OpeningMiddle-aMiddle-bClimaxEndingAnother ピリオドゲーム Ver,01(20100315)
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 失ったから取り戻したいってわけじゃない。
 ただ、欲しいだけ。

 飽くなき渇望。求め欲する心の形。

 キミにもあるだろう?
 キミにとって価値あるものは何なのか。

 見つけられたらゲームは終了。
 ――さあ、始めよう。


 ダブルクロス The 3rd Edition
 「ピリオドゲーム」
 ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。



 Handout
PC:1
【シナリオロイス】水瀬 睦海(みなせ・むつみ)
 小春日和の休日。
 待ち合わせ場所に一足先に到着した彼女が、キミを見て大きく手を振った、その瞬間、
 一発の銃声とともに、彼女の胸に緋色の花が咲いた。
 薄く硝煙を吐き出した銃を手に現れた青年が、キミに名を問い、
 「ひとつ、ゲームをしようじゃないか」
 と、笑いながら一つの提案を投げかけた。
▼Character sheet “ウンディーネ” 水守 七波


PC:2
【シナリオロイス】“ファニー・ハウンド”橋場 直行
 悲鳴、そして何発かの銃声が轟いた場所へと、条件反射のように駆けだした。
 その先には、一塊に身を寄せて怯える一般人の集団と、
 少し離れた場所には、血溜まりの中に倒れている橋場の姿があった。
 「もう一発貰っていたら、危ないところでした…」
 彼は手当てを拒み、犯人が向かった先を指し示す。──急ぎ、後を追わなければ。
▼Character sheet “蒼茫たる世界” 神無月 冴


PC:3
【シナリオロイス】“Comma half”
 「お前に仕事をくれてやる」
 スーツを着こなしたキミの上司から、一枚の書類を放られた。
 殺した相手の記憶と能力をコピーするオーヴァードが黒巣市に入り込んだという。
 「捕縛が面倒ならば、倒してからの回収でもいい」
 試作品の銃と弾丸を手渡され、早速ポイントへと向かうこととなった。
▼Character sheet “Trialy Exception type-D” テッド


PC:4
【シナリオロイス】0207黒巣デパート事件
 窓から射し込む小春日和に書類を繰る手を止め、欠伸をかみ殺した時、
 市内デパートでR事件が発生したとの知らせが入った。
 『死者一名、負傷者は無し。犠牲者の名は──』
 簡略すぎる概要と引き続き情報収集を行う旨が告げられ、通信は切れた。
 続いて鳴り響いた電話は、この情報が確かであることを告げるものだった。
▼Character sheet “P.P.P.” 六会 輔


 自己紹介

 七波: 「あたしは水守 七波。フツーの高校生だよ……ホントだってば!」
 七波: 「今回は、一体何が起こるのかな……?」
 七波: 水を『神』として崇める神社の家系に生まれた、『水守神社』の跡継ぎの少女。
 七波: 水を自由自在に操ることを得意とし、歴代の『水神の巫女』の中でも屈指の才能を持つ。
 七波: しかし、跡を継ぐのが嫌で家を飛び出し、現在は黒巣市の親戚の元で暮らしている。
 七波: 進級前に一度生死の境を彷徨い、それ以来レネゲイドが変質している。
 七波: シンドローム:エンジェルハィロゥ/オルクス Dロイス《奇妙な隣人》《亜純血》
 七波: HP:24/IN:10/初期侵蝕率:33%
 七波: シナリオロイス:水瀬 睦海 OP後提示 ※1
 七波: PC間ロイス:"蒼茫なる世界"神無月 冴 ■信頼/憐憫
 七波: 「とてもいい先生だと思うよ、いっつも大変そうだけど、ね」
 七波: 以上です、よろしくお願いします。

 冴: (右向いてもオルクス)
 冴: (左向いてもオルクス) ※2
 冴: (…………)
 冴: 「これが伝説のおばろど祭り、ですか……」(何
 冴: “蒼茫たる世界” 神無月 冴
 冴: 教師とイリーガルの二束草鞋を器用にこなす青年。
 冴: 穏やかな性格だが、裏を返せば気弱な人。
 冴: 白兵主体のオールラウンダーである筈だが、日常でその運動能力が発揮される事は殆ど無い様子。
 冴: 閉ざされた記憶の奥底より干渉するは変容を為すための力、流動する氷を操る。
 冴: ちなみにエージェントじゃありません。 よく間違えられるけどエージェントじゃないからってば!(何
 冴: (大切だから二度(ry
 冴: SR:オルクス/サラマンダー/ブラムストーカー
 冴: HP:34/行動値:6/侵食:34%  Dロイス:業師
 冴: シナリオロイスは後ほど提示。
 冴: PC間ロイス:テッドさんに■信頼/□脅威
 冴: 「え、UGN辞められたのですか!?それで今は――……そうですか、鳥越さんの……」(かくふる
 冴: 以上にて、宜しくお願いいたします。

 テッド: 「…ん、お仕事?」
 テッド: 「コード、“Trialy Exception type-D”、テッド。出頭しましたあ」
 テッド: 「どこだっておんなじだよ。やることはね」
 テッド: どこかの組織に所属していた暗殺者。
 テッド: 薬物による強化を施されていたため、今も定期的に薬を服用しないと生活できない。
 テッド: とある事件を切っ掛けにUGNに世話になっていたが、なんらかの取引があって各務に鞍替えした。
 テッド: 終始ぼーっとした顔で、無気力な言動が多い。
 テッド: シンドロームはノイマン/オルクス。HP28、IV10、基本侵食率33%
 テッド: シナリオロイス→“Comma half” ■好奇心/□厭気
 テッド: PC間ロイス →“P.P.P.” 六会 輔 ■尊敬/□隔意
 テッド: 以上です。どうぞよろしくお願いします〜。

 輔: 「六会と申します。本日も宜しくお願いいたします」
 輔: 「──……久しぶりに穏やかに一日を過ごせるかと思えば」
 輔: 「よりによって一番最悪なパターンでの懸案発生ですか……」
 輔: 六会 輔。ごく一般的な、捕らえ所の無い印象をかもし出す、気弱な青年。
 輔: 一応UGNエージェントとして所属しているが、その風体はあくまでも「しがないサラリーマン」。
 輔: 最近支部内での事務や資料整理、取りまとめ等の裏方作業に終始していたためか
 輔: すっかりと戦いの勘が抜けてしまった様子。
 輔: にもかかわらず、コードネームが目下の悩みなところは結局変わらずのまま。
 輔: シンドローム:オルクスピュア 支援特化。HP 24 IV 8 基本侵蝕率 29%
 輔: PC間ロイス・水守七波さんに ■庇護/不安
 輔: 「イリーガルとしてお世話になっております」
 輔: 「一般の方を巻き込むのは心苦しいですが、ただ、無理だけはしないでくださいね」
 輔: シナリオロイス・0207黒巣デパート事件には後ほど。
 輔: 以上です。宜しくお願いします。

 GM: 途中成長はエフェクトのみ可能です。能力値、技能の上昇はこれ以降、このシナリオでは不可とします。
 GM: 今回の試みとして、シーンを小刻みに切っていこうと考えています。
 GM: 注意点は以上です。それでは最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
 七波: よろしくお願いします。
 輔: 了解しました。宜しくお願いします。
 テッド: よろしくお願いしますー
 冴: 宜しくお願いいたします。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波/登場:不可

 GM: 登場を。
  登場Dice 七波 1d10=(3)=3+33=36
 七波: 36%

 睦海: 「じゃあ〜、今度の日曜日の11時に、大時計の下で」
 GM: おっとりとしていて、独特のペースの持ち主の水瀬睦海は
 GM: 名前が似ていることもあってか、クラスの中でもなんとなく親しい友人の一人である。
 GM: そんな彼女と買い物に行く約束を交わして、当日。
 睦海: 「七波ちゃ〜ん」
 GM: 一足先に着いた彼女が大時計の下で、ぴょんぴょん跳ねながら大きく手を振った。
 七波: 「もう、あんまりそんな手を振らないでよ、恥ずかしい…」
 七波: 苦笑しつつも慣れているので、あまり嫌な様子ではない。
 睦海: 「えへへ〜」
 GM: 特に意に介した様子もなく、七波の所へ向かおうと足を踏み出した。
 GM: パン。
 GM: 軽い音が響き、木霊する。
 GM: 彼女の胸に、先ほどは無かったはずの赤い花が咲いた。
 七波: 「それで、……今日、は────」
 七波: いつものように会話をしようとして…その言葉が、固まる。
 GM: ざわめき始めた群衆の中央で、彼女は胸に手を当て驚きの表情を浮かべながら、
 GM: ゆっくりと倒れ――
 GM: その腕を、彼女の背後にいる誰かが掴んだ。
 七波: 「ちょっと…むつ、み……!?」
 七波: 蒼い顔で駆け寄ろうとする。
 ??: 「見たことがあるもんだから、つい、撃っちゃったよ」
 GM: 睦海の腕を掴んで悪びれなく言いのけた青年の、もう片方の手には、薄く硝煙を吐いた銃。
 七波: 「ちょっと……何してんのさ!!」
 GM: その銃口を、今度は彼女の頭に押し当てる。
 男: 「君は、彼女の知り合いかい? なんて名前?」
 GM: 大学生くらいの年齢に見えたが、その表情はそれより僅かに幼く、同年代くらいに見えないこともない。
 七波: 「あたしの友達よ…睦海を放しなさい…!」怒りの表情のままに《ワーディング》を展開。
 男: 「友達? ふぅん──」
 GM: 広がる結界に男は一瞬、驚いて。まじまじと七波の顔を見つめる。
 男: 「オーヴァードか。へえ、面白い」
 男: 「……じゃあ友達繋がりで、ひとつ、ゲームをしようじゃないか」
 七波: 「こっちは面白くもなんともないわ……ゲーム?」水球をいくつも周囲に滞空させつつ。
 GM: 力を失った睦海を抱えるように抱き寄せて、朗らかに笑う。
 男: 「これから先、幾つかのゲームをする。クリアできたらこの子を解放するよ。でも」
 男: 「ゲームに負ける度に、彼女を殺す」
 七波: 「何を言ってるの……そのゲームにあたしが乗る理由があるとでも…ここで実力行使してもいいのよ?」
 男: 「ここで? いいのかい?」
 GM: 目の動きで周囲を指し示す。雑踏には、大勢の一般人がいる。
 七波: 「ぐ……」
 七波: ギリ、と歯を食いしばる。
 七波: 「いいわ……のってあげる!」
 七波: 手をギリギリと握り締めたまま言う。
 男: 「そうこなくちゃ」
 GM: 愉しそうに、そして嬉しそうに。青年は笑みで返した。
 七波: シナリオロイスは■友情/悔悟にて取得します。
 GM: 了解。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/登場:不可

 GM: 登場を。
  登場Dice 冴 1d10=(10)=10+34=44
 冴: なん、だと……(何
 GM: 漲ってきたぜー(何)

 橋場: 「神無月さん、こんにちは。奇遇ですね」
 GM: 休日のデパートの人混みの中、
 GM: ぽんと肩を叩かれて振り返れば、親しみのある笑みを浮かべた知人の橋場だった。
 冴: 「おや、橋場さん。 お久しぶりです……今日は非番ですか?」 ※3
 冴: 軽く頭を下げ、此方も笑顔で返答を。
 橋場: 「ええ。昨日まで忙しくて……貴方もどなたかのお付き合いですか?」
 冴: 「ああ、いえ。自分の私用ですよ。」
 橋場: 「そうですか。今の時期はほんと、混んでいて大変ですよね〜」
 冴: 「……ですねぇ。まぁ、仕方無い事でしょうけども。」
 冴: もう少し空いててくれれば楽なんだけどもねーと世間話交えつつ。
 GM: バレンタインデーを控えた一週間前の休日。
 GM: 大勢の人波に揉まれて青色吐息な様子の彼は、
 GM: 家族の買い物に付き合っていたものの、ギブアップして休憩室へ逃げ込むところだと笑った。
 橋場: 「お互いお疲れさまです。では、僕はこれにて。良い休日を」
 冴: 「ええ、其方こそ。 ……家に帰ったらまたゆっくりと休まれて下さいね。」
 冴: 大変そうだな、と苦笑も漏らしつつ。 へこりと頭を下げて自分の目的の買い物を済ませようと。
 GM: ──そして、小さく手を振って別れたのが数分前。
 GM: そこへ、微かなワーディングと悲鳴、そして何発かの銃声が轟いた。
 冴: 聞き覚えのある――何時の間にか慣れてもしまったその乾いた音と、良く知る感覚に気がつけば顔を上げ。
 冴: 自分が気付く前に足はその方向へと動き出していた。
 GM: 条件反射のようにそちらの方向へと駆けている間にも、さらに銃声。
 GM: そして駆けた先、
 GM: そこには、一塊に身を寄せて怯える子供達とその親達と、
 GM: 少し離れた場所には、血溜まりの中に倒れている橋場の姿があった。
 冴: 「――橋場さん!?」
 橋場: 「……っ」
 冴: まさか、と。 思わず大声を上げ、慌てて彼の元に駆け寄って。
 GM: 呻きながらも、なんとか身を起こそうとするも叶わず。それでも、近寄ろうとする冴を制止する。
 橋場: 「……近付かないで。帯電します」
 GM: 伏したまま、彼は声を振り絞る。
 冴: 「た、帯電……!? い、いやそれよりも橋場さんも動かないで、今救急車を!」
 橋場: 「……愉快犯で、オーヴァードを探してます。ブラックドッグピュア……弾は、補充しなければ、あと一発…」
 GM: 急くように喋る最中にも、血は流れ続けている。
 冴: もう誰かが電話しているかもしれないが、関係無い。 携帯を出して番号を押そうとした――ところで、止める。
 橋場: 「──はは。もう、一発ほど、貰っていたら…手遅れだったんでしょうが……」
 GM: 笑みを作りあげ、犯人の去った先を指し示す。
 冴: 「……お話は分かりました。 そこで少しの間だけ、待っていて下さい。」
 橋場: 「お願い、します………」目を閉じたまま、橋場は小さく頷いた。
 冴: 「貴方の憂い、取り除きに行ってきます。」
 冴: 最早人々の目を気にする事も無く、自分の全速力で示されたその先へと走り去る。
 冴: シナリオロイスの橋場さんに■尽力/□悔悟で。 必ず直ぐに戻るから、どうかそれまで……!


  伝えられた──だから、“間に合った”。
  後は、任せてしまおう。僕は、僕の判断に悔いはない。 ※4



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“P.P.P.” 六会 輔/登場:不可

 GM: 登場を。
  登場Dice 輔 1d10=(1)=1+29=30
 輔: 30%で。
 GM: 熱くなれよ!(何)
 冴: ちょっと交換しましょうよ!(何
 輔: えー(何)

 GM: 窓から射し込む小春日和に書類を繰る手を止め、不意に漏れそうになる欠伸をかみ殺す。
 GM: そんな時に、市内デパートでR事件が発生したとの知らせが入った。
 GM: 『──死者1名、負傷者は無し。被害者の名前は、橋場直行。黒巣署の警部です』
 GM: 簡略すぎる概要と、引き続き情報収集を行うとの旨を告げられ、通信が切れた。
 輔: 「…………は? 今、何と──」仰いましたか?と続けようとした矢先、一方的に切れた電話。
 GM: 続いて、支部の電話が鳴った。
 GM: “A.G.”梧桐 亜樹。黒巣署のドS副署長として有名な女傑からの電話だった。 ※5
 輔: 「死亡者に橋場さん……まさか……っとと!?」呟き、受話器を瞬間に鳴った電話に必要以上に驚いて。
 輔: 「お、お待たせいたしました。此方ホテル・Elysion……あ、れ、梧桐さんですか」
 梧桐: 『六会か? 先刻、デパートで起きた射殺事件について、黒巣署から要請する』
 GM: 彼女は社交辞令も無く、単刀直入に用件を告げにかかる。
 輔: 思わず表の名乗りで対応してしまったことに焦りつつ。「──橋場さんの件でしょうか、それは」
 梧桐: 『──そうだ』
 梧桐: 『最初の被害者の身柄は此方で預かる。そして、被害の拡大を許すな。以上だ』
 輔: 「事実なのですか」 ※6
 輔: 死亡者。その該当者に橋場直行の名前が挙がったこと。それとは直接聞かずとも通じるだろう。
 梧桐: 『虚偽を言う暇など警察には無い。真実だからこそ、この件を伝えている」
 輔: 「……そうですか」小さく、声は落ちて。
 GM: 警察でも初期調査中ではあるが、現時点で知り得た情報を電話口で告げられる。
 梧桐: 『死因は失血性、及び、感電によるショック死』
 輔: 感電。とそれを鸚鵡返し。
 GM: 《ワーディング》の影響で、現場で得られた証言には曖昧さがあるが…と付け足しつつ。
 GM: 事なきを得た目撃者達からの情報を推測すると、
 GM: デパートのフードコートで銃を持った青年が子供を人質にとり、
 GM: その子供と周辺の一般人の身代わりになった橋場が、銃撃を浴びたらしい。
 輔: 「状況からすれば、普通の銃撃にしてみれば、感電というのはおかしな話ですね」
 輔: 「──つまり、“此方側”の話ということですか」
 梧桐: 『犯人は逃走中だ。この件に関しては、此方で片を付けたいものだが──そうも言えまい』
 輔: 「了解いたしました。黒巣警察からの要請で、本懸案のUGN窓口は私、六会が担当いたします」
 輔: 「連絡は梧桐さんへでよろしいのですね?」
 梧桐: 『そうなる。私が出られない時には、東雲に連絡して頂きたい』
 輔: 「了解いたしました」
 輔: 対応は事務的に。それは事に対する動揺を落ち着かせるための無意識の儀式として。
 輔: 「それでは、失礼いたします」慰めの言葉はこの方には鼻で笑われるだけだろうと判断。
 輔: ただそれだけを告げ、見えないだろう姿勢で深々と誰にもいない空間に目を閉じ、一礼して受話器を置いた。
 輔: シナリオロイス・0207黒巣デパート事件に ■尽力/憤懣 にて。以上で。


   「非番といえど、職務を途中で放棄しながら笑って逝くとは何事だ」
   “彼”の上司は電話を切り、
   もう一言、誰にも聞こえぬよう小さく呟き、虚空へと敬礼した。



 Opening Phase-04
 ScenePlayer:“Trialy Exception type-D” テッド/登場:不可

 GM: 登場を
  登場Dice テッド 1d10=(3)=3+33=36
 GM: 順調にやる気がないようで安心した(何)
 テッド: (にょふーん)

 GM: にょふーん。
 GM: 各務所属となっても、やることはあまり変わらない。
 テッド: 「おなかすいたー」
 GM: 「出社」したものの、特に何をするでもなく、 ※7
 GM: 食事やおやつの代わりに、掛けられる声があった。
 テッド: 一応と宛がわれた、殺風景なデスクに足を上げて椅子をキコキコいわす。
 鳥越: 「お前に仕事をくれてやる」
 テッド: 「おやつのほうがいい」 ※8
 GM: テッドが腰掛けている椅子の脚を蹴り飛ばされた。
 テッド: 「ねーねサンドウィッチとk おふっ」
 テッド: がしゃーん、と音を立てて椅子ごと仰向けに倒れた(何
 鳥越: 「そんな座り方では転ぶだろう?」
 GM: 労るように声のトーンを緩めながら屈み込み、書類の束でテッドの顔をはたく。
 テッド: 「鳥さん足癖悪い!」むくれて抗議する。だだっこ風(何)
 鳥越: 「仕事をこなせばおやつをやろう」
 テッド: 「ほんと? すぐ終わる?」あいたた、と背中さすりつつ起きあがり。
 鳥越: 「お前次第だな」
 テッド: 「えーめんどくさいのやだー」
 GM: 何事も無かった風に、今までのやり取りを流して。改めて紙片を渡した。
 テッド: じゃあ受け取る。
 鳥越: 「捕縛が面倒ならば、倒してからの回収でもいい」
 GM: では書類を見てくれたまえ。
 テッド: うぃ。
 GM: テッドにも理解できるように、資料は簡略に纏められている。
 GM: 『殺した相手の記憶と能力をコピーするオーヴァードが黒巣市に入り込んだから、回収しろ』 ※9
 テッド: わかりやすい。たいへん良い(何)
 輔: 解り易すぎ(何)
 七波: 本当に簡潔ですね(何
 鳥越: 「──内容は以上だ。質問は?」スーツを着こなしたキミの上司が、冷然とテッドを見下ろしながら言う。
 テッド: 「能力をコピーするオーヴァード? 誰コイツ」手がかりないんすか先生、と手を挙げよう。
 鳥越: 「“Comma half”という。“製造元”では半人前(0.5)として遺棄されたチルドレンだそうだ」
 テッド: 「“出来損ない”?」
 鳥越: 「その出来損ないが力を渇望しているらしい」否定もなく、淡々と返答した。
 テッド: 「ふーん」興味なさげに頭を掻き。
 鳥越: 「情報も大して存在しない。が、必要であるならば詳しく調べてもいい」
 テッド: 「ってことは、どっかで暴れたのかな」よいせと立ち上がる。
 テッド: 「はーい。誰かに聞いてみるよ。知ってそうな人に」
 鳥越: 「黒巣に入る前に、数体のジャームを倒して力を手に入れたそうだ」
 テッド: 「げぇ」露骨に嫌な顔。
 GM: そう言いながら、鳥越は部屋の隅にある大きめのアタッシュケースを2つ指し示す。
 鳥越: 「せっかくだから、試作品のテストをして貰おう。社員としてな」
 テッド: アタッシュケースを見やり。
 GM: あとで、好きなモノを調達する時にボーナスをあげよう(何)
 テッド: わーい(何)
 鳥越: 「用件は以上。速やかに出向しろ」
 GM: 話は以上だと背を向けた。
 テッド: 「おやつ、ちゃんと用意しといてよね」つまんない、という顔をして。
 テッド: アタッシュケースを確認したら、部屋を出る。



 Middle Phase-01 「ルール説明」
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波/登場:不可

  登場Dice 七波 1d10=(8)=8+36=44
 七波: 44%

 男: 「ピリオドゲーム。終止符を打つまで続く、狂ったゲームだ」
 GM: 首から提げていたゴーグルをかけながら、気取った口調で青年は宣言した。
 男: 「ゲームのルールは、そうだなぁ………とりあえずは、ミニゲームを4つクリアしてもらおう」
 七波: 「はあ!?」
 男: 「俺が今から内容を考える。それを4つ。そして、ゲームのルールを思いついたから伝えておく」
 七波: 「ふざけないでよ……で、何さ?」今にも攻撃したくなる衝動を必死に抑える。
 男: 「まず、《ワーディング》は俺が認めない限り使用不可」
 男: 「ミニゲームに時間がかかりすぎた場合は、負け」
 男: 「ああそうだ、『友達』の力を借りてミニゲームに挑んでもいいよ」
 七波: 「随分余裕じゃない…」ギリギリ
 男: 「一人じゃ意味が薄いんでね」
 七波: 『ほらほらななみん、くーるだうんくーるだうん』いつの間にか頭の上に20cm程の人間が現れてぽふぽふと。
 七波: 「……で?」
 男: 「『友達』はオーヴァード3人まで認める。その都度、宣言してくれ」
 男: 「俺とアンタ以外に同席していい『友達』は1人だけ」
 男: 「俺が居ない時にアンタと同席していい『友達』は3人まで。友達以外と会話したらアウト」
 GM: 要は、シーン登場して良いPCの人数制限だと思ってください。
 七波: 「………りょーかい」
 男: 「ルールを破った場合やミニゲームに負ける度、彼女を殺して《抱擁》で生き返らせる」
 男: 「彼女がジャーム化したらゲームオーバーってワケだな」
 七波: 「ぐ……」怒りを必死に噛み殺す。
 男: 「んで、アンタの勝利条件は二つ」
 GM: 指二本を立てて。
 七波: 『ねえねえ、わたしは一人になるのー?』頭の上の人間(?)が質問を投げかける。
 GM: その『奇妙な隣人』って他のオーヴァードにも見えるんですか? ※10
 七波: アライブの三郎は見えてたのでてっきり見えてるかと思ってましたが(何
 GM: 了解、じゃあ見えるってことでw
 七波: よろしくっす(何
 男: 「ヘンなものが憑いてるんだな。まあ、ソイツがしゃべくってるだけならノーカウントでいいよ」
 七波: 『どもっす』しゅびっと手をあげる。
 GM: そして立てた二本のうちの一本を曲げる。
 男: 「一つ。アンタが彼女を殺したらゲームクリア」
 七波: 「はあ!?」
 男: 「はっは。驚いてくれて何よりだ。──あるいはもう一つ」笑いながら指を曲げて。
 男: 「俺が考えた『ゲームクリアフラグ』を見つけて、それを達成できたらゲームクリア。彼女は返す」
 七波: 「…自分で探せと?」
 男: 「そう」笑って肯定した。
 GM: 「ゲーム」とは言うが、ぶっちゃけ、厳密なルールは存在しないに等しい。
 GM: ゲームは常に彼にとって都合の良いものとなっており、 ※11
 GM: 彼の解釈で幾らでも敗北にしたり、ルール違反にすることができる。
 七波: 「そっちが一方的に決められるなら、どう考えたってこっちが不利じゃないかしら?」『だねー』
 男: 「そうだよ。これはただの『譲歩』だ」
 男: 「このまま黙って連れ帰らないってのは、大いなる譲歩じゃないかな?」
 七波: 『それでもこっちが不利だよー』ぶーぶー
 男: 「まあ──」鋭い何かで自らの腕を裂き、流れた赤いものを彼女に垂らす。
 男: 「取り敢えず、嘘は言ってない事を信用してもらおうかな」
 七波: 「どこを、どう信用しろっていうのよ…!」
 GM: 赤い液体が染み込むと同時に、血の気を失った彼女の頬に生気が戻る。
 男: 「……ジャーム化の兆候は無し、か。良かったね」
 七波: 「自分でやっておいてよく言うわね…!」
 男: 「でも、幸運はあと何回続くかな?」
 男: 「俺の仲間入りさせないように頑張ってくれ。じゃあ、まず一つめのミニゲームだ」



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/登場:七波

 GM: 七波も一緒に登場してください。前シーンの続きとなります。
 冴: (よいこらせー(ごろろ
  登場Dice 冴 1d10=(2)=2+44=46
 冴: 落ちついた!
  登場Dice 七波 1d10=(2)=2+44=46
 七波: 同じ!(何

 GM: 冴は犯人を追ってデパートを出て、外の《ワーディング》に気がついた。
 GM: 時計台の下。待ち合わせなどでよく使われる其処に、ワーディングの中で動く二人の姿を目に留めた。
 冴: 向こうか、とスピードは緩めずに。 ――その先、見覚えのある顔と無い顔が一つずつ。
 GM: 誰かを抱えている青年。その青年と向かい合っている少女には見覚えがある。
 冴: 「――その人から離れて下さい、七波さんっ!」息が切れ切れになりながらも、叫ぶ。
 七波: 「……か、神無月先生!?」
 男: 「……一つめのミニゲームは“射的”かな」
 GM: 此方に向かってくる冴を指し示し、七波に銃を放る。
 男: 「“彼”に命中したらクリア。簡単でしょ?」 ※12
 冴: おいこら(何
 GM: 何かな(何)
 七波: 「な……!?」慌ててキャッチしつつ
 GM: 冴先生をハンティングチャーンス(何)
 冴: 当たってもプレゼントはしないよ!(何
 七波: 「そんな、先生を撃てっていうの…!?」
 男: 「“先生”に命中したらクリアだね」復唱する。
 七波: 「……………この、外道…!」チラリと睦海を見、銃を構える。
 GM: 冴は50mほど先から此方に向かってくる。
 冴: 声は聞こえた様子……だが、動きも何もない。 不審に思いながらも、走りは止めない。
 GM: 睦海は、ぐったりしたまま青年に抱えられている。
 GM: 銃口が冴に向けられている。その持ち主は青年ではなく、生徒の──水守七波。
 七波: 「………ごめんなさい…!」銃口を絞り…引き金を引く。
 GM: カチッ。 ※13
 GM: 弾は発射されない。
 男: 「――ハハハハハハッ。素人サンだね! 弾が無いって気づかなかった?」
 男: 「ついさっき最後のを撃っちゃったんだよ」
 七波: 「な……!?」
 男: 「正直で実によろしいね。今回はテストってことで、サービスにしとくよ」
 GM: 冴てんてー、10m付近まで到着していいよ。
 冴: 微妙な距離だな・・・。
 七波: 「ふざけないでよ…こんなの素人に分かるわけ無いじゃない…!」
 冴: 七波さんが何かを此方に向けて――……銃? しかし、そこからは何も出なく。
 冴: 状況が分からないまま、どんどんと距離を縮めて行き。
 GM: 水守七波ともう一人、水瀬睦海が知らない青年に抱えられている。見るまでもなく険悪な雰囲気だ。
 GM: そして青年の手に、武器は無い。 ※14
 七波: 「先生……何でここに…?」
 冴: 「……そこに居る男性を追って、此処まで。」 足を緩めれば、一気に息が上がる。 荒く吐きつつも。
 冴: 「――先ほどまで、デパートに居た方で宜しい、ですよね? ……少々、付き合って貰いたいものですが。」
 男: 「“先生”って、アンタの“友達”でいいんだよね?」七波に尋ねつつ、にやにやと笑う。 ※15
 七波: 「友達…とは違う気がする…まぁ信頼は、してるけどね…」
 冴: 男性の方に向き直り。其方へとまた近づこうと足を一歩。
 男: 「“友達”じゃないのかな?」
 七波: 「いや、待って、そう、友達よ友達!」危険を感じ慌てて言い直す。
 男: 「だったらいいんだ。──で。アンタは橋場とかいう刑事さんの連れ?」
 冴: 「……何故それを。」動きが止まった。睨むように相手を見て。
 男: 「それには付き合えないけど、カノジョの友達だったら、俺のゲームに付き合ってくれないかな」
 冴: 「何を意味が分からない事を……残念ですが、そのような時間も余裕も無いのですよ。」
 冴: 個人的な都合で悪いですがね、と続けながらも更に一歩。
 男: 「素手だから何も出来ない…なんて思っているわけないよな?」
 GM: 左腕からせり出したブレードを、睦海の首筋に当てる。
 冴: 流石にその光景を見たら動きを止める。
 七波: 「睦海に手を出すなっ!」
 男: 「そうしたいのは山々なんだけど、“友達”がルール守ってくれないならしょうがないよな」
 男: 「──で、だ。ゲームの二つめ。物資を調達してきてよ。拳銃とUGNボディーアーマーと医療用トランク」 ※16
 男: 「んで、俺達を探して持ってきて」
 GM: 購入判定の目標値は拳銃(調達10)とUGNボディーアーマー(12)と医療用トランク(20)ね。
 男: 「三つめは………待っている間に考えとくよ」
 GM: じり……一歩、後退する。
 男: 「アンタと友達の動きは観察させてもらうよ。ルールだからな」
 七波: 「お願い先生…手は、出さないで…・…睦海が…!」苦い顔をする。
 冴: 「……一体、何がどうなっているんですか……。」
 冴: 睦海さんが人質に取られている、と言う事実は何となくわかった、が。
 冴: ……ともあれ、顔を顰めながらも後退し始める男を見送る姿勢。
 GM: その様子に満足げに頷いて、宣言する。
 男: 「ピリオドゲーム、スタートだ」
 GM: 青年は睦海を抱えたまま姿を消した。

 GM: ゲーム開始宣言の数秒後。黒巣市内を覆う謎の電磁波により、通信機器が一斉に麻痺、
 GM: 《通信支配》により、「七波⇔七波の友達」間以外の通信手段が制限された。 ※17
 GM: これにより、このシナリオ内の黄金ルールとして、情報ロールの難易度(目標値)が高くなります。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波/登場:冴、他

 GM: 登場を。
  登場Dice 冴 1d10=(3)=3+46=49
  登場Dice 七波 1d10=(5)=5+46=51

 GM: 睦海を連れて青年が去った後、軽い耳鳴りがあった。
 GM: 七波の張った《ワーディング》の中、意思を持って動くのは二人だけ。
 GM: “ピリオドゲーム”とは何なのか。冴は七波に尋ねることにした。 ※18
 七波: 「──と、いうわけよ」と、先生が来るまでの経緯・彼から説明された“ルール”を説明。
 冴: 「……人命を景品代わりに、ですか。 戯れにも程がある……。」
 冴: 此方は一刻も早くデパートに戻らねばならないのに。 ……焦る気持ちだけが先行する。
 七波: 「ホントに、ふざけるにも程がある……他人をなんだと思ってるのよあいつ…!」
 冴: 「ともあれ、仕方ありません。そうなれば早いところ彼の言う目標をクリアーする事に力を注ぐまでです……」
 GM: 近づいてきたサイレンの音が止まる。救急車がデパートに到着したようだ。
 冴: 言い終わった直後に聞こえてきた救急車の音。
 冴: ……誰かが呼んでくれたのか、と少し安心した様子で音の方を振り向き。
 七波: 「そうですね…なんでしたっけ……拳銃と、ボディアーマーに…医療トランクでしたっけ…?」
 七波: 『それであってると思うよ〜』頭の上で寝そべる“何か”。
 GM: サガットステージの仏像のように寝そべっているだと……(何)
 七波: じゃあそれで!(何
 冴: 「どれも普通には手に入らないものばかり。 ……UGNの方に尋ねてみれば見つかりますかね……。」
 冴: 少なくともUGNボディアーマーならあるだと、とか。携帯でUGNに連絡を入れようと耳にあてるが。
 GM: 友達認定されてない現状では、通じませんね。
 冴: 「……ずっとお話し中か。立てこんでるのかな。」 仕方ない、と。鳩と猫を呼び寄せつつ。
 七波: 「そうなんですか…?」一応自分もUGNに連絡を試みる。
 GM: プルルルル、プルルルル……繋がります。 ※19
 輔: では出ましょう。
  登場Dice 輔 1d10=(4)=4+30=34
 GM: ホテルエリュシオンの、六会のデスクの電話が鳴りました。
 輔: 『はい。此方UGN黒巣支部、六会です』
 GM: 先程の警察からの電話の直後となります。
 七波: 「もしもし…あ、六会さん……水守ですけど」
 輔: 『水守さんですか。どうかなさいましたか?』
 七波: 「えーと──」冴先生に説明した事と同じことを話します。
 輔: 「…………ということは、水守さんと神無月さんは、黒巣デパートにいらっしゃる、と」
 輔: 些か声の調子が変わった問いかけ。
 七波: 「そうですね、デパートではないですけど近いところにいます」
 輔: 『──そう、ですか』
 七波: 「どうしましょう…神無月先生に変わりましょうか?」
 輔: 些か沈黙の後。『そうですね、少々お話したいことがありますので、お願いできますか』
 七波: 「わかりました」と一旦携帯を耳から離し「六会さんと繋がってます」と冴先生に携帯を渡す。
 冴: 「は、はぁ。」 受け取り。
 冴: 「――お電話代わりました、神無月です。」
 輔: 『お世話になります。神無月さん。お話は七波さんより承りました』
 冴: 「そうですか。 それで、調達の件については……」
 輔: 『その件と直接関係があるかは解りませんが……先ほど、其方の黒巣デパートでのR関係の事件窓口を、当方が担当いたしました』
 冴: 「――……そうか、UGNへの連絡も失念してたな……」 ぼそりと呟いて。
 輔: 『目下其方は調査中ですが……ひとつ、神無月さんにはお耳に入れて置きたいことが』
 輔: 恐ろしく事務的な口調を務めて。
 冴: 「は、はい。 何でしょうか?」
 輔: 『──先ほど、黒巣警察、梧桐副所長より、橋場直行さんが該当現場で死亡したと連絡が入りました』
 冴: 「…………は?」
 輔: 神無月さんとは確か面識があったはずでしょうから。とは呟くように続け。
 冴: 「え、いや。 ……ま、待って下さい。橋場さんって……」
 輔: 『“ファニーハウンド”橋場直行さんです。黒巣警察刑事課所属の』
 冴: 「そんな……まさか!? だって、今、救急車が其処に……!?」
 輔: 『ご覧になったのですか? ──おそらく、遺体を警察署に運ぶためだとは思います』
 輔: 『梧桐さんご本人が死亡を確認したと、先ほど連絡がありましたので……』 ※20
 冴: 携帯を落としそうになる。 ……堪えながらも。
 冴: 「……僕の、せいだ。」 沈黙後、一言。
 輔: 『……何か仰いましたか?』
 冴: 「制止されようが拒まれようが、あの時一秒でも早く応急処置をするなりしていれば……っ!」
 冴: 絞るような声で。開いている手は力の限り握りつつ。
 冴: シナリオロイスの感情をネガな悔悟にした上でタイタスにしておきますね……(沈痛
 GM: 了解。
 輔: 『──神無月さんは現場にいらっしゃったのですか』
 輔: 小さく確認の言葉を発しつつも、かたた。と響くのはPCのキーボードの音。
 冴: 「……ええ、いました。 現場に着いたのは、犯人が逃げた直後、みたいでしたが……。」
 輔: 『此方の簡単な調査によれば、橋場さんは撃たれた際には既に手遅れだったと判断されます』
 輔: 『──神無月さん。貴方の判断ミスではなく、状況的にどうしようもなかったのでしょう』
 冴: 「…………」 言いようのない感情と後悔の念だけが湧きあがる。
 冴: ぼんやりとする頭の中でも、何とかその時の状況を思い出そうと。
 輔: 『その際、橋場さんはどう仰ってましたか?』
 輔: 『言葉は違えど、貴方に“お任せする”と伝えたのではないでしょうか』彼の性格からすればその辺りだろう。と。
 冴: 「……ブラックドッグピュアの愉快犯を追っている、と。」
 冴: 「起き上がるのも辛かっただろう負傷した身体で、犯人の逃げた先を……教えてくれました……。」
 輔: 『そうですか』ありがとうございます。と続け。
 輔: 『私は本懸案において、これ以上被害を拡大しないよう、梧桐さんより依頼を受けました』
 輔: 『──“蒼茫たる世界”。UGN黒巣支部員、六会よりイリーガル要請をいたします』
 輔: 『本懸案に置いて、拉致された少女の安全の確保にご協力をお願いいたします』 ※21
 冴: あと一発、どころか。あの時で既に手遅れだったのかと。
 冴: ……気付かなかった自分が、どうしようもなく情けなく思える。
 冴: 「……了解、致しました。 その要請を――……いや。」
 冴: 「此方から、お願いさせてください。 ……どうか、橋場さんの代わりに僕を使って下さい。」
 冴: 「今の僕には、この事件を何としてでも食い止める義務がある……!」
 輔: 『使う、という言葉は、私は余り好きじゃありませんね』
 輔: 初めて声に笑いを乗せた。……潜めたそれではあるけれど。
 輔: 『ご協力を。神無月さん。──とまれ、調達の件と情報は承りました。早急に準備いたします』
 冴: 「お願い、致します。」 電話越しで頷き。
 輔: 『──私が言えた事ではありませんが』
 輔: 『神無月先生は、いつも仰ってますよね。“生徒を守ることも教師の義務だ”と』
 輔: 『それを全うしていただけることを期待させていただきます。──それでは後ほど其方で合流いたしましょう』
 冴: 「……お待ちしています。」 此方も苦笑が乗る。……何時も以上に気弱なそれではあるけども。
 輔: 最後は穏やかに告げて。此方から通信を切りましょう。

 GM: では、調達判定と情報判定を行ってください。1人1項目のみ行えます。
 冴: 情報判定は怪しい男一択。 睦海さんは友達の七波さんに任せる!(何
 GM: 判定に失敗しても、次のシーン以降で再挑戦できます。
 輔: とりあえず情報は犯人と思しき男性へですかね。
 七波: りょーかい!(何
 冴: 調達は……どうすっかな(むぅ
 輔: 先ほど申し上げたとおり、私は8r10+3で判定できます。いっそのことMエン取ってもいい。
 輔: ただし申し訳ないですが、調達ポイントはありません……。
 冴: ……そうか、僕Mハン持ってるな。 とは言え基本が3だから3r9+3と財産ポイントの+2分がブースト出来るだけ。
 GM: 情報判定はこの後もあるので、加減してくださいね。
 GM: 調達はさっさとクリアしてしまったほうが良いです。
 七波: 自分もMハン持ってますが出来れば攻撃用に取っておきたい、かな…《雨粒の矢》でCr下がらないんで。
 冴: 六会さんに一番高い医療トランクを、僕がUGNボディーアーマー辺りの方が良いかな。 七波さんは拳銃で。
 輔: そうですね。
 七波: 了解です
 GM: そうですね。失敗しても次シーンで再挑戦すればいいですし。
 冴: んではUGNボディーアーマー(12)に挑戦。
  Dice 冴 3r10=(9,1,6)=9+3=12
 GM: ジャスト成功w ※22
 テッド: おお。
 冴: ああああぶねぇギリギリ……!
 輔: ぴったり(うわぁ)
 冴: ともあれ、これはゲットー(ずさー
 七波: では自分は拳銃(10)に挑戦
  Dice 七波 2r10=(2,4)=4
 七波: 無理でした…
 輔: では私も。「コネ:手配師」を使用にて。
  Dice 輔 8r10=(3,1,6,2,8,9,8,3)=9+3=12
 輔: 回りませんでしたか……申し訳ない。
 テッド: 20つらいなあ
 冴: いえいえ、仕方ないですよ。
 七波: ドンマイです
 GM: 調達に成功したのはUGNボディーアーマーのみですね(メモしつつ)。では次、情報判定。
 冴: 怪しい男と睦海さんの情報をお願いしたく。
 七波: では睦海について調べます
 GM: ◆水瀬睦海 <情報:噂話、黒巣市>
 GM: ◆怪しい男 <情報:FH>
 GM: まだこの二つかな。
 輔: FHのコネはまだアイテムに無いのに……となりますとまだ5個しか振れませんか(むぅ)
 冴: 六会さんならきっと情報収集チームとか持ってるって信じてたのに!(何
 輔: そんなかっこいいもの持ってません(何)
 冴: そう、か・・・(何
 七波: では睦海について噂話で。
  Dice 七波 2r10=(7,10)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(2)=2+10=12+1=13
 輔: おおおおお。
 七波: 13!
 冴: おお、これは高い。
 GM: これはクリアしました。
 七波: やった・・・!
 冴: ともあれ、先に六会さん振って下さい。 此方はCr7で最悪頑張れるんで。
 輔: はい。FHで男性を。
  Dice 輔 5r10=(10,5,6,8,6)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(7)=7+10=17
 七波: おー!
 輔: おお。17です。
 テッド: みんな高いなw
 輔: さっきこれが出れば届いたのに……!
 冴: これでクリアしてくれれば楽になりますね!(私が!(何
 GM: 了解。では、現時点で分かっていることを提示します。

  ◆水瀬睦海
  ・F市出身者で、中学卒業時に黒巣市に引っ越してきた。
  ・おっとりしすぎな性格と動きの鈍さから「トロちゃん」と呼ばれ、虐められていた時期もあった。
  ・幼なじみが居たらしい。
  ・幼なじみの名前は、清良俊哉。

  ◆怪しい男
  ・黒巣市での目撃情報があったのは、つい先日から。
  ・“Comma half”というCNを持つFHチルドレンと推測される。
  ・現状は所属セルからも見捨てられている状態。

 GM: ここで得られる情報は以上。次シーン以降で、清良俊哉と“Comma half”の情報を探ることができます。
 GM: というわけでシーンを切ります。何かありましたら。
 冴: 序でに、シーンの間に呼び出したアニマル使って怪しい男の行き先を探しておきますね…(何
 GM: 了解。



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:“Trialy Exception type-D” テッド/登場:輔

  登場Dice テッド 1d10=(5)=5+36=41
  登場Dice 輔 1d10=(5)=5+34=39

 GM: 上司から受けた“仕事”をラクに済ませたくて、
 GM: かつての同輩であるぽちぱぱから情報を貰おうと、携帯を掛けてみた。
 GM: ──が、繋がらない。
 GM: 仕方がないので直接出向いて、ついでにおやつを貰おうと思った。
 テッド: 「とりっくあんどとりーとー」ばたーん、と資料室のドアを開けた。 ※23
 輔: 「……おや」何やら忙しなく外出の準備をしているところの気の抜けた声に顔を上げた。
 輔: 「これはテッドさん。どうされましたか」コートを抱えたまま一礼し、軽く首をかしげ。
 テッド: 「おやつと試し撃……じゃなくて、情報ちょーだいぱぱー」こんちわー、と片手を挙げて。
 テッド: 「あれ、おでかけ?」
 輔: 「前半に何やら妙な言葉を聞いた気がするのですが……ええ。少々立て込んでおりまして……お急ぎですか?」
 テッド: 「んー、おいそぎ」こく
 輔: 情報、という言葉に確認するように。
 輔: 「急で無ければまた後日お願いしたいのですが……ええと、どのような懸案でしょうか」断れないこの性。
 テッド: まあかくしかで事情説明。あ、試作品とかはナイショね!(何)
 輔: 話を聞いて首かしげ。あれ、何か聞いた話?
 GM: 多分、上司から貰った紙を見せると早い…(何)
 テッド: ああ、そうか。じゃあ紙を見せるね!
 GM: それと、OP4でテッドが貰ったのは、「クレジットデータ」相当品ということでよろしく。 ※24
 テッド: はいな。
 輔: では見ました。それには軽く眉潜め。
 輔: 「……こっちにも繋がってますか」はぁ。とかすかに頭を振り、ため息。
 テッド: 「こっちにもって何が?」首かしげ。
 テッド: その辺に放ってあったすすむんのおやつパクっておくね(何)
 輔: 「情報、というより、私が向かうのもその懸案でして……ああ、そうだ」不意に思いついたように。
 輔: 「テッドさん、其方にひとつお願いがあるのですが宜しいでしょうか」
 テッド: 「ふぁーにー?」口におやつ詰め込んだまま返事。
 輔: 「此方では適当なものが見つからなかったのです」
 輔: 「各務側に、余り物でかまいませんので医療トランクなどありませんかね」
 輔: あと、銃とか言ってましたっけ……と呟きつつ、加賀津さんの(私物)ロッカーを物色(何)
 GM: 拳銃の調達判定してもいいですよ…(何)
 輔: その申請するつもりでした……
 テッド: 「んー、聞いてみても良いよー」そのかわり手伝ってね!
 輔: 「お願いできますか」
 輔: 「テッドさんの欲しい情報につきましては、道々ご説明できると思いますので、できればご同行を」
 テッド: 「おっけ」頷いて。取引完了。
 輔: では判定いいですかな!
 GM: どうぞ!
 輔: 今度は頑張る。むりだっったらテッドさんのをかっぱいで押し付ける算段で銃調達します!(何)
  Dice 輔 5r10=(4,7,7,2,10)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(10)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(9)=9+20=29+3=32
 輔: ……ここで回るなよ(何) ゲットです。
 冴: もっと早く頑張って下されば・・・(何
 GM: すすむんのロッカーにはいろいろ入っていたらしい(何)
 七波: 進さんありがとう!(何
 テッド: というわけで僕は医療トランクにチャレンジだぜ…
 輔: ではあんまり使い込まれていない銃を一丁取り出した。
 GM: 目標値30というPDWも入ってたよ(何)
 テッド: なんてものを(何)
 冴: それは敵に渡しちゃらめぇぇぇぇ(何
 輔: そそそんなもの持って行きませんよ! むしろボロいのを!
 七波: 一発撃ったら自壊しそうなものを!(何
 GM: オートオーバーロード機能付きと聞いて(何)
 輔: デリンジャーなら2発しか入らないな(arcanum銃を取り上げつつ)
 GM: 使えれば問題ないです。弾も入れておいてね(何)
 冴: ちゃっかりしてんなー(何
 テッド: ともあれ振っていいか(何
 GM: どうぞ。
  Dice テッド 3r10=(8,4,9)=9+2=11
 テッド: た、たらねえええ。+7しても。
 冴: あらら・・・。
 輔: 逆にして置けばよかったね……というかアイテム使って置けばとか。
 GM: じゃあ携帯がつながらないこともあって、調達に時間がかかるということで。次以降に再挑戦してください。
 テッド: はーい
 GM: 次、情報判定どうぞ。
 テッド: 「鳥さん携帯止まってんの?」こてし
 GM: テッドの携帯が止められても、鳥越の携帯が止まることはない(何)
 テッド: 止められるww
 輔: 「どうやらこの街で電波障害が起こってるみたいでしてね……」
 輔: 言いつつ手に取った銃をコートのポケットに放り込む。
 テッド: とりあえずは0.5のことをしらべよう(何
 GM: ◆“Comma half” <情報:FH>
 テッド: とりあえず情報も振りますにゃー
  Dice テッド 3r10=(4,6,2)=6+2=8
 テッド: 8(何)
 輔: では私は睦海さんの幼馴染の少年を。
 GM: ◆清良俊哉 <情報:F市、警察>
 輔: 警察があるのですか。では其方で。コネ使用で7D。
  Dice 輔 7r10=(10,4,3,2,10,2,10)=Critical!!
  Dice 輔 3r10=(4,3,6)=6+10=16
 輔: 16です。
 GM: では提示します。

  ◆“Comma half”
  ・FHチルドレンだが、訓練成績が悪かったためサイボーグ化実験(完全義体)の被検体とさせられた。
  ・実験終了後に精神に異常を来し、セルリーダーの命令に背いて構成員数人を殺害。
  ・その際に、殺した構成員達から力(エフェクト)を奪って逃走した。
  ・現状は所属セルからも見捨てられている状態。
  ・コードネームの由来は「0.5=半人前」から。

 GM: 目標値が上がっているので、この項目は以上。

  ◆清良俊哉
  ・出身地はF市。
  ・数年前に、家族旅行で某市に向かった際にテロ活動に巻き込まれて両親が死亡。俊哉は行方不明となった。
  ・水瀬睦海という幼なじみがいたらしく、虐められていた彼女を庇う事も何度かあった。
  ・生きていれば、年齢は18歳。

 GM: 以上です。さて、他に何かやりとりがあるならば。無ければシーンエンドとします。
 輔: ふぅ。とため息ひとつ。得た情報をプリントアウトしつつファイルに大雑把に挟み込み。
 輔: 「それでは参りましょうか」手振りで相棒を傍に寄せ。同室の人物に声をかけた。
 テッド: 「なーんだか機嫌わるい? ぱぱ」 ※25
 輔: 「……そう見えますか」
 テッド: 「なんとなく」
 輔: しまったな。と片手で口元を押さえる。……色々と顔に出ていたのだろうか。
 テッド: 「気のせいならいいんだけど」
 輔: 「機嫌が悪いというよりは、些か疲れてるのでしょうかね……色々ありますからね、この世界は」
 輔: 苦笑いで返す。
 テッド: 「そうだね。相変わらずみたい」ぱんぱん、と手をはたいてクラッカーの粉を払い。行こっか、と頷いた。



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“P.P.P.” 六会 輔/登場:自由

 GM: 登場を。
  登場Dice 輔 1d10=(2)=2+39=41

 GM: さて。残すは医療トランクのみ。
 GM: そして、それらの品物を渡す場所の特定をしなければならない。
 GM: つまりは、“Comma half”の潜伏場所の特定だ。
 冴: 合流しようぜ六会さん達!(><
  登場Dice 冴 1d10=(2)=2+49=51
 テッド: おれもれも
  登場Dice テッド 1d10=(1)=1+41=42
 テッド: 1きたこれ
 七波: 合流…!
  登場Dice 七波 1d10=(9)=9+51=60
 七波: アッー(何
 GM: アッ──(何)
 冴: 「お待ちしていました、六会さん。 ……医療用トランクの手配は難航気味、ですか。」
 冴: 何処かまだ元気無下げ。堅い笑みのまま出迎え。
 輔: 「お待たせしました……そうですね。少々適当なものが無く。申し訳ありません」
 輔: とりあえずは。と。加賀津さんのロッカーより拝借したを手渡しつつ。 ※26
 七波: 「何か、大変なことになっちゃいまして…」『ホントホントー』
 輔: 「いえいえ。お互いさんです。水守さん。さほど気負わずに」穏やかに笑みを向け。
 輔: では先ずは調達判定よろしいでしょうか。
 GM: はい。どうぞ。
  Dice 輔 5r10=(1,10,9,2,2)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(7)=7+10=17+3=20
 輔: お。
 冴: おおお。
 テッド: 足りたwww
 輔: 届きました!
 冴: 六会さん超凄い!(><
 七波: おー!
 GM: おお、おめでとう。
 輔: きっと何方かが探し当てて運んできてくださったのでしょう。
 GM: 途中で病院に行って借りてきたということで。
 輔: ではそれで。
 GM: ともあれ、調達はクリア。あとはこれを“Comma half”に渡せば、2番目のミニゲームはクリア。
 輔: 「──ともあれ、まぁ、何とか間に合ったようで」これでいいですか。と、ケースを七波さんに差し出して。
 七波: 「あ、ありがとうございます…!」受け取りつつ。
 テッド: 「あとは0.5のひと探すだけ?」ぱぱの後ろでのんびり。
 輔: 「そうなりますね。……推測するに、おそらく向こうは此方の動きを見ているでしょうから、困難とは思いますが」
 輔: さてどうしましょうかね。と小さく呟き、腕を組んで。
 冴: 「犯人――“Comma half”でしたか。 僕の方でも一応探してはいるのですが……。」
 冴: 市内は広い。2匹の動員ではどうしても探し漏らしも多く出ると軽く息吐き。
 GM: ◆“Comma half”の居場所 <情報:黒巣市、噂話、裏社会>
 GM: 目標値は《通信支配》の妨害により上がって、15。
 輔: これはブーストしておきますか。《導きの華》を欲しい方はいらっしゃいますか。
 輔: ……とはいえ一番社会が高いのは私なので先に振ってからにしますけど。
 冴: このシーンで他に調べ物が無いのならば全員総当たりでも良いだろうけど、何か調べ物あったっけ・・・(何
 GM: あるとすれば、“Comma half”かな。前回は達成値が足りなかった。
 テッド: 足りんかったね(てへっ
 輔: では居場所の他にも情報をですね。これはどちらも1回は挑戦可能ですか?
 GM: 通常ルールに則って、1人1回、どちらかの項目で判定可能です。
 テッド: 僕は前のシーンと同じの振れないんだよね?
 GM: いや、シーンが変わったから振っていいですよ。
 テッド: おお、いいのか。じゃあ一応チャレンジしよう。
 輔: さてどうしますか。先ずは手っ取り早く見つけるのが先決だと思いますが。
 GM: ◆“Comma half” <情報:FH>
 GM: この二つですね。
 冴: 僕はエフェクトの関係で皆の最後に振りますわ。
 七波: 自分はあんまり力になれなさそうだな・・・
 テッド: じゃあ“Comma half”に再チャレンジ…と言おうとしたが、裏社会なら技能があるようだ。
 テッド: なので居場所で振ってもいいかしらん。
 GM: どうぞ〜。
  Dice テッド 3r10=(1,2,1)=2+1=3
 テッド: ひどかった(何
 GM: おお。潔い。惜しかったな…(何)
 冴: 逆に惜しかったね・・・(何
 テッド: 興味がないようだ(何)
 七波: 何だと…(何
 輔: 支援しようと思ったら振られてしまった……
 テッド: いや、あんまり目がないので…
 GM: 支援するなら振り直してもいいですよ。
 輔: どうしますか。やってみます? とりあえず+8は行けます。
 テッド: うーん、じゃあ一応…
 輔: では《導きの華》使用。侵食は43%へ。
 テッド: +8は達成値ですよね?
 冴: +8なら7以上で成功か。それなら多分行けるんじゃないかな・・・?
 輔: 達成値に+8をお願いします。
 テッド: #3r10+1+8
  Dice テッド 3r10=(8,2,1)=8+1+8=16
 テッド: でたよー!
 GM: うん、成功だな。
 冴: おめでとう!
 テッド: (ありがとう、ありがとう)
 輔: おめでとう!
 GM: では本人のロールを。
 輔: ではそれは私が。自身への《導きの華》は有効ですかね、GM。
 GM: OKとします。
 輔: ありがとうございます。では確実を期して。自分に《導きの華》使用。侵食は45%へ。その上で判定します。
  Dice 輔 5r10=(7,3,9,2,2)=9+8=17
 輔: 回りませんでしたが……17で。
 GM: クリアですね。では情報をオープンします。

  ◆“Comma half”
  ・訓練成績が悪かったというよりは、訓練態度に問題があるとされ、更正と見せしめのために披検体となった。
  ・純粋な実力は他の同期チルドレンよりも頭一つ分抜き出ていた。
  ・ハヌマーン、ノイマン、モルフェウス、ブラム=ストーカーシンドローム保持者を殺害し、 ※27
   レネゲイドチェッカーと銃を奪って逃走。
  ・本名は、清良俊哉(きよら・しゅんや)。
  ・数年前に家族と一緒に旅へ行った先でFHテロ活動の巻き添えになり、俊哉だけが生き残った。F市出身。

  ◆“Comma half”の居場所
  ・セキュリティ会社の入っているビルだと特定できた。

 GM: 以上です。項目の漏れはありません。
 GM: ──と。4人で相談などをしていると、向こうから黒羽高校の生徒がやってくる。
 GM: 3−B組の三納瑞穂だ。 ※28
 瑞穂: 「水守さん、こんちは〜」手ぇフリフリ。此方の状況も知らずに笑顔で。
 輔: くるくると手元でタブペンを回しつつ。直接ケーブルに繋いだモバイルを手早く格納。
 輔: 電波が通じなければ直配線に限る。と呟きつつ、知った顔が視界に掠めたことに顔を上げた。
 瑞穂: 「あれ? なんか珍しい組み合わせだね」どしたのー? と首を傾げた。
 七波: 「あれ、三納先輩…こんにちわ」
 輔: 「──水守さん。行きましょうか」殊更に彼女に声をかけた……ところで顔を顰めた。
 テッド: だまってななみんを見る。
 冴: しまったな、と困ったような表情で。
 輔: 「行きますよ」些か強引にその手を取って。向こうへと歩を進める。
 七波: 「………!」しまった、という顔をしつつそのまま引きずられる。
 瑞穂: 「…………? なんか、まずかった…?」場の空気の硬さに足を止めて。
 瑞穂: 「取り込み中にゴメン!」顔の前で両手を合わせて謝り、踵を返した。
 冴: あ、と。一言を言おうとしたら既に走り去ってしまった彼女の背を見やりつつ。
 テッド: そそくさと立ち去るぼくたち。(何
 冴: 「……フォロー出来そうなら、後日にでもしておきますか……。」
 冴: はふりと溜息漏らして、同じように去って行った。
 七波: 「…………」ギリ…と唇を噛んで自分の不注意を悔む。
 輔: 「……聞いてなければいいのですが。とは希望的観測かもしれませんね」
 輔: 進む先を向いたまま、誰にも届かない程度の声で呟き。掴んでいた手を放す。
 輔: 「足は持ってきました。とりあえず、待っている場所へ参りましょう」
 輔: 振り向き。普段どおりの穏やかな態度で少女に告げる。
 七波: 「…………はい」



 Middle Phase-06
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波/登場:自由※

 GM: まずは七波ん登場を。
  登場Dice 七波 1d10=(2)=2+60=62

 GM: 調達ゲームの品物を持って“Comma half”の居るビルへと向かった。
 GM: ビルの中を慎重に進み、角を曲がったところで、その先に少し開けた一画、休憩コーナーを見つける。
 GM: 一人、椅子に腰掛けている青年が居る。“Comma half”だ。
 GM: 彼は七波の姿を見留めると、立ち上がって手を上げた。
 “Comma half”: 「よう。ちゃんとアイテムは持ってきてくれたかい?」
 七波: 「……はい、ご注文の品」ぶしつけに差し出す。
 冴: 七波さんの後ろから少し離れた距離を保ちつつ、一緒に登場。
  Dice 冴 1d10=(3)=3+51=54
 “Comma half”: 「感心だな。“友達”は居たほうが何かと便利だねー、やっぱ」
 “Comma half”: 「じゃあフロアの中央にその品を置いてもらおうか」余裕めいた表情は崩さず、指示を出す。
 七波: 「……ん」苦い表情のまま言われた場所に置く。
 “Comma half”: 「そのままバックだ。入り口まで」
 冴: 「……次のゲームの出題は行わないので?」 一応尋ねてみる。
 GM: 七波が下がったのを見届けてから、“Comma half”は中央に置かれた品々を手に取る。
 “Comma half”: 「ああ、これからするよ」
 七波: 「……睦海は無事なの?」後ろに下がりつつ。
 GM: 小さく笑みを漏らす。
 “Comma half”: 「…待ってる間、こっちからも幾らか調べさせて貰ったよ」
 “Comma half”: 「そこの神無月冴、六会輔、テッド──この三人が七波ちゃんの“友達”でいいんだっけ?」 ※29
 GM: 言いながら、物品のチェックを行う。
 七波: 「………ええ」先ほどの“ミス”を思い出し苦い表情で。
 “Comma half”: 「だったら、1ミスだな」唇の端を吊り上げて笑う。
 七波: 『あんなのコミュニケートの一環じゃーん、一言二言くらい大目に見てよー』と頭の上から文句が。
 GM: と同時に、遠くで──恐らく上の階から爆発音と小さな振動があった。
 七波: 「…………!」
 “Comma half”: 「それじゃ三つ目のミニゲームだ」
 GM: 抗議の声には耳を貸さず、冷淡に宣言する。
 “Comma half”: 「このビルのセキュリティシステムを突破してみな」
 七波: 「………セキュリティ…?」今にも攻撃したくなる衝動を押さえつつ会話をする。
 GM: 柱の影から警備ロボットが2体、姿を現す。
 “Comma half”: 「このビルのセキュリティを掌握させてもらったのさ」
 “Comma half”: 「俺はこれから彼女を生き返らせてくるよ。ジャームにならなけりゃいいな!」
 七波: 「……貴様あっ!」
 冴: 「……一体貴方は何が目的なのですか。 彼女は貴方のお知り合いだったのでしょう。」
 冴: 向かい来る警備ロボに視線を移しながらも。
 “Comma half”: 「………ゲームだろ?」振り返りもせず言いのけ、警備ロボットに後を任せて退場する。
 GM: “Comma half”は退場したので全員登場可能。警備ロボット2体との戦闘となります。
 冴: ならば外に待機させていた鳩にでも六会さん達を呼んで貰うね・・・(何
 輔: 出ておきますか。
  登場Dice 輔 1d10=(10)=10+45=55
 輔: ここで10か……55%。
 GM: データは上級143Pの警備ロボット×2となります。
  登場Dice テッド 1d10=(9)=9+42=51
 冴: 警備ロボと僕らのエンゲージはそれぞれマイナー距離辺りで纏めて置いてあるって辺りで宜しいで?
 GM: 10mの距離だと思ってください。で、処理の都合上PCもロボもそれぞれ一塊で。
 冴: 了解です。
 GM: 警備ロボットのIVは13。セットアップが無いなら此方から行動します。
 冴: 無しで。
 七波: 自分はありません
 テッド: ないですな
 輔: 無しにしておきます。
  Dice GM 1d4=(2)=2
  Dice GM 1d4=(3)=3
 GM: 警備ロボットから攻撃。搭載のサブマシンガンでテッドと冴を撃つ。
 GM: (ダイスを振って)テッドに16、さえてんてーに12。
 テッド: 回避なにそれおいしいの(何
 冴: 素回避がんがってみる!
  Dice 冴 5r10=(7,2,5,3,1)=7
 冴: 駄目でした!(><(何
  ダメージDice GM 2d10=(2+1)=3+8=11
  ダメージDice GM 2d10=(5+5)=10+8=18
 GM: てっどんに11点、さえてんてーに18点の装甲値有効。
 輔: 《隆起する大地》を宣言。二人ともダメージ値を16引いてください。これで57%。片方は相殺ですね。 ※30
 テッド: でけぇww
 七波: おー
 冴: 有難うございます……! 引いた分の2点受領します。
 GM: 機関銃の弾がせり出した床に阻まれ、落ちる。では、七波&テッド。
 七波: ではお先に。
 七波: 「行くわよ…さっさと片を付ける…!」『はいよー、熱血してるねー』
 七波: マイナー:《オリジン:ヒューマン》 侵蝕64%へ
 テッド: 「がんばれななみんー」せり出した床を遮蔽にしつつ呑気に。
 七波: 「行くわよ…」頭の上のが自分に“融合”し、その髪が白く染まる。
 七波: メジャー:《雨粒の矢》+《ピンポイントレーザー》で2体を攻撃します。装甲無視。
  Dice 七波 3r10=(1,3,9)=9+16=25
 GM: 技能値でかいな…!
 テッド: でかす(何
 GM: (ダイスを振って)双方回避失敗。ダメージどうぞ。
  ダメージDice 七波 3d10=(10+6+4)=20+6=26
 七波: 「まだ、浅いかな…」装甲無視26点、侵蝕率は69%へ
 GM: キツイな……水の矢に貫かれショートしだすも、まだ動作する。次、テッド。
 テッド: じゃその隙にそちらへ接近。マイナーでエンゲージします。対象はAで。
 テッド: メジャーで射撃+《C:ノイマン/コントロールソート/零距離射撃》
  Dice テッド 11r10=(3,3,10,4,10,8,7,6,8,1,10)=Critical!!
  Dice テッド 6r10=(2,4,6,5,8,6)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(7)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(1)=1+30=31+4=35
 テッド: 35で!
 GM: A回避
  Dice GM 5r10=(5,10,6,2,10)=Critical!!
  Dice GM 2r10=(6,3)=6+10=16+4=20
 GM: ビルの中を飛び交う水の矢と銃弾の雨をかいくぐり、鉄の塊のもとへ。ダメージを。
  ダメージDice テッド 4d10=(1+7+5+7)=20+5=25
 GM: 装甲を撃ち貫いて動力を停止させた。1体破壊。
 テッド: 「はーいおつかれさーん」侵蝕率は57%
 GM: 次、冴かぱぱ。
 輔: では此方が先に。
 輔: 「手早く終わらせましょう」淡々と呟き、適切な一点を指差す。《導きの華》使用。
 輔: 神無月さんの達成値に+8の上乗せを。侵食は59%に。
 GM: 了解。続いて、冴。
 冴: 「有難うございます。」 とは言うものの、どうするか……。
 冴: ともあれ、マイナーで警備ロボットにエンゲージ。
 冴: 《白兵》 + CR:OR/形なき剣/炎の刃/鮮血の一撃。侵食が+8。ドッジに-[2]DPね!
  Dice 冴 10r10=(7,9,10,8,7,3,8,2,6,4)=Critical!!
  Dice 冴 6r10=(6,9,9,8,4,7)=Critical!!
  Dice 冴 4r10=(1,5,9,3)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(6)=6+30=36+4+8=48
 GM: おっま(何) B回避。
  Dice GM 2r10=(10,1)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(9)=9+10=19+4=23
 冴: そう言いながらクリットしてるじゃない!(何
 GM: がんがった──! けどダメージどうぞ。
  ダメージDice 冴 5d10=(2+4+2+7+5)=20+3=23
 冴: す、素手でがんがったよ僕! 装甲有効23。
 テッド: さすがの冴無双
 冴: 走り寄って、仕方ないからグーパンでがんがりました!(手痛いの(><。
 GM: ではそれでもう1体も破壊。鉄の塊が仰向けに倒れて戦闘終了。
 GM: そして。戦闘を終えたところで、七波の携帯が鳴った。
 七波: 「神無月先生…意外と……ん?」携帯を手にとって着信相手を確認。
 GM: 睦海の登録が表示されています。
 テッド: 鉄くずを足で隅っこにやりつつ、着信音にそちらを見て。
 七波: 「睦海…!?」着信ボタンを押す「もしもし…?」
 睦海: 『──あ。七波ちゃん? ごめんね〜〜。私、待ち合わせに遅刻しちゃったよね〜?』
 GM: 開口一番。彼女にしては慌てた声での謝罪があった。 ※31
 睦海: 『今から急いで向かうけど……もう帰っちゃった……?』
 睦海: 『───もしもし? 聞こえてる? ごめん、怒っちゃったよね…もう暗くなっちゃってるし………』
 睦海: 『ごめんねぇ…』明らかに落胆した声に、電池切れの警告音が混ざり始めた。
 七波: 「いや、怒ってないよ──」ぽつりと。
 GM: ──ピーッ、ピーッ…
 睦海: 『あ!』
 GM: ここでシーンを切ります!



 Master Scene
 ScenePlayer:−−/登場:不可 

   ──ピーッ、ピーッ…
   警告音。

   『電池切れか。ったく。ホント、お前はトロいよな……』

   携帯を奪い取った“Comma half”の漏らした何気ない呟きと、
   その呟きに対する睦海の微かな反応を、携帯が拾った。

   『………シュンちゃん?』


   銃声。
   そして通話が切られた。



 Middle Phase-07
 ScenePlayer:“P.P.P.” 六会 輔/登場:自由

 GM: 登場を。
  登場Dice 七波 1d10=(6)=6+69=75

 GM: 直後、再び彼女の携帯からの着信があった。 ※32
 七波: 「……もしもし」再度通話に応じる。
 “Comma half”: 『よう。三つめのゲームはクリアしたようだな』
 七波: 「ねぇ、睦海は無事なの!?」
 “Comma half”: 『…ああ。運がいいな、彼女はまだ人間だよ』
 七波: 「貴様ぁ…っ!」携帯を握る手に力が入る。
 “Comma half”: 『七波ちゃん達のお手前拝見させてもらったよ』
 “Comma half”: 『リザレクトするオーヴァードは殺しづらくて、ホント面倒だからなぁ……』愚痴るような呟きを零し。
 “Comma half”: 『………で。四つめ……の前に。ピリオドゲームの『クリア条件』っての、分かった?』
 七波: 「………」考えても思いつかない。自然に無口になる。
 “Comma half”: 『ふぅん』
 “Comma half”: 『じゃあ、ゲームクリアの手助けをしてあげるよ』
 七波: 「…ずいぶん親切ね」
 GM: 携帯越しに何かが擦れるような音が聞こえ、ビルを覆い尽くす《ワーディング》を展開する。
 七波: 「……!?」
 GM: 全員衝動判定を──って、シーン登場してるの一人だけだったwwwww
 GM: まあうん、衝動判定してください(何) ※33
 七波: 自分だけ!(何
 テッド: だ、だって0.5の人が居るからダメかとおもって><
 冴: 皆様子見状態なので!(何
 GM: ビルを覆い尽くす《ワーディング》→携帯越しに伝わる《ワーディング》に変更で!(何)
 GM: あとで改めてみんなにしてもらいます(何)
 冴: (ちぇー(何
 テッド: (あとでねー)
  衝動判定Dice 七波 3r10=(9,5,6)=9+1=10
  Dice 七波 2d10=(4+8)=12+75=87
 七波: 「ぐうっ……」湧き上がる衝動を堪える。成功で87%
 “Comma half”: 『──ふん。もうちょっと足りないか』電話の向こうの相手は、あくまでも冷淡に、呟いて。
 “Comma half”: 『上で待ってるよ。睦海が居る部屋で、四つめのゲームをしよう』
 “Comma half”: 『その前に、クリア条件を満たしてから来な。フラグクリアしてなきゃ───だ』
 七波: 「今のが、クリア条件の手助けだとでも…?」
 “Comma half”: 『ハハッ。俺はヒントをあげたつもりだよ。クリア不可能のクソゲーなんて用意しちゃいない』
 “Comma half”: 『じゃあな。待ってるぜ』
 GM: ──プツ。ツーツー……。
 七波: 「………」何のつもりと思い、電話を切る。
  登場Dice テッド 1d10=(1)=1+57=58
 テッド: 「楽しそうだね、上」つまらなさそうに上階を、天井を見やり。
  登場Dice 冴 1d10=(2)=2+62=64
 輔: 此方も登場。
  登場Dice 輔 1d10=(9)=9+59=68
 輔: ……。
 冴: (肩ぽむ
 七波: アッー(何
 テッド: ぱぱ…(何
 GM: せっかくだからてっどんもジェネシフトしたらどう?(何)
 輔: ……まぁ、いいか。ともあれ。「完全に見られてますね」は。とため息ひとつ。
 冴: 「ブラックドッグの使い手と言う事もあり、この様な警備システムがあるようなビルなら」
 冴: 「あらゆる物から此方を伺う事も出来るでしょうしね……。」監視カメラなどを見やりつつ。
 七波: 「で、今の電話なんだけど──」今の相手の会話を3人に伝える。
 輔: GM。応急手当キットを先ほど持ってきたって事で調達してもいいでしょうか。
 GM: いいですよ。1個だけね(何)
 輔: はい(釘さされた)、ありがとうございます。では。 
  Dice 輔 6r10=(7,6,5,6,10,5)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(9)=9+10=19+3=22
 輔: ……何かとっても良いものが入ったなと思いつつ。そのまま取り出したものを神無月さんへ差し出します。
 冴: 有難く頂きます(ははー
 GM: 各務製の応急手当キットを手に入れた。
 輔: 副作用が(何)
 七波: 各務製…(何
 GM: レアなだけだよ!(何)
 冴: (…… (使わなきゃだめ……?(涙目 (何
 GM: 人の好意を無にしてはいけない!(何)
 輔: いけない!(何)
 冴: (うあーん!)まぁうん。先ずは自前の応急手当キット使っとくな僕……(何
  Dice 冴 2d10=(3+7)=10
 冴: フル回復完了です(><
 GM: おまい(何)
 冴: だだだだって古い方から使った方が良いでしょ!(何
 七波: 各務製はお好みじゃなかったようだ(何
 輔: 万全になればどっちでもいいですよ。
 GM: そんなところで庶民派きどらないでくださいよ!(何)
 冴: きどってるんじゃなくて最初から庶民派なんだよ!(何
 GM: まあ、手当しつつ相談をしているということで…。
 輔: ともあれ。七波さんの話をしばらく黙って聞きつつ。
 輔: 「単なる憶測に過ぎないですが。相手は、確実に水守さんを煽っている様に思えますね」
 輔: 微かに首を傾げつつ、少女を見て。
 冴: 「相手の話からして、確実に此方を殺すためにリザレクトをして欲しくないと言うのはありそうですが……。」
 冴: これはヒントとは多少ずれる気もするな、と応急手当をしつつ此方も呟き。
 七波: 「ですよね…」と頷く。
 七波: 「でも、睦海を助けるためには……その誘いに乗らなきゃならない…」
 輔: 「それが解せない」些か強い口調。微かに首を振り。
 輔: 「何故彼は、無関係な……しかも、OVを殺そうとするのでしょうか」
 冴: 「OVを殺そうとするのは、その能力を奪うためでは?」
 七波: 「何か事実そういう情報もありますしね」
 輔: 「今回は七波さんのそれを奪いたいと。そういうことでしょうか」
 テッド: 「回りくどいよね、ジャームのくせに」
 冴: 「これまでの行動を考えれば、その可能性も無いとは言い切れないかと。」
 冴: 「……其処に彼の知人である睦海さんも関わった事で、ややこしい事になってしまった。」
 七波: 「あたしの、力…」頭の上のそれをぽふぽふと叩きつつ。
 冴: 「……少なくとも橋場さんは恐らくその理由で、殺害されたのでしょうから……。」少し顔を伏せ。
 輔: ふぅむ。と軽く腕を組み、一思案。
 輔: 「……水守さん、ひとつお伺いしますが宜しいですか」
 七波: 「…はい」
 輔: 「貴方は、どのような犠牲を払っても、お友達を救いたい。そうお考えですか」
 七波: 「はい」即座に頷く。
 輔: 勿論そうですよね。とのニュアンスの篭った問いかけではあるが。案の定な答えに微かに笑んで。
 輔: 「ではもうひとつ。あまり、このような考えは好きませんが……」
 輔: 「ひとつ、貴方に頑張っていただくことになるかもしれません」その上で。と。
 七波: 「構いません…友達を助けるためなら、どんなことだって…!」
 輔: 「信じていただけますか。貴方の“友達”として。貴方は。私たちを」
 七波: 「…はい、六会さん達を、信じます。“友達”として」はっきりと宣言する。
 輔: 「ありがとうございます」
 冴: 「――…………あの、ところで。」
 冴: 「そのあと一人の“友達”認定されたテッドさんは何処に?」こてりと首をかしげて見た。 ※34
 七波: 「…………へ?」
 七波: 『そういえばいないねー』



 Middle Phase-08
 ScenePlayer:“Trialy Exception type-D” テッド/登場:後ほど自由

  登場Dice テッド 1d10=(6)=6+58=64
 GM: よしよし。

 GM: ── 一方その頃。
 GM: 相談事にも飽き飽きて、ふらりと先行し
 GM: 先程のフロアの上階で、“ターゲット”を目測した。
 テッド: 「――みーつけ、た」囁く声で楽しげに呟く。
 “Comma half”: 「オイオイ、先行かよ」軽い苦笑を浮かべて、銃を構えた。
 テッド: 「先に来たらゲームオーバー?」首をかしげる。
 “Comma half”: 「アンタを“友達”に含めるかどうか、ちぃーと考えたんだがな。“Trialy Exception type-D”」
 テッド: ん? と顎をあげ。先を促す。
 GM: 無駄の無い動きで狙いを定め、急所を狙って撃ち込んできた。
 GM: その動きは到底“出来損ない”のものではなく、訓練された兵士そのものだった。
 テッド: 反射的に横へ跳ぶ。そのまま走って、数発撃ち返す。
 “Comma half”: 「──感覚的な射撃のセンス。さすが、そんなジャンキーみたいなナリでも腕は確かだ」 ※35
 GM: 冷静に批評を交えながら、柱の影へと身を隠した。
 テッド: 「お褒めにあずかり光栄。そっちこそ、0.5にしては良い出来だね」
 テッド: 壁際のがらくたを遮蔽に転がりこんで。笑い声だけを届かせる。
 “Comma half”: 「もう少し消耗して貰っとくべきだったかな」軽く笑って──上方に標準を合わせる。
 GM: 銃声一発。火災報知器を撃ち抜く。
 GM: ベルがけたたましく鳴り響き、間を断つように防火壁が落ちた。
 テッド: 「チッ…!」咄嗟に遮蔽から出て銃を構えるが、既に姿は見えず。
 GM: 裏で批難があったので、防火壁を撃ち抜いて貰おうか(何) ※36
 冴: (なんのことかなー(何
 テッド: じゃあ腹いせにガンガンガンと撃っておく(何)
 GM: 装甲値は10点。HPは10。
 テッド: 振るのwwwwww
 輔: データあるし(笑)
 GM: さあふれほれふれ(何)
 冴: 明らかに最初から壊させるフラグ(何
 輔: GMがSい(笑)
 テッド: 射撃+《C:ノイマン/コントロールソート》
  Dice テッド 10r10=(6,7,1,4,7,1,3,1,1,1)=Critical!!
  Dice テッド 2r10=(6,10)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(3)=3+20=23+4=27
 テッド: 侵蝕率 68%
  Dice テッド 3d10=(10+4+9)=23+5=28
 テッド: ブッ壊!
 GM: 轟音を響かせて、防火壁を破壊した。
 GM: スプリンクラーからの水が、舞い上がる埃を床へとたたき落とす。
 GM: その先に、“Comma half”の姿は無い。
 テッド: 「逃げられちゃったー……」不機嫌そうに、口元を歪め。降り注いだ水が髪を伝う。 ※37
 テッド: 「やってくれるね出来損ない」張り付く前髪を鬱陶しそうに掻き上げる。普段隠した瞳が見え。
 テッド: 「――楽しくなってきたよ」埃と瓦礫、水に濡れてジャリっと音がする床を踏みしめて、先へ。



 Climax Phase
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波/登場:全員

  登場Dice 七波 1d10=(2)=2+87=89
  登場Dice テッド 1d10=(2)=2+68=70
  登場Dice 冴 1d10=(4)=4+64=68
  登場Dice 輔 1d10=(2)=2+68=70

 GM: テッドが破壊した防火壁を通り抜け、最上階に近いフロアへと到達した。
 GM: テナントの入っていない、だだっ広い部屋。
 GM: その中央には床置きされた大きな液晶テレビがあり、
 GM: ケーブルやコード類の繋がっていない状態でありながら、映像を映し出している。
 GM: ──ロッカールームのような、狭い部屋。その中央。
 GM: LANケーブルのようなもので縛られて、床に転がっている睦海の姿が液晶テレビに映っている。
 GM: 抜け出そうとして藻掻いているが、上手くいかないようだ。
 七波: 「……睦海!」友人の姿を見つけて駆け寄ろうとする。
 “Comma half”: 「よう、来てくれたな」フロアの別の場所から声がする。
 GM: 鷹揚な態度で現れた青年はゴーグルをつけ、更に右手には銃を持ち。
 “Comma half”: 「答えは見つかった?」と、笑いながら問い掛けた。
 七波: 「………ええ、何となく答えは見えたわ」
 “Comma half”: 「ふぅん? じゃ、俺が5秒数えるまでに答えを示してみな?」
 GM: 左手を掲げてカウントダウンを開始する。「5……4……」
 七波: 「…………」3dジェネシフト
  Dice 七波 3d10=(5+1+8)=14+89=103 ※38
 GM: 上手いなw
 七波: 103%へ。「──こういうこと、でしょう?」
 “Comma half”: 「──へえ」感心したような声を漏らし、ゴーグルを外し、床に放り捨てた。
 GM: ちなみにこのゴーグルはFHの特注品で、侵蝕率も分かるという代物で(ry)(何)
 七波: 了解(何
 輔: (笑)
 冴: 流石FHの試作品です!(><(何
 “Comma half”: 「ハハッ、睦海は幸せ者だな。こんないいオトモダチがいて、さ」乾いた笑いをあげて。
 七波: 「あとは、何かしら…?」
 “Comma half”: 「“友達”ルールは解除だ――さて。ミニゲームのラスト、4番目だったな」
 “Comma half”: 「俺を殺してみな? それで“ピリオドゲーム”はクリア。賞品も解放するよ」
 七波: 「随分単純明快になったわね…」
 輔: 解除という言葉を聞いたなら、会話は邪魔せず、改めて水守さんの傍に寄りましょうか。
 輔: 無策で撃たれたらたまりませんからね。警戒宣言です。
 GM: 了解。
 テッド: 「今までが回りくどかっただけだろ」後方で。だるーん。
 “Comma half”: 「シンプルだが、最難関さ」言いざま、銃で液晶テレビを破壊する。
 冴: 「しかし、これまでのよりは遥かに分かりやすい。 ……此処で終わらせましょうか。」 此方も七波さんの横に。
 七波: 「睦海は…友達は……返してもらうわよ…!」
 “Comma half”: 「さあ、始めようか。ピリオドゲームのクライマックスだ」
 GM: 薄い笑みを浮かべて、《ワーディング》を広く展開する。七波以外は衝動判定を。
  衝動判定Dice 冴 5r10=(4,4,1,5,8)=8+1=9
  衝動判定Dice 輔 3r10=(8,7,3)=8
 輔: おや失敗。
  衝動判定Dice テッド 10r10=(2,1,9,3,7,6,5,8,2,7)=9
 冴: ちょっとまさかの大人全員失敗・・・?(何 ※39
 七波: 大人達…(何
 冴: 10だったっけ?
 GM: 9です。
 輔: うんどのみち失敗だ(爽)
  Dice 冴 2d10=(8+4)=12+68=80
 冴: おお、あああぶなかった! 成功の80で。
  Dice 輔 2d10=(9+2)=11+70=81
 輔: ともあれ、失敗の81%だそうです。
  Dice テッド 2d10=(9+7)=16+70=86
 テッド: じゃ成功の86%
 GM: ワーディングを合図に、隣の部屋から壁をぶち破って警備ロボットが2体出てくる。
 GM: ミドル戦闘で出たのと同じやつね。
 冴: ろぼろぼ好きっ子ね(何
 テッド: うざーい☆
 七波: うざーい(何
 GM: エンゲージは、

   [警備ロボットA]
   [“Comma half”]←10m→[PC]     ※[ ]=1エンゲージ
   [警備ロボットB]

 冴: 警備ロボットも単体エンゲージか・・・。
 GM: それぞれ左右から一体ずつ出てきたと思ってください。
 七波: コンマ君の両サイドに陣取ってるということですね
 冴: コンマさんの横一列で3つのエンゲージがあって、手前10mにPC達ですよの?
 GM: はい。警備ロボットA、Bともに、PCからは10mの距離です。
 輔: 了解す。
 GM: IV:警備ロボット(13)>“Comma half”(12)>七波&テッド(10)>冴&輔(6)
 GM: それでは戦闘を開始します。

■□Round 1□■

 GM: ◆セットアップ
 七波: ありません
 テッド: 《力場の形成》使用。ラウンド内攻撃力+[6/8]
 GM: 此方は《ヴァイタルアップ》
 冴: 無しです。
 テッド: 侵蝕率 89%
 輔: 「…………久々に、拙いですね」眉を顰め、見たくないものを見る、そんな視線を周囲に投げた。
 輔: ──RVの気配のするそれら全てに近づきたくない。そんな感情が抑えられない。ともあれ。と呟き。
 輔: 《絶望の領域/支配の因子》を宣言。敵方の攻撃力を-15、DP3個を付与。侵食は91%へ。
 GM: 了解。
 テッド: オルクスつええええ
 冴: オルピュアさん流石です(><
 七波: オルクスすごーい(何

 GM: ◆警備ロボット
 GM: (ダイスを振って)ぽちぱぱ集中砲火で(何)
 七波: アッー(何
 テッド: ああっ(何
 輔: よし。むしろ丁度いい。来なされ!
 冴: 下で狙われなかったのはこのフラグか・・・(何
 GM: サブマシンガンによる掃射。3DP他受領中。(ダイスを振って)11と10。
 輔: リアクションは出来ません。食らいます。
 GM: とはいえ攻撃力−15はでかいぞ…。
 輔: HP24しかないんですよ私……(何)
 GM: (ダメージダイスを振る)5点と10点。装甲値有効。
 輔: うん。それなら生きてます。HPは9へ。
 七波: 「六会さん!?」
 輔: 「大丈夫、です。これくらいなら」苦笑しつつ。
 輔: 被害を食らった眼鏡は捨てた。……見えない程度が今は丁度いい。 ※40

 GM: ◆“Comma half”
 “Comma half”: 「面白いモノ見せて貰ったよ。ただ、此方もぼーっと見物してたワケじゃないんでね──!」
 GM: 射撃+《コンセントレイト/アームズリンク/アタックプログラム/雷光撃/雷の残滓》+《神速の鼓動》
 GM: 対象:シーン、命中時に邪毒ランク9を与える ※41
 冴: ランク9とか言ったぞおい(何
 七波: 9…(何
 テッド: ランク9ってどのくらいの効果ですかー(何
 冴: 確か*3のHPダメージ・・・(何
 テッド: 27じゃないかそれ(何) 死ぬなあ。いやだなあ。タイタス切るかなあ。
 GM: 3DP受領しつつ。
  Dice GM 14r10=(7,2,7,7,6,5,4,6,2,6,1,2,4,8)=Critical!!
  Dice GM 4r10=(8,9,6,10)=Critical!!
  Dice GM 3r10=(10,5,6)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(3)=3+30=33+5-1+14=51
 “Comma half”: 「“名前”通りなら良かったんだろうが、生憎だったな」
 GM: 自嘲めいた皮肉と共に放った弾丸を起点に、フロア一帯を帯電させる。
 テッド: 修正何事
 七波: なんというアタックプログラム
 輔: 酷い上乗せだ……とまれ《領域の盾》を宣言対象は神無月さん。水守さんのカヴァーをお願いします。
 冴: 宣言了解、七波さんを此方カバーします。
 七波: 「神無月先生…!」
 テッド: どうしようもないな、そのまま貰おう。
 GM: では、ダメージを算出します。
  ダメージDice GM 6d10=(10+9+6+4+10+1)=40+17-15=42
 GM: 装甲値有効42点。
 冴: 2倍にしなくとも普通に死ぬわ(何
 輔: ん……16点マイナス欲しいすかてっどん。
 テッド: 16減ると、ええと…
 冴: 26すな。
 輔: (神無月先生は残るの無理だろうから聞かない。)
 冴: (うわーん
 テッド: ギリギリ生きのこれるのか。じゃ、じゃあください!><
 テッド: そのあとタイタスでバッステ解除します…で、いいんだよね?
 GM: はい。
 輔: おういえ。ついでだ。途中成長宣言。経験点15点消費で《隆起する大地》をフルまで上げます。OK?
 GM: 成長もOK。
 輔: 感謝。そのまま使用して。範囲効果でダメージ28点防御。
 テッド: ではダメージ28軽減で26ダメージ。
 テッド: HP2で生き残って、ぱぱへのPC間ロイスをタイタス昇華してバッステ解除します。
 冴: 「……此方の事は気になさらず。 七波さんは前だけを見て。」
 冴: 傷を塞ぎつつ、冥府の棺を宣言。傷口から毒素を含んだ血を同時に流しだす。
 輔: 神無月さんはこれから倍で残りそうですか? 私が100%超えれてれば良かったね……
 冴: って28か。えーっと。ってあれ、違うや。14ならギリギリか……?(ちょ、ちょっとまって!(何
 冴: 御免、14なら2倍でも行けたな・・・(何
 輔: んじゃ適用してください。
 GM: いいですよ。侵蝕率は戻しておいてください。
 輔: ともあれ私は97%からリザレクトです。
  《リザレクト》Dice 輔 1d10=(2)=2+97=99
 輔: おお。HP2残りで99%。
 テッド: 「あはは……前みたいだね。ありがと…」ぱぱに声を投げて。痺れた手を振り。
 輔: 「これくらいしか出来ませんからね。……攻撃の手は、お願いしますよ」
 輔: 口調はいつものままでいながら、どこかよそよそしく。 ※42

 “Comma half”: 「薄いか」軽く舌打ちをする。

 GM: ◆七波orテッド
 七波: 「本気で行くわよ……!」『はいよー、がったーい!』
 七波: マイナー:《オリジン:ヒューマン》+《光の衣》 侵蝕率109%
 七波: メジャー:《光の手/ピンポイントレーザー/リフレクトレーザー/雨粒の矢/マインドエンハンス》 対象:敵全員
  Dice 七波 7r10=(8,7,9,8,7,7,6)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(5)=5+10=15+17+1=33
 七波: 33でリアクションクリティカル+1&DP6個です
 GM: Cr値が上昇しているので、警備ロボットは全員回避不可。“Comma half”は《磁力結界》でガードを宣言。 ※43
 輔: 妖精の手宣言。
 七波: 感謝ッス
 GM: おお、どうぞ。
 輔: 最後の1個を10として振りなおしを。水守さん。侵食は103%へ。ここで出来れば潰したい。
 テッド: ぱぱの支援がすごいぜ…!
 七波: てりゃ
  Dice 七波 1r10=(9)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(4)=4+10=14+17+20=51
 七波: 51へ(何
 輔: 2段階上がれば上出来!
 GM: 了解。ダメージを。
  ダメージDice 七波 6d10=(1+1+3+5+3+6)=19+9=28
 七波: 出目が…装甲無効28点です
 GM: 警備ロボット、双方共にHPを5を残して生存。
  Dice GM 5d10=(5+5+7+5+6)=28
 GM: “Comma half”はガードで凌ぐ。
 冴: ダイス数だけでぴったり凌いでやんの・・・(何
 テッド: カーンかよ…(何
 七波: 「浅かった…かな」12上がって121%へ。
 “Comma half”: 「本気になりなよ。でないとゲームには勝てないぜ?」再装填。

 GM: ◆テッド
 テッド: 「じゃ、次は僕の相手をしてね」
 テッド: マイナーで、そうだなあハーフにエンゲージ。
 テッド: 射撃+《C:ノイマン/コントロールソート/要の陣形/オーバーロード》武器はショットガン。対象は敵3体。
  Dice テッド 11r10=(8,2,5,7,3,1,10,10,8,9,6)=Critical!!
  Dice テッド 6r10=(1,2,4,7,1,3)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(2)=2+20=22+4-1=25
 輔: うーん。乗せるか。それに妖精の手を。最後の2を10にして振りなおしを。侵食は107%へ。
 GM: どうぞ。
  Dice テッド 1r10=(10)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(5)=5+10=15+20+4-1=38
 テッド: こうでいいんだっけ…?
 GM: うん。38ですね。警備ロボの回避は(ダイスを振って)…いつかぽちぱぱころs(ry
 輔: (眼逸らし)
 GM: “Comma half”は《磁力結界》によるガードを宣言。ダメージどうぞ。
 輔: 「本気がお望みなら。食らいなさい。存分に」《力の法則》宣言。
 輔: 撃ち込まれる銃弾に“空間”という重みを加える。ダメージに+7D上乗せを。これで111%です。
 テッド: っと、じゃあ上乗せ。
  ダメージDice テッド 11d10=(7+6+9+5+1+9+10+2+4+7+1)=61+6+10=77
 テッド: でかwwww 77点、装甲は有効です…侵蝕率は99%
 七波: すげえ…!
 冴: がんがったな!
 テッド: ぱぱすごい><
 輔: てっどんも頑張った!
  Dice GM 5d10=(9+10+10+3+5)=37
 GM: 加えて、《電磁反応装甲》を宣言。
 輔: ただGMの出目も頑張ってるな……
 テッド: 「挑発はもっと計算してやんなきゃだめだよ、“出来損ない”サン?」笑って。使い潰した銃を捨てる。
 GM: ガードした腕の破れた服の下から、機械の関節が剥きだしになる。
 “Comma half”: 「危ねぇな。けっこう来たよ」そうこなくちゃ、と笑う。余裕の笑み。
 GM: 警備ロボットはこの一撃で粉砕された。
 テッド: それから、至近にいるコンマにはショットガン効果で+2点のダメージ追加を。
 GM: 了解(ダメージ訂正しつつ)

 GM: ◆冴or輔
 輔: ふるり。と頭に手を充て。軽く首を振る。シナリオロイスをタイタス化。バッステオールグリーン。
 輔: マイナーはなし。メジャーで《導きの華/要の陣形》3人に次回メジャー達成値+10。116%へ。
 冴: 有難く頂きます。
 七波: ありがとうございます
 輔: 「──何とか、思考もクリアに。……我ながら全くだらしないですね」
 輔: 「畳み掛けてください。皆さん」手を上げ。撃つべき場所を指し示した。

 GM: ◆冴
 冴: 「――ええ、任せて下さいよ。」
 冴: 指示された場所。 その一点を目掛けて――
 冴: 《白兵》 + 氷炎の剣/氷の回廊 + CR:OR/形なき剣/炎の刃/鮮血の一撃/クロスバースト。
 冴: コンマさんのエンゲージに入る。これで侵食+13、対象のドッジ判定-[2]で!
 “Comma half”: 「来な」
  Dice 冴 12r10=(10,6,5,2,4,4,1,4,8,8,4,10)=Critical!!
  Dice 冴 4r10=(8,10,7,2)=Critical!!
  Dice 冴 3r10=(4,9,9)=Critical!!
  Dice 冴 2r10=(4,1)=4+30=34+12=46
 冴: 46で。
 輔: 《妖精の手》宣言。最後のダイスを10として振りなおしを。侵食は120%
 冴: 感謝。妖精の手により振り直し。
  Dice 冴 1r10=(2)=2+30+12=44
 冴: 下がっちゃった・・・(何 (ごごごごめんね!(何
 GM: 54になるよ。
 冴: あ、あれ(何
 輔: 下がるってことはないですよこれ(苦笑)
 冴: じゃあそれで(何
 GM: 義体の腕に電が纏い、光の盾となる。《磁力結界》を宣言。ダメージどうぞ。
 冴: ならばこのタイミングでオーバーロード宣言、侵食が更に+4で先ず86。
 GM: ん? 攻撃の直前に使用してください。このタイミングでオーバーロードは認めません。
 テッド: ダメージロールの直前じゃないよ。
 冴: あ、あれ。攻撃の前ってそっちか・・・!(ぬかった
 輔: 当たったあとでオバロドは使えたら卑怯すぎるから……
 冴: そそそそっか!(何
 GM: では、《オーバーロード》未使用としてダメージロールを行ってください。
 冴: ういさ、了解す。
  ダメージDice 冴 6d10=(3+9+8+4+1+7)=32+18=50
 冴: 装甲有効で50にて。
  Dice GM 5d10=(8+1+5+7+5)=26
 テッド: でっかす。
 GM: 26点と、装甲値合計18点を引いて、6点受領。
 冴: かってぇ(何
 七波: かてえ・・
 テッド: どうすんのこれ(何
 輔: 参ったね……
 “Comma half”: 「使いこなせない武器は、無用の長物──ってね」態勢を立て直しつつ。
 GM: 《加速する刻》を宣言して“Comma half”が動く。 ※44
 テッド: ヒッ

 GM: ◆“Comma half”
 GM: 射撃+《コンセントレイト/アームズリンク/アタックプログラム/雷光撃/雷の残滓》+《ギガンティックモード》
 GM: 対象は後方エンゲージ。命中時に邪毒ランク9を与える。攻撃後に拳銃破壊。3DP受領中。
  Dice GM 14r10=(1,7,8,4,10,3,5,2,5,9,5,4,5,5)=Critical!!
  Dice GM 4r10=(5,3,3,8)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(1)=1+20=21+5-1+14=39 ※45
 冴: 支配の領域を宣言、2段目の8を1に変更でお願いしたく。侵食は101%で。
 GM: 了解。15+18=33に。
 七波: 《幸運の守護/マインドエンハンス》でドッジを試みます
  Dice 七波 5r10=(5,9,8,4,4)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(2)=2+10=12+17=29
 七波: 妖精の手使用
 GM: どうぞ。
  Dice 七波 1r10=(4)=4+20+17=41
 七波: 41で回避、侵蝕は130%へ
 七波: 「…そんなの…!」領域をフルに操作して攻撃を逸らす。
 輔: 《幸運の守護/アニマルテイマー/リフレックス》で回避。
  Dice 輔 12r10=(5,8,1,9,1,4,7,7,7,5,9,4)=Critical!!
  Dice 輔 6r10=(8,4,8,9,8,5)=Critical!!
  Dice 輔 4r10=(8,3,3,4)=Critical!!
  Dice 輔 1r10=(3)=3+30=33+1=34
 輔: あぶ……! 避けました。129%へ。せんせーありがとう……!
 七波: 流石です…!(何
 “Comma half”: 「ジャミング…!?」領域による銃への干渉を受けながらも、弾を撃ち尽くす。
 輔: 「な、なんとか……」はふーと息をつきつつ。済んでのところで回避した。
 GM: 最後の一発を撃ったところで銃が壊れた。「──領域の力、か。やるねえ」
 冴: 「……壊れてしまいましたね。 それでもまだ足掻らうつもりですか?」 はふりと此方も息吐きつつ。
 “Comma half”: 「ハハハハハッ! 手が無くなってきたのはそっちだろう?」
 GM: オートタイミングで、ブレードを腕からせり出す。
 “Comma half”: 「…解せないなあ。必死こいて付き合うほどのゲームじゃないだろう?」
 “Comma half”: 「たかだか命じゃないか」
 輔: 「……それが解らないから、貴方は半人前って言われるんですよ。何につけてもね」
 七波: 「アンタには分からないでしょうね…生命の、輝きの価値が!」
 “Comma half”: 「殺す程の価値じゃなかったってことさ。昔から。だからワザと外してたのさ」
 “Comma half”: 「けど今は。倒して経験点とアイテムを奪うのが、殊の外愉しくってね」くっくと笑う。
 輔: 「幾ら力があろうが、それではね……なるほど。“Comma half”の謂れ。理解させていただきました」
 輔: やれやれ。と呟く。……なるほど。彼はこんな輩の手に掛かって逝ったのか。と落胆を隠せずに。
 輔: ここで橋場さんにロイスを。遺志/憤懣で。
 GM: 了解。
 七波: 「戦いはゲームじゃない……そんなことに、睦海を巻きこまないで!」
 冴: 「……冷静になって、七波さん。 此処で挑発に乗っては、更に相手の思う壷です。」
 七波: 「……っ、す、すいません…」呼吸を整え、心を落ち着ける。
 “Comma half”: 「その睦海を当事者にしたくってね。…でも、人間のままじゃつまらない」
 “Comma half”: 「だからオーヴァードにするのさ。ジャームでもいい」
 GM: 口調が変わる。先程の高揚が急になりを潜める。
 “Comma half”: 「──アイツ、トロいからなぁ。もし何かあっても、もう誰も守ってやれねえ」
 “Comma half”: 「だったら、いっそ殺してやったほうがいいかなって思って……気がついたら撃っちまっていた」
 “Comma half”: 「アイツがジャームになったら、俺が殺すよ。俺が殺して、アイツの力を形見に持っていく」 ※46
 七波: 「………アンタがいなくても、あたしが守ってやるさ」
 “Comma half”: 「そうすりゃ誰にも侵されることはない。…それを邪魔するっていうのか!?」
 GM: 青年は、初めて激昂を見せる。
 七波: 「睦海の意志を一切無視してるゲームなんて、邪魔して当然だよ」
 冴: 「そう言うのは独り善がりと世間では言うのですよ。」 はふりとまた息を吐き。
 テッド: 「――で、話はおわった?」がしょ、と銃を持ち上げ。足元には開いたジュラルミンケース。
 テッド: 「付き合うほどもないゲームなら、終わりにしない? あ、僕のは仕事だから、やめないけど」
 テッド: よっこらしょー、と銃を構え。
 “Comma half”: 「そうだな。終わらせるためのゲームだ」一瞬にして感情を殺し、アームブレードを構えた。

 GM: ◆クリンナップ
 GM: 邪毒効果は無いのか…残念(何)
 テッド: なしです(何
 冴: 無いな(何
 七波: 無しです(何
 輔: 何とか無しになりました(こく)
 GM: ぽちぱぱの妨害支援も終了かな?
 輔: ですね。一旦終了です(失礼)
 GM: 了解。では、次のラウンドへ。

■□Round 2□■

 GM: ◆セットアップ
 GM: 《フルインストール》を宣言。
 七波: 無しです
 冴: 無しで。
 テッド: 《力場の形成》宣言。
 輔: 再度《絶望の領域》宣言。少しでも邪魔してやる。今回はDP3個のみ。侵食は133%へ。
 GM: 了解。

 GM: ◆“Comma half”
 GM: 雷を漲らせながら力を溜める。待機。

 GM: ◆七波orテッド
 七波: 「ふぅ…」深く息を吸う。
 七波: 《光の手/ピンポイントレーザー/リフレクトレーザー/雨粒の矢/マインドエンハンス》
 七波: 対象:"Comma half" 支援込
  Dice 七波 7r10=(1,5,4,5,7,7,10)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(10)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(1)=1+20=21+17+10=48
 七波: 妖精の手宣言
 GM: どうぞ。
  Dice 七波 1r10=(10)=Critical!!
  Dice 七波 1r10=(6)=6+10=16+30+17+10=73
 テッド: 73www
 七波: 73でリアクションDP6個です
 GM: でかいな…リアクションは放棄。《磁力結界》でガードを宣言。
 輔: 《力の法則》を宣言。降り注ぐ雨粒に更に力を。+7Dダメージ上乗せをどうぞ。侵食は137%へ。
  ダメージDice 七波 15d10=(4+3+10+4+8+8+3+4+9+5+6+10+1+8+2)=85+9=94
 七波: 装甲無視94点! 侵蝕は合計16%上がって146%へ。
  Dice GM 5d10=(9+10+10+8+7)=44 ※47
 輔: 何その出目(噴いた)
 テッド: でかいよwwwww
 GM: 《電磁反応装甲》を使う。20点更に打ち消す。
 七波: 「まったく…しぶといわね…!」
 冴: (こびだいすさんはこれだからもー (ころがす
 GM: それでも装甲が幾らか剥がれて、紙くずのように飛んだ(ころがされつつ)
 輔: 「──能力だけは。確かに」ほぅ。と流石に感心しつつ。
 テッド: じゃ僕動きますか…

 GM: ◆テッド
 テッド: マイナー無し メジャーで射撃+《C:ノイマン/コントロールソート/零距離射撃/オーバーロード》
 テッド: 対象はハーフ。武器はアサルトライフルを装備。支援込み
  Dice テッド 15r10=(6,2,3,9,7,2,9,10,9,4,10,10,9,4,4)=Critical!!
  Dice テッド 8r10=(6,2,4,10,7,2,4,4)=Critical!!
  Dice テッド 2r10=(2,10)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(5)=5+30=35+4-1+10=48
 テッド: 48!
 GM: 48で、いいんだな?
 輔: 《妖精の手》宣言。これが最後です。最後を10にして振りなおしを。141%に。
 GM: ですよねー(何) どうぞ。
 テッド: 了解。
  Dice テッド 1r10=(10)=Critical!!
  Dice テッド 1r10=(3)=3+10=13+4-1+10+40=66
 GM: 了解。では、此方は待機を解除して《カウンター》を宣言する。 ※48
 テッド: な、なんだってー誰か、誰かバロールを!(何
 GM: テッドの銃口の下をかいくぐって間合いに入り、襟口を掴もうと手を伸ばす。
 GM: ──“ファニー・ハウンド”橋場 直行の技。
 テッド: 「──っ、この!」
 GM: 白兵+《コンセントレイト/アームズリンク/アタックプログラム/雷光撃》+《カウンター》
  Dice GM 17r10=(9,5,7,7,9,10,9,1,2,4,6,6,10,4,7,8,2)=Critical!!
  Dice GM 9r10=(7,1,9,5,6,7,1,6,1)=Critical!!
  Dice GM 3r10=(3,9,2)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(2)=2+30=32+7-2+14=51
 テッド: あぶねー
 GM: 届かないか…領域に阻まれ、手は宙を切る。ダメージを。
 テッド: Sロイスを昇華。ダメージバーストで+5Dします。
 GM: 了解。どうぞ。
  Dice テッド 12d10=(2+10+8+5+9+6+9+9+3+5+9+4)=79+18=97
 GM: でっけえ(何)
 テッド: 97点装甲有効。間合いに飛び込んできた相手に、咄嗟に銃口を下げて。フルバースト。
 テッド: 「いい加減気づけば? …お前、commaの時点でもう終わってる。ピリオドだよ」
 GM: 《電磁反応装甲》を2枚宣言。直撃を喰らう。…が、義体の防衛システムが動作する。
 “Comma half”: 「く、そッ…!」剥きだしになった駆動部の中枢を手で押さえ、一歩退き。
 GM: イニシアチブタイミングで《加速する刻》を宣言。再行動を行う。
 テッド: ktkr
 GM: 即座に踏み込み、ブレードを振るう。対象はテッド。
 テッド: うわーもうだめだー

 GM: ◆“Comma half”
 GM: 白兵+《コンセントレイト/アームズリンク/アタックプログラム/雷光撃》
 “Comma half”: 「アンタは潰しておく!」
  Dice GM 17r10=(3,3,3,10,3,2,2,7,6,8,5,3,4,8,2,10,2)=Critical!!
  Dice GM 5r10=(7,2,6,6,9)=Critical!!
  Dice GM 2r10=(3,8)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(8)=Critical!!
  Dice GM 1r10=(2)=2+40=42+7-2+14=61
 テッド: で か い よ
 テッド: 回避は放棄するよ…
 輔: 《領域の盾/領域の守護者》を自分に。割り込みます。侵食は146%。
 テッド: ありがとうございます。
 GM: 了解。では、ダメージを出します。
  ダメージDice GM 7d10=(4+7+8+7+3+8+4)=41+23=64
 GM: 64点装甲有効。横に一閃、薙ぎ払う。
 テッド: 「っと…!」一歩退いた隙に割って入られ。後ろへ踏鞴を踏む。
 輔: 「──思い通りになるだけのゲームなど、つまらないでしょう。違いますか?」
 輔: 残像紛いに立った身を、流れた刃に曝しつつも、笑って。昏倒ですね。
 “Comma half”: 「…まったくだ。アンタが割り込んで来るとはね」忌々しく吐き捨てる。 ※49
 七波: 「六会さん…!」
 輔: 「……これも意外性という奴です」Comma halfにロイス。即タイタスで立つ。起き上がった身はまた背後へと。
 テッド: 「………」複雑な顔でそれを見る。あまりしない、本当に困ったような表情。
 GM: 了解。

 GM: ◆冴or輔
 輔: 先行します。

 GM: ◆輔
 輔: 《導きの華/要の陣形》3人に次回メジャー達成値+10の上乗せを。
 輔: 「いい加減に、勝ちと行きたいですね」
 輔: 再度手は上がる。傷を抑えたためか、今度は利き腕とは逆の手を。侵食は151%へ。行動は以上で。

 GM: ◆冴
 冴: 「……成る程。 それが橋場さんより奪った力ですか。」 少しだけ目を細め。
 “Comma half”: 「ああ、あの刑事さんか」
 “Comma half”: 「バッカだよなあ。たかだか目先の数人のために、エリート人生を棒に振っちゃうなんてさ」
 “Comma half”: 「その“力”は、俺が有効活用してやるさ。ハハッ、ハハハハ!!」
 冴: 「……そうですか。 しかし僕は彼を支持しますよ。」
 冴: 「この世界は“人”の世界。 ……今、その場に立っている以上。」  手に持っていた水鎌を一旦破裂させ。
 冴: 「この世界の“法”は、例えオーヴァードであろうとも守って貰いましょうか!」
 冴: っとその前に。白熱と渇きの主をLv1で途中成長でお願いしたく。
 GM: 了解。
 冴: 《白兵》 + 白熱 + CR:OR/形なき剣/炎の刃/渇きの主/鮮血の一撃/クロスバースト。
 冴: 侵食+19、HPは4より下がって2。装甲無視、対象のドッジ判定-[2]で。
 冴: 更に橋場さんのタイタスを使用。 Cr-1。
  Dice 冴 12r10=(6,1,10,6,4,5,8,4,4,1,7,5)=Critical!!
  Dice 冴 5r10=(9,9,10,8,7)=Critical!!
  Dice 冴 5r10=(6,7,7,3,8)=Critical!!
  Dice 冴 4r10=(7,7,9,1)=Critical!!
  Dice 冴 3r10=(5,9,4)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(6)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(8)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(10)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(6)=Critical!!
  Dice 冴 1r10=(4)=4+90=94+14=108
 GM: なん…だと…(何)
 テッド: wwwwwww
 冴: なぁ。何があった・・・?(何
 輔: すげぇ……!
 七波: じゃあさらに《妖精の手》宣言(何
 GM: 駄目押し(何)
 冴: おま(何
 七波: 侵蝕率は150%へ
 冴: 有難く貰いますと言いつつこれで良かったっけ・・・(何
  Dice 冴 1r10=(3)=3+90+14=107
 七波: 117では(何
 GM: 117ですね。
 冴: じゃ、じゃあそれで!(何
 GM: まあうん、ガードを宣言するよ。《磁力結界》使用、ダメージを!
 七波: 「先生、やっちゃって…!」領域を操作、更に攻撃のキレを増やす。
 冴: 「君に、最後まで意志を貫き通した橋場さんを笑い飛ばす権利や資格など――」
 冴: Sロイスの“犯人”をタイタスにして昇華、ダメージバーストの効果を使用!
 GM: どうぞ!
 冴: 「この世界に置いて、存在しない!」
  ダメージDice 冴 17d10=(5+7+2+2+5+5+8+5+7+7+1+3+4+9+2+10+9)=91+27=118
 冴: 装甲無視で118! あまりダメージは伸びなかったな……。 ※50
 冴: 見よう見まね。記憶にある橋場さんが使っていた柔道技にチャレンジして投げ飛ばそうとしてみるね……(何
 冴: ああ、うん。 序でに自分のHPを8点回復。
  Dice GM 5d10=(9+2+1+6+10)=28
 GM: 更に《電磁反応装甲》を3枚使う! 合計94点を減少して、24点受領。
 テッド: 何枚あんだよwwwww
 冴: 最悪7,8枚でしょ(何
 七波: 「まだ、耐えるの…?」ぜいぜいと息を吐く。
 GM: ……うん、計算したが。演出入れて。 ※51
 冴: ――あの時、彼はどうやって動いていたか。
 冴: ……もう少し真剣に見ていれば良かったか、とは後の祭りだと自分でも思いながら、
 冴: 色々と荒が目立つ部分を空間領域の支配でカバーしながら。 思いっきり地面に叩きつける!
 GM: 地に叩き付けられた“Comma half”から、鈍い音が響く。
 “Comma half”: 「──素人が、返して来ただと………」
 GM: 受け身を取ったにも関わらずフレームが逝った。血のような液体を吐きながら、僅かに身を起こそうとする。
 冴: 「何故このような事が出来たのか。 ……君には最早、理解出来ないでしょうけどもね。」
 GM: 機械部から溢れ出すように噴出した雷が、その身に奔り始めた。
 輔: 「──っ、神無月さん、引いてください!」漏電の危険。とっさに向こうより声が出た。
 冴: 六会さんには大丈夫、と手を振り。
 冴: 「君のように無理やり奪わなくとも……絆さえ残っていれば、出来るのですよ。 僕たちならね。」
 七波: 「あたし達の、勝ちよ…」既に限界に近い身体に鞭打って宣言する
 “Comma half”: 「………は、ハハ…そうか、俺の負けか…」広げた鋼鉄の両手を見つめて、笑う。
 “Comma half”: 「──……七波ちゃん」
 七波: 「……何?」
 “Comma half”: 「アンタは、いつまで…そのままで、いられるのかな……」
 GM: 呟きのような問い掛け。
 GM: そしてその返答を待つ間も無く、ぐらりと体が傾いて、再び膝をつく。
 七波: 「“友達”の絆さえあれは…あたしは……頑張れるんだよ…」
 GM: カチッ――エンディングを告げる音が彼の体内から響く。そして、大きな爆発が起こった。
 GM: 戦闘終了。

 冴: はぁ、と一息。 ……何時の間にか血が付着した手を見て。
 冴: 「――事件、解決しましたよ、橋場さん。」
 冴: ぽつりと一言だけ。

 GM: そして“ピリオドゲーム”は幕を閉じた。




 自律判定

 GM: 今回は、Eロイス:飢えたる魂×4となっております。
 GM: Eロイス分、判定前に任意で最終侵蝕率から引くことができます。
 GM: 最終侵蝕率とロイス数、タイタスなどを宣言して振ってください。ロイス取得も必要ならどうぞ。
 冴: 最終125%、昇華が2でロイス3。 先ずはE分を受領して振ろう。
  Dice 冴 4d10=(3+8+8+8)=27-125=-98
 冴: 無くても良かったのかな・・・そしてDあるから俺ロイス2だよ!振るね(何
  Dice 冴 2d10=(6+5)=11-98=-87
 GM: おかえりなさい。
 冴: 3つだと二倍と通常で微妙だったから受領しました!(><)と言いつつ87で帰還です。
 輔: 最終侵食率151%。ロイス4、タイタス2、空き枠のひとつにテッドさんへ信頼/不信感で取得を。
 輔: その前に先ずはEロイス分差し引き。
  Dice 輔 4d10=(4+5+2+8)=19-151=-132
 GM: 信頼/不信感って、結局どっちなの(何)
 輔: どっちも。前の同僚ってことで信頼だけど勝手に離脱したので不信感(何)
 輔: まぁ私はその上で倍振らせていただきます。失礼を。
  Dice 輔 10d10=(5+6+5+7+7+5+2+1+8+10)=56-132=-76
 輔: 倍振り76%で帰還です。
 GM: おかえりなさい。
 テッド: 最終侵蝕111% ロイス2,D1,タイタス2かな。先にEを引く。
  Dice テッド 4d10=(8+3+10+7)=28-111=-83
 テッド: もうイラネ(何
 輔: 使わなくてもいいんですよ。
 テッド: じゃあE引いたの一度無しにして良いですか…(GMー
 GM: 最初に説明したんだから、ルール通りにしてほしいな(何)
 テッド: じゃあそれでいいや(何
 GM: 更にロイス分引いてください。タイタスにしてもいいですよ。
 テッド: 固定しか残ってないのでタイタスできないです。
 冴: 鳥越さんをタイタスにすると聞いて。
  Dice テッド 2d10=(9+6)=15-83=-68
 テッド: 68%で。
 冴: お帰りなさいませ。
 七波: Eロイス分引かせてもらいます
  Dice 七波 4d10=(8+9+4+5)=26-150=-124
 七波: 最終侵蝕率150−26=124%、Dロイス2・初期1、シナリオロイス1(Sロイス)、ロイス1、空き2。
 七波: 六会さんに信頼/不安、テッドさんに有為/不信感で5つ
 七波: 自分も不安なので申し訳ないですが倍振りで
  Dice 七波 10d10=(2+3+4+8+3+1+5+7+5+6)=44-124=-80
 七波: 倍振り80%で帰還です
 冴: お帰りなさいませ。
 輔: お帰りなさいませ。
 GM: 全員帰還おめでとうございます。
 GM: では、エンディングになりますが。ご希望がございますれば。
 冴: EDどうすっかな(何
 七波: EDは睦海と会話ですかね(何
 GM: 七波ん了解〜。
 輔: 冴せんせープランがないならよければ合同しませんか。
 冴: ふみ。じゃ、じゃあそれで・・・(何
 輔: 橋場さんの思い出を語る辺りで。私も正直大した想定はない。
 冴: エージェントで登録勝手にすませといたから!(><)話以外なら何でも良いよ!(何
 輔: 言っていいなら言いますが(何)
 冴: (やーん
 GM: ぽちぱぱと冴先生は合同で了解。葬儀かな? ああ、いっそオートで。支部でお願いします(何)
 輔: 葬儀でもいいですし。その後支部で会話でも。
 冴: じゃあ支部で・・・(何
 輔: 資料室で茶ぁしばこうぜ!(何)
 GM: (びしばし)
 冴: お茶菓子買っていくね・・・(何
 輔: まぁほらこっちは本件のデータ整理してると思うので遊びに来てくださいせんせー……
 冴: おういえ・・・。
 七波: テッドさんはアレですか、鳥越さんのご説教を?(何
 テッド: お任せしますが…(何)
 GM: てっどんは考えてなかったな…じゃあ普通に報告エンドね(何)
 テッド: はーい
 GM: てっどんの日常ということで、誰かの暗殺シーンをしたいならそれでもいい(何)
 テッド: 日常wwww
 七波: おやつも忘れずに(何
 テッド: 希望を言えとか言われたら、メイド(ry)とか言うからそれでいいよ(何
 七波: メイド(何
 GM: それは却下で(何)
 輔: 却下されちゃったか……
 GM: では、てっどんは報告エンドで。最後にメイド萌え宣言して終わるといい(何)
 テッド: しないよ(何)
 GM: じゃあ、サクッと終わりそうなてっどえんどで。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“Trialy Exception type-D”

 GM: “Comma half”の破片を回収し……たよね?(何)
 テッド: はっ(何)
 テッド: したことにしよう(何
 GM: 分かった(何)
 GM: “Comma half”の破片を回収し、一枚の紙片(レポート)を仕上げて上司のデスクへと向かった。 ※52
 テッド: 「鳥さーん、できたよー」
 GM: いつもと同じの鉄面皮な上司は、モニタから微かに視線を上げた。
 テッド: できたできた、と紙を持った手を振り。
 GM: 「見せろ」視線をモニタに戻し、手を伸ばす。
 テッド: 「ほい」紙きれを渡す。
  Dice テッド 1d2=(1)=1
 GM: 狙うなよ(何)
 テッド: 事件のレポートを提出しました(何)
 GM: 「………」受け取り、ちらりと一瞥をくれると、その紙切れが瞬時に燃え尽きた。
 テッド: 「ちょ。ちゃんと書いたのに燃やさないでよー」もー、と唸って。
 GM: 「試作品のレポートを提出しろと言った筈だ。書き直せ」
 テッド: 「……」しさくひん。
 GM: 「提出するまでは無論報酬も出さんぞ」
 テッド: 「えっと、あれ壊しちゃったからわかんない」てへっ☆ ※53
 GM: 「そうか」カタカタとキーを打つ音が、暫し響く。
 テッド: しばらくの静寂。(何)
 GM: 離れのプリンタが動き出し、紙片を吐き出した。
 GM: 上司は立ち上がってそれを摘み上げ、テッドの鼻先に突き付ける。
 テッド: む。書類を見て。
 GM: 「──では、次はきちんと提出して貰うとしよう」
 GM: 新たな任務内容が記された紙が(ry
 テッド: 「えーめんどくs」紙を顔面に押しつけられて、もふっ、と言葉が切れる。
 テッド: 「おなかすいた! ねえ先にごはん食べてきたい!」
 テッド: とりあえず紙は受け取り、喚く。恒例となりつつある光景。
 GM: 「“品物”は既に現地へと搬出済みだ。急げ」聞く耳を持たない様も、いつもの光景。
 テッド: ぶーぶー文句を言いながら、それでも部屋を出る。
 テッド: この光景も、随分慣れた。
 テッド: あの場所に戻ることがなくても、やはりあまり変わらない。
 テッド: 自分に出来るのは、――す、だけだ。

 GM: 日常の形。歪みさえも内包した、ありのままの世界が今日も続く。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴&“P.P.P.” 六会 輔

 GM: 橋場直行は“殉職”として、世界の闇に葬られることなくしめやかに葬儀が執り行われた。
 GM: 子供のように純真な思いで職務を全うした彼の、
 GM: 遺影の、自信に溢れた笑顔は痛い程に眩しくも見えた。
 GM: 誰が挿したのか。白と黄色の菊花が一輪ずつ、支部の花瓶に活けられている。
 GM: 今は、静かに。粛々と日々の業務を遂行する。そんな日常が戻っていた。
 輔: はふ。と顔を上げ。新調した眼鏡の位置を直すときに視界に入るそれ。
 輔: 忘れようとしてもそのたびに思い出されて。
 冴: 紙袋を片手に廊下を歩き。 目当ての部屋――資料室の前へと辿り着けばノックを2回。
 輔: 「……はい?」ひとつ伸びをして。
 輔: 纏まらないレポートの山に些かうんざりしつつ。ファイルにまとめようとしたところの音に答える。
 冴: 「失礼致します、此方に居らっしゃるとお聞きしたので……。」
 輔: 「ああ。神無月さんですか」微かに笑い、立ち上がって一礼して。
 冴: へこりと頭を下げる。 何時もと同じ笑みで。
 輔: 「何かまた懸案ごとでもありましたか?」
 冴: 「いえ、そう言う訳ではありませんが……先日に頼まれていたものが出来上がりましたので、序でにと。」
 冴: どうぞ、と報告書を差し出して。
 輔: 「ああ、ありがとうございます」どうぞ。と、部屋の壁際。接客のためのソファを示しつつ。
 冴: 「あと、これも。 支部の皆さんで食べて頂ければ……」
 冴: 某チェーン店のドーナッツの箱を手渡し。 ソファに腰掛けて。
 輔: 「丁度休憩でもと思っていたところです」
 輔: 「神無月さんはカフェオレがお好みでしたっけ……ああ、わざわざすみません」
 冴: 「ああ、いや。お構いなく。」
 輔: 「まぁ、折角ですしお付き合いしてください」
 輔: 言い様、据付のコーヒーポットからコーヒーとミルクを均等に注ぎいれ、ティーテーブルに差し出した。
 冴: 「す、すいません。それでは頂きます……。」
 輔: 此方はブラックで一口。軽く口をつけた後に渡された資料を斜め見て。
 冴: 先ずは一口。 はふり、と息を吐き。
 輔: 「──はい。問題はなさそうです」
 輔: これで……神無月さんにつきましては本懸案は終了となりますね。お疲れ様でした」
 輔: ぽん。と軽く資料を叩き。軽い笑みで頷いた。
 冴: 「いえ。六会さんこそお疲れ様でした。」 苦笑して。
 冴: 「……ところで。 あの、花は。」 続く視線は先ほどから気になっていた物へと。……何となく、想像はつくが。
 輔: はい? と呟くように返事をし、示された方に視線をやり……苦笑。
 輔: 「……あまり考えてみたことはなかったのですがね」
 輔: 「この支部区間は、OV懸案が多い割りに、今まで奇跡的と言うほどに、登録イリーガルやエージェント、チルドレンの死亡率が少なかったと……今回の件で思い出したのですよ」 ※54
 冴: 「……そう言えばそう、ですね。」
 輔: 「何方が置いたのか解りませんが」再度、視線をそれに投げ。
 輔: 「──同じように思った方がいらっしゃったのでしょうね」
 冴: 「僕も長い間、この街と支部にはお世話になっていますが……それでも今回のような事は、正直初めてでした。」
 輔: 「それはある意味に於いて、我々の驕りだったともいえるかもしれません」
 輔: 「……本来率先してRVの事象に当たるべき我々の手が届く前に、イリーガルを失ったこと……」
 冴: 気付かなくて、気付いた時にはもう遅くて。……目の前で、親しい人がこの様な形で亡くなる事は。
 冴: 視線は自然と下に。
 輔: 「何の贖罪にもなりませんが、戒めとして、忘れるわけにはいかないのでしょうね、我々は」
 冴: 「それを言うなら……その責任は僕にありますよ。」
 冴: 「あの時、一番近くに居たのは僕だったんだ。……何か、やりようが他にもあった筈だと。」
 冴: 「数日経ってもまだ、その思いが抜けなくて。」
 冴: 「……嫌な言い方をすれば、この様な事はある意味慣れていたと思っていましたのに。」
 輔: 「その件につきましては、先日も申し上げましたが、もはやどうにもならなかったのです」
 輔: 「神無月さんでも、勿論私でも……誰でも。あの時あのタイミングで、誰も手が出せなかったと、私は考えます」
 冴: 「……そう、ですか。」カフェオレをもう一口啜り。
 輔: 「だから、その点に置きましては、あまりご自分を攻めることのないように……ご本人も、そうお考えでしょうから」
 輔: 私が言うことではありませんがね。と苦笑しつつも。
 輔: 「あと、ひとつ」指を立て。
 冴: 「……そう言って頂けると――……」 立てられた指に釣られて、視線は其方に。
 輔: 「このようなことに、貴方がたイリーガルが“馴れて”しまっては、私たちの立場がありません」 ※55
 輔: 「我々を非難するくらいの感覚が、皆さんには必要なんです。……それを、忘れないでいただけると助かります」
 冴: 「……努力してみます。」 それには困ったように笑いながら。
 輔: 「その上で、力を貸していただきたい。というのは、矛盾だとは思いますけどね」手を戻し。此方も苦笑して。
 冴: 「この様な世界ですしね、少しくらいの矛盾は仕方ありませんよ。」 ずずーっと。カフェオレが沁み渡るわー。
 輔: 「そう言って頂けますと助かります」先ほど言われたそのままを返し。笑う。
 冴: 「……誰だって、大切な人を欠けさせたくはありませんからね。」
 冴: 「お互いに補いあい、助けながらもそれを護っていく。」
 冴: 「――綺麗事ではあれど。 その為ならば幾らでも力を貸すつもりではいますよ。」
 冴: 少なくとも、この僕は。 それだけを言えば、カフェオレを全て頂いて。
 輔: 「ありがとうござます。……それではまた何れ。何かの折には」
 輔: いつもの口上で一礼する。ひとつの懸案の終わりの仕草。
 冴: 軽く頭を下げて、立ち上がり。
 冴: ――机の上にある花には、小さく敬礼。
 冴: 「……後は僕たちに任せて。 どうか、ゆっくりと休んでいて下さい。」
 冴: 何時か、自分たちも向かう時が来るだろうが。 ……その時に、胸を張ってこれまでの事が話せるように。

 GM: 忘れかけていた日常を、忘れないようにと誓う。
 GM: 身近であるほど見えないものを。──死を、生を。
 GM: 傍らに在る者を。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“ウンディーネ” 水守 七波

 GM: ピリオドゲームの終了後、
 GM: “Comma half”こと清良俊哉に連れ去られた睦海を、無事に救出することができた。
 GM: 時計台の下で撃たれた時の傷が元で軽い貧血状態にあったが、命に別状は無いらしい。
 GM: むろん、ジャーム化の傾向も無く、
 GM: “日常”へ返すための工作――『急な発熱でずっと家で眠っていた』という
 GM: 記憶のすり替えを施されてから、家路についた。
 GM: 応急処置も既に施されていたから、このままでも傷痕は残らないだろう、
 GM: 翌日からは無事に学校に通うこともできる…と、医療スタッフは言っていた。
 GM: ──そして、翌朝。
 睦海: 「おはよう〜昨日は買い物に行けなくってゴメンね」
 七波: 「仕方ないわよ、急に体調崩したんだもの」
 GM: 少しだけ顔色が冴えないものの元気な姿で現れて、おっとりと挨拶してきた。
 睦海: 「ゴメンね。でも、もう大丈夫だよ〜朝起きるのが、ちょっとだけ辛かったけど」えへへ〜と笑う。
 七波: 「…あんまり無理しちゃ駄目よ」心配そうに。
 GM: こくこくと頷いて。
 睦海: 「そういえば、今日ね、凄い夢を見たんだよ〜」
 睦海: 「もう、映画みたいな感じ。七波ちゃんも出てたんだよ。悪人に捕まっちゃった私を助けてくれたの〜」
 七波: 「……夢?」
 GM: 拳をぐっと握りしめて、面白かった映画のあらすじを語るような熱が籠もる。
 七波: 「へぇ、あたしもずいぶん偉くなったものね」冗談めかして
 睦海: 「かっこよかったよ〜。他に誰が居たかなぁ…シュンちゃんと、知らない外人さんと」 ※56
 睦海: 「あとはぁ……あ。何故か冴先生もいたんだよ! 夢ってすごいね」指折り数えて、笑う。
 七波: 「まぁ、夢なんて都合のいいことの寄せ集めだしね」
 睦海: 「あ、シュンちゃんってのは私の幼なじみなの。今はもう…うーん、大学生くらいなのかなあ…」
 七波: 「へぇ…」と適当に相槌を打つ。
 睦海: 「かっこよかったんだよ〜…もう連絡とってないけど……」後半、しょんぼりとしつつ。
 七波: 「どうしたのさ、何か気まずいことでもあったの?」
 睦海: 「引っ越し先知らないから…」
 GM: 落胆しながらも、ふるふると頭を振って。続きを言いかけた時に、教室の扉が開いた。
 七波: 「ふーん…ん?」そちらを見る。
 GM: 先日街中で出会った三納瑞穂が、ひょっこりと教室を覗いている。
 瑞穂: 「あ! おはよう。今日は大丈夫?」七波を見つけて小さく手を振る。
 GM: すすすっと中に入って近寄り、「ごめんね、昨日はなんか取り込み中だったんでしょ?」と、小声で謝る。
 七波: 「あ、はい…大丈夫ですよ」
 瑞穂: 「もう解決した?」
 七波: 「もう大丈夫ですよ」小さく頷きつつ。
 瑞穂: 「ならいいんだけど。いや〜なんかお呼びでない感じでさぁ」軽快に笑う。
 GM: 睦海は二人の会話に「?」マークを浮かべながら、小さく首を傾げた。
 瑞穂: 「――あ、ねえねえ。今日の放課後、空いてる?」機転を利かせて話題を変えてくる。
 七波: 「あ、はい、空いてますよ」
 瑞穂: 「チョコの材料買いに行きたいんだけど、まだ週末の用意してないんだったら一緒に行かない?」
 GM: バレンタインデーは今週末だそうです(何)
 七波: 理解した(何
 七波: 「いいですね…あ、睦海も一緒に行く?」と話を振ってみる。
 睦海: 「うん〜。私も行きたいな〜」
 GM: 誘われたことに喜び、ほややんとしながら何度か頷いた。
 七波: 「構わないですよね?」一応瑞穂に確認。
 瑞穂: 「いいよー、友チョコもあるし」
 瑞穂: 「そういや『逆小枝』って知ってる? 逆チョコ用の小枝のパッケージが反転してるの!」
 七波: 「え、そんなのがあるんですか?」
 睦海: 「へぇ〜見てみたいなぁ〜」
 瑞穂: 「ウケ狙いで男子に配ると面白いかもよ」
 七波: 「ですかね、まぁクラスメイトにてきとーに配ってみると面白いかも」
 睦海: 「じゃあ〜七波ちゃんにもあげるね〜」
 七波: 「あら、ありがとう」ニッと笑いつつ。
 瑞穂: 「じゃあ放課後に。よろしく〜」手を振って教室を出ていく。
 七波: 「はい」手を振り返す。
 七波: 「じゃあ、そういうことで」と睦海に笑いかける。
 睦海: 「うん。放課後楽しみだな〜♪」屈託無く笑って、じゃれつくようにぎゅっと抱きついた。
 七波: 「もう、やめてよ〜」と、ぽふぽふと頭を叩きつつ思う。
 七波: ──“こっち”の世界にこなくて、よかったね
 七波:  願わくば、ずっと知らないままでいてほしい──
 七波: ──日常は、あたしが守るから

 GM: ゲームは終わり、日常がまた始まる。
 GM: “絆”を確かめながら歩む、仮初めの日常が。



 Master Scene 「ピリオドゲーム」
 ScenePlayer:−−/登場:不可 


  『いつかは戻れる』だなんて、甘かったよ。

  最後の一発をお前に向けた。
  あの時、既に終止符は打たれていたんだ。

  ただ、思い知らされただけ。
  人としての俺は、とっくに終わっていたんだってことを。


  ――もし、お前が過去の俺を覚えているんだったら

  頼むから
  まだ、目を覚まさないでくれ…



Credit……「ピリオドゲーム」
Start:2010.02.16 22:15〜02.20 23:15

PC1:“ウンディーネ” 水守 七波/Sevenさん
PC2:“蒼茫たる世界” 神無月 冴/風翼さん
PC3:“Trialy Exception type-D” テッド/比良坂さん
PC4:“P.P.P.” 六会 輔/たつきさん
GM:こびと(ログ編集)

 DOUBLE+CROSS THE 3rd EDITION
「ピリオドゲーム」  〜END

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