OpeningMiddle-aMiddle-bClimaxEnding 赤月にて慟哭す ActU Ver,02(20070703)
横幅650pix、Internet Explorer環境ではフォントサイズ「小」を推奨します 

 其の手は血に染まり。
 其の目は血をかぶり。

 其の夢は赤く染まり。
 やがてはヒトをヒトを失い。獣へと変わる。
 汝。獣足らんや。人足らんや。

 月に狂え。獣。



 Handout
PC:1
【推奨PC】特に無し
【シナリオロイス】“人たる自分”
▼Character sheet “月の獣” 七枷 刀真


PC:2
【推奨PC】どちらかと言えば“冷徹”な人
【シナリオロイス】“月の獣” 七枷 刀真
▼Character sheet “烈火の仮面” 鳥越 劉斗


PC:3
【推奨PC】特になし
【シナリオロイス】“月の獣” 七枷 刀真
▼Character sheet “腕自慢” 笹沢 早


PC:4
【推奨PC】特殊
【シナリオロイス】“月の獣” 七枷 刀真
▼Character sheet “キュベレ” 水無月 咲


 自己紹介

GM: では刀真から自己紹介をお願いします。終了しましたら「以上」を。

刀真: 「七枷刀真、高校一年生で…ええと」
刀真: 以下“自分はフツーの高校生である”という虚しい主張が展開されるので中略。
刀真: 「……まあ、その。なんにせよ、無事に終わるといいなあ、とか」
刀真: 人間以上化物未満、そんなこんなで今日も生きてます。
刀真: 胸元に三日月形の結晶を持つ、“賢者の石”の適格者。
刀真: シンドロームはキュマイラ/ブラム=ストーカー、バリバリの白兵型。
刀真: でもエフェクト足りないから[避け]だけはカンベンな!
刀真: PC間ロイスは[■信頼/□脅威]>鳥越
刀真: シナリオロイスは[□執着/■恐怖]>人たる自分
刀真: 以上、よろしくお願いします。

劉斗: 「オーヴァードとして在るからには、宿命のようなものか」
劉斗: 「彼とは面識がある。が、断る理由にも手を抜く理由ともならん」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: ポーカーフェイスが誤解を招く元かもしれないが、本人は気にしていない。
劉斗: ノイマン/サラマンダー HP:30 IV:24〜 基本侵蝕率:30% Dロイス:起源種
劉斗: シナリオロイス:“月の獣” 七枷 刀真に、□好奇心/■脅威
劉斗: 「むしろ、情報通りである事を願うが――さて」
劉斗: PC間ロイス:“腕自慢” 笹沢 早に、□有為/■隔意
劉斗: 「…………」
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

早: 「こんな風になりかかったわけじゃない、でも…」
早: 「それでもボクは、生きていけるから…」
早: “腕自慢”笹沢 早 14歳 女
早: キュマイラ/ノイマン 【変異種】 HP14 イニシアティブ11
早: 死にたくないという思いから、オーヴァードへと覚醒を遂げた少女。
早: 動けるようになったが、病気は治らず半入院生活。
早: 自分の力を持て余しつつも、どうにか日々を生きている。
早: シナリオロイス 七枷 刀真 ■慕情/□劣等感
早: 「ボクは…まだこの力が怖いから…」
早: PC間ロイス 水無月 咲 ■親近感/□嫉妬
早: 「ボクと…ちょっと似てます」
早: 以上です。

咲: 「いーいーなーいーいーなー、人間ってーいいなー」*歌はキャラクターとは何の関係もありません
咲: “キュベレ”水無月咲、15歳女性。
咲: キュマイラ/ブラム=ストーカーの変異種。まあなんか色々あってオーヴァードに。感染元はとーまん(何)
咲: 今回は清純派でいきますよ! 多分!
咲: PCロイス→鳥越劉斗[■尊敬/脅威]
咲: シナリオロイス→七枷刀真[■信頼/不安]
咲: こんな感じで! 以上(何)

GM: 了解しました。
GM: それでは。開始いたします。
GM: ”では”





 Opening Phase-01 「愚者の月」
 ScenePlayer:“月の獣” 七枷 刀真/登場:不可

 登場Dice 刀真: 1d10=(8)=8+32=40

GM: 時はクリスマス前。
GM: 今、君は──
刀真: 「去年の僕は、ケンタで独りクリスマスだった…」
GM: 寒風吹く中。商店街でクリスマスケーキの立ち売りのバイトをしている。
刀真: 「だが、今年は独りパーティーバーレルを目指して!」ぐっ(何)
GM: 依頼主は御馴染み。UGN黒巣市支部。ホテル・エリシュオン。
GM: とある文化祭でとある人物らが作ったケーキが予想外に売れたので
刀真: 「あ、そこのおねーさんケーキいかがですかー。なんか孤独オーラがぷんぷんと…いえすんませんっした」(何)
GM: クリスマスケーキとして販売しようとして。現在に至る。
GM: 本来ならば友人である和樋良夜が引き受けていた仕事なのだが。
刀真: 「……つーか色々駄目すぎじゃん!しかもなんでマジ失踪してんだよりょーやん…!」(何)
GM: 急遽、”用事”が入ったとかで逃亡した。クリスマス前だ。悟れ。
刀真: 「くそ。今度小五ロリ雑誌を匿名で家に送りつけてやる」(何)
GM: そんな訳で。ここ最近。チルドレンの面々と交代制でケーキ販売の毎日である。
GM: 水無月 咲も今日の当番に入っていたが。
GM: 予想外に売れたのでホテルの方に追加を取りに行っている最中である。
刀真: 「というか追加用意するほど売れてんのかな…」あんま売った記憶の無い人(何)
GM: 場所的に言うのもなんだが。
GM: すぐ後ろに某ラーメン屋のワイルドセブンがあるのはある意味僥倖かも知れない。
GM: ラーメン食わずともケーキ買って行く。
GM: んで。現在。
刀真: 「…………」振り向いて、すぐさま目を伏せた(何)
GM: 売り場に君と少しだけ離れたレジにUGチルドレンの二七月 沙那が待機。一段落中。
GM: そんな所に。頭にネクタイ巻いた千鳥足のサラリーマンが目につく。
GM: 何か酔った口調で沙那になんか言ってるようだが。あんまり理解出来ない。
刀真: 「……え、ちょ、何。なんとなくこのまま黙ってたらシナリオ進まないなー的なことは解るけど!」(何)
GM: ※ここでとーまんよ。衝動判定を。目標値は20。
GM: ※成功したら侵食率+1D。
刀真: 空気嫁ダイス
 Dice 刀真: 2r10=(2,3)=3+2=5
刀真: よし空気読んだ。(何)
GM: 普通なら「まぁまぁまぁ」と言いつつ宥めに入るなりする所なんだが。
GM: 一瞬意識飛んで。
刀真: 失敗しても通常通りに+2D10、だろうか。
GM: ※失敗したら通常通りで。
 Dice 刀真: 2d10=(10+3)=13+40=53
GM: ”払いのける”ような動作
GM: 大きな音がして。
GM: その背後に居た中年のおじさんを巻き込んで。
GM: 大の大人二人が某ラーメン屋の戸口に叩きこまれる。
刀真: 「……はへ?」
刀真: 腕を振り抜いたまま、ぽかん。
GM: 自分が”払いのけた”のは事実。
GM: 己の右手が──
GM: ”獣の如く”変貌している。
刀真: 「……あ、いやその、これはついカッとなったっていうか決して沙那ちゃんのせいじゃ……ぁ、ぇ、ちょ…!?」
刀真: てんやわんや。
GM: 沙那は幾分怯えた顔。
GM: また刀真はその怯えた表情を見て
GM: ”叩き潰してしまいたい”と思った。倒れた男達も同様。
GM: 自分の意思に反して。倒れた男達に”鉤爪”の腕を振り上げようと。
GM: 一歩進んだ。
刀真: 「――こ、の…ッ!」誰に対しての苛立ちか、それはわからないが―。
刀真: 透明な夜空の下。獣の爪が、月光に煌めいた。



 Opening Phase-02 「愚者の夢」
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/登場:“キュベレ” 水無月 咲のみ可能

 登場Dice 早: 1d10=(5)=5+34=39

GM: 時はクリスマス前。
早: 「…ん…今日は、咳も出ないし、ちょっと体調良さそう…」
GM: もう少しで『身体が治って』から久しぶりのクリスマス。病室で過ごさない久しぶりのクリスマス。
早: 「今年のクリスマスこそは、外で過ごせそう…」
GM: そんな訳で。父親含め兄弟総出で家族のクリスマスを過ごすか、とか計画が進んでいた。
GM: ところが。クリスマス当日に父親に出張の予定が入る事となった。
早: 「…ハァ。でも、本来忙しいはずだったし…」
GM: そんな訳で。やや早いが。日程繰り上げて明日にでも集まってやるかと言う事になり。
GM: 皆が総出でパーティの準備に取り掛かることとなった。
GM: そんな訳で現在。ケーキを買おうと街中探索中である。
早: 『え? うん、大丈夫ですよ、兄さん。ですから、ケーキくらい持てますって…』電話で
GM: 家族としてはもう早には家に居て貰って
GM: 全部用意を済まそうという感じでいたのだが。本人が出る気があったので強行した。
GM: 溺愛である。
早: 『まあ、ボクの“力”は、知られていませんし…』
早: 『兄さん達も、自分の予定、あってもおかしく…ううん、あったでしょうに…』
GM: それでまぁ。ケーキだけでなく他の物も買うだろうと商店街まで来た訳で。
早: 『………でも、うん…。嬉しい、な…』
GM: 電飾で飾り付けられた街。
GM: ケーキ販売が行なわれている区域まで歩いてきた。
早: 『あ、そろそろ人通りもふえてきましたし、話しながら歩くと危ないですから、切りますね』
早: 『…ですから、大丈夫ですってば…』
GM: 過日、文化祭で売られていたケーキが売り出されるとの事で。
GM: 当日は体調をやや崩して途中で帰り食べられなかった。
早: 「…ふぅ…。…んー…兄さん達、結構好みバラバラですからねー」
早: 「中くらいの、三種類がいいかな?」
GM: 兄弟も丁度いいのでそれでも買おうと目を向けた。サンタ服で眼鏡をかけた高校生っぽいのが売り子をしている。
GM: ところで
早: 「あ、と。この辺り…」
GM: 向こうの方から父親・鉄哉が歩いてくるのが見える。仕事帰りなんだろう。
GM: 鞄を持って。もう片方にはおそらくチキンかなにかの大きな荷物を抱えている。
GM: 横目でケーキを物色しているようだ。
早: 「あれ? お父さん? 今日って…あぁ…」
GM: 前には千鳥足のサラリーマン。まだ早いのに泥酔。
GM: 泥酔したサラリーマンはレジに居た売り子に絡んであまり聞くに堪えないわめき声をだしてる。
早: なんとなく納得。しつこいくらい『家にいろ』と言っていた兄達の事。
早: 急に用事が入ったと言うのに、どこか楽しげだった父の事。
早: 声をかけてしまったものか…。
早: でも、たまにはこちらから驚かせることがあっても…。
GM: ケーキを物色していた鉄哉もあまりにどうかと思うので。サラリーマンを止めようと口出ししようとした時。
GM: 売り子をしていた眼鏡の高校生が
GM: 右手で払いのけてそのサラリーマンを吹き飛ばす。
早: だから、一歩前に出て…。
GM: 後ろに居た父親も巻き込んで。
早: 「………」
早: 止まる。
GM: 近くにあったラーメン屋に纏めて突っ込む。
早: 理解できない。
早: 嘘だ。自分には理解できる。
早: でも…でも………。
GM: 戸口が壊れる大きな破砕音。
早: 「………ッ!!」
早: 自分が、何を叫んだか、理解できない。
早: ひとつ、理解できることは…。
GM: 眼鏡をかけた高校生は──
早: “右腕”が、疼く―――。
GM: 右手を”獣化”させたまま。戸惑った顔で。
GM: 君を見た。
早: “潰せ”と疼く―――。



 Opening Phase-03 「愚者の絆」
 ScenePlayer:“キュベレ” 水無月 咲/登場:不可

咲: #1d10*27
 登場Dice 咲: 1d10=(5)=5
咲: うん、32で(何)

 掛けないでください(何)

GM: ではケーキを抱えて。ホテルから移動して。
GM: 商店街まで車で運んでくれた六会に手を振って。
GM: もう一度売り場に向かおうとすると。
GM: 見れば今日のケーキレジ当番の二七月 沙那が酔っ払いに絡まれていた。
GM: 幾分、内心で黒いものがないでもないが。
咲: どうやって運んでんのかな。台車か。(何)<ケーキ
GM: 台車(何
GM: ぱぱ車 →台車のコンボな(何
咲: まあ、ワゴンか何かに乗っけてきたと思いねえ。(何)
GM: とりあえず場を納めようとワゴンにて引きつつ前に移動すると。
GM: 刀真がその酔っ払いを素手で跳ね飛ばした。
GM: あからさまに”エフェクト”を使っている様子。
咲: 「えっ……刀真さん!」慌てて叫ぶ。
GM: 大きな音を立てて。後ろに居た男性と一緒に某ラーメン屋に叩き込まれる。
GM: 声を出したのが、引鉄になって。
GM: 刀真の目は咲に向く。
GM: ※ここでRCの判定を。目標値は7。
咲: 任せろRCはなぜか4ある!(何)
 Dice 咲: 4r10=(1,3,6,9)=9+4=13
咲: 13!(何)
GM: では、先ほど刀真がその男性を跳ね飛ばす前に
GM: 自分の中のレネゲイドが血脈の主である”刀真の変調”を察知した。
GM: 端的に言えば”干渉”されていると気づいた。
咲: 衝動判定してたしな(何)
GM: 干渉の主は。刀真の様子を見て。街角に姿を逃げるように消した。
咲: 「ッ……! あ……」逃げた人物の方に目をやり、次いで刀真の方に視線を送る。
GM: 風体は刀真と大体一緒ぐらい。あまり特徴的な姿ではないが。
GM: ただ。瞳が血のように赤かった。
GM: そんな男。
咲: まあ逃げたやつは置いておいて刀真だな。(何)
GM: 刀真は右手を獣化させたまま。
GM: 次の標的を薙ぎ倒そうと目を向けた。
咲: 「ダメっ、刀真さん!」んじゃ叫んで走り寄りつつ《ワーディング》。
GM: では刀真は我に返ったようになり。
GM: 右手を獣化させたまま。屋根沿いに跳躍して逃亡する。
咲: 「待って……!」追いかけようとするが、その場の状況を見て思いとどまる。
咲: 「ああもう、誰でもいいから早く……!」とりあえず携帯電話取り出して本部にかけました。



 Opening Phase-04 「愚者の刃」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:不可

 登場Dice 劉斗: 1d10=(7)=7+30=37

GM: 「──以上が先日に起こった事件の顛末です。鳥越さん」
GM: 時はクリスマス前。各務の社長経由で呼び出されて黒巣市支部長室。
GM: 眼前には責任者・天城 美鈴。ざっと先日の事件の報告をする。
劉斗: 「成程」報告に小さく頷いて。
美鈴: 「と言う訳で。現在、”月の獣”七枷 刀真は今も逃亡中です」
美鈴: 「警察にも報告は上がってませんが。隣町まではいってないでしょうね」
美鈴: 「客観的に言えば。ジャーム化したともそうでないともいえますが」
美鈴: 「正直判別つきづらいので。レネゲイド研究者の鳥越さんにも意見を聞こうと思いまして」
GM: 美鈴は一息ついて。珈琲を飲む。
劉斗: 鮮やかな紅茶を一口含む。「状況説明だけでは判別しようにも困難だが」
美鈴: 「本部にそのまま報告あげると。”処理”の方向で進めると思います。今なら」
劉斗: 「判断も――“その後”も含めて、俺に任せたい、と」
美鈴: 「そうですね。”そういう”ことになります」
美鈴: 「──ところで七枷 刀真について”一つ”」
GM: すっと資料を出す。
劉斗: 資料を取り、目線で先を促す。
GM: 資料の題字には『レネゲイドクリスタル適合者の経歴について』。
劉斗: ぺらり。紙がめくれる乾いた音。
美鈴: 「”七枷 刀真が本来覚醒した何かの切欠が明らかになっていません”」
美鈴: 「我々の支部で調べた所では。交通事故によるショックとなっていますが」
美鈴: 「それ以前に行方不明になっている時期があります。当時5歳ほど。」
美鈴: 「当時の記録によればその時より胸に傷が出来たそう。傷は賢者の石によるもの」
美鈴: 「────賢者の石を単なる誘拐犯が所持しているとは考えづらい。──そういう事です。鳥越さん」
GM: もう一杯珈琲を。
劉斗: 「――確かに。経歴では覚醒は事故によるものとなっているが」
劉斗: 「ただの事故で何故レネゲイドクリスタルが融合する羽目になったのか不可思議に思っていたが」
劉斗: 美鈴の発言に手を止め。
劉斗: 「それを聞いて、合点がいった」
美鈴: 「言うなれば。単なるジャーム化、と考える方が話は早い。ただ」
美鈴: 「特定の時期に引き起こされた計画と考えれば。話は違ってきます」
劉斗: 「計画、“プラン”。―― 予定された時に、起こるべきして起こりうる」
美鈴: 「故に。”その後”も検討しての七枷 刀真の捜索及び干渉をお願いします。さらには”それ以前”も」
劉斗: 「全て合わせて、その仕事を引き受けよう」
美鈴: 「“腕自慢” ”キュベレ”が事件当日の現場に居ました。協力して捜査にあたっても結構です」
美鈴: 「お願いします」
劉斗: 「わかった」



 Middle Phase-01 「愚者の爪」
 ScenePlayer:“月の獣” 七枷 刀真/登場:自由

 登場Dice 刀真: 1d10=(1)=1+53=54
刀真: ちっ。

GM: あれから逃走して。約1日。
GM: 見る物見る人が敵に見えて。
GM: それでも離れられずに。さ迷い歩いて。
GM: 山に近い街外れに辿り着いた。
GM: 右手は未だ獣化は取れない。自分の意思でさえも。
GM: さらにいえば見る物。見る人を”潰したくして仕方が無い”。
刀真: 「あー。動き回ったのに風呂入れなかったなぁ」
刀真: どうでもいい心配をしながら、いつものように眼鏡の位置を直そうとして。
刀真: カツン、と。レンズに爪が当たる。
GM: 思い返せば
GM: あの時、沙那や咲を切り裂いておかなかったのはなんでだろう、とか
GM: あのサラリーマンにとどめさしておけばよかった 
GM: などという発想が浮かんで──消えた。
GM: そう浮かんで思う度に
刀真: 「―って、何考えてんだよ僕…!」ガツン。傍の樹の幹を、殴る。
GM: 爪先から変わった腕が
GM: より一歩 より一歩
GM: ”人”から ”獣”に変わる。
GM: 塗りかえれられてゆく”感触”。
GM: 明確な時期はわからないが
GM: そう。近い内にこう言われる様になる。
GM: ────『化物』と。
GM: その発想に応えるように。
刀真: 「―ヤだなあ。自分だけは、って思ってたのに」乾いた笑いを漏らす。
GM: ばきりと一節”変異”が進んだ。
刀真: 「ぁ、ぐ……!」痛みは無い―はず、だが。声には苦悶が混じって。
 登場Dice 早: 1d10=(10)=10+39=49
早: 「―――みつケた」
早: ガサリと、蹴り付けた木の上から。
早: 「―――『化け物』」
刀真: 「ひ…!?」びくり、と震えて。―頭上に、視線。
早: 飛び降りながら、右腕を振り上げる。
早: まだ、人間のそれ。でも、確実に人間を潰せる腕。
GM: 主の怯えに反して。──”歓喜”する”腕”。
刀真: 「……ッ!?」その拳を受け、防ぎ―或いは噛み砕かんと。
刀真: 半ば硬質化した腕を振り上げる―本人の意志とは、関係無く。
早: 「潰レろ」振り下ろされる。
咲: 出るか。(何)
 登場Dice 劉斗: 1d10=(7)=7+37=44
 登場Dice 咲: 1d10=(6)=6+32=38
劉斗: 異形の腕と腕の間に滑り込む、氷刃。
咲: 「止めてぇぇーーーーっ!!!」ついでに叫ぶ。(何)
刀真: 「く…来るなぁっ!」二つの力がぶつかる、その刹那。
劉斗: 周囲の冷気を巻き込み、急激にその刃が質量を増して力の激突を阻む。
劉斗: ――氷片が、舞う。
刀真: 「……ぁ、ぇ…これ、って」
早: 「―――ガッ!? …っく、ハァ、ハァ…ぁ…」
咲: 「ハァ……ハァ……ッ! 刀真さん!」息を整えながら。
早: 「………あれ…? …ウッ…」落ち着くと共に、動き回ったために目眩が。
劉斗: 「 “Molech”…暫し待て」
刀真: 「……ぇ、と。……これってやっぱり、僕…」斬られちゃうのかな、と。不安げな視線を、3人の間に彷徨わせる。
劉斗: 「七枷刀真…黒巣市からは離れられんようになっているか。でなくば追跡できなくなる。当然か」
早: 「…あ…れ…?」
咲: 「も、戻りましょう、刀真さん! このまま、本当にジャームになっちゃいます……」ゼエゼエ言いながら歩み寄る。
刀真: 「ぼ、僕だって何がどうなってるのか…!」ざり。少し、後ずさる。
早: 「…ボク…。…ッ、あなた!」刀真を睨みつけて
劉斗: 剣を振り氷を払う。「話がある。素直に来てもらえるだろうか?」
刀真: 「す、好きであんなことしたわけじゃないんだ!ただ、フッと何かが切れて、気付いたらああなって…!」
刀真: 何かを否定するように首を振る。まるで、話を聞いていない。
GM: ※では全員RCで判定を。目標値は刀真が10。他の人が7。
 Dice 咲: 4r10=(7,8,6,7)=8+4=12
咲: 12。
 Dice 劉斗: 10r10=(9,9,9,4,10,9,2,8,3,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+10=12+1=13
刀真: 実はさっき衝動判定のダイス間違ってた罠
 Dice 刀真: 4r10=(10,10,4,1)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(2,1)=2+10=12+2=14
 Dice 早: 3r10=(1,10,5)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(6)=6+20=26+1=27
早: 27(マテ)
咲: 「大丈夫、皆刀真さんが好きでそんなことする人じゃないっていうのは解ってますから……だから、戻りましょう」
咲: 「逃げてちゃ何も解決しないもの」
GM: では刀真の姿を見ていると三人は過剰な闘争心が生じたが。鎮静した。
劉斗: 「――協力頂けないならば、然るべき処置を執る必要がある」
劉斗: 丁寧な言葉であるも、語調は剣の如く冷たく鋭く。
GM: 刀真は敵意に対して過剰な敵愾心が生じたが。──鎮静した。
咲: 「……鳥越さん!」非難ぶー。(何)
早: 「………ハァ………ハァ…」胸を押さえながら、気を落ち着かせる
刀真: 「そんなこと言って、皆して僕を…僕を…!」聞き分けの無い子!(何)
GM: 一瞬、三人を殺害して逃亡しようと言う意識が刀真の脳裏によぎった。
GM: ──ミシリ。
咲: 湧き上がる怒りをぐっと堪え。
咲: 「……っと、ともかく! 皆バカなことは止めてください! こんなところで戦ってどうするんですか!」
GM: 刀真の腕が音を立ててまた一歩奥に。”侵食変異”した。
刀真: 「……違うんだ咲ちゃん、早ちゃん、鳥越さん」異形化した腕―今は肩口まで―に、力を込めて。
劉斗: 「その腕は、お前自身の意思で戻せないのか?」
劉斗: 咲の言葉を柳に風とばかりに流し、刀真の変異した腕を見遣り。
早: 息が切れ切れで、まともに動くことも喋ることもできない。ただ睨みつける。
刀真: 「もう―戦わなければ、生き残れない…!」鳥越の言葉を、暗に否定して。
GM: 何かこそげ堕ちていくような感覚と。”歓喜”するレネゲイドクリスタル。
劉斗: 首を振る。「戦うのみでは足りん。――強者のみが生き残る。これが節理だ」
咲: 「多分その腕は刀真さん以外の、誰かの干渉でそうなってるんだと思います」
咲: 「私もあの事件があったときに感じましたから」と鳥越に。
刀真: 「―うん。咲ちゃんの言うことも、もっともだと思う。だけど、さ」
刀真: 「聞こえるんだ、ここから―戦え、殺せ、潰せ、って…!」鉤爪で、己の衣服の胸元を切り裂いて。
刀真: そこから覗くのは―血色に輝く、三日月。
劉斗: 「…レネゲイドクリスタル」その輝きを見つめ、鞘に収めかけた剣を水平に構える。
刀真: 「―さっき言ってたのってさ。強い人の理論だと、思うんだ」
刀真: 「鳥越さん。僕は、貴方ほど強くはない…!」クリスタルと同じ色に染まりつつある爪を、振り上げて。
刀真: 地面を蹴り、駆ける―切っ先を己に向ける男へと。
劉斗: 「ならば試してみるがいい――」半身を引き、迎撃の構えを見せる。
咲: 「――ダメ! そんなことしたら本当に――!」とか言いつつ間に割って入るぜ!(何)
刀真: うん、それじゃあ(何)
劉斗: 刀身から炎が噴き上がる。
咲: 背中熱っ!(何)
刀真: 獣は止まらない―だが、光と熱を恐れる本能からか。爪の切っ先は微妙にベクトルを変えて。
劉斗: 「――」視界を遮るモノの存在に、舌打ちをして。
刀真: 咲の腹部を掠めて。柔らかい肉に、爪痕を刻み込む。
咲: 「っ! 痛ぅっ……!」わき腹をえぐられてそのままもんどりうって地面に倒れこむ。
刀真: 「……ぁ」
刀真: 爪にこびり付いた赤色と、倒れる咲と。そして、構えを解かない鳥越と黙ったままこちらを睨む早と―。
刀真: 「うぁ、あ―ああああああああああああああああああああああっ!!」
刀真: 視界と思考がまるで一致せず。全てを放棄して。
刀真: その場に背を向け、全力で駆ける。地を、樹を、時には大気をも足場にして。
咲: すでに再生しつつある脇腹を押さえながら立ち上がる。「……刀真さん……」
早: 「…っ、ぁ…」反射的に追おうとして、身体をよろめかせる。
GM: ぽたりぽたり。
劉斗: 「…無茶をする」ぽつりと呟く。逃走する背は追わず。
GM: 残された血の一滴一滴が。
GM: ”去った主を追おうと。変異し。立ち上がり”。そして風に”消えた”。
刀真: 「――」街の、人のぬくもりが遠くなる。その代わりを探して、獣は。
刀真: 己が流させた、己のものであって己のものではない血を、ぺろりと舐める。



 Middle Phase-02 「愚者の暇」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:自由

 登場Dice 劉斗: 1d10=(6)=6+37=43

GM: では夜半過ぎでも営業しているオープンカフェ。
GM: 一先ず。支部の方に定時報告すると引き続き刀真の捜索をお願いされた所。
劉斗: 先程までの行為が何でも無かったかのように、悠然とテーブル席に腰を掛け。
咲: まー出ておこうか(何)
 登場Dice 咲: 1d10=(3)=3+38=41
劉斗: 勝手に三人分の珈琲を頼む(何)
 登場Dice 早: 1d10=(10)=10+49=59
咲: 「……さっきはありがとうございました」鳥越にぺこりと会釈。
劉斗: 「非難されても感謝される筋合いは無い」相変わらず愛想の無い顔で、新聞を手に取る。
劉斗: ――体内のレネゲイドウィルスが、確かにあの瞬間ざわめいた。
早: 「…はい。…はい。…大丈夫です」携帯電話にて、ノイマン話術で家族誤魔化し中。
GM: 新聞の話題は主にクリスマスへのカウントダウン。
GM: ん、と。
咲: 「結局――剣、振らないで下さったので」薄く微笑む。
劉斗: 「邪魔だっただけだ」顔を隠すように新聞を上げ、ふと。
劉斗: 「…水無月。“刀真以外の誰かの干渉”――と言ったな?」
GM: 早の家族から1日経って父親の容態が安定したとの知らせ。巻き込まれてないか、との早く帰って来い、との事。
咲: 「ええ、実は――」ってことでOPでの出来事を鳥越にぺらぺら。
劉斗: それを聞いて。
咲: 「ですから、刀真さんがおかしくなったのはその人が原因だと思うんです。だから、その人を捕まえられれば……」
早: 巻き込まれる前に、息が詰まったところを知り合い見つけてもらい介抱。
早: 安定したがもう遅いので、一晩泊っていくと説明。かな。
GM: まぁ。早く帰ってくるんだぞ、連絡を欠かさずに、と兄弟交互で連絡された。
劉斗: 「不審人物…か」ざっと目を通した新聞を畳んで。
劉斗: 「刀真の持つレネゲイドクリスタル」
劉斗: 「あれが埋め込まれたきっかけ、そして継続している“計画”をお前が知りたいならば」
劉斗: 「こちらが受けた依頼の内容を明かそう。…どうする?」
咲: 「――それが刀真さんを救う手立てと関係があるなら」
早: 「誰か…確かですか?」
劉斗: 「笹沢。お前も巻き込まれた一人ならば、聞くだけの理由はある」
劉斗: 「聞きたいならば――」と。耳を貸すつもりがあるならば」
劉斗: 「こちらのOP情報を二人に流します。
早: 「巻き込まれたのはボクじゃありませんが…。でも、誰かが糸を引いているというのなら…」
早: 「ボクも、刀真さんが意図的にあんなことをする人ではないこと、知ってるつもりです」
劉斗: 「――つまり、“単なるジャーム化”という類ではない」説明終了。
咲: 「やっぱり……あの胸の賢者の石と関係があるんですね」
GM: ※早だけ。RCにて判定を。目標値7。
 Dice 早: 3r10=(7,9,2)=9+1=10
早: 10にて、成功。
GM: 刀真が見せたあの賢者の石。
GM: あれと同じ物を自分は”見た”事がある。
早: 「………」
早: 考え込む。でも、はっきりと思い出せない。
GM: 死の境の暗闇の向こう側から
劉斗: 珈琲を運びに来たウェイトレスの気配に言葉を止める。食器のたてる小さな音にしばし耳を傾け。
GM: ずっと見ていたあの”目”にも似た感覚。
早: 「………あの」
早: 「………あの石って」なんと言っていいかわからない。
早: 「…ボク、『あの石』を、見たことがあるような気がする」
劉斗: 「何処で?」並べられた珈琲には触れずに。
早: 「…なんて説明したらいいのか…」たどたどしく自分の受けた感覚を語る。
劉斗: FH内で、10年前くらいに賢者の石を用いて何らかの計画を推し進めていたグループとかを特定できますかね?
GM: まー。情報:FHで。もしくは情報:UGNで。
咲: あとまーOPで目撃した謎の人影についてかな。
GM: これも纏めて情報:UGNで。
劉斗: 改めてとーまんの経歴を調べるのもいいかもしれんが(何)
咲: 男らしくダイス2個だぜ!
 Dice 咲: 2r10=(3,1)=3
咲: 3!(何)
GM: さっぱり判らんね(何)
咲: さっぱり解らんので鳥越に全部任せたぜ!(何)
咲: (聞き込みに外に行ったけど10分くらいしてしょんぼり帰ってくる(何))
劉斗: 賢者の石計画実行団体について 情報:FH+《天性のひらめき》
 Dice 劉斗: 10r10=(9,7,8,7,6,7,9,8,2,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 4r10=(7,6,9,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(5)=5+40=45+0=45
劉斗: 45。侵蝕率は47%に。ブースト(何)
咲: まわしすぎ。(何)
刀真: 今日もTORIGOEだな。(何)
劉斗: 人影は別扱い?
GM: まぁ別扱いで。先述の判定もあるので低目です。
劉斗: 人影について、情報:UGN。素振り。
 Dice 劉斗: 10r10=(10,5,3,2,6,2,7,1,4,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(6)=6+20=26
劉斗: 26。見てたのか(何)
早: せっかくだから振ってみるか。
 Dice 早: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(6)=6+10=16
早: 回った。特徴聞いたのでしょう。16。
GM: これは二人ともわかったな。
咲: (ちびちびコーヒーすする(何))「……にが」
GM: では30分経てば喫茶店に写真と資料が届く。
GM: 10年ほど前。ジャーム化の克服を目的としてUGNとFHが共同し、研究に当った事があった。
咲: アダムカドモンktkr
GM: その時に研究されたものとして
GM: 賢者の石と適合者の融和というのがテーマとしてあった。
GM: 要するにマッチングが上手くいかないと持ち腐れにしかならないので上手く調整しようという話。
GM: 追記してみれば賢者の石には意志があって。その研究に障害がある事が判っている。
GM: そこで最初から思考パターンが類似した人物を用いてマッチング実験を行なう一派と
GM: はなっから実験体を使い潰しの意味合いで用いて適合者を作り出す一派が生まれた。
GM: 後者の方で行なわれた研究として。
GM: 賢者の石の”核の意志”に。能力の高いオーヴァードの思考パターンを入れ込む研究が行なわれた。
GM: 前者の方では
GM: 一卵性の双子などを誘拐し。擬似の賢者の石を精製して作り上げる計画が進行した。
GM: 実際。当時は誘拐が良く起こったらしい。特に子供とか。
GM: 現在はプロジェクトの解体と共に消滅。組織自体はなくなった。
GM: だが一部は”フェノメノ”──前クーデターの首謀者の子飼い組織に組み込まれ今に至る。

GM: 目撃証言として。
GM: 賢者の石、赤い瞳、FHのオーヴァードと関連して挙げられるのは。
GM: 先述の組織の生き残り。
GM: 神月 悠児。
GM: 元は一般人だが、先述の後者の方のプロジェクトに組み込まれ
GM: 最後まで生き残った現存する適合者の一人。ブライメントに達しているとの噂もある。
GM: 噂によると彼自身が所持している賢者の石は不完全で
GM: ”バーネット”と呼ばれるオーヴァードの意志を埋め込まれて無理矢理活性化させているらしい。
GM: その欠けている部分を取り込む為にこの黒巣市に潜伏しているとの事。

咲: 要するにとーまんは誘拐されて実験に使われて片割れなので狙われていると
咲: そういうことか!(何)
GM: 端的に言えばな(何
GM: もっと簡単に言うと。
GM: 賢者の石における研究が二分されているので研究結果を集めて完成体を作りたい、
GM: という外の人の干渉もある(何)
早: 「―――バーネット…!」顔を蒼褪めさせて
早: その名を、何故か知っている。それ以上に…知っている…! ボクはあの目を…!
劉斗: 「彼は一時的に“日常”に戻されているが、今も尚、継続して監視されている。黒巣市は――」
劉斗: 言い掛けた言葉を飲み込んで。ようやくコーヒーカップを手に取る。
咲: 「――“一時的”? 違いますよ鳥越さん」
咲: 「“此処”が――日常こそが、刀真さんのいるべき場所です。もちろん私たちも」
劉斗: 「―――」否定するでもなく、肯定するでもなく。手に取った珈琲カップに視線を落とす。
劉斗: 様々な色の混ざった、透明な闇。
早: 「ボクは、できれば日常から外れたくは無かった。でも…」
早: 「今回は、最後まで関わらなくてはいけない…。そんな、気がします」
咲: 「絶対に連れ戻して見せます。殺させもしないし向こう側へ行かせもしません――絶対に」力強く宣言する。
咲: ついでに力入れすぎてコーヒーカップをへし折る(何)
早: 「だから…ボクでできること、力をお貸しします、咲さん」
劉斗: 「ならば。その意思を見届けるために、俺も力を貸すとしようか」
咲: 「……ありがとう、笹沢さん。鳥越さんも」ふきんでコーヒー拭きながら(何)
劉斗: 「安心するにはまだ早い。無理ならば“こちらの方法”を使うまでの話」
劉斗: 珈琲の闇に浮かぶビジュアルは、蒼。
咲: 「……大丈夫ですよ。私、信じてますから」笑みを浮かべ。
劉斗: 「恐らくは、この街から出ないよう彼自身の深層心理にプログラムが植え付けられている筈だ」
劉斗: 「神月悠児も、この街に居る」
劉斗: 「やがて姿を現す筈だ、願望が実現する一歩手前で」
劉斗: 結局、珈琲には手を付けず。立ち上がってレシートを掴む。
咲: 「……行きましょう、刀真さんのあの様子だと……もうあまり時間はないかもしれない」
早: コクンと頷く。右腕が、微かに疼く―――。
劉斗: 「…床に零れた分は店員に吹いてもらえ」そう言い残し、レジにレシートと札一枚残して店を出た(何)
咲: 「あ、ごちそうになります」ぺこぺこ後から出る(何)
劉斗: #吹いて→噴いて
劉斗: #拭いて(何)
咲: 噴いてどうするよ。(何)
劉斗: ふきすぎだな(何)



 Middle Phase-03 「愚者の夜」
 ScenePlayer:“月の獣” 七枷 刀真/登場:不可

 Dice 刀真: 1d10=(6)=6+54=60

GM: 逃げて逃げて。
GM: 街の灯りが遠くなるまで逃げて。
GM: 辿り着いたのが。山の中腹。
GM: 見下ろせばとても遠くに街の光が見える。
刀真: 「……寒」その場の勢いで服破いてちょっと後悔。(何)
GM: 周囲には誰もいない山の暗闇。
GM: 向こうでは賑やかに過ごしているだろう人々の姿が”ここ”からは容易に連想できる。
刀真: 「あー…そういや昨日の晩飯、シチューとか言ってたなあ。チクショゥ」ぐきゅるー。
GM: もう一昼夜食事をしていない故に。余計に。
GM: ぽつんと。一滴。雨が降って。
GM: ぽつりぽつりと。雨。赤の月の光に照らされて
刀真: 「うあ、やっば…。流石にこれ、キッツいなあ…」力なく、笑って。
GM: 恰も血のような雨が降り始める。
GM: 「────」
GM: がさ、と茂みから足音。
刀真: 「…ひぃっ!?」びくっ(何)
GM: 姿は瞳に赤が混じる精悍な顔つきの少年。背丈は君ほど。
GM: 少年「ここにいたか。七枷 刀真」
刀真: 「……君、は…?」半歩下がる。同時に、半ば無意識の下に《ワーディング》。
GM: ばさりと傘を畳み。
GM: 少年「神月 悠児。”10年前”を知る者」
GM: 暗闇の中で赤い瞳が紅へと変わり。
GM: レネゲイドクリスタルに”干渉”し。《ワーディング》を中和する。
刀真: 「ぁ、ぐ……!」己が胸を―緋色の三日月を、苦しげに掻き毟る。
GM: 悠児はカッターシャツの胸元を僅かに開き。
GM: 紅の”三日月”を雨に晒す。
刀真: 「おな…じ…!?」
悠児: 「お前はこの10年この上なく”人らしく”過ごしてきた」
悠児: 「それも”リミット”だ」
GM: 向けた指先は君の変異した”腕”。
刀真: 「……何だよ。なんでいきなり…!」こうなるんだ、と。昨日までの日常を、走馬灯のように思い。
悠児: 「今から10年前。”ある組織”で人を超越するべくとある計画が持ち上がった」
悠児: 「その計画の被検体が俺とお前だ。七枷 刀真」
悠児: 「俺もお前と同じく”大人”に連れ去られ。”移植”させられた。三日月を」
悠児: 「だからこそお前の人の”寿命”もわかる。だから言ってやる。俺と共に来い」
刀真: 「―何だよ。なんでお前の言うコトなんて聞かなきゃ…!」腕をだらりと下げて、立ち上がり。
悠児: 「”なんで”、か」
悠児: 「10年前に。”俺達”がお前を組織から逃がしたからだ」
刀真: 「そんなの覚えちゃいないよ…!僕は、何も…!」
悠児: 「お前は潜在的に覚えている筈だ」
悠児: 「遥か地下。光も。風も。通さない。ただの暗闇と」
悠児: 「暗闇に光る赤い瞳。──暗闇の恐怖を」
悠児: 「”人が人を殺し”。狂わせる現実と事実を!思い出せ!」
GM: 振るった左手は君と同じく。
GM: 異形のその手。
刀真: 「ひ……!」目を背け―いや、目を閉じて。
刀真: 「なんでなんで…なんで今なんだよ…!やっと、これから、どうにか生きていけるって思いかけてたのに…!」
刀真: 喚きながら。腕を振り上げ、駆ける―前へ。
悠児: 「そう思うのは──!」
悠児: 「お前が生きる事も、獣になって生きる事も。暗闇も傷も。何もかもから逃げて」
悠児: 「過去の犠牲に”弱さ”を被せてるだけだ──ッ!」
GM: 踏み込みは迅速に。前に。
刀真: 「――!?」ソレに比すれば。己の動作の、なんと中途半端なことか。
GM: 悠児は獣化した腕で”赤の三日月”ごと君の胸を刺し貫く。
悠児: 「俺、俺達はかつてお前の為に屍になって。今も”なろう”としている。お前が何も選ばないなら──」
刀真: 「―ぁ」
悠児: 「お前の屍とお前の妹の血で計画を完遂させて命を繋ぐ」
GM: 腕を引き抜き。血を払う。
悠児: 「──数刻。そこで雨に打たれて無様に死ね。七枷 刀真」
刀真: 「――」気管に血が詰まる。声は出ない―腕からも、力が抜けて。
GM: 薄れ行く視界からも
GM: 少年は消えて。
GM: やがて意識は消えた。

GM: あ。衝動判定しておいて下さいな。七枷さん。目標値は10で。
刀真: ウホッホーイ(何)
 Dice 刀真: 4r10=(8,3,6,2)=8+2=10
刀真: (´・ω・`)
GM: 成功したので+1Dしておいて下さいな。
 Dice 刀真: 1d10=(1)=1+60=61
刀真: こんにちはダイスボーナス!
GM: おめでとう(何)



 Middle Phase-04 「愚者の華」
 ScenePlayer:“キュベレ” 水無月 咲/登場:可能

 登場Dice 咲: 1d10=(2)=2+41=43

GM: いきなりですが。衝動判定してください。刀真が成功したので目標値10で(何)
咲: ウッホホーイ(何)
 Dice 咲: 4r10=(10,9,10,8)=Critical!!
 Dice 咲: 2r10=(10,9)=Critical!!
 Dice 咲: 1r10=(4)=4+20=24+4=28
刀真: おまwwwwww
咲: 28wwwwwwww
GM: んでは侵食率は+1Dで(何)
 Dice 咲: 1d10=(9)=9+43=52
咲: ガツンときました

GM: では。喫茶店スペースから出て空を見上げた時。雨が降ってきて。
GM: 同時に何かこそげ落ちていくような感覚がしました。
咲: ぶるりと身を震わせて自分の体をかき抱く。
GM: 携帯が振動している。発信元はUGNです。
咲: 体が軋むような感覚を堪えながら携帯をとる。「……もしもし、水無月です」
GM: 声の主はUGN支部長代理。天城 美鈴。
美鈴: 「七枷さんは見つかりましたか」
咲: 「いえ……そちらは」一応聞いてみる。
美鈴: 「北北東の山へと至る山道にて確認されたのが最後ですね」
美鈴: 「時間的に考えても山に侵入するのは我々では不可能です。誰か山に早朝に手馴れた者を派遣します」
咲: 「……それだと、遅いかもしれません」とまーさっきTORIGOEがリサーチした話をべらべら(何)
美鈴: 「それで、ですが。捜索について。耳に入れておこうと」
美鈴: 「──山に手馴れた“八房”と感知出来る”牙狼の王”を早急に派遣します」
咲: 「……はい。それと、おそらく刀真さんの近くにはその神月っていう人もいるはずです」
咲: 「その人に注意するようにと伝えてください」
美鈴: 「実はUGNの上層部より先ほど圧力がかかりました。”月の獣”こと七枷 刀真の捜索を打ち切れと」
咲: 「それは……そんなの、納得できません」
美鈴: 「勅命です。──現在引き伸ばしていますが。どうやら上としては”無かった事にしたいみたいです”。」
美鈴: 「どこからか。情報が露呈している事は確かです、が。人命がかかってますので早急に対処させていただきます」
咲: 「……私が今こうしていられるのも、UGNっていう組織のおかげです」
咲: 「だから――私はUGNを、天城さんたちのことも信じてます」
美鈴: 「もしもの時の為に医療班を送るつもりですので。連絡をお願いします」
咲: 「――そして、それとは別に。私も私で、できる限りのことをするつもりです」
美鈴: 「お願いします」
美鈴: 「もう”一つ”だけ。これは鳥越さんや…笹沢さんには隠し通してください。水無月さん」
咲: 「……そう仰るならそうします。けど、何故ですか?」
美鈴: 「”万が一の時。戦えなくなるからです”」
美鈴: 「本来なら言うべきでしょうが。──やはり。お任せします。必要あれば話して下さい」
咲: 「私は……あのお二人ならば大丈夫だと思います。でも、内緒にはしておきます」
美鈴: 「──市民の中に。レネゲイドクリスタル同士の接触干渉を受けてジャーム化しつつある者が出てきています」
咲: 「今は身体に変調を来たしている程度、ですが」
美鈴: 「病人やけが人、女性、子供などが。その対象に含まれる可能性が高い」
咲: 「──笹沢さんのお父様などは該当しますね。特に」
美鈴: 「その事も考慮して。上は始末の方向で進めたいのですよ」
咲: 「……させませんよ、絶対に」断言した。(何)
美鈴: 「以上です。あくまで伝えるべき事実は伝えました。こちらは上との折衝に入ります」
咲: それに――止められなかったときは、おそらく自分も人間を辞める事になるのだろう。
咲: 「ありがとうございました。それでは……」
美鈴: 「すいません、つらい役目を押し付けるようで」
美鈴: 「お願いします」
GM: ぷつん。切れた。



 Middle Phase-05 「愚者の翼」
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/登場:可能

 登場Dice 早: 1d10=(7)=7+59=66

GM: 取り合えず。自宅に帰ってなんやかんやと構われた後。
GM: 数分して兄弟がバタバタと皆出て行く。戸締りしておけよ、との事。
GM: 聞けば父親の体調が少し悪くなったらしい。着替えを持っていくついでに話を聞いておこう、との事。
GM: そんな訳で夜分の自宅はがらんといたしました。
早: 「………」誰もいない家の中、紙を前にペンをプラプラさせる
早: しばらく考え、机に筆記用具をしまいこむ。
GM: 一応、七枷 刀真については目撃情報が出たので山狩り部隊を今から送り込むとの事。UGNより。
早: 「…やっぱり、何も書かないでおきます。…ごめんなさい、お父さん、兄さん」
GM: ところで。早。
早: はい?
GM: 今。身体がとても重い。脱力している、とも言える。
GM: 元病弱だった身体だったが。レネゲイドにより身体能力をサポートしている身。
GM: 現在、レネゲイドが過剰活性して。本来の自分自身の身体に負担掛かっている状態。
早: 「…ふぅ…」机に突っ伏す。ひょっとしたら、熱も出ているのかもしれない。
GM: ぽつりぽつり、と雨が強くなり始めて。
GM: それでも赤い光を放つ月はそこにあって。
早: …あの目のことを考えると、身震いがする。思い出そうとすると、震えすら凍りつく。
早: でも、“右腕”はまだ動く。
GM: 遠くでサイレンの音。
早: 自分の身体に起きている異常は、大体理解している。
早: その異常故に、今自分が動けることも理解できるし、
早: ともすれば、動けなくなることも、別のものになってしまうことも、理解できる。
GM: もし刀真の相手と対峙しようとするならば。擬似バーネットと対峙する可能性があることは確か。
GM: それでも行くか。行かないか。行くならば携帯に集合場所の地図。
早: そうなるのは怖い。とても怖い。けど、
早: 『死にたくない』と思ったから、今の自分はこうなった。だから。
早: 「ボクは、刀真さんのこと信じてる。咲さんとも、力になるって約束した」
早: 携帯を取り出す。
早: 「もしもし…笹沢です…」
早: 『さようなら』は言わない。でも、帰ってきたら『ただいま』と言おう。



 Middle Phase-06 「愚者の刀」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:可能

 Dice 劉斗: 1d10=(2)=2+47=49

GM: 遠くの方でサイレンの音。
劉斗: 目を閉じ、静かに時を待つ。待ち合わせをした約束の刻限までは、あと少しの余裕がある。
GM: ぽつんと。人気の無い国道に人影が二つ。
劉斗: はっきり言ってしまえば、あの二人には来て欲しく無いと思っていた――が。
劉斗: ちらりと人影に目を。
GM: ”牙狼の王”と“八房”。二人の少年。
GM: 一人の少年は知り合いを見つけて大きく手を振る。
GM: 一人は黙って鳥越を見る。
劉斗: 大きく振られた手に対し、少しの息を吐いて肩を竦める。挨拶に対するいつもの返事。
GM: “八房”は雨に打たれつつも”牙狼の王”に手を振って喜び勇んで山に入る。
GM: あんまり話が面倒なのは嫌らしい。
劉斗: 「久継」
GM: ”牙狼の王”は溜息一つついて。
久継: 「君も律儀だね。鳥越」
劉斗: 「“機会”は金で買えるものではないからな」
久継: 「君の”趣味”は追随するものでもないからね」
劉斗: 「ああ。…律儀というならお前もか。兄弟のような者を探しに、深夜の山狩り」
久継: 「いいや。僕は”ここ”まで」
久継: 「僕の役目じゃないさ」先行した彼を目線に入れて。
劉斗: 「成程」何かに合点して。
久継: 「他人から見ればその道は半端でどうしようもなく無様で汚れていても」
久継: 「生きるという選択は各個人で選ばなければならない」
久継: 「紅の月はそんな生き方を今まで真直ぐ続けてきたんでね──僕が出張る事じゃないさ」
久継: 「むしろどうしようもなくなったその先で。”遮断”させてもらう」
GM: 面倒そうに髪で雨を払う。
劉斗: 「その生き方を肯定し、信じている者が居る。――たまにはそういった者への介添えも悪くない」
久継: 「スタンスの変化かな。鳥越」
久継: 「それとも趣味かな。──やれやれ」
劉斗: 「お前を真似てみただけだよ、久継」
劉斗: 「尤も。願うのは、ただ強者との戦いのみだがね」
劉斗: 「彼らができないなら自分がやるだけの事、実際には大差は無い」
久継: 「──全くもって僕は君とは遠慮したい所だね。先に負けを認めるよ。鳥越」
GM: やれやれ、と肩を竦めて。
劉斗: 「まだ先の話だ」淡々と告げ、腕時計を見遣る。
久継: 「そうかい」
劉斗: 「それまで生きているかもわからん。…俺も、籠の鳥さ」
久継: 「どこまでも羽ばたけるだろうけれどね。君なら。縛られるのは人だから、か。難儀だね。鳥越」
劉斗: 「人で在る事にまだこだわりを捨てきれない。俗物さ。――さて、そろそろ時間だが」
久継: 「君には言っておく。”これ”は陣取りゲーム。残された枠は”一つ”。賭けられたのは”人の命”」
久継: 「生き残った方が。死んだ者を石として吸収し。完全な命として”成る”」
久継: 「10年がかりの計画さ。中央の”ご老人”方の」
劉斗: 「老いぼれ共の怠惰を潰す格好の座興だな」言い捨て。
久継: 「どうなるかはわからないが。生き残った方が人である事を望むだけだね」さて。時間だ、とばかりに一歩前に。
久継: 「不老不死というのはいつだって人の夢らしくてね。鳥越」
GM: 先行した彼を追うように少年は山に入る。
劉斗: 「永遠など必要無い」その姿を追う事もせず、黙って手を上げる。
劉斗: そしてもう一度、二人が来た方向――闇に目を凝らした。
劉斗: 笑みか落胆か。いずれとも知れぬ苦笑も、闇に紛れた。



 Middle Phase-07 「愚者の月」
 ScenePlayer:“月の獣” 七枷 刀真/登場:自由

 登場Dice 刀真: 1d10=(3)=3+61=64

GM: 地に伏せてから
GM: どのくらいの時間が経っただろうか。
GM: 傷が癒えるでもなく。そして死ぬでもなく。
GM: 半端な状態でただ時が経った。
GM: 雨に手足が冷え。
GM: それでも月の光が瞼の向こうから射した。
刀真: 「――ぅ…?」もぞり。
GM: ずるずると足が引きずられる感覚。
GM: 適当にほおり出された。簡易ジャイアントスイングな要領。
GM: 「うゅー。見つけたよー」とか「扱い悪いね。彼の」とか声が更に遠くに聞こえて。
刀真: 「……そー思ってるならちゃんと運んでもらいたいですはい」(何)
GM: 意識が微妙に飛んだ。

劉斗: 取りあえず、出る。
 登場Dice 劉斗: 1d10=(7)=7+49=56
 登場Dice 咲: 1d10=(7)=7+52=59
GM: 気がつけば雨の当らない小さな洞窟。
GM: 数人の人影。
劉斗: 「――瀕死でも減らず口を叩く余裕はあるか?」
咲: 「刀真さん……よかった……」安堵したらしくぽろぽろ涙をこぼす。
劉斗: 言いつつ屈み込み、在らぬ方向に曲がった足を強制的に直す(何)
咲: 曲がってたのか。(何)
刀真: 「――ぇ、あ……あれ?」ゆっくりと辺りを見回してー。(何)
劉斗: 戻ったから無問題(何)
刀真: 「ちょ、ギブギブ!膝は180度以上曲がんない!」(何)
劉斗: 「余裕は在るようだ」
咲: 「と、鳥越さん! 幾らなんでも適当すぎますよ、もう少し優しく!」(何)
刀真: 「なんというかこう。途中で上下180度回転して運ばれて顔面ザシューってなってた気がする」(何)
 登場Dice 早: 1d10=(6)=6+66=72
早: 「あ、見つかりましたか…。よかった、無事………うん。無事ですね」
刀真: とか言いつつ。痛みの残る頬を手で摩ろうとして―慌てて、腕を背後に隠す。
劉斗: 手を離し、立ち上がって刀真から離れる。「歯科医も整体士も施術はこんなものだ」
劉斗: 「その腕は、治せんが」
咲: 「……腕、見せてください。刀真さん」隠したのを見て。
刀真: 「――駄目、だよ。もしかしたら、また―」
刀真: 柔らかい肉を裂く感触が、脳裏を過ぎる。
咲: 「大丈夫ですよ」笑顔で、落ち着いた声で。
咲: 「多分――そういう、もしかしたら人を傷つけてしまうかもしれないっていう気持ちが、今」
咲: 「刀真さんを追い詰めてるんだと思います」
刀真: 「……」視線を泳がせる。困ったように、救いを求めるように。
咲: 「だから私たちを――自分を信じてあげてください」
咲: 「でないと、本当に“それ”に飲み込まれてしまうかもしれないから」
早: 「大丈夫です、きっと。いえ、絶対」コクンと頷く
刀真: 「……弱いんだ、僕は。早ちゃんが考えてる程、力に慣れてるわけじゃない」
刀真: 「咲ちゃんが言うみたいに、自分に自信なんて持てやしない」
刀真: だらりと腕の力を抜いて。岩壁に背を預け。
咲: 「知ってますよ――だって、あの時もそう言ってましたもん、刀真さん」異形と化した腕を手に取り。
咲: 「でも、あの時刀真さんはこの世界で生きたいって。自分がいてくれるって言ってくれました。だから――」
咲: 「今度は私が一緒にいます――大丈夫ですよ」
刀真: 「――生きてていいのかな。化物になりかけでも」
早: 「ボクは、『生きるため』に『なりかけて』しまいましたけど」ちょっとはなれたところで、苦笑しながらポソッと。
咲: 「まあ――刀真さんが化け物になっちゃったら多分そのときは私も一緒に化け物ですから」
刀真: 「私はそれでもいいですよ」すげーこと言って笑う(何)
刀真: 「ちょ、咲ちゃんすっげえ腹ぐr……いやまー」こほん(何)
刀真: 「あー……まあ、そっか。うん、そーだよね」何かを納得したように、頷いて。
刀真: 「……とりあえず、やってみる。何をどーすりゃいいとかはわかんないけど、逃げるのやめ」
刀真: 僅かに、腕に力を込め。
刀真: 「……って、ノー天気すぎるかな、僕」苦笑い…というか、ばつが悪そうに笑って。
劉斗: 「――強かろうと弱かろうと、自信があろうと無かろうと、脳天気であろうとなかろうと」
劉斗: ちょっといい雰囲気から離れた場所にて飛ぶ声(何)
劉斗: 「神月悠児は、お前のクリスタルを狙ってやってくる。完全となるために」
劉斗: 「そろそろ来てもおかしく無い頃合いか。手短に説明をするぞ」

   ***

劉斗: 「当事者以外の者が語るというのも、おかしな話だがな」
刀真: 「―そっか。あいつが言ってたの、ホントだったんだ…」
刀真: と言いつつ、10年前に自分が逃がされたとかそーゆーのを伝聞形で説明。(何)
刀真: 「―“自分だけは無事に生きたい”、なんて思ってた罰かな、なんて思ったりするけど」
劉斗: もたれ掛かっていた岩肌から背を離し、組んでいた腕を解く。
早: 「…えーと、つまり。―――ここでノンビリ話してる場合じゃないってことでは…?」
咲: 「円ちゃんが、危ない……!?」
刀真: 「うん…そう、なんだけど。こう…なんとなく」
刀真: 「あいつ、僕と戦いたがって…ううん。決着をつけたがってる、のかな。―疼くんだ、ずっと」
刀真: 胸元。ヒビの入った三日月を指して。
劉斗: 「“同質”故、か」
咲: 「――早くしたほうが、いいかもしれません。実は――」少し逡巡してから美鈴ちんから言われた話バラす。(何)
早: 「とにかく、一旦山を降りませんか? 服、着替えた方がよさそうですし」
咲: 「このままだと、二人の影響でジャーム化する人が出るかもしれない、と」
咲: まあUGNが云々は言わんとこうか。(何)
早: 「―――ッ…」
刀真: 「―うん、行こう。僕がこんなこと言うのも、ヘンだけど―」
早: 息を呑んで、心の中でまだ大丈夫と自分に言い聞かせる。
刀真: 「―何かを、何とかしに行こう」
咲: 頷いて、刀真に手を添えて立ち上がる。
劉斗: 無言にて、肯定の意を。
劉斗: スケープゴートは最低一体在ればいい。腰刀の位置を正し、洞窟から外へと。
早: 熱に浮かされたような瞳で、微かに頷く。
刀真: 「……ええと、その、ところで咲ちゃん。そろそろ手を離してくれると…あと、何か着るもの無いかな」(何)
咲: 鳥越さーん!(何)
劉斗: 洞窟入り口からジャケットが放られる(何)
刀真: ありがとうTORIGOE!(何)
刀真: まあ以上で。(何)

GM: ──赤い月の光が。
GM: 麓に射して
GM: 獣は鼓動する。



 Climax Phase 「愚者」
 ScenePlayer:All

 登場Dice 早: 1d10=(6)=6+72=78
 登場Dice 刀真: 1d10=(1)=1+64=65
 登場Dice 劉斗: 1d10=(2)=2+56=58
 登場Dice 咲: 1d10=(3)=3+59=62
咲: うわ62

GM: 麓まで降り立って。
GM: 医療班の車が待っている筈の国道まで降りてくると。
GM: 炎上し、煙を上げている残骸と。
GM: 赤い瞳の少年。斧を手に持ち。静かに迎える。
悠児: 「案外早かったな」
刀真: 「あー…うん、まあ。やっぱり、うじうじ考えてるのは性に合わなかったというか」
悠児: 「なるようにしかならない、か」
刀真: 「―それは、それだけは違うよ」ふるふると、首を横に振って。
刀真: 「なんとかするんだ。僕一人じゃどうにもならなくたって―」前を、横を―後ろを、ゆっくりと見る。
GM: どさり、と肩に抱えていた少女を火の気にも遠い場所に降ろす。
咲: 妹様か。(何
刀真: っぽいな(何)
劉斗: 他に誰が(何)
GM: 空気読まず鳥越妹とかじゃね(何
劉斗: PC1チェンジするぞ(何)
咲: ではまあ妹様ということで(何
咲: 「――円ちゃんっ!? っ……あなた、円ちゃんに何を……!」
悠児: 「──俺は言った通りに行動しただけだ」
早: 「…あなたの目的がなんであろうと…」
早: 「ボクの友達を苦しめ、ボクの大切な人を間接的に傷付けた。だから…あなたをやっつける!」
刀真: 「――」みしり、と。爪が、毛が、肉が軋む。
悠児: 「来い。”悪”というなら俺はその道を通す。”腕自慢”」
劉斗: 「“決着”に手出しをするのも無粋だが、仕事でな」
劉斗: 淡々と告げ、一歩、足を前に踏み出す。
悠児: 「──”氷柱折”から話は聞いている。付きあってもらうぞ。”烈火の仮面”」
咲: 「円ちゃんも、刀真さんも……これ以上あなたの好きになんてさせない」
咲: 「この力は嫌いだけど……それでも」拳を握りこんで睨み付ける。
悠児: 「────俺、のか。いや。いい」
刀真: 「言いたいことはあるけれど。―今はまず」
刀真: 「君を止める。僕の全身全霊を以って」
刀真: 異形化した拳に、血が渡りゆく。
悠児: 「俺はお前を殺す。七枷」
悠児: 「全身全霊で」
GM: 異形化していない手で斧を持ち。一歩。
悠児: 「”深月の獣”(Exdeath)」
悠児: 「参る」
GM: ──《ワーディング》。周囲が赤く染まる。
GM: 衝動判定を。目標値は7。
 衝動判定Dice 刀真: 5r10=(8,6,5,10,3)=Critical!!
 衝動判定Dice 刀真: 1r10=(2)=2+10=12+2=14
刀真: 空気嫁>俺
 衝動判定Dice 咲: 5r10=(5,5,4,2,1)=5+4=9
咲: あぶwww
咲: ここでいきなり「はらぺこにゃー」とかになったら不味いwww
刀真: シーンの隅でガクガクブルブルしだしても拙い(何)
 侵蝕率上昇Dice 刀真: 2d10=(5+4)=9+65=74
 侵蝕率上昇Dice 咲: 2d10=(5+2)=7+62=69
咲: うっほ安。69%にて。
 衝動判定Dice 劉斗: 10r10=(2,3,2,9,8,3,3,8,5,6)=9+1=10
 侵蝕率上昇Dice 劉斗: 2d10=(7+9)=16+58=74
劉斗: 74%
 衝動判定Dice 早: 4r10=(7,9,4,7)=9+1=10
 侵蝕率上昇Dice 早: 2d10=(3+7)=10+78=88
早: 成功、88%。
GM: IV宣言を。
刀真: 8ですわー。
咲: 8
劉斗: 24
早: 11です。
GM: …んーと。
咲: 一人だけ三倍のスピードの人がいますよ(何
劉斗: 赤くはない(何)
刀真: 通常が3倍だからな。(何)
GM: 鳥越→ 悠児 →早→ 刀真=咲 です。一応トループ×3が居ますがIVは最後(0)で。
咲: トループいたのか。(何
劉斗: エンゲージは?
GM: エンゲージは[PC](5m)[悠児]=[トループ×3]です。悠児とは別ですな。
刀真: おーらーい。
GM: ”なり損ない”の青い獣が森から這い出てくる。

■□Round 1□■

GM: ●セットアップ
咲: なし。
劉斗: 無し。
GM: こちらは悠児だけ《ヴァイタルアップ》。
早: 無しです。
刀真: なし

GM: ●鳥越
劉斗: 「散らすか――」マイナーでトループ達にエンゲージ。
劉斗: 白兵5+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎》 侵蝕値+10→84%
劉斗: 対象はトループA
 Dice 劉斗: 13r10=(2,6,2,3,5,4,7,9,7,4,6,4,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(4,6,1)=6+10=16+5=21
GM: A[素回避]
 Dice GM: 9r10=(3,2,2,5,6,10,8,9,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+10=16+3=19
GM: B[素回避]
 Dice GM: 9r10=(4,8,1,1,5,6,7,8,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(3)=3+10=13+3=16
GM: C[素回避]
 Dice GM: 9r10=(3,2,2,5,10,3,4,2,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+10=14+3=17
咲: GM。単体攻撃です(何
GM: ごめんごめん(何
GM: では命中。ダメージを。
劉斗: ともあれ命中したようなので、振り切ろう(何)
 ダメージDice 劉斗: 3d10=(2+1+4)=7+35=42
劉斗: 装甲値有効42点。
GM: 《軍神の守り》
 Dice GM: 9r10=(4,9,4,9,7,4,10,9,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=8+10=18+3=21
GM: チッ。では青の獣の一団は消えました。

GM: ●悠児
悠児: 「────」鳥越の剣撃を横目に。[待機]。

GM: ●早
早: んー、途中成長よろしいでしょうか?
GM: いいですよ。
早: では、《ダブルスクラッチ》《鷹の翼》取得。消費経験点4点。
早: で、マイナーでトループ側に移動。メジャー《ダブルスクラッチ》《完全獣化》《破壊の爪》
早: 侵食率99%にて行動終了。

GM: ●刀真=咲
咲: お先にどうぞ。つーかわたしゃ何もできんよ。(何
刀真: おk、ちょっくら殴ってくる。(何)
刀真: マイナーで悠児のエンゲージに移動。メジャーでふぉんぐしゃー。
刀真: <白兵3>《銘無き刃/獣の力/血族/渇きの主》
 Dice 刀真: 8r10=(9,2,6,9,2,1,9,10)=Critical!!
 Dice 刀真: 4r10=(2,1,7,4)=7+10=17+3=20
刀真: やっべ20(何)
GM: 《復讐の刃》宣言。かもん。
刀真: おういえ。そっちの命中振ってくれ。
GM: 《復讐の刃/銘無き刃/炎神の怒り/ブレインコントロール》
 Dice GM: 21r10=(10,5,9,3,5,2,3,10,9,5,8,3,4,8,2,7,9,3,5,2,6)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(3,10,2,10,3,9,7,8)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(5,4,4,4,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+60=62+10=72
GM: 72な。
刀真: おまwwwwww
 ダメージDice 刀真: 3d10=(7+8+1)=16+8=24
刀真: 素通り24点で4点回復するが、意味無いな(何)
咲: 間違いなくリザるな。(何
 ダメージDice GM: 8d10=(9+6+4+8+4+9+4+9)=53+7=60
GM: 60点。カウンター気味に斧で叩き割る。
刀真: 死ぬ死ぬ。#1d10+83 リザレクト
 Dice 刀真: 1d10=(6)=6+83=89
咲: んじゃまあマイナーで1Dジェネシフトしつつ
 《ジェネシフト》Dice 咲: 1d10=(10)=10+69=79
咲: ちょwwwwwww
刀真: おまwwwwwwwwwwwwwwww
咲: ありがちすぎるな(何
咲: メジャーで刀真と神月のエンゲージに移動してエンド
咲: 「――刀真さんっ!? 大丈夫ですか!」
刀真: 「―うん。まだ―やれる」肩口まで硬質化した腕で、刃を弾き。

GM: ●トループ
GM: これは接敵してる奴ら殴るしかないな(何)
刀真: 奴らっつーかTORIGOE?(何)
劉斗: かもん(何)
GM: 奇数が鳥越。(ダイスを振って…)一回ずつ。
GM: B《鬼の一撃》 
 Dice GM: 9r10=(4,6,5,8,3,9,6,8,4)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(9,7,1)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(3,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+30=36+3=39
GM: C《鬼の一撃》 
 Dice GM: 9r10=(1,6,7,10,8,7,6,1,7)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(3,6,1,3,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+20=26+3=29
GM: 鳥越に39。早に29。
早: 《オウガバトル》《銘無き刃》《復讐の刃》《獣の臭い》でこちらも殴ります。
GM: 了解。
 Dice 早: 23r10=(9,9,4,6,3,1,2,6,3,3,10,7,3,4,6,5,6,9,2,6,8,3,7)=Critical!!
 Dice 早: 7r10=(10,1,7,7,9,2,9)=Critical!!
 Dice 早: 5r10=(7,6,7,8,9)=Critical!!
 Dice 早: 4r10=(1,5,6,3)=6+30=36+4=40
GM: [トループC]
 ダメージDice GM: 3d10=(9+8+6)=23+7=30
GM: 30点装甲あり。
 ダメージDice 早: 5d10=(8+2+7+6+6)=29+11=40
早: 40点返して、昏倒。
劉斗: 菖蒲剣にて受け。白兵5+《戦士の知恵/業炎》 侵蝕値+4→88%
 Dice 劉斗: 11r10=(4,1,7,1,6,9,5,4,2,1,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(7,7,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(10,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(3)=3+30=33+5+4+6=48
劉斗: 成功。19点(装甲無視なら9点)止める。
GM: [トループB]
 ダメージDice GM: 4d10=(9+6+7+8)=30+7=37
GM: 37点を鳥越に。
劉斗: 37−19=18受領でHP12
GM: 早の乱撃で青の獣は駆逐される。

GM: ●悠児(待機)
GM: マイナーで《ハンティングスタイル/完全獣化/破壊の爪》
GM: ──”月の獣”に変わる。
GM: メジャー:《チャージング/炎神の怒り/ブレインコントロール》 対象:刀真・咲
 Dice GM: 29r10=(2,6,8,6,6,4,3,10,7,3,6,1,3,6,1,8,4,7,7,8,10,10,4,5,9,9,6,6,2)=Critical!!
 Dice GM: 11r10=(6,9,3,7,7,9,7,7,4,8,7)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(8,9,6,2,10,6,1,6)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(1,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+50=52+5=57
咲: チャージグwww
GM: 57。
刀真: 体当たりwwwwww
咲: まあ食らいますよハイ。(何
 ダメージDice GM: 6d10=(7+6+1+10+4+4)=32+7=39
GM: 39点装甲あり。
刀真: 装甲なんて(ry
 《リザレクト》Dice 咲: 1d10=(4)=4+79=83
咲: 83へ(何
 《リザレクト》Dice 刀真: 1d10=(3)=3+89=92
刀真: 92へ。(何)
咲: 「かはっ……」獣へと変じた神月に吹き飛ばされて吐血(何
悠児: 「────」その獣は胸に月を掲げ。瞳に狂気を宿し。迎える。人を。

GM: ■ セカンド
GM: 宣言する人。こちらはする。
劉斗: 宣言。
刀真: なし。
咲: できん。(何
早: 昏倒中。

GM: ●鳥越
劉斗: 先程の氷を打ち払う、更なる炎。攻撃対象:トループ
劉斗: 白兵5+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎/デュアル・デュエル》 侵蝕値+13→101%
 Dice 劉斗: 15r10=(2,3,5,10,1,3,1,9,3,5,2,5,3,3,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(6,7,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+30=32+5=37
劉斗: 37
GM: [素回避]
 Dice GM: 9r10=(9,1,8,5,9,10,9,2,3)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+10=11+3=14
GM: 無理か。ダメージを。
劉斗: 二振りの太刀にて。
 ダメージDice 劉斗: 4d10=(8+3+3+4)=18+43=61
劉斗: 61点装甲値有効。
GM: 青の獣は四散した。
悠児: 「──」

GM: ●悠児
GM: 鉤爪を大地に振り下ろす。周囲より掻き消える”生命”の鼓動。冷たき月の光。
GM: 《エネルギーマイスター/ブリザードブレス/ブレインコントロール》 対象:刀真・咲
 Dice GM: 18r10=(6,3,9,5,8,9,5,1,8,7,2,5,6,9,5,4,10,4)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(5,2,2,2,10,9,6)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(10,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(7,4)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+60=61+5=66
GM: 66。
咲: 避けられんて。(何
 Dice 刀真: 9r10=(9,5,9,7,3,3,10,3,2)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(7)=7+10=17+1=18
刀真: まあ一応な(何)
 ダメージDice GM: 7d10=(8+2+8+6+10+6+5)=45-3=42
 《リザレクト》Dice 咲: 1d10=(7)=7+83=90
 《リザレクト》Dice 刀真: 1d10=(1)=1+92=93
刀真: 安っ(何)
咲: ひゃっほうあっという間に90!(何
GM: 42点装甲あり。体温を奪い。やがては命を奪う息吹。

GM: ●クリンナップ。
GM: こちらは《炎神の怒り》のバックファイア。以上。
刀真: なし
早: 昏倒中。
劉斗: 無し。
咲: なし。

■□Round 2□■

GM: ●セットアップ
劉斗: 無し。
咲: なし。
早: 昏倒中にて、なし。
GM: 《極大消滅波》。対象は刀真と咲(範囲)。
咲: 容赦ないなあ。(何
刀真: 容赦ねぇ(何)
GM: #6d10
 Dice GM: 6d10=(8+2+5+8+7+9)=39
GM: 39点装甲あり。
刀真: 死ぬのでリザレクト。(何)
 《リザレクト》Dice 刀真: 1d10=(3)=3+93=96
刀真: 96へ。びみょい(何)
 《リザレクト》Dice 咲: 1d10=(4)=4+90=94
咲: 94%
悠児: 「──耐久力がある、か」
咲: 暴威を振るう獣に打ちのめされ、ボロボロになりながら立ちあがる。(何

GM: ●鳥越
劉斗: 「“氷柱折”の名を告げた。同等以上と見越して相対そう、“深月の獣”」
劉斗: マイナーで戦闘移動
劉斗: 交渉0+《アドヴァイス/天性のひらめき》 侵蝕値+9→110%
 Dice 劉斗: 10r10=(10,2,2,3,7,1,10,1,8,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 5r10=(10,8,4,2,5)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(6,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(6)=6+50=56
劉斗: 成功。“深月の獣”の動きを診る。次のメジャーアクションのCr−1。以上で。

GM: ●悠児
GM: 胸の結晶から更なる力。更なる獣に。”月”は至る。
GM: マイナー:《ハンティングスタイル/究極獣化/一角鬼》
GM: メジャー:《獣の魂/マインドエンハンス》
 Dice GM: 18r10=(3,8,8,10,4,1,7,7,4,6,3,5,4,2,9,4,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(8,10,9,8,6,10,8)=Critical!!
 Dice GM: 6r10=(8,4,6,10,5,1)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(10,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(1,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+60=62+5=67
GM: 以上。

GM: ●早 
早: では、ここで【神月 □同情/■憤懣】でロイス取得して、即タイタス化。復活します。
GM: 了解。
早: 「…ック、ケホッ…」
早: 「こんなところで、倒れてちゃ…」“右腕”を支えに立ち上がる。
早: マイナーで移動、エンゲージ。
早: メジャー《オウガバトル》《コンバットシステム》《銘無き刃》《獣の力》
 Dice 早: 21r10=(3,10,10,9,7,7,3,2,7,9,7,4,4,2,4,3,2,1,3,2,9)=Critical!!
 Dice 早: 9r10=(4,2,7,9,8,6,5,1,8)=Critical!!
 Dice 早: 4r10=(6,1,3,7)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(1)=1+30=31+4=35
早: 35か。いまいち。
GM: 《復讐の刃/銘無き刃/炎神の怒り/ブレインコントロール》
 Dice GM: 38r10=(6,5,4,8,5,8,3,4,4,5,3,8,5,9,1,5,6,10,1,1,9,3,6,7,3,4,7,1,9,9,2,3,2,2,7,4,10,2)=Critical!!
 Dice GM: 12r10=(10,9,10,6,5,7,7,8,7,3,3,4)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(4,5,3,9,6,7,7)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(8,3,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(1,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+60=65+10=75
GM: 75でストップ。
 ダメージDice 早: 4d10=(6+3+3+9)=21+21=42
早: こちら42点装甲有効です。
 ダメージDice GM: 12d10=(4+5+9+4+6+9+10+3+7+4+6+1)=68+18=86
GM: 86点装甲あり。
早: 6回死んでお釣りが来ました。昏倒。
GM: 食らいつつも。無造作に跳ね飛ばす。ダメージは受領。

GM: ●刀真=咲
咲: 「――まるで、あなたを見ていると昔の私を見ているみたい」白い息を吐きながら。
咲: 「――こんな力、嫌だけど。でも――」
咲: ってとこでハンティングスタイル+完全獣化+破壊の爪
咲: 「UGHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」巨大な紅い獣の姿に変貌する。(何
咲: んでメジャーで獣魔の巣+ブラッドバーン+血族。これで114か。
 Dice 咲: 13r10=(9,6,9,10,5,3,7,5,4,2,10,5,1)=Critical!!
 Dice 咲: 5r10=(5,3,8,10,5)=Critical!!
 Dice 咲: 2r10=(6,8)=Critical!!
 Dice 咲: 1r10=(1)=1+30=31
咲: 31の不意打ちですハイ。(何
GM: んー。《復讐の刃》宣言。
咲: カマーン
GM: 《復讐の刃/銘無き刃/炎神の怒り/ブレインコントロール》
 Dice GM: 38r10=(6,3,1,2,2,3,10,4,6,9,6,1,4,7,5,6,10,2,4,6,9,6,6,10,5,6,2,8,6,5,6,2,3,1,9,9,1,5)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(9,1,4,4,10,2,7,3,5)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(9,10,10)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,5,1)=5+30=35+10=45
GM: 45でストップ。
 ダメージDice 咲: 4d10=(4+7+10+4)=25+17=42
咲: 地味に装甲あり42点。
 ダメージDice GM: 9d10=(5+3+6+8+5+4+9+5+2)=47+22=69
GM: こちらは69点装甲あり。ダメージは受領。
咲: 昏倒なんで、シナリオロイスの七枷刀真を切って蘇生。
GM: 了解。
悠児: 「────流石に、堪えたか」
咲: 「――まだッ……刀真さんを、円ちゃんを助けるまでは……終われない!」
咲: まあ二つあるし。(何
GM: 刀真の番だが。
刀真: んん…やるか。《完全獣化》を2レベル、途中成長で。
GM: 了解。
咲: おお。(何
刀真: 腕から肩、肩から背、背から首―そして頭部へと。広がる異形。
刀真: 血色の人狼―それが正しい形容とは言えないが。一つの獣が、其処に。
刀真: マイナーで《完全獣化》、メジャーでどーん。攻撃宣言前で微妙に100に届いてねえよウワアアン
刀真: <白兵3>《銘無き刃/獣の力/血族/渇きの主》
 Dice 刀真: 17r10=(8,3,4,3,3,2,10,2,7,5,5,1,8,1,10,3,2)=Critical!!
 Dice 刀真: 5r10=(8,3,6,2,6)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(3)=3+20=23+3=26
刀真: びっみょー(何)
悠児: 「────叩き潰してやる」
GM: 《復讐の刃》宣言!
GM: 《復讐の刃/銘無き刃/炎神の怒り/ブレインコントロール》
 Dice GM: 38r10=(4,2,2,3,8,9,4,6,4,7,1,3,8,8,7,7,2,8,6,9,5,6,8,4,2,6,2,1,4,10,5,2,8,3,2,4,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 13r10=(7,10,2,2,2,8,7,5,5,1,6,4,7)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(4,10,4,5,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+40=45+10=55
GM: 55!
刀真: がふ。―なれど。
 ダメージDice 刀真: 3d10=(1+1+7)=9+12=21
刀真: 素通し21、って低ッ!(何)
咲: 低。(何
GM: 1が二個もあるよ(何)
 ダメージDice GM: 11d10=(3+5+9+3+2+4+1+7+5+10+4)=53+22=75
GM: 75点な(何)
刀真: そっちも微妙に期待値以下。(何)
咲: 張り合うなよ。(何
GM: ──”刺し貫く”。
GM: ま、ダメージは受領。
刀真: 「――やる。だけど」
刀真: 悠児に[□親近感/■嫌悪]でロイスを結んで、タイタス化。昇華して復活。
刀真: 「こっちだって―生きる理由がある」
悠児: 「どんな障害があろうが。──終わらせてやる」
悠児: 「だからこそ、だ」

GM: ■セカンド
GM: 宣言は?
劉斗: 宣言。
GM: こちらはする。
早: 寝てます。
刀真: んん…なし。
咲: できん。

GM: ●鳥越
劉斗: 「試してみるか? 俺の焔とお前の魂…どちらが強い“存在”なのか」
悠児: 「──試してみろ」
劉斗: 剣を逆手に構え、重心を下に。ふわりと炎が舞う。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎/デュアル・デュエル》
劉斗: 侵蝕値+15→125% 《アドヴァイス》によりCr−1
 Dice 劉斗: 20r10=(1,10,1,3,3,2,1,5,4,5,9,4,1,4,4,1,7,3,7,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 4r10=(2,7,6,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(6,2,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(10,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(7,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(3)=3+60=63+5=68
劉斗: 68
GM: 咆哮を月に。紅の光が奔る。
GM: 《炎神の怒り/氷盾/イージスの盾/ブレインコントロール/蒼き悪魔/灼熱の結界》
 Dice GM: 38r10=(7,2,3,4,6,1,2,7,1,8,6,1,8,4,5,8,7,10,10,8,5,6,2,2,9,2,8,2,6,7,10,10,7,5,5,2,2,5)=Critical!!
 Dice GM: 15r10=(7,7,9,1,7,9,7,3,3,4,9,7,2,2,10)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(1,4,8,5,5,5,3,7,5)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,5)=5+30=35+29=64
GM: ミスったか。ダメージを。こちらは《不燃体》で減少。
劉斗: 一拍のディレイの後、瞬時に閃く太刀の4連撃。
 Dice 劉斗: 7d10=(7+10+9+9+1+6+1)=43+85=128
劉斗: 128点装甲値有効。
GM: まぁ。無理だ。判定放棄して《魔獣の証》。

GM: ●悠児
GM: 返しに鳥越を殴る。
GM: 《炎神の怒り/獣の力/狼牙/ブレインコントロール》 
 Dice GM: 38r10=(9,3,4,3,3,4,4,1,2,1,2,1,8,8,3,4,2,1,3,8,8,3,3,3,5,10,8,2,8,8,6,3,6,2,4,8,9,10)=Critical!!
 Dice GM: 12r10=(7,3,9,8,5,8,4,5,2,3,4,9)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(10,9,9,5,10)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(1,7,5,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+50=51+10=61
GM: 61。
劉斗: 白兵5+《戦士の知恵/氷盾/業炎》 侵蝕値+6→131%
 Dice 劉斗: 15r10=(8,4,8,9,7,7,5,10,6,8,5,9,6,5,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 9r10=(3,4,4,10,6,10,2,4,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(4,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(2)=2+30=32+5+7+8=52
劉斗: 受けられず。ダメージどうぞ。
 Dice GM: 11d10=(5+5+1+3+7+6+10+2+2+8+4)=53+23=76
GM: 76点装甲あり。
劉斗: 《氷雪の守護》
 Dice 劉斗: 5d10=(3+5+3+5+9)=25
悠児: 「────まだ”獣”には至らない、が」
劉斗: 《不燃体》込みで35点止めて、更に25点。合計60点止めるが足りない。
咲: お前どういう体してんだ。(何
劉斗: 「――ッ」氷を砕かれ、槍が躰を突き抜ける。昏倒。
悠児: 「俺なりの結末を通させてもらうぞ。”烈火の仮面”」


■□Round 3□■

GM: ●セットアップ
咲: なし。
早: まだ寝てます。
刀真: なし
劉斗: 昏倒中。
GM: 《ターゲットロック》。対象は刀真。
刀真: ひぎぃ(何)
咲: そこまで。(何
GM: カツカツで行こうかと(何)

GM: ●鳥越(昏倒中)
GM: 昏倒してます?
劉斗: 立ち上がっておこうか。
早: バーネットのロイスタイタス化。うちは、あえてここで起きる。
GM: おきますか。結構しんどいとは思いますが。
劉斗: “深月の獣”にロイス取得。■有為/敵愾心、タイタス昇華して復活。ちなみに侵蝕率は136点。
劉斗: 本能とも言える闘争心が、離脱を許さない。剣を支えに無言で立ち上がる。
早: 「ボクは、いつまでもあの目に震えてられない…!」
悠児: 「────起きるか」
早: うちの侵食率、実は118%で止まってます。
劉斗: 行動は待機。

GM: ●悠児
GM: 咆哮を上げ。──月を砕く為に走る。
GM: 《炎神の怒り/獣の力/ブレインコントロール/クロスバースト》【月を砕く】
 Dice GM: 36r10=(7,1,2,8,9,7,7,8,5,9,7,3,6,10,5,2,4,8,5,5,3,3,9,1,6,2,10,8,5,5,8,1,10,1,6,4)=Critical!!
 Dice GM: 15r10=(10,10,2,2,9,7,7,6,3,5,3,7,3,9,8)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(10,4,5,6,6,9,9,2)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(2,8,1)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+60=66+10=76
GM: 76。
刀真: はひぃ(何)
咲: カバーリングしとく。(何
刀真: 頼んます(何)
 ダメージDice GM: 13d10=(3+6+1+5+10+9+2+7+8+2+3+10+1)=67+50=117
咲: 死ぬ死ぬwwww
GM: 117点装甲あり。
咲: 昏倒www
咲: 刀真の前に立ち塞がって神月を抑えこもうとするがねじ伏せられる(何
GM: ──障害を”刺し貫く”。

GM: ●早
咲: 「――っ……刀真さん、後はお願いします」ばたっ(何
刀真: 「―うん。だから―」少しだけ“返してもらうよ”、と。
刀真: まー何かを啜る音が響きつつ、どうぞ。(何)
咲: 何すっとんwww(何
刀真: 答えはみんなの心の中に(何)
早: では、受けてくる可能性考えて、成長申請します。
GM: 了解。
早: 《神獣撃》《抜き打ち》取得。
早: マイナー《一角鬼》
早: メジャー《オウガバトル》《コンバットシステム》《銘無き刃》《獣の力》《獣魔の巣》《神獣撃》《抜き打ち》
早: 「ボクは、その目を超えなくっちゃいけない―――!」
 Dice 早: 22r10=(9,1,6,4,3,1,1,10,1,9,5,8,8,4,5,9,6,8,10,4,8,10)=Critical!!
 Dice 早: 10r10=(10,10,9,2,3,1,7,7,8,8)=Critical!!
 Dice 早: 7r10=(9,8,10,8,10,7,5)=Critical!!
 Dice 早: 6r10=(2,7,1,4,10,2)=Critical!!
 Dice 早: 2r10=(10,6)=Critical!!
 Dice 早: 1r10=(6)=6+50=56+4=60
早: 60、不意打ち扱い、防御ペナ7個。
GM: 《炎神の怒り/氷盾/イージスの盾/ブレインコントロール/蒼き悪魔》 不意打ちでCR値上昇。
 Dice GM: 31r10=(3,3,10,6,3,6,5,9,9,1,3,4,2,3,2,8,6,2,1,4,8,6,8,3,7,8,8,7,8,6,4)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(2,1,5,1,4,3,3,7,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+20=26+25=51
GM: 無理、か。ダメージを。
 ダメージDice 早: 7d10=(5+1+4+9+10+5+8)=42+37=79
早: 79、装甲有効。
早: まあ、ついで言えば、侵食率143%ね(笑)
GM: もう一度[昏倒]。《燃える魂》を使用して復活。
咲: 持ってたし。(何
悠児: 「────止まれる、か。ここで」
早: 「帰るって、決めた…! …あと、お願いします…」

GM: ●刀真=咲
咲: 昏倒中。
刀真: 「―そう、だよ。僕らは―」
刀真: マイナーなし。メジャーアクションの判定に賢者の石を使用。
 Dice 刀真: 2d10=(2+1)=3+107=110
刀真: やっす(何)
GM: やっす(何)
咲: すげー。(何
刀真: で、メジャーアクション。(何)
刀真: <白兵3>《獣の力/フルパワーアタック/獣の王/血族/渇きの主/ブラッドバーン》
 Dice 刀真: 17r10=(6,7,2,10,10,6,10,5,5,3,5,9,8,1,1,8,10)=Critical!!
 Dice 刀真: 13r10=(1,3,9,9,7,1,5,4,7,1,4,4,10)=Critical!!
 Dice 刀真: 6r10=(6,10,10,6,9,1)=Critical!!
 Dice 刀真: 5r10=(6,10,3,3,6)=Critical!!
 Dice 刀真: 3r10=(6,4,9)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(4,1)=4+50=54+3=57
刀真: あー、IV0まで待機してたことでいいかな。どーせ最後だし(何)
GM: いいですよ(何)
刀真: ありがとう、っつーわけでリアクション不能なんでダメージ出す。(何)
GM: おけー(何)
 ダメージDice 刀真: 6d10=(2+10+4+6+1+1)=24+36=60
刀真: 「―還らなきゃならないんだ。終わらせるんじゃなく、続けるために…!」全身を朱に染め、吼える。螺旋を描いて突き出される、鋭爪。
GM: では悠児は【賢者の石】をここで使用!
刀真: ちょwwww(何)
咲: おまwwwww
GM: 《軍神の守り》 
 Dice GM: 18r10=(8,2,7,2,6,7,8,6,1,8,4,1,2,5,8,3,5,7)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(1,9,3,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+30=36+5=41
刀真: あっぶね(何)
GM: ──”届かず”。
咲: 軍神かよ……(何
刀真: まあ、ある意味正しい使い方だよな…(何)
GM: 《復讐の刃》はリアクションになるから使えんからな(何

GM: 鉤爪は月の獣を切り裂いた。
GM: どさり、と大きな音を立てて。崩れ。死に瀕する。──【戦闘終了】

GM: 赤い赤い月がその様子を照らしていた。




 自律判定

GM: 自律判定です。ロイスの数と現侵食率を宣告後。ロールして下さい。
咲: 地味にDロイス1、タイタス1でロイス3か。早と……まあ美鈴にでも取るか。五個で114%。
咲: まあ素振りで(何
 Dice 咲: 5d10=(2+2+9+2+10)=25-114=-89
咲: OK、生還。
劉斗: 最終侵蝕率136% 新規にロイス取得、咲に■感服/悔悟。
劉斗: タイタスは1、Dロイス1、合計5つ。倍振り。
 Dice 劉斗: 10d10=(2+5+8+6+10+2+7+10+7+10)=67-136=-69
劉斗: 69%で帰還。
早: ロイス4個、Dロイス1個、タイタス2個。侵食率143%
早: 最低倍振りしないと帰って来れないので、まず2倍振り。
 Dice 早: 8d10=(3+9+5+10+8+9+4+3)=51-143=-92
早: 倍振りにて92%で生還。
刀真: 初期ロイスが4、シナリオロイスとPC間ロイスで2、タイタス化が1、うちDロイスが1で5つ。侵食率は128%
刀真: なんだこの微妙すぎるライン。2倍で振ろう、うん。(何)
 Dice 刀真: 5d10=(3+4+4+8+6)=25-128=-103
GM: …
刀真: 倍になってねえ(何)
 Dice 刀真: 5d10=(7+3+7+4+6)=27-103=-76
咲: よかったね……(何
劉斗: 全員おかえりなさい。
刀真: うん、ホント良かった…(何)
GM: 良かったね(何)



 Ending Phase-01 「宴」
 ScenePlayer:“腕自慢” 笹沢 早/登場:不可

GM: 一先ずの身体の安定。
GM: UGN系列の診療施設で検診を受けての帰宅。
早: 「…ちょと、遅くなっちゃいましたね。兄さん達、怒ってなければいいけど…」
GM: 突き刺すような寒さの中。バスを乗り継いで。自宅の前まで辿り着く。
GM: 今日は一際、人数が多い。
早: そっと様子を伺う。
GM: というか聞こえてくる声が多い。普通なら仕事なりなんなりで居ても一人二人だが。
早: 「うぅ、ひょっとして、みんな帰ってきてる…?」
GM: どっからどう見ても7人いる。
早: 「あ、よかった。お父さん、もう大丈夫なんだ。…でもなぁ…」
GM: 「雄五。早は遅くないか」
GM: 「僕が送り迎えするべきでした」
GM: 「ッチ。何かあったらどうするんだよっ」
早: 「ええと、何か言い訳考えておかないと…」
早: 「先生に急に呼び出された…うん、菫先生には悪いけど、やっぱりこれかな…」扉のまえでボソボソと(マテ)
GM: 「──警察に連絡した方がいいでしょうか。賢二」
早: こうしていても仕方ない。緩慢にドアノブに手を伸ばす。
GM: 「いや、しよう。四紀。電話取れ。俺の名前出して4課の奴たたき出せ。夜勤の奴」
GM: ガタガタ。
早: って、ヤバイ。あの賢二兄さんの声は本気だ。四紀兄さんも、多分躊躇わない。
早: 「た、ただいま!」ガチャ
GM: 「身代金狙いも考えられるか。議員に………」

GM: 沈黙。

早: 「ごめんなさい、遅くなってしまって。急に先生から呼び出しがあって…」アワアワと言葉を紡ぐ。
GM: 「早ァーーーーーーーーーーーーー」×6 +1は電話を投げ捨てた。
GM: 「なんだ。何があった。学校か、補習か、いかん。それはいかん。雄五ッ。彦六ッ。お前は何をしてたんだっ」
早: 「それで、ちょっと気分が悪くなったから、休ませて…」必死。でも、多分みんな聞いてくれないと思う。
GM: 「いや。違うでしょう。お父さん。ここは発作で倒れたとか、かも。これは僕の不道徳で」
早: 「えと、発作とかそういうのじゃなくって…」
GM: 「いや。ミナコーの連中がちょっかい出してきたかもしれねぇ。俺あいつ等ちょっと締めて来るぜ」
早: 「ああ、駄目、彦六兄さん。もう遅いし…じゃなくて…」
GM: 「ああ。早が手を出されたからな。俺も行くぜ。ちょっと署で拳銃取ってくる」
早: どうしよう。まったく想定してなかったわけじゃなかったけど。
早: 「って、賢二兄さん、犯罪は…」
GM: んで。そこで携帯の方に電話掛かって来る。
早: 「あ。…もしもし…」
和美: 「ふふっ。賑やかね。こんばんは」
GM: 兄弟がぴたり、と止まる。
早: 「和美さん…」
GM: 一斉に早の電話の声に集中。
和美: 「折角のクリスマスですものね。手短に話をするわね」
早: 「…はい」
和美: 「ご苦労様。危険だったけれど無事に戻ってこられて良かった。──ご苦労様」
GM: ずずいと兄弟は更に。
早: 「いえ…任務とか、そういうのじゃないですから」メッと、視線で家族を追い払いつつ。
和美: 「そうね。なら七枷君達を代弁して、ね。ありがとう」
GM: 兄弟はシュン(?)、としつつ。集中。
早: 「はい。あの、刀真さんは今、どうされてます」
和美: 「あなたのお父さんの事だけれど。傷の治療と共に。記憶を操作させてもらったの」
和美: 「貴方の事についても以前のままね」
早: 必要なことというのはわかる。でも、やはりそういうところは納得しきれない。
和美: 「そうね。”特に”。天城支部長代理からも嘆願もあって、」
和美: 「身柄の監視をそちらの支部で管理するようにしてもらったみたいね。”上層部は不干渉”といった所、かしら。」
早: 「そうですか、よかった…。…刀真さん…」
和美: 「Rラボには報告は来ているけれどね。後は天城支部長代理の手腕次第ね。後、本人の」
早: 「はい。でも、きっと大丈夫ですよ、刀真さんなら…」
和美: 「ふふっ。そうね」
和美: 「それだけを伝えよう、と思ってね。それじゃあね」
早: 「はい、わざわざありがとうございました」
和美: 「メリークリスマス」
早: 「はい。おやすみなさい」
GM: ぷつん。

GM: 沈黙

GM: 「早ァーーーーーーーーーーーーー」×7
早: 電話を切って、沈黙に気付く。何か、おかしなことを言っただろうか―――。
早: 「え? え?」
GM: 「誰だ今の」「というか男か」「兄さん、盗聴は」「不覚だ。無理だ」「というか早のプライバシーに」
早: なんだろう。怒ってる…って言うか、泣いて…?
早: 「え? え? あの…」
早: どうしよう。こういうのは、想定してなかった。と言うより、いったい何が…。
GM: 「くそ、電話では何かいい雰囲気だったぜ」「後でそれとなく聞いてみよう。早の友人に電話で」「夜分だろうが関係ないな」
GM: 視線を奥に向ければ、文字通り山になったプレゼント。その数”8つ”。
GM: テーブルの中央には大きなケーキ。
早: ―――ありがとう。
早: ―――ただいま。
早: ―――ボクは、帰って来た。
早: ―――………でも、今はとりあえず…。
早: 「え、えーと…あ、そうだ! ボク、先生のところに忘れ物しちゃった―――」後ろ手にドアを開き、一気に駆け出す!
早: 一瞬追いかけてくる声に謝りつつ、駆け抜ける。
早: ―――メリークリスマス、父さん、兄さん達、そして、みんな。



 Ending Phase-02 「深遠」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:不可

GM: UGN黒巣市支部ホテル・エリシュオン。
GM: 隣街での各務の雑務を終えて。
GM: とりあえず過日の残務処理が一先ず終わったとの事で立ち寄った所。
GM: 何時もながらの支部長室。天城 美鈴が出迎える。
美鈴: 「面倒な処理をさせてしまいまして。お疲れ様でした」
美鈴: 「当座の残務処理が終わりましたので。簡単に本件の各務の方の責任者の貴方に報告を」
GM: ふぅと一息。
劉斗: 「こちら側の処理についての感想を言うならば、“さほどでも”。ああ、手早く済ませようか」
劉斗: 手近なソファに腰を下ろす。
美鈴: 「面白いかどうかはわかりませんが。彼、彼らに関しての研究テーマは『無限再生』」
美鈴: 「更に言えば理性の喪失を『前提』として過剰な力を齎す」
美鈴: 「昔々のライカンスロープが原典ですね」
美鈴: 「真実に近い噂としては『そういう生物』を元にしてあの賢者の石が作られている、との事」
GM: はふ、と一息。
美鈴: 「言えば七枷 刀真に使われているあの石は『石の主との同調性』を求めるのではなく」
美鈴: 「『石に意識を呑み込ませる事で”暴力”を得る』仕組みになっていた訳です」
美鈴: 「”ルナティック”とは当時の方はよく言ったものです。さて────」
GM: ばさり、と資料を出しつつ。
劉斗: 「使っているのか使われているのか」
劉斗: つまらなさげに鼻を鳴らして、取り出された資料に視線を投げる。
美鈴: 「──使うか使わないか、ではなく。そういう”生物”なんですよ」
GM: 向けられた視線の先には。
GM: 検体提供の欄に見知った名前がぽつりぽつり。
GM: また技術提供の欄にはさらに見知った名前がぽつり。
美鈴: 「医学というのは犠牲によって成り立っている、とはよく言ったものです」
GM: ずずず、と珈琲を一口。
劉斗: 「ああ。そして改めて思い知ったさ」
劉斗: 「無機物であろうと無かろうと、“使えるか使えないか”でしか万事を見られない自分が居るということを――」
劉斗: 「リストを見ても何の感慨も湧かない」
美鈴: 「コピーはありません。貴方にとって意味があるなら。今回の報酬ですので」資料と一緒にMOディスクを置く。
劉斗: 「……」黙考。頷きの間を置いて、ディスクと資料に手を伸ばす。
美鈴: 「貴方ならそういうとも思ってましたが。──本件に適材だった、と言うべきですか。我ながら」
GM: ずずず、と珈琲を。
美鈴: 「引き続き本件の究明に携わりますが。”お知らせ”した方が宜しいですか?」
劉斗: 「本音を言えば、刀真諸共“クリスタル”を破壊したかったが」言葉を切って。
美鈴: 「そうでしょうね」相槌。
劉斗: 「ああ。奴に関わる“手掛かり”ならどのようなモノでも必要としている。頼む」
美鈴: 「わかりました。お知らせします」
劉斗: 「空振りだったとしても、無駄足にはなるまい――端末を借りてもいいか?」ディスクを指に挟んで見せる。
美鈴: 「あの方に関しては”上”にも浸透していますから。──どうぞ。私は席を外しますので」
GM: 手で端末をそっと押して。
劉斗: 目礼にて感謝の意を表して、美鈴が席を外している間に、端末にディスクを差し込んでデータを表示させる。
GM: 羅列する10年間の『不死』に関するFHとUGNで行なわれた実験の検体のリストと判る限りの現状
GM: そして行なわれた技術提供の詳細、成果などが表示される。
GM: 所々で責任者として表記されているのは件の人物。──”   ”。
劉斗: 「――あの男が」
GM: ここにあるリストだけでも
GM: 理解に至るにはまだ”遠い”。そんな現実がここにある。
劉斗: 無意識に漏れる声。しかし現実との隔たりに、絶望にも似た苛立ちを覚えて
劉斗: データ類を一通り“記憶”した後、イジェクトボタンを押してディスクを抜き取る。
劉斗: そして、それらを灰も残さず燃やし尽くした。

劉斗: ――ふと。携帯にメールの着信。妹からの言伝。
劉斗: 「……黒巣名物のUMAケーキ、か。耳聡いことだ」
劉斗: 世間ではクリスマスだということを気にも留めなかった。普段邪険にしている妹に、土産でも買ってやるか。
劉斗: ほんの僅かに、口元が笑った。



 Ending Phase-03 「月」
 ScenePlayer:“月の獣” 七枷 刀真&“キュベレ” 水無月 咲/登場:不可

GM: 現在。
GM: 人気の無い国道をママチャリで爆走中。
咲: なんで走っとんwwww
GM: 先日の一件で。クリスマスケーキの販売をすっぽかして。
GM: りょーやんのバイトの代理をすっぽかして。
刀真: ちりんちりーん(何)
GM: 某ラーメン屋の戸口を破壊したとかの。
GM: なんか色々苦情とか色々来て。
刀真: あとアレだ。右腕ギプスの左腕で片手運転な。
咲: おまwwwwwwww
GM: 隣街のピザ配達をりょーやんに変わってこなしてきた所だ。
GM: 年末に恒例のバイト有志による忘年会になし崩しに巻き込まれて。現在に至る。
GM: んで凍てつくような寒さの中。チャリをこいで爆走中。
刀真: 「やっべ片手運転2ケツとか致死レベル」(何)
咲: 「というかなんで私までこんな目に」(何)
GM: まぁ。咲が呼ばれたのは。
刀真: 「腕治るまで色々手伝ってとか頼んでマジ御免」(何)
咲: 「怪我してるんだし大人しく電車で帰りましょうよ電車で!?」(何)
GM: 刀真単独では不自由でして(何)
刀真: 「バイト代はおろか小遣いまでワリカンで消えたんだよウワアアアアアア」(何)
咲: 「まあそもそも今回の事件、全部刀真さんが元凶ですし」(何)
GM: ──全部とはある意味事実である(何)
刀真: 「え、ちょ、咲ちゃん何気に言葉のナイフ鋭いってーか円の友達なんだから当然か」(何)
咲: ところで結局刀真の腕ってどうなったん。(何)
刀真: どうなったん。(何)
GM: んー。実は自分の自由意志で解除できるようにはなってる。
刀真: まあ、まだちょっと慣れないからギブスで隠しとく(何)
咲: 賢者の石持ちを倒したって言うことは、ブレイクアップ的に考えると
咲: 刀真が吸い取ったんか。(何
GM: でもここ2,3日は力の加減が難しくなっている。獣化に慣れてない、と言うべきかな。
GM: 吸い取った、もそうだが。
刀真: ぢゅるー(何)
GM: 元々不完全だったもう一つの賢者の石を吸収して元の形とした事で『安定』した。
GM: 追記するならば。先日の『腕の異形化』は不完全な賢者の石の身体への侵食によるもの。
GM: 10年間かけて、徐々に侵食してきた、とも言い換えられる。
GM: 今ではその件は解決した。別の問題も生じてきてはいるが。
刀真: ちょ(何)
咲: どんな(何)
GM: 要するに”上”とか他の組織に目をつけられる存在になったんだよ(何)
咲: なーんだ
刀真: 死亡フラグwktk
咲: この後行方不明になりましたっていうオチはどうだ。(何)
GM: チャリで(何)
刀真: おま(何)
GM: まぁ。某計画の申し子の悠児を倒しているので。
GM: 上層部の一部とかFHには本格的に目をつけられているのは事実。
刀真: 「……ぬーん」きーこきーこ(何)
GM: この先。生きる事を選択したならば。
咲: 「――でも、今回の事件も何とか無事に片付いて安心しました」
GM: ──予想される事実。
刀真: 「うん。……色々カッコ悪いこと、しちゃったけどね」
GM: 悠児は最後の最後で刀真にこうも言った。
GM: ──”お前も俺のように獣に成り得る”、と。
咲: まあ男はみんなケダモノだからな。(何)
刀真: おま(何)
咲: 「ふふ、そうですね。結局、なんだかんだでUGNの皆さんにもお世話になりましたし」
刀真: 「これをネタにまた無茶押し付けられそうでヤだなあ…。でも、それだけで済めば御の字か」
咲: 「――私、思うんです。日常と非日常の区別ってどこにあるんだろうって」
咲: 「私達は普通に生きていきたくて――でも、この力があるからそれができなくて」
咲: 「でも、結局は目の前にあることを片付けながら必死で生きていくしかなくて」
咲: 「そう考えると、結局日常も非日常も関係なくて」
咲: 「生きるっていうことそのものが、きっと私達にとっては日常なんじゃないかって」
刀真: 「――――」ゆっくりと速度を緩めて。自転車を止める。
刀真: 「―多分。境界線の向こう側は、いつだって眩しく見えて」
刀真: 「自分たちじゃ向こうには行けないって解ってても、歩くことは止められない」
刀真: 「ならせめて。今、此処で生きることを頑張ろう、って」
刀真: 「……うん。だからその、なんて言うのかな」
刀真: 「大切な場所、大切な人、大切な何か。そういうのがあるなら」
刀真: 「これからもなんとか、頑張っていけると思う」
刀真: 「んー……いつもながら、自分で自分が何言ってんのかようわかんないや」
刀真: 笑って、空を仰ぎ。
咲: 「大丈夫ですよ、よく解りますから。頑張りましょう、これからも」笑って背中に顔を押し付ける。
咲: 「さー、急いで帰りましょう! 早くしないとまた円ちゃんに怒られますよ!」(何)
刀真: 「ん、そだね……って、あ゛ーーーーーーーーー!!」
刀真: 「やっば僕結局家族でクリスマス過ごすとかブッチした上にケーキもプレゼントも何も買ってねえ!」
刀真: 「確実に全殺しされる!」(何)
咲: 「それは……ごめんなさい、諦めてください」(何)
GM: 後方より一陣の風。
GM: 「先に行くぞ」
刀真: 「ひぎぃ」(何)
GM: そういい残して。
GM: ”風”はコーナーを切って駆け抜ける。
咲: 「ほ、ほらあれですよ! こうなったらUGNに頼んで記憶を……!」(何)
GM: ものごっつ刀真に突風浴びせて去る(何
刀真: 「そ、それは流石に怒られるんじゃ…むしろアレか!これを機に家庭内下克上を…!」
咲: 「……」可哀相な人を見る目(何)
刀真: ぶわーと突風浴びつつ、もう頭の中イッパイイッパイでリアクション取れない人(何)
刀真: 「……ウワァァァァァァァァァン!」まあ何はともあれ。
咲: 「あーほらほら、前見ないと転びますよ」(何)
刀真: 月に向かって吼えながら。日常への家路を急ぐ二人でありましたトサー(何)
咲: どっとはらい。(何)

GM: その月は今も赤く。
GM: ただその光を世界に。



Credit……「赤月にて慟哭す ActU」
Start:2006.12.25 22:45〜2007.01.05 01:00

PC1:“月の獣” 七枷 刀真/しんごろさん
PC2:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/こびと(ログ編集)
PC3:“腕自慢” 笹沢 早/Nオレンヂさん
PC4:“キュベレ” 水無月 咲/乾さん
GM:久流さん
memo  

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「赤月にて慟哭す ActU」  〜END

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