ出した貴方を、三隅の家に預け、手放した」
主: 周囲の静寂に一息つき、携帯を。――任務完了だ、と。
宗彦: 「そんなことをせず、家に置けばよかった。或いは、遠くの家に預け、完全に縁を切るべきだった。そうしなかったのは、私の弱さ。だから―――」
宗彦: 「だから、今度は―――」倒れ付した園季の腕に手を伸ばし。




 自律判定

GM: 各自、申告の後お願いします。
亮: 侵蝕率109%、シナリオロイスの園季は一応タイタスで、計4つかな。
亮: そのまま振ってみる(何 #4d10-109
 Dice 亮: 4d10-109=20(9,2,8,1)-109= -89
葵: 現在116。ロイス4のタイタス1。主と亮に取得して合計6。
葵: #6d6-116
 Dice 葵: 6d6-116=24(4,4,2,6,3,5)-116= -92
葵: 92%で帰還。
主: 122%のロイス4、タイタス1、Dロイス1。北条君にロイス ■誠意/隔意で取得の5こ。
主: #5d10-122 帰れなかったらごめん! 素振りでっ!
 Dice 主: 5d10=24(4,5,1,6,8)-122= -98
劉斗: 危ないな。
亮: ギリですな。
劉斗: 119%で終了。Dロイス1、タイタス1、ロイス4。ロイス1つとって5にしても、微妙だな…。
劉斗: 安全牌を。申し訳ないが二倍振りで。#8d10-119
 Dice 劉斗: 8d10-119=44(9,3,10,8,4,1,3,6)-119= -75
劉斗: 75%。
葵: ぎりぎりだったな。鳥越(何
主: 皆さんお帰りなさい。
亮: もかですー
劉斗: おかえり。
GM: 生還、おめでとうございます。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“楽園を護る者” 門脇 葵/登場:不可

GM: ファミレス『パンナ・コッテリア』。
GM: ウェイトレスの姿が二つ減った店で、貴方はまた霧谷に呼び出されました。
霧谷: 「今回の件、お疲れ様でした、ありがとうございます」
葵: 「いいえ。出来る事は殆どありませんでしたから」
葵: ブラックの珈琲を二つ頼む。以前と同じように。
霧谷: 「密かに懸念されていた、“No Control”もいなくなり、“Nevy Blue”の監視もほとんど必要なくなるでしょう」
霧谷: 「彼自身に聞いたところ、この市を出ようと考えているそうですね」
葵: 「そうですかね」
葵: 「この街にいるには思い出が多すぎる…ですか」
霧谷: 「それが、いいものでなければ、なおの事ですね」
葵: 珈琲をカシャカシャ、と音を立てて何も入れないままスプーンでかき混ぜる。
葵: 「結局は逃げても同じとは思いますけれど。時間が解決するとか言いたくないですからね。私は」
葵: 「でもそう判断したならそれでいいと思います。親子で解決できる問題でもありますしね」
葵: 胸の幾分の痛みをこらえて苦笑する。
霧谷: 「ハハハ、手厳しいですね。ところで、この後もう少し時間がありますか?」
霧谷: 「是非とも、御招待したい店がありまして…」
葵: 「次のレストランに案内はやめてくださいね。制服の可愛い所とか」
葵: 頭を抱えて苦笑。こそっと砂糖を二個投擲。
霧谷: 「いえ、レストランではありません。まあ、飲食関係には違いありませんが…」
霧谷: 「それに、『ありまして』と言うより、『できまして』と言う方が正しいですかね」
葵: あー、と何かしら遠い目。
葵: 「何処でしょう。一応聞きますが」
霧谷: 「まあ、無理強いはしませんが…しかし、ここの珈琲は甘い…」
葵: 「そうですか。甘いとは気のせいですね」
霧谷: 「すぐ先ですよ。実は、店の名前は私も知らなかったりしますが」(苦笑)
葵: 「無駄にリサーチはマメですね。霧谷さん」
葵: 「まぁいいですよ。お付き合いしましょう。男一人で入るのも寂しいでしょうから」
霧谷: 「ある実験体は、一旦暴走を始めると、死ぬまで止まらない。そして、暴走が収まると、記憶に大幅な障害ができるそうです」ボソッと
霧谷: 「オーヴァードであったことさえ忘れてしまうそうです」
葵: かき混ぜていたスプーンを止める。
霧谷: 「まあ、独り言ですが。それでは行きましょうか?」
葵: 「番兵はですね。楽園を護る為なら検閲し外敵を排除します」
葵: 「検閲と言うのは記録する事。忘れない事なんですよ」
葵: 「独り言ですけれどね。ああ珈琲の美味しい所がいいですね。次も」
葵: 半分ほど飲み干し。珈琲の香を残したまま席を後にする。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“暁より来る風”東雲 主/登場:不可

GM: 事件は終わり、後始末も進み、全ては無かったことになっていく。
GM: そんな語られることない出来事。その最終報告。
美鈴: 『依頼した身で言うのもなんですが、今回も大変だったようですね』
主: 「何時ものことです。詳細は後ほど封書の方が宜しいですかな」
主: 簡素に、電話で済ませる報告。支部に顔を出すのは好まない自分の悪癖。
美鈴: 『ええ。最終的に書類にまとめなくてはなりませんから』
主: 「なるべく早いうちにお渡しすることにしましょう」
美鈴: 『お願いします。お疲れ様でした』
主: 「それでは」
主: ぴ。と電話を切り、休憩所のベンチから立ち上がる。――煙草は残念ながらまた持ち合わせていない。
GM/同僚A: 「しっののめ〜! な〜に、アンニュイな顔して電話してたのかなぁ?」
GM: いきなり背後からやって来て、肩に手を回す同僚A。
主: 「………」
同僚A: 「女の子? 女の子かな? よし、女の子に決定!」 ※30
主: 「……何を」
同僚A: 「みなさ〜ん、聞いてくださ〜い! このしののめクンは、アンニュイな顔して女の子に電話していました!」
主: 「はしゃいでるんだ、お前は」ドスの効いた声でうなり、ぐるりと身体を反転、逆に押さえ込み。
同僚A: 「これは、履歴チェックをしないといけないと思います、賛成の方は無言での返答を…わぁ、イタイイタイイタイ」
主: 「秋山」
同僚A→秋山: 「男を押し倒すなんて、おまえそんなどっちでもいい奴だったのかよいやまてはなしあおうくびはしまるとしんじゃうから」
主: 「人のプライベート探ってる暇があるなら、係長に頼まれた仕事が溜まってるんじゃないのか? もう手伝ってやらんぞ? ん?」
主: 男を押し倒すと言う言葉に、きりきりとネクタイ締めつつ。
秋山: 「やだなぁ。目がマジな冗談は笑えないよ、こいつぅ♪ ギブギブギブギブ」
主: 「一回マジで落とした方がいいかも知れんなお前。この間講習で習った押さえ込みを実践してみようか」
主: さらに閉めつつ笑い。
秋山: 「…とか言いつつ、携帯ゲット! 新垣さん、パス!」投げ
GM/新垣: 「………」無言で履歴チェック。フッと笑う
主: 「って、こらお前ら……っ!」手を離し。
秋山: 「甘い! あなたのこと、離さないわ!!」
主: 「馬鹿こら離せ! 新垣さん、返してください……!」
主: さらに逆に押さえ込まれる。嗚呼。
新垣: 「………」
新垣: 「(フッ)」
GM: 携帯をポケットにしまう。
主: 「ち……新垣さん」げし。とやっと秋山を踏みつけ、引き剥がし。
GM: 君は日常に帰ってきた。
GM: おめでとう。
GM: シーンを切ります(エエー)



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“ルーク” 北条 亮/登場:不可

GM: レストラン『パンナ・コッテリア』。
GM: 多くの人にとって、ウェイトレスが二人入れ替わっただけ。
亮: 「………。」ぼんやりと、窓の外を見ながらジュースをかき混ぜる。ほとんど氷も溶けてしまった。
GM: でも、君にはたまらない寂寥感がある。
亮: 結局、
亮: 助けられなかったことに変わりはないわけで。
亮: そのくらい、“こっち側”にいれば良くあることなのだけど。
亮: ……やはり、どうしても慣れない。
亮: 「……っ。」腕に、温度差で溜まった水が触れて。漸く意識が戻る。
GM: そうしていると、窓の外、ふと目に留まった。今日新装開店するらしい、小さな喫茶店。
亮: 「……。」おや、と目を向ける。
亮: そういえば、彼女の日記に、あったな。
亮: …いつか、自分の喫茶店を持つんだー
GM: ―――看板を立てる、見覚えあるような背中。
亮: そんな普通の夢を、持っていた。彼女は――
亮: 「……あれ?」また、この言葉。
亮: 身体を乗り出し、その姿を確認しようとする。
GM: ―――振り向いて、汗を拭う仕草。見覚えあるような。
GM: ―――ふと、目が合う。
亮: 「………。」
GM: ―――手を、振られる。
亮: 「……。」一瞬だけ、思考が追いつくまでの間があって。
亮: 泣き笑いのような、そんな顔をして、席を立ち、店から飛び出す。
亮: 沸き上がるのは、多分、嬉しい気持ち。
亮: 信じられないことも沢山ある、聞きたいことも沢山ある。けれど…
亮: まずは、言いたい。
亮: ――『おかえり』と…。



 Ending Phase-04
 ScenePlayer:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/登場:不可

GM: 事件が終わったあと、彼は言った。
GM: 『私は、この市を出て行こうかと考えています』
GM: 『私が中途半端だった故に、こうなってしまったから』
GM: 『最後の罪滅ぼしに、彼女を―――そして、お別れです』

GM: そして、幾日か過ぎ、日曜日の公園。
GM: 今日も、人が少ない。いるのは、キャッチボールをしている一組の親子くらいのもの。
GM: 父親の投げたボールが逸れ、足元に転がって来る。
GM: 子供の、駆け寄って来る気配。
−−: 「まったく、父ちゃん相変わらずノーコンだなぁ」
−−: 「『りゅー兄』、ボール取ってよ」
劉斗: 「……」
劉斗: しゃがみ込んで、それを拾い上げる。
−−: 「今日も暇なの、りゅー兄? じゃあ、今日こそ父ちゃん鍛えてやってよ」
劉斗: 「…俺が暇人のように見えるか」無表情に…しかし微かに憮然と白球に視線を落とし。
−−: 「だって、ここで会うの三回目だよ。ボクが言うのもなんだけど、ここに来る人ってそんなにいないよ?」
−−: 「ほら、行って行って。ボク、見てるからさ」
劉斗: 「明け透けな奴だな、お前は」
劉斗: 呆れたように鼻で笑う。
−−: 「いいじゃん。それに、ボクここ好きだよ。人来ないから、こうやって父ちゃんがノーコンでもキャッチボールできるし」
劉斗: ボールを手に、ゆっくりと父親へと近づく。
GM: 息子が戻って来ないのを気にしていた様子の父親が、軽く会釈をする。
劉斗: 「――まったく」
宗彦: 「おひさしぶりです、鳥越さん。毎度、息子がご迷惑をおかけしているようで」
劉斗: 「家族団欒の場にまたしても俺を引き入れるとは。子供というものは怖いもの知らずだ――そう思いませんか、明神さん」
宗彦: 「まったくです。子供というものは、おそらく私とは見ているものが違うのでしょうね」
劉斗: 「知らないという事は幸いなのかも知れない――」ボールをゆっくりと彼の胸元へと放り投げる。
宗彦: 「私は、この町を出るつもりでしたが、強硬に反対されてしまって…」
宗彦: 「やはり私は、どうしても息子に甘い。それに―――」
宗彦: 「本当は、そうするべきだと、わかっているのかもしれませんね」ボールをキャッチして
劉斗: 「……俺には理解できない」彼に解らぬほど小さく、呟く。
劉斗: 剣と炎は、ただ滅ぼすのみ――育む力は無い。
劉斗: 「万が一、あの“現場”を見たならば、彼の考えも変わるかも知れませんよ」ボールを受けようと、構えを取る。
宗彦: 「そうなった場合でも―――」
宗彦: 「今度は向き合いますよ―――真っ直ぐ」
劉斗: その言葉は、意志は、理解できる。
劉斗: 「頼もしい言葉だ」
GM: 軽く頷き投球フォームに。
GM: 投げられたボールは、
GM: 真っ直ぐに―――
劉斗: 正面に構えた手の中に入った。
劉斗: 「ナイスコントロール」
劉斗: 対話もキャッチボールも同じ。向き合えるならば、それで。
劉斗: 「俺がアドヴァイスするまでも無いようだ」口の端を上げて振り返り、健を見遣る。
健: (笑顔でサムズアップ)
劉斗: 「選手交代だ。矢張り、お前が務めろ」
健: 「何だよー。りゅー兄って、結構体力ない?」
劉斗: 「お前の父親と同じだ。…ではな」
健: 「ま、いいや。行くよ、父ちゃん! 今度も真っ直ぐ投げろよー!」
劉斗: すれ違い、その声を背に。
劉斗: 手を挙げて別れを告げた。
GM: 元気良く声を出して、投げる。白球が、昼の光にきらめいた―――。



Credit……「ノーコン」
Start:2006.08.04 22:00〜08.07 00:00

PC1:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/こびと(ログ編集)
PC2:“ルーク” 北条 亮/比良坂さん
PC3:“暁より来る風”東雲 主/たつきさん
PC4:“楽園を護る者” 門脇 葵/久流さん
GM:Nオレンヂさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「ノーコン」  〜END

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