OpeningMiddleTriggerClimaxEndingAnother 親愛なる?隣人 Ver,01(20051105)
 

 UGNの某支部にて新たに開発された人工知能が逃亡した。
 そのAIには欠陥があるばかりか、メモリーには重要機密まで抱えているという。
 そして、それを狙うはご存じみんなの親愛なる?隣人であった…



 Handout
PC:1
【PC制限】ぬいぐるみや動物が好きな方限定1名
【シナリオロイス】喋るぬいぐるみ?(形状はGMと応相談)
 その日、君の目の前に落ちてきたのは、バスケットボール大のぬいぐるみだった。
 そのぬいぐるみは言葉を喋るだけでなく、悪い人達に追われているという。
 更に、路地の角から黒服の怪しい男達が現れて、君達を指さした。
 かくして、君はなりゆきのまま逃亡者となり果てたのであった…
▼Character sheet “天雷”草野 操


PC:2
【PC制限】UGN関係者か、依頼を受けられる方
【シナリオロイス】天城 美鈴支部長代理orEXレネゲイドAI
 今回、我らがUGN黒巣市支部長代理から呼び出された君は、
 “世間様に見せられないような、秘密”がメモリーされたディスクを差し出される。
 彼女の依頼は、FHの襲撃の最中に行方不明となった、試作型EXレネゲイドAIの回収あるいは破壊。
 ターゲットは驚異的な情報収集能力を誇るが欠陥品で、現在市内のOVに関する膨大な情報を蓄積している。
 その中には、さっきの“秘密”も含まれているそうな…
▼Character sheet “言の葉紡ぎ”皇 枢


PC:3
【PC制限】特に指定無し
【シナリオロイス】“虚龍の咆哮”宇津保 聡美or"ディアボロス"春日 恭二
 君はゲーセンにて、クラスメートor友人である少女の頼みに応えて
 ようやく彼女の目当てのぬいぐるみをゲットした。
 ところがそこに、黒服の部下を引き連れた、見覚えのある男がやってくる。
 連中は君がゲットしたぬいぐるみを要求。勿論その返答はノーな訳だが…
 激戦の最中、ぬいぐるみは何処か彼方へと飛んでいってしまったのである。
▼Character sheet “正位置の太陽”津嶋 皓


 自己紹介

GM: ダブルクロス2nd.「親愛なる?隣人」…開幕とさせて頂きます。
GM: それでは、操君から順に、自己紹介をお願いいたします

操: 「こんにちは。草野操、です」
操: 「………(何か思案中)…よろしくお願いします(ぺこ)」
操: 黒いおかっぱ頭に白い肌。日本人形のような外見の物静かなチルドレン。
操: 戦闘時には三つの魔眼を宙に浮かべ、閃光と轟音纏う雷神子。
操: 好きなものは昆虫や草花、尊敬する人はファーブル。
操: 「ムシ○ング」のカードを集めていたりと、仕事以外では普通に子供らしい。
操: シンドロームはブラックドッグ/バロール
操: HP18、イニシアチブ15/17、基本侵蝕率31%
操: シナリオロイス:喋るぬいぐるみ?に、OP終了時に設定 ※1
操: PC間ロイス:“言の葉紡ぎ”皇 枢に、■幸福感/□憐憫
操: 「図書館に行くと、いつもくるるさんがいるからうれしい」
操: 「外で遊ばないのかな…?」
操: 以上です。よろしくお願いします。

枢: 「……ぇ……、っと……………」
枢: 『…名前は、皇、枢……。よろしく…、お願いします』
枢: 『……仲良く出来ると、嬉しい…』
枢: 見た目は中学生(148cm)、実年齢は22歳。その外見と挙動はさながら小動物。
枢: 声が小さいせいか、日常的に《声無き声》を使ってしまう癖がある。
枢: 図書館で本に埋もれ子どもに懐かれ同僚に弄られながら、今日も司書として頑張り中。
枢: ※シンドローム:ハヌマーン/ソラリス
枢: ※基本侵蝕率:31% HP:10 イニシアティブ値:10
枢: シナリオロイス:EXレネゲイドAI P:□執着/N:■恥辱
枢: 「……………(えぐえぐ、じとー)」 誰にだって、知られたくない秘密はあるのです。 ※2
枢: PC間ロイス:“正位置の太陽”津嶋 皓 P:□好奇心/N:■恐怖
枢: 「…木刀は……、…………恐い」 建物の影に隠れて、びくびく。
枢: 以上、初参加となりますがよろしくお願いします(礼)

皓: 「おはよう。さて、今日も元気に行ってみようか!」
皓: 「ぬいぐるみゲット? ……それ、僕に頼むののってどうなの?」
皓: 津嶋 皓。楽観主義で、元気がとりえの現役高校生。
皓: なんだか色々それなりの目に遭っていながら、あんまり気にした風もないお気楽君。
皓: 呼び名は“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。ただ、自分がその様に呼ばれてる自覚とかはさほどない様子。
皓: シンドロームはハヌマーン/サラマンダー
皓: HP:18、IV:16/17、基本侵蝕率:33%
皓: PCロイスは 草野 操君へ ■庇護/不安
皓: 「頑張ってる? ……あまり、変な無茶はしない方がいいよ?」
皓: シナリオロイスは後ほど。
皓: 以上で。宜しくお願いします。

GM: 了解しました。それではオープニングに移らせて頂きますね。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“言の葉紡ぎ”皇 枢/登場:不可

枢: #1d10+31
 Dice 枢: 1d10=(10)=10+31=41
枢: …はぅっ!? ※3
GM: 凄くやる気ですねw
枢: (こくこく)
GM: では…時期は今頃、芸術や読書の秋。
GM: 日差しの暖かい、穏やかな週末の朝っぱらから、UGN黒巣市支部からお呼びが掛かりました
GM: 何やら、緊急の依頼らしいのですが
枢: 読書には良い季節になったなぁ…、などと思いながら。
枢: 緊急の依頼という言葉に、慌てて支部に向かうのです。
枢: 「……なんだろ………?」
GM: それから15分後、某喫茶店の奥にある支部の区画へと案内された枢さんは、応接間に通されます
GM: 先にソファへ座っていたのは、この支部の代表である支部長代理、天城美鈴(あまぎ・みすず)さんですね ※4
GM/美鈴: 「おはようございます。お休み中の所、申し訳ございません」
枢: ぺこりとお辞儀。 「……おはよう、ございます。いえ、緊急との…事でしたから」 ぼそぼそ。
GM/美鈴: 「実は…今回お願いしたいのは、機密情報を抱えた実験体の捕獲。ないしは破壊なのです」
枢: 話を聞きながら、こくこくと頷き。
GM: そういって、彼女はあなたにノートパソコンと、1枚のDVDを差し出します
枢: 首を傾げ。 「………これは…?」
GM/美鈴: 「ターゲットは、市内のOVに関する詳細なデータを所持しているのですが…その一部です」
枢: きょとんとしつつ、それを受け取り…
GM: DVDを読み込んでみると、そこには枢さんご自身のデータが色々と…
枢: …データを見て。 「……………」
枢: 「………〜〜〜〜〜〜っ!?」 何か発見。
GM: 一般的なプロフィールやスリーサイズはもとより、あなたのプライベートショットやら ※5
GM: 何より、枢さんが誰にも見せたことがないはずの小説やら詩が
枢: 『…な、なにこれなにこれ、こんなのどこからっ!』 思わず《声無き声》で美鈴支部長に抗議(?)。
GM/美鈴: 「件の実験体は、情報収集用に開発されたEXレネゲイドAIなんですよ」
枢: 『………EXレネゲイドAI……?』 半分涙目になりつつ、聞き中。
GM/美鈴: 「潜在的な方も含めて、OVの監視を行うには、UGNでも常に人手が足りませんので」
GM/美鈴: 「それを一手に引き受ける機械…EXレネゲイドAIを開発中だったのですが」
枢: 『…暴走、した………?』
GM/美鈴: 「“まだ”暴走はしてませんが…FHから隠すために、ゲームセンターの景品ぬいぐるみに仕込んでしまったらしいんですよ」
GM/美鈴: 「ぬいぐるみの出荷先から、黒巣市内のゲームセンターとまでは絞れたのですが」
枢: 「(……………なんで、そんなとこに…)」 というか、“まだ”って。
GM/美鈴: 「常に情報収集を続けているせいで、データ容量がオーバーしてパンクする可能性がございまして」
枢: 『……パンクすると、…どうなるの………?』 ようやく、幾分ショックから立ち直りつつ質問。
GM/美鈴: 「緊急退避機能として、保有していたデータをディスク化して排出するようになっている…らしいのですが」
GM/美鈴: 「そうなると、さっきのディスクのデータも含め、市内のOV達の秘密がばら撒かれることになるわけです(沈痛な面持ちで)」 ※6
枢: 「……………………」 沈黙、10秒。
枢: 『………そ、それは困る困る困るのっ!?』
枢: 珍しく、だーん、と勢いよく立ち上がり。
GM/美鈴: 「と言うわけで、早速ですが…ゲームセンターを中心に、ぬいぐるみの捜索をお願いしたいのです」
枢: こくこくこくこくこくこく。ものっそい勢いで頷きまくります。
GM: そう言って、彼女はあなたに眼鏡型“レネゲイドチェッカー”を差し出します
枢: それを受け取って。
GM/美鈴: 「チェッカーに引っかかるぬいぐるみが有れば、間違いなくそれでしょうから」
GM/美鈴: 「こちらの支部のメンバーは今、ぬいぐるみを狙ってやって来たFHの牽制で手一杯ですので」
枢: 「……ぅう、…わかり、ました………」 自分のかけていた眼鏡を外し、そちらを掛け直す。
GM/美鈴: 「いざという時には、追加でイリーガルを徴収して下さっても構いませんので」
枢: 頷き、頷き。 「…………必ず、とり戻して…みせます」
枢: その目には、強い意志の輝き。
GM/美鈴: 「それでは…“私の分”まで、よろしくお願いします」 ※7
GM: と、頭を下げてきますね
枢: その強調の仕方に、何かを感じ取って。
枢: 「………はい」 力強く、頷いて。礼を返した。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓/登場:不可

GM: お待たせしました、侵蝕率をお願いします
皓: 登場です。#1d10+33
 Dice 皓: 1d10=(3)=3+33=36
GM: それでは、枢さんOPから15分後…
GM: 皓くんは、ゲームセンターのクレーンゲームで、大きなぬいぐるみを1つゲットした所でございます ※8
皓: 「……ふぅ。これでいいのかな?」
皓: 財布の中の少なくなったコインにちょっと嘆きつつ。
GM: 君の傍らでは、後輩の女の子が瞳を輝かせている
皓: 「聡美さん、はい」
GM: そう、後輩の宇津保聡美(うつほ・さとみ。GMのPC)だ
GM/聡美: 「あ…ありがとうございますぅ〜」
皓: 「こういうのって、買ったほうが早いんじゃないのかなぁ?」
皓: いつもはコンシュマーゲームばかりやってるので、手間取った様子。
GM/聡美: 「でもぉ、ゲームセンターでしか手に入らないのもありますしぃ…そのぉ…」
GM: 聡美は恥じらいながら
皓: 「?」
GM/聡美: 「何だか、クレーンゲーム機の中のぬいぐるみって、“連れて帰ってー”って、視線で訴えてきてるように感じちゃうんですよぉ」
皓: 「……なるほどね。まぁ、そんなものなのかもね」ちょっと笑いながら。
GM/聡美: 「流石に“ズル”をするわけにはいかないですしぃ…そんな事したら、ぬいぐるみさんも喜んでくれないでしょうからぁ」
皓: 「じゃ、『助け出した』その子は、大事にね?」
GM: …そう、彼女だってキュマイラ/バロールのOVだから
GM/聡美: 「はい。私が持ってきたお小遣いで足りなかった分は、明日お返ししますので」
皓: 「いいよ別に」
GM: と、取って貰ったシナモロール(白)のぬいぐるみを抱きしめながら
皓: 「あげるよ。あまり気にしてないし、意外と早く捕れたしね」
GM/聡美: 「じゃあ…今度何かあったときに、お返しさせて貰いますね」と、満面の笑顔で
皓: 「うん、そうだね。それで」笑い返して。
GM: しかし、そんな微笑ましい光景は、長くは続かなかった
GM: 突如、周囲の人々が放心状態になっていく…
皓: 「………っ!」
皓: 気配に気づき、身構える。
GM: 正気を保っているのは、君達二人と…
GM: 店の入り口に立っているのは、ご存じファルスハーツの、転落管理職さん&黒服のみなさーん ※9
皓: 「……変なとこで会ったね?」
GM/転落管理職: 「おや?UGNの方が一足早かったのか?」と、ぬいぐるみを凝視しながら
皓: 「ゲームを楽しみにきた訳じゃ、無いんだろ? ……何?」 視線に気づき。
GM: 聡美は、事情が分からず混乱してるようですね
皓: 聡美さんを庇いながら。
皓: 「彼女に用? でもまぁ、渡す訳には行かないよ?」
GM/転落管理職: 「まあいい…そのぬいぐるみを、渡して貰おうか?」
皓: …………。
皓: 「……何?」 聞き返し。
GM: その男…“転落管理職”の声に応じて、黒服達が君達を取り囲む
皓: 「……剣呑だけどさ……ぬいぐるみ?」
皓: 「何時の間にそんな趣味が?」
GM: すると、聡美に抱きしめられていたぬいぐるみの、大きな耳がぱたぱたと動きます
皓: 「……え?」唖然として。
皓: 「聡美さん、何、それ? 何かした?」
GM/ぬいぐるみ: 「助けて…助けて…悪い人が追いかけてきてるの」
GM: 聡美は、無言で首を横に振る
皓: なんだかよく解らないけど……里美さんの手を引いて、包囲網にチャージ! そのまま外に駆け出す!
GM/転落管理職: 「悪い人…そんなことを言う口には、お仕置きが必要だなぁ〜」
GM: では、黒服達を吹っ飛ばして表に飛び出す
皓: 「聡美さん、走る!」
GM: だが、聡美が急に「えぇっ…く、くしゅぐったひ…!?」
GM: と、思わずぬいぐるみを手からこぼしてしまうのです
皓: その言葉に脚を止めて。
皓: 「……ぁ」
GM: 見れば、転落管理職が腕を伸ばして、彼女の脇をくすぐったらしい
皓: ……なんちゅうことを!
GM/聡美: 「せ、セクハラぁ〜!?」
皓: その手を思いっきり得物で叩きつけてやる。
GM: そして、落下していくぬいぐるみへと魔手を伸ばそうとしていた彼は思わず
GM/転落管理職: 「ふぎゃぁっ!?」と喚いてそのまま伸びた腕を振り上げてしまう
GM: …その結果、耳をぱたぱたさせていた白いぬいぐるみはお星様に…
皓: 「……あ」呟いて。
GM/転落管理職: 「き、貴様…何ということを〜!」
GM/聡美: 「ああっ、シナモロールさんがぁ〜(めそり)」
皓: 「ごめん、聡美さん。あれは必ず見つけるから。今はほら、逃げる!」
皓: もう一度、彼女の手を引いて、街の中へ駆け出した。
皓: シナリオロイスは宇津保 聡美さんへ■友情/不安



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/登場:不可

操: #1d10+31
 Dice 操: 1d10=(2)=2+31=33
GM: では、時間は皓くんのオープニング直後です
GM: 日差しが穏やかな秋空の下、公園を歩いていたときのことです
GM: 今日は今の所、UGNからも休暇を頂いてますので、お散歩していたということで
GM: 黒巣市支部は、エージェントやチルドレンでも極力学校に通えるような配慮がされていることもあって、結構シフトは緩やかな模様
操: てくてくと、公園の木々の間をすり抜けて歩く。
GM: 公園では、スポーツの秋らしく野球やサッカーに興じてる子供達の姿が目に付きます
操: あんなに暑かった夏も終わって、風爽やかな公園。
操: 「…………」
GM: 都会だけど、トンボも結構集まってきたり
操: スポーツをしている子たちをちょっとだけ避けるように遠回りをしながら、
GM: こんな平穏なときが、何時までも続けばいいな…と思っているその時
操: 「あ、シオカラトンボ」
操: 目で追って、飛んでいった方向へと駆けだした。
GM: 遥か空の上から、ヒューン…という音が
GM: そして…何か柔らかいものが、頭に直撃する
操: 「?」
操: 頭をさする。そして、「ぽふ」と頭上に落ちてきたものを確認する。
GM: 君の傍らに落ちているのは、バスケットボール大の白くて耳の大きなぬいぐるみ
操: 「……ぬいぐるみ?」首を傾げ。
GM: シナモロールっていう、女の子に人気があるキャラのぬいぐるみですね
操: 不思議に思いながらも、落ちてきたそのぬいぐるみを抱きかかえてみる。
操: 「どこからとんできたんだろう?」辺りをきょろきょろ見回す。
GM: すると、ぬいぐるみは「ふみゅー」という声を上げて、耳をぱたぱたさせる
操: 「???」
GM/ぬいぐるみ: 「やあ、こんにちは」
操: 「……こんにちは」
操: 目をしぱしぱさせながら、じっとぬいぐるみの目を見つめる。
操: 「きみ、だぁれ? ぼく、みさお」
GM/ぬいぐるみ: 「はじめまして、みさおくん。ぼくは…ええっと…」
GM: どうやら、自分の名前を覚えていないみたいですね。それ以前に、ぬいぐるみなのに喋ってますけど
操: 「シナモロールくん?」 クラスメイトが話していたキャラクター名で呼び掛ける。 ※9
GM/ぬいぐるみ: 「…うん。きっとそれがぼくの名前だと思う」
操: ぬいぐるみが喋っていることはあんまり気にしてないのです。
操: 「じゃあ……しなも君」
操: 「どこからきたの?」
GM/しなも君: 「ええっと…さっき気が付いたときには、ゲームセンターにいたんだけど」
操: ぬいぐるみを抱えて、てくてくとベンチへと。
GM/しなも君: 「悪い人に追いかけられて、お空の彼方に放り投げられちゃったの」
操: 「そうなんだ…」
操: 隣に座らせたしなも君の話に、うんうんと頷く。
操: 「大変だったんだね」ぽふぽふと頭をなでなで。
GM/しなも君: 「で、みさおくんはお散歩の途中だったのかな?」
操: 「うん。もうちょっとしたら帰ろうと思っているんだけど……しなも君は、これからどこに行くの?」
操: 脚をぷらぷらさせつつ。
GM/しなも君: 「わからないのー。どこへ行ったらいいのか…おうちの事も思い出せなくって」ぱたぱたしてた耳が、動きを止める
操: じーっと、彼?を見つめてから、ぽつりと呟く。
操: 「……じゃあ、それまでぼくの家に来る?」
操: 「おとなりさんが、ちょっとにぎやかすぎるけれども」
GM/しなも君: 「うん…ありがとう」
操: しなも君を抱え上げる。「ぼくの家に案内するね」
操: そしてベンチから立ち上がる。
GM: だが、そうやって立ち上がった君達の後ろから
GM/???: 「おい、例のブツを見つけたぞ?」
GM: という声がする
操: 「?」振り向く。
GM: 野球場を囲む塀の片隅から、いかにも怪しげな黒服の人が二人、顔を覗かせています
操: 「………だれ?」
操: 黒服たちにわずかな敵意を感じ、しなも君をぎゅっと抱いてじり…と下がる。
GM/しなも君: 「さっき言ってた、悪い人の仲間だよ…」
操: 「これが悪い人……じゃあ…」
操: にわかに薄暗くなった付近に小さな魔眼を形成。周囲が微量電流によってざわめく。
操: 「…………あ、だめ」
GM: そして、黒服の片方が通信機で連絡を入れようとするが…
操: 近くに普通の子供達がいる事を思い出して、解放しようとしていた力を消失させる。
操: 「逃げよう、しなも君」
GM/黒服A: 「…駄目だ、繋がらない。電波障害が起きてるらしい」
GM/黒服B: 「分かった。ここは俺が引き受けるから、リーダーに連絡を」
操: しなも君を抱きかかえて、反対方向へとダッシュで逃走!
GM/しなも君: 「ごめんね。ぼくは自分で動けなくて…」
GM: では、黒服の一人はその場を駆け去り、残りが君達に向かって走ってくる…ということで
操: 「気にしないでね。ぼく、逃げ道しってるから」
操: 息を弾ませて細い路地を駆けていく。
操: シナリオロイス:喋るぬいぐるみに、■庇護/□不安



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“言の葉紡ぎ”皇 枢/登場:“正位置の太陽”津嶋 皓

枢: #1d10+41
 Dice 枢: 1d10=(9)=9+41=50
枢: …えええええ。 ※10
皓: じゃ、鉢合わせで。#1d10+36
 Dice 皓: 1d10=(6)=6+36=42
GM: 凄く殺る気やる気だw
操: こびだいすは、あなたの殺る気やる気を反映します(何)
枢: …うふふふふふ(妖)
GM: それでは、皓くんのOPから10分後…枢さんは襲撃を受けたというゲームセンターまでやって参りました
枢: たったった、と。息せき切って走ってきて、立ち止まり。辺りを見回す。
皓: 聡美さんを帰して、只今ぬいぐるみ探査中。
皓: その辺をうろうろと。
GM: ですが、《ワーディング》の影響で、一般人に話を聞いても埒があかず
枢: 「…………ぅう」 困り顔。
GM: 誰かOVでもいれば…と思ってたら、見覚えのある顔に出くわすわけです
枢: きょろきょろ。 「………あ…」 皓を見つけて。とてとて、と近寄ります。
皓: 「……?」 動く気配を見つけ、警戒。
皓: そして、解除。「あれ? 枢さん」
枢: 「…えっと、こんにちは……」 ぺこ、とお辞儀。
皓: 「こんにちは。……街中で出会うのって珍しいですね?」
GM: 聡美の方は、皓くんからはぐれてもシナモロールを探してる模様
枢: 「……………」 頷いて。何から話したらいいのか、ちょっと困り。
皓: (探してるのか。了解す)
皓: 「えと、すみません。ちょっと立て込んでまして……」ふと。
枢: 『…………あの。変なぬいぐるみ、知らない? 探してるの』 《声無き声》で直接語りかけ。
皓: 「そういえば……ぬいぐるみを見ませんでしたか?」
皓: 同時に言って見る。
枢: 『……知ってるの?』
皓: 「って、変なぬいぐるみ……しゃべる、転落管理職さんが追ってる奴ですか? ひょっとして?」
枢: 『…詳しくは、わからないけど。多分、それ。とても、重要なものなの』 頷いて。
皓: 「ああ……」ちょっと空を仰いで。
皓: 「知ってるんですが……僕も、今それを探してまして」
枢: 「………ぇ、っと」 ちょっと考えて。
皓: 「聡美さんにあげたんですが、なくしちゃったんですよね。『この(=ワーディング)』のごたごたの折に」
枢: 『………失くしたのっ!?』 ※11
皓: 「……あれ、やっぱり『R』関係なんですか……って」
枢: 脳に直接響く声。
皓: 「っ!?」いきなりの声に頭を抱えてみる。
皓: 「す、枢さん、その『声』で大声はやめてください!」
枢: 「…ぁ、ごめんなさい………」 しょぼん。
皓: 「……で、どうしたんですか? そんな慌てて?」
枢: 「…ぇ、っと………実は…、そのぬいぐるみに…、機密情報が入れられていて」
皓: とりあえず黙って聞く。
枢: 「………それで、その情報を……FHが狙っているらしいの」
枢: 市内のOV達の秘密が入ってるなんてことは口に出しません。ええ。
皓: 「……へ?」 きょとんとして。
皓: 「ゲーセンの景品のぬいぐるみに? ……なんでまたそんなことに?」
枢: 「………なんでも、FHから隠すため…、だったらしいんだけど…」 その様子じゃ、無駄だったみたいね、と。
皓: 「しかも機密って……何です?」
枢: 「……………わ、私もよくは知らないの」 ふるふるふるふる。
皓: 「そうか……重要なものなんですね」まじめーに。
枢: こくこく、頷き。
皓: そこまで頑なに沈黙を護るものならば。と。
枢: 「………データが…FHの手に渡ってしまうのは、避けないと…」
枢: 嘘は言ってないし、本人にとって深刻な事態なのは確かで。
皓: 「解りました。半分は僕の責任もあるみたいですし。お手伝いしますよ、僕も」
枢: 「……………ありがとう」 小さく言って、微笑む。
皓: 「ただ……どこにいったかが解らないんですよね」むぅ。と。
皓: まぁ、先ずは探さないと。と、気を取り直し。
皓: 「頑張りましょう、枢さん」にこりと。
枢: 「……視界内に入れば、“これ”で見つけられるはずだから」 と、“レネゲイドチェッカー”を示して。
枢: 「………はい、よろしくお願いします」 再び、深くお辞儀を。
皓: 「こちらこそ」
GM: では、聡美が知らない所で、二人は協力することを誓い合った…



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/登場:不可

操: #1d10+33
 Dice 操: 1d10=(9)=9+33=42
GM: ではでは、枢さん達のシーンと同じ頃…
操: てててててて……と、しなも君を抱えて路地を疾走するぼく。
GM/黒服: 「おい、あっちに行ったぞー」
操: 「こっちはだめ…じゃあ、こっち……」
GM: と、流石に振り切るのも一苦労で
GM: ただ、不思議なのが黒服達、どうやら通信機が使えなくなってるらしいです
GM: そうでなければ、多分追い込まれてる所でしょう
操: 応援が無いことに訝るよりもホッとしつつ、フェンスをよじ登って向こうの敷地へ。
操: 「はぁ……はぁ…………」
GM: では、向こうの敷地に放置された、土管の中に隠れてやり過ごせた…ということで
操: 飛び出そうなほどに激しく鼓動する心臓と呼吸を何とか殺して、息を潜めた…。
操: 『……もう行ったかな?』ひそひそ。
GM: どうやら行ったみたいです
GM/しなも君: 「ふう、ありがとうみさお君…」
操: 「ぼくがちゃんと、しなも君を家におくってあげるからね」
GM/しなも君: 「ありがとう」
操: ちょっと照れながら。「気にしないでね」
GM: 一段落着いた所で、頼れそうな知り合いに電話をしてみようとしたんですけど…
GM: 何故か、繋がりませんね
操: ぽちぽち………とぅるるるー………。
操: 「…電話、つながらないなあ」
GM/しなも君: 「どうしてなのかなぁ?」
操: 「うーん」ちょっと考えて。
操: 「ぼくの知り合いのお兄さんやお姉さんに相談してみようか? そうしたらだれか知ってるかもしれないから」
GM/しなも君: 「うん。本当にありがとう」
操: 土管の中から外の様子をこっそりと窺う。
GM: 今の所、誰もいないようですね
操: 「…しなも君」
操: 手を差し出す。
GM: では、しなも君も左手を差し出す
GM/しなも君: 「ぼくの手じゃ握手できなくてごめんね」
操: 「しなも君、ぼくの友達………になってくれる?」
操: 不安げに差し出した手。
GM/しなも君: 「うん。みさお君はぼくの友達だよ」と、大きな耳をぱたぱたしながら
操: 「じゃあ、今からぼくたちは友達だね」彼?の左手をしっかりと握る。
GM/しなも君: 「うん」と、右手を操の手に添える
操: 手を握ったまま、大きく頷いた。
GM/しなも君: 「これからも、よろしくね」
操: 「よろしくね」



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓/登場:“言の葉紡ぎ”皇 枢

GM: お二人とも、どうぞー
枢: #1d10+50
 Dice 枢: 1d10=(9)=9+50=59
枢: …もぉいいです。 ※12
皓: 登場。#1d10+42
 Dice 皓: 1d10=(3)=3+42=45
皓: 既に10以上の差が(汗笑)
枢: もうすぐダイスボーナスだっ。
GM: では、とりあえず支部と連絡取ったりしながら情報収集のシーンでございます
GM: 聡美はちょっと、用事で家に帰ったようですけど
枢: 「……早く、見つかると………いいんだけど」
皓: はい。では先ず支部に、「機密情報とは何か」を訊きたいです(挙手)
皓: ……マジか自分(笑)
枢: No!(笑)
GM: では一応、情報:UGNでw
皓: 判定していいのか!(笑)
皓: でもやる。
GM: どうぞーw
皓: #1r10
 Dice 皓: 1r10=(4)=4
皓: ひくーい。
GM: それは流石に…w
皓: 残念(笑)
枢: ごまかしきりました。
GM: 適当に、支部の機密情報という話の一点張りですねw
皓: 「うーん。どうも相当の重要機密なんですねぇ」
皓: 激しく誤解してみる!
枢: こくこくこくこく。無言で頷きます(笑)
皓: さて。その他では……ぬいぐるみの目撃情報でしょうかね。
GM: ぬいぐるみ=AIについても、情報収集できますよ
GM: これも、情報:UGNになりますね
皓: それも欲しいです。他は……(考え中)
枢: じゃ、収集したいと思います。他には…、まず調べてから考えるかな。
皓: そうですね。
GM: ですね。新しくキーワードが増える可能性がございますんで
枢: 【AIについて】 <情報:UGN>0+「コネ:UGN幹部」
枢: #6r10
 Dice 枢: 6r10=(6,2,3,10,2,1)=Critical!!
 Dice 枢: 1r10=(4)=4+10=14
枢: 必死、必死。
皓: 凄い!
GM: それは結構分かりますね
皓: 目撃情報は、判定で得られますか?
GM: はい。目撃情報は、後で判定…と言うことで
皓: はい。
枢: 了解です。
GM: 《AIについて》
GM: ・電脳系EXレネゲイド研究を進めている某ラボで試作された代物で…
GM: ・並列型にすることによって、人間のOVよりも多くのシンドロームの情報収集系エフェクトを保持
GM: ・その能力は、広域展開した領域内の各地にカメラなどを錬成したり、電波を受信したりしてのデータ収集
GM: 言うなれば、AIが常に《ハンドリング》しながら《アニマルテイマー》+《地獄耳》、《タッピング》とかを続けているのです
皓: ……わぁ(笑)
枢: …厄介だなぁ。
GM: そしてAIチップを埋め込まれた器物は、《アニマルテイマー》+《ハンドリング》によって、仮の体として動かせるようになる
GM: …まあ、ぬいぐるみでは移動力とかは、絶望的ですけどね
皓: 「凄いものですね……これじゃ、何というのか……無駄な情報も入りまくる気がしますが」 ※13
枢: …無駄な情報だのの台詞はスルー。
枢: 「…………その仮の身体が…、津嶋さんが見たっていう、ぬいぐるみ…」
皓: 「そのようですね」
GM: AIの欠陥について調べるなら、知識:プログラミングなど、コンピュータ系の知識で判定をどうぞ
皓: やってみます。弱いですが……って、そうだ。
皓: 成長申告宜しいです? せっかくなので《ベーシックリサーチ》取ろうかと。
GM: 了解です。どうぞー
皓: はい。では《ベーシックリサーチ》で侵蝕率2UP。45。
GM: ええっと、AIの欠陥は知識判定なので
皓: あ、じゃ、取り下げ。
皓: 知識判定は2か。ではそれで。
枢: 駄目だったら、こっちでも判定しましょう。
GM: お二人とも、どうぞー
皓: はい。では。 #2R10
 Dice 皓: 2r10=(8,9)=9
GM: もう一息、有った方が良いかな?
皓: ああ惜しいな。9。
枢: #4r10 <知識:プログラミング>0
 Dice 枢: 4r10=(10,8,4,8)=Critical!!
 Dice 枢: 1r10=(7)=7+10=17
枢: …わっほー。
皓: ををー。
GM: くるるーん!?必死だよw
枢: (さむずあっぷ)
GM: では、皓くんにも分かることから
GM: ・現在のコンピュータ技術に置いて、AIが抱えている欠陥は「人間のように忘れられないこと」 ※14
GM: 限られた記憶容量の中で、どういう優先順位で記憶を圧縮/忘却すればいいのか
GM: そう言ったことの基準すら、人間がプログラミングしないといけないんですよ…今のコンピューターのレベルでは
枢: ふむ。
皓: ほほー。
GM: つまり、放っておくと記憶容量を使い果たす
皓: 「やはり無駄知識が多そうな機械ですね」
GM: パソコンでも、空き容量が無くなると…
枢: 「………ちゃんと、判別してくれればいいのに…」 ぼそ。
皓: 「……枢さん、何か言いました?」
枢: 「…な、なんでも……ないです」 ふるふるふるふる。
GM: そして、枢さんなら更に分かること
GM: ・このAIの場合、余剰となったデータを『ディスク』に実体化して排出する仕様って事になってますけど
GM: データの密度が凄すぎると、『ディスク』でなくデータ化された人物の『コピー』が誕生する可能性があります
枢: …おーぅ!?
皓: ………。
GM: 仮想現実内のデータというのは、行き着くとそれぐらい詳細なものとなる…ということで
GM: 今、地球の自然環境などのシミュレーターすら開発されているぐらいですので。(リアルで)
皓: 「うーん、でも『支部機密』でしょう? 人物化はそれじゃ出来ないんじゃないかな?」
皓: (……ワザと誤解してみる)
操: そこはほら、EXレネゲイドの神秘で!(何)
枢: 「…………………」 情報を知って、固まっています(笑)
GM: 皓くん、上手くさっき達成値4だったからなぁw
皓: 「………枢さん?」 目の前で手をひらひらと。
枢: 「………」 はっ。ふるふるふる。
皓: 失敗したから面白くなった!(笑)
枢: 「……え、えっと…。その、“無駄な情報”のせいで、個人単位の情報も…、含まれているのかも……」 ほら、オーヴァードのリストとかもあるし!とか誤魔化してみる。
皓: 「でもまぁ……下手に漏洩は危険ですね。転落管理職さんが狙うのも解りますし」
皓: 「早めに見つけた方が無難だと」
枢: 「……………はい」 頷き、頷き。
皓: ということで。
皓: ぬいぐるみの目撃情報をいただきたいのですが。
GM: では、情報:UGNor噂話で
皓: せっかく取ったので、今度こそ《ベーシックリサーチ》を(笑)
GM: どうぞーw
枢: (がんばれー)
皓: 侵蝕率2up。47% 噂話で1回目。
GM: コネはないんでしょうか?
枢: 木刀もってますからねえ
GM: そっかw
皓: コネ無いんですよね(爽)
皓: 1回目 #1R10+1
 Dice 皓: 1r10=(9)=9+1=10
皓: 2回目 #1R10+1
 Dice 皓: 1r10=(9)=9+1=10
皓: 同じだ!(大笑)
枢: 一応振る〜。 【目撃情報】 <情報:噂話>0+「コネ:噂好きの友人」
枢: #6r10
 Dice 枢: 6r10=(5,3,6,7,1,8)=8
枢: さすがに回らない
GM: では、二人とも分かりますね。ぬいぐるみを抱きしめた男の子が、土管が放置された空き地付近を歩いていたって
GM: その年格好から察するに、お二人が知っている子かと
皓: ふむ。と息をついて。
皓: 「……操君か」
皓: また危険なことしてるのかな……と、少々嘆息。
枢: 「………みたい、ですね」 とりあえず、敵の手に渡ってない事にほっと。
皓: 「じゃ、早く見つけてあげないとね」
皓: 「行きましょう、枢さん」
GM: ただ、おかしな事に彼に電話しようとしても、繋がらないのです
皓: ……おお。それはヤバイ。
皓: 嫌な予感がしてしまいますよ。
枢: かけようとしていた携帯から、耳を離して。 「………電話。繋がらない、みたいです」
枢: 不安げに、皓を見る。
皓: 「……とにかく、しらみつぶしに探すしかない」
皓: 「急ぎましょう、枢さん」
GM: 多分、AIが無意識の内に《電波障害》を起こしているのだと思われますが
皓: さっきとは違う様子で、彼女を促す。
枢: こくり、真剣な表情で頷いて。皓の後について、走り出そうと。
GM: …と、ここで家に帰っていた聡美が戻ってくるわけです
皓: え。
皓: 「……あれ? 聡美さん?」
GM/聡美: 「私にもぉ、何かお手伝いできることがございましたら…」
枢: ヤクザのお嬢さんはちょっと恐いので(笑)、それとなく皓くんの後ろに隠れます。
GM/聡美: 「やっぱり、あの子のことが気になりますしぃ」
皓: 「ああ、なら……」かいつまみ話し。
GM: って、小さな頃からお父さんとは別居中だもんw
枢: 本能的なモノなのですよ、多分(笑)
皓: 「……ということで。操君が見つかったら早急に確保して欲しいんだ」
GM/聡美: 「はい。そういうことでしたらぁ…」
枢: 「………お願い、します」 小さくお辞儀。
皓: 「……ぬいぐるみは……ごめん。また今度、違うの取ってあげるから、今回は許して欲しいな」 ※15
GM/聡美: 「はい。分かりましたぁ…ああ、抱き心地良かったのになぁ…(しょんぼり)」
皓: 「ごめんね」口中で呟いて、道を往く。



 Trigger Phase
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/登場:全員

操: #1d10+42
 Dice 操: 1d10=(1)=1+42=43 ※16
皓: #1d10+47
 Dice 皓: 1d10=(1)=1+47=48
枢: #1d10+59
 Dice 枢: 1d10=(10)=10+59=69
枢: …もう、もうっ。
操: 皆の期待を一心に背負って(何)
枢: (涙っしゅ)
GM: それでは、操君&しなも君が空き地を出て知り合いの所へ向かおうとしている所へ、残りのお二人+聡美が鉢合わせ…ということで
枢: レネゲイドがざっわっめくー。息を整えながら、操くんを発見して。 「…………あ」
操: 「!……皓おにーさん、それにくるるさん…?」
皓: 「操君、無事か?」
操: しなも君を抱き抱えて急ブレーキ。
GM/しなも君: 「あれぇ?さっきのお兄さんとお姉さんだぁ〜」
皓: どこかで見たぬいぐるみも見て。「……良かったぁ……」ふー。と膝に手をやって、安堵。
枢: 「…けが、ない?」 ちょっと心配そうに。
操: 「うん」頷く。
操: 「しなも君も、知り合い?」2人+1人を見て。
GM/しなも君: 「ええっと、眼鏡のお姉さん以外は、さっき悪い人からぼくを、助けようとしてくれた人」
操: 「めがねのおねえさんは、ぼくの知ってる人だから大丈夫だよ」
GM/しなも君: 「うん。だったら大丈夫だよね」
枢: …ぬいぐるみをじーっと見つめます。これか、これが元凶かッ!(笑)
皓: 「……枢さん、目つきが怖いですよ?」
枢: はっ。 「……………そ、そんなこと…ないです」 ふるふるふる。
GM/聡美: 「ああ、やっぱりかわいいなぁ…ふわふわもこもこ〜」
操: 「図書館にいる人でいろんなことを知ってるから、しなも君の家もわかるかも」
枢: あ、一応、レネゲイドチェッカーでチェックします。
GM: バリバリに反応してるね。少しずつ、侵蝕率が上がり続けてるよw
皓: 「当たりですか? 枢さん? まぁ、これほど不可思議なものじゃ、先ず間違いないでしょうが」
枢: 「……決まり、みたいです」 こく、と頷き。
皓: 「とりあえず、これを支部に持っていけば問題なし、ですよね」
枢: 「……………ぇ、っと。操、くん。悪い人たちに、追われてるんですよね? だったら…、一度、支部へ着てくれますか?」
操: 「……」みんなの様子の唯なら無さに、不安を感じて言葉につまる。
皓: あ。と。
皓: 操君の反応を見ながら、思い当たった。
操: 「黒い服の人たちに、おわれてるけど……」
操: 抱えているしなも君を、ぎゅっと抱きしめる。
皓: 「操君……それね、僕たちと同じ。『友達』なんだよ」
操: 「そうなの…?」皓おにーさんを見上げる。
皓: 「うん。……だからさ」
枢: ちょっと恐がらせちゃったかな、と反省して。後ろで見ている。
皓: 「解るでしょ? 『何とかしなければ』いけないこと。……だからさ」
操: 皓おにーさんと、しなも君を交互に見て。
操: 「しなも君、どうする?」
GM/しなも君: 「お家に帰れるのなら、その方が良いの…かな?」と、ぬいぐるみの瞳が操くんをじっと見詰めてる
操: 「じゃあ……ぼくもいっしょに行く」
操: しなも君の瞳を見てから、皓おにーさんに頷いた。
皓: 「うん。ありがとう。……ごめんね」ひざまずき、その頭を軽くなで。
操: 「ううん。皓おにーさんはぼくのともだちだから」
枢: 「……ありがとう、ございます」 微笑んで。操くんと、しなも君と。それから、皓さんにもお礼を。
皓: 「そうだね」笑って頷いて、枢さんにうなずきを返す。
操: 「しなも君の家をさがすの、手伝ってください」
操: 「よろしくおねがいします」。ぺこり。3人に頭を下げた。
枢: 「………はい。私に、出来る事…なら」 …それが、叶えられるかはわからないけど。
GM/聡美: 「じゃあ、お別れの前に…1度だけ、ぎゅ〜させてもらってもいいですかぁ?」と、お願いしてきます>操 ※17
操: 「…じゃあ……」素直にしなも君を差し出す。
GM/聡美: 「ありがとうございますぅ〜♪」
GM: と、しなも君を抱きしめていた彼女の…顔つきが急に変わる
GM/聡美: 「くくく、アノ娘の演技をするのは、骨が折れたが…いや、この間俺の骨が折られたけど」
操: 「だれ!?」
操: 豹変したお姉さんに驚いて、叫んだ。
GM: みるみる内に、聡美の姿が変わっていく…
皓: 「……おまえ!?」
枢: 「……………!」 表情を強張らせる。
GM/聡美改め、転落管理職: 「ククク、まさかここまであっさりと行くとは思ってなかったよ」
皓: 「この……! よくもまぁ」
枢: 「…………返して、ください…っ」
操: 「しなも君を返して!」
操: ぴょんぴょんと飛びつく。
GM/転落管理職: 「返せと言われて、返す訳がないだろうが?こいつは本当に、使い出があるからなぁ〜」
皓: 「こっちだって素直に渡せるか……返してもらうよ!」
GM: 転落管理職は、バックジャンプして距離を取る
GM/転落管理職: 「何しろ、こいつの抱えてる情報の中には、UGN中枢評議会へのアクセスコードの1つも入ってるそうだしなぁ…(ニヤリ)」 ※18
皓: 「だったらますます返してもらわないとね」
枢: 「………それは、絶対に……渡せません…っ」 彼女にしては大声で。
枢: 一人、別の意味で必死。
GM: 転落管理職は、枢の様子を見て何かに気付き…口元を歪める
皓: 「機密だけじゃない。僕の友達の『友達』だからね。譲るわけにはいかないんだ」
GM/転落管理職: 「ならば…出でよ、我が精鋭達よっっっ!!」
GM: と、転落管理職の掛け声に応じて、路地の角から黒服達が現れる
操: 「しなも君にひどいことするのは、ゆるさないから!」
操: 現出する3つの魔眼。
GM: では…ここから戦闘に入ります
GM: エンゲージ状況は…PC(5m)黒服1グループ(5m)転落管理職
GM: となっております。転落管理職のIVが18、黒服はトループで最後
枢: IVは10にて
皓: IV16。
操: IVは15/17。
GM: はやいよみんなーw
皓: でも先行はそっちだし(苦笑)
GM: ですが…転落管理職がフルパワーアタック入れますんで後周りw
GM: というわけで…

GM: ■ラウンド1:セットアップ
GM: こちらは無し
皓: 無しです。
枢: なしですー
GM: ヴァイタルアップ有りません
GM: では、全員無しですね

GM: 【転落管理職(IV18)】
GM: マイナーで《ハンティングスタイル》から《完全獣化》+《破壊の爪》、メジャーは…《フルパワーアタック》入るんで、IV0まで延期

GM: 【皓(IV16)】
皓: OK。先ずマイナーでトループまで接敵。
GM: どうぞー
皓: 《炎の剣/ブレインコントロール》にて。侵蝕率5UP。53%
皓: 「邪魔するなよ!」 #7r8+4
 Dice 皓: 7r10=(9,4,3,1,4,10,6)=Critical!!
 Dice 皓: 2r10=(4,10)=Critical!!
 Dice 皓: 1r10=(7)=7+20=27+4=31
皓: 31にてー。
GM: #8r10+3 回避
 Dice GM: 8r10=(3,6,4,9,7,5,10,10)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(5,4)=5+10=15+3=18
GM: 流石に喰らいましたw
皓: ダメージ #4d10+2
 Dice 皓: 4d10=(9+2+5+9)=25+2=27
皓: 27装甲あり。
GM: 流石に、増員でHP20にしてても落ちましたね
皓: OK!
皓: 「この程度じゃね……止められないよ?」
GM/黒服達: 「そ、そんな馬鹿な…我らがこうもあっさりと…」ずんばらりん
GM/転落管理職: 「流石は“正位置の太陽”か…」
皓: 「お褒めに預かりどうも。……覚悟、だよ」

GM: 【操(IV15)】
操: 周囲の光を吸収した魔眼から発せられる、凝縮された針のような白き雷電。
操: 対象は“ディアボロス”
GM: どうぞー
操: マイナーは無し。
操: メジャー:RC4+《雷の槍/黒の鉄槌/MAXボルテージ》 侵蝕率+9→52%
操: #5r8+4
 Dice 操: 5r10=(4,4,9,10,10)=Critical!!
 Dice 操: 3r10=(9,1,7)=Critical!!
 Dice 操: 1r10=(4)=4+20=24+4=28
GM: ここで、ダイスを1つ振ってみて下さいませ。奇数が出たら、しなも君にも被害が出ます ※19
操: がーん! #1d10
 Dice 操: 1d10=(7)=7
操: ああっ。
GM: ………
GM: とりあえず、こっちは獣化の平目で回避
GM: #14r10+3
 Dice GM: 14r10=(5,6,9,8,9,10,9,7,10,1,8,10,2,4)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(7,2,6)=7+10=17+3=20
GM: 喰らいました。ダメージをどうぞ
操: しくしくしく…。#3d10+14
 Dice 操: 3d10=(2+2+9)=13+14=27
操: 27点装甲は有効。
GM: 惜しい、1点残った…
操: 「ああっ、しなも君!?」
GM: すると、転落管理職に流れた電流が、しなも君にも流れ込んで…
GM: 放電状態になって、転落管理職の手から離れます
GM/しなも君: 「み…みさ…お…く……」
GM: 何だか、彼の様子がおかしくなりつつありますね
操: 叫んで、ダッシュで駆け寄る。
GM: 何だか、彼の瞳が目まぐるしく色を変えて明滅を繰り返してますね
皓: 「……操君、気をつけて!」
皓: すり抜けたその背中に慌てて声をかけ。
GM/転落管理職: 「おい、俺はまだぴんぴんしてるぞ?(やせ我慢)」
GM: …というわけで、次は枢さん

GM: 【枢(IV10)】
操: 「しなも君、しっかりして!」周囲の様子が見えなくなった。
GM/しなも君: 「PIPI…」
枢: <交渉>4+《マインドエンハンス/エンジェルヴォイス/帰還の声/錯覚の香り》 侵蝕率:69→77 対象:しなも君
枢: 「…落ち着いて。友だちが、そばにいてくれるから……」
GM: どうぞー
枢: #12r8+4
 Dice 枢: 12r10=(8,9,2,7,10,3,8,1,8,6,9,7)=Critical!!
 Dice 枢: 6r10=(6,10,4,6,9,1)=Critical!!
 Dice 枢: 2r10=(7,6)=7+20=27+4=31
枢: <RC> or <交渉>で対決、お願いします。
GM: 対決はしませんよー
枢: 効果は精神を落ち着かせるのと、警戒心を解く。以上で。
枢: 「――ね? 大丈夫、だから……」 優しく、語り掛ける。
GM/しなも君: 「うん…ありがとう、お姉…さん」
GM: ところが、しなも君の体に異変が
GM: 何だか、幽体離脱するかのように…宙にもう一体のしなも君が現れる
操: 「………?」
GM: だが、その色は対照的に黒い
操: 「…しなも、君……?」 不安げに問う。
皓: 「……嘘だろ? あれが……?」
GM: 黒しなも君は、この場を飛び去っていく
操: 「あっ……」
枢: 「…………あれ、は…?」
皓: 「『コピー』だって言うのか……?」 枢さんを一瞬見て。
枢: 「…わかりません………けど」 その可能性はある、と。困ったように。
操: 飛び去っていった黒いしなも君を目で追いながらも、両手でしなも君をそっと抱きかかえる。
GM/しなも君(白): 「ごめんね。ぼくの“兄弟”が迷惑を掛けちゃって…だけど、ぼくはもう、みんなの為に何も出来なくて」
枢: 「…………あれも、“しなも君と同じもの”だとするなら。…その能力は、きっと同じ。放っては…おけません」
皓: 「そうだね……止めないと」
皓: 「だから……邪魔をするな、“転落管理職”」
GM/転落管理職: 「その呼び方はやめろぉぉぉぉぉっ!! ※20
操: 「ごめんね、ごめんね…」傷つけてしまった友達に、謝ることしかできなくて。
枢: 「………大丈夫。私たちで、何とかします…から」 しなも君の言葉に応えて。 「………ね?」 後半は、操くんに。
操: 目に涙を溜めて、こぼさないようにしながら、こくこく頷く。

GM: 【転落管理職(フルパワーアタックでIV0)】
GM: マイナー無し、メジャーで《貪欲なる拳》+《フルパワーアタック》+《鬼の一撃》+《獣の力》+《大蛇の尾》を操君に
GM: #14r8+4
 Dice GM: 14r10=(3,5,8,7,6,1,5,4,4,1,10,10,1,2)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,8,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(7,5)=7+20=27+4=31
操: しなも君に当てたくないので回避しません。
GM: 了解しました
GM: #4d10+28 装甲有効
 Dice GM: 4d10=(2+4+9+1)=16+28=44
GM: これでも、キュマイラですから…ダメージだけは高いです
操: あっさりと貫通。「ああああぁ……っ!!」
操: けれど、しなも君だけは守ろうと覆い被さる。
皓: 「操君!?」
操: 《リザレクト》#1d10+52
 Dice 操: 1d10=(7)=7+52=59
GM: では、操君の返り血で、しなも君が赤く染まっていく…
GM/しなも君: 「みさ…お…く…ん…」
枢: 思わず、目を背けそうになるけれど…、背けてはいけない、と。
操: 「………ぅ、うっ…だ、いじょうぶ。だよ…」
GM/転落管理職: 「ガキが…素直に渡せば、楽になれるものを…」
操: 「いっしょに、家に…かえろう」
GM/しなも君: 「うん…」
操: 少しずつ傷を回復させながら、痛みを堪えて笑いかけようとした。
皓: セカンドいいすか? 《疾風迅雷》取得申請にて。
GM: どうぞー

GM: 【皓(セカンド)】
皓: 許さない。ターン前に潰す。
皓: 《疾風迅雷/炎神の怒り/ブレインコントロール/かまいたち》
皓: 侵蝕率10UP、63% ※21
皓: #11r8+4
 Dice 皓: 11r10=(8,1,5,4,4,5,1,1,2,3,8)=Critical!!
 Dice 皓: 2r10=(1,8)=Critical!!
 Dice 皓: 1r10=(4)=4+20=24+4=28
皓: 28!
GM: #14r10+3 回避
 Dice GM: 14r10=(8,1,10,8,6,8,7,9,3,9,7,1,6,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+10=11+3=14
GM: どうぞ。これで倒れますけど
皓: ダメージ。 #3d10+2
 Dice 皓: 3d10=(4+8+2)=14+2=16
皓: 「……潰れろ!」
GM: HP1相手に、大人げないヨーw
皓: 怒ってますもん(爽)
GM: では、確かに君の斬撃は空を裂き、転落管理職を両断した
GM: ところが…急速に奴の傷が塞がっていく
GM: 《魔獣の証》を使用
皓: 「………」無言で睨みつけ。
GM/転落管理職: 「くそう、今日の所はここまでにしておいてやる」
枢: 「……………今は、もうひとりの…しなも君の方が、重要…、です」 小さく、皓さんに言って。
GM: そう言って、2ラウンド目のIV18で、《騒がしき行列》
皓: 「死なないね……いいよ。邪魔だ。さっさっと行っちゃえよ」
GM: かくして、転落管理職は激しく爆散して、姿を眩ましてしまいました…
皓: 逃げる相手には眼もくれず。操君に。「大丈夫? ……行ける?」
操: 「だいじょうぶ、です……」
操: 《リザレクト》で修復した身体を、ゆっくりと起こして。
枢: 「……………」 …とりあえず、UGNに連絡して、黒しなも君の行方を追おうと。
皓: 「……もう少し、頑張ろうね?」手を取り、立つのを助けながら。
操: 「はい」手をとってもらって立ち上がる。
GM: では…黒しなも君はどうやら、市内で最も高い建物・“黒巣タワー”のてっぺんに到着した模様
GM: 通信の方は、問題なくできるようになったのですが…
操: 「飛んでいった黒しなも君を探さなくちゃ…」
GM: 市内は現在、黒しなも君が生み出したと思しき、市内にいるOV達のコピー対策にてんてこまい
GM: それぞれ、“もう一人の自分”と激しいバトルを繰り広げているらしい
操: 「…ごめんね。あとでお風呂に入ってきれいにしてあげるから」血を付けてしまったしなも君に謝って。
GM/白しなも君: 「ううん、こっちこそ守ってくれてありがとう…」
枢: …では、そういう情報を聞いて。
枢: 「…もうひとりの…黒しなも君は、“黒巣タワー”にいる…みたいです」
枢: 「それと…、もうひとつ。……“コピー”が誕生して…しまっている、ようで…」 暗い面持ちで。
操: 「…痛くない?」しなも君を気遣いつつ、くるるさんの話に耳を傾ける。
皓: 「……止めるしかないよね」
操: 「………はい」
枢: 「…UGN側も、戦力は割けないようです。私たちだけで…行く事に、なります…」
皓: 「行こうよ、ね?」
操: 「はい」意を決して、力強く頷いた
操: …ぎゅっと、しなも君を胸に抱きしめて。 ※22
皓: そんな操君の様子を横で見ながら、ただ、無言で頷いた。
枢: …それを見て、ほんの少し表情を明るくして。 「…みんなが、いるから。きっと…大丈夫……」



 Master Scene
 ScenePlayer:???/登場:不可 

GM: 黒巣タワーへと向かう面々と同じ頃、逃亡した転落管理職は、“もう一人の自分”と戦っていた
GM: だが、お互いパワータイプ。紙一重の差で先手を取ったオリジナルが、一撃でコピーを打ち砕いた
GM: 大きく息を吸って、その場にへたり込む彼
GM: 早く、黒いぬいぐるみを追わねば…そう思っていると、彼の後ろから何者かが近づいてくる
GM: その姿は…しなも君とはまた違った、キャラクターもののクマの着ぐるみ ※23
GM/転落管理職: 「おや?この間の倉庫から、無事逃げ延びていたのか?“安楽死熊(りらくしーくま)”…」
GM: だが、その着ぐるみクマは、後ろ手に持ったプラカードを差し出す
GM: そこには『のー。あいあむ・安楽砕熊(りらくらっしゅくま)』
GM: と書かれている
GM: 激しい悪寒に見舞われる転落管理職…
GM/転落管理職: 「待て、早まるな…話せば分か…るうっっっ!?」
GM: その刹那、ボキッという耳障りな音が路地裏に鳴り響いた…
GM: そして、事を成し遂げた“安楽砕熊”は、力一杯抱きしめていた彼を放り捨てると、墓標代わりか1枚のプラカードを地面に突き立てる
GM: 『この者、いたいけな女子校生に化けて、悪事を働いた外道なり』…と ※24
GM: そして、“安楽砕熊”は…周囲に誰もいないことを確かめてから、そそくさとその場を後にしたのであった…



 Climax Phase
 ScenePlayer:−−/登場:全員

枢: #1d10+77
 Dice 枢: 1d10=(1)=1+77=78
操: #1d10+59
 Dice 操: 1d10=(2)=2+59=61
枢: …やった、やったよ!
操: 収まったね。
皓: #1d10+63
 Dice 皓: 1d10=(2)=2+63=65
皓: ………(笑)
GM: それでは、エレベーターで黒巣タワーの屋上へと上っていく3人…
GM: チーン!と言う音が鳴ってドアが開き、そこから階段を上っていくと
GM: ようやく、普段は上がれない屋上へと来られます
GM: 観覧室の屋上…そして、タワーのてっぺんには黒しなも君
操: 「黒いしなも君、むかえにきたよ!」
GM: そして、タワーのハシラへと近づけないかのように、3つの人影が見えます
皓: その影に目を凝らす。
枢: 「…………“私たち”……?」 3つの人影を見つめて――
操: 「ぼくたちの、コピー…?」
皓: まさか。と一瞬息を呑み。
GM: だが、黒いしなも君から返事はない。白い子と違って、最早完全にコンピュータといった反応だ
GM: ええ、3つの影は間違いなく…君達だ
皓: 「……ふぅん。自分とやるのか。……それも面白いね」
枢: 「……………」 黙って、“もう一人の自分”を見つめる。
GM: 枢さんがレネゲイドチェッカーで確認すると、相手の侵蝕率は全員110%と出てます
枢: 「……侵蝕率は…、私たちより、上。110%…、だから。《リザレクト》は……出来ない、はず」 それだけ伝える。
皓: 「OK。ありがとう、枢さん」
皓: 「対戦相手が『自分』というのは、ある意味理想の仕合相手だよね。……負けられないよ、これは」
皓: どこか楽しげに。
操: しなも君を胸に抱いて。「黒いしなも君。もう、やめようよ?」
操: …反応の無い黒しなも君に、寂しげにうつむいて唇を噛む。
操: でもやらなくちゃ。
枢: 『…………白と、黒の物語。黒いしなも君の物語は、どうなるか。それは――きっと。あなた、しだい…』 《声無き声》で、操くんに語りかける。
操: 「ぼく、がんばるよ」くるるさんの声なき声に頷いて、しなも君を抱いたまま前を見据えた。
GM: では、相手側の3人も、君達を見据えて身構える… ※25
皓: 「『仕合開始』」 構え。
GM: では、戦闘に入らせて頂きますね

GM: エンゲージは、5m離れて敵味方が1エンゲージになってます
GM: それでは…

■□Round 1□■

GM: ■ラウンド1:セットアップ
GM: こちらは3人とも、《ヴァイタルアップ》します
操: なしです。
皓: 無しです。
枢: なし。
GM: 了解しました

GM: 【黒皓(IV17)】
黒皓: 「避けてごらんよ……出来るならね?」
GM: マイナーで《炎の加護》、メジャーで→《炎神の怒り/炎の剣/吼え猛る爪/獅子奮迅/かまいたち/ブレインコントロール/ブレインシェイク》を、PC側エンゲージに
GM: #18r7+4
 Dice GM: 18r10=(1,5,1,10,2,5,9,2,1,8,1,4,5,2,7,5,3,7)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(3,10,5,10,8)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(5,3,1)=5+20=25+4=29 ※26
皓: 目はある。回避。 《陽炎/ブレインコントロール》侵蝕率:71%まで。
皓: #9r8+4
 Dice 皓: 9r10=(7,2,7,5,6,4,7,8,2)=Critical!!
 Dice 皓: 1r10=(4)=4+10=14+4=18
操: 回避1+《MAXボルテージ/磁力結界/フェザーライト》 侵蝕率+5→66%
操: #12r8+1
 Dice 操: 12r10=(5,2,2,8,7,3,9,10,3,1,4,3)=Critical!!
 Dice 操: 3r10=(9,1,1)=Critical!!
 Dice 操: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 操: 1r10=(7)=7+30=37+1=38
枢: 回避放棄。
枢: 「………っ」 斬撃を喰らい、倒れる。だめーじぷりーず。
操: しなも君を抱えたまま重力を操って跳躍。ひらりとかわす。
操: 「本当の皓お兄さんは、もっとすごいよ…」
皓: 本人避けてないけどね(笑)
皓: 「……っ。自分に当てられるのは悔しいな……っ!」
黒皓: 「あれ。『僕』は当たり? ……なんだ。失望させないでよ」 ※27
皓: 「……あとで仕返ししてやる。楽しみにしてろ?」 ダメージください。
GM: #3d10+7 装甲無視
 Dice GM: 3d10=(9+2+1)=12+7=19
GM: すっごくぎりぎりで全員落としたーw
皓: ああ惜しい。1点足らない。
枢: 1ゾロでも死ねるです。《リザレクト》 #1d10+78
 Dice 枢: 1d10=(8)=8+78=86
枢: …油断するとこれだ。
皓: リザレクト。#1d10+71
 Dice 皓: 1d10=(3)=3+71=74
枢: 「…………まだ…っ」 血を吐き、それでも立ち上がり。
GM: では、次は黒操ですね

GM: 【黒操(IV17)】
GM: マイナー無し。メジャーで《雷の槍/黒の鉄槌/MAXボルテージ》を…
GM: #1d3
 Dice GM: 1d3=(2)=2
GM: ゴメン、枢さんに
枢: …かもーん?
GM: #10r7+4
 Dice GM: 10r10=(3,5,8,10,3,1,4,1,7,10)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(9,3,4,8)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(3,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+50=54+4=58
黒操: 「…当たると痛いよ?」指差した先に雷撃が飛ぶ。
皓: 激しすぎる(苦笑)
枢: 回避とか無理っ。ダメージ下さい。
GM: #6d10+21
 Dice GM: 6d10=(7+6+8+9+1+6)=37+21=58
GM: 達成値と一緒だよw装甲有効
枢: 6回くらい死ねそうなのです。 《リザレクト》 #1d10+86
 Dice 枢: 1d10=(10)=10+86=96 ※28
枢: ……………(涙)
枢: 「…痛い……けど…、これくらいで…倒れて、られません」 無理に笑って。
操: 「くるるさん…!?」自分の偽者が傷つけた事に動揺する。
枢: 「………大丈夫、です…から…」 言うほど、大丈夫じゃないのは自分でわかっているけど。
GM: では、お待たせしました…皓くんから

GM: 【皓(IV16)】
皓: 待機宣言。枢さんの後まで。
GM: 了解です

GM: 【操(IV15)】
操: 同じく待機です。
GM: 了解です

GM: 【枢(IV10)】
枢: 『――操くんの辛さ。津嶋さんの怒り。それから、私の恐怖』
枢: 『“聴いて”』
枢: <交渉>4+《マインドエンハンス/エンジェルヴォイス/帰還の声/声無き声/錯覚の香り/絶対の恐怖》 侵蝕率:96→108 対象:黒操&黒皓
GM: 了解、どうぞー
枢: #20r7+4
 Dice 枢: 20r10=(7,1,3,10,7,6,5,2,7,4,2,5,7,9,1,4,1,7,9,6)=Critical!!
 Dice 枢: 8r10=(10,4,8,5,9,7,4,4)=Critical!!
 Dice 枢: 4r10=(9,6,8,8)=Critical!!
 Dice 枢: 3r10=(3,6,1)=6+30=36+4=40
枢: <意志> or <RC> or <交渉>で対決。
GM: まずは黒操で
GM: #11r10+4
 Dice GM: 11r10=(1,2,3,3,4,10,10,6,8,3,3)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(3,8)=8+10=18+4=22
GM: #6r10 黒皓
 Dice GM: 6r10=(5,1,5,10,3,3)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+10=15
GM: 両方頂きました、ダメージをお願いします
枢: 精神を蝕む、“痛み”―― #5d10+3
 Dice 枢: 5d10=(1+1+8+8+8)=26+3=29 ※29
枢: 29点、装甲防御無視。
GM: 駄目だ。流石に二人とも落ちるね。+10HPだから
枢: 一礼。 「――鏡の物語は、かくて終わりを迎えました」
GM: では、こちらに残ったのは黒枢ちゃんだけか…
皓: ここで行動宣言。
GM: 了解

GM: 【皓(インタラプト)】
皓: マイナー《炎の加護》→メジャー《炎神の怒り/炎の剣/かまいたち/ブレインコントロール》
皓: 侵蝕率12UP、86%。
皓: #15r8+4
 Dice 皓: 15r10=(10,8,2,5,7,1,9,6,4,4,4,5,2,4,2)=Critical!!
 Dice 皓: 3r10=(2,7,1)=7+10=17+4=21
皓: うーん、低いか?
GM: 一応平目で回避
GM: #5r10
 Dice GM: 5r10=(7,1,4,5,6)=7
GM: ダメージどうぞー ※30
皓: 「……ごめんね、その姿を『斬り』たくは無いけど……」
皓: #3d10+6
 Dice 皓: 3d10=(4+4+1)=9+6=15
皓: う。手加減が。
黒枢: 『…甘いのね?』 くすくすくす、と笑う声。血塗れになっても、不敵な笑みのまま。
皓: 「………。次は、無いよ」憮然と。
操: インタラプトします。
GM: 了解

GM: 【操:インタラプト】
操: マイナーで《ジェネシフト》。周囲の電子を吸収して体内のレネゲイドが活性化する。
操: #5d10+66
 Dice 操: 5d10=(1+1+6+6+9)=23+66=89
操: 89%に。
操: メジャー:冥き雷撃 対象は黒枢。
GM: どうぞー
操: 「……ごめんなさい!」
操: RC4+《雷の槍/黒の鉄槌/MAXボルテージ》 侵蝕率+9→98%
操: #8r8+4
 Dice 操: 8r10=(7,7,9,1,5,9,1,8)=Critical!!
 Dice 操: 3r10=(7,10,3)=Critical!!
 Dice 操: 1r10=(4)=4+20=24+4=28
操: 28。
GM: #5r10 平目回避
 Dice GM: 5r10=(2,8,4,7,8)=8
GM: ダメージは振るまでもなく…
操: 一条の白き雷槍が貫いた。
黒枢: 『――――――っ!』 雷槍に射抜かれ。“声”にならない“声”。
枢: …その叫び声は、操にだけ届いた。
操: 「ぼく、止めなくちゃいけないんです。約束を守りたいんです……ごめんなさい」
枢: 「……さよなら、“私”」 ぽつり。
GM: すると、3人のコピーが砕け散った所で…黒しなも君が纏っていた電光が飛散。今後、攻撃対象として選べるようになります

GM: ■ラウンド1:セカンドアクション
皓: 宣言しません。
枢: なし。
操: なしです。
GM: 了解

GM: ■ラウンド1:クリンナップ
皓: 2点ダメージ受領。HP1へ。
GM: では、2ラウンド目に行きますね

■□Round 2□■

GM: ■ラウンド2:セットアップ
GM: こっちは無し
枢: なし。以降もなし。
皓: 無しです。
操: 同じくありません。
GM: では、皓くんから順に

GM: 【皓:IV16】
皓: 黒しなも君へ。「……操君、やるよ、いいね?」 ※31
操: 腕の中のしなも君を見つめる。
皓: マイナー《炎の加護》→メジャー《炎神の怒り/炎の剣/吼え猛る爪/かまいたち/ブレインコントロール/マシラのごとく》
皓: 突っ込んでおくか。自分のコピーへロイス→タイタス宜し?
GM: OKですよー
皓: ではそれで。Cr値低下で。侵蝕率24UP、108%
皓: #18r6+4
 Dice 皓: 18r10=(3,5,4,2,2,1,5,5,9,4,5,1,9,2,2,2,8,4)=Critical!!
 Dice 皓: 3r10=(4,4,5)=5+10=15+4=19
皓: えええ!? ※32
操: 迷いが…!
皓: 迷った……っ!
GM: …まあ、こっちは防御行動無しですので
皓: く……っ! ダメージっ!
皓: #2d10+37
 Dice 皓: 2d10=(6+5)=11+37=48
皓: 48点装甲無視ー。
GM: 黒しなも君から、激しい放電。かなり威力が相殺されるが、既に相手の纏う電光は弱々しいものとなっている
皓: 「……操君」
皓: 「後は、君の番」
皓: 身を引いて。
GM: では、…操君の番ですね

GM: 【操(IV15)】
操: 「しなも君……ぼく、今からきみの分身をきずつけるけど……」
操: 「ぼくもがまんするから、しなも君もがまんして。……おねがいだから」
操: しなも君を抱きしめて、右手を天に掲げる
操: 黒しなも君にロイス。□庇護/■悔悟
操: ついでにさっきの元凶、“ディアボロス”に、執着/■憤懣。いいですか?
GM: どうぞーw
操: 2つともタイタスにして、Cr−2。 ※33
操: にわかに暗雲立ちこめ、龍の飛翔のように雷電が舞う。
操: マイナーなし。
操: RC4+《雷の槍/黒の鉄槌/MAXボルテージ》 侵蝕率+9→107%
操: #10r5+4
 Dice 操: 10r10=(9,5,4,5,10,2,1,10,7,3)=Critical!!
 Dice 操: 6r10=(8,3,1,1,4,9)=Critical!!
 Dice 操: 2r10=(8,8)=Critical!!
 Dice 操: 2r10=(4,3)=4+30=34+4=38
操: ああ、低い。
皓: ……迷った?
GM: ダメージをお願いしますー
操: #4d10+21
 Dice 操: 4d10=(7+1+8+1)=17+21=38
操: 僅かにそれる雷撃。装甲有効38点…。
GM: では…流石にその一撃には耐えられない。
GM: 黒しなも君のシルエットは、激しい雷光の中に、掻き消えていった…
操: 眩いばかりの雷光をじっと見つめながら、しなも君が在ることを確信するかのように、
操: もう一度強く抱きしめた。


 自律判定

GM: さーて皆さんおまちかねー!
GM: 本日最後の関門が、やって参りましたー
GM: ロイス数と、現在の侵蝕率宣言をお願いしますね ※34
GM: 追加でロイス結びたい方は、今の内ー
皓: 108%のロイス5個! 事故らなければ問題ないはずッ!
皓: (さっさと振る)#5d10-108
 Dice 皓: 5d10=(9+4+1+6+6)=26-108=-82
皓: おっけー!
操: 最終侵蝕率は107%、ロイスは5個です。
操: #5d10-107
 Dice 操: 5d10=(3+7+7+5+6)=28-107=-79
操: 79%で3点帰還です。
GM: おかえりなさいませー
枢: 初期ロイス3、シナリオロイス1、PC間ロイス1、最終侵蝕率108%。
枢: EXレネゲイドAIはタイタスかな
GM: お任せしますー
枢: …というか、タイタスだ。あんな恥ずかしいモノをッ!
皓: (笑)
GM: 了解w
枢: #4d10-108 ということで、れっつらご。
 Dice 枢: 4d10=(10+6+7+7)=30-108=-78
操: みなさんお帰りなさいw
枢: …こびだいす、サービスしすぎ☆
操/こびだいす: いぇい。
枢: (ぐゎしぐゎし)
操/こびだいす: (ぐゎしぐゎしされる)
GM: みんな3点で、お帰りなさいませー
皓: お帰り、皆〜。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“天雷”草野 操/登場:不可

GM: しなも君は、R−ラボ預かりとなりました
GM: とりあえず、今の並列型AIのままだと、同じ事が再発してしまうでしょうから
GM: 他所の支部から出張してきた、研究者のお姉さんが現在処置を行って下さってますが…
GM: やっぱり、結構ダメージ受けてるみたいで…
操: 「…………」
GM: 「おうち」のベッドで横になっていても…
操: 『……だいじょうぶ、かな…』
GM: だけど、それに応えてくれる声はなく…
操: 「………ぼくがしんじてあげなくちゃ」
操: 何度も何度も不安と決意の板挟みになりながら、時間はゆっくりと過ぎていった。
GM: そして…次の日のお昼に、君はラボへと呼び出されるわけです
操: 「こんにちは、おねえさん。……しなも君は…?」
操: ぺこりと一礼をして、研究者のお姉さんをじーっと見上げる。
GM: 女子校生ぐらいに見える、金髪おかっぱヘアーと、碧い瞳が印象的なお姉さん
GM: 彼女は、研究室の奥にあるロッカーを順番に開けていきます
操: 黙ってそれを後ろから見る。
GM: すると、そこには見覚えのあるしなも君以外にも、色や模様の違うしなも君?が並んでいる
操: 「…増えてる?」
操: びっくりして、それぞれを順番に見ては目を丸くした。
GM/お姉さん: 「ええ。並列型になっていたAIを分けて、修理してみたんですけど」
GM: そして彼女は真っ白な、しなも君を君に手渡す
操: 抱きかかえます。
操: 「しなも君……だいじょうぶだった?」小さい声でささやきかけ。
GM: すると、その声に答えて…耳をぱたぱたさせます
操: 「あ」
GM/しなも君: 「み…さお…くん?」
操: 喜びに声が弾む。「うん。ぼくだよ……おかえり、しなも君」
GM/しなも君: 「…ただいま〜」
GM: お姉さんが言うには、もう特別な力は無くしてしまったそうだ
操: 「がんばったね。ぼく、もどってくるのまってたんだよ」
GM/しなも君: 「ありがとう。心配掛けちゃってごめんね」
操: 「ううん。もどってきてくれて本当によかった…」
操: 頬に押し当てるように、ぎゅーっとしなも君を抱く。
GM: 今では、喋って動くだけの人形…それだけでも、凄いことなんですけどね
操: 「おねえさん。しなも君をたすけてくれてありがとうございました」深く頭を下げて感謝の意を示す。
GM/お姉さん: 「でね、お願いがあるんですけど…」
操: 「はい…?」
GM/お姉さん: 「今後の様子をモニターしないといけないんですけど、良かったら…」
操: 「ぼくの家にしなも君が来るんですか?」
GM/お姉さん: 「ええ。この子も、その方が一番いい環境だと思いますから」
操: 「しなも君、ぼくの家に来ますか?」
操: 抱きかかえていた手を伸ばし、首をかしげて彼?に尋ねてみるのです。
GM/しなも君: 「本当に、いいの?」
操: 「しなも君は、ぼくの友達だから」頷く。
操: 「ぼくも、うれしい」
操: 「ぼくの家に帰ってくるといいよ?」
操: 自分でもちょっと変なことを言っているかも…と思いつつも、真面目に誘ってみた。
GM/しなも君: 「ありがとう…じゃあ、今日から友達じゃなくて…」
操: 「……兄弟、かな?」
GM/しなも君: 「じゃあ、兄弟で」
操: 「ぼくがお兄さん……しなも君は、おとうと」
GM/しなも君: 「うん。よろしくね、お兄ちゃん」
操: 家族が、弟が増えた喜びから、それまで少し緊張していた顔に笑顔が戻る。
操: 「よろしくね」



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“言の葉紡ぎ”皇 枢/登場:不可

GM: 時間は、操君EDの少し後です
GM: 今日は、支部の表の仕事である、アンティーク喫茶のサロンで、支部長代理とティータイムを過ごしております ※35
枢: 「………はふぅ……」 平穏な日常に、まったり。
GM/美鈴: 「本当に、今回はご苦労様でした。今はティータイムで、英気を養って下さいませ」
枢: こくこく。 「……はい。ありがとう、ございます……」 お茶を頂くのです。
枢: 「………あの。…情報の……ほうは、どうなり…ましたか?」 恐る恐る。
GM/美鈴: 「大丈夫です。回収された時点で、あの子はデータをロストしてましたし、これ以上“力”でデータは集められなくなりましたから」
枢: その言葉にほっと一息。 「そう、ですか………」 お茶請けのケーキも頂くのです。
GM/美鈴: 「流石に、あそこまでの“情報”が漏れてしまっては…色々と困ります」
枢: 「…本当、………です」 …あんなのが他人にバレていた日には。
GM/美鈴: 「私達の仕事ですと、どうしても様々な“秘密”を知ったり、抱えたりすることになりますけれども…」
GM/美鈴: 「“女性に秘密は欠かせない”ですよ…ね?」
枢: 「……………はい」 素直に頷くしか――なかったわけで。うん。
枢: 美鈴支部長の秘密が気にならなくもなかったけれど、知らない方が幸せなのだろう。自分だって知られたくないし。
GM: 美鈴支部長代理はここで、あなたにラッピングされた小包を1つ差し出します
枢: 首をかしげながら、それを受け取り。 「……これは…?」
GM/美鈴: 「宜しければ、お家か図書館で預かっていただけませんでしょうか?」
枢: 「…ぇ、と………物にも、よりますけど………」
枢: 開けてみるのです。
GM: でしたら、上の蓋を開けてみると中から…
GM: うっすらと黄色みがかっていて、耳がくるんとしたぬいぐるみが
GM: どうやら、“しなも君”の仲間らしい ※36
枢: …例のAIの件思い出して、思わずびくぅっ。
枢: 「……………ぇ、え…っと……」 じー。
GM/美鈴: 「AIを分割・初期化されて増えちゃったんですよ。最低限の知識以外は残ってませんけど」
枢: 「…あ、………そう…なんですか」 ちょっと、安心。
枢: そうと解れば、見た目には可愛いぬいぐるみなので。なでこなでこ。
GM/美鈴: 「ファービーとか、喋るぬいぐるみの最新試作型…と言えば、周りの方も疑問は余り抱かないかと思いますが」
枢: 「………はい。許可、貰えるかは…、わかりませんけど。きっと、子どもたちも…喜ぶと、思います」
GM/美鈴: 「この子達も、その方が幸せだと思いますから…“兵器”として扱われるよりも」
枢: 「…よろしく、………ね」 美鈴に頷いてから、にっこりとぬいぐるみに話しかけ。 「………えっと…」 名前が解らない事に気づく。
GM: すると、ぬいぐるみの耳がぱたぱた動いて
GM/ぬいぐるみ: 「お姉さん、はじめまして。お姉さんの名前と、ぼくの名前を教えてね」と言ってきます
枢: 「……初めまして。私は、枢。………でも、よく『くるる』って呼ばれるから、そっちで呼んでくれると………うれしい…かな」 それから、ちょっと考えて。
枢: 「…………ろーる、……でどうかな」 自分の髪のように、くるんとした耳が気になって。
GM/ぬいぐるみ改め、ろーる: 「ありがとう、くるるお姉さん…じゃあ、今日から僕はろーるだね。こんごとも、よろしくですー」(耳をぱたぱた)
枢: 「…………よろしく」 それに、笑顔で応えて。
枢: 「あなたの物語…、これから。聴かせてね」
GM/ろーる: 「うん。くるるお姉さんの物語も、聞きたいなぁ…」
枢: 「………それじゃ、一緒に。いろいろ、お話し…しましょう」 ぽぷ、と抱き締めて。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓/登場:不可

GM: それでは、同じく日曜の昼下がり…
GM: 昨日の埋め合わせといった感じか、聡美と一緒にお出かけ中でございます
皓: 顛末は全部話し。
皓: 「――……ということで、ごめんね。結局取り戻せなくて」
GM/聡美: 「いいえ、そういうことなら仕方有りませんよぉ」
GM/聡美: 「偶然、その1匹を引き当てる私達も運がよいのかどうか…」
皓: 「まぁ、聡美さんの目が良かったってことじゃないのかな?」
皓: 「だからまぁ……替わりと言うか。今日も何か目に付いたものを。ってね?」
GM/聡美: 「でもぉ、そこまでして頂くわけにはぁ…」
皓: 「いや、何と言うか……」目を逸らし。
皓: 「……引き取って欲しいものがあってさ」
皓: と、手に下げていた紙袋を掲げ。
GM/聡美: 「それに、私の偽物のせいで、ご迷惑が掛かったそうですのにぃ…って、何でしょうかぁ?」
皓: 「……操君に頼まれちゃって。いくらなんでも僕は、こういうのはちょっと」 苦笑。
皓: と、聡美さんに紙袋を手渡し。
GM/聡美: 「あらら、何でしょうかぁ…?」と、袋を開けてみる
皓: 中には、しなもーずのモカが一体。
GM: 聡美は、瞳を輝かせて喜びます
GM/聡美: 「うわぁ、白い子も良かったけど、この茶色い子もかわいいですぅ〜」と、抱き抱き
皓: 「白くないけどね……ま、可愛がってあげてよ」
GM/聡美: 「本当に、ありがとうございますぅ…せめて、今日ぐらいは何か奢らせていただいても、宜しいでしょうかぁ?」
皓: 喜んでくれた聡美さんを見て軽く笑んで。
皓: 「うん。厚意は甘えておくよ」
GM: そして、彼女が君を引っ張っていったのは…
GM: 市内でも有名な寿司屋ですね
皓: うを。
GM: 普通に行くと、一人一万円ぐらいかかるような
皓: 「え……ここ、いいの?」
皓: 流石に焦って。
GM/聡美: 「この間の“お仕事”の報酬が入ったばかりですし…ここ、父さんのお友達のお店ですからぁ」と、笑顔で
皓: 「そうか……じゃ、遠慮なく?」 こちらも笑って。
皓: ありがとう。と言いながら、店の中に二人で入っていった。



Credit……「親愛なる?隣人」
Start:2005.10.16 10:20〜23:50

PC1:“天雷”草野 操/こびと(ログ編集)
PC2:“言の葉紡ぎ”皇 枢/籠乃さん
PC3:“正位置の太陽”津嶋 皓/たつきさん
GM:精霊司英光さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「親愛なる?隣人」  〜END