OpeningMiddleTriggerClimaxEndingAnother Third Cross Ver,01(20060608)
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 世界からの裏切り。
 ”ホーム”への道の封鎖。
 少女は居場所を失った。

 だからこそ。
 自分だけの王国を形成した。
 誰からも厭われる事もない。
 偽りの王国を。



 Handout
PC:1
【PC推奨】特に無し。UGNと関連のあるキャラが望ましい。
【シナリオロイス】二七月 沙那(になづき・さな)
依頼で潜入した際に出会った少女。UGNチルドレン。
▼Character sheet “月の獣”七枷 刀真


PC:2
【PC推奨】UGN関連者
【シナリオロイス】鹿目 幸也(かなめ・こうや)
黒巣市支部長代理不在の際に代行として送られて来たUGN本部エージェント。情報部所属。
▼Character sheet “P.P.P.”六会 輔


PC:3
【PC推奨】FH関連者
【シナリオロイス】“サードクロス”
研究所迎撃の際に出合った異分子。オーヴァード。
▼Character sheet “気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣


PC:4
【PC推奨】FH関連者。別段厳格な規定はないので他キャラでも可能。
【シナリオロイス】“血刀”咲間 近衛(さくま・このえ)
戦場を好みUGNよりFHに移った戦闘狂。
▼Character sheet “烈火の仮面”鳥越 劉斗


 自己紹介

GM: 自己紹介を刀真さんからお願いします。

刀真: 「七枷刀真、高校一年生で…ええと」
刀真: 「本が好きで…あー、他に取り立てて自己紹介は無いかなあ」
刀真: 「っと、遅くなると妹が怒るからさ。…ってゆーか家にも携帯にも連絡つかないんですけどー」
刀真: “化物”になってしまうことを恐れながら、日常に生きようと足掻く少年。
刀真: 胸元に三日月形の結晶を持つ“賢者の石”の適格者。
刀真: その形状とシンドローム構成から、UGN内部では“月の獣”と呼ばれる。
刀真: シンドロームはキュマイラ/ブラム=ストーカー、イニシアチブは8.
刀真: PC間ロイスは[■信頼/□憐憫]>ぽちぱぱ
刀真: シナリオロイスは[■誠意/□不安]>二七月沙那
刀真: 以上、よろしくお願いします。

輔: では此方。
輔: 「六会と申します。どうぞよろしくお願いします」
輔: 六会 輔。ごく一般的な、捕らえ所の無い印象をかもし出す、気弱な青年。
輔: 一応UGNエージェントとして所属しているが、その風体はあくまでも「しがないサラリーマン」。
輔: 最近相棒の「ぽち」に主導権をとられ(ているように周囲には見られ)ていることを、少々自覚しているにも拘らず
輔: 積極的に挽回しないあたり、何を考えているのか自分でも定かでない辺りに意志の弱さも見えている。
輔: 取り敢えず、コードネームが目下の悩み(P.P.P.=ぽちぱぱ)
輔: シンドロームはオルクスピュア 能力は情報収集メインのオールラウンド。
輔: HP 14 IV 8 基本侵蝕率 29%
輔: PC間ロイス・神威 美衣さんに 同情/■脅威
輔: 「“向こう側”の方です。……そして、“子供”です」
輔: シナリオロイス・鹿目幸也に 感服/■嫌悪
輔: 「……何を語れと言うのでしょうか」
輔: 以上です。宜しくお願いします。

美衣: 「ボク?ボクの名前は神威美衣。UGNの奴なんか信用できないねぇ〜だ!」
美衣: 「変なオーヴァード…ボクとどっちが強いかな?(うずうず)」
美衣: 17歳の女のコ。エグザイルピュアのFHチルドレン IV値は5 HPは20
美衣: 天真爛漫で好奇心が強い。悪く言えば、我が儘で落ち着きがない。
美衣: 『力こそ正義なり』を地で行くやつ。いう事に悪気はない反面酷い事も平気で言う。
美衣: 体型は幼児体型。身長151cm。しかし本人は気に入っているらしい。背が小さいのも便利だと豪語する。
美衣: 好きな物は喧嘩・タイマン・辛い物・漬物 嫌いな物は臆病な人・姑息な真似。
美衣: Dロイス:破壊の子を持つ侵食率の危ない子。
美衣: PC間ロイスは鳥越 劉斗さんに感服/○不信感 「強いのは認めるけど、UGN側の人間なんて信用できないね」
美衣: シナリオロイスは後で
美衣: 以上です。宜しくお願いいたします(礼)

劉斗: 「俺が戦う相手は、お前が所属している“組織”ではない」
劉斗: 「俺の前で牙を剥いた“お前自身”だ。――覚悟はいいか?」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 自ら協力者(イリーガル)となり、好き好んで戦いに身を投じる『好事家』。
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: ポーカーフェイスが誤解を招く元かもしれないが、本人は気にしていない。
劉斗: シンドローム:ノイマン/サラマンダー、Dロイス:起源種所持
劉斗: HP20、イニシアティブ:19〜、基本侵蝕率:30%
劉斗: シナリオロイス:“血刀”咲間 近衛に、□親近感/■隔意
劉斗: 「同類扱いをされるのは不愉快だ」
劉斗: PC間ロイス:“月の獣”七枷 刀真に、■誠意/□敵愾心
劉斗: 「経過はどうであれ(水無月咲を)守り抜いた。その気概と力量に敬意と――を」
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

GM: それでは改めて開始いたします。宜しくお願い致しますー。





 Opening Phase-01 「泥の中の闇」
 ScenePlayer:“P.P.P.”六会 輔

輔: 登場。#1d10+29
 Dice 輔: 1d10=(9)=9+29=38
輔: ぁぅ。

GM: UGNの持つ指揮車両。
GM: モニターには黒巣市の地図が映し出され。光点が一つ瞬いている。
GM: そこにあるのは先日の騒動にて発見されたFHの研究所。
GM: 画面を見ているのは君ともう一人。
GM: UGNから派遣されてきたスーパーバイザー、鹿目 幸也である。 ※1

 〜 回想 〜数日前〜

GM: UGN黒巣市支部Elysion内実務室「Heavens Bell」
GM: 様々な雑務が終了し、ひと段落した所に支部長室に呼ばれた。
輔: いつもの如く、執務デスクの前に立ち。
輔: 「――して、ご用件は?」
GM: 迎えたのは未だ右目に包帯を巻いた天城美鈴。温和な笑みで。
GM/美鈴: 「──至極簡単に。六会さん。これから数日間、解除辞令が出るまでUGN黒巣市支部長職を務めてもらいます。私の代理ですね」 ※2
GM: さらりと言ってのける。
輔: 「………」
輔: 「は?」
輔: その言葉に思わず耳を疑い、間抜けな返答。
輔: 「……あの、それは一体どういうことで……?」
美鈴: 「支部長職というのはエージェント達に指令を出して指示し統括し、上層部の意見を聞き、事件に対処する役割です。部下への労いも必要ですよ」
GM: 微妙に視線を逸らして。
輔: 「はぁ……って、仕事内容ではなく……っ!」
輔: 「一体何故そういうことに……!?」
美鈴: 「時にはイリーガルを使って──給金計算もしなければいけませんね」
輔: 思わず声を上げて。
GM: ま、誤魔化すのはここでやめようと、一つ咳。
輔: 誤魔化してたのですか……
美鈴: 「先日の騒動の事で査問会に呼ばれているんですよ。本部の方に。処遇がどうなるかわかりませんが。よきにしろ悪きにしろ時間が掛かりますし」
輔: ああ……と些か遠い目。
輔: その責任の一端を自分達が担っているのは、いくらなんでも自覚のあることだから。
美鈴: 「更に悪く言えば。先日の事件以来スカウティングされたんですよ。数名。まずは人手が足りない」
輔: 頷きつつ、先を待ちます。
美鈴: 「更に更に悪く言えば。査察官が来るらしいんですよ。この時期を狙ったように」
輔: 「査察官……あの方……ではないですよね?」
輔: 先日会った顔を思い出し。
美鈴: 「人手が足りないから助けてあげよう、らしいですね──ま、アッシュ氏ではないですよ。お付の──」
美鈴: 「鹿目 幸也さんでしたね。後数名。」 ※3
GM: とんとんと机を叩いて
輔: 「………。本気ですか?」
輔: あの男が? と、気分があからさまに顔に出る。
美鈴: 「ええ。聞かなかった事にするなら休暇願いを受理しますが。代りに芹沢さんに任せますので」 ※4
GM: はぁーと溜息。
輔: 「…………『任務了解』……受領いたします……」弱弱しい声。
輔: いくらなんでも芹沢さんに押し付けるのは悪い(拙い)だろうと。 ※5
美鈴: 「ありがとうございます。ではお願いしますね。さて──」
GM: 少し目が鋭くなって。
美鈴: 「査察官と六会さんの支部長職の事以外に懸念を。黒巣市郊外にFHの研究所が発見されました」
輔: その言葉には背筋を伸ばして。
輔: 「それは、どちらに?」
美鈴: 「先日の事件の本部のテコ入れの際に発見された模様です。ランクはB+。研究のテーマは性格傾向による能力の向上。噛み砕いていえば『戦闘用人格』の研究ですね」
美鈴: 「場所は──ここですね」資料の地図を。北東の山中。街境。
輔: 地図を見て。
美鈴: 「時期が時期だけにどうしようもありませんが。鹿目さんも知っているようです。適宜協力して対処に当ってください。なお──」
輔: 「では……代理任務と共に、此方の監視及び殲滅も、今回の任なると考えてよろしいのでしょうか?」
美鈴: 「そういう事になります。代理任務としてついてくる仕事と考えてください」
美鈴: 「学校の試験休みを利用させていただいて。”月の獣”他エージェント数名を潜入派遣いたしました。イリーガルとして使用して下さい」
輔: 彼を……。と、小柄な少年の姿を思い浮かべ。
輔: 「解りました」
輔: 「此方の任は了承いたします。……天城支部長」
美鈴: 「まぁ。宜しく頼みます。六会支部長代理」
輔: 「後は、ご自分のことだけをお考えください。……あなたが帰ってきたときに、きちんとそのままで、この街をお返しいたします」
美鈴: 「責任を取るのが上の役目ですから。それでは──」  

〜 回想 〜終了〜

GM/鹿目: 「どうです?全員、ワタシの指示通りに配備につきましたか」
GM: 少しの間回想にふけっていた君を声が呼び戻す。
輔: その声に我に返り、横に立つ青年を横目で見つめ。
輔: 「……取り敢えずは」
輔: 素っ気無い応え。
鹿目: 「よろしい。それでは作戦にて無駄で野蛮な殴り合いは、ワタシの作戦では無用に願いますよ。後始末が面倒ですので」
GM: 幾分、満足そうに頷きつつ。モニターを見る。
輔: 「此方とて、無駄な流血は避けたいのですよ……『後始末』云々ではなく、メンバーの無事を願っておりますから」
鹿目: 「駒は駒で代えは効きますので。それでは。作戦を開始しましょう。駒達を動かしてください。”PPP”」
輔: しかしそれにしても。
輔: ……人を『駒』と平然と呼ぶ、この男は何なのだ?
輔: 「…・言っておきますが」
輔: 「彼らは自分で考えられる『人』です。私は、現場判断である彼らの行動を第一に置きますよ。……では」
鹿目: 「今回の作戦についてはワタシの方が命令権限がある事をお忘れなく。──貴方のモラルについては二の次ですよ」
輔: ……その言葉には応えず。ヘッドフォンのスイッチを入れ、号令を出す。……素っ気無い一言の中に、「第一に、まず、『帰ってくることを願う』」との思いで。
輔: 「“行動開始”」
GM: 六会の命令によってオペレーター達がエージェントに通信を開始する。作戦が始まった。



 Opening Phase-02 「血刀」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗

劉斗: #1d10+30
 Dice 劉斗: 1d10=(4)=4+30=34

GM: 君は各務より連絡を受けて黒巣市に来ていた。
GM: 現在は先日の騒動の後始末として研究所強襲のメンバーとして参加している。
GM: 目的はFHエージェント咲間近衛の”完全沈黙”。
GM: 戦闘に固執し、権力や影響力などは目に止めない人物ではあるが、
GM: それが故に己の立場を利用されると”困る”人物がいる事も確かである。
GM: かなり外回りに依頼を受け。
GM: 現在。

GM: 研究所の外周。
GM: 赤い光がちかりちかりと煌くと。
GM: どさりと各務の工作員の死体が一人、二人。
GM: 続けて大柄の人影が刀を携えて降りてくる。
劉斗: 拳銃をその場に捨て、抜刀。と同時に右手に《氷剣》を精製――構え。
GM: ──咲間 近衛。
GM/近衛: 「──新手か」
GM: 男は血で形成された赤い赤い刀を構え。
劉斗: 「逃走経路にこのルートを選んだのは、失策だな」
近衛: 「”烈火の仮面”か。面白い奴が残っていたものだな」
GM: 近衛は本当に”愉しそう”に。歩を進める。
劉斗: 太刀は地に水平。後ろ足を引き、第一撃の衝撃に備える。
近衛: 「────ッ」
GM: 足を地に付け。横薙ぎの一閃。
GM: 赤き光が後を追うように。
劉斗: 太刀筋の先を払うよう、刃で薙ぎ返す。
GM: 交差。
GM: 赤と白の光。
劉斗: 追って、氷剣で切り伏せようとする衝撃をガード。
劉斗: 「――!」
劉斗: 激しい鍔迫り合いの音が響く。
GM: 無手にて足り無い”刀”の分を相殺する。
GM: 拳に流れた血を凝固し。武器とする。
近衛: 「──!」
GM: 力任せの斬撃。
劉斗: 素直に片方の剣を弾かれ、本能が察知するもう一つの“武器”をかわそうと躰を捻る。
GM: 刀は振り下ろされ。地にて止まる。
劉斗: 表情は変えず、しかし舌打ちを一つ。
GM: お互いの剣が届くには踏み込み半歩。
近衛: 「──ここでお前と相手するには時間が足りないか」
近衛: 「我が主の謀を進める必要があるのでなっ」
劉斗: 刀の柄を握り直し、構えをとる。「随分とあっさり退くんだな」
GM: 間合いを取る。
近衛: 「何。この研究所に来るならば直ぐにまみえるだろう」
劉斗: 「なら……“次”の機会だ」
近衛: 「そう。──直ぐにな」
GM: 愉しそうに笑い。
劉斗: 「それまで誰にも殺されるな」
GM: 打ち合った刀の火花の中に消える。
近衛: 「お前もな。待っているぞ」
GM: 掻き消える。
GM: 君の通信機から言葉が聞こえる。
劉斗: 「………」黙ったまま不知火を鞘に収め、通信を聞く。
GM: 「潜入エージェントは第3部隊まで全滅。作戦は失敗です。生き残りエージェントは撤退してください。繰り返します…」
GM: 作戦自体は失敗との事だ。
劉斗: 「準備が成ってなかった、というだけの話」
劉斗: 呟いて、素直に撤収ポイントに戻る。
劉斗: “残業”が増えただけだが、仕事にはやりがいを持って対するべきだろう。



 Opening Phase-03 「第三番目の秩序と混沌」
 ScenePlayer:“気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣

美衣: #1d10+34
 Dice 美衣: 1d10=(5)=5+34=39
美衣: 39%

GM: UGNと各務の混成潜入部隊はモニター上で次々と駆逐されていく。
GM: 君も持ち場である第2データ保管室に向かう事にした。
美衣: 「あらら、随分やられてるね♪さっ、ボクもお仕事お仕事っと」
GM: 第2データ室。
GM: 自動ドアが開き。
GM: 目にしたものは倒れたFHのエージェントとUGNのエージェント。
GM: 壁には夥しい血。
美衣: 「あれ?戦闘終わっちゃった?」周りを見渡しながら
GM: 重火器などで応戦した後もあり。煙も上がっている。
GM: 奇妙な事に。
GM: ”戦闘が終わったにしては生き残りが一人もいない”
GM: ”死につつ”あるではなく”死んでいる”
美衣: 「むぅ、共倒れ?おっかしぃなぁ」
美衣: 死体を注意して見ます
GM: 重用部位を”喰われて”いる。
美衣: 「みぃ、何か生物兵器でも使った?」嫌な顔しながら
GM: 銃口から緩やかに煙が上がる。
GM/?: 「────生き残りがいたか」
美衣: 「みぃ?」声に顔を向けます ※6
GM: モニターにサウンドオンリーで。
美衣: 「あんた、誰?顔も見せないなんて、ちょっと酷くない?」不満だらけの声で
GM/“サードクロス”: 「私の名前は”サードクロス”」
美衣: 「で、これは、アンタの仕業?」
“サードクロス”: 「肯定する」
美衣: 因みに名前に覚えはありますか?>GM
GM: ないね。ダブルクロス(裏切り者)と引っ掛けた意味合いなんだろうな、とは推測は出来る。
美衣: 「ふぅん、やるねぇ」
美衣: 「で、あんた。FH?UGN?」喧嘩売るように
“サードクロス”: 「”どちらでもない”」
美衣: 「なるほど、それで“どっちも”倒れてるわけね」
“サードクロス”: 「先程UGNとFHの戦力を図った」
美衣: 「それで?」
“サードクロス”: 「──計画に移る。UGNでもFHでもない。第3の秩序を」
“サードクロス”: 「”作り上げる”」
“サードクロス”: 「オーヴァードによるオーヴァードのための世界と秩序を」
“サードクロス”: 「”君も如何だ”」
美衣: 「ふ〜ん、じゃぁ、ボクの敵だね。けってい♪」
“サードクロス”: 「──”残念”だ」
美衣: 「ボクは“ファルスハーツ”の“リュンクス”だもん♪」
GM: ドゥンとドアの外で爆発音が聞こえる。
美衣: 「みぃ?!」
GM: 連続した爆音。
美衣: 「問答無用ってか」忌々しげに言い
“サードクロス”: 「生き残れたなら。──伝えるといい。新しい秩序の誕生を」
GM: モニターは沈黙する。
GM: 爆発音は徐々に大きくなってきている。近づいているとも言い換えられる。
美衣: 「ひきょ〜もん!!」舌をモニターに向かい出し、逃げ出します



 Opening Phase-04 「世界からの逃走」
 ScenePlayer:“月の獣”七枷 刀真

刀真: #1d10+32
 Dice 刀真: 1d10=(3)=3+32=35

GM: 数日前に支部長代理に”試験休みですからちょっと仕事請けて貰えませんか。訓練代わりですよ”と言われて
GM: 数名のサポートエージェントとFH研究所に潜入して間もなくたった頃。
GM: 通信でUGNと外部の各務のエージェントの強襲失敗との事。
刀真: 「……うそん。孤立無援ですかままん」ガクガク。 ※7
GM: だがおいそれと撤退するには奥の方まで来ており脱出するにも困難である。
GM: そして現在ダンボールや部屋角を利用してFH戦闘員から逃げている最中である。
GM: ところでもう数日前から黒巣市と連絡が取れていない。
GM: サポートエージェントとも連絡が途切れがちである。
刀真: 「こちらス○ーク。大佐、(自主規制)を持て余……うぅ、ギャグが余計に寒いのは何故だろう」こーそこーそ。
GM: かつーんかつーん。
GM: 遠くの方で爆発音が聞こえた。
刀真: 「……ぎゃーす!?」ニゲロニゲロ、ドアヲアケ…いやいや。
GM: 廊下かどから急加速で誰かぶつかってくる。
刀真: 「おぶっ!?」がつーと激突。ごつーんと転倒。 ※8
GM: 「きゃあっ!」
GM: 場違いな悲鳴をあげて。その人物も転倒する。
刀真: 「うぅ、痛つつ…。……あ、ごめん。大丈夫……」日常生活と同じよーに。謝って、手ェ差し出して。
刀真: 「……」そのまま固まること数秒。
GM: 眼鏡をかけ三つ編みの15〜6ぐらいの少女。FH製であろう戦闘服を着込んでいる。
GM: 「あわわわっ。す、すいません!急いでたもので!……ああ、どうも」
GM: 手を取って立ち上がる。
刀真: 「ああうん、僕もちょっと急いでたもんで。いやまーなんか爆発とか潜入とかいろいろ大変だよねーってことでっ」まわれー、みぎ。
GM/少女: 「ああっ…もしかしてUGN潜入工作班の方ですか?」
GM: がしっと両手で掴む。にがさないよーに。
刀真: 「ナ、何ノコトディスカー?」カクカクカク。……まー、こんな時でも女の子に手ェ握られて悪い気はしない、そんな悲しい本能。
少女: 「探してたんですよー。……違うんですか?」眼鏡の奥から上目づかーい。
刀真: 「……ぅ、ぅぅ……」葛藤。葛藤。天秤がくり。
刀真: 「……い、痛くしないでね?」手錠かけられる犯罪者のよーなポーズ。円ごめんな、兄ちゃん帰れないかもしれん。
少女: 「私、二七月 沙那。UGNの工作員ですよっ…ご、ごめんなさい」慌てて手を離す。
GM/沙那: 「連絡も途切れてて、本当に心細かったので。ありがとうございますー」
刀真: 「…………」ただいま脳内で情報を処理しております。しばらくお待ちください−−−
刀真: 「……た、助かったー!?」がばちょ、とほーるでぃんぐ。心細かったのです。 ※9
沙那: 「…こちらも助かりましたーっ」感無量でほーるでぃんぐ受領。心細く。
沙那: 「それで”助け”は──?」
刀真: 「あ、いや、その……。実を言えば」
刀真: 「僕も助けを待ってたわけで……って、あれ」
沙那: 「……あれ」
刀真: 「……ひょっとして、まだまだピンチ継続中?現在進行形?」
GM: 沙那の目に自然に涙が盛り上がってくる。
刀真: 「あのその、何がとは言えないけどだいじょーぶ!うん、だいじょーぶだから!」何がだ、とは自分でも思う。
刀真: 「だからその、泣かないで、ね?」ホントはこっちだって泣きたいけれど、まあ。そーゆーわけにもいかず。
GM: だっだった、だっだった、と慌しい足音が先程の廊下から聞こえてくる。
刀真: 「(はっ)……ってヤバッ」
沙那: 「あの…わたしを…助けてと…」聞こえてくる足音に掻き消えるように。
沙那: 「って…ここに隠れてください!私が何とか誤魔化しますから!」
GM: 廊下に無造作に転がっていた大き目のダンボールにほーるでぃんぐの体勢から離れて背でぐいぐい押し込む ※10
刀真: 「ぉ、ぉぅあー!?」むぐむぐ。応えを返すことはできぬまま。
GM: てぃとダンボール前に立ち。
刀真: こそーりと。ダンボールの横の手ェかけるための穴から外を覗き見ing...
GM/FH構成員: 「二七月 沙那、こちらに侵入者は来なかったか」
沙那: 「い、いいえ!見てません!私もこれから本隊に合流しようと思っていた所で!」
GM: 沙那は慌てたように両手を振っている。
FH構成員: 「ならいい。我々と来い。侵入者を処理する。ぼんくらのお前でも索敵ぐらい出来るだろう」
沙那: 「えっ!そ、そうですね。……わかりました」
GM: 振り向いた沙那と目が合う。
刀真: 「……」言葉を返すことは、できないけれど。
GM: そのまま踵を返し。沙那と5人の見回りは遠ざかっていった。
GM: そして静寂が訪れた。
刀真: 「助けて、かあ…」かさかさと、人気が消えたのを確認してからダンボールから這い出す。
GM: 向かいの半壊したドアの向こうには外周裏へと続くであろう庭窓が見える。 ※11
刀真: 「……うう。僕、実は女の子に弱かったりすんだろーか。つーか単に判断が遅いだけなのか」
GM: 遠くの方では未だ戦闘が止まない。
刀真: 「……うう、ごめん沙那ちゃん。とにかく今は……」今のうちに外へ向かおうと決め、はたと気づく。
刀真: 「……しまった。僕だけ名前教えてないじゃないか」

GM: ふと内庭に出て。
GM: 見上げた月はとても綺麗だった。



 Middle Phase-01 「反撃」
 ScenePlayer:“P.P.P.”六会 輔/登場:“月の獣”七枷 刀真(強制)

刀真: #1d10+35
 Dice 刀真: 1d10=(2)=2+35=37
輔: #1d10+38
 Dice 輔: 1d10=(5)=5+38=43
GM: UGNのFH研究所潜入作戦は失敗に終わった。
GM: 五体満足で帰ってきたのは数えるほどしかない。
GM: 六会 輔 臨時支部長並びに本部のスーパーバイザー鹿目 幸也含む作戦立案者達は生還者を集めて支部にて作戦を練り直すことにした。

GM: UGN黒巣市支部 エリシュオン 内対策室

輔: 「――……」溜息。ただ、浅はかな作戦遂行に言葉も無く。
鹿目: 「くそっ。ワタシの計画が失敗に終わるなんて…アナタ達が不甲斐ない所為だ」
GM: 部屋に入るなり愚痴を他者にぶつける鹿目。
輔: 「……とまれ、貴方はご無事で何よりでしたよ、七枷君」
刀真: 「……ああいや、無事ってワケでもなく…っとと」なんかえらそげな人が来たんで口ちゃーっく。
輔: 横で毒づく手合いの声は、極力聞こえない振りで。
鹿目: 「ともかく。今後の為に情報を集めましょう。もう失敗は出来ませんからね!」
GM: 取り敢えずの責任者である六会に非難の鹿目。
輔: それには、気づくか気づかない程度に首肯して。
刀真: 「……あのー。情報っつーことで言えば」しゅた、と挙手。
輔: 「……何か? 七枷君?」
GM: 自分が連れて来た怪我した部下にも労いを掛ける訳でもなく。苛立ち紛れに支部長の椅子にもたれる。
刀真: 「先に潜入してる子がいるならいるって、知らせといて欲しかったです。しかも女の子1人潜り込ませるって、どーゆー神経してるんだって思っちゃいますよー」
刀真: まあ、愚痴半分にぶーたれるわけで。
鹿目: 「誰ですかそれ?まぁそれも調べておいて下さい。それは現場のアナタ達の仕事でしょうから」
輔: 取り敢えず部屋にいる皆様には、お疲れ様です、申し訳ありません。と頭を下げつつ。
輔: 「女の子……?」と、訝しげに七枷君に視線を。
輔: 「それは、聞いておりませんが……何方ですか?」
GM: 鹿目は今回の自分の失敗の方が気になるらしく。不愉快だ! とでも言いたそうに支部長室のドアを叩きつけるようにして足早に出て行く。
刀真: 「ええと、なんかヘンな苗字で名前は沙那ちゃん…だったかなあ。……ってゆーか六会さん」オッサンが出てったドアに視線やりつつ。
輔: そんな鹿目に一瞥をくれてから、席に並ぶ面子に今更ながら飲み物を用意して。 ※12
輔: 「はい?」
刀真: 「何なのさあのオッチャン。そして美鈴さんに文句の一つも言おうと思ったらどっか行っちゃってるし」
刀真: 命からがら逃げ出して、上司(?)だと言われたのがあんなオッチャンだとがっくりともくるわけで。
輔: 「……あの方のことは七枷君が気にすることはないですよ。それと……」
輔: 「愚痴や批判ならば、今は私に。どうぞ」
刀真: 「……その、なんつーか。苦労してんだね六会さん」ほろりと来た。
GM: 支部長室の電話の着信ランプがぺかぺか光ってる。六会の目の前の電話。
輔: 「……お気使いありがとうございます」呟きつつ、電話を取る。
輔: 「はい。此方六会」
GM: 「六会支部長。元気にやってますか──」
GM: 多少なりとも聞きなれた天城 美鈴の声。
輔: 「――天城支部長?」
輔: 「どうされたのですか? ……それと、あの、私に『支部長』は止めて頂きたく……」少々汗をかきつつ。
美鈴: 「ええ。まぁ。現場視察ですね。あとは七枷さんが帰還されていたら文句でも受領しようかと」幾分ほのぼのした声。
GM: 『支部長』の辺りは黙殺。
輔: 「………」千里眼でもあるのか、この方は。と思いつつ。
刀真: 「……にゃ?」なんか呼ばれたよーな気がした。
輔: 電話回線を複数会話状態に。「七枷君、そちらの受話器を。天城支部長からです」
美鈴: 「作戦は成功しましたか?」
輔: 「……いえ。現状は失敗ということに」
刀真: はいはいほー、と受話器取り。
美鈴: 「ああ。そうですか。”やっぱり”」 ※13
刀真: 「……やっぱりって何っすかやっぱりって」ぷちしょんぼりフェスタ。
輔: 「予想されていましたか……」別段驚いた風も無く。
美鈴: 「ああ。七枷さんが失敗して如何こうとか言う話でもないですよ。むしろ七枷さんがあの時市内に残ってもらった方が拙かった訳ですので」
刀真: 「…む、むむ。あ、そだ。苗字呼ばれて思い出した」ぽむ。
GM: ※キーワード:鹿目 幸也について。情報:UGN・噂話にて。
輔: あいさ。判定します。素で。
輔: 情報:UGN #8r10+1
 Dice 輔: 8r10=(10,3,7,6,3,1,8,1)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(1)=1+10=11+1=12
輔: 12です。
刀真: …む。十分っぽい感じが。
GM: ※鹿目 幸也 UGN本部査察部所属エージェント。
GM: ※今まで失敗をした事が無い。正確に言えば失敗は部下の責任にして成り上がって来た。
GM: ※ここ最近として”サードクロス”と言われる人物と接触して度々接触している。今回の研究所の情報もその人物経由らしい。
GM: ※以上
美鈴: 「まぁ。成功してたらこちらまで聞こえて来るはずなんですよ。広める人ですからね」
輔: 「……どこか怪しげな伝からの、今作戦立案だったようですね、鹿目……さんは」
輔: 「ところで七枷君、思い出した事とは?」
刀真: 「ねー六会さん。ついでってワケじゃないけど、1人調べてもらいたい人がいるんだけど」
輔: 「はい? 何方でしょう?」
刀真: 「二七月。二七月沙那ちゃん。さっき言ったじゃん、女の子って。苗字、今思い出した」
美鈴: 「まぁ。文句言われる前に謝っておきますね。七枷さんすいませんでした。厄介な時期に送り込んでしまいまして」
刀真: 「あー…いやま、それについては今更ですすし。ついでにまあ、ちょっとした役得もあったりで(ごにょごにょ)」
美鈴: 「そうですか。なら今度はもう少し危険レベルあげますね。──冗談ですが」
刀真: 「Σ( ̄□ ̄;)」←こんな顔。
GM: ※二七月 沙那 情報:UGN。
輔: はい。では今回はちょっとブースト。
輔: 《マインドエンハンス/地獄耳》使用。侵食値49%
輔: #16R7+1
 Dice 輔: 16r10=(5,9,3,4,9,7,2,1,2,9,10,7,8,7,3,3)=Critical!!
 Dice 輔: 8r10=(1,9,2,1,2,7,9,7)=Critical!!
 Dice 輔: 4r10=(9,2,2,1)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(3)=3+40=43+1=44
輔: 飛ばしたな。44。
刀真: ……すげえぜ、ぽち。(違(笑))
輔: ぽちはいない!(笑)
刀真: ええっ!?(笑) いやま、冗談はさておき。(笑)
輔: ちゃんと《アニマルテイマー》抜いてる!(大笑)
GM: ※黒巣市FH研究所にて待機任務中のFHエージェント。
GM: ※本来はUGNチルドレン。スパイとして黒巣市のFH研究所に送り込まれた。系列としては鹿目幸也の所属する本部査察部との事。
GM: ※先日の事件及び日本支部のクーデター時に彼女の情報は完全に紛失。以後、彼女との連絡はUGNとしては途絶えている。 ※14
GM: ※潜入工作上にて研究所の実験の被検体として扱われている可能性もある。
GM: ※以上
輔: 「『同僚』ですね、その子は……」カタカタと片手で端末操作。
輔: 「しかも、先ほどの鹿目さんの直属……何故、それを本人は忘れているのか」
美鈴: 「現状ではその様な所ですね。────ああ。彼は言いませんでした?駒とか」
輔: 「……言いました」
刀真: 「……ぅー、ぁー、ぁー」端末に表示された情報覗き込み。なんか悶えながら床ごーろごーろ。
輔: 「……何のたうってるんですか?」
刀真: 「ん…いやその、滅茶苦茶カッコ悪いんだけどもさ」
刀真: 「その子に…沙那ちゃんに“助けて”って言われて。……あーくそ、もうちょっと無茶やるべきだったかなー」
輔: 「……でも、七枷君、貴方もまた、独りであったのでしょう?」
輔: 「だとするならば……あまりな無茶で、貴方に有事があった場合、私は悔やんでも悔やみきれません。……だから、ご自分を責めるのはおやめなさい?」
刀真: 「うん、まあ…そうなんだけども。やっぱさ、助けられたかもしんないのに出来なかった…って後味悪いな、ってさ」ばつが悪そうに。
輔: 「ならば、『これから』出来るようにすれば良い。それだけですよ、七枷君」微かに笑んで。
刀真: 「……むぅ」まあ、六会サンの言うことももっともなわけで。とりあえず、自分を納得させた。
美鈴: 「──必要なのは過程ではなく。明確な成功の結果なんですよ。故に”駒”の持ってくる物だけが必要なんです。──駒には感情移入は必要ないんですよ。彼には」
輔: 「鹿目さんの理論はそうなのでしょうね。しかし……」
輔: 「ならば、私はその感情のままに動きましょう。天城支部長」
輔: 傍らの少年を見て。
刀真: 「……」まあ、まだ煮え切らないようではあるけれども。
美鈴: 「──さて。聞いている限りでは六会さんの支部長職も馴染みそうなので。私も安心して査問会の続きに戻ります」
輔: 「………。お疲れ様です」
輔: 言って、電話を切り。
刀真: 「……ふぁいと、ですよ」自分も頑張ろう、と思う。
輔: 「さて。ではリベンジです。……七枷君」
美鈴: 「まぁ。七枷さん。六会さんの言いつけ守ってくださいませ」ではではー、とでも言いたそうな口調で切る。
刀真: 「おっけ。……どーなるかはわからないけど」
輔: 「頑張りましょう。貴方の懸念である彼女を、私は見捨てません。……そして、雪辱も晴らします。だから」
刀真: 「自分の出来ることを、だね」ぐ、とさむずあっぷ。
輔: 「また……宜しくお願いします。お世話をかけますが」
輔: 言って、深々と頭を下げる。
刀真: 「……そ、それはお互い様ってことで」言いつけを守って、と言われたのは。…まあ、やっぱ問題児と思われてるんだろうな、と痛感したのでした。



 Middle Phase-02 「裏切りの裏切り」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:“気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣(強制)

美衣: #1d10+39
 Dice 美衣: 1d10=(2)=2+39=41
劉斗: #1d10+34
 Dice 劉斗: 1d10=(3)=3+34=37

GM: FH研究所より少し離れた峠。鳥越が再強襲に向けて暫くの休息を各務の車両にて取っていた所。
GM: 通信が入る。各務の戦術オペレーター経由で”社長”からだ。
劉斗: 「―――…」無言で煙草を吹かす。視線が向かう先は、壁を隔てた研究所。
劉斗: 煙草を“消し去り”、通信に出る。
劉斗: 一拍の呼吸を置いて。「…鳥越です」 ※15
GM/各務: 「さて。僥倖かな。──前置きは兎も角。これからの作戦にて修正を一つ加えてくれ」
劉斗: 「はい」
劉斗: 端的に答え、装備品のチェックを開始――再戦が待っている。
各務: 「”FHと共同し”、本作戦を決行してくれ。君への担当は“気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣だ。」
各務: 「おそらく今君の近くにいる筈だ。接触してくれ」
劉斗: 「了解」
劉斗: 人材不足も深刻な様子。猫の手でも“役に立つ”のであるならば。
各務: 「UGN黒巣市支部も今回の件で”PPP”が動いている。後は本部から来ているらしいね。適当に”巧く使って”くれ」
各務: 「──以上。後は頼むよ」
GM: 通信は切れた。
劉斗: 「適当に…という事でいいようだ」切れた通信にひとりごちる。 ※16
美衣: 周りを気にしながら、忍び足で歩いてくる少女が一人
劉斗: 装備品のチェック――完了。帯刀し、外に出ようと車両の扉に手を掛ける。 ※17
美衣: 「まいったなぁ、さっきのやつも何処にいるかわからないし」
劉斗: ガチャ。
美衣: 「ん?」音に振り向く
劉斗: 「――お前が“猫”か?」見慣れない出で立ちの少女に気づいた。
美衣: 「…“烈火の仮面”?」
美衣: 出てきた顔に思わず身構える
劉斗: 「そう呼ばれる事もある…身構えるな、お前に危害を加えるつもりは当面無い」
美衣: 「って、どぅわれが猫だぁ!!ボクは“気まぐれなる誇り高き猫”“リュンクス”だ!!」
美衣: 思わず身構えをといて噛み付く ※18
劉斗: 「いきり立つな。俺に噛みつきに来た訳ではないんだろう?」素っ気なく言い、
美衣: 「信じられないね、UGNのイリーガルでしょアンタ」と思い出したようにまた身構える
劉斗: 「オフの時にはそんな立場になる事もある」
美衣: 「で?UGNのイリーガルがボクになんのようなのサ」身構えたままで尋ねる
劉斗: 「FH研究所の制圧を要請する」見下ろして。 ※19
美衣: 「はぁ?」
美衣: 何を言ってるんだこいつはと言う顔で

GM: ※FH研究所について 情報:FH
劉斗: 《天性のひらめき》使用。侵蝕値41%に。
劉斗: #9r8
 Dice 劉斗: 9r10=(4,10,7,3,4,3,6,1,1)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(6)=6+10=16
劉斗: 16。
美衣: #1r10+1 情報:FH 
 Dice 美衣: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 美衣: 1r10=(5)=5+10=15+1=16 ※20
GM: ※FH研究所。先日の事件までカモフラージュにて発見されなかった。
GM: ※主に戦闘面への可能性を模索している。研究内容にはクローンによるオーヴァードの量産、肉体改造による戦闘力の強化、特殊な人格の製作と矯正などがある。
GM: ※また。黒巣市には特殊な古代種の憑依型ウィルスが存在したとの情報もあり。目下『戦闘用人格』の研究が専念して行なわれている。
GM: ※記録上サードクロスという内部のエージェントによりUGNの襲撃がリークされている。

GM: ※サードクロスについて 情報:UGN 情報:FH
美衣: #1r10+1 情報:FH
 Dice 美衣: 1r10=(2)=2+1=3
劉斗: 情報:UGN コネあり。#11r10
 Dice 劉斗: 11r10=(10,2,10,2,7,4,1,7,3,5,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(7,8)=8+10=18

GM: ※サードクロス
GM: ※正体不明のオーヴァード。ここ数ヶ月にて破壊活動を始めた。
GM: ※部下のディスカードというオーヴァードを使いUGN、FHに関わらず攻撃をしている。
GM: ※元々はここのFH研究所の記録に残っている実験体ではあったが、名前以外の詳しい情報は残っていない。
GM: ※発見された事による混乱にて誰がサードクロスかの特定が難しく追求は先延ばしにされてきた。
GM: ※現在はFHの戦闘型セルにて指名手配中。他組織にも情報を見つけ次第リークする予定。
GM: ※行動指針は不明。

GM: ※”チガタナ” 情報:FH 裏社会
劉斗: #11r10
 Dice 劉斗: 11r10=(4,2,2,3,4,9,8,3,8,10,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(3,4)=4+10=14

GM: ※チガタナ
GM: ※FHエージェント。元は各務各務の一職員だったがより強い力を求めてFHに降った。 ※21
GM: ※黒巣市にあるFH研究所にて肉体強化の実験を受けた。
GM: ※現在、サードクロスという人物の元にて活動しているらしい。
GM: ※行動指針としては”闘えればいいのであって”それ以外の何者でもない。

劉斗: 「第三勢力とも云える“サードクロス”によって、既にFH研究所が制圧されている状態に等しいんだろう?」
劉斗: 先の戦闘時に退却したエージェント達から得た情報を元に推測した言葉。あながち飛躍ではない。
美衣: 「…知ってるの?!奴の事!!」サードクロスの言葉に反応
劉斗: 「こちら側も多大な損害を被った――いい加減、その“爪”を引っ込めてくれんか?」
美衣: 「む…」自分の手を見て
劉斗: 戦闘態勢の子猫少女に、半ば呆れたように告げる。
美衣: 「いいけどぉ、その代わりあいつの事、教えてよねぇ?」と、いきなりリラックスする
劉斗: 「ああ。必要ならばこちらの掴んだ情報も出そう」
劉斗: 先程とはうって変わってリラックスしだした様子に肩をすくめ。
美衣: 「大体あいつは何者なわけ?」その辺に座って尋ねてくる
劉斗: 「FHでもUGNでも無いと聞く。無論、俺の関係者でもない」
劉斗: こちらは立ったまま車両にもたれかかりながら腕を組む。緊張の度合いは先程よりは薄れ。
美衣: 「それはあいつから聞いたぁ、もっとましな情報ないわけ?」下からふくれっつらで睨む
劉斗: 「このFH研究所で作成された実験体だな」
美衣: 「へ?うちで?それで、なんでうちの敵になるの?」きょとんとした表情になり
劉斗: 肩を竦め、先程から一向に変わらない表情で見下ろす。
劉斗: 「…情報を得たところで、お前に理解できるとは思えんな」
美衣: 「み?ひっど〜い!!ボクの事アホなこだと思ってる〜!!」抗議の声を上げる
劉斗: 「大方、虐げられた者の僻み――復讐だろう。他の要素が無いとも言い切れんが」
劉斗: 抗議の声はさらっと無視。
美衣: 「あんたさぁ、人の話し聞かないってよく人に言われない?」 ※22
劉斗: ちら、と。腕時計を見る。
劉斗: 「……答えて欲しかったのか?」
美衣: 「なんか、いいやぁろくな事いわなそうだもんあんた」伸びを一つして
美衣: 「でもさ、それがUGNと手を組まなきゃいけない理由にはなんないよ。少なくてもボクのなかではね」と目を見ていってみる
劉斗: 「UGN?」
劉斗: 意外だとでも言わんばかりに。
劉斗: 「俺は戦いに来ている。所属は大した問題では無いな」
美衣: 「み?たたかいに?」まじまじと見て
劉斗: 「“血刀”咲間近衛は俺の相手だ。邪魔さえしなければ後は好きにすればいい」
美衣: くんくんと鼻を近づけて
美衣: 「ふぅん♪ボクと同じ匂いがする」
美衣: 「いいよ〜、じゃ、ボクは“サードクロス”ね♪」
美衣: 「ただぁし!!裏切ったら化けてでるかんね♪」と片手を差し出す
劉斗: 「構わない。手こずるようなら横取りさせてもらうとしよう」軽口のようなものを叩いて
劉斗: 差し出された手を――握るでなく、軽く弾いて。
美衣: 「キャハハ、なんか“らしい”ね」その行為を非難するでもなく愉快そうに
劉斗: 口の端を微かに上げ、笑みのような表情を作ってみた。 ※23



 Trigger Phase-01 「世界の迷子」
 ScenePlayer:“月の獣”七枷 刀真/登場:自由

刀真: #1d10+37
 Dice 刀真: 1d10=(1)=1+37=38

GM: 君は手持ち無沙汰にてホテル・エリシュオンのロビーにて珈琲タイム。
刀真: 「自販機の隅っこにあった“脅威モカ”って何なんだ…」ボタンを押す勇気は、ありませんでした。普通にあめりかーん。 ※24
GM: 人手が少ない所為か、頭が出張中の所為か。君以外の人間(エージェント。チルドレン除く)は比較的忙しそうに走り回っている。
刀真: 「ってまあ、くだらないこと気にしてる場合じゃなく。…でも微妙に手伝い辛いんだよなあ」ずずー。
輔: 登場 #1d10+49
 Dice 輔: 1d10=(5)=5+49=54
輔: 「……まぁ、イリーガルである七枷君には、機密方向で動いてもらうわけにはいきませんからね……」 背後からもそり、と。
刀真: 「うん、まーそーなんだろうけども。なんか申し訳なく…」ずずー、と最後の一滴啜ったところで。
GM: そんな時だ。君に声が掛けられたのは。
GM: 「あのー。ここ、UGNの支部ですよね?」
輔: おや? と、その声に七枷君の背後を振り返り。
刀真: 「あ、うん。…っても僕はイリーガルだからろくに案内もできないけれ…」ど、と言いながら振り向きーの。
GM: 眼鏡をかけた三つ編みの少女。──二七月 沙那。
GM: 刀真を見つけあーっと指を差す様に。
刀真: 「……ああーっ!」びしぃ、と指差し。
刀真: 「さ、沙那ちゃぁぁぁん!」はぐ。
沙那: 「どうして、あの後置いて逃げてるんですかー!どれほど心細かったかー!」はぐされたところで胸どんどん。
輔: 「………」眼が点。一体何が何やら解らずに、若い二人をぼーぜんと見つめ。
刀真: 「ああいやまあその……すんませんっした! でもその、沙那ちゃんのおかげで今こーして生きてられるわけで…(はっ)」
GM: 刀真の胸にもたれるようにして。
刀真: 「……あ、この子だよ六会さん。この前僕を助けてくれたのは」はぎんぐ。(現在進行形) ※25
GM: 「ま、許してあげなくも無いです。──あ、どうも。支部の方ですか」
GM: はぎんぐされ中。
輔: 「ああ、そうだったのですか。それは……ありがとうございます、二七月、さん? 七枷君を助けてくださったそうで」
輔: 「あ、ええ、はい」
刀真: 「(あーでもなんかやーらかくていーにおい……)(……あれ?)(しんきーんぐ・たーいむ)」
GM: ──はっ。現状を理解したように恥ずかしそうに。
刀真: 「……ああそのこれは悪気はなくて純粋に悦びを表しているのであってっ」おたおた。おたおた。
輔: 「良くご無事で脱出されましたね……今まで、心細かったことと思います、二七月さん」 微かに笑んで。
輔: 「……貴女を、そうやって心配する子もいましたし、ね?」 七枷君に視線を。
刀真: 「……ぁぅ、まあその…生きててよかった、うん」ちょっと涙目になりつつ。名残惜しそうに身ィ離し。
沙那: 「ええっと…七枷さんですね。改めてよろしくお願いします」顔を真っ赤にしておじーぎ。
刀真: 「あ、はい。こちらこそ」深々と。三つ指突いて。
沙那: 「え、えっとですね。ここの責任者の方に鹿目さんという方がいますのでメモリを渡したいのですが…」もじもぢ。
GM: 手にはフラッシュメモリ。量販店でも売っている普通の物でございます。
輔: 「鹿目さんに、ですか?」
GM: パソコンに接続するタイプのメモリですな。端子はゆーえすびー。
沙那: 「ええ。鹿目さんで──」
刀真: 「……って、鹿目…あー、あのオッチャン…」うあー、と。イヤなモンでも見たよーな呻き。
GM: といった所に
GM: 「何ですかなんですか。忙しいのですから真面目に働いてほしい物ですね」
GM: と言いながら鹿目が奥からやってくる。
輔: 「……鹿目さん」
刀真: 「……つーかUGNの偉い人ってみんなあーなんだろうか。だとしたら―絶望した」独り言。
輔: 取り敢えず二七月さんから受け取ったメモリを手に握りつつ、立ち上がる。
沙那: 「ああっ。鹿目さん。私、FHから情報抜き取って来たんですよ!」
沙那: 「この情報があれば。作戦も成功ですよ。これで私も任務完了ですね!」
GM: 死地から帰ってきた事の喜びで。嬉しそうに。人目をはばからず報告する。
GM: 鹿目曰く。
鹿目: 「──こいつを拘束しろ」 ※26
GM: 隣に居た自分の側近に告げる。
刀真: 「……いや、なんで」ぼーぜん。
輔: ……! ちょっと待ってくださいよ、いきなり……!
鹿目: 「何が、情報だ。何が成功だ。この前の作戦はお前の所為で失敗したんだ!FHに情報をリークしたんだ!そうに決まっている!」
鹿目: 「そうでなければ”ワタシの作戦が失敗するはずが無い!”」
刀真: 「つか、やっとこさ帰って来た、しかも女の子にそれって。……うわ、なんかあったまきた」
輔: 「……いい加減になさい! 何なんですか、あなたは!」
輔: 七枷君に目配せを。『彼女を連れて行きなさい』と。
GM: 苛立った声で沙那を突き飛ばす。
GM: かしゃんと眼鏡が落ち。 ※27
刀真: 目配せを受けて、フォローに入ろうとする…けども。
GM: 鹿目は無造作にそれを”踏み潰す”。
沙那: 「そ…ん…な」
GM: ※ここで知覚を。
刀真: …むう。(ガクガク)
刀真: #2r10+1
 Dice 刀真: 2r10=(10,10)=Critical!! ※28
 Dice 刀真: 2r10=(8,8)=8+10=18+1=19
刀真: ……頑張った!
輔: 知覚……。#1r10+1
 Dice 輔: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(8)=8+10=18+1=19
輔: おかしい……頑張ってしまった(何)
刀真: 頑張るのはよいことっすよ…。(何)
GM: 沙那の足元から不自然な黒色の風が渦を巻いて集まっている。
GM: レネゲイドの暴走の一例の一つ。
GM: 刀真には胸に鋭い痛みがする!石との共鳴!
刀真: 「…って、ちょ、沙那ちゃ……ぁ、ぐ……」駆け寄ろうとするも、胸の疼きに耐え切れず。胸元を掻き毟り、その場に蹲る。
輔: 「二七月さん……? 七枷君!?」 ※29
刀真: 「……駄目、これ…何か、よくない…」石から伝わってくるソレは、紛れもない恐怖。
輔: 蹲った七枷君の傍に跪いて。「二人とも、どうなさったのです!?」
刀真: 「――駄目だよ。なんだこれ、何かに引き摺られ……」
沙那?: 「──ワカッタダロウ サナ UGNニモFHニモ ”裏切ラレタ私達の居場所”ナド無イ」
沙那?: 「”初めからな!”」

GM: ドンッと沙那の足元から”風”が渦を巻いて。
GM: 室内に急速に寒々しい風が吹く。
刀真: 「沙那ちゃん……じゃ、ない…?」服の胸元には、血が滲む。 ※30
鹿目: 「な、なんです。これは」
輔: 周囲の人間に退避を伝え、七枷君に手を貸して。「七枷君、ここは危ない、立って!」
GM: 沙那の髪ははらりと解け。調子を見るように右手を軽く握り。──”ニヤリ”と笑う。
刀真: 「……誰だ、アンタ」六会に支えながら立ち上がる。瞳は獣のソレに近く。
“サードクロス”: 「私の名前はサードクロス。初めまして、か」先程とは似て似つかぬ。そんな声。
“サードクロス”: 「二七月 沙那という人格(パーソナルデータ)は砕けた。これからはこの身体は私のものだ」
GM: ハッと笑い。
刀真: 「―ちょ、それじゃ沙那ちゃんは」
“サードクロス”: 「”もういないよ”。──”七枷君”」
GM: ”笑って”
刀真: 「――――!」六会の支えを半ば強引に振り払い。無音の咆哮と共に、独り前へ。―否。
刀真: 得体の知れぬナニカが、その背で蠢いて――。
GM: もう一度身体の調子を確かめるように。抱くように身体を両手で絡めて。
“サードクロス”: 「”チガタナ”!”時は来た!”我等の居場所。我等の戦場!世界の全てを敵に回しての終わりの無い戦争の続きを!」
GM: もう一度唇の端を上げ”笑って”。
刀真: 何か叫んでいると認識しても、止まらない。そのまま、小さな身体にぶつかろうと――する、が。
“サードクロス”: 「──短い間だったがさようなら。七枷君。これより君は私の敵だ」
GM: 右手に現れた拳銃が四度火を噴き。刀真の四肢を打ち抜く。
刀真: 「―――ぁ、っ」猛っていた身体は、あっけないほど簡単に止められて。
GM: その直後赤い光が二度閃き。壁が粉砕される。入ってきたのは大柄な赤い刀を持つ男。 ※31
輔: 「――七枷君!」駆け寄り、その身体を支え。
“サードクロス”: 「行くぞ。チガタナ。真冬の夜の夢の続きを。終わらない闘争の道を」
GM/チガタナ: 「──承知」
刀真: 力の送れぬ四肢で立てるはずもなく。六会に支えられながら、“2人”の姿を仰ぎ見る。
GM: ”沙那”が最後に振り向いたのは気まぐれだろうか。
GM: チガタナに抱えられ。サードクロスは粉砕された壁を抜け街中に消える。
輔: 「……夢は覚めたのですよ。もう、二度と、あの夜は来ない」小さく、呟いて。
輔: 「七枷君……すみません。貴方に危害が……」ただ、申し訳ない気分で。
刀真: 刀真の背で蠢いていた何かの気配は消えうせ―いや。背中から這い出て床に落ち、一瞬で消えたのは―――。
刀真: ――真っ赤な小動物、だろうか。 ※32

GM: その日。黒巣市には多数のオーヴァード、ジャームが出現し、人を無差別に襲い街を血に染めた。 ※33
GM: あたかも終わらない真冬の夜の赤い夢を紡ぐように。



 Trigger Phase-02 「真冬の夜の夢」
 ScenePlayer:None

劉斗: #1d10+41
 Dice 劉斗: 1d10=(6)=6+41=47
美衣: #1d10+41
 Dice 美衣: 1d10=(4)=4+41=45

GM: 黒巣市が騒然とし始めたその頃。
GM: FHの研究所内より己の中のレネゲイドが蠢く感覚──《ワーディング》が張られた事が感知される。
GM: それも複数。
GM: ”UGNとFHがお互いに戦闘し疲弊し去った研究所の中より”
GM: ”ぶわりと黒い風が吹き”
GM: 各務の車両を小さく揺らせる。
GM: 美衣と鳥越が接触して数分後の事であった。

劉斗: 「只ならぬ風だな」
劉斗: 先の言葉を、誰に言うともなく呟き。
美衣: 「ん〜なんだろ?あいつかな?」割とのんきな調子で
GM: 美衣の携帯端末に連絡が一つ。
美衣: 「み?誰からだろ?」
GM: 連絡先は”プランナー”都築 京香。
美衣: 「あぅ」苦手な相手からで少しいやな顔
劉斗: ――静寂を破る電話の音と声が厭でも耳に入ってくる。
美衣: 内容はなんでしょう? と言うか、今繋がっているのでしょうか?
GM: 都築曰く。『前置きは省略。UGNと協力し”事態”を解決せよ。並びに──黒巣市FH研究所の研究対象の”消去”』
美衣: 「え〜!!!UGNと協力ぅ?!?!」
美衣: その言葉に物凄く不満そうに
GM: 『研究所サルベージデータを手土産に寄越す。──道具及び状況を使い”FHに最大の利益を齎せ”』
美衣: 「うぅ、わかりましたぁ〜」がっくりとうな垂れ、それでもFHの為ならばと
GM: 『望むべき事でなくとも。敵の敵にて。一夜限りの味方を。”道化は戯曲にて己を演じよ”──プランナー」
GM: かつんと。茂みより。足音一つ。 ※34
GM/女: 「“気まぐれなる誇り高き猫” に──”烈火の仮面”。──届けに来たわ。手土産を」
美衣: 「道化なんてなれてるけどサ(溜息)ん?」足音に振り返り
GM: 黒髪の地味目の少女。黒羽の制服を着こなしている。
GM/“黒鉄の茨”: 「”黒鉄の茨”。自己紹介はこれで」フラッシュメモリを美衣に投げる。
劉斗: 「面倒な手土産だな」
美衣: 「まぁ、そういわないで、“プランナー”が寄越したものだから役には立つと思うよ」と、メモリを受け取り
“黒鉄の茨”: 「プランナーは早急にプランの修正を望んでいる。先日に引き続く誤差を」鳥越の方を何とも無しに見て。
“黒鉄の茨”: 「それは不完全なサルベージデータ。UGNに流れたデータと合わせれば──」
“黒鉄の茨”: 「サードクロスの”システム”が解析可能になる。UGNと取引なさい。各務とは話がついている」
劉斗: 「データを解析するのは俺の仕事で間違いないだろう」“寄こせ”と、美衣に手を差しのばす。
美衣: 「また、僕の事アホなこだと思ってるなぁ?まぁ面倒だから任せるけどね」
美衣: 「“命令”なら仕方ないでしょ?やりますよ、心配しなくっても」と
“黒鉄の茨”: 「──質問は」美衣の方は見ているものの。質問の対象は鳥越。
美衣: “黒鉄の茨”に敵意を向けつつ
美衣: 「“サードクロス”及び“チガタナ”の動向は?」
“黒鉄の茨”: 「──行動しない事を考えているのではなく。失敗後の事を考えている。気にしないで。性分だから。」淡々と。
美衣: 「はいはい」その答えにつまらなそうに
劉斗: 「必要な事は既に聞いた。“サードクロス”の行き先は、UGNか?」
“黒鉄の茨”: 「UGN黒巣市支部に出現。サードクロスは侵食度76%をオーバー。ディスガードを街中に放った。FH及びUGNは対処に追われている」
劉斗: 「あの街も随分と災難続きだな」 ※35
美衣: 「誰のせいだろね〜」キャハハと笑いつつ
“黒鉄の茨”: 「”チガタナ”は”サードクロス”と同行。索敵領域より考えれば数時間後にあそこに移動予定」
GM: FH研究所を指す。
“黒鉄の茨”: 「UGNは”PPP”を筆頭に行動開始段階」
劉斗: 「成る程」 ふむ、と思考を開始する。
劉斗: 「…どうでもいい事だが、研究所の廃棄は前提か?」
“黒鉄の茨”: 「”掃除屋”に任せる」暗に肯定する。
“黒鉄の茨”: 「”メッセンジャー”としての仕事は終了。──真冬の夜の夢の続きは床で見させてもらう。結末は如何在ろうとも」
美衣: 二人のやり取りをつまらなそうに見ている
GM: 鳥越に”PPP”との連絡先メモを投げる。 ※36
“黒鉄の茨”: 「”それでは”」
劉斗: 「成るようにしか成らん。――佳い夢を」メモを指でキャッチ。
美衣: 「まぁ、あんたの今回の出番はコレで終わりにしてあげるよ、“黒鉄の茨”」と手を振る
GM: 闇に消えるように。──消える。
劉斗: 「黒巣市を襲う災禍は、FHとUGNの専売特許だと思っているんだがな」
劉斗: 消えた少女に向けた視線をメモに落とす。
美衣: 「はぁ、UGNと協力かぁ」もう一度ため息をついた
劉斗: 記憶と照合――ぽちの飼い主への直通番号。ダイヤル。



 Trigger Phase-03 「諦め」
 ScenePlayer:“P.P.P.”六会 輔/登場:可能

輔: 登場 #1d10+49
 Dice 輔: 1d10=(5)=5+49=54
刀真: #1d10+38 出よう。タイミングは見計らい。
 Dice 刀真: 1d10=(3)=3+38=41

GM: サードクロスの覚醒から数時間。
GM: 黒巣市各地でオーヴァードが暴れまわり。UGNとFHが否応無しに対処している。
GM: しかし。
GM: 無尽蔵とも思えるぐらいの物量にて
GM: 徐々に限界へと近づいている。
GM: もしこのままの様子で数時間が経過すると。
GM: ”オーヴァードの存在が大体的に明るみに出てしまう”

GM: どさりと六会の前のディスカード(奇形の獣)が倒れた。
GM: もう自分も何匹倒したか分らないほどに感知できる範囲で溢れ返っている。
輔: はぁ。と息をつく。『相方』と距離を取った連携攻撃。
GM: 「こ、この街はもう駄目だ!撤退だ!撤退しろ!」 ※37
GM: ふと争いの中で。聞こえた言葉。
刀真: 「……なんて言ってますけど。どーすんですこれ」四肢に包帯を巻いて。動きはやや、鈍い。
輔: 「七枷君、無理はなさらず。……どうするもなにも」
輔: 「『どうにかする』しかないんですよ」
GM: 本部から来たエージェント鹿目幸也は髪を振り乱し。青ざめた表情で。身近なエージェントに叫ぶ。
輔: 言って、声のほうに振り向き。
輔: 胡乱げな視線で、エリートの醜態を眺め。
鹿目: 「もう失地回復とか言っている場合でもない。命あってのモノダネだ!──”PPP”!街を放棄──撤退を指示しろ!」
輔: 「否」 ※38
鹿目: 「何?なんと言った?」
輔: 「撤退などしませんよ。……ああ、お帰りならばご勝手にどうぞ」
輔: 郊外の道先を示し。
鹿目: 「馬鹿な、有り得ない!そんな事をして何になるんだ!」
輔: 「何になる? ――そんなこと、決まってるじゃないですか」
輔: 「“我々の生きる場所を護る”。それ以外の理由が必要とでも?」
GM: 何を言ってるんだこいつは。理解できない。それでも言い返す言葉は鹿目には無く。
鹿目: 「くそ、くそ、くそ!ふ、ふん!そんなに物好きならこの街と心中するといい!ワタシは御免だ!」
GM: 言い捨てて六会の指し示した道を去る
刀真: 「……六会さん、あんた」とてもじゃないが、そういう台詞を口にする人だとは思わなかった。よい意味で、意外に感じる。
輔: 七枷君の呟きには、目線で返事を。……軽い、笑みも共に。
刀真: ニヤリ、と。自分にしては珍しく、唇の端を歪めて笑う。
輔: 「私とて意地がある。所詮貴方は外様。さっさとお帰りなさい、――負け犬が」最後の言葉は口中で。
劉斗: #1d10+47
 Dice 劉斗: 1d10=(4)=4+47=51
美衣: #1d10+45
 Dice 美衣: 1d10=(1)=1+45=46
劉斗: 斬――と。“ディスカード”を切り捨てて、“相応しからぬ者”の消えた場に現れる。
美衣: 「うわうわ、派手にやってる〜(うずうず)」
輔: その方に目線をやり。
輔: 「お疲れ様です、鳥越さん。……先ほどは、ご連絡をどうも」
劉斗: 風切りの音をたてて刃に着いた血を払い、ぽちぱぱを見る。
刀真: 「……ぁ、ぇ。……鳥越さん?」半ば恐怖心が混ざった声色。 ※39
劉斗: 「手こずっているのか?」
輔: 「……ええ。かなり。……やはり、私では天城支部長のようには行きません」
輔: 見栄を張ってもしょうがない、と。
美衣: 「そう言うときは大元断たないとねぇ〜」お気楽極楽に
劉斗: 「なら力を貸してやろう。“サードクロス”絡みのデータがそちらに在るはずだが、それを出してもらおうか」
劉斗: 傍らで小さくなっているとーまんを、胡乱げに見つつ。
輔: 「ありがとうございます。そちらも、手持ちのカードがあれば、是非お見せいただきたい」
輔: 言いつつ、鳥越さんの傍らの少女へ視線をやり。
美衣: 視線にきょとんとみかえす
輔: 「“気まぐれなる高貴な猫”。今回は、手を借ります。――宜しく」 先の話どおりだと、素っ気無く。
美衣: 「まぁ、“命令”だから、今回だけだろうけど、宜しく」別にどうでも良さそうに
刀真: 「……あの、鳥越さん」しゅた、と場違いに挙手。
劉斗: 「なんだ?」
刀真: 「……養女?」美衣を指差して小首傾げ。
美衣: 「どぅわれが、こんな奴の娘か!!」
劉斗: 「俺が人身売買でもするように見えるのか? 生憎、趣味でもない」真面目に答え。
劉斗: 二つの声が重なった(何)
刀真: 「ああいやすんません流石に冗談ですってーか半分本気でしたすんませんっ」ひー。(笑)
美衣: 「“サードクロス”の前にやっぱり戦うべきかも」ブツブツと不機嫌をあらわに
輔: 「まぁともかく」漫才をさえぎるように。
輔: 「情報交換と行きましょうか。生憎、大した時間も設備もありませんが……」鳥越さんに視線を戻し。
劉斗: 「“カード”はこちらにもある」フラッシュメモリを取り出して見せる。
輔: 「こちらも、此れに」メモリを示し。
GM: ※詳細情報収集ならキーワードを。
劉斗: さっき去っていったのが何者なのかはちょっと気になりましたが割愛(何)
輔: キーワード、『サードクロス』『ディスカード』『血刀』辺りの詳細ですかね。先日の収集以上のものが無ければ却下ですが。
劉斗: 「サードクロス」「“サードクロス”の情報のリーク先」「ディスカード」かな。
輔: 後は、収集といいますか、メモリの解析になるのでしょうかね。
GM: ※では統括して『サードクロス関連』を。情報:UGN・FHですね
刀真: ……振るだけ振ってみよう、うん。(笑)
輔: どうします、此方がやります?
劉斗: 収集はこちらとしても別個にやっておきたいかな。我が儘ですが(すみません)
輔: ういす。では個別に行きましょう。
美衣: ファンブル率高いですが振ったほうが良いです?(何
刀真: まあ、やるだけやってみようみーたん。(何)
美衣: 御意(笑)
劉斗: 『サードクロス関連』 情報:FH コネ無し、《天性のひらめき》 侵蝕値+4→55%
劉斗: #9r8
 Dice 劉斗: 9r10=(7,1,7,9,7,1,10,9,2)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(10,2,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(5)=5+20=25
劉斗: ひらめき要らなかった(笑)
刀真: あ、ホントだ。(笑)
美衣: #1d10+1 情報:FH
 Dice 美衣: 1d10=(4)=4+1=5
美衣: 5で(笑)
刀真: #2r10 UGNで素振りッ
 Dice 刀真: 2r10=(3,5)=5
刀真: (握手を求めてみる)>みーたん
美衣: (しぇいくはんど)>と〜まくん
輔: では判定。情報:UGN+《地獄耳/アニマルテイマー/マインドエンハンス》+コネDB 侵食率62% #20r7+1
 Dice 輔: 20r10=(10,5,1,7,4,2,6,5,8,1,2,6,5,6,4,8,9,5,2,9)=Critical!!
 Dice 輔: 6r10=(5,4,6,5,1,4)=6+10=16+1=17
輔: 17か。鳥越さんに負けたっ!(笑)
GM: ※サードクロス・詳細。
GM: ※二七月沙那にFH研究所にて”インストール”された”戦闘用人格”。
GM: ※戦闘能力と日常生活におけるバランスを考慮された実験にて適格との評価を受けていた。実際の所は沙那の下位人格とされてきたが、睡眠、気絶などの沙那本人の意識のコントロール外にて行動し、活動範囲を広げてきたらしい。
GM: ※”ディスカード”とは命令核よりの単一命令により行動するオルクスシンドロームの擬似領域の研究成果であり、核情報を持つ人物の命令に従う。なおその誕生方法は試験管による培養でありFH研究所産。現在の主は”サードクロス”。
GM: ※”サードクロス”の行動理念はオーヴァードによる完全支配。及び完全排他。
GM: ※フラッシュメモリの情報(データ)を統括すると二つ。
GM: ※”サードクロス”として積極的に行動を起こした場合、本人格に極度に負荷がかかり人格の優位性が失われる。
GM: ※簡単に言えば”長く出ているほうに身体は馴染む”。今回のように強いショックを受けた場合はなおさら時間が立つとリカバリは難しい。
GM: ※サードクロスの人格データにディスカードの情報は密接にリンクしている為にサードクロスを叩けば事は解決する。より簡単に言えば。
GM: ※その2.リカバリ方法としてはフラッシュメモリ内のデータを用い、適切な場所にて適格な時間と投薬、治療により下位人格の除去は可能。
GM: ※繰り返し述べるが。時間により本体の人格の保全などが保障される。 ※40
GM: ※現在はFH研究所にて所在を確認。チガタナも同行。
GM: ※簡易ながら以上。
劉斗: 「――つまり、殺してしまうのが手っ取り早い方法というわけだ」
輔: 「……鳥越さん」少々非難の声。
刀真: 「……」
劉斗: 「FH研究所も壊滅させてしまっていい。手間は一度で済む」
刀真: 「……そりゃま、そーかもしんないけど。助けられるかもしんないんだよ?」
美衣: 「ボクは“サードクロス”が倒せるんならなんでもいい」頭の後ろで手を組みながら
輔: 「まぁ……とまれ、そうなりますと、このメモリ内容は保存の必要がありますね」それは、七枷君の意見に賛同するという遠回しな意思表示。
刀真: 「……さんきゅ」ぼそりと、呟くように。
劉斗: 「倒した後の事までは関知しない。好きにすればいい」
劉斗: 「それよりも、早く行かなくていいのか?」腕を組んで、視線を研究所の方角へ。
輔: 「ええ、その前に……」
輔: 二つのメモリの内容をコピー。複製ディスクを傍らの後衛エージェントに引き渡して。
GM: 控えていたエージェントは受け取って。
刀真: 「……ぁ、ぅん…いやでも、そうだ」何かを探すように、うーろうーろ。……で、GM(挙手)
GM: はいはい。なんでしょう。刀真君。
刀真: ロビーをざらっと見回して。鹿目が踏み壊した、沙那の眼鏡の残骸を探したく。
GM: 実は握っていたという事でもポケットに持っていたでも可能です。どうぞ。
刀真: あいさ、サンクス。
刀真: 「……っし、あった」何かを拾い上げて、胸ポケットへ。
劉斗: 「随分と“サードクロス”に荷担をすると思えば」何となく察しつつも、次の句は告げず。
美衣: 「だぁ〜、行くの行かないの?」焦れて発言
刀真: 「あ、うん、ゴメン。……ええと、みーちゃんだったっけ?」
美衣: 「そんなに親しくされる覚えはないけど…なに?」
刀真: 「ああ…その、こういうコト言うのヘンかもしんないけど。よろしくお願いします」右手を差し出し。
美衣: 「へんなやつぅ、ボクはファルスハーツのチルドレンだよ?わかってるの」と言いつつ握手はしてみる
刀真: 「む、そりゃそーだけどさ。今は、仲間じゃないか」ちょっとむくれたよーな笑顔を浮かべ。
美衣: 「仲間ねぇ」周りの顔を見てここは自分の居場所じゃ無いと思いながら
美衣: 「ま、いいか」とニヘラと笑う
GM: ※サードクロスは兎も角。二七月沙那のシンドローム構成はノイマン・ソラリスのクロスブリード。支援系。
GM: ※チガタナはハヌマーン・ブラム=ストーカーのクロスブリード。刀を使っての自ら白兵系。
GM: ※ディスカードはエグザイル・ピュア(試験管オーヴァードの変異種)。白兵要員。ただし触手や腕を伸ばしての離れた距離への攻撃も観測されている。
GM: ※この時期に活動したのは真冬の夜の夢事件にてUGN・FHが疲弊した所に情報を鹿目(本部エージェント)にリークし。更に疲弊を狙ったものと考えられる。
GM: ※このままの状況が続けば本部の強襲隊にて”最悪のシナリオ”も決行されかねない。
GM: ※以上。
劉斗: 六会がデータをコピーしたのを見計らい、自分は元データを手に。
輔: 「……さてと、お待たせしました。お時間を取らせましたね」自分もまた、手持ちのメモリをポケットに仕舞い。
刀真: 「ん……よっし!」ぱん、と自分の頬を平手で叩いて。
輔: 「……真冬の“第二夜”を成就させるわけには行かないのですよ。だから……」後半は、言葉にせずに。
劉斗: 「では行くぞ。手遅れにならないうちにな」
美衣: 「やっと行くんだ」
劉斗: 既に背中を向け、一足先に車両へと向かった。
美衣: 「さんざん待たせといて!あんたやっぱり人の話し聞かないタイプでしょ!」と劉斗の後を追いかける
輔: 行きましょうか。と呟いて、鳥越さんの後に続く。
刀真: 「――間に合ってよ、頼むから」胸に手を当てて、目を伏せて。
刀真: 砕けたガラスを踏みながら。一歩を踏み出した。

GM: ふわりと風が吹いて。
GM: ”凪いだ”。



 Climax Phase 「無秩序と云う名の秩序」
 ScenePlayer:“月の獣”七枷 刀真/登場:全員

劉斗: #1d10+55
 Dice 劉斗: 1d10=(10)=10+55=65
美衣: #1d10+46
 Dice 美衣: 1d10=(2)=2+46=48 ※41
輔: #1d10+62
 Dice 輔: 1d10=(5)=5+62=67
刀真: #1d10+41
 Dice 刀真: 1d10=(5)=5+41=46
刀真: うむ。
劉斗: 低い人はとことん低いようだ。
GM: …なんだこの差は(何)
輔: 何だろうこの差。

GM: ──標的をロストした黒巣市FH研究所。
GM: 騒々しく動く街とは違い。──とても静かだった。
GM: 生きている人間はそこにはおらず。自らの足音だけが耳に届いた。
GM: ただ
GM: 屋上から誰に向けてか 殺気だけが伝わってくる。

GM: 屋上に出ると。
GM: 街全域が不思議とよく見えた。
GM: そして待ち構える人影。
GM: ”チガタナ”咲間近衛 異形の獣ディスカード──
GM: そして世界に反逆する者。彼等を導く”サードクロス”。
劉斗: 冷たく鋭利な剣を携え、屋上へ。吹き付けてくる風が黒い外套を揺らす。
美衣: 「またせたね、“サードクロス”」びしと指突きつけ、もう一方の手は腰にあて
GM: ”サードクロス”は月の光の下。静かにやってきた刀真にポイントする。
刀真: 「……ぅ。問答無用ってのはちょっと酷いと思うんだけど」軽くバンザイの姿勢。
“サードクロス”: 「──ならば問おう。何故やってきた」
刀真: 「……ううん、なんでだろ。君からしてみたら“無駄”の一言かもしんないけど」
輔: ……白く浮き出る息を吐きつつ、背後で少年を静観。
“サードクロス”: 「私は沙那のUGNとFHへの絶望より生まれた。その思いが私に力を与えた」
刀真: 「……やれるだけやってみたって、いいじゃないか。その思いは、思い込みかもしれない」
“サードクロス”: 「私の目的は異形が異形として生きることの出来る世界を作り上げる事。この世界を管理するUGNとFHを壊して」
GM: 軽く目を瞑り刀真以外の一人一人を指して
“サードクロス”: 「”ここ”で。己の道を閉ざす者を排除する。これよりの世界には必要ない」刀真のポイントを外して。
輔: 「――管理、ですか……」誰に聞かせるとも無く、俯いて呟く。そんな大層な集団ではない。と。
刀真: 「……そっか。そーゆー考えもアリだと思うけど、だけど」
刀真: 「つい最近気付いたんだ。僕って案外我侭みたいでさ。失くしたくないものが、多すぎるみたいだ」
刀真: ぞぶり。何かが胎内を蠢く。
美衣: 「それでぇ?アンタが管理する側に回って神にでもなるつもり?アホでしょ?アンタ」面白くなさそうに呟いた
美衣: 「ま、邪魔なのはお互い様ってことで♪」
“サードクロス”: 「リュンクスだったか。──”己の道”すら歩めない者が云うのかな」面白くなさそうに。いや。興味もなさそうに。
“サードクロス”: 「我等と来る気は無いか。七枷刀真」
GM: 一度だけ空いた手を伸ばして。
刀真: 「……うう、その顔でそー言われると、正直ちょっと揺れちゃうんだけれど――」少しだけ、笑みを浮かべて。
刀真: 「――駄目だよ。僕は、沙那ちゃんを助けに来たんだから」
刀真: 「……ヒーローなんかじゃない」ぼたり。ぼたり。足元に赤黒い染みが広がってゆく。
美衣: 「“自分の道”に絶望した人間に言われてもねぇ、ヒーロー様は嫌だってサ」キャハハと笑いながら
劉斗: 「お前が従来の世界を求めていないのと同じように、俺はお前の言う理想郷等、求めてはいない」
輔: 「……私は、“管理者”の立場ではなく、ただ、己の信念のままに、“真冬の夜の悪夢”の第二夜を覚ますために、ここにいます」
GM: サードクロスの空いた手に現れたのは引き金を軽く引けば人の命を奪う銃。
“サードクロス”: 「──その夢も今暫しの刹那にて消える」とんと胸を叩き。
刀真: 「人の手を借りなきゃ生きられない、中途半端なバケモノだけど―」脚が、爪が、牙が、不定形のケモノの因子が浮かぶ。
サードクロス&チガタナ&ディスカード: 「「なら」」「ナラ」
刀真: 「―守りたいものがある、人間だ。だから―」
刀真: 「僕は、戦う」
GM: チガタナは鳥越を見て。赤い刀を構え。サードクロスは街を見て嗤い。
刀真: 傍らには、血のように紅い目を輝かせたケモノ――。
劉斗: 「前置きが長くなったようだが――」もう一振りの刀を構え。
サードクロス・チガタナ: 「「はじめよう」」
サードクロス: 「真冬の夜の夢の続きを」
チガタナ: 「あの夜の決闘の続きを」
サードクロス・チガタナ: 「「はじめよう」」
劉斗: 「待たせたな、始めよう」

GM: ふわりと風が吹いた。



■□IV宣言□■

美衣: IV5です。
輔: IV8です。
刀真: 8で。
劉斗: 19→21→23で。
輔: 鳥越さん……!
刀真: ライナー鳥越と呼ぶことにしよう。
GM: 鳥越→サードクロス→輔/刀真→近衛→美衣→ディスカードABC
GM: です。エンゲージは5m離れてPC一塊。向こうもエンゲージ同じです。ハイ。


■□Round 1□■

GM: ●衝動判定
美衣: #3r10+2 衝動判定(ころころ…7、ころころ…13)ギリギリ7で、侵食率61%に
輔: 衝動 #7r10+4(ころころ…22、ころころ…13)成功して80%へ。
劉斗: #7r10+1 アイテム込み(ころころ…7、ころころ…15)かろうじて抑え、80%に。
刀真: #4r10+2(ころころ…10、ころころ…17)成功、そして63%へ。ダイスが裏切り始めたぜ。

GM: ●セットアップ
GM: こちらは《ヴァイタルアップ》を。
劉斗: 無し。
美衣: ありません
輔: 無しです。
刀真: 《血の戦馬》を宣言。
GM: 了解。

GM: ●鳥越
劉斗: 両手に刀剣を携え、血刀のエンゲージへ。
劉斗: マイナー《ホットダッシュ》、戦闘移動後、《氷の回廊》 侵蝕値+4→84% ※42
劉斗: 二振りの剣が輝きと熱量を増し、
劉斗: 白兵5+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/ブレインコントロール》 侵蝕値:+11→95%
劉斗: #13r7+5
 Dice 劉斗: 13r10=(8,3,9,6,3,1,10,7,5,3,2,1,8)=Critical!!
 Dice 劉斗: 5r10=(1,3,8,6,1)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 1r10=(5)=5+30=35+5=40
GM: [受け]を宣言。#19r7+8 《フィジカルエンハンス》
 Dice GM: 19r10=(10,3,1,6,1,1,10,5,3,3,1,9,2,5,6,1,4,3,10)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(4,1,8,2)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+30=35+8=43
GM: ま、受けるだけは。ダメージを。
劉斗: 肩からチャージ、切り結び、一撃、二撃…蹴り上げ。攻撃力+35(装甲値有効)
劉斗: #5d10+35
 Dice 劉斗: 5d10=(1+6+9+5+7)=28+35=63
劉斗: 63点
GM: #23r10+5《赤河の支配者》
 Dice GM: 23r10=(3,10,8,3,4,9,8,8,10,9,2,2,3,5,3,10,5,4,7,9,3,3,8)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,10,5)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+20=26
GM: 装甲合わせて40点受領。──斬られた傷も急速に回復する。
チガタナ: 「──それでこそ、か」愉快そうに笑う。
劉斗: 「今度はじっくりと相手が出来そうだ……が」

GM: ●サードクロス
GM: #15r7+5《狂戦士/アクセル/ファクトリー/ポイズンフォッグ》 目標値:12 ※43
 Dice GM: 15r10=(6,8,9,9,9,2,9,5,9,8,5,2,1,8,7)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(8,2,9,4,1,3,7,3,4)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(8,1,1)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(5)=5+30=35+5=40
GM: 世界はモノクロに変わり。反逆する者に力を与える。パラメータ変更。

GM: ●輔
輔: 《要の陣形/リプレイコマンド/妖精の手/領域調整》侵蝕率:90%へ。
輔: 目標値、10。成功時、刀真君と自分に次回の判定DB2個。セカンド可能。
輔: #10r8+3
 Dice 輔: 10r10=(3,6,9,4,6,10,2,3,5,7)=Critical!!
 Dice 輔: 2r10=(2,4)=4+10=14+3=17
輔: OK。次の判定にDB2個と、セカンドの宣言をどうぞ。 >刀真君
刀真: ありがたく受領。同時に待機解除。

GM: ●刀真
刀真: マイナーで前方エンゲージへ移動。メジャーで攻撃。
刀真: ■月を削る(侵食率+12)
刀真: #9r8+3 <白兵3>《獣の力/血族/乾きの主/かりそめの剣士/忌まわしき砲弾》《妖精の手》
 Dice 刀真: 9r10=(4,5,4,9,6,7,9,2,4)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(9,10)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(5,4)=5+20=25+3=28
刀真: やや前傾した姿勢で疾駆。無造作に右腕を払う。
GM: チガタナは[受け]を宣言。#19r7+8 《フィジカルエンハンス》
 Dice GM: 19r10=(3,3,3,5,2,10,4,5,7,7,10,8,10,3,8,3,6,3,4)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(6,7,3,9,2,2,9)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(8,8,5)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,1)=6+30=36+8=44
GM: 《フィジカルエンハンス》消費。
GM: #20r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》 サードクロス
 Dice GM: 20r10=(8,2,7,9,1,6,1,5,2,2,8,8,2,7,3,4,1,8,9,8)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(7,4,5,3,3,3,2,9,5)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(5,2)=5+20=25+5=30
刀真: …ち、その技能が憎いわ。
GM: ディスカードは自動受領。ダメージを。
刀真: #3d10+12
 Dice 刀真: 3d10=(9+5+1)=15+12=27
刀真: 27点。装甲、防御力の全てを無効化。
刀真: その身はあくまでヒト。しかし、纏う気と振るう力はケモノそのもの。
GM: 22点を対象に。ディスカードは《がらんどうの肉体》
GM: #15r10+3
 Dice GM: 15r10=(4,3,3,7,2,7,6,7,3,5,4,5,2,4,6)=7+3=10
GM:  #15r10+3
 Dice GM: 15r10=(1,9,3,8,3,4,5,7,2,8,4,6,1,6,9)=9+3=12
GM:  #15r10+3
 Dice GM: 15r10=(3,9,4,4,10,5,10,1,9,8,9,6,5,4,5)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(10,8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+20=22+3=25 ※44
刀真: …ぎゃぼー。
GM: 三体目のディスカードは”爪を受け止めた”
刀真: 「―――!」くぐもった声で何かを叫んだ。
GM: 残り二体はぱんっと音を立てて砕けた。

GM: ●近衛
GM: とんとんと刀を構えなおし。
GM: #25r6+5 《血族/ブラッドバーン/獅子奮迅》
 Dice GM: 25r10=(6,1,6,5,7,10,6,5,7,5,3,7,5,1,4,7,3,1,7,5,3,2,7,4,6)=Critical!!
 Dice GM: 11r10=(5,9,6,6,5,8,7,8,6,2,7)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(5,1,9,5,9,8,8,1)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(7,7,9,1)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(9,3,9)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(2,2)=2+50=52+5=57
GM: 57でエンゲージ中の刀真と鳥越に。 ※45
刀真: ぐう。素回避。
刀真: #7r10+1
 Dice 刀真: 7r10=(7,7,2,1,10,3,6)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(7)=7+10=17+1=18
刀真: 一度回ったが、それまで。
劉斗: そのまま拝領する。
GM: #6d10+28
 Dice GM: 6d10=(6+6+3+3+10+2)=30+28=58
GM: 58点装甲あり。
劉斗: 全ては次の太刀のために。相手を見据えたままで《リザレクト》#1d10+95
 Dice 劉斗: 1d10=(4)=4+95=99
劉斗: 99% HPは4に。
GM: 豪快に振るわれたその刀はやすやすと獣達を切り裂く
刀真: #1d10+78 《リザレクト》
 Dice 刀真: 1d10=(3)=3+78=81
刀真: 侵食率81に。
刀真: 切り落とされた獣の首は雲散霧消。何事も無かったかのように、そこに居ない獣が再生する。
チガタナ: 「──これからだな」
GM: カカと笑い。

GM: ●美衣
美衣: 「へぇ、どっちも凄いじゃないの♪(うずうず)」
美衣: マイナー:爪剣 侵食率+3 64%に
美衣: 猫の爪を伸ばし、構える
美衣: メジャー:貪欲なる拳+伸縮腕+オールレンジ 侵食率+10 74%に
美衣: 対象:サードクロス
美衣: #12r7+4 攻撃力+1
 Dice 美衣: 12r10=(7,6,9,5,6,6,7,10,2,3,3,3)=Critical!!
 Dice 美衣: 4r10=(9,4,3,3)=Critical!!
 Dice 美衣: 1r10=(3)=3+20=23+4=27
美衣: って、低いなぁ27で
GM: #20r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》 ※46
 Dice GM: 20r10=(9,1,5,4,5,4,3,7,10,3,3,7,8,3,8,8,5,6,2,2)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(1,7,8,4,5,3,7)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(4,3,6)=6+20=26+5=31
GM: 僅かに当てた弾丸にて”力”を殺す。
“サードクロス”: 「──」
美衣: 「ちぇっ、あたらないかぁ」腕を戻しながら呟く

GM: ●ディスカード
GM: 行動指定。#1d2
 Dice GM: 1d2=(1)=1
GM: 鳥越と刀真のエンゲージに。
GM: #22r7+3《ジャイアントグロウス/伸縮腕/オールレンジ/骨の武具》 ※47
 Dice GM: 22r10=(4,1,5,10,6,2,7,2,7,5,7,1,2,4,3,10,5,1,5,5,2,9)=Critical!!
 Dice GM: 6r10=(6,4,7,5,10,3)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(6,4)=6+20=26+3=29
GM: 29でぶん殴り。
刀真: …ぐ、頑張るなあ。(笑)
刀真: #10r10+1 <回避1>
 Dice 刀真: 10r10=(5,9,5,3,9,6,8,8,9,8)=9+1=10
刀真: …ち。
劉斗: 回避0+《陽炎/ブレインコントロール》 侵蝕値:+6→105%
劉斗: #13r7
 Dice 劉斗: 13r10=(8,2,5,8,5,5,2,6,4,5,6,9,4)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(8,5,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 2r10=(4,5)=5+20=25
劉斗: 足りなかった。
GM: #3d10+17
 Dice GM: 3d10=(6+2+5)=13+17=30
GM: 30点装甲あり。ダメージにてラウンド終了まで全判定に2Dペナルティ。
刀真: ぎゃぼー。(笑)
劉斗: 厳しいな(笑)HPが0なので昏倒。 ※48
刀真: #1d10+81 《リザレクト》2回目
 Dice 刀真: 1d10=(10)=10+81=91
刀真: よし。
GM: 抉り。命を絶つ。無造作に。


■□Round 1〜Second□■

GM: 宣言を。こちらは全員。
美衣: ないです
劉斗: 昏倒中ですが、セカンド宣言(何)
輔: 《リプレイコマンド》効果にて宣言。
刀真: 同じく、宣言。

GM: ●鳥越(昏倒中)
GM: IVセグメントに準拠。
劉斗: 「“サードクロス”が描く理想郷」に対して、ロイス取得。
GM: 了解。
劉斗: 感情は…□好奇心/■侮蔑。そしてタイタス昇華して復活。
劉斗: 流れ出た血を蒸発させ、再び剣を振るう。対象は“血刀”
劉斗: 白兵5+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/ブレインコントロール/デュアル・デュエル》
劉斗: 侵蝕値:+13→118%
劉斗: 無心に―― #15r7+5
 Dice 劉斗: 15r10=(8,5,6,7,7,3,5,2,8,7,3,8,8,4,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 8r10=(10,9,4,1,4,8,7,10)=Critical!!
 Dice 劉斗: 5r10=(5,10,9,6,7)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(2,4,4)=4+30=34+5=39
劉斗: 39
GM: [受け]を宣言。#19r7+8 《フィジカルエンハンス》
 Dice GM: 19r10=(2,8,3,6,7,2,8,4,4,9,1,1,6,8,8,3,5,1,8)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(8,3,1,2,3,1,3)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(1)=1+30=31+8=39
GM: 同値で受けた。ダメージを。
劉斗: 攻撃力+43(装甲値有効) #4d10+43
 Dice 劉斗: 4d10=(7+8+7+9)=31+43=74
劉斗: 74点。
GM: #23r10+5《赤河の支配者》
 Dice GM: 23r10=(6,5,8,1,7,2,9,7,5,10,4,9,8,5,8,1,3,1,5,5,2,5,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(9)=9+20=29
GM: 装甲合わせて50点受領。 ※49
GM: 斬撃を受けつつも嗤い立ち上がる!
チガタナ: 「────ハハハハッ!愉しいぞ!”烈火の仮面”」

GM: ●サードクロス
GM:  #15r7+5《狂戦士/ファクトリー/ポイズンフォッグ》 目標値:12
 Dice GM: 15r10=(1,4,5,8,6,9,8,7,3,1,7,4,10,2,6)=Critical!!
 Dice GM: 6r10=(7,6,5,3,9,2)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(3,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+30=34+5=39
GM: パラメータ変動。

GM: ●輔
輔: 途中成長宣言。《惑いの一撃》1Lv取得許可を。
GM: 了解。
輔: では。
輔: RC4+《破砕の顎/絶対の空間/アニマルテイマー/惑いの一撃》侵食値101%
輔: 射撃扱い範囲攻撃、対象避け判定DP3個。 ※50
輔: 「――時間が、無いんですよ。我々には……」呟き。
輔: 《妖精の手》効果込み。#19R7+4
 Dice 輔: 19r10=(4,5,1,9,1,2,1,1,4,8,4,2,8,7,5,3,1,3,5)=Critical!!
 Dice 輔: 4r10=(6,3,3,7)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(5)=5+20=25+4=29
輔: く……29。
GM: #17r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》
 Dice GM: 17r10=(6,8,5,4,10,8,4,2,3,5,3,8,9,7,9,2,2)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(1,8,5,7,8,2,4)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(6,3,6)=6+20=26+5=31
GM: ディスカードは自動受領。ダメージを。チガタナも同様。
輔: では。装甲有効。#3d10+2
 Dice 輔: 3d10=(4+6+6)=16+2=18
輔: 低い……! 18。
GM: #23r10+5《赤河の支配者》
 Dice GM: 23r10=(10,4,7,9,7,3,2,10,9,2,7,5,4,9,1,1,9,10,7,9,7,10,4)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(5,8,9,6)=9+10=19
GM: 13点を対象に。がらんどうの肉体
GM: #15r10+3
 Dice GM: 15r10=(2,7,6,6,5,5,2,7,1,7,1,9,2,2,10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=8+10=18+3=21
GM: チガタナは土の槍に貫かれ。[昏倒]。不死不滅を使用。昏倒より回復。HP1に。
輔: 1回死んだか……。

GM: ●刀真
刀真: メジャーで攻撃。侵食率、103%へ。《始祖の血統》、発動。
刀真: ■月を削る(侵食率+12)
刀真: #13r7+3 <白兵3>《獣の力/血族/乾きの主/かりそめの剣士/忌まわしき砲弾》《始祖の血統》 ペナルティ含む
 Dice 刀真: 13r10=(7,6,9,8,3,9,2,6,8,9,8,3,4)=Critical!!
 Dice 刀真: 7r10=(2,2,8,6,4,9,10)=Critical!!
 Dice 刀真: 3r10=(3,8,8)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(3,9)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(2)=2+40=42+3=45
刀真: 45点。獣の体に、紅い血脈が行き渡る。
GM: #20r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》 
 Dice GM: 20r10=(3,7,8,7,5,3,9,9,1,2,9,9,8,4,3,9,4,6,8,7)=Critical!!
 Dice GM: 11r10=(6,3,4,1,3,4,1,6,1,6,1)=6+10=16+5=21
GM: チガタナの最後の《フィジカルエンハンス》 #19r7+0
 Dice GM: 19r10=(5,9,6,2,6,6,8,4,10,7,5,6,4,10,8,8,10,2,7)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(9,9,6,7,10,10,8,6,10)=Critical!!
 Dice GM: 7r10=(9,6,2,2,10,3,2)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(4,7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+40=44+0=44
GM: ディスカードはサードクロスをカバーリング。ダメージを。
刀真: …ち。ダメージ算出前にちょいと待ち。
輔: 《力の法則》宣言。侵食値は105%に。ダメージ判定に+4D上乗せを、刀真君。
刀真: 受領。かりそめの爪は、自然と最も理想的な軌跡を描く。
刀真: #9d10+18
 Dice 刀真: 9d10=(1+6+5+2+9+9+10+9+3)=54+18=72
刀真: 72点、装甲・防御力無視。同時にHPが14点まで回復。(ずもももも)
GM: ディスカードを盾にして。”反逆する者”は立ち上がる。[無傷]
GM: チガタナは最後の不死不滅。HP1に。 ※51

GM: ●クリンナップ。
美衣: ないです
刀真: なっしん。ダイスペナルティは消失。
劉斗: 無し。
輔: 無しです。
GM: 補足。先程のアクセル・セカンドにてのチガタナの行動は放棄。
GM: #19r10+5《不死者の恩寵》
 Dice GM: 19r10=(5,4,1,10,8,6,9,1,2,8,8,2,10,10,4,3,9,4,10)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(7,7,1,2)=7+10=17+5=22
GM: 13点まで回復。

■□Round 2□■

GM: ●セットアップ
劉斗: 無し。
輔: 無しです。
GM: サードクロスは戦術宣言。
美衣: ありません
刀真: 無し…と、サードクロスにロイスを。[□執着/■隔意]で。
GM: 了解。

GM: ●鳥越
劉斗: 「“愉しい”か――? 奇遇だな、俺も同感だ」
チガタナ: 「──ああ。各務を離れて以来だ」 ※52
GM: 太刀を肩に構えて構えなおし。”来い”と手を招く。
劉斗: ゆっくりと剣を構え直す。
劉斗: 「そして感謝しろ。戦いのない世界に、お前は生きてゆけない」
劉斗: 地を蹴り、間合いを詰め。下から掬い上げる太刀。侵蝕値+14→132%
劉斗: 白兵5+《コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/ブレインコントロール/炎神の怒り》
劉斗: #20r7+5
 Dice 劉斗: 20r10=(5,5,6,9,7,2,7,2,9,9,9,7,9,5,1,5,3,2,4,6)=Critical!!
 Dice 劉斗: 8r10=(2,10,5,1,6,3,8,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(7,9,9)=Critical!!
 Dice 劉斗: 3r10=(5,1,6)=6+30=36+5=41
劉斗: 41。
GM: ダメージを。
劉斗: 高温が大気を浮かし、剣戟が揺らぐ。攻撃力+51(装甲値有効)
劉斗: #5d10+51
 Dice 劉斗: 5d10=(5+10+2+10+6)=33+51=84
劉斗: 84点。
GM: #23r10+5《赤河の支配者》
 Dice GM: 23r10=(2,9,7,1,4,7,1,6,3,4,6,2,8,3,7,2,3,3,10,5,5,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=7+10=17
GM: 肉を切り裂き。命を絶った感触が剣より伝わる。
チガタナ: 「かはっ、かはっ…まだだ!まだこの殺劇を──」
GM: 言葉は血に零れ。命は絶たれる。
劉斗: 「此処で燃え尽きろ」太刀筋から炎が噴出、躊躇なく剣を払いきる。
GM: 闇夜に炎が走り。血塗られた刀は炎の中に消えた。

GM: ●サードクロス
“サードクロス”: 「──」静かにマガジンを入れ替え。[強装弾]を装着。
GM: #1d4
 Dice GM: 1d4=(3)=3
GM: 美衣をポイント。
GM: #20r7+5 《マルチウェポン/オウガバトル/シューティングシステム》
 Dice GM: 20r10=(4,7,10,9,8,4,3,9,4,3,6,10,1,3,8,4,2,3,5,9)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(4,10,3,10,2,1,9,2)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(7,7,4)=Critical!!
 Dice GM: 2r10=(8,3)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+80=86+5=91
GM: 91で。 ※53
美衣: 「み?」呆然とそれを喰らい。避けません、ってかよけれません
GM: #10d10+7[ダメージ]
 Dice GM: 10d10=(6+10+9+3+5+1+4+10+9+3)=60+7=67
GM: 67点装甲あり。
美衣: 62点受領のリザレクト #1d10+74
 Dice 美衣: 1d10=(10)=10+74=84
GM: 静かに的確に。3度の拳銃から凶弾が放たれる。
美衣: 「あいっった〜、スッカリ油断してた」と凄い着弾の後に立つ

GM: ●輔/刀真
刀真: ぅ、ん…待機します。イニシアチブ0まで。

GM: ●輔
輔: では先行。
輔: 「―――」傍らを貫通していった銃弾に一瞬唖然として。
GM: かつん。ブーツの音を響かせ。静かに次の目標にポイントする。
輔: ほぅ。と息をつく。なるほど、言葉だけではないのか。と。
輔: 「……夢の時間は、何時までですか?」呟き、眼を細める。
輔: 《領域の支配者》→ RC4+《破砕の顎/絶対の空間/アニマルテイマー/惑いの一撃/完全なる世界》
輔: 侵蝕率:124% 対象避け判定DP3個/防御行動Cr値+1 
輔: #23r7+4
 Dice 輔: 23r10=(7,3,2,3,3,2,1,5,8,2,8,7,8,10,5,4,7,2,3,6,6,5,8)=Critical!!
 Dice 輔: 8r10=(4,9,8,10,2,7,10,3)=Critical!!
 Dice 輔: 5r10=(7,8,4,3,10)=Critical!!
 Dice 輔: 3r10=(2,6,8)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(1)=1+40=41+4=45
輔: 45にて。 ※54
GM: #20r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》
 Dice GM: 20r10=(10,2,9,1,10,1,9,8,4,6,4,6,5,3,3,6,4,3,6,1)=Critical!!
 Dice GM: 5r10=(1,6,1,4,6)=6+10=16+5=21
GM: 命中。ダメージを。
輔: ぬ。Cr+1だったのですが、当たったので、まぁ。
GM: DPを見てなかったは聞こえなかった方向で(何)
輔: あい(笑) ダメージ #5d10+2
 Dice 輔: 5d10=(5+8+4+2+4)=23+2=25
輔: 25点装甲有効。
GM: 土の槍に貫かれるも。反逆の女神は歩を進める。──ポイント。

GM: ●美衣
美衣: 「取り敢えず、やらてた分位はお返ししないとねぇ♪」楽しそうにとても楽しそうに
美衣: マイナー:螺旋撃 侵食率+3% 87%に
美衣: メジャー:貪欲なる拳+伸縮腕+オールレンジ+命の剣 侵食率+21% 108%に
美衣: #19r7+4 攻撃力+15(16) 防御にCL+1 
 Dice 美衣: 19r10=(3,4,8,6,8,5,6,2,3,1,2,8,4,3,1,7,10,6,9)=Critical!!
 Dice 美衣: 6r10=(6,4,6,6,6,6)=6+10=16+4=20
美衣: え?20(汗) ※55
美衣: “サードクロス”のロイスをタイタスに達成値+1d10で
美衣: 「あんたはもう、倒れときなさい!」
美衣: #1d10+20 達成値底上げ
 Dice 美衣: 1d10=(2)=2+20=22
美衣: 22です(遠い目)
GM: #20r8+5 《守りの弾丸/オウガバトル/シューティングシステム》
 Dice GM: 20r10=(8,9,6,5,5,10,10,1,9,8,2,5,3,3,10,5,10,8,4,2)=Critical!!
 Dice GM: 9r10=(1,6,5,9,5,1,6,4,6)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(6)=6+30=36+5=41
GM: ……描写は…省いて。刀真に。

GM: ●刀真
刀真: あいさ。マイナーなし、メジャーアクションで攻撃。
刀真: ■月を砕く(侵食率+16)
刀真: #16r7+3 <白兵3>《フルパワーアタック/獣の王/血族/渇きの主/かりそめの剣士》《始祖の血統》
 Dice 刀真: 16r10=(5,5,7,6,2,5,9,7,8,2,2,9,7,2,6,5)=Critical!!
 Dice 刀真: 6r10=(5,10,10,9,7,4)=Critical!!
 Dice 刀真: 4r10=(1,3,9,1)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(8)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(1)=1+40=41+3=44
刀真: リアクションは発生しません。
GM: 防御不能。という訳でダメージを。
刀真: #5d10+27
 Dice 刀真: 5d10=(1+4+3+2+1)=11+27=38
刀真: …低いな。38点、装甲・防御力無視。
刀真: ぞぶりと。ソレは小さな体を取り込むように腕を広げ―。
GM: それを”拒否”するようにその者は小さく銃弾を放った。
刀真: 「―――」ぶるり。ケモノは哀しげに、身を震わせる。


■□Round 2〜Second□■

GM: 宣言どうぞ。申告者は。
美衣: ありません
GM: 当方はあり。
劉斗: 無し。
輔: なし、で。
刀真: ん…《夜魔の領域》取得。あと確認で。「2ndアクションが可能でも、2ndアクションフェイズでは未行動にはならない」でOKですかね?>GM
GM: うん。それでOKで。
刀真: あいさ。では、《夜魔の領域》で2ndアクション宣言。
輔: すみません、《二つ目の牙》取得宣言でセカンド宣言。
GM: えーと…ではサードクロスにて。

GM: ●サードクロス
GM: 継続して。対象:刀真に。
刀真: かもん。
GM: #20r7+5 《マルチウェポン/オウガバトル/シューティングシステム/零距離射撃》
 Dice GM: 20r10=(10,1,1,7,1,10,1,3,2,6,8,8,6,7,5,5,9,8,2,6)=Critical!!
 Dice GM: 8r10=(4,8,3,1,6,6,5,5)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(2)=2+20=22+5=27
GM: 27で。
刀真: 《復讐の刃》の取得を申請。OKです?
GM: OKで。
刀真: では、このリアクションの判定に賢者の石を使用。
GM: 了解。
刀真: #16r8+3 <白兵3>《銘無き刃/復讐の刃》《始祖の血統》
 Dice 刀真: 16r10=(2,8,5,2,6,3,9,6,2,10,3,6,10,10,5,8)=Critical!!
 Dice 刀真: 6r10=(4,9,1,7,3,1)=Critical!!
 Dice 刀真: 1r10=(2)=2+20=22+3=25
刀真: …ち、微妙な。#2d10+123
 Dice 刀真: 2d10=(7+4)=11+123=134
GM: 自らを喰らおうとする”何か”に向かいありったけの弾丸を叩き込む。
刀真: 侵食率は134へ。
GM: #3d10+17
 Dice GM: 3d10=(6+9+7)=22+17=39
刀真: #3d10+3
 Dice 刀真: 3d10=(3+8+1)=12+3=15
GM: 39点。
刀真: 15点。…ぐおお。
GM: アクタウィアーエ宣言。#3d10
 Dice GM: 3d10=(1+5+7)=13
刀真: 弾丸に削られ、抉られ、ケモノは姿を薄れてゆく。―その中から。
刀真: 湾曲した血刃が、現れる。―それはまるで三日月のよう。
GM: HP13点まで回復。荒い息を吐いて。憎悪を目に。反逆者は立ち上がる。
刀真: こちらは昏倒。サードクロスへのロイスをタイタス、蘇生。
“サードクロス”: 「まだ──立つか」
GM: ──ポイント。
刀真: 「―そりゃお互い様。そろそろ止めにしたい、けれど」

GM: ●刀真/輔
輔: 行動破棄にて。 ※56
刀真: 俺から行動します。メジャーで攻撃。
GM: サードクロスの瞳は黒から金に変わり。
“サードクロス”: 「もう諦めろ。”月の獣”」
刀真: 「――生憎。やっぱ僕は我侭なんだ。手に届くところに、相手は居るってのに―」もう微かにしか存在しない“獣”を、右腕に集約。
刀真: ■月を穿つ(侵食率+9)
刀真: #21r7+3 <白兵3>《獣の力/血族/乾きの主/かりそめの剣士》
 Dice 刀真: 21r10=(8,4,7,7,1,7,1,6,5,8,9,9,5,6,8,6,7,9,5,1,3)=Critical!!
 Dice 刀真: 10r10=(7,9,3,10,3,4,9,8,2,4)=Critical!!
 Dice 刀真: 5r10=(5,5,2,9,9)=Critical!!
 Dice 刀真: 2r10=(2,5)=5+30=35+3=38
刀真: 達成値38、リアクションを。
GM: #14r7+5 《守りの弾丸/オウガバトル》
 Dice GM: 14r10=(2,2,7,3,6,6,6,2,2,9,9,3,9,6)=Critical!!
 Dice GM: 4r10=(5,6,6,8)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(7)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(10)=Critical!!
 Dice GM: 1r10=(4)=4+50=54+5=59
刀真: ……ぐあ。
GM: 後ろ手に構えた弾丸よりその爪は僅かに逸れた。
刀真: そして《夜魔の領域》入れ忘れ。侵食率は146%で。 ※57
“サードクロス”: 「お前は”一人”だから──ここまで届かない」
GM: バックハンドで撃った拳銃より硝煙があがる。
刀真: 「――」霧消する腕を、ぼんやりとした視線で見る。
輔: ……すんません、破棄宣言却下。
GM: 了解。

GM: ●輔
輔: 「――君の意思は」
輔: 「私が、継ぎます。七枷君。君は一人ではない。そして、二七月さん。貴女も独りではない」
輔: RC4+《破砕の顎/絶対の空間/アニマルテイマー/惑いの一撃/完全なる世界/二つ目の牙》侵蝕率145%
輔: サードクロスにロイス→タイタス昇華。Cr−1。対象避け判定DP3個のCr値+1にて。
輔: #20r6+4
 Dice 輔: 20r10=(9,6,3,3,7,1,8,8,8,2,2,1,3,8,5,7,7,9,10,6)=Critical!!
 Dice 輔: 12r10=(3,9,10,2,5,1,2,8,9,3,4,8)=Critical!!
 Dice 輔: 5r10=(9,2,9,5,4)=Critical!!
 Dice 輔: 2r10=(5,10)=Critical!!
 Dice 輔: 1r10=(3)=3+40=43+4=47
輔: 47にて! ※58
GM: #11r8+5 《守りの弾丸/オウガバトル》 
 Dice GM: 11r10=(1,8,9,2,6,6,3,10,1,2,3)=Critical!!
 Dice GM: 3r10=(5,5,4)=5+10=15+5=20
GM: だ、ダメージを。
輔: 「……これで、“還って”来なさい」#5d10+2
 Dice 輔: 5d10=(5+4+10+3+3)=25+2=27
輔: 27点装甲あり……ダメか?
“サードクロス”: 「────”これ”で終わり?──そ、んな?」
GM: 領域内の至る所より刃。貫かれ。反逆者は血を吐いて崩れ落ちる。
GM: →[戦闘終了]



 自律判定

美衣: 初期ロイス3個のPC間ロイス1個。合計4個の侵食値108%。このまま振ります #4d10-108
 Dice 美衣: 4d10=(1+6+1+5)=13-108=-95
美衣: 低いなぁ…まぁ帰還で
劉斗: お帰り。
GM: ……おめでとう御座います(微妙な帰り)
劉斗: 最終侵蝕率は132% ロイスは4つ、タイタス1つ、Dロイス1つ。新規にロイスを取得します。
劉斗: “気まぐれなる誇り高き猫” 神威 美衣に、□幸福感/■食傷
劉斗: 「よく噛みついてくる煩い猫だ(注して厭そうでもなく)」……みたいな具合で。 ※59
劉斗: そして二倍振り。#10d10-132
 Dice 劉斗: 10d10=(8+7+10+7+5+6+2+6+6+3)=60-132=-72
劉斗: 72%で帰還。
美衣: お帰りなさいませ〜
刀真: ロイスは7つ満杯、うち1つが賢者の石、サードクロスのロイスはタイタス。5つ、2倍振りで。
刀真: #10d10-144
 Dice 刀真: 10d10=(6+5+10+7+4+10+7+10+4+7)=70-144=-74
刀真: 74%で生還。
輔: 現侵食値145%。ロイスは……5個。刀真君に■感服/隔意で取得。6個。
輔: 帰るためには……鹿目の力も借りたるわっ!(何) ※60
輔: 6個倍振りにて。#12d10-145
 Dice 輔: 12d10=(4+2+5+4+3+7+1+4+3+2+3+9)=47-145=-98
輔: あ、あぶな……っ!
劉斗: お帰り。
美衣: 皆様お帰りなさいませ(三つ指)
刀真: お帰りなさいませー。(三つ指突き指)
輔: 皆さんお帰りなさいませー!
GM: おめでとう御座います(本当に)
GM: それでは美衣からPC順逆に参りましょうか。



 Ending Phase-01 「混沌の夢に」
 ScenePlayer:“気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣/登場:不可

GM: 黒巣市より遠く離れた一地方都市。
GM: あるオープンカフェテリアにて。雑多な音声に紛れて。
GM: 先日のミッションの報告を改めて聞き。”プランナー”は満足そうに頷いた。
GM/プランナー: 「”プラン”の修正ご苦労様でした」
美衣: 「アハハ〜」何もしてないなぁと思いつつ、笑ってみる
GM: 「──報告書は”黒鉄の茨”より預かっています。誤差は比較的少なくてすみそうです」
美衣: 「(ボクだとどうだって言うんだそれ?)」内心だけで呟き
美衣: 「ところでサ、“サードクロス”はUGNに引き渡して良かったの?」と素朴な疑問を投げかけてみるる
プランナー: 「”聞いているだけの状況で他の組織を敵に回してまで奪還するほどでもありません” むしろ──」
美衣: 「むしろ?」首かしげて言葉を待つ
プランナー: 「優秀なエージェントを一人保持できたと考えた方がいいですね。珈琲はいりますか」
GM: 美衣の方を見て僅かに笑う。
美衣: 「ん〜ん、いらない」やっぱこの人苦手だな〜と思いつつ
プランナー: 「そうですか。──次の任務があるまでは通常の任務に戻ってください」
美衣: 「りょうか〜い」さっさと戻ろうと席を立つ
GM: プランナーはノートパソコンを見つめ。
GM: 美衣を見送る。──次なるプランの為に。
美衣: 「ん〜〜、今度の任務はこないだの人らと当たると良いけど〜」
美衣: 日光の下で伸びをしながら去っていく



 Ending Phase-02 「鏡像と別離」
 ScenePlayer:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/登場:不可

GM: 近衛は最後の最後まで戦い抜き。修羅の如く闘って。死んだ。
GM: ”もしかしたら”
GM: それは未来の自分の姿であるかもしれない。
GM: そんな戯けた事を残務処理をしつつ。ふぃに思った。
劉斗: テキストデータとなった報告に目を通し、顔を上げて目を瞑る。――軽い眼精疲労。
劉斗: チカチカと揺らぐ光から網膜に垣間浮かぶあの姿。
GM: ──斬り結んだ時の昂揚。
劉斗: 血の匂いに酔いしれ、闘い、殺戮を繰り返す修羅。
GM: ”何処が”
GM: ”──違う?”
劉斗: 「闘い、生き延びる。でないと――に、殺されるのは俺だ」
劉斗: 闘いの先に待っているのは、血闘。その時のためだけに。
GM: モニタ内のカーソルが文末エンドにて操作せずにちかちかと止まっている。
劉斗: もう振り返ることは止めた。
劉斗: 進むだけだ。
劉斗: 闘いは目的ではなく、手段。割り切れなくなった時には……その時には。
劉斗: 目頭をこすり、再びディスプレイに向き合った。



 Ending Phase-03 「世界より救いの手を」
 ScenePlayer:“月の獣”七枷 刀真/登場:不可

GM: ともあれ。
GM: 試験休みに入って直後より。
GM: ”行方不明”になっていた刀真は妹様に”こってり”しぼられた。 ※61
GM: ”何が起こったか”は想像に任せるしかないが。
GM: ともあれ。
刀真: 「……う、うなー」なお、現実世界への復帰第一声はこれであったという。
GM: 現在はぐったりとしつつも部屋の中で残り日数少ない休みを満喫している現在である。
刀真: 「……ぅぅ、あれから結局会えず終いだし」ごーろごーろ。
GM: 聞けば”休み”中に軍事航空機が落ちてテロ紛いが起きたりしていたらしい。学校前の商店街が一変していたりと。黒巣市ってどうなっているんだとかふと思ったりもした。ふと。
GM: 目線を上げた時に目についたのは机に置かれた白無地の封筒。開封はされていない。
刀真: 「追試の勉強しに図書館に行ったら、なんか奥の方で破壊音するし。……深く考えるのはよそう、うん」
刀真: 「……むー」のそりと起き出して。その封筒を手にとり、光にすかすように。
GM: 丸っぽい字ですな。少なくとも自分の試験用紙ではない。
刀真: 「……はて。円宛て…じゃないよなあ。帰ってきたら置いてあったんだし」れっつ、開封。
GM: 『”七枷さんへ”』 ※62
GM: 『先日は本当にお世話になりました。あの事件後、六会さん達の計らいでUGNに戻る事になりました』
GM: 『色々あったけれど現在本部と訓練施設を往復する毎日です』
GM: 『これも七枷さんの御陰だと思います。それでお礼が言いたくてこうして手紙を出させていただきました──本当にありがとうございました』 ※63
GM: 『もし、助けようと思ってくれなかったのなら今こうして私は私で居ないのかもしれません。ああ。何に書いているんだろう。私』
刀真: 「……ぷ」あの子がこんな字の手紙を書いてるのを想像して、思わず噴出してしまったわけで。
GM: 『ええと…まだ色々あるんですが。まずは一報。UGN本部より。──二七月 沙那』
刀真: 「……うん、そっか。元気なんだ」
刀真: 安心したような、なんだか少し寂しいような。
GM: 『追伸。新しい眼鏡は買っていません。レンズを入れ直しただけにしました。野暮ったいらしいですけれど気に入っています』
刀真: 「…………」
GM: 『追伸その2。あ〜。書く事結構あった気もするから本文に書いた方が良かったかも。ええと。また会いに行きます。何時か。近い内に』
GM: 『必ず』
刀真: 「ふむ、そーゆーことなら」追伸まで目を通し、手紙を机の上に。
刀真: 引き出しオープン。中身をざっと出して、底板をちょちょいといじくれば。男の子の憧れ、引き出しの二重底。
刀真: 「折角、UGNの人に度数教えてもらって奮発して作ったんだし」取り出したるは真新しい眼鏡ケース。
刀真: 「……うん。これをかけてもらうのは、その時ってことに」
刀真: うんうん、と。1人頷くのでありました。
刀真: ……とりあえず。妹への上手い言い訳は、後ほどの課題ということで。

GM: ふわりと街中を穏やかな風が吹いて。
GM: 真冬の夜の夢は終わる



 Ending Phase-04 「福音」
 ScenePlayer:“P.P.P.”六会 輔/登場:不可

GM: 事件が終わっても。いや。事件が終わってからこそが大変だ。
GM: それがレネゲイドに関わりつつも日常にも即した領域を歩く者たるUGNの仕事でもあり更に言えばエージェント、強いては支部長の仕事である。
GM: UGN黒巣市支部対策室。
GM: 六会の机の前には大量の書類が積み上げられていた。
輔: ……何故か、処理した山よりも『未決済』の山の方が、見るたびに増えていくのは気のせいだろうか。
GM: いい加減、珈琲でも入れ替えて気分転換でもしようかと思っていた矢先に。ドアがノックされて。
輔: 「そういえば、ごく最近に同じような悪夢を見たような……」些か現実逃避気味に呟き、音に気づき。
輔: 「はい?」どうぞ? と促す声を。
GM: 「六会支部長に──ただいま、というべきですね」黒巣市UGN支部長代理 天城 美鈴が軽く笑いながら入ってくる。
輔: 「……あ」
GM: はい、お土産とばかりに東京のデパートの高価そうな菓子折りを手渡す。
輔: 「ああ、お疲れ様でした。天城支部長」立ち上がり、一礼。
輔: ありがとうございます。と受け取り。
輔: 「其方の方も、無事に事が済みましたか。……此方は、“そのままお返しする”訳に行かなくなってしまったのが不甲斐ないことですが……」
美鈴: 「いえ。今回の件は本当にお疲れ様でした。今回の件においても向こうで済ませられる残務処理はしておきました」
GM: 支部長デスクの椅子ではなく。ソファに座って。 ※64
輔: 「それは……お手数をおかけしました」冷や汗をかきつつ。
輔: 「……って、天城支部長、貴女のお席は此方で……」デスクを示し。
美鈴: 「んー、と。鹿目さんも今回の件で”責任を感じている”らしく。当面は監査部のほうからも指図は無いとは思います」
GM: 未だ。ソファに座ったまま。
輔: はぁ。と、返事とも溜息ともつかない息をつき。
美鈴: 「この件に関してでも六会さんは十二分に動いてくれたと思います」
GM: ああ、そうそうとばかりに。
美鈴: 「六会さん。何故、あの時、人数居るエージェントの中でも私が六会さんを代理として指名したと思います?」
輔: 「……いえ? 何故でしょうか?」
GM: クスリと笑って。コーヒーメーカーより温かな珈琲を注ぎいれる。
輔: 確かに、玉鋼さんや橘さんもいるというのに。
輔: それを差し置いて、自分に来た理由は皆目見当もつかず。
美鈴: 「それは六会さんは”広く全員に視線を向ける事が出来る”からですよ」ことんと、六会のデスクの前に珈琲を置いて。
美鈴: 「”六会さん自身も含めて”」
輔: 「――……」軽く、絶句。
美鈴: 「芹沢さんも玉鋼さんや橘さんも確かに優秀で有能なエージェントです。しかし。」
GM: 軽く目を伏せて
美鈴: 「もし己の裁量以上の事に面すると”己を犠牲にしてでも事に対処しよう”とします。最悪の結果命を落とすかもしれません」
輔: 「しかし、それは……私とて同じことだと……」
美鈴: 「支部長の不在。という簡易な事例では在りますが。今回のような不測の事態が起こりえる場合。──己も含め”最小限の被害で事を鎮められる人材”が必要だった訳です」
美鈴: 「六会さんはその様な事はありませんよ。”護るべきものは自分一人だけではないのですから”」
GM: 手土産の数は少し多い。
輔: それに気づき。
美鈴: 「だから卑下する必要はありません。頑張ったと自分を褒めなさい。──お疲れ様でした」
GM: にこりと笑って支部長デスク椅子に座る。
輔: 「……いえ、その……。はい。ありがとうございます」
輔: 礼は、労いの言葉になのか、珈琲へのそれなのか、みやげ物への感謝なのか。
美鈴: 「──もう少し支部長職やってみますか?」クスリと笑って。
GM: 暗にもう疲れているでしょうからお上がりなさい、と告げる。
輔: 「――勘弁してください。私は天城支部長の様には行きませんよ」言いつつも。
輔: この部屋の『長』はお返しします。しかし……自分に与えられた仕事はべつなのだ。とでも言いたげに。
GM: 美鈴は笑みを絶やさないまま。六会が四苦八苦していた書類に取り掛かる。
輔: 『支部長権限以下でも足りる』書類の山を手に、一礼して、“本来の席”に戻る。
輔: それが、自分の“日常”なのだ。と。



Credit……「Third Cross」
Start:2006.02.13 22:40〜02.18 22:35

PC1:“月の獣”七枷 刀真/しんごろさん
PC2:“P.P.P.”六会 輔/たつきさん
PC3:“気まぐれなる誇り高き猫”神威 美衣/優雅さん
PC4:“烈火の仮面”鳥越 劉斗/こびと(ログ編集)
GM:久流さん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「Third Cross」  〜END

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