視聴率は常に15%以上をキープ。
安定した人気を誇る、異能アクションドラマシリーズ「ダブルクロス」は、 好評を博した前シーズンに続き、今シーズンも無事クランクアップを迎えた。 共演者達が和気藹々と歓談する打ち上げ会場。 しかし、突如として現れた名物プロデューサーが、とんでもない提案をしてきたのだ。 「このキャストでサスペンスドラマ、しかも生放送で!?」 状況に応じて変化し続ける台本(注:SCだから)。 役者(PL)はアドリブを駆使して、登場人物(PC)を見事に演じきり 無事にエンディングを迎えることができるのか!?
◆PC:1 “ルーク” 北条 亮
【シナリオロイス】館の主人(父) キミは、とある洋館の主人の三番目の子供だ。 相続争いに巻き込まれぬようにと、女の子として育てられていたが 諸般の事情で10年ほど前、親戚筋の家に養子に出されていた。 しかし、実父から届いた手紙に従い、素性を隠して雇われメイドとしてこの館に戻る事となった。 ※1 ◆PC:2 “電瞬一閃” 森崎 一誠 【シナリオロイス】ライバル(道中出会ったチンピラ) UGN主催の慰労ミステリーツアーに参加することになった。 休憩のために立ち寄ったサービスエリアで、マナーの悪い客を注意したところ あわや一瞬即発の状態に。 その場は事なきを得たが、こともあろうか最初の行き先で再び出くわしてしまったのだ。 ◆PC:2 “美しき薔薇の棘鞭” 早乙女 桂 【シナリオロイス】犯人 今回の撮影現場付近で、とある噂話を耳にした。 この辺りでは通り魔的な殺人事件が起こり、その犯人はまだ捕まっていないのだという。 好奇心はあるものの関わり合いにはなりたくない。 そう思っていたところ、撮影クルーの一人が悲鳴を上げた。 斬られた鶏の無惨な姿。悲劇の幕開けは、既に始まっていたのだ。 ※2 ◆PC:3 “P.P.P.” 六会 輔 【条件】ワークス/カヴァー 【シナリオロイス】協力者(主治医) 何の因果か、ミステリーツアーのコンダクター役を命じられた。 しかし、行き先は正しい筈なのに、当の館ではそんな話は全く通じないのだ。 確認の連絡を入れようにも、通信機器は機能を果たさなくなっていた。 「嵐も近いので、今夜は此処に宿泊されては?」 館の主治医の申し出もあって、一行はこの館に滞在することにした。 ◆ヒロイン:大学教授/FHエージェント/GMの任意/殺伐としてムダが嫌い/人間に戻る/無関心 →何故かルーくん(♂) ◆ライバル:FHエージェント/暗殺者/電化製品/任務のため冷酷非情/PC1の入手/無関心 →安定のチンピラ(非家電) ◆協力者 :医者/FHチルドレン/ねむたげな眼差し/約束は必ず守る/立身出世/敵愾心 →医者といえばしのむー (※チャートの内容と実際の配役の設定は、幾らか異なります) プロデューサー:アッシュ ディレクター:みすずちん AD:ぽちぱぱ、すすむん 事務所社長: 「アクシズ」:Hこにゃん 「ユニバーサル・ゴールド・ナビゲーション(UGN)」:霧谷 「ファンタスティックハーツ(FH)」:コードウェル 「各務プロダクション」:各務しゃちょー 「俳優協同組合(RB)」:プランナー 他、フリー(イリーガル):各々 春日恭二:ファンタスティックハーツ所属の大御所俳優 日下部仁:俳優兼脚本家。夏風邪をこじらせ結核を患って入院中 【テンプレートルール】 固定イベント:シーン数1 情報収集:難易度9(裏社会、噂話、警察) アドヴェント:シーン数8 シナリオフラグ:プライズポイント10
キャスト達はミステリーツアーに当たったため、ある館に滞在している。
しかし謎の殺人鬼が外をうろついているため、館は外部との連絡手段を失ってしまった。 当然、携帯電話も通じない。 更に不幸が重なり殺人事件が発生してしまう! 一体犯人は誰なのか!? 疑心暗鬼が屋敷を包む中、健気に支えてくれる「北条亮子」と真相を追う一同と協力者。 怪しげな行動を繰り返すライバルの目的とは一体……!
亮子:「初めまして。お屋敷で働かせていただいております、亮子と申します」
亮子:「なんなりと……お申し付けを」 亮子:「お父様……」 亮子:アクシズ所属の若手俳優。 亮子:今回は雇われメイドとして館へ戻った、訳ありの三男を務める。 亮子:…ていうか、女装キャラにしないでくださいよ社長。 亮子:という呟きを堪えて頑張ります。 亮子:シンドロームはノイマン/モルフェウス。HP25、IV15、基本侵食率35% 亮子:シナリオロイス→館の主人(父) ■懐旧/□不安 亮子:PC間ロイス →森崎 一誠 ■誠意/□隔意 亮子:以上です。どうぞよろしくお願いします〜。 一誠:「コードネーム“電瞬一閃”森崎 一誠、召集によりただいま参上しました!」後ろで手を組んで休めのポーズ 一誠:「――自分のコードネームの由来を、この一太刀にて証明しましょう!」 一誠:「ミステリーツアーですね!殺人事件に、家政婦に、崖ですね!分かります!」 ※3 一誠:“電瞬一閃”森崎 一誠 ブラックドッグピュア RB/UGNチルドレン 一誠:UGN日本支部研究班“アールラボ”より奈々市へと出向してきたUGNチルドレン。 一誠:人間ではなく、完全義体用に開発された素体にRVが宿ったレネゲイドビーイングである。 一誠:性格はドが付くほど真面目。ただし、前の上司が某セントジョージの人の為、常識力に期待してはいけない。(ぁ) 一誠:戦闘スタイルは刀による一刀流。 一誠:身体を一時的に雷化する事が可能で、その状態で放つ一撃には目を見張るものがある。 一誠:基本侵食率33% IV6 HP36 一誠:シナリオロイスはセッション中に。 一誠:PC間ロイスは“美しき薔薇の棘鞭” 早乙女 桂に■好奇心/□隔意 一誠:「もでるさんですかっ!コードネームの通りに綺麗な方ですね!」 一誠:PLは「うっす!失礼します!今日は一日宜しくっす!」と楽屋裏ではパシリ体質の炎舞。宜しくお願いします(深々と 一誠:追伸。俳優協会に所属してます。 桂:「ふ〜ん・・・面白くなってきたわね」 桂:「まっ、なんとかなるんじゃない?」 桂:早乙女桂。人気急上昇中のモデル・・・だがなぜか事件に巻き込まれやすい。 桂:が、持ち前の前向きさと幸運、得意の蹴りでなんとかしてしまう人。 桂:エグザイルピュア HP31 行動値5 基本侵食率30 桂:PC間ロイス:六会 輔 ■信頼/不安 桂:「お相手がいるって羨ましいですね〜」 桂:シナリオロイス:犯人の感情は後でもいいですか。 GM:はい。シナリオ中での取得で構いません。 桂:フリーの俳優ですが、今回こんなモデルさんの役とか自分にできるか心配ですw 桂:アクションシーンはスタントの方ですよね? 輔:「お世話になります」 輔:……ええと。此方の方が通りが良いですかね。六会輔役を務めさせていただいております──はい?」 輔:「即興劇ですか。それはまた突拍子もない事を……え? 私も参加者ですか……解りました……宜しくお願いいたします」 輔:六会 輔。ごく一般的な、捕らえ所の無い印象をかもし出す、気弱な青年。 輔:一応UGNエージェントとして所属しているが、その風体はあくまでも「しがないサラリーマン」。 輔:最近支部内での事務や資料整理、取りまとめ等の裏方作業に終始していたためか 輔:すっかりと戦いの勘が抜けてしまった様子。 輔:にもかかわらず、コードネームが目下の悩みなところは結局変わらずのまま──そんな風味の役どころ。 輔:シンドローム:オルクスピュア 支援特化。HP 24 IV 8 基本侵蝕率 29% 輔:PC間ロイス・北条亮君に ■庇護/憐憫 輔:「──何と言いますか……苦労なさってるのですね(格好を見つつ)」 輔:シナリオロイス・主治医には後ほど。 輔:以上です。宜しくお願いします。 GM:常にアルターラインを歩んでいる、こびとがGMでお送りします。 GM:劇中劇という訳の分からないセッションですが、試行錯誤しながら楽しみましょう。 GM:それでは。 見物人E:ここでクエスチョンです♪ GM:……久しぶりに見たな(えあだいすふるぼっこ) 亮子:なつかしいな(何) 見物人E:(ごごごごごめんよ(><。 (ふるぼっこされつつ
「……本当にいいんですかね、こんな企画おっ立てちゃって」
“貴方のためにプランをご用意しました”と渡された資料に目を通して、開口一番。 目の前に座する局の重鎮と関係者達は、些か不躾な言葉にも答えを返す。 「『ダブルクロス』は今年で6年…3シーズン目も佳境を迎えている。実に素晴らしいことだ。 もちろん我々は君の手腕を高く評価している。 その上で。ひとつ、インパクトのある企画を立ち上げねばならない時期がきたのだよ」 「しかし、ですね。この企画、倫理的にはどうなのでしょうか?」 少々食い下がってみた。 「君なら理解できると思ったのだが。視聴率こそが正義であると。全てを納得させるのは数字なのだよ」 「他局ではバラエティ番組からシーンを切り貼りし、勝手にドラマを作り上げたという前例がありますし」 ※4 「それに、ね。このドラマの立役者の一人、今は亡き“彼”の遺志にも通じることだよ」 ※5 「今の役者からは緊張感が感じられない…とは言わないが、過保護すぎるとは思わないかな。 デジタル化は一瞬にしてミスを帳消しにし、NGさえも後のバラエティに利用し、もてはやす。 かつて役者だった身として、良き成長の機会になれば良いと。私もこの企画に全面的に賛同することにしました」 「出演者達の所属会社には、私から話をつけておきました。皆さん、快諾していただけましたよ」 ……既に手回し済みときた。 企画会議とは名ばかり。私がこの部屋に入る前からの決定事項を伝えられただけに過ぎない。 これ以上の説得も無駄と諦め、渡された資料を手に辞することにする。 大人しく引き下がるのは――実際のところ。私にも、この荒唐無稽な企画に幾らかの興味を抱いてしまったせいだと思う。 それでも。ささやかな抵抗とばかりに足を止めて振り向き、お偉さん方を見て捨て台詞を吐いてみる。 「……楽しそうですね、皆さん」 「「「「「もちろん」」」」」 満場一致のサムズアップ。 “だめだこいつらなんとかしないと”──出そうになったこの言葉は、ぐっと堪え。 私は大きなため息をつき、そして腹をくくる事にした。 ――監督の天城美鈴が病院に運ばれたのは、クランクアップ直前の朝だったという。
GM:よーしじゃあ、侵蝕率という名のギャランティを上げてください(何)
輔:#1d10+29 よいせー Dice 輔:1d10=(1)=1+29=30 輔:やる気がないようです! 30! 桂:#1d10+30 Dice 桂:1d10=(7)=7+30=37 一誠:#1d10+33 Dice 一誠:1d10=(3)=3+33=36 亮子:#1d10+35 Dice 亮子:1d10=(10)=10+35=45 GM:やる気で実に結構なことです(何) 亮子:女装ということでギャラが(ry GM:(ぎゅんぎゅん) 桂:メイド役に張り切ってるw GM: 常に15%以上の視聴率をキープし続けている、異能アクションドラマシリーズ「ダブルクロス」。 GM: 奈々市を舞台としたアナザーシリーズ「ダブルクロス Side-N」も好評を博し、 GM: 3シーズン目となる今シリーズも、無事にクランクアップを迎えた。 GM: 共演者達が和気藹々と歓談する打ち上げ会場。 GM: しかし、暗雲のように突如として現れた名物プロデューサー、アッシュ・レドリックがとんでもないことを言い出した。 ※6 アッシュ:「あーあー、まいくてすつまいくてすつ」コンコン、とマイクを叩き。 アッシュ:「これから君達には生放送に出演していただく」 アッシュ:「スタジオの準備はできているので、すぐに楽屋で支度をしてくれたまえ」 GM:ええっ! 聞いてないよ! と、ざわめく会場内。 桂:「えっ?そんな話聞いていないですけど・・・」 アッシュ:「なに、聞いていない? そんなはずはない」 輔:「生放送……とは、ドキュメンタリーでもやるのですか?」 一誠:「え、この後二次会のカラオケじゃないんっすか!?」 亮子:「今日クランクアップだっていうのに、そんな急に」 アッシュ:「だがしかし、真偽を確かめる時間も是非を問う時間も惜しい」 GM:アッシュPは、自分の腕にはめた時計を指先でトントンと叩いて。 アッシュ:「台本を今すぐ用意させるから、急いで目を通してくれたまえ。オンエアは21時、Qスタで収録だ」 GM:アッシュPがパチンと指を鳴らすと、会場の袖から台本を詰んだワゴンがガララーと運ばれてきた。 亮子:「なんて用意の良い……」(何) 一誠:「Qスタ!?…ええと、着替えるとして5分、移動するのに10として…読む時間が実質30分強だけ!?」 輔:「台本……と言うことはドラマなのですか? また無茶な……打ち合わせなど全くしていませんよ? 大丈夫なのですか、それは?」 桂:「こんな時間からいきなり生放送だなんて、何を考えているのかしら・・・?」 GM:都合の悪い声の全てをサングラスでシャットアウトする器用なアッシュP。 アッシュ:「それに関してはぬかりない」 アッシュ:「皆さんもご存じの通り、監督の天城君は先日から入院している。「N」の樫村監督は現在インド洋を渡航中のため、日本に居ない」 亮子:「樫村さん何してるのww」 輔:まだ帰ってきてなかったのか(何) GM:スワンボートでインド洋横断の旅、かな…(何) アッシュ:「そこで、だ。急遽、救世主たる彼に、このドラマの演出と監督を任せる事にした」 一誠:「(さすが、アッシュP汚い、アッシュPきたない)」 桂:とりあえず他の役者の目を見て無言で「どうする?」と合図する 一誠:「(どうするもなにも、無理ですって言うもんなら……アメリカ大陸横断とかさせられそうっすよ)」目配せ返す>桂 亮子:「……社長に話が通ってるなら、僕はやりますけど…」しぶしぶ台本に目を通しつつ。 GM:その言葉を合図に、緩やかなウェーブがかった髪をカチューシャで止めた優男が、プロデューサーの傍らに姿を現した。 亮子:出たなセント・ジョージ(何 GM:早いよ! その通りだけど!(何) 千城寺:「どーも。ご紹介にあずかりました、千城寺薫です。皆さんと楽しい作品を作っていきたいと思っています。宜しく」 GM:へらっと笑いながら、場内の一同に挨拶をする千城寺監督。 輔:「……」些かくらっときた(何) 一誠:「ぎゃーーっ!?」思わず叫んでしまう(何 亮子:「千城寺監督って……あの!?」どのかは知らん!(何 千城寺:「僕は今回は監督に専念するんで。色々と自由に演出させて貰えるって話だから、ちょっと嬉しいなーなんて」 桂:「あの有名な千城寺監督なら任せても大丈夫なのかしら・・・」 一誠:「アドリブだらけの仕事じゃ飽き足らず、とうとう監督業まで手を出すようになったか…っ!」ドラマでの無茶振りには参っていたらしい( 亮子:「でも、現場では結構無茶なこと仰るって話も…『セント・ジョージ城の戦い』の時も……」役者同士でヒソヒソ GM:ちなみにこの千城寺監督。突然脚本を変更して演出を変えまくったりすることから、業界内では“ジェットコースター監督”とも呼ばれています。 亮子:やっぱり悪名高かったか(何) 輔:そりゃそうでしょう(何) 輔:「あー、私今夜はちょっと都合が悪いので帰らせていただきたく……」白々しく言って踵を返そうとですね(何) 冴:「ちょ、待ってくださいよ六会さん」 GM:ひしっ! 神無月冴(役の人)が袖を掴む(何) ※7 輔:「いや掴まれても困りますって!?」ぢたばた。 桂:「やっぱり不安になってきたわね・・・」 亮子:「なんとかしてくださいよ六会さん! 彼の仕切りじゃ僕たち大変な目に遭っちゃいます!」僕も引き留めようか(何) 一誠:「まずいっすって!ただでさえ本を読み込む時間が少ないのに!千城寺監督だなんて!」 GM:そんな喧騒も何処吹く風とばかりに、嵐を巻き起こした張本人は、 アッシュ:「稽古不足を〜幕は〜待〜たない♪」と、鼻歌を歌いながら会場から姿を消した。 一誠:「あのプロデューサ〜〜…っ!ああ、もうとにかく、六会さんが居ないとどちらにせよ混乱してしまいますって!」 輔:「私は別に演出とかでも何でもないのですよ、頼られても困ります……っ!」 亮子:「ベテランの方の発言力で!」(何) 輔:「無茶言わないでください、あの方が話を聞く方ですか!」(何) 桂:「でもぽちが餌に釣られて出演したそうにしていますよ」 亮子:ぽちwww ぽち:「わふん」 輔:ぽちはここでは私の飼い犬ではない筈だ……っ! 千城寺:「大丈夫だよ。僕は役者の意思を最大限に尊重する監督だから。君達は役柄になりきって演技してくれればいいよ」 千城寺:「楽しみだな〜♪ さあ、それじゃみんな。準備して」手を叩いて、それぞれ楽屋に向かうように指示をする。 GM:スタッフが、押しつけるように台本を皆に手渡しします。 一誠:「…えっと六会さん。もしこのまま出ない事になると『あ、やっぱり、ポチの方が本体なんだ』って言われません?」(何 一誠:「だから、出た方がいいと思いますよ!?というか出てください!貴方が居ると安心するっすから!」 亮子:「ねーポチー、おまえは僕たちを見捨てたりしないだろー?」滝涙流しつつ、よーしよし。遠い目(何 輔:「必死すぎるんですが貴方がた」(何) 桂:「もし断ったら今後の仕事にも影響でそうですし、ここは出演したほうがいいかもしれません」 一誠:「俺、駆け出しなんで仕事ないですし、やるなら諸共にって!」( 輔:まぁ、仕方がないのでしぶしぶ押し付けられた台本を反射的に開くよ…… 桂:そういえばまだ見てなかったね。パラリと広げる 一誠:自分もぱらっと広げる。 GM:台本の中身。 【お約束】 キャストの設定はドラマシリーズと同じ。 オーヴァードという正体を隠して一般人と接している点も同じ。 ドラマの中心人物は3人+ヒロイン1人。 ※NPCは設定(カヴァー)を変えての登場となりますが、基本的に性格は同じです。 【あらすじ】 ミステリーツアーに当選したキャスト達は、とある館に滞在している。 しかし謎の殺人鬼が外をうろついているため、館は外部との連絡手段を失ってしまった。 当然、携帯電話も通じない。 更に不幸が重なり殺人事件が発生してしまう! 一体犯人は誰なのか!? 疑心暗鬼が屋敷を包む中、健気に支えてくれる「北条亮子」(※太字でくっきり)と真相を追う一同と協力者。 怪しげな行動を繰り返すライバルの目的とは一体……! GM:そして、ハンドアウトにあった設定が記されている。以上。 輔:「…………」 桂:「なんかありがちな話ですよね〜でもちょっと面白そうじゃないですか」 亮子:「ちょっと、僕だけシリーズと設定違うじゃないか」(何) 輔:「亮君……」ものっそ同情的な目で見た(何) 亮子:「そんな目で見ないでください」 一誠:「…俺はいつもどおりですね、良かった」自分がメイドじゃなかったことに心底安心する( 亮子:「いつから女装キャラみたいな扱いになったの……どういうこと…」隅の方でさめざめと30秒ほど泣いてくる(何 冴:「立ち位置的に似たような役で六会さんと代われるかなと思ったんですけども、僕もちょっと面倒な役が当たったみたいで…」少し申し訳なさそうに頭を掻く。 輔:「今からでも交代して構いませんよ?」真顔で神無月さんを見ますね(何) 冴:「僕、今回は医者の方で出ることになりました。できるだけフォローしますし、頑張りましょうね」目を逸らしつつ(何) 冴:「…それとも、犯人とか被害者に成りかねない医者役で出てみますか?」(何) 輔:「………………はぁ……」溜息とも返事ともつかない曖昧な声を出し。 輔:「……しかし、キャスティングに名前がある以上は……逃げられないのでしょうねこれは」がっくりと肩を落とす。上がアレでは仕方あるまい。 GM:じゃあ僕も台本読みがありますんでーと声を残して、神無月は会場を後にした。 一誠:「…六会さん……。頑張りましょう!亮とはまだ、いくらかマシだと思えば!」」 桂:「臨時でギャラが増えたと思えばなんとかなりますよw」 輔:「──まぁ、仕方ないですね。移動しましょうか。亮君も」 輔:苦笑を洩らしつつ、向こうで泣いてる少年に声かけますね(何) 亮子:「みんな酷いです…」とぼとぼと一緒に移動しますね(何) GM:年齢の近い“ドラゴンブレス”松波晶役(公式)の子が、早乙女に近づいて、肘でうりうりする。 一誠:「うっす!」 桂:「あら松浪さんもこのドラマに出演されるのですか」 一誠:「どんな役なんすか?」 晶:「桂ちゃん、これはきっとアレでしょ。桂ちゃんが出てるCMのスポンサーが売り出しかけよーっていう事なんじゃない?」 桂:「それならこれは名前を売るチャンスね」 晶:「私はハズレかな。桂ちゃんの撮影スタッフ役」ざんねーん。大きく両手を上げて降参ポーズ。 桂:「実はミステリー物って一度やってみたかったのよね〜」 晶:「ま。ともかく頑張ろうね。上はアレだけど人気ドラマにした手腕だけはホンモノらしいし」 一誠:「同時にピンチでもあるんで、どうにかしないと!……どうにもできないかもしれないけど!」 晶:「一誠君も頑張ってねー」グッドラック。親指を立てて彼女も颯爽と会場を後にした。 一誠:「そっちも!」サムズアップで返して。 桂:「皆さんがんばりましょう!」と無理矢理その気にさせるw 輔:「やる気ですね皆さん……」はは……と乾いた笑いで見送る。若いっていいな(何) GM:亮がトボトボ楽屋に戻ると、メイドの衣装が丁寧に畳んでおいてあった(何) 亮子:置いてあるwww ため息ついてからのそのそ着替えますよええ(何 亮子:「やるからには……きちっとやって見せますよ、ええ……」役者ですから!(キリッ 亮子:orz としたところで(何 GM:がんばれ亮、がんばれ亮子! 役者魂此処にあり。
亮子:#1d10+45
Dice 亮子:1d10=(2)=2+45=47 GM:収録の最初は回想シーンから始まった。子役の草野操が、少女時代の亮として演技をしている。 亮子:おお、みさおん…(何) GM:ある洋館の主人の、三番目の子供として生まれた亮。 GM:しかし相続争いに巻き込まれぬようにと、彼は女の子として育てられていた。 GM:“亮子”は、たくさんの愛を受けて育っていったが、10年ほど前、親戚筋の家に養子に出されることとなった。 GM:薄暗い書斎のセットの中。館の主を前に、涙を流して別れを嘆く幼い亮子は、その手を取られて部屋を出てゆく。 ※9 GM:幼い亮子は家の外から書斎の窓を見上げ、それが最後と、俯きながら足早に屋敷を去った。 GM:そして10年後。亮のもとに、一通の手紙が届いた。 GM:『大事なことを伝えなければならない。だが、素性を隠して戻ってきてほしい』 GM:『使用人として入れるよう、手筈は整えている』 GM:こんな回りくどいことをしなければならない事を悔やみ、詫びる文面と共に、 GM:『最期にもう一度、お前と会って話がしたい』との一節で、〆られていた。 GM:カメラフレームに入らない位置で、千城寺監督が身振り手振りでアクションを要求している。 亮子:えっ、あ、開始ですか(何 GM:うん(何) 亮子:「最期に……?」首をかしげて。 GM:手紙を読むところからカメラが回ってます(何) 亮子:不安そうな顔をして。そっと机に手紙を置くと、荷物の支度を始める。 ※8 亮子:支度が終わった頃、一緒に送られてきた小包に気付いて開けてみる。 亮子:「……こ、これは」 亮子:包みの中身(メイド服)を見て、一瞬固まった後、そういえば使用人として潜入って言ってたよね、しかもお父様と別れた頃って僕女の子扱いだったよねそうだよねー。と遠い目をして(何 亮子:ちょっとしょんぼりしながらも支度を調えて館へ出発します!(何 千城寺:「はい、カット。CM入るよー」 GM:普通生放送ではそんなこと言わないけど(何) 亮子:ぐったりしながら衣装替えに下がりますね…(何 千城寺:「お疲れさん。ナイス演技。操君も頑張ったねー」良い子良い子と頭を撫でて、未成年なので早め帰宅を促した。 輔:そっか、21時制限…… 操:「はーい、おつかれさまでした」ぺこりと頭を下げて、ママに連れられてスタジオを後にしました。 亮子:みさおんおつかれ!(何 GM:CMの間にセット移動でてんやわんやの状態。 ※9 一誠:CMでは、関連商品としてW7ラーメンとか脅威モカのCMが流れている 輔:「オープニングはまともではありますが……ぺら。とやけに薄い台本を見て。「これ、続きがないのですが、連続ものなのですか?」 GM:「次はサービスエリアのシーン!」スタッフが叫んだ。 一誠:「俺っすか…うっし!」ぱしんと、顔を叩いて 一誠:「いっちょ気合入れていきますか!」 桂:「でも亮くんのメイド姿も楽しみですよね〜」 輔:「亮君は着慣れているので自然だとは思いますけどね」何かさらっと言ってみた(何) 桂:「私も一度見てみたいかも〜」 亮子:「誰が着慣れてるんですか、誰が」着替え終わって戻ってくる。とぼとぼ(何 一誠:「でも、かなりの演技だったと思いますよ!?」 輔:「お疲れ様です」苦笑して席を空けつつ。 輔:「映像として流す以上、似合わない方のそれは早々回数をしないと思いますよ。自信を持って……と言うのもおかしな話ですが、まぁ」 一誠:ぱらぱらと流し読みで最終チェックしつつ。 亮子:「あ、ありがとうございます。……最初はただの学園祭ネタだったのに、プロデューサーが悪のりするからこんなことに」席に座りつつ、さめざめ 一誠:「この後もずっと着る事になるだろうから、今のうちに思いっきり落ち込んでおいてください!」 亮子:「フォローになってませんよ!」うわぁぁん! 桂:「大丈夫ですよ。似合いすぎて誰も亮くんだとわかりませんからっ」 一誠:「そして最後のスタッフロール、もしくはクライマックスで正体がわかって、びっくり!分かります」( 輔:「……それは……」ないのではないかな。と続けるのは止めておきました(何) 桂:そして男性ファンが増えたというオチ・・・ 一誠:「この生放送、亮のSAN値は持つのだろうか」 亮子:また隅の方で泣いてきますね…(何 輔:(よしよし) GM:隅っこで、ぷるぷる震えている大柄な青年がいる。 輔:刃連さんですか?(何) 亮子:「あれ。先客ですか」これは失礼…って刃連さんですよね(何 GM:一誠と同じように顔を叩いて気合いを入れる。「おっしゃーっ!」 亮子:びくっ、と大声にすくみ上がる。 一誠:「俺は、刃連の人とか。会った事が無いからどんな人だと思ったけど…同類なんかね?」 刀弥:「あ、す、すみません驚かせちゃって!」 ※10 輔:(噴いた) GM:へこへこと謝りながら、舞台に向かった。 亮子:「い、いえ…」見送った(何) 桂:「六会さんのお知り合いですか?」 千城寺:「CM終わるよー。配置についてー」 輔:「いや、まぁ、知り合いと言えば……そうですね」 一誠:「ういっす!……礼儀正しかったっすね」 輔:「何と言うかギャップがありすぎるような……」ははは。と笑うしかない(何)
『〜〜♪ コラボ第2弾 『葦日島銘菓・戸衛餅』中国地方の某大手和菓子屋の協力を得てついに発売!』
『優雅な赤さをぜひともご家庭に──』
一誠:#1d10+36
Dice 一誠:1d10=(4)=4+36=40 NA:「UGN主催の慰労ミステリーツアーに参加することになった一誠、そして同伴者の六会は、目的地へ向かう途中、とあるサービスエリアで休憩していた──」 ※11 GM:地図を探しに行った六会。そして自分は飲み物の確保でも──と、自販機に向かう。 一誠:「六会殿は何でも良いと言っていましたが!何にいたしましょうか!」どうしようかなと思いつつてってこ自販機の方へと駆けあーし GM:すると。その自販機を蹴り上げ、悪態をついている男が居た。 チンピラ:「どうなってんだよォ!? なんでコーラがホットになってんだオラ!」げしげし。 一誠:「おや…?其処の酔っ払い!自動販売機を蹴るのはやめるべきではないでしょうかっ!」 一誠:「自動販売機は皆の物…壊してしまったら他の方の迷惑になるじゃないですか!」 チンピラ:「……なンだァ?」 GM:ド派手なアロハにサングラス。典型的にアレな男が、サングラスをずらして一誠を睨み付ける。 ※12 一誠:「止めなさい、と言ってるのです!」まっすぐに男の目を見て チンピラ:「俺に指図する気か、ゴルァ?」一誠の胸倉を掴む。 GM:一誠よりも10cmほどタッパのある男は、今にも殴りかからんともう片方の拳を握りしめた。 一誠:「人として当たり前のことを言っているだけです!」物怖じせず、掴まれた腕を掴んで 一誠:男をみたまま、胸倉の腕をはずそうと力を入れて 一誠:思いっきり、ばっとひねりあげる! チンピラ:「だッ!? い、いでででで………」捻り上げられて苦悶の声を漏らす。 チンピラ:「て、めッ…何しやがる!」 GM:それでも身を捩らせて抜け出し、顔を紅潮させながら拳を振り上げた──ところへ。売店の方から大きな声が掛かる。 売店のバイト(瑞穂):「だ、誰か警察呼んでー! ケンカよケンカー!!」 一誠:「くっ!あそこから抜け出すとは…!」 GM:チンピラは地面にツバを落とし、悪態をつきながら逃げるように車に乗り込んだ。 一誠:「あ、待ちなさい!…行ってしまいましたか」 GM:ぶろろろろー。黒い煙を吐きながら、車は過ぎ去った。 ※13 一誠:「…まったく。公共の場のものに八つ当たりとは…なってませんね!」 一誠:ぶつくさといいつつ、蹴っていた自販機からコーラを2つ買う。 GM:がこんがこん。ぬるいコーラが2本出てきた。 一誠:「ともかく、六会さんの所に戻りますか!…ちょっと騒がしくなってきましたし!」 一誠:そそくさと、ぬるくなったコーラを持って足早にこの場を去っていく ※14 NA:「この場は事なきを得たが、あのチンピラとまた出会うハメになろうとは」 NA:「この時の一誠には気づくよしもなかった──」 GM:シーンエンドカッチン。 千城寺:「桂ちゃんのシーンはSAセットの端で撮るよ。スタッフは資材を持って移動〜」
桂:#1d10+37
Dice 桂:1d10=(9)=9+37=46 GM:今回のロケ地は高原──。 GM:そう聞いてスタッフと向かった先は、良く言えば自然に溢れた、悪く言えば鄙びた山間部だった。 桂:「う〜〜〜ん・・・街中と違って自然の空気はいいわね〜」 ※15 晶:「空気で腹は満たされないですよ。最後のコンビニから随分と離れちゃったし…はぁ」 GM:機材を持ったまま、憂鬱そうにスタッフが呟いた。 晶:「虫に刺されたり、日焼けする前に、ちゃっちゃと仕事を済ませて帰りましょー」 GM:重い機材を持ったカメラマンの大野が、ファインダーを桂に向けながら、口を挟んできた。 桂:夏らしく涼しげに長い脚を惜しみなく出した服装という、山中には合わないような服装で 大野:「そういやさっき聞いたウワサなんですけどね。この辺でちょっと前に通り魔殺人事件があったそうですよ」 桂:「えっ!それで犯人はもう捕まったのですか?」 大野:「まだ捕まって無いらしいですよ。だから、あまり長居はしないほうがいいですな」ハハハ。冗談なのか本当なのか掴めない、軽い口調。 桂:「よく撮影の許可が降りましたね」半分冗談のように笑い返す。 大野:「どこにでもある夏の噂話でしょうな」驚いた顔と笑った顔の両方をフィルムに収めた。 大野:「話のタネにしても、関わり合いたくは──」 GM:その声に重なるように、撮影クルーの一人が悲鳴を上げた。 GM:『きゃあああああ!』 桂:悲鳴のしたほうに駆け寄ります GM:「あそこに…」手を振るわせながら、指し示す先。そこには。 桂:「いったい何があったの?・・・!!」 GM:べったりと血糊が付いた、あからさまに作りものな鶏の模型。その端には『モノホンだと思って演技してね』というメモが貼り付けてある。 ※16 GM:遅れて駆けつけてきた大野は、笑いなのか何なのか、ぐっと堪えるように口を押さえた(何) 大野:「…これはひどい」 桂:「誰がこんないたずらを・・・」一応偽者なのか確かめるために近寄る 晶:「ざっくりと斬られてる…かわいそう」口裏を合わせるよう、演技しながら目を背けた。 桂:「イタズラにしては程が過ぎてるわね・・・誰か何か心当たりとかはない? 大野:「うちらが此処に来る前からあったっぽいっすな」カメラが乾いた血糊部分をアップで映す。 晶:「ねえ、もう行こうよ。気分が悪い」 桂:「大野さんがさっき言ってた通り魔事件・・・被害者が鶏だったというオチじゃないですよね」」 大野:「通り魔殺人事件って言ってたし、鶏じゃあ無いと思うな」 GM:ぽつ、ぽつり。 GM:スタッフが、梯子の上から雨粒を降らせ始めた。 ※17 スタッフ:「これは大降りになりそうだ。皆さん一度撮影は中止します」 大野:「どこか雨宿りできそうな処を探そう」 桂:晶に腕を引かれてその場を立ち去ろうとする 晶:「急ぎましょ」もう片方の手には反射パネルを抱えて、足早に駆ける。 桂:もう一度だけ鶏の死骸に目を向けてから、再び走り出した・・・ 桂:しばらくしてスタッフの声が挙がる。「あそこに建物がみえるぞ〜」 スタッフ:「よーし、軒を貸してもらおうぜ」 桂:だが、それは更なる恐怖への幕開けにすぎなかった・・・ GM:NAありがとう。シーンエンド(何) 千城寺:「お疲れ様〜。次は洋館の中からスタートだからね」 晶:「……おつかれっ。はい、タオル」 桂:タオルを受け取り塗れた身体を拭く 大野:「もうちょっとマトモな小道具使うかと思ったら、思いっきりオモチャだな。こりゃ」ぶらーんと作りモノの鶏を摘む。 桂:「とりあえず次の出番まで時間あるから着替えてくるわ」と退出 輔:「大野君、笑いかけてたでしょう」苦笑しつつお出迎え。 大野:「あ、わかっちゃいますかね…」苦笑いして、手に付いた血糊をタオルで拭き取った。 亮子:「最近愛護団体とか、うるさいらしいですしね……それにしてもこれは」一緒に笑いつつ。 輔:「流石にあれでは仕方がないですね」再度此方も笑いかけ。「では、次はこちらですか」やれやれと立ち上がる。 一誠:「お疲れさまっす!」てきぱきと吹き終わったタオルを集めたりしてる。 千城寺:「次、洋館の入り口のシーンね〜」
輔:#1d10+30
Dice 輔:1d10=(5)=5+30=35 NA:「何の因果か、ミステリーツアーのコンダクター役を命じられた六会輔こと、ぽちぱぱ」 NA:「しかし、行き先はこの洋館で正しい筈なのに、そんな話は全く通じないのだ──」 GM:壮麗な洋館の玄関先で、暁という初老の執事が丁寧かつ丁重に応対する。 ※18 輔:「……おかしいですね。プランでは確かにここの筈なのですが……」ううん。と手帳を捲り眉根を寄せた。 執事:「何かのお間違えでしょう。私どもはそのような話をお伺いしておりません」 執事:「一体どのようなツアーなのですか? 電話でご確認なさったほうが宜しいのではないでしょうか」 輔:「……実のところ私も詳しくは解らなく……電話、ですか」 輔:ううん。と唸り、書類を繰って……連絡先はあっただろうかと確認。 GM:携帯のアンテナは立っていないもよう。 輔:……そうか。連絡以前の問題でしたね(何) 輔:「……ここ、電波が届いていないのですね……申し訳ありませんがお電話、お借りすることはできますでしょうか」 執事:「携帯電話の基地局が遠いもので。黒電話ならば邸内にありますが…ええ、どうぞ」 輔:「申し訳ありません」ぺこり、一礼して。 GM:連れの一誠を車に残し、六会は老執事に連れられて屋敷の中を歩く。 輔:「……立派なお屋敷ですね」先導する執事に埒もなく話しかけつつついて行きます。 GM:重厚な造りの屋敷に年代物の調度品。隅々まで手入れの行き届いた屋敷を先導する執事。 執事:「ありがとうございます。この屋敷を維持し続ける事が我々の使命ですから」 輔:「使命、ですか」随分物々しい言い方だな。と思いつつ。それは反芻するだけに留めた。 GM:そして、小さなサロンに案内する。 執事:「此方です。どうぞお使いになってください」 輔:「ありがとうございます」一礼し、それでは失礼を。と呟き、受話器に手をかけ、コール。 GM:懐かしい黒電話が部屋の奥に備え付けられていた。執事は一礼をし、戸口から少し離れた位置に立った。 GM:───反応が無い。 輔:「────?」 輔:一度切り、もう一度同じ番号に掛ける。 GM:受話器を耳に当てた時に聞こえるはずの雑音が、まったく無い。 執事:「どうなさいましたか?」 輔:「……あの、これ……回線が繋がって無いようですが」困ったように振り向き。 GM:「失礼」と断りを入れて、電話を確認する。 輔:「電話が通じないようです。……この雨でどこか断線でもしたのでしょうか」 執事:「………確かに、繋がっていないようですね。確認して参りましょう」 輔:「お手数をおかけします……」 輔:困ったな。と腕を組み。落ちつかなげに手帳を開閉した。ツアーを押し付けられたことと言い、不測の事態が多すぎるな。とぼんやりと。 ??:「暁さん。雷が鳴り出しましたよ。これは本格的に嵐が…………あれ? 客人ですか?」 輔:「……あ、お邪魔しております」ふと、声のした方に反射的に目線をやった。家人だろうか。と思いつつ一礼を GM:ノーネクタイでカッターシャツを着込んだ眼鏡の青年が、六会に気づいて、笑みを返しながら会釈した。 眼鏡青年:「…ああ、そういえば車が止まっていましたね」ぽんと手を打ち。 執事:「大変な雨になりそうですね。私、電話が通じないようなので、見に行って参ります」 ※19 輔:「申し訳ありません。少々手違いで此方にお邪魔しまして……確認したらお暇させていただきます……」 輔:……が。その確認が取れない。どうしたものだろうかと困ったように電話を見た。 執事:「いえ。此方こそ不手際で申し訳ありません。すぐに戻って参りますので、此方でお寛ぎ下さい」 輔:「お手数をおかけしまして」恐縮です。と一礼し。執事を見送った後、後で現れた青年に視線を向けた。 眼鏡青年:「何か事情があるようだけど、何だったら嵐が過ぎるまで此処にいればいいんじゃないかな。…僕の屋敷じゃないけれど、部屋は空いてるみたいだし」 輔:「此方のご主人でいらっしゃいますか?」 GM:いえいえーと、ふるふる首を振る。 眼鏡青年:「この館の主治医を務めている御堂といいます」 輔:「主治医、ですか……」ほう。と些か感心したように見て。 眼鏡:「屋敷内では大したこともしていないんですけどね」困ったように笑いながら、窓に近づく。 ※20 GM:#眼鏡→眼鏡青年(何) 輔:「……そうですね、私はともかく、他の方は休んでいただきたいので……せめて、同行者だけでも休憩をとらせていただけると助かります」 GM:窓の外は暗雲が立ちこめ、大粒の雨と風がガラスを叩く。 ※21 輔:私は車で結構ですのでと続け、窓から見えるそれに視線をやった。 御堂:「……酷い嵐ですね。早く館の中に入ってもらわないと、風邪をひいてしまいかねません」 御堂:「えーと……失礼。貴方のお名前は…?」 輔:「そうですね……話がまとまり次第お暇させていただきますので。不躾なお願いで申し訳ありませんが、それまで軒先をお貸しください……ぁ」 輔:「失礼しました。名乗りもせずに。──六会輔と申します」恐縮したように肩をすくめ、深々と一礼する。 GM:お気になさらず、とやんわり微笑む。 御堂:「──千客万来。一人二人増えたところで、そう変わらないのかもしれませんね」 GM:窓の外を見たまま、彼は呟いた。 輔:「……そう、ですか。では、私も同行者を呼んできます」 輔:どこか言葉に腑に落ちないものを感じつつ、青年に再度一礼し、部屋を後にした。 GM:激しく窓を打つ雨。 スタッフ:「あっ」 GM:ずばしゃー。窓を割って入った水が、盛大にセットを濡らした。 ※22 GM:阿鼻叫喚の中、速やかに切り替わったCMのうちに、スタッフと出演者は大急ぎでセットを整えましたとさ。 千城寺:「芸術が爆発しちゃったみたいだね。あははー」 輔:「……ホントに大丈夫なのですかね……」色々な意味で思わずつぶやいた。 千城寺:「ところで、この台本。この先が無いんだけどどうしたらいい?」 GM:小首を傾げて出演者一同を見つめる監督。 桂:「こっちに振らないでください」 一誠:「…作ってなかったんすか!?」 亮子:「無いって…監督が決められるんじゃないんですか!」 千城寺:「ああ、じゃあ今から決める。作るよ!」 輔:「は?」 亮子:「えっ」 輔:「今何と仰いました?」 千城寺:「僕が鬼才と言われる所以を見せてあげようと言っているんだよ?」 桂:「ほえ?」 GM:ポケットをごそごそと探り、取り出したのは幾つかのサイコロ。 輔:「今から、作る……? 本気ですか!?」 亮子:サイコロwwww 千城寺:「じゃあそこのメイド君、ちょっと1d12振ってみてー。そこの青年も同じのを振って」 亮子:「メイド君って言わないでください!」 GM:青年=一誠君ね。言いざま、ぽいぽいと二人にサイコロを放り渡す。 亮子:#1d12 むくれつつ、振る(何 Dice 亮子:1d12=(8)=8 GM:被害者C。 一誠:「ういっす!って運任せっすか…」 Dice 一誠:1d12=(10)=10 GM:射殺される。 亮子:被害者Cが射殺されるシーンが次ですか(何 千城寺:「……OK。よし、この後の展開が出来た」にんまりと笑って上機嫌にサイコロを回収する。 ※23 一誠:「…うわぁ。とんでもないもの振ってしまったかも」 輔:「本気でこの先これで行くのですか」すっごい不安を感じつつ。 桂:「こんな山中の洋館で銃とかどこにあったんですかっ」 千城寺:「もちろん。それに僕は君達役者のポテンシャルを信じている」 千城寺:「僕がこの仕事を引き受けたのは、可能性を感じたからだよ。さあ、そろそろCMが終わるから準備して」 一誠:「…ういっす!……どうなるんだか、これから」不安を口にする。 GM:ぱんぱんと手を打って、スタッフを自在に操る。その様は確かに天才的な監督と見えなくもない。 亮子:「きちんと番組になるなら、いいんですけどね…」ため息ひとつ。 輔:はぁ。と返事ともため息ともつかない息を再度吐いて。 輔:「──……やっぱり逃げるべきでしたかねぇ」ぼそりと、今更の後悔を呟いた。 GM:シーンエンド。
GM:「あやとーり」きゃっきゃ。 ※24
GM:CMの間、スタジオの端であやとりを楽しむ出演者達。 GM:更にはセットとして置いてあった雀卓を囲み出す出演者達も出始めた。 GM:かたや、どんより雲を背負って舞台の袖に座り込んで頭を抱えているのは、 GM:ダブルクロス2ndシーズンから出演している、お笑い芸人の刃連刀弥。 刀弥:「うはぁ……俺、カミカミだよ。マジやばい…」 GM:そんな刀弥の肩をぽんと叩き、爽やかにアドヴァイスしているのは、 鳥越:「お笑いだって観客の前では一発勝負だろう? テッド君やハティ君に対するように、いつものキレ芸を発揮するつもりで演ればいいんじゃないかな」 ※25 GM:各務プロダクション所属のイケメン俳優、鳥越劉斗であった。 刀弥:「…そ、そうですね。そう考えることにします。ありがとうございます、スタンバってきます!」 鳥越:「その調子。頑張って」にこやかに手を振って見送った。 一誠:「……やっぱ、人の見かけと中身って当てにならないんっすねぇ」しみじみと。 一誠:鳥越さんと刃連さんをみてしみじみとそう思う森崎一誠だった、まる。
亮子:#1d10+47
Dice 亮子:1d10=(10)=10+47=57 亮子:やはりメイド姿だとギャラが上がるようだ(何) GM:視聴者の期待を一身に受けて(メイド服的に) 輔:#1d10+35 Dice 輔:1d10=(7)=7+35=42 一誠:#1d10+40 Dice 一誠:1d10=(5)=5+40=45 桂:#1d10+46 Dice 桂:1d10=(6)=6+46=52 GM:激しい雨は留まる術を知らぬかのように降りしきり、鳴り響く雷鳴が暗雲を照らす。 GM:誰が名付けたか「セント・ジョージ城」と呼ばれる洋館に訪れた来訪者達は、濡れた体を乾かしながら嵐の通過を待っていた。 亮子:名づけるなwwwww GM:監督だろ(何) GM:洋館には新たなる客人が数人、増えていた。 GM:サロンの中央に置かれたカフェテーブルの上には、淹れたての珈琲が香気を放っている。 GM:「当分、止みそうにありませんね」 GM:誰ともなく呟き交わされる会話の中、不測の境遇を嘆きながらもこの洋館に興味を持つ者も居た。 GM:というわけで、サロンに全員が集まっている場面となります。 ※26 GM:ミステリーツアー客や、撮影クルーも、全員雨宿りさせてもらっています。 亮子:珈琲を運んできたワゴンの側に、静かに立っている。壁際辺りで控えめに。 桂:ここは六会さんたちのほうに近寄って「お互い災難でしたね〜」と爽やかに話かけよう 輔:ではそれに頷きつつ。「其方も大変だったそうですね……」 晶:「急な土砂降りでどうしようかと。機材もちょっと濡れちゃったわね」 GM:そんな感じで話をしていると、不機嫌さを隠そうともしない大きな声が、室内に響き渡った。 ??:「――何なんだよ、いつからココは難民キャンプになったんだァ?」 GM:恵まれた体格に、だらしなく着崩した派手なシャツ、金ネックレスに赤く焼けた髪。 GM:先刻、一誠がSAで出会ったチンピラ風の青年だった。 ※27 一誠:「――あ、貴方は!」びしっと指をチンピラに指して 一誠:「温いコーラで酔っ払っていた人!」なんで此処に居るんですか!みたいな感じで。 チンピラ:「あァん? ……なんでオマエが居るんだ?」 チンピラ:「今日は大事な話があるっていうからわざわざ来たっていうのに…関係の無い奴らは帰れ」 輔:「一誠君、お知り合いですか?」 一誠:「ええ、さっきのSAで…」かくかくじかじか、まるまるうまうまと説明! 輔:ふむ。とそれには頷きつつ。青年を見て。 輔:「申し訳ありません。暫らく事が落ち着くまで、此方にお世話にならせていただきます」 GM:チンピラは舌打ちをして、 チンピラ:「なァ、暁さん。コイツら追い出しちまえよ………って、そういや暁さんはドコ行ったんだ?」 GM:新入りのメイド、つまり亮子に、執事は何処に行ったかと尋ねてきた。 亮子:「暁さんでしたら、電話線を見てくると言って出ていかれたきりですが…」 チンピラ:「電話? 何だってまた──」 一誠:「むぅ…確かに部外者ですが!このまま外に出されますと行き倒れになってしまいます!」 GM:と、そこに。別の使用人が息せき切って室内に飛び込んできた。 亮子:「ここにおいでの皆様をおもてなしするように、と申しつかっていますので。お気を鎮めていただけませんか、刀弥様……」 亮子:飛び込んできた使用人に言葉を切り。 使用人(平野):「たっ、大変だ。執事の暁さんが、外で倒れて…!」 ※28 輔:「……は?」それには振り返り、間抜けな反応を。 GM:メイドとチンピラだけに告げるつもりの声は、心なしか大きく。室内が水を打ったように静まった。 一誠:「な、な、」 桂:「え・・・?」 GM:土砂降りの中、裏口から庭に出る。 GM:すると、裏庭の向こうで執事が仰向けに倒れており、その胸には矢が突き刺さっていた。 ※29 桂:ここでガーーーーンという効果音が 亮子:SE入ったww 亮子:「暁さん!」すぐさま駆け寄り、様子を見ようとする。 桂:先ほどの平野さんに「早く、救急車を・・・」と 一誠:「これは…っ!?」SEに合わせて驚いて。 輔:「電話が通じないのですよ……しかし、これは一体」 GM:矢を抜こうとしたところで力尽きたような姿。血は雨に流されて。 輔:桂さんにはそう声をかけつつ、此方もメイドの少女の傍に寄って。 桂:そこになんだなんだとゾロゾロとやってくる撮影スタッフw 輔:「お嬢さん、手は触れない方が宜しいかと」困ったように、それでもそう声を。 亮子:「あ……はい、申し訳ありません」うなだれつつも、立ち上がってそっと遺体の側から離れる。 桂:六会さんに制されそれ以上は近寄らないが、しばらく言葉を失ってしまう 一誠:「六会殿!……駄目、ですか!?」暁さんの近くに駆け寄った六会さんへ。 輔:恐らく。と、かけられた声には頷き、此方も立ち上がる。 亮子:「何か……覆うものを探してきます。ここままじゃあまりにも、お可愛そうで」言い残して、俯いたまま館の中へ戻っていった。 輔:「攻めて雨だけは凌いで……そうですね、お願いします」 一誠:「…くっ!!一体何が…!」 GM:館に引き上げた一同を、更にもう一つの報せが待っていた。 GM:館の主が、居なくなっている――と。
執事→暁:「はっは。一度は執事役を演じてみたかったので、正直楽しかったよ。もっと出番があれば良かったんだけどね」
GM:濡れた髪をタオルで拭きながら、初老の役者が顔をほころばせて笑う。 一誠:「お疲れさまっす!暁さん!」うっすと、吹き終わったタオルを受け取って。 輔:「流石に驚きましたよ……まさかあなたがこんな役柄で出るとは」苦笑を洩らしつつ。 輔:「始めの顔合わせで動揺を隠すのに必死でした。共演はお久しぶりですね」 暁:「確かに、この話が来た時には驚きました」頷いて。 桂:「お疲れ様でした。さすがにベテランさん・・・本当に死んでいるような演技でした」 GM:ありがとう、と。矢を手にしたままにっこりと笑う。 輔:「でも楽しまれたようで」何よりです。と頷きつつ。 暁:「輔、私の分も楽しんで演じて下さい。状況に流されきれないところがあなたの持ち味ですから、それを生かせば大丈夫」 GM:役者名で呼びかけてこの後を託すと、彼は共演者とスタッフに挨拶をして、かくしゃくとした足取りでスタジオを後にした。 輔:「そ、そうでしょうか……ありがとうございます」 亮子:お疲れ様でしたー、と声がかかるわけですね(何) 一誠:スタッフ全員で一斉に、ですね。 千城寺:「じゃあお待ちかね。次からのシーンを決めるよー」(何) 輔:プライズはなしで? 亮子:おお、プライズ。 GM:おお、プライズがあった。 輔:強制イベントだからなしなのかな……ってちょ(何) 桂:ここは事件が起こるだけかと思ってました GM:まあ、ぽちぱぱがいるから無しのほうがいいかな。事件は始まったばかりなんで(何) 輔:(ぇー) 亮子:警戒されてる(何 GM:というわけで、一番侵蝕率の低い六会さんにサイコロが渡されます。 輔:おういえ……では。 Dice 輔:1d12=(9)=9 輔:あ。 GM:殺人事件発生。 ※30 輔:また死んだ(何) 一誠:てーれってー(何 桂:ハイペースですねぇ GM:殺人事件チャートを振ってください。 Dice 輔:3d12=(10+12+10)=32 輔:あ。ヒロイン未遂だ。 GM:ヒロインが、GMの任意で、射殺未遂(何) 亮子:ちょ、おま(何 輔:ごめんねっ!(爽) 千城寺:「六会さんがやってくれたので、このまま進めよう♪」 輔:「本気、なのですか……」うわぁ。と思いつつ同情的な目を亮君にですね(何) 桂:ヒロインって亮子になるのかな GM:亮子ですね。 一誠:あーあ( 千城寺:「じゃあ、館の主の部屋に行く途中に矢で撃たれることにしよう。あとはアドリブでよろしく」 亮子:「だ、誰かたすけてー」 一誠:「…悲劇のヒロインっすね!」 GM:小道具と大道具のセットさんと軽く打ち合わせという名の適当指示をしたところで、CMが終わります。
輔:#1d10+42
Dice 輔:1d10=(8)=8+42=50 亮子:#1d10+57 Dice 亮子:1d10=(4)=4+57=61 GM:姿を消したという館の主。一体、この館で何が起こっているのか── GM:それを確認しようと、主治医を伴って主人の書斎へと向かった。 ※31 輔:「しかし……ご主人まで消えたとはどういうことでしょうか」 輔:ううん。と腕を組みつつ同行者たる主治医に聞かせるでなく声をかけ。 御堂:「………分かりません。普段は一日二回の定期診察を行っているのですが」 輔:「……そう言えばお聞きしていなかったのですが、此方のご主人のお名前は?」 ※32 御堂:「あ。主人の部屋はあちらです」 GM:ぽちぱぱの質問が彼の耳に聞こえたのかどうか。小走りに階段を上がりながら、館の奥を指し示す。 輔:「……ああ、そうですか。とは言え、具合の悪い状態で見ず知らずのものに会っていただけるか……ああ、いらっしゃらないのでしたっけ」あれ? 亮子:では、書斎から出てくる亮子が見えます(何) 輔:と。目に止まったらら声を。「お嬢さん。此方にいらっしゃったのですか」 亮子:「あ……」ぺこりと頭を下げ、少し躊躇ってから二人の方へ歩き出す。 御堂:「亮子さん。やっぱりご主人は見つかりませんでしたか?」六会に少し遅れて、声を掛けた。 GM:体力はさほど無いのだろう、早くも息をきらせつつ。 亮子:「ええ、こちらにも旦那様は……」答えながら歩き、窓の側へ差し掛かったところで。窓の外に何か光る物が! GM:キラーン。 輔:「──……お嬢さん、伏せてっ!」目に入ったそれに、予感と共にとっさに声を投げつけた。 ※33 亮子:「……え?」気付いていないのか、首をかしげて立ち止まり。 GM:風切り音。そして、ダン! と、鈍い音を立てて、何かが近くの壁に突き刺さった。 輔:「っ!」とっさに駆け寄り。腕を引いて床に引き倒す。瞬後、壁に刺さったそれに一瞬だけ眉を潜め。 亮子:「っ、わ!」腕を引かれるまま倒れ、手に持っていたカップとソーサーが床に散らばる。 御堂:「………だ、大丈夫ですか?」 GM:何が起こったのか、俄に把握しきれていない顔で。おどおどと二人を見、次いで壁面に尽きた立った矢に目を留めた。 輔:「だ、大丈夫ですか……ぇ?」窓の淵。死角に入るように少女──を、抱え込んだところで違和感に気付いた。 亮子:「……」呆然と、壁に刺さった矢を見上げて。 輔:「……えぇと……亮子、さん、でしたっけ?」手の中の少女? と、思わずまじまじと見つめ。 亮子:「あ、えっと、すみません…。あの」もじもじ、と身を捩って。勘付かれたかと目を逸らす。 亮子:「はい…。ありがとう、ございました」 輔:「──あー……お尋ねしない方が、いいのでしょうか……?」 輔:こっそりと、同行者には聞こえないくらいの声で戸惑ったように訊く。 GM:主治医はメイドのことは六会さんに任せようと思ったのか、床に散らばって足下に転がってきたカップやソーサーを片付けにかかる。 亮子:「えっ。……」無言で頷き、事情は、いずれお話しします。と小声で付け足した。 輔:解りました。と頷き。 輔:「お嬢──さん、も、狙われているようですね。ひとりにならない方が宜しいかと。しかし……」 輔:何方が。と呟きつつ。此方も散らかった床の片付けに手を貸します。 亮子:微妙な雰囲気のまま起きあがり、すみませんと謝りながら食器を受け取った。 GM:主治医は割れたソーサーを手に、お怪我は無いですか? と二人に声を掛け。まじまじと矢を見つめた。 御堂:「この矢は………」沈黙。つい先ほどに似た物を見たばかりだ。 亮子:同じく、壁の凶器を見つめて、表情を曇らせた。 【テンプレートルール】 固定イベント:シーン数1(済) 情報収集:難易度9(裏社会、噂話、警察) アドヴェント:シーン数8 シナリオフラグ:プライズポイント10 GM:となっております。任意の項目で情報収集してください。 亮子:じゃあ噂話かな。 輔:9は結構つらいですね。これにエフェクトは使用できますか? GM:使用可能です。 亮子:#3r10+1 とりあえず、コネ使用で。 Dice 亮子:3r10=(7,9,2)=9+1=10 亮子:お、やったw 輔:はい。では導きの華が必要でしたらかけます。+8ですが……おおう。届いたならいいですね。 亮子:先走ってすみません; GM:導きがあっても18なので、結果オーライかなと。 輔:#6r10 では私も……技能はどれもないので素振りで行きます。裏社会で。 Dice 輔:6r10=(1,2,5,4,2,6)=6 輔:届かなかったようです(爽) 亮子:ああん(何) GM:10ってことは1点かな? 輔:2点かと。10の位+1ですので。 GM:おお。 アドヴェント:シーン数7/8 シナリオフラグ:プライズポイント:2/10 御堂:「……三番目の、悪魔…」 GM:ぽつりと呟いた、主治医の言葉が耳に残った。 ※34
「“激しいバトルでモノにする”」
「真夏の日差しにも、ライバルにも負けない」 真夏の日差しの下で、美女がくるりと身を翻してターン。長い黒髪をさらりと靡かせて笑う。 「早乙女桂のテクスチャーチェンジ・スーパーリキッド」 ※35
GM:遅ればせながら、シナリオロイスがある方は提示お願いします。
一誠:チンピラに□好奇心/■憤慨 で。 輔:御堂さんに ■誠意/猜疑心にて。 桂:シナリオロイス:犯人に■好奇心/嫌悪で。これは今の殺人事件ではなく先ほどの鶏の件に対してです GM:はい、了解。 亮子:既に取得済みで、変化もなしかな。 GM:プライズチャート「館の秘密」を1d12で振ってください。>亮子 Dice 亮子:1d12=(7)=7 亮子:借金。(何 GM:この館の持ち主は借金まみれである。 GM:世俗的になってきたな…(何) 輔:逃げたんだ(何) 亮子:主人が消えたのは夜逃げか…(何) GM:では次、イベントチャートを………侵蝕率が低いのは一誠君かな? 1d12を振ってください。 一誠:はーい Dice 一誠:1d12=(3)=3 GM:ヒロインの心痛。 輔:まぁ、シーンとして合ってる(何) GM:じゃあせっかくなので、ヒロインが振ってください。11は出すなよ(何) 亮子:み。 Dice 亮子:1d12=(3)=3 GM:食事を皆に振る舞う。 GM:食事のシーンかな。甲斐甲斐しくお給仕する感じで。 亮子:メイドなのでごく自然だが、何か吐露すべきなのか(何 桂:たしかにこういうときには一度落ち着かせるために・・・ってよくあるシーンですね 亮子:うぃ。食事のシーンで。 一誠:了解ですよ!
一誠:#1d10+45
Dice 一誠:1d10=(6)=6+45=51 亮子:#1d10+61 Dice 亮子:1d10=(8)=8+61=69 GM:客人の多さと賑やかさが比例しない食堂。 ※36 GM:きらびやかな食器、そして豪勢な料理が振る舞われているが、 GM:先程の事件が影を落としているのだろう。ゲストの面持ちは一様に硬い。 桂:ならそこで登場しましょう Dice 桂:1d10=(3)=3+52=55 亮子:重苦しい雰囲気の中、食器を片付けたり食事を持ってきたりと歩き回っております。 亮子:もちろん食器は銀食器で(何) GM:主賓席に座するべき主人の姿は無い。 桂:「もぐもぐ・・・これはいける!ほら、これも食べてみたらどうです?」と空気を読まずに他の人にも料理を勧める ※37 亮子:重くねえwwww GM:軽いwwww 亮子:さすが芸能人は肝が据わっているな…と見る(何) 一誠:「……ええと、早乙女さん、元気…ですね?」流石に死体が出た後なのでしゅんとしている。 桂:「もし犯人がまだいるとしたら、食べておかないといざって時に体力ないと困るしね」 一誠:むぅ、と唸りながらもくもくと食べてる。 GM:“刀弥”と呼ばれていたチンピラ青年は、席についてからも終始仏頂面で、手にしたナイフで食器を打ち鳴らし始める。 一誠:「それは、そうでしょうけど。不謹慎だと思うのは自分だけでしょうか?」 亮子:あ、さっき私が襲われたことも周知されてるってことでいいのかな。 輔:#1d10+50 Dice 輔:1d10=(2)=2+50=52 GM:ぽちぱぱが言わなければ、主治医も言いません。 輔:言っておいた方がいいなら言っておきますが。 亮子:犯人がうろうろしている可能性あるし、言っておいた方がいいのかなと思って。 輔:ではそういうことにしましょう。 亮子:ではそれで。坊ちゃん(笑)によりイライラしていただきましょう(何) 刀弥:「──ったく、何だってんだよ。まったく」 刀弥:「ようやく人生最良の日が来たと思ったら、殺しだとか…シャレになンねェぜ」 輔:「まぁ、いざという時の為に体力の消耗を控える。という考えは正しいと思いますよ」 一誠:「―…うーむ…」何が起こったか自分でも整理できなくてうなっている。 亮子:「あの、大丈夫ですか? どこかお加減でも」唸っている一誠くんに声を。 一誠:「あ、いえ、…大丈夫です!ちょっと考え事をしてただけです!」慌てて応えて…そういえば、此処にはいたいけな一般人の少女もいるんだと自覚して 一誠:「いや…失礼しました!」にっこりとして不安がらせてはいけないと思って。 亮子:「それなら、いいのですけど」笑顔には微笑で返して。 桂:「まだ少年なのにあんな事件を見てしまった後だから落ち込むのも仕方ないですよね」と小声で六会さんに 輔:「まぁ……普通は当たり前ですね。早乙女さん、でしたっけ」苦笑で返し。 輔:「亮子…さん、も、ある程度お仕事が終わられましたらお休みになった方が。このような時に客も使用人もないでしょうしね」 亮子:「大丈夫です。皆さんと居た方が、安心できますし」ちょっとぎこちない感じもさせつつ、首を振った。 輔:「そうですか……あまり無理はなさらないでくださいね、亮子さん」 桂:「私の場合今までにもストーカーだとか何だかで色々と警察にね・・・」 一誠:「…いざとなったら!自分達が頑張りますので!」 輔:「なるほど……それは大変でしたね」うわぁ。という気分はなるべく出さないように頷きつつ。 輔:「貴方は割と状況に落ちついていらっしゃるようですが」 桂:「よく仲間にもマイペース過ぎるって言われますけどね(てへっ)」 刀弥:「……随分と冷静でいられるんだな。執事の暁さんを殺したのは、アンタらじゃないのか?」料理用のナイフを握りしめ、振り絞るように言う。 ※38 一誠:「!?何をいきなりおっしゃるのですか!」 桂:「でもあのとき私たちは皆同じ部屋で集まっていたわ。あなたもその場にいたからわかると思うけど、暁さんを殺しには行けなかったはずよ」 刀弥:「アンタらが来てから殺しだの失踪だのが起こったんだ」 刀弥:「無関係だとは言わせネェぞ? アンタらが来てから、何か…歯車が狂ったようにおかしくなったんだ!」恫喝するように強くテーブルを拳で叩いた。 輔:「──それはそうかもしれませんが」む。と、その言葉には一度口を噤み。 亮子:「刀弥様、それは言い過ぎです」たしなめるように語調を強くして。 一誠:「酷い言いがかりです!」憤慨して。 刀弥:「通り魔がうろついてるそうだが、それもアンタらの仕業じゃないのか!?」 ※39 輔:「それは貴方も同じでは? ──私達と、貴方が此処に来てから、おかしくなった。そうも取れますよ」結局は偶然だ。との意味を込めたが……通じるだろうか。無理かな。と嘆息しつつ。 一誠:「通り魔だって…第一私達が此処に来たのは単なる偶然なんですよ!」 刀弥:「俺が暁さんを殺すわけネェよ!! これっぽっちも理由がネェ!! 外から来た奴を疑うのは当たり前だろ?」 亮子:「落ち着かれてください、刀弥様!」 御堂:「お、落ち着いてくださいよ、刀弥君。君が暁さんを殺害する理由が無い事は、僕もよく知っています」 御堂:「ただの偶然。考えすぎですよ。嵐が去って──明日になれば、警察が何とかしてくれますから」 桂:「まぁ私たちが偶然ここに来たってことを証明するものはないしね・・・彼の言うこともわかるわ」 一誠:「ですが…むぅ」 御堂:「部屋に戻りましょう、刀弥君。──何か、落ち着けるような飲み物を、後で部屋に持ってきてください」 ※40 GM:刀弥と使用人の一人に声を掛けて、主治医は刀弥を伴って食堂を出て行った。 輔:「……まぁ、あの方の苛立ちも御尤もなところがありますからね」 亮子:「みなさん、お気分を悪くさせてしまって、申し訳ありませんでした」二人を見送ると、代わりに頭をさげて。 輔:はぁ。と溜息つきつつ。「貴方が謝る事ではありませんから、お気になさらずに」 桂:さきほどまで無口ながらも食事をしていた客人たちも皆その手を止めて彼らのやりとりを見ていた・・・ 一誠:「…いえこちらこそ.。。熱くなってしまい申し訳ない!」 亮子:「すっかり料理も冷めてしまいましたね。次のものを持ってまいりますので」にこ、と笑うと、また一礼して食堂を辞した。 桂:「あのメイドさん、年齢のわりにはしっかりしているわねぇ」(独り言) 一誠:「…そうですね。自分よりよっぽどしっかりしてそうです」 桂:「あら、一誠くん。もしかして彼女に?(ムフフ)」 一誠:「や、そういう訳ではありませんよ!」あたふたと GM:──年若いメイドの機転により、一転して和やかな雰囲気に変わった食堂内。 GM:食事が終わろうとする頃、苦笑いを浮かべて主治医が戻ってきた。 GM:では、リサーチをお願いします。 亮子:じゃあさっきと同じで、噂話かな。 GM:全員登場したので、全員振って良いですよ。裏社会、噂話、警察で。 輔:ブーストかけますかね。 亮子:今気付いたんだが、僕、社会2だった。コネとダイスボーナスで5こ振れるな(何 桂:DB狙って登場したけど届かなかったよ 輔:……コネあったな!(何) 亮子:忘れてたんですか(何 輔:すっかりと(こく) GM:なんでぽちぱぱのダイス数が少ないのかと不思議に思っていました(何) 一誠:1個だけ! Dice 一誠:1r10=(8)=8 一誠:あれ( 亮子:惜しいな(何 亮子:ともあれ、僕は素で振ろうかしらん。六会さんの次に多く振れるんだったら、支援もらおうかとか(何 輔:いいや。皆さんの達成値に《導きの華》をかけます。ギャラ+6%で58%に。全員達成値+8してください。 亮子:おお、全員なのか。 輔:自分にはかけません(何) GM:ギャラ+6%という響きが何とも言えない…(何) 輔:だってそういう話でしょ!(何) <侵食=ギャラ GM:うん、そうなんでけどね!(何) 亮子:噂話コネあり Dice 亮子:5r10=(2,9,1,9,1)=9+1+8=18 亮子:むう、18 輔:では私は素で。裏社会コネあり。 Dice 輔:8r10=(2,7,5,10,7,5,4,6)=Critical!! Dice 輔:1r10=(8)=8+10=18 輔:18。 GM:うーん、惜しい。 亮子:惜しいのう。 桂:裏社会も警察も噂話もないから、情報収集チームを使用して 輔:自分にもかけておくべきでしたね(うにゃん) Dice 桂:3r10=(6,7,9)=9+2+8=19 亮子:おしい! 桂:1足りなかった・・・ GM:惜しい。最高値19で、プライズポイント2点。桂さんは、1d12でプライズチャートを振ってください。 桂:#1d12 Dice 桂:1d12=(7)=7 GM:この館の主は借金まみれである。 亮子:また借金(何 輔:もう駄目だ(何) 桂:よほど借金があるみたいね 一誠:あれぇー( GM:では次、えーと、ギャラが一番低いのは一誠君だけど、次はまだSPではない桂さんで。イベントチャートを振ってください。 Dice 桂:1d12=(4)=4 桂:またw GM:ヒロインの心痛。 亮子:ふり直さないか(何 GM:重なったので、もう一度振り直してください。 Dice 桂:1d12=(4)=4 桂:ま・・・また 亮子:どうしても(ry GM:ヒロイン好きね(何) 振り直しで。3〜4以外。 Dice 桂:1d12=(10)=10 GM:殺人事件発生。 輔:また死んだ…… 亮子:次の犠牲者が出るぞー GM:殺人事件チャートを振ってください。3d12で。 Dice 桂:3d12=(12+5+6)=23 GM:GMの任意、風呂場、刺殺。 輔:GMが好きな人が風呂場で刺殺か…… 千城寺:「誰を殺そうかな〜♪」 輔:そう言えば監督(何) 桂:こういうとき風呂場で襲われるのは女性が定番ですかね 一誠:「…容赦ねぇ…」 亮子:「脚本とはいえ楽しそうにひどいことを…」(何 輔:「すっかり楽しんでますね」あーぁ。 桂:「こんなんで本当にちゃんとした結末に持っていけるのかしら・・・」 一誠:「…gdgdでも視聴者、楽しめそうっすけど、ある意味」( GM:使用人から選ぶことにしよう。使用人チャート、3d12を振ってください。>桂 Dice 桂:3d12=(3+11+9)=23 GM:「先代から使える執事長/メイド長、厨二病重篤患者/定期的に孤児院に匿名で寄付をしている」人が殺害されます(何) 亮子:ひっどいwwwww 輔:性格(何) 一誠:なんという( GM:執事長はさっきお亡くなりになったので、メイド長か……。 桂:名前の無いエキストラですか 千城寺:「きみにきめた!」ずびし、と。メイド長あやなん役の子を指差した(何) 亮子:あやなんwwwwwww 輔:あやなんかっ!? 一誠:あーあ( あやなん:「うわーん」 GM:一目で見て取れる泣き真似をしながらも、大人しく配置につきました…(何) ※41 GM:というところで、幕間もシーンエンドとしましょう。
桂:31d10+55 登場
Dice 桂:31D10+55 = [10,3,6,3,6,7,6,1,8,8,9,6,4,10,3,5,8,6,10,4,10,1,2,7,5,5,1,7,7,4,4]+55 = 231 GM:おー、ギャラが絶好調。振り直してください…(何) 桂:#1d10+55 Dice 桂:1d10=(10)=10+55=65 GM:食事が終わり、個別に宛がわれた部屋で寛いで。 GM:シャワーでも浴びようと思ったが、なぜか水の出が悪い。 桂:各部屋にシャワーがあるのか〜 亮子:洋館はそんな感じかもね。 GM:手近なところにいた使用人に説明したところ、でしたら…と別室を使わせてもらう事になった。 桂:ここはやはり「んふふふふ〜ん」と鼻歌を歌いながら入るところだろう 使用人:「どうぞ、こちらをお使いください」 桂:「ありがとう」とお礼を言うと中に入り服を脱ぐ GM:サービスショットをお茶の間に提供しつつ、鼻歌を歌いながらバスルームへと入る。 GM:すると、先客と目が合った。 桂:「あら、他にも誰かいたのね」 GM:いやそんなのんきなw GM:見開かれた眼。その胸には刃物が突き刺さっている。 桂:それは悲鳴はあげないが、驚いて一歩退いてしまう GM:バスタブは、さながら血の池。その中にメイドが浸かっていた。 桂:とりあえず他に誰かいないか周囲をみわたす ※42 GM:生きている人間は他には居ないようだ。 桂:「早く知らせないとっ・・・」 桂:と振り返ろうとしたときに足が滑ってスッテンコロリンと 桂:そこで「きゃーーーーーーー」っと ※43 Dice 一誠:1d10=(6)=6+51=57 一誠:だっだっだっだっ(SE 一誠:「っ!どうか!しましたかっ!」駆け出して、扉を開けて中に入ってくる! 桂:「いっ・・・一誠くん、メ・・・メイドさんが中で殺されてるっ!」 一誠:「な、何ですってーーっ!」 桂:と、立ち上がったときにバスタオルがパラリと・・・ ※44 一誠:「―あ」 一誠:目を開いて、桂さんの方を見ていたので… 一誠:「っっっっっっ!!」鼻を押さえる一誠 桂:「大丈夫?」一誠の行動が殺人が原因で自分だとは思ってはいない 一誠:ぽたり、と手の隙間から赤い液体が( 一誠:「早乙女殿!.。タオル、タオルを!」 ※45 桂:「あら、一誠くん血が出てるわよ」とタオルで鼻を・・・ 一誠:「そ、そっちじゃありませ(ぶしゃぁっ」 GM:──血の惨劇がまた一つ。 GM:しーんえんど(何) GM:ともあれ、リサーチをお願いします(何) 桂:その後ちゃんと知らせにいきましたということで、 判定値はまた同じですか GM:はい。全く同じです。 一誠:はーい。 桂:けっこう9はきついから2回目の情報収集チームを使用 一誠:とりあえず素で振りますか。 Dice 一誠:1r10=(1)=Fumble!? 一誠:ファンぶった( 輔:やった(何) GM:鼻血出しててそれどころじゃなかった(何) Dice 桂:3r10=(9,9,10)=Critical!! Dice 桂:1r10=(7)=7+10=17+2=19 輔:桂さん凄い! 亮子:おお、また惜しい(何 GM:おお、19。2点ゲットですね。 一誠:おしい( 桂:また1足りなかったなぁ GM:では、事件の真相チャートを振ってください。 桂:#1d12 Dice 桂:1d12=(6)=6 GM:この館はレネゲイドビーイングである。 亮子:RB…(何 GM:ようやく借金以外が来たな。 桂:なんか納得 GM:では、次のイベントチャートを振ってください。えーと、一番侵蝕率が低いのは誰だっけ? 輔:私は58%です。 GM:となると一誠君の57%が低いかな。 一誠:ですね。 GM:じゃあ一誠君、イベントチャートお願いします。1d12で。 Dice 一誠:1d12=(6)=6 GM:ライバルの策謀。 一誠:おお。 輔:刃連さん来た。 GM:もう一度同じダイスを振ってください。 Dice 一誠:1d12=(8)=8 輔:ヒロイン奪取宣言(何) GM:ヒロインは自分の物だと豪語す、す………る?(何) 亮子:ちょwww爆笑したわ(何) 輔:ルー君頑張れ…… GM:これは何だ。館の主人が居ないから館は俺のものー的に、どさまぎで嫁ゲットの流れか(何) 一誠:…あれ?ライバル宣言?( 亮子:館は俺の物宣言は、いいとおもう(何 刀弥:「ちょ、ま。監督、本気ですかこれ!?」本気で刀弥役が焦っています(何) 輔:刃連君が輝いてますね…… 一誠:「あー…水着とはいえ…至近距離はー」とんとんとん( 千城寺:「いやぁ、いいシーンだった。実に眼福。次は亮子君の見せ場が欲しいから頑張ってもらおう」 GM:聞く耳持たずモードの監督。がっくりうなだれる刀弥。 桂:ドキッ!男だらけの水泳大会 亮子:「そんな見せ場はいりません!」もーっ!(何) 一誠:「刃連さん、お互い頑張るっす!」 刀弥:「お、おう……逝ってくる……」 亮子:「よろしくお願いします…」とぼとぼとセットの方へ(何) 千城寺:「思わぬ視聴者サービスだったが、これもまたよし!」さむずあっぷ。 GM:そして男性陣は一様に鼻の下を伸ばしていた。 輔:あーぁ(何)
一誠:#1d10+57
Dice 一誠:1d10=(9)=9+57=66 GM:あ、ごめん。シーンがシーンなのでヒロインがSPでお願いします。 GM:一誠君の前で所有宣言だなんて、そんな…(何) ※46 亮子:あ、はい! Dice 亮子:1d10=(5)=5+69=74 GM:「話があるから部屋に来い」との言伝を受けて、亮子はこの館の次男──自分の兄に当たる男の、部屋の扉の前に立っていた。 亮子:「……何か嫌味でも言われるかな」さっき思わずたしなめてしまったし。 亮子:ともあれ、扉をノック。「刀弥様」と声をかける。 GM:入れ、と中から声がする。 亮子:「失礼いたします」言って、部屋の中へ。 ※47 GM:照明の落ちた室内。部屋の主の姿を探して、一歩、中へ踏み出したところに。 亮子:「刀弥さ……」 GM:扉の影から現れた何者かに、抱え込まれるように抱きしめられた。 刀弥:「大きな声は出すなよ?」押し殺した声。 亮子:「――!」 亮子:「あ……お、おどかさないでください」 亮子:警戒に身をかたくしたまま、腕の中でもがく。 刀弥:「……オマエ、つい先日この家に入ったメイドだったよな?」 亮子:「そ、そう、ですが」 刀弥:「……この家に伝わるっていう『三番目の悪魔の呪い』って話、知ってるか?」 亮子:「『三番目の悪魔の呪い』……?」 亮子:さっきの主治医の呟き、僕も聞いてていいんですかね? GM:いいですよ。 亮子:了解です。 刀弥:「──ハン。言い伝えや弟が居るって話なんざ聞いたことネェが、一つだけ確実に言えるのは」 亮子:弟、の部分に動揺しそうになるのを堪えて。 刀弥:「この館の中には、“悪魔”が居るってコトだ」──なあ? と口の端を吊り上げて嗤う。 GM:光と轟音、振動。――近くで雷が落ちたようだ。 亮子:「――何が、おっしゃりたいのですか」 刀弥:「手紙が見つかったんだよ。オヤジのな」 ※48 亮子:「おと……旦那様、の?」 刀弥:「そうさ。こう言っちゃ何だが、遺言みたいなモンだろうな」 亮子:「手紙には、何と?」 刀弥:「…俺には何も残さないと。ハッキリ書いてあったぜ。…有り得ネェよ」 亮子:それには何も言えない。黙って先を待つ。 刀弥:「館のモノは、全て三男に譲るってな」躰を締め付けてくる力がじわじわと強まる。 ※49 亮子:「……刀弥様、痛い、です…」 亮子:強まる力に、絞り出すような声で抗議して。また身を捩る。 刀弥:「…………なあ。オマエ、俺と組まネェか?」 亮子:「え?」 GM:声を上げた方がいいかもしれない状況になりつつある。 ※50 亮子:そろそろまずいか。 GM:男の誘いに乗るか、断るか。このまま引き延ばせば、何処かがおかしくなりそうな予感が恐怖となって迫る。 亮子:「やめ……助けっ、だれか!」 亮子:刀弥の様子に恐怖を感じ、声を上げる。 輔:よし。では通りがかったところで声を拾った。 一誠:一緒に六会さんと話ながら通りがかった所ですね。 Dice 輔:1d10=(6)=6+58=64 輔:64で。それに合わせて扉を叩く音。 輔:「──今の声は亮子さんですね、どうかしましたか!?」扉を叩く音とともに声を上げる。 刀弥:「……チッ」舌打ちををする。と同時に、腕の力は緩まった。 亮子:「……っ!」腕から逃れ、扉の方へと逃げる。 一誠:「――まさか!?」 一誠:また死体なのかと、ドアを強引に開ける! GM:蝶番の方を壊してドアを開け、中へ入り込んだ。 亮子:じゃあその目の前に、床に倒れ込んで、怯えた顔で刀弥を見上げる僕がいるわけですね(何) 一誠:「――亮子殿!」 輔:「亮子さん……と、ええと……刀弥君、でしたっけ。何かあったので?」部屋にいた二人を認め、声を。 刀弥:「考えておけよ?」早口で耳元に釘を刺して、突き飛ばすようにメイドから離れた。 亮子:「森崎様、六会様…。だ、大丈夫です、私は……」 一誠:「――貴様ッ!」殴りかかろうとして。 GM:今度はその拳をがっちりと受け止めた。 一誠:「何っ!」 刀弥:「二度もやられねーよ。……ち。興が削がれた。出ていけよ」 一誠:「貴様…っ」ぎりっ GM:もう片方の手で一誠の手を払い除け、乱れた服装を整える。 亮子:「い、行きましょう。もう、平気ですから…」 輔:「……不穏な手を出したようですね。行動は自重された方が宜しいかと」じ。と青年を見て。亮子さんには先に外に出るように指示。 一誠:「……くっ。分かり、ました」亮子を先導する形で出ましょう。 亮子:じゃあ一誠くんにつづいて部屋を出て。 桂:ではそこで、曲がり角で腕組みしている桂さんが「どうやら私が出る必要はなかったみたいね」 Dice 桂:1d10=(5)=5+65=70 輔:「少なくともおひとりで動かれるのは止めた方が宜しいかと。──リビングでお茶でも如何ですか。刀弥君」来ないだろうな。とは思いつつも。監視もありますから。と暗に告げるように。 刀弥:「要らネェよ」フン、と鼻を鳴らして部屋の奥へと姿を消した。 桂:(どうやら事の一旦は亮子ちゃんが関係してるみたいね・・・) 亮子:「申し訳ありません…お騒がせして」言葉で詫びながらも、先ほど刀弥から聞いたことが頭から離れない。 輔:そうですか。と呟き。部屋の主に一礼して。「いえ。戻りましょうか」 輔:いつの間にか増えた面々にそう声をかけた。 GM:調達したい人はここでどうぞ。 桂:ここで亮子にロイスを取得。■庇護/不信感で GM:はーい。 一誠:亮子さんに■庇護/不安 で。 GM:ロイス了解。ついでに、登場した人は情報収集を行ってください。 桂:調達はUGNボディアーマーを。何か役に立ちそうな代用品を探すということで。 GM:はい。判定どうぞ。 桂:手配師使用 Dice 桂:6r10=(4,10,10,1,2,1)=Critical!! Dice 桂:2r10=(10,10)=Critical!! Dice 桂:2r10=(8,7)=8+20=28+2=30 桂:成功w 輔:凄い GM:大いに回ったな(何) では。UGNボディアーマー相当のメイド服を手に入れた。 亮子:メイド服つえええええ 桂:アルティメイド服かw GM:場所が館だからメイド関連が揃っているのでしょう(何) 亮子:…w 一誠:調達は…両手剣。目標9かな Dice 一誠:1r10=(5)=5+2=7 一誠:こっちは失敗( 輔:一誠君の代理振りはいいでしょうか。 GM:構いませんよ。 一誠:あ、ありがとうございます。 輔:では失礼して。両手剣ですね。9で。 Dice 輔:7r10=(8,2,7,4,5,6,7)=8+3=11 輔:問題なく。廊下に置いてあった甲冑の置物から両手剣かっぱいで来ました(何) 亮子:僕は特にないので、OKです GM:では、情報収集をお願いします。情報収集:難易度9(裏社会、噂話、警察) 亮子:支援ありかしらん。 輔:欲しいなら載せます。 亮子:あといくつでしたっけ? GM:4ですね。 亮子:頑張る価値はあるのか。(むーん 亮子:とはいえ、また5Dなんですけど…ぽちぱぱにブーストしたほうがいいかも(何 輔:では自分だけ上げておきますか……2%上昇で66%に。 亮子:じゃあ僕は素で。噂話にコネー Dice 亮子:5r10=(3,9,1,9,1)=9+1=10 亮子:一応成功。 Dice 一誠:1r10=(2)=2 輔:では裏社会で参ります。コネ&DB+支援ありで。 Dice 輔:9r10=(3,3,4,5,4,4,1,1,6)=6+8=14 輔:何か低い……ブーストありで14とか(汗) 亮子:なんてこったい…(何) GM:……ぽちぱぱ、コンセントレイト持ってなかったのか…(何) 輔:ありません(爽) そもそも情報用エフェクトもまだ持ってません(何) 桂:素で Dice 桂:4r10=(6,1,7,7)=7 亮子:じゃあ14で成功かな。 GM:2点ゲットですね。では14をだしたぽちぱぱ、真相チャートを振ってください。 輔:では。 Dice 輔:1d12=(2)=2 輔:…… 亮子:… GM:この館は春日恭二の別荘である。 ※51 輔:ディアさんの別荘だそうです GM:よし、いいとこが来たな(何) 桂:なんてこったいw 輔:いいんだ(笑) 亮子:デマであってくれ(何 GM:一度は出しておかないと(何) 輔:おういえ(何) 一誠:わー(何 亮子:父親がディアぽんとかいやぁぁぁ
あやなん:「いやーもう酷い目に遭ったわー。出番よりも準備と片付けの時間の方が長いとか」
輔:「……これは、サービスシーンが続いた……と言うことなのですかね」胡乱気に監督を見ますね(何) 千城寺:「刀弥君の後の役者人生に役立つと思うよ〜」あははーと快活に笑った。罪悪感などは微塵も無いようだ。 あやなん:「そういえばさっき、春日さんの姿を見かけたような気がするんだけど」 一誠:「……え、この後出るんっすか、あの人」 桂:「春日さんってあのイケメン俳優のですかっ!」 亮子:「聞いてませんよ、そんな予定……って、今日の脚本は聞いてないことで出来てるんだったっけ…」どんより。 GM:春日恭二。大御所俳優であり、その人望は厚く後輩から多大なる信頼を寄せられているという。 あやなん:「そっか。白スーツだったし春日さんかなーと思ったんだけど」 輔:「まぁあの方はベテランですからね……どんな形でも何とかしてくださると期待いたしましょうか」 亮子:イケメンなの…?(何 GM:見る人次第、かな?(何) 一誠:「…うわー、俺サインもらいたいかも」 亮子:そうか、春日恭二、は役名であり役者の名なのか…素直にそれで違和感がなかった(何 桂:「そんな人と競演できるなんて感激ですねっ」 刀弥:「すみませんっしたーっ!!!」スライディング土下座で亮子、もとい亮の下に滑り込んできた。 亮子:「え、あ。だ、大丈夫ですよそんな謝られなくても!」台本ですし! ね! となだめる(何)>刀弥 一誠:「ええ、迫真の演技っしたよ!」 輔:「まぁうん……お約束と言うことで良かったのではないかと」苦笑しつつ。 刀弥:「ありがとうございます!」半分泣きそうになりながらも、へこへこと何度も頭を下げていた。 千城寺:「よーし、じゃあ大詰め。次のイベントシーン作るよー」 桂:「あと少し、皆さんがんばって終わらせましょう!」 千城寺:「まだ振ってない人居たっけ?」 桂:全員1回やりましたね 亮子:やったね。 輔:一回りはしたかな? 一誠:うん。 GM:じゃあ…ぽちぱぱ、イベントチャートお願いします。 Dice 輔:1d12=(10)=10 GM:殺人事件発生。 輔:また死にました…… GM:なんというジェノサイド(何) 亮子:最後の犠牲者になるかどうか…(何 GM:ぽちぱぱ、3d12を続けて振ってください。 Dice 輔:3d12=(2+7+4)=13 GM:被害者A、書斎/バー、絞殺!天井から吊り下げられて 亮子:絞殺か(何 一誠:また( GM:ふむ。じゃあ被害者AはGMの任意で、使用人にしておくかな。 GM:とはいえ、執事もメイド長も死んだので選択の余地は少ない(何) 輔:使用人さん受難だのう。 亮子:長男はいないんだね(何 晶:「あ、じゃあ私、死体役する!」しゅたっと声が上がった(何) 輔:松波さん(汗) 大野:「ちょ、松波さんがそんな役する事ないですよ。だったら俺が……」 亮子:スタッフが犠牲になるか(何) 他のスタッフ:「どうぞどうぞ」 輔:ひど(何) 大野:「コントか!」(何) 亮子:ダチョウ(何) 桂:「大野さんならこなせそうですけどねぇw」 千城寺:「いい心意気だ。じゃあ、証拠品を持たせてあげるから、重要な被害者になってね!」 亮子:証拠品くるー 輔:「重要な役どころですねぇ、これは」 一誠:「…頑張ってくださいっす!」( 大野:「ふぇーい」手紙みたいなモノを渡されて、美術スタッフのところへ向かった。 桂:「次は出番を控えようかと思ったけど、これは出たほうがいいかなぁ」 ※52 亮子:「僕も出張っちゃってるんで、様子を見たいですね」 輔:「では私が行きますかね。まだ何とかなりそうなので。CXの活躍は皆さんにお任せしますよ」 一誠:「俺はまだいけそうっすね!」 千城寺:「おっけー、ぽちぱぱがメインね」
輔:#1d10+66
Dice 輔:1d10=(2)=2+66=68 輔:よし。 GM:サロンに戻ってきてみれば、どことなく何かが足りない気がした。 GM:あの賑々しい撮影クルーの人数が、足りないような気がする。 輔:おや。と微かに首かしげ。今この時にひとりになるべきではないのに……と呟きつつ。 晶:「そういえば、トイレに行くって出て行った大野センパイの姿が見えないなあ」 ※53 GM:トランプゲームに興じていた彼女達だったが、特に気にしていなかったようだ。 輔:「お手洗いですか。では私が見てきましょうかね」 輔:ちょっと失礼しますね。と他の面々に声をかけ。部屋を出る。 GM:部屋を出た時に、主治医とぶつかりそうになった。「──っとと。失礼」 輔:「……っと。ああ。御堂先生ですか」失礼しました。と続けつつ。 輔:「どちらにいらっしゃいましたので? 先ほどからそう言えば姿が見えなかったようですが」 御堂:「専門ではないのですが……遺体の確認を、と…」少し困ったように笑みを作って答えた。 ※54 輔:「……ああ、なるほど。お疲れ様です」 輔:それには素直に頭を下げ。 輔:「……そう言えば、ええと……大野さん、でしたっけね。此方に来るまでにお見かけしませんでしたか?」 御堂:「大野さん…? ああ、カメラマンさんでしたっけ。いいえ、僕は会っていませんけども」 輔:そうですか。と頷き。「……ああ、あとひとつ先生にお訊きしたいことが」 御堂:「はい? 僕に分かることでしたら」 輔:「先ほど呟いておりました『3人目の悪魔』とは何の符号ですか?」 輔:「何度か此方で聞いた単語でしてね。どうにも気になりまして」 ※55 御堂:「……………………ああ」視線を下に落として、困った顔をする。 輔:「何か問題でもありましたでしょうか」 御堂:「独り言を聞かれてしまいましたか。……ええと。言い伝え、と言えばいいのでしょうかね」 御堂:「随分以前に、この館の当主から聞いたことがあるんですけども」 輔:ええ。と相槌で促しを。 御堂:「『この屋敷は呪われている。悪魔が宿るから三人目は作らない』………と」 輔:ふむ。と腕を組み。 御堂:「当時はただの冗談かと思って、笑って流していましたよ」腕を組んで、軽く首を捻った。 輔:「……それを亮……子さんの件に関連付けて呟いたのは、何かご存知何ですかね」 輔:「──いや。貴方を追求する訳ではないですよ。ちょっと色々気になりましてね」苦笑を洩らし。 御堂:「──ああ。…いえ、事件が立て続けに起こったので、“呪い”としてその言葉を思い出したんですよ」 輔:「呪いですか……なるほど」 輔:「単にあの場所で出るにしては……些か面白いと思ったのは穿っていますかね」 輔:さて。と呟き。「──大野さん、遅いですね。ちょっと様子を見てまいります」 御堂:「はは…これは、困りました。…僕も一緒に探しましょうか?」笑って。六会の言葉に同意を示した。 輔:「──そうですね。ではご一緒にでも」 GM:サロンの近くにちょい置きしていたハンドバッグを手に取って、二人は大野を捜しに屋敷の中を歩いた。 御堂:「──だいたいは探し回ったと思うんですが」そして、主人の書斎の前で足を止め。 GM:主の居ない部屋のドアノブに手をかける。──すんなりと扉が開いた。 輔:「……どうかしましたか?」 輔:おや? と開いた扉に怪訝な顔をして。 御堂:「…あれ? 普段は鍵がかかっているはずなんですが…」 輔:「そうなのですか? ……そう言えば、ご主人もまだ見つかっていらっしゃらないのですよね」 GM:軋む金属音を響かせて、扉はゆっくりと開いた。 輔:雑談のように尋ね、何とはなしに視線は中に注がれた。 御堂:「ええ…勿論、外出するならば部屋の鍵を所持しているとは思うのですけども…」 GM:嵐は未だ収まる気配を見せていない。 御堂:「一体、どちらへ向かわれたというのか…それとも、これも三番目の──」薄暗がりの中、照明のスイッチを押した。 輔:「此方にいらっしゃる。と言うならまぁ、安心と言えるでしょうが……」何方かいらっしゃいますかね。と。 GM:書斎を照らすシャンデリア。その一部、というには異質なオブジェがぶら下がっていた。 輔:明かりのついてなお薄暗い部屋。違和感のあるそれに目を止めた。 御堂:「───ッ」息を呑む。 GM:姿が見えなくなっていた大野が書斎のシャンデリアに吊り下げられており、その首にはワイヤーが掛かっていた。 輔:「──……、な……っ!?」入ってくる風景に思わず声を上げかけ、詰まった様な音しか出ない。 GM:シャンデリアの下には、封を開けられた手紙が落ちている。 輔:「お、大野君……っ!?」 輔:声を上げ。一瞬竦んだ足。その白に次いで目を止めて。 輔:「御堂先生。大野君の様子を……!」 御堂:「…………」無言で、首を横に振った。 輔:「……駄目、ですか……」ああ。と呻きつつ。とりあえず手紙を確認します。 御堂:「…このままにしておくのは可哀相です、人を、呼んできます……」ふらりと、部屋を出ていった。 GM:手紙には、『この館の遺産の全てを、三男■■(掠れて読めない)に与える』と記されてあった。 輔:お願いします。と呟きつつ。何が書いています……遺書、か。 輔:「……消した後、でしょうかね、これは……しかし」 輔:「大野君が何でこんなものを……?」思わず顔を上げ、彼の姿を見るも、流石にひるんで一歩下がった。 GM:では、情報収集をしてください。今回はぽちぱぱだけが対象となります。 輔:プライズ達成を確実にしたいので《導きの華》を自分に掛けます。侵食は70へ。コネ&ブースト込み。裏社会で。 Dice 輔:7r10=(7,9,2,3,2,4,10)=Critical!! Dice 輔:1r10=(5)=5+10=15+8=23 輔:此処で回るし(何) まぁ23です。 GM:3点ゲット。これでプライズ達成となりました。真相チャートを振ってください。 輔:よーし。 Dice 輔:1d12=(6)=6 桂:さっきも出ましたね 輔:RBだそうです。 GM:この館はレネゲイドビーイングである。借金とレネビが同値ですね。 亮子:おおう。 輔:春日さんの出番はなくなりそうですね(何) GM:春日さんがアップを始めましたがすぐに休憩に入りました(何) 輔:(何) GM:では、次のシーンで全員合流して会話を行って、その上で借金かレネビか白黒決着を付けましょう。 輔:はーい。
大野:「うー。体が痛え…」
桂:「大野さん、お疲れ様でした〜」 亮子:「ハードでしたねえ。お疲れ様です」 一誠:「お疲れっした!」 御堂:「………なんだか僕が犯人っぽい流れになりつつあるような気がするんですけども、気のせいですよね!?」 輔:え……? 亮子:「え、御堂さんが犯人なんですか?」小首かしげ 御堂:「ま、まだ決まってないですよ。…ねえ監督さん?」 千城寺:「どーしよっかなー」によによ。 御堂:「Σ」 桂:「あの監督のことだからきっと何も考えてなさそうね・・・」 亮子:「面白い方に決めちゃうんでしょう。多分」 輔:「成り行きでやるだけでしょうね此処まで来ても……」 GM:「遅れテすみません」長身で髪の長い女性が、ぱたぱたとスタジオに入ってきた。 ※56 亮子:おや? 輔:お? セレーネさんかな? もしくは狐さん GM:背格好と髪の長さが桂と同じ。桂のスタントを担当している中国人留学生のバイトさんが息を切らせながら入ってきた。 桂:いきなり新キャラきた 亮子:スタントの人w CXの準備ですね 京:「日本の電車、遅れるの珍しいですネ。お待たせシテマス、桂ちゃん」 桂:「じゃ、後はお願いね」とタッチする GM:ちなみに中国名は「姜」。 一誠:おや( 京:「私の出番、もう少しアト?」監督とスタッフに確認を取る。 輔:刻さんの好物が来ましたよ!(違) 一誠:刻さんは、別室で拘束されてます。(京さんが食べられないように( GM:ダブルクロスの収録時には、桂は吹き替えとアップ、スタントは彼女が行っています。 一誠:「ほへー…スタントさんみたいですけど、かなり美人っすねー…」 京:「すぐ準備しマスね」手を振ってメイクルームへと向かった。 亮子:「戦闘シーンに間に合って良かったですね」見送りつつ。 桂:「番組自体はスタントなしってウリだから私に似てないといけないでしょう」 一誠:「成程ー…。でも、スタントじゃなくても…十分いけそうですけどねぇ」 輔:「確かにそうなりますとそれなりのレベルの方が必要でしょうね」 GM:メイクを似せれば遠目では桂さんみたいに見えますが、日本語がそんなに得意では無いのと、演技が苦手なのでスタントに専念しているそうです。 輔:「彼女はこれから売り出しかもしれませんよ、一誠君」 一誠:「要チェックっすね!」( 桂:何気にチェックしてるしw 千城寺:「よーし。じゃあ終盤、追い込みいくよー」 輔:「あともう少しで終わりますね……頑張りましょう」はー。やれやれ。 一誠:「ういっす!気合入れていきましょう!」ぱんぱん!
GM:プライズは既にClearしているので、情報交換オンリーとなります。全員登場してください。
Dice 亮子:1d10=(9)=9+74=83 Dice 一誠:1d10=(5)=5+57=62 Dice 輔:1d10=(2)=2+70=72 桂:もうCXかと思ってた・・・ Dice 桂:1d10=(9)=9+70=79 輔:続けてCXでもいい様な気はするんですよね、時間的にも侵食的にも(こく) GM:トリガーだと思っていただいて構いません。 GM:任意になりますが、「食堂に全員を集めてイザ解決編!」相当ですね。 ※58 亮子:解決編w 桂:「食堂に皆さんを集めてください」と 亮子:じゃあ、食堂にまた重々しい空気が流れているわけかな。 輔:そうなりますね。 GM:ですね。横柄な態度でソファに腰掛けている刀弥。落ち着かない様子の主治医、他、使用人も食堂に集められました。 一誠:ふむ 亮子:一応使用人に入るので、壁際でそわそわ。 一誠:六会さんの隣に立っているかな、多分。 GM:#1d2 奇数レネビ。 Dice 亮子:1d2=(2)=2 ※59 GM:………………。 亮子:……決まったな 桂:・・・ 輔:借金(何) GM:普通にサスペンスになったようだ(何) 刀弥:「一体なんなんだよ。わざわざ俺らを集めて」 刀弥:「犯人は通り魔か……あるいは悪魔の仕業だろ。だったら部屋に閉じこもるか、山狩りをすればいいじゃないか」 輔:「そうですね……でも、それも犯人が不明なら意味はありますが」 亮子:「どういう、ことですか?」 一誠:「…六会殿?説明していただけますか?」 輔:「大体ね。予想がついたのです。今回の件」 刀弥:「何ィ?」 輔:「この屋敷にあった借金……いえ、唯一人のそれを、この屋敷の主人が持つ財産で賄おうとした。そもそもそれが元凶だったということ」腕を組み、ひとつひとつ考えながら、ゆっくりと言葉を紡ぎ。 亮子:「旦那様の遺産、ということですか? でも、それじゃあ」咄嗟に刀弥を見てしまう(何) 刀弥:「な、なんだよ…」たじっ。 亮子:「い、いえ…」うつむき。 輔:「何時からそんなものを抱えたのか解りませんが──三人目の悪魔。そんなでっち上げまがいの呪いも、確かに今回の張本人にしてみれば、悪魔以外の何物でもないでしょうね。たった独りで財産を持って行く、悪魔」 輔:ぱさり。と、大野さんの遺書を投げ出し。 一誠:「……これは!?遺書…ですかっ!」 輔:「財産は三人目の子供に全部相続させる。それにはそうあります」はい。と一誠君の言葉に頷き。 刀弥:「………………」 亮子:「そんな手紙が、本当にあったんですね…」少し驚きながら。 輔:「三人目の子供……その正体は確信ではありませんが。──亮君、それは貴方ではないですか?」 ※60 亮子:びく、と体を強ばらせる。 輔:「だから、性別を偽って、この屋敷に戻って来た。違いますかね?」 亮子:「それ、は………」躊躇ってから、静かに頷いて見せた。 一誠:「…な、何ですってぇっ!」 亮子:「黙っていて、すみません。お父様からの手紙で、こうするようにと……」 桂:「ふっふ〜私は気が付いていたけどね〜」 桂:「これでも職業柄体格のちょっとした違いなんかはわかりますから〜」 一誠:「知っていたんですか…っ!早乙女殿まで…」ショックを受ける。 亮子:「大事な話がある、と言われて、お屋敷に戻ってきたんです。でも、お父様には会えずじまいで」 亮子:すみませんすみません、とぺこぺこしよう。(何 <一誠くん 輔:「その辺の事情はまぁ、推し量るしかありませんが……恐らくご主人に近しい者、執事やメイド長が殺害されたのも、その関連でしょう。そして、遺産となれば……その主人の家族。即ち、子供たちに譲られることになる……ところで此処で足らないことがあるのですよ」 輔:「三男は亮君、二男は刀弥君。……では、長男はどこに。疑問だと思いませんか?」 一誠:「……そういえば、見かけません、ね?」 亮子:「言われてみれば…」 桂:「その長男が顔を整形で変えているとしたら?」 輔:「それもあるかもしれませんが。私としては別な可能性を」 ※61 輔:「一番相続権が高い筈の長男の存在が何処にもない。……一体なぜ、その存在を忘れ去られたかのように扱われたのでしょうね──御堂さん」 輔:「それは、貴方の抱える負債が、ご主人にとって許し難いものだからだったのではないですか?」 御堂:「…えっ?」突然話を振られて。 御堂:「負債だなんて………一体何を言い出すんですか。冗談はよしてくださいよ」 輔:「主治医たる貴方が主人にも一番近づきやすく、使用人たちにも警戒されにくい」 御堂:「まあ、そうでしょうね……」穏やかな笑顔が引き攣れたように強ばった。 輔:「無一文のまま路頭に迷うよりは、罪と知りつつも、兄弟を排斥し、残ったご自分が正当に財産を受け継ぐ。……呪いなどと言うこと自体、亮君をこの場所から引きはがすでっち上げだったのではないかと私は考えますが。」 御堂:「…では…では、ならば。僕はどうやって彼らを殺したと言うのですか? 参考までにお聞かせ願いたいものですが」 輔:「では言い換えますか。長男の手にかかるより先に、亮君を御主人はこの場所より逃がしたのではないかとね。貴方の、兄弟への殺意を知って。だからこそ、貴方の……長男の存在は無いものとされたのではないですか?」 御堂:「……………主の娘は、今から10年ほど前に諸般の事情で親戚筋の家に養子に出されていたと聞きます」 御堂:「刀弥君の年齢は、お幾つでしたっけ?」 刀弥:「……22」 御堂:「となると、長男の年齢は大凡10代といったところでしょうか。…その時分から殺意を抱くなんて…ハハ。随分と物騒な話ですね」 桂:「そういえば御堂先生。最近このあたりで起きた通り魔事件は知っています?」 御堂:「え? ああ。そんな噂を聞いたことがありますけれど」 桂:「なんでも斬られたという人はするどい刃物で斬られたとか」 御堂:「物騒な話ですよね。犯人はまだ捕まっていないとかで」 桂:「なんでも鶏までパックリときれいに斬られていたそうですよ。まるでメスで切られたかのように・・・」 御堂:「切れ味の良い刃物は、他にもあると思いますけれど」困ったように笑う。 桂:「街の人の噂によるとたびたび髪の長い男性が目撃されてるのですよ」 御堂:「現場にですか? …まさか」 桂:「きっとこの犯人はすでに切ったり殺したりすることに快感を覚えていると思いませんか」 御堂:「なるほど。そうなると正しく犯人は“悪魔”ですね」 桂:「一部ではそのことを『衝動』というのですけど・・・」 御堂:「……確かに。僕は執事長やメイド長を除けば、多分、この屋敷では一番の古株だと思いますよ」 御堂:「だから言い伝えを捏造する事だって、不可能じゃない」 御堂:「何でしたら、直接“彼”の弟にお尋ねすればいいじゃないですか。刀弥君、貴方のお兄さんはどちらにいらっしゃるのです?」 刀弥:「……………死んだって聞いていたから、分からない……分かんネェよ!」 ※62 刀弥:「兄貴は居たけど、よく覚えちゃいない………けど、俺が2番目だってのは間違いない」 刀弥:「関わり合いになりたくなかったんだよ、兄貴とは。だから、死んだって聞いて、正直ホッとした」 一誠:「関わり合いになりたくなかった…?」 輔:「死んだ。それはやはり存在を無いものとされたのですね。──何故、そういうことにされたのでしょう。貴方はお兄さんの何を御存じだったのですか」 刀弥:「兄貴とオヤジは、トコトン仲が悪かった。……いや、実際のところ、オヤジが兄貴を嫌っていたんじゃないかと思う」 刀弥:「長男といっても、俺と血が繋がってるワケじゃないしな」 ※63 GM:刀弥は見えない何かの影に怯えているかのように、俯いたまま口を閉ざした。 亮子:「ま、待ってください。もし仮に、犯人が、この家の長男だったとしても…僕が襲われた時、御堂先生はその場にいらっしゃいました。それなのにどうやって、外から射かけたりできるんですか。それじゃあ、まるで…」 亮子:まるで、人間じゃないみたいだ。 輔:「……それが、悪魔」呟き、一瞬目を伏せ。「──同じ、と言うことですかね」言い様周囲の空気を変える。──ワーディングのそれ。 ※64 GM:刀弥を始め、使用人、撮影クルーの全員が崩れ落ちるように意識を失う。 一誠:「六会、殿!?」 亮子:おお、刀弥もか(何) 亮子:「……まさ、か。そんな」 GM:片や──追求の矛先を向けられた主治医は、泰然とした風体でその空間の中に佇んでいた。 亮子:意識を失わない、その場にいる5人を見回す。 一誠:「――…ッ!」御堂の方を向いて 桂:「六会さんも意外と短気なほうだったのね・・・」とワーディングに動じず見守る 輔:普通どおり動く人物の多い事に些か驚くも。「……あの時、亮君の襲撃のとき、貴方が隠した凶器。矢に見立てたそれは鏃が赤かった。それがブラストの力なら──従者と言う手がある」 輔:「それならば、貴方は居ながらにして亮君を襲えますね」 GM:軽く肩を下げて、御堂が軽く笑う。 御堂:「……勘違いしないで下さいね。僕が一般人の素振りをしなかったのは、観念したという訳ではなく、貴方に尋ねたい事があるからです」 GM:薄い笑みを浮かべて、六会を見つめる。 輔:「何でしょうか」 御堂:「疑問を抱くキッカケとなったのは、どの辺りでしょうか?」 輔:「そうですね……恐らく『悪魔』という言葉からでしょうね」 御堂:「ほう?」 輔:「貴方に巣食う悪魔か、それとも、貴方から総てを奪う亮君を指して言ったのか……どの道、人間ではない。と無意識に呟いたそれが単に引っかかっただけですが」 輔:「……同じですからね。我々は……人からすれば。“悪魔”の力持つ者に違いない。だからこそ、気になったというだけのことですよ」苦笑。 御堂:「言葉の真意を読んでしまわれた、と……なるほど。ついうっかり心を表に出してしまったようです」 御堂:「貴方は僕と……いえ。僕が偽る姿と同じと思っていましたが。いやはや。僕の見る目が無かったというか」 亮子:「それじゃあ、本当に、御堂先生が……もう一人の、兄さん、なんですか…?」 ※65 GM:眼鏡を指で押し上げて、今度は亮を鋭い視線で見据えた。 亮子:「先生…?」 御堂:「“兄”だなんて呼ばないでいただきたいですね。僕は──この家に復讐するために戻ってきたんですよ」 亮子:「そんな、復讐なんて…そんな、もう、やめてください!」 御堂:「…君には、君だけには、分かるまい」苦渋に満ちた顔。瞳には暗い憎悪の炎を滾らせて。 御堂:「母を…見殺しにしたあの男を。君が生まれたから、母は身を退いてこの屋敷を後にした」 亮子:「お父様が……」 御堂:「母は身を削る思いで働き、体を壊した。僕はそんな母親を楽にしたいと医者になったが…間に合わなかった」 ※66 御堂:「後に残ったのは──そう。ご指摘の通り、借金だけだよ」 御堂:「だから、君達の推理は少しだけ順序が違っていた。もっとも、僕が悪魔に魂を売り渡した事は間違ってはいませんがね」 亮子:「……それでも。暁さんや、他の無関係な人まで、どうして!」 亮子:「僕は、兄さん達や、お父様に会えるだけで、良かったのに…」 亮子:「遺産なんて…」 亮子:そう言って、感情が昂ぶるのか、言葉に詰まる。 御堂:「君に悪魔の烙印を押し、苦しめるためならば、手段を選ぶつもりが無かった…ということでしょうかね」 御堂:「関係があろうと無かろうと。もう気にならないのです。──ああ、なるほど。これが“衝動”というものなのか」 GM:高らかに歌い上げるように声をあげ、そして笑う。 桂:「もう止めれないみたいね・・・」 GM:《ワーディング》。結界を上書きし、狂気が館を包み込んだ。 亮子:「兄さん!」
顔に醜い痣を持つ母に手を引かれ、一番最初に家を出た少年は、
中庭から書斎の窓を見上げ、憎悪に満ちた眼差しを向けた。 新しい父母に手を取られながら、二番目に家を出た少女は、 中庭から書斎の窓を見上げ、涙を流して別れを嘆いた。 全てに関わり合いたくないと、三番目に家を出た青年は、 たった一人で屋敷から背を向け、振り返ることもなく家を出た。 ――時は変わり、季節は流れ。
GM:回想シーン収録の間に、千城寺監督が思いつきで考えた館の過去をまとめた台本が仕上がりました! ※67
GM:皆にそれを配布しつつ。 千城寺:「アクション監督はキャストに指示を。それと美術、映像、特殊効果ー、リアルタイム処理は腕の見せ所だよ!」 GM:「「「ういーす」」」 GM:それぞれがプロとして挑むこの空間に、厭が応にも張り詰めた緊張感が高まっていた。 千城寺:「今回はナーブ無しの代わり最初から従者一人付けるから打ち合わせしておいて」 千城寺:「あと立ち位置チェック。殺陣は…以前にボス役を演ったなら、だいたい分かるよね?」 御堂:「はい。大体ですけど」 GM:犯人役の御堂は、血糊を仕込んだ薄手の防護服を着込みながら監督から指示を受けていた。 GM:いつもの穏やかさも今はナリを潜め、真剣な表情のまま前シーンからの集中を保っている。 GM:桂のアクションスタントを担当する京は、メイクを終えてストレッチしている。 GM:異なる顔パーツ部分を特殊メイクを施すことで“変身”した彼女と並べば、まるで双子の姉妹のようだ。 京:「桂になったよ。当てレコ通り、頑張って口パクもスルよ」 GM:口元は映像処理で誤魔化すので、桂は好きなように喋っていいらしい。 桂:「京さん、お願いしますね〜」 GM:ぐっとサムズアップ。共演経験は片手で足りるものの、息はぴったり合っている。今回も大丈夫だという安心感がある。 輔:「いやはや、流石ですね」瓜二つになった二人の様子に感心した様な声を上げ。 一誠:「おー…。ほんとに桂さんが二人居るって言っても過言じゃねえっす」 GM:そして、亮がメイク直しと衣装の仕込みを終え、小道具のボウガンを手に取った時、監督からダメ出しの声がかかる。 千城寺:「メイドがボウガン? ノンノン、やっぱり銀食器だよ! それが洋館の浪漫ってやつだよ!」 ※68 亮子:「えっ」 千城寺:「射撃武器だから一緒でしょ。相当品ってことで、これ使って!」銀のナイフを押しつけられました(何) 千城寺:「一誠君もせっかくだから、今回は銀の燭台で戦ってみないかい?」 晶:「監督ー、思いつきで突然演出変えないでくださいよ。両手剣と燭台じゃ扱いが全然違うでしょ」 桂:「クライマックスで皿を投げあってたら視聴者も呆れそうねぇ・・・」 輔:「甲冑からの西洋剣で充分浮世離れしてますよ」苦笑しつつ。 GM:小道具の赤いボウガンを手にしつつ、立ち回りの確認を手伝っているのは、黒衣を纏い、露出する部分の肌を赤く塗った松波晶。 GM:アクションのできる役者ということで、彼女が主治医の従者を演じる事になったらしい。 晶:「監督のあの指示は無視していいから。ほら、あの位置に移動したら、こう動くから、こっちは…うん、そう。そんな感じで」 晶:「立ち位置だけは映像処理でどうにもならないそうだから、注意してね」 GM:そうやって一通り確認を終えると、首に提げていた緋色の能面を被りながらセットの向こう側へ歩いていった。 有希:「輔さん、頑張ってくださいね」 GM:邪魔にならない程度に少し離れた処から、にこにこと手を振っているのは、ぽちぱぱの婚約者役を演じている篠田有希。 輔:「……は? あ、ああ。はい。何とかやってみます」 輔:些か苦笑して手を振り返した。 一誠:「…いいなぁ」思わず本音。女性ときゃっきゃうふふしてるの見て<桂・亮・輔 GM:晶も女性……(何) 桂:一誠くんは「役得シーン」あったしw GM:今回は生放送のため、ぽちはお休みだそうです(何) 千城寺:「多少のアクシデントがあってもノンストップだ。保険金はたっぷりかけてるよね!」 千城寺:「細かい所は全部アドリブ。キャストを最も理解しているのは君ら自身だ、できるだろう?」 桂:「をい!」(全員) GM:監督は泰然と配置に着いたキャスト達を見回して笑う。 GM:口車に乗せたまま、坂のてっぺんへと連れて行くような大胆不敵な采配に GM:スタジオはメリーゴーランドからジェットコースターへと変わる。その直前の刹那。 GM:水を打ったように静まり返る中、ADが指でカウントダウンを開始する。 GM:3、2、1……
GM:登場を。
Dice 一誠:1d10=(5)=5+62=67 Dice 輔:1d10=(8)=8+72=80 Dice 桂:1d10=(4)=4+79=83 Dice 亮子:1d10=(1)=1+83=84 GM:犯人とPCの間は5m。それぞれが1エンゲージの状態でスタートします。 Initiative:従者(21)>主治医(16)>亮子(15)>ぽちぱぱ&一誠(6)>桂(5) Engage:【ボス】−5m―【PC】 桂:従者いつの間に・・・ 亮子:はええ(何 御堂:「果たしきれなかった復讐劇は、彼が愛した次男と三男の血で果たそう」 御堂:「できれば兄弟同士で殺し合うような残酷な方法が良かったのだけれど」くすりと笑って館を緋色の世界に染め上げた。 GM:衝動判定を。目標値は9。 Dice 輔:4r10=(3,5,1,2)=5+1+1=7 輔:あれ?(何) ※69 GM:ぽちぱぱー(何) Dice 輔:2d10=(6+9)=15+80=95 輔:失敗の95%(爽) Dice 一誠:3r10=(5,8,3)=8+1=9 Dice 一誠:2d10=(8+7)=15+67=82 Dice 桂:3r10=(9,9,6)=9 Dice 桂:2d10=(6+9)=15+83=98 桂:成功の98% Dice 亮子:5r10=(8,8,4,9,2)=9 Dice 亮子:2d10=(10+3)=13+84=97 亮子:成功で97%
■□Round 1□■
●セットアップ
GM:主治医は《従者の行進/ヴァイタルアップ》を使用。《赤色の従者》を1体、未行動の状態で傍らに作成。 GM:雷鳴轟く中、黒衣の従者が、窓ガラスを割って室内に飛び込んでくる。 GM:小さな角が生え、口が裂けかけている血色の「生成(なまなり)」面には、強い怒りと憎しみ、そして哀しみとが綯い交ぜになった表情が浮かんでいた。 GM:そしてボウガンを構えた従者は《奈落の法則》を使用。ラウンド中、自エンゲージに居るキャラクターの全行動Cr値−1。 亮子:なしで。…ってうえぇ。>奈落 輔:「……立場に同情はしたいところですが、そのやり方はいただけませんね」 輔:単なる否定ではない、明確な拒絶を眼に込め、周囲に現れたRVの成果を見る。 輔:《支配の因子/絶望の領域》宣言。其方のラウンド中の攻撃力-25、DP3個で宜しくお願いします。嫌悪に手を突き付け、向こう側の相手を牽制する。 ※70 GM:対象は? 輔:敵方全員で。これで100%超えたので攻撃力-30でお願いします(何) GM:ぽちぱぱマジ怖い(何) 桂:こちらはセットアップはなし 一誠:なし。 ●従者 GM:マイナーで移動、PC達にエンゲージ。赤いボウガンを構えて、至近距離から矢を放つ。 GM:射撃0+《コンセントレイトBS/かりそめの狩人/血の宴/ブラッドバーン/赫き弾》 GM:対象はPC全員。修正込み。 Dice 亮子:10r10=(2,5,2,9,1,3,9,3,3,6)=Critical!! Dice 亮子:2r10=(6,5)=6+10=16-1=15 GM:15で、リアクションにCr−1。あ。妖精の手を使い忘れてた。まあ、今回はそのままで。 亮子:回避とかできねぇ(何 桂:クリティカル出ないなら回避できないっ 一誠:ガードしますー。 輔:元より暴走中につきリアクション不能。 GM:ではダメージを。 Dice 亮子:2d10=(3+5)=8+27-30=5 GM:装甲有効の5点。 ※71 輔:素くらいでHP19に。 桂:UGNボディアマーマー相当のメイド服で止まった・・・ 一誠:2点通りました。34/36 亮子:素でもらって20点。 御堂:「ただの人を相手にするようにはいきませんか」 一誠:「――っ!」西洋剣で防ぐも、衝撃を殺しきれず。 桂:飛んでくる矢に対し、脚を横薙一閃!軌道を反らす。 ●主治医 御堂:「それでは、僕の手番」 GM:隠し持っていたメスを服の上から己の腕に突き立て、流れ落ちる血(血糊)を指先に取る。 ※72 御堂:「メスの切れ味は良いものですが、それ以上の“刃”があるのです」 GM:手の内の紅を刃に変えて放つ。 GM:RC6+《コンセントレイトBS/紅の刃/血の宴/ブラッドバーン/始祖の血統/完全なる世界》 GM:装甲値有効、リアクションCr+1、対象:PC全員 Dice 亮子:19r10=(1,1,8,8,7,5,9,5,6,6,4,3,3,1,5,2,5,3,9)=Critical!! Dice 亮子:5r10=(9,7,9,5,7)=Critical!! Dice 亮子:4r10=(2,8,9,9)=Critical!! Dice 亮子:3r10=(6,1,1)=6+30=36+6=42 GM:《妖精の手》を宣言。4段目の1を10に変える。 Dice 亮子:1r10=(9)=Critical!! Dice 亮子:1r10=(7)=Critical!! Dice 亮子:1r10=(5)=5+20=25+40+6=71 GM:71に。 輔:ではそれに《支配の領域》を重ねがけ。無効化します。42固定で。侵食はこれで111% GM:了解。 亮子:しかし42でも無理だな…放棄で。 一誠:うーん。輔さんをマグネットー。ガード込みで。 輔:ぬぁ、ありがとうございます……! 桂:クリティカルしない以上回避判定する意味が・・・回避もガードもせずに余裕ぶっていようw Dice 亮子:5d10=(10+2+1+7+6)=26+29-30=25 GM:装甲値有効の25点。 亮子:さっきの処理に装甲値忘れてた。それでも死ぬのでリザレクトだな。 Dice 亮子:1d10=(1)=1+97=98 亮子:wwww 輔:何と言う瀬戸際…… 一誠:リザレクトー。 Dice 一誠:1d10=(4)=4+84=88 桂:《がらんどうの肉体》+装甲 Dice 桂:7d10=(5+2+10+5+9+2+4)=37+8=45 桂:45点軽減。ダメージは0じゃ。侵食101に 御堂:「………なるほど。なかなか骨が折れるようですね」感心した風に4人を見て。 桂:「柔よく剛を制す。これが桂さんの闘い方よ」メスの攻撃を蹴り上げる。 輔:「……一誠君。助かります。すみません……」拒絶の意志は消えぬも、前に立つ背に声を。 一誠:「―自分は、大丈夫です!六会殿は、六会殿のやるべき事を!」 輔:「そうですね……精進させていただきます」 御堂:「では、僕も多少やり方を変えさせていただきましょう」傍らに倒れている次男──刀弥に一瞥をくれた。 ※73 GM:そして、《夜魔の領域》を宣言。IV0のタイミングで再行動します。 ●亮子 亮子:待機します。 ●ぽちぱぱ&一誠 GM:お好きな方から行動どうぞ。 輔:では先に。 一誠:お願いします! ●ぽちぱぱ 輔:「──いつまでも逃げ腰では務まりませんね」 輔:眼鏡の中心を抑え、軽く嫌悪の靄を首を振るうことで払う。マイナーで暴走解除。 輔:メジャーで《導きの華/要の陣形》。味方3人に次回メジャー行動達成値+10付与。侵食は116%。 桂:「なんか力が漲ってきた〜これが六会さんの能力・・・」 輔:「時間はかけたくないところ。皆さん。速攻で参りましょう。お願いします」 ※74 ●一誠 一誠:「――了解しました!"電瞬一閃”森崎一誠、参ります!」 一誠:両手剣を横に構えて。 一誠:CR:ブラックドック+アタックプログラム1+雷鳴の申し子! 一誠:従者にアタック! あ、RB:ヒューマンも入れます(MNにて。 GM:どうぞ。Cr+1でお願いします。 Dice 一誠:9r10=(8,5,10,7,6,10,6,3,2)=Critical!! Dice 一誠:3r10=(2,1,10)=Critical!! Dice 一誠:1r10=(8)=Critical!! Dice 一誠:1r10=(5)=5+30=35+4=39 一誠:えっと、導きの華を+して、49です GM:《支配の領域》を宣言。2段目の10を1に変える。 輔:《妖精の手》宣言。その効果を打ち消しで。 一誠:「―ぐっ!?六会殿、感謝いたします!」 GM:えーと。じゃあ達成値をこのまま適用しましょう。 輔:「先ずは手数を減らしてください。お願いします!」 Dice GM:8r10=(3,3,1,6,8,8,10,5)=Critical!! Dice GM:3r10=(7,10,1)=Critical!! Dice GM:2r10=(10,7)=Critical!! Dice GM:2r10=(1,7)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! Dice GM:1r10=(7)=Critical!! Dice GM:1r10=(1)=1+60=61 ※75 GM:………。 一誠:ぬおう!? GM:晶さんが咄嗟に避けてしまいました!(何) 輔:侵食は120%に……4段目を1にしたら当たるかな?(何) 桂:リフレックス持ちですか GM:当たりますね。《支配の領域》を使いますか? 輔:ではやる。《支配の領域》宣言で。 GM:了解。ではダメージを。 一誠:では。ダメージを。 輔:きついが……C上昇はきつい。此処で潰れて欲しいところ。126% GM:避けようとした中の人だったが、寸前で踏み留まる。血の従者に両手剣が命中。 一誠:#装甲有効 「はぁぁぁぁっ!!」寸止めぎりぎりまで Dice 一誠:4d10=(10+9+5+7)=31+10+32=73 一誠:73点装甲有効です。効果音に合わせて、両手剣を振り切る! GM:刃を受けて、従者が体をくの字に曲げて後ろに吹き飛んだ。 GM:そしてカメラからフレームアウトして、姿を消す。 輔:「お見事。流石は“電瞬一閃”」 一誠:「六会殿のおかげです!」 Dice 一誠:1d10=(7)=7+99=106 一誠:そして、雷鳴の効果でダウン。リザレクトー。 御堂:「よくも、僕の半身を……」悔しげに唇を噛む。 GM:奈落の効果は解除となりました。 ●桂 桂:「ただの兄弟喧嘩なら黙って見てたけど、関係ない人まで巻き込んだら見てるだけにはいかないわよね」 桂:「これ以上・・・亮子ちゃんには手を出させない」と亮子のをSロイスにしておきます。 ※76 桂:《骨の剣》出すと移動できないし、マイナーで移動してエンゲージ。 桂:メジャーで白兵《オールレンジ/コンセントレイト》で主治医に蹴りかかる。 Dice 桂:12r10=(8,10,3,7,4,9,2,6,9,5,9,8)=Critical!! Dice 桂:7r10=(1,1,10,10,10,4,6)=Critical!! Dice 桂:3r10=(10,5,3)=Critical!! Dice 桂:1r10=(4)=4+30=34+2+10=46 GM:《支配の領域》で3段目の10を1に変更する。 桂:46。ガード装甲有効。《デビルストリング》で打ち消す 輔:おおっと自前……(用意していたモノを引っ込める) GM:了解。どんどんギャラ上げてってねー(何)<監督心の声 Dice GM:14r10=(3,4,7,1,2,7,4,2,5,8,2,7,7,7)=Critical!! Dice GM:6r10=(6,6,5,10,7,9)=Critical!! Dice GM:3r10=(8,4,5)=Critical!! Dice GM:1r10=(4)=4+30=34+6=40 桂:あぶないw GM:ダメージを。 Dice 桂:5d10=(3+9+6+8+5)=31-5=26 桂:低いが26点。装甲有効 GM:《赤河の支配者》使用。 Dice GM:1d10=(3)=3+10=13 GM:13点減少。他受領。 桂:「へぇ・・・私の蹴りを受け止めるとはなかなかやるわね・・・」 GM:蹴りを食らって顔を歪めながらも、眼鏡の奥の眼光は未だ鋭く睨み付ける。 御堂:「悪魔の力とやらで、まだまだ倒れる事はできないんですよ」 ●主治医(《夜魔の領域》) GM:血に濡れた手をかざす。 GM:RC6+《コンセントレイトBS/紅の刃/ブラッドバーン/始祖の血統/完全なる世界/要の陣形》 御堂:「“三番目の悪魔”は、この家を呪い、災いを招く──」 GM:装甲値有効、リアクションCr+1、対象3体(亮子、刀弥、桂) Dice GM:22r10=(1,10,6,7,9,1,9,5,9,9,7,9,5,7,10,7,10,8,1,6,5,8)=Critical!! Dice GM:14r10=(2,9,10,6,5,4,1,10,8,8,9,9,7,3)=Critical!! Dice GM:8r10=(8,6,2,4,2,3,4,3)=Critical!! Dice GM:1r10=(4)=4+30=34+6=40 GM:《妖精の手》を使用。 Dice GM:1r10=(10)=Critical!! Dice GM:1r10=(9)=Critical!! 輔:では打ち消す《支配の領域》宣言。 Dice GM:1r10=(10)=Critical!! Dice GM:1r10=(7)=Critical!! Dice GM:1r10=(3)=3+40=43+40=83 GM:では、40で。 輔:回りすぎでしてよ……侵食は132%。そろそろ痛いな…… 御堂:「尽きる事は無い…君達が生きている限りは!」 一誠:ぐっ!?…刀弥さんのカバーは可能でしょうか? 桂:そもそも刀弥の位置はどこだろう? 輔:一誠君が望むなら、カヴァーに送ってもいい。ただその手を使うと私は141%と本気でこの先役立たずになりますが…… GM:主治医とPCと、更に5m離れた位置ですな。 一誠:うーむ…やりたいとは思うのですが。侵食率厳しいんですよね? 桂:六会さんのギャラがきついなぁ・・・ 輔:この先もう何もやらなくていいと言うなら手は貸します。あんまり忍にこれ以上兄弟討って欲しくないですしね。 ※77 桂:ドラマ的にはここは庇うのが美しいですよね 一誠:うむ… 桂:ここは亮子が「もうやめて兄さん!」みたいな展開か・・・ 一誠:ちょっと考えたのは、「自分はこの人が嫌いですが…シぬ事はないでしょう!」と言おうと思ったけど、亮子さんの方が美しいかなー GM:加虐の凶刃が中空に煌めき、兄弟二人を狙って襲いかかる。 亮子:「――もうやめて、兄さん!」 亮子:遅い来る刃に向け、両腕を広げて。 輔:「……やらせたくは、ありませんが──亮君。お願いします! 貴方のお兄さんたちを、貴方自身が救ってください──!」 輔:顔を顰めつつも、兄弟の元へとその身を滑り込ませる道を作る。 輔:《領域の盾/束縛の領域》を宣言。亮君を刀弥君のカバーに回します。侵蝕は141%へ。 GM:広げた両腕。カマイタチのような刃は、その中に吸い込まれるように……。 Dice GM:5d10=(3+9+4+8+9)=33-1=32 GM:装甲値有効の32点。 桂:装甲8引いて24点ダメ。HP31→7 亮子:二倍もらってリザレクトです。HP1だし(何 Dice 亮子:1d10=(7)=7+98=105 GM:そして、赤い血の華が舞う。 一誠:「!」 桂:スカートの裾が鋭い刃物で切られたかのように散ってゆく・・・ 桂:被害を最小限に押さえ、「あぁ〜・・・でもこれで動きやすくなったわね・・・」 亮子:「……兄弟で殺し合うなんて、そんなの、悲しすぎるよ…」痛みに呻きつつ、じっと忍を見つめて。 御堂:「……………そんな言葉、君だけには言われたくありません」睨み返す瞳には、暗く深い憎悪の炎が滾る。 桂:後ろを振り向かず「亮子ちゃん・・・いや、亮くん!あなたがお兄さんを止めるのよっ!」 亮子:「そんな、……」裂かれたエプロンの下から、小さなペンダントが見える。父の形見になってしまった、ペンダント。 ※78 御堂:「…それ、は…………」 御堂:「何故、君が………それを持っている…?」ぐらりと蹌踉めきながらも椅子の背もたれに手をかけて支え。 御堂:「………それは、僕の母のものだ」 ●亮(待機解除) 亮子:「えっ…。これは……僕が、お父様から、もらった物」 亮子:胸元を押さえて。 御堂:「“離れていても想っているから”と……母が、死の間際に渡した物だ」 GM:突如として混乱したように呻き、自分の胸の辺りを押さえる。 亮子:「僕も、同じ事を言われて、これを貰ったんです。……貴方のお母様と、同じように」 亮子:「貴方に、これ以上人を殺してほしくない。……忍兄さん、目を、覚まして!」 亮子:マイナーで《ハンドレッド・ガンズ》。 亮子:手に銀食器を生み出し……と見せかけて用意されたナイフを取り出す(何 亮子:メジャーで《C:ノイマン/コンバットシステム/デュアル・デュエル/レインフォース》攻撃へのドッジCr+1 亮子:対象は忍で。あとこのタイミングで忍にロイス取っとこう。(何 GM:了解。 Dice 亮子:13r10=(8,2,10,5,7,8,9,10,10,5,5,5,4)=Critical!! Dice 亮子:7r10=(8,9,7,10,3,4,7)=Critical!! Dice 亮子:5r10=(7,7,8,9,6)=Critical!! Dice 亮子:4r10=(5,3,3,10)=Critical!! Dice 亮子:1r10=(5)=5+40=45+4+10=59 亮子:59の射撃で GM:回避だけは振っておく。 Dice GM:14r10=(5,6,3,2,6,3,1,7,1,7,7,2,3,10)=Critical!! Dice GM:4r10=(5,8,8,7)=Critical!! Dice GM:3r10=(1,1,4)=4+20=24+6=30 GM:命中。ダメージを。 輔:「貴方自身の手で、お兄さんを“悪魔の手”より解放してあげてください、亮君」 輔:《力の法則》宣言。そのダメージに+7D追加してください。 亮子:でけぇwwww 輔:侵食はこれで145%。このタイミングで亮君にロイス取得します。 Dice 亮子:13d10=(2+6+6+6+9+3+4+6+1+3+3+6+2)=57+12=69 亮子:69点装甲有効(何) GM:今、HPは62。そして《赤河の支配者》が5レベル。 GM:69点でいいんですね?(何) ファイナルアンサー! 亮子:えっ、ちょっとまって(何 亮子:じゃあKYなことする。三番目の悪魔にSロイスを取得して、まさかの即タイタスでダメージ+5dするのは許されますか! GM:了解しました。 亮子:「三番目の悪魔が貴方を捕らえているというなら…」 亮子:「銀の楔を以て、その悪魔に滅びを」 Dice 亮子:5d10=(4+1+2+9+7)=23+69=92 亮子:92点に上乗せするよ!(何 GM:銀光のように一直線に、悪魔に滅びをもたらす楔が主治医の胸に突き刺さる。 御堂:「……どうし、て──…」 GM:二つの同じペンダントの意味に、問いを発しながら。彼は崩れ落ちるように床に倒れた。 ※79 GM:戦闘終了。
GM:今回のEロイスはファイトクラブ、絶対の枷の2つ。判定をする前に、2D余分にギャラを減らすことができます。
亮子:今回は減らさなくていいかな。 一誠:自分はEロイス適用せず。現在106%のロイス5 そのうち亮子へのロイスをタイタスに変更します。 一誠:残りロイス4で106%で振ります。通常振り Dice 一誠:4d10=(2+10+1+4)=17-106=-89 一誠:89%で帰還しました。 GM:おかえりなさい。 亮子:最終ギャラ値は117で、ロイス6つの、タイタス1つで。 Dice 亮子:6d10=(8+1+4+7+7+4)=31-117=-86 亮子:通常の86で帰還。 輔:……良く考えたら亮君にもロイスを取っていることに今更気付きました。CXの宣言は却下でお願いします。代わりに桂さんと一誠君にそれぞれロイス取得OKでしょうか。 GM:了解です。 輔:申し訳ありません。ありがとうございます。では145%のロイス7で。先ずはE2個分をいただきます。 Dice 輔:2d10=(10+9)=19-145=-126 輔:おお(何) GM:でかっ。 一誠:おおー。 輔:126%の7つか……これは素で参りますね。 Dice 輔:7d10=(5+9+4+2+5+2+8)=35-126=-91 輔:よし。91%帰還です。 一誠:お帰りなさい! GM:おかえりなさい。 桂:最終114% まずEロイス分1d減らします Dice 桂:1d10=(6)=6-114=-108 桂:のこりロイス5 Dice 桂:5d10=(9+9+3+3+6)=30-108=-78 桂:帰還 輔:お帰りなさいませ。 GM:おかえりなさい。全員1倍で帰ってきてしまったようだな…。 輔:良かったです(はふぅ) GM:じゃあエンディングロールとしましょう。希望ありますか? 亮子:よかったよかった。 輔:特には……無いかな。 亮子:生き残った兄弟ともちゃもちゃしろとのお告げが(何 ※80 GM:じゃあ、捕まった犯人の面会シーンってことでいいかな? 亮子:うぃす。次男も出れれば…(何 一誠:どうぞー。 GM:じゃあ登場は自由で。このシーンのみで終わらせましょう。
東雲:「──取り調べは難航しています。彼の殺人が物証付きで確定できそうなのは、実は館の主くらいなんです」 ※81
東雲:「それも直接の原因とは言い切れない程度の、ごく微量の毒物が検知されたくらいで。実際の死因は、癌細胞の全身転移による病死です」 東雲:「その上、彼は取り調べには完全黙秘していますからね。正直、手をこまねいています」 GM:途方に暮れたような刑事に引率され、この事件の犯人──“三番目の悪魔”こと主治医の御堂と面会する事になった。 GM:本来ならば許可されるものでもないが、ケースがケースだけに、然るべき所からの『要請』があって実現となった。 亮子:では、連れられて面会室へ入ってくる。 御堂:「ようこそ、お待ちしていました」 亮子:響いた声には、少し緊張した様子で身を固くする。 御堂:「皮肉ではなく、本当に待っていたんですよ。あなた方を」 GM:それまでの沈黙を破って、相手も少し困ったように苦笑し。面会室の椅子に腰を下ろした。 亮子→亮:あ、今は一応、男子学生服です。いつもの(何 亮:「……もっと、疎まれるのかと思ってました」遠慮がちに椅子に座って。 御堂:「君と出会ったのは、事件からほんの数日前でしたね」 御堂:「君自身に対する恨みは…そうだね、たったの数日で積み重なるものじゃない」 御堂:「──質問をして、いいですか?」 亮:「……はい」 御堂:「…あのペンダントは……」 GM:思い出す事が苦痛であるかのように、言葉を詰まらせて俯いた。 亮:「これ、ですか…?」胸のポケットから、ペンダントを取り出す。小さなプレートが付いただけの、シンプルなそれ。 御堂:「どうして、君が持っているんだ。同じ物を……」 GM:以前と同じく胸の辺りを押さえる。恐らく彼も首から提げているのだろう。 刀弥:「………俺も、持ってる」 GM:少し後ろに控えていた、次男。彼はスーツを着て、きちんとした身なりでこの場に臨んでいた。 GM:そして手のひらを開き、全く同じの小さなネックレスを二人に見せた。 御堂:「………………」 亮:「これは、僕がお屋敷を出て行く時に、お父様が持たせてくれたんです。離ればなれになっても、私たちは、家族だ。と」 亮:合わせた両手に、大事そうにペンダントを載せて。 ※84 御堂:「………そう、か………僕は……」 GM:小さく笑って。 御堂:「僕は、館の主人の薬に毒薬を少しずつ混ぜていました。病気で衰弱したように見せるためにね」 亮:「……」その言葉には、表情を翳らせる。 御堂:「そして…死の間際には、彼の耳元で囁いてあげようと決めていたんです」 御堂:「“貴方が捨てた母の代わりに、復讐しに来たんです”――と」 御堂:「どんな顔をしてくれるのか、どんな言い訳を聞かせてくれるのか。その瞬間を待つことだけが僕の生き甲斐でした」 GM:夢見心地な口調に、冷たい笑みを浮かべて。 御堂:「――なのに。彼は、この上なく幸せそうな笑みを浮かべて死んでしまった」 御堂:「“次男と三男が館に戻ってきてくれた”と言い残して、ね」 御堂:「漆喰の壁が剥がれるみたいに、僕の中にあった何かが、ボロボロと崩れ落ちていったよ…」 御堂:「…数に入らなかった“三番目”に、悪魔が宿った。こういう顛末さ」 GM:自嘲めいた独白を終えて、何かが抜けて落ちたように項垂れ、椅子の背もたれに身を投げる。 御堂:「本当に恨んでいた相手は、もう居ない。──君達にも恨みを感じているかと問われれば、正直なところよく分からない」 御堂:「…………いや。恨んだままでいたかったのかな…」ぽつ、と呟いた。 御堂:「遺言状も偽者だよ。二人を仲違いさせるために、僕が偽造した」 亮:「……」 GM:ちなみに本物の遺言状は、館の主が懇意にしている弁護士が所持していた。 GM:『長男・忍、次男・刀弥、三男・亮、息子三人で等しく遺産を分けなさい』と記されており、 GM:その日付は主治医が館に来る前日だったという。 ※83 亮:「…僕が、こんな風に言うのは、貴方を怒らせてしまうかもしれない、けど」 亮:「お父様は、貴方に…気付いていたのではないですか」 御堂:「………? まさか…」 亮:「遺言の日付も、最後の言葉も。貴方が、自分の子だと知っていたから、だと、僕には思えてなりません」 亮:「だからこそ、最後に幸せそうな顔で、亡くなったのではないですか」 御堂:「僕達を追い出しておきながら……、そんな、まさか──」そんなはずは…と、両手で顔を覆う。 亮:手のひらに載せていたペンダントをそっと握る。 亮:「貴方のお母様が、このペンダントを持っていたことも。…僕の時と同じように、離れていても、家族だと、そう……」 御堂:「──もう、いい。聞きたくありません」はね除ける言葉は微かに震えていた。 亮:言葉の途中で拒絶され、悲しげに俯いて。 GM:そして。六会に視線を向ける。 御堂:「――…雨宿り、丁重にお断りしておくべきでした。人に情けを掛けると、ろくな事がない」 輔:「──は……?」居た堪れない空間だ。と思ったところの思わぬ声に、流石に面喰い、眼を瞬かせるも。 御堂:「…いや。だからこそ、救われてしまったのかな、僕は」 GM:彼は俯いたまま目を閉じて、ぽつりと呟いた。 輔:「…………情けは人の為ならず。となったのならば。幸いです」 輔:それだけ。場所柄、微かに笑んで。お世話になりました、と。一礼した。 一誠:六会さんに続いて、傍で待機していた一誠もお辞儀をして失礼する。 亮:「……それでも、待って、います。忍兄さん」俯いたまま呟いて。 亮:係官が、面会時間の終わりを告げる。 桂:私はここには居らず、大野さんの墓に報告して車で去っていってるというシーンがEDで流れるということで GM:罪状を頑なに拒んでいた主治医は、この面会後に全てを自供したという。 GM:そして、巻き込んだ人々に対しても、人として罪を償いたいと申し出たらしい。 GM:そして、サスペンスのエンディングテーマ曲が流れる(何) ※84
館の主は、書斎の窓から中庭を見下ろしていた。
「どうなさいましたか?」 いつになく長く窓の外を見つめている館の主に声を掛け、傍らに控える青年が部屋の格子窓を開く。 そよ吹く風が蝉の声と真夏の熱を抱いて、二人の居る和やかな空間にふわりと飛び込んだ。 投薬の時間にはまだ少し早いが、今日は主の容態も穏やかで、気分も良さそうだ。 涼しい風の吹く時間帯になったら、車椅子での散歩を提案してみよう。 そう考えながら、青年――主治医が穏やかに問いかける。 「今日は気分も優れていらっしゃるようですね。何か、良い報せでもあったのですか?」 今さら父として合わせる顔が無いならば――と内実を隠して呼び寄せた長男…主治医である彼に、 館の主は感慨深く中庭を見つめたまま、喜びを打ち明けた。 「今日は次男が戻ってくる。三男も館に戻ってきてくれた。もう…思い残す事はない……」 ああ、これで三人の息子が揃った。ようやく自分の願いが叶う。 過去の誤ちを精算し、愛しいお前達に全てを分け与えることができるのだ――。 「木曜サスペンス劇場〜閉ざされた環 END」
千城寺:「というわけで──終了! お疲れ様でした!! アフタープレイしようか」(何)
輔:「お疲れ様でした……もう、本当にこんな無茶は勘弁捨てください」ぐったり。 GM:ほんと無茶でしたね…(何) 亮:「なんとかまとまってよかったですね」あせぬぐい(何) 桂:最後は序盤とまったく別のドラマになってましたねw 一誠:「―うおーん!疲れたっすーー!」 GM:じゃあ、さくっと。キャストのままでも構いません(何) 輔:ではそれで(何) GM:■セッションに最後まで参加した:1点 GM:■シナリオの目的を果たした:5点 GM:■Eロイス、Dロイスの数:合計3つ→3点 GM:■最終侵食率:各自申請を 桂:78%で5点です 一誠:89%通常5点です。 亮:86%で、5点かな。 輔:何とか通常帰還。91%の5点圏内です。 千城寺:「よーしじゃあ全員5点ね」 GM:■良いロールプレイをした:それぞれ自薦他薦を 輔:皆さん頑張ったと思います。全員に他薦を(とぅっ) 亮:うん、役者もキャラもで大変だったと思うけど、みんなよくやっていたのではないかと。 桂:同じく皆さんに他薦で。 一誠:そうですね。先導役としての六会さんと、場を切り開いてく桂さんと、ヒロインだった亮くんに( 千城寺:「まったくだよね……」しみじみと(何) 一誠:「(あんたが言うな…っ!)」 輔:「何方の所為か解っていらっしゃいますか」半眼(何) 千城寺:「えー、そりゃプロデューサーじゃないのかなあ?」しれっと(何) 一誠:「…まあ、あの人なら別に責任押し付けてもいいんじゃないっすか」(>六会さん 桂:無理矢理な展開でも上手くやってましたしね GM:ともあれ、全員に1点で。 GM:■セッション中、他のPLを助けるような発言や行動をした:自薦他薦を 一誠:こちらも自分以外の全員に。フォローしてくださった皆様に(ぺこり 輔:一誠君カバーありがとうございますあの場では本当助かりました! と言うことで他薦と。ヒロイン&主人公お疲れ様なルー君。絡み等で桂さんに他薦をば。 亮:特にぽちぱぱですね(ドン! 桂:自分ではあまり絡めれなかったですが、引き込んでくれた皆さんに。 輔:「もうあんな監督とお付き合いは勘弁願いたいところです」ぐったり。 桂:「でもギャラは良かったですよね〜」 千城寺:「喜んでくれたまえ。次回作もあるらしいよ!」 輔:「…………本気ですか?」 GM:というわけで、全員に1点を。 GM:■会場を手配した、PL達へ連絡を行った:告知なので1点 GM:■セッションの進行を助けた:1点 千城寺:「これを進呈しないと、僕、フクロ叩きだよね」(キリッ) 一誠:「(にっこり)」 輔:「そうですね。遠慮なくいただかせていただきます」超・えがお(何) GM:■Sロイス:所持していれば 一誠:梨です。 GM:りんごです。 輔:所持無しです。 亮:Sは昇華したので、なしですね 桂:なんとなく取ってしまったけど良かったのだろうか・・・? GM:いいですよ。亮子か忍か悪魔以外は却下するつもりでした。流れ的に!(何) GM:では、所持していた人には5点。 GM:■ログ編集: 輔:「此処はシナリオライターさんに」ずずいと(何) 千城寺:「DVD版に編集するためにも、そうしよう」ということでGMが編集します。 GM:GMに3点。 GM:えーと、以上かな。では各自提示を。 輔:18、かな? 桂:合計23かな 一誠:18です。 GM:ルー君も18点だね。 GM:(18+18+23+18)/2+3+1=42.5(端数切り捨て)→42点がGMに。 千城寺:「以上で終了〜お疲れ様でした!」 亮:「お疲れ様でしたー!」 一誠:「お疲れっした!」 桂:「お疲れ様でした〜」 輔:「お疲れ様でした」やれやれふー。
Credit……「木曜サスペンス劇場〜閉ざされた環」
Start:2010.08.18 23:25〜08.27 02:00 PC1:“ルーク” 北条 亮/比良坂さん PC2:“電瞬一閃” 森崎 一誠/炎舞さん PC3:“美しき薔薇の棘鞭” 早乙女 桂/hozumiさん PC4:“P.P.P.” 六会 輔/たつきさん GM:こびと(ログ編集) |