OpeningMiddle-aMiddle-bTriggerClimaxEndingAnother トテモ緋クテ綺麗 Ver,02(20061107)
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 Handout
PC:1
【推奨PC】特になし
【シナリオロイス】美原 佳織
 友人のオーヴァードであるあいつ。
 待ち合わせの場所に、あいつは来なかった。
 そこにいたのは、絡まれてるらしき少女。
 目の前でもめ続けられるのもなんなので、君は仲裁に入った。
▼Character sheet “地獄の業火” 連城 聖


PC:2
【推奨PC】UGN関係者。残酷な光景に耐性があるPC
【シナリオロイス】霧谷 雄吾orビデオ製作者
 霧谷からの召集。なんでもここら近郊のエージェントに、緊急の依頼があるという。
 そこに来た君は、一本のビデオを見せられる。
 そこに映っていた光景は―――。
▼Character sheet “嵐の前の静けさ” 多々良 刻
▼Character sheet “烈火の仮面” 鳥越 劉斗


PC:3
【推奨PC】FH関係者
【シナリオロイス】七里 千明or犯人
 今回課せられた使命は、続発するエージェント行方不明事件の解決。
 わけのわからないまま、エージェントが減っていく状況は好ましくない。
 犯人を見つけ、消去する。すべきことは、以上だ。
▼Character sheet “堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチル


 自己紹介

聖: 「私は連城聖。…えーと、まあ。簡単に。──よろしく」
聖: “地獄の業火 / HELL FIRE”のコードネームを冠する炎使い。
聖: サラマンダーピュアブリード。黒巣市の県立高校に通う女学生のイリーガル。
聖: イシニアティブ値:12 HP:18 基本侵蝕率33%
聖: ・PCロイス/“嵐の前の静けさ”多々良 刻 【感情:■連帯感/□食傷】
聖: ・シナリオロイス/美原 佳織 【感情:■友情/□嫉妬】
聖: 簡単に以上にて。よろしくお願いします。

刻: 「…………(静かに、正座の状態から目を開ける」
刻: 「…………出掛けて来る(片手に日本刀の入った袋を持つ」
刻: 多々良 刻(たたら きざみ)。25歳女性。ヤクザのボディーガード。
刻: 無愛想、あまり喋らないが義理人情に厚い人。
刻: 人生の師である、養父のようになりたいと、目下研鑽中。
刻: コードネームは‘嵐の前の静けさ(Ruhe vor dem Sturm)’
刻: シンドロームは、ノイマン/ハヌマーン HP14 IV9 基本侵蝕率33%
刻: PCロイス 鳥越 劉斗 「感情 □感服/■侮蔑」
刻: シナリオロイス …まだ迷ってます。会ってみないことには分からない…と思いたいので。
刻: えっと…変な自己紹介かもしれませんが、以上で。よろしくお願いします

劉斗: 「ユリシーズを待たせている。依頼は手早く済ませたい」
劉斗: 「…勘違いの無いように言っておくが、女でも動物でも無いぞ」
劉斗: UGN登録名:“烈火の仮面”鳥越 劉斗(とりごえ・りゅうと)
劉斗: 各務グループ研究部門に所属。高収入・高学歴・高身長と三拍子揃った厭な奴。
劉斗: ポーカーフェイスが誤解を招く元かもしれないが、本人は気にしていない。
劉斗: ノイマン/サラマンダー HP:30 IV:24〜 基本侵蝕率:30% Dロイス:起源種
劉斗: シナリオロイスへの感情は後ほど
劉斗: PC間ロイス:“堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチルに、□好奇心/■無関心
劉斗: 「見たことのある“蒼”」
劉斗: 以上です。よろしくお願いします。

ミチル: 「──ハッ。お前も──」
ミチル: 「あたしの糧になってもらうぜッー!」
ミチル: 蒼月 ミチル。14歳。
ミチル: 力を求める純正FHチルドレンの少女。バトルジャンキーの炎使い。蒼炎。
ミチル: 元々はとある計画におけるUGNのオーヴァードの複製体らしい。詳細は不明。
ミチル: オルクス/ソラリス。不死者・複製体。HP:16  IV:9 
ミチル: ●シナリオロイス:”犯人” ■好奇心 □敵愾心
ミチル: 「邪魔くせぇんだよ」
ミチル: ●プレイヤーロイス:連城 聖 □好奇心 ■憎悪 ※1
ミチル: 「──気にイラねぇ」
ミチル: 以上で。宜しくお願いします。





 Opening Phase-01
 ScenePlayer:“地獄の業火” 連城 聖/登場:不可

 登場Dice 聖: 1d10+33=7(7)+33= 40

GM: 放課後の町並み。
GM: 友人である美原 佳織との待ち合わせ。
GM: 時間に正確な彼女が現れずに、早一時間が過ぎようとしていた。
聖: 腕時計を気にしながらの疑問と不安。携帯も数回掛けているのだが、繋がらず。
聖: もう一回掛けてみるか、それとも諦めるか悩み中。
GM: そうこうしていると、すぐ側でなにやら言い合うような声が。
聖: 「──まあ、後数十分待つか」うん、と気を取り直して、あたりを見回す。
GM: そちらを見ると、柄の悪い男達が、少女を強引にナンパしているようだった。
聖: ……はて。何だろうか。妙な予兆と共に顔をそちらに向けた瞬間。
聖: ──その少女と目があった。
聖: 「……あー」
GM: 少女は、曖昧な返事をしつつ、どうにか男達の誘いを断ろうとしているようだが。
GM/少女: 「あたし、待ち合わせ中なので、ここから動けないのです」
GM/男A: 「いいじゃん。君みたいな子を待たせるなんて、ろくな男じゃないって」
GM/男B: 「そうそう、それより俺達が、楽しい所に連れてってあげるからさぁ」
聖: それらを困ったように見て──仕方ない、と決断。そちらに歩いて向かい、気軽さを装って。
聖: 「あ、悪い。待った?」
聖: 少女の友人、に見えるように、男達の間に割り込んで、少女の手を引く。
男A: 「あん? なんだい、あんた?」
男B: 「あ、ひょっとして、待ち合わせの子? 丁度こっちも二人だし、なんだったら君も一緒に…」 ※2
聖: 「悪いが無理。じゃあな」あっさりきっぱり言って捨て。(何)
少女: 「? ………?」訳がわからない様子で黙って引っ張られる。
聖: 曖昧な表情の少女をひっぱって、近くの喫茶店にでも連れ込む。(何)
GM: 男達は、脈無しと肩をすくめて諦めたようです。
少女: 「? …? あれ?」周りを見て、うーんと考える様子。
聖: 「災難だったな。……」うーん、こっちも考えるしぐさで。
聖: 「私も人を待ってるんだが、来なくてな……。この喫茶店の場所なら、まあ、待ち場所も見えるんじゃないか。一緒に茶でもして待ってないか」
少女: 「あたし、助けてもらいました? いきなりなので、ビックリしました。ありがとうございます」ペコリ
聖: ああ、いや気にするな、と手を振り。
少女: 「そうですね。ここからなら、夕焼けも見えます」
聖: よし、と安心したように笑い。メニューを勧めて。
少女: 「あたしの待ち合わせの人、なかなか来ないんですよ。夕焼け見ても来なければ、帰ろうと思ってました」
少女: 「なかなか来ないのは、困ったものですよね。…あ、イチゴパフェがおいしそう」
聖: 「私もそうだ。──全く、佳織は何やってるんだ」ぬー、と頬杖付いて。共感に笑い。
聖: さくっと同じのを2個注文して、適当なお喋りを楽しむ。
GM: そうこう話していると、そのうち日も暮れてきました。 ※3
少女: 「来ないですねー。そちらは来られました?」
聖: 「──さて、食べ終わったら帰ろうか。いや。どうやら二人して振られたみたいだ」あーあ、と。首を振る。
少女: 「この町、この通りが一番夕焼けが切れに見えるんです。とても、赤くて綺麗に―――」
少女: 「あたし、赤い色が大好きで―――。それじゃ、ありがとうございました、失礼します」
聖: ……ふいに、少女の横顔を照らす赤の色が。
GM: ペコリと頭を下げると、夕焼けの向こうに消えていく少女。
聖: 「ああ、いや。──それじゃあ」
聖: とても緋かくて綺麗だ、と思った。
聖: 「……結局佳織は何やってたんだろ。変な事に巻き込まれてなきゃいいが」
聖: その少女を笑って見送った後、あいつを不安に思いつつ。自分は自分の道を帰りだした。



 Opening Phase-02
 ScenePlayer:“嵐の前の静けさ” 多々良 刻&“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/登場:不可

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 劉斗: 1d10+30=5(5)+30= 35
 登場Dice 刻: 1d10+33=5(5)+33= 38

GM: お二人は、緊急の依頼ということで、霧谷 雄吾から召集を受けました。
刻: 「………(かつかつかつ、と歩く」
GM: そこには、黒巣市他、近郊の市の名立たるエージェントやイリーガル達の顔がありました。
GM: しばらくすると、深刻な顔をした霧谷がやって来ます。てには、一本のビデオテープ。
劉斗: 「揃ったならば話を聞きたいんだが」霧谷と、手に持つビデオテープを見て。
刻: 「………。」軽く周りを見渡して、適当な位置に立って、霧谷を見る
GM/霧谷: 「ようこそおいでくださいました。ここに集まっていただいた皆さんは、有数のエージェント、或いはイリーガルだと思っております」
劉斗: 集っている人員には、さして気に留めず。
霧谷: 「そして、口が堅く、信用が置ける方々とも。緊急の依頼ということでお集まりいただきましたが、まずはこれをご覧ください」
GM: そう言って、ビデオテープを回す。
劉斗: 腕を組み、画面を注視。
GM: 映された映像には、何もない、真っ白な部屋。
GM: ただ、中央に、椅子に縛られた男の姿。その表情は、恐怖に彩られている。
刻: 「………。」
GM: しばらくして、誰かが入ってくる気配。男の表情が、一掃強張る。
GM: 画面には映らない何者かは、男目掛け、鉈を振り下ろし…。
GM: そこで画面は消される。
霧谷: 「あとは、ご想像の通りです」
劉斗: 「ふむ」
霧谷: 「所謂スナッフビデオという物ですが、これが最近、裏で回っているようなのです」
刻: 「……。」
霧谷: 「問題なのは、このビデオで殺されているのが、全てオーヴァードということです。皆さんの支部や町で行方不明になったオーヴァードの報告は受けていましたが、そのほとんどが、出演者として発見されました」
劉斗: 「成程」
刻: 「………。」ぎゅ、と刀を握る手に力をこめる
霧谷: 「皆さんに対する依頼は、出演予定者の捜索、このビデオを作っている者の捜索及び拿捕。以上です」
劉斗: UGNの対応と内容に合点がいった。鷹揚に頷く。
霧谷: 「これ以上、被害者を出さないよう、迅速に。かつ、周りに不安を与えないよう、内密にお願いします」
刻: 「……(こく、と頷く」
GM: 霧谷が一礼すると、各参加者は三々五々散っていく。
GM: そんな中、霧谷がお二人を呼び止めました。
劉斗: 「まだ、何か?」部屋を出ようとして足を止め。
刻: 「……何かあるのか?」同じように足を止める
霧谷: 「彼らは、居場所が特定されないよう、場所を頻繁に変えているようですが…」
劉斗: 「……現在は、黒巣市に?」
劉斗: ちらりと、呼び止められたもう一人を見る。顔と名前だけは記憶と一致する。
霧谷: 「行方不明者の出る傾向から、次は黒巣市に行く可能性が高いです。充分に、ご注意を」
劉斗: 頷いて。「心得た。――多々良の養子だったな、確か」
刻: 「………分かった。……そうだが」軽く鳥越を見る
劉斗: 「黒巣の地の利は心得ているだろう。無駄な手間を掛けたくない」
劉斗: 「全く別々に動くのも効率が悪い、分担するか?」淡々と行う提案。
刻: 「……構わない。」淡々と返す
劉斗: 「決まりだな」
刻: 「……1日毎に、定期連絡、というところか」
劉斗: 「気がついたことがあれば、適時。連絡先は互いに調べれば早かろう」
劉斗: 言うが早いか、背を向けて一足先に支部長室から退出した。
刻: 「………それも、そうか」ゆっくりと歩き出す



 Opening Phase-03
 ScenePlayer:“堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチル/登場:不可

 登場Dice ミチル: 1d10+33=5(5)+33= 38

GM: あなたは、七里 千明応援として、黒巣に招聘されました。
ミチル: 「正直かったりぃな」思っていた事を口に出す。
GM: 待ち合わせ場所の喫茶店では、千明がぼんやりと文庫本を読んでいます。
ミチル: 気だるげな仕草で千明の向かい側の席に座る。
GM/千明: 「あなたが応援?」目線だけを上げて
ミチル: 「そ」目線を向けて。
ミチル: 珈琲を頼んで。座りなおす。
千明: 「最近、FHのエージェントの行方不明者が続発してるの。あまり無意味に減りすぎると、任務に支障をきたすわ。だから、事件の捜査と解決、それが任務」淡々と
ミチル: 「了解」口の端を上げて。
ミチル: 「何か取っ掛りは?」
ミチル: 灰皿を引き寄せて。
千明: 「今のところ、皆無。でも、パターンから、次はここで起きる可能性が高そう」
ミチル: 「じゃあなんだ。囮か」運ばれてきた珈琲を眉を潜めて不味そうに啜る。返す言葉も率直に。
千明: 「何者かの仕業なら、その相手も近くにいるんじゃないかしら? 人一人どこかにやるのは、結構手間だから」
千明: 「私は情報収集に努めるわ。何かわかったなら、連絡ちょうだい。できる限り、バックアップはするわ」
ミチル: 「了解。あんたの情報収集能力はアテにしてる」
ミチル: ずず。珈琲は飲みきる。
ミチル: 「念のために。機密レベルは?」
千明: 「常に、最大で。そいうやり方だから」
ミチル: 「──」
千明: 「でも、利用できるものは、利用してもいいかも。その時は、あなたの判断に任せるわ」
ミチル: 「──了解」
千明: 「ここの町、使いがいありそうな駒が多いし、ね」
ミチル: 少女に似合わぬ獰猛な笑みを浮かべて。
ミチル: 「”そうだな”。なんなら使い潰してしまってもかまわんだろう?」
千明: 「ええ。そっちは、私達に必要ないから」
ミチル: 「気に入った。さっさとカタをつけようか」
千明: 「じゃ、よろしく」言って、文庫本に視線を戻す
ミチル: くっくっく。
ミチル: 内心で狂うように笑い。
ミチル: 伝票を持って店を後にする。
ミチル: 席に蒼い羽根を一枚残して。



 Middle Phase-01
 ScenePlayer:“地獄の業火” 連城 聖/登場:可能

 登場Dice 聖: 1d10+40=4(4)+40= 44

GM: 後日、あれきり佳織の行方は杳として知れなかった。
GM: 携帯も繋がらず、行き先もわからず。
GM: ただ、一縷の望みにすがり、待ち合わせ場所に行ってみた。
GM: そこには―――。
少女: 「〜♪」
聖: 落ち着かない。どうにも。苛立たしげに、目に掛かった前髪を跳ね除けて。──その目で、その少女を見た。
GM: 楽しげでもなく、かなしげでもなく、旋律に声を乗せるだけの、歌。
聖: 「──」酷く嫌な予感。胸が、騒ぐ。あの日の少女の横顔、あの少女の赤を、思い出し。
聖: ……首を振った。
GM: 歌い終わり、周りを見渡した彼女と、ふと目が合う。
少女: 「………あ、この間の、お姉さん」
聖: 「……あ、あーと。久しぶり、かな」曖昧になってしまう笑みを返して。
少女: 「こんにちわ。今日も、待ち合わせですか?」
聖: 「そんな所。──あ、そっちは?」
少女: 「あたしも、待ち合わせ」
聖: 「そっか。…そうか」何も無いくらいに普通の少女に、漸く普通に笑い返す。
少女: 「待ち合わせても、あまり来ることないけど、ここから見える夕焼けは綺麗だから、いいの」
聖: 「ああ。………綺麗だ」小さく頷いて。
少女: 「あ〜あ、来ても来なくてもいいから、早く夕焼けにならないかなぁ」
聖: 「赤いから?」
少女: 「うん。あたし、赤い色が大好き♪」
聖: そんなことを言っていたな、と。思い出しながら横で首を捻って。
聖: 「ああ、だからイチゴパフェ」ぽん、と手を叩いた。
 登場Dice ミチル: 1d10+38=5(5)+38= 43
ミチル: ”ふらり”、と。人混みから逸れた様にその場に現れる。
聖: 赤か。私が持ち得る赤は。炎か。血か。それくらいかな、とぼんやり立ち竦んでいたせいか。──どん、と蒼を連想させるその少女にぶつかる。
聖: 「あ、ごめんなさい」
聖: 今のは私が悪かったなと思い、慌てての謝罪
ミチル: 「いいや。怪我はないかな」連城聖、と小さく声に出して。
ミチル: 「さて。”こんにちは”。ここは待ち合わせに使って良いかな。話の邪魔にならないかな」
聖: 「……怪我は無いよ。そちらも無さそうで」…何処かで会った、FH少女。蒼の炎の少女。自分とは対照の。…あー、と頭に手を当て。
少女: 「?」首傾げる。が、気にしないことにしたようだ
ミチル: 「先ほどの歌を聴いてここまで来たんだ。あんまり邪険にして欲しくないかな」
聖: 「どうぞ。─どうせ待っているだけだから。人が多い方が気が紛れて嬉しい」
聖: あっさりと言い、さてどうしようかと周囲に目をやった。
ミチル: くすり、ともぐすり、とも取れる毒が入っているような純粋から堕ちた笑み。
少女: 「ここは誰かの者じゃないから、いてもいいんじゃないかな? あたしも、いつもここで夕焼け待ってるし」
ミチル: 「三人が三人とも待ちぼうけか。待たせるものも困った奴だな」
聖: 「本当にな」
少女: 「あたしはいいの。あたしはどちらかと言うと、夕焼けを待ってるから」
ミチル: 「赤。か」
聖: 「──赤。ね」
少女: 「〜♪ ………ッ!!」不意に、頭を押さえて苦しむ少女
ミチル: 「────」
ミチル: さぁ。動くなら動けよ。連城。とばかりに目で。自分は動かない。一歩も動かない。
少女: 「…ッ。―――。………フゥ…」
聖: 「…え、どうした、…?」
少女: 「ちょっと、頭痛が………もう、大丈夫」
聖: 眉を顰めて、少女の肩に手をやる。─蒼い少女を横目で見ながら。顔を覗き込んで
聖: 「本当に?無茶してないか」心配そうに見上げ。
少女: 「………困ったな」表情の薄い顔で、笑う
ミチル: 懐からアロマパイプを取り出し口に含む。二人の様子をなかば笑みを浮かべて見守る。
少女: 「ごめんなさい。今日は、もう帰ります。それじゃ」言うが早いか、あっという間に雑踏の中に消えていく
聖: 「あ、気分が悪いなら──」この前の喫茶店にでも入って、と言おうとはしたが。帰っていく少女の背にその手を下ろし。
ミチル: 「夕暮れを待たずにさようなら、だな。待ち人来たらず」
聖: 「……」ひた、と振り返って見た。そのコードネームしか知らない蒼の少女を。
ミチル: げらげらげら。口元だけで笑い。
聖: 「………しまったな」そして思い出した。ああ、失敗した。次は。次に会ったら聞こう。
聖: 「所でファルスハーツの人」腕時計を見て
ミチル: 「”おお、あなたの幸せの青い鳥は何処に。砂漠の中?高い空の上?それとも──”」
ミチル: 「”夕暮れの赤の中?”。うん。お前があたふたしていたのはそれなりに滑稽で面白かった」さらり。
ミチル: 「それでいて答えよう。何かな。連城聖」
聖: 「悪趣味だな。殴るぞ」
ミチル: 「病人を殴るか。悪趣味だな。連城」
聖: 病人、そうなのか。それなら考慮しておこう。あっさりと返し。
ミチル: 「冗談だがね」病人の部分をさらりと消して。
聖: 「この周辺で。“何か”が起こってはいないかな。」
ミチル: げらげらげら。これはこれは。
ミチル: 「うん。教えても良いよ。連城 聖」
ミチル: その方が手間が省ける。
聖: こいつめ。でこぴん。そんな事をしている間にも日が暮れ。薄赤が訪れ。
ミチル: 「知って。お前が首を突っ込んでくれるから。”楽だ”」
聖: 「それでいい。私を利用してみろ」
聖: 何時も通り。
ミチル: 「エージェントの行方不明だ。強いて言えばオーヴァードの、な」
ミチル: 「原因、規模、犯人、その他諸々不明。わかりやすくて良いだろう。」
聖: 「ああ、なるほど。──ああ、なるほど」二回の肯き。出す声は低く。
ミチル: 「もしかしたら。待ちぼうけの相手は──言わずともわかるよな」
ミチル: げらげら。
聖: 睨むというには毒の無い、強いだけの視線を投げ返し。
ミチル: 「お前も近い内に闇討ちになっていたかもしれない、違うかもしれない」
ミチル: 「だが。オーヴァードを狙った犯行が起こっている事は事実」
聖: 「それ以上はお前の感想のようだから、ここで切り上げておく」
ミチル: 「ああ。死んでいて欲しいとかは思ったことは無いぞ。お前を炊きつけるには丁度よかったからな。この言い方が」
ミチル: げらげらげら。
聖: 「ありがとう。お前の仕事に、手を貸してやろう。“堕ちた蒼翼”」
聖: 嘲笑うような声に、簡単に背を向ける。
ミチル: 「ありがとうございますと言っておくぞ。”Hellfire”」
ミチル: 「それとも連城聖の方がいいかな」
ミチル: 手をぶらぶらと。ポケットから抜く。
聖: 「……どっちでもいいさ」
聖: 馴れ合いは好きじゃなさそうだから、ここで。じゃあな、と軽く。─けれど早足で。その場を去る。
ミチル: げらげらげら。
ミチル: 誰に対してか。嘲りの笑みを向けて。
ミチル: 手を振って空間を裂き夕暮れの中に消える。



 Middle Phase-02
 ScenePlayer:“嵐の前の静けさ” 多々良 刻/登場:不可 ※4

GM: 登場どうぞ。
 登場Dice 刻: 1d10+38=2(2)+38= 40
 登場Dice 劉斗: 1d10+35=7(7)+35= 42

GM: お互いに、情報収集をしようと別れ。
GM: そして今、再び合流しようと待ち合わせ中。
GM: それぞれ、持ち帰った情報を吟味しながら。
GM: では、何について調べますか?
刻: この街で、行方不明者が居ないか、居たら、その行方不明になった場所。あと、もし‘ビデオ’が出回っているのなら、そのルートを押さえる…かな?
GM: 行方不明者は警察・裏社会どちらかですね。
刻: 裏社会あります ノ …1Lvですけど
劉斗: とりあえず、振ってみるといい。こちらでも情報は集めているからフォローできるし。
GM: ビデオはウェブ・UGNかな。
刻: では、振ってみます。…えっと、技能が無くても振るのはいいんでしたっけ?
GM: 技能が無い場合、社会のみですね。
刻: #2r10+1 行方不明者
 Dice 刻: 2r10+1=6(6(6,2))+1= 7
刻: #2r10 ビデオ
 Dice 刻: 2r10=9(9(6,9))= 9
GM: 7では、
GM: 行方不明者は、オーヴァードでさえあれば、所属や背景は関係ない様子(5)
GM: 一人で出歩いてる時を狙って被害に遭っているようだ(7)
GM: 最新の行方不明者は『美原佳織』(自動)
GM: ここまでですね。
刻: 「…(軽く、喫茶店のメモに簡略に調べたことを書き出している」
GM: で、ビデオの9。
GM: アングラで噂になっているものの、入手方法は不明(3)
GM: 噂によると、より過激な内容のビデオも出回っているらしい(9)
GM: こんなところですねビデオの方は、全て出ています。
刻: 「……(こんなところ、か」ずず、とコーヒーを飲みつつ
劉斗: ここで登場。遠くから聞こえるバイクの鼓動が喫茶店の傍で停止。 ※5
劉斗: 「――早いな」メットを手に店内へ入り、多々良の姿を確認する。
劉斗: 腕時計の針を見遣れば、丁度待ち合わせの時間を指した。
刻: 「――職業病、といった奴だ」振り向きつつ淡々と
劉斗: 了承も得ずに同席に付く。「こちらもいくらかの情報を仕入れた」
劉斗: というわけで、足りないと思しき行方不明者に関する情報ロールを行います。
GM: どうぞ。
劉斗: 行方不明者について。<情報:警察> 《天性のひらめき》使用。#9r8
 Dice 劉斗: 9r8=16(10(1,8,2,4,1,7,3,10,8)+6(6,5,4))= 16
劉斗: 16。侵蝕率は46%に。
刻: 「――俺の方の情報は先にまとめておいた」メモを差し出し
劉斗: 「手際がいいな」素直に称賛し、こちらの得た情報を口頭で伝える。
刻: 「―無駄は嫌いだろう?」淡々と返す
GM: では、
GM: 被害者の採取目撃地点にて、《ワーディング》を張られた気配あり。おそらく、《ワーディング》による対象の選別を行っていると思われる(10)
GM: これで全てですね。
刻: 「……ふむ。一人の時に、ワーディング、か」顎に手を当てる
劉斗: 合わせて、最近姿を消した人物がUGNのエージェント、イリーガル登録者リストに無いかも調べたい。
GM: それは無条件。調査を始めてから現在までの行方不明者は『美原佳織』のみ。
劉斗: 「黒巣では『美原佳織』のみ、か…」運ばれてきたコーヒーで口を湿らせる。
刻: 美原佳織なる人物について、分かることはありますか?
GM: オーヴァードである以外は、普通の女子高生ですね。親しい友人として、連城聖の名前が見られますが。
劉斗: 「連城聖。こいつの周りでは碌な事が起こらない…それとなく周辺を見張っておくか?」 ※6
刻: 「……それもいいかも知れんが……囮、を使うという手もある」
劉斗: 「決め手に欠けるとしても、あながち的外れでは無い。撒き餌とはそういうものだ」
劉斗: 「それともお前が囮になるつもりか?」
刻: 「……ああ。それが好ましいとは思う。私は『弱い』からな」ずず、と
劉斗: 「――店員。“苺パフェ”を2つ」話の腰を折り、通りがかった手近な店員に追加注文。 ※7
刻: 「――甘い物が好きなのだな(ずず」
劉斗: 「お前の分もだ」
刻: 「…頼んだ覚えは無いが」
劉斗: 「待たせた詫びだ。お前のバイクのマフラーが冷めていたという事は、随分と店内に居たんだろう」
劉斗: 「要らないなら俺が食う」
刻: 「……頂こう」少し考え。
刻: 「…一応聞いておくが、この事は、連城聖には知らせるのか?」
劉斗: 「他言無用と口止めをして伝えるつもりだが」
刻: 「……そうか。なら、周辺を見張ったほうが良いか。勝手に突っ走るだろうから」出て来たパフェを頂きつつ
劉斗: 「いずれ知る事だ。“最初から無かった事”にしても構わんが」スプーンを手に、パフェを前に淡々と呟いた。



 Middle Phase-03
 ScenePlayer:“堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチル/登場:不可

 登場Dice ミチル: 1d10+43=4(4)+43= 47

GM: 手掛りを求め、町を回る。
GM: そもそも、この町では手掛りどころか、事件が起こっているかどうかも定かでは無いのだが…。
ミチル: 「かったりー」口に加えたアロマパイプを上下させながら。 ※8
GM: そう思っていたところで、不意に辺りを包み込む《ワーディング》の気配。
ミチル: 軽く頭痛がして。立ち止まる。
GM: それはすぐにで消え去るが、同時に感じた、観察されるような気配。
ミチル: 「────チッ」
ミチル: 《ワーディング》を張り直す。そのまま人混みの方に移動。
ミチル: まだ観察されている様子ならスパイクヒールに連絡を繋ぐ。
GM: では、離れていく人影が見られます。《ワーディング》を張りなおされたことで、慌てて逃げてる様子です。
ミチル: では追いかける。最低でも人影を確認する。
GM: 取り立てて特徴の無い青年ですね。追われると思っていなかったのか、必至の形相で逃げています。捕まえようと思えば捕まえられそうですね。
ミチル: 《縮地》使用。空間を裂いて。青年の前に移動。蹴り飛ばす。
GM/青年: 「ヒギャッ!?」
ミチル: そのまま胸を足で踏みつける。
ミチル: 「何の用なんだ。お前」薄っすらと笑みを浮かべて。
青年: 「な、なんだよ! こんなの聞いてねえよ! 楽な仕事じゃなかったのかよ!?」足元で喚き散らす青年
ミチル: 「誰の差し金かな。楽な仕事だと思うぞ。今お前が喋るという事は」
ミチル: 足に力が込められる。
青年: 「俺はただ、ネットでバイト見付けただけだよ! 《ワーディング》張って、見つけたオーヴァードの人相知らせるだけだって…」
 登場Dice 劉斗: 1d10+46=1(1)+46= 47
劉斗: 登場。二人の寸前でブレーキングターン。
劉斗: 「――黒巣で弱い者イジメか?」バイクに跨ったままメットのシェードを開け、二人を見て。
ミチル: 「そう見えるならその様だ。用があるなら単刀直入にいえ」
青年: 「そ、そこのあんた、助けてくれよぉ!?」
劉斗: 「助けるかどうかは俺の判断で決める。お前は正直に話せばいい」
ミチル: 「サイトの事を言え」
青年: 「ヒィッ!?」
ミチル: 「アバラを2本助けてやる」
ミチル: 「面倒な時間稼ぎをすると指を2本焼く」
青年: 「お、俺が見たのは、適当に《ワーディング》張って、オーヴァードを探せってだけだよ!? あ、アドレスはここだ!」と、URLを言う
劉斗: 「ふむ」――当たり、のようだ。一手間加わりそうだが。
青年: 「あ、アングラサイトの奥の方だ! なあ、なあ、話したんだから、助けてくれよ!?」
劉斗: 特に手を貸すでもなく制止するでもなく、その様子を見つめ。
ミチル: 「そうか。ついでに聞こう。お前はそれまでで何人分バイトを行なった」
青年: 「ま、まだリスト作っただけだよ。あっちには知らせてねぇ」
ミチル: 唇に錠剤を咥え。がきりと噛み砕く。右の掌に浮かび上がる蒼い炎。
ミチル: 「破棄しろ。そして忘れろ。誓え。実行しろ。でないと今ここで殺す」
ミチル: 「易くて安い仕事だ」
青年: 「れ、連絡方法は、携帯でここにしろって…ヒィッ! 忘れます、忘れます!」
ミチル: 足をどけて。連絡方法を確認。
ミチル: 「行け」
ミチル: 青年を解放。
GM: 連絡先はべらべら喋ります。そして、脱兎のごとく逃げ出す。
劉斗: 黙って青年を見送り。
ミチル: 「で。何のようだ。警察の人間では無い様だがな。お前」
ミチル: 炎を振り払って。眼前のライダーに。
劉斗: 「行方不明者を追って《ワーディング》を探してやってきた、ただの物好きさ」
ミチル: 「偶然、あたしもその物好きの仲間入りらしい。行方不明の仲間入りをしそうになったがな」
劉斗: 「組織的、且つ無差別のようだな。末端があれでは程度が知れるが」
ミチル: 「無知なる群集というのは馬鹿にならんぞ。…まぁいいがな。程度の事は」
ミチル: 「退屈なら協力するか。お互いに」
劉斗: 「ああ、それもいい。怠惰な安全策よりもリスクと効率を選択する」
劉斗: 「それと、ついでに詰まらぬ事を訊くが」
ミチル: 「ああ」
劉斗: 「連城 聖…あるいは“Hell Fire”が通り良いか。探しているんだが見ていないか?」
ミチル: 「あたしが”予約済み”」
劉斗: 「成程」微かに口の端を上げ。
ミチル: 「だから一緒に踊ろうぜ。もっと楽しい。お前とならもっと愉しめそうだ」
ミチル: げらげらげら。屈折して堕ちてそれでいてどこかしら純粋な笑み。
劉斗: 「“碌でも無い事”の幕開けが近いか。いいだろう、それも一興」
ミチル: 「ほらよ」
劉斗: ライダーグローブを填めた手で投げられたそれをキャッチ。
劉斗: 表情の無い顔が、下ろしたシールドに隠れた。
ミチル: 先ほどの走り書きと自分の連絡先を記して。
ミチル: 振り返って。《ワーディング》を消して。雑踏の中に消える。



 Middle Phase-04
 ScenePlayer:““地獄の業火” 連城 聖/登場:しばらく不可

 登場Dice 聖: 1d10+44=2(2)+44= 46

GM: 相変わらず、佳織の姿は見られない。
聖: とりあえず、一人だと効率が悪すぎる。この無茶は今回限りにしよう、と思い直して。歩いた。
GM: そして今日もまた、待ち合わせたあの場所へ。
聖: 「これでいなかったら誰かに連絡、して──」顔を上げて。ああ、と気づいた。
少女: 「………」つまらなそうに爪を噛みながら空を見上げる。
GM: 少女もその気配に気付き、振り返る。
聖: 「こんにちは。あれ。こんばんは、かな」
聖: 手を上げて笑みを見せての挨拶。
少女: 「こんにちは。あたしは、こんにちはの方が、好きだな」
聖: 「では“こんにちは”」屈託無く笑い返して、一緒に空を見上げる。
少女: 「…ひょっとしたら、あたし、この街を離れることになるかも。ここから見る夕焼け、好きだったんだけどなぁ…」
聖: 「おや。一体どうして」残念だと、軽く肩を落として。
少女: 「よくわからない。そう聞かされただけ」
聖: 「そっか。…そうか。残念だけど。元気でな」僅かの嘆息。
少女: 「…そういえば、この間助けられたお礼、まだしてなかったよね」
聖: きょとんとした顔で見返し。
少女: 「…お礼、したいけど。…うーん、思いつかないなぁ…」
聖: 「ああ。じゃあ。──お願いのリクエスト、いいかな」 ※9
聖: ふいに悪戯を思いついたように笑って。
少女: 「何かあるの!?」パッとそちらを見る
聖: 「また、この市に来ることがあったら。また今度会ったら。──名前を教えて欲しい」
聖: 今聞いてもいいけど、その方がロマンチックじゃないか、と笑って。
聖: 「そしたら、佳織と──私の待ち人と。一緒に、またイチゴパフェを食べよう」
聖: 浮かべたそれはきっと楽しい光景。実現するならどんなに。楽しみしている、といって。
少女: 「うん。それじゃあ、お姉さんの名前…あたしも聞かない方がいい…かな?」
聖: 「だな」うん、と頷いて。
聖: 握手、握手。
少女: 「そうだね、それじゃ………ッ!!」また、頭を押さえて蹲る
聖: 「──ッ、大丈、」
聖: 慌てて手を差し伸べる。彼女の様子を見て
少女: 「………。…大丈夫…。………? …佳織?」最後の方は聞こえないくらいポソッと ※10
少女: 「…ごめんなさい、今日はもう帰るね」
聖: え、と視線を投げる。
聖: 「あ、いや。……うん。──ああ、そうだ」
聖: 「これで暫く会えなくなるかも知れないから」慌てたように。
GM: そして、走り去る。途中、一度だけ振り返り、悪戯っぽい笑みを浮かべて。
聖: 「──元気で!またな!」
少女: 「あのね、お姉さん! あたし、いいこと思いついたかもしれない!」そう言って、『またね』と手を振り返す
GM: そして少女退場。
聖: 「──楽しみにしてる」去っていったその背に、笑みを送った。
聖: さて、私の待ち人は今日も来なかった。待つだけの『今回』はこれで終わった。
 登場Dice 刻: 1d10+40=6(6)+40= 46
刻: 登場:バイクを聖の目の前に止める
聖: …目の前で止まったバイクに、顔を向ける。
刻: 「――…ここに居たか。連城 聖」ヘルメットを外しつつ、長い髪をさらけ出す
聖: 「お久しぶりです。ええと、確か。多々良さん」
聖: 承知とばかりに。そちらへ歩む。今度からは、動く。
刻: 「…乗れ。道中で説明する」ヘルメットを投げる
聖: 頷いて、ヘルメットを被り。…途中、長い髪に自分も苦労しながら。
聖: 「オーヴァードが行方不明だそうですね。……私に接触ということは、佳織の事はもう知っていると思っていいんですね」
聖: どう思っているかはさて置き、尋ねる口調で。よし、被れた。バイクの後ろに乗ってみる。
刻: 「……ああ…そして、その行方も、な」淡々と。乗るのを確認する
聖: 「…………多々良さん」その背に、僅かに弱く尋ねるように。
聖: 「佳織は、大丈夫、ですよね?」
刻: 「………何とも言えん………」正直に答える。エンジンをふかす
聖: 回した腕が小さく震え。頭を振る。
聖: 「正直ですね。……嫌いじゃないです、多々良さんの、そういう所」空を見上げ。赤い空を見上げ。
聖: 「ああ、でも──」それで思い出したのは、さっきの少女。
刻: 「……でも?」
聖: 「………あれ、おかしいな」ふいに首を捻る。
聖: 「ああ、いや。なんだか、大丈夫そうな気がして来ました」
刻: 「――そうか……しっかり掴まっていろ」少し頷き、フルスロットルでバイクをスタートさせる
聖: 「でも、それだけじゃなくて。私も動いて『大丈夫』を確定するんです。──手を貸して下さい、多々良さん」
聖: 頼みます、と。言葉が届いたかどうかも夕暮れに消えた。



 Middle Phase-05
 ScenePlayer:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/登場:不可

 登場Dice 劉斗: 1d10+47=6(6)+47= 53

GM: FHとの協力は取り付けた。
GM: が、肝心の犯人への手掛りが少ない。
GM: 強いて言えば、怪しいバイトの連絡先。しかし、これがどう関わってくるか…。
劉斗: 手近な駐車場にバイクを止め、“堕ちた蒼翼”から渡されたメモを見る。
劉斗: メモの連絡先に電話を掛ける前に、多々良の携帯に連絡。多々良、連城の登場を要請します。
劉斗: 「手掛かりが掴めた。できるならば合流しておきたい、場所は――」
 登場Dice 聖: 1d10+46=10(10)+46= 56
 登場Dice 刻: 1d10+46=2(2)+46= 48
聖: と、まあ、そんな要請を受けて。
刻: 「…連れて来た」ヘルメットを外しつつ
聖: 多々良さんのゴイスなバイクの後ろに跨って登場。
聖: 「何だか冬以来ですね鳥越さんと言いたくなりましたがそれは置いておいて」ヘルメット外して(何)
聖: 「お久しぶりです。鳥越さん」
劉斗: 「俺としてはできるだけ関わり合いになりたくなかったが、そうも言っておられまい」
聖: 「お互い様ですよ。じゃあまあ、とっとと済ませましょうか」
刻: 「……。」バイクを止めて、袋を片手に
劉斗: 「美原佳織に関する事だ」
劉斗: 「広義的には、彼女を含む“事件”について、だが」
聖: 「大体“分かっています”。私は“堕ちた蒼翼”から得た基本的な情報以外には手持ちがありません。そちらはどこまで調べが付きましたか」
聖: 頷いて、言葉を待つ。
劉斗: レーシングスーツの前を少し開けて、手近な縁石に腰を下ろす。 ※11
刻: 壁に背を預け、腕を組んで話を聞く
劉斗: 「既に多々良から大方の話を聞いていると思うが、その後、《ワーディング》現場で手掛かりの一端を捉えた――“蒼”が」
聖: 「……手がかりの一端に少し同情します」何が起きたか勝手に適当に想像した(何) ※12
劉斗: 「これがメモだ」紙切れを差し出す。
聖: 受け取って暗記。
聖: 「どうしますか。これで」
劉斗: 「今後の行動として。この後、其処に連絡を入れるという手段もある」
劉斗: 「平易な言い方をすれば、囮だ」
聖: 「上手く行けばいいですが。でも、現状ではそれが一番犯人に近い道か」うむ、と考える仕草。
刻: 「………。」片目を開いて鳥越さんに向けつつ
聖: 「異議はありません。やるならやりましょう」
刻: 「……こちらも異議は無い」
劉斗: “堕ちた蒼翼”を舞台に呼ば無いのは不義理というヤツか。何とは無しにそんな事を思いつつ。
聖: 「まあ勝手に来るでしょう。多分」適当な事を言ってみた。(何)
劉斗: 「異論は無い」何についてかは推測をして(何)
聖: 頷いて(何)
聖: 「あ、そうだ。多々良さん」
刻: 「…ん?」
聖: 情報収集の結果見せて貰おうかと話しかける。(何)
刻: 「……ああ。これだ」鳥越さんの情報も踏まえて改めて書き直したメモを
聖: 「ああ、いや。何処まで調べがついているのかと思って。私まだ、具体的な情報を得てないものですから」どうも、と返してそのメモを見る。あ、字が綺麗。
聖: 「他に何か調べることはありませんか?手伝いますが」
刻: 「……ふむ」
聖: 「……、手伝えたらいいな」遠い目(何)<社会0 ※13
聖: 1だよ1(何)
劉斗: あくまでも確認のつもりだが、と前置いて。
劉斗: 「お前の身辺に何か変化は無いか?」
聖: 「友人が居なくなった以外は。何時も通りです。何時も通り。今度この街を離れるかもしれない、赤が好きな少女と出会いました」
劉斗: 「黒巣市で事件が起こり始めたのはつい最近からだ。災難体質のお前ならば、何らかの兆候があるかと思ったのだが――ふむ」
聖: 「──それを含めて。何時も通りです」
劉斗: 「名前は?」
劉斗: 何時も通りとの言葉に小さく頷いて。
聖: 「聞いていません。今度、会うときに聞く予定です」後悔無く。
聖: 容姿を伝えた。何か彼女のことで調べるなら、名前以外を教えて下さいと言って
聖: 「楽しみですよ。今度会う時が」うん、と頷いた。
刻: 「……(携帯を取り出し」 調べて良いかな?
GM: 少女を調べるなら、UGN・裏社会ですね。
聖: コネナス。ダイスボーナスナス。0R10もとい1R10で振るのは酷そうなんで、よろしくお願いします。(何)
刻: #2r10+1 情報:裏社会 少女
 Dice 刻: 2r10+1=9(9(9,4))+1= 10
劉斗: 容姿の描写のみで対象の特定を試みる。情報:UGN、素振りで。#9r10
 Dice 劉斗: 9r10=9(9(4,1,6,9,4,5,1,7,5))= 9
GM: では、
GM: 極最近、この町で見かけるようになった。が、素性を知るものはいない(4)
GM: 調べられる限り、戸籍等で彼女の存在は確認されない(7)
GM: 10数年前、敵味方構わず殺しまわったゲリラの少女に特徴が酷似している。が、そのゲリラの死亡は確認されている(10)
GM: 以上ですね。
刻: 「……そうか。すまない、卓(ぴっ」電話を切る//「……最近、この街に来たようだ」かくかくと説明始める
劉斗: 「無差別殺人のゲリラの少女、か」腕を組み、思考。
劉斗: この少女に対しては情報ロール行えますか?>GM
GM: 名前、不明。素性、不明。死亡は死体が確認されているの間違いない。こんなところですね。判定は必要ないです。
劉斗: 敵味方問わず。UGNもFHも関係なくオーヴァードを襲い、殺害する手法…酷似している特徴。
聖: 「繋がりますね。──そうだな。私一度UGNに連絡してきます」確認、報告、そして猶予の要請。
劉斗: 「ああ、任せた」
刻: 「……(こく」
劉斗: こちらはこちらで、その間に“蒼”の留守電に新たな情報と現況を吹き込み、切る。
聖: 「……どう動きましょうか」メモ見返して。
劉斗: 「メモの番号に繋ぐ前に、サイトを下調べしておくのがいい」
劉斗: バイクのサイドケースからモバイルを取りだし、接続。
刻: 「…(覗き込む」
GM: そのURLを入力しても、繋がりませんね。サイトが閉鎖され、徹底的に痕跡が消去されているようです。
劉斗: 「……閉鎖されているようだな」画面に現れたエラー表示を前に呟く。
聖: 「……青野先輩見てないかなあ……」無駄な祈り(何)
劉斗: 「ということは、連絡先も不通となっている可能性が高い」携帯を取り出し、例の番号を入力。発信。
電子音声: 『ご連絡、ありがとうございます』
電子音声: 『あなたが見つけたオーヴァードの特徴を、なるべく詳しくご説明ください』
電子音声: 『説明が終わりましたら、#ボタンをお押しください』
GM: それきり、何も聞こえなくなる。
劉斗: ちらりと、二人を見る。
刻: 「……(こく」
劉斗: 『どちらが囮になるか?』
聖: そうだな。自分で構わないと目で。
刻: 「……任せる」
劉斗: 「特徴は……」無音となった携帯に、淡々と連城の特徴を述べ連ね、#を押して通話を終了させた。
聖: あー。そういや、他にそのサイトを見た事がある人からの噂とか、情報:ウェブ等でそのサイトに対して情報判定出来ないですかね。GM。(何)
GM: できないものとします。
聖: 了解。
劉斗: 「多々良は…自身が囮となるよりも、その囮を護る役の方が良かろう」
聖: 「頼りにしてますよ。ボディガードの多々良さん」
刻: 「……分かった。」静かに、強く



 Trigger Phase
 ScenePlayer:“地獄の業火” 連城 聖/登場:可能

 登場Dice 聖: 1d10+56=10(10)+56= 66

GM: 囮として町を回る連城。
GM: 携帯が鳴ったのは、そんな時だった。
聖: 「……あの子の連れが居る筈なんだがな」言っても仕方の無い事で。あれ、と携帯を取る。
GM: 『送信者:美原 佳織』。ディスプレイには、そう示されていた…。
聖: 「はい。連城」淀みなく応答。
???: 『もしもーし。あ、繋がった』
GM: 佳織ではない、聞いたことのある声。
聖: 「どちら様かなー」
聖: ああ、と。気づいた風に返す
???: 『ごめんねー、お姉さんの名前、知っちゃった。佳織って言ってたから、ひょっとしてって思ったんだけど』
聖: 「ああ、そっか。……そう。それはヘマしたな、私」
???: 『さっきね、連絡があって。あたし達、この町出るって言われたから、その前にお礼しようと思って』
聖: 「ん。じゃあどうしようか」
???: 『●●●に来れる? ちゃんと、準備しておくから』
聖: 「分かった。……なあ」
???: 『なに?』
聖: 「いや。えーと、うん、その」少し困ったように唸った後、
聖: 「さっき名前が知られたっていうか、そもそも自分で言ってしまったのにアレなんだが」
聖: 「お礼。それ終わったら、やりなおさないか。もっとロマンチックに。何か考えておくから。いや、今度は私ヘマしないから!」若干慌てて付け足して。
聖: 「じゃあまた。──夕暮れには、そっちに行ける」
???: 『うん、待ってる。でも急いでね。みんな、急いで移動しようとしてるから。じゃあ、またね』
聖: 「はいはい。じゃあ、また」さくっと携帯切る。
聖: そのまま携帯掛けなおし
聖: 堕ちた蒼翼を含む全員に連絡して囮の失敗と向こうに呼ばれたを報告。



 Climax Phase
 ScenePlayer:全員

 Dice 聖: 1d10+66=4(4)+66= 70
 Dice 劉斗: 1d10+53=5(5)+53= 58
 Dice ミチル: 1d10+49=5(5)+49= 54
 Dice 刻: 1d10+48=1(1)+48= 49

GM: 慌しく、なにやら撤収準備を進める一団。
GM: その中で、楽しげに歌など歌いながら何かを待っている風な少女。
GM: 視線の向こうから来る姿を目に留めると、『こっちこっち』と元気よく手を振る。
少女: 「あー、間に合ったねー」
聖: 「こんばん……じゃないな。ええと。こんにちは」
聖: 何とか間に合った、と。走って来て乱れた息を整え。頷き返す。
少女: 「よかった。捨てろって言われてたけど、とっといたよ。これ、お礼」そう言って、なにやら大荷物の入った袋を投げる
聖: 「うん。──佳織かな」
聖: 何処か遠くを見るように問いかけて。
GM: 中には、気を失った佳織。ザッと見たところ、命に別状はなさそうな様子。
少女: 「うん。その人、強かったんだよ。あたしの子達、二人も潰されちゃった」ペロリと舌を出して
GM: 一方、連城の登場に、うろたえる辺りの大人達。
聖: 「ありがとう」
聖: …なんだ。何ていうか、人助けはやって置くものだな、と大きいお礼を見て。佳織との間に入り。
少女: 「ううん。どういたしまして」
聖: 「あとまあ、潰したのはそれはそれですまなかったな」さて、どうする。
監督: 「おおおおおい! おまえ、あの餓鬼殺ったんじゃないのかよ!? それに、あいつは…」
少女: 「うん。あたしが呼んだの。お礼、したかったから」
GM: 無邪気に言う少女に少女に、色を失う男達。そして、
聖: 僅かに冷たい佳織の顔に触れ。ゆっくりと目線の先をずらす。─彼らと、UGNを待機させている。
監督: 「バカ野郎! だ、だったら、あいつを殺せ! 許す、好きにやっていい!」
聖: 「じゃあ、これでどうかな。今度は私がお礼に。──赤を返そう。とびきりの緋を」
聖: 呼び出したるは緋色の炎。燃え盛る朱色。
監督: 「おまえらは、今のうちに逃げろ!」後で撤収準備をしている面々に向かって
GM: 一方、好きにやっていいと言われた少女は、今までになく楽しげに笑う。
少女: 「いいんだ。じゃあ、真っ赤に染めてあげるね…緋い色、大好きだから」
聖: 「これ以外の赤は、まあ。──頑張って見てくれ」
聖: 「では始めようか」
監督: 「よし、おまえら! 今のうちに、逃げ…」 ※14
聖: 合図。UGNは一団の確保へ。それ以外は─
劉斗: 「――対象の捜索及び拿捕、だったか。逃亡者を出す訳にはいかんな」後方の影より現れ。
刻: 「…さて…思うのだが」
刻: 「…他者の命を弄ぶ、という事は、己の命を弄ばれるのを覚悟しての事だよな?」淡々と聞く。
刻: しゅるり、と紐を引き、袋の中から一振りの刀を取り出す
劉斗: 反対側の“出口”に向かってM3 Super90をぶっ放す。
劉斗: 「その出口を通ろうとする者には相応の覚悟が必要だな」蝶番他が破壊され、扉としての役目を果たさなくなった出口を見遣り。
劉斗: 「心置きなく戦える“場”の提供には感謝する。俺からは“無色”を、場の彩りに添えてやろう」
ミチル: ”ゆらり”と、反対側の出口より。”虚空”から”蒼”を纏いて。少女が現れる。
ミチル: 「あたしからは冷たき”蒼”を。精々面白おかしく踊り狂ってくれよ?」
刻: 「―…ならば、私は、薫りと彩りを拡げる、‘風’となろう」
ミチル: げらげらげら。おかしそうに笑って。カプセルを噛み砕き嚥下する。
ミチル: 蒼炎が渦巻き。ちりちりと空間を焼く。
聖: 倒れている佳織はUGNのエージェント達を指示しているぽちぱぱに任せ。
GM: では、ロイスの取得があれば、どうぞ。
劉斗: シナリオロイスを改めて宣言。ビデオ製作者に、□有為/■不快感
刻: 同じく宣言。ビデオ製作者に□執着/■憎悪
聖: 少女にロイスを。感情はのちほど。
ミチル: なしで。

少女: 「それじゃ、みんな緋に染めてあげる」
GM: 笑いながら展開される《ワーディング》! では、衝動判定を。
 Dice 劉斗: 12r10+1=17(10(1,8,1,10,4,9,5,10,1,6,10,2)+7(7,3,5))+1= 18 ※15
劉斗: 衝動判定に成功、侵蝕率は66%に。
 Dice ミチル: 6r10+4=17(10(5,4,5,2,10,1)+7(7))+4= 21
ミチル: 成功。64%。
 Dice 聖: 7r10+4=7(7(5,1,4,4,7,5,1))+4= 11
聖: 成功、79%へ
 Dice 刻: 3r10=9(9(9,7,4))= 9
刻: 成功。57%
GM: では、エンゲージ…って、こっち囲まれてるような気がする。
GM: 【(多々良、鳥越、監督)(少女、従者×2)】(連城)(蒼月)って感じですか?
ミチル: そんな感じで。
GM: では、従者のHP決めます。こいつらは《血の絆》効果で存在していた扱いなので。
GM: #14r7+5
 Dice GM: 14r7+5=35(10(7,1,1,10,4,4,3,4,2,10,9,7,1,8)+10(7,5,10,2,1,7)+10(9,4,2)+5(5))+5= 40
GM: #14r7+5
 Dice GM: 14r7+5=25(10(8,3,3,10,6,5,8,2,1,6,1,8,10,9)+10(1,5,8,1,10,8)+5(4,5,3))+5= 30
GM: HP40と30の従者です。で、こちらは二人ともイニシアチブが14。
GM: 勝利条件は、敵の全滅です。では、戦闘開始。

■□Round 1□■

GM: セットアップ。こちら、両者共に《ヴァイタルアップ》

GM: では、24の鳥越どうぞ。
劉斗: マイナー《ホットダッシュ/氷剣》使用。侵蝕率70%に。剣を精製しながら、間合いを調整。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎》
劉斗: 侵蝕値+12→82% 対象は監督。#18r7+5
 Dice 劉斗: 18r7+5=22(10(3,1,3,2,10,6,10,10,2,5,6,2,3,8,1,10,3,8)+10(10,7,10,6,5,4)+2(2,1,2))+5= 27
GM: 監督、実は回避無い。ダメージどうぞ。 ※16
劉斗: 交差する炎剣の太刀筋。#3d10+35
 Dice 劉斗: 3d10+35=12(1,2,9)+35= 47
劉斗: 装甲値有効47点
GM: 8点止めて39点受領。まだ生きてます。

GM: では、まず監督。対象少女で《覚醒の電光》#13r10+5 ※17
 Dice GM: 13r10+5=18(10(6,10,10,7,3,4,1,5,4,8,8,8,4)+8(5,8))+5= 23
GM: 少女、クリンナップ毎に5点回復。で、監督終了。

GM: 少女、マイナーで《赫き剣》、HP15点消費。メジャーで監督とエンゲージ。終了。

GM: では、12の連城どうぞ。
聖: …ううむ。待機。

GM: では、9の多々良or蒼月どうぞ。
刻: マイナー ジェネシフト #4d10
 Dice 刻: 4d10=21(6,5,8,2)= 21
刻: メジャー <白兵>3 オウガバトル+コンバットシステム+抜き打ち+吼え猛る爪+獅子奮迅 侵蝕率+12%
刻: 対象は監督・少女 78→90% #10r8+3
 Dice 刻: 10r8+3=14(10(8,1,1,1,4,7,3,7,1,2)+4(4))+3= 17
刻: 26で。
GM: 二人とも回避できない。ダメージどうぞ。
刻: #2d10+2 装甲値無視
 Dice 刻: 2d10+2=5(3,2)+2= 7 ※18
GM: 流石に両者共に生きてます。
ミチル: では続けて。
GM: どうぞ。
ミチル: マイナー:ジェネシフト。#4d10+64
 Dice ミチル: 4d10+64=11(3,1,6,1)+64= 75
ミチル: シナリオロイスの”犯人”をタイタスに変え、昇華。ダイスに追加!
ミチル: #23r8+4 《絶対の空間/水刃/トランキリティ/要の陣形》 侵食率:85 対象:従者×2 
 Dice ミチル: 23r8+4=17(10(6,8,3,5,1,10,9,8,7,2,1,6,4,8,2,7,5,10,1,5,3,1,8)+7(1,5,6,4,1,4,7))+4= 21
ミチル: 21(爽やかに! ※19
GM: 《血族》《意志無き者の舞い》《マグネタイト》で回避 #20r7
 Dice GM: 20r7=35(10(5,6,3,7,6,4,8,1,8,1,10,5,2,4,4,10,3,3,10,5)+10(6,1,7,1,9,1)+10(1,8)+5(5))= 35
GM: #20r7
 Dice GM: 20r7=53(10(4,4,1,3,5,1,6,1,3,8,1,8,8,9,2,9,6,3,1,7)+10(1,4,10,8,8,6)+10(10,6,7)+10(6,8)+10(9)+3(3))= 53
GM: 両方とも回避しました。
ミチル: 無理無理(何)
ミチル: 「──あったまいてぇ」
ミチル: がりがりとカプセル食らって、低いうなり声を上げる。

聖: ……待機解除(何)
GM: どうぞ。
聖: 炎の加護、RC+クロスバースト+灼熱の弾丸+ブレインコントロール 侵食率90
聖: 対象:監督。数減らす。可能性に掛ける。(何) #10R7+4
 Dice 聖: 10r7+4=26(10(5,8,6,2,3,8,6,6,8,2)+10(10,9,1)+6(6,1))+4= 30
GM: 回避無し。ダメージどうぞ。
聖: #4D10+1+5
 Dice 聖: 4d10+1+5=12(3,3,5,1)+1+5= 18
聖: うん、ヒクス。(何) 装甲有効18
GM: 《電磁反応装甲》宣言。全止め。
聖: 「……あ」炎が掻き消えた(何)

GM: ではセカンド。こちら、両者共に宣言。
ミチル: 宣言。
劉斗: 宣言。
聖: 宣言
刻: しない。
GM: では、鳥越からどうぞ。

劉斗: 斬りつけた後くるりと躰を反転させ、斜め上段からの更なる斬撃。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/マルチウェポン/炎の剣/業炎/デュアル・デュエル》
劉斗: 侵蝕値+15→97% 対象は監督 #18r7+5
 Dice 劉斗: 18r7+5=25(10(7,10,3,8,8,8,4,5,9,6,3,4,10,6,1,2,6,2)+10(1,9,5,8,2,4,1)+5(1,5))+5= 30
GM: 回避無し。ダメージどうぞ。
劉斗: #4d10+35
 Dice 劉斗: 4d10+35=19(5,8,5,1)+35= 54
劉斗: 装甲値有効54点。
GM: 《電磁反応装甲》使っても死ねる。監督昏倒。
監督: 「しくじった…。俺とした…ことが…」

GM: では、少女。(ダイスころころ…)対象、多々良。
GM: 《血族》《ブラッドバーン》《雷の牙》《オーバーロード》《夜魔の領域》#16r7+6 ※20
 Dice GM: 16r7+6=33(10(3,9,4,8,2,7,6,9,8,1,9,5,5,3,9,6)+10(6,7,8,4,8,4,8)+10(6,10,1,3)+3(3))+6= 39
GM: 39。回避ペナ4個です。
刻: 受け <コンバットシステム+オウガバトル>で打ち消す 90→96% #11r8+6
 Dice 刻: 11r8+6=41(10(3,4,9,1,8,8,9,8,8,9,9)+10(9,9,6,8,6,4,7,4)+10(5,8,5)+10(10)+1(1))+6= 47
刻: 受けた ※21
GM: では、ダメージ出します。#4d10+45
 Dice GM: 4d10+45=17(4,2,2,9)+45= 62
GM: 62点、装甲有効。
刻: 54点通って昏倒…リザレクト #1d10+96
 Dice 刻: 1d10+96=10(10)+96= 106
刻: HP10まで回復…侵蝕率106%
刻: 「……ガッ」

GM: では、連城どうぞ。
聖: エネルギーマイスター+焦熱の弾丸+ブレインコントロール+アタックボーナス+終末の炎
聖: 侵食率106% HP15消費 対象:少女 #10R7+4
 Dice 聖: 10r7+4=6(6(2,1,4,2,6,1,6,3,5,4))+4= 10 ※22
聖: ちょwwww
ミチル: ……
聖: ふいた。
刻: 素敵。
ミチル: 間違いだよな?連城(何)
GM: 回避できず。ダメージどうぞ。
聖: ………
聖: GMが優しい……(何)
聖: ありがとう!(何)
劉斗: 素回避とか普通するよね(何)
聖: #2D10+2+9+15
 Dice 聖: 2d10+2+9+15=14(9,5)+2+9+15= 40
聖: 装甲有効40
GM: 装甲無し。40点通し。
聖: 指が示す方向のままに業火がなめ尽くす。大分よろよろしているかもしれないが!(何)
GM: まあ、立ってますね。

ミチル: であ。最後に。
ミチル: #13r8+4 《絶対の空間/水刃/トランキリティ/ふたつめの牙/要の陣形》 対象:従者×2 侵食率:97 
 Dice ミチル: 13r8+4=25(10(2,1,8,2,7,10,4,5,2,9,5,10,1)+10(4,2,10,4)+5(5))+4= 29
ミチル: 29で。
GM: #20r7
 Dice GM: GM_N-O:20r7=51(10(9,5,2,6,8,5,1,1,9,6,3,8,4,9,7,8,6,10,5,10)+10(3,1,3,7,6,7,9,4,9)+10(3,2,10,8)+10(10,8)+10(1,8)+1(1))= 51
GM: #20r7
 Dice GM: 20r7=33(10(2,3,6,6,5,7,5,6,1,10,9,10,1,1,9,9,9,5,2,5)+10(8,8,4,8,2,3,5)+10(4,4,8)+3(3))= 33
GM: 目がいい従者だな。回避。
ミチル: 「なんか調子でねぇな」

GM: クリンナップ。少女が《覚醒の電光》で5点回復して、《夜魔の領域》で2点ダメージ。

■□Round 2□■

GM: セットアップ。少女《血の戦馬》宣言。HP30の従者を潰す。 ※23
GM: ちなみに現在のエンゲージ【(多々良、鳥越、少女)(従者)】(連城)(蒼月)

GM: では、鳥越どうぞ。
劉斗: 待機。

GM: 少女、マイナー《紅き剣》《加速装置》《雷の加護》HP15点消費
GM: メジャー《血族》《ブラッドバーン》《雷の牙》《オーバーロード》《忌まわしき砲弾》#26r7+6
 Dice GM: GM_N-O:26r7+6=32(10(10,4,5,10,7,9,6,5,2,9,7,5,5,3,1,10,1,2,9,4,6,9,5,10,10,3)+10(9,2,10,10,4,5,1,4,4,1,8)+10(4,3,5,10)+2(2))+6= 38
GM: 38、対象は多々良&鳥越 ※24
刻: 「――ッ」
劉斗: 《炎神》1レベルを取得して多々良をカバーリング。
劉斗: 白兵5+《戦士の知恵/氷盾/業炎》 侵蝕値+3+6→106% #19r7+5+6+7
 Dice GM: Ryuto:19r7+5+6+7=66(10(5,1,1,7,10,8,5,7,7,10,2,6,8,8,6,8,1,6,9)+10(4,10,10,1,5,6,9,5,2,8)+10(10,2,5,5)+10(10)+10(9)+10(10)+6(6))+5+6+7= 84 ※25
GM: では、ダメージ出します。#4d10+45
 Dice GM: 4d10+45=19(2,2,9,6)+45= 64
GM: ダメージは64×2で128点装甲有効。
劉斗: ええと、受けは成功で、37点止めるが、耐えきれんな。
劉斗: 昏倒。ビデオ制作者のロイスをタイタスにして復活。
劉斗: 多々良を背に、ざっくりと切り裂かれるが地に伏さず。剣を地に突き立てて、踏みとどまる。

GM: では、12の連城どうぞ。
聖: 炎の加護、RC+プラズマカノン+ブレインコントロール 侵食率115% 対象:少女
聖: #16r7+4 どん。
 Dice 聖: 16r7+4=26(10(5,1,6,3,7,8,5,8,7,4,4,1,8,2,8,5)+10(8,2,5,7,2,7)+6(6,2,5))+4= 30
GM: 《血族》《マグネタイト》《意志無き者の舞い》#22r7
 Dice GM: GM_N-O:22r7=45(10(9,10,10,3,7,3,1,10,8,9,1,5,9,8,2,6,10,4,9,4,5,2)+10(10,6,3,5,7,5,9,2,10,9,6)+10(10,4,9,5,8)+10(8,7,3)+5(5,3))= 45
GM: それじゃ当たらないですね。
聖: 当たらんな。炎は滑った。(何)
ミチル: 「やる気あんのか。”Hellfire”」はー。やれやれ、と肩を竦める。
少女: 「炎の緋は、好きじゃないかな。やっぱり、血色のほうが綺麗」クスクス

GM: 9のお二人どうぞ。
刻: いきます。
刻: マイナー無し。メジャー <白兵>3オウガバトル3+コンバットシステム3+抜き打ち2+吼え猛る爪+マシラのごとく2 +20% 126%
刻: そちらの防御行動に−4d
刻: 「――(すぅ」冷静に気持ちを切り替え刀を納め直す #15r7+3
 Dice 刻: 15r7+3=46(10(7,6,4,10,1,4,1,10,6,2,5,2,6,8,4)+10(1,4,10,2)+10(10)+10(9)+6(6))+3= 49 ※26
GM: 《血族》《マグネタイト》《意志無き者の舞い》#18r7
 Dice GM: 18r7=44(10(3,10,4,1,10,2,1,8,3,9,7,9,6,9,10,8,6,2)+10(7,6,10,5,2,4,9,1,2)+10(1,8,3)+10(7)+4(4))= 44
GM: 命中、ダメージどうぞ。
刻: #5d10+22 装甲無視「――ッ」次の瞬間には、少女とすれ違い、血の華を咲かす
 Dice 刻: 5d10+22=29(3,5,9,4,8)+22= 51
刻: 51点装甲無視。
GM: こいつは装甲ないからな。素通し。立ってる。
少女: 「アハハ、すごいね、アハハ!」
ミチル: では続けて。
ミチル: マイナー:ジェネシフト。#2d10+97
 Dice ミチル: 2d10+97=15(10,5)+97= 112
ミチル: 「ハッ。アハハハハハハハハハハハハッ!」
ミチル: #31r7+4 《絶対の空間/水刃/トランキリティ/オーバードーズ/プラズマカノン/完全なる世界》 CR値1悪化。
 Dice ミチル: Michiru:31r7+4=54(10(9,7,4,2,7,1,3,10,2,7,3,1,1,2,6,3,6,3,8,5,10,9,10,10,1,3,4,9,10,5,10)+10(6,5,1,1,4,8,5,1,9,7,10,5,1)+10(7,8,6,5)+10(9,9)+10(7,7)+4(4,4))+4= 58
ミチル: 58。侵食値は132!
GM: 《血族》《マグネタイト》《意志無き者の舞い》#22r8
 Dice GM: 22r8=35(10(5,1,10,3,8,6,6,3,2,8,10,6,9,9,8,10,1,4,10,1,7,10)+10(6,10,5,8,5,7,1,4,9,5)+10(2,9,10)+5(3,5))= 35
GM: 命中、ダメージどうぞ。
ミチル: 蒼い炎を翼に変換して空間を裂いて駆け抜ける! #6d10+27
 Dice ミチル: 6d10+27=43(7,7,10,7,9,3)+27= 70
ミチル: 70点装甲あり。 ※27
GM: それは流石に持たない。昏倒。そして《不死不滅》宣言
ミチル: 「燃えちまいなぁ!」炎を巻いて叩きつける。
少女: 「蒼は嫌い…そんなんじゃ、逝けないよ…!」

GM: では、待機した鳥越。
劉斗: 視界に広がる“蒼”と、燃え尽きない少女を正面に見据え。支えにしていた太刀を構え直す。
劉斗: 白兵5+《コントロールソート/コンバットシステム/炎の剣/業炎/抜き打ち/達人の業》
劉斗: 侵蝕値+13→119% 対象の防御行動に12DP
劉斗: 目の前の少女にロイス。□執着/■隔意、タイタスにしてCr−1 #20r6+5
 Dice 劉斗: Ryuto:20r6+5=43(10(1,5,3,5,1,3,5,10,2,7,5,6,10,5,9,9,5,8,1,3)+10(9,7,7,3,6,10,3)+10(6,6,9,2,4)+10(2,9,1)+3(3))+5= 48
GM: 《血族》《マグネタイト》《意志無き者の舞い》#10r7
 Dice GM: 10r7=43(10(4,1,9,1,2,6,8,7,4,9)+10(8,9,8,4)+10(4,9,2)+10(10)+3(3))= 43
GM: 惜しい。ダメージどうぞ。 ※28
劉斗: 刀身に無色の炎を纏わせて振るう半月。#5d10+20
 Dice 劉斗: 5d10+20=26(5,8,3,2,8)+20= 46
劉斗: 装甲値有効46点。
GM: HP1しかないって。昏倒。《不死不滅》宣言2回目。
少女: 「すごい、赤…綺麗…」

GM: セカンド。
劉斗: 宣言せず。
聖: …あー。一応宣言。(何)
ミチル: ……一応宣言。
刻: 宣言せず
GM: こちら、この際宣言します。では、
GM: 《血族》《夜魔の領域》《亡者の爪》《渇きの主》《雷の牙》#22r7+6
 Dice GM: 22r7+6=32(10(4,2,5,10,5,2,10,8,8,7,6,3,9,4,5,7,3,4,2,8,1,1)+10(9,1,7,8,2,6,1,1)+10(5,4,8)+2(2))+6= 38
GM: 38、対象は多々良&鳥越。回避ペナ4個
劉斗: 《炎神》宣言。再び多々良をカバーリング。侵蝕率は122%に。
劉斗: 受けは…選択せず。ダメージどうぞ。
GM: #4d10+4
 Dice GM: 4d10+4=14(4,1,2,7)+4= 18
GM: 18点装甲無視。カバーなら通った分を倍か。
GM: いや、《忌まわしき砲弾》抜けてる。なので、18点のままでした。
劉斗: ん?18点だけでいいのかな?
GM: はい、こちらの宣言抜けだったので。で、16点回復。
劉斗: 了解。「……――」12点残して、まだ立つ。
刻: 「……っ。」鳥越の方は見ず。ただ前の敵を見る

GM: では、連城どうぞ。
聖: 監督とビデオの男にロイス取得。タイタス化
聖: RC+エネルギーマイスター+プラズマカノン+ブレインコントロール 侵食率124% 対象:少女 タイタス2個昇華/CR値低下・DB+10D ※29
聖: #21R6+4 どん。
 Dice 聖: Hijiri:21r6+4=44(10(5,1,6,7,3,6,8,6,2,2,7,6,3,4,4,7,3,3,7,3,3)+10(10,3,9,3,7,8,7,8,1)+10(3,8,4,5,4,8)+10(4,8)+4(4))+4= 48
聖: また微妙。(何)
GM: 《血族》《マグネタイト》《意志無き者の舞い》#22r7
 Dice GM: 22r7=34(10(5,2,9,2,3,7,7,6,9,3,6,9,8,1,7,2,8,5,6,3,6,1)+10(9,5,3,4,3,9,8,4)+10(9,7,10)+4(4,2,4))= 34
GM: 命中、ダメージどうぞ。
聖: #5d10+15
 Dice 聖: 5d10+15=30(5,8,4,5,8)+15= 45
聖: 装甲有効45
GM: それは、昏倒。《不死不滅》は…無し。戦闘終了!
少女: 「あ…赤い…炎…」
少女: 「…とても…赤くて………綺麗…」
聖: 音も全て飲み込んで、荒れ狂う赤色の業火。それが少女を焼き尽くす前に、駆けて手をひっぱって炎から取り出す!
聖: 「──まただ!まだ、名前も聞いてない!」
GM: その言葉が聞こえたのか、微かに顔を上げる。
聖: 「言っただろう、その約束を!──これが終わったら、やりたい事もあるとも言った!」
聖: UGNのホワイトハンドを直ぐに呼び寄せて
少女: 「あたし…将来の夢は、女優になって…だから、ビデオに出てたの…」
少女: 「…あたしの…名前はね………―――」
聖: 「……うん」
聖: 未定だった少女へのロイスの感情を確定。【P:■友情/N:□悔悟】に。

聖: その少女の囁きを聞いて。いい名前だな、と笑った。


ミチル: ”地獄の業火”が残した炎を手にした煙草に拾い上げて。口に咥え。
ミチル: 少女達の邂逅を遠い世界のように見て。炎の中に消える。



 自律判定

GM: では、申告を。 ※30
聖: 現在侵食率124%。タイタス2個、ロイス5個。………二倍振ります(何) #10D10-124
 Dice 聖: 10d10-124=52(6,10,2,7,6,8,3,5,4,1)-124= -72
聖: 72%生還。終了。
劉斗: “嵐の前の静けさ” 多々良 刻にロイス取得。□誠意/■隔意
劉斗: 「“一家を護る”…か。俺にはできない生き方だ」
劉斗: これで枠一杯。最終侵蝕率122% タイタス2、Dロイス1、ロイス4つ、倍振りで。#8d10-122
 Dice 劉斗: 8d10-122=45(9,9,4,5,6,7,1,4)-122= -77
劉斗: 77%で生還。
ミチル: まーとりあえず。現状報告。侵食値132.タイタス1.Dロイス2.ロイス2.空枠2.
ミチル: 鳥越劉斗 □好奇心 ■無関心 →「今後も利用できそう」
ミチル: 多々良 刻 □有為 ■無関心 →「どーでもいいさ」
ミチル: ロイス計4個。
ミチル: ……不死者の威厳の為にこのまま振ります。#4D10-132 (侵食119%以下ならOK)
 Dice ミチル: 4d10-132=19(2,7,6,4)-132= -113
ミチル: わぁい(何)
劉斗: おかえり(何)
聖: お帰りなさい。(何)
刻: えっと…侵蝕率126% タイタス0ロイス5
刻: “地獄の業火” 連城 聖にロイスを。 □憧憬/■疎外感 「…ああいう風に。敵に差し伸べる手は私には…無い」
刻: “堕ちた蒼翼 ”蒼月 ミチル にロイスを。 □感服/■無関心 「…あそこまで、さばさばしているといっそ清々しいな…」
刻: えっと…ロイス7、で通常振り…OKかな? #7d10-126
 Dice 刻: 7d10-126=31(6,5,2,5,5,5,3)-126= -95
劉斗: おかえり。
聖: 全員お帰りなさい!
刻: ただいま(汗
GM: おめでとうございますー。
ミチル: おめでとうございますー。



 Ending Phase-01
 ScenePlayer:“堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチル/登場:不可

GM: 待ち合わせ場所。七里 千明は、相変わらず文庫本を読んでいた。
千明: 「…終わったの?」
ミチル: 「終わったと報告は言っているからそこに座っているんだろう。お前」
ミチル: どすん、と乱暴に座る。
千明: 「直接聞くのが仕事だから。正直、どんな事件だかよくわからないけど…」
ミチル: 「実際、真相は闇の中。下手人はUGN様の手の内でな」
千明: 「まあ、終わったんなら、どうでもいい。あまり、趣味に合う事件じゃなさそうだし」
ミチル: 「あたしは予想しか言えないからな。というか真相は興味ねぇよ。あたしは」
ミチル: 煙草に火をつけずに咥えて。
ミチル: 「もう少し事が早ければFHの中核に引き込めたんだがな」
千明: 「かもね。でも―――」
千明: 「報告を見る限り、騒がしそうだから、私の趣味じゃないわね」
ミチル: 「だろうな」首肯する。
千明: 「重要なのは、無駄駒が捨て駒に使えるようになったこと」
ミチル: ────ハッ。
ミチル: 「捨て駒ってのはあたしの事か。”黒鉄の茨”」
ミチル: 以前と同じく運ばれてきた珈琲に口をつける。今回もしかめっ面。
千明: 「捨て駒は、確実に捨てるためにあるの。戻ってこれたなら違ったんでしょ。ここは、そういうところ」
ミチル: 「お前ならそういうと思った。そうだといってもキレる事もねぇよ。使えねぇのは事実だからな」ハッと息を吐いて。
千明: 「それじゃ、お互い元の任務に戻りましょ。望むものを、得るためにも」
ミチル: 「そうするか。次会うときも死んでない事を祈ってる。報告の面倒が省けるんでな」
千明: 「そうね。私も歩き回る苦労が減るのはありがたいわ」
ミチル: 実際の所。複製体の上レネゲイドの酷使で身体の機能は徐々に衰えつつある。
ミチル: 例えば味覚。砂糖の味はどこまで覚えていられるだろうか。
ミチル: 例えば。視覚。どこまで綺麗なものを見ていられるだろうか。
ミチル: 「いうねぇ。じゃーな」 ※31
ミチル: 軽く手を振って出て行く。
GM: 黙って視線を文庫本に戻す。
GM: 残ったものは、僅かな静寂だけ。
ミチル: 砂のような希望を求めて。
ミチル: 蒼の羽は飛んで去る。



 Ending Phase-02
 ScenePlayer:“嵐の前の静けさ” 多々良 刻&“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/登場:不可

GM: 先日、集められた部屋で報告。
GM: 事件の解決に、霧谷もホッとした息を吐く。
霧谷: 「お疲れ様でした。被害が増えなかったのは、せめてものことでしたね」
刻: 「………ん。(こくりと、少し頷く」
劉斗: 「黒巣は事件の発生率も解決率も壊滅率も高い地だ。肯ける結果だろうと思う」
劉斗: 出された茶には暫し口を付けず、淡々と霧谷の言を聞く。
刻: 出された茶に口をつけつつ、ゆったりと聞く
霧谷: 「それにしても、嫌な事件でした。ビデオを撮った監督やらは、なんでも元複製体の研究者だったそうで、UGNにもFHにも、関わった過去があったそうです」
劉斗: 「性癖と嗜好までもが複製。振り払えない“業”とでも言うべきか」
霧谷: 「そういう存在が、こういう事件を起こしたとなると、組織としていろいろ考えてしまいますね。まあ…」
霧谷: 「だからと言って、無かったことにできるわけでもなし。そういう問題は、私の方で片付けることですから」
劉斗: 「ああ。後始末までするつもりは無い」
刻: 「……任せる」
劉斗: 湯飲みに手を翳す。…まだ熱い。
霧谷: 「或いは、『同じ者』を作りたかったのかもしれませんがね。もっとも、彼は彼女を連れて、戦場を渡り歩いたとも聞いています。結局人格というものは、環境によるものなのでしょう」
刻: ずず…と、お茶を啜る。
霧谷: 「…そうでなければ、あまりに救われませんからね…」
劉斗: 「否定はせんよ。違う未来を夢見たとて、詮無き事だろうとは思うが」
刻: 「…環境、か」霧谷の言葉に頷きつつ
刻: 「……ああ、鳥越」こと、と湯飲みを置き。
劉斗: 「――生まれは変えられん…何だ?」
劉斗: 湯飲みから視線を上げ、真横から多々良を見る。
刻: 「――言っておかなければ、ならない事がある。……すまなかった」姿勢を鳥越に向けて頭を下げる。
劉斗: 「謝罪を受ける理由は無いな」 コト…手に持とうとした湯飲みを置き直し。
刻: 「……謝罪、というよりかは、感謝の意味を込めたのだがな……まあ、分からなければそれでいい」再び湯飲みを持ち、口元へ運ぶ
劉斗: 「感謝も必要無い。全てが必然だった…とはいえ」
劉斗: 湯飲みをそのままに、立ち上がる。
刻: 「………。」ずず、と啜り
劉斗: 「受けておかねばお前に“貸し”を作ってしまうか。ならば今回は頂戴しておこう」
劉斗: 「では。仕事が控えているので、これにて失礼を」
刻: 「……。」何も言わず、視線を向けて見送る
劉斗: 霧谷と多々良に小さく一礼し、静かに退室した。
刻: 「……ふぅ」誰にも聞こえないように小さく溜息を吐く。
刻: 「………。」黙って湯飲みを見る。
刻: 「…俺も、これで失礼しよう」す、っと立ち上がって霧谷に一礼して退室。
刻: ―遠い、な。
刻: 扉を開けながら、刻は思った。



 Ending Phase-03
 ScenePlayer:“地獄の業火” 連城 聖/登場:不可

GM: あれから―――。
GM: 少女は、かろうじて生き残った。
GM: 複製体として作られた強靭さか、或いは、高レベルに侵蝕したレネゲイドがそれを許さなかったのか、どちらにせよ皮肉なことではあったが。
GM: そして、今―――。
少女: 「あたし、これからどうなるのかな…」
聖: 「そうだな。……どうなるんだろ」そう少女に言っては居るが。
少女: 「元々、戸籍とかそういうのないし、あたしが人を殺してきたことに、変わりはないし…」
聖: 話に相槌を打ちながら。
聖: 世界は彼女に冷たすぎた。だから自分が憐れみを感じていないと言ったら嘘だ。
聖: 彼女は人を殺しすぎた。そんな声も聞こえる。
聖: ──そんな自分がそんな彼女の保護観察と更正プログラムを日本支部長に要求した。
聖: 甘いとも偽善的だとも思われているだろう。そんなもの如きに必要な覚悟はとっくに出来ている。
聖: 「まあ、なんだ。時間はあるから、ゆっくり考えていけばいい」
聖: ──だいじなのは。
少女: 「そういえば、炎に包まれて…その後の事って、ちょっと記憶が曖昧なんだけど…」
少女: 「あたし、約束、守ったっけ?」
聖: 「あー、うん。名前は聞いたよ。“夏海”」うん、いい名前だ。笑って頷き返す。
聖: 大事なのは、きっと目の前の少女を自分が護りたいと思ったことだ。
聖: 自分が傲慢だと言われ様とも、護りたいと思ったものを護る行為を後悔の無いように貫き通すこと。褒められようが蔑まれようが、だ。善悪関係無しに。
聖: 多くの死は死を以ってでしか贖えないという考えは好きではない。それを肯定するなら、私達もジャームを殺しすぎた。─少女の言うように、それに変わりなく。
夏海: 「うん、あたし、いろいろなもの貰ったけど、この名前だけは、お気に入りなの」 ※32
聖: そっか、うん。頷いて、笑い。
夏海: 「ありがとう、“聖”」
聖: 「こっちこそ」
聖: とと。そうだ、忘れていた、と思い出して
聖: 「──ええと、こういうのを改めていうのも、まあ恥ずかしいんだが」こほん。
夏海: 「?」
聖: 「あの時夏海の手を引いて、ここに還したのは間違いだったと思わない。助かって、よかった。──だから、その気持ちは嘘じゃないから。……その」
聖: 後半に行くにつれ、恥かしさで照れ笑い。
聖: 「これからの夏海の力になってもいいかな。そうじゃないと、なんのために私の手があるのか分からない」
夏海: 「この手が、あたしを救ってくれたんだね―――」手を取って
夏海: 「ありがとう。…これからも、よろしく―――」
聖: 「まあ、早く元気になってくれ。佳織とのイチゴパフェ、まだ食べてないからな」
聖: 「──うん、よろしく」
聖: 笑みで返した。これから色々と大変だろうが。それは今とりあえず、後回しでいいのだ。



Credit……「トテモ緋クテ綺麗」
Start:2006.09.22 22:00〜09.23 06:00

PC1:“地獄の業火” 連城 聖/giwaさんさん
PC2−A:“嵐の前の静けさ” 多々良 刻/炎舞さん
PC2−B:“烈火の仮面” 鳥越 劉斗/こびと(ログ編集)
PC3:“堕ちた蒼翼” 蒼月 ミチル/久流さん
GM:Nオレンヂさん

 DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「トテモ緋クテ綺麗」  〜END

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